【モバマス】文香「実は私、サキュバスなんです・・・」 (15)

キャラ崩壊注意



P「サキュバス・・・!?・・・って、あの、神話とかに出てくる・・・?」

文香「はい・・・」

P(な、何かの冗談だろうか・・・。いや、文香がこんな冗談を言うとも思えない。事務所には幽霊とか神様とか悪魔とかも居るし・・・)

P(それに文香はエロい)

P「ほ、本当にサキュバスなのか・・・!?」

文香「やはり・・・受け入れられませんか・・・?サキュバスなんて・・・」

P「・・・!いや、そんな事はないよ。サキュバスだろうと何だろうと、文香は文香だ。俺の大事なアイドルさ」

文香「Pさん・・・!」ジーン

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522854916

P「それで・・・何故今それを?」

文香「その、エネルギーに問題が・・・」

P(エネルギー・・・サキュバスは人間の精気を吸って、それをエネルギーとして生きていくんだよな)

P「・・・文香は、今まで誰の精気を吸ってきたんだ?一体、どこのどいつと・・・っ!」

文香「いえ・・・私はサキュバスと人間のクォーターなので・・・サキュバスとしてのエネルギー摂取を行わなくとも人間の部分が健康であれば、何とか生活ができるくらいには・・・」

P「良かったぁ」

P「・・・でも、それって今までずっと腹七分で生きてきたって事だよな?辛くないのか?」

文香「はい・・・今までは書店でおとなしくして、なるべくエネルギーを消費しないように生きてきたのですが・・・。アイドルになってからはそれも難しく・・・」

文香「ですので、もしよろしければ、Pさんの精気を吸わせていただければと・・・」

P(なるほど・・・ダンスのレッスンなんかは、ご飯食べて体力付けないといけないもんな)

P「うん!俺でよければいくらでも吸ってくれええええええ!?」

P「ちょっと待って!せ、精気を吸うって、その、致す・・・って事か?」

文香「い、致す・・・っそ、そのような事は!私ぐらいであれば、手を握るなどで充分ですので・・・」カァ

P「あっ、そうなんだ」ションボリ

P「まぁいいや。お手々どうぞ」スッ

文香「あ、ありがとうございます。では・・・」ギュッ

P(なんか・・・改まって手を繋ぐのって恥ずかしいな)

文香(Pさんの手・・・大きくて温かい・・・)

P「・・・」

文香「・・・」

P「文香?これ後どれくらいかかるの?」

文香「一時間ほど、いただければ・・・」

P「一時間」

P(まぁ、元はセ○○スして吸うんだろうしな。それ相応の時間が必要か)



一時間後



文香「・・・ごちそうさまでした」

P「ふう・・・」

P(やっぱ精気を吸われるって疲れるんだな・・・)

文香「・・・すみません。Pさんもお仕事でお疲れなのに、さらに体力を奪うような事を・・・」

P「いや、アイドルの体調管理もプロデューサーの務めだからな」

P「それに、文香みたいな娘が勇気を振り絞って、俺を頼ってくれたんだ。応えないわけには行かないよ」

文香「Pさん・・・!」



こうして二人はちょくちょく手を繋ぐようになったのだった・・・!

P「ああああライブ前忙しい」カタタタタタ

文香「Pさん、あの、今日の分を・・・」

P(くっ、こんな状況じゃとても一時間の休憩は取れない・・・とはいえ、ライブ直前の大事なレッスン。万全の状態で行かせてあげたい・・・!)カタタタタタ

P「すまない文香。今日は三十分だけでいいか?」スッ

文香「は、はい。分かりました。では、失礼します・・・」ムギュッ

P(むぎゅっ?)

P「ふ、文香!?一体何を・・・」

文香「Pさんが、今日は三十分だけだとおっしゃるので、三十分でいつも通りの量を摂取しようと、より効率のいい方法を・・・」ムギューッ

P「お、おう・・・そうか・・・」ドキドキ

文香「・・・」カァ

文香(ライブ本番一時間前・・・緊張してきました)

P「調子はどうだ?文香」ガラッ

文香「Pさん」

P「今日の分まだだったろ?ライブに向けて、いつもより多めに吸ってくれていいぞ」スッ

文香「はい。ありがとうございます。では・・・」

ちひろ「Pさん!ちょっとトラブルが・・・こっち来てください!」バーン

P「え、あっちょ」ズルズル

スタイリスト「文香ちゃん!ちょっとこっち来てくれる!?」ババーン

文香「あっ」ズルズル



文香(お互いのトラブルが解決したのは、ライブ本番五分前でした)

P「ま、まずい。トラブルのせいで精気を吸う時間が・・・」

文香「・・・仕方がありません。Pさん、手を」

P「?いつもなら一時間必要なのに、今更手を繋いでも焼け石に水じゃあ・・・」

文香「いただきます」ハムッ

P「!?」

文香「んっ・・・ふっ、ん・・・」ペロペロ

P「な、な、文香、おま・・・」

文香「ふぅ・・・っ。ご、ごちそうさまでした」カァァァ

P「う、うん・・・ライブ頑張って・・・」

P「ふぅ。ライブも大成功で終わったし、今日からはいつも通り、時間を取って精気を吸わせられるな」

文香「・・・」ムギュッ

P「んなっ!?文香?抱きつくのは時間がない時だけじゃあ・・・」

文香「その・・・無闇にPさんのお時間を奪う訳にも行かないので・・・」ムギューッ

P「けどな・・・」

文香「それに、ライブの疲労もあって、今日はいつもより多めに吸わせて欲しいのですが・・・」ムギューッ

P「うーん。まぁ、それならしょうがないか・・・?」

文香「では、このまま二時間ほど・・・」スリスリ

P「!?」

P(まずい・・・あれ以来文香との距離が近すぎる気がする・・・という訳で)

P「俺、明日から二日間出張だから」

文香「!?で、では、エネルギー摂取はどうすれば・・・」

P「この二日間、レッスン軽めにしてもらえるよう頼んでおいたからさ。今までもそうしてきたんだし、二日間だけ、我慢してくれないか?」

文香「っ・・・はい・・・」



文香「うぅ・・・」

かな子「大丈夫?お菓子食べる?」

文香「いえ、人間の部分はもう満腹で・・・」

文香(どうしてでしょう・・・。ずっとこうして生きて来たのに、何故かお腹が減ってしょうがありません・・・)

文香(もっとPさんと触れ合いたい、全ての欲望をPさんに受け入れられたい。Pさん、Pさんの精気が欲しい・・・)ウズウズ

文香「どうして・・・こんなに・・・っ」

芳乃「それはー、文香さんの淫魔部分が成長しているからでしてー」

文香「芳乃さん・・・!?」

芳乃「今まで精気を摂取しない事で、文香さんの中の淫魔としての器官、能力は成長が止まっていたのでしてー」

芳乃「それが今になって摂取を始めるものですからー、淫魔部分が年相応になろうと急速に成長しているのですー」

芳乃「その速度と規模は、今までの文香さんの感覚を凌駕するほどなのでしてー。いわば性徴期と言えるでしょー」

芳乃「また、異種族間の子はとても不安定なバランスで体が成り立っているのでしてー。このままでは人間部分と淫魔部分の関係が逆転してしまう事もありましょー」

文香「つまり、私は一体どうすれば・・・?」

芳乃「わたくしにも出来る事がないか探しますがー。文香さんがPさんと距離を開け、手を繋ぐ以外の摂取は控えるのが一番よろしいかとー」

文香「そう・・・ですか」

二日後



P「ただいまー」

文香「Pさん・・・っ」グイッ

P「!?」ズルズル



文香「ふーっ・・・ふーっ・・・」ガチャバタン

P「ど、どうしたんだいきなり、俺を仮眠室に放り込んで、一体何を・・・」

文香「Pさんっ!」ガバッ

P「おわっ」ボフン

文香「はぁ・・・Pさん・・・Pさん・・・っ」ムギューッ

P「ふ、文香、落ち着・・・」

文香「んっ・・・やはり、もうできません。あなたから離れるなんて、そんな寂しい事・・・!」スリスリ

P「文香、精気なら吸わせてやるから、いったん離れて、手で・・・」

文香「ダメですっ、もう抱きついたり、指を舐めるだけでは足りませんっ。もっと深く、強く、甘く、あなたと繋がりたい・・・っ」ハァハァ

P「文香、駄目だ、俺達は・・・っ」

文香「Pさ・・・」

芳乃「文香さんー」ガチャッ

P・文「!?」

芳乃「ちひろさんと協力して、強力な魔翌力札を作成しましたー。淫魔程度の下級魔族、ましてやクォーターであればこれ一枚で一生保つでしょー」

P「えっと・・・芳乃ちゃん。今お取込み中だから、後にしてくれるかな?」

文香「ええ・・・その札は、後で受け取りますから・・・」

芳乃「ほー?よく分かりませんが、了解しましたー」スッ

P「じゃあ・・・続けるか」

文香「はい」

P「文香、駄目だ、俺達は・・・っ」ムテイコウ

文香「Pさん・・・っ」ヌギヌガシ



この後めちゃくちゃ精気吸われた。終わり。

以上になります。

オチを思いつくのに一週間かかりました。
もし感想をくれる奇特な方がいらっしゃるのであれば、オチについて何かくださると嬉しいです。

ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom