サトシ「スマホ!ゲットしたぜ!」 (35)

ピカチュウ「ピッピカチュ!」

カキ「おぉ!ついにサトシもゲットしたのか!」

サトシ「へへっ、昨日博士がサトシもそろそろ持ってもいい頃かもなって言って買ってくれたんだ!」ジャーン

マーマネ「いいなぁ!最新機種だよそれ!」

マオ「サトシ!LINE教えてよ!」

リーリエ「サトシ!私にもです!」

サトシ「ああ!いいぜ!」


ワイワイ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525422853

ロトム図鑑「」ズーン

カキ「ん?なんでロトムは落ち込んでるんだ?」

サトシ「それがさぁ……」

ロトム図鑑「サトシがスマホをゲットしてしまった……ボクはもう用無しロト……」

カキ「……おいおい…」

サトシ「そ、そんな事ないよロトム!これ(スマホ)とロトムは話が別だよ!」アセアセ

ピカチュウ「ピッカー!」

ロトム図鑑「サトシ……ピカチュウ……」

マーマネ「それにしてもサトシが最新機種のスマホかぁ……ちゃんと扱えるの?」

サトシ「へへっ!朝スクールに来る前にスイレンに使い方教わったからバッチリだぜ!」グッ

スイレン「うん!バッチリ教えた!」グッ

アシマリ「アウ!」グッ

マーマネ「へぇ!サトシにスマホの使い方教えるなんてやるねスイレン!」

マオ「へぇ…スイレン、サトシと一緒に朝の登校前バルーン練習まだやってるんだねー!」ニヤニヤ

リーリエ「登校も基本一緒ですし……相変わらず仲がいいんですね?」ニコッ

スイレン「そ、そんなんじゃない…////」テレテレ

アシマリ「アウ!」

マーマネ「サトシ!早くLINE教えてよ!」スッ

サトシ「おう!………えーと……どうやってやるんだっけスイレン?」

スイレン「サトシ!それ、朝教えた!」

サトシ「わ、悪い……」ハハハ

マーマネ「ハァ…やっぱりサトシか……」

スイレン「えーと、ここをこうやって…」スッスッ

サトシ「そ、そうだった!思い出してきた…!……キガスル」

スイレン「もぅ!」プクー

ピカチュウ「ピカピィ……」ハァ

カキ「………ん?」

カキ「なぁサトシ……その待ち受け……」

サトシ「!」

サトシ「へへっ!朝スイレンに設定してもらったんだ!カッコいいだろ!ピカチュウの待ち受け!」バーン

ピカチュウ「ピッカー!」

カキ「あ、あぁ……(ピカチュウ……を抱いたスイレン……?)」

リーリエ(スイレン……満面の笑みですね……)

マーマネ(うわぁ……もうこれピカチュウじゃなくてスイレンがメインみたくなってるよ…)

マオ(スイレン……そこまでして……)ホロリ

スイレン「私は朝サトシとLINE交換したから大丈夫!……あっ、そうだ!サトシを私たちのグループLINEに招待しようよ!」スッ

アシマリ「アウ!」

マオ「う、うん……そうだね…ハハハ…(なんでスイレンの待ち受けも当然のようにアシマリを抱いたサトシになってるの?)」

マオ(そしてサトシのLINEアイコンも当然のようにスイレンとピカチュウか……)スッスッ

サトシ「………ん?」

サトシ「マオ!マオのアイコンひょっとしてこの間のシチュー?」

マオ「エヘヘ、わかる?ちなみに待ち受けは……」スッ

マオ「当然アママイコだよ!」

アママイコ「アマー!」ドヤッ

サトシ「おぉー!」

リーリエ「ふふふ……待ち受け画面の話ならば私自信があります!」スッ

サトシ「リーリエのはシロン……うわっ!すっげーキレイに写ってる!」

リーリエ「わかりますか!?この写メを撮るのにですね!カメラや光の角度、背景の位置を計算して……」ペラペラ

シロン「コーン!」

サトシ「うんうん!リーリエすっげー!」

ロトム図鑑「リーリエ、サトシの事ロト。恐らく半分もわかってないロト」

マーマネ「サトシ!ボクの待ち受け画面も見てよ!」スッ

サトシ「! おぉー!マーマネ!何だよそれ!」

マーマネ「えへへ、トゲデマルとデンヂムシを撮った写メを編集してみたんだ!」

トゲデマル「マリュ」

サトシ「すげー!俺のも今度やってくれよマーマネ!」キラキラ

ピカチュウ「ピッカー!」

マーマネ「うん!もちろんいい……」チラッ

スイレン「……………」ジトー

マーマネ「…………やっぱりやめとくよ……」

サトシ「なんでだよマーマネー!」ブーブー

ピカチュウ「ピッカー!」ブーブー

サトシ「なぁ!カキの待ち受けも見せてくれよ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

カキ「!」

カキ「いいけど……俺のはみんなみたく凝ってないし、普通だぞ?」スッ

マオ(ガラガラ……を抱いたホシちゃんだ……)

スイレン(まぁ……予想通り……)

カキ「どうだ?」

サトシ「カキ!すげーいいな!その待ち受け!」

カキ「わかるか!サトシ!」

サトシ「ああ!」ニッ

リーリエ「か、家族が待ち受け画面だなんて微笑ましくていいですね?」フフフ

マーマネ「そ、そうだね!」ハハハ

カキ「ま、まぁな////」テレッ

サトシ「へへっ、でもさ…やっぱ……」

サトシ「なんだかんだ待ち受け画面はパートナーポケモンに落ち着いちゃうよな?」ヘヘヘ

ピカチュウ「ピッカー!」

カキ「ああ、これしかない!って感じだからな!」

スイレン「うん!抜群のフィット感!」

マオ「え!?あ……うん……!」

リーリエ「そ、そうですね!」

マーマネ「わ、わかるよ!」ハハハ

ロトム図鑑「サトシ……」

マーマネ「そういえばさサトシー!TwitterとかFacebookはやってないの?」

サトシ「ツイ……?フェイス……なんだっけ?」

マーマネ「だよねー……」

スイレン「サトシ、それも朝教えた!」

サトシ「え!?そ、そうだっけ?」

ピカチュウ「ピカピィ……」

マオ「私やリーリエもやってるんだけどさ!結構面白いよ?」

リーリエ「はい!大した事ないような事でもついつい呟きたくなってしまいますよね?」

マオ「ねー?」ウキウキ

カキ「女子はそういうの好きだもんなー」

カキ「マオなんてこの間ご飯食べる時もFacebookに写メ載せるからって一々……」

マオ「なに?自分だってホシちゃんの事盗撮して写メ載せてる癖に」ギロッ

カキ「と、盗撮じゃないしっ!」

ギャー ギャー

マーマネ「えーと、僕の場合はこうやって美味しそうなものを食べたり、デンヂムシカーの調整を……」スッ

サトシ「うわっ!なにこれおもしろそー!俺もやってみたい!」キラキラ

ピカチュウ「ピッカー!」

マーマネ「うん、それじゃあまずアカウント作成を……」

スイレン「サトシ、朝も言ったけどTwitterとかFacebookはサトシに向いてない。やめた方がいいと思う」

アシマリ「アウ」

サトシ「えー?なんでだよー!」

スイレン「だってサトシなら余計な事とか呟いて大変な事になりそうだし」

ロトム図鑑「確かにスイレンの言うとおりロト。ボクもサトシにはまだ早いと思うロト」

サトシ「ちぇー」

ピカチュウ「ピカー」

マーマネ「アハハ……じゃあまた今度だね……あっ!そのかわりにいいアプリがあるよサトシ!」

サトシ「え!?アプリ?なにそれ!」キラキラ

マーマネ「えーとねー」

リーリエ「……そういえばスイレン……前はTwitterもFacebookもやってましたよね?何故やめてしまったんですか?」

シロン「コーン?」

スイレン「えと……あ、飽きたから……」

リーリエ「そうですか……それならどうですか?この機会にもう一度」

スイレン「………やめとく…」

アシマリ「アウ」



サトシの家

バーネット「サトシー!ご飯よー!」

ゴンベ「ゴーン!」

『これ終わったらいくー!』

バーネット「まったく…」フウ

ククイ「ハハハ……サトシのやつ、スマホにすっかり夢中だな」

バーネット「なんでもマーマネからアプリをダウンロードしてもらったみたいだけど……帰って来てからそればっかりやってるわよ!あんまり良くないんじゃない?」

ククイ「うーん……まぁ、確かにそうだが……少しくらいはいいんじゃないか?やりすぎないようには俺から行っておくから」

バーネット「ククイくんもすっかり親バカね?」クスッ

ククイ「うっ……」

バーネット「……とにかく、今はご飯の時間だしサトシをつれてきて!」

ククイ「おう」



サトシ「でさー!マーマネから教えてもらったアプリがさー!」モグモグ

ピカチュウ「ピッカー!」

ククイ「へぇー、面白そうだなー?」

バーネット「こらこら、二人とも!アプリの話はご飯を食べてからにして!」

ククイ「す、すまない…」ハハッ

サトシ「ごめんなさーい!」

バーネット「まったく」クスッ

サトシの部屋

ブーブー

ロトム図鑑「サトシー!スマホが鳴ってるロトよー!」

サトシ「え?」ヒョイッ

サトシ「マオからLINEだ…」スッ

ロトム図鑑「どうやら今日入ったスクールのグループLINEみたいロトねー」

ロトム図鑑「何てきたロト?」

サトシ「今日の宿題やったかだってさ!」

ロトム図鑑「で、やったロトか?」

サトシ「忘れてた」

ピカチュウ「ピカピィ」

ブーブー

サトシ「あっ、リーリエが返信してる!」


リーリエ『ばっちリーリエです!』


サトシ「さすがリーリエだな!」

ブーブー

サトシ「ん?マーマネ……なんだこれ?」

ロトム図鑑「マーマネのそれはスタンプロトね」

サトシ「スタンプ?」

ロトム図鑑「サトシ、少しは自分で調べるロト」

ブーブー

サトシ「ん………」

サトシ「………なぁロトム……カキのこれもスタンプ?」

ロトム図鑑「それはホシの寝顔写メロトね」

サトシ「これどういう意味なんだ?」

ロトム図鑑「理解不能ロト…」


カキ『可愛いだろ!このホシ!』

カキ『今日のベストショットだ!』

マオ『カキ……盗撮とかやめなよ』

リーリエ『さすがにヒキますね』

マーマネ『ジュンサーさーん』

サトシ「……っと、俺も何か返さなきゃ…えーと……カキはホシちゃん大好きだから許してやれよ明日宿題写させてっと」

ブーブー

サトシ「ん?」

サトシ「スイレンからだ…」


スイレン『なにしてる?』


ロトム図鑑「スイレンは宿題やったロトか?」

サトシ「いや……個人で来てるよ。グループLINEに気づいてないのかな?」

ロトム図鑑「ロ?(既読の数は4になっているロト)」


サトシ『みんなとホシちゃんの話してた』

サトシ『つーか、グループLINEで話そうぜ!』


サトシ「送信っと……げっ……」

ロトム図鑑「どうしたロト?」

サトシ「………宿題写させてって言ったらみんなからすげー怒られてる…」

ピカチュウ「ピカピ……」

ロトム図鑑「当然ロトね。サトシ、宿題は自分の力でやるロト」

サトシ「ちぇー、わかったよ……」ポイッ


ブーブー……

スイレンの家

スイレン「」ドキドキ

ブーブー

スイレン「あっ!返ってきた!」ヒョイッ

アシマリ「アウ!」

スイレン「えーと………グループLINEで話そうぜっ……か……」ガクッ

スイレン「………サトシ、鈍い……」プクー

アシマリ「アウ!」プンプン

スイレン(ま、サトシらしいといえばサトシらしい)クスッ

スイレン「……………グループLINE……うわっ……サトシ、余計な事言ってマオちゃんたちから怒られてる……」

スイレン「……………」スッ スッ


スイレン『サトシ、宿題は自分でやる!』

スイレン『わからない事あったら何でも聞いて!』

スイレン『カキ。キモい』


スイレン「………スタンプで送信……と……」

アシマリ「アウ!」

スイレン「……………サトシも今頃宿題やってるだろうし寝るまで暇だな……」

スイレン「あっ、そうだ!もう一つのスマホの方でTwitterとFacebook更新しなきゃ!」ポンッ

アシマリ「アウア!」



スイレン「……………えと、今日の朝練の時の写メを添付して……」ピッピッ

スイレン「今日は彼ピッピのサ○シがスマホをゲット!彼の待ち受け画面は当然私。私の待ち受け画面は彼だよ♪やったねお揃い♪」ピッピッ

スイレン「えへへ、更新!」ニヤニヤ

アシマリ「アウ……」

スイレン「うん、顔もわからないように加工したし完璧!」グッ

アシマリ「アウ!」

スイレン「………あっ!もうこんな時間……」チラッ

スイレン「明日もサトシとバルーンの朝練の約束だし寝よ。おやすみ、アシマリ!」

アシマリ「アウ!」


カチッ

翌朝

海岸

ザザーン

サトシ「よっしゃー!いっけー!モンスターショットー!」ササッ

ピカチュウ「ピッカー!」

ロトム図鑑「サトシはポケモンストライクに夢中ロトねー」

ベベノム「べべー」

スイレン「……………」パシャッ

サトシ「! お、おいスイレンー!急に写メとんなよー!」

スイレン「えへへ、ごめん」テヘッ

スイレン(よし、サトシ写メコレクションをまた一枚ゲット!)グッ

ロトム図鑑「サトシー、スイレンー!バルーンの特訓はいいロトかー?」

アシマリ「アウ」プワー

ポケモンスクール

サトシ「うわっ!マーマネ!そのレアモンスターどうしたの!?」

ピカチュウ「ピッカー」

マーマネ「えへへ、ちょっとね」

サトシ「いーなー!」

カキ「どうせ課金だろ?」

マーマネ「うっ…」ギクッ

サトシ「カキン?」

カキ「えーとな?課金ってのはゲームで現実のお金を払ってモンスターを買う事だ」

カキ「オマケにモンスターはガチャ……要はランダム要素……狙ったレアモンスターが出てくる確率なんて低い」

サトシ「そうなの?」

カキ「ああ、そうだ。アプリのゲームなんて無料で気軽に遊ぶくらいが丁度いいんだよ」

ロトム図鑑「カキの言うとおりロト。中にはアプリゲームの課金にどっぷりはまってしまって破滅してしまう人もいるぐらいロト」

サトシ「ひぇー……」

マーマネ「で、でも……アプリゲームだってれっきとした趣味だし……」

カキ「マーマネ、マーマネのお母さんから聞いたぞ?お前、そう言って先月いくらポケストに課金した?」ジロッ

マーマネ「え、えと……ハハハ……」

サトシ「アプリゲームって恐いんだなー……」

ロトム図鑑「ま、ようは何事も程々にと言う事ロト」

ピカチュウ「ピッカー」

マオ「男子ってアプリゲームとか好きだよねー」

スイレン「うん、サトシも朝ずっとポケストやってた」

リーリエ「それじゃサトシと一緒にバルーンの特訓してる意味ありませんね」

マオ「あっ!そう言えば見たよーリーリエ!」

リーリエ「何をですか?」

マオ「リーリエのお母さんがやってるインスタだよ!」

リーリエ「!?」

スイレン「確かリーリエがエーテル財団の広告塔みたくなってたやつだよね!」

マオ「うん!そうそう!」

リーリエ「うぅ……/////」カァー

リーリエ「あ、あれはお母様が無理矢理……////」

シロン「コン!」

マオ「でもすっごい見られてたじゃん!」

スイレン「うん!見た人みんなリーリエ可愛いってコメントしてた!リーリエ、インスタ映えしてたよ!」

マオ「もうあれはエーテル財団と言うよりリーリエのファンクラブだね!」

リーリエ「うぅ////」

マオ「でもいいよね……」

スイレン「うん……リーリエ、アイドルみたいだった……」

リーリエ「……でしたら……マオとスイレンも一緒に映りますか?」

マオ、スイレン「え?」

リーリエ「私からお母様に頼んでみます!私も一人より友達との方がいいですし……」

シロン「コン!」

マオ「え……で、でも……私たちがいきなり大企業のインスタになんて……」

スイレン「そうだよ…それに私……リーリエみたく可愛くないし……地味だし……」

リーリエ「そんな事ありませんよ!マオとスイレンはとっても可愛いです!私なんかよりもずっとインスタ映えしますよ!私が保証します!」

シロン「コーン!」

マオ「リーリエ……」

スイレン「で、でも……恥ずかし……////」

リーリエ「論理的結論から言いますと、善は急げ!早速お母様に頼んでみます!」スッ

マオ「えぇ!?ちょっと!」

スイレン「ま、待ってリーリエ!」


ワイワイ キャッキャ

マーマネ「女子は楽しそうだねー」

カキ「仲いいよなー」

サトシ「………ん?ポケモンGO?面白そうなアプリ発見したぜ!」

ロトム図鑑「サトシ……」

ピカチュウ「ピカピィ……」

カーンカンカカカン

ククイ「よーし!今日はバトルの授業だ!まずは……」

サトシ「はいはーい!俺やりたーい!」

ククイ「おっ!元気がいいなサトシ!じゃあまずはサトシと……」

カキ「サトシが相手なら俺だな」スクッ

ククイ「サトシ!カキ!オーバーヒートみたいに熱いバトルを見せてくれよ!」

サトシ「へへっ!負けないぜカキ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

カキ「こっちのセリフだぜサトシ!」ニッ

ガラガラ「ガラッ!」

ロトム図鑑「バトルの記録はボクにお任せロトー!」ビビッ

マオ「あ!大丈夫だよロトム!スマホでムービー撮るから」スッ

ロトム図鑑「ロ?」

リーリエ「サトシ!カキ!いいバトルを見せてくださいね!」スッ

マーマネ「後で実況つけてポケチューブにアップしようかな?」スッ

スイレン「今日はバトルの授業……彼ピッピのサトシがバトルしまーす」ブツブツ スッ

ロトム図鑑「ロー……」ガクッ

ベベノム「べべー」ポンッ

サトシ「いっけーピカチュウ!アイアンテール!」

ピカチュウ「ピーカァ……」ビキビキ

ピカチュウ「ヂュッ!!」ブンッ

カキ「ガラガラ!アイアンヘッドで迎え撃て!」

ガラガラ「ガラッ!」ペキペキ


ガキン

ピカチュウ「ビ……!!」グググ

ガラガラ「ガラッ!」ゴゴゴ

ククイ「アイアンテールとアイアンヘッドのぶつかり合い……互角みたいだな……」

カキ「やるなサトシ!」ニッ

サトシ「へへへっ!まだまだこれからだぜカキ!」ニッ


リーリエ「マオ!見てください!今のアイアンテールとアイアンヘッドのぶつかり合い!いい画が撮れました!」ユサユサ

マオ「わわっ!ちょっと揺らさないでよリーリエ!ムービーがぶれちゃうよ!」

マーマネ「あーもう!静かにしてよ!マオとリーリエの声がムービーに入っちゃうよ!」

スイレン(やっぱりバトルしてる時のサトシの表情が一番いいな……このムービーは私だけのものにしよう……)スー


カキ「ガラガラ!」

ガラガラ「ガラッ!」ブンッ

バキッ

ピカチュウ「ピッカァ!」ドサッ

サトシ「あー!ピカチュウ!」

ククイ「そこまで!ピカチュウダウン!勝者ガラガラ!」

カキ「やったな!ガラガラ!」グッ

ガラガラ「ガラッ!」グッ

サトシ「大丈夫か?ピカチュウ。惜しかったな」ナデナデ

ピカチュウ「ピカピィ…」

スイレン(負けて悔しいけどピカチュウを労るサトシ激写)パシャッ

アシマリ「アウ……」

ククイ「二人とも!いい勝者だったぞ!」

リーリエ「サトシ!カキ!いい画をありがとうございました!」ニコッ

サトシ、カキ「!」

カキ「マオ!今のバトル録ったか?」

マオ「う、うん……一応……ブレブレだけど…」

カキ「だったらホシに送ってくれ!今のバトルをホシに見せたいんだ!」ウキウキ

マオ「あー……」

スイレン「サトシ!惜しかった!」

サトシ「……ハハッ……俺もまだまだだな……」

サトシ「俺は……俺たちはもっと強くなりたい!」グッ

ピカチュウ「ピカー!」

スイレン「サトシ……」

ロトム図鑑「強くなりたい……ここはボクの出番ロトねー!」

サトシ「よしっ!こういう時は知恵袋に相談だ!」

ロトム図鑑「!?」

サトシ「えーと……ピカチュウ使ってます……どうすれば強く……」ピッピッ

マーマネ「待ってよサトシ!」ガシッ

サトシ「!」

ロトム図鑑(マーマネ……知恵袋よりもボクの方が優秀だと言ってくれるロトね!?)

マーマネ「サトシ!ピカチュウの育て方ならグーグル先生に聞いた方が早いよ!」

スイレン「あっ!それ名案!」

サトシ「なるほど!さっすがマーマネ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

マーマネ「す、すごいのは僕じゃなくてグーグル先生だよ////」テレッ

スイレン「安心安定のグーグル先生!」

サトシ「そうと決まったら早速グーグル先生に相談だー!」スッ

ロトム図鑑(サトシ……サトシにボクはもういらないロトね……)

ベベノム「べべ」ポンッ

>>18 訂正

ククイ「二人とも!いい勝者だったぞ!」
勝者→バトル

帰り道

サトシ「…………」スッスッ

ロトム図鑑「サトシー!歩きスマホは危ないロトよー」

ピカチュウ「ピッカァ」

ツツケラ「ケラッ!」ザッ

ロトム図鑑「! サトシ!野生のツツケラがあらわれたロト!」

サトシ「あー待ってくれロトム」

ロトム図鑑「ロ?」

サトシ「今ピカチュウ出たからさ!ゲットしなきゃ!」スッスッ

ロトム図鑑「や、野生のポケモンよりポケモンGO……」

ピカチュウ「ピカピ……」

ツツケラ「ケラ……」

「サトシ……?」

サトシ「………ん?」

グラジオ「お前……何やってるんだ?」

サトシ「え!?グラジオ?」

ピカチュウ「ピカー!」

サトシ「ど、どうしたんだよグラジオ!旅に出たんじゃないのか!?」

グラジオ「ちょっと用事があってな……ついでにリーリエの顔を見にきた」

サトシ「へへっ…そっか!ならさグラジオ……!」

グラジオ「ポケモンバトルか?丁度いい……旅で鍛えた成果……見せてやる!」スッ

サトシ「LINE交換しようぜ!」

ピカチュウ「ピカー!」

グラジオ「………………」

グラジオ「………え?……は?………LINE?」

サトシ「うん!LINE!交換しようぜグラジオ!」

ロトム図鑑「サトシ………」

グラジオ「………ポケモンバトルは?」

サトシ「LINE交換した後にやろうぜ!」

サトシ「もしかしてグラジオ……スマホ持ってないのか?」

グラジオ「い、いや……持ってるが……」スッ

サトシ「!」

サトシ「グラジオの待ち受け画面……シロンを抱いてるリーリエじゃん!」

グラジオ「ああ、最高のショットだ!旅先で挫けそうな時はいつもこのリーリエの写メを見て心の支えにしている」フッ

サトシ「グラジオ……妹思いなんだな……」

グラジオ「////」テレッ

サトシ「へへへっ!早速LINE交換だグラジオ!」スッ

グラジオ「!」

グラジオ「お、おいサトシ……お前の待ち受け画面…」

サトシ「カッコいいだろ!ピカチュウだよ!」

ピカチュウ「ピカー!」ブイ

グラジオ「い、いや……そのピカチュウを抱いてる女は……」

サトシ「友達のスイレンだよ!グラジオも一回会ってるだろ?」

グラジオ「いや、そういう意味じゃなくてだな?」

サトシ「この待ち受け画面もスイレンに設定してもらったんだ!この写メが一番良くピカチュウが写ってるからって!」

グラジオ「そうか、わかった。もう何も言わん」

ピカチュウ「ピカピ……」

ロトム図鑑「サトシの将来が色んな意味で心配ロト」

サトシ「やったー!グラジオのLINE!ゲットだぜ!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

グラジオ「………………」

サトシ「サンキューな!グラジオ!」ニッ

グラジオ「……気にするな…」

グラジオ(家族とライチさん以外の連絡先を初めてゲットした……)ドキドキ

サトシ「よし!それじゃあグラジオ!早速バトルしようぜ!」

ピカチュウ「ピカー!」バリバリ

グラジオ「………………」

サトシ「ロトム!」

ロトム図鑑「! サトシ!記録はボクに任せ……」

サトシ「俺のスマホでこのバトル録っておいて」ポイッ

ロトム図鑑「ロ」

グラジオ「……待てサトシ!」

サトシ「?」

グラジオ「サトシお前………TwitterやFacebookはやっているか?」

サトシ「へ?」

ツツケラ「ケラー」ツンツン

ベベノム「ベベッ!?」ビクッ

サトシの家

サトシ「……………」スッスッ

ロトム図鑑「サトシー!グラジオにすすめられたTwitterはどうロトー?」

サトシ「うーん……とりあえずグラジオのフォロワー?になってみたけどさ……」

サトシ「グラジオのTwitterはよくわかんないなー……旅先の事とか呟いてんのかと思って楽しみにしてたけどさー、難しいセリフ呟いてリーリエの写真載せてるだけなんだもん」

ロトム図鑑「まぁ、人それぞれロト」

サトシ「でもさ!このTwitterは面白いよ!グラジオから辿って色んな人のTwitterも見れるし!」ワクワク

サトシ「せっかくアカウント作ったんだし俺もなんか呟こうかなー…」

ピカチュウ「ピカー」

ロトム図鑑「やめておいた方がいいロト」

サトシ「…………ん?」ピタ

ロトム図鑑「どうしたロト?サトシ」

サトシ「あー……ちょっと気になるのが……」

ロトム図鑑「どれどれ?」ヒョイッ

ロトム図鑑「…………すごいロト!このツイート、もの凄くRTされてるロト!発信者は……」

サトシ「………釣り名人……」

スイレンの家

スイレン「さてと、今日ももう一つのスマホでTwitterとFacebookを更新しなきゃ」スッ

アシマリ「アウ」

スイレン「今日も彼ピッピのサトシとー………ん?」スッスッ

スイレン「うわっ……またアチャモンとポッチャマーからだ……」

スイレン「……この人たち、最初は気が合うと思ったからフォロワーにしたけど……最近はサトシの事聞いてくるしちょっと……ブロックしようかな」

アシマリ「アウー」

ブーブー

スイレン「………電話……この忙しい時に……」スッ

『サトシ』ブーブー

スイレン「も、もしもし!」ピッ

アシマリ「アウ」

スイレン「ど、どうしたのサトシ!こ、こんな時間に…」ドキドキ

スイレン「………え?明日?…う、うん!暇!」

スイレン「釣り……?いいよ!行く!」

スイレン「うん…うん!私も楽しみ!」ニコニコ

アシマリ「アウー!」

スイレン「うん……じゃあその時間に!サトシ、遅刻はダメだよ!」クスッ

スイレン「…………うん……また明日……!おやすみなさい」ピッ

ツー ツー

スイレン「…………アシマリ」クルッ

アシマリ「アウ?」

スイレン「やった!明日、サトシからのデートのお誘い!」

アシマリ「アウ!?」

スイレン「楽しみ……なに着てこ?早く明日にならないかなぁ…」ギュウ

アシマリ「アウ」ナデナデ

翌日

スイレン「アローラサトシ……」ゲッソリ

アシマリ「アウ!」

サトシ「アローラスイレン………って、え!?」

サトシ「ど、どうしたんだよスイレン?なんか体調悪そうだぞ?」

スイレン「だ、大丈夫……(楽しみすぎてよく眠れなかった…)」

「おい、遅刻だぞ」ザッ

スイレン「……え?」

グラジオ「集合時間ぐらいは守れ!」

リーリエ「もう!女の子には色々あるんです!それくらいいいじゃないですかお兄様!」

シロン「コーン!」

グラジオ「い、いや……だが………」

スイレン「え?リーリエ?それとリーリエのお兄さん???」

サトシ「ああ、今日はグラジオとリーリエも一緒に釣りするんだ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

スイレン「」

グラジオ「俺はリーリエが頼むから仕方なく……」ハァ

リーリエ「では帰ってもらってもいいですよお兄様?」ニコッ

グラジオ「う、嘘に決まってるだろ!」ハハハ

スイレン「…………………」

スイレン(デート……勘違い……)ガクッ

アシマリ「アウ!?」

サトシ「お、おいスイレン!大丈夫か!?やっぱり体調が悪いんじゃ……」

ロトム図鑑「スイレンがピンチ!ボクの出番ロトねー!」

ピカチュウ「ピカァ……」

リーリエ「それにしても……マオたちは残念でしたね?」

サトシ「まー……用事があるんじゃ仕方ないな」

スイレン(あっ……みんな誘ってたんだ…)

グラジオ「おいサトシ、何で釣りなんだ?」

サトシ「ん?へへへ、実はさ」スッ

グラジオ「スマホ……?」

スイレン「………え!?」

リーリエ「こ、これは!?」

サトシ「昨日面白そうなツイートみつけてさ!」

サトシ「"せせらぎの丘で赤いギャラドス発見!!"ワクワクするだろ!」ウキウキ

グラジオ「赤いギャラドスだと!?」

リーリエ「このツイートを発信してる釣り名人という方……ものすごくRTされてますね……」ゴクリ

サトシ「へへっ!だろ?」

スイレン「…………………」

スイレン(……え!?う、嘘……)

グラジオ「なるほど、今日はそのTwitterで噂の赤いギャラドスを釣りに行くというわけか」

サトシ「へへへっ!そういう事!」ニッ

ピカチュウ「ピッカ!」

スイレン(そ、それ……私が前にツイートした嘘松だ……)ダラダラ

アシマリ「アウ……」

リーリエ「? どうしたんですかスイレン………すごい汗が……」

スイレン「い、いや……」ダラダラ

スイレン(どうしよう……本当の事言った方がいいのかな……でも…)チラッ

サトシ「グラジオ!どっちが先に赤いギャラドス釣るか勝負しようぜ!」

グラジオ「ふんっ…ああ……!望むところだ!」ニッ

スイレン(サトシ……すごい楽しみにしてる……)

スイレン(い、いや……それ以前にいつも通りうそでーすなんて言ったら……)

スイレン(私が"釣り名人"だってバレて……サトシが私の彼ピッピツイートも全部バレちゃう……!!)ガクガク

ロトム図鑑「ん?」

スイレン「」ガタガタガタ

ロトム図鑑「スイレン?震えてどうしたロト?寒いロトか?」

スイレン「な、なんでもない……」ガタガタガタ

サトシ「スイレン!体調悪いなら本当に無理しないで……」

スイレン「え?あっ!へ、平気!」ビクッ

サトシ「そうか?」

スイレン(サトシ……優しい…///)ポッ

ロトム図鑑「今度はスイレンの顔が赤くなったロト」

ピカチュウ「ピカァ」

アシマリ「アウ……」ハァ

グラジオ「赤いギャラドス……俺が釣ってやるぜ!」フッ

リーリエ「がんばリーリエです!お兄様!」ニコッ

グラジオ「ああ!」ニッ

リーリエ(てゆーか……論理的結論から言いますと、あの赤いギャラドスツイート……嘘松くさいですね……)

シロン「コーン」

せせらぎの丘

サトシ「へへへ……ここに赤いギャラドスが…!」ワクワク

ピカチュウ「ピッカー!」

スイレン「…………………」

ロトム図鑑「ボートが二隻あるロトねー」

サトシ「よーし!行こうぜ!スイレン!ピカチュウ!アシマリ!」グイッ

スイレン「う、うん……!」

ピカチュウ「ピッカー!」

アシマリ「アウ!」

グラジオ「赤いギャラドスを釣るのは俺だ!行くぞリーリエ!」

グラジオ(リーリエにいいとこ見せてやるぜ!)

リーリエ「サトシ!スイレン!負けませんからね!」

シロン「コーン!」

サトシ「おう!燃えてきたぜ!」メラメラ

スイレン(……やっぱり本当の事を……でもサトシに彼ピッピの事バレたら……)ソワソワ

アシマリ「アウ……」ハァ

サトシ・スイレンチーム

サトシ「…………」

ピクッ

サトシ「ん!?」

ロトム図鑑「サトシ!竿が引いてるロトー!」

サトシ「よっしゃー!来い!赤いギャラドス!」グイッ


ザパーン

コイキング「コッコッコッコ」ピチピチ

サトシ「…………………」

ロトム図鑑「…………またコイキングロトね……」

サトシ「…………うっ……」

スイレン「」ポケー

サトシ「なぁ、スイレン!そっちはどうだ?」

スイレン「」ポケー

サトシ「………スイレン?」

スイレン「え!?な、なにサトシ?」

サトシ「………スイレン………やっぱ今日様子変だぜ?」

スイレン「え!?そ、そんな事ないよ!」アセアセ

サトシ「………うーん……そっかなぁ?」

スイレン「…………………」

サトシ「よーし!赤いギャラドス釣るぞー!」ヒュンッ

ピカチュウ「ピッカー」

スイレン(サトシ……楽しそう……)

スイレン「………………」

スイレン(………ボートでサトシと二人きりで釣り………あれ?これって………)

スイレン(で、デート!?////)ボフン

アシマリ「アウ?」

スイレン(そ、そうだ……悩んでたって仕方ない!今私にできる事は……)スクッ

スイレン「ロトム!私のスマホで写真撮って!」ポイッ

ロトム図鑑「ロ?」

スイレン(今この状況を楽しむ事………!!)グッ


▼スイレンは考えるのをやめた


スイレン「サトシ!ちょっとこっち来て!写真とろ!」チョイチョイ

サトシ「え?今釣りしてる最ちゅ……」

ロトム図鑑「二人ともー!準備はいいロトかー?」スッ

スイレン「えへへ///」ピース

アシマリ「アウ!」

ピカチュウ「ピカー!」ピース

サトシ「え……ちょ………」


パシャッ

グラジオ・リーリエチーム

リーリエ「釣れませんねー……」

シロン「コーン」

グラジオ「…………………」

グラジオ(くそっ!何してやがる俺!リーリエにいい所を見せるんじゃなかったのか?)

グラジオ(………こうなったら最終兵器だ!)ゴソゴソ

グラジオ「………リーリエ…俺に任せておけ」スッ

リーリエ「………スマホ?」

グラジオ(俺が困った時……いつも助けてくれたお前ならっ………!!)スゥ

グラジオ「Siri!赤いギャラドスは何処にいる!」

Siri『あなたの言っている言葉の意味が理解できません。生まれ変わって出直してきて下さい』

グラジオ「!!!?」

リーリエ「………釣れませんねー…」ハァ

シロン「コーン」ハァ

帰り道

サトシ「あー……釣れなかったなぁ……赤いギャラドス…」

ピカチュウ「ピカー……」

スイレン「………………」

リーリエ「……サトシ、あの赤いギャラドスツイート……恐らく嘘松だと思います」

スイレン「」ビクッ

サトシ「嘘松?」

ロトム図鑑「まぁ、簡単に言えば嘘ツイートロトね」

サトシ「嘘!?じゃ、じゃあ……俺たち騙されたの!?」

ピカチュウ「ピッカー!」

ロトム図鑑「そういう事ロトね」

サトシ「そんなー……」ガクッ

スイレン「」ダラダラダラ

ロトム図鑑「それにしてもリーリエ。リーリエはあのツイートが嘘松だとわかっていたのに赤いギャラドス釣りに参加したロトか?」

リーリエ「論理的結論から言いますと…嘘松だと言う確証はありませんでしたしそれに……」

サトシ「それに?」

リーリエ「みんなで釣りをするのは楽しいじゃないですか!」ニコッ

シロン「コン!」

サトシ「リーリエ……」

サトシ「ははっ、リーリエの言うとおりだよ!楽しかった!」ニッ

ピカチュウ「ピカッ!」

スイレン「う、うん!すっごく楽しかった!」

アシマリ「アウ!」

リーリエ「ふふっ」クスッ

サトシ「あれ?そういえばリーリエ……グラジオは?」

リーリエ「お兄様ならまだまだ修行不足だとかで旅に戻りましたよ?」

サトシ「なんだよグラジオー!一言くらい言っていけよなー!」

ロトム図鑑「サトシ!また用があったらLINEすればいいロト」

サトシ「ま、それもそっか!」

ピカチュウ「ピッカ」

スイレン(帰ったら今日サトシと撮った写メをTwitterとFacebookに載せなきゃ)ウズウズ

数日後



ブオーン

ロトム図鑑「サトシー!もうすぐウラウラ島ロトねー!」

サトシ「ああ、ワクワクしてくるな!」スッスッ

ロトム図鑑「サトシー!こんな時までスマホロトか?」

サトシ「ん?LINEだよ。ママやタケシ、カスミから島巡り頑張ってだってさ!」

ピカチュウ「ピカー!」

ロトム図鑑「なるほど、便利ロトねー」

サトシ「へへへっ……島キングのクチナシさん…楽しみだぜ!」

ロトム図鑑「ロ?サトシがもうウラウラ島の島キングの情報を仕入れているとは…珍しいロトね」

サトシ「へへっ、これ見てみろよロトム!」スッ

ロトム図鑑「ロ?」

ロトム図鑑「こ、これは……!?」

サトシ「この間たまたま見つけた女の子のブログなんだけどさ!この女の子、島キングのクチナシさんと仲いいみたいで色々書いてあったんだよ!」

ロトム図鑑「このブログ……すごいアクセス数ロト……ネット社会、恐ろしいロト……」

ブオーン

サトシ「………ウラウラ島…見えてきたな……」

ロトム図鑑「いよいよロトね…」ゴクリ

サトシ「楽しみだぜ!クチナシさんの大試練を突破して……それで……」

サトシ「クチナシさんのLINE!ゲットだぜ!!」

ピカチュウ「ピカッ!」

モクロー「クロー!」

ルガルガン「ガルッ!!」

ベベノム「ベベー♪」


サトシのウラウラ島挑戦がはじまる!!


おわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom