『ブロー上等! 炎陣の爆速レイディオ』第54回 提供: 346プロダクション (84)



「みくたちの思いが、みんなにまっすぐ届いたらいいにゃ!」
「"Nothing but you”、5月23日発売!」
「9時です!」


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「ブロー上等! 炎陣の、爆速レイディオ」

https://m.youtube.com/watch?t=27s&v=EjPUDwWdSqU



『こちら、コーヒーフロート2つでございます』
夏樹『お、ありがとうございます。来たぞリーコ』
涼『やった、ありがとなっちゃん!』
夏樹『また急いで食べて腹壊すなよ』
涼『わかってるもーん』

『こちら、ポテトでございます』
里奈『ありがとうございまーす! 来たぜ来たぜー』
亜季『なんか、多いね』
里奈『ん? 何が?』
亜季『あたしのバイト先より、量…。ポテトの』
里奈『あははは、マジかー』

『こちら、追加のおにぎりでございます』
『どもっす』
『帽子、よくお似合いですよ』
『あ、マジすか?』



涼『ねーなっちゃん』
夏樹『んー? なんだリーコ?』
涼『このあと伊勢丹いきたいなー。すぐそこじゃん?』
夏樹『ははは、何だよ。また欲しいものでも見つけたのか?』
涼『違うよー! あのねシャネルのサンダルがね、なっちゃんに超似合うかなって! ほら、また今年もバリ行くでしょ?』
夏樹『今年はバリじゃなくてイタリアにしようって前決めただろ』
涼『えーそうだっけ? バリがいいなーなっちゃん足元そのサンダルでしょー、それでエルメスのビキニにー』
夏樹『おいおい、水着は去年買わなかったか?』
涼『えーせっかくだから新しいのにしよーって』

里奈『うわー聞いた?』
亜季『聞いた聞いた』
里奈『伊勢丹でシャネルにバリだってー。おっかねもちー』
亜季『ねー。この世にあんな絵に描いたようなお金持ちがいるんだねー』
里奈『アタシらはゴールデンウィークも夏もバイト三昧なのになー。マジうらやまーみたいな』
亜季『っていうか、りーアレどーなったの? 夏の短期の』
里奈『あーあれダメんなっちゃった! 募集人数オーバーで選考落ちだってさ』
亜季『マジかー。あそこでガッツリ稼げれば少しは余裕できると思ったんだけどなー』
里奈『そんな甘くないってことよなー世間は。あ、そういえばさ!』
亜季『なになに?』
里奈『美嘉ちゃんのインスタ見た? 新しいやつマジめっちゃ面白くて!』
亜季『えーなになにどんなヤツよ? うわ! あはははこっれはヤバい!』



涼『なんか、むこう騒がしいね』
夏樹『客も3組しかいないしいいだろ。それよりさ、明日なんだけど』
涼『あそっか、明日がプールなんだっけ?』
夏樹『そうそう。長引いてもなんとか間に合うと思うから、それから行こう』
涼『楽しみだなー團十郎、なっちゃんと見れたらなお楽しいー!』
夏樹『まったく、よく言うよ…。また寝そうになったらコレだぞ』
涼『えーっ明日と言わず今やってよー?』
夏樹『ダーメだ』

亜季『あ』
里奈『どったどった』
亜季『ほら、タマたちバーベキューやってる』
里奈『うわ真奈さんもいんじゃん! 行く?』
亜季『いやでもこれ神奈川…』
里奈『往復の電車賃…』
亜季『…とりあえずいいねだけつけとく』
里奈『そーしよ…』
亜季『あ待って、今3時!?』
里奈『うわマジ!? やば!!』



夏樹『そういえば! 今日じゃなかったか?』
涼『え? 何が?』
夏樹『向井拓海のライブの抽選!』
涼『あ、待っていま見てみる…!』




里奈『あー待ってヤバいヤバいヤバいヤバい…』
亜季『いい? いくよ、いくよ3,2,1ドーン!』
里奈『神よっ…』
亜季『よっっっ…しゃあ全通ゥ!!!』
里奈『あ、アタシもだ!! やったぜーイエーイ!!!』
亜季『いえーい!! 働いてきた甲斐あったよ拓海…』
夏樹『マジかよ!?』
亜季『え?』
里奈『ん?』
夏樹『あぁ、いや、悪い! リーコどうだ!?』
涼『あ、あぁ、あのねなっちゃん…』
夏樹『…あぁ』
涼『…ほ、北海道公演、だけ、取れたみたい』
夏樹『あぁ…。マジか…』



里奈『あのー』
涼『…あぁ、え?』
里奈『おねーさんたち、もしかしてアレ? 拓海ちゃんのファン?』
夏樹『あぁ、そうなんです…。ってそれ!!』
亜季『このTシャツ? 一昨年のデビューライブの』
涼『欲しかったけど買えなかったやつ…』
夏樹『並んだけど買えなかったやつ…』
里奈『え? マジ?』
夏樹『リーコ…』
涼『えっ? えっなっちゃん!?』
夏樹『…っく…ひっ…」
涼『…あぁ、なっちゃん』
里奈『なんか…』
亜季『ここまで大人の女がさめざめ泣いてるとこ超ひさびさに見たかもあたし』
里奈『んね』



涼『…ん』
涼『…あのー』
里奈『ん、なに?』
涼『写真、一緒に撮ってもらってもいいですか? あたしたち、そのシャツ、すごく会いたかったので…』
亜季『あー、そーゆーことなら、いいよねえ?』
里奈『そんくらいなら! いいよいいよー全然!』
涼『だって、ほらなっちゃん、これでちょっと元気出してよ?』
夏樹『うん…。わざわざ、ありがとうございます』
亜季『いーえいーえー。今やプレミアものだしねーこのシャツ』
里奈『すいませーん、ここで写真撮ってもいいですかー?』
『ええ、構いませんよ』
里奈『あざまーす! じゃ携帯貸して!』
涼『あ、はい…』
里奈『はーいお姉さん笑って笑ってー! 『きみみたいにきれいな女の子がどうして泣いているの?』」
亜季『細川俊之!』
夏樹『あははは…!』
里奈『はいもう一枚!』



涼『あ、ありがとうございます』
亜季『それにしても、ごめんね盗み聞きしてて、そんなにお金持ちならチケットご用意されるための手段なんかいくらでも持ってそうだけど』
里奈『んね、このシャツだってオクとかでたまに出てるし』
夏樹『いや、それじゃ意味ないんですよ…! それは拓海に対して不誠実だから』
亜季『おおおっ! 硬派! 硬派な拓海ファン! さっすが!』
涼『あたしたち、拓海ちゃんの駅前ライブからのファンで』
里奈『ええマジで!? じゃあもう最古参じゃん! てかそんときすれ違ったりしてたかもね!』
涼『もしかしたらそーかも?』
里奈『まあまあウチらもマジ向井拓海ラブなんだけどね』
亜季『マジLOVE20000000%みたいなね』
里奈『ガチで愛死天流みたいな!』
亜季『源一郎みたいな!』
涼『なに言ってんのかさっぱりわかんないけど! そうなんだ!』



里奈『てかそーゆーことなら、あたしの知り合いが』
夏樹『ん?』
亜季『おお!』
里奈『チケット多く取っちゃったから定価でお譲りしますって』
夏樹『え、いや、そんな、でも…』
亜季『まあ、ここで会ったのも何かの縁だし! なんたって拓海を応援する、特に金銭面で! 同士っぽいし!』
涼『なっちゃん…』
夏樹『…うん、わかりました、そのお話、ありがたく頂きたいと思います』
里奈『おっけー! じゃあお姉さん連絡先かなんか聞きたいんだけど』



夏樹『ええと…。その』
里奈『んー?』
夏樹『じゃあこのあとウチで少し話しませんか? あたし、周りにファンの人がいなくて、なんか会えたの、嬉しくて…』
亜季『あー、どうする? りー』
里奈『いんじゃね? じゃあ、お邪魔しちゃってもいいっスか?』
涼『なっちゃんちメッチャ広いよ!』
亜季『マジか、くつろげるかな…』
夏樹『いやいやそんな、広くはないですよ』
涼『あと拓海グッズ壁一面の部屋もあるし』
里奈『えーマジで? アレも? あの萌え萌えタペストリーも?』
夏樹『ピンクのフリフリの? ありますよ!』
亜季『あはははアレ持ってるなら本物だ! 本物のファンだ!』
里奈『よしじゃあそうと決まれば2次会だー! 残り片してお会計しよー!』
亜季『おー!』



『ありがとうございましたー』
夏樹『いやー、あの、去年の名古屋公演のMCの』
亜季『出た!』
里奈『テメーら、シャチホコになる覚悟はできたかーってやつ?』
夏樹『いやもうホント、あれの意味わかんなさが拓海の天才性だと思うんだ!』
涼『なっちゃんその話すごい好きだよねー』
亜季『でもホントホント、そーゆー恥ずかしいことサラッと言えるのが拓海らしいっていうか!』




『…出ていかれましたね』
拓海『いや、テメーらの隣の席にいたんだけど、アタシ…』
拓海『まあ、でもなんだ…』
拓海『ファンのひとことひとことって、嬉しいもんだな』

拓海「オマエらのもちゃんと聴いてんぞ、いいのも悪いのも。手紙とかアンケートとかいろいろ、いつもありがとよ」




https://m.youtube.com/watch?v=KcV68xo-WEU

拓海「っつーわけで第54回『ブロー上等! 炎陣の爆速レイディオ』メンバー紹介!」
夏樹「好きなジョージはジョージハリスン、木村夏樹!」
涼「あー、好きなジョージ…。はジョージデューク! 松永涼」
夏樹「ジョージデュークって…」
涼「え、いやザッパバンドの…」
里奈「あ、あーゆーオッケー?」
夏樹「あぁ悪い!」
里奈「おけおけー! 好きなジョージはジョージア! 藤本里奈ぽよー!」
亜季「好きなジョージはジョージ・ランチェスター! 大和亜季!」
里奈「たくみん!」
拓海「ん、好きなジョージ…。ジョージ…? おさるの? 向井拓海! おし、今週も気張っていくぞオメーら!!」
4人「おうっ!!!!」





夏樹「おいヘッド…! はははははは」
涼「いやいやいや『おうっ!』じゃないだろ『おうっ!』じゃ!」
拓海「いや、ってもよ、何だよ好きなジョージって」
里奈「ジョージぢゃん!」
拓海「意味わかんねえんだよ毎週毎週」
涼「いやマジで、それにしてもおさるのジョージって…!」
亜季「もう一度! もう一度やりましょう!」
夏樹「あー、どこからだ?」
涼「そうだな、クレジット読みから拓海のスタート! で行こう!」
里奈「オッケーぽよー!」
亜季「やりましょう!」
涼「…というわけで、今シーズンのオープニングテーマは『ねこやま』さん選曲、ピチカートファイブで『きみみたいにきれいな女の子』。そして」
夏樹「今回のオープニングドラマを書いてくれたのは、沖縄県の『飼育シーサー』さん。サンキュー!」
里奈「喫茶店の店員役は、吉田ディレクター!そしてそして?」
亜季「同じく、今回の名乗りを書いてくださったのは東京都の『好きなジョージはロメロ』さんであります!」
拓海「そんじゃあ行くぜ、第54回『爆速レイディオ』、スタートだっ!!!」

https://m.youtube.com/watch?v=KcV68xo-WEU




亜季「いやあやはり生放送、何があるかわかりませんな!」
涼「まさか鬼の特攻隊長が、休日朝の教育テレビの番組名を口走るとは思わなかったな」
里奈「アタシもたまに見てるぽよー。かわいーよね!」
夏樹「いや拓海…っはははは」
拓海「いつまでも笑ってんじゃねーぞテメー夏樹コラ」
夏樹「いや、悪い…! なんかセカンドネームみたいだなと思ってさ…」
涼「『向井・おさるのジョージ・拓海』?」
亜季「おぉアリですな!」
拓海「ねーよ! テメーらアタシのことなんだと思ってんだよ!」
夏樹「え? おさるのジョージ大好きねーちゃん」
里奈「鬼の特攻隊長?」
亜季「ヤンキーでありますか?」
涼「346プロの保母さん、あ、いや保育士」
拓海「…」



里奈「たくみんが黙った!」
夏樹「よし来た! 亜季!」
亜季「えー今回は! 『シンデレラガールズ総選挙締め切り直前! ということで、リスナーやファンの皆さまから炎陣へ寄せられた質問に全速力で答えていきます! 題して!』」
亜季「『炎陣爆速しつもん大会Vo.3』! スリースリースリースリー…」
拓海「セルフエコーやめろ」
夏樹「人力ディレイだな」



亜季「というわけなのですが」
夏樹「質問コーナーに行く前に、今回のドラマもなかなか面白い役どころだったな、涼」
涼「いや今回コレ…。なんていうか、疲れた…」
夏樹「ははは、そんなこと言わないでくれよ、可愛いりーこ」
涼「わーっやめろやめろ!!!」
里奈「あははは! なっつは通常営業だったけどねー」
夏樹「あれ? そうか?」
涼「マジかよ…」
亜季「自分もあまりこう、違和感はありませんでしたが」
夏樹「ははは、そうかー? まぁ」
涼「んっ…」
拓海「ん、大丈夫か?」
亜季「まさか!? カゼぎみ!?」
涼「あ、違う違う! なんか普段まったく使わない音域で喋ったから、声がさ」
夏樹「ホントか?」
亜季「のど飴ありますよ! 後方支援はお任せください!」
涼「あぁサンキュー、大丈夫だよ。それよりライブ終わりで来てるヤツはどうなんだ?」
拓海「あぁ、アタシか? アタシは別に…。夏樹はどうなんだよ」
夏樹「あぁ、別に何ともないよ。しっかり休足も取ってるし。あ、フェスに来てくれたみんな、ありがとな!」
拓海「おう、アタシも楽しかったぜ」
里奈「いぇいいぇい! いーなー、里奈ぽよもライブしたかったなー」




涼「とか言って、次ももう決まってるんだろ? 里奈」
里奈「へへへへ、実はねー! ありがたいことですマジ感謝…みたいな?」
拓海「ひと月ぶりぐらいか? 5人で生は」
夏樹「そうだな、前回が確か4月の頭で」
拓海「先週はちょうど涼と亜季が抜けてたもんな」
亜季「その節は本当にご迷惑をおかけして…!」
涼「悪かったな」
夏樹「いやいや、別に謝ることじゃないだろ」
里奈「アタシら別に、迷惑とかしてないしー? ねーたくみん?」
拓海「まぁな。ユニットでの活動も重要だが、やっぱひとりひとりが強くねえと話になんねえんだ。各々でやれることやってこうぜ」
夏樹「そういうことだ。さぁさぁ生放送だぞ、のんびりしてるヒマはないぜ」
里奈「大変だ大変だー!」 




亜季「というわけで、頂いたメールおハガキがこう、目の前に積まれているのでありますが」
涼「どれから手をつけていいものか…? 毎度ながら悩むな」
拓海「コレだろ」
里奈「はやっ!? 鬼っぱやっ!?」
拓海「えー神奈川県男性21歳、タメだな、『さるすべり』さんからのメールです」
亜季「ありがとうございます!」
拓海「『いつも番組楽しく聴いております、昨日フェスも行きました』」
夏樹「お、ありがとな!」
拓海「『自分も炎陣を追いかけてかれこれ数年が経過し、日に日に増していく炎陣愛をどこにぶつけるか少し悩んだのですが、拓海さんのようにバイクに乗って風を感じればどうにかなるのでは? という結論に至りました! みなさんからアドバイスいただきたいです!』」




涼「これ質問…いや質問か」
夏樹「そうだな、バイク初心者か! いいなー」
拓海「そうだな、まず教習所通ったほうがいいんじゃねーのか?」
涼「ふっ…!」
里奈「いやたくみんその通り! まぢちょーその通りだと思うんだけど!」
拓海「ん?」
夏樹「まあなんていうか、ギター始めたいヤツに対して『ギター買え!』って言ってるようなもんっていうかな…」
拓海「あぁ? まあ、とにかく安全には気をつけろよ。あと三段シート付けるときは目ぇ付けられないようにな」
夏樹「だっ…はははは」
里奈「たくみーんヤン車乗らせてどーすんの!」
涼「いや、もう次行くぞ次!」
夏樹「あの、いやアタシからも、マジで安全にだけ気をつけてくれ! いろいろと手はかかるけどバイクはホント最高だぜ!」



涼「あぁ。ラジオネーム『がまごおり』さん男性の方からいただきました!」
里奈「あざまーす!」
夏樹「ありがとうございます」
涼「えー『木村夏樹さんにどうしても聞きたいことがあってメールいたしました』」
夏樹「ん、なんだ?」
里奈「なんだなんだ?」
涼「『先月、大阪のレコード屋に足を運んだ際、店内には小汚いレコード屋に似つかわしくないキレイな女の子がいました。遠巻きからちょっと様子を伺っていたのですが、よくよく見てみるとその子はなんとテレビでよく見るアイドル木村夏樹ちゃんに瓜二つ!! 
「うわあアイドルなのにこんな汚い店のエサ箱まで漁ってるのか…」とおっさんは感動しきりでした、アレは果たして本人だったのでしょうか?』、目撃証言があがってるぞ夏樹」
夏樹「あー…」
里奈「大阪ってアレぢゃん、時期的にも」
夏樹「ははは、撮影の合間を縫ってちょっと見てたんだけど…。たぶん、ありがたいやら恥ずかしいやらだな」
拓海「じゃあマジだったっつー」
亜季「何か収穫はあったので? 夏樹」
夏樹「もちろん! ボディドリーのベスト盤と、キャロルのファーストの初回プレス盤!」
拓海「おぉマジか!」
夏樹「今度誕生日プレゼントにでもやるよ。拓海が好きそうだなと思って買ってきたんだ」
拓海「うお、んだよ…」
亜季「照れますなぁ拓海!」
里奈「てれますねぇてれますねぇ!」
涼「イチャつくな公共の電波で! じゃあこれは本人で間違いなかったと」
里奈「ゆーことですなぁ」
夏樹「いやー、ホント、ありがとうございます」
涼「じゃあ次行くぞ」
亜季「あ、待ってください! いいでしょうか」
夏樹「…の前に、おしらせだそうです」
里奈「おしらせターイム!」



夏樹「はい、『炎陣の爆速レイディオ』」
亜季「メールの送り先を忘れてたということなので」
涼「向井・おさるのジョージ・拓海のせいだぞ」
拓海「いや関係ねーよ」
亜季「今ここで改めて読ませていただきます! メールの宛先は『バ、ク、ソ、ウ、ブーブーエスシーオードットジェイピー』、ファックスやハガキの宛先はホームページをご覧ください!」
夏樹「じゃあここらで一発、景気付けに音楽でもかけるか!」
里奈「いいぢゃーん! かけよかけよ!」
涼「ゴールデンウィーク明け最初の日だしな、こう弾みがつくような」
夏樹「全員アレだよな、最後に流す用のは持ってるけど」
亜季「持ってはいますが…!」
拓海「アタシはスカだぜ」
里奈「あ、ぢゃあアタシ行きまーす! 里奈ぽよ、いっきまーす!」
夏樹「お、ガンダムか?」
里奈「そー! って言いたいんだけどさ、ここ来る途中で買ってきたやーつ! 激ヤバちゃん、MAMAMOOのエブリデイ!」

https://m.youtube.com/watch?v=LbWt67vVNgc&vl=ko





夏樹「R&Bだなー」
里奈「ね、まぢカッコいいっしょ? ずっと買いたかったCDなんだー」
涼「いやこれホントにレベル高いな…。いやいや聞き入りたいがメールだ」
亜季「こんなのはいかがでしょう? 奈良県女性『みちろー』さんからいただきました」
涼「あ、ありがとうございます」
夏樹「ありがとうございます」
亜季「『炎陣のみなさんこんにちは、いつも楽しく聴いております。
ところで放送の日はゴールデンウィーク明けですが、みなさんはこのゴールデンウィーク、どこかへ出かけたりしましたか? 私は漫画を読みながら過ごしました…。せめてみなさんの楽しい思い出話で週を始めたいです』というお便りでした!」
涼「こっちにももう一通あるぞ、あー、『Rockin' Emotion完コピ勢』さん、奈良県17歳女性の方からいただきました」
夏樹「おぉ! サンキューな!」
涼「すごいよな、リードかな?
『こんばんは、いつもとってもラジオ楽しく聴いてます!
みなさんはゴールデンウィーク、どこか行きましたか!?
私は友達とUSJに行ってきました! ミニオン3回乗りました笑笑』というメールでした」
里奈「いーなーUSJ!」
夏樹「いいけど遠いなー…! 大阪か」
里奈「ツアーやろツアー! ついでにUSJ行ったりしてさ!」
拓海「どう考えてもそっち目的じゃねえか」




夏樹「はは、そうだな…。アタシは休みがなくて、うちで曲書いたりしたけど」
拓海「ライブあったしな」
夏樹「あぁ。休みらしい休みはなかったから、残念ながら出かけられなかったな」
里奈「あ、曲って」
夏樹「めざといな里奈、ユニットのもちょっと考えてたぜ」
里奈「へっへっへー」
拓海「マジか、あとで聴かせろよ」
夏樹「終わったらな」
亜季「涼は? この一週間、どのように過ごされたので?」
涼「うーんそうだな…。アタシも、打ち合わせとレッスンと、コラム書いたりとか作詞とかなんかそんなのばっかりだな」
夏樹「涼の作詞の話、聞きたい人も多いんじゃないのか?」
里奈「はいはーい!」
涼「里奈は前見てただろ。そうだな、作詞の話って…」
夏樹「書いてたのは家か?」
涼「あぁ、今回はそうだな。他の、喫茶店とかで書くこともあるけど、その時その時によって変えてるよ」
亜季「集中できる場所をいくつか作っておく、というのは勉強にも応用できますね!」
涼「そうそう。『ここでできなくても向こうでなら』っていうのがあると気は楽だよな。まあ、それもおいおい話すよ! 他にないのか? パーっと出かけた話」
里奈「ぢゃあはい! アタシ遊び行った系ー!」




涼「お、いいな。誰と行ったんだ?」
里奈「んとね、地元の友達! ひさびさに会って感動の再開ーみたいな、そんでGUとか行ってきてさー」
夏樹「インスタで見たぜ」
里奈「あ、まぢ!? そんでさそんでさ、カラオケ行ったりー茶碗蒸し作ったりーとかして」
亜季「茶碗蒸しっ!! いいですね茶碗蒸し!!」
拓海「腹減るな…」
里奈「めっちゃ着せ替えまくりまくってさー買ってきたやつ! ちょーまぢ楽しかった! やばたん! あ、やばたんってもう古い? まぢ卍?」
夏樹「それもどうももう古いらしいけどな」
里奈「ねーまぢそれなー! こないだテレビ見てたんだけどさー『ちょりーっす』なんかもう鬼古いらしくてさー! もうまぢでカルチャークラブってか」
夏樹「ボーイジョージだったのか」
涼「はははは、いやどっちかっていうとカルチャーショックよりジェネレーションギャップじゃないか?」
里奈「そーそーソレソレ! だからなんか、アタシももう古い人間なんじゃね? とか一瞬思ったりしたけど」




拓海「んなことねぇよ。なぁ?」
涼「ホントだよ。里奈で古い人間だったら」
亜季「自分はもう化石ですよ!!」
夏樹「ははは『化石』って」
里奈「うわーんまぢ感謝…! ってわけで、こうやってみんなで楽しくやれてるうちはまだいんぢゃね? みたいなん思ってさー。新しくても古くても」
亜季「自分もまったく同感であります!」
涼「特に、ファッションの話で言えばさ」
拓海「あぁ」
涼「去年、今年もか。流行ってるオープンカラーだって、何十年前に一度流行ってるものなわけで」
亜季「そうなんですね」
涼「だから、あんまり古いも新しいもないと思うんだよな」




夏樹「音楽でもそうじゃないか? 80、だんだん90に移行しつつあるが、80年代のリバイバルもその時代に生まれてないアタシらから見ればそれは新鮮なスタイルっていうさ。だからとにかく自分が好きなもの、面白いって思うものを続けていきたいよな」
涼「あぁ。特にアタシらなんて、今時珍しいヤンキーをリーダーに据えてるユニットだしな。時代錯誤上等だ!」
拓海「おう! ん、ちょっと待て珍しいのかヤンキーって?」
里奈「いやソレたくみんがそーゆー環境で育ってきたってだけぢゃね?」
夏樹「ははは」
里奈「あれちょい待ち…」
夏樹「ん?」
里奈「これ何の話だっけ?」
亜季「あぁ、ゴールデンウィーク!」
夏樹「そうだそうだ、ヤバいすっかり忘れてた! 亜季と拓海はどうだ?」




亜季「自分はですね! ヘルシーサバイブで星花殿の知り合いの方のコンサートに行ってきました!」
里奈「うわー『オトナの休日』っぽー!」
涼「おぉいいな、曲目はどんなだったんだ?」
亜季「ええとですね、『オンブラマイフ』と、チャイコフスキーと、あとベートーベン! 以前皆で聞いた第7番であります!」
拓海「そういやあったな、んなことも」
涼「へぇ、またずいぶん楽しそうなコンサートだったんだな」
亜季「えぇ! やはり生の演奏にホールの響きというのが、これがもう本当にたまらないものがありますな!」
夏樹「ははは、楽しかったなら何よりだ。ネネの写真は、あれはどこだったんだ?」
亜季「はて、ネネ殿の写真…。あぁ! 会場近くのレストランです! ここも星花殿のご紹介でしたがいやはや、やはり素敵なところでした…。拓海はどうだったので?」
拓海「ん、アタシか? いや、別に…。あ、いや行った! 美世と富士山見に行ったぜ」
亜季「なんと! それはまた」
夏樹「サイコーの休日だろ?」
涼「なんで忘れてるんだよ」




拓海「いや、『いつからだゴールデンウィーク…』と思ってよ…」
涼「まあ確かに、この仕事してたら多少はな…。あと拓海だし」
里奈「しょーがないか?」
拓海「あぁ!?」
里奈「なんかアイス食べたんだっけ? 」
拓海「あぁ桜のヤツだろ。なかなか美味かったぜ」
里奈「いーなーアイスー。アタシも原チャかっ飛ばそっかなー」
拓海「別に、アイスならいくらでも買ってやるよ」
里奈「えーいや違うぢゃん! アタシはその桜のが食べたいぽよー!」
拓海「あー? あぁそうかよ」
涼「拓海、乙女心をわかってやれ…」
拓海「いや、アタシだって女なんだぜ…?」
里奈「というわけで、以上炎陣のゴールデンウィークでしたー!」
拓海「里奈やっぱオマエ大してこだわりねーんだろ」
里奈「あるし! アタシにもあるしこだわり!」
夏樹「えー、じゃ、あ続いてのお便り、に行く前に」
涼「前に」
夏樹「アタシも持ってきた盤をかけようかな、ジャンル的にはなんだポップス、ソフトロック? ポートレイツで『さようなら日曜日』」

https://m.youtube.com/watch?v=IMyWZYec1WA





涼「さようならゴールデンウィーク…」
亜季「面白い!」
夏樹「お、マジか! どのあたりが?」
亜季「シンセサイザー、ですか?の音が! ミョンミョンしていてすごく惹かれます!」
夏樹「はははは! ミョンミョンか!」
亜季「あとは、コード進行なのでしょうか? ちょっとよく聞くものとは違う気がします」
夏樹「なるほど、確かにちょっと違うかもな。ディミニッシュが挟まったりしてるからか?」
亜季「ほぉ…。やはりプロはそのような『ツボ』がすぐわかるのでありますなあ」
里奈「ねー。ふたりスゴイよね! まぢリスペクト…!」
涼「拝むな拝むな」
夏樹「それじゃ、今度こそメールだな」
涼「あ、アタシいいか?」
夏樹「もちろん」




涼「えー、東京都『Sun Show うぉっ』さん女性、から頂きました」
亜季「ありがとうございます!」
夏樹「ありがとうございます」
涼「『炎陣のみなさんこんばんは、いつも楽しく番組拝聴しております!』」
拓海「ありがたい限りだな」
里奈「んねー」
涼「『ところで先週末なのですが、友達と連れ立って野外でバーベキューをしました! 
バーベキューそのものはつつがなく終わり、みんなで楽しく帰路に着いたのですが、なんとなんとなんと』」
里奈「うんうんうん?」
涼「『春だからとおもいっきり油断して出かけた結果!
熱烈かつ激烈な日差しに当てられ見事に日焼けしてしまい、シャツの跡が見苦しいわシャワーは痛いわで散々なことに…(泣)。
そこで相談なのですが、みなさんが使っている日焼け止めについてぜひ聞かせてくださーーい!!!』とのことです」
亜季「なるほど、日焼けでしたら」
夏樹「あ、ちょっと待ってくれ亜季」
亜季「おっと、失礼いたしました」




夏樹「続いて、えー愛知県の17歳女性『みのみの』さんからもいただきました。
えー炎陣のみなさんこんにちは、『いよいよ夏本番ですね。去年の秋から付き合いはじめた彼と「夏になったらプールに行こうね」という約束をしていてとても楽しみにしているのですが、なんといっても怖いのは日焼け! シミ、ソバカスなどなど色々怖いので、グラビアなどの経験が豊富な炎陣のお姉さま方にぜひご指導いただきたくメールさせていただきました!』というおたよりでした」
亜季「いい舎弟ができましたね、拓海!」
拓海「フッ…」
里奈「鼻で笑った!」
夏樹「なるほど、もう夏だもんなあ」
里奈「なっつスルー!」
涼「確かに、17歳の夏に日焼けっていうのも…。大事な問題だよな」
夏樹「ふふふ…。だな」
里奈「あ、まぢそれなー。特にカレシいたらちょー大事だし! 大事件だよねー日焼けしちゃうとか」
亜季「ええとですね、今度こそいいでしょうか」
夏樹「あぁもちろん! 悪かったなさっきは遮っちまって」




亜季「いえいえ。まず日焼けして肌が赤くなってしまったら、皮膚がヤケドしている状態なのですぐに冷やしてください! 濡らしたタオルや、水風呂…は長く入りすぎると体が冷えすぎるので要注意ですが。シャワーはできればNGですな。シャワーを使って」
里奈「え、なんで?」
亜季「ヤケドして弱った肌に、水圧をかけてさらに攻撃しているようなものなのであります!」
夏樹「あぁー、なるほどな」
里奈「なるへっそー。水圧かー」
亜季「それで火照りがおさまったら、保湿して、水分補給と。そのあたりに関しては、自分より里奈のほうが詳しいのでは?」
里奈「えーでもアタシぜんぜん知らんかったしー! シャワーダメとか!」
拓海「アタシもヤケドしたらシャワーで水ぶっかけてたりしたけどな」
涼「そんな、拓海は特異体質だから…」
夏樹「良い子は真似しちゃダメだぞ」
拓海「あぁ!?」




夏樹「じゃあとりあえず、日焼けしてしまったらどうすればいいかは分かったとして」
涼「あとは普段使いの日焼け止めと、水に濡れても大丈夫な日焼け止めについてだな」
亜季「自分は、顔にビオレの…。あ、これは言ってしまってもいいのでしょうか?」
夏樹「いいってさ」
里奈「言っちゃえ言っちゃえー!」
亜季「ビオレの、パーフェクトブライトミルクという…。日焼け止めってベタベタするものもありますよね?」
拓海「あんなー」
里奈「うんうん」
亜季「自分はそれが少し苦手でありまして…。重要な直面で意識が逸れてしまうと、ミッションを完遂する妨げになってしまいますので」
涼「さすが亜季だな。気が逸れるのもまた同感だが」
亜季「ええ、自分はスタイリストさんに教えていただいたのですが、これは下地としても使えるうえテカらない! ので実に万能!」
里奈「おー! ちょー優秀!」
亜季「混ぜて使う方もたくさんいらっしゃるようですが、自分はまだそこは試しておらずなんとも言えません…。一度ご一緒した方はセザンヌ…? の皮脂崩れ防止下地を混ぜているとおっしゃっていましたよ!」




夏樹「はぁー。いやマジで勉強になるな」
亜季「恐縮であります…! 体には、自分はニベアの、SPF50の」
里奈「それもあんまベタつかない系?」
亜季「です! もちろん、人によって合う合わないはあると思いますが! 自分はこの装備が多いですな」
拓海「はぁー、やっぱ亜季もいろいろやってんだな」
亜季「そうですね、自分の場合事務所に入る前は全くでありましたので…! 少しずつですが勉強しています!」
夏樹「いや、マジでためになっ…いや待て『プールで使えるやつ』!」
亜季「あぁ! 水中でものすごく激しく動く、というのはまだ未体験ですが、これもビオレの『アクアリッチ』!」
拓海「あ、それは聞いたことあんな」
里奈「おお、さっすがグラビアクイーン!」
亜季「今度の休日にでも試してきますね! 屋外のプールで一日泳いでも焼けないかどうか!」
涼「いや、すごいホスピタリティだ…!」
夏樹「アタシも感動してるよ…! 頼んだぜ亜季!」
亜季「はっ! 不肖大和亜季、みのみのさんのため粉骨砕身努力いたします!」




涼「本当にすごいな亜季は」
里奈「ねー」
涼「アタシなんか焼けたら焼けたでいいと思ってるもんなぁ」
拓海「涼はいいだろ、小麦色も似合うぜ」
涼「ははは、それはどーも」
亜季「そういえば」
里奈「うん?」
亜季「最近は飲む日焼け止めもあると聞いたのですが」
涼「あぁそうみたいだな」
里奈「あるある!」
亜季「味は…。どうなんでしょうか?」
涼「え?」
里奈「ん?」
亜季「えーと、なにか変なこと言い」
涼「いや、味って何だ?」
亜季「え? ですからこう、飲む…」
涼「いや、ドリンクじゃないぞ! 錠剤!」
亜季「…え!?」
里奈「あははは、なんかヘンだと思ったー!」
拓海「いや、アタシも『飲む』っつーからてっきりそういう飲み物が出たのかと」
里奈「なわけー! あはははは」
夏樹「吉田さん、これまたビジネスチャンスじゃないですか? 『飲む日焼け止め』」
全員「…」
涼「いや『うんうん』じゃないですよホント」



拓海「何味なんだよそもそも」
里奈「味?」
拓海「その日焼け止めの」
亜季「焼肉味!」
里奈「んー、オムライス味ー?」
拓海「オマエら食いたいもん並べてるだけだろ」
涼「いつかのジンギスカンキャラメル思い出すな…」
里奈「アレそんなにマズかった?」
涼「マズいだろ!! ここまでハッキリ断言するのもどうかと思うが!!」
里奈「まぢー? アタシふつーにおいちーと思ったんだけどなー」
涼「いっやアレは…! とてつもない衝撃を与えた北海道グルメだったな…」
亜季「また行きたいですね、北海道」
夏樹「そうだな…」
拓海「うし、巻いてくれだとよ」



夏樹「まあ、こんなところかな。「Sun Show うぉっ』さん、みのみのさん、参考になったか?」
涼「というわけで」
里奈「というわけで、爆速レイディオ特製『飲む日焼け止め』製作決定!」
涼「ウソをつくなウソを!」
亜季「あははは…!!」
拓海「オラ次行くぞ次…。亜季はいつまで笑ってんだ」
涼「いえ…。自分が言い出しっぺなので、『飲む日焼け止め』」
夏樹「ずいぶんよからぬことを考えてそうだな、亜季」
涼「ふっふふ…」
亜季「楽しみだなあと…」
里奈「てなわけで、次の、おたより? 曲? いくぜー!」
夏樹「あ、じゃあとっておきのがあるぞ」




亜季「お、なんでしょう!」
夏樹「あいさんから借りてるCDで、明日返そうと思ってたんだが、今日の朝にメールで『ぜひ今日のラジオでかけてくれ』って言われてな」
涼「へぇー。相当じゃないか? それ」
夏樹「でも確かに、アタシはすごく好きなアルバムだったよ。あいさんがここでかけてくれって言う理由もわかる」
里奈「ヤバい?」
夏樹「ヤバいな。この曲は静かな感じなんだけど、内々で燃えてる感情がめちゃくちゃロック!っていうかさ」
里奈「とりま聴いてみよまず!」
涼「あぁ」
夏樹「そうだな。市川愛さんで『青い涙』、原曲は『涙の粒』です、どうぞ」

https://m.youtube.com/watch?v=o1uXNysNUfs





夏樹「『MVがYouTubeにアップされているので、気になった方はぜひそちらやアルバムをチェックしてみてほしい』…というあいさんの言でした」
涼「…うん、いいなこれ。ギターは」
夏樹「今堀恒雄さんだぜ」
涼「マジか…」
亜季「失礼ながら、どなたでありますか?」
夏樹「そうだな、坂本真綾さんとか、あとメジャーではないんだろうがティポグラフィカとか」
亜季「なるほど…。少しケルトというか」
夏樹「北欧っぽいよな」
亜季「はい」
涼「6/8だからかもな」
里奈「拍子?」
涼「そうそう」
夏樹「原曲は4/4なんだよな」
涼「そうなのか。それじゃあ」
夏樹「ん、ぜひチェックしてみてください、さあメールに戻るぜ!」




里奈「これは? ラジオネーム『唐突な特急列車滑車ガッシャン』さん」
拓海「あぁ?」
涼「ガンを飛ばすなリーダー…!」
里奈「『いままでメンバーからもらって嬉しかったものは? 嬉しくなかったものは?』だってー」
亜季「最近…」
夏樹「最近…ははは」
里奈「たくみん、たくみんだけぢゃないけど、よくアタシらにおソロのいろいろくれんぢゃん?」
涼「アクセサリーとかな」
亜季「今だに重宝してますよー! ほら!」
拓海「へっ…」
夏樹「デビューライブのときにくれたやつだな」
涼「アレはほんとに、ある意味サプライズっていうか」
夏樹「まさか拓海がこんなものを持ってくると思ってなかったからな。驚いたけど」
里奈「ちょーーーーー嬉しかったぽよ!」
拓海「…」




里奈「でもさ、たまに『コレ一体どーすればいいん?』みたいなのもくれるときもあって」
夏樹「そうだな…。最近いちばん困った、困ったというか『これどうすんだ』っていうのは」
涼「アレだろ?」
夏樹「そう、北海道みやげの『木彫りの熊』×5体」
涼「身に着けるものなら亜季みたいにいつも着けてられるけどな…」
夏樹「さすがに木彫りの熊抱えて出歩くわけにもいかないし」
拓海「んだよォ、いらねーのかよォ」
涼「いや、ちゃんと飾ってるぞ!」
亜季「自分もであります!」
拓海「北海道っつったら熊だろうがよォ」
里奈「アタシ玄関に置いてるぽよー。なんかガオー! みたいな?」
拓海「ガオーみたいって何だよ」
里奈「魔除け? 的な? あんぢゃんなんかさー!」
夏樹「アタシもちゃんと、拓海だと思って毎日眺めてるよ」
拓海「それはなんか違くねえか?」
里奈「いーぢゃんたくみん、めっちゃ愛されてんぢゃん!」
拓海「んー、いやなんか納得いかねえ…」
夏樹「『んだよォ』って拗ねてる拓海、可愛かったぜ」
拓海「はぁ!?」
涼「あーあーあー…」




夏樹「次行こうぜ! 次」
里奈「んとねー、ぢゃコレ! 神奈川県『君はバナナより美しい』さん『好きな道路はありますか?』」
涼「好きな道路!?」
夏樹「逆に信号機さんはどんな道路が好きなのか気になるな」
亜季「やはり『眺めが良い』、『なんともこの曲線が美しい』、『永遠に続く直線が未来を予感させる』と、そういうことでありますか?」
涼「そういうことでいいのか?」
夏樹「好きな道路なぁ…」
里奈「アタシあるぽよー! 好きな道路!」
夏樹「お、なんだなんだ」
里奈「江ノ島の海岸ダーーーーッってなってるとこ! あれ何号線だっけ?」
拓海「134だろ? アタシもたまに走るぞ」
亜季「お、耳寄り情報ですな」




里奈「あれ? つかあれだっけ? 江ノ島ぢゃな…あ、いやなんでもないぽよー」
拓海「あ? んだよ」
夏樹「里奈…。アタシは知ってるぜ」
里奈「げげ」
夏樹「アレだろ? 『ビキニに革ジャンの頭イっちゃったねーちゃんが海岸沿いをブッ飛ばしてた事件』だろ?」
亜季「なんですかその事件は!?」
涼「あはははははは!! なんでそんな、やっぱサイコーだなリーダー!!」
拓海「あんだテメーら!! そんなにおかしいか!?」
里奈「いやまぢおかしいってか…! なっつも言ったげてよー」




夏樹「あの、聞いてる人に説明すると、里奈の地元の友達が『ビキニに革ジャンの頭イっちゃったねーちゃんがバイクで海岸沿いをブッ飛ばしてた』のを見てて、それを聞いた里奈がそのことを事務所で話してたらなんとまさかのご本人が真横にいたっていう…」
亜季「あははは!いやはや世界というのは狭いですなぁ」
夏樹「いや、拓海。やっぱアレだぞ、アイドクッふふふふふ…」
拓海「わかってるっつーの!! 気をつけてるよあれから!!!」
夏樹「ふっふふふふ…。あの、アタシは、茨城の北に『ビーフロード』っていう道があるんだが」
里奈「おなかぺこりんちょな名前ー」
拓海「また終わったら肉食い行こうぜ」
亜季「なに!?」
里奈「いいね! ライク!」
亜季「ライク!」
拓海「夏樹は抜きでな」
夏樹「ははは、信号がほとんどなくて走ってて気持ちいいから好きだな。あと筑波には『頭文字D』の舞台もあるし、茨城はけっこう走りがいありますよ。いい道路多いです」
拓海「へぇ、じゃあ今度行ってやっか。『かわいい』メンバーの地元だしな」
涼「ふっ…」
夏樹「おう、お褒めいただき光栄ですリーダー」
拓海「チッ、かわいげのねーヤツだなホント…」
里奈「たくみんなっつのことホント好きだもんねー?」
涼「なー拓海?」
拓海「あぁもううるせーうるせーうるせー!! ふざけんな次行くぞ次!!」




夏樹「はいはい。アタシも好きだよ拓海」
拓海「ハーーーーァッ!?」
里奈「あっやめるんだたくみん! 台バンはダメぽよー!!」
涼「ったく、いつもながら手がかかるリーダーだ…!」
里奈「でもそーゆーたくみんがー、す、き!」
涼「同感!」
拓海「…」
亜季「うんうん、仲良きことは美しきかな! 今日も炎陣は絶好調であります!」
夏樹「リーダーの魂は抜けたけどな。はーいや拓海はホント毎日面白いな…!」
里奈「よしぢゃあ次いこ!」
夏樹「今は亡きリーダーの遺言だしな!」
拓海「死んでねえよ…」
涼「声小さすぎだろ」
里奈「あ、あっきー宛に来てるぽよーラジオネーム『みどり太郎』さん男性、
『亜季さんが最近見て面白かった映画は?』だってー!」




亜季「最近観た…。あの、ジャンルを問わないということでしたら『スイス・アーミー・マン』!」
涼「へぇ」
夏樹「亜季の好きそうなタイトルだな」
亜季「そうなんです、タイトルに惹かれ、一切の前情報なく妹と2人で観に行ったのですがこれがなんともとてつもない映画でありまして」
里奈「うんうん」
亜季「自分も『スイス陸軍か、あるいはスイスアーミーナイフに焦点を当てた映画か?』と思っていたのですが、蓋を開けてみると一切そんなことはなく」
夏樹「おう」
亜季「無人島に遭難したポールダノが偶然出会った死体、その死体がダニエルラドクリフなのですが」
涼「ブライアンウィルソンとハリーポッターだな」
亜季「そうです、その死体がスイスアーミーナイフ並みに万能で、死体が話し相手になったり、死体をカッターがわりに使ったり、死体でヒゲを剃ってみたり、極め付けはなんと死体で海を渡ると!」
夏樹「おぉ!」
涼「おぉすごいな! いや何が『おぉ』なのか分からないが!」
亜季「いやぁなかなか、本当に一筋縄ではいかない映画でしたね…。『生きる』とは一体何なのだろうという…」
夏樹「え? そんな映画なのか…。系統としてはギャグ、なのか? これは」




亜季「あーギャグ、ですね一応! ただあのひとつ、注意というか、がありまして、はい」
里奈「えっ」
涼「何だ何だここに来て。すごく面白そうだなと思ってたのに」
亜季「いえ、そこまで大層なことではないのですが! あの、いわゆる何でしょう、『下ネタ』がですね、かなり散りばめられているので、あまりデートではおすすめできないかな…とは思いました!」
夏樹「なるほど、そういうアレか」
亜季「ですがただ、すごく刺さる人には刺さる映画だとも思います! あらすじを読んでみて気になった方はぜひ観てみるといいかもしれません! これもちょっとネタバレかもしれませんが、聖書にも少し基づいた、渾身のラブコメディーミステリーラブ映画です!」
里奈「おぉー。ラブラブ!」
亜季「はい! ラブラブです! ただ、やはり100人いれば100人が好きという映画ではないと思いますが!」
涼「なるほど…。間に挟まってるミステリーが気になるところだが」
亜季「むむむ」
涼「亜季がそう言うってことは面白いんだろうな」




亜季「はい! 自分と妹は『生きるとは…。愛とは…。人生とは…』と言いながら劇場を出てきました…」
夏樹「へぇー。今度見てみるかな…」
亜季「あ、DVDありますよ!」
涼「あ、本当か? なら悪いんだがアタシも見てみたいな」
里奈「えーアタシも見てみたいんですけどー!」
亜季「おおっ、じゃあ今度うちでぜひ鑑賞会&感想戦をやりましょう!」
里奈「やったぜー! またあっきーズハウス行けんぢゃーん!」
拓海「お前ら…。巻け…」
夏樹「おい死体がしゃべったぞ!」
亜季「何ィ!?」
拓海「だから死んでねーっつーの! 吉田さん巻いてんだから見ろよ!」
夏樹「おっと失礼!」
亜季「スイスアーミーマン話で白熱しましたね! これが自分の最近観た映画です!」




涼「えーっとそれじゃあ次のメールは…」
拓海「ん」
涼「ん? あぁ」
拓海「オラ」
涼「ありがとう、三重県の『バンバンジージャンプはじめました』さんからいただきました。
えー『いつも番組バンバンジーを作りながら聞いております』、マジか」
亜季「中華料理店でありますか」
夏樹「三重に行ったら食べに行くか」
里奈「ライク!」



涼「『最近みなさんが聴いた、気になった曲を教えてください(346プロの同僚さんの曲でも全然OKです)。みなさんの好みが私のドンピシャ…。よろしくお願いします』」
拓海「アタシはだいたいいつも同じヤツ聴いてるからよ、誰か」
涼「これはアタシかな。それこそ、おぉそれこそ三越伊勢丹の夏のキャンペーンソングなんだけどさ」
亜季「あ、知ってますよ!」
涼「マジか! いい曲だよなアレ」
里奈「えー何ソレ何ソレ! もうCDとか出てる系?」
拓海「どんな曲なんだ?」
涼「そうだな、ホントにもう『伊勢丹の夏のキャンペーンソング』のイメージそのままかな。爽やかで、かわいくて、おしゃれでっていう。ただ、まだCDが出てないと思うんだが」
夏樹「へぇー」
里奈「これで聞けんじゃね? りょーちゃそれどこで聞いた系? ラジオ?」
涼「いや、ネットでだから…。これ音」
夏樹「うん、出るってさ。吉田さん」
涼「オッケー。じゃあこのパソコンから、えーと、曲名が『夏の天才』。出るかな…?」
里奈「出ましたっ!」
涼「CM版の15秒しか聴けないんだけどさ。いくよ、スパンクハッピーで『夏の天才』」

https://www.youtube.com/watch?v=Gb30VyM2Uxc




里奈「おー!」
涼「おーって感じだろ!?」
里奈「ちょーかわいーぢゃん! 『とぅるとぅっとぅー!』とか!」
拓海「ギターカッケェな」
夏樹「あぁ、あとHotel Moomsideみたいだな最後」
亜季「『キス、キス、キス』ですか?」
夏樹「そうそう。アタシもコーラスの入れ方がポップでいいなと思う、好きだな」
里奈「もっかい聞こーぜー! 『とぅーるとぅーるっ』とか」
涼「よし」

https://www.youtube.com/watch?v=Gb30VyM2Uxc




里奈「うーん…。『とぅーるとぅーるっ』」
夏樹「あ、スパンクハッピーってそれこそアレじゃなかったか?」
拓海「どれなんだよ」
夏樹「あいさんが好きな菊地成孔さんの! さっきの市川愛さんのプロデュースもやってるぞ」
里奈「あ、そーなん? すごーつながったぢゃん!」
涼「そうだったのか、こういうこともあるもんだな…。とにかくこれが最近アタシが気になった曲です」
拓海「んじゃ」
里奈「あっちょい待ちちょい待ち! せっかくだからコレかけよーよ!」
拓海「マジか里奈持ってきてたのかよ!?」
夏樹「よしかけちまえ!」
里奈「ってことできょう5月7日生まれのみんな、まぢハピバー! 大槻唯っちの"Radio Happy"!」

https://m.youtube.com/watch?v=9pY9MrjeLD4




里奈「来年はいっしょにパーティしよーね!」
涼「そのときは、ぜひ全員揃って出席したいよな」
夏樹「だな!」
拓海「忘れんじゃねえぞ唯!!」
亜季「一旦おしらせであります!」
里奈「おたおめ唯っち!」



http://www.nicovideo.jp/watch/sm28265635

夏樹「『炎神の爆速レイディオ、ただ今お聞きの曲はCHAKAさんの『明日のメロディー』です」
里奈「おーさくらつながりぢゃん!」
夏樹「ははは、というわけでここからはさらに爆速で質問にお答えいたします、ラジオネームを読み上げられなくて申し訳ありません!」
涼「じゃあ行くぜ、『里奈ちゃんの中で最近アツいパンはなんですか?』」
里奈「パン! えーっと焼きしょばパン!」
拓海「焼きしょばパンか」
里奈「焼きしょばパン!」
里奈「『たくみんがバックで踊ってて楽しい曲ってなーに!?』」
拓海「あー、なんだ、クールな曲! ヘンな笑顔とかやんなくていいからな」
夏樹「とか言って、ホントはやりたいんだろ?」
拓海「ちっっげえよ!!」
夏樹「『炎陣の曲って曲が先ですか? 詞が先ですか?』、両方やってるぜ!」
涼「作曲家さん、作詞家さんたちに作ってもらってる曲も含めると詞先の方が多いかもな」





亜季「『たくみんって実は手芸得意ですか?』」
拓海「たくみん言うな! アタシにやってやれねーことなんかねーんだよ」
里奈「たくみんちょー頑張り屋さんだもんね!」
拓海「うっせ!」
亜季「はいはい! 『涼さんが無意識でやってしまうクセってありますか?』」
涼「あー…。って自分じゃわかるはずないよな」
里奈「無意識かはわかんないけど、棒状のものはとりあえずマイクがわりにしてる!」
涼「うっ、ステージング研究の一環ってことで…!」
夏樹「『亜季ちゃん、夏に向けてダイエットします! ランニングの注意点を!』」
亜季「そうですな! 普段運動をしていない方がいきなり走り始めると膝を壊してしまうかもしれないので、まずはウォーキングから始めてみてください! そのあとは様子を見ながらランニングも混ぜつつ…。応援しています!」
拓海「『曲を作るときに心がけていることは何ですか夏樹ちゃん?』」
夏樹「んー、色々あるけど、聴いてくれる人の顔を思い浮かべる! あなたのこともきっと思い出してますよ」
里奈「ヤっバーーー!!」



涼「里奈!! あー『みなさん、実は練習中のモノマネはありますか?』」
亜季「MGS4のスネーク!」
涼「あー、ザッパのシークヤブーティの、ブリューのディランのモノマネ」
夏樹「あー、悪い!!」
里奈「ごめん! 事務所のトレーナーさん!!」
拓海「アタシはねえ!!」
夏樹「『最近買ってよかったものありますか?』」
亜季「大きなテント! みんなで遊べます!」
夏樹「アタシは…。ポケットサイズのレコーダーかな?」
涼「同じく」
里奈「んーとね、アレ、ミキサー? ジュースとか作れるやつ!」
拓海「アタシは…。コイツらの信用」
夏樹「フッ…」
涼「反省会か? 終わったら」
拓海「いや、助けられただろこの前!!」
涼「だとしても拓海…! そういうことじゃないだろ…!!」
亜季「『チャレンジしてみたいスポーツなど』」
里奈「雪合戦!」
拓海「ラグビー」
涼「カーリング」
夏樹「サーフィン! またやりたいな」
亜季「そうですね、野球など!」
涼「『拓海ちゃん、子どもと付き合うコツってなんですか?』」
拓海「なんでアタシにそれを…。体力だろ!!」



里奈「はい次! 『涼さん、ミサンガ好きですか?』」
涼「ミサンガ、まあ人並みだと思うぞ!」
夏樹「『拓海ちゃん、おやつにバナナは入りますか?』」
拓海「知るか!! うまいよなバナナ!!」
里奈「ライブ前よく食べるもんねー?」
拓海「お、おう」
亜季「『夏樹さんが思う、ギターが上手くなるコツとは?』」
夏樹「楽しむこと! とやっぱり基礎練習!」
涼「『私も亜季ちゃんみたいな腹筋にしたいです!』」
亜季「ドラゴンフラッグです! 腰には気をつけて!」
亜季「『夏樹ちゃんと結婚したいです』! 6歳男性!」
夏樹「おうアタシも頑張るぞ、いい男になれよ!」
里奈「『最近オシャレに目覚めたのですが、みなさんが思うオシャレってなんですか?』」
亜季「ネイションの表明であります!」
涼「なるほど…! アタシは、そうだな、あー内面の一番外側ってつかさが…! アタシもそう思う!」
夏樹「自分になるための手段!」
里奈「自分が好きとかいいって思うもの!」
拓海「テメエの好きなもん!!」
夏樹「『中高生のとき、どんな学生でしたか?』、アタシは…」
里奈「モテモテだった?」
夏樹「いや、普通の生徒だったぜ?」
拓海「こんなヤツが普通の生徒なわけねーだろ」
夏樹「ははは、拓海が言うならそうだったのかもな」
涼「『お前に言われたくない』とは言わないんだな…。アタシはマジで普通だったよ」
里奈「アタシも誰も信じてくんないけど、けっこうマジメでした!」
亜季「自分は信じますよ! 『変わってる』とよく言われていました!」
拓海「まあ、言っちゃアタシら全員変なヤツらだしな」
涼「変なヤツらでも団結すればうまくいくってことで!」
夏樹「だな!」
亜季「ええ、次行きましょう!」



亜季「『里奈ちゃん、ラップってどうやったらうまくなると思いますか?』」
里奈「いっぱい聴いて、好きな人マネするといんぢゃね?」
亜季「『好きな道の駅』」
夏樹「あー、『ごか』!」
拓海「朝霧高原だっけか? 前行ったぜ」
涼「えーと『お城興味ありませんか?』」
夏樹「ある! 番組では行ったよな」
涼「ツアーのときは時間あれば遠巻きからでも見てますよ!」
里奈「『みなさん的には映画デートってどう思いますか?』」
涼「お互い見たい映画なら別に、なぁ?」
拓海「アタシはわかんねえよ」
里奈「なんか見るなら楽しいやつがいいかも!」
亜季「ですな! 『プリンはぷっちんしますか?』」
里奈「アタシそのまま!」
拓海「アタシもだ」
夏樹「いいことがあった日はたまに!」
涼「しない!」
亜季「ごくたまに!」



夏樹「ははは、『拓海ちゃん、靴下どっち足から履きますか?』」
拓海「悪いわかんねえ! あー右足か?」
里奈「そんな気するかもー」
亜季「『ピンク着る男ってダメですか!? 振られました!』」
里奈「えええー!? アタシは別に気になんないぽよー!」
夏樹「アタシも気にならないけどなぁ…」
拓海「人によんだろ」
涼「それ言っちゃ…」
亜季「『涼さん、最近見たゾンビもののおすすめは』」
涼「ちょうどナイトオブザリビングデッドを小梅と『やっぱコレだろ』って話してたトコ!」
夏樹「『拓海さん、ストーンズ興味ありますか?』」
拓海「あー、ロックか」
夏樹「だろうな」
拓海「ある!」




涼「『海外旅行のとき気をつけること、何かありませんか?』」
里奈「フランス帰りあっきー!」
亜季「変圧器はお忘れなく! あとスーツケースはスペースの余裕を! 楽しんで!」
里奈「『バイク乗りたいんですけどすぐ壊れますか?』」
夏樹「モノによるかな…」
拓海「いっちいちめんどくせーとこも含めてバイク! 全部ひっくるめて愛してやれ!」
夏樹「『戦隊もの好きですか?』、グリーンがいるからなここに」
亜季「であります! たまにみんなでご飯に行きますよ!」
涼「『里奈ちゃん、同じ美容室通ってます!』」
里奈「あっまぢ!? もう8年ぐらいやってもらってんだー! へへへ」
拓海「『どうしても夜おなかすくときどうしてますか?』」
夏樹「アタシはどうもしないかな…」
涼「水かガムだな」
里奈「アタシもガマン! でもたまーに食べちゃう!」
亜季「自分も何もしないか、あるいは自分で作った飲み物か何かを飲みます!」
拓海「同じだ!」
里奈「『ライブのとき、一番気にしているのは?』、何も気にする余裕ないかも?」
拓海「まあ、出ちまえばあとはやるだけだからな。でも客の顔はしっかり見えてんぞ」
涼「アタシも、あんまり何を考えてるでもないかな。みんなで一緒に楽しみたい! っていうことくらい」
亜季「自分も同じです!」
夏樹「アタシも同じかな。でもホント、盛り上がってるみんなの顔はしっかり見えてるよ」
拓海「じゃあこれで最後だ! 『炎陣が好きですか!!!!!』」
夏樹「好きだぜ!」
里奈「めっちゃ好き!」
涼「もちろん好きだ!」
亜季「愛してます!」
拓海「死ぬほど愛してるぜ!! 以上!!」
里奈「おしらせ!!」



涼「はー…。というわけで『爆速レイディオ』です、これすごいな」
亜季「山のように積まれたメールが…」
拓海「崩したくなるよな、こういうの」
涼「やめろ!」
夏樹「亜季、頼んだ」
亜季「はい! えー『たくさんのおハガキメール本当にありがとうございました!』」
里奈「ありがとうございます!」
夏樹「ありがとうございます」
涼「ありがとうございます、これは…」
拓海「おう、ありがとな」
亜季「『全てを取り上げることができなくて本当にごめんなさい!! 
最後に5人からリスナーのみなさんファンのみなさんに、日頃の感謝の意を込めた、渾身の1曲をプレゼントさせていただきます。みなさんの明日が少しでも素敵なものになりますように…』ということであります」
涼「これは…。今回ホント難しかったな」
夏樹「誰から行く?」
里奈「あ、はいはい! アタシ最初がいい!」
夏樹「ん、じゃあ里奈からでいいな」
涼「いいよ、異論なしだ」



里奈「あ、コレもういいん?」
夏樹「ん、オーケー」

https://www.youtube.com/watch?v=iZFocDZMbh0

里奈「よっし再生! あのアタシ、なんか、言葉ヘタだからさー。もうひとことでぜんぶ言っちゃうね?」
里奈「リスナーのみなさん、それからファンのみんな、愛してます! ホントにホントに、愛してるよ!」





里奈「フった、のーは! パーンピーのほーさっ!」



里奈「フった、のーは! パーンピーのほーさっ!」



里奈「というわけで、PSGで『愛してます』でしたー! へっへっへ」
拓海「いやー、そうか…」
夏樹「聴いてるこっちが泣きそうになるな」
里奈「みんなもモチ愛してるからね! 友達も家族もみんな!」
涼「うん、それは普段からすごく感じてるぜ」
亜季「えぇ。自分も里奈のこと愛してます!」
里奈「あはは、だったらうれちーかな! これからもまぢよろしくっつーことで! 藤本里奈でした!」
拓海「はぁ…」
夏樹「おいリーダー、しっかりしてくれよ」
拓海「あ、いや悪い! じゃあ次、夏樹!」
夏樹「おう。んー、そうだな」



夏樹「正直に言えば、こうして改まって言えることもそんなにないと思ってるんだよな。みんなの気持ちはいつも手紙だったり、ライブだったり、たまの握手会でしっかりアタシにまっすぐ伝わってると思うし、アタシも、みんなに負けないくらい! まっすぐにみんなの気持ちにいつも応えたいと思ってる」



夏樹「だから明日からも、もちろん総選挙が終わってからも、変わらずに応援してくれたら嬉しいな。
よく『アタシみたいにかっこよくなりたい』って、嬉しいことに言ってくれる人が多いんだけどさ。でもみんなにはまだ無限の可能性があって、アタシみたいじゃなくても、アタシみたいでも、輝ける方法はいくらでもあるはずなんだ。年齢が、とか性別が、とかそんなことは関係なく、いつも目と耳を開いて、好きなものでも、そんなでもないものにでも、いつでも何かに全力でいてほしいな。
『目に映る、すべてのことはメッセージ』ってな! 荒井由実さんで『やさしさに包まれたなら』」



夏樹「いつもありがとう!」
涼「そう来たか…」
里奈「あー…。ヤバいねこれ!」
涼「あぁ、ヤバいなー…」
亜季「いい曲ですね、本当に」



拓海「あ、悪い、ちょっと…」
亜季「いえ! では、次は自分ですね!」
拓海「悪いな、頼んだぜ!」
亜季「この曲は、兄と妹が好きな曲でして」
涼「あぁー…。なるほど」
亜季「自分もどんな曲を選ぼうか、いろいろと思案したのですが」
里奈「うんうん」
亜季「最終的にはやはりこの曲しかないなという結論に至りまして!」
夏樹「おう!」
亜季「いつもまだまだ未熟な自分を応援していただき、至極恐縮であると同時に、とても嬉しく思っています! これからも全力でぶつかっていきましょう!
歌の中に『人と人のめぐりあいは 砂のつぶほどの奇蹟さ』という歌詞があるのですが、自分もまったくそう思っています! みなさんに出会えて自分はとても幸せ者です、鈴木蘭々さんの『キミとボク』!」

https://m.youtube.com/watch?v=_at78i1ACsg




涼「いや、なんだろうな…。最終回か? これ」
里奈「いやいやいやまだ続くし!?」
夏樹「いい曲だな…」
亜季「そうですねえ…」
里奈「ね、ずっと聴いてたいなー…」
拓海「あぁ。んじゃ、涼」
涼「オッケー、アタシもいろいろ悩んだんだけどな。ビージーズの」
夏樹「How Deep Is Your Loveか?」
涼「あぁ。ジョニミッチェルとか、ジェームステイラーとか、あとはグリーのチェリッシュとか」
亜季「いろいろ聞いてましたね」
涼「悩んだんだけど、やっぱり最初に手に取ったこれかなと思って。アタシも言いたいことはこれだけだ、マイケルジャクソン、ジャスティンティンバーレイクで"Love Never Felt So Good"」
里奈「おぉっ!」
夏樹「おー」
涼「『愛を心地いいと思ったことがなかった』、あなたに出会うまでは、という曲です。どうぞ」

https://m.youtube.com/watch?v=oG08ukJPtR8




涼「いつも応援してくれてありがとう、少しでも、気持ちをみなさんに返せていたら嬉しいんですが」
夏樹「しっかり伝わってるぜ」
里奈「バリバリっしょ! りょーちゃのファンみんな泣いてるよ! ねえ?」
涼「ははは、そうだといいな。いつもありがとう、至らないアタシをメンバーに置いてくれて。感謝してる」
亜季「いえそんな、むしろ涼がいなければ回らないのでは!?」
里奈「そーそー! つか誰が欠けてももうソレ炎陣ぢゃないし!」
夏樹「あぁ、ほんとにな。それじゃ最後、拓海」
拓海「おう。アタシも夏樹の言うように、ずっと変わらずに応援し続けてくれればそれで充分だ」



拓海「このユニットも2年やって3年やって、最初はそれなりだったソロの仕事も、今はけっこう増えてきててよ、いやそれはそれでありがたいことなんだけどな。これからもっと、最初みたいに全員で揃うのは少しづつ難しくなっていくかもしれねえ」



拓海「でも、だからこそ変わらないでいたいと思うんだ。最初にこの5人で集まったときみたいに、ひたすらバカみたいに楽しくやっていきたい。だから、ワガママかもしれねえけど、これからも付いてきてくれたら嬉しい、いやっつーかついて来い!! アタシと一緒にいてゼッッテー退屈とは言わせねえからな!! ヴァンヘイレンの"Can't Stop Loving You"!!!」

https://m.youtube.com/watch?v=dFNdhm3mli0




涼「ははははは…。ヘッド」
拓海「…んだよ」
涼「らしいなぁホント」
夏樹「何も言われなくても、アタシは死ぬまで拓海と張り合うつもりだからな。覚悟してろよ」
拓海「は、望むとこだぜ」
里奈「アタシも! たくみんとステージずっと一緒にやる! 腰すっごい曲がってもライブするし!」
涼「これから堂々とセンター張っててくれよ。拓海がいなきゃ話にならないしな」
亜季「いつも頼りにしてますよ!」
拓海「あーもうテメエら、あー!!」
里奈「あったくみん壊れた!」
涼「キャパオーバーだったんだろうな、ライブから来てまだすぐだし」



夏樹「えーとですね、最後に恒例の、アタシら5人から生歌プレゼントのコーナーがあるんですが」
涼「尺が…。吉田さん」
里奈「あ、いけるって! よし準備じゅんびー!」
夏樹「今日の曲は」
涼「アタシのセレクトだな、なかなか」
里奈「アタシ知らない曲だったんだけどさー、聴いてみたらまぢヤバ!」
涼「な、いい曲だろー?」
夏樹「ただしノーリハ一発本番! っていうな」
涼「それぞれ練習はしてきてるんだ、大丈夫だろ」
亜季「バッチリです!」
拓海「おし、じゃあオラやるぞ、押し気味なんだろ?」
夏樹「おう、よし! 準備いいか?」
里奈「ばっちし!」
亜季「準備よし!」
涼「あぁ。オッいいよ!」
拓海「滑舌大丈夫か、涼」
涼「『オッケー』と『いいよ』を言おうとしただけだ同時に!」
夏樹「ハハハ、じゃあ行くぜ。『だいじょーぶ』」



夏樹「1, 2, 3, 4…」



https://youtu.be/nQg8ZRxzO5E?t=14s





拓海「ギター木村夏樹!!」
夏樹「イェー!!」
拓海「キーボード松永涼!!」
涼「はははは、サンキュー!!」
拓海「タンバリン藤本里奈!!」
里奈「いえーい!!」
拓海「マラカス大和亜季!!」
亜季「また会いましょう!!」
夏樹「そして炎陣リーダー、向井拓海!!!」
拓海「おっマジか、サンキュー!」
亜季「おしらせです!!」



夏樹「というわけで『炎陣の爆速レイディオ』、ついにお別れの時間となってしまいました」
里奈「はやい!」
亜季「早いですなあ…」
夏樹「来週の放送はまた録音なので、金曜昼までにメールをいただけると番組内で扱えると思います」
涼「いや、今週はな…。慣れないことがいろいろあった回だったな」
亜季「ドラマは自分も、なんでしょう、あまり慣れない口調でしたが」
拓海「良かったと思うぜ、聴いてて不自然じゃなかったしよ」
亜季「本当で…」
里奈「あ、総選挙のアレ!」
亜季「あぁ!」
夏樹「あぁそうだ! 現在346プロダクションの特設サイトで開催中、えーアタシたちが所属している346プロの女性アイドル部門のアイドルの人気投票をただいま行っています! 投票しめきりは2日後。346プロの特設サイトから、あぁメールアドレスの登録が必要ですが、登録自体は無料で出来ます」




里奈「詳しくはウェブで! 的な?」
亜季「『シンデレラガールズ』で検索です!」
里奈「たくみん、どう? なんか総選挙の意気込み的な」
拓海「どーもこーもねえ!! 今さら『1位にしろ』とは言うつもりねーけどよ! これ聴いてるヤツは全員アタシらに入れろよ!」
夏樹「入れなかったら?」
拓海「テメーんとこまでブッ飛ばしに行くぞ!!」
里奈「あはは、逆に『歓迎ー!』みたいな人もいるかもぢゃね? それ」
拓海「いーんだよそれでも。ただし、来年はゼッテェ1位にしろよな!!」
夏樹「同じ部門にアタシもいるんだけどな。大丈夫かー?」
拓海「上等だ、それくらいじゃねえと張り合いがねえ!」
涼「あ、そういえば今週早口言葉やってないな」
里奈「うわヤバ! 東京とっきょきょきゃきょくきょきゃきょくきょかきょく!」
亜季「やった! 成功であります!」
拓海「一回だけじゃねえか!!」
夏樹「今日は告知とかないのか? 誰も」
涼「いま取り急ぎ言えそうなものはないな」
亜季「拓海はいかがでありますか?」
拓海「あー、アタシがユニットで出たフェスが明日まで…だな」
里奈「もーすぐゴールぽよ! 見逃すなー!!」



夏樹「よし! 時間だ」
拓海「マジか、早すぎんだろオイ! ぜんぜんシメられて」
夏樹「というわけで、木村夏樹!」
涼「あっ松永涼!」
亜季「大和亜季!」
里奈「藤本里奈!」
拓海「向井拓海っした! 夏樹ィ!!!」
亜季「おやすみなさい!」
里奈「明日からもがんばろーねー!」
涼「明日もレッスンだー!!」
夏樹「ははは、いい夢を!」
拓海「おう、また会おうぜ!!」

https://m.youtube.com/watch?v=nwdaxlsUPds


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