安価で進める無人島生活 (5)
男「ん……ここは……?」
目を開けると、そこには一面真っ白な砂浜が広がる。
自分の背後にはだだっ広い海があり、前を向くと、うっそうとした森林が生い茂っている。ここは……無人島だろうか……?
男「俺……さっきまで何してたんだっけ……」
記憶の片隅に残っているのは、高校の修学旅行で乗っていた船が沈没していく様子。
どうやら自分は、船が沈んだことによってこの無人島に漂着したようだった。
??「ぅぅ……」
突然発せられた声に気付き、足元を見る。
どうやら、一人の人物が砂浜に倒れているようだ。
ここで安価とります。
足元に倒れていた人物の性別、名前、特徴と得意なこと(才能)を書いて下さい。
オリジナルの者でお願いします。
条件が整っているキャラで最初のやつを採用します。
安価↓
倒れている人物をみる。
ポニーテール……女性か……
ここまで見て、眼下の人物の正体に気づく。
彼女の名前はミナ。
学校のアイドル的存在であり、その人気は学年の壁を越えて、先輩から後輩まで、男女をも問わない。
噂によると、彼女の両親は両方とも医者であり、彼女自身も、両親が経営する病院の手伝いをしていたそうだ。
そしてもちろん、今回の修学旅行に彼女は参加しており、俺と同じ遭難者でもある。
ミア「んっ……」
どうやら意識を取り戻したようだ。
ミア「あれ、ここは……?」
ミア「っ……! どういうこと……!? 何でこんなところに……!」
少々混乱しているようだ。
まあ、無理もないな。
さっきまで船内でゆっくりしていたのに気がついたら辺り真っ白で後ろは真っ青だもんな。
普通、驚く。
男「どこかの島に流れ着いたみたいだぞ」
ミア「どこかの島……? えっと………あなたは……男くんだよね?」
思いの外状況把握がはやい。 彼女は学校で成績上位者だっただけのことはあり、なかなか優秀なようだ。
男「ん……何で俺を知っているんだ? 初対面のはずだが…」
ミア「噂でよく聞いてるからね、こっちは。 まあ、初めて会うことには変わりないから初めましてって言いたいところだけど……そんな場合じゃなさそうだね……」
男「そうだな……とりあえず話をしたいんだが、暑い。 日陰に行かないか?」
ミア「うん、そうだね」
ここは太陽の日差しが強く、ギラギラとしていて、肌が焼けるように暑い。
滅多に汗をかかない俺ですら、けっこうな汗をかいていた。
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