―ぶしつ!!―
さわ子「みんな最近たるんでるわよ!!」バンッ!!
律「そ~かな~」ダルーン
唯「そんなことないよ~」ダルルーン
さわ子(か・・・完全に堕落している・・・)
さわ子「い・・・いい!?みんな聞きなさい。今の軽音部は毎日部室でお茶してるだけの馴れ合いの集団に成り下がっているわ」
澪(う・・・確かに)
梓(私も最近全然部室でギター弾いてない・・・)
さわ子「そこで、コレよ!!」ババンッ!!
律「これは・・・ただの紙じゃん」
さわ子「この紙に匿名でお互いのいいところと悪いところを書きなさい!!」
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唯「へぇ~面白そうだね!!」
さわ子「こうすることで自分では気づかないでやってたことが相手からよく見えてたり・・・なんてことがあっていい刺激になるのよ」
紬「こういうのはじめてだから楽しみ~」パァァ
律「さわちゃんのわりにはいいアイディアだな・・・どっからパクった?」
さわ子「ええ、ソフトボール部から・・・」エヘヘ
唯「早速書いちゃお~」
律「よーし!!日頃の鬱憤をはらしてやる!!」
梓「それはこっちのセリフですよ」ボソッ
律「」ピキピキ・・・
さわ子「あ・・・あなた達ちゃんといいところも書くのよ・・・」
紬「・・・」カキカキ
―数分後―
さわ子「えーそれでは発表します」
五人「」ドキドキ
さわ子「まずは澪ちゃんの悪いところ」
澪「え!?は はい・・・」
さわ子「・・・『胸でかすぎ』」
澪(やっぱりな!!)
さわ子「次は・・・『おっぱいが牛』」
律「ハハハwwwだれだよそんなひどいこと書いたやつwwww」ププスー
唯「澪ちゃんがかいそうですぞwww」ブボッ
澪(こ・・・こいつら・・・)
さわ子「あとは・・・『胸がすごい』『胸がでかい』」
梓紬「・・・;」
澪(な・・・なんだと~~~!?)
律(なんだあいつらも同じこと書いてたのかよ)
唯(まあ澪ちゃんといったらまずそこだよね)
さわ子「そ・・・それじゃいいところ言うわよ。『責任感がある』おっ、もう一つ『責任感がある』」
さわ子「あとは『胸でかすぎ』・・・」
澪「なんだ!?お前らにとって私は胸だけなのか!?」
唯「し・・・知らないよ澪ちゃん!!」
律「私たちに言うなよ!!」
さわ子「えーと・・・じゃあ次ムギちゃんいくわよ!!」ペラッ
『眉毛』 『眉毛太すぎ』 『眉毛がありえない』『眉毛がたくわん』
さわ子「・・・ムギちゃんの悪いところはみんな『やさしすぎる』よ」ニコッ
唯律澪梓(ハッ!!)
紬「え~そんな~」エヘヘ
さわ子「おっいいところもみんな『やさしすぎる』よ。この幸せ者っ」
紬「どうすればいいのかしら~」
さわ子「ムギちゃんよかっ「オイ」
律「んなこと書いてねぇぞ~」
唯「ちゃぁんとやろうよ~」
さわ子「さーーー!!!!次梓ちゃん行ってみよーーー!!」バッ
律(おっ、こいつは問題あるぞ・・・)
唯(何が出てくるやら・・・)
さわ子「まずわるいところ・・・
『生意気』・・・
『年下の割に冷めてる』・・・」
梓「・・・・・・フア~ア」アクビッ
唯律(こ・・・コイツ!!)
さわ子「『髪型がオタクに媚びてる』」
梓「」ピクッ
さわ子「『超変な髪型』」
梓「ウオオオオオオおおおおお!!!!お前か!?お前かぁぁぁぁぁ!?」ガタッ
さわ子「コレコレ誰が書いたかはナシよ」ガシッ
梓「髪型はカンケーないだろぉぉぉぉぉぉ!!」ウワァァァァァン
律「いや~ひどいやつがいますな」
唯「ですな」
さわ子「ほ・・・ほらっ!!梓ちゃんのいいところ読んであげるわ!!」
梓「グスッ・・・」
さわ子「あ・・・ないや・・・」
梓「」
さわ子「あーーーーー!!あったあった!!一個あったわ!!!!」
さわ子「・・・『楽譜が読める』」
澪「あ、それ私だ」
梓「」プルプル・・・
唯「あずにゃんはカスだ!!いなくていいんだよ!!」ガシガシッ ドカッ
律「バーカバーカ!!ダメ人間!!」ドカッ ガッ
さわ子「こ・・・コラー!!やめなさい!!」
梓「・・・へっ。どーだっていいよ」ペッ
唯律(ぬううなんて強い人だ!!)
さわ子「よし、次りっちゃんいくわよ」 律「」ピクッ
律「・・・わたしいいよきっとみんなに愛されてるから・・・」
梓「ダメです!ちゃんと聞いてください!!」
澪「あれ~もしかしてこわいのか~?」
律「な・・・べっ別に澪にどう思われていよーがいいし!!」
律(でも澪は昨日私に怖い話を聞かされたことを根に持ってそうだな・・・)
律(梓はともかく・・・ムギや唯のやつはどうおもってるんだろう・・・)
唯「りっちゃん大丈夫だよ!りっちゃんは軽音部の部長だもん!」
さわ子「それじゃあ一枚目読むわよ~・・・」
さわ子「・・・『バカ』」 律「」!!!
律「その人・・・それだけ?」
さわ子「うん・・・それだけ・・・」
さわ子「次・・・『アホ』」
律「」
さわ子「・・・・・・・・・・『おでこニョーーーン』」 律「」!!!!!!
律「だっ 誰だーーーそんなこと書いたやつぁーーー!!」ガシッ
唯「わっわたしじゃないよ!!決して私じゃない!!」
律「チビ!!てめーか!?」
梓「しらね」ホジホジ
紬「」ばっ!!
澪「あっムギが逃げた!!」
律「何っ!!テメーーーー眉毛変なんだよバーカバーカ!!」
澪「ムギのやつ結構書くな・・・」
梓「普段言えないですからね」
律「ちくしょう・・・・・・んであとひとつは?」
さわ子「えーと・・・『おでこぼーん』」 梓「」だっ!!
唯「あずにゃんが逃げた!!」
律「」
唯「さわちゃん早くりっちゃんのいいところ言ってあげて!!」
さわ子「わかったわ!!えーと・・・『なし』・・・」
さわ子「『なし』・・・」
さわ子「『なし』・・・」
さわ子「・・・おーーーあったあったーーー!!」
律「!!」ピクッ
さわ子「『ほんとうはけっこう優しい』」
唯「りっちゃん・・・」bグッ!
律「うおおおおぉぉぉぉ唯ぃぃぃ!!養子にしてくれぇぇぇ!!!!」ダキッ
唯「おーーーそーーかそーーかワッハッハー!!」
律「いやーーー唯さんやっぱあんた最高だよ!!」
唯「感謝しなよーーー」フンス
さわ子「じゃ・・・じゃあその唯さんの悪いところ・・・」
さわ子「『くそバカ』・・・
『アホすぎて一緒にいるとたまに恥ずかしい』・・・]
『本当に心配するレベルのバカ』・・・」
唯「・・・・・・」プルプル
唯「そっそんなのなれてるもーーーん!!!」
律「おっ流石心の友!打たれ強いっスねーーー!!」
さわ子「・・・・・・・・・『知恵遅れ』」
唯「」
澪「あ ちょっときいてる・・・」
さわ子(これ言ってよかったのかしら・・・)
唯「言っていいことと悪いことがあるでしょ・・・」
律「き・・・きっと梓のやつですぜ!!この前も唯の悪口言ってたし!!
ちっくしょ~~あのチビ!!私の親友を馬鹿にしくさって!!」
律「ヘイカモーーーンさわちゃん!!イイトコで彼女の心をホットにしてやってくれーーーーー!!」 ダダダダダダダダッ!!
さわ子「オッケーーー!!ドラム頼むぜーーー!!」
バンッ!!
さわ子「イイトコーーーー『なーーーし』!!」 律「イヤッ!!」
バンッ!!
さわ子「もういっちょーー『なーーーし』!!」 律「カモッ!!」
ババンッ!!
さわ子「んでもってぇーー『なーーーし』!!」 律「アオッ!!」
バババンッ!!
さわ子「さーーーーラスト一つだ!!」
律「おっそれは私のだ!!唯ちゃんと聞いてくれよーーー!!」
唯「お おっけー・・・えへへなんか照れちゃう///」モジモジ
さわ子「・・・『なし』」 律「」だっ!!
澪「・・・その『知恵遅れ』って律の字じゃないですか?」
さわ子「ホントだ・・・しかも挿絵付き・・・」
唯「」
澪「・・・」
さわ子「・・・・・・ねっ やってよかったでしょ?」
澪「・・・」
~おわり~
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