NARUTOに異物が紛れ込みました Part.3 (1000)
安価&コンマでオリキャラを操りNARUTOの世界を生き抜いていきます
0や00は特殊判定(特に良い結果のみ)
ゾロ目(00除く)も数値に関わらず0や00よりも弱い特殊判定(良い結果のみ)
多数決で同数結果の場合更に多数決で決定
漫画を読みながらなので遅い?と思いますがお許しください
※前スレ
NARUTOに異物が紛れ込みました
NARUTOに異物が紛れ込みました - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520950847/)
NARUTOに異物が紛れ込みました Part.2
NARUTOに異物が紛れ込みました Part.2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521377543/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521377543
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521876582
1000 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2018/03/24(土) 16:36:59.61 ID:el0mdi4iO
ノーリスクハーレム解禁
そんな考えになれるような話の分岐は作ってみます
ノーリスクというかコンマなしは多分むり
ノーリスクがなんのリスクか分からないけど、代償を払う(暁入り)とかはないですかね
前スレラスト
草原の端から咆哮が聞こえた
その場所から出てきたのはいくつもの獣になりし人
君麻呂が檻の解除スイッチを押したことにより解き放たれた
ここにいるメンバーは見る前に倒してしまったが、あれこそが呪印状態2……の意識に乗っ取られた狂人共だ
鬼童丸達は状態2でも意識を保てるからこそ、大蛇丸の側近として動けていた
もちろん呪印に耐えきれずに人格が崩壊するものも多くいる……大抵が何かしら壊れてしまう
その獣どもにはカブトにより暗示がかけられていた
カブト「木の葉の額当てをつけている人を殺せば、君たちは開放される」
心も壊され人格も失っているが、大蛇丸から逃げ出したいという本能的な反応は残っている
その獣たちは真っ直ぐとシカマルたちへと向かっていく
君麻呂「来なよ。愚かな老人の弟子」
チョウズメ「君は絶対に許さない」
チョウズメは君麻呂に釣られるがままに別の場所へと向かった
シカマル「チッ! 作戦変更、ナルトはサスケの行った方向は分かるんだな!?」
ナルト「おう!」
シカマル「なら追え! こいつらを片付けてから俺達もいく」
ナルト「わかったってばよ!」
シカマルたちが呪印2の人外共を惹きつけている間に、ナルトは影分身に紛れてサスケの元へと向かった
id変わってるけど前スレel0mdi4iOです
ノーリスクはハーレムによる女達の衝突のリスクの軽減を意味しました
>>5
適度に軽減はしますけどゼロには出来ないのであしからず
ゼロだとキャラが変わっちゃうので
君麻呂「ここでいい。さて、君を倒して大蛇丸様に献上する」
チョウズメ「……君は僕を怒らせた」
君麻呂「かかって来なよ。椿の舞からだ」
チョウズメはサスケと自分が戦いたかったが、この君麻呂というのは強い
サスケよりも強いだろうとチョウズメは感じ取る
だからこそあそこで足止めされたらたまらない
まあそんなこと関係なくヒルゼンを侮辱した時点でチョウズメの中では倒すことが確定している
チョウズメは君麻呂へ瞬身で一気に近づき、軽く拳を振るう
その拳を君麻呂はひらりと柔らかい動きで回避をして、チョウズメに向けて骨剣の一閃を向けてきた
チョウズメは怪力の腕で迎撃しようとしたが、嫌な予感がしたので、体をひねって回避した
君麻呂「あのまま行けば腕を落とせていたのに」
チョウズメ「硬そうで切れ味が鋭そうなら、こちらも武器を使えばいいよね。口寄せの術!」
猿魔「……あれは骨、かぐや一族か」
君麻呂「一目でわかるんだ。そう、僕はかぐや一族の最後の生き残り。そして最高の屍骨脈の使い手」
猿魔「チョウズメ、直接あの骨を喰らうなよ。簡単に斬られちまう」
チョウズメ「だから猿魔さんを呼んだの。お願い」
猿魔「変化・金剛如意!」
猿魔は如意棒に変化して、チョウズメの手に収まる
猿魔の変化した金剛如意は草薙の剣というとてつもなく鋭い剣をも貫かぬ如意棒である
君麻呂「そう、硬さ対決か。いいよ戦ってあげる」
防御力や命を惜しまぬ戦い方、そしてチョウズメが氷遁も木遁(この体で使ったことがない)もまだ使う気がないため補正-10
コンマ下1
チョウズメ10 君麻呂10
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
君麻呂「椿の舞!」
チョウズメ「おりゃ!」
君麻呂「動きが荒い割に、チャクラコントロールが精密だ、ね!」
チョウズメ「ふん!」
君麻呂の軽やかな動きはチョウズメは出来ない
だが柱間の時に学んだチャクラコントロールによる動きで、その差を埋める
そして骨剣と金剛如意を正面で打ち合う
君麻呂「驚いた。ただの変化じゃないんだ」
チョウズメ「これは師匠の力だ」
君麻呂「そう。どうでもいいけど」
補正-10
コンマ下1
チョウズメ10 君麻呂10
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
君麻呂「まだそれを振って日が浅いね」
チョウズメ「だからなに?」
君麻呂「君は師匠にちゃんとしたモノを残してもらえなかったってことだよ」
チョウズメ「……」
チョウズメは確かに金剛如意の扱いをヒルゼンに学ばなかった
だがヒルゼンは他に色んなことを教えていった
それなのにちゃんとしたモノを残さなかった?
チョウズメ「お前に師匠の何がわかる!」
君麻呂「怒りでリーチを見あやま、」
チョウズメ「部分倍加の術!!」
君麻呂「な、ぐはっ!」
チョウズメの部分倍加の術に合わせて、猿魔は金剛如意をヒルゼンの全盛期よりも太く重くして、そのまま更に伸びて、君麻呂を上から叩きつけた
補正-20 呪印2移行のため
コンマ下1
チョウズメ10 君麻呂7
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
早蕨の舞も鉄線花の舞も状態2の技です
状態1だとスペックが上がるだけなので、金剛如意を突破するために即状態2になりました
君麻呂には温存という言葉はないですし
君麻呂「君たちに温存は良くないみたいだ。大蛇丸様すみません。相手を殺してしまうかも知れません」
チョウズメ「それが呪印の力?」
君麻呂は左右に背中から骨を三本ずつ出し、肌は黒く、顔には熊塗りのような模様ができている
更には尻尾まで生えている
君麻呂「君を捕獲することはほぼ諦めた。だから……死ね」
先程までとは比べ物にならない速度で動き出した君麻呂に、チョウズメは反応が遅れた
いや、見えてはいたし、体に動けと信号を送ったが、柱間の時のような感覚をまだ完成していない自分の体に求めてしまい、動けなかった
骨の刀で金剛如意を弾き上げられ、君麻呂はチョウズメの体の下に滑り込んだ
君麻呂「唐松の舞!」
チョウズメ「ぐあっ!」
君麻呂の全身の骨がチョウズメに突き刺さった
補正-20 状態2経過2ターン
コンマ下1
チョウズメ8 君麻呂7
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
チョウズメは全身が骨に突き刺さったが、すぐに金剛如意を棒高跳びの要領で身体を跳ねさせて退避する
猿魔「大丈夫か!」
チョウズメ「あはは、大丈夫ですよ。イタチさんの修行よりも痛くない」
チョウズメは反応よりも動きの遅い自分の体にイラつきながらも着地して、反撃に出ようとした
君麻呂「鉄線花の舞……蔓!」
君麻呂は背骨を引き抜き、ムチのようにしならせて、着地をしようとしたチョウズメを狙う
チョウズメ「え? な!」
チョウズメはムチとの戦いは初めてだったため、金剛如意でガードしてしまい、そのまま彼方に投げられてしまった
蔓のムチの動きに苦戦しながらなんとか避けて、君麻呂に近づいた瞬間
君麻呂「十指穿弾」
チョウズメ「ぐああああ!!」
指の骨を飛ばしてきた攻撃を避けきれず、横っ腹の肉を持ってかれた
補正-10 状態2経過3ターン目判定
コンマ下1
チョウズメ6 君麻呂7
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
指による遠距離という存在を知ってしまったチョウズメに後退は許されない
君麻呂には生半可な術は届かないのを理解しているし、君麻呂に届く攻撃はチョウズメの中にはあまりない
チョウズメは指骨で警戒して離れすぎず、他の骨が出てきても避けることが出来る位置をキープして殴り続ける
十秒ほどその近接距離で戦っていると、チョウズメに好機が訪れた
君麻呂「ゲホッ!」
君麻呂は吐血をして、一瞬動きが止まった
チョウズメ「部分倍加の術!」
君麻呂「ぐっ、だが!」
チョウズメ「なに!?」
チョウズメは君麻呂の顔面を殴り飛ばしたが、君麻呂はそのまま地面に倒れず、飛ばされながらもチョウズメに骨ムチである蔓で拘束した
そして尻尾で器用に体勢を立て直して、殴られて飛んだ勢いを利用して、チョウズメを地面へと叩きつけた
補正+10
状態2経過4ターン目判定(ターン毎病進行-10)
チョウズメ5以下になったため氷遁解禁
コンマ下1
チョウズメ5 君麻呂7
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
補正後のゾロ目はなしということにします
流石に有利になりすぎてしまうため
チョウズメは蔓でこのまま叩きつけられたら追撃で殺されてしまうと悟った
チョウズメ(ごめんフウ、すみません師匠。死んでしまうかもしれないので、氷遁を使います)
チョウズメは地面に叩きつけられる前に、印を結んだ
君麻呂「……」
君麻呂も叩きつけたあとは完全にトドメを指すために動きを考えていたが
チョウズメは叩きつけられた時、地面に手をついて発動させた
チョウズメ(氷牢の術!)
本来は氷牢の術は氷の柱を地面から突き上げて敵を攻撃する術だが、それだけでは君麻呂を突破できない
円錐の形で氷を地面から発生させて君麻呂を貫く
君麻呂「……氷、氷遁! ゲホッゴホゴホッ」
君麻呂は腹を氷の円錐で抉られたからか、病によるものか、更に吐血が激しくなる
補正+20
状態2経過4ターン目判定(ターン毎病進行-10)
チョウズメ5以下になったため氷遁解禁
コンマ下1
チョウズメ5 君麻呂6
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
ゾロ目補正無しになってから二連続でゾロ目が…
>>46
補正適用後の数値がゾロ目でも適用しないだけで、補正を足す前のレスのコンマゾロ目は適応されますよ
チョウズメは氷遁に驚いて蔓が緩んだ隙にその場から離れた
指骨による狙撃もあるが、氷遁を使うと決めたのなら、遠距離だって、近距離だって、もう何も怖くない
サスケと自分が戦いたかったが、もう温存だとか言っていられる敵ではない
君麻呂「ゲホゲホッ。大蛇丸様から氷遁を使うなんて一言も聞いていない。君は4行使いではないのか?」
チョウズメ「……これを見たからには絶対に殺す」
君麻呂「なるほど、なら僕は生きて大蛇丸様に伝える……鉄線花の舞・花。最強硬化させた骨で君のとっておきを貫く」
君麻呂は蔓に使っていた背骨を背中に戻して、左腕に巨大な矛のような骨を形成していく
見た目からして今までで最大の攻撃だろう
君麻呂はトップスピードでチョウズメも元へ駆ける
チョウズメ「凍えて死ね。氷遁・蒼龍暴風雪!」
君麻呂はチョウズメを骨の圧縮矛で刺し穿とうとする
その攻撃に対して、チョウズメは右腕を突き出して、チョウズメの準最強技を放つ
君麻呂の骨の矛は蒼い龍の顔を破壊するが、それだけだった
君麻呂は龍に飲み込まれ、はるか先の地面に叩きつけられ、その場に樹氷のような氷の柱が出来上がった
補正+30
状態2経過4ターン目判定(ターン毎病進行-10)
チョウズメ5以下になったため氷遁解禁
コンマ下1
チョウズメ5 君麻呂3
81~ 優勢
61~80 有利
41~60 拮抗
21~40 不利
~20 劣勢
君麻呂2以下になったためチョウズメの勝利
チョウズメ「……まだ生きてる?」
チョウズメの作った龍から伝わってくる生命力
まだ君麻呂が生きている事を告げてくる
チョウズメ「……砕けて終わりです。氷牢の術っ!」
チョウズメは樹氷のような氷の中に閉じ込められている君麻呂を一目見て、氷牢の術でその氷を砕こうとした
その時自分の勘が警鐘を鳴ら始めたので、氷を砕くための氷牢の術の範囲を自分の下にも拡大して、氷が地面からせり上がる勢いを使って空に飛んだ
君麻呂(早蕨の舞……僕と共に死ね)
氷に砕かれるよりも一瞬早く、君麻呂は早蕨の舞を発動した
君麻呂の体はもう完全に凍えて動かない
それでも意志の力で術を発動し、チョウズメを道連れにしようとした
地上に無数の鋭い骨の刃を出す術
巨大な骨の剣山がチョウズメと君麻呂のいた所に発生したが、チョウズメは何とか上空に退避でき、君麻呂は自らの術で砕かれた
チョウズメの方には我愛羅は来ません
あっちもあっちで大変なので
1時間半ほど席を外します
この作品のナルトにとってサスケは原作みたいな孤独の境遇の理解者でありライバルであり仲間ですかね
家に来て遊ぶ友達はこのナルトには何人もいますからちょっと変わってるかな?
シカマルたちは苦戦していた
呪印の状態2の様々な人間が理性をなくし、本能の赴くままに突撃してくる
体から熱気を出すもの、体の至る所から肉の杭を打ち込むもの、亀の甲羅の如く強固な鎧に体を包んでいるもの
様々な種類の人外にさせられたもの達がただ大蛇丸から逃げるために木の葉の忍びを襲う
シノ「ここまで多いと俺の蟲もカバーしきれない」
シカマル「影真似の術! チョウジ!」
チョウジ「肉弾戦車! こいつ硬いよ!」
ネジ「それならば、柔拳で!」
敵が連携せずにひたすら攻めてきているため、殺されることは無いが、それでも敵は大量にいて、ジリ貧なのは明らかだ
シノ「くっ、しまった!」
そして鍛えていたが、近接によりゴリ押され、体勢を崩したシノに敵はトドメの一撃を放とうとした
その時
リー「木の葉旋風!」
その敵を吹き飛ばす新たな木の葉の風が来た
コンマ下1
50以下で間違える
シノ「……カッコつけて登場したリーだったが、全く状況が好転するどころか悪化した。なぜならリーは酔っ払ってあたり構わず暴れているからだ」
リーが到着してからすぐはよかったのだ
リー「木の葉旋風! 木の葉昇風! 木の葉落とし! 木の葉烈風!」
リーは最初からリミッターである重りを外していたようで、その速度に任せてひたすら走り回り、サポートに回った
サポートに回っていたが、それでも決めるところではしっかり蹴り飛ばし、殴り飛ばしていたのだが
リー「……すみません! お薬の時間なので、数秒耐えてください!」
これが不味かった
リーが持ってきたのは薬瓶ではなく、綱手の酒瓶であり、リーは少し飲むだけでも酔っ払ってしまう
リー「なんだてめぇー、コラぁー!」
これである
リーは仲間を攻撃する訳では無いが、仲間のことを考えて気を使うことはしなくなった
更に仲間がいても割と自由に動いてしまうため、シカマルたちの連携までズレていく
ネジ「リー! やめないか!」
リー「ネジがなんで五人いるんですか? もしや影分身! ほいやー! あははは、変顔をするのはずる、といやー! ですよ!」
シカマル「駄目だこの酔っぱらい」
呪印とは重吾という自然チャクラを自然に吸収できる一族の体液を改良して作られたものだ
暴走状態の奴らは暴走しているが、自然エネルギーを使って戦っている
故にガス欠が起こりづらく、素の身体能力も高く、回復力も高い
少しずつ少しずつ追い込まれていく四人+酔っ払いだったが
テマリ「あんたは多数への攻撃手段が乏しいんだから大人しくしてな。風遁・大カマイタチの術!」
カンクロウ「ちぇ……」
我愛羅「砂時雨……お前達が居ては邪魔になる下がっていろ。ここからは俺がやる」
昨日の敵は今日の友
砂の忍びが援軍にやってきた
上で我愛羅はチョウズメのところへ援軍は来ないと書きましたが、性格には来れないです
描写は長いですけど、忍びの戦いって基本ハイスピードでしょうし
テマリの攻撃で軽いヤツは吹き飛ばされ、重い奴らは我愛羅の砂の時雨によって足などを損傷した
すぐに復活するだろうが、会話をする程度の時間は稼げただろう
我愛羅「そこの濃ゆいの。動きとキレが悪い。疲れているのか?」
リーは砂、正確に言うと我愛羅が来た瞬間に酔いが吹き飛んだ
リー「君がそれをいいますか。少々大変だったんですよ」
シカマル「……もしかして五代目火影様の要請による援軍か?」
テマリ「ああそうだ。それでなんだあれは? 手短に頼む」
シカマル「敵は呪印というものを使ってブーストするようだが、あいつらはそれに飲まれているのかもしれない。詳細は不明だが、理性や人間性が感じられず、連携も全くしない」
テマリ「問答無用で切り刻めるってことだな」
カンクロウ「……俺の出番無さそうじゃん」
我愛羅「木の葉の忍びに範囲攻撃ができる人はいるか?」
チョウジ「僕が体を巨大化させれば出来るけど」
我愛羅「質量攻撃は駄目。巻き込んでしまう……居ないようだな。俺が一気にカタをつける。テマリは残りを切り刻め」
テマリ「ああ、いつでもいい」
我愛羅は地面に手をつけた
我愛羅「流砂瀑流」
我愛羅は喋りながらも地下の鉱石や岩や石を砂で砕いて、砂の量を加速度的に増やしていった
そしてその砂を使って、我愛羅の前方、草原全てを範囲にして、敵の全てを砂で包み込んでいく
我愛羅「砂瀑大葬!」
どれだけ強くてもただ突っ込んでくるだけなら我愛羅の敵ではない
足元の砂に包み込まれた全ての状態2の暴走状態の人達はきっと感謝しているだろう
やっと大蛇丸の実験を受けずに死ねると
うまく抜け出せた人外はおらず、全てが砂によって潰された
寝落ちてました
続きやります
チョウズメ「……うぐっ」
チョウズメは君麻呂を殺してから、耳鳴りが鳴り止まない
これがなんなのか分からない
だが耐えられない訳では無い
チョウズメ「みんなが心配だし、サスケも心配だし……早く戻らないと」
チョウズメは火遁で氷遁の証拠を必死に消した
チョウズメは砕けた肉塊となった君麻呂を見た瞬間、
視界にいくつもの光景が写った
チョウズメ「……何今の?」
いくつもの光景が写ったが、そのどれもがピントがあっていないようにぶれていて、その内容をチョウズメは理解することが出来なかった
コンマ判定
下1
67~ 両方
34~66 髪
~33 目
ゾロ目00無効と書き忘れてたから来てたら頭を抱えていた
チョウズメは皆のいるであろう草原に戻ると、草が一欠片もなく、砂漠が広がっていた
チョウズメ「……あれ? もしかして幻術?」
チョウジ「おーい! チョウズメ!」
チョウズメ「……うん、多分幻術じゃないのかな?」
チョウズメは手を大きく振っているチョウジの元へと向かった
シノ「だ、大丈夫か!チョウズメ!」
チョウズメ「え?何が?」
ネジ「体の至る所に刺された傷があるが、気がついていないのか?」
チョウズメ「……言われた瞬間痛みが戻ってきた!」
チョウズメは君麻呂に全身をグサグサに刺され、地面に投げ飛ばされ、横っ腹を抉られていたのを完全に忘れていた
戦闘時にアドレナリンなどがドバドバ出ていたからいいが、やっと仲間の元に戻ってきて、傷を指摘されると痛みを思い出した
シカマル「それよりも、それはなんだ?」
チョウズメ「それよりもって、ひどいと思う」
シカマル「お前なんで片目が白目になってんの? 髪も少しだけ染めたみたいに白髪になってるし」
チョウズメ「…………え?」
チョウズメの基本のカラーリングはチョウジと同じと考えてください
ナルトとサスケの戦いはばっさりカットします
マンガのような描写が書けなかったのと
精神的に友達が出来たおかげで色んな意味で強くなってるナルトと昔からチョウズメと競って更にイタチブーストがあったサスケだと
結果は変わらないからです
サスケ「じゃあそろそろ終いにしようぜ……この戦いを」
終末の谷でナルトは柱間、サスケはマダラの足元から、同じタイミングで飛び立った
ナルト「螺旋丸!」
サスケ「千鳥!」
ナルトは九尾の朱き衣に包まれて、朱い螺旋丸を
サスケは呪印を解放し、状態2になり、そのチャクラをも使った黒いイナズマの迸る千鳥を
互いの言葉通りの必殺技が互いの必殺技を殺し合い、滝の水は吹き飛び、そして
水無き滝底に立っていたのは
サスケ「……」
全身の痛みに苛まれ、痛む左腕を抑えながらサスケはその場をあとにした
チョウズメが皆のところに帰還したあと、傷や見た目などの問題があったが、すぐにナルトを追った
そして雨に濡れ、倒れているナルトだけを発見した
皆がナルトの元へと駆ける中、チョウズメは何が何だか分からなくなっていた
今までは仲間や友達を傷つけた奴を恨み、相応の制裁を加えればいいと思っていた
ヒナタとネジに関しては、互いの主張の結果であり、あまりネジは好いていないがわかる
今回の四人衆と君麻呂は明確な敵だった
大蛇丸と協力しヒルゼンを倒した四人衆
自分を殺すなり誘拐するなりしようとした大蛇丸の手先である君麻呂
ならサスケはどう判断すればいい?
チョウズメ「最初の友達。でも友達を殺す気で倒していったであろう奴。敵である大蛇丸の仲間になった最初の友達」
だが、最初に強く思ったのは謝罪の気持ちだった
チョウズメ(俺がもっと強くて、君麻呂を瞬殺して、サスケも一瞬で倒せるほど強ければ、止められたのかな? ごめんなさい、イタチさん、ごめんなさいごめんなさい)
サスケを止めるためにイタチは強さを与えると言った
ならサスケを止められなかった自分はなんなのか?
チョウズメ「……力が足りない」
前スレの957
不穏な動き
下1
80以下で……
の描写
81以上が出たので戦闘は回避されました
仮面「ふむ、イタチがサスケ以外に興味を示していたから来てみたが、どうやら期待はずれだったようだな」
次郎坊とチョウズメとチョウジが戦っている場面を遠く離れた場所からある仮面の男が見ていた
仮面「確かにイタチのような動きだが、所詮は猿真似。まだ九尾の餓鬼の方がサスケが殺す価値があるというもの。つまらぬ」
仮面の男は君麻呂との戦いをみず、興味を失ったのかその場から消えた
サスケと戦う場合は君麻呂のところでチョウズメが行き戦う
戦わないとなったのでこの判定で80以下だと仮面の男が接触して闇落ち誘惑
断ると5ターンの耐久戦闘
81以上が出たので君麻呂との戦闘
君麻呂との戦闘で負けると我愛羅が介入してくる
君麻呂との戦闘で勝つと先程の白くなります
チョウズメ「……暇だな」
チョウズメは病院を退院したのに、また戻ってきていた
体に穴が開き、横っ腹が抉れていて、更に謎の白目化に一部白髪化
これらの治療と検査のためにチョウズメは入院していた
誰も来ないから暇という訳では無い
ただ漠然と何もやる気が起きず暇だと口に出てしまっていた
チョウズメ(イタチさんには失望されちゃっただろうな……はぁ。サスケをこれから追うのは無理だけど、サスケなら大蛇丸に喰われたりしないよね? ナルトとフウが暁っていう組織に狙われてるのもあるし……でも、誰にも話せない。あれ? 猿魔さんがなんか言ってたような?)
チョウズメは色々と混乱していた
チョウズメが病院へ逆戻りした日から数日が経っていた
怪我は綱手によって速攻で治されたが、目と髪が綱手ですら理由が不明だった
分からないのにいつまでも拘束をしても仕方がないし、本当に色素が無くなっただけだったので、チョウズメは退院した
ハナビ「チョウズメさん退院おめでとうございます」
ヒナタ「チョウズメくんおめでとう」
ヒアシ「……」
チョウズメ「……えっとありがとう」
ヒアシ「……」
チョウズメは特に周りに先触れを出さずに退院したのだが、ハナビはその様子を見ていたようで、病院まで来てくれた
それに便乗したのかヒナタも来ていたのだが
チョウズメは顔をまだ一度も合わせたことの無い、だが名前を知っているおじさんが二人の横に立っていた
日向ヒアシ 日向宗家のトップであり、最近はネジも少しは話すようになったそうだ
そんな人が二人の娘の横で腕を組んで、チョウズメのことを白眼を発動しながら睨んでいた
ヒアシは最近ハナビがオシャレを覚えたのがとても気になっていた
ヒアシは色々気になったので、娘が私室でどんなことをしているのかを見てみたら、白眼を使っていた
そしてその視点の先にはチョウズメが何度もいる事がわかったのがつい先程だ
チョウズメは相当ビビっていた
別に怖いとかではなく
チョウズメ「5つ下のハナビさんとは将来付き合う約束をしています。キスをしてもらいました。更にヒナタさんともキスをしていますね。HAHAHA」
なんて言えるわけもなく、向こうがこちらを話すのを待っているようで、こういう時なんて話せばいいのかを学んでいないので色々とビビっていた
チョウズメ(思ったことを話そう!)
チョウズメ「【セリフ安価】」
安価下1
チョウズメはヒアシに向けてなんて言った?
チョウズメ「2人の娘さんとは仲良くさせて頂いています!今後とも末長くよろしくお願いします!」
チョウズメは嘘偽りなく答えることにした
そう、嘘というのは後でバレたら関係が悪化する
更に初対面の人となら尚更だ
チョウズメは混乱する頭でいつもの素直さを出した
そして日向パパンは大人だった
ヒアシ(ヒナタとは同じ班で、同じ班の人とは仲良くしていると聞いた。更にアカデミーの頃から友達だったかな? いい子じゃないか。ハナビはなぜ会いに来ているのかわからないが、きっとヒナタ経由なのだろう。外部との繋がりがハナビを成長させたか)
このまま行けば
色々と考えまくるヒナタはこの言葉の真意を悟った
末永く? 班だけじゃなくて、お父様に挨拶するほど末永く?
ヒアシ「チョ、チョウズメくん! ま、まだそういうのは早いと思う!」
ハナビはチョウズメがただテンパっているだけというのを見抜いた
伊達に数年越しの白眼ストーカーではない
だが、ヒナタがあんなことを言ってしまったのだ
負けてられない
ハナビはチョウズメの腕に抱きつきに行く
ハナビ「チョウズメさんあと数年待って下さい! そうすればお姉様並みになりますから」
チョウズメ「……」(あれ?なんでこうなったんだろう)
ヒアシ「…………あははははは。さて、チョウズメくん。日向の家に少し寄っていかないか。せっかくだから私が稽古をつけてあげよう」
チョウズメはその時悟った
チョウズメ(あっ、やっぱり失敗したのか)
肩が抉れそうになりながら、ヒアシに引っ張られるようにして日向へと引きづられていく
ヒアシ「では来なさい」
チョウズメ「……行きます」
チョウズメは何故か道着を着せられて、ヒアシと対面している
ネジとハナビとヒナタ以外は締め出されているが、まずなぜ戦うことになったのかがわからない
チョウジ(でも、日向宗家当主と戦える機会なんて普通はないんだから、頑張ろう!)
チョウズメはヒアシにお辞儀をしてから、ヒアシに向かっていった
コンマ
下1(ゾロ目権1回ある(忘れてた))
79以下で 木の葉にて日向は最強
チョウズメは日向対策などしていないが、何年もヒナタと訓練してきた
だからこそ日向の基本的な動きは分かっている
チョウズメはチャクラコントロール全開にして、怪力は邪魔になるから解除
チョウズメ「ふっ!」
肉体をチャクラで活性化させ、今出せる本気の速度でヒアシに向けて軽く殴り掛かる
チョウズメの腕に対して、ヒアシが添えるように手を当てようてしてきたので、それを弾く
その弾いた手に更に柔拳で触れようとしてきたので弾く
そんな応酬をすること数分
ヒアシが応酬をやめ、自ら攻撃に当たりに来た
チョウズメ(止まって止まって止まって。これは絶対にまずい)
ヒアシ「八卦掌回天!」
チョウズメは超高速でチャクラをも放出しながら回る回天を受けて、道場の壁に吹き飛ばされた
応酬をさせて手を止めるタイミングを見失わさせるために嵌められたのだと理解した
のだが、何故か壁から地面に落ちようとしている自分の目の前にヒアシがいる
ヒアシ「八卦空壁掌!」
掌底からチャクラの真空の衝撃波を放ち、狙撃する日向の遠距離技
その両手版をチョウズメは近場で喰らって、道場の壁を破壊しながら吹き飛んだ
ヒアシ「どうだ、私は彼よりも強い……木の葉にて日向は最強!」
ハナビ「……」
ヒナタ「……」
ネジ「……」
ヒアシ「どうした?続いてもいいんだぞ? 木の葉にて日向は最強!」
ヒナタ「チョウズメくん!」
ハナビ「死なないで!」
ネジ「またチョウズメは入院かもしれないな」
ヒナタとハナビとネジは正座していた格好から立ち上がり、すぐにチョウズメを追いかけた
ヒアシ「……おかしい。父親よりも強い男を好きになりなさいという私なりのアドバイスだったのだが。いや、まだまだ娘をやらんぞ! それにハナビはまだ7つじゃないか! ヒナタだってもうすぐ13。早い、まだ早い!」
コンマ
下1
50以下で……
チョウズメ「あ、危なかった。追撃までされるとは思わなかった」
ヒアシはどうやら実戦としての演習を望んでいたようで、顔面狙いの八卦空壁掌をチョウズメは腕を一本犠牲にして何とかやり過ごしていた
チョウズメ「初めて見たけど、日向の遠距離すっご! 発動早いし、白眼の観察力はあんなに凄いんだね。木の葉のどこにいてもハナビちゃんが見つけて見てくるわけだよ」
チョウズメは日向の本気の片鱗を見れて興奮していた
サスケを行かせないというイタチに与えられた目標を喪失し、若干やる気が低迷していたチョウズメにはいい刺激になった
チョウズメ「イタチさんの体術のキレを伸ばすだけじゃ駄目かもな。イタチさんって手裏剣術と幻術も併用してたし、僕はそこら辺は再現できないしなぁ。それに螺旋丸とか千鳥……だっけ? そういう近接の必殺になり得るのが必要だ!」
ヒナタ「チョウズメ! 無事……みたいだね」
ハナビ「なんで立ってるの? あれを受けて」
ネジ「チョウズメ」
チョウズメ「なに?あと僕あんまりネジのこと好きじゃないから。ヒナタをボコボコにしたし」
ネジ「そ、その件は後腐れ無しにしようと言うことになっていてだな」
ヒナタ「ネジ兄さんと色々あのあと話したの」
チョウズメ「……それならいいか。あのさ、もっかい戦えるかな? ヒアシさんと」
ハナビ「待って、チョウズメさん腕折れてない?」
チョウズメ「いけるいける」
そのあともう一本の腕も折れた
✕ ヒナタ「チョウズメ! 無事……みたいだね」
○ ヒナタ「チョウズメくん! 無事……みたいだね」
50以下でサスケ奪還戦よりも悲惨なことになってました
ネジ「なぜあんな無茶をした」
チョウズメはやはりと言うべきか、また入院することになった
ヒナタとハナビが居ないのはヒアシが外に出歩くことを断固拒否したからだ
チョウズメ「……なんか大人の人に思いっきり叱られた感じがして新鮮だったから」
ネジ「怒られるのが新鮮なのか?」
チョウズメ「僕はお父さんには認められてないし、お母さんにはいい子をしてたんだよね。別に変なことをしないで手伝いとか勉強をしてただけだけどね」
ネジ「ああ」
チョウズメ「僕は他の人に比べて覚えが良くて、だからこそ注意をされるってことはなかったんだよ」
紅の胸で何度も泣いているが、そのことは流石に言えない
ネジ「大人の男に怒られている感覚が新鮮だったということか?」
チョウズメ「うん。なんか思いっきり説教された気分だったからね」
ネジ「説教で腕を折られることは流石にないからな?」
チョウズメ「それは分かってるよ」
ネジ「……訳が分からん」
ネジはそう言うと席に座った
どうやらまだ話し相手になってくれるようなので、チョウズメは質問をし始める
チョウズメ「僕はネジのことをネジが言っていたことしか知らないから教えて欲しい」
ネジ「……とりあえず何が知りたい」
チョウズメ「好きた食べ物とかは?」
ネジ「にしんそばだ。カボチャだけは好かん」
チョウズメの入院生活は続く
チョウズメは本来なら病院の外で会う約束をしていた人と、三度目の入院の時に会った
我愛羅「お前がチョウズメか」
チョウズメ「初めましてチョウズメです。我愛羅さんでいいんだよね?」
我愛羅「敬称など不要だ」
サスケ奪還の時にチョウズメはどうしても我愛羅と話したかったため、木の葉にいる間に話す約束をしていた
我愛羅「それでお前は何故俺を呼び止めた。中忍試験の事なら本当に済まなかった」
チョウズメ「あとからサスケとかを我愛羅がボコボコにしたって聞いて少しだけ怒ってたけど、ナルトが怒るなって言ったからね」
我愛羅「そうか、あいつか」
我愛羅は少しだけ微笑んでから、真面目な顔になった
チョウズメ「……我愛羅は人柱力だよね?」
その言葉に我愛羅の顔が少し険しくなる
我愛羅「そうだが」
チョウズメ「手を握ってもらってもいい?」
我愛羅「お前が何をしたいのかを先に説明してほしいのだが」
そい言いながらも我愛羅はチョウズメの出した手を握った
チョウズメ「我愛羅は一尾の人柱力である」
我愛羅「ああ」
チョウズメ「……」
我愛羅「……何がしたかったんだ?」
チョウズメ「あれぇ?」
チョウズメは気絶しなかった
チョウズメ(重明はフランクだったけど、最初は警戒していた。九尾は最初も最後も敵視していた。だから尾獣の意思で中に入れたわけじゃない。フウとナルトにあって、我愛羅にないもの。友情?)
チョウズメは人柱力本人との信頼関係を結ばないと尾獣のいる場所に飛ばされないのかもしれないと推察を立てた
チョウズメ「……って言うことがあったんだ」
重明やフウのことは言わずに、九尾のことだけを言った
我愛羅「なるほど……まずその事をナルトにら言ったのか?」
チョウズメ「ナルトの中にいる九尾が憎悪に溢れていてなんて言えないよ。それにナルトは九尾のことを物凄く気にしてるから」
我愛羅「そこら辺のさじ加減は俺にはわからん。だが、そうか。俺はあまりお前をまだ好ましく思っていない。呼び出していきなり人柱力か?と聞かれたからな」
チョウズメ「……あー、デリケートな事だったねそういえば。ごめんなさい」
隠してはいるがデリケートな感じのしないフウがいた為、チョウズメは特に考えず聞いてしまった
よく考えれば当たり前なのに失念していた
我愛羅「いやいい。一尾と対話ができる場所があるという事を知れただけでも大きな収穫になった」
我愛羅はその言葉のあと、少し黙り込んでからチョウズメに手を向けた
我愛羅「俺はまだお前を信用していないが、友達にならないか。友とはなったあとから親交を深め、親しくなると聞いている」
チョウズメ「うん。宜しくね我愛羅」
我愛羅「ああ。砂に来たら声を掛けてくれ」
そのあと我愛羅はテマリが呼びに来たのですぐに帰っていった
自由行動は明日からになるけどとりあえずイベントを消化
まだいくつかある
綱手「チョウズメ、猿魔を出してくれないか?」
チョウズメが入院していると、綱手がいきなり部屋に来た
どうやら怪我の様子を見に来たという体にしているようだ
何故か結界まで張っているが
チョウズメ「はい、口寄せの術!」
猿魔「やっとか。すぐに呼べと言っただろ!」
チョウズメ「言ってないです!」
猿魔「……そうだったか? まあいい。綱手、暁について知っているな?」
綱手「待て、どこでそれを知った!」
猿魔「チョウズメからだ」
綱手「どこで知った!」
チョウズメの肩はまだ抉れるんじゃないかと思うくらい強く握られた
いやヒアシよりも更に強く握られているだろう
チョウズメは情報源がイタチである事を話す?(内容については猿魔が信じているので全部話します)
下1
1 話す
2 話さない
すみません内容に関して質問です
イタチのうたは皆殺しの詳細について知っているのは
ヒルゼンとダンゾウと御意見番の二人だけでしたよね? あとは暗部に何人かいると思いますけど
チョウズメ「本当に内密にお願いしますね」
綱手「ああ。分かっている」
チョウズメ「まずこの情報は暁に所属しているうちはイタチさんから教えてもらいました」
綱手「……はぁ!?」
チョウズメ「イタチさんは暁にある男を監視するために入ることにしたそうです。その男の名は…………」
そうして暁に関すること、構成メンバーなども含めて全て話した
チョウズメ(これで僕だけで背負わなくて済む。猿魔さんは誰にも話さないし)
綱手「待て待て。暁の情報も驚きだが、うちはの皆殺しは裏があるとなぜわかる!」
チョウズメ「イタチさんが泣いていたからです」
そうして次はイタチがうちは全滅の前にあった時の話をした
綱手(イタチが自分の意思でやっていないなら、こういう手を好むダンゾウが怪しいな。あと御意見番は知っているはずだ。まずなんでこんな子供……いや、じじいの弟子だったな)
綱手は12歳の子供に世界の命運を変えるかもしれない情報を詰め込んだイタチに驚いた
ダンゾウがそこまでしてシスイの目にこだわった理由がわからないんですよね
強いのはわかるんですけど
綱手「わかっていると思うが、この事は絶対に公言しないように」
チョウズメ「はい」
フウに言っているが、流石にそれを言うと滝の人柱力がバレるし、何よりフウとの約束を破りたくない
綱手「とりあえず自来也……はどこに行ったかわからん! 自来也にもこの事を話すがいいな?」
チョウズメは猿魔を見た
猿魔「エロガキだが、あやつも問題ない」
チョウズメ「それなら大丈夫です。綱手様の判断で情報を使ってもらってもいいですから」
綱手「まあ、こんなヤバ過ぎる情報を使える場所なんてないがな」
他国にこの事を伝えたとしても暁=木の葉になってしまうだけ
その事が暁にバレれば総攻撃を受けるだけ
そして内部で流したとしても、ダンゾウ辺りに付け狙われるだけ
綱手「くっそ! 情報があるのに、全く活用出来ないじゃないか! また来る!」
綱手は頭を掻きむしりながら部屋から出ていった
猿魔「チョウズメ、これで安心しろ。不安そうな顔で儂に相談していたが、五代目火影なら安心出来るだろ?」
チョウズメ「そんな顔してました?」
猿魔「相当深刻そうだったな」
チョウズメ「そうだったんだ」
part2の1000関連
十尾の時に金剛如意の姿で確か出ていましたね
猿形態はあったか覚えてませんが
猿魔「そういえばこの前好意を抱いている雌二人の親にその腕をやられたそうじゃないか」
チョウズメ「まあ、そうですね」
猿魔「猿山を制したものがその群れを制する」
チョウズメ「はい?」
猿魔「お前は何故雌を選ぼうとする。全てに種付けすればいいだろう」
チョウズメ「はぁ!?」
猿魔は備え付けのお茶を勝手に作って飲みながらチョウズメに、猿魔としては真面目な話を始めた
猿魔「猿山には別の群れの雌が入ってくることもある。逆に別の群れの雄が入ってくる事だってある。猿山のトップとは常に命懸けだ」
チョウズメ「好きな女の子を取られたくないから?」
猿魔「人間的にいえばそうじゃな。ただ取られるのが嫌なだけだが、食べ物の配分や毛ずくろいなんかも色々絡んでくるからな」
チョウズメ(給与とか地位とかも絡んでくるってことだよね?)
猿魔「お前は頭でっかちのようだからな。簡単に言ってやる」
猿魔はチョウズメが理解していないようなので簡単に言うことにした
チョウズメ「はい」
猿魔「あの日向の大きい方の雌、日向の小さい方の雌、お前の担当上忍の雌。あとは別の里の雌。それらが別の男に種付けされたら許せるか?」
チョウズメはその光景を一瞬だけ想像した
その瞬間、掛け布団が凍った
チョウズメ「無理」
猿魔「他里の雌は最後に出会ったのであろう? ならそいつを切り捨てるか? 別の男の子を孕まされるが?」
チョウズメ「無理」
ベッドの敷布団?が凍った
猿魔「もし今後チョウズメがそいつらと同じ思いを抱いた雌が現れたとする。そいつが」
チョウズメ「無理」
ベッドが凍った
猿魔「ならあとはチョウズメ自身が決める問題だ。人間の社会のルールを守り別の雄に譲るか、自分の思いを貫き通すかだ。ようは種付けしたいかしたくないかだな」
チョウズメ「……人間の社会ってそんなに単純じゃないと思うんだけど」
猿魔「こういう思いははいかいいえで済むだろ! 深く考えるのはその問題に衝突した時にすればいい!」
猿魔はそれだけ喋ると帰っていった
チョウズメ「……とりあえずベッドを解凍しよう」
もうチョウザとか主人公は99%ほど吹っ切れているのでそんなことはないはず
無意識がそうしている可能性は無きにしも非ず
チョウズメは「猿山の掟。お前がナンバーワンだ」を読みながら暇を潰していた
ナルトの師匠が書いたというイチャイチャ系はチョウズメにとってそこまで面白くなかった
そしてハナビとヒナタに没収された
両腕が折れているので足でページをめくっているが問題ないだろう
チョウズメ「やっぱり全部猿の事だよね」
チョウズメは猿魔に少ししたら猿山に連れて行ってやると言われているが、猿魔に他の猿がひれ伏しているのを想像して、少しだけ吹いた
そんな時部屋の扉がノックされた
チョウズメ「いいですよ」
??「さて、あっしはあの後から何人の友が出来たでしょうか!」
チョウズメ「え?」
ノックしたその人は思いっきり元気よく扉を開けた
アニオリだとフウと我愛羅が琵琶法師に襲われた中忍試験の直後に殺害されたはず
フウ「お見舞いに来たっすよ!」
そこには若草色の髪をした少女、滝隠れの里のフウがいた
チョウズメ「え? なんで!? フウ帰ったんだよね?」
フウ「帰ったよ? シブキも喜んでたっす。滝隠れはまだまだやると各国の大名や忍頭に認識してもらえたみたいで、依頼も増えているらしおですし」
フウは本戦でのチョウズメとの大立ち回りにより、昔の威光で成り立っている滝隠れとはもう言われなくなったそうだ
チョウズメ「待って待って。なんでフウがここにいるの? 本当に見舞い?」
フウ「いやあっしもサスケくんでしたっけ? 彼の奪還協力を依頼されたんすよ。でも来たら終わってたっす」
そして今回、フウという滝のくノ一と木の葉の忍びでありヒルゼンの弟子であるチョウズメが友好的な関係を結べていたことにより、今までよりも更に緻密な同盟内容で繋がったそうだ
フウ「本来ならもっと早く来れるはずだったんすけど、三代目火影様がお亡くなりになった。そのあとの火影様によっては強硬路線も有り得るからって様子見をしてたんすよ」
チョウズメ「そして出てきたのが綱手さんだったから?」
フウ「そうっす。三代目火影様の弟子であり、友好的な三代目火影様の契約をそのまま続行するとの事で、また来れるようになったっす」
>>168
なおフウは既に中忍になっている模様
あの中忍試験書いた方がいいのかな?
チョウズメはフウと抱きしめ合い、その途中に前回結局お別れになり悲しい思いをしたことを思い出す
チョウズメ「それでフウはどれくらいで帰るの?」
フウ「あれ?もしかして帰ってほしいっすか?……なんか悪いことした?」
フウは不安に顔を陰らせる
チョウズメ「ううん。そうじゃなくて、帰っちゃう日が決まってるなら心の準備をしておこうと思って」
フウ「……えっと【安価】」
安価
下1
フウの滞在期間
フウと相談して、綱手と自来也に人柱力だと話して滝と暁の情報を共有した方がいいか?
ダンゾウにバレないように
フウ「未定っすよ。木の葉で裏事なしの情報収集をすることになってるから。それにあっし達はまだそこまで強い方じゃないっすけど、情報の全てを知っている人がいた方が安心っすからね。木の葉の治安自体もいいのもありますけど」
チョウズメ「よかった……」
チョウズメはまだ抱きしめたままのフウを更に強く抱きしめる
ギプス越しによるハグだが
フウ「なんすか? 甘えん坊みたいっすね」
チョウズメ「……なんでもない」
猿魔の他の雄の子を孕むや他の雄に取られるという言葉が予想以上に効いているのだろう
フウ「それでお願いがあるっす」
チョウズメ「なに?」
フウ「家泊めて?」
>>176
それ関係の話は修行パートに入った時くらいにフウと話をするRPいれて安価取ります
本日はここまでです
明日は昼超えたら出来るかな?
以降下は情報のまとめ
次回は螺旋丸と千鳥……だっけ?みたいな術を考える話から
砂でやる中忍試験を描写するとチョウズメとフウが砂に行きます(ほかの下忍もいく)
そうすると砂でコミュができる機会が出来ます
砂の中忍試験をやらない場合木の葉でコミュの回数が増えます(我愛羅は何回か選択肢に来る)
更新速度はアニメを見ながらになるため上は遅い
下は多分平和で恋愛系が進む
あと綱手はチョウズメの氷遁を知りません
そしてチョウズメ以外木遁を会得していることを知りません
こんな感じかな
女としての愛よりも母性に目覚めてしまったってことになってますね
2時前までには始めます
チョウズメ(君麻呂との戦いでもそうだった。君麻呂を倒す術が僕には氷遁の龍か一角鯨くらいしかなかった。木遁はまだ使ったことないし……そして一角鯨は質量攻撃だし、水がないところでは使いたくない)
チョウズメは君麻呂との戦いを思い出していた
チョウズメが戦った中でも最も苦戦した戦いだった
フウとは純粋に力をぶつけあっただけであり、君麻呂とは完全に力以外の部分も使って殺しあった
それでチョウズメは感じた
チョウズメ(ナルトはあんなにコンパクトに敵を倒せる攻撃を持っていた。サスケも千鳥っていう雷遁系の突きを持ってる。氷遁・蒼龍暴風雪も氷遁・双龍暴風雪も威力はそれらを上回っていたとしても、室内じゃ使えないし、色々使えない場面が多い)
ナルトの螺旋丸がチャクラを圧縮している感じだったので、見た目よりもチャクラを使っていたとしても、氷遁・蒼龍暴風雪よりもチャクラを使っていることはないだろう
猿魔「誰かに相談するか、自力で開発するしかないだろ」
絶対に秘密にしてくれて、チョウズメよりも経験の豊富な猿魔に聞いた
チョウズメ「……だよね」
安価
下1
1 誰かに相談
2 自力開発
まあ複数娶れたとしても単純にまだ若いのに上でもあったように男女の関係とかふざけるな!って感じですね
まだ7歳ですしハナビ
チョウズメ「やっぱり誰かに相談かな?」
猿魔「儂には聞くなよ。猿猴王だが猿だからな。あと儂以外にもやばくない話なら相談しろ」
チョウズメ「はい」
安価1(会いにいくと書いてありますが、全部相談しに行くです)
下1
1 紅に会いにいく
2 ヒナタに会いにいく
3 シノに会いにいく
4 いのに会いにいく
5 チョウジに会いにいく
6 シカマルに会いにいく
7 アスマに会いにいく
8 ハナビに会いにいく
9 綱手に会いにいく
10 自由安価(人物によってはコンマ)
11 フウに会いにいく
表記してないんですけどコンマで術開発進行度を決めようと思っていたんですよ?
あと一応これも交流ですけど術開発の話がメインなので、ゾロ目の長いやつはやりません
+はしますけど
ここの人達ゾロ目多過ぎないですかね?これが普通なのかな
綱手「入れ」
チョウズメ「失礼します」
チョウズメは火影の部屋に居なかったので、探し回ると、医療忍術に関する様々な書物から、その他専門知識まで色んな本や巻物が壁に保管されている部屋にいた
そして部屋の中央では人体模型と本とにらめっこしているサクラがいた
サクラ「……あなたは確か」
チョウズメ「こんにちはサクラさん」
綱手「……あー、サクラはそこから6ページを読み込んでまとめてみろ。私はこいつと話がある」
サクラ「は、はい! 分かりました!」
綱手「ついてこい」
チョウズメ「はい」
綱手は暁やイタチのことかもしれないと思い、修行を見ていたサクラのいる部屋から別の部屋へと移った
綱手「……は?」
チョウズメ「ですから新しい術を開発しようと思っているんですけど、僕一人じゃ時間がとてもかかってしまうと思うんです」
綱手は何かしらの問題かと思ったら、ただの相談だったため少しだけ拍子抜けした
チョウズメからもたらされた情報が暁やうちは壊滅についてなどデカすぎるものばかりだったので、身構えすぎてしまった
綱手「それで私か」
チョウズメ「はい。ヒルゼン師匠の姉弟子ですし、暁とか色々と知っていますし」
綱手「お前は紅やアスマの弟子でもなかったか?」
チョウズメ「もう教えることはないって」
綱手「うーん」
綱手は少し考える
紅やアスマ、特にアスマは上忍でも上から数えた方が早い程度には強い……強いはず
そして紅は幻術主体だが、補助関係は豊富
だがたしかにヒルゼンの教えをつけている人に対しては不足してしまうかもしれない
だが、綱手が教えられるのは医療忍術か拳くらいだ
綱手「まあ、一応聞いてやろう」
チョウズメ「まず……あっ」
綱手「なんだ?」
チョウズメはまだ綱手に氷遁についてを言っていない
チョウズメがこれから考える術は本気を出さないとやばい敵に対して使うものなので、氷遁でも使える術を考えたいが……
2に関してはほかのもっと親しい人に言っていないためコンマ判定
安価
下1
1 氷遁について言う
2 氷遁と木遁について言う(コンマが70以上じゃないと氷遁だけ)
3 言わない
ゾロ目はトラブル00はやめて
チョウズメ「あのまだ綱手さんに言っていたいことがあるんですけど」
綱手「なんだ? 大蛇丸か?暁か?別里か?」
チョウズメ「僕氷遁が使えます」
綱手「は?」
チョウズメ「僕血継限界の氷遁が使えます」
綱手「…………な、なるほどな」
綱手は何故ヒルゼンがチョウズメの師匠をやっていたのかがわかった
たしかに四行をこの歳でできるのは凄い
だが火影の仕事を無理やり消化してまでやることには思えなかった歳だし
しかし氷遁という血継限界を秋道の子供が持つ
どこかで混じった隔世遺伝が発現し、更に四行まで使えるのなら、自衛の力を持たせておかないと簡単に誘拐されてしまうだろう
綱手「よく言ってくれた。その事を知っているのは?」
やらかし
下1
30以上でやらかさない
ナルトと自来也はもう旅ですね
チョウズメ「ヒルゼン師匠にアスマ先生、紅さん、ヒナタにシノ、猿魔さんに暗部のヤマトさんとそのチームの人、あとは根のトップの人……あとは」
フウと言おうとしたが、前にも同じようなことがあった気がすることを思い出せた
チョウズメ「このくらいですかね?」
綱手「師にチームの仲間、それに猿魔と暗部か……暗部かぁ」
ダンゾウが何を企むかわからないので、綱手はまたストレスが増えたとため息を吐く
綱手「それについてもわかった。引き続き、出来るだけ知られないように」
チョウズメ「はい!」
綱手「それで新術とはどんなものを作りたいんだ?」
チョウズメ「えっとですね」
そこから自分は大技ばかり持っていて、使いやすい必殺になり得る術を考えていることを言った
綱手「……お前も怪力を使うのか、そうかそうか、それなら私が考えるのも納得だな」
綱手が腕を組むと色々と形が歪むが、チョウズメはそちらに目を向けない
綱手「螺旋丸や千鳥みたいなものとは言ったが、どんな感じの術が使ってみたいんだ?」
チョウズメ「えっと、例えば」
安価
下1、下2、下3
新術がどんな感じの術か(例、腕を使った螺旋丸みたいななど)
綱手のキャラや出来そうなもので進めます
寝落ちたわけでは……はい寝落ちてました
チョウズメ「凄い威力を持った弾……螺旋丸みたいのを打ち出したり」
綱手「ふむふむ」
チョウズメ「相手の体液に干渉したり、周りにある液体を強制的に凍らせたり」
綱手「ふむふ……む?」
チョウズメ「千鳥みたいに属性を腕になんか纏わせて殴るみたいな? 出来れば複数の属性を使いたいです」
綱手「なるほど、ちょっと待て」
まず一つ目の弾を打ち出すというのは、ヒルゼンの火龍炎弾などの上位の術でいいのでは?と思った
螺旋丸、四代目の螺旋丸を飛ばせたら強いだろうが、四代目すら出来なかったことなので今は挑戦するべきではないと思った
次に凍らせる
綱手はそれは出来ると思ったが、あまりにも危険すぎる
チョウズメはまだ12歳であり、覚えるべき術だとは思えない
だが出来そうだ
最後に腕に属性を纏わせる千鳥のような打撃
綱手としてはこれを1番押したい
なぜなら綱手は殴るのが得意であり、それ関係なら師事できるからだ
綱手「まず必殺の弾を飛ばすだが」
チョウズメ「はい!」
綱手「火龍炎弾などでは駄目なのか? あれは弾ではないが、相当な威力のある遠距離攻撃だが」
チョウズメ「……師匠が教えてくれる前に……」
チョウズメは火龍弾は教えて貰ったが、その次を教えてもらう前にヒルゼンは死んだ
綱手は知らなかったとはいえ、思いっきり踏み込んでしまった
チョウズメの隣に座り、背中を叩く
チョウズメ「ぐほっ!」
綱手「すまないすまない。その系統の術は後ほど教えてやる。みだりに使ったりはするなよ? それで必殺の弾、螺旋丸だが、あれは最高ランクの会得難易度のものだ。今はまだやめた方がいい」
チョウズメ「……はい」
綱手「一応チョウズメの実力が更に上がったら、必殺の弾の遠距離を考えてやろう」
チョウズメ「! お願いします!」
綱手「次に敵の体液を強制的に凍らせるだったか? 医療忍術のエキスパートから言わせれば出来ないこともない」
チョウズメ「なら!」
綱手「だが、却下する。あまりにも危険すぎる。その場の気温を極度に下げて、相手を動きづらくすることは出来るが、それこそ物凄いチャクラを使わないか?」
チョウズメ「……ですかね?」
綱手「まあだが悪くは無い。人間は寒い環境では動けないからな」
綱手的にはこう言ってますが、話のフレーバーでベッド凍らせたりしちゃってたので取得しているのとする
綱手「最後に千鳥のような打撃技だが、これはいいな。特に打撃技というのがいい」
チョウズメ「本当ですか?!」
綱手「打撃はいいものだ……それは置いておくとしても、腕にチャクラを纏わせて殴る。単純だが、だからこそわかりやすく覚えやすいだろう」
螺旋丸や千鳥が相手では綱手も真正面から殴ることは出来ない
だが千鳥のように腕にチャクラを纏わせて殴るのなら多分なんとかなるだろう
チョウズメ「複数属性はどうですか?」
綱手「右腕に風と炎みたいな事だろうが、これをすると難易度が跳ね上がるが、威力は更に増す。私的にはやるならブーストする複数程度の方がいい。雷と炎のようなはあまり属性のバランス的に微妙だな」
チョウズメ「両腕で使うのは?」
綱手「それならありだ」
綱手「話していてチョウズメに教えられそうなのは、術開発の補助と打撃関連くらいだな」
チョウズメ「でもいいんですか? 僕って弟子じゃないですよね?」
綱手「【安価】」
安価下1
1 弟弟子なら面倒を見るのは普通だろうが
2 弟子にする前提の話だぞこれは
綱手「弟弟子なら面倒を見るのも普通だろ?」
綱手はそう言いながらチョウズメの頭をガシガシ撫でた
チョウズメ「痛いですから! でもありがたいです」
全ての術を疾風伝までには習得します
必殺の弾を飛ばす術に関しては今後(覚えてたら)習得フラグを出します(覚えてたら)
綱手と交流できるようになった
動き出す紅き雲
コンマ下1
1以下で近くに来ている
飛段「おいおいあとノルマまで3年しかねえぞ」
角都「賞金首を狙って動いていれば、自ずと人柱力とも出会うだろう」
ペイン「ほかの者も本格的に人柱力を狙って動き出すように」
その場所にはホログラムのような人影が何人もある像の指の上に立っている
鬼鮫「そうはいいますが、例えば九尾の人柱力にはあの自来也がべったりくっついているそうじゃないですか」
ペイン「……ほかの人柱力、特に単独で動いている人柱力も多い。奴らは利用する癖に、その人柱力を迫害する。それらを先に狙え」
デイダラ「俺たちはどうするよ旦那」
サソリ「時期を見て砂にいく」
イタチ「……俺は七尾以降のどれかを狙う」
小南「……それでは次に、暁の資金を芸術で使い込む人間がいる。なにか弁解は?」
暁の会議は続く
チョウズメ「フウ、起きて」
フウ「……昨日は夜まで仕事してたからもう少し……」
チョウズメ「……朝ごはん置いておくからね」
フウ「後で食べるっす」
滝隠れは積極的に五代目火影がトップでいる間は、友好関係を維持し続けるという盟約を結んだ
その関係上、滝が木の葉に拠点となる建物を現在建造中であり、フウは宿に泊まるくらいならチョウズメの元へということで泊まり込んでいる
チョウズメ「僕のベッドに入ってくるのは……宿の時に慣れちゃってるのはおかしいよね」
逆にフウと一緒に寝ないと物足りない感じがしていたのがおかしいと分かっているが、それもしょうがないよねでスルーした
チョウズメ「今日は何も無い日だし、何やろうかな?」
(砂中忍試験の影響で人がいなくなるまで3/3)
安価下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(中難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(中難易度判定)
12 アスマに会いにいく(中難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
14 フウに会いにいく(低難易度判定)
目を離しているうちに友作りに行った可能性
下1
5以下で会えない
フウ「……あれ? どっかに行ったんじゃないの?」
チョウズメ「今日はフウも休みだったよね? フウとなにかしようかと思って待ってたんだ」
フウ「それは嬉しいっすね。再開記念のお祝いをするっすよ!」
フウは急いで朝食を食べてから、準備を整えた
フウ「それで今日は何するっすか? カード? すごろく? お風呂は夜に入るからいいとして、なんかないっすか?」
チョウズメ「……なんか」
フウも基本ボッチであり、チョウズメも会って話すことはしても、遊ぶということはあまりしないため思いつかない
チョウズメ「……うーん」
フウ「わくわく」
チョウズメ「あっ、あれとかどう?【安価】」
重明とは既に友好を結んでいるため
コンマ下1
50以上であるのとを聞ける
安価下2
チョウズメはフウとどんなことをする?(ものによっては判定)
重明はゾロ目(あっあっあっー)
フウのこれは安価なのでゾロ目ではないのですが、せっかく安価だし映画の内容は安価で決めます(どんな映画でも良い)
フウ「これが木の葉の映画館っすか。大きいっすね」
チョウズメ「フウは行ったことあるの?」
フウ「ないっすよ。滝ではシブキの周り以外に行かせてもらえなかったっすから。それにあっしが行ったら怖がっちゃう子もいるっすしね」
チョウズメ「僕も初めてだから、また同じ初めてだね」
フウ「……そうっすね。それじゃあ、初映画館ヘゴー!」
フウ「富士風雪絵っていう女優さんがすっこい演技がうまいって話で」
チョウズメ「ふーん。見たことないや」
フウ「あっしですら雑誌とかで知ってるレベルっすよ?」
チョウズメ「興味がなくて」
フウとチョウズメは二人で映画館に入ると、平日なのにとても込み合っていた
フウ「あっしが券を買うから、チョウズメは飲み物とかをお願いするっす」
チョウズメ「何を飲む?」
フウ「おまかせっすよ」
フウは券売所へ、チョウズメはフードの場所へと向かった
フウはどんな映画のチケットを買った?(もしくは買ってしまった?)
安価
下1
下だったらチョウズメが舞空術に夢見そう
フウ「シリーズをぶっ通しで見れる券を買ってきたっすよ。さっき言った富士風雪絵の『風雲姫』シリーズ!」
フウは何だかんだ噂で聞いていた映画のシリーズ初めから見れる席が取れたので、ハイテンションでチョウズメの元へ来た
チョウズメ「シリーズぶっ通し? えっ、めちゃくちゃあるけど映画ってこんなものじゃないよね?」
フウ「1時間半から2時間超えるくらい見たいっすね。滝で相当感動するって聞いてたっすから、めっちゃ楽しみだったんすよね! 滝ではもうシリーズ最初の話は終わっちゃってますし、滝じゃ見れないから、めっちゃ楽しみっす!」
チョウズメ「フウが見たかったのなら良かったよ。見たいものがなかったらつまらないかもしれないし」
フウ「ほら行くっすよ!」
チョウズメ「うん」
風雲姫アクション映画やーん
まあ恋愛物でもあったということで
チョウズメ「おお……」
フウ「おお……」
風雲姫という一人の女性が仲間を集め、闇のチャクラを操る敵と戦いながら、時には仲間を失ったり、ある時恋愛をしたり、色々ありながら冒険を続ける話だ
映画を見たことない二人からしたら、どちらの里にも動く映像作品というのは映画くらいであり、二人は夢中になって見た
風雲姫が負けそうになれば、手に汗握り
1作品目最後のその作品の敵を倒した時には大声で喜びそうになった
そして恋愛シーンでは
フウは目をキラキラさせて、うっとりとしながら見ていた
サッパリした性格のフウだが、やはり恋愛というものには憧れがあるようだ
チョウズメは
コンマ下1
コンマが高ければ高いほど恋愛がわかる(わかるのはこの場限りだが経験は貯まる)
目をキラキラさせているフウを見て
チョウズメ(やっぱりフウが僕みたいに他の男とも仲良くしてたら嫌だな。ヒナタとフウくらいなら多分正常よりも仲がいいくらいだと思うけど)
チョウズメは恋愛は分からなかったが、フウやほかの人たちが大切であることを再確認した
そして最終作
10以下で映画中に寝てたけど流石に初映画でそんなことをする人ではなかった
息子が稼いでくれた傷を癒させるゴクウよりも理解出来ていないという
チョウズメ「ナルト?」
何故かナルトたち7班が出演していた
フウ「知り合いが出てるってなんか凄いね!」
チョウズメはナルトたちが前に雪の国に護衛任務に出たって聞いていたが、なぜ護衛が映画にと疑問が尽きない
そしてナルトが最後は虹色の螺旋丸を打ったところで物語は終わった
フウ「なんか最後だけは作風が違ったっすけど、興奮したっすね!」
チョウズメ「うん!」
チョウズメは恋愛もすごいと思ったが、最後の氷遁が自分の使っているものと同じだったのに驚いた
それとあのメカメカしい鎧がかっこいいと思った
チョウズメ「もう腕もほぼ治ってるから大丈夫だよ?」
フウ「あっしがやりたいから洗ってるんすよ。嫌なら逃げてくださいね」
チョウズメ「……まあいいけどね」
二人で風呂に入るのも当たり前になり、ハナビの白眼がこの時は視線が強くなる
そして今回はチョウズメの足の間にフウが座った
チョウズメ「それはちょっと」
フウ「平気平気」
なんだかんだ言いながらチョウズメはフウを拒否せずに、抱きしめた
そしてチョウズメは気絶した
抱きしめた瞬間に気絶だから色々ハナビは想像しそうですね
(ゾロ目)
重明「ラッキーセブン重明だ」
チョウズメ「こんにちは重明」
重明「今回は拙者が呼ばせてもらった」
チョウズメはまた重明のところに出現すると、今度はチョウズメの上に乗っていた
重明「もしこの場所にフウが来た場合、あまり聞かせたくない故、空を飛ぶ」
チョウズメ「は、はっいいいいいい!」
重明は物凄い速度で急上昇して行った
重明「拙者たちを身に宿している者達、人柱力が暁と呼ばれる組織に狙われていると聞いた」
チョウズメ「はい。その組織にいるイタチさんから聞いたことです」
中忍試験少しあとにフウが帰った時、暁に関する情報を巻物に書き、フウに渡していた
重明「拙者はそれを聞いた瞬間、暁の目的がわかった。拙者が前に尾獣とは一つの獣が九つに別れたと言ったと思う。まずはその話を詳しくしていこう」
重明は今までの雰囲気からガラッと変わり、真面目な雰囲気で話し始めた
✕ チョウズメはまた重明のところに出現すると、今度はチョウズメの上に乗っていた
○ チョウズメはまた重明のところに出現すると、今度は重明の上に乗っていた
いいところですが1時間半ほど席を外します
ハゴロモは十尾=カグヤとは理解してないのかな?なんかそんな感じがするんですが
重明「拙者たちが九つに別れる前は十尾と言われていた。もしくは神樹の化け物とも言うだろうか」
重明は語り出した
神柱という人々に崇められていた神樹があった
その樹に実る禁断の実を大筒木カグヤが食べたことによって、神樹は怒り、神樹は動き出して十尾となった
重明「その十尾は大筒木カグヤから実を取り返すべく大暴れしたそうだ。それを止めるために大筒木カグヤの子供大筒木ハゴロモは十尾をその身に封印した」
チョウズメ「人柱力みたいなものですか?」
重明「恐らく」
重明は神話を語る
重明「そのあと大筒木ハゴロモ、我らが父と言える存在は十尾を神話などになぞらえて、九つの姿に分割した」
チョウズメ「……あれ?もしかして尾獣を集めるのは」
重明「我ら尾獣は単体でも戦力になるが、全て尾獣を集め、何かしらに封印し、世界を平和にするなどやることはひとつ」
チョウズメ「十尾の復活。それを利用した世界征服? 世界の平和は?」
重明「十尾はチャクラの元である、神樹の実を食べたカグヤから実を取り返そうとした。故にこの世に十尾を放ったら、待っているのは世界を終わりだろう」
チョウズメは言葉の意味がイマイチ分からなかった
暁の世界の平和という方針は理解出来る
それが本当になされるかはわからないが、平和は理解出来る
だが世界の終わり?
チョウズメ「ねえ、重明。なんでそれをフウに言わないで、僕に言うの?」
重明「尾獣にも感情がある。世界を終わらせる九分の一がいると分かれば、拙者をフウが恐れ、嫌うやもしれん。それを恐れた」
チョウズメ「だからってなんで僕に言うのさ!」
チョウズメは声を荒らげる
少なくともカグヤに一番近い存在である黒ゼツの見解では「あのハゴロモもこのことは知らなかった」
>>263
そんな記述でありましたよね
ありがたいです
チョウズメ「なんでみんな僕にそんな大切なことを言うの? 僕に何を期待してるのさ! サスケよ助けられなかった僕なんだよ?」
重明「……」
チョウズメ「僕は怖いよ。僕はフウが死んだら、ナルトが死んだら、きっと立ち直れない。でも、そのまま放置していたら世界が終わる? なんで? もっとほかの人はなんでこのことを知らないの!」
重明「……なぜフウが死ぬ前提の話をしている」
チョウズメ「……それはごめん。でも、僕はいっぱいいっぱいなんだよ。サスケは大蛇丸の所に行っちゃうし、暁は僕の大切な人を狙ってる。この情報は誰にも言えないよね? 『七尾の人柱力と友達で、七尾に教えてもらいました』なんて言えないもん」
重明「忘却することも出来る」
重明はチョウズメに選択を迫った
重明「君には記憶を封印する術の痕跡がある。それを使えば、今知ったことも忘れることが出来る。だが、理解しておいた方がいい。知らずに世界が滅亡するが、知ってなお抗うか。十尾は不完全な状態でも復活するかもしれない。様々なことを考え、拙者は君に話した……どうする?」
チョウズメ「忘れるか、抗うか」
多数決
下5まで
1 忘れる
2 忘れない
チョウズメ「……ごめん重明。当たっちゃった」
チョウズメは重明に謝りながら、重明に座り込んで触れる
重明「良い。人は鬱憤をため過ぎれば壊れてしまう。それで、どうする?」
チョウズメ「忘れない。重明が信じて教えてくれたんだもん。それに」
チョウズメはもう絶対に逃げない
チョウズメ「ナルトだって強くなって帰ってくるはず。フウだってもっと強くなる。我愛羅だってきっと大丈夫。僕も強くなってみんなを助ける。最低でも三体の尾獣が封印されないんだったら、十尾も復活しないよね?」
重明「それならばしないであろう」
チョウズメ「なら負けなければいいんだよ。絶対に、もう負けない」
チョウズメは大筒木ハゴロモの知っている十尾の情報を手に入れた
チョウズメは暁の真の目的(真偽不明)を知った
(砂中忍試験の影響で人がいなくなるまで2/3)
チョウズメ(確認したい)
チョウズメは少し前に重明から十尾について聞いた
だからこそあの術達を使いこなせるようになっておいた方がいいと思った
フウ「それじゃあ言ってくるっす。お昼は蕎麦でお願いします!」
チョウズメ「うん、いってらっしゃい」
フウは滝の外交や情報収集という建前じゃなく、本当に日々駆け回っている
この日もフウは朝早くに家を出た
チョウズメ「木遁、これがこの体で使いこなせるようになれば、きっと戦いがだいぶ楽になるはず」
脳裏に浮かぶマダラとの戦い
チョウズメ「……なんでマダラは十尾なんて復活させようとしてるんだろう? 本当に十尾で平和にする気はあるのかな?」
チョウズメはどうやって木遁の練習をしようか考えることにした
チョウズメが考えついた木遁をできるだけバレずに練習する方法(あえて一部の人間にばらすのは可能)
安価
下1、下2、下3
3つの安価取ったあと、多数決でどれで進行するか決めます
重明のあの場所は精神だけの場所ということになっているので、精神エネルギーがあっても身体エネルギーがないためチャクラが生成できない
ということは術が発動できないと思います
作中で妙木山、龍地洞、湿骨林は秘境と言われ、前者二箇所で仙術を覚えることが出来るため、湿骨林でも仙術が得られると思います
ですが蛙、蛇、蛞蝓と仙術が得られて、あの猿が出来ないのはどうなのか?
ということでコンマ判定(難易度中以上)……のはずでしたが
00
正式名称がないため猿山のまま行きますが、『猿山』は上の場所と同じで仙術を得られる場所とします
チョウズメが考えついた木遁をできるだけバレずに練習する方法(あえて一部の人間にばらすのは可能)
【21時40分より】下5まで多数決
1 綱手に相談する(綱手の好感度が大幅に上がる。ただし周りにバレるかは判定)
2 猿魔の猿山で修行(仙術会得候補地であり、バレる可能性皆無)
3 おい、ヤマト責任取れよ(ヤマトの木遁をマスターできる可能性が高いが、ヒルゼンに確実にバレる。ただし木の葉以外にはバレない)
木の葉の忍びが勝手にいなくなる(逆口寄せ)は流石に不味いですし、綱手も氷遁関係でダンゾウを警戒しているので報告自体はできます
てかしないとチョウズメが攫われたと思われます
サスケの時みたいな捜索隊は絶対に組まれる
ただしこの報告では木遁のことは言いませんし、大幅な好感度アップもないです
そしてチョウズメは綱手(火影)と猿魔、あとは言うとしたら重明以外には現時点では木遁のことは暴露しません
チョウズメだって流石に木遁は争いの種になり、巻き込んでしまうことがわかっているので
修行後はその時判定なり考えます
と書いていたのですが
現時点でナルトは自来也といるからいいとして、フウからチョウズメが離れるとは思わないんですよね
いくら強くなるためとはいえ、その修行中は襲撃には気がつけませんし、それでフウが死んだら本末転倒
ということで、フウに告げて何かしらの行動をとると思うんです
まずはフウに
下3まで多数決
1 木遁の事を告げる(一々戻ってこないから修行の効率アップ。修行期間中暁判定なし。フウは知る)
2 木遁の事を告げない(一々戻るため効率ダウン。暁判定あり。フウは知らない。自由安価が増える)
ヒルゼンにバレるではなくダンゾウにバレるですね
ひどいミスすみません
砂の中忍試験が始まったら、猿山へ修行に行くことになりました
フウには木遁のことを伝え、あとは流れで
綱手や親しい人たちにもそのことを伝える(木遁は秘密)
で進行していきます
あと中忍試験の描写がこれでしなくなります
中忍試験中にフウがいないため法師に我愛羅が殺されそうですが、そこら辺は死なないということで
チョウズメ「……お願いします!」
チョウズメは土下座をしていた
猿魔「呼び出されていきなり土下座とは、一体何をやらかした? 言ってみ」
チョウズメ「どうしても練習したい術があるのですが、木の葉では練習出来ません。猿魔さんの猿山に連れて行ってもらえないでしょうか!」
猿魔「猿山に行くこと自体は約束だから良いが、どんな術だ?」
チョウズメは猿魔の言葉に体を起き上がらせて、喜びながら伝えた
チョウズメ「木遁です」
猿魔「ほう、木遁か…………ウキィ!?」
猿魔は腰を抜かした
それからヤマトと握手をしてからの事を話した
猿魔「尾獣と話し、木遁を後天的に、見たところ後遺症なしで手に入れる人間がいるとは……長生きしてみるもんだな。それにしてもマダラと柱間の戦いを体験するとは……」
チョウズメ「猿山で特訓してもいいですか?」
猿魔「逆に木の葉でするな! ヤマトがなぜ木遁を使えるかわかるか?」
チョウズメはそういえばなぜ伝説の木遁をヤマトが使えるのか知らなかった
頭を横に振る
猿魔「あやつは大蛇丸の実験体だったんじゃよ。たまたま適合したたくさんの実験体のひとりじゃ」
チョウズメ「……そうですか」
大蛇丸には絶対に決着をつけるとチョウズメは改めて決意
チョウズメ「あと、もうひとついいですか?」
猿魔「なんじゃ?」
チョウズメはある説明をした
フウは仕事を終えて帰ってきた
シブキもフウのことを迎えてくれることはあるが、あれは色んな考えがあってのことだということはフウにもわかっている
チョウズメはただ共にいたいからいてくれる為、共にいても苦痛にならない
今日の夜飯はなんだろなとフウは貰った鍵で家のドアを開けた
チョウズメ「とても大事な話があるんだ」
フウはドキリと鼓動がなった
白色化は木遁ではなく、君麻呂との戦いのあとに出来た謎現象()ですから
フウは恋愛映画を見てから少しだけ乙女になっていた
その少しが親友の言葉に期待してしまう
高い好意がなきゃ、出会いの時の勘違いハイテンションのあともずっと一緒に風呂に入ったりなんかしない
チョウズメ「僕はまだ【人】に対して一度も言ったことのないことなんだけど」
フウ「は、はい」
フウは胸の高鳴りがとてもうるさく感じる
チョウズメ「僕は……」
フウ「……」
フウは顔が真っ赤になっているのを感じる
チョウズメ「木遁が使えます」
フウ「……チョウズメの馬鹿!」
フウはチョウズメを殴り飛ばすと、家から出ていった
フウはそのあとすぐに、正気に戻り、家に帰ってきてチョウズメに謝った
チョウズメ「大丈夫だから」
フウ「ほんとにほんとっすか?」
チョウズメ「ほんとにほんと」
チョウズメはフウを抱きしめてゆっくりとあやしてからフウを離す
フウ「……あれ? 木遁が使えるって、え? いつからっすか? あっしと会った時から使えたんすよね!?」
フウは氷遁という一番の秘密よりもやばい秘密があった事に、フウは泣きそうになった
フウはとっておきの一番の秘密を言ったのに、チョウズメは二番目の秘密を言ったと思ってしまった
これでは絶対に破られない秘密の共有にはならない
チョウズメ「待って、泣かないで! あの時は一番の秘密だったから!」
フウ「……ほんとっすか?」
チョウズメ「ほんと」
また冒頭と同じやりとりがあった
フウ「でもおかしいっすよ。木遁は血継限界でもなく、木の葉の初代火影様だけが持っている力じゃないんすか?」
チョウズメ「……例外もいるけど、僕はフウが帰ったあとに手に入れたんだよ」
チョウズメはフウにもヤマトの話をした
サラッと結構な機密のヤマトのことを話してますけど、言わないと説明できませんから多少はね?
フウ「……ものすっごく嘘くさいっすね」
チョウズメ「まあそうだよね。使える人に触ったら使えるようになったんだし」
フウ「でも信じるっすよ」
フウはさも当然とチョウズメを肯定した
チョウズメ「ありがとう。それでその木遁の修行をしたいから、秘境に行くんだけど」
フウ「……待っていてください。滝と交渉してくるっす」
フウは走って家を出ていこうとするが、チョウズメはそれを止めた
チョウズメ「フウの秘密を僕の口寄せの仲間、猿の王様、猿猴王猿魔に話さないといけないんだけど、どうかな?」
フウ「そのお猿さんはどんな方なんですか?」
チョウズメ「それを猿魔も言ってたから話してみてくれない?」
フウ「とりあえず人柱力抜きで?」
チョウズメ「抜きで」
フウ「わかったっす」
チョウズメ「それじゃあ、口寄せの術!」
猿魔とフウがどれくらい気が合うか(NTRとかないです)
下1
コンマの高さが高ければ気が合う(合わなくても行ける)
ギスギスじゃないからフウのコミュ力なら自然に仲良くなるのでセーフ
ギスギスだとチョウズメのストレスが増えるくらいですから
フウ「三代目火影様の口寄せだったんすね」
猿魔「おめえはシブキに世話になってんのか」
フウ「そうっすよ。なるほどなるほど」
猿魔「まあ、こいつならいいんじゃないか?その秘密しだいだがな」
猿魔もフウも可もなく不可もなくといった相性だった
フウ「あっしはいいっすよ。それでチョウズメと居られるなら。チョウズメがそれで強くなればあっしの生存にも繋がって、長い時間友と入れることになるっす」
フウは猿魔の自己紹介を聞いて、話を聞いて、猿魔が木の葉に所属している訳ではなく、猿飛ヒルゼンと契約を結び、その弟子と契約を結んでいるだけだと理解した
木の葉に愛着はあるが、チョウズメがもし木の葉に殺されそうになったらチョウズメに着くくらいには慕われていることもわかったので、フウは言う決意をした
フウ「あっしは七尾の人柱力っす」
猿魔「……なるほど、あいわかった。チョウズメがなぜこの雌だけをどうしても猿山に連れていきたいかわかった。事情を知っている儂が断ることでもなし。ただし、滝には許可を得よ。妙木山などに並ぶ秘境の一つ、儂のいる猿山に行く許可を」
フウ「頑張るっす!」
フウはその日一人で、尾獣の力もバレないように使って、滝に本気で帰った
暁は近くにいないので安心してください
00の流れで鬼畜はしない
あと今思い出したんですけど、砂の中忍試験は疾風伝までの3年の期間の最後らへんのイベントですが、この世界では割と早く行われたということにします
前回の中忍試験があんなんだったからって事で
そうしないと修行時期が年単位で取れませんし
てか影分身ありで年単位で仙術と木遁って……
砂の中忍試験はちょっと早め(ちゃんと計算すると前回の中忍試験から半年)とかになってますが、色々ミスってたのでそこら辺はご勘弁を
綱手「それで猿魔まで連れてなんだ?」
チョウズメは火影の執務室にいる綱手のところまで来た
チョウズメ「これを」
チョウズメは長期の休暇届けを綱手に手渡した
綱手「どういうことか説明しろ」
猿魔「儂がこやつを猿山に連れていく」
綱手「待て、まさかあれを習得させる気なのか? まだ早すぎる!」
猿魔「こやつはもう大蛇丸のところに行ったサスケ、ビンゴブックS級の暁と戦う覚悟ができておる。それならそやつらに対抗する力を付けらさせる……もう猿飛、ヒルゼンのような事にはしとうない」
チョウズメ「……?」
チョウズメは綱手の言ったあれについて思いつかなかった
綱手「じじいですらそれを習得しようとする前に死んだんだぞ。チョウズメはほかの術をもっと鍛錬させてからでも遅くない!」
猿魔「こやつの習得スピードは人外レベルじゃ。それに合わせているだけのこと」
綱手「今は戦時中じゃないからそんなに力に固執しなくてもいい! チョウズメだけが戦う覚悟をする必要は無い! 里が一丸となってナルトを守ればいいんだ!」
綱手はチョウズメにこれ以上一人で背負わせる気は無い
まだ中忍になったばかりの子供が世界の裏の深い闇のことまで考えなくていいと声を荒らげる
猿魔「無理を言うな綱手よ。人柱力を守るために戦う忍びがどこにおる。しかも木の葉には未だに九尾の傷跡が残っておる」
綱手「だが!」
猿魔「もうチョウズメが覚悟を決めたことだ。儂を説得したところで、こやつは首を振らんぞ」
綱手はチョウズメを見た
その目は自分の大切な初代のイヤリングを賭け、見事に賭けに勝ったナルトみたいな揺るがない瞳をしていた
綱手「……はぁ。お前ら男はなんでそう、生き急ごうとするんだ! 行きたいなら勝手に行け……この前約束した新術についてのアプローチと火龍炎弾などの龍弾の上位の術が書かれた巻物だ。持っていけ」
綱手は覚悟ができてしまった弟弟子に向けて選別を投げて渡した
チョウズメ「ありがとうございます。綱手さん。強くなって帰ってきます」
綱手「強くなくたっていい。だが、木の葉に無事に帰ってこい。それに親しい人には長期間居なくなることを教えておけ」
チョウズメ「はい!」
綱手「帰ったら私にたらふく酒を奢ること。このくらいやってもらわんとストレスで禿げるわ」
チョウズメ「……その時はお酒の飲み比べしますか? 何かを賭けて」
綱手「この綱手様に飲み比べを挑むとは度胸のあるやつだ。忘れるんじゃないよ」
チョウズメは頷いたあと猿魔と共に火影の執務室をあとにした
猿魔「準備が出来たら呼べ。数日ではこっちの準備が出来んからある程度ゆっくりしておくことだ。猿山に行ったら、死ぬほど修行させてやるからの」
猿魔は伝えることだけ伝えると去っていった
チョウズメ「……猿山に行ったら、このはにいる人たちと当分会えなくなるんだよね。今会おう!」
(砂中忍試験の影響で人がいなくなるまで2/3)
安価下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(中難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(中難易度判定)
12 アスマに会いにいく(中難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
選ばれなくても伝えること自体はします
選ばれたら会話に挟みますけど
紅は仕事をしている可能性があるが、綱手が裏で手を回す
下1
5以下で会えない
紅「どうしたの?」
チョウズメ「話があるのできました」
紅「そう、あがって」
チョウズメはやはり第2の母であり、チョウズメの中では大人の女性の代表となっている紅の元へ向かった
その途中チョウズメを見ている白眼が何度も主張してきているが、流石にそれだけではチョウズメも何を言っているのかはわからない
紅は互いにお茶を出して席に座る
チョウズメ「僕はもう少ししたら木の葉を一旦離れます」
チョウズメは猿山に行くことを説明した
紅「……そう、寂しくなるわ。とても」
紅はチョウズメの人生の大体を見てきた
紅はハタチにもなる前の小娘から大人の女性になり
チョウズメは幼児より少し大きいくらいの歳から独り立ちするくらいになった
そんな子がとうとう自分から少しの間だが離れてしまうと思うと、胸が締め付けられる
紅はチョウズメを優しく抱きしめる
チョウズメ「紅さんも、みんなを守れるくらい強くなって帰ってきます」
紅「無茶だけはしないで。お願いよ」
紅はチョウズメに【安価】をした
安価
下1
紅はチョウズメに何をした?
紅「これはおまじないとして受け取って、んっ」
チョウズメ「……んっ!? んんん!??」
紅はチョウズメが自分にとってどういう存在かいまいち分かっていない
弟? 弟子? 異性? 甥?
だが、紅はいつの間にか、体を洗われた夜をチラチラと思い出しつつ、チョウズメに大人のキスを教えていた
紅「……一番はチョウズメくんが五体満足に帰ってくることが大事だからね?」
チョウズメ「は、はい。あの、」
紅「ほら、もう行った!」
紅はチョウズメにこれ以上聞かれるとなんて答えればいいかわからないので、そのままチョウズメを家から追い出した
紅「……ヒナタにどんな顔して会えばいいのかしら。まずは自分の思いをちゃんと決めないといけないわね」
(砂中忍試験や猿山まで1/3)
アスマ「はぁ!」
チョウズメ「そこだ!」
アスマ「あぶねえあぶねえ。チャクラコントロールがまた極まってんな。瞬間速度がめちゃくちゃだからビビるぞまじで」
チョウズメ「まだまだ!」
チョウズメは朝早くにアスマが訪ねてきたので、久しぶりのアスマとの朝練をしていた
アスマ「やめだやめ。拳だけじゃ、お前と打ち合うのは辛くなってきたな。術とかチャクラ刀を併用しないと」
チョウズメ「……でも1回もクリーンヒットできなかった」
アスマ「いや、お前の攻撃をクリーンヒットとか、入院だからね?」
アスマはタバコを踏みつけたあと、近場の地面に座らせた
アスマ「紅から聞いたよ」
チョウズメ「くへぁ?!」
チョウズメは水筒を思いっきり吹き出した
イタチ「アカデミーの生徒に月読の空間で訓練(何千と半殺し)したが平気だった」
アスマ「どうした?」
チョウズメ「……いや、なんでもないです。猿山の事ですよね?」
チョウズメは紅に教えて貰った大人のキスのことかと思ったが、よく考えたらあんなこと言うわけがない
すぐに木の葉を少しの間はなれることだと理解した
アスマ「俺はじじいの戦い方を継げなかった。いや子供の頃は継ぐ気ではいたが、途中で出ていったから、はなっから継げねえわ」
チョウズメ「うん」
アスマ「だがお前はじじいの術を覚え、猿魔を従え、猿魔に強くしてもらうために行くんだろ? お前が羨ましいと何度思ったことか」
チョウズメ「……うん」
アスマ「それと同時にお前には言いたかった。じじいをありがとよ。最後にお前みたいな弟子を育てられて満足してただろうな。じじいは大蛇丸を輩出してから、そこら辺をビビってたし」
大蛇丸というヒルゼンが育てた中でも1番の出来の弟子であり、一番の師匠不幸者がいたため、ヒルゼンは弟子を今まで取っていなかった
アスマは最後に育てた弟子が大蛇丸じゃなく、チョウズメなら笑っていけたはずだと改めて思う
アスマは自分だけ立ち上がり、上からチョウズメの頭を強く撫でた
アスマ「頑張ってこいよ! 次会った時、今日と同じ強さだったら、ぶっ飛ばすからな?」
チョウズメ「はい! 頑張ります!」
アスマの手はまだチョウズメよりも大きかった
(砂中忍試験と猿山まで1/3)
安価下1
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(中難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 日向に会いにいく(低難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
ハナビがパパガードされている可能性
10以下で 木の葉にて日向は最強
下1です
もうレスあったらそれを適用
ハナビのゾロ目率高杉てヒナタの好感度を超えそうで草
チョウズメは最近白眼で覗かれている時の強さの強弱で、何となくハナビの言いたいことがわかってきた
ハナビが会いたがっているということが分かったのだ
ハナビとあんな約束をしたし、いきなり消えたらハナビも驚いてしまうだろう
なのでチョウズメはハナビが見ている時に、紙に
「アカデミー前の公園で会おう」
と紙に書いて、チョウズメは公園に向かった
チョウズメは待つこと数分、ハナビはやってきた……チョウズメの真後ろに
ハナビ「チョウズメさん」
チョウズメ「こんにち、」
ハナビ「柔拳・点穴針!」
チョウズメは振り向いている時に、ハナビに点穴突かれた
その点穴は突かれると昏倒してしまう部分だった
チョウズメは気絶した
ハナビはチョウズメがフウといつもお風呂に入っているのや紅との大人のキスの場面すら見ていた
ハナビ「……ごめんなさい。でも年上の人達に負けられない!」
ハナビはずっと見せつけられ鬱憤が溜まっていました。チョウズメとどんなことをしたいから気絶させた?
下1、下2
レスきたのでずらしますね
普通にデートとイチャイチャキス?
キスの方はできるかわからないけど進行していきます
チョウズメ「……うーん、あれ? なんで団子屋?」
ハナビ「おはようございます」
チョウズメは目覚めるといつもの団子屋にいた
チョウズメ「……おはよう? なんでさっきあんなことしたの? 他の人にやっちゃダメだよ?」
ハナビ「……ごめんなさい、でも5年も待てない! フウさんも紅さんもずるい!」
チョウズメはハナビが好意を向けてくれていることを嬉しく思うが、流石にまだ早すぎるのではないか?とも思っている
でも愛を向けているのに無視される悲しさはチョウズメには良くわかる
チョウズメ「……わかった。今日一日はハナビちゃんと遊ぶよ。ハナビちゃんのしたいことをしよう」
ハナビ「やったあああ!……ごほん、それじゃあ、お団子どうぞ、あーん」
ハナビは大声で喜んでしまったことを恥ずかしく思ったのか咳払いをし、チョウズメに団子を向けた
チョウズメ「あーん」
食べさせてもらうことに対して、両腕が折れていた時に看護師やフウにやってもらっていたのでなんとも思わず、差し出された団子を食べた
ハナビ「……いただきます。美味しいですね。チョウズメさんもあーんして頂けますか?」
チョウズメ「美味しいよねここ。はい、あーん」
ハナビ「……とっても美味しいです!」
それからハナビの書物の中だけの世界だった、好きな人とのデートを行っていく
ネジがずっと籠の鳥のように命を握られていたのと同じように
ハナビは日向の家という籠に入れられていた
なまじ出来が良すぎたせいで、ハナビは外界との接触が少なかった
会合など以外で外を知るには、姉ヒナタのお話と書物でのみだった
そんな素敵な外での時間をハナビは精一杯楽しんだ、
雑貨屋を見てみたり、ハナビが持っていないような服を見ながらどれが似合うこれは可愛いなんて話をする
お昼になったら街で噂のお店に行ってお腹を満たし、公園の木陰で二人で座ってお話をする
だが、そんな素敵な時間も有限だ
チョウズメの膝枕でハナビは横になっている
傍から見れば12のお兄さんが7つの妹に膝枕しているように見えるが、7つの妹は体は子供でも心は女
ハナビ「…………ひぐっ、ご、ごめんなさい」
ハナビはもう終わってしまうのかと考えたら、自然に涙が出てしまった
チョウズメ「どうしたの?」
ハナビ「もう素敵な一日が終わっちゃいますから。それを考えてたら……」
チョウズメ「僕にとっても素敵な時間だったよ」
ハナビ「……ほんとでずか?」
ハナビの涙をチョウズメはハンカチで拭く
チョウズメ「僕はハナビちゃんが……いや、やめよう。ハナビが見ているとおり、割といろんな人と仲良くしてるよね?」
ハナビ「……はぃ」
チョウズメ「でも、こんな物語みたいな出会いをして、普通の遊、デートをしたのは初めてなんだ」
チョウズメはもうハナビを7歳の子として扱うのは良くないと思った
今日一日でハナビの思いの強さがわかった
この思いを今後も年が小さいからとなだめて無視するのは、自分がされたことと大差ないかもしれないと思ったからだ
ハナビ「嘘です。お風呂に入ったり、大人のデートをしたり」
チョウズメ「でもハナビちゃんはもうここずっと見てるけど、そんなことをしているのを見てないでしょ?」
ハナビ「……ふふ、はい」
チョウズメが涙を拭ったあと、頭を優しく撫でていたが、それがくすぐったかったのか笑がこぼれる
チョウズメ「僕は未だに好きな異性を一人に絞れない。しかも言葉でしっかり好意を向けてくれた相手にすら5年待ってなんて言っちゃうひどい人だよ? それでも愛想はつきないの?」
ハナビ「……チョウズメさん、恋人みたいなキスがしてみたいです。そしたらきっと5年だって10年だって待てます」
ハナビは答えないで、チョウズメにその選択を迫った
チョウズメ「……ん」
チョウズメから膝枕されているハナビにキスをして、この日のデートは終わった
00は最強はっきりわかんだね
00だったけどなんであんなに描写を頑張ったのかあの日の私は答えてくれない
ヒナタ「……寂しくなるね」
チョウズメ「そうだね……僕は強くなって帰ってくる」
ヒナタ「私もチョウズメくんに置いてかれないように……私が追い越せるくらい頑張るね!」
チョウズメ「そうだね、とりあえず僕はヒアシさんを倒せるくらいには強くなりたいな」
ヒナタ「え? それって」
チョウズメ「……?」
ヒナタ「知ってました……いってらっしゃい」
チョウズメ「行ってきます」
何だかんだ会えてなかったヒナタだったが、猿山に向かう前になんとか会うことが出来た
この日までにチョウズメは同世代猪鹿蝶やシカク、その他の知り合いの元へ足を運び、少し木の葉を出て修行することを伝えた
そしてチョウズメは一度火影の執務室に来ていた
チョウズメ「口寄せの術!」
猿魔「約束の日だが、挨拶はしたな?」
チョウズメ「はい!」
猿魔は喋れる小猿と共に口寄せに答えた
猿魔「この小猿の世話を頼む。こいつがいればチョウズメはまたすぐに帰って来れるからな。だが、緊急時以外にはこいつに連絡をさせるのはやめてくれ」
綱手「この子はチョウズメとあんたの契約を利用して、この小猿に持たせている逆口寄せの陣に無理やり介入する気なのか?」
猿魔「詳しいことは儂にはわからん。最長老猿共が勝手にやったからな」
綱手「うちの忍びを頼んだ」
猿魔「任せておけ」
チョウズメ「行ってきます!」
綱手「頑張んな!」
猿魔とチョウズメはその場をあとにした
ヒナタは決意安価やったのでどっちつかずではないですね
紅は流石に理性ある大人ですから
現状は手放したくないってチョウズメが思っているので、この先どうなるかによりますね
チョウズメはどちらかというと英雄よりも小心者って感じですけどね
ヒアシは娘が見ている存在がどんなやつか確認しただけなので、それ以降は流石に見てないですね
猿魔「じゃあ先に戻る。5分後に逆口寄せでチョウズメを呼ぶから、絶対に雌はチョウズメに触れているように」
猿魔はチョウズメの家に帰ってきて、注意事項を告げて帰っていった
フウ「楽しみっすね猿山」
チョウズメ「猿魔が分別の付かない餓鬼猿がなんかしたらぶっ飛ばせとか言ってたけど、猿魔のいる猿山は相当な規模らしいし、ちょっとだけ不安だな」
フウ「……そういうの良くないっすよ。楽しまなきゃ!」
食べ物などは持たず、服などの向こうでは用意出来ない必要最低限しか持つなと言われたので、二人は荷物を全然持ってない
チョウズメ「もうすぐ5分だよ」
フウ「これでいいっすよね?」
チョウズメとフウは手を繋ぎ、チョウズメを対象とした時空間忍術、逆口寄せにフウも便乗してその場から消えた
猿魔「よく来た。ここが儂の住む場所、人間からは秘境扱いされている地、猿山だ」
その場所を単語で表すと
岩山、湯気、家屋、猿、猿、猿
と言った感じだった
緑のある山も周りにはあるのだが、目の前の巨大な険しい岩山にはたくさんの猿がいた
そしてところどころに湯気が湧いていて、温泉があるのかもしれない
そして少し離れたところには普通に人間の建てるものよりも少しだけ背丈の低い家屋が立ち並んでいた
フウ「あれ? お猿さんも家に住むんすね」
猿魔「俺たちは知識ある猿だからな。服だって着るし、うまいもんだって食いたい。雨風を凌げる家だって欲しくなるわな。蛙や蛇や蛞蝓とは違って、儂らは比較的人間に近いからな」
猿魔がそんな風に話していると、普通の思い浮かべられるサイズの猿がこちらに歩いてきた
どの子も服を着ていて可愛げがある
猿魔「……チョウズメ、お前の荷物は雌に預けろ」
チョウズメ「……? お願い」
フウ「わかったっす?」
チョウズメは言われた通り、フウに荷物を預けた
量も少なかったため特にフウにも負荷はかからない
猿魔「この雄の人間にだけやっていい。この雌の人間にやったら、儂がキレるからな」
猿魔の言葉に猿たちは頷いた
猿魔「……通過儀礼みたいなもんだ。頑張れよ。雌、行くぞ」
フウ「……あの、雌はやめて欲しいっす」
フウと猿魔が離れた瞬間
猿's「「「ウキイイイイイ!」」」
チョウズメ「ゴハッ!」
チョウズメの三分の一もない猿が、チョウズメのことを蹴り飛ばした
チョウズメ「…………」
フウ「うわっ、ぼこぼこにやられたっすね」
猿魔「お前らはこの家屋を使え。この家屋で交尾だけはするな。ほかの猿を刺激したくなければな」
フウと顔面から足までボコボコにされて腫れ上がり、意識のないチョウズメを運んできた猿魔はある家屋に入った
若干手狭だが、普通に人間が住めるだけの広さはある
家屋の裏手にはお湯が引かれていて、そこにチョウズメは顔が出るように調整しながら投げ飛ばされた
フウ「こ、交尾って!」
猿魔「こんな秘境についてきた時点で、そういう対象なのだろう? 気づかぬ振りは程々せぬと後悔するぞ……違うか? 踏ん切りが」
フウ「……やめて」
猿魔「……まあ良い。チョウズメは回復促進作用のある湯に浸けておるからすぐに治る」
チョウズメは全身腫れ上がっているが、本当にただ殴られまくっただけで、そこまで重症のようには見えない
チョウズメは猿に手加減されたようだ
チョウズメは程なくすると体の腫れが引き、目を覚ました
チョウズメ「猿魔さん。あの猿たちなんですか? 体に対してのパワーがおかしかったんですけど。チャクラだけじゃ理解できないなにかだったと思います。綱手さんと話していたアレが関係するんですか?」
フウ「あれっすか? あれって?」
チョウズメ「僕はわからないけど、綱手さんや猿魔さんはあれっていう呼び方で話してたんだよ」
猿魔「あれはチャクラの他に自然の力も扱うことによって、あれだけの力を引き出すことが出来る」
チョウズメ「自然の力ですか?」
猿魔「ああ。体の外には自然に生成されているエネルギーが充満しておる。その力を意図的に吸収し、身体エネルギーと精神エネルギーに混ぜ、仙術チャクラにすることによって、あヤツらはあの身体能力を出ておる」
チョウズメ「仙術チャクラ……ですか?」
猿魔の自然エネルギーや仙術チャクラの説明が始まった
肉体に満たされた仙術チャクラによって身体能力や知覚能力だけでなく、忍術・幻術・体術のすべてが大幅に強化されるそうだ
猿魔「これを仙人化、仙人モードと呼ばれておる」
チョウズメ「……わかんない」
チョウズメは外にあると言われた自然エネルギーに意識を向けてみたが、全くわからなかった
猿魔「そりゃそうじゃ。最初はきっかけが掴めなければわからん。儂らはきっかけなしでも会得できるものもおるがな」
猿魔はそれから地面に胡座を組んで少しの間黙り始めた
猿魔「……こんな感じだ」
猿魔の顔の目の周りには黒いクマドリが浮かび上がってきた
チョウズメ「……もしかして師匠も出来たんですか?」
猿魔「いや、猿飛は仙術チャクラを会得している時間もなければ、あまり才能自体もなかった。あやつの場合時間をかければ会得出来たやもしれんが、時代をそれが許さなかった」
ヒルゼンはやっと木の葉が安定してきた自体であり、最も今の平和のために時間がかかった時代だ
チョウズメ「そうなんですか」
猿魔はヒルゼンといる時に仙人モードにならなかった
自然エネルギーを扱えないものが多く吸収すると、猿魔たちのやり方では猿の見た目になり、最後は石になってしまう
猿魔「自然エネルギーは止まっている時にのみ吸収出来る。ゆえに猿飛といる時は行わなかった」
ヒルゼンは会得しておらず、金剛如意の状態は変化をしているが、ヒルゼンが動かしているだけで猿魔自体は停止状態だ
その状態で猿魔が自然エネルギーを吸収すると、ヒルゼンにまでいってしまうため使わなかったと語る
猿魔「初代火影殿は仙人モードになり、その状態で木遁を操っていたそうだ。チョウズメが木遁を修行するのなら、仙人モードにも慣れた方が多分良いだろう」
チョウズメ「……わかりました! でも全くわかりません!」
チョウズメは柱間とマダラの戦いの自分が見れなかった先が見えた気がした
猿魔「それは明日からやる。今日は小猿どもから一本取れるように励め」
チョウズメ「はい!」
チョウズメは家を飛び出していった
猿魔「おぬしは何をする」
フウ「あっしはとりあえず人目がないっすからちょ、七尾とのバージョン2の特訓とその先を目指してみるっす。」
猿魔「尾獣の力を使うなら、ここから向こうに少し行けば、何も無い高野がある。そこでやると良い。その場所なら猿共が倒れていても助けてくれるからな。あそこはうちの島だ」
フウ「わかったっす!」
フウは人目もないので、重明の翼を腰から出して、猿魔に言われた場所へと向かった
本日はここまでです
今日は昼も夕方もできるか分かりません
基本的に修行を描写してフウとコミュして、猿魔と話して、少し視点が飛んでを何回かやってから木の葉に戻るつもりです(疾風伝開始)
チョウズメは誰の転生体でもないという事になってます
だったらあれ何よとか思う点があると思いますがまあそこら辺はおいおい
原作でもフウはバージョン1にすらならないで重明の力である羽を使っていました
ビーですら尾獣の力を使うのにバージョン1にならないといけなかった(墨を吐いていた気がする)のでそれを考えると尾獣化は元々出来ると思います
この作品では友好を結んでいるので、尾獣化は出来ます
今日は夜からですね
飯の時にフウが尾獣化できるか考えたので回答しただけです
あと分身の術は写輪眼がなくても見分けが可能です
多分ビーみたいなのを言っていると思いますが、ビーの足を一本犠牲にした分身は昆虫の特性の重明にはどうなんでしょう? カブトムシっぽいですし抜け殻はないと思う
なので暁を騙せるほどのものは無理じゃないかな
9時くらいには始めると思います
フウ「もう!」
フウは七尾重明のバージョン1で暴れていた
羽が大きくなり、チャクラを纏い、目の色彩が変わっている
重明の鱗粉は爆発させるだけでなく、相手にデバフを与えたりすることも出来、フウの周りには様々な色の鱗粉が舞っている
フウ「重明、尾獣玉!」
重明『バージョン1では出来ぬ』
フウ「なら次になって!」
重明『御意』
赤黒い血液のようなチャクラの衣がフウの体を完全に覆い隠す
目は黒い点のような見た目になり、カブトムシの頭のような形の骨が出現した
そして6枚の羽の付け根から1本の尾も出現する
フウ『尾獣玉!!』
フウは上空空高く舞い上がり、地面に向けて、尾獣玉を放った
尾獣玉は地面に接触した瞬間、一気にその破壊を周囲に撒き散らし
重明『温泉が湧いたぞフウ』
フウ『もう、もう!』
フウのストレス解消は続く
フウは地形を変える八つ当たりをしながら、先程言われた言葉を思い出す
猿魔「気づかぬ振りは程々せぬと後悔するぞ……違うか? 踏ん切りが」
今のフウはもう滝隠れのシブキの近くに軟禁されていたフウではない
フウは木の葉に初めて来た時は友というのは『百人作れば世界が平和になる』という認識だった
チョウズメと初めて会って友達になったあと、風呂に行ったのも、親しい友なら風呂くらい共に入るという言葉を聞いたことがあったからだ
なおその言葉は(同性の友人に限る)とつくのだが、同世代の人とは全く顔を合わせず、忌み嫌われていた訳では無いが軟禁されていたフウにはわからなかった
そこまでは何もわからなかった
だがフウにヒナタという同性の友ができた
ヒナタは積極的な子ではないが、このヒナタには少しは友人がいる
そのヒナタがいのという女子のリーダー格的な存在にフウを紹介した
残念ながら友を100人で平和など信じてもらえず、不思議ちゃんということになり、友達は増えなかった
だがフウ一般的な同世代は友の定義や親友、彼氏の定義などはその場で知った
フウは焦った
チョウズメとフウが行っていた事は、彼氏彼女ですらしない事だったのだ
だが今更態度を変えるわけにもいかず、フウ自体もそれらの行動は楽しかったから続けた
そのあとすぐに友から親友になった
フウは木の葉を去る時、チョウズメにキスをした
それは暁の情報のお礼と言った
フウはチョウズメ自身が親愛の証として自分がキスをしたと思っていると分かっている
だがフウは想いを抑えきれずにそれをしていた
そして里に帰ったあと、シブキに必死になって、木の葉についてアピールし、なんとか次の火影が友好的な人だったら、これまでよりも国交を深めると約束を取り付けた
フウは恋愛小説などを全く見ないワンパク少女だった
だがチョウズメへの想いに気がついてから、そして滝に帰ってから色々と恋愛に関して情報を集めた
もちろん創作の恋愛もたくさん知り、風雲姫もその時に知った
そしてフウは知りたくなかったことを知った
金の切れ目が縁の切れ目というが、男女間においては恋愛のもつれは縁の切れ目でもある事を知った
フウ「もしチョウズメがあっしの事を親友としてしか見てなかったら、もし次の関係になるのを嫌がって、嫌われたら、もうお話も出来なくなるってことっすよね?」
フウはその事を知った日、枕を涙で濡らした
フウはどんどん世間を知っていくうちに、今までの自分の行動が嫌われてしまうかもしれない行動が多かったことを知った
フウは綱手が火影になってから木の葉に来て、自分があまりにも友というものについて知らなかったことを知った
木の葉に来て、チョウズメとはある程度の距離を離しながら、親友として仲を深めようと考えていた
だがチョウズメは両腕を怪我していて、一人で飯すら食べられないのを見て、自分がチョウズメの家に泊まりこみ、そこら辺の世話をすると言ってしまった
チョウズメは色々と聡い
だから不安になっている自分を忘れて、嫌われるかもしれない恐怖に怯えながら、それでもチョウズメと今まで通りの関係を続けた
変えたらきっとチョウズメなら分かってしまう、そう思ったからだ
そしてチョウズメが大事な話があると言われた時、フウは泣きたくなった
やはり素の自分のままいるよりも、遠慮を覚えてしまった自分で居るべきだったかと
自分を嫌ったことをチョウズメが言うと思ったが、それとは別に恋愛の告白の可能性も考えてドキドキしていた
結果は木遁の事だった
フウはごちゃごちゃになって叩いて逃げ出し、その行為自体が嫌われる要素になり得ることを思い出し、必死に謝った
チョウズメはそんなフウ普通に許して慰めた
そのあとチョウズメとの約束である人柱力の事をチョウズメの口寄せに話すかわりに、一緒に猿山に長期間来ないか? と言われた
フウは嬉しさのあまり、重明の羽を使って本気で里に帰り、シブキに真剣に土下座をしてお願いした
フウ「あっし……私はどうしても、ある人とやりたい事を見つけました。その人を見ていたい。一緒にいたい。ですが、その人は別里の人です。その人から先程、一緒に秘境の一つで修行をしないか?と言われました。あの猿山です。どうか、どうか行かせて頂けないでしょうか」
そんな真剣なフウの言葉をシブキは一言で許可を出したとか
そして少しの期間があり、フウは猿山に来て、猿魔に言われた
フウ「そんなこと分かってるっすよ! こんな風に人柱力だからってこともあるっすけど、秘境に連れてきてくれた! でも、それでもチョウズメがあっしを女として見ているかわからない。怖い。怖いのが悪いか!」
フウは信じたいけど怖い。愛したいけど愛されないことが怖い。
フウは無知なフウでは無くなったからこそ、今のフウはとてつもなく葛藤を繰り返していた
まずなぜそんなにフウは不安がるのか
男は好きな異性に興奮をして、体を重ねたくなるものである
子供を作りたくなるものである
というのをちょっと大人向けな恋愛小説や木の葉の同世代の人達の話を聞いて知っている
だがチョウズメはフウが一緒に寝ても、一緒に風呂に入って胸を押し付けても、書籍とは異なりでかいあれ(ゾロ目)が反応しないのだ
フウ「やっぱり胸ってことっすか! ヒナタや紅さんみたいな胸がいいんすか!!」
猿山から少し離れたこの場所は胸の怒りで地面がえぐられ、温泉が湧いたという事実を知っているのは
重明『フウの胸はアンラッキーであるからな』
重明だけだ
場所が変わり木の葉
ヒナタ「それでどうしようかシノくん」
シノ「砂との合同中忍試験。もちろんスリーマンセルでなければならないが」
ヒナタ「サクラさんはチョウジくんといのちゃんの方に行っちゃったからね」
シノ「いい人材がいればいいのだが」
ヒナタとシノは困っていた
中忍試験がもうすぐ始まるというのに、スリーマンセルが組めていない
チョウズメがもし木の葉に居ても、中忍になっているので参加出来ないということは分かっていた
だが十班はシノとヒナタとチョウズメで十班であるため、抵抗があり、いままで探してこなかった
だが
シノ「その思いを一時的に捨てなければならない。なぜなら俺たちはチョウズメに置いてかれるわけにはいかないからだ」
ヒナタ「そうだよね!」
こうして二人は自分の知り合いに声をかけたが、まず二人にはそこまで友人がおらず駄目だった
そんな時
??「同期が困ってるなら、助けてやらねえとな」
??「ワンワン!」
臨時の三人目はなんとか用意出来た
紅とヒナタとハナビとフウは裏での行動も考えています
描写はしてませんけど、こんな感じでした
あと自然エネルギーについて全然分からんのでそれっぽい感じで行きます
場所は戻って時が少し進む
猿魔「猿山にはガマの所にある効果が高いが危険な油はない。だが、うちには温泉がある」
チョウズメ「……」
猿魔「今チョウズメが入っている温泉は自然エネルギーの溜まり場となっている場所だ。普通に止まって瞑想をするよりも格段に早く感じられるようになるだろう」
チョウズメは角度によって様々な色に見える温泉のそこに沈んで、瞑想をしていた
浅いので猿魔の声を聞こえるが、心を無にして、聞き流す
猿魔「自然エネルギーとは別に難しいものでは無い。例えば温泉。温泉は地下水が様々な鉱石や地形の影響を受け、地熱で温められお湯となっている。鉱石もある意味自然エネルギーの結晶だ。地熱も自然エネルギーに関連される。自然の世界の法則にはどこかしらに自然エネルギーが関わっている」
チョウズメ「……」
猿魔は既にチョウズメに講義したことをあえて言っているのだろ
その事を聞いて反応しているのではダメ
その事を感覚で感じ取れるようになれば、きっと自然エネルギーについて理解出来るのかもしれない
その身は既に??を取り込んでいる
コンマ下1
30以上で自然エネルギー感知
チョウズメ「……ぐっ」
チョウズメは自然エネルギーを感じ取れそうになった時、白目化した目が痛み、感じ取れそうだった感覚を喪失した
猿魔「……チョウズメはまだ理解が足りんようだな。木遁の鍛錬を行ってから、再度行うことにしよう」
チョウズメ「はい……」
猿魔「心配するな。たった数時間で自然エネルギーを感じ取れ方法ではない。ガマの油なら出来ただろうが、あやつらの方法は石化の危険性が高すぎる。そうガマは野蛮なのだ」
チョウズメ「……はい?」
猿魔はどうやら他の秘境に少しだけ対抗意識があるようだ
チョウズメ「木遁・木龍の術!」
チョウズメははげ山の頂上まで猿魔に案内され、脳裏にある木遁の最初の術を行使する
補正+15
その身は既に??を取り込んでいる+10
実際の木遁を触ったことがある(ヤマト木遁)+5
コンマ
下1
80以上で既に見た木遁と同じ完成度
31以上でまずまず
30以下で時間がかかりそう
自然エネルギーは未知の力だったため上手くいかなかった
だが木遁は違う
柱間とマダラの戦いをチョウズメは見た
柱間となりマダラとの戦いを何度も何度も繰り返した
チョウズメは感じ取っていた
ヤマトに植え付けられた柱間の因子が既に自分は適合していることが
柱間の細胞を取り込んだことによって、チャクラ量が増大している事が(柱間VSマダラの判定を2回以上成功)
大樹に自分が飲み込まれたと言われた
あの時にきっと柱間とチョウズメは繋がった
術行使には術を発動する感覚とチャクラと印と経験がものを言う
一度でも発動したことのある術なら、そのあとも比較的簡単に発動できる
チャクラが足りなければ術は行使できない
印がなければチャクラに正しき形を与えられない
経験は術を理解することによる術の更なる効率化を可能とする
その全てをチョウズメはもう手に入れている
現れたのは陰と陽に分断される前の九尾を押さえつけることが出来ていた巨大な木の鼻の長い龍
その龍が取り付いたモノのチャクラは尽く龍に吸い尽くされる
その巨体は締め付けによって尾獣にすら物理的なダメージを終わせられる
チョウズメ「柱間の秘技の一つ、木遁・木龍の術」
猿魔「……これ練習をする必要はあったのか?」
チョウズメ「やり方などは分かっていました。ですが、実践でいきなり扱うのは少々怖かったので。一度試すだけでも、木の葉では出来ないですしね
チョウズメは柱間とのスペックの差異に色々と凹んでいたので、木遁も相当鍛錬しないといけないと思っていた
だがあの永遠にも思える柱間としてマダラと戦った時間は無駄ではなかったようだ
猿魔「他にはなにか術はあるのか?」
チョウズメ「木人の術、九尾の尾獣玉を受け止めて、押し付けることが出来る強度のある巨大な人形。木遁・榜排(ほうび)の術。尾獣玉の破壊力を防御できる人形ドームを作る術。木遁・皆布袋(ほてい)の術。巨大な手を操る術ですかね?」
猿魔「そ、そうか。それらの術は扱えそうか?」
チョウズメは手をグーパーグーパーしてから猿魔に向き直る
チョウズメ「木龍が出来るなら、僕が思い浮かべる通りに出来ると思います」
猿魔「……そうか。なら仙術に集中するぞ」
チョウズメ「はい!」
猿魔はイタチから聞いたという暁の詳細のわかるメンバーと今のチョウズメを比べて、チョウズメの方が危険だと判断した
猿魔は絶対にチョウズメは大蛇丸のように道を踏み外させないと心に固く誓う
フウはストレス解消で温泉を掘り起こした次の日、真面目に鍛錬をしていた
重明『拙者たちは互いに信頼しあっている。だからこそ、尾獣化も出来る。それにバージョン1や2をフウの体に負荷があまり無くできる。だが、フウがそれをうまく操れるかは別だ』
フウ「はいっす!」
フウはバージョン1の状態で空を飛び、最高速度を維持したまま山の木々を避け続けている
重明『拙者にはほかの尾獣と違い、空を翔る羽がある。拙者は三次元的な動きが可能であり、最速だと自負している』
他にも最速を自負する尾獣がいたとしても、重明はそれを譲る気は無い
重明『超高速で空間を動け、鱗粉などによる直接的な攻撃や妨害、弱体などもできる』
フウ「それを全て操れるようになれば!」
重明『誰にだって負けはしないだろう。空を飛べる忍びはいくらか居るが、我らよりも早く空を飛べる忍びは皆無!』
フウ「はいっす!」
フウは自分の長所を伸ばしていく
乙女の想いは月をも超える
コンマ下1
ゾロ目以上でフラグが立つ(名前の欄に記載していますが、ゾロ目権の使用は禁止)
忘れなければ少しずつ判定がゆるくなってあと2回ほどありますのでご安心ください
緩和しても95以上とかですけど
ハナビ「……はぁ」
ハナビはチョウズメが口寄せの猿魔にどこかへ連れていかれたのを見ていた
そしてフウというライバルが一緒に向かったのも見ていた
ハナビ「……早く大きくなりたいな」
それにハナビは中忍試験を見て分かっている
あのフウという女はとても強い
今のハナビでは中忍試験の時のチョウズメといい勝負ができないと思った
ハナビ「……お父様! ネジ兄さんばかりに教えてないで、私にも教えてください! お父様を倒せるくらい強くなりたい!」
少女はひたむきに頑張る
フウ「自然エネルギーが感知できないんすか?」
チョウズメ「そうなんだよ。あと少しってところで集中が切れちゃうんだよね」
フウ「うーむ。重明はなんかいい方法知らないっすか?」
チョウズメとフウは一緒に風呂に入っていた
今はフウの体をチョウズメが洗っている
フウ「……そうなんすか? それだけでいいんすか?」
チョウズメ「なんかわかったの?」
フウ「重明のところに来いって言ってるっすよ。えい!」
フウは背中を洗ってもらっていたが、チョウズメの方へ向き直り、そのまま抱きついた
チョウズメ「こんばんは」
重明「拙者と会うのにも慣れてきたか」
チョウズメは目を開けると重明が目の前にいたが、そのまま普通に挨拶をした
チョウズメ「何度も会ってるからね……フウを通して言えない事って、十尾について?」
重明「さよう。十尾とは本来自然のものである。神樹と言われていたとある方は言っていた」
チョウズメ「……それで?」
重明「それを九つにした拙者たちも本質は自然に近い獣である。拙者たちのチャクラは仙術チャクラに近いものである可能性が高い」
チョウズメ「ということは?」
重明「フウより拙者のチャクラを受け取ってみよ。少しは役に立つがしれん」
チョウズメ「ありがとう重明!」
重明は大きなカブトムシな顔で頷くと、チョウズメは意識がゆっくりと落ちていった
猿魔「それでは木遁の鍛錬は必要なくなった分、仙術を会得するための時間とするが良いか?」
チョウズメ「はい!」
猿魔「それでなぜ雌がいる」
チョウズメ「自然エネルギーを感じ取る手助けになるかもしれないんだって」
チョウズメはフウに向き直ると、フウと手を繋いだ
フウ「バージョン1で重明に手伝ってもらいながら、チョウズメにチャクラを渡すよ?」
チョウズメ「お願い」
フウ「はあああああ!」
チョウズメはフウから流れてくるチャクラに重明の気配を感じる
それと共にフウの想いもチョウズメは触れた
チョウズメ「……」
フウ「どうっす?」
チョウズメ「あっ、えっと、やってみる」
その身は既に柱間を取り込んでいる事を理解している
自然エネルギーの塊である十尾の九分の一の要素に触れた
コンマ下1
10以上で自然エネルギー感知
50以下で???が進行(コンマ判定)
疾風伝(後半)でチョウズメの秘密がわかると言ったな、あれは嘘だ(やべえよまじで)
【00は最良なため、本来はゾロ目権が使えないこの判定でもゾロ目権が使用可能です】
今回の00だけはまじで確信をついてしまう
唐突にチョウズメは理解した
81~ 下+今後乗っ取られる判定が一度もなく(まだやってすらない)完全制御
51~80 下両方
21~50 チョウズメが他人の考えている事を理解出来る理由について
~20 自分の魂について
まずゾロ目権を利用するかしないか
下3までの多数決
1 使う
2 使わない
判定が81以上に確定しましたが、ゾロ目権を使用した状態でゾロ目が出ると00になります
チョウズメが他人の考えている事を理解出来る理由についてと自分の魂についてと今後乗っ取られる判定が一度もなく(まだやってすらない)完全制御
コンマ
下1
ゾロ目で最終盤に覚える可能性のある術がピンチの時に唐突に会得する(これを最終盤以外に手に入れるとRTAになる)
チョウズメ「……猿魔さん。これが仙人モードですか?」
猿魔「待て、さっきまでチョウズメは自然エネルギーを感知すらしていなかった。それなのに、なぜいきなり仙人モードにまでなっている!」
猿魔は訳が分からなかった
チョウズメは七尾の人柱力からチャクラを受け取ったあと、地面に座って自然エネルギーを感知できるか試していた
何かがわかったのかチョウズメが立ち上がったら、既に仙術チャクラを練っている状態である仙人モードになっていた
しかも全くの後遺症なく、自然エネルギーを貯める時間だって少ししかなかったのにである
チョウズメ「色々と理解したからです。それよりも猿魔さんすみません。少しだけ離れます。木遁・木龍の術。フウ、おいで」
フウ「え? ちょっと待ってくださいっす! ひゃっあ!」
チョウズメは横に立っていたフウをお姫様抱っこして、強く抱き締めてから、木龍の上に乗って、龍はどこかへとチョウズメを連れていった
理解出来るわけないわ
コンマという奇跡なんてさ
あとすみません
チョウズメは積極的に動くかは物語を進めないとわかりませんが、今から言っておきます
前スレか前々スレで言われていましたが、チョウズメがメアリー・スーだと
ここで言っておきます
泣きたいのは私であると
そのくらいさっきのタイミングでの00の2連続は壊れていました
チョウズメは仙人モードを維持したまま、周囲を索敵し、当たり前だが誰もいないことを確認した
なぜなら木龍は空高く飛び上がり、視線を下に向ければ雲があるからだ
ここは空高い青空の広がる上空
フウ「あの、その、いきなりどうしたんすか?」
チョウズメ「僕はフウの想いを全然わかってなかった。ごめんなさい。僕はフウを女性として見ていたよ? でも僕は性的な興奮を覚えるほどの体が成長をしてなかったんだ。いや、今でもまだないのかもしれない」
フウ「……え? ちょっと待ってほしいっす! なんで? え?」
フウはいきなり自分が思っていたことを言い当てられてキョドってしまう
チョウズメ「僕はさっき色んなことを、本当に色んなことを理解しちゃったんだ。僕が愛しているフウにはそのことを話したいと思う。この話は他にもする人がいると思う。そういう点でフウには我慢させちゃうと思うけど、それは本当にごめんね。でも手放したくないんだ」
フウ「ちょっと待ってほしいっす!」
チョウズメ「なに?」
フウは色々と混乱しているが、これだけは聞きたい
フウ「あっしを女として見ていて、愛しているって言わなかった?」
チョウズメ「僕はフウを愛している。例え何が来ようと絶対に守ってみせる。だから、僕の前から居なくならないで」
チョウズメはフウの愛答えるために、その言葉と共にフウの唇にキスをした
フウ「……ぐっす、ふえええええ。よかった! 本当によがっだっず!」
フウは今まで抱えていた不安が全て解消され、赤子のように泣き散らした
フウ「見ないでほしい」
チョウズメ「フウはやっぱり可愛いね」
フウ「……なんかチョウズメがおかしいんすけど!」
チョウズメ「それじゃあ話していくね」
チョウズメは自然エネルギーを感じ取った瞬間、自分が本来の願いとは違う、チャクラの使い方をしていた事に気がついた
チョウズメはある才能を持っていた
その才能故にチョウザに気味悪がられ、嫌われてしまっていたが、チョウズメは今なら言える
その才能があってよかったと
チョウズメ「僕はこの才能のせいでチョウザ父さんに嫌われた。そしてそのおかげでその才能を開花させたんだ」
フウ「その才能というのはなんすか?」
チョウズメ「僕はチャクラを忍術のために使う。でも僕はチョウザ父さんに認めてもらいたい。自分を知ってほしいという強い感情で、忍宗を会得したんだ」
フウ「忍宗ってなんすか?」
チョウズメ「忍宗とは忍術とは異なるチャクラの使い方。チャクラを個々を繋げる力として使うのが忍宗。個一つだけの力を増幅するのが忍術なんだ」
フウ「??」
フウはイマイチ言っていることがわからなかった
チョウズメ「忍術は全てではないけど、戦いのため、個人の力を増幅させる、戦いのための使い方。僕の忍宗は知ってほしいと思った相手に、僕の本心を誤解なく理解してもらって、相手の想いを誤解なく受け取る力なんだ」
フウ「……もしかしてチョウズメが考えていることがわかると言っていたのは」
チョウズメ「僕が無意識に忍宗を使っていたんだろうね」
チョウズメはなぜ柱間を体験したかわかった
チョウズメは最強の忍びの一人である柱間の木遁を理解したいと思った
そしてヤマトの中にある柱間の因子、細胞と個々を繋げ、柱間を理解しようとした結果、細胞の覚えている最も強い記憶が再生されたのだと
そして柱間の細胞とチョウズメという別の個が繋がったおかげでチョウズメは柱間の細胞と同化した
フウ「……重明が言ってるっす。それはハゴロモ様が使っていた世に希望を作り出すための術だって」
チョウズメ「あの人の息子ですね」
フウ「あの人?」
チョウズメ「そう、あの人。次はもうひとつ僕が理解したこと。僕の魂についての話をしますね」
チョウズメはフウの気持ちいいと思う撫で方でゆっくりと話を始めた
チョウズメは忍宗を理解したあと、自分になにか違和感を感じた
具体的にいえば白色化し始めた部分から、自分とは違う意思をほんの僅かに感じた
チョウズメはその意思と個々を繋げ、対話をしようと意識を向けた
カグヤ「何故かわからぬが、月から抜け出せておるではないか! おい、人間。この体はワラワが使ってやろう」
白髪に白目、額には一筋の線、真っ白なまろ眉に真っ白な肌、真っ白な着物に赤い帯
そんな女性がそこにはいた
チョウズメ「あなたは誰ですか?」
カグヤ「ワラワが分からぬのか? チャクラの祖である大筒木カグヤを知らぬのか!」
カグヤの額の一筋の線が開くと、赤い写輪眼に年輪のように円がたくさん入っている目が開いた(輪廻写輪眼)
そのカグヤから放たれる圧力は並大抵ではないが
チョウズメ「やめてください。話をしましょう」
チョウズメは忍宗というものを理解してから、争いとは悲しきことであるという考えが芽生えた
フウの言っていたことは正しかったのだ
世界の皆が百人の友を作れば、きっと皆は理解し合える
そんな思いがなかったから、忍宗という世の希望になりえる術は失われたのだと
カグヤ「なぜ平気にしておる?……わかったぞ! 貴様は我が魂を肉体に宿しておるのだな! 故にワラワたちは一心同体」
チョウズメにも理解出来る
この魂の前の持ち主が目の前の人であり、今のこの魂の持ち主はチョウズメなのだと
だが、おかしいのだ
チョウズメは穢土転生を知っている
あれは遺伝子物質を利用して、その遺伝子の記憶によって、その物質の持ち主の体を作り上げる
そして黄泉より魂を呼び覚まし、その仮初の体に入れて、命令をして操る術だ
魂とは本来使い回されるものでは無い
きっと何かの間違いでチョウズメの体に魂が宿る前に、カグヤとかいう人の魂が入り込んだのだろうと
カグヤ「あやつらに封印された時は確かに魂まで封印された。だが、あやつが十尾を月より口寄せした時に、魂が抜け出し、こやつの体に入ったのだろうな」
その前の持ち主が考察を深めてくれた
カグヤ「……大体事情はわかった。ではさらばだ」
カグヤはいきなりチョウズメの目の前に現れ、チョウズメの心臓を鷲掴みにした
チョウズメ「ぐああああああああ!!」
カグヤ「抵抗するでない。人類の祖であり、現人神たるワラワがそなたの体を使ってやるのだ」
チョウズメは心臓を握られれば握られるほど、自分の今までの想いや考え、記憶などが薄れて行く気がする
カグヤ「……ふむふむ。今の時代は忍びと呼ばれるもの達が競い合っているのだな。ならばまず木の葉にワラワが降臨し、ワラワの兵にしてやろう」
チョウズメはカグヤが言っている兵について理解した
無限月読によって全ての人類を支配下に起き、自らの兵に作り替えようとする恐ろしき計画
そんな恐ろしいことを理解したが、チョウズメの体からどんどん力が抜けていく
チョウズメ(駄目だ。この人には全く会話も忍宗も通じない……)
カグヤ「抵抗は無意味じゃと……なになに、紅、ヒナタ、ハナビ、フウ。こやつらの事をおぬしは愛しておるのじゃな。このババアは使えんな。ヒナタとハナビはワラワの子孫であるから似ておるし、ワラワの代わりに大筒木を増やすための袋としよう。最後の女はワラワの十尾を復活させるために殺すとするか」
チョウズメは重明とのある会話を思い出した
重明「仲の良くない尾獣と人柱力同士でも尾獣チャクラを人柱力が使えることがあるのだ。うずまきナルトはその類やもしれん」
チョウズメ「どんな方法なんですか?」
重明「契約や一方的な貸付。あとはチャクラの奪い合いだろう。あれは人柱力が全てのチャクラを奪われたら死ぬという危険な行為だが、成功すれば大量の尾獣チャクラが手に入る」
チョウズメは全く力が入らなかった体に力が入る
怒りというなの力が漲る
チョウズメは心臓をえぐられた状態で、カグヤの肩に両腕を置く
カグヤ「もう支えがないと限界のように、」
チョウズメ「ふざけるなああああ!」
チョウズメはカグヤの第三の目に目掛けて、頭突きを繰り出した
カグヤ「あああああ! ワラワの第三の目になにをしてくれる!」
チョウズメ「今わかった。あなたのせいで忍宗は広まらなかった。あなたはいてはならない存在だ。あなたは狂っている……そんなこと関係なく、あなたが消えろおおお!」
チョウズメは頭を抑えて蹲っているカグヤを蹴り飛ばし、マウントを取った状態で、カグヤの心臓に腕を突っ込んだ
これは重明が言っていた奪い合い、綱引きなのだろう
自分自身の存在をベッドに掛けた存在の奪い合い
カグヤ「な、なにをする! ワラワから、ワラワの力を奪うでない! やめろおおお!」
カグヤが暴れそうになるが
チョウズメ「部分倍加の術!」
カグヤの頭を潰し、両腕を壊してから、時間をかけてゆっくりとカグヤという存在全てをチョウズメは吸収した
チョウズメ「……なんだこれ? チャクラへの執着? いらない」
チョウズメはカグヤを理解する気がなくなったので、カグヤがなぜ神樹の実を食べるに至ったのかなどの記憶は破棄して、必要そうな部分のみ吸収した
チョウズメ「暁の狙いはもしかしてこのカグヤの復活だったのかな? もしくは無限月読?」
魂からカグヤという要素を全て排除した後、チョウズメは十尾を復活させる理由がそれらしかないことに気がついた
フウ「……えっともしかして暁の目的を倒しちゃったんすか?」
チョウズメ「どうだろう? 魂の一部とか複製とか色々な可能性があるからわからないけど、ひとつわかるのは僕の体を乗っ取ろうとしてた人は消えたってことかな?」
フウ「なるほど。それならよかったっすね。チョウズメがチョウズメじゃなくなったら嫌でしたから」
チョウズメ「そうだね」
カグヤを吸収したが、体を吸収した訳では無いので骨に関する力を手に入れたわけでもない
カグヤはいくつかの亜空間を所有しているが、天之御中のような強制的に敵をワープさせるには輪廻写輪眼が必要
黄泉比良坂によって空間に穴を開けて、みんなで遊びに行くくらいできるかもしれない
八十神空撃という体術の一種で、掌にチャクラを込めて放つ巨大な拳撃は利用出来そうだが、チョウズメはあまりチャクラを争いに使いたくはない
兎毛針は白眼がないのでただの鋭い髪の毛
あとは十尾だったり無限月読のことばかりだったので、チョウズメはカグヤを吸収する必要はなかったかもしれない
チョウズメ「とりあえず猿魔さんのところに帰ろうか」
フウ「そうっすね。ちょっと頭がパンクしそうっす」
木龍に命令して、猿魔のいる猿山へと戻った
猿魔はチョウズメのあまりの成長ぶりに猿化してしまい、その日は特に会うことは無かった
フウ「……い、一緒にいいっすか?」
チョウズメ「いいよ」
フウは顔を真っ赤にしながら、タオルで体を隠してお風呂に入ってきた
コンマ
下1
50以上で 性欲もカグヤから理解していた
ゾロ目……
チョウズメはフウが体を洗うために、タオルを外した時、限界を迎えた
裸になったフウをチョウズメは抱き上げた
フウ「……ふぇ?」
チョウズメ「……」
チョウズメはフウを布団まで運んでいき、布団の上にフウを優しく置いてから、フウに覆いかぶさる
フウ「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいっす! まだ性的興奮を覚えるほどの体にはなっていないかもって!」
チョウズメ「フウとしたい」
チョウズメのゾロ目のあれは既に臨戦態勢に移行している
フウ「待ってほしいっす! 本当に待って!……そ、そうっすよ! ここではやっちゃ駄目って猿魔さんが」
フウが言い終わる前にチョウズメは印のいらない術を発動した
チョウズメ「黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)」
この術はカグヤが使う術の中でも瞳を必要としない
空中に穴を開け、空間を自由に行き来できる術だ
カグヤは持っていた空間へのアクセスにも使っていた
チョウズメはその空間のひとつ、始球世界への穴を開けた
フウ「……なんすかそれ?」
チョウズメ「別の場所なら問題ないよね?」
チョウズメはフウを布団ごと抱き上げて、始球世界に入る
始球世界はあたり一面が砂の世界であり、この空間でのチャクラ回復速度はとてつもなく早い
チョウズメ「木遁・四柱家の術」
フウと布団を抱き上げながら、チョウズメは印を結び、ヤマトがやっていた巨大な一軒家を作る術を発動した
フウはその光景にあんぐりとしながら見ている
チョウズメは砂漠に突然立った一軒家の中に入り、布団を敷き、フウの上に覆いかぶさる
フウ「あの、その、えっと」
チョウズメ「フウと愛し合いたい」
フウ「…………初めてっすから、その、優しくお願いね?」
チョウズメとフウはこの日肉体的にも結ばれた
本日の更新はここまでです
忍宗理解はメリットとデメリットがあります
カグヤ吸収は【今の】チョウズメが使えるのは八十神空撃と黄泉比良坂(6世界への空間穴あけとワープ)くらいですね
ピンチの時に会得するのは……いつになるんでしょうね
今回で仙人モードと木遁も完了しちゃいました
強さがあれば暁はどうにかなってもサスケとかまだまだあるので続きます
ちなみに闇落ちしていたら、カグヤ共闘ルートがありました
今日は昼から少しやって夕方に1度抜けてまたその後やる予定です
カグヤは完全に消滅しました
カグヤがヒロインムーブ出来るのは主人公が闇落ちして更に共闘ルートに入った場合のみとしています
すみません言葉不足でした
チョウズメの中にいるカグヤが完全に消えました
午後の一旦抜ける予定を今消化してきました
とりあえずコンマ判定
+30 カグヤの記憶の影響で性欲の目覚め+初めての性欲
-5 アカデミーや紅における性教育
-10 暁という組織にフウは狙われていた
コンマ下1
65以上でそっちの事に意識が向いていた
2以下で……
フウ「全然体が動かないっすよ……どんだけやれば気が済むんすか? しかも全くひ、避妊とかしないっすし。あと猿魔さんが探してるっすよきっと」
チョウズメ「僕が自分を抑えきれないらいフウが可愛いのがいけないと思う」
フウ「……な、なんかチョウズメの女の扱いがうまくなってる気がするんすけど」
始球世界の大きな一軒家にも家とくっついている木製のお風呂場があった
猿山のチョウズメたちが住んでいる家の温泉に黄泉比良坂で湯船と空間を繋げてお湯を引いた
カグヤの最も大切な世界であり、チョウズメが初めてカグヤの力を使ったのはヤるためだったという事をカグヤが知ったらどんな顔をするだろうか
チョウズメは披露で動けないフウを丁寧に洗ってから、フウを後ろから抱きしめて共に風呂に入っている
チョウズメ「カグヤの知識の取捨選択する時に一度全てを見てるからね。いずれ忘れるとしても、今はまだ全て覚えてるから」
チョウズメはフウの髪を優しく撫でながら、なぜ自分が女性に対する扱いが微妙に変わっているのかを説明した
フウ「……それと初めてっすよね? なんかその、行為中も凄く丁寧だったのはなんで? チョウズメはエロい本は一切持ってなかったすよね?」
チョウズメ「……」
チョウズメは一番聞かれたくない事を質問された
チョウズメ「……えっと、カグヤの記憶を取捨選択する時に、その、カグヤ視点の……そういうのを知ってしまいまして」
フウ「……! もしかして女性としてそういう事しているのを見たってことっすか?」
チョウズメ「僕は男なのに女として男に……」
フウ「あはははははは。男なのに女として男とそういう事をしたんすか! そりゃ自分が知ってれば優しくしますよね。くふふ」
フウはなんだかおかしくなって笑いがこらえられなくなった
記憶を覗くのではなく柱間と同じ追体験方式だったため、チョウズメは童貞よりも先に貞操を奪われていた
2以下で両刀になってました
フウ「……それでこれからどうするんすか?」
チョウズメ「なにが?」
フウはひとしきり笑ったあと、チョウズメに問いかけた
フウ「チョウズメは猿山に木遁と仙術を覚えに来たんすよね?」
チョウズメ「そうだね」
フウ「もうその、帰るんすか? 習得しちゃいましたけど」
チョウズメはもう帰る気でいた
木遁は今更練習する意味が無い
もうマダラとの戦いで感覚を十二分に理解しているからだ
仙術も習得できればあとは猿魔に来てもらって特訓すればいいので、木の葉でもできる
そして愛欲などを理解したチョウズメは木の葉に帰って、それを伝えたいと思った……が
フウはもう少し二人っきりを楽しみたいと思っているようだ
チョウズメ「僕はもう少しフウと二人っきりでいたいな。フウもせっかく猿山にいるんだから、もっと普段できない鍛錬をしたいでしょ?」
フウ「……ありがとうっす。チョウズメ、好きっすよ」
チョウズメ「僕もフウが好きだよ」
数時間後、二人は猿山に帰った
猿魔「それで」
チョウズメ「僕はあまり戦いたくありません。人は分かり合える生き物です。でも、忍術の広まってしまったこの世界で、フウのように他者と理解しようという意識の人は少ないです」
猿魔「そこ甘い!」
チョウズメ「ぐっ! 次行きます。戦わないで済むならそれに越したことはありませんけど、フウやヒナタ、紅さんやハナビ。ほかにも友達や里を狙う輩がいるのなら、僕は自衛を捨ててまで対話を求めません」
猿魔「そのために、更に力を付けたいと」
チョウズメ「はい! ですから、今猿魔さんと猿組手をしているんです!」
猿魔「部分倍加を多用するからか、右で強攻撃をする時に隙がでかい!」
チョウズメ「げふっ! もう一度!」
チョウズメは勝手に居なくなったことを詫びたあと、猿魔に今回理解したことを伝えた
チョウズメは他人に相談出来ないことでも、猿魔になら言える
そしてチョウズメは猿魔と猿山に伝わる武闘方法を教えて貰いながら、自分の考えを猿魔に伝えていた
猿魔「仙人モードになれたのはいいが、力も知覚も強くなっている! それに振り回されるな! もっと動きの先を見よ!」
チョウズメ「はい!」
チョウズメは短時間で仙人モードを会得できたが、それを効率的に利用した戦闘方法は知らない
なので
猿魔「蛙組手よりも優秀な! 我らが猿組手をチョウズメに授けよう」
という事でチョウズメは戦いながら、その戦闘方法を覚えている
この組手が始まる前チョウズメが知らないところで、フウは猿魔に頭を下げていた
フウ「あっ、私にも仙術を教えてください」
猿魔「なぜだ? 雌には七尾がおるだろ」
フウ「もしチョウズメが居ない時にあっしが一人で狙われたら、きっと負けると思うっすよ。相手は人柱力を狙って襲撃してくるんすから、何かしらの対策をしてると思うんです。だから、あ、私はち、七尾以外の力も手に入れておきたいんです!」
フウはチョウズメと結ばれたことで、逆に不安になった
チョウズメはどんどん強くなっているが、自分は中忍試験の時よりも少し強くなった程度だ
チョウズメにばかり頼っていては情けないし、なによりもし一緒に居なくて殺されてしまったら、チョウズメは絶対に大変なことになる
自分だって死んで会えなくなるのは嫌だ
そんな思いから、フウは猿魔に頭を下げていた
猿魔「雌……いや、フウ。まずは自然エネルギーを感知するところからだ。影分身を置いていくから、そいつの指示に従うように」
フウ「いいんすか! ありがとうございます! よろしくお願いしますっす猿魔師匠!」
猿魔「うむ」
猿魔もチョウズメが闇堕ちする原因になり得るものをできるだけ排除したいので、理由を聞いてから受け入れた
ヒナタとシノは第二試験の天地巻物争奪サバイバルで苦戦していた
キバ「俺が突撃するから、二人は援護を頼む! いくぞ赤丸!」
赤丸「ワン!」
二人はチョウズメと組んでいたため、イケイケ突撃なキバの制御ができないでいた
そしてキバは自慢の鼻があるからと、ヒナタやシノの索敵が終わる前に突撃することしばしば
ヒナタ「シノくん、フォローお願いします」
シノ「ああ、この中忍試験負けるわけにはいかないからな」
ヒナタとシノはキバをフォローする戦い方に変え、巻物を得るために敵に突撃する
それだとチョウズメがレボリーションしそうですね。木の葉は多分一夫一妻制……
安価
下1
幕間で見たいキャラ(この時期にやっているであろうことを考えて書きます)
ハナビ「はぁ!」
ヒアシ「私はお前くらいの時期に八卦空掌を使えたぞ! さあ、もう一度!」
ハナビ「はい!」
ハナビは最近趣味は鍛錬とは言えない程度に色んなことをやるようになったが、それでも鍛錬は好きだ
今のアカデミーは戦時中と違い、飛び級というのがあまり出来ないそうだ
だが全くその制度がなくなった訳では無い
ハナビはヒアシにアカデミーに入れてくれないと家を出ると交渉して、何とか来年度には入れてもらえることに決まった
本来なら6歳くらいからアカデミーに入るのだが、ヒアシはアカデミーに入れないでハナビを鍛える気だったので、その年齢は既に超えている
ハナビはチョウズメを覗いてる時以外は勉強に鍛錬、修行に勉強
その合間にオシャレの勉強やヒナタやお手伝いさんに料理を学んでいる
ハナビ「私はヒナタお姉様のお料理も、紅さんの知識も、フウさんの強さも全部抜かして、お嫁さんになる!」
ハナビは色んなことをやっているのに、修行の成果は確実に伸びてきているので、ヒアシは何も文句を言わないでいた
ただ
ヒアシ「……やはりあの小僧なのか? 少し調べさせるか」
ヒアシはチョウズメを正規の手段を使って調べ始めていた
乙女の想いは月をも超える
コンマ下1
95以上でフラグが立つ
ハナビ「……」
ハナビは月を眺めるとなんだか力が湧いてくる気がする
ハナビ「もっと頑張らないと。私は周りの人に比べて幼いから、チョウズメさんが大好きって気持ちじゃ絶対に負けないように頑張らないと」
ハナビの瞳に映る月は一瞬水色に輝いた
猿魔『いくぞチョウズメ!』
チョウズメ「はい!」
猿's「「「「「「ウキイイイ!」」」」」」
チョウズメは金剛如意に変化した猿魔を背負って、この猿山の序列争いに参加していた
猿魔よりも大きい猿から小さいけど強大なチャクラを感じる猿まで様々な猿がいるが、皆に言えることは背中に何かを背負っている
その背負っているのはチョウズメと同じように、自然エネルギーが貯められる仲間と接触しているのだろう
自然エネルギーは止まっていないと吸収できない
だが敵の前で立ち止まるのは自殺以外の何物でもない
なので例えばガマの仙人はカエルを肩に乗っけて戦うとか
そしてチョウズメは猿魔を背負い、猿魔に自然エネルギーを吸収してもらいつつ、チョウズメは猿たちと戦っている
猿魔『あやつはチョウズメでも食らったら腕が折れる! 絶対に避けろ!』
チョウズメ「教えちゃっていいんですか?」
猿魔『こいつらは互いの戦い方を理解した上で、序列争いを行っておる。だから儂がチョウズメに教えたところで問題ない。逆にあいつらはお前が修行しているのをじっと観察していたろ?』
チョウズメ「なるほど、確かに見てましたからね! はぁ!」
チョウズメはこの日は五分の一の猿を倒したところで、隙を突かれて猿たちにぶっ飛ばされた
フウ「……これでどうですか?」
猿魔(影分身)「ふむ、しっかりと仙術チャクラを練れておる。聞いても良いか?」
フウ「なんですか猿魔師匠?」
猿魔「チョウズメは色々とおかしいから省くとして、数日で仙術チャクラを練れるようになるフウもおかしい。まるでコツを知っているように、順調に理解していたが」
フウ「あっしの中には七尾がいるっす。あっしは七尾の羽を出して飛んだりする時、その飛行であっしのチャクラを使ったり、七尾のチャクラを使ったりしているんで、たまに混じることがあるっす」
フウは語る
普通の人は身体エネルギーと精神エネルギーを混ぜてチャクラとして意識せずに使っている
だがフウや人柱力はそれらのエネルギー以外に尾獣が体内にいる
人柱力は比較的自分以外のエネルギーを感じ取る術を身につけていて、更に尾獣は自然エネルギーに近いチャクラである
フウ「なので七尾に近いエネルギーを感じ取って、七尾から初めて力を借りた時のように、慎重に自然エネルギーを吸収したんす。尾獣の力は使い慣れてないと自分の体を壊すっすから」
猿魔「なるほど。故にフウは自然エネルギーの吸収に戸惑わず、早く認識し、そして自然に2つエネルギーに自然エネルギーを混ぜられたと」
フウ「そうっす」
フウは隈取りの出来た顔を笑顔にしてそう頷いた
もうそろ修行も終わるので疾風伝が始まりそうです
安価
下1
幕間で行動を知りたいキャラ(この時期にやっているであろうことを考えて書きます)
なおハナビと、当然ですがフウや猿魔は除く
大蛇丸「火遁は雷遁に比べて少し使いにくいと思うのよ。火遁・豪龍火の術にいくつかの術を既に会得しているのだから、雷遁に集中した方がいいわよ?」
サスケ「雷遁もほぼ会得し終えた。麒麟も大体構成が決まっている。確かに雷遁があればそれでいいかもしれないが、俺は火遁も強化したいと言っているんだ。黙って教えろ」
サスケは大蛇丸のアジトのひとつで大蛇丸に更なる力を与えるように指示していた
サスケはアカデミーの頃から身長が伸び、服装も白い着物を着崩し、大蛇丸が付けているあの綱を交差させている鈴緒でズボンを抑えている(疾風伝スタイル)
大蛇丸「まあいいわよ。サスケくんが強くなるのは私も嬉しいもの」
大蛇丸はあと少しで転生ができるようになる
今のサスケは強いが、自分の空間に引き込んで無理やり襲えば簡単に転生出来ると思っている
サスケ「……ああ、俺を強くしろ」
サスケは昔のことを思い出す
サスケは過去との因縁はナルトを倒すことで切った
だがまだサスケは過去との因縁を完全に断てていないとも思っている
チョウズメ
サスケが本気で子供の頃に戦い、そして敗れた友
憎きイタチが悪ではないと何度も自分に言ってきた、認めるわけにはいかない相手
サスケは終末の谷で立ち止まり、その場に来る相手を倒していくことによって、木の葉との関係を切ることに決めていた
サスケの見立てではあの場に来るのはナルトかチョウズメだと思っていた
そして来たのはナルトだった
サスケにとってナルトもまた認めるわけにはいかない、自分を理解出来る相手だ
だからサスケはナルトを倒して木の葉への未練を消した
サスケ「だが、お前に味合わされた決定的な敗北はまだ覚えている」
終末の谷のマダラの像の上で、自分がもう帰ることの無い木の葉の方を見た時に、あるものが見えた
それは大きな氷の龍だった
その龍は誰かを飲み込んで、地面にその相手を叩きつけ、氷の木のようなものを作り出していた
サスケはあとから調べてわかったが、あの場にいた音の四人衆と君麻呂の中には、鳴門大橋で見た白という男が使っていた氷遁使いはいなかった
サスケ「ならば木の葉から追ってきた奴らしかいない」
ナルトがあの時言っていた
皆が助けに来たと
ナルトが言う皆はきっとナルトたちの知り合いしか含まれていない
その中でどの忍びも大体の実力を理解していた
ただ一人、火影に指南してもらっていたというチョウズメを除いて
サスケ「俺はあの氷遁はお前だと思っている。だからこそ、俺はお前が俺に隠していた全てを叩き潰し、そして殺す。うちはイタチは親しきものを殺せば写輪眼は強くなると言っていた。それの従う訳では無い。俺とお前は殺し合わねばならないから殺し合う」
サスケはイタチも殺す
そして昔からの友も殺すことで全ての繋がりを絶てる
サスケ「……大蛇丸、お前はあいつを殺したがっていたが、あいつを殺すのは俺だ」
フウ「それで今はどんな感じっすか?」
チョウズメ「上位3割の猿たちが強いのに、連携してくるからまだ勝てないな。仙術によるブーストにもまだ完全に慣れ切ってないからね。そのための修行なんだけど」
フウ「あっしはもう慣れましたよ?」
チョウズメ「はや!」
チョウズメとフウは一緒に作った夜飯を食べながら、今日あったことを報告している
猿山の猿たちは人間に近いだけあって、農業もしているし、畜産もしている
人間が美味しいものを開発したのなら、それを自分たちも取り入れてうまいものを食いたい
ということらしく、チョウズメは自分の序列の分で貰える食料を貰ってきている
序列争いに入る前は客としての食事だったが、今ではチョウズメも序列30%以上に入っているため、普通に食材が貰えている
仙術や戦闘に向かない猿たちには別のルールがあるらしく、努力すれば贅沢ができるらしい
人間のような過度な贅沢ではないようだが
最初だけですから……リビドーを解放したせいで避妊してなかったのは
フウ「あっしは重明のチャクラを使って強化したりするっすから、その差に昔は苦労したっすよ? 今はそのおかげで仙人モードもいい感じっすね」
チョウズメ「なるほどね。チャージをして放つ怪力とは違う感覚だからもう少し掛かるかな」
それでもチョウズメは仙人モードを使えば、脳裏にある体験した柱間の動きが再現出来るようになりそうなので、早くできるようになるためにもっと特訓をしていたい
だがフウを疎かにしたくないので、夜はちゃんと戻ってきている
フウ「今は仙人モードを維持したまま、重明の羽を使って高速機動の特訓をしてますよ」
チョウズメ「やっぱり飛べるって強いよね」
フウ「重明もそれこそが自分の最大の強みだって言ってますからね」
二人は仙人モードを出来るだけ多く経験するために、修行以外でも仙人モードに良くなっているのだが
チョウズメ「なんで動いてるのにずっと仙人モードなの?」
チョウズメはフウの隈取りを優しく撫でながら聞く
フウ「くすぐったいっすよ、もう。重明があっしの中で止まってますから」
チョウズメ「……え? ずるすぎないそれは!」
フウ「ずるくないっすよー」
そのあと深夜ほどにフウはチョウズメの反逆にあい、戦いに負けた
サスケェの復讐心を考えながら書いたあとにこの二人のやり取りを書くとなんか頭がこんがらがりますね
これとその次の幕間描写をやったら木の葉に二人が帰ります
安価
下1
幕間で行動を知りたいキャラ(この時期にやっているであろうことを考えて書きます)
なおハナビとサスケェ、当然ですがフウや猿魔は除く
chmateって板で名前を共有しない設定がないですかね? 新スレになる度にこのスレの名前が入力されてちゃうんですよね
シカマル「……つまんね」
アスマ「お前に比べたら将棋が弱いのはわかるけど、つまんねはないだろ」
シカマル「いやすんません。今のはアスマとの将棋がつまらないんじゃなくて、こうなんすかね? つまんねえなって」
シカマルは中忍試験の監督をしたあと、その仕事が終わったので中忍試験が終わるまでは休みになっていた
もしいのやチョウジがいたら任務に駆り出されただろうが、二人は今砂へ中忍試験に行っている
手の空いてない班の担当上忍の代わりに、ランクの低い任務の引率をすることになったかもしれないが、下忍は砂に行っているのでいない
故にやることがないのでシカマルは休みになっていた
いのチョウジの担当上忍のアスマがここにいるのは、中忍試験で臨時で組んでいるサクラの担当上忍のカカシが行っているためだ
アスマ「……ははーん。お前はいつもめんどくせえめんどくせえ言ってるけど、いのやシカマルたちがいないとやっぱり物足りないのか」
シカマル「……そうなんすかね。もう王手ですけど、いいっすか?」
アスマ「……待った! さっきの手を変えればもう少しできるよな?」
シカマル「ええ。それならまだ詰まないと思いますよ」
シカマルはアスマの言葉について考えていた
いのはうるさいし、最近のチョウジは修行にもとてもやる気が出ているので微妙にめんどい
だがそれが全くなくなると、それはそれでつまらなくなるんだなと初めてわかった
シカマル「……二人とサクラが中忍試験合格したら奢る焼肉の賭けをやってるじゃないっすか」
アスマ「ああ。賭けをしてるのにもう負けみたいなもんだけどな。待てしちまったし」
シカマル「俺が二人、まあサクラもおまけで食わしてやりたくなったんで、俺が払いますよ」
アスマ「本当か! いや、中忍試験にやる気を出すためとかいう焼肉でいつものようにチョウジが食ったから金欠だったんだよ」
シカマル「知ってますよそんなこと。まあたまにはいいっすよね。自分から面倒に走るのも」
シカマルはそう言いながら、新たに思いついた手を数手打ち
シカマル「王手」
シカマルはもう少し面倒な方が自分には合っていると思いながら、アスマの待ったを拒否した
猿魔「……猿山序列1位、猿猴王猿魔」
チョウズメ「猿山序列2位、チョウズメ。よろしくお願いします」
チョウズメと猿魔の戦いが始まった
この山で老衰から猿山序列から抜けた猿たちを抜いて一番強い猿とチョウズメは仙人モードで戦う
猿魔は森林のある場所までチョウズメを誘い込んで本気で戦う
猿魔は猿としての特性も完全に利用して、本気で挑戦者を打ち倒そうとする
チャクラ量や術に関してはチョウズメの方が圧倒的に有利だが、これは猿組手を使った戦闘だ
チョウズメの何倍も生きている猿魔との戦いは苦戦を強いられる
コンマ
下1
50以上で勝利(ゾロ目と00なし)
戦場で恋人や女房の名前を呼ぶのは死ぬのでNG
技量は猿魔の方が上
だが勢いや体力、なにより若さではチョウズメの方がはるかに上回る
猿魔「最後に聞く! チョウズメ、お前は力を手に入れて、どうするつもりだ!」
チョウズメ「ただみんなを、フウを、紅さんを、ヒナタを、ハナビを。みんなみんな守りたいだけです!」
猿魔/チョウズメ「ふん!」
チョウズメは技量で負けるが体力と勢いで押す
猿魔は体力や勢いで負けるが、それを技量で圧倒する
二人が同じ拳で別の思いを抱きながら殴り合い、最後に二人はクラスカウンターで互いの顔面を殴り
猿魔「ぐっ」
チョウズメ「僕の勝ちですよね?」
猿魔が先に膝をついた
猿魔「ああ、チョウズメ、お前の勝ちだ。お前がこれからは猿猴王を名乗るがいい」
チョウズメ「ありがとうございました!」
猿魔「ああ、こちらこそ久しぶりに熱い戦いが出来たな」
チョウズメは猿魔の横に座り込んだ
チョウズメも結構きつかったので、なんとか最後の攻撃で倒せてよかったと思っている
猿魔「これよりお前は猿猴王チョウズメを名乗ること。名を聞かれれば、猿猴王を必ず名乗ること」
チョウズメ「はい!」
猿魔「そしてお前が最強の猿を目指すのなら、四尾を尋ねるがいい。四尾は最強の猿であるから、あやつを倒せれば最強を名乗れる」
チョウズメ「いえ、僕は人間ですから」
チョウズメが最強の猿になるには、自然エネルギーを過剰摂取して猿化しないといけないので、流石にそこまではしたくない
猿魔「……そうだったな。チョウズメがこの猿山にいない間に挑戦者が来たとしても、儂がぶっ飛ばしておいてやるから安心しろ。チョウズメを倒して再び猿猴王を襲名するのは儂だからな」
チョウズメ「猿魔さんよろしくお願いします。」
猿魔「儂よりも序列が上なのだから、さん付けなぞするな!」
チョウズメ「はい!」
チョウズメはこの日猿山のトップになった
フウ「ぐぬぬぬぬ」
重明『猿化を防げる猿魔殿がいないのだから、無理をするのは見逃せぬ』
フウ「……はぁ。これすっごい難しいっすね」
重明『仙人モードの状態で更にバージョン1になるには、今までの慣れ以外のものが必要である』
フウ「これは今後の課題っすね」
フウは仙人モードが安定してきたので、次は仙人モードと尾獣チャクラによるバージョン1の同時発動を練習していたがうまく行かなかった
重明『フウ、この猿山に籠る気はないか?』
重明はいくら力を得ても心配なものは心配だった
ここは暁すらまともにたどり着けないほどの秘境
まずこんな所にいるなどとは考えないだろう
だからこそ、重明はフウの安全を考えてそう聞いた
フウ「チョウズメをここにずっと縛り付けておくことは出来ないっすよ。そしてあっしはチョウズメがいないなんて嫌っすから残る選択肢はないよ」
重明『やはりそうか。無粋であったな』
フウ「いいっすよ。重明は心配してくれただけっすからね」
フウはこの場所でお世話になった場所へ行き、挨拶回りをしようと、修行の場から猿山の家屋のある場所へと歩みを向けた
性欲を覚えてから1年半以上同じ家で暮らしてるんですよねこの二人
安価
下1
幕間で行動を知りたいキャラ(この時期にやっているであろうことを考えて書きます)
なおハナビとサスケェとシカマル、当然ですがフウや猿魔は除く
あとナルトは原作からさほど変わらないと思います
ヒナタ「よかったねシノくん、キバくん」
シノ「ああ。なんとか中忍になれそうで安心した。なぜならこれ以上置いてかれるわけにはいかないからだ」
キバ「余裕だよ余裕。そんじゃあ、またな! いくぞ赤丸」
赤丸「ワン!」
いの「ヒナタまた今度ね!」
ヒナタ「うん、いのちゃんばいばい」
中忍試験を終えて、木の葉の忍びは帰ってきた
サクラ、チョウジといの、ヒナタとシノ、ネジとテンテンとリーは皆中忍試験を合格し、晴れて中忍になることが出来た
ヒナタ「今回は合格者が多かったね」
シノ「俺たちは前回の中忍試験に比べて、格段に成長している。中忍試験は力だけでなく、その他様々な実力を要求されるが、それも俺たちは突破していた。故に合格は必然だった」
ヒナタ「巻物争奪戦はちょっと大変だったけどね」
シノ「あれは慣れない連携故にだ。では次はチョウズメが帰ってきたら会おう」
ヒナタ「そうだね。シノくんまた今度」
ヒナタは皆と別れたあと、チョウズメにお願いされていることをしに行くことにした
1時間半ほど席を外します
ヒナタ「こんにちは……まだ帰ってきてないよね」
ヒナタはチョウズメから借りた家の鍵を使って、チョウズメの借りている家に入る
ヒナタ「中忍試験でいなかった間にホコリが溜まってるから、頑張ってお掃除しないと!」
ヒナタはチョウズメの家で掃除を始めた
これはチョウズメが猿山に行く前、ヒナタはチョウズメに頼まれたのだ
正確にはヒナタはチョウズメが家を長い間空けると聞いたので、自分から買って出て、チョウズメがお願いした
ヒナタ「チョウズメくんいつ帰ってくるのかな……もう2年以上になるのに」
ヒナタはアカデミーの入学式から中忍試験までほぼずっとチョウズメといた
こんなに長い期間会わないということはなかったのでヒナタは掃除をしたあと、ベッドに座って倒れる
ヒナタ「チョウズメくんいつ帰ってくるんだろう。それにフウさんはチョウズメくんと一緒に暮らしてるんだよね、いいなぁ」
ヒナタは掃除をしている時、あちこちから女のものと思われる物品を見つけた
そしてその中にはヒナタがフウにあげたものもあったし
ヒナタは砂から中忍試験を終えて、すぐに帰ってきて掃除をしていた
チョウズメの気配がもうないベッドで横になり、疲れのためか寝てしまった
安価
下1
チョウズメは今帰って
1 くる
2 こない
ゾロ目完全に見逃していました
次回のヒナタが選ばれたらゾロ目イベントにしたいと思います(その時の居るかどうかのコンマがゾロ目なら00へ)
ヒナタ「……そんなに都合よく帰ってこないよね」
ヒナタはもう慣れ親しんだチョウズメの家から出て鍵を閉める
ヒナタ「チョウズメくんに追いつけるように頑張らないと。帰ったらお父さんに稽古をつけてもらわなきゃ!」
最近娘達が自分たちから更にやる気になり稽古をつけてほしいと言われて嬉しいヒアシだった
ぽーん
綱手は執務をしていると、いきなり猿魔から預かった猿が地面に巻物を置き出した
そのあとすぐに口寄せ特有の煙が出て
チョウズメ「ただ今帰りました!」
綱手「無事みたいだな。おか、えり……なぜ滝のくノ一が一緒にいる?」
チョウズメ「一緒に行ったからです」
綱手「……そういう事は先に言え!!」
チョウズメ「げふっ!」
フウの横に立っていたチョウズメは、怪力を使った綱手の拳に吹き飛ばされ、火影の執務室の窓から外に飛んでいった
猿魔「綱手よ。チョウズメは猿猴王を名乗ることになった。それではまた」
綱手「待て!」
綱手の声が聞こえる前に、猿魔はまた煙をあげて帰っていった
フウ「チョウズメを迎えに行ってくるっす」
綱手「滝のくノ一も待ってぇええ!」
誰も綱手の言葉に従わなかった
チョウズメ「……」
フウ「……」
綱手「……」ピキピキ
綱手はチョウズメとフウを正座させた
綱手は滝の長シブキより、人前じゃなければフウのこともしっかり怒ってもらって構わないと言われているので、容赦なく正座をさせた
綱手「お前らはこう言いたいと。フウにはある事情があり、チョウズメが常に見ていたかった。そして年頃の異性が同じ家で2年ほど暮らしてましたと。お前ら本当に修行してきたのか?」
綱手はこの時点でフウにどんな事情があるのかをなんとなく察した
綱手だって暁に関してチョウズメから伝えられて知っているのだ
あもシブキからもうひとつの手紙も来ていた
「うちのフウが異性関係で迷惑をかけるかもしれませんので、どうかよろしくお願いします」
娘を嫁に出す父親みたいな感じで、綱手に手紙が来ていた
チョウズメ「ちゃんとやってきました!」
フウ「やったっすよ!」
綱手「嘘をつけ! 年頃の男女が同じ屋根の下にいて、性行為をしていないわけがないだろ! お前らの態度を見ていればわかる。できているし、そんな若者がやることといえば、家に引きこもってやりまくるに決まっている!」
綱手は若い頃の自来也を思い出して、溜息をつきながら断言した
そしてその言葉にフウは顔を真っ赤にして、チョウズメは何ともなさげにしている
綱手「……まあいい。猿魔がチョウズメのことを猿猴王と名乗らせると言っていたから、やること自体はやっていたんだろう。ヤることもやっていたんだろうけどな! チョウズメはどんな修行をしてきたか報告しろ。これは姉弟子としての命令だ!」
またため息を吐いている綱手が報告を求めてきた
安価
下1
1 木遁(木遁の制御ができるようになったので、親しい人と火影になら言えます)
2 仙術
3 フウと付き合うことになったこと
4 木遁と仙術を報告
5 全部
3+4=5ですね
あと忍宗とカグヤに関しては基本的に火影にも言いません
親しい人限定です
言うとしても選択肢を出すことですかね
カグヤのことで言うとしたら無限月読に関することくらいです
十尾=カグヤのことは言っても理解されないでしょうし
チョウズメ「僕はこの滝のくノ一のフウと結婚を前提にお付き合いしています」
綱手「……見ればわかる」
綱手(確かに日向の娘(ヒナタ)はチョウズメを好いているんじゃなかったか? 可哀想に。あと紅はもうそろそろ行き遅れに……やめよう、悲しくなる)
綱手はチョウズメのことを少しだけ調べたが、少し調べただけでヒナタの好意に関するが出てくるくらいなので同情したが
チョウズメ「そして他にもあと何人かと結婚を前提にお付き合いする予定です」
綱手「……は? おい、ちょっと待て。まず木の葉にそんな制度はない。それにフウ、君はいいのか!」
フウ「ひとりじゃ、持たないっす」
綱手「……」
綱手は制度の話もあるが、フウという少女のことを思って聞いたが、そのフウはとても疲れた顔をしていた
綱手「そ、それはおいおい話をするとして、修行の内容の説明をしろ」
チョウズメ「分かりました」
チョウズメは驚いて大声をあげないように言ってから、チョウズメは口を開く
チョウズメ「木遁は木遁・皆布袋の術、木遁・榜排の術、木遁・木人の術、木遁・木龍の術がしっかり使えるようになりました」
綱手「……は?」
チョウズメ「仙術チャクラもちゃんと練れるようになり、仙人モードもちゃんと使えるようになりました。仙人モードでなんとか猿魔さ……猿魔を倒して猿猴王の名を頂きました」
綱手「……」
チョウズメ「あと綱手さんが渡してくれた龍弾上位の火龍炎弾なども覚えました」
綱手「」
チョウズメ「……」
フウ「……あれ? 火影様気絶してませんか?」
チョウズメ「そんなまさか……うん、気絶してるね」
綱手はゲンドウポーズのまま気絶していた
中忍試験も終わり、その後処理も終わりやっとストレスから開放されると思った綱手だったが、最後に弩級のストレスがきて意識が負けた
そのあとチョウズメは綱手を起こして説明した
ヤマトと握手した時、自分が大樹に包まれたこと
その中で柱間とマダラが戦っている夢を見たこと
起きたらもくとんがつかえるようになっていたこと
綱手「……訳が分からん」
仙術は最初は自然エネルギーすら感じ取れなかったけど、ある時にコツを掴み、あとはそのまま一気にできるようになったと説明した
綱手「……自来也の才能がないだけなのか?」
自来也ですら10年以上かかっているのに、仙人モードになると蛙っぽくなるのをこの前自来也がいる時に聞いた
それなのに目の前の少年はそれを2年と少しで習得し終えたらしい
そして最後にチョウズメは綱手ならしないと思うが、念押しをしておく
チョウズメ「僕はこの力を手に入れてから、忍術による暴力を極力振るいたくなくなりました」
綱手「それらの力を簡単に振るわれたらたまらん」
チョウズメ「僕は思うんです。世界の皆が平和を望めば、世界は自ずと平和になっていくのではないかって」
綱手(やべえ、こいつ修行のしすぎで壊れたか)
綱手は目の前のチョウズメが色々頑張りすぎて、精神的に少しおかしくなっていると結論づけた
行く前はこんなことを言うやつではなかったのでしょうがないと言えばしょうがない
チョウズメ「僕は争いを対話で解決ができるなら対話で解決したい。でもそれが出来ず襲ってくる相手なら容赦なく忍術を使います。綱手さんは僕を他国へ侵略するための兵器として使いますか? 木遁に氷遁に仙術を持っていますけど」
綱手は先程思ったことを訂正しようと思った
綱手「強い力を手に入れれば自重してしまうのが常だ。だがチョウズメはその力を手に入れた結果、力を使わない平和を求めるようになったのか」
綱手は正座している二人の間に立ち、二人の頭を優しく撫でる
綱手「私はチョウズメを、お前達を兵器として使わなくて済むなら、絶対に使いたくない。」
綱手は膝立ちになり、あまりにも巨大な力を持ってしまったであろう二人を優しく抱きしめる
綱手「私が何があっても守ってやる。ガキがそんな心配するんじゃないよ」
疾風伝にすぐに移行みたいな感じに書いてましたが、軽く交流してからナルトを帰還させます
チョウズメは綱手と時間が空いたら飲む約束をしてから、家に帰ってきた
フウ「あれ?なんか綺麗っすよ?」
チョウズメ「ヒナタがやってくれるって言ってくれたからお願いしたんだよ」
フウ「……ヒナタっすか」
フウが二人に出会った時からヒナタはチョウズメに好意的に接していた
それなのに自分は先に色々結ばれてしまって申し訳なくなった
チョウズメ「挨拶は明日にして、今日はゆっくりしよう。猿山ではのんびりした時間なんてなかったからね。それとも滝に報告に行く?」
フウ「ほ、報告っすか!?……いや、いいっす。暁のことが終わるまでは」
チョウズメ「わかった」
チョウズメとフウはその日ゆっくりしようとしたが、ある人が訪ねてきた
ハナビ「こんばんは、チョウズメさんおかえりなさい」
帰って少ししたら懐かしの白眼による透視を感じていたので、誰が来たのかは玄関に行かなくてもわかっていた
チョウズメ「ただいま。明日にでも挨拶に行こうと思ってたのに」
ハナビ「たまたま見てみたらいたので。それにチョウズメさんに早く会いたかったから」
ハナビはそう言うと、チョウズメに抱きついた
チョウズメはそのハナビの頭を優しく撫でる
チョウズメ「僕も会いたかったよ。2年くらいで身長も結構伸びたね。服も前よりも更にオシャレになってるし」
ハナビ「分かりますか! 気がついてもらえて嬉しい! チョウズメさん、私はあと数年でアカデミーを卒業します」
ハナビがチョウズメと出会ったのが7歳。
あの後から大体3年ほど経ち、今ではハナビも2桁の年齢にまでなった
チョウズメ「昔に言った言葉を撤回する気は無いよ。ハナビが忍者になったら、もう一度ハナビの気持ちを聞くね」
もし別の奴をハナビが好きになったら……チョウズメはやばい思考に行きそうになったのでそこでやめた
ハナビ「待っててくださいね!」
チョウズメ「うん」
チョウズメは軽く抱き合ってから、ハナビは笑顔で帰っていった
(疾風伝まで2/2、ナルト帰還まで1/1)
フウ「それじゃあ、木の葉に出来ているはずの滝の事務所に行ってくるっす」
チョウズメ「いってらっしゃい。僕は挨拶に行こうかな」
フウとチョウズメは共に朝食を食べ、フウは2年半前に建築を始めたはずの滝の事務所に向かった
安価で会いに行かなくても挨拶自体はします
安価
下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)(ゾロ目以上確定)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(低難易度判定)
12 アスマに会いにいく(中難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
14 フウに会いにいく(低難易度判定)
ヒナタが用事でいない可能性
下1
確定成功(ゾロ目引き継ぎ)
ゾロ目以上で00へ
ヒナタ「本当!?」
ハナビ「うん。今朝帰ってきたみたいだよ。フウさんもいたけど」
チョウズメが帰ってきた次の日、ヒナタはハナビからチョウズメの帰還を聞いた
だが、そこで聞きたくない情報を聞いた
どうやら自分の友達でもあるフウが一緒に帰ってきていたそうだ
ヒナタ「後でチョウズメくんに会いに行ってくるね」
ハナビ「いってらっしゃい」
ヒナタ「……」
ヒナタは悩んだ
フウに負けないようにするにはどうすればいいか
ヒナタは覚悟を決める
コンマ下1
30以上でヒアシの元へ
滝はこのあと描写します
ヒナタ「……」
ヒナタはヒアシのところに向かわずに、チョウズメの元へ向かった
ヒナタ「チョウズメくん!」
チョウズメ「ヒナタ! 久しぶり」
チョウズメとヒナタはチョウズメの家の近くで出会った
ヒナタ「大丈夫だった? 怪我はない?」
チョウズメ「もちろんだよ! ヒナタは服装変えたんだね」
性を意識するようになったチョウズメからすると、ヒナタの紫パーカーはタイミングによっては上半身のラインが出たりしているので、色々と気が気じゃない
ヒナタ「うん、あの格好じゃ、その」
胸が大きくなったから、前の服装(1部)は出来なくなったとはヒナタは言えなかった
チョウズメ「こっちも僕は好きだよ」
ヒナタ「あ、ありがとう!」
ヒナタの真っ赤になりながらも微笑むその顔に、やはりヒナタのことも愛しているのだとチョウズメはわかる
チョウズメがカグヤに特に感謝していることは、好きと愛するの違いを理解出来るようになったことだ
チョウズメ「あのさ【安価】」
安価
下1
1 大事な話がある
2 お話をしよう?(告白は別の機会へ)
チョウズメ「あのさ、大事な話があるんだ。いつもの公園に行かない?」
ヒナタ「……うん、いいよ」
チョウズメはアカデミーの頃のように、ヒナタの好物なシナモンロールを買って、公園へと向かう
ヒナタは泣きそうだった
大切な話がある
ハナビが言うにはどうやらチョウズメはフウと共に修行へと言ったらしい
友達であるヒナタだからわかる
フウはその間に絶対にチョウズメと結ばれたであろうことが
あの積極性、一緒にいると何だかんだ笑顔にしてくれるあの可愛さ、そしてスリム(自分比)
そんな親しい女の子が2年以上一緒の場所で修行をしていたら、きっとヒナタが男だったら惚れるだろうと思う
だから、これは自分の気持ちに薄々気がついているチョウズメの最終勧告なんだろうと、ヒナタは泣きそうになった
チョウズメは昔を思い出しながら、ヒナタを公園に誘って、ヒナタの好きなシナモンロールを食べたあとに告白をしようとした
だがヒナタは不安で泣きそうになっていることが、忍宗を使わなくてもわかる
ヒナタは自分が愛されていないと思っていることがわかる
ならば公園での予定を繰り上げ、証明をしてから告白をすることにした
ヒナタ「……その、お話って何かな?」
チョウズメ「ヒナタ、こっちを向いて」
ヒナタは下を向いて俯いてしまっているので、チョウズメは言葉をかけるが下を向いたままだった
なので、チョウズメはヒナタの顎を軽く上に持ち上げて
チョウズメ「好きだよヒナタ」
ヒナタ「……んんっ!?!」
紅に習った大人のキスをした
チョウズメ「僕は一般的に言ったら屑だと思う。僕は四人の女の子が好きで、しかも全員を手放す気は無い。みんなに愛されたいし、愛したい。フウにも既に告白をしている。でもやっぱりヒナタのことを諦めるなんて無理だった。僕は日向ヒナタさんのことが好きです。結婚を前提にお付き合いしてください」
ヒナタ「……あれ?痛い」
ヒナタは約三年前には見たことないほどの凛々しい真面目な顔で自分に告白してきたチョウズメが見える
まずチョウズメが異性を異性として見ている
ヒナタはわかった
これはいつもの夢だと
だが、頬をつねっても痛い
ヒナタ「チョウズメくん、これって夢?」
チョウズメ「ううん。これは現実だよ。もう一回証明する?」
ヒナタ「お、お願いします」
二人は公園であることを忘れて、し合った
チョウズメ「改めて言うね? 僕と結婚を前提にお付き合いしてください」
ヒナタ「不束者ですがよろしくお願いします」
ヒナタは涙を流しながら笑顔でそう答えた
その日の夜
フウ「ヒナタにもちゃんと言ったんですね」
チョウズメ「うん。ごめんね? 僕のわがままばっかりで」
フウ「本当はあっしだけを愛してほしいっすよ? でもチョウズメのその部分を変えるのなんて無理っす……でも、ちゃんと愛してくれなかったらキレますから。革命しますから」
チョウズメ「うん。分かってるよ」
ヒナタは日向邸に帰った
チョウズメはヒナタにも一緒に暮らす?と聞いたが
ヒナタ「ま、まだ覚悟がね? その、女ののは色んな覚悟があるから、もううちょっと待ってください」
との事だったので、ヒナタはちょこちょこ泊まりに来ることになった
フウ「さて、あっしの彼氏は色々と抜けてるところがあるっすから指摘してあげるっす」
チョウズメ「なんかあった?」
フウは重明の助言を参考にして、チョウズメに指摘する
フウ「まず木の葉では重婚が出来ないっす。チョウズメは誰かひとりと結婚して、ほかとは結婚しないとか、全員と結婚しないとかは嫌なんすよね? あっしは結婚したいっす」
チョウズメ「好きな子とちゃんと結婚して夫婦になりたい。それでちゃんとした父親になりたい」
フウ「まず四人を孕ませようとしてる時点でちゃんとしてないっすよ?」
チョウズメ「……」
チョウズメは黙りこくった
猿魔に言われたことがきっかけとはいえ、猿山と人間社会が違うことくらいわかっている
とりあえず綱手と今後話そうとチョウズメは心のメモ帳に書いた
フウ「2つ目が家が小さいっす。ハナビちゃんのことは聞いたっすけど、紅さんに受け入れられた場合、すぐに一緒に暮らすよね? でも、ここは二人でしか住めないっす。生活スペースにゆとりを持てないのはストレスになるっすよ? 付き合ったり結婚してもプライベートスペースは大事っす」
チョウズメ「引っ越します。大きな家を買います」
チョウズメはプライベートスペースの重要性をあまり理解していないが、とりあえず頷いた
長い時は四六時中ハナビに見られているので感覚が麻痺している
フウ「3つ目これも結構大きな問題っす」
チョウズメ「……?」
フウ「日向の宗家の子供二人を日向から取ろうとしてるっすよ? 無理じゃないですか?」
チョウズメ「……なんとかします」
チョウズメは宗家とかそこら辺の事なんて全く考えてなかった
フウ「他にも色々あると思うっすけど、これくらいですかね?」
チョウズメ「改善出来るように頑張ります。あとお金も積極的に稼ぎます」
フウとの第一回家族会議はこれにて閉廷
日向についての詳しいことは家庭で教えてもらうと思うんですがチョウザに教育されておらず(母親が日向についてをあの家庭環境で教えるのか?と思った)
常に見られているからプライベートに関することが麻痺していて
ちゃんとした家族というものを分かってません
ちぐはぐな感じなので多分こんな感じかなと
繋がり最優先男ですから
次は角都と飛段はチョウズメに干渉されていないので原作通り滝にいる時の描写
飛段「角都! 意気込んできたのにどういう事だ!」
角都「黙ってろ馬鹿」
飛段と角都、特に角都はイラついていた
二尾を捕獲したあと、続けて七尾を捕獲しに来た
七尾は角都のよく知る故郷である滝隠れの里にいるはずだった
なのにその七尾の人柱力がいなかった
飛段「居なかったとしても何かしらの情報は手に入れてきたんだろ?」
角都「黙ってろ!!」
飛段「なんだよこええな」
角都は昔に作った裏道から里に侵入し、里の主要な施設に潜入した
七尾の人柱力がいないのであれば、場所を突き止め行けばいいだけ
角都(なのに何故誰も七尾の人柱力の居場所を知らない!)
ノルマ期間まであと少しなのに、七尾の人柱力の所在が一切わからないのだ
何人かを秘密裏に拷問したが、誰も本当に知らないっぽいのだ
フウを殺された原作の恨みも込めて角都をチョウズメにボコってもらいたい
柱間を彷彿とさせる木遁でボッコボコやぞ
角都(里長のシブキなら言っているだろうが、言う前に自害するだろう)
暁はもう存在を隠していないが、もし人柱力狩りを公表されるような何かがあっては困る
各国は人柱力が死に、尾獣を奪われたとしても公開はしないだろう
当然だ、そんなことを言ったら国力が大幅に下がっていると公言しているようなものだからだ
だがまだ自分の里の人柱力が死んでおらず、目的を知られた場合、ひたすら隠されてしまうだろう
角都(この馬鹿のおかげで少し頭が覚めた。七尾は現在所属不明。ペインに報告後賞金首狩りをしながら、情報収集をすればいいだけの事)
角都が七尾を狩ると決めたのはイタチがあることを言っていた
イタチ「自分は七尾以降を狩る」
角都はイタチに拒否されてから嫌っており、ならとりあえず七尾を狩ってやろうと思った迄
更に七尾は滝の尾獣なので、自分なら楽だと思ったからだ
角都(八尾か九尾。雲より木の葉の方が近いか。イタチは九尾が担当だったな。それなら七尾の情報を集め、賞金稼ぎ狩りをしつつ、九尾が可能なら狩るか)
几帳面な角都はノルマを満たせないというのは絶対にありえない
もし七尾が見つからなければ九尾を狩ろうと決めた
角都は拷問した何人かの人間のうち、ビンゴブックに乗っている多少安いヤツらの死体二つを持ち上げた
角都「換金所によってから、元・守護忍十二士の地陸を狩るために火ノ寺に行く」
飛段「角都のノルマはどうすんだよ」
角都「七尾を捜索し、駄目なら九尾を狩る」
飛段「あいあい。とりあえず道端でばったり会った人間でジャシン様へのお祈りをしねえとな」
角都と飛段は火ノ寺へと向かった
✕ 角都(里長のシブキなら言っているだろうが、言う前に自害するだろう
○ 角都(里長のシブキなら知っているだろうが、言う前に自害するだろう
>>618
柱間の暗殺を失敗した結果滝から抜けた角都にそれはエグすぎと思った
ノルマを優先すると思ったので、滝で時間をかけずに情報収集兼賞金首の地陸の元へ行くことに
人柱力狩りが公言されて隠れられたらノルマが遅れますからね
原作は知りませんが、イタチが前の会議で七尾以降を狙うと言っていた(言わせた)ので、飛段は七尾を狙っています。九尾でも可
ご指摘があったので説明追記
原作では二部開始直前に七尾が狩られてからの二尾ですね
ですがこの世界の七尾は砂の中忍試験に出てこず、木の葉の中忍試験以降はほぼ木の葉にいて手が出せず、そのあと三年は音沙汰がありませんでした
全く持ってどこにいるか分からない
まず逆口寄せで秘境入りとか想定外でしょうし、それなら分かっているはずの二尾から先に行くのかなと思いました
ですから原作では
七尾(滝近く)→二尾→地陸
ですがこの作品では七尾に行こうとしたけどいないから
二尾→七尾→地陸
になりました
というか暁は下位構成員とかいないっぽいですし、その役目である雨も外には出ない
それなのにどうやってあんな情報収集力があったんでしょうね
ペインとか雨から動かないし、オビトが情報集めをするとしても限界ありますし、ゼツは加工されていない地面や木に潜入できるくらいですし
チョウズメ「お願いします」
綱手「土下座したって無理だ!」
チョウズメ「頑張って功績をあげても?」
綱手「……それならわからんでもないと思うが、だからって暁を倒しに行くのはやめろ!」
チョウズメ「……駄目?」
綱手「駄目だ」
チョウズメは火影の執務室で土下座をしていた
綱手は気持ちはわからんでもないが、一人のために特別ルールを作るわけにもいかないので却下している
その時、扉がノックされた
綱手「とりあえず立ち上がれ。私が恥をかくだろ。入っていいぞ」
チョウズメ「はい」
ヤマト「こんにちは」
チョウズメ「ヤマトさん!」
ヤマト「あのさ、この仮面見える? 僕は暗部の忍び、テンゾウね?」
ヤマトが暗部の使者として火影の執務室に現れた
よく考えたら確かにそうですよね
なんで暁は人柱力の場所と名前と顔を知ってるんだよと思ってたけど、あの世界は街中ですら均してるだけでしたね
綱手「……なんだヤマトか」
綱手はヒルゼンがヤマトにテンゾウという名を与え、比較的火影よりだけどダンゾウにも重宝されているのを知っている
ヤマト「……もういいです。ダンゾウ様から言伝です」
ヤマトがダンゾウという名前を出して瞬間、綱手は酸っぱそうな顔をした
綱手「……手短に頼む」
ヤマト「ダンゾウ様は許可を出すそうです」
綱手「なんのだ?」
ヤマト「チョウズメくんの重婚です。御意見番も既に丸め込ん……説得したようですよ」
綱手「はああああああ!?」
綱手は勢い余って執務机をぶっ壊した
ヤマト「ダンゾウ様はチョウズメくんの氷遁を知っています」
なお仙術も木遁も知らない模様
チョウズメ「書類整理手伝います」
チョウズメは散らばった書類を見て、ヒルゼンと共にした書類整理を思い出した
ヤマトの言葉に耳を傾けつつ、整理を手伝う
綱手「ああ、知ってる。助かる」
ヤマト「ダンゾウ様は言っておられました。氷遁を使える子を一人でも多く輩出するのなら、認めてやらないことも無い。というより、チョウズメくんが子作りに拒絶的な子であった場合、薬で無理やりやらされていたと思います」
ヤマトは具体的なことを言い出した
女性を一人娶るのならまだいい
だが男色や両刀は論外だとダンゾウは言っていたそうだ
綱手「ダンゾウは氷遁を増やしたいから、肯定的なのか」
ヤマト「はい」
綱手「……前向きに処理をすると伝えろ」
ヤマト「それでは」
ヤマトは伝えるだけ伝えて、執務室をあとにした
チョウズメ「そこ間違ってますよ」
綱手「おい、チョウズメ。姉弟子からの命令だ。これを早く終わらせて、飲みに行くぞ。お前の奢りだ」
チョウズメ「え?」
綱手「飲まなくちゃやってられないって言ってんだ! ジジイは影分身をたくさん出させてやらせてたんだろ? 手伝え。考えるから」
チョウズメ「はい!」
予想外の援護攻撃により、チョウズメはいっぽ進んだ
ハーレムルートの第一関門
木の葉は重婚できない
おたすけキャラダンゾウ(単婚だと邪魔になる)
条件
1.ダンゾウに血継限界のことを知られている
2.ダンゾウに木遁とうちはの真実を知っていることを知られていない
3.一定の功績を有している
1は氷遁
2は木遁修行場を猿山を選択したことによりノー判定でうちはの真実はイタチが記憶を封じていたから肝心なことは覚えてなかった
3は君麻呂単独撃破ですね
チョウズメは重婚を考えるという餌に釣られて、柱間細胞を吸収したことによるチャクラ増大の効果もあり、たくさんの影分身を出して、書類仕事を一気に終わらせた
チョウズメ「ひ、久しぶりで疲れました」
綱手「ああ、そうか。それじゃあ行くぞ」
チョウズメ「知りませんよ?」
綱手「私が小僧に酒飲みで負けるわけないだろ」
綱手はチョウズメを連れて、少し高めの居酒屋に向かった
綱手「店長!これとこれとこれを瓶で!」
店長「綱手様か。そんなに飲めるのか?」
綱手「こいつと飲み比べをするからいいんだよ」
店長「まだ子供じゃねえか……知りませんからね」
その店の店長はそい言いながらもお酒をどんどん持ってきた
チョウズメ「本当に大丈夫ですか? 僕強いですよ?」
綱手「余裕だわ。私が勝ったらここの支払い全部を払ってもらえればいい」
チョウズメ「僕は【セリフ安価】」
綱手「負けないからなんでもいいがな。さて、飲み比べを始めるぞ!」
コンマ
下1
5以下で綱手に飲み比べで負ける
安価
下3
チョウズメが飲み比べに勝った時に要求すること
比較的軽いことなので二ついきます
チョウズメ「新しい大きな家が欲しいので紹介して欲しいです」
綱手「そんな事か。私のおっぱいをとかでもいいんだぞ? 自来也ならそう言ってたな」
チョウズメ「いえ、べつにそれはいいです。フウのがいますし。あと比較的報酬のいい任務をお願いします」
綱手「女のためか?」
チョウズメ「好きな人達のためです」
綱手は大きな声で笑ったあとに、酒をついだ
チョウズメ/綱手「乾杯!」
そして1時間ほどが経った
綱手「……うっぷ。なんでそんなに酔いが回ってないような感じなんだ! おかひいらろ!」
チョウズメ「僕の体は異常に酒に強いみたいなので」
チョウズメはケロッとしていた
それに対して綱手は頭を机につけて、呂律が回っていない
チョウズメ「家の件お願いしますね」
チョウズメはそれだけ言うと、店の会計に向かった
店長「掛けてたんだろ? なら半分だね。綱手様は安心してくれていいよ。もうすぐシズネさんがきて連れて帰るから」
チョウズメ「わかりました。ありがとうございます」
チョウズメは綱手に約束を事を書いた巻物を胸の間に放り投げてから、その場をあとにした
フウ「くっさ! 酒くっさ! どんだけ飲んだんすか?」
チョウズメ「これくらい?」
フウ「チョウズメは酒飲みまでおかしいレベルなんすね」
綱手と飲んだ日、チョウズメはフウに臭いと言われて落ち込んだ
チョウズメは綱手と飲んでから少し日がたった
その日、朝から外に出ていたフウが戻ってくると言った
フウ「九尾の子が帰ってきたらしいっすよ? 確かナルトでしたっけ?」
チョウズメ「修行終わったんだね。料理の腕が上がってたりするのかな?」
安価
下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
2 ナルトに会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(低難易度判定)
12 アスマに会いにいく(中難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
14 フウに会いにいく(低難易度判定)
紅が別の仕事でいない可能性
下1
10以下で会えない
疾風伝入る前の自由安価が紅でしかもまたゾロ目に決まったところで本日はここまでです
いつもよりも早いですが眠いので
疾風伝に入って、すぐに我愛羅の襲撃ですが、我愛羅の戦闘描写に入る前にいくつかのコンマ判定があります
今日の判定の半分以上がゾロ目だった気がしないでもない
ヒナタに告白した数日後、二人に紅にも愛を伝えることを言った
ヒナタ「……チョウズメくん、本当にハナビもなの?」
まだ更新しません
ミスって書き始めを投稿してしまっただけです
申し訳ない
ヒナタに告白した数日後、二人に紅にも愛を伝えることを言った
ヒナタ「……チョウズメくん、本当にハナビもなの? 紅先生は何となく分かってたけど」
チョウズメ「うん。僕はヒナタが好きだけど、これだけは止められたって止まらないよ。ハナビも好き」
フウ「最初にキスされて告白されたら惚れるって最高にちょろいっすよねチョウズメって」
チョウズメ「……友達になって一番初めにお風呂に連行した人がそれを言うの?」
ヒナタとフウは二人で話があるらしく、チョウズメを二人は家から見送った
紅はチョウズメから告白される前、ヒナタがチョウズメの告白を了承し、その事をヒナタは紅に報告した
そしてヒナタはまだチョウズメがもう一人にも告白するみたいであることを紅に言った
ヒナタは口に出さなかったが、紅へ告白してくるという事は暗に言っていた
それを聞いた紅は、ヒナタと別れたあと、全力ダッシュである場所へ向かった
紅「綱手様! 相談があります!!」
綱手「私は火影であって、相談を聞くためにここに座っている訳では無い!……早く座れ」
火影の執務室だった
最近くノ一の噂話ネットワークで綱手に相談したらうまくいったという報告が数多く寄せられていた
綱手は見た目は若いが、既に自来也並の年齢だ
その人生経験や旅をして得た様々な知識を使って、綱手は最初に何気なく相談に乗り、それに対して回答した
そのあとその事を聞いた人が、相談しに行き、うまく行き、その事がまた広まりとどんどん綱手は相談回答マスターとして名を馳せていた
綱手「それで紅は何を相談しに来たんだ?」
紅「チョウズメくんに告白されそうなんです」
綱手「ぶっふー!」
綱手は持っていたお茶を吹きこぼした
綱手(チョウズメは確かに日向の上の方(15歳)と下の方(10歳)と親密な仲だったはずだ。滝のフウもヒナタと同じくらい。ここまではまだ……ハナビがおかしいが分かる)
綱手「紅は今年でいくつだ」
紅「30くらいです……」
綱手「倍違う人に告白する気なのかあいつは」
もし綱手が幼少期に会っていて、紅のような立場だったら告白されていたので、年齢はさほど関係ないのだが、流石にそこまでは分からなかった
紅「あ、あの、私はどうすればいいでしょうか?」
綱手「まず、紅はチョウズメに手を出してないんだよな?」
ここ3年は木の葉にいなかったので、紅がもし手を出していたら12歳
それよりも前からそういうことをしていたのなら、色々とまずい
警察が動く
紅「…………」
紅は大人なキスをしたことを思い出し、何も言えなかった
綱手「うーん、はぁ……」
綱手は弟弟子のせいで絶対にいくつか年取ったわと思った
綱手「上忍である紅には言っておくが、チョウズメの重婚は多分認められる」
紅「……え? な、なんでですか?」
綱手「暗部との色々があり、認めなければいけなくなった。きっと周りの目は冷たいものにかるかもしれないが、紅が好きな方を選べ」
紅「……好きな方を選んでもいいんですか?」
紅は怖かった
自分だけ若くなく、更に責任ある上忍なのだ
自分で自制して断らなければいけないと思っていた
だが、火影から許可が出た
紅「ありがとうございます……あのもう1ついいですか?」
綱手「なんだ?」
紅「ほかの子と比べて私は若くありません。ど、どうすればいいでしょうか!」
綱手「そんなこと知らん!!…………はぁあああああ。紅は医療忍術を習得する気は無いか?」
紅「医療忍術ですか?」
紅はそのあと不安な色々が解決し終わるまで綱手に相談し続けた
紅「2倍も歳が離れていてもいいのなら、末永くよろしくお願いします」
チョウズメの告白はヒナタの時のような感じだったが、紅は綱手に背中を押された(押してない)ので、覚悟を決めて言葉に答えた
そして綱手の酒の飲み比べの約束が果たされた?
フウ「でかいっすね」
ヒナタ「日向のお屋敷と比べたら小さいけど、一般家庭としては大きすぎるような?」
紅「この家を綱手様が?」
チョウズメ「……そ、そうですかね?」
最終的に五人家族(妻4)になる予定で更に子供も増えるのだが、それを考慮しても大きい家をチョウズメは頂いた
紹介されたではない、頂いたなのだ
チョウズメはこの建物に来る道中、ある木遁使いに手紙を渡された
「子は最低でも5人は作れ。そのための先行投資である。氷遁の血を増やすために、任務よりも子作りをせよ。金儲けよりも血筋を増やせ。木の葉の力を強靭にするために、孕ませよ。 志村ダンゾウ」
チョウズメ「……子供できなかったら暗部に狙われるのかなこれ」
チョウズメはダンゾウに物凄く目をつけられた
ナルトが木の葉に帰っています
我愛羅は人柱力と打ち解けることが出来る可能性をこの時点で知っています
そして改心後我愛羅なら何度も対話をするでしょうし、九尾関連以外なら真摯に向き合えば守鶴(一尾)は割と答えてくれるやつのはず
守鶴が我愛羅との対話に答えたか
コンマ
下1
50以上で守鶴は我愛羅と対話をし始めていた
ほい?
あー、了解です>>661を採用
どの程度我愛羅と守鶴は親しくなった?
コンマ
下1
80~ 仲良し
51~80 積極的に声をかけてくる+力が必要な戦いでは貸してくれる(バージョン1と寝れるようになる)
21~50 危なくなったら力を貸してくれるくらい(寝れるようになる)
~20 一応話す程度
ゾロ目は重明とフウみたいな感じで最高の友
我愛羅「暁か……どう思う?」
守鶴『本来なら単独で忍びだろうと、俺たちが憑いてる人間に勝てるわけがねえ! だが、それを承知で俺たちを狙ってんだ。クソ狐のいる里の言う警戒レベルよりももっと上げとけ!』
我愛羅「了解した」
守鶴『あと、お前が寝ている間は俺が周囲警戒をしておいてやる。安心して寝ろ』
我愛羅「いつも助かる」
守鶴『てめえの為じゃねえ。居心地のいい器が死なれると俺が大変なんだよ、分かってるだろうな!』
我愛羅「ああ、ありがとう」
我愛羅はそのあとすぐにベッドで寝た
一尾を封印している封印術は人柱力が寝てしまうと封印が弱まり、そして一尾、守鶴に体を本来なら乗っ取られてしまう
現在も我愛羅の体は守鶴に主導権が移っているが、
我愛羅(守鶴)「……」
守鶴は暴れることなく、我愛羅の体を休ませるために、体を休ませている
我愛羅はサスケ奪還作戦のあと、チョウズメにあることを聞いていた
それは人柱力の中に尾獣と対話ができる空間があるという
そしてチョウズメはある人柱力の中にいる尾獣と仲良くなったとも言っていた
尾獣と仲良くなる
そんなことは一度も考えたことなかった
尾獣、一尾とは自分の体を奪おうとする化け物であり、自分が化け物と呼ばれる原因とだけ考えていた
だが、仲良くなれる、話すことが出来ると言うのを知った時
我愛羅「俺はもしや、俺がされてきた事と同じことを一尾にしていたのか?」
それから我愛羅は一尾に何度もしつこく声をかけ続けた
そしてある時、我愛羅は一尾のいる精神空間に呼び出された
そこで我愛羅は一尾に様々な方法で脅されたが、その時の我愛羅はその脅しの意味がわかっていた
どうせ拒絶され、恐怖されるから自ら化け物になっているだけだと
昔の自分と同じだと
そのあとも何度も一尾の元に足を運び、そしてある時一尾は言った
守鶴「一尾一尾うっせえんだよ。俺には守鶴っていう名前があんだ」
我愛羅「わかっていると思うが、俺は我愛羅というよろしく頼む」
守鶴「ふん」
それから守鶴と我愛羅は少しずつ話すようになった
サソリ「その程度で大丈夫なのか?」
デイダラ「おいらの術は全て芸術だ……それにちゃんと十八番も持ってきているしな、うん。なんせ相手は、一尾だからな、うん」
サソリ「だからこそ聞いた。十八番ありのその程度で済むのかと」
デイダラ「俺の芸術を舐めすぎじゃないか……うん。一尾は八尾と違って、尾獣と連携が取れない人柱力だと聞く……。なら余裕だな……うん」
サソリ「そうか……ならばいい」
暁のデイダラとサソリは砂の里に侵入した
会話に入れ忘れたのでここで補足
我愛羅はテマリとカンクロウ以外には守鶴と仲が良くなったことを言っていません
どうせ言っても信じませんし、守鶴は我愛羅は信じても他人は信じないからです
我愛羅がどうしてもと言うので守鶴はこの二人に伝えるのは認めました
守鶴『おめえ! 隈取り忘れてんじゃねえよ!』
我愛羅「すまない、助かった」
寝れるようになった我愛羅は当然クマが無くなってしまったので、メイクで一々付けています
守鶴『…………おい、なんか入ってきたぞ。赤い雲、暁が侵入してきてんぞ! 何をやってんだ! 上空を飛んでるから早く殺せ!』
我愛羅「助かる」
デイダラが里に侵入し、空を飛んですぐにその存在がバレた
守鶴が一度我愛羅の体の主導権を握り、第三の目をいくつか作り、守鶴の目と繋げていた目がそれを捉えた
デイダラは上空の見張り三人に向けて、隠密殺人用の蜘蛛起爆粘土を投下した
しかし
ズズズ!
砂の塊がその粘土を潰した
我愛羅「貴様が暁か」
デイダラ「ほう、気がつくのが異常に早いじゃんか、うん」
デイダラはすぐに巨大な鳥型起爆粘土に飛び移り、我愛羅の砂を避けながら空中へと退避した
砂は同盟里であり、綱手の要請でサスケの時に来たりしています
綱手は砂の里自体は信じてなくても、我愛羅という若き芽は信じている可能性がある
コンマ
下1
70以上ならチョウズメのイタチから聞いた暁の情報を全て渡していた(デイダラの戦い方を情報として知っている)
69以下なら原作の通り、暁の存在と人柱力狩りの情報のみ渡されていた
デイダラ「しかしおいらのこと良くわかったな」
我愛羅「そんな目立つ格好をしているのに何を言っているんだ?」
デイダラ「へっ、隠密行動は失敗だな、うん。だが、おかげでてめえを探す手間が省けた……うん」
我愛羅はデイダラが勝手に喋っている間に、里の周りから砂を操作して集める
本来なら我愛羅だけなら一方向から砂を持ってくるくらいしか戦闘をしながら維持出来ないのだが
守鶴『もっと持ってこい! これだから人間は……』
守鶴も手伝い、里の周り全方位からデイダラに向けて砂が殺到する
デイダラ「おいおい、流石にこの地の利はズルすぎるな、うん」
デイダラは全方位からくる、砂で出来た巨大な鋭い手を避け続ける
デイダラ(次のは早いぜ、うん)
デイダラは素早いスバメのような起爆粘土を我愛羅に向けて放つ
だが
守鶴『早いなら押し潰せばいいんだよ。あはははははは!!』
我愛羅「いや、それよりも…………頼む」
守鶴『死ぬなよ!』
我愛羅「俺には母さんがいる」
守鶴が素早い起爆粘土を質量による囲い込みで潰そうとしたが、我愛羅は別のことを頼んだ
そして我愛羅の近くに来た起爆粘土が
デイダラ「喝!」
爆発した
我愛羅は目の前まで来た爆発物が爆発する前に、砂の球体で体を包み、爆発からを守った
そしてデイダラの周りにはいくつもの砂で出来た目が浮かんでいる
デイダラ「まるで中身を守る卵の殻だな、うん」
デイダラはそんなことを言っていたが、状況は緊迫していた
守鶴『砂縛牢! 死ねぇぇぇぇ!』
我愛羅が操るよりも十数倍の多さの砂にデイダラは囲まれていたのだ
尾獣は人柱力の中にいても、チャクラを外に放出できる
バージョン1などで人柱力が尾獣のチャクラを纏っているからそれも分かるだろう
そして一尾、砂の守鶴は尾獣の中で唯一、人間の忍術すらも使う
我愛羅とは別の視覚を砂の目で作り、守鶴は我愛羅の中で術を発動させた
デイダラ「これ、ガチでやべえな、うん」
デイダラは砂の包囲網から逃げるために、鳥の起爆粘土を急かす
コンマ下1
81~ デイダラは潰れる
61~80 デイダラの両足と片腕が潰れる
41~60 デイダラの両足が潰れる
21~40 デイダラの片足が潰れる
~20 鳥の起爆粘土だけ潰れる(原作)
デイダラハードモード
デイダラは鳥の起爆粘土を爆発させて、その勢いで何とか砂縛牢から抜け出した
だが、その代償に右足が持ってかれていた
そしてまだデイダラの劣勢は続く
今さっきの砂縛牢は我愛羅が発動させた訳ではなく、守鶴が発動していた
なら手の空いている我愛羅はというと
我愛羅「砂縛柩」
周りから集めた砂を先に先行させておき、デイダラを砂漠の柩が御出迎えした
我愛羅が砂縛牢を使わずに砂縛柩を使ったため+10
コンマ下1
61~ デイダラは体を砂縛柩
41~60 全ての四肢が損失する
21~40 腕と残りの足を持っていかれる
~20 腕を一本持っていかれる
デイダラ「!!」
デイダラは見えた
砂の卵から顔を少しだけ覗かしている我愛羅の顔を
その顔の目の周りの黒いクマが若干ズレていることに
デイダラ(ゼツの野郎、一尾と人柱力は協力関係にないってのは間違えじゃねえかよ、うん)
一尾が非協力的なら人柱力は寝れないはずなのだ
その目の周りのクマがズレているという事は、あえて作ったということ
クマがないということは寝れている、一尾に寝ても体を奪われないということ
デイダラ(あーあ、最高の芸術で死ぬ前に、)
グチャり
我愛羅の砂縛柩に完全に潰されてデイダラは死んだ
完全体の姿ですら砂を使う守鶴ですので、我愛羅と同じように砂を操れると考察
ただ単に砂の動かせる量が十数倍になった我愛羅の戦闘方法とかこの時点で勝てるのは暁ではペインと須佐能乎使ったイタチ、鬼鮫ワンチャンくらいですかね
あとデイダラは呪印完全解放前のサスケの速度すら早いと思う程度の速度
ちなみに暁最遅は飛段
砂の里の忍び及び我愛羅及び第三の目守鶴から見つからずに、あの姿のサソリが逃げ出せる可能性
コンマ
下1
5以下でサソリは逃げ出せた
サソリは元砂の忍びだから分かる
サソリ「あの量の砂を人間だけ、人柱力だけでは操作なんて出来ない。一尾が人柱力に手を貸しているなら……デイダラは今の粘土では無理だな。俺は先に一時撤退をしよう」
サソリは乗り込んでいる傀儡ヒルコの速度では、砂のあるこの場所で我愛羅と戦うことになる
サソリ自身の戦い方では我愛羅との相性は激烈に悪いので、ヒルコを捨てて、砂漠を駆ける
サソリ「デイダラめ、時間稼ぎすら出来ないのか」
守鶴『だからこっちにいると言ったろ! まあ、ここなら俺たちは最強だああああ!』
我愛羅「逃がすと思うか、暁」
360度砂に囲まれた砂漠で、サソリは我愛羅に追いつかれてしまった
しかも既にサソリは浮遊する砂の包囲網の中にいた
サソリ「チッ」
我愛羅「流砂瀑流」
我愛羅はサソリの周りの砂を大量に使って、サソリを捕らえようとする
守鶴『砂縛大牢! うあははははははは! さっきよりも更に多くの砂を使って、確実に殺してやるぅぅううう!!』
守鶴はここに来るまでに回収した大量の砂で、空中からサソリを捕らえる砂の牢獄を狭めていく
サソリは飛べるが、デイダラのような鳥による飛行程度の速度しか出ない
そして360度上下左右から砂が迫ってくる
飛行と殺傷に使えるプロペラでも、腹部に仕込んだ毒付きワイヤーでも、火でも水でも対抗できない
サソリ「赤秘技・百機の操演!」
やばいと思って即口寄せした百を超える傀儡に体を守るように指示を出した
ゾロ目補正+フィールドが砂漠+守鶴がノリノリ
コンマ
下1
5以下でサソリは死を偽装して、なんとか逃げられた
サソリ(……これは駄目だ。コアすら残らず、)
サソリは我愛羅の流砂瀑流と守鶴の砂縛牢によって、傀儡も含めて全てが砂に飲み込まれた
そして尾獣と人柱力は共に術を発動させる
我愛羅/守鶴「『砂瀑大葬!』」
一国を落とした傀儡群も
コアさえ残ってればなんとでもなる人傀儡サソリも
そんなもの関係ないとばかりに質量という名の暴力によって全てが砕かれ、その場には何も残らなかった
守鶴『なんだよ、俺たち人柱力を狩るっていうから本気出したのに、全然じゃねえか! ものたりねええええ! 尾獣化まで用意しておいたんだぞ、ごらあああ!』
我愛羅「……守鶴が手を貸してくれなかったら、下手したら負けていたかもしれない。ありがとう、我が友守鶴」
守鶴『へっ! おら、早く帰らねえとじじい共がまた悪巧みすんぞ!』
我愛羅「ああ、そうだな」
この我愛羅は何事もなく、里に戻っていった
チヨバア「……あれ?私の出番は?」
ペイン「……」
小南「……」
鬼鮫「……ふむ」
イタチ「……」
飛段「……おせえな」
角都「……チッ」
トビ「……いやー、デイダラ先輩もサソリさんも遅いっすねー! まさか負けちゃったりー?」
ペイン「そう軽口を叩くな……ゼツ、砂を見に行け」
ゼツ「ワカッタ」(白黒ゼツはカタコトカタカナ表記だが、見づらいのでこれ以降普通に表記)
そして数十分後
ゼツ「デイダラは砂の里の中で、サソリは砂漠で一尾の人柱力に殺されたらしい」
ペイン「指輪は?」
ゼツ「粉々よりもひどい状態だから捨ててきた」
ペイン「……そうか。この集合は一尾の人柱力を確保してくる想定で行われた。一尾の人柱力が来ないのなら、この場で待っても意味が無い。解散とする」
その言葉で暁のメンバーは思い思いに動き出した
小南(三日三晩同じポーズは辛いからよかった……良くないか)
鬼鮫「無駄骨でしたね。それじゃあ、猿の人柱力を捕らえに行きますか」
イタチ「……」
鬼鮫(イタチさん、最近好物の団子を食べていませんから、口が寂しくて喋るのが億劫になってますね)
飛段「あー、三日三晩ジャシン様へのお祈りお預けされなくて良かったぜ」
ペイン「喋ることは考えてから話せ。一尾が取れなかったことは計画に支障をきたすことだ」
角都「その馬鹿に何を言っても無駄だ。早く火ノ寺に行けぞ」
トビ「もしかして僕って二段階も昇進しちゃいました? やっほー!」
サイ「もしかして僕がナルト達を理解しようとするあのイベントがなくなってしまった?」
ダンゾウはサスケを殺したいので、大蛇丸のアジトを発見している可能性
コンマ
下1
10以下でダンゾウは優秀でサスケのいるアジトを見つけている
ダンゾウ「大蛇丸め、完全に我々との契約を切りおったな……うちはサスケを抹殺される前にうまく動きおって」
サイ「……カカシ班に入り、もし遭遇したら始末します」
ダンゾウ「それでいい。ヤマト、あやつの女に子は出来たか?」
ヤマト「流石にまだです」
ダンゾウ「氷遁は木の葉の血継限界と言わしめるほど増やさねばな。あの術は使える」
橋
カブト「……来ない。どうやら本当にサソリは殺されたようですね、大蛇丸様」
大蛇丸「それならそれでいいわ。邪魔者がいなくなったのだからね」
アジト
サスケ「……ハハハ、これであいつの氷遁はどうにかなる。そして草薙の剣に雷遁なら、あいつの部分倍加と怪力であっても、切り裂ける」
チョウズメ「……」
紅「どうしたの? 手が止まってるわよ」
チョウズメ「なんか、なんだろう? 多分大丈夫かな?」
チョウズメは何かしらに乗っ取られそうになる気配がしたが、全くそんなことは無かった
白目化した目が疼いた気もしたが、この目はカグヤが魂の混在していた影響なのでもう何も無い
もしカグヤが混在し続けていたら、何かがあったかもしれない(尾獣が封印される度に浸蝕されるイベントがお披露目せずに終わった)
紅「ならいいわ。何かあったら言うのよ?」
チョウズメ「うん。みんなを悲しませるようなことは極力したくないからね」
フウ「今日の予定はなんかあるっすか? ヒナタが今日はお泊まりするそうっすけど……あっ、まだ手を出しちゃダメっすよ? ヒナタにもタイミングがあるんだから」
チョウズメ「その節はいきなり襲ってしまってすみませんでした」
チョウズメは性欲の解放をした時、フウの静止を聞かずにやり続けたことがあるため、その事では頭が上がらない
紅「大きすぎるから初めてだと辛いのよね……確か、今日からうずまきナルトが新術の練習を始めるそうよ」
チョウズメ「ふーん。僕ももっとちからをつけないとね。氷遁で周りの空間を瞬時にマイナス数十度にしたり、腕に属性チャクラを纏わせて殴ったりは出来るようになったけど、もっと強くならないと」
チョウズメがそんなことを言っている間、女性二人は話していた
紅「チョウズメは本当に戦いたくないのよね? なんかどんどん物騒な術を会得しているけど」
フウ「対話が通じない相手には問答無用っすからね。忍者的には対話をしようとしている分、平和なんじゃないっすか?」
紅もフウも仕事をしに行った
チョウズメ「……なんか最近僕の仕事が尽く別の人に取られちゃうんだよね」
暗部のトップが木の葉から出したがらないので、チョウズメに回ってくる仕事が減っていた
しかも極力木の葉を出るなと言われてしまっている
チョウズメ「修行もいいけど、せっかくだし誰かと会えないかな? あれ?次の中忍試験の第一試験監って僕のはずなのに抜かされた? シカマルはやったのになぁ」
(二十小隊が地陸を殺したい暁を探しに行くまで1/1)
安価
下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
2 ナルトに会いにいく(判定なし)(修行中)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(低難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(低難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(判定なし)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(低難易度判定)
12 アスマに会いにいく(判定なし)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
14 フウに会いにいく(低難易度判定)
安価下
本日は終わりです
次回から
寝落ちする前の私は何をやっているんだ
ナルトは無視しても風遁習得イベントなので5割でナルト自身が来ます
風遁でナルト自身が知っている人とカカシの進める人のどちらかに来ますので
あと動揺したりしている時じゃなければ九尾にもう勝手に会いませんね
忍宗を認識したのでオンオフくらいならついてるでしょうし
サスケに関しては勝手にサスケが絡んできますが、ナルトは勝手に発生するイベントは一つくらいしかないですね今のところは
1時間か2時間くらいだけど少し更新
綱手が忙しい可能性
コンマ下1
10以下で会えない
チョウズメ「失礼します」
綱手「今度はどんな問題を持ってきた!?」
綱手は開口一番、聞きたくないとばかりにため息をつく
チョウズメ「相談とかじゃなくて、綱手さんとお話がしたいなって」
綱手「はぁ? なんの話がしたいんだ? まず私は火影、仕事があるから無理だ」
綱手はそれだけいうと、チョウズメをしっしっと手で出ていくように指示を出した
チョウズメ「影分身の術」
綱手「は?」
チョウズメ「この机使いますね。あと火影様の使う机の引き出し上から三段目のハンコ入れ貸してください。火影様の印が必要だけど、火影様自体が見る必要は無いもの、確認が必要なだけなもの、必要項目にチェックが入ってるのかの三重確認をするものを貸してください」
綱手「……お、おい!」
チョウズメは勝手にどんどん用意して、影分身にも指示をして作業を分担していく
チョウズメ「師匠に教えられたので出来ます。これを僕が負担すれば、話すくらいはできますよね?」
綱手「あ、ああ。じじいは15じゃなく、12歳以下の餓鬼に火影の仕事の一部をやらせてたのか」
チョウズメ「一応僕のためって事でしたけど。実際に中忍になっても、書類では全く苦労してませんし。多分上忍くらいまでの書類なら処理できますよ?」
綱手「……まーいっか。ミスるなよ?」
チョウズメ「もうミスはしません。ミスるとドヤされていたので」
そのあと綱手とチョウズメは無言でどんどん仕事を終わらせていく
綱手「ふー、チョウズメがいるとここまで楽になるとな。ジジイもいい仕事したよ」
チョウズメ「それでお話いいですか?」
綱手「ああ、何が聞きたいんだ?」
チョウズメが持参した団子とお茶を話の潤滑油にして、チョウズメが話を切り出す
チョウズメ「僕って師匠のことをあまり知ってなかったと思ったんです」
綱手「師匠って三代目火影のヒルゼンのジジイの事だよな?」
チョウズメ「はい。ですから、教えて欲しくて。昔はどうだったのか?とか、あと初代様の話も聞きたいです」
綱手「木遁を使うからか」
チョウズメ「それもありますけど、忍びの神と呼ばれた人の話なら誰でも聞きたいと思いますよ?」
綱手「確かにそうだ。じゃあ、まずはヒルゼンのジジイからだ。あの人は自来也と同じくスケベな人だった……」
それから綱手は語る
ヒルゼンは50になったくらいでプロフェッサーと呼ばれるほどの忍びになったこと
それ以前も名が知られていたが、綱手からしたら担当上忍の自来也と同じスケベ野郎
だが言っていることは正しく、そして
綱手「優しかったんだろうな。特に私たちの時代はまだ戦争をしていたから、仲間が死ぬことなんて日常茶飯事だった。でもあの人は私たち三人、三人が悲しんでいると側に立って話を聞いてくれたんだよ」
綱手「三人って」
綱手「大蛇丸もだよ。あいつが泣いたのはいつだったっけか? 確か両親が死んでしまってからは表情を全然変えなくなったな。あの時だったんだろうな、大蛇丸が変わってしまったのは」
そのあとも綱手は楽しそうに、辛そうに、ヒルゼンや他の三人についても話していった
綱手「私はギャンブルが好きだ」
チョウズメ「知ってます。そしてものすごく弱いって」
綱手「……うっせぇ」
チョウズメは先程、綱手が踏み倒した貸し金屋への支払いに関する書類も処理した
火影が借金を踏み倒したままなのは流石に不味い
綱手「私のギャンブル好きは初代火影、柱間から教わったことなんだ。あの人は駆け引きのギャンブルは滅法強いのに、金の絡む遊びのギャンブルには滅法弱かった」
チョウズメ「同じなんですね」
綱手「ああ。それで柱間の弟扉間に毎回グチグチ怒られてたな。やれ火影としての仕事をしろ。やれ俺に仕事を押し付けるな。やれ子供に変なことを教えるなってな」
チョウズメ「……それ二代目様が正しくないですか?」
綱手「あの人は固かったからな。そして強固で考えを変えず……故にうちはとの確執も広がった」
綱手は次に柱間とついでに扉間の話も始めた
話が終わりに近づくと、綱手は少し考え込んだ
コンマ
下1
70以上で綱手が何かをくれる
うろ覚えですけど大蛇丸が不老にこだわり始めたのは両親が死んだ時ですからね
その時に白蛇の脱皮の白蛇は幸運と再生の象徴とヒルゼンが両親はいつかどこかで生まれ変わる?的なことを言っていた気がします
両親が不審死を遂げなければ闇落ちをしなかったというのもある意味うちはみたいなもんですよね
綱手は考えがまとまったのか、チョウズメに少し待っているようにと言って、火影の執務室を出ていった
そのあと数時間綱手は帰ってこず、出来上がって書類を受け取りに来た忍びにチョウズメが対応した
綱手「遅れて済まない。うちの蔵を漁ってたから時間がかかった」
綱手は大きめの巻物を持ってきた
チョウズメ「それは?」
綱手「柱間のジジイが残したものの一つだ。いいか、チョウズメはきっとこれから戦いに巻き込まれるだろう。力を持つものは戦いたくなくても、戦いの場に引きずり出される」
綱手は柱間が語った友と本気で戦った話を思い出す
綱手「チョウズメは木遁を会得し、術を色々と知っているようだが、人形のドームを作る榜排の術以外はどれも攻撃のための術なのは分かっているな?」
チョウズメ「……はい」
木龍は完全な九尾だからこそ拘束だけに使っていたが、忍びの戦いであの龍を出せばそれだけで決着がつく
綱手「これは柱間のジジイがよく使っていた木遁の術が書いてある。樹海降誕という術で、樹海を呼び出し、相手を拘束する術だ。いいか、これは相手を捉える為の術だ。戦いの場に引きずり出されても、対話ができるかもしれない術だ」
綱手は座っているチョウズメに目線を合わせて立ち、目を合わせて話す
綱手「チョウズメは出来れば戦いたくなく、対話がしたいと言っていた。だから、私はこれをお前に託す」
チョウズメ「いいんですか? そんな大切なものをもらっても」
綱手「ああ。だが忘れるなよ? チョウズメが極力戦闘を回避し、友好的に終わらせる覚悟があり続ける限りは貸しておいてやる。でももしその覚悟がなくなったら返せ。そして樹海降誕は一生使うな」
チョウズメ「はい!」
チョウズメは綱手から樹海降誕を継承した
ナルトは自分だけの術を完成させるために、自分のチャクラ属性である風を使えるように修行をしていた
ナルト「あのさあのさ……あー、一人は居たってばよ」
カカシ「何がだ?」
ナルト「木の葉に風の性質変化を持つ人はいないかって」
カカシ「誰を思い浮かべなのさ」
ナルト「チョウズメ」
カカシ「あーあ。コツを教えてもらおうとしているんだよね? それなら聞きに行けばいいじゃない」
ナルト「友達よりももっと悔しく教えてくれる人がいるかもしれないじゃないか! 誰か知ってるなら教えて欲しいってばよ」
カカシ「今日は任務じゃなかったし、将棋でも打ってるかな?」
カカシはそう言いながら、アスマの名前を出した
そしてナルトは
コンマ
下1
30以上でチョウズメのところに来る
安価によりナルトはアスマではなくチョウズメの元に質問に来ます
そのあと地陸関係が進みます
今回の更新は一旦ここまで
夜にまた更新をします
ナルト「やっと見つけた!」
ナルトは扉を勢いよく開けて中に入ってきた
綱手「ノックをしろ!」
ナルト「あっ、ごめんだってばよ、綱手のばあちゃん」
チョウズメはまた綱手の事務の手伝いをしていた
チョウズメ「僕?」
ナルト「そうそう!……それでなんで影分身しながら書類仕事を手伝ってるんだってばよ」
チョウズメ「最近色々あって里から出るなって言われてるから任務に出れないんだよ。でもお金は必要でしょ? それで綱手さんが事務能力を認めてくれて、任務として雇ってくれてるんだ」
ナルト「へぇ……こんなのぜってえやりたくねえ」
チョウズメ「慣れだよ慣れ。料理みたいなもん」
ナルト「……それならなんかできそうな気がするってばよ」
チョウズメは影分身に執務を任せて、本体がナルトと話している
綱手「なんだお前、カップラーメンばっかり食ってそうなのに、料理ができるのか」
ナルト「アカデミーの頃にチョウズメに習ってからはずっとやってるからな! エロ仙人との修行の時も俺が作ってたし」
チョウズメ「腕前は上がった?」
ナルト「おう、やっとうずまきナルト流一楽ラーメンが出来たんだ!」
チョウズメ「僕もチョウズメの一楽ラーメンが出来てるからまた今度品評会しよう」
ナルト「負けないってばよ!」
ナルトとチョウズメは料理の話で盛り上がっていたが、綱手が咳払いをした
ナルト「あっ、そうだそうだ。チョウズメ! 風遁のコツを教えて欲しいってばよ!」
チョウズメ「風遁のコツ?」
ナルト「そう! ここは影分身がいるから大丈夫だな。こっちこっち」
チョウズメ「ちょっ、綱手さん行ってきます!」
綱手「影分身は消すなよー」
チョウズメ「はい!」
ナルトはチョウズメを引っ張って火影の執務室から出ていった
チョウズメ「あっ! エロ本の上忍の人と、ヤ、テンゾウさん!」
カカシ「だーかーらー、これはエロ本じゃないって言ってるでしょ君」
ヤマト「今僕が仮面つけてないの見えてるよね? ヒルゼン様のそういう所は真似しなくていいから!」
チョウズメ「あははは、こんにちはカカシさん、ヤマトさん」
チョウズメが上忍二人と挨拶している間も、影分身何百といるナルトが挨拶してきているが、返しきれないので一言挨拶した
ナルト「それで風の性質変化のコツを教えてくれ!」
チョウズメ「……うーん、ならラーメンとは別に、また今度何か料理を作ってよ。旅先で食べた料理とか」
ナルト「そんなんでいいのか! それならエロ仙人に連れられて美味いモン食ってきたから期待していいってばよ」
ナルトに性質変化のコツを教える代わりに、ナルトに旅先の美味しかった料理の再現で手を打った
チョウズメ「そうだね。僕がアスマ先生に習った時は、チャクラを二分割にして擦り合わせるイメージって言ってたよ」
ナルト「……」
チョウズメ「二つのチャクラで薄く研ぐ感じ?……」
ナルト「……薄く研ぐような感じかぁ」
チョウズメは今のナルトが理解度5割にすら達していないことが理解出来る
料理を教え始めた最初の時にこんな反応をしていたのを思い出す
チョウズメ「まずね、火は炎そのもののイメージだし、水も流れる水。でも風は想像しずらいよね。ナルトは包丁研ぐでしょ?」
ナルト「当たり前だってばよ! 道具をちゃんと管理しないと、うまい食材も不味くなるからな」
チョウズメ「ちゃんと研いでないなまくらな包丁で大根を切るのと、物凄く細くて切れ味最高の包丁で大根を切る。風の性質変化はとにかく細く鋭く……ここまでは分かる?」
ナルト「それなら分かるってばよ……あとは千切りとかにすればいいのか?」
チョウズメ「イメージとしてはそれかな? 風の術は大抵鋭さとかで敵を攻撃して切り刻むから。アスマ先生は武器に風のチャクラを纏わせてるよ」
ナルト「普通の包丁がものすっごい高い包丁みたいな切れ味になるってことか! 何となく分かったってばよ! お前らもわかったよな!」
影分身「「「「「「「おう!」」」」」」」
ナルト「サンキューな! 予定が空いてる日をまた後で教えてくれ! その日までに仕込みをしておくからな!」
チョウズメ「うん、頑張ってねー」
ヤマト「チョウズメくん、ナルトくんは料理できるのかい? そんな感じはしないけど」
カカシは何度か見たことあるが、ヤマトはナルトの性格で料理ができるようには見えなかった
チョウズメ「みんなに食べてもらって美味しいって認めてもらえるのも、ナルトの認められるの目標に近づく一歩ですから、逆にすごくやる気でしたよ」
ヤマト「そうなのか。確かに美味しい料理は人を幸せにして、その腕前は美味しかったら認めてもらえる」
カカシ「タズナさんの所でも手伝ってたなそういえば。野宿の時も何故か調味料持ってたし」
カカシもやっと腑に落ちたようで、エロ本を閉じて会話に加わっている
チョウズメ「ナルトは初めは食材すら売ってもらえない程だったんですけどね」
最近は昔のような露骨なことはされない
中忍試験で活躍したからなのもある
それ以前はナルトお得意の変化の術で行けばいいじゃんというのをアカデミー卒業前に気が付き、変化して買いに行っていた
チョウズメ「それじゃあ、僕は戻りますね」
ヤマト「ダンゾウ様が催促してるから頑張ってね」
チョウズメ「……いや、今フウとヒナタは流石にまだ早いですから。紅さんだって……いやなんでもないです」
チョウズメはヤマトの言葉に逃げるように去っていった
カカシ「なあヤマト。さっきのなに?」
ヤマト「秘密です」
チョウズメがいない時、火影の執務室にある坊主が来た
綱手「そうか、あの地陸まで……」
火ノ寺の地陸が暁に殺されたという報告を巡回していて、たまたまいなかった坊主が綱手に報告していた
シズネ「ついに来ましたね」
綱手「火の国から逃がすな。新編成した二十小隊にただちに連絡しろ!」
チョウズメは綱手とダンゾウが外に出したがっていないため、小隊に入っているかのコンマすら出来ません
ただ綱手様はチョウズメのヒルゼン直伝影分身事務処理の術にハマってしまっているので、頻繁に出入りしている
二十小隊が出撃する前に知れる可能性は綱手による情報封鎖があるためきつめ
コンマ
下1
80以上でチョウズメはアスマ達が木の葉を出る前に暁が来たことが分かります
あともうひとつ判定かな
アスマがチョウズメに一度も合わずに木の葉を出られたか
コンマ
下1
80以上で会わずに出てしまった
みす
原作では出撃前に恋人関係にあった紅のことを遠くから見てますから、このアスマは弟子であるチョウズメや仲の良い友人である紅を遠くから見ているかもしれない
コンマ
下1
70以上でチョウズメはアスマが見ていたのに気がついた
下2
70以上で紅はアスマが見ていたのに気がついた
アスマがちょうど木の葉を出た時
チョウズメ「……ねえ、紅さ、紅。なんか今」
紅「チョウズメも?」
チョウズメ「アスマ先生が見てませんでした?」
紅「何かしらね?」
チョウズメの関係者であったため、紅は暁が火ノ寺を襲撃したことを知らない
もちろんチョウズメも知らされてない
チョウズメ「……ヒナタ、向こうを白眼。アスマが任務に出たのか見て」
ヒナタ「もう見てるよ。うん、四人で組んで出て行ってるよ……しかも、ほかの人も別の方向に向かってるね。4人一組が数班はあるかな?」
チョウズメは考える
アスマが今まで任務前に自分たちに声をかけずに、しかし遠くから眺めてから任務に行ったことはあっただろうか?
そしてもう暁は動いているはずだ
チョウズメはわかる。イタチの説明によると、アスマが戦って勝てる相手は少ないと
チョウズメ「……嫌な予感がする」
白目化している目が疼く
紅「私もよ」
チョウズメ「ヒナタが遊びに来てくれてるのにごめんね。ちょっと綱手さんのところに行ってくる」
ヒナタ「うん、いってらっしゃい。気をつけてね」
フウ「服は用意したっすよ。着替えて早く行く!」
チョウズメはすぐに家を出た
アスマ達が火ノ寺まであと少しの所でやっとチョウズメは綱手のいる火影の執務室に来れた
何故か妨害をされたり、綱手が相談を受けているとかで入るのに時間がかかった
チョウズメは綱手が何かを隠しているのかもしれないと思っています
コンマ
下1
70以上で会話の初めから忍宗で綱手の思いを汲み取る
チョウズメ(流石に綱手さんの事を初めから読むのは駄目だよね)
チョウズメは忍宗による個が他と繋がる力をオフにして部屋に入った
綱手「なんだチョウズメか。手伝いにでも来たのか?」
チョウズメ「……アスマ先生とかが今木の葉から出ていきましたよね? 小隊なんて組ませてどこに行かせたんですか?」
綱手「ちょっと問題が起きたから、いってもらっただけだよ。たまたま同じ方向へ行っただけじゃないのか?」
綱手はあくまでしらを切る気のようだ
チョウズメ(時間をかけてもいいけど、もし暁でアスマ達が交戦に入ったら死んじゃうかもしれない。うちはマダラなんかと当たったら確実に死んじゃう)
チョウズメは綱手を説得するための行動やセリフを考える
安価
下1、下2
綱手を説得するための行動やセリフ
樹海降誕の時の約束の言葉、殺したくないし殺されないの言葉があったため自動成功
チョウズメ「綱手さん」
綱手「なんだ?」
チョウズメ「僕を、偉大な三代目火影、ヒルゼン師匠の弟子、綱手さんの弟弟子である僕を信じてください」
綱手「チョウズメのことは信じているから樹海降誕を託したんだぞ?」
チョウズメ「僕は暁の誰が相手でも死なない自信があります。僕はアスマさんを死なせたくないし、死なせないだけの力をもってます」
綱手「……」
チョウズメ「綱手さんがそこまで意地になって話さない時点で暁か大蛇丸のことだって分かります。そして今の時期に動くならきっと暁。大蛇丸が動いたらきっとサスケに関する何かがあるはずですから」
綱手「……はぁ。暁の事だが、私が言ったことは忘れていないようだな」
チョウズメ「はい! ちゃんと樹海降誕を託してくれた時のことは覚えてますよ」
綱手「元守護人十二士の火ノ寺にいた地陸が殺された。アスマに行かせているが、相手の服装から暁であることが分かった」
そこから綱手は話した
チョウズメがイタチから聞いた情報は正しかったと
風影である我愛羅が暁に襲われ、起爆粘土を使うデイダラと傀儡使いのサソリに襲われたが、無事倒したとのこと
綱手「この情報は出処が出処だから、今向かっているヤツらにすら言えていない。そして今回の敵は容姿からして、飛段と角都。不死身でジャシン教の男と情報不明の男だ」
チョウズメ「……分かりました。綱手さん、後出しみたいで悪いんですけど、対話をしようとして、樹海降誕でも捕まえられなかった。本気を出しますからね?」
綱手「ああ。駄目そうだと分かったらすぐに出し惜しみせずに倒していい。だが、あの覚悟だけは忘れるな!」
チョウズメ「はい!」
チョウズメはすぐに猿魔を呼び出し、影分身をしてもらい、フウ達の警護についてもらう
もし襲われたら速攻で空間に穴を開けて繋げる黄泉比良坂で戻ってくるのでなんとでもなる……はずだ
チョウズメはどうやって火ノ寺に行く?(方法によっては戦闘前にも戦闘後にもなる)
安価
下1、下2、下3
出た意見で多数決
なお使った手段によって、周りの反応、てかダンゾウが裏で動くかも知れません(ダンゾウや暗部でもわからない方法から特に何もなし)
特に安価いらない感じだったかもしれないですね
黄泉比良坂で火ノ寺に飛ぶか飛ばないかに変えます
考えていた方がいたらすみません
下5まで
火ノ寺へ黄泉比良坂でワープしますか?
1 する
2 しない
半数を超えたので進行します
チョウズメ「では、行ってきます」
綱手「……?」
綱手は頭に疑問符が浮かんだ
チョウズメは窓から出ていくわけでもドアから出ていくわけでもなく、カーテンの近くで体で隠しながら何かをやっている
チョウズメ「すぐに戻ってきますね」
綱手「……は?」
チョウズメの目の前の空間に穴が開き、チョウズメはその中に入っていった
綱手「……時空間忍術が使えるなんて聞いてないぞ!」
コンマ
下1
50以上でアスマ達と火ノ寺で合流出来る(ファーストアタック前に敵の情報を共有出来る)
49以下ならアスマ達との合流はファーストアタックが終わって、角都が出てくる前
ファンタジーで自由テレポートは最終章にしないと物語が壊れるって一番言われてるから
アスマ達は火ノ寺に残っていた住職にお祈りをしてもらった
アスマ「ありがとうございます」
住職「その腰布、あなたも地陸と同じ元守護人十二士の賞金首。気をつけてくだされ」
その言葉にアスマは軽口を叩こうとしたが、住職の後ろの空間がいきなり開いた
アスマは空間が開くというのがイマイチ分からなかったが、これは高等忍術であることは感覚でわかる
アスマ「散開しろ!」
住職だって火ノ寺に務めている男、ある程度は動けるので、アスマの言葉にそのまま従い、その場を離れた
チョウズメ「……あの、なんか驚かせちゃってごめんなさい」
シカマル「チョウズメ!?」
チョウズメ「あっ、シカマルもいる……アスマ先生やっぱり疲れてる?」
チョウズメは空間の穴からするりとその場に現れた
コテツ「チョウズメって火影様の秘書みたいなことをやってる?」(つんつん頭の方)
イズモ「今のもしかして時空間忍術か!?」
チョウズメ「……誰ですか? まあいいや。えっと火ノ寺の方も今の僕の忍術は秘匿でお願いします。火影様からも後日言われると思いますが」
チョウズメは知らない人とかさほど興味が無いので、素早くやり取りをする
住職「はぁ……」
住職は暁に襲われるわ、時空間忍術をまだ子供が平然と使ってるわで何が何だか分からなくなった
シカマル「チョウズメ、今のはなんだ? 黙ってるから教えてくれよ」
チョウズメ「それは後でね。それじゃあまず、現在襲撃してきた暁の敵の情報を言います。一度しか言いませんし、出処は火影様より秘匿とされていますので、文句を言わないでください」
アスマ「はぁ!?」
そうして、チョウズメは飛段の事を集中的に話し、角都は特に情報がわからないと教えた
シカマル「不死身で、ダメージを共有できるれ!? トリガーは血液か。初見殺しひでえな」
チョウズメを詳しく知らないコテツとイズモはチョウズメを物凄く怪しんでいるが、アスマもシカマルも何も言わないので黙っている
アスマ「……チョウズメがびっくり箱なのはもういいが、その情報は正しいのか?」
チョウズメ「今のところ何人かの暁に関する情報を得ている方がいますが、その人の情報のうち、砂を襲った暁のメンバー二人は一致していました」
アスマ「……わかった。なら」
アスマが仕切ろうとしているが、チョウズメは待ったをかけた
チョウズメ「アスマ先生じゃ死んじゃう相手だから、僕がメインで戦う」
コテツ「おいおい、数年前に中忍試験を通ってここ数年で上忍にならない程度の忍びがアスマさんを雑魚呼ばわりとはよくやるな」
チョウズメ「事実ですから」
忍宗を使わなくなってから、口だけで相手に理解させる難しさをチョウズメは知っていたが、やはりうまくことが運ばない
チョウズメはこのあとこの四人と戦うわけですが、どこまでチョウズメの情報を開示しますか?(複数選ぶのも可能)
戦う時に見られるので(初手樹海降誕)秘密とかを考えなくて良い
コンマ
下1
1 氷遁
2 木遁
3 仙術
4 全部
氷遁を今回は積極的に使わないことが決まりました
あとチョウズメは黄泉比良坂でここまで来たので暗部の尾行はまいています
あとはここのメンバーが話さなければダンゾウにはバレません(敵を取り逃したらその限りではない)
チョウズメ「……分かりました。これから言うことを漏らしたら、多分ダンゾウさんや綱手さんに殺されると思うので、秘匿にしてください」
シカマル「やっぱりなんかまだ隠しがあったのか」
アスマ(氷遁を言ってもいいのか?)
木遁のことを知っているのは恋人たちとハナビと綱手だけであり、アスマにはまだ言われていなかった(はず)
チョウズメ「僕は初代火影様が使っていた仙術、それに木遁が初代様と同じくらい使えます。仙術を使わないと木遁の連続使用はきついですが。あと僕が背負っているのはただの如意棒じゃなくて、猿猴王猿魔です」
チョウズメはそう言いながら仙人モードになり、手から少しだけ木を出現させた
猿魔「今の猿猴王はお前だって言ってんだろ!」
チョウズメ「あっ、ごめんなさい」
コテツ「……」
イズモ「……」
シカマル「……」
アスマ「……」
四人は開いた口が塞がらなかった
ダンゾウに殺されると言っていますが、ダンゾウは木遁と仙術までは知りません
作戦フェイズ
チョウズメにとって重要な戦いじゃなければコンマを使うのは面倒なのでしません(サスケや君麻呂みたいな奴のこと)
多少使うかも知れませんが、ガチガチは必要な戦いのみにします
そしてこの戦いは手順さえ間違えなければ仙術木遁を使うチョウズメは被害を出さずに戦えます
原作では飛段が外にいましたが、角都も最初っから外に出ていても良い
最初にどちらを狙う?
最初に狙った方は樹海降誕で確実に拘束できます(抜けられるかはその人次第)
多数決下5まで
1 飛段
2 角都
原作通り一人の所に樹海降誕します
チョウズメ「……ねえ、シカマル。なんかやばい人が来た時の雰囲気なんだけど」
シカマル「木遁と仙術が使えるって、まず仙術ってなんだよ。自然エネルギー? 理解できないものを恐怖するのはしょうがねえだろうな」
チョウズメ「ならなんでシカマルは怖がらないの?」
シカマル「友達が強かったら頼もしいだけじゃんか」
チョウズメ「そうだね」
アスマ(……おかしい。3年前は氷遁だけだったはずだ。もしかして猿山には木遁を会得できる何かがあるのか?)
アスマは考えても絶対に答えが出てこない問題に頭を悩ませていた
そんなことをしているうちに、アスマたちが目星をつけた換金所にきた
そして
チョウズメ(イタチさんの情報通りの容姿、不死身の飛段を確認)
チョウズメはほか四人に頷いて、先制攻撃?を仕掛けた
飛段「……角都、おそ、はあああ!?」
飛段は背後で音が鳴ったので、角都かと思い振り向いたら、地面から樹海が生まれだし、飛段をきつく拘束した
暁一遅い男にとってヒルゼンを拘束しそうになった樹海降誕を避けれるわけもなく
飛段「おい角都! 助けろ!!」
チョウズメ「樹海降誕。こんにちは暁の飛段。暁の中でもあなた達には対話が通じないことは既に知っています。故に対話をすることなく殺します」
巨大な樹海でギチギチに拘束されている飛段の真横に五人は着地した
チョウズメは忍宗で一応繋がって試そうとしたが、ジャシン教というものの内容を何となく理解した時点で、オフにした
この飛段とかいうのに対して、絶対に対話が不可能だと理解出来た
そして異変に気がついた角都は急いで外に出ると、昔に見た、もう死んでいるはずの奴が使う術の名残(樹海)が見えた
角都「初代火影、柱間ああああああああぁぁぁ!!」
角都は吠えた
使用術などを安価で決めるか
それともこちらでチョウズメができる全力の木遁仙術描写をして戦わせるか
どちらがいいですか?
1時過ぎたくらいまでに何となく多そうな意見で進行します
未知とは怖い
チョウズメはイタチとの月読での修行の時にそれを学んだ
猿山での小猿たちにボコボコにされたことでそれを再認識した
そして詳細不明の角都を少しでも知ろうと忍宗で繋がったが
『柱間柱間柱間柱間柱間柱間、貴様のせいでどれだけ俺がああああああああぁぁぁ!! 柱間殺す殺す殺す殺す殺す…………』
チョウズメ(僕のことが柱間に見えているんだね)
対話も不可能、そして未知の相手。
チョウズメは本気で捻り潰すことにした
角都がマントを脱ぎ、背中から何かを出そうとしている
チョウズメ「仙法・皆布袋(ほてい)の術!」
九尾を挟み込めるくらいの巨大な木遁の手が、角都を挟み込むように、地面から生えてきて
合掌をする様に角都を潰した
チョウズメ「……」
角都「はし……ら、ま」
角都はそのまま地面に倒れた
チョウズメ「……」
チョウズメ(あれ?)
チョウズメは混乱していた
飛段はその特異性で暁にいるのであろうことが分かる
角都は柱間を知っているという事は、100歳くらいであり、あのマダラや柱間のいた時代を生きていたはず
そして柱間を恨んでいるということは、柱間と戦って負けたなりしたのだろう
あの柱間から生きて逃げおおせる程の強さなら、皆布袋の術をぶち壊して、マダラの如く笑いながら駆けてくると思った
角都「甘いぞ柱間ああああああああぁぁぁ!!」
こう来ると思った
尾獣並の何かを召喚し、自分はそれに対して木人や木龍、果ては氷遁や木遁、その他全てを使って戦うつもりだった
角都「……」
角都の周りには壊れたお面がいくつかあり、黒いもやのようなものが溶けている
チョウズメ「……」
ここでやっとチョウズメは自分の間違いに気がついた
柱間とマダラがまじでガチでおかしいほどぶっ壊れているだけであること
尾獣とタイマンを張ってなお余裕で戦えるのはあの二人くらいなものであるということ
そして木遁の本気を笑ってぶち壊せるマダラがキチっているのだとやっと気がついた
チョウズメ「……マダラ基準はやめよう」
また一つチョウズメは賢くなった?
そのあと騒ぐ飛段をチョウズメの綱手の手助けで会得した、周囲や対象の空間を凍りつかせる『氷遁・絶対零度』により凍結させた
肉から血液まで完全に凍らせたあと、部位ずつに切り分けて、様々な封印術で封印した
飛段の心臓はチョウズメが黄泉比良坂で空間に穴を開け、カグヤの所有世界のひとつ、マグマが永遠に地面に広がっている世界にポイ捨てした
コテツ「……」
イズモ「……」
シカマル「まあ、しゃあねえよ」
アスマ「弟子がいつの間にか俺を何十倍も超えていたわ。はぁ、辛い」
シカマルはコテツとイズモに化け物を見る目で見られているチョウズメを励まし、アスマは遠い目をしながらタバコを吸っていた
デイダラすら数レスあったのに角都が一レスで終わってしまった
弁解及び説明
チョウズメは暁にマダラ(を名乗るもの)がいることを知っています
そのせいで暁の基準がマダラ(柱間サイコホモの方)になっていました
イタチはそこまで強くないのになんで?とお思いでしょうが、イタチはアカデミー時代に月読で強くするためにチョウズメにトラウマを植え付けました
子供の頃に半殺し何千回とされたせいで勝てない相手=マダラ=イタチになっています
そしてマダラ並(だと思っている相手)の角都に対して完全九尾レベルの敵への術を行使してしまったというわけです
本日はここまでにします
本来ならもう少し進めたかったんですけど、角都飛段デイダラサソリがいないので、漫画を少し読まないと書けなくなりました
特にデイダラサスケとかなくなってしまったのでそこら辺をどうするか考えないといけませんし
あとそれとは別に判定
コンマ
下1
75以上(25%)で紅は……
ゾロ目や00はなし、きたらストック
ダンゾウ「氷遁の血を引く子はまだか?」
ヤマト「しっかりやることをやっているみたいなんですけどね。さらに言いますと、二人はまだ十代前半ですから、母体に問題が出る可能性があります」
ダンゾウ「もう一人がいるであろう」
ヤマト「子は焦っても生まれないかと」
ダンゾウ「……チョウズメを里から出さずに性行為のみをさせよ」
ヤマト(そんなの無理に決まってるじゃないですかー! 今回だってどこかに消えたんだし。ああ、板挟みのこの位置いやだあああああ)
綱手「そ、そうか。皆、ご苦労だった。だが暁はまだいる……これからも気を抜くんじゃないよ。チョウズメ及びアスマ、シカマル、コテツ、イズモは執務室に来い!!」
暁捜索のための二十小隊はその犯人を討伐できたので、解散となった
そんな中、チョウズメとその戦いを見た忍びはまた別に火影の執務室に呼び出された
綱手「まずアスマ、シカマル、コテツ、イズモ。四名は今日見たチョウズメの事は秘匿せよ。もしこれが破られれば、相応の罰があることを理解しておけ? それだけやばいことだって分かっているだろうがな。以上、退室しろち」
チョウズメはコテツとイズモからチョウザと似た恐怖に近い感情を向けられているが、どうでもいいので無視
これがもし友のシカマルや師匠のアスマだったら、チョウズメは深く傷ついていたかもしれない
四人が退室してから綱手はチョウズメに話し始めた
綱手「まるで尾獣を相手にするくらいの規模の術を使ったと聞いた。なぜそんな威力の術を使った?」
チョウズメ「まず綱手さんは僕が木遁を……」
チョウズメは一度説明した、柱間の追体験の話をした
そのあと暁にはマダラがいて、相手が柱間マダラ時代の人間だったから、本気で当たらないとやばいと思ったと話した
チョウズメ「もちろん対話を試みましたよ? でも一人はジャシン教以外の考えがなく、もう一人は僕を柱間様だと思っていたみたいで、憎悪にまみれていたので無理だと判断しました」
綱手「……わかった。本来なら対話なんてしないで速攻で殴った方がいいが、チョウズメの志からしたらその考えは忘れないように。あとそのじじいと戦ってたマダラ基準だけはやめろ」
チョウズメが自分の言葉に頷いたのを見て、綱手はチョウズメに近づき、ガキの頭を撫でるようにガシガシと撫でててくる
チョウズメ「痛いですって! 怪力入れないで!」
綱手「コテツとイズモは普通の反応だ。あまりにも強すぎる力は恐怖を産む。私たち三忍だって、柱間のじじいだってヒルゼンのじじいだって、一部の仲間に恐怖されていた。慣れろとは言わない。それだけじゃないという事を分かってやってくれ」
そのあと綱手は強者故に向けられる様々な目についての説明をチョウズメにした
コンマ
下1
70以上で見られていない
ペイン「遅いぞ」
鬼鮫「ちょうど人柱力を狩っていた所でしてね。縛っていたら遅くなったんですよ」
ペイン「よし……全員集まったな」
鬼鮫「ん? まだ飛段と角都が見えませんが」
ペイン「二人はやられた」
鬼鮫「……そうですか、クク。あのゾンビコンビでも死ぬんですね。やったのは?」
ゼツ「木の葉の連中だ。連中と言ったが、実質一人にやられた」
鬼鮫「おや? あの二人を単独で倒せる忍びなんていましたかな?」
鬼鮫はチラリとイタチを見たが、イタチはやはり無反応だった
ゼツ「秋道に生まれ、その名を捨てたチョウズメという15の餓鬼だ」
鬼鮫「ほうほう、その餓鬼はどうやって?」
ゼツ「……尾獣にすら純粋な物理攻撃として通るのではないか?という規模の木遁の手によって、角都は一撃で殺された。飛段は油断している所を確保され、不死身であることを知っていたのか、部位ごとに封印されていた」
トビ「…………。木遁ですかー! これは驚きだー。それにしても化け物ですね! 尾獣を相手にできるほどの術なんて」
イタチ「ふっ」
イタチはいつもは笑ったりしないのに、トビの演じているキャラに何故か笑ってしまった
昔懐かしい弟の親友の名前が聞けたからかもしれない
鬼鮫「どうしました?」
イタチ「いや、なんでもない」
ペイン「このチョウズメという奴は人柱力と同じく討伐対象とする。どうやら九尾と懇意にしているようだ。確実に邪魔になる」
鬼鮫「……なら私が行きましょうかね」
イタチ「いいや、俺が行く」
トビ「……。そっすかー、なら僕は遠慮します」
そのあと引き続き、暁の会議は続いた
大蛇丸がサスケに殺されたなどの情報もあったが、木遁使いの話のインパクトに負け、すぐに流れた
暁がそんな会議をしている時、サスケはうちはの使っていた武器屋に来ていた
サスケの周りには水月、香燐、重吾という仲間を引き連れている
サスケ「恩に着るよ、猫ばあ」
サスケは商品を広げて、不足がないかを確かめる
猫ばあ「やっぱりイタチの所にいくんかいな?」
サスケ「……だけじゃない」
サスケは黙ってようとしたが、それだけではないので口を開いた
猫ばあ「ん?なんだって?」
サスケ「うちはイタチの前に、切り殺さねばならない縁がある」
猫ばあ「その縁ってどんな縁よ」
サスケ「……親友だ」
サスケは少し考えてから、そう呟いた
猫ばあ「今や二人しかいないうちはが殺し合い、親友も切り殺さないといけないのかね」
サスケ「もう行く。今まで世話になった」
サスケは多めに金を出して、皆の準備が終わり次第その場をあとにした
その頃ナルトたちは大蛇丸がサスケに殺されたことを知る
だが
自来也「サスケは復讐に取り憑かれておる。サスケは兄であるうちはイタチを殺す為に、暁に近づく気だのぉ」
自来也の推察では、サスケは確実にイタチに復讐するために動くと言う
そしてそれならばと、サスケ捜索隊が結成された
だが、そのチームにはチョウズメもヒナタの名前もなかった
綱手はチョウズメがサスケを親友と呼んでいたのを聞いている
今のチョウズメがサスケを理解してしまったら、大変なことになるかもしれないので、紅にもきつく言って、チョウズメを家から出さないように言った
紅も一人の抜忍捜索よりも一人の好きな男が壊れてしまう可能性を考えてしまい、綱手の作戦に乗った
コンマ
下1
60以上で うちはは木の葉にて最強
サスケは原作通り、木の葉が嗅覚を使った捜索をする事を忘れている
(イベント【うちはサスケ】まで1/1)
チョウズメ「……また何かやってるのかな?」
紅が家から出ようとしたチョウズメを押さえつけ、寝室へ連れていくということがあった
チョウズメとしては嬉しいのだが、外に出ようとしたのに無理やり誘ってきたのがとても気になる
チョウズメ「暁関係だったらなんかを言ってくると思うし……まあいいのかな?」
現在、カカシ、ヤマト、ナルト、サクラ、サイ、シノ、ネジ、キバは木の葉にいません
安価
下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(低難易度判定)
12 アスマに会いにいく(中難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
14 フウに会いにいく(低難易度判定)
アスマが死んでいないため普通に任務でいない可能性
コンマ
下1
20以下でチョウジに会えない
チョウジ「はぐ、はぐはぐ、チョウズメももっと食べないと無くなっちゃうよ」
チョウズメ「僕とヒナタが物凄く食べるからお肉のストックなら解凍すればあるから、どんどん行っていいよ」
ちなみにヒナタはまだ住んでいないし、ハナビも同じくそうだが、女性陣4人とチョウズメだと、一番食べるのがヒナタだったりする
チョウジ「そう? ならどんどん行こうかな……とか言いながら、なんでチョウズメも食べてるのさ!それ僕が育てたやつ!」
チョウズメ「チョウジが育てたならきっと美味しいだろうと思っ、それ僕が育てたやつじゃん!」
チョウジ「ふふふ、僕の肉を生贄に、チョウズメの肉を四枚奪う! 変わりミートの術!!」
二人は昼間っからチョウズメの家で焼肉をしていた
チョウジとチョウズメは任務の休みが被ったら一緒にご飯を食べようと約束をしていた
そしてチョウズメが暇をしているのを知ったチョウジはお土産を持ってチョウズメの無駄にでかい家に来ていた
チョウズメ「はい、飲む?」
チョウジ「なにこれ……ビールだよね?」
チョウズメ「綱手さん……火影様との賭けに勝って貰った火影様の秘蔵のビール。結構高いらしいよ? 双子なのにまだお酒すら呑みあったことなかったなって思ってね」
チョウズメは既に特別上忍として、綱手の秘書をシズネやほかの人に押し付けられている
その時にギャンブルに逃げようとした綱手とある賭けをしている
チョウズメとのカードなどのギャンブルに勝ったら、遊んできていいけど、負けたら駄目という簡単な勝負だ
チョウズメも掛け金を出しているので、綱手は物で支払っている
なおチョウズメは火影がギャンブルで身を崩すのはまずいと思っているし、綱手以外に変わって重婚を禁止されたら堪らないので、忍宗まで使って連勝している
チョウズメ(これも木の葉の平和のため……うん。大丈夫、綱手さんにも色んな奉仕をしてるし……うん)
チョウジ「そうだね……アスマはまだ駄目って言ってたけど、このくらいならいいよね? 乾杯!」
チョウズメ「乾杯!」
チョウズメとチョウジは容姿や体の色すら違うが、それでも仲良くお酒を飲み始めた
チョウジ「そういえばなんでチョウズメは髪を白く染めたの? 目も白いし」
チョウズメ「これは忍術の失敗の代償? 君麻呂との戦いでちょっとやり過ぎちゃって」
チョウジ「ふーん。気をつけなよ」
チョウズメ「うん」
チョウジ「そういえばこの前アスマが飛車金角落ちでシカマルの将棋で負けたんだってさ」
チョウズメ「……アスマ先生弱すぎ」
二人はこれまで話せなかったたわいもない話をして時間が過ぎた
先生付け忘れちゃったけど許して?
呼び捨てはシカマルなのに間違えた
ある時チョウジは何度か口を開くが、何も言わずに閉じる
意を決したようで、チョウジは話し始める
チョウジ「やっぱりチョウズメは羨ましい。チョウズメはなぜかお嫁さんを複数娶れるんでしょ? 僕はそんな器用なことは出来ないけど、あの紅さんもそうなんでしょ? 男として羨ましいよ」
チョウズメ「うーん、まあこれは僕が決められなくて、たまたま暗部がプッシュしてくれたからなんだけどね」
チョウジ「暗部?なんで暗部が?」
チョウズメはチョウジにならいいかと、氷遁の話をした
流石に木遁や仙術はチョウジに危険が及ぶのでやめた
チョウジ「この年で血継限界のために子供を作れって命令されてるの? それは嫌だな」
チョウズメ「好きな人だからまだいいけどね。もし僕が男好きとかだったら、無理やり薬でやらされてたらしいよ」
チョウジ「……え?」
チョウズメ「違うからね?」
チョウジは半歩距離を開けてから話を再開した
チョウジ「僕が今秋道の家を出て、一人暮らしをしているのは知ってるよね?」
チョウズメ「……え! チョウズメ家事出来ないじゃん!」
チョウジ「やらなかっただけで出来ないわけじゃない!」
チョウジは若干酔っ払っているのか、声を張り上げて反論した
チョウジは声を張り上げながら、話を続ける
お酒をさらに飲みながら話す
チョウジ「僕がいるから父さんは駄目何じゃないかって思ってさ。まあチョウズメが一人暮らししてて羨ましかったってのもあるんだけどね?」
チョウズメ「僕はあまり一人暮らししてないけど」
チョウジ「モテモテだも……ん、ねチョウズ、
メ」
チョウジは初めての酒が急に回ってきて、意識が落ちそうになっているのか、腕で枕を作りながら最後に呟いた
チョウジ「父さんに何度も言ったんだ。チョウズメをもっと見てあげてって。でも父さんはチョウズメの事が怖いんだって。ごめんね、チョウズメ、僕が何とかするって……言った、の、に」
チョウズメ「……チョウジは気にしなくていいって言ったのに。強者故の孤独でしたよね綱手さん。無理なのかな、父さんに認めてもらうのはやっぱり」
チョウズメはチョウジの耳に絶対に入んないように呟いてから、チョウジを抱き上げて、客間へと連れていく
またミスった
確認が疎かでした
イベント【うちはサスケ】
チョウズメは紅や綱手が木の葉から出て欲しくないみたいなので、今回は暁などではないっぽいので家でゆっくりしていた
フウ「チョウズメにお手紙っすよ!」
チョウズメ「ありがとう」
フウ「友からお手紙? いいなー、あっしも欲しいなー」
チョウズメ「明日届くんじゃない?」
フウ「そうっすか! それなら嬉しい!」
フウの露骨なアピールに対して返事をする
どうやら手紙は蝋で固めてあるので、自室に向かい、その蝋を綺麗にはがす
特に模様がついていないが、誰からだろうと思いながら、少し重みのある封筒をあけた
そこには黒星の書かれた木製のクナイが入っていた
チョウズメ「……」
チョウズメはすぐに忍び装束に着替える
チョウズメがドタバタしているので、様子を見に来た紅が声をかけようとしたが、チョウズメの顔を見て、落ち込む
紅「……チョウズメ、止めても無駄なのね?」
チョウズメ「親友を殴りにいかないといけないから」
紅「今のチョウズメの顔は止めても絶対に譲らない顔をしているわ。だから止めない。でも、絶対に無事に帰ってきて」
チョウズメ「はい! 綱手さんにだけは報告しておいて欲しいな。それ以外の人には体調不良で寝てるってことにして」
紅「わかったわ」
紅は服を着終わって、姿勢を直したチョウズメに近づいて、おまじないのキスをした
チョウズメ「行ってきます」
紅「行ってらっしゃい」
チョウズメは部屋を出た
フウ「どっかに行くんすね」
チョウズメ「男の親友を殴りに」
フウ「わかったっす。紅さんにも言われたと思うっすけど、無事に帰ってきて下さいっすよ?」
フウは扉の前で待っていたのか、部屋から出るとすぐに声をかけてきた
チョウズメ「うん、行ってきます。キスして?」
フウ「甘えん坊さんっすか?んっ」
チョウズメは行ってらっしゃいのキスを堪能してから、玄関へ向かう
ええんやで?
チョウズメが必要なものをキッチンから取り終わると、玄関がいきなり開き、二人の少女が入ってきた
それはハナビとヒナタであり、チョウズメは同じ説明をした
ヒナタ「サスケくんに会いに行くんだね」
ハナビ「ぶっ飛ばしてすぐに戻ってきてね!」
日向二人「「いってらっしゃい」」
二人もチョウズメにキスをした
そしてチョウズメは四人に再度行ってきますを言ってから、黄泉比良坂である場所へとワープした
チョウズメ「僕達が忍者ごっこをしてた時の木製クナイ。それに黒い星はサスケの唯一の黒星。ここだよね」
木の葉の中にある、未だ整理が終わっていないうちは区画の近くの広場に来ていた
この場所は昔にチョウズメとサスケが本気で殴りあった場所だ
そしてその場所の決着がついた大きな木の前には
チョウズメ「木の棒とうちわ?」
意味深に置かれている、木の棒とうちわがあった
チョウズメ「……木の棒じゃなくて、木の柱? 柱間とマダラ? もしかして終末の谷かな? サスケはまだこういうカッコつけをやってるのか。変わらないな」
チョウズメは木の棒とうちわを回収して、次は終末の谷の近くに黄泉比良坂で空間を繋げた
もしチョウズメの中のカグヤ云々を解決できてなかったら
「孫やんけ!ちょっと遊んだろ」みたいな事になってたのかな
>>859
疾風伝以降なら親しい人が死んだりサスケとかイタチとか、ハナビヒナタと疾風伝以降初めて会うと侵食判定があったんですけどね……駆逐されちゃいました
チョウズメは谷の近くに出て、歩いて谷に向かっていると、前方に三人の人がいた
水月「はい、ストップ。あんたがチョウズメ?」
チョウズメ「はい、初めまして。チョウズメです。サスケの仲間ですか? うちのサスケがお世話になってます」
重吾「……なんだこいつ?」
香燐「なんだこいつ? それにうちのだって!? サスケはてめえのじゃねえ! うちのだ!」
水月「……は?」
香燐「ご、ごほん。なんでもない」
水が滴っている男がメガネの女にジトミしている
チョウズメはとりあえず一番話がしやすそうな大柄の男の前に行く
チョウズメ「サスケが僕を呼んでるんですよね? 多分殺すとかで」
重吾「お前はサスケの友達なんだろ? いいのか?」
チョウズメ「僕がサスケをボコればいいだけですから」
重吾「そうか……!? サスケは滝の前にいる」
重吾は今のサスケなら問題なく勝てるだろうと思ったが、なぜかチョウズメから自分に似た気配を感じた
それが自然エネルギーによるものだったのだが、自然エネルギーを天然で扱える重吾にはそれが何かがわからなかった
チョウズメ「ありがとうございます。これ戦いの間暇だと思うのでどうぞ」
重吾「あ、ああ?」
チョウズメはサスケ用に多めに持ってきておいたお土産を重吾に手渡してからサスケの元へと駆けた
チョウズメは滝の前まで行く前に、猿魔を口寄せした
チョウズメ「猿魔、サスケと戦う。仙人モードも使う気だから頼む」
猿魔「ああ。頼まれた」
チョウズメは猿魔を背負い、いつでも仙人モードになれるようにして、滝壺へ飛び出した
サスケ「久しぶりだな、チョウズメ」
チョウズメ「服のセンスが変わったね、サスケ」
滝の前には、白い着物を着崩したサスケがいた
サスケ「お前は秋道の服を着ていたはずなのに、白い忍び服を着るようになったんだな」
チョウズメ「心境の変化があってね」
サスケ「片目が日向のようになり、髪の一部も白くなっているのにか?」
チョウズメ「愛を理解出来たからね」
サスケ「そうか……」
サスケがそれだけ言うと、戦闘モードに移行しそうだったので、チョウズメはお土産を投げた
チョウズメ「お土産! これ食べてからね」
サスケ「……煎餅とおかかのおむすび、水筒、お茶か」
サスケはうちは煎餅に似ている煎餅と、自分の昔の好物であるおかか、それにお茶が風呂敷に入っているのがわかった
チョウズメ「うちは煎餅をなんとか再現しようと頑張ったんだよ?」
チョウズメが食べてという前に、サスケはそのせんべいを食べ始めた
サスケ「50点だ。木の葉のまずい煎餅ばかり食べているから、うちは煎餅の再現から離れている」
チョウズメ「手厳しいね」
サスケ「だが美味い」
サスケはおにぎりも煎餅をお茶を全て食べた
チョウズメ「あのさサスケ。僕が木の葉で重婚できるようになったよ? 紅さんにヒナタ、ヒナタの妹に、中忍試験にいたフウっておんなのこ。みんなにプロポーズしたんだ」
サスケ「あはははは、女の心が全くもってわからなかったあのチョウズメがやっとか」
チョウズメ「そんなに笑うことないじゃん。それにさ、今の僕って特別上忍なの。五代目火影様の秘書をやってるんだよ? すごくない?」
サスケ「ああ、お前は頭が特によかったからな」
チョウズメは久しぶりにサスケと話せるのが嬉しく、いろんな話をした
だが、もう話す話題がなくなり始めた
チョウズメ「サスケはずっと復讐のために修行?」
サスケ「……ああ。せんず大蛇丸を殺して俺が飲み込んだ」
チョウズメ「そうなんだ。まだやっぱりイタチさんが自分の意思で殺したと思ってる?」
サスケ「お前はまだそんな下らないことを言っているのか……うちはイタチは己の糧とする為に、うちはを皆殺し、更なる高みへと行く為に、俺に憎悪を込めて生き延びさせた」
チョウズメ「イタチさんはなにか理由があってしょうがなくだよ」
サスケ「……もういいだろ。話は終わりだ」
サスケはチョウズメを見る目が親友を見る目から、敵、それも宿敵を見る目に変わった
チョウズメ「サスケはやっぱり僕のことを殺すの?」
サスケ「お前には言っておく。うちはイタチは俺に親しき友を殺させようとしていた。万華鏡写輪眼を開眼するにはそれが条件のようだ。だが、俺はうちはイタチの考えに乗るのが嫌で、ナルトを生かした」
チョウズメ「……うん」
サスケ「だが、お前を殺すことによって万華鏡写輪眼が開眼してしまったとしても、俺はそれでもいいと思っている。お前は俺に初めて泥を塗り、俺の先を行っていた。そして俺の憎悪をさらに焚き付けた。俺はお前によって万華鏡写輪眼を開眼してもいい、いやしたい」
チョウズメ「僕はサスケなんかに殺されないよ。何たって僕は勝ち越してるし」
サスケ「ああ、だがそれも塗り変わる」
チョウズメ「約束してよ。これでサスケに僕が勝ったらもう無視しないって。僕を殺そうとはしないって」
サスケ「いいだろう。だが、その約束が果たされることは無い」
サスケは刀、それも草薙の剣を抜いた
チョウズメは猿魔は仙人モードのためにいてもらっているだけなので、サスケとの戦いでは使う気は無い
サスケ「お前を殺す」
チョウズメ「僕は負けない」
二人の戦いが始まった
(一回ダメージを喰らうまでは氷遁は使えません)
(二回ダメージを喰らうまでは仙人モードは使えません)
(三回ダメージを喰らうまでは木遁は使えません)
(チョウズメの耐久が7以上削れると覚醒します)
耐久 チョウズメ7(+5) サスケ12
草薙の剣+雷遁 補正-10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 拮抗
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
サスケは草薙剣に雷遁を纏わせてチョウズメに斬りかかる
チョウズメは大蛇丸が草薙剣という斬れ味の極端にいい刀をヒルゼンとの戦いで使ってきていたことを猿魔から聞いている
チョウズメ「風拳、その攻撃はなんとなく分かる!」
チョウズメは拳を握り、千鳥のみたいにその拳に性質変化させたチャクラを纏わせた
草薙剣を正面から迎撃せず、風のチャクラを纏わせた拳で殴って弾く
サスケ「その受け方は正解だ」
サスケはそれだけ言うと、少し背後に下がり、チョウズメも知っている術の印を結び始める
チョウズメもその印を遅れながら結び、サスケはチョウズメが作り終わるのを待っていたのか、同じタイミングで術を発動させた
サスケ/チョウズメ「「火遁・豪火球の術!」」
互いの術は同じ技で相殺された
(一回ダメージを喰らうまでは氷遁は使えません)
(二回ダメージを喰らうまでは仙人モードは使えません)
(三回ダメージを喰らうまでは木遁は使えません)
(チョウズメの耐久が7以上削れると覚醒します)
耐久 チョウズメ7(+5) サスケ12
草薙の剣+雷遁 補正-10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 拮抗
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
サスケ「その豪火球の術を誰に習った」
チョウズメ「イタチさん」
サスケ「そうか……」
二人はどちらかが動くまで、動かない気なようで、草薙剣と風の拳での近接戦闘が続く
サスケ「……はぁ!」
チョウズメ「ふぅ!」
チョウズメは草薙剣の横腹を綺麗に殴らないと腕が斬れてしまう
だがそれでも一度始めたこのやり取りはチョウズメからは中断する気は無い
そしてサスケの草薙剣をギリギリで受け流した時、チョウズメの攻撃はサスケに当たった
チョウズメ「飛べ!」
サスケ「なっ!」
チョウズメの拳の風のチャクラは塊のまま、チョウズメの拳から発射された
ギリギリの距離で近接戦闘を行っていたため、サスケはその攻撃に頬を軽く殴られた
(一回ダメージを喰らうまでは氷遁は使えません)
(二回ダメージを喰らうまでは仙人モードは使えません)
(三回ダメージを喰らうまでは木遁は使えません)
(チョウズメの耐久が7以上削れると覚醒します)
耐久 チョウズメ7(+5) サスケ11
草薙の剣+雷遁 補正-10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 拮抗
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
根性叩き直してやらぁ
あっミスった
>>878このレスのコンマ 56を使用します
それで
攻撃を当てた方に拮抗が傾くんでした
だから上の表はこれです
耐久 チョウズメ7(+5) サスケ11
草薙の剣+雷遁 補正-10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 有利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
おかかおにぎりをぶつけてやる! =≡△
連取りは人がいる時はズラします
10分とか経ってもレスがその連取した方のレスしかなかったらそれで書いていきます
有利
チョウズメ7(+5) サスケ11→10
チョウズメの攻撃は続く
チョウズメは知っている
サスケは優秀すぎるが故に、殴られ慣れていない
チョウズメの場合はイタチに殴られ、ヒルゼンに殴られ、猿魔に殴られ、猿に殴られ、猿魔に殴られ、綱手に殴られているので、すぐに対応できる
しかしサスケはセンスが良すぎるからこそ、攻撃をくらったあとにほんの少しだけスキができる
そこにチョウズメは近づいて、ひたすら連打をする
サスケ「くっ!」
チョウズメ「あああああ!」
サスケは近すぎる故に振るえない草薙剣を持ちながら、チョウズメの連撃を何とかいなしていたが
サスケ「ごはっ!」
サスケは後ろに飛んで衝撃を吸収したが、それでも顔面に拳をくらった
次の判定は>>884これです
チョウズメ7(+5) サスケ10→8
(サスケが9以下になったので、次判定から呪印状態2になります)
サスケは焦っていた
チョウズメに少しだけ殴り飛ばされたのだ
この少しの距離は本来なら近接攻撃の来ない範囲であり、忍術戦になる距離だ
だが、サスケはチョウズメをよく見ていたからわかる
この距離はチョウズメの最大の近接攻撃にとって、最も良い位置であり、自分の今の体勢ではその攻撃を避けれないことも
チョウズメ「部分倍加の術!」
サスケ「グハァ!」
サスケはある力を使ってガードをしながら、滝の横の岩場に巨大な拳で殴り飛ばされた
耐久 チョウズメ7(+5) サスケ8
草薙の剣+雷遁&呪印状態2 補正-20
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 有利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
劣勢
耐久 チョウズメ7(+5)→5(+5) サスケ8
(チョウズメが攻撃を1回食らったため、氷遁が解禁されました)
サスケ「あの野郎の力だとか考えてたら、こっちが殺されちまう。ここからは本気だ」
サスケが殴り飛ばされた岩の壁から出てくると、肌は黒になっていて、背中から手のような翼が生えていた
チョウズメ「何その姿。趣味良くないよ?」
サスケ「……死ね」
チョウズメから見て、あまりカッコイイ姿には見えなかったが、その姿の威力は絶大だった
あっという間にサスケはチョウズメの元まで来て体術戦を始めた
極力チョウズメは強い力を使わないで戦おうなんて慢心にも似た傲慢な考えで戦ってしまったが故に、今回は足元を救われた
チョウズメ「くっ、その力、もしかして仙人モードじゃないよね!?」
サスケ「は? なんだそれ」
呪印は元々自然エネルギーを天然で吸収できる重吾の体液から作られている
故に呪印状態はある意味仙人モードとも言えなくもない
サスケの攻撃を防ぐのが精一杯になり、チョウズメは何とか隙を見つけて反撃しようと、サスケの連撃を弾く
サスケ「千鳥……」
チョウズメ「風拳!」
チョウズメはその千鳥を起点に反撃に出ようと、対抗術を発動させたが
サスケ「……流し!」
チョウズメ「なっ! くううう」
黒い雷のような千鳥は手元から範囲を拡大させ、サスケの周囲を雷で焼いた
もちろんチョウズメは拳で対抗しようとしたため、千鳥流しをもろに食らってしまった
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ8
対策火遁+呪印状態2 VS 氷遁 補正-10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 不利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
有利
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ8→7
チョウズメは千鳥流しで体が痺れてしまったため、無理やりなチャクラコントロールでサスケから離れる
サスケはそれを追ってこない
サスケ「出し惜しみをして死ぬ気か? 出せよ氷遁を」
チョウズメ「……すーはー。知ってたんだ」
サスケ「研究も済んでいる」
サスケは過去に一度だけ氷遁使いと戦ったことがある
故に対処法は分かっている……と思っていた
チョウズメ「そう、なら死なないでね?」
サスケは火遁の印を結ぶ準備を頭の中でしていたが
チョウズメ「はぁ!」
先程までと同じようにチョウズメは殴りかかってくる
氷遁を使うのではなかったのか?とサスケは思うが、呪印状態2ならチョウズメにスピードもパワーも勝っているので、そのまま殴り合いに付き合うことにした
チョウズメが致命傷を避け、無駄にダメージを喰らう殴り合いをし始めて少し経った時、サスケは何かを感じた
サスケ(寒い?)
それを感じ取った瞬間、サスケの片足が全然動かなくなった
チョウズメは近接戦闘をしながら、自分の周囲の気温をゆっくりと下げていた
そしてそれに気が付かないサスケの動きをさらに止めるべく、一気にマイナス数十度までサスケの足の周りの大気を凍りつかせていた
チョウズメ「氷拳!」
身体すら凍らせるほどの冷気を纏った拳を、チョウズメは隙の出来たサスケに向けて放つ
サスケ「させるか!」
サスケは片翼でその攻撃を防ぎ、動くもう片方の足で背後に飛んだ
しかしその代償で片翼は凍りつき、そして砕け散った
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ7
対策火遁+呪印状態2 VS 氷遁 補正-10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 不利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
不利
耐久 チョウズメ5(+5)→4(5) サスケ8
(攻撃を二回受けたので、仙術が解禁されました)
チョウズメは砕けたサスケの翼から、白い蛇がこちらを見ている気がした
チョウズメ「え!?」
チョウズメの体にいつの間にか杭が撃ち込まれていて、体の自由が聞かない
サスケは翼がもがれた時、魔幻・枷杭の術を蛇や写輪眼を使って嵌めていたのだ
チョウズメはそれが幻術だと気がついた時には時すでに時間切れ
サスケ「千鳥光剣」
チョウズメ「うぐっ」
チョウズメは体を何とか捻ったおかげで、サスケの手から伸びていた千鳥の剣状にする形態変化、千鳥光剣で少し体を焼き切られるだけで済んだ
チョウズメ(無理だ。使おう)
耐久 チョウズメ4(+5) サスケ8
呪印状態2 VS 氷遁+仙人モード 補正+10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 不利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
サスケは7ですね
すみません
次はちゃんと書きます
優勢
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ7→5
チョウズメ「猿魔!」
猿魔『おうよ!』
チョウズメはあの呪印状態というサスケの状態と戦うには、自分も自然エネルギーを使わないと勝てないと理解した
仙人モードはずるいかもと思っていたが、相手も自然エネルギーを使っているのならいいだろう
チョウズメは千鳥光剣をマイナス何十度の氷チャクラを纏った手で掴み取り、それを凍らせて砕いた
チョウズメ「サスケ、僕が本当の自然エネルギー、仙術チャクラの使い方を教えてあげる」
サスケ「それが仙術……」
サスケには隈取ができただけに見えるが、写輪眼で見ると、今で見たこともないチャクラがチョウズメの中に現れた
チョウズメ「そう、仙人モード。行くぞ!」
サスケは今さっきまでパワーでもスピードでも勝っていた
それなのにチョウズメは見た目的には赤い隈取が浮かび上がっただけなのに
サスケの動きを完全に見切られ、押し込まれ始めた
サスケ「お前は写輪眼もないのになぜそんなに見切れる!」
チョウズメ「自然エネルギーとは言葉通り、自然の力だよ。その力を体内に取り込み、自然と一体になる。ただそれだけで知覚能力も身体能力も跳ね上がる。あとはサスケを殴るだけ!」
サスケは宣言通りチョウズメに殴られて吹き飛んだ
サスケ「チッ! 自然と一体? ならばその自然ごと燃えろ、火遁・豪龍火の術!」
サスケは龍を象った炎をいくつもチョウズメに向けて放つ
鳳仙花のような連射力に威力は豪火球を遥かに凌ぐ
チョウズメ「仙法・蒼龍暴風雪!!」
だがそのいくつもの炎の龍は自然の力を混ぜ込まれた蒼い氷龍による暴風によって全てが吹き飛び
サスケ「なん……だと!?」
サスケは半身を氷漬けにされながらその場でひざまづいた
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ5
呪印状態2+白蛇の力 VS 氷遁+仙人モード 補正+10
コンマ下1
81~ 優勢(サスケ2ダメ)
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 有利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
戦闘ではゾロ目をやめた方がいい気がするけど、それで主人公負けると判定やり直しとかになりそうだしこのままでいいか
もっとほかスレみたいに描写を簡略化しちゃえばやり直しも楽なんだけど出来ない……
前回も前々回もゾロ目は敵に3ダメ与えてますね
ゾロ目
チョウズメ5(+5) サスケ5→2
サスケ「……なぜだ、チョウズメ! 俺は木の葉を捨て、甘さを捨て、大蛇丸の元で修行をしてきた! なのに、なぜこれほどの差がある!」
チョウズメ「愛じゃないかな」
チョウズメの戦う原動力は好きな人達や好きな友達を守りたいという愛から来ている
サスケ「愛……?」
チョウズメ「サスケは復讐心で強くなろうとした結果。僕はまあ特殊だったけど、それでもずっと愛が行動原理だったからね」
サスケ「そんなもの認められるか!! 」
サスケは叫んだ後、空に向けて手を挙げた
いつの間にか辺りには雨が降っていて、空は真っ黒な雲に覆われている
元々曇空だったこの場所でサスケは火遁を連打していた
その結果さらに雲は大きく育ち、今にも落雷が落ちそうだ
チョウズメ(やばい!)
仙人モード、自然の力を感じ取れる状態だったからこそ、サスケが何をしようとしているのかがわかった
自然の雷を利用した術を発動しようとしているのが、仙人モードで拡張された知覚能力で理解出来た
ならばそれを迎撃できるほどの術を使うしかない
サスケ「麒麟!!」
チョウズメ「仙法・双龍暴風雪!!」
空から降臨した自然の雷の化身、麒麟
自然エネルギーを混ぜ込まれた二匹の巨大な氷の龍
麒麟は一匹の氷の龍を焼き溶かしていく
氷が無理やり溶けさせられる音が氷の龍が泣いているようにも聞こえる
だがこの場には龍はもう一匹いた
その龍は麒麟を潰し込むべく、麒麟の体に巻きついた
奇しくもマダラが操る九尾、その九尾を抑え込む木龍と似たような光景が出来上がった
そしてマダラと柱間の戦いで勝ったのは柱間であり
サスケ「麒麟が、負けた?」
麒麟は二匹の氷の龍に敗れ去った
空高く舞い上がった龍は上空にある雲を冷やし、雪が降り始めた
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ2
呪印状態2 VS 氷遁+仙人モード 補正+10
コンマ下1
81~ 勝利
61~80 有利(サスケ1ダメ)
41~60 有利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
あれ誰もいない?連取りになるけど良いの?
それともずらして次回再判定にする?
うむ
すみません寝落ちしました
続き行きます
有利
耐久 チョウズメ5(+5) サスケ2→1
サスケ「あはは、女と乳繰りあってた奴にすら、俺は勝てないのか」
サスケは自分に対して怒りが湧いてくる
なぜもっと大蛇丸から力を吸収しなかったのか
もっと力の根源まで理解し、扱えていれば、チョウズメが使う仙人モードのような力が使えたのかもしれない
麒麟だって自然エネルギーというのを理解していれば、もっと強い術になったかもしれない
サスケは強さというものが分からなくなりつつあった
チョウズメ「……サスケは優しい子なのに、イタチさんが何を考えたのか分からないけど、サスケを復讐者にした。その復讐者って本当にサスケが望んでること?」
チョウズメは半身が氷に包まれ、膝をつき、絶望しかけてるサスケにさらに追い打ちをかける
サスケ「望んでなければここまで強くなることは無かった! 今の俺すら否定する気かチョウズメ!!」
チョウズメ「望んだ力なら、その力を疑っちゃ駄目じゃないかな?」
サスケはチョウズメの目を改めて見た
その目は昔に何度かあった全てを見透かしているような目
写輪眼や白眼とは違う、根本的に理屈が違うような気がするもの
サスケ「知ったような口で語るな!! 千鳥!!」
サスケはその目に何度も助けられたが、その分その理解しすぎる力に恐怖を抱いたことだってある
チョウズメ「語って欲しくないなら、泣きそうな顔をしないでよ。いつものカッコイイサスケでいてよ!」
サスケ「ガハッ!」
サスケが自ら火遁で体を燃やし、氷遁の凍結から抜け出した
そのあと千鳥を発動させてチョウズメの元へと駆けてきたが、力に疑問を持ってしまったサスケの攻撃はチョウズメには届かなかった
サスケはチョウズメに殴り飛ばされた
氷遁+仙人モード 補正+20
コンマ下1
81~ 勝利
61~80 勝利
41~60 勝利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
あれ、サスケのライフどの計算で1減ったの?
>>917
攻撃を当てた方に真ん中の41~60が傾くので
>>911か>>912かどちらだったとしても
真ん中
前ターンはチョウズメの攻撃だったので、真ん中はチョウズメ側によっているので1ダメですね
起き抜けでがばってたらすみません
多分大丈夫なはず
チョウズメ5(+5)→4(+5) サスケ1
サスケはチョウズメに殴り飛ばされ、もうチャクラコントロールをして水に立ってるこそすら出来なくなっていた
チャクラは問題ない、だが心が折れかけていた
サスケ(……木の葉を離れ、いつ体を奪われるのか恐怖をしながら、それでも強くなったこの力は無意味だった?)
サスケは自問自答しながら、自分の元に近づいてくるチョウズメを見た
サスケは一瞬、チョウズメが白い髪が長く、角の生えた女に見えた
そして幻視したその存在の額には写輪眼が存在し、その写輪眼を見た時、サスケはあのイタチに見せられた親の殺される光景を思い出す
チョウズメ「起きたら僕とちゃんと話してね?」
サスケ「……させるかああああ!!」
サスケは思い出した怒りのまま、大蛇丸の力である白蛇をチョウズメに向けて放つ
チョウズメ「もうボロボロだから寝て!」
チョウズメは蛇に噛まれながらも、サスケに近づいてくる
耐久 チョウズメ4(+5) サスケ1
氷遁+仙人モード 補正+20
コンマ下1
81~ 勝利
61~80 勝利
41~60 拮抗(サスケが倒れる寸前のため不利にはならない)
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
勝利
耐久 チョウズメ4(+5) サスケ1→0(殺す気がないため気絶)
チョウズメはサスケの最後の攻撃をその身に受け、そしてサスケの目の前にたつ
サスケ「なぜだ! なぜこうも届かない!」
チョウズメ「昔、忍者ごっこをした時、どこが駄目だったか、どこが上手かったのか話したよね? それをこのあとしようよ。とりあえずもう寝て!」
チョウズメは怪力を抜いて、水の上に何とか浮いているサスケの顔面に向けて、拳を振り下ろした
手加減自体はしたが、その拳は的確にサスケの顎を殴り飛ばし、サスケは気絶した
耐久 チョウズメ4(+5) ???5
不意打ちだが、猿魔がいるため 補正-20→-10
コンマ下1
81~ 優勢(敵2ダメ)
61~80 有利(敵に1ダメ)
41~60 有利(敵に1ダメ)
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
劣勢
耐久 チョウズメ4(+5)→2(+5) ???5
(次のターンから木遁が使用されます)
(チョウズメの宿敵が現れたため、チョウズメは本気を出します)(角都の時よりもガチ)
八岐大蛇丸「シャアアアアア!」
チョウズメ「な、」
チョウズメはサスケを回収しようと、サスケに近づいた時だった
サスケの体からいきなり白い巨大な八岐大蛇が現れ、チョウズメを滝の岩場に向けて吹き飛ばした
チョウズメはサスケとの戦いの疲れからか、反応が遅れてガードすら取れなかった
その八岐大蛇の顔のひとつが上を向き、その口の中からある男がぬるりと現れた
大蛇丸「アハハっ! ヒルゼンのくそ弟子のおかげでサスケくんの私を抑えていたチャクラが消えてくれたわ! 感謝してあげるわ、ヒルゼンの愚かな弟子! そして死になさい!」
八岐大蛇の口から大蛇丸が出てきて、その大蛇丸は口から草薙剣を取り出した
大蛇の口から飛ぶように草薙剣を持って、チョウズメを殺すべく大蛇丸は突撃する
強さの差があるためコンマ表が特殊コマン表になります
耐久 チョウズメ2(+5) 大蛇丸5
八岐大蛇+大蛇丸 VS ガチギレ+氷遁+仙術+木遁(対尾獣レベル) 補正+30
コンマ下1
81~ 優勢(敵2ダメ)
61~80 優勢(敵に2ダメ)
41~60 優勢(敵に2ダメ)
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
優勢
耐久 チョウズメ2(+5) 大蛇丸5→3
チョウズメ「猿魔、今から僕は本気で戦う。自然エネルギーをお願い」
猿魔「ああ! ぶっ殺してやれ!!」
岩場に突撃する前、背中に背負っていた猿魔が変化を一度解き、チョウズメを何とかキャッチすることで激突は免れた
猿魔は普段ならこんなことを言ったチョウズメを止めるかもしれない
だが、敵は前の契約者、ヒルゼンを殺した憎き敵
猿魔は怒りでどうにかなりそうな自分を押さえつけて、チョウズメの背中に金剛如意の姿に戻る
チョウズメ「仙法・樹海降誕!!」
大蛇丸「なに!? サスケくんとの戦いでそんなもの、まずどうやって木遁を!?」
チョウズメ「うるさい。お前だけは、お前だけは絶対に許さない!! お前は僕が本気で殺す!」
大蛇丸はいきなり出てきた樹海に八岐大蛇も、その体の延長させて蛇のようにチョウズメに近づいていた本体も、樹海に絡め取られた
チョウズメ「仙法・氷結樹海」
チョウズメは現れた樹海に触れながら、術を発動させた
大蛇丸「このままでは不味い!」
大蛇丸を絡め取っていた樹海も、八岐大蛇を拘束していた樹海も、その全ての樹木が凍りつき、そこに存在していたものを永遠の凍氷に変えた
大蛇丸はその術が発動した瞬間、マトリョーシカのように、大蛇丸の口から大蛇丸が這い出て、樹海の拘束から抜け出し、永久凍結より逃げ延びた
強さの差があるためコンマ表が特殊【コンマ】表になります
耐久 チョウズメ2(+5) 大蛇丸3
八岐大蛇+大蛇丸 VS ガチギレ+氷遁+仙術+木遁(対尾獣レベル) 補正+30
コンマ下1
81~ 優勢(敵2ダメ)
61~80 優勢(敵に2ダメ)
41~60 優勢(敵に2ダメ)
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
優勢
耐久 チョウズメ2(+5) 大蛇丸3→1
大蛇丸は恐怖していた
イタチに勝てないことを悟った時やサスケに封印された時よりも圧倒的な恐怖
大蛇丸「なぜ貴様みたいな餓鬼が木遁や氷遁が使える! 貴様は一体なんなんだぁ!!」
先程の変わり身は消耗が激しいので、大蛇丸もここぞと時しか使わない切り札のひとつだ
それを初手から使わされ、そしてその敵がこちらに歩いてきている
チョウズメ「僕はヒルゼン師匠の弟子。サスケの親友だよ。お前とは対話なんて手段は取らない。良くないことだとはわかる。憎しみの連鎖は続いてしまう。だが、お前を殺したところでお前の死を悲しみ、憎しみの連鎖を引き起こす奴なんて居ないだろ? なら死ねよ」
チョウズメはそれから大蛇丸の草薙剣を叩き折り、殴りまくり、したすら大蛇丸を痛めつけた
4行で炙り、溺れさせ、切り刻み、潰す
氷遁で体の端から凍らせる
木遁で徐々にチャクラを吸われ、大蛇丸は死に体になった
大蛇丸「うちはよりも更に優れた個体……あはははははは、最後の最後で見つけたぞ! まだ私は死ねない!」
大蛇丸は既に体に力がはいらないはずなのに、更なる転生を望みながら、その目には恐怖ではなく希望が映っている
強さの差があるためコンマ表が特殊【コンマ】表になります
耐久 チョウズメ2(+5) 大蛇丸1
八岐大蛇+大蛇丸 VS ガチギレ+氷遁+仙術+木遁(対尾獣レベル) 補正+30
コンマ下1
81~ 勝利
61~80 勝利
41~60 勝利
21~40 不利(チョウズメ1ダメ)
~20 劣勢(チョウズメ2ダメ)
コンマ下2
90以上で耐久があと2以上減った時に起こる覚醒が一瞬だけ発動
勝利
耐久 チョウズメ2(+5) 大蛇丸1→0
(大蛇丸は抹殺対象なため死にます)
大蛇丸には何かが見えていた
それはチョウズメの恨みで拳を振るう闇に落ちる姿か
それとも白い髪の女がチョウズメに重なって見えたか
だがひとつ言える
大蛇丸はチョウズメの怒りによる、完全な私怨による殺人を行わせたと(なお侵食判定はない)
チョウズメ「氷拳、超部分倍加の術!!」
大蛇丸はチョウズメの超巨大な拳をその身に受け、まだなんとか原型を保っていた大きな石像のマダラごと、大蛇丸はその存在を凍りつかされ、拳の圧力で砕け散った
途中で分離した白蛇も、近くにあったチョウズメの拳から漏れ出る凍気によって凍りついて砕けた
チョウズメ「……師匠、仇は取りました」
こうしてサスケとチョウズメの戦いは終わった
見逃してました
補正があったので大丈夫でした
チョウズメ「うぐっ、うっぷ。仙人モードを併用したからって、無茶し過ぎたかも」
猿魔「当たり前だ! 木遁と氷遁を無理やり混ぜるなんて危険なことをしてんじゃねえ! 猿山に逆口寄せする。待ってろ」
猿魔は金剛如意の姿から、猿の姿に戻り、チョウズメを支える
チョウズメ「待って。それならもっといい所があるから。とりあえずサスケの仲間を呼んできてくれない?」
猿魔「ああ、待ってろ」
チョウズメは沈みかけていたサスケを持ち上げ、痛む体で岸まで歩いた
猿魔はチョウズメの言う通り、サスケの仲間を呼びに行く
チョウズメ「黄泉比良坂! つっら。チャクラもそろそろ尽きてきたし、一番安全な場所で休息を取らないと」
チョウズメは黄泉比良坂で空間に穴を開け、始球世界へとサスケを持ち上げて入っていく
穴はそのままだったため、猿魔が仲間を引き連れて中に入ってきた
香燐「おいおいどこだよここ。空間の気配からしてさっきまでの場所と違うじゃないか」
重吾「チャクラの回復速度が早い?」
水月「そんなことよりもサスケを治したよ」
香燐「んなこと分かってるわ!」
始球世界の木遁で作った大きな一軒家には、何故か家具が置かれていて、布団もいくつか置かれている
どうやらこの世界は何度も都合のいいやり部屋ならぬ、ヤリ世界として使われているようだ
猿魔は三人を信用していないので、チョウズメの近くで三人を睨んでいる
猿魔「敵になり得るのに良かったのか?」
チョウズメ「サスケの仲間でしょ? それなら呼ばないとね。ごめん、少しだけ寝るね」
猿魔「ああ、ゆっくり休め」
チョウズメは気絶しているサスケのすぐ近くで、意識を落とした
チョウズメが眠りについたあと、重吾は猿魔に話しかけた
重吾「……サスケは彼に負けたのか?」
猿魔「ああそうだ。そしてサスケが封印していた大蛇丸も死んだ」
香燐「……そうか」
水月「ざまあ無いね。死んで当然のやつだし。ここにいる女もだけど」
香燐「うっせえ黙ってろ!」
水月がサスケが起きるまでつまらないとかで、この家を探索し、食い物を勝手に漁ったりして時間を潰していた
少し席を外します
いつ戻ってくるかは不明
ちょっと整理
ペイン、小南はオビトの命令がない限り雨から動かない
イタチ鬼鮫は考えた
ゼツうざい
トビは裏で工作、サスケ欲しい
生存は一尾、七尾、八尾、九尾
我愛羅がつおい
猿魔「ここはお前の精神の中にいた別の存在が所有していたと言っていたな?」
チョウズメ「そうだよ。猿魔も来るのは初めてだったね。ヒナタとフウと紅さ、紅は来てるよ」
猿魔「交尾にか」
チョウズメ「うん」
チョウズメは料理をしていた
水道はないが水遁がある、ガスはないが火遁がある、電気がなくて冷蔵できないが氷遁がある
チョウズメは最悪木の葉が壊されたとしても、大切な人達や親しい人を匿うために色々と準備をしている
マダラと木の葉の近くで戦ったら、どうせ里は消えるので、猿山のフウとの修行から帰ってきてから準備を進めていた
猿魔「それは一体誰だ? こんな世界を持っているなぞ普通ではないぞ」
チョウズメ「うーん?チャクラの祖とか言ってたし、実際にチャクラを人類が取得したきっかけはその人みたいだよ?」
猿魔「……お前それをサラリと」
チョウズメは自然エネルギーやその他諸々を使って、割と早く傷を癒せた
まだ完全に治ってないが、気まずい部屋から出て料理を作る程度には元気になっていた
チャクラもこの始球世界にいるおかげで回復が早い
香燐「サスケが起きたぞ!」
チョウズメ「あんまりほかの人を威嚇しないでね?」
猿魔「チョウズメが動ける今、そのようなことはせんよ」
チョウズメと猿魔は料理を持ってサスケの元へ行く
サスケ「……」
香燐がサスケの横でやたらと騒いでいる
水月はどこかに保存しておいたジュースを勝手に飲みながらチラチラ心配している
重吾は少し離れたところで座り、こちらを一応警戒している
チョウズメ「おはようサスケ」
サスケ「……ここは?」
チョウズメ「僕の持ってる世界の一つ。時空間忍術で飛んできた」
サスケ「ふふ、そうか。俺はお前の全力を出し切らせることすら出来なかったか」
チョウズメ「これで黒星二個だね」
サスケ「ふははははははは」
サスケはいきなり笑いだした
香燐の特殊な力によって、サスケの傷は既に治っている
サスケはほんの少しだけ思ってしまった
大蛇丸の方に行かずに、チョウズメを無視せずに、共に切磋琢磨していれば、この領域にも届いたのではないかと
そう、だがまだ遅くはない
今から切磋琢磨すればいいのだ
サスケ「……チョウズメ、もう一度だ」
チョウズメ「い、や、だ。もうサスケと殺し合いをしないって言ったでしょ!」
サスケ「なら殺し合いじゃなくていい」
サスケは立ち上がり、チョウズメに詰め寄る
チョウズメ「それも嫌だ。疲れるし」
サスケ「昔にやった忍者ごっこだと思えばいいだろ」
サスケはチョウズメの持っている料理を奪い取り、テーブルの上に置いた
そして千鳥を出しながら詰め寄ってくる
チョウズメ「嫌だ。大蛇丸との戦いで疲れたから嫌だ」
チョウズメのその言葉を聞くと、サスケは自分の首元を覗き込んだ
サスケ「……白蛇の力は少し残っているが、たしかに大蛇丸がいない。俺と戦ったあとに、大蛇丸とも戦ったのか?」
チョウズメ「うん」
サスケ「わかった。俺と戦え」
チョウズメ「嫌だ」
サスケ「戦え」
チョウズメ「嫌だ嫌だ」
サスケ「戦え。チョウズメだって楽しいだろ。俺たちの遊びは忍びごっこばかりだったはずだ」
チョウズメ「いっつも正義のイタチさんと明日の忍びで僕が悪だったじゃん!」
サスケ「いいから」
チョウズメ「いーやーだ!」
サスケとチョウズメはこの始球世界で追いかけっこを始めた
重吾「……元気になったみたいだな。俺たちの分も食事も用意してくれたみたいだ。先に食べていよう。俺は小魚定食定食にしよう」
水月「ヨーグルトとかも用意してるじゃん」
香燐「男に……負けた!? やけ食いしよ」
✕ 明日の忍び
○ 悪の忍び
サスケ「なぜチョウズメが木遁を使える! それは初代火影の術だろ!」
チョウズメ「勝手に柱間細胞が僕と融合してたの! 僕だってなぜ使えるようになったのかなんて詳しくはわからないよ」
チョウズメはサスケのクナイを自分の持つクナイで防ぐ
サスケ「お前はいつもそうだ! 俺の知らない先に勝手に行く」
チョウズメ「サスケが僕を無視して大蛇丸の方に行ったんでしょ!」
サスケ「二人に劣等感を煽られたあの時の俺にチョウズメが謝れ」
チョウズメ「なんだよそれ!」
やっとチョウズメはサスケの持つ最後の忍具を吹き飛ばせた
チョウズメ「本当に疲れてるの! もう終わり!」
サスケ「そうか」
チョウズメが地面に横たわったので、サスケも同じように寝っ転がった
少し無言の間が続き、チョウズメが話しかけた
チョウズメ「ねえ、僕もイタチさんの所に行く時に行くからね」
サスケ「……いいだろう、あいつに真実を聞く。だが、そこでうちはイタチが俺の言った通りの事を言った場合、俺はうちはイタチを殺す」
チョウズメ「……嫌だけど、その時は僕は手を出さないよ」
サスケ「なら好きにしろ」
サスケとチョウズメは先程の戦いに、今行った戦いの疲れが来たのか、二人は幼い日のように並んで眠りについた
チョウズメ「……ということがあったよ」
フウ「親友と仲直りできて良かったっすね。でもあっしよりも前に親友がいたんすね」
チョウズメ「……いや違うよ? 男と女の子の親友って本当に色々違うし」
紅「……頭痛い。これどうやって綱手様に報告する気? しないのは駄目よ」
チョウズメ「うーん。ありのまま? サスケと戦って、うちはイタチに会いに行くって」
ヒナタ「でも良かったね。サスケくんとまたお話出来て」
チョウズメ「うん」
あのあとサスケ達は黄泉比良坂で繋げた始球世界で少しの間休息を取るという事で、チョウズメは置いてきた
そしてイタチの元へ自分も行くと言ったが、チョウズメは普通に木の葉の家にも帰ってきてもいた
サスケも大事だが、今は彼女たちの方が大事だからだ
そして今現在、ナルトたちはサスケの捜索をするために木の葉の里を出ているのだが、チョウズメ達はその事を情報封鎖されていて知らない
サスケは抜けたとは言え、未だに犯罪という犯罪を犯していない
ただ大蛇丸に攫われて(自らの意思だが)、その大蛇丸を殺しただけだ
抜ける事自体いけない事だが、木ノ葉崩しをされたあと、ろくに救出に戦力を出せなかったのも事実なので、何とかできるはずだとチョウズメは思っている
な、ナルトも大蛇丸のところに行く原因のひとりだから……
綱手「ぶっふー。なにー!? ちょっと待て、シズネ! 結界を張れ!」
チョウズメ「もう張ってます」
チョウズメは次の日、綱手の元に来て、昨日あったことを話していた
チョウズメが結界を張ったのは、綱手やシズネのことは接して信用出来ると思っている
だが誰がイタチに関する事件に絡んでいるのかわからないので、先に張っていた
綱手「……そ、そうか。なんだ、無駄足になったな」
チョウズメ「無駄足ってなんですか?」
チョウズメは綱手と話しているが、チョウズメの影分身たちは書類仕事をしている
どうやら綱手とシズネだけではもう書類仕事が回らなくなってしまったようだ
綱手「今暗部一人を入れたカカシ班とヤマト、それにシノ、ネジ、キバの探索に特化した奴らがサスケを探す手がかりを見つけるために、イタチを探している」
チョウズメ「またそうやって仲間はずれにするんですか」
綱手「お前が出張ったら色々大変なことになるんだぞ。しかもお前、終末の谷を壊したそうじゃないか! どうするんだ! あそこは柱間のジジイが維持しろって遺書にも書いてあるんだぞ! また作り直しじゃないか」
チョウズメ「なら僕が土遁で」
綱手「雇用を潰そうとするな!……はぁ、書類をやらなくていい代わりに、お前で寿命が何年縮まったことか」
綱手は咳払いをして、真面目な話に切り替える
綱手「お前はイタチがうちは事件を自らの意思でやっていないと何度も私に言っているから、お前の執着もわかる。いいか、黄泉比良坂だったか? もしイタチと遭遇し、交戦することになったらすぐにその時空間忍術で逃げること。いいか、お前はもうすぐ三人の女の夫になる。女を置いていこうとするなよ?」
チョウズメ「はい!」
綱手は暗部にバレないようにこっそりと時空間忍術で里から出るのならいいと言った
そして危険ならすぐに逃げることという約束をして、チョウズメのイタチ捜索を許した
許さなくても絶対にチョウズメは行ってしまうので、綱手は妥協して約束事を取り付けたのだ
チョウズメ「あっ、綱手さんに次にあったら猿魔が話したいから呼べって言ってました。置いていきますね」
綱手「ああ、わかった」
チョウズメは猿魔を置いて、火影の執務室から出ていった
そのあとチョウズメが居なくなって、猿魔の影分身がチョウズメが帰宅したのを確認してから話し始めた
猿魔「ヒルゼンからの伝言だ。これはイタチ絡みの何かが起きた場合、儂の判断で次の火影が信用出来るなら言えと言われていた。そして儂は今、綱手の娘になら言うべきだと思った」
綱手「……それはチョウズメには聞かせられないことか?」
猿魔はチョウズメを偉く気に入っているのに、大事なことであろう今この場にいない
そしてもし知っているのならチョウズメもこの場にいただろう
猿魔「ああ。あやつが闇堕ちしかねん話だ。16年前の九尾襲撃の真実と、うちはイタチがうちはを滅ぼすまでの話だ」
綱手「な、なに!?」
チョウズメやサスケがいない所で、猿魔は綱手に真実を語った
猿魔は綱手に16年前の九尾襲撃は自然発生ではなく、襲撃者によって行われたこと
そしてイタチが里のためにやった事だということを語っている時迷っていた
猿魔(……チョウズメにも事前に伝えるべきか?)
後者のことを伝えて、もしチョウズメが木の葉に憎しみを抱いてしまった場合、取り返しのつかない事になる
猿魔はその事でヒルゼンをチョウズメが恨むとは思えないが、裏のトップと木の葉の重鎮二人にもし殺意を抱き殺したら、チョウズメは木の葉では暮らせなくなる
猿魔はチョウズメを強くしてはいるし、強くなったチョウズメを倒して、再び猿山トップに返り咲く気でいる
だがチョウズメの平穏と平和を祈っていないかと言ったらそんな事は無い
だから迷った末、綱手に話し、猿魔はどうするべきか意見を訪ねた
綱手「放っておけ」
猿魔「それがどういう意味か分かっておるのか?」
綱手「お前は接しすぎているから分からなくなっているみたいだが、チョウズメは大丈夫だ。憎しみのまま、問答無用で殺すことは無い……はずだ」
猿魔「ヒルゼンを殺した大蛇丸を虐殺したのだぞ? それならチョウズメが仲の良かったらしいうちはサスケの家族を実質的に殺した、ダンゾウやヒルゼンの同僚二人が対象になるかもしれん」
綱手「ならないさ。チョウズメを甘く見すぎだ」
猿魔「……そうか。儂はまだチョウズメを子供扱いしていたか」
綱手「あいつら立派な男になっている。信じてみろ。もしイタチが嘘をつき、歪めた真実を伝えようとしたら、その時は訂正してやればいい」
猿魔「そうだな、世話になった」
猿魔はそれだけ言うと逆口寄せで帰っていった
綱手「やばい、チョウズメが本気でキレたら木の葉が消える……あいつの嫁共が怒りを無理やり押さえ込んでくれればいいが」
綱手はあんなことを言っていたが、やはり不安なようだ
そのあと綱手の元に自来也が来て、綱手は飲みに行ったりしていた
ナルトたちは少し前に探索に出た時、大蛇丸に侵食されたカブトに会ったりしたが、それ以外今のところ収穫がない
カカシ「確かにキバの言う通りだね。サスケの臭いはここで途切れている」
カカシたちはキバが見つけたサスケの匂いを追ってきたところ、崩壊している終末の谷でその匂いが終わっていた
カカシ(キバは気が付かないか、嗅いだことがないみたいだけど、ここで戦っていたであろうもう一人の臭いは……)
カカシはある事実に気がついたが、その人物は綱手より絶対に里から出さないと言われている人物だ
カカシ(帰ったら火影様に聞いてみよう)
ナルト「……サスケェ」
時空間忍術で飛んでしまったため、ナルトたちの捜索はやり直しになっていた
(イベント【うちはイタチ】まで1/1)
チョウズメは木の葉の里から少し離したところにサスケたちが始球世界から出る空間の穴を作り出した
サスケ「俺たちはイタチの手がかりを探してくる。お前はこれから一日後にまたここに戻ってこい」
チョウズメ「僕も探索手伝うよ」
サスケ「お前にはお前の新たな繋がりが出来たのなら、俺ばかりに構ってないで、そいつらとも話せ。いくぞお前達」
サスケは邪魔だから明日また来いとだけ言って、イタチ探索に向かっていった
チョウズメ「……これはサスケなりの気遣いだよね? うん、きっとそうだ」
チョウズメはサスケの言う通り、サスケ以外の繋がりとの交流をすることにした
現在、カカシ、ヤマト、ナルト、サクラ、サイ、シノ、ネジ、キバは木の葉にいません
現在、サスケ、水月、重吾、香燐は捜索中のため交流ができません
安価
下1
1 紅に会いにいく(判定なし)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
10 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
11 綱手に会いにいく(判定なし)
12 アスマに会いにいく(中難易度判定)
13 自由安価(人物によってはコンマ判定)
14 フウに会いにいく(低難易度判定)
ハナビが特訓している可能性
コンマ下1
5以下で会えない
乙女の愛は月をも超えている
コンマ下2
70以上でいつでも目覚めることが出来る(上で会えて尚且つこのコンマが成功すると、イベントが進行)
フラグは建っているので、【乙女の愛は月をも超えている】は次回の判定が緩くなります
何かしらの話に絡めて通常イベントを行おうとしたんですけど、シチュエーションが思いつかない
コンマ
下1、下2
ゾロ目じゃないので、過激すぎない程度で、ハナビとどんな交流をさせたいですか?
安価なのにコンマって書いてしまいました
コンマのためにレスしてくれた方すみません
修行を見るのとヒアシとバトルで行きます
蝦蟇たちの蛙組手(かわずくみて)に対して、猿の場合は猿組手(ましらくみて)とでも言うんかね
チョウズメは最近、白眼でハナビが見ている時、ハナビが何を思っているのか何となく分かるようになってきた
これも愛ゆえか、忍宗の力の精度が上がったためか
ハナビが来てほしいと思っているようなので、チョウズメは骨を折られた時振りに、日向の敷居をまたいだ
ハナビ「想いが通じたんですね!」
チョウズメ「最近ほかの人ばかりに構っててごめんね?」
ハナビ「しょうがないですよ。まだ私は付き合ってませんから。あと1年とちょっとですから、忘れないでね!」
チョウズメ「うん」
チョウズメはハナビに部屋に連れていかれ、ハナビが膝の上に座りながら話を続ける
ハナビ「暖かくて眠くなる」
チョウズメ「寝てもいいよ」
ハナビ「もっとお話をしたいから嫌です……そういえばチョウズメさんはまた新しい近接拳法を覚えたってお姉様に聞きました」
チョウズメ「猿組手の事かな? 猿山のボス猿、僕の口寄せの相棒猿魔にしごいてもらったんだ」
チョウズメはそんな風に話していると、ハナビの目がキラキラしていることに気がついた
ハナビはオシャレや料理なんかが好きみたいだが、それよりも修行をして強くなること自体が好きなのをチョウズメは理解している
チョウズメ「少し組手組んでみる? 知らない戦い方だし、ハナビの修行になるかもよ?」
ハナビ「やる!!」
ハナビが本日一番の笑顔を見せたのがこの時である
>>978
えんくみてよりもましらくみての方が蛙組手と似た語感になりますしね
特にこれってのは決めてませんけど、私は猿をましら読みしてます
ハナビがヒアシは当分帰ってこないと言うので、場所を変えずに日向の道場で組手を組むことになった
ハナビ「……なんかあまり普通の体術と変わりませんね」
ハナビが最初に手合わせした時はそんな感想だった
チョウズメは影分身の術をして、影分身の方に説明をさせる
その間に本体は自然エネルギーの吸収を開始する
チョウズメ「今のは自然エネルギーっていう力を使わない、猿組手の動きに似せた何かだからね。まず猿組手、仙術系組手というのは……」
チョウズメはハナビに説明を始めた
仙人モードでの組手は仙人モードじゃない時と比べて大きく変わる点がいくつかある
まず単純に自然の力を取り入れたことによる身体能力や知覚能力などの向上
そして大自然の力を取り込んだことにより、より一層危機感知能力がアップする
この危機感知能力を最大限利用している戦い方が仙術組手だ
知覚や危機感知に大幅なブーストが掛かっていることによって出来る、反撃やカウンターを主軸とした戦い方の事を○組手と言っている
故に同じ動きをしたとしても仙人モードじゃなければ動きを生かしきれない
ハナビ「なら仙人モードでやってみて下さい!」
チョウズメ「わかったけど、気をつけてね。仙術系組手の強い点がもうひとつあるんだけど」
仙人モードによる仙術チャクラを使った組手は、用いている仙術チャクラが大気にある自然エネルギーと反応し、攻撃範囲を勝手に拡張してくれる
故に腕の拳を避けただけでは攻撃を食らってしまうなんて言うことになる
ハナビ「その範囲を拡大させるのは調整出来ないの?」
チョウズメ「出来るけど、ハナビが本気で戦って、その調整ができないくらい僕が追い込まれたら、すぐに言うからそしたらやめてね? ハナビが怪我しちゃうし」
ハナビ「わかった! よろしくお願いします!」
チョウズメ「よろしくお願いします」
チョウズメは影分身を還元して、説明のあいだに溜まった自然エネルギーで仙人モードとなり、範囲拡張を0に調整しながらハナビの修行のための組手を始めた
1時間半ほど退席します
ヒアシの割と本気と仙術系組手を使った主人公ってどのくらいのコンマ判定にすればいいのだろうか
チョウズメはハナビと戦っていて思う
組手としての柔拳なら未だにヒナタよりも強いかもと
ヒナタがチョウズメやほかの人との触れ合いで強くなったが、ヒナタを大きく引き離す才能を持つハナビはここ数年で更にヒナタを引き離すほど強くなっていた
だが、多分班として動く場合は無言で連携の取れるヒナタの方がずっとうまく動くだろう
ハナビはアカデミーで筆記も好成績、忍術に関してはチョウズメやヒナタ、ヒアシやネジが教えているし、体術は言わずもがな
ハナビがテストでいい点数を取る度にチョウズメは褒めて褒めて褒めまくっているが、自分が父親に褒められなかった反動なのかもしれない
何だかんだ優等生なハナビだが、達観しすぎて周りとの協調性があまり良くないらしいことをイルカから聞いている
やろうと思えばできるはずなので、時々注意をしているが、あまり効果が出ていない
ハナビ「ぐはっ……柔拳のチャクラの大きさを変えたりしてるのに、ギリギリで避けられているのは危険感知によるもの?」
チョウズメ「そうだよ」
ハナビ「見えてないはずの攻撃に対しても感知するなんて、仙人モードって凄いね!」
二人は真剣にされど楽しく戦っていた
しかしここがどこであり、警戒すべき相手が本当にこの家に近づいていないかの警戒を怠ってしまっていた
そしてチョウズメが感じた危険感知では時すでに遅し
ヒアシ「やあ、チョウズメくん。私とも組手をやって頂けないかな?」
全力の格好をしたヒアシがいた
チョウズメはヒアシとの組手を受け入れ、少しの休憩時間をもらった
ハナビ「お父様は結構本気でやってくると思うから、チョウズメさんも手を抜かないでね?」
チョウズメ「……」
ハナビ「娘さんをとか言ってもいいんだよ?きゃあああー!」
チョウズメ「……」
ハナビ「……本当に自然エネルギーを溜めている時は微動だにしないんだね」
チョウズメ「……まあね。それじゃあ、頑張りますか」
ハナビ「参考にさせてもらいます」
チョウズメ「うん」
チョウズメはヒアシと戦う事になり、短時間の戦闘の間全力で仙人モードを維持出来るほどの自然エネルギーを貯めた
もし氷遁や木遁が使えれば完封できるだろうが、組手となればまた別だ
本気で戦わないと、下手したら死ぬかもしれない
ヒアシ「準備が出来たようだな。それが仙術、仙人モード。自来也様が会得していると風の噂で聞く仙人の力。君が並大抵という言葉で表せないほどの努力をしてきたのは、君の立ち振る舞いでわかる。だが、私は言おう」
ヒアシは一呼吸置いて宣言した
ヒアシ「娘が欲しければ、私を超えてけ!」
チョウズメ「分かりました。頑張ります」
ヒアシ「私も頑張ろう」
チョウズメとヒアシはある程度距離が離れたところで立ち止まる
距離自体は離れているが、この二人なら瞬きする間にその間がつまり、戦い出すだろう
ハナビ「審判は私がやります。相手を殺めるような過剰な攻撃は禁止です。これはあくまで組手ですから。それでは、開始してください」
ハナビが離れた瞬間、二人は動き出した
木の葉にて日向は最強(ガチ) VS 仙人モード
コンマ
下1
55以上でチョウズメの勝ち
54以下でヒアシの勝ち
チョウズメ「……」
ヒアシ「……」
前回の戦いの焼き回しが始まった
チョウズメの仙術による組手の範囲拡張にヒアシは苦戦しながらも、致命的な攻撃を受けずになんとかチョウズメに攻撃を当てようとする
だがチョウズメは前回の戦いと仙人モードの危機感知でヒアシの腕を弾かずに綺麗に避ける
チョウズメ有利の打撃の応酬が行われていたが、ヒアシの目がまるで光ったかのように、完璧にチョウズメの攻撃を見きった
たまたまだったのか分からないが、自然エネルギーによる範囲拡張も含めて綺麗にヒアシは受け止め
ヒアシ「八卦掌回天!」
チョウズメは超高速でチャクラをも放出しながら回る回天を受けて、道場の壁に吹き飛ばされた
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません