のび太「ドラえも~ん、ジャイアンに>>2されたよ~」 (31)

のび太「だから>>3出してよ~」

ドラえもん「>>4

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役所に死亡届

ぎゃあ、ゾンビ~!

のび太「怖がらないでよ」

ドラえもん「でも……」

のび太「僕なら自我もあるし、君を襲うようなことはしないよ」

ドラえもん「そ、そう?ならいいんだけど」

のび太「それより僕死んじゃったから死亡届を役所に提出しなくちゃいけないんだ」

ドラえもん「のび太くんにしてはしっかりしてるなあ」

のび太「だって大切なことだよ。放っておいたら違反だし、これは残された家族の義務なんだ」

ドラえもん「そうだね。わかったよ。僕が出してくる」

のび太「手続きの仕方わかる?」

ドラえもん「う~ん。ちょっと僕でもわからないなあ」

のび太「じゃあ今から僕とググりながら学んでいこう」

ドラえもん「うん」

のび太「まず必要なものは>>11らしいよ」

死亡診断書だけど、それよりTOKIOの山口メンバーが脱退した

ドラえもん「ええっ!そうなの?」

のび太「ググっていたら記事を見つけたんだ」

ドラえもん「脱退って何があったんだい?」

のび太「未成年を猥褻してそれを隠蔽して謝罪会見でも滅茶苦茶だったんだって」

ドラえもん「そんな……じゃあ鉄腕DASHはどうなるの?」

のび太「DASH島は無理だよね。一番有能なメンバーを失ったんだから」

ドラえもん「なんとかできないかなあ」

のび太「>>14

じゃあ!僕が入るよ!

ドラえもん「プププ」

のび太「何がおかしいの?」

ドラえもん「いくらなんでもそれは無理だよ」

のび太「やってみなきゃわからないだろ」

ドラえもん「じゃあやるだけやってみて諦めればいいさ」

のび太「酷い言い草だな。見てろよー」

ドラえもん「まず何する気?」

のび太「>>21

女子高生とキス

ドラえもん「だから何言ってんの。それが理由で脱退したんじゃん」

のび太「山口くんの代わりになるんだ」

ドラえもん「そこまで真似しなくていいから」

のび太「いいだろ。キスくさいさせろよ」

ドラえもん「おかしなやつだな」

のび太「ハア……ハア……」

ドラえもん「ちょっと。僕に欲情しないでよ」

のび太「ハア……ハア……」

ドラえもん「のび太くん?」

のび太「ウ……ウウウ……頭が……」

ドラえもん「まさか……」

のび太「逃げて……ドラエモン」

ドラえもん「本当にゾンビに?」

のび太「>>24

ドラえもん「>>25

それが彼の最後の言葉だった

市役所職員「そうでしたか。ご愁傷様でした。ではこれで手続きは終わりです」

ドラえもん「……」




ドラえもん「のび太くん……」

ドラえもん「わかっていたよ。僕を悲しませないようにしたんだろ」

ドラえもん「最期の言葉も演技だったんだろ」

ドラえもん「君なら俳優になれたかもね」

ドラえもん「でも、やっぱりTOKIOは無理だよ」

ドラえもん「だって……」

ドラえもん「君がいなくなって心に穴が空いたまんまだ」

ドラえもん「何をしてても……」

ドラえもん「誰と話していても……」

ドラえもん「この穴は塞がらない」

ドラえもん「僕は知っていたような顔をしていた」

ドラえもん「でも、君に気づかされたんだ」

ドラえもん「人は誰かの代わりにはなれないんだってことを」



おわり

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