りんぱな「へっ!?」
穂乃果「2人のおかげで今日も屋上で練習ができるよ!ありがとう!」
りんぱな
百合
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凛「き…キスなんてしてないにゃ!」
花陽「そ、そうだよ!えっと…」
穂乃果「恥ずかしがらなくてもいいよ。毎日隠れてキスしてること、μ'sのメンバー全員が知ってるよ」
りんぱな「へぇっ!??」
穂乃果「明日も練習したいから今日もよろしくね!」
・
・
・
凛「びっくりしたにゃ…どうして凛たちが隠れてキスしてたこと知ってたんだろ」
花陽「うん…しかもみんな知ってるって言ってたよね?」
凛「うん…どうしてみんなに気づかれたんだろ?」
花陽「うん…」
凛「どうしよ…みんなに気づかれてるみたいだししばらくキスしない方がいいのかな…」
花陽「えっ…」
凛「…」
花陽「そうだね?みんなに気づかれてるならキスしない方がいい…」
凛「ごめんかよちん!」ぎゅっ
花陽「へっ!?どうして謝るの?」
凛「凛、それでもかよちんと今まで通りキスしたい!」
花陽「凛ちゃん…私もしたい!凛ちゃんとキスしたい!」
凛「かよちん…」
花陽「凛ちゃん…」
ちゅっ
凛「えへへ…照れちゃうよ」
花陽「ふふっ、照れてる凛ちゃんも可愛いよ」
次の日もそのまた次の日の天気も晴れでした。
凛とかよちんがキスをすると次の日の天気は晴れ。
穂乃果ちゃんが言ったことは本当なのかもしれません。
穂乃果「明日も晴れて欲しいからよろしくね!」
花陽「へっ!?う、うん…」
ちゅっ
その次の日も晴れ。
絵里「今回もお願いするわ」
凛「ま、任せるにゃ!」
ちゅっ
その次の日も晴れ。
にこ「ほら、明日の天気も晴れにしなさい」
花陽「うん…」
ちゅっ。
その次の日も晴れて
ことり「あのね…その…明日の天気も」
凛「うん。わかったにゃ」
ちゅっ
凛とかよちんがキスをした次の日は必ず晴れました。
穂乃果「明日はライブ本番!運動場に特設ステージを作ったから…ごめんね、野外ライブだから今回も2人には頑張って欲しいなーって」
花陽「うん…」
穂乃果「ありがとう!」
凛「じゃあいってくるね…」
・
・
・
凛「かよちん。明日もいい天気にしようね」
花陽「…うん。そうだね」
ちゅっ
凛「かよちん…」
花陽「なぁに?」
凛「…ううん。なんでもない」
花陽「うん…」
次の日の天気は雨でした。
凛・花陽「ごめんなさい…」
真姫「はぁ?どうして謝るのよ。凛と花陽はまったく悪くないでしょ?」
希「そうだね。だから謝るのは間違いやない?」
花陽「うん…」
穂乃果「ライブ…どうしようか?」
絵里「残念だけど、この天気では中止にするしかないわね」
ことり「そんな…」
にこ「仕方ないでしょ?」
海未「はい。この天気でのライブは困難です」
穂乃果「うん。じゃあ中止に…」
凛「待って!凛とかよちんで絶対に晴れにするから!今から晴れれば間に合うよね?」
海未「はい…ですがそんなこと」
真姫「そうよ!それに、2人とも…」
凛「大丈夫!」
真姫「大丈夫じゃないでしょ!それに、2人とも最近…」
凛「待ってて!いこうかよちん!」
花陽「あっ、うん!」
真姫「待ちなさいよ!まだ話は終わってな…」
・
・
凛「かよちん!」
ちゅっ
花陽「凛ちゃん!」
ちゅっ
ザザーッ…
凛「どうして!」
ちゅっ
ザザーッ…
ちゅっ
花陽「どうして晴れないの!」
凛「どうして…どうしてなの?」
花陽「どんなにキスしても晴れてくれない…」
凛「天気を晴れにしたいだけなのに!」
花陽「うん!だから凛ちゃんとキスを…」
りんぱな「あれ…?」
凛「かよちん…あのね、実は凛…前ほどかよちんにキスしたいと思わなくなってたんだ」
花陽「うん…」
凛「びっくりしないの?」
花陽「私もそうだったから」
凛「そっか…」
花陽「何のためにキスしてるのか分からなくなっちゃった」
凛「うん。凛も同じ」
りんぱな「…」
ピロリン
花陽「あれ?」
凛「真姫ちゃんからLINEだ」
『これまでもこの先もずっと、2人がしたいようにすればいいんじゃない?』
りんぱな「…」
ザザーッ…
凛「かよちん?」
花陽「…なぁに?」
凛「えっと…」
ザザーッ…
花陽「どうしたの?」
ザーッ…
凛「えーっとね…うぅ、恥ずかしいにゃ」
花陽「待って!きっと同じ気持ちだよ。だなら…一緒に言わない?」
凛「うん。じゃあ…」
りんぱな「キスがしたい!」
凛「なんちゃって」
花陽「ふふっ」
ザーッ…ポツリ…ポツリ…
凛「あのね、凛…忘れてたんだ。凛はかよちんのことが大好きすぎてたまらない!って時にキスしたいなって思ってたこと」
花陽「私も…凛ちゃんのことが大好きだって思った時。愛おしくてたまらないと思った時にその…キスしたいって…」
ポツ…ポツ…
花陽「凛ちゃん、大好き」
凛「凛はその百倍大好きにゃ!」
花陽「じゃあその百倍」
凛「じゃあその百倍!」
花陽「その返しはずるいよ…」
凛「だって大好きなんだもーん」
花陽「凛ちゃん…」
凛「かよちん…」
ちゅっ
凛「あれ?」
花陽「あっ…」
りんぱな「晴れてる…」
凛「あれ?どうしちゃったの?」
花陽「分かんない…けど…」
凛「綺麗な虹だね?」
花陽「うん!」
あんなに降っていた雨が嘘のように上がっていて、雲ひとつないいいお天気になっていました。
晴れて、ライブは開催されることが決まりました。
凛「最高のライブにしようね!」
花陽「うんっ」
凛「よぉぉしがんばるにゃぁぁ!」
花陽「うんっ。がんばろー!」
凛「かーよちん」
花陽「なぁに?」
ちゅっ
花陽「へっ!?」
凛「したいと思ったからしちゃったにゃー」
花陽「もうっ…」
もちろん、その日のライブは大成功でした。
おしまい
誤字脱字が多くてすみませんでした。
ありがとうございました。
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