李衣菜「ロック～～って素晴らしい～～♪ロック～～～が好きなの～～さ～～♪」


李衣菜「･･･も、もしもし！歯医者さんですか！」

夏樹「はい？」

李衣菜「あのー今日ですねー、6時に伺いたいんですけども。」

夏樹「ん～～ウチは5時までなんだよな～。」

李衣菜「あ、あの～そこをなんとかお願いできないですか？ほんと今日しか行ける日ないんですよ～」

夏樹「でもな～～」


みく（歌かと思ったら寸劇が始まったにゃ。）

李衣菜「あの～ほんとにお願いしますよ！か、必ず伺いますので！」

夏樹「･･･じゃあ必ず来てくれよな？」

李衣菜「はい！お願いします！」




李衣菜「っつっといて♪」




李衣菜「い～～～か～～～な～～～い～～～～♪」

みく「行けにゃあ！！予約したんなら行けにゃ！！！」

李衣菜「ロック～～って素晴らしい～～♪ロック～～～が好きなの～～さ～～♪」

みく「ちょっと！！」



李衣菜「すいません。」

夏樹「はい？」

李衣菜「こっから346プロまで、どうやって行けばよいですかね？」

夏樹「あー、ここからだとな、ここを右に曲がって・・・」



みく（また寸劇が始まったにゃ。）

夏樹「･･･それで次の信号を右に曲がって、その次の信号を･･･」

李衣菜「はい、はい。」

夏樹「そんで右に郵便局が見えるから、その先を左に･･･」

李衣菜「わかりました！」

夏樹「え？でもまだ事務所にはつかないぜ？」

李衣菜「いやもう勘で行きますから！」

夏樹「勘で？」

李衣菜「もうあの時間ないんで･･･」

夏樹「でもここからだとちょっと遠いしだな。」

李衣菜「あのちょっと説明長いんで･･･」

夏樹「いやでも事務所まではもうちょっとまっすぐ･･･」

李衣菜「すいません！もういいです！」

夏樹「お、おう･･･」

李衣菜「自分から道聞いといて～♪」




李衣菜「き～～～か～～～な～～～い～～～♪」





みく「聞けにゃあああ！！丁寧に教えてくれてるんだから、ありがたく思えにゃ！！！
　　　ロックってそういうことじゃないにゃああああ！！！！」

李衣菜「ロック～～ってすばらし～～い♪」

みく「ロックじゃないにゃあああああ！！」

李衣菜「ロック～～が好きなの～～さ～～♪」

みく「ロックじゃなああああい！！！」