ヴィーネ「ガヴ…………」
ガヴリール「なに、ヴィーネ」
ヴィーネ「ねえ……どうしてサターニャやラフィ、友達と楽しそうに話すの?」ハイライトオフ
ガヴリール「え?」
ヴィーネ「どうしてよ!?」バン!
ガヴリール「ちょ、ちょっとヴィーネ、どうしたんだよ」
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ヴィーネ「なんで!なんで私だけを見てくれないの!!」
ガヴリール「お、落ち着けってヴィーネ!」
ヴィーネ「落ち着けないわよ!!」ドンッ
ガヴリール「ひぃっ!?」ドサッ
ヴィーネ「………ねえ、ガヴ」
ガヴリール(なんだ…?急に押し倒されたと思ったら今度は落ち着いて話し出した…)
ヴィーネ「私たちは朝ごはんを一緒に食べて登校して…学校では隣で勉強して話して私と一緒にお昼食べて…一緒に帰って、晩御飯も一緒に食べている。そうよね?」
ガヴリール「う、うん」
ヴィーネ「それって…」
ヴィーネ「私たちは恋人同士のようなものでしょう?」
ガヴリール「…は?」
ヴィーネ「だったらガヴに私以外の人間は必要ないわよね?」
ヴィーネ「誰にも邪魔させない。私のガヴには誰も関わってほしくない」
ヴィーネ「私さえいれば、ガヴは生きていける」
ヴィーネ「友達作りも部活もバイトも必要ない」
ヴィーネ「なのに、どうしてガヴは私以外のやつとおしゃべりするの?笑っているの?」
ヴィーネ「理解できない」
ヴィーネ「ど う し て な の ガ ヴ ?」
ガヴリール(……)ガクガクブルブル
ガヴリール「ちょ、ちょっと待てヴィーネ!」
ガヴリール「元から私たちの関係って恋人とかそういうのじゃないだろ」
ヴィーネ「…………え……?」
ガヴリール「え、じゃねーよ」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール(あれ?……なんか…やばい気がするな)
ヴィーネ「……して…………のに」
ガヴリール「え?」
ヴィーネ「私はこんなにもガヴを愛しているのに……………?????」
ヴィーネ「あ い し て い る の に ! !」ガシィッ
ガヴリール「ぐぁっ……やめ………」
ヴィーネ「私のことを嫌いなの!!?ねえ!!!!!」ググググググググ
ガヴリール「ヴぃー………ねぇ………」
ヴィーネ「私は好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでたまらないのに!!!!!!!」ググググググググ
ガヴリール(……まずい…………いしきが……)
ガヴリール「かハ…………や゛め……………………」
ヴィーネ「ガヴは悪い子……悪い子には、お仕置きが必要よね?」ググググググググ
ガヴリール「」ジタバタ
ヴィーネ「あは、は、はは、っはあはっはあ!!ガヴ、ガヴ、ガヴ、ガヴ!!!!」
ガヴリール「」ジタバタジタバタ
ヴィーネ「あははっ………!!!苦しい!!?苦しいのガヴ!!????ガヴ!?ねえ!!!」
ガヴリール(…ヴィーネ……やめてよぉ………)グスッ
ヴィーネ「……!」パッ
ガヴリール「ゲホッゲホッゲホッ!!!う゛ぇっ…………」
ガヴリール「はぁ、、はぁ、はぁ」
ガヴリール「………うぅっ……うぇ………」ボロボロ
ヴィーネ「………ぁ………ガヴ……」
ガヴリール「ヴぃーね……なんでこんなことすんだよぉ………」ボロボロ
ヴィーネ「」
ヴィーネ「ぁあああぁぁぁぁっあああぁぁ!!!!」ダキッ
ガヴリール「ひぃぃぃぃぃっ!!!!!」
ガヴリール「や、やめろ!!離せ!!」ガクブル
ヴィーネ「ああ、私……なんてことをしたの」ギュゥゥ
ガヴリール(怖い…怖いよぉ………誰か助けてよぉ………姉さん………サターニャ………ラフィエル……)ボロボロ
ヴィーネ「ごめんなさいガヴ…」
ヴィーネ「嫌わないで………怖がらないで………お願いします…ごめんなさいごめんなさい………違うの、ガヴ……」グスッ
ヴィーネ「私にはガヴしかいないの……………………」ボロボロ
ガヴリール(………ヴィーネ……)
ガヴリール「ヴィーネ…まず、離れて」
ヴィーネ「…………が、ガヴ………」
ガヴリール「じゃないと話さない…」
ヴィーネ「は、はい」パッ
ガヴリール「………」
ヴィーネ「………」
ガヴリール「まず、私は…みんなとも仲良くしたい」
ガヴリール「ラフィ、サターニャや委員長たちとも」
ヴィーネ「……うん」
ガヴリール「だから、ヴィーネだけに私を独占させるような……そんな約束はできない」
ヴィーネ「………うん、ごめん…私がどうかしてたんだわ……」ボロボロ
ガヴリール「な、泣くなよ」
ヴィーネ「だって……あと少しでガヴを殺してしまうところだったから……」ボロボロ
ガヴリール「私は生きてるから、もういいって」
ガヴリール「次に……」
ガヴリール「ヴィーネ、そんな風にお前の気持ちを捻じ曲げたのは私だ」
ガヴリール「お前の気持ちに気づけなかった私の責任でもある」
ヴィーネ「…え」
ガヴリール「…だから…まあ、ヴィーネがいいなら、その……」
ガヴリール「私が責任取るから…//」
ヴィーネ「ガヴリール……//」ボロボロ
ガヴリール「だああ!もう泣くなよ!」
ヴィーネ「だってぇ………私……もう嫌われたのかと思って……」ボロボロ
ガヴリール「友達を嫌いになれるわけないだろ……////」
ヴィーネ(ガヴリールが天使に見える…)
ガヴリール「…本当に私でいいのかよ」
ヴィーネ「もちろん。私はガヴのことが好きだから」
ガヴリール「……そうか//」
ヴィーネ「ええ//」
ガヴリール「………」
ヴィーネ「………」
ガヴリール「……あのさ、ヴィーネ」
ヴィーネ「?」
ガヴリール「明日からも、よろしくな」
ヴィーネ「うんっ……」グスッ
…………………………………………………
ラフィエル「あらあら~…お二人が恋人になる時にそんなことがあったんですね」
ガヴリール「あの時のヴィーネは恐ろしかったな」
ヴィーネ「も、もうやめてよガヴ…恥ずかしいから//」
ガヴリール「ほいほい。ってもうこんな時間か……んじゃ、そろそろ帰るか」
ヴィーネ「そうね」
ラフィエル「では、また明日学校で」
ガヴリール「じゃあなー……あ、そういやさ」
ガヴリール「今日、サターニャのやつ休みだったよな。どうしたんだ、あいつ」
ヴィーネ「さあ…私もよく聞いてないのよね」
ラフィエル「あ、でしたら……」
ラフィエル「私が様子を見に行くので、お二人は先にお家へ帰っててください」ニコリ
サターニャ宅
ラフィエル「サターニャさん、ただいま帰りました。いい子にしてましたか?」
サターニャ「……ガヴリールとヴィネットには手を出してないでしょうね」
ラフィエル「ええ、サターニャさんとの約束ですから」
サターニャ「……そう。ラフィエル、手錠を外してくれないかしら」
ラフィエル「…それよりも」
ラフィエル「ガヴちゃんとヴィーネさんの方が私より気になるなんて……」
サターニャ「っ!嫌よ…私が悪かったわ…!許してラフィエル……もうあんな事しないで……!!」
ラフィエル「お仕置きが……必要ですね♡」ニコォ
おわり
もっとほのぼのしたのを書くつもりだったのです
次はちゃんとイチャイチャさせたい…
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