ことり「お泊まり♪お泊まり~♡」 (36)

前作

海未「ハァ...今日もまたやってしまいましたか......」

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ことり(海未ちゃんの紹介で知り合ったお兄さんや妹ちゃん達と遊ぶようになってから、早くも1ヶ月以上が過ぎました。そして今日、妹ちゃんのお誘いでお泊まりをすることに!)

ことり(お友達の家にお泊まりするのは初めてではないですが、同級生の男の子の家に泊まるのはこれが初めてなので、なんだかドキドキしています♪)

妹「ことりちゃん!こんにちは!」

ことり「今日はよろしくお願いします♪」

妹「さーて、何をして遊ぼうかなぁ?」

男「...遊ぶのもいいけどまず何のために呼んだのか思い出そうぜ」

ことり「えーと、今日は勉強会が主な目的だっけ?」

妹「あ、そうだった。ことりちゃん!今日はよろしくお願いします!」

ことり「よろしくね!」

ことり「ここはこうして...」

妹「なるほどなるほど」カキカキ

ガチャリ

男「捗ってるか〜?」

ことり「あ、お兄さん」

妹「あ、ケーキ買ってきてくれたんだ!せっかくだし休憩入れよう!」

ことり「そうだね。今までずっと勉強してたしね」

ことり「そういえば妹ちゃんの勉強見てて思ったんだけど....お兄さんって勉強出来るの?」

男「!!?」ビクッ

妹「お兄ちゃんずっと野球か、家に帰ってもゲームばっかりだから勉強は全然...」

男「んなっ!?し、失礼なっ!!一応英語は出来らぁ!////」

ことり「...えーと、お兄さんさえ良かったらだけど、どれぐらい出来るか見せて貰ってもいい?」

男「......」

〜〜〜〜

ことり「えーと、高校2年生レベルの問題集を解いて貰ったけど...」

男「つ、疲れた...」

ことり「英語はほぼ満点に近い点数だったね」

男「ま、まぁな...」

ことり「ただ他の科目が赤点だったけど」

妹「お兄ちゃん...」

男「や、やめろ妹!その下等生物を見るような目はやめてくれ!」

妹「お兄ちゃん、この間のテストで赤点取ってレギュラー外されたのに...全く反省してないんだね」

男「......すみません」

妹「本当に勉強会が必要なのはお兄ちゃんの方だったみたいだね」

男「ま、待った!何で俺が妹の勉強会に参加させられなきゃいけないんだ」

妹「......あっそ。じゃあいいよ」

男「ホッ...」






妹「このことは海未ちゃんに報告しておくから」

男「はっ?」

男「あの〜...妹、さん?今なんと仰いました?」

妹「だから海未ちゃんに報告するって...」

男「.........」







海未『赤点取ったのに全く反省していないとは何事ですか!私がビシバシ鍛え直してあげます!勉強アタックです!!』

男「ヒィィィィ!!!」ガクガクブルブル

男「それだけはっ!!それだけはおやめくださぁぁぁいいいっ!!」

ことり「...お兄さん、ことり達と一緒に勉強しよっか」

男「......はい」

〜〜

ことり「ここはこうして...」

男「...ムムムッ」

ぐ〜〜〜

妹「...あっ///」

ことり「ふふっ、いい感じの時間だし今日はここまでにしよっか」

男「や、やっと終わったぁぁ...」グテッ

ことり「えーと、夕食はどうするの?」

男「どうするって言われても...出前か外食しかないだろ」

妹「それかコンビニでお弁当買うかだよね。私ら料理何て出来ないし」

ことり「私を食べて...」

妹「そんな!ことりちゃんを食べるなんて...そんなこと出来ない!」

男(何かまたわけわからん寸劇が始まったぞ)

ことり「いいの...私は妹ちゃんにたべて貰えるなら本望だから」

妹「ことりちゃん....」ウルウル

ことり「さあ!ことりをローストチキンにして!」

妹「そこは唐翌揚げちゃうんかーい!」ビシッ

男「...気は済んだか?ファミレス行こうぜ」

「「はーい!」」

ファミレス


店員「いらっしゃいませー!」

男「3人、禁煙席で」

〜〜〜〜

男「何を頼む?」

ことり「うーん、ことりはチーズドリアにしようかな?」

妹「じゃあ私もことりちゃんと同じの食べる!」

男「ハンバーグとステーキとポテト、それから唐翌揚げも頼んどくか」

ことり「うわぁ、いっぱい食べるんだね...」

男「仮にも野球部だからな」

妹「ドリンクバイキング忘れないでよ」

男「はいはい...」

店員「ご注文は以上でよろしいですか?」

男「はーい」

店員「少々お待ちください」スタスタスタ

男「...んじゃあ俺ドリンク取ってくるわ」

妹「私メロンソーダ!」

ことり「カルピスお願いしま〜す♡」

男「んじゃ行ってくるわ」スタスタスタ

〜〜〜〜

妹「それでね〜」

ことり「あはは、臭いねぇ(笑)」

「ことり(ちゃん)?」

ことり「あ!凛ちゃん!」

ことり「凛ちゃん!こんばんは♪」

妹「うわぁ!今度は星空凛さんに知り合えた!」

凛「えーと、ことりちゃんは家族で外食?それでこっちは妹かにゃ?それにしては似てないような...」

ことり「妹じゃないよ。お友達。今日はこの子の家にお泊まりするんだぁ♡」

妹「えへへ///」

男「おーい、ドリンク持ってきた...ん?」

凛「にゃ?」クルッ

男「......げっ」

凛「あああああっ!.........えーと、男先輩!」

男「久しぶりだな星空」

〜〜〜〜

凛「ふーん、つまりことりちゃんは海未ちゃんを通じて先輩と知り合いになったと...」ガツガツ

ことり「う、うん...そうだよ」

男「ってかお前アイドルやってたんだな。高校でも陸上部だと思ってたぜ」

凛「......」モグモグモグモグ

妹「ってかお兄ちゃん後輩に凛ちゃんが居たなら教えてくれてもよかったじゃん」

男「いや別に直接関わりがあった訳でもないしアイドルやってるどころか音ノ木通ってることすら知らなかったからな...」

凛「ほよ?」

男「...人の話聞かないところは相変わらずなんだな」

凛「ゴクンっ......ごめんなさいにゃ」

男「うん。それはいいけどお前のそれの代金は?」

凛「勿論先輩持ちにゃ!」

男「嫌に決まってるだろ...」

凛「冗談だよ。ゲップ...これ以上は邪魔しちゃ悪いからそろそろ帰るね!バイバーイ!」




男「勝手に相席して勝手に飯食って勝手に帰っていったな...」

妹「...あああっ!LINE交換するの忘れてたあああ!!」

〜〜〜〜

男「ただいまー」

妹「夜もまだまだ長いし、何して遊ぼっか!?」

ことり「そうだねぇ....大富豪でもしよっか!」

妹「やろうやろう!」

男「因みに聞くけど罰ゲームとかは...」

ことり「勿論アリでいくよ♡」

男「ほい上がり」

ことり「ごめんね妹ちゃん...ことりも上がり」

妹「うわぁぁ!負けた!」

男「さーて、罰ゲームは何してやろうかな?」

妹「うう、あんまり厳しくないのでお願い...」

男「んじゃこれつけてくれ。後語尾はにゃんな」つ猫耳

妹「は、はぁっ!?////ふざけんな!」カァァァ

男「おいおい、そこは『ふざけるにゃ!』だろ?」ニヤニヤ

妹「こ、このド変態!////」

男「んなっ!?」ガーン!

妹「自分がモテないからって妹にこんなのつけさせて、それを楽しむなんて///そんなんだから童貞なんだよ!」

男「ぐふっ!」

妹「童貞!童貞!一生童貞!!」

ことり「ストップストップ!妹ちゃん、その辺でおしまいにしよ。ね?」

妹「ふー!ふー!////」

男「」チーン

〜〜〜〜

おーい!お風呂沸いたぞー!

妹「あ、お兄ちゃんの声。はーい!わかったー!ことりちゃん、一緒に入ろ?」

ことり「うん♪」

チャプン......

妹「ああ〜♪気持ちいい////」

ことり「本当だねぇ///...それにしても、妹ちゃんの髪、すごいさらさらで羨ましいなぁ///」

妹「えへへ///ありがとう〜♪」




妹「ことりちゃん本当に80?しかないの?それにしては大きいような...」モミモミ

ことり「い、妹ちゃんっ!////」

妹「ふぅ〜///」

ことり「はぁぁ////」

妹「......ねぇことりちゃん」

ことり「なーに?」

妹「お兄ちゃんと結婚して」

ことり「!!?!?/////」

ことり「えっ!?い、妹ちゃん!?////」

妹「だって、私ことりちゃんのこと大好きだからお兄ちゃんと結婚したら毎日一緒に居られるかな?って...」

ことり「な、なんだそういう...」

妹「そ・れ・に♡ことりちゃんはお兄ちゃんのことが大好きだもんね?」

ことり「!?!?!!??!/////」

妹「いやいやそんなに驚かなくても...普通にわかるからね」

ことり「うう....////やっぱりわかっちゃう?」

妹「端から見たらお兄ちゃんのこと大好きなのはもうバレバレだよ。本人以外には」

〜〜〜〜

妹「ふぅ〜、さっぱりした〜!」

男「お、ようやく出てきたか。早速風呂に入ってくるわ」

ことり「妹ちゃんの残り湯の香りが濃いうちに入っちゃおうなんて、お兄さんってば変・態♡」

妹「え゙っ!?お兄ちゃん、いつもあたしに先にお風呂を譲ってくれてたのはそういう...」

男「ち、違うっ!///そんなんじゃねーからっ!」

ことり「冗談ですよ♪それより、お風呂上がりの妹ちゃんを見てどう思います?」ニヤニヤ

男「どうって言われても...別に...」

ことり「えー、こんな可愛い妹ちゃんの色っぽい風呂上がり姿を別にって...」

男「いや、流石に妹相手にそんなやましい気持ち起きねーから」

妹「じゃあことりちゃんは?」

ことり「ふぇっ!?///」

男「!?///」

妹「言っとくけど、『別に』は無しだからね!お兄ちゃん、ちゃんと答えてね?」ニヤリ

男(お、おーい!我が妹!変なとこだけことりに似てきたぞ!?)

ことり「////」

男「べ、別に...///」

妹「だから別にはなしだってば」

男「〜〜っ!別には別にだっ!と、とにかく風呂入る!」

バタン!

ことり(何か言って欲しかったなぁ...)シュン




男「やべぇ、何か...よくわかんねーけど母性感じたってか///えー、っと、やっぱよくわかんねぇ///」ドキドキ

妹「気を落とさないでことりちゃん。お兄ちゃんの別に...は大体好評価だからさ!」

ことり「それは、わかってるんだけど...やっぱり何か、褒めて欲しかった」

妹(くぅぅ!お兄ちゃんめっ!ことりちゃんにこんなにまで想って貰えるとは、羨ましいっ!)

ことり「さ、さて!何かゲームして遊ぼ!」

妹「え?お兄ちゃんのことはもういいの?」

ことり「まだチャンスは残ってるからね」

〜〜〜〜

妹「ふわぁ〜」

ことり「...もうこんな時間なんだね」

妹「まだ9時だよ。夜はこれから...」

ことり「明日もあるから。今日はもう寝よ。ね?」

妹「......わかった」

ことり「おやすみなさい♪」

妹「...zzz」

ことり「...いつかお姉ちゃんって呼んで貰えるように、明日からお兄さんにいっぱいアピールするね」

妹「zzz」

ことり「おやすみなさい」ナデナデ

妹「ムニャ......えへへ///」

〜〜〜〜

男「...そろそろ妹は寝た時間だろうし、夜はこれからだぜ!ゲームすんぞ!」

エアー!

男「やっぱりスマブラはリンクに限るな!」



おしまい

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