魔法使い「勇者? うふふっ」 (230)

勇者系は初SSですが、よろしくお願いします。

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城内~玉座の間~

……


国王「勇者よ。この国を代表して其方を勇者と任命する。」

国王「この世界の平和を脅かす魔を討伐する者として……」

国王「其方には、大いに期待しておる。では、頼んだぞ。」

勇者「はいっ!」

国王「うむ。旅立つにあたっては、余に代わり大臣に聞くがよい。」

国王「では、余は所用のため、これにて失礼する。」イソイソ

勇者「はいっ! ありがとうございましたっ!」ペコリ

大臣「……勇者様、早速ですがこの旅の目的を今一度お伝え致します。」

大臣「勇者様には、魔の頂に君臨する魔王を討伐していただきます。」

大臣「また、その道中で相対する魔の者、いわゆる魔物はすべて……」

大臣「討滅ぼしていただくよう。何卒、宜しくお願い申し上げます。」

勇者「はいっ!」

大臣「それにあたって、心ばかりの餞別を御贈り致します。」スッ

鉄の装備一式を手に入れた!

鉄のつるぎ

鉄のたて

鉄のよろい

鉄かぶと

薬草×10を手に入れた!

1000Gを手に入れた!

大臣「最後にこちらをお渡ししますが、紛失等ないように。」

大臣「貴方が勇者を証明する時、それを提示する代物です。」

勇者の紋章を手に入れた!

大臣「……それでは、道中お気をつけて。」

勇者「はいっ! 頑張りますっ!」ペコ

……

……


~城下町~

ガシャン、ガシャン……

勇者「はぁ、ふぅ……よぉし、絶対この手で魔王を倒して」

勇者「この国の英雄に、僕はなってやるぞ!」

勇者「そ、それにしても……こ、この装備重いなぁ……」

勇者「でも、貰ったものは大切にしなきゃ……」

勇者「ま、まずは、旅立つ前に仲間を集めないと」

勇者「酒場に行ってみよう……」

ガシャン、ガシャン……

~酒場~

ギイィ……バタンッ

勇者「ごめんくださ~いっ!」

ガシャン…

店主「へぇ! ウ、ウチは、何も悪いことはしてませんぜ。」

勇者「えっ?」

店主「! って……あぁ、坊主か。」

店主「驚かせんなよ……城兵かと思ったわ。」

勇者「えぇ? あ~……そういえば」

勇者「お城の兵士さんは、みんなこの格好だね。」

店主「で、どうした? ミルクでも飲みに来たか?」

勇者「ち、違うよ! 僕、勇者になったんだ!」

店主「へぇ……本当か? なんか証拠……!?」

勇者「ほ、ほら、これ!」サッ

店主「た、確かに、勇者の紋章……こりゃ、驚いたわ。」

勇者「そ、それで……その、仲間を探してて。」

店主「そうだな、そうだろうよ。ただ……」

勇者「?」

店主「坊主以外に勇者を任命された奴らがいるのは」

店主「以前、国からのお触れが出た時に知ってるな?」

勇者「う、うん……僕も、それで勇者に志願したし。」

店主「そうだ。それで、その勇者様達がこの酒場に」

店主「勇者の噂を聞きつけ、集まった連中を」

店主「片っ端から連れ出して、もう旅立った後だわ。」

勇者「ええ~っ!? そ、それじゃぁ、僕の仲間は……」

店主「その、なんだ……すまん。」

??「いますわ……ここに。」スゥ

勇者「え?」

店主「え?」

勇者「店主さん、まだ残ってくれてる人がいるのに酷いよ!」

店主「あ、あぁ……」

店主「(おかしい、まだ残ってる奴なんていたか……?)」

店主「なぁ、アン、タ……!」

魔法使い「……」ジィ

店主「?」

店主「? ? ~~?」

勇者「あ、あの~……」

魔法使い「? ……どうしたんですの?」

勇者「ボ、ボクでよければ一緒に旅立ってくださいっ!」ペコ

魔法使い「ええ。いいですわ。」

魔法使い「一緒に魔王を倒しましょう。」

勇者「ホ、ホントに!? (や、やったぁ! )」

勇者「(初めての仲間だ! )」グッ

魔法使い「うふふっ」ジ~

勇者「よ、宜しくお願いしますっ!」ペコペコ

勇者「(す、すごい綺麗な人だなぁ)」チラッ

魔法使い「?」

勇者「あっ、店主さんもありがとう!」プイッ

店主「アア、キニスルナ、ガンバレヨ!」

……

~城外周辺~

勇者「よ~し! 魔物を倒して、レベル上げだ!」

魔法使い「頑張りましょう。」

スライムが現れた!

勇者「いくぞ!」

勇者の攻撃!

スライムに12のダメージ!

スライムを倒した!

おおがらすが現れた!

勇者の攻撃!

おおがらすに10のダメージ!

おおがらすを倒した!

いっかくうさぎが……

……


~ナーベの町~

町人「ようこそ、ナーベの町へ!」

勇者「はぁ、はぁ……よ、ようやく、ついた!」

魔法使い「うふふっ」

勇者「あっ……怪我とかありませんか?」

魔法使い「! ええ、大丈夫ですわ。」

勇者「それじゃ、もう日が暮れたし宿屋で休もう!」

~宿屋~

勇者「あ、あの。」

主人「ん?」チラッ

主人「あぁ、二人で20Gだよ。」

勇者「お、お願いします」チャリン

主人「毎度。部屋はこの鍵番号です。」スッ

主人「ごゆっくりどうぞ。」

魔法使い「うふふふっ……」

勇者「え~っと、部屋は奥の角部屋かぁ。」

~部屋~

勇者「! (どうしよう、ベッドが一つしか)」

魔法使い「……?」

勇者「あ、あ、その……ベッドは使って下さい。」

勇者「ぼ、僕は、ソファで寝ます!」

魔法使い「! ……うふふっ」ジイィ

勇者「?」

勇者「~~……」フラ~バタン

魔法使い「♪」ヌギヌギ

魔法使い「!!」ニマァ

ゴソゴソ、ズリズリ

……

~次の日~

勇者「ふわあぁ……!」

勇者「んぅ……? ……!?」

勇者「うわっ! あっ、えっ?」

魔法使い「」スヤスヤ

勇者「な、なんで隣に……? あっ!」

勇者「僕の寝相、そんなに悪かったのか……」

勇者「はぁ、あとで謝ろ……」ズ~~ン

~ナーベの町~

勇者「あ~あの、昨日はごめんなさい!」

魔法使い「?」キョトン

魔法使い「私は大丈夫ですわ。」

勇者「……? (えっ……? 一緒に寝てても……?)」

勇者「~~!」カァァ

魔法使い「うふふっ」

スタスタ……

勇者「……ん? 誰か、来る?」

魔法使い「……」

町長「そこの旅のお方、少しばかり宜しいかな?」

勇者「はいっ、どうしました?」

町長「実は、今この町の隣にある洞窟から」

町長「魔物が出てくるようになっての。」

勇者「魔物が……? (洞窟なんてあったんだ)」

町長「そうじゃ。まだ、被害はないのじゃが……」

町長「いつ町に入ってくるやも。そこで、その」

町長「……洞窟におる魔物を倒してくれんか?」

町長「全部とは言わん。勿論、謝礼は……」

勇者「やります、やらせて下さい!」

町長「お、おおう、そうか。助かるわい。」

町長「洞窟の場所は~~……」

町長「(今までの勇者は、次の町が~城が~などと)」

町長「(見向きもしてくれんかったが……)」

町長「(まだまだ、捨てたもんじゃないのぉ)」

勇者「(勇者として初めての仕事! やるぞっ! )」

……

~洞窟~

勇者「ここかぁ……よし、やってやるっ!」

魔法使い「……」ジィ~

おおありくいが現れた!

勇者「うおおぉっ!!」

勇者の攻撃!

おおありくいに17のダメージ!

おおありくいを倒した!

フロッガーが現れた!

勇者の攻撃!

フロッガーに15のダメージ!

フロッガーを倒した!

じんめんちょうが……

……


~洞窟 最奥~

勇者「こ、ここが行き止まり……?」キョロキョロ

魔法使い「うふふっ」

勇者「(何だろう? 嫌な予感がする……)」ゾゾ

??「……!」バッ

??「何者だ?」

勇者「えっ? お、お前こそ誰だ!」

??「クックックッ……」

??「聞いて驚くな。」

??「我は魔王四大配下のエビルマージ。」

勇者「な、なんだって……なんでそんなのが」

勇者・エビルマージ「「 こんなところに? 」」

勇者「!?」ビクッ

エビルマージ「雑魚同然だが、見逃す訳にはいかぬ。」

エビルマージ「己の運のなさは、地獄で嘆くがいい!」

魔王四大配下のエビルマージが現れた!

エビルマージは不敵に笑っている!

勇者「くっ! だけど……僕は」ググッ

エビルマージ「クックック……んっ?」

勇者「勇者なんだっ!!」ダッ

勇者の攻撃! 会心の一撃!

エビルマージに23のダメージ!

エビルマージ「がっ……!」ズザッ

エビルマージ「わ、我に傷ををを」

勇者「ひっ!」

エビルマージ「許さぬ!」

エビルマージの攻撃! メラミ!

勇者に70のダメージ!

勇者「うわああぁっ!!」ゴオォッ

勇者は倒れた。

勇者のパーティは……

エビルマージ「む?」

魔法使い「?」

エビルマージ「チッ、我としたことが……」

エビルマージ「このボロクズの仲間か。」

魔法使い「……」ピクッ

エビルマージ「仲良く一緒に地獄へ送ってやる!」

エビルマージの攻撃! メラミ!

ミス! 魔法使いはダメージを受けない!

エビルマージ「は? ……」

エビルマージの攻撃! 燃え盛る炎!

ミス! 魔法使いにダメージを与えられない!

エビルマージ「ふざけるな……ずぁっ!」

エビルマージの攻撃! マヒャド!

ミス! 魔法使いは……

ニヤニヤ笑いながら様子を伺っている!

魔法使い「うふふっ」

エビルマージ「!!」

エビルマージ「……っひ、はひっ、な、なぜ?」ガチガチ

魔法使い「……終わり? つまらないこと。」

エビルマージ「あっ。」

魔法使いの攻撃! ドルマドン!

エビルマージに500のダメージ!

エビルマージを倒した!

今日は、ここまでです。後日続き書いていきます。


メール欄にsagaっていれんと文字化けする時あるから気をつけなされ

続きです。

<テレレッテテッテー!>

魔法使いはレベルが上がった!

魔法使い「!」

魔法使いのレベルが91になった。

ちからが上がった +1

すばやさはこれ以上上がらない!

たいりょくが上がった +1

かしこさはこれ以上上がらない!

うんのよさはこれ以上……

……


~洞窟内~

魔法使い「んっ……」ン~

魔法使いは呪文を唱えた! ザオラル!

なんと! 勇者は生き返った!

勇者「あ……れ、僕は?」ムクリ

魔法使い「……!」ホッ

勇者「はっ!」

勇者「エ、エビルマージ……!」キョロ

魔法使い「……」クイクイ

勇者「魔法使いさん?」クルリ

魔法使い「」ユビサシ

エビルマージ「」

勇者「あっ……! 僕の剣がアイツに突き刺さって……」

勇者「そっか……何とか倒せたんだ、よかった。」ハァ

勇者「(ん~っ、倒した時の記憶がないけど……)」

勇者「(でも、エビルマージは倒れてるから)」

勇者「(へへっ……)」←ウレシイ

魔法使い「うふふっ」ニマー

キラッ

勇者「ん? あれは……?」

勇者「これ、なんだろ?」スッ

魔神のゆびわを手に入れた!

勇者「(指輪かぁ……僕が使うより)」

勇者「(魔法使いさんの方が……うん)」チラッ

魔法使い「?」ジ~

勇者「(女の人の方が似合うからであって)」

勇者「(別にそういうのじゃないし! )」モンモン

魔法使い「??」

勇者「~~あ。あの、魔法使いさんっ!」

勇者「こ、これ使ってくださいっ。」サッ

魔法使い「!」

魔法使い「うふふっ」ジィ

勇者「~~//」プイッ

勇者「さ、さぁ帰って、村長さんに報告しよう!」

……


~ナーベの町 村長宅~

村長「おおっ、無事で何よりですじゃ。」

勇者「はいっ! 苦戦しましたが」

勇者「洞窟の魔物は倒しました!」

村長「確かに、洞窟から嫌な気配が消えておるわい。」

勇者「いえ、勇者として当然のことをしたまでですっ!」

村長「ほっほっほっ……そうか、ありがとう。では……」

村長「これは村を代表して、ささやかながらお礼じゃ。」スッ

500Gを手に入れた!

薬草×10を手に入れた!

宿屋共通無料券×10を手に入れた!

勇者「ありがとうございます!」

村長「ほっほ。今日は、もう日が暮れておるし……」

村長「ぜひとも、一晩泊まっていかれるとよい。」

勇者「はいっ! お言葉に甘えさせていただきまう!」

……


~次の日~

村長「そうじゃ、このまま旅を続けるのじゃろう?」

村長「次は、町の東側に位置する祠を目指すのじゃ。」

村長「その祠を抜けて、すぐ北側に城が見えるじゃろうて。」

勇者「なにからなにまで、ありがとうございましたっ!」ペコリ

村長「ほっほっほっ。こちらこそ、世話になったの。」ペコ

村長「では、道中身体に気をつけるのじゃぞ。」

……

~後日 ナーベの町 村長宅~

村長「世があのような若者ばかりであれば」

村長「世界の平和も、夢ではないのぅ……」フゥ

キャアアァッ~~! ウワアアァ~~ッ!

村長「な、何じゃ!?」ガタッ

ダッダッダッ……

――ガチャッ!

町人A「た、助けてくれぇっ!」

町人B「やめてっ! いや、やめ……」

村長「な……なにをっ!」

??「殺せぇっ! 皆殺しだあぁ~~っ!」

どこからともなく地獄の鎧の群れが現れた!

「「「「「…………」」」」」

ガシャン、ガシャン、ガシャン……

地獄の鎧Aの攻撃!

地獄の鎧Bの攻撃!

地獄の鎧Cの攻撃!

地獄の……

……

ナーベの町は燃えている……

ゴゥゴゥッ、メラメラッ……

町人A「」

町人B「」

??「……チッ、これじゃ、拍子抜けもいいとこだ。」

??「報告によれば、ここらで討たれたとあるが……」

??「エビルマージの奴、完全に油断したな。」

??「奴は魔力に過信が過ぎた。その報いよ。」

??「(ただ、過信が過ぎてなお、こんな片田舎で)」

??「(ここらで、奴を討つような輩が現れた訳か)」

村長「はぁ、はぁっ……な、なぜ」

??「ああっ? ……なんだってぇ?」ザッ

??「まだ、生き残りがいたのか……ハッ」

??「ハッハァッ! 俺の名は地獄の騎士っ!」

地獄の騎士「冥途の土産に俺の名を持って逝け。」

村長「……無念。」

地獄の騎士の攻撃! 痛恨の一撃!

村長は息絶えた。

今日は、ここまでです。後日続き書いていきます。

魔法使い「>>42 うふふっ、変えてみましたわ。」

続きです。

~東の祠~

勇者「祠っぽい所には着いたけど……」

スタスタ……

ピタッ

勇者「……あれ、もう行き止まり?」

魔法使い「うふふっ」トコトコ

ペタッ……

勇者「魔法使いさん、そこは壁だよ?」

魔法使い「イオ…ラ」ボソッ

ドカァンッ!! パラパラ……

勇者「ええっ! ……す、すごい。」

魔法使い「」ニマ

勇者「手をかざせばよかったのか!」

魔法使い「……」ガクッ

勇者「よ~し。先に進むぞ~っ!」

タッタッタ……

アルミラージが現れた!

勇者「くらえっ!」

勇者の攻撃!

アルミラージに17のダメージ!

アルミラージは呪文を唱えた! ラリホー!

勇者「~~! ……ZZz」スヤスヤ

勇者は眠ってしまった!

アルミラージ「」ニヤ

アルミラージは様子を見ている!

どこからともなく魔物の群れが現れた!

おばけありくいが現れた!

ホイムスライムが現れた!

ホイミスライムは呪文を唱えた! ホイミ!

アルミラージのHPが17回復した!

勇者は眠っている!

おばけありくいのこう……

魔法使いの攻撃! ベギラマ!

アルミラージに30のダメージ!

アルミラージを倒した!

おばけありくいに33のダメージ!

おばけありくいを倒した!

ホイミスライムに32のダメージ!

ホイミスライムを倒した!

魔物の群れを倒した!

すかさずキャタピラーが現れた!

勇者はまだ眠っている!

キャタピラーは呪文を唱えた! スカラ!

キャタピラーの守備力が25上がった!

魔法使いの攻撃! メラミ!

キャタピラーに74のダメージ!

キャラピラーを倒した!

……

~東の洞窟 最奥~

勇者は目を覚ました!

勇者「? ここは……あっ。」

グルグルグル……

勇者「あの丸く渦巻いてるのって……」

勇者「ん~なにか分かりますか?」クル

勇者「魔法使いさ――」

ドンッ

魔法使い「うふふっ」

勇者「え゛っ」

~~ワープ中~~

勇者「」グ~ルグ~ル

~~ワープ後~~

勇者「う~~ん……っ」

勇者「――はっ!」

魔法使い「」ジィ

勇者「何だか、してやられたような」

勇者「そんな気がするけど……」

勇者「気のせい、だよね、うん。」

勇者「確か……村長さんの話だと、ここを」

勇者「北側に進めば、お城が見えてくるはずだ!」

トコトコ、ガシャンガシャン……

~ロリアマ城 城下町~

町人「ようこそ、ロリアマ城へ!」

勇者「わぁっ、ここがロリアマ城……」キョロキョロ

魔法使い「うふふっ……」

勇者「まずは、王様へ謁見しに行こう!」

~ロリアマ城前 門前~

ロリ兵士「ここは、我らが国王の住まう、お城。」

ロリ兵士「関係者以外の立入りは、ご遠慮願います。」

勇者「ええ~っと……これで、通れますか?」

勇者は勇者の紋章をロリ兵士に提示した!

ロリ兵士「おおっ、これは確かに勇者の紋章。」

ロリ兵士「どうぞ、お通り下さい……ただし」

ロリ兵士「国王に無礼なきよう、お知りおき下さい。」

勇者「はいっ! ありがとうございました!」

ロリアマ城内~玉座の間~

ロリ王「――遠路遥々ご苦労であった。」

ロリ王「ここでゆっくりと羽を休めるがよい……」

勇者「はいっ!」

ロリ王「っと、そう申したいところなのだが――」

勇者「?」

ロリ王「旅の合間でよい。ここより北西の位置に」

ロリ王「シャンパーンと呼ばれる塔が建っておる。」

勇者「シャンパーンの塔……」

ロリ王「うむ。そこの最上階にカンダタという」

ロリ王「小悪党、もとい盗賊団が巣くっておっての。」

勇者「盗賊団!」ワクワクッ

ロリ王「そ、そうじゃ。実は、その盗賊団に」

ロリ王「恥ずかしい話じゃが、我が国の秘宝である」

ロリ王「金のかんむりをまんまと盗まれてしまった。」

勇者「それを……取り返すお仕事でしょうか?」

ロリ王「! ……ほう、話が早うて助かるわい。」

ロリ王「無論、金のかんむりを取り返した暁には」

ロリ王「其方が望む報酬を出すことを約束しよう。」

勇者「はいっ! お任せくださいっ、勇者の名に懸けて」

勇者「必ずや金のかんむりを取り戻して見せますっ!」

ロリ王「おおう。大いに期待しておる……頼んだぞ。」

今日は、ここまでです。後日続き書いていきます。

ロリアマ城 城下町

ガヤガヤ、ワイワイ……

勇者「はぁ……それにしても、大きいなぁ。」キョロキョロ

ザワザワ……ザワッ……

勇者「! あそこだけ、すごい人集りだ……」

勇者「ん~っ、気になるし、行ってみよう!」タッ

……


煽り屋「本日、皆様にお集まり頂いたのは~~」

煽り屋「――そうっ! 全人類の史上最強を決する闘争ッ!」

煽り屋「血沸き、肉躍る……頂上決戦トーナメント開催日!」

煽り屋「我こそが一番! そう思った力自慢は! ここに集えっ!」

煽り屋「エントリー受付は、もう間もなく締め切りだ!」

煽り屋「さぁっ! 野郎ども! 是が非でも受付に急げっ!」

すみません、遅れましたが続きです。

勇者「はえ~……ロリアマには、こういう催しが……」

勇者「ちょ、頂上決戦か……うぅ、参加したいけど。」ブルッ

受付「!! 闘技場は老若男女を問わず! そこの坊やっ!」

勇者「はひっ!」ビクッ

受付「これとあれとそれに、今すぐサインしなっ!」バッ

勇者「は、はいっ!」カキカキ

勇者「どうぞ!」サッ

受付「~~ふむふむ。」

勇者「……っ」ドキドキ

受付「――オ~ケ~だ。」

勇者「ほっ……ん? あれ、あ、まって。」

受付「登録名は、勇者……いい名前だっ!」

勇者「ちょっ……僕、まだ!」

受付「そうそう、途中辞退は出来ない!」

勇者「えっ。」

受付「うん、さっきサインしたよね?」

勇者「そ、そんなぁ~~」

受付「さぁ、並み居る強豪を退け、見事優勝せよ!」

……


~闘技場~

見物人A「でも、優勝は本命の○○だろうな!」

見物人B「いやいや、今年は□□に決まってる!」

見物人C「△△が、今回の大穴だぜ!」

見物人D「まてよ、◇◇だって……」

予想屋「今日は~~絶好調! ~~に決めな!」

司会者「紳士淑女の皆様、この度お集まりいただきまして」

司会者「誠にありがとうございます。早速ではありますが!」

司会者「皆様、すでにご周知の通りロリアマ恒例となりました」

司会者「雌雄を決する頂上トーナメントを開催致します!」

司会者「それでは! 皆様、トーナメント表をご覧あれ!」

~闘技場 出場選手一覧表~

賢者(男)※永久シード

戦士(女)

武道家(男)

魔法使い(男)

僧侶(男)

盗賊(男)

商人(男)

遊び人(女)

勇者

~~~~~~~~~~~~~~

優 勝
       |
―――――――――――
| | |
| | |
―― ―― |
| | | | |
| | | | | | | | |
商 魔 戦 盗 遊 武 僧 勇 賢

~~~~~~~~~~~~~~

あえ、凄いズレてしまいました。すみません。
次回の投稿で修正し、続きを書いていきます。

続きです。

1回戦 ~商人 VS 魔法使い~

商人「道具の扱いは、商人にお任せ!」

魔法使い「俺の魔法でやっつけてやる!」

商人が現れた!

魔法使いが現れた!

商人の攻撃! 

道具としていかずちの杖を使った! ベギラマ!

魔法使いに33のダメージ!

魔法使いの攻撃! ヒャド!

商人に27のダメージ!

商人は道具として薬草を使った!

商人のHPが27回復した!

魔法使いの攻撃! ギラ!

商人に20のダメージ!

商人の攻撃!

道具としていかずちの杖を使った!

魔法使いに30のダメージ!

魔法使いの攻撃! イオ!

商人に22のダメージ!

商人の攻撃!

魔法使いに14のダメージ!

魔法使いを倒した!

司会者「……勝者! 商人っ!!」

商人「道具に誰より精通する職業! それが商人!」

……


戦士 VS 盗賊

戦士「アタシの剣の錆にしてあげる!」

盗賊「さて、俺の動きが見切れるかな?」

戦士が現れた!

盗賊が現れた!

盗賊の攻撃!

戦士に11のダメージ!

戦士の攻撃!

ミス! 盗賊はひらりとみかわした!

戦士「くっ!」

盗賊の攻撃!

戦士に12のダメージ!

戦士の攻撃!

ミス! 盗賊はひらりとみかわした!

戦士「あ、当たらない……?」

盗賊「ははっ、止まって見えるぜ。」

盗賊の攻撃!

戦士に12のダメージ!

戦士「……なところで。」ボソボソ

戦士は力をためている!

盗賊「なんだ、諦めたか?」

盗賊のこう……

戦士「――負ける訳には、いかない!」バッ

戦士の攻撃! 会心の一撃!

盗賊に80のダメージ!

盗賊を倒した!

司会者「……勝者! 戦士っ!!」

戦士「まだまだ、精進が足りないね。」

~闘技場 観客席~

ザワザワッ……ザワッ……

見物人A「なんか、今年はレベル低いよなぁ。」

見物人B「いやぁ、そう言ってやるなよ。」

見物人C「トーナメント三連覇の覇者、賢者がいるし」

見物人C「挑もうとする輩が減った影響が大きいさ。」

見物人D「! って、おい、あ、あの武道家が一瞬で……」

武道家「げほっ……!」

武道家を倒した!

遊び人の勝利!

司会者「おおっとぉっ! 圧倒的だ! 初出場の遊び人が」

司会者「わずか、1ターンで勝利を決めてしまったぁっ!」

遊び人「うふふっ」

……


僧侶 VS 勇者

僧侶「お手柔らかにお願いしますよ。」

勇者「で、出たからには勝ってみせる!」

僧侶が現れた!

勇者が現れた!

勇者「ええいっ!」

勇者の攻撃!

僧侶に27のダメージ!

僧侶は呪文を唱えた! ラリホー!

勇者「! それは、前にも見た!」サッ

勇者には効かなかった!

僧侶「むっ!」

勇者の攻撃!

僧侶に26のダメージ!

僧侶は呪文を唱えた! ベホイミ!

僧侶のHPが52回復した!

僧侶「」ニヤリ

勇者「か、回復呪文っ!」

勇者の攻撃!

僧侶に28のダメージ!

僧侶「これは、どうですかな?」

僧侶は呪文を唱えた! マヌーサ!

勇者は幻に包まれた!

勇者「あ、あれぇ……?」キョロキョロ

勇者は周りを上手く認識出来ない!

勇者の攻撃!

ミス! 僧侶に攻撃は当たらなかった!

僧侶「今の間に……それっ!」

僧侶は呪文を唱えた! ルカニ!

勇者の守備力が下がった!

勇者はまだ幻に包まれている!

勇者「うぅ……どこ?」

勇者の攻撃!

ミス! 僧侶に攻撃は当たらなかった!

僧侶「ふふっ、念には念を入れますか。」

僧侶は呪文を唱えた! マホトーン!

勇者は呪文を封じられた!

いまだ勇者は幻の中にいる!

勇者「くそぉっ……あっ!」

勇者「そうだっ、そういえば――」

勇者「(さっきの戦士さんと盗賊さんの試合で)」

勇者「(戦士さんが……)」ブツブツ

勇者は力をためている!

僧侶「観念したようですね!」

僧侶の攻撃!

勇者に30のダメージ!

勇者「痛いっ!! でも、そこだぁっ!」

勇者の攻撃! 会心の一撃!

僧侶「へっ!?」

僧侶に60のダメージ!

僧侶を倒した!

勇者の勝利!

司会者「……勝者! 勇者っ!!」

勇者「へへっ……いっぱい呪文が使えて羨ましいなぁ。」

~闘技場 観客席~

見物人A「勝って、言うことがそれかよぉっ!」

見物人B「こりゃ、とんでもないルーキーだぜ。」

見物人C「う~ん。僧侶はあの場面で、もう一回」

見物人C「ラリホーを掛けるべきだっただろうな。」

見物人D「かわされたイメージを持ったことが敗因か。」

……


2回戦 ~商人 VS 戦士~

戦士「アタシは負けない!」

商人「分かりやすいですね。」

商人が現れた!

戦士が現れた!

戦士「りゃぁっ!」

戦士の攻撃!

商人に40のダメージ!

商人は道具として薬草を使った!

商人のHPが29回復した!

戦士の攻撃!

商人に42のダメージ!

商人は道具として薬草を使った!

商人のHPが31回復した!

商人「や、薬草が間に合わな……」

戦士「まだまだぁっ!」バッ

戦士の攻撃!

商人に41のダメージ!

商人の攻撃! おおごえ!

商人「おおぉぉ~いっ!」

商人のおおごえ空しく誰も現れなかった!

戦士「もう、終わりかい?」チャキッ

商人「……へっ、へへ。あっ、姉御見逃し――」

戦士「せいっ!」

戦士の攻撃!

商人に43のダメージ!

商人を倒した!

戦士の勝利!

司会者「……勝者! 戦士っ!!」

戦士「小手先相手は、どうも苦手でね。」

……


遊び人 VS 勇者

遊び人「うふふっ」

勇者「? (あれっ、どこかで……?)」

遊び人が現れた!

勇者が現れた!

遊び人は様子を見ている!

勇者「なら、僕からいくぞ!」

勇者の攻撃!

ミス! 遊び人はひらりとみかわした!

勇者「むっ!」

遊び人「うふふっ」

遊び人は余裕の笑みを浮かべている!

勇者「こ、これで、どうだ!」

勇者の攻撃!

ミス! 遊び人に攻撃が当たらなかった!

勇者「! そ、そんな、今確かに……?」

遊び人「……」ニマァ

遊び人は不敵に微笑んでいる!

勇者「(そっか……攻撃が当たらないなら)」

勇者「(前に覚えた呪文を試してみよう! )」

遊び人「?」

勇者「たぁっ!」

勇者の攻撃! ベギラマ?

遊び人「……?」

遊び人は不意を突かれた!

勇者「や、やった!」グッ

~闘技場 観客席~

見物人A「……今の、ベギラマか?」

見物人B「いや、ギラ……のような。」

見物人C「何とも言い表せない威力だった。」

見物人D「だが、遊び人が初めてダメージを受けた。」

……


遊び人に1のダメージ!

遊び人「……」ニィ

勇者「……ぜ、全然効いてない?」

遊び人は……

その重い腰を上げた!

勇者「! ……ひ、ひあっ」ビクッ

遊び人「うふふっ」ゾクゾクッ

勇者「こ、来ないでっ!」ブンブン

勇者はやたらめったら剣を振り回した!

ミス! 遊び人に攻撃は当たらない!

遊び人の攻撃! メラ!

勇者に10のダメージ!

勇者「きゅぅ。」

勇者を倒した!

司会者「……勝者! 遊び人っ!!」

遊び人「ん、ぁっ……はぁっ。」フゥ

~闘技場 観客席~

見物人A「? なんだ、メラで倒れなかったか?」

見物人B「たぶん、勇者は精神的にやられたように思う。」

見物人C「そうだな、あの状態じゃ……何でも大げさに見える。」

見物人D「前の武道家の時も、似たような試合だったよなぁ。」

賢者「(いや、あれは……実力が伴って、初めて成立する事象だ)」

……


準決勝 ~戦士 VS 遊び人~

戦士「アタシに、こけおどしは通用しないよ!」

遊び人「うふふっ」

戦士が現れた!

遊び人が現れた!

遊び人は、ぼ~っとしている。

戦士「! ッチ、ナメられたモンだね。」イラッ

戦士「そんなんじゃ、足元をすくわれるよ!」ダッ

戦士のこう……

遊び人の攻撃! 水面蹴り!

戦士は、攻撃の勢いのまま盛大にすっ転んだ。

戦士「……はっ?」

遊び人「……」ジィ

戦士「~~//」カアァ

戦士「こ、このぉっ!」ブンッ

戦士の攻撃!

ミス! 遊び人はひらりとみかわした!

すかさず遊び人は呪文を唱えた! バシルーラ!

戦士「!?」

戦士は突然浮上し闘技場の天井に衝突した!

ドゴォ

戦士「」

戦士に300のダメージ!

戦士を倒した!

遊び人の勝利!

司会者「……勝者! 遊び人っ!!」

司会者「! こ、これは、とんでもない新人が現れたぞ!」

司会者「闘技場史上初! 新人選手が決勝戦に進出~っ!」

司会者「現在、トーナメント三連覇中の賢者との死闘――」

司会者「これは見逃せない! さぁ、両選手入場だぁっ!」

~闘技場 観客席~

ザワザワッ、ガヤガヤッ――ワイワイッ……

見物人A「う~む、未だに力の底を見せない遊び人だが。」

見物人B「四連覇を賭け、強者と呼ぶに相応しい賢者が相手だ。」

見物人C「永久シード枠は、三連覇を成し遂げた者のみに……」

見物人C「与えられる名誉! その名声を物にした賢者相手に」

見物人D「遊び人がどこまでやれるのか、これは期待出来るぜ。」

今日は、ここまでです。後日続き書いていきます。


次回闘技場人類頂上決戦トーナメント決勝戦

~遊び人(新人選手) VS 賢者(三連覇中)~

続きです。

賢者「手加減すると思うな。」

遊び人「うふふっ」

賢者が現れた!

遊び人が現れた!

司会者「さぁ、どのように試合が動くのか。」

司会者「全観客が注目する世紀の一戦です!」

賢者「はああぁっ!」

賢者の攻撃! マヒャド!

ミス! 遊び人にダメージを与えられない!

賢者「なっ!? (ヒャド系の完全耐性か!? )」

遊び人「うふふっ」

遊び人は不気味に笑っている!

賢者「……(いや、先刻の試合では、勇者という少年の)」

賢者「(呪文には、わずかといえダメージを負ったはず)」

賢者「(……その最上位呪文を扱いこなす私が! )」

賢者「(それを全力でぶつければ、あるいは!)」

賢者は次の攻撃に備え精神を統一した!

遊び人は様子を伺っている!

遊び人「?」

賢者「その余裕も、ここまでだ!」

賢者「この一撃で終わらせるっ!」

賢者「むうぅんっ!!」ゴァッ!

賢者の攻撃! ベギラゴン!

精神統一がベギラゴンの威力を高める!

ゴオオオォォッ!! ズオォォッ――ヂリヂリ……

司会者「おおっと! ここで、賢者の一切情け」

司会者「容赦のないベギラゴンが炸裂したぁっ!」

……


遊び人「は、あ……つっ」パタパタ

遊び人はダメージを受けない!

賢者「? ……??」

賢者「?? ……?」

賢者「(じょ、冗談、だろ?)」

賢者「は、ははっ。」ゾゾ

遊び人「終わり?」ジィ

賢者「ぎっ! まっ、まだだぁっ!」ズォッ

賢者は続けざまに呪文を唱えた!

バギクロス! メラゾーマ! イオナ……

……

遊び人は全ての呪文を受けない!

遊び人「うふふっ」

遊び人は無邪気な笑みを浮かべている。

司会者「……なっ、なんと! あの、賢者が!」

司会者「三連覇を成し遂げた賢者が! 手も足も出ないのか!?」

司会者「こ……これには私自身、驚きを隠すことが出来ません!」

賢者「全属性系統完全耐性……? ははっ、あり得ない。」ギリッ

賢者「あっ、ああああり得るはずがなぁぁいっ!」カッ

遊び人の攻撃! ジゴスパーク!

夥しい電撃が渦となって賢者を中心に包み込む!

賢者に310のダメージ!

賢者「」シュウゥゥ……

賢者を倒した!

遊び人の勝利!

司会者「……」ポカーン

遊び人「うふふっ」ニマァ

司会者「あっ。」ハッ

司会者「失礼致しました! しょ、勝者は! 遊び人っ!!」

ワアアアァァ~~ワアアァ――……

……

~闘技場 観客席~

見物人A「な、なんて強さだ。まだ、底が知れない。」

見物人B「あの賢者が圧倒的に叩きのめされるとは。」

見物人C「けっ。結果は結果、新王者は遊び人、か。」

見物人D「へっ、あの神秘性……俺は、ファンになる。」

予想屋「はっ。予想出来なかった……これは荒れるぜ!」

司会者「――え、え~っ。それでは、優勝者!」

司会者「三連覇中の賢者を破った新王者!」

司会者「その健闘! その栄誉を称えて!」

司会者「闘技場より優勝賞品を授けます!」

見物人A「優勝賞品は、なんだったかな?」

見物人B「確か、覇者のつるぎと1万Gか。」

見物人C「覇者のつるぎは、闘技場優勝者全員に」

見物人C「授与される名誉の刀剣。それが王者の証。」

見物人D「ま、ただの遊び人には過ぎた武器だがな。」

司会者「――では、以上を持って闘技場主催」

司会者「決戦トーナメントを終了致します!」

……

~ロリアナ城 城下町~

スタスタ……

勇者「は~っ、負けた後気絶したせいで」

勇者「後の試合、見逃しちゃったなぁ……」トボトボ

勇者「2回戦敗退の僕には関係ないか……」イジイジ

魔法使い「」ツンツン

勇者「わ、わぁっ! ま、魔法使いさん。」

勇者「……あっ! ご、ごめんね。」

魔法使い「?」

勇者「か、勝手に動き回って、迷惑掛けちゃった。」ショボン

勇者「そ、それに負けたし、いいとこないよね……」

魔法使い「うふふっ」ナデナデ

勇者「! うっ。うぅっ。次は、もっと頑張るよ!」

魔法使い「ま……えの」ポソ

魔法使い「お、お礼……」スッ

勇者「こ、これは……!」

勇者「魔法使いさん、もしかして!」

魔法使い「……っ!」ギクリ

勇者「絶対これいい剣だよ!」

勇者「ありがとうっ!」

魔法使い「……」ガクッ

魔法使い「うん……」

勇者「さて、と。次に目指すはシャンパーニの塔!」

勇者「へへっ~、この剣があれば百人力だ!」ウキウキ

魔法使い「うふふっ」ニコニコ

……

ここまでです。続きは、また書きます。

すみません、間違いました。

>>150

~ロリアナ城 城下町~ ×

~ロリアマ城 城下町~ ○

>>153

>勇者「さて、と。次に目指すはシャンパーニの塔!」 ×

>勇者「さて、と。次に目指すはシャンパーンの塔!」 ○

以上です。では、続きです。

~シャンパーンの塔~

勇者「早速、試し斬りだ!」

おばけキノコが現れた!

勇者「ていっ!」

勇者の攻撃!

おばけキノコに53のダメージ!

おばけキノコを倒した!

キズモが現れた!

勇者の攻撃!

キズモに51のダメージ!

キズモを倒した!

すかざすどくイモムシが現れた!

勇者の攻撃!

どくイモムシに50のダメージ!

どくイモムシを倒した!

勇者「つ、つよい。」ドキドキ

……

~シャンパーンの塔 最上階~

勇者「盗賊団め! 年貢の納め時だ!」

勇者「(一度、言ってみたかったやつ……)」ジーン

カンダタ「むっ、何奴!」

勇者「観念しろ! これまでの悪行許さないぞ!」

カンダタ「! へっへっへっ……許さぬとあらば――」

カンダタ「かくなる上は、その命貰い受ける!」

勇者「ええっ!? (とんでもない開き直りだよ! )」

カンダタ「者共! 出会え、出会えっ! 斬れ、斬り捨てい!」

ワラワラ……ワラ

どこからともなくカンダタ子分A・B・C・D・Eが現れた!

魔法使い「……ルカ、ナン。」ポソ

カンダタ子分全体の守備力が下がった!

勇者「くっ、ここでやられる訳にはいかない!」

勇者の攻撃!

カンダタ子分Aに64のダメージ!

カンダタ子分Aを倒した!

カンダタ子分B・C・D・Eの波状攻撃!

ミス! 勇者はひらりとみかわした!

勇者に15のダメージ!

勇者に17のダメージ!

勇者に16のダメージ!

勇者「(確実に一体ずつ倒せば! )」

勇者の攻撃!

カンダタ子分Bに65のダメージ!

カンダタ子分Bを倒した!

カンダタ子分C・D・Eの波状攻撃!

勇者に15のダメージ!

ミス! 勇者はひらりとみかわした!

勇者に16のダメージ!

勇者の攻撃!

カンダタ子分Cに63のダメージ!

カンダタ子分Cを倒した!

カンダタ子分D・Eの波状攻撃!

ミス! 勇者はひらりとみかわした!

勇者に15のダメージ!

勇者の攻撃!

カンダタ子分Dに66のダメージ!

カンダタ子分Dを倒した!

カンダタ子分Eは、驚き戸惑っている!

カンダタ子分E「げげっ、親分! お助けを~!」ダッ

カンダタ子分Eは逃げ出し……

勇者「しめた! チャンスっ!」シュパ

すかさず勇者の攻撃! 会心の一撃!

カンダタ子分Eに90のダメージ!

カンダタ子分E「親分に栄光あれ~っ!」

カンダタ子分Eを倒した!

カンダタ子分の群れを倒した!

カンダタ「お~お~、よくもかわいい俺の子分達を!」

勇者「はぁ、はぁっ……あ、後はお前だけだ!」

カンダタ「そうだが、すでに満身創痍のようだな。」

カンダタ「くっくっくっ。今、楽にしてやる!」

勇者「か、かかってこいっ!」

カンダタ親分が現れた!

魔法使い「うふふっ」ヒュッ

魔法使いの攻撃! 当て身!

トンッ

勇者に1のダメージ! 勇者は眠ってしまった!

勇者「?? ~~ZZz……」パタン

カンダタ親分「血迷ったかぁ~っ!?」

カンダタ親分「俺は、女とて容赦はせんぞ~!」

カンダタ親分の攻撃! 痛恨の一撃!

魔法使いはダメージを受けなかった!

カンダタ「ふぁっ……!?」グググッ

カンダタの斧は、魔法使いの片手で支えられている!

魔法使いはもう片手に魔力を集中している!

カンダタ「まっ、待った! 金のかんむりは返すから」

カンダタ「許してくれよ! なっ! なああぁっ!?」

魔法使い「」ニィ~

魔法使いの攻撃! メラガイアー!

獄炎の火柱がカンダタを中心に覆いつくす!

カンダタに450のダメージ!

カンダタ「こ、ここまでやるか……」バタッ

カンダタを倒した!

……


ユサ、ユサユサ……

勇者「う~ん……?」

魔法使い「……っ」ユサユサ

勇者「! え……あっ!」バッ

魔法使い「」ニマァ

勇者「(か、顔近かった//)」ドキドキ

勇者「そっ、そうだ、カンダタ、金のかんむり――」

魔法使い「うふふっ」アレアレ

キラキラ……

勇者「! あの神々しい輝きっ、あれだね。」スッ

金のかんむりを手に入れた!

勇者「? でも、カンダタはどこに……?」キョロ

魔法使い「……っ」アセアセ

勇者「ああ~っ、子分がやられて逃げたのかぁ。」

魔法使い「うふふっ」フゥ

勇者「う~ん、この剣の前じゃしょうがないね。」

勇者「……よっし、ロリ王に報告しに行こう!」

……

ロリアマ城内~玉座の間~

勇者「――ロリ王様っ! こちらが金のかんむりです!」スッ

ロリ王「お、おおっ! それは、まさしく金のかんむり!」

ロリ王「そうかっ。期待通り、取り戻してくれたか。」

ロリ王「其方達に頼んだ儂の眼に狂いなかったわ!」

ロリ王「……して、其方達は褒美に何を望む?」

ロリ王「儂は気分がよい。まず、大抵のことは」

ロリ王「望みとして、儂が叶えて進ぜよう!」

勇者「ははーっ! で、では。僕の望みは……」

勇者「こ、この剣に見合うような防具が欲しいです!」サッ

ロリ王「おう? なんと、これは覇者のつるぎか!」

ロリ王「(この若さで、あの闘技場を制覇したとな……)」

ロリ王「(カンダタ盗賊団の盗伐をこなすだけあるのぉ)」

勇者「や、やはり。無茶なお願いでありましたか……?」

ロリ王「いや、よいよい。その若さでその望みとは」

ロリ王「強さを探求する男として、感服したまでよ。」

勇者「えへへっ……」テレテレ

ロリ王「では、望み通りの防具を授けよう!」

ロリ王「どれっ、ロリ兵士よ。一流の防具を持てい。」パンパン

――ババッ!

ロリ兵士「……御意。王のご命令とあれば今すぐに。」サッ

魔法のたてを手に入れた!

魔法のよろいを手に入れた!

ミスリルヘルムを手に入れた!

ロリ兵士「……剣の代わりに装飾品を用意した。」スッ

パワーベルトを手に入れた!

勇者「どれもこれも凄いや! ありがとうございました!」ペコリ

ロリ王「うむっ。其方達の冒険はまだまだ続くはずじゃ。」

ロリ王「次に目指すは、ここを南東に向かった先にある」

ロリ王「アサアラームと呼ばれる町に行くがよかろう。」

勇者「! はいっ! 次の目的地として、頑張ります!」

ロリ王「はっはっはっ、ではな。旅の無事を祈っておるぞ。」

……

勇者「ふふ~んっ、凄いぞ~かっこいいぞ~!」

魔法使い「……かっこ、いいよ。」ボソ

勇者「へ? な、なに? (聞き取れなかった……)」

勇者「(いつか聞き直そう!) ……っ、そうだ。」

勇者「魔法使いさんの装備って、どんな感じなの?」

魔法使い「? うふふっ」チラリ

次元の―z__

聖神の盾

深淵の黒衣

真理の道冠

魔人の指輪

勇者「あ……それ(指輪付けてくれてた……っ)」←ウレシイ

魔法使い「?」キョトン

勇者「う、ううん。何でもないよ! ありがと//」プイッ

勇者「つ、次はアサアラームだ! 張り切って行こ!」

ここまでです。続きは、また書きます。

続きです。

~アサアラームへの道中~

勇者「気を引き締めて、いくぞ~っ!」

魔法使い「……」ジィ

デスフラッターが現れた!

勇者の攻撃!

デスフラッターに75のダメージ!

デスフラッターを倒した!

すかざずバリイドドッグが現れた!

勇者「やぁっ!」

勇者の攻撃!

バリイドドッグに72のダメージ!

バリイドドッグを倒した!

……


勇者「まだまだっ、こい!」チャキ

キャットフライが現れた!

勇者の攻撃!

キャットフライに58のダメージ!

キャットフライを倒した!

どこからともなくあばれザルが現れた!

勇者の攻撃!

あばれザルに63のダメージ!

あばれザルを倒した!

……

~アサアラーム 町中~

町人「ようこそ、アサアラームの町へ!」

勇者「ふぅ。なんだか、ここにくるまで」

勇者「少しずつ、熱くなって来たね……」

魔法使い「」コクコク

勇者「! うん。早いけど、宿屋に行こっか!」

勇者「(……こうして見ると、結構広い町だなぁ)」

勇者「(道を覚えないと、途端に迷っちゃいそうだ)」

勇者「(この町の宿屋は、どこにあるんだろう? )」

勇者「あ、あの~。すみませ~ん、宿屋はどちらに」モシモシ

??「!!」グルリ

商人「おお! 私の友達! お待ちしておりましたっ!」

勇者「やどっ……!? えっ。と、友達?」

勇者「(そうだったかな……んん、思い出せない)」

商人「私、貴方の友達っ! だから、いいもの売るね!」ササッ

勇者「! (友達だと、いいもの売ってくれるんだ! )」

勇者「そ、それじゃ、ちょっと見てみようかな?」

商人「おおっ! 流石、友達ね! お目が高いよ!」バッ

商人「オススメ、これね! 金のネックレスっ!」サッ

商人「通常16000Gのところ、友達価格で8000Gで売るよ!」

商人「これ、友達がお買い得よ? でも、私は大損ね。」

勇者「ええっ!? 16000Gなのに8000Gで!?」ドキッ

勇者「……8、8000Gか。う~ん、悩むけど……」

商人「! あいや~っ、お客さんっ!」

商人「とんだ買い物上手ね! 今日は友達感謝デー!」

商人「――8000Gのところを……っ!」

勇者「! ……ま、まさかっ!」

商人「仕方ないね。4000Gにするよ! 特別サービス!」

勇者「た、確かに……(これは、もう買うしかない! )」

勇者「ちょっと、待ってください、ね……」ゴソゴソ

魔法使い「……んっ?」←アツイノキライ

魔法使い「…」イライラ

魔法使い「」キッ

商人「!? ……トモダチ!」

勇者「あっ、すみません、じゃこれで……」スッ 4000G

商人「コンナニ、ウケトレナイヨ、コレデイイヨ。」

商人は1000G受け取った! 金のネックレスを差し出した!

金のネックレスを手に入れた!

商人「マタクルネ! ツギハ、モットイイモノウルヨ!」

勇者「そ、そんな……こちらこそ、ありがとう!」

勇者「っと、魔法使いさん……ごめん、お待たせ!」

魔法使い「」クイクイ

勇者「ん? ちょ――」

ドヒュンッ!

~アサアラーム 宿屋~

勇者「――ここ、えっ、宿屋?」キョロキョロ

勇者「~~は、はやい、早くない?」ポカン

主人「~~~~」

魔法使い「~~~~」チャリン

魔法使い「」フリフリ

勇者「! っ、部屋? あ、うん、分かった!」

……


――ガチャ、バタン

~部屋~

勇者「へ~っ、雰囲気的にも、いい感じだね」クル

魔法使い「うふふっ」ジイィ

勇者「う、う~ん……~~ZZz」パタ

魔法使い「♪♪」ヌギッ、タユン

魔法使い「」ニヤ~

魔法使い「ぁっ……っん。」ハァ

ギシギシ、ユサユサ

……

~次の日~

勇者「体力全快っ! 今日もやるぞ~!」

魔法使い「~♪」ツヤツヤ

勇者「? 魔法使いさん、機嫌いいね!」

勇者「何かいいことあった?」

魔法使い「うふふっ」ニコッ

勇者「さて。今日は、ここら辺の探索と魔物を」

勇者「倒しながら、レベルを上げよう!」

~アサアラーム 周辺~

ミイラおとこが現れた!

勇者の攻撃! 

ミイラおとこに60のダメージ!

ミイラおとこを倒した!

かえんムカデが現れた!

勇者の攻撃!

かえんムカデに67のダメージ!

かえんムカデを倒した!

じごくのハサミが現れた!

勇者の攻撃!

じごくのハサミに18のダメージ!

勇者「(ん? 他の魔物より硬いぞっ! )」

じごくのハサミは呪文を唱えた! スカラ!

じごくのハサミの守備力が110上がった!

勇者「(むっ、ここは呪文で倒そう! )」

勇者の攻撃! ベギラマ!

じごくのハサミに25のダメージ!

じごくのハサミを倒した!

勇者「へへ~っ// よし、次だ!」

……


~ピラミッド~

勇者「……見たこともない建物だ。探索した甲斐が」

勇者「あるといいけど。せっかくだし、入ってみよう!」

~ピラミッド 内部~

だいおうガマが現れた!

勇者の攻撃!

だいおうガマに70のダメージ!

だいおうガマを倒した!

わらいぶくろが現れた!

勇者の攻撃!

わらいぶくろに71のダメージ!

わらいぶくろを倒した!

マミーが現れた!

勇者の攻撃!

マミーに73のダメージ!

マミーを倒した!

……


キラッ

勇者「っ! 宝箱だ! 開けてみよ。」

パカッ―ーガバッ

なんと! 宝箱の中身は人喰い箱だった!

勇者「わっ!? 宝箱が魔物に!」

勇者は驚き戸惑っている!

人喰い箱はその隙を突いた! 先制攻撃!

勇者に87のダメージ!

勇者「あぐっ! (い、痛いっ、油断した! )」

勇者「(すごい攻撃力だっ! どうする!? )」

魔法使いの攻撃! ヒャダイン!

人喰い箱に65のダメージ!

勇者「! (魔法使いさん! ぼ、僕だって!)」

勇者の攻撃!

人喰い箱に63のダメージ!

人喰い箱を倒した!

勇者「あ、危なかった……先に回復しよう!」

勇者は呪文を唱えた! ホイミ!

魔法使いは呪文を唱えた! ベホイミ!

勇者のHPが97回復した!

勇者「ま、魔法使いさん、フォローありがとう!」

魔法使い「んっ。」ニマ

勇者「さっきのこともあるし、油断出来ないね……」

勇者「宝箱は迂闊に触れないよう、この先へ進もう。」

……


~ピラミッド ???~

勇者「だいぶ、奥まで来たと思うけど……」

勇者「はぁ~、どこまで続くのかなぁ。」

どこからともなく魔物の群れが現れた!

ミイラおとこA・B・C・D、マミーが現れた!

勇者「! な~んだ……もう、大詰めか!」

勇者の攻撃! ベギラマ!

ミイラおとこA・B・C・D、マミーに平均33のダメージ!

ミイラおとこA・B・C・Dの波状攻撃!

勇者に11のダメージ!

勇者に11のダメージ!

ミス! 勇者はひらりとみかわした!

勇者に10のダメージ!

勇者に15のダメージ!

勇者「――これで、終わりだ!」

勇者の攻撃! ベギラマ!

ミイラおとこA・B・C・D、マミーに平均32のダメージ!

魔物の群れを倒し……

――すかさず魔物の群れが現れた!

わらいぶくろが現れた!

かえんムカデが現れた!

だいおうガマが現れた!

マミーが現れた!

勇者「まだまだぁっ!」

勇者の攻撃!

だいおうガマに73のダメージ!

だいおうガマを倒した!

わらいぶくろは呪文を唱えた! スクルト!

魔物全体の守備力が上がった!

マミーの攻撃! マミーは仲間を呼んだ!

くさったしたいが現れた!

かえんムカデの攻撃! ひのいき!

勇者に7のダメージ!

くさったしたいはみをまもっている!

勇者の攻撃!

マミーに58のダメージ!

マミーを倒した!

わらいぶくろは呪文を唱えた! マホトーン!

勇者は呪文が封じられた!

かえんムカデの攻撃! ひのいき!

勇者に9のダメージ!

勇者の攻撃!

かえんムカデに53のダメージ!

かえんムカデを倒した!

わらいぶくろは呪文を唱えた! ボミオス!

勇者の素早さが下がった!

くさったしたいの攻撃!

勇者に19のダメージ!

わらいぶくろは踊りを踊った! ふしぎな踊り!

勇者のMPが8下がった!

勇者の攻撃! 

くさったしたいに89のダメージ!

くさったしたいの攻撃!

勇者に17のダメージ!

わらいぶくろは呪文を唱えた! ホイミ!

くさったしたいのHPが34回復した!

勇者「――今更っ、回復なんて関係ない!」

勇者の攻撃!

くさったしたいに88のダメージ!

くさったしたいを倒した!

わらいぶくろは呪文を唱えた! マヌーサ!

勇者「――っ、見切った!」バッ

ミス! 勇者には効かなかった!

わらいぶくろ「あ……ひゃひゃ、ひゃっ?」

勇者の攻撃!

わらいぶくろに56のダメージ!

わらいぶくろを倒した!

勇者は魔物の群れをすべて倒した!

勇者「こ、れで全部かぁ……ふぅっ。」ハァハァ

勇者「よし。薬草、ここで使っとこ。」

勇者は薬草をまとめて使った!

勇者のHPが99回復した!

魔法使い「」トントン

勇者「! 魔法使いさん! 怪我は大丈夫っ?」

魔法使い「うふふっ」スッ

勇者「これは……! 鍵?」

まほうのかぎを手に入れた!

魔法使い「とって……きた」ニマァ

勇者「……わ、わざわざ、ありがとう。」

勇者「それじゃ、戻ろっか!」

……

ここまでです。続きは、また書きます。

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