NARUTOに異物が紛れ込みました Part.4 (950)

安価&コンマでオリキャラを操りNARUTOの世界を生き抜いていきます

0や00は特殊判定(特に良い結果のみ)
ゾロ目(00除く)も数値に関わらず0や00よりも弱い特殊判定(良い結果のみ)
多数決で同数結果の場合更に多数決で決定

漫画を読みながらなので遅い?と思いますがお許しください



※前スレ
NARUTOに異物が紛れ込みました
NARUTOに異物が紛れ込みました - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520950847/)
NARUTOに異物が紛れ込みました Part.2
NARUTOに異物が紛れ込みました Part.2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521377543/)
NARUTOに異物が紛れ込みました Part.3
NARUTOに異物が紛れ込みました Part.3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521876582/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1522499579

すまない
スレが終わりまで来ていたことに気がついてなかったです

スレ誘導出来なかったけど大丈夫かな?

お詫びと言ってはなんですが、1000を絶対に叶えようとしたんですが

赤ツチ?あの女の子かと思ったら大きい男なんですけど
女の子は黒ツチなんですけど

両刀ではないとコンマでも出ているので、流石に無理なのでその前の999ならと思ったら
五代目水影様と恋愛フラグ

出会いイベントは出会えるタイミングがあったら書きますけど、平然と黄泉比良坂を使うのでまず出会うのか分かりませんので悪しからず

前スレ最後を書いてから続きを書いていきます

前スレラスト


チョウズメ「……」

ヒアシ「……」

前回の戦いの焼き回しが始まった

チョウズメの仙術による組手の範囲拡張にヒアシは苦戦しながらも、致命的な攻撃を受けずになんとかチョウズメに攻撃を当てようとする

だがチョウズメは前回の戦いと仙人モードの危機感知でヒアシの腕を弾かずに綺麗に避ける

チョウズメ有利の打撃の応酬が行われていたが、ヒアシの目がまるで光ったかのように、完璧にチョウズメの攻撃を見きった

たまたまだったのか分からないが、自然エネルギーによる範囲拡張も含めて綺麗にヒアシは受け止め


ヒアシ「八卦掌回天!」

チョウズメは超高速でチャクラをも放出しながら回る回天を受けて、道場の壁に吹き飛ばされた

だが今回のチョウズメは違った

回天で吹き飛ばされたが、前回のような勢いはなく、木の葉が舞い落ちるような軽い動きで壁に着地し、迎撃に来たヒアシを迎え撃つ

ヒアシ「八卦空壁掌!」

両手の掌底からチャクラの真空の衝撃波を放ち、狙撃する日向の遠距離技

前回はここでやられてチョウズメは負けたが、その衝撃波も紙一重で躱す

ヒアシ「やるようになったではないか」

ヒアシにとってチョウズメは娘を取ろうとする憎き男だが、若者の急成長を垣間見ることが出来、笑顔になる

だがヒアシは負けるわけには行かない


チョウズメは地面に着地して、危険感知と範囲拡張によって少しずつヒアシの体力を削っていく

ヒアシ「このままでは駄目だな。八卦百二十八掌」

ヒアシはわざとチョウズメに腕を弾かれる位置に持っていき、狙い通り弾かれた

そしてその勢いのまま、ヒアシは日向宗家の口伝必殺を発動しようとした


蛙組手と猿組手の大きな違い

猿は木を登る際に足も器用に使う

そう、蛙組手は腕での組手だが

チョウズメ「そこ!」

ヒアシ「はっけ、」

猿組手は足も使う

今まで一度も使ってこなかったが故に、ヒアシは足による攻撃が来ないと思い込んでしまった

そしてチョウズメの攻撃の勢いを使おうと、完全に腰より上に視線が向いた時に、チョウズメの蹴りが炸裂

ヒアシは頭を思いっきり蹴り飛ばされ、壁に激突した

チョウズメは起き攻めができるギリギリの位置で構えていたが

ヒアシ「わ、わた、わたしの、私の負けだ!!」

三半規管を思いっきり揺さぶられたのか、うまく立ち上がれないヒアシは、物凄く悔しそうにしながら自ら負けを認めた

それに対して

ハナビ「やったあ!やった! チョウズメさん良かったあああ」

一番喜んでいるのは戦いを真剣に見ていたハナビだった

そのあとチョウズメはリビングに通された

そこでは日向の宗家や分家、今は跡取りが二人しかいないことなど色々と話を聞いた

チョウズメ「僕はもう自分の気持ちを偽るのをやめました。二人とも好きなのに、どちらかを選ぶなんて事は僕はできません。二人を愛しているのに、そこだけは嘘をつけません」

ヒアシの言葉に対して、こんな風に反応する度に殴られていたが、チョウズメは全てを受けた

その日、何だかんだチョウズメはハナビとヒアシと夜飯を共にした

ヒアシがチョウズメが男なのに料理の腕がうまいことに本日一番驚いていた

ヒアシとヒザシは生まれる順番が違っただけで血筋は同じだからネジは血統としては大丈夫なはず
あとは呪印術が解除できるかできないかですかね

イベント【うちはイタチ】



サスケ「お前の女達がナルトを狙って襲ってきた暁に巻き込まれるかもしれないが、いいのか?」

チョウズメ「影分身を数体置いてきたから大丈夫。イタチさんとサスケが戦うことになっても
出来るだけ見ていたい。でも僕の彼女たちが襲われたら、そっちに行くよ?」

サスケ「ああ。分かっている」

チョウズメは前日に別れた場所に来ると、既にサスケたちがいた

サスケはチョウズメが押し付けた木の葉の額当てを額にしている

香燐「というか、なんでこの男は何しれっと仲間面してるんだ?」

サスケ「チョウズメは、仲間だ」

香燐「私も今そう言おうと思ってたんだよ。よろしく」

サスケの言葉で意見が180度変わった香燐とチョウズメは握手をした

その流れで水月と重吾ともチョウズメは握手した

サスケ「重吾が動物の言葉を聞いて、暁のアジトらしき場所をいくつか見つけた。その場所を巡ろうと思っている」

チョウズメ「黄泉比良坂で飛ぶよ」

サスケ「任せた」

チョウズメは怪しいポイントの書いてある巻物を受け取って、黄泉比良坂でその場所の近くに空間の穴を繋げた

チョウズメたちはいくつかのアジトに行ったが、もぬけの殻だったり、トラップが大量に設置されていたりした程度で何も無かった

そして次のアジト候補地に飛んだ


チョウズメ「なんであの三人を置いてくるのさ。さっきから思ってたけど」

サスケ「うちはイタチとの因縁をお前なら見届けてもいいが、あいつらは一切関わっていない部外者だ」

チョウズメ「あとは入口を守ってもらうとかいう意味もあるのかな?」

サスケ「まあ、そうだ……」

チョウズメとサスケは洞窟に入り、少しすると大部屋に続いている道があった

その中から人の気配がするのが仙人モードのチョウズメにはわかる

チョウズメ「……」

サスケ「……」

チョウズメ「……コクリ」

昔に忍者ごっこで作った手合図でタイミングを図り、同時に中に入った

???「来たか」

サスケ「誰だ」

イタチ「俺だ、サスケ……そうか、君も来たのかチョウズメくん」

そこには肩にカラスを乗せたうちはイタチがいた

イタチ「サスケは少し背が伸びたか? チョウズメくんはスリムになった」

サスケ「あんたは変わらないな……その冷たい目も」

チョウズメ「サスケ!」

サスケ「……すー、はー。分かっている」

チョウズメはサスケの肩を叩き、力んでいた力を抜かせた

イタチ「……」

チョウズメ「イタチさん。僕達はあの事件の真実を聞きに来ました」

イタチ「あの事件は、」

チョウズメ「今の僕には嘘は通じませんよ」

チョウズメは仙人モードの強化された知覚能力に、忍宗も使い、イタチの言葉の真実を完全に見抜ける

対話に関してならチョウズメは誰にも負けないと自負している

サスケ「俺はお前に問い掛ける。あの事件の前後関係、そしてお前が何を思い、あんなことをしたのかを全て話せ。さもなくば殺す」

イタチ「昔のように大声でガムシャラに突っ込んでこないか」

サスケ「俺がもしチョウズメを殺していたら、きっとそうなっていただろう。だが、俺は負けた。だからこそ俺は更に強くなった」

イタチ「そうか。これで二敗……うちはのアジトに来い。本体でサスケと会ってやる」

それだけ言うと、目の前のイタチは解けて、カラスとなって消えた

どうやらカラスを使った実体のある分身だったようだ

サスケ「とべ、チョウズメ」

チョウズメ「外のサスケの仲間を連れてきたらね。近くにいてもらった方が何かあった時やりやすいし」

サスケ「……ああ」

チョウズメたちは水月たちと合流したあと、サスケの示したうちはのアジトの近くに飛んだ

鬼鮫「君もやはり大変な運命に巻き込まれていたんですねぇ」

チョウズメ「こんにちは鬼鮫さん」

チョウズメは今回も鬼鮫が何もする気がないようなので、普通に挨拶をした

その事に鬼鮫はにやりと笑う

鬼鮫「きちんと挨拶をされたのはいつぶりでしょうね。ここから先はサスケ君、それにチョウズメくんだけが通っていいとイタチさんは仰っていましたよ」

香燐がこの言葉に抵抗したが、サスケが一刀両断し、チョウズメと二人で内部に入っていった



イタチ「その写輪眼でお前は俺以外のものも見えているのか」

狐と書かれた壁画の前の石の椅子に座って、イタチが待っていた

サスケ「前までは見えなかった。だが、今の俺には見えている」

イタチ「……そうか。まさか本当にこんな風になるとは、あの時戯れに君を鍛えてみてよかった」

チョウズメ「……うっぷ。ごめんなさい、ちょっと待って。あの時のことを思い出すと、うっぷ」

トラウマをイタチが無理やり思い出させようとしたせいで、チョウズメは吐き気を催すが、何とかこらえた

サスケ「真実を話せ」

イタチ「サスケ、お前は俺が自分の糧にする為に、うちはを滅ぼしたと語ったことを覚えていないのか?」

サスケ「覚えている。だが、チョウズメに何度も言われて思い出したこともある」

サスケはチョウズメを一目見てから、イタチの目を見た

サスケ「あんたはあの時泣いていた」

サスケに月読で絶望するために見せた幻術

そしてサスケを置いて、一人木の葉を去る時、サスケはイタチが涙を一筋流していたのを見ていた

それをサスケは先程やっと思い出していた

イタチ「……」

イタチは喜んでいいのか、やはり厳しく当たるべきか苦悩していた

チョウズメ「……とりあえずいきなり戦いにならないなら、場所を変えませんか? 邪魔者もいますし」

イタチ「そうだな。だが何処に行く? 鼠はどこにでも現れるぞ」

チョウズメの仙人モードの知覚によって、少し離れた地面の中に何かがいることがわかった

イタチもゼツによる監視がされているであろう事を理解していたので、すぐに対応する

チョウズメ「二人とも、僕がやることに抵抗しないでくださいね? サスケもイタチさんも」

チョウズメは忍具の基本、煙玉を部屋に焚き、見えなくなっているうちに黄泉比良坂にて始球世界への穴を開け、二人の手を取って空間の穴に飛び込んだ

チョウズメ「はい、イタチさんはこっち。サスケはこっちに座る!」

サスケ「待て、流石にこれはおかしい!」

イタチ「抵抗しないと言う言葉に先程お前は頷いていただろ」

サスケ「チッ、チョウズメ、煎餅」

チョウズメ「ちょっと待ってて」

チョウズメは始球世界に作った彼女たちとよく使う家ではない、別の木遁の家に飛んできた

流石にあの家に親友だからって連れていくのはなんか嫌だったので、急遽新しい家を作っておいた

そこに作っておいた四人掛けのテーブルの対面にイタチとサスケを座らせた

イタチ「……」

サスケ「……」

チョウズメがモノを取りに行ったため、二人きりになってしまい、無言が2人の間を支配する

チョウズメ「……ふふ」

イタチがとても気まずいと思っていることが忍宗から伝わってくる

皆がこの力を持っていたらと思わないでもないが、きっと無理なのだろうと思い直す



おかかのおむすびと冷やしトマトをサスケ用に、こんぶのおむすびと塩キャベツをイタチ用に、そして煎餅や団子を持ち、二人のいる机に持っていく

コポポポ

湯のみにお茶を入れる音だけが響き渡る

チョウズメ「とりあえず軽食を食べて? サスケはトマトとおかかが好きだったよね? イタチさんは昆布とキャベツ。お腹を満たしてから話そう」

サスケ「ふんっ」

イタチ「……頂く」

チョウズメ「頂きます!」

サスケは何も言わずにおむすびを食べ始め、イタチは手を合わせてから食し始めた

二人は軽食を食べ終わり、サスケは煎餅、イタチは団子に手をつけ始めた

それから少しして、サスケが話すために口を開いた

サスケ「……うちはイタチ。俺はチョウズメを立てて一度だけお前の話を聞いてやる。どんな話だったとしてと、一度ならしっかり聞いてやる。話せ」

イタチ「……待て、団子を食べている」

だがイタチはまだ食べるために口を開きたいようだ

サスケ「……」

チョウズメ「落ち着いて」

サスケ「分かっている! 煎餅お代わり!」

チョウズメ「うん」

イタチは持ってきていた団子を全て食べきってから話し始めた

イタチ「本当は団子の甘さなら好きなのに、格好を付けるために団子も含めて甘いものが嫌いというのはどうかと思うぞ」

チョウズメ「サスケ団子好きだったの!?」

サスケ「いいから話せぇ!」

サスケがガチギレしたからか、それとも本当にただそれを言いたかっただけなのか、イタチは真面目な顔になって話し始めた

イタチ「サスケ、この話をするために俺はチョウズメくんに言いたいことがある。少しだけ待ってくれ」

サスケ「ああ、いいだろう」

イタチ「君が居なければ俺は戦うことでしか、サスケを守ってやることが出来なかったかもしれない。本当に感謝している」

イタチは暁の服を脱ぎ、指輪を外してから頭を下げた

チョウズメ「僕が勝手にやっただけです」

イタチ「あと謝らないといけないこともあった。アカデミー生の頃、君を強くするために月読で数千もの半殺しを行ってしまって済まない。鬼鮫にやり過ぎだと咎められた」

サスケ(……は? なにやってんのこの人)

サスケは話を聞く前に殺した方がいいのではないか? と一瞬思った

チョウズメ「……だ、大丈夫です、よ? そ、そのおかげで、つ、強く、なれましたから」

チョウズメは震える口に力を入れて、イタチの謝罪を受け入れる

イタチ「本題に入る。詳しく話すから早とちりしないように。まず俺が何故うちはを壊滅させたのか。それは任務だったからだ」

サスケ「……は? 任務? うちはを皆殺しにするのが任務だって言うのか!」

イタチ「落ち着け。全てを話す」

イタチはやっと真実を語り出した

イタチ「なぜうちはがうちは区画などという場所に強制的に住まわされていたかわかるか?」

サスケ「木の葉警護部隊は犯罪者に恨まれる役職だから、固まっていた方がいいと父さんが言っていたはずだ」

イタチ「二代目火影扉間が与えた役職であり、うちはを政治から遠ざけ、ひとまとめにうちはを監視するための処置だ」

サスケ「は?」

サスケの思い出す過去と大きくズレていた

うちははその強さと功績で地位を確保していたと語られていたからだ

イタチ「これは致し方ない部分でもある。木の葉の歴史を遡れば、里が出来てすぐにうちはマダラが離反し、彼一人、九尾を操って木の葉を襲撃したからだ。それから二代目火影は更に強くうちはを監視しなければという思いに駆られたのだろう」

チョウズメ(あの時の戦いかな?)

チョウズメは柱間とマダラの戦いを柱間の細胞より読み解いている

あの戦いで柱間は陸が荒れるから海で戦わねばと思っていた

それは近くに里があり、里の周りを荒廃させたくなかったからなのだろう


イタチはそのあと別に木の葉を責めている訳では無いという言葉を置いて話を続ける

16年前の九尾の襲撃があり、九尾を操れるのはうちはの瞳力のみ

故に軋轢がまして行き

イタチ「うちは一族はクーデターを企てた」

サスケ「うちはが、クーデター……」

イタチ「そんな時期にシスイは死んだ」

シスイのことを一旦置いておいて、イタチは続ける

うちはがクーデターを起こせば里が荒れ、その隙に他里が攻めてきてとまた戦争になる可能性があった

イタチ「そのあと俺にある任務を受けるかどうかを問われた」

サスケ「それがうちはの皆殺し……ならばなぜ俺を殺さなかった!」

イタチ「俺はお前を殺せなかった」

チョウズメ「ダウト」

チョウズメはイタチの言葉に何かを偽ろうとする思いがあったので、嘘だと断じた

人間嘘発見器じゃないですかやだーw
シスイって別天神狙いでダンゾウにやられたんだっけ

イタチ「……君は本当に厳しいな。志村ダンゾウ、木の葉の根のトップに言われたんだ。うちはと共に戦い、木の葉を荒らして皆殺しにされるか。それとも自らの意思で皆殺しにして、未来があり、うちはに染まりきっていないサスケだけを救うか。そういう選択を迫られた」

チョウズメ「……」

サスケ「……」

サスケは愕然としていた

イタチが恨ませようとしていたのは、サスケが生き残るために強くなってもらうため

イタチが皆殺しにしたのは、うちはが戦争をしようとしたため

イタチがサスケだけを殺さなかったのは、何も知らない無垢な子供だからこそ、生かしてもらっていただけだったことに

イタチ「俺が中忍試験あとになぜ現れたかわかるか?」

チョウズメ「今の話の流れなら、イタチさんがまだ生きていて、サスケを排除させないように脅しをかけたってことですか?」

イタチ「そんなところだ。あの件がなければダンゾウはサスケを殺そうとしただろうからな。三代目様が消えたから、真実を知っているのは過激派のダンゾウに御意見番の二人だけになっていた」

サスケ「……俺を強くしたかったのは分かる。だけど、なぜ兄さんを恨むように仕向けたんだ! 俺はチョウズメに止められなければ兄さんを殺しに来ていた」

サスケは無意識に兄の呼び方が戻っていた

イタチはその事に泣きそうなほど嬉しくなるが、それを堪えて話すと決めた全てを口にする

イタチ「俺はお前に殺されることによって、うちは一族の敵を討った木の葉の英雄にサスケを仕立て上げようとした」

サスケ「……ぐっ」

サスケは泣いた

サスケは愛されていたが故に、イタチにあんな仕打ちをされていたのだ

全てはイタチがサスケを愛するが故に

>>34
ダンゾウは根本的にうちはがいると駄目だ的なことを言ってから、だからその目は私が使うとか言ってましたね

イタチ「話を戻す。お前には全てを話すと言った。だから次はうちはシスイについて話す」

サスケ「シスイさんは確か兄さんに殺されたと」

イタチ「俺が最後の介錯をした」

イタチはシスイについても語る


シスイとイタチはうちはのクーデターを止めようとしていた

だがうちははある意味結束が固すぎる

故に止めることは出来なかった

だからこそ、シスイの別天神でうちは全てに幻術をかけようとした

イタチ「だが、ダンゾウに邪魔をされた」

サスケ「……なぜだ!」

イタチは全てを話せば、きっと少なくない人にサスケが怒りを向けると思っている

だがもう全てを話す以外に道がない

チョウズメが全てをのぞき込む目で見てきているため、偽ることもすり替えることも出来ない

イタチ「それでは根本的な解決にはならないからだ。その時に幻術で止めたとしても、次にまたうちはがクーデターを企てるかもしれない。そう思ってシスイの目を奪い、殺そうとした」

だがシスイはなんとか逃げ延び、イタチにこのことを伝えて、イタチに負けないために力を手に入れさせるために、イタチに介錯をさせた

サスケ「木の葉のシステムがうちはに圧力を与え、その不満が貯まればうちはが悪いと言うのか!」

イタチはそれに答えずに話を変える

イタチ「サスケ。俺はシスイの願いを叶えられなかった」

イタチはサスケの肩に手を乗せた

サスケ「……その願いとは?」

イタチ「シスイは俺に、シスイは俺が道を外れることなく、木の葉の忍びと進んでくれると強く信じている。そう願いを込めた。だが、俺はそれを遂げることが出来なかった。だからこそ、サスケがもし何かがあり、木の葉を抜けてしまったとしても、大罪人である俺を殺したという免罪符によって、木の葉に戻れるようにした」

サスケ「兄さんとシスイさんが全てを背負っていたのに、俺は!」

サスケが何も知らなかった自分を恨むように、視線を下に向けた

チョウズメ「イタ、ぐはっ!」

チョウズメはイタチのことを見ていたからわかった

イタチが懐からカラスを呼び出し、何かをしようとした

それについて口を挟もうとしたが、イタチにチョウズメは蹴り飛ばされた


【【

サスケ「……!? 兄さん、なにを」

イタチ「……という作り話だ」

イタチににやりと頬を持ち上げ、サスケの両足を切り飛ばした

サスケ「ぐあああああ! 待ってくれ、兄さん。待って、え? もしかして、俺やチョウズメを騙したのか? 今までの話しは全て!!」

イタチ「お前の隙を作るための嘘だ」

サスケが震える手でイタチの足に手を伸ばしたが、その腕も切り飛ばされたあと、もう片方の手も斬り付けられた

サスケ「ふざけるなああああああ!!」

イタチ「俺は完全な万華鏡写輪眼を手に入れるためにあえて生き残らせただけだ。俺はお前に万華鏡写輪眼を開眼してもらい、その目を貰う。そうすることによって、永遠の万華鏡写輪眼となる」

サスケ「……まさか! やめろ!!」

サスケはこの場面で自分がどうやって万華鏡写輪眼に開眼するのかを考え、すぐに結論が出た

親しい者の死

サスケは達摩になりながらも、必死になってチョウズメの元へと行こうとするが、四肢がなくては動けない

サスケ「チョウズメ! 起きろ! 起きてくれえぇぇ!」

イタチ「チョウズメ、お前は犠牲になるのだ。俺がより高みへと向かうための犠牲にな」

イタチが気絶しているチョウズメを持ち上げ、サスケの目の前でその首を斬り落とした

サスケ「ああああああああああああ!!!!」


】】

チョウズメ「痛っ……イタチさん! 今サスケに何をしたんですか!」

チョウズメはいきなり蹴り飛ばされてあと、すぐに起き上がりイタチに詰め寄る

イタチの前の席に座っているサスケは地面に倒れて、悲鳴をあげている

イタチ「俺がサスケで殺されなければ、サスケが万華鏡写輪眼を開眼するには、君、もしくは別の親しき人の死を体験しないといけなくなる」

チョウズメ「だから?」

イタチ「シスイの目を使って、強制的に目覚めてもらう。例え幻術だとしても、幻術を幻術だと認識させないシスイの別天神ならば、サスケはあのあと俺に君が殺される場面が本当にあった事だと思い込める。その時の深い悲しみや憎しみという感情が発生さえすれば、その想いが脳を圧迫し、万華鏡写輪眼へと至る」

本来なら自分が死んだ後にサスケを木の葉に戻すために使う気だった別天神だが、イタチが生きているのならその使い方をする必要は無い

イタチはそれならばと弟を殺させないために強くするため、別天神を使うことにしていた

チョウズメ「無理矢理が過ぎます!」

イタチ「確かにそうだ。だが、俺たちがこれから戦わないといけない相手、うちはマダラと戦うのならば、サスケが万華鏡写輪眼で居てもらわければならない。ただの写輪眼では戦いの舞台に立つことすらできない」

チョウズメ「……」

チョウズメは何も言えなかった

チョウズメがサスケとの戦いで初めから木遁を使っていたら完封できただろう

だが、そんな戦いをしたくなかったからチョウズメは少しずつ力を入れた


しかしこれから戦うことになるであろう敵はうちはマダラなのだ

あのマダラに勝つには確かにただの写輪眼ではサスケが足でまといになってしまう

そんな風に迷っているうちに、サスケが悲鳴をあげなくなり気絶した

チョウズメ「サスケに本気で謝ってください」

イタチ「……一緒に謝ってくれないか?」

チョウズメ「駄目です」

イタチ「だよな」

サスケ「……」

イタチ「済まなかった」

サスケ「……許さない」

イタチ「本当に済まなかった」

サスケ「許すわけがない」

イタチ「本当にとても済まなかった」


イタチは布団に寝かせられ、やっと起きたサスケの横で土下座をして謝っていた

サスケが起きてすぐ、イタチと生きているチョウズメが視界に入り、サスケがたっぷり数十秒ほど動きが止まった

そのあと自分が幻術に掛かったことに気が付き、サスケは不貞寝している

チョウズメ「僕が殺されて万華鏡写輪眼に目覚めた?」

チョウズメはちょっとだけ気になり質問した

サスケ「……わかっていることを聞くな。兄さんは絶対に許さない」

イタチ「……すまない」


その日はイタチはずっとサスケの横で謝り続けた

鬼鮫「お遊びで水月と戦っていましたけど、向こうはまだ戦いが始まらないんですかね?」

水月「やっぱりまだ戦ってないよね静かすぎるし。香燐」

香燐「気安く呼んでんじゃねえ。あれ? サスケもイタチもチョウズメとかいう奴はもいないんだけど」

香燐は感知能力で内部を探ったが、うちはのアジト内部には人が誰もいないという感知結果が出た

重吾「彼が別の世界に連れていったのだろう。俺たちは待つしかない」


鬼鮫と蛇の三人はこのあと一日以上待たされた

サスケ「……」

イタチ「そうだ、まだ話していないことがもうひとつあった」

チョウズメ「なんですか?」

次の日の朝食時、未だに機嫌の治らないサスケにイタチは声をかけた

サスケの機嫌を治すためにチョウズメも協力する

イタチ「俺は本来なら、病魔に犯されていた。ストレスやその他様々な要因で、不治の病によって俺の体は限界を迎えていた」

サスケは流石に先程までの態度から一転、イタチの方を向いた

サスケ「チョウズメ」

チョウズメ「イタチさんは嘘をついてないよ。ちゃんと真実」

サスケ「ならなぜ平然としている」

イタチ「俺はサスケに殺されるならばそのままでも良かった。だが、俺はサスケと共に生きられる機会を手に入れた。なら治すしかない」

サスケ「……? 不治の病ではないのか?」

イタチ「万華鏡写輪眼には失明する代わりに使える力がふたつある。ひとつは運命を変える瞳術 イザナギ。もうひとつが運命を決める瞳力イザナミ。この2つの力がある」

イザナギとは不都合な現実を幻とし、自分に有利な幻を現実に置き換える力

イザナミはイザナミで驕り高ぶるうちはを止めるための力

イタチ「俺はイザナギを使って、病魔に掛かった体が病魔を乗り越えたという幻を現実に置き換えた」

サスケ「……兄さんの目は失明しているようには見えない」

イタチはその両目でしっかりと世界を見通している

イタチ「この目を俺は使った」

イタチはポケットから二つの眼球の入ったケースを取り出した

サスケ「それは?」

イタチ「親殺しの息子に向けた、父親の最後の手向けだ」

サスケ「父さんの目なのか、それは」

イタチは昨日の補足をするように語る

サスケたちの父親はうちはのトップであり、無血クーデターをイタチとなら出来ると思っていた

だがそれではもう里もうちはも止められないとイタチがそれを拒否しなくてはならなく

そしてうちはを皆殺しにした

イタチ「父さんは万華鏡写輪眼に開眼していた。だがそれをうちはに伝えれば、九尾を操り木の葉を乗っ取るべきだと驕る結果になっていたと予想していた。だから父さんは万華鏡写輪眼であることを隠していた」

サスケ「その目を兄さんに託して……」

イタチ「俺が父さんを殺す時、必要になるかもしれないから持っていけと言われた。苦労を掛けさせた分、これで現実に打ち勝てと」

うちはフガクはサスケがうちはじゃない里の子供と遊んでいるのを見て、イタチはそういうことをさせられていなかったに気がついた

そしてフガクは死ぬ前に、子に不幸ばかりを背負わせた詫び、そして強く生きるためのお守りとして、万華鏡写輪眼を渡していた

イタチ「俺たちの家の周りがうちは皆殺しの時に燃えていたのは覚えているな? あれは俺が父さんから万華鏡写輪眼を受け取ったことを、うちはマダラに気が付かれないようにするために仕方なくやった。その事も済まなかった」

本来ならする必要のない放火をイタチがしたのは、それを隠すためだった(part1の442)

イタチ「俺は殺してしまった父さんの目によって、生き延びることが出来た。そう、俺が殺したのに……少し席を外す」

イタチはそれだけ言うと、朝食を取っていた部屋から出ていった

チョウズメ「行ってきたら?」

サスケ「行ってくる」

サスケはイタチを追った

チョウズメはサスケたちを待っている間に蛇の三人と鬼鮫のことを思い出し、この場所に連れてきた

サスケ「はぁ!」

イタチ「攻めを焦るな! お前の今の目ならギリギリまで待てるはずだ!」

サスケ「まだこの目に慣れない」

イタチ「それに慣れるための鍛錬だ!」



鬼鮫「……殺し合いをしていたのでは? なぜ仲睦まじく、組み手なぞやっているのですかねぇ?」

香燐「サスケが笑ってるぞ! すっげえレアじゃねえか! ここにはカメラはないのか!」

水月「……なんか馬鹿馬鹿にしくなるわ」

重吾「よかったな、サスケ」

皆を連れてくると、何故かサスケとイタチは万華鏡写輪眼を使って組手をしていた

イタチの許せサスケまた今度だの言葉の今度を消化するように、二人が倒れるまでその組手は続いていた

チョウズメが一度木の葉に戻るのは、その日から数日後だった

イベント【うちはイタチ】はこれにて終わりです

イザナミは柱間の力が必要なのでは? など思う方がいると思いますが、あの設定自体に疑問があったので、うちはなら出来るという解釈にしました

イタチがちょこちょこボケてたのは、チョウズメの影響ということになっています
イタチはサスケと殺しあわない可能性も信じていたので、ストレス回避のために団子やらボケてたりしていました

解説はこんな感じですかね


本日はこれにて終了とします
おかしな点などがありましたら、多分自己解釈なので質問お願いします

完全なイザナギじゃなくても不完全な不都合な現実を幻に置き換えるイザナギだけでもイタチが病で死んだという現実を幻にすれば柱間パワーなくても問題ないですね

どちらの解釈でも今後はイザナギはほぼ出てこないのでいいんですが

イザナギイザナミは万華鏡である必要はないみたいですね

上での記述
イタチ「万華鏡写輪眼には失明する代わりに使える力がふたつある。ひとつは運命を変える瞳術 イザナギ。もうひとつが運命を決める瞳力イザナミ。この2つの力がある」

万華鏡写輪眼じゃなくて写輪眼でお願いします

綱手様って妙齢の女性で固定してるけど若くできるんですかね
ぺったんこ綱手様とか見たい



チョウズメ「ねえ、僕もう帰ってもいい? 一度顔を合わせないとフウとかヒナタが凄く心配するんだけど」

サスケやイタチとの関係も大事だが、チョウズメにとって彼女たちの方が大事だ

サスケとイタチがギクシャクしていたから帰らなかったが、もうある程度会話もスムーズにできるようになったので、帰ろうとしていたのだが止められて一泊した

サスケ「……帰る前に確認したいことがある」

イタチ「……」

チョウズメ「なに?」

今うちは二人と蛇三人、鬼鮫とチョウズメがちゃぶ台を囲っている

サスケ「俺は木の葉に復讐したい」

イタチ「駄目だ」

チョウズメ「怒るよ?」

サスケ「イタチ兄さんにあのような苦行を押し付けて、のうのうと生きている木の葉が許せるのか!」

チョウズメ「僕だって彼女たち四人作ってるんですけど」

サスケ「お前はやる事やっていただろ。それを知っていてなお笑顔で平和を享受しているもの。何も知らずのうのうと笑っているもの。それらを俺は許せない」

鬼鮫「国家転覆ですか? お手伝いしますよ?」

水月「面白そうだね。どさくさに紛れて鬼鮫先輩を殺して鮫肌盗みたいな」

鬼鮫「やりますか?」

水月「今すぐでもいいよ?」

チョウズメ「や、め、て? 木遁でキレるよ?」

鬼鮫「……」

水月「……」

こんな感じで毎回話が逸れるせいでチョウズメは顔を出しに行くことすら出来ない

サスケ「……チョウズメと兄さんの顔を立てて、一般人は殺さないとしても、志村ダンゾウだけは許せない。なぜシスイさんを殺す必要があったんだ? あのやり方が許容できなかったとしても、イタチ兄さんの言葉を聞く限り、シスイさんの別天神を阻止したかったんじゃなくて、別天神が欲しかっただけだ!」

イタチ「……それについては反論はない」

チョウズメ「僕の重婚を推してくれてる人なんだけどな。でもうちはの一時的でも平和的な方法を無理矢理奪ったのは……うーん」

もしダンゾウが重婚許可を出しておらず、チョウズメと関わってなければ即OKを出したかもしれない

だが恩恵に預かってしまってる時点でチョウズメは少しだけ悩む

チョウズメ「とりあえず綱手様に相談してもいい?」

鬼鮫「暗部のダンゾウは私よりもよっぽどお尋ね者になってもいいほどの事をしているのですがねぇ」

イタチ「……ダンゾウに手を出せば、サスケは里に帰れなくなってしまう」

サスケ「それでもだ!」

イタチ「だがな」



この場での方針 

時間を指定して多数決安価を取ろうと思っています
下以外にこの方法はどう?というものがありましたらレスをお願いします
50分まで意見を募集し55分から多数決を取ります

1 サスケを無理やり納得させる(チョウズメが目を離すとレボスケになる可能性あり)

2 木の葉からダンゾウが出て、機会があったら(物語の流れによっては出ないので、ダンゾウ殺すべし)

3 綱手を経由して正規のルートで何とかする(忍界大戦くらいまでに何とかしないとダンゾウ殺すべし)

もう木の葉での決定事項になっているので、余程それがダメ!って人が火影にならない限り大丈夫ですね

【21時55分】より
下5までの多数決

1 サスケを無理やり納得させる(チョウズメが目を離すとレボスケになる可能性あり)

2 木の葉からダンゾウが出て、機会があったら(物語の流れによっては出ないので、ダンゾウ殺すべし)

3 綱手を経由して正規のルートで何とかする(忍界大戦くらいまでに何とかしないとダンゾウ殺すべし)


サスケからしたらシスイの目を奪いたいから殺したと思えてしまうダンゾウが最優先であり、御意見番はあとから考えるくらいです

チョウズメ「お願い、この件は一旦僕に任せてほしい」

サスケ「……今の火影と交渉するとして、暗部のダンゾウを殺せないだろ」

サスケはチョウズメが仲良くできる火影なら、きっと三代目のような人なのだろうと思っている

チョウズメ「僕の重婚を推してくれた人だから色々調べたんだ、ダンゾウって人のこと」

サスケ「それで?」

チョウズメ「まず木ノ葉崩しの時に暗部の忍びってほとんど表に出てきてなかったみたいなんだよ。しかも木ノ葉崩しの時に全然数が減ってないの。表の忍びはたくさん死んで、大蛇丸に攫われたと思われていたサスケの奪還にすら力を向けられないくらい。大名に人気なうちはだよ?」

暗部は根の忍びであり、ほぼダンゾウの私兵だが、所属忍び数やその他の項目は火影の権限で見ることが出来る

表と裏の均衡を取っていないと、もし裏の忍びが変なことを企てた時に対処ができないからだ

ヒルゼンとダンゾウの時は仲が互いにあまり良くなかったため、秘匿事項が多かったが、ある程度オープンにしないとダンゾウは色々と疑われてしまう

まあ、確実に数はごかましているだろうが、綱手やシズネはほぼ減っていないという結論を出していた

サスケ「……ダンゾウが大蛇丸と繋がっていたとでも言うのか?」

サスケがイタチを見る

イタチ「……俺は知らない。鬼鮫はそれらしきことを知らないか?」

鬼鮫「知りませんね。ダンゾウは裏でこそこそと色々やるのが好みみたいですので、私みたいな表で暴れる人には理解出来ませんし」

チョウズメ「なんかやってるのかもしれない。それを綱手さんと調べてみるよ」

サスケ「……少しの間は待ってやる」

ダンゾウの件は綱手に相談するということで話が決まり、サスケたちは木の葉に近い、波の国で時間を潰しながら修行をしていることになった



イタチ「鬼鮫、お前はどうする?」

鬼鮫「私は割とイタチさんを気に入っているんですよ。お供させて頂きます」

もし鬼鮫がトビのマスクの下を既に知っていたら、暁に戻ったかもしれないが、トビは一足遅かった

いやイタチたちが一足早かったと言うべきだろうか

暗部の数とか分かるか知りませんけど、扉間の効率の良すぎるシステムなら多分こうなってるのかなと

あと描写を軽くしてしてませんけど、イタチやサスケのイベント中に、自来也は雨に行ってました

二代目の目立つ意思だけを継いだのがダンゾウですからね

チョウズメは木の葉、自分の家に帰ってきた

チョウズメ「毎日帰って来れなくてごめんね」

紅「おかえりなさい……」

木の葉はまだ昼前で、家には紅しかいなかった 

フウは滝の仕事、ヒナタは中忍としての仕事や日向関係、ハナビはアカデミーだろう

そして家にいた紅は少しだけ落ち込んでいた

チョウズメ「何かあったの?」

紅「あの自来也様が戦死したそうよ」

チョウズメ「……え? ナルトの師匠で三忍の?」

紅「ええ。うちはイタチはどうだったの?」

チョウズメ「サスケと和解したよ。しかも色々と新事実がわかった」

紅「そう」

紅はチョウズメに近づいて、チョウズメを優しく抱きしめた

紅「あなたは強いわ。でもね、強さだけじゃ勝てないこともあるの。無理だけはしないで」

チョウズメ「うん、ありがとう。紅さ、紅」

チョウズメは紅とキスをしてから、綱手の元へ向かう

精神年齢は15歳じゃないですからね
マダラァ!とかのせいで
それにイタチも18歳で(戦争を経験したからだけど)達観してましたし

要望がありそうだったからイベント化させてみる

コンマ
下1
67~  廊下で泣いている綱手がいた
34~66 涙の跡のある綱手が執務室にいた
  ~33 いつもの綱手が執務室にいた

基本的に忍宗使って話すやつだから跡とかなくても分かっちゃうじゃん

あと五影会談ってうちはがビーを襲わなくても暁が襲えば開かれますよね? 多分
雲が木の葉にサスケ殺すからっていう警告を出しに来ないだけで

チョウズメは火影の執務室へと向かった

綱手「入っていいぞ」

チョウズメはいつも通りの声の綱手が入室の許可を出したので、中に入る

綱手「帰ってきたということは決着が着いたのか。どうだった?」

チョウズメ「……」

チョウズメは忍宗を最近は意図的に使うようになり、色々とルールがわかってきた

知らない人とでも個々を繋げて分かり合える力ではあるが、親しければ親しいほどその繋がりは強固になる

親しい人なら忍宗がなくたって何となく考えがわかるように、忍宗を使えば詳しくわかるようになる

そしてチョウズメにとって綱手は割と親しい部類の人だ


チョウズメは綱手が昔の自分のようだと思った

昔の紅に抱きしめられたあの時のような、悲しみを無理やり背負い込んでいる、そう思えた

綱手「……おい、どうした?」

チョウズメ「シズネさんは?」

綱手「今解析を行っている」

チョウズメ「サスケはイタチさんと和解しました。そしてイタチさんはダンゾウによる命令でうちはを殺したことがわかりました。うちはシスイを殺したのもダンゾウたちだそうです」

綱手「……そうか、あとで詳しく教えてくれ。詳細は紙に纏めるなよ?」

チョウズメ「はい!」

綱手「今は忙しいからもう出ていってくれ」

チョウズメ「……」



安価
下1
1 このまま立ち去る
2 綱手と交流をする(更に安価)
3 ナルトと交流をする(更に安価)

チョウズメはナルトも師匠が死んでしまい、落ち込んでいるだろうと思った

しかしナルトには他にもたくさん声を掛けてくれる人はいるが、火影に気安く声をかける馬鹿などいない

チョウズメは火影をさん付けで呼ぶ馬鹿なので、部屋から出なかった

チョウズメ「綱手さん、ちゃんと泣きました?」

綱手「……はぁ? ああ、自来也のことか。悲しいが、忍びならいつかはある事だからな」

チョウズメ「綱手さん、僕に嘘を通じないんですよ」

綱手「何を言っているんだお前は」

綱手は何とか怪訝そうな顔を作ってチョウズメに目を向ける



安価
下1
1 チョウズメは忍宗のことを伝える
2 忍宗のことを言わずに話を続ける

チョウズメ「綱手さんは泣きたがっている。ですが、火影の立場があるから毅然としていなければならない」

綱手のその毅然としていようとしている強き心が弱まっていく

綱手「大人をからかうなってジジイに教えてもらわなかったのか?」

綱手はきつく睨みつけてくるが、チョウズメにはその目には力が入っていないことがわかる

チョウズメ「僕にとってのシノ、もしくはナルトやサスケが自来也様なんだと思います。もし僕なら耐えられない。でも、綱手さんの立場だったとしたら、きっと歯を食いしばって元気な火影を見せないといけないと思います」

綱手は肘を机に立て、結んだ手で額を支えて下を向く

綱手「やめろ」

チョウズメ「綱手さんはお酒で辛いことを忘れることを良くすると言ってましたが、今回のことはお酒ですらどうにもならない」

綱手「……やめろ」

チョウズメは綱手の横まで歩いていく

綱手が目を合わせてくれないため忍宗の感度も悪くなるが、それでももう分かる

特別な力を使わなくてもわかってしまう

チョウズメ「暗部からの様々な嫌がらせ、火影としての責務、他国に弱ったところを見せずに強い火影でいるために、決して泣くことは出来ない」

綱手「……もう、やめてくれ」




こいつに精神攻撃やらせたらオビト本当に闇堕ちしそう
安価
下1、下2
どうやって綱手を慰める?(言わせたいセリフがあるなら書いてくれれば使います。なければこちらで考えます)

チョウズメは綱手を必死に堪えている綱手を強く抱きしめる

綱手「……」

チョウズメは抱きしめながら綱手と無理やり目線を合わせて言う

綱手「綱手さんの気持ちは僕にはわかりません。だって僕がなくしたことのある人は師匠だけですから。僕達は同じ師という繋がりがあります。弟弟子の前でくらい弱さを見せてください」

綱手「……うぐっ、お前なぁ、そういうのを傷心の女に言うのば、やめろっで」

綱手「大丈夫ですよ。綱手さん。駄目にもバレません。結界だって張りました。昔ある人に僕は耐えきれなくなった時に抱きしめてもらったんです。今度はその時のように、僕が綱手さんを受け入れます。泣きましょう」

その言葉に綱手はもう我慢ができなくなった

こんな優しい言葉をかけられなければ綱手だって毅然に振る舞えていた

だがチョウズメは様々な形はあれど、愛によって人は繋がれば世界は平和になるという信条の持ち主だ

ヒナタがナルトの忍道に共感を得たのと同じく、チョウズメはフウの目標に共感を得ている

師弟愛やその他の愛によってチョウズメは綱手を優しく包み込んだ

綱手「なんで勝手に逝っちまうんだよ! 私は危なくなったら逃げろって言ったじゃないか! なんで私を置いて皆逝っちゃうんだよ! なんで私の手の届かない、医療が届かない所で死んじまうんだよおおおお!!」

綱手は大声をあげて泣き続けた

綱手「な、なるほど」

綱手は一しきり泣いたあと、50のババアがなに15の子供に泣きついているんだと恥ずかしくなり、チョウズメを投げ飛ばした

強く抱きつかれていたため、怪力を使ってぶん投げたが、チョウズメはすぐに立ち上がっていた

そのあと落ち着いた綱手はチョウズメからイタチに関する全てを聞いた



綱手はヒルゼンからの伝言の内容は

イタチがダンゾウの命令でうちはを滅ぼしたこと

そして16年前の九尾襲撃は前人柱力のうずまきクシナの出産の時に封印が弱まり、そこを襲撃者に襲われた結果であること

そしてヒルゼンがある準備をしていたこと

その三つをしか知らなかった


そして綱手はイタチの情報とヒルゼンの情報、そして16年前からうちはに対しての様々な圧力、これらを総合的に考えると

綱手(どう考えても、ダンゾウがうちはに対してあえて圧力を強め、不満を募らせるような方法を取っている。ヒルゼンのジジイならうちはに対してこんな方法は取らない。柱間の爺さんはうちはを大切にするように言っていたしな)

綱手「ダンゾウは九尾が襲撃された時から……いや、下手したらもっと前からうちはに対して強い拒絶感を抱き、排除する策を練っていたのかもしれない」

チョウズメ「……木ノ葉崩しの件はどうですか?」

綱手「明らかに暗部の死体の量が少ない件か。ないと思うが、自ら火影になるために大蛇丸と繋がっていた可能性は否定は出来ない。だが、表立ってこの事は」

チョウズメ「分かってます。そんな事をして僕が襲われるならいいですけど、親しい人達が殺されたら僕は許せなくなるので」

綱手「ああ。この件は私が進めておく。あとサスケとイタチの事も私に任せろ。ヒルゼンのジジイが色々と用意をしていたらしいから、それを活用してみようじゃないか」

チョウズメ「一人で溜め込まないでくださいね?」

綱手「うるさい! もう出でけ!」

チョウズメは綱手が本気で嫌がっているのが表情を見ただけでわかるので、頭を下げてから部屋を出た

綱手「ダンゾウは確かに木の葉のことを考えているが、扉間の爺さんとは違って私利私欲があまりにも強すぎる感じがするな。とりあえずヤマトを使おう」

二代目にわたってヤマトは二重スパイに近いことをやらされるヤマトであった

チョウズメ「最近はなんか色々忙しかった気がする」

ヒナタ「サスケくんとかサスケくんのお兄さんのことで飛び回ってたからね。くすぐったいよチョウズメくん」

ヒナタは日向の修行の時間までチョウズメの家に来ていた

そしてヒナタは今、ヒナタを膝枕している

前にハナビにしていたのを何処からか見ていたようで、それについてヒナタに言われたことがあったので、ヒナタにもしている

チョウズメ「忙しかった分、色々と発展したからいいけどね。サスケとも仲直り出来たし」

ヒナタ「もう少しこうしてたいな」

チョウズメ「また今度してあげるから」

ヒナタ「……もう少し、もう少ししたら引っ越してくるからね?」

チョウズメ「楽しみに待ってるよ」

チョウズメはヒナタを玄関までお見送りをしてから、ヒナタは日向の家に駆けて行った

チョウズメ「修行は寝る前に影分身を使って圧縮してやってるから今やるのもなー。誰か暇な人いるかな?」



(???襲撃まで1/1)
安価(番号が多いので名前でもいいですよ)
下1
1 紅に会いにいく(低難易度判定)
3 サスケに会いにいく(低難易度判定)
4 ヒナタに会いにいく(低難易度判定)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(中難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(中難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(中難易度判定)
9 ハナビに会いにいく(低難易度判定)
10 綱手に会いにいく(低難易度判定)
11 アスマに会いにいく(中難易度判定)
12 フウに会いにいく(低難易度判定)
13 イタチに会いにいく(低難易度判定)
14 自由安価(人物によってはコンマ判定)

交流キャラ選択の時はゾロ目の恩恵はない……



フウが忙しくて会えない可能性
下1
5以下で会えない(ゾロ目まで±1以内ならゾロ目として扱うが、00への近づけはなし)

まあ00のイベントは起こしませんけどゾロ目イベントなら
てか人柱力で00交流はほんとにやばいのでまじで

うちはも人柱力も綱手も基本やばい
その中でも人柱力は尾獣が絡むからやばい

ちょっと調べ物するので遅くなります
この交流は今日中に書き終わりたいから寝落ちはきっとない

ニュアンスが分かればね? 見直しを疎かにするとすぐに誤字る 気をつけます




チョウズメは木の葉にある滝隠れの里の事務所に来ていた

フウはこのくらいの時間に仕事が終わると言っていたので来たところ、ちょうどフウと出会えた

チョウズメ「フウとデートがしたい」

フウ「お風呂がいいっす」

チョウズメ「昼間っからはちょっとやめない?
多分紅とかハナビに怒られるよ?」

フウの誘惑を断ち切り、別の案を求めた結果、木の葉には影分身を残して、ある場所へとフウと共に黄泉比良坂で飛んだ

チョウズメ「終末の谷の滝は石像があるから綺麗とは思えないけど、ここは本当に綺麗だね」

フウ「自慢の滝っすからね。うちの里、滝隠れの自慢のひとつっす」

チョウズメとフウは滝隠れの里の近くに来ていた

フウ「滝は木の葉みたいに場所をオープンにしてないっすから、今から通る入口は言っちゃダメっすよ?」

自慢とは言っているが、木の葉とは違い、本当に滝隠れは隠れ里のようだ

チョウズメ「フウの故郷を壊すようなことはしないよ」

フウ「知ってたっすよ。でもお約束だから」

フウはチョウズメの手を取って、滝の裏にある洞窟に入っていった


その洞窟は綺麗な鍾乳洞で、緑の澄んだ水の池がいくつも点在している

フウ「あの池の中に入って、複雑に入り組んだ水路を通ることによって、里へと行ける仕組みなんだ」

チョウズメ「もしかして水路が定期的に変わったりするの?」

フウ「土遁で変えてるみたいっすね。あっしは何となく感覚でわかるっすから覚えてないっすけど」

チョウズメ「……え?」

フウ「ということで、レッツゴー!」

フウはチョウズメの手を握ったまま、水の中に飛び込んだ

フウ「ね? 感覚で行けたでしょ?」

チョウズメ「パターンがあるのはフウの行き方でわかったけど、迷ったよね? 何回か」

フウ「あはははは」

水路を抜けると大樹を囲む広大な地底湖

その周りに周りに家屋が立ち並ぶ場所にやってきていた

地底湖のはずなのに太陽光が入ってきているのは何かしらの光を取り入れる仕組みがあるのだろう

ここが滝隠れの里の居住区画なのだろう

フウ「あの大樹とこの巨大な湖、そしてさっきの滝をチョウズメに見て欲しかったんっすよね。前に顔岩からの景色とか色々見せてもらったっすから」

チョウズメ「……うん、とっても素敵なところだね」

フウ「行こう」

チョウズメ「うん、よいしょ」

フウ「ひゃい!?……チョウズメがやりたいならいいっすけどね。あっちに行くっすよ!!」

チョウズメが風景を堪能している時、家屋やその周りにいた人たちが、遠巻きからこちらを覗いてきていた

その中にはあまり気分の良くない目でフウを見る人もいたので、チョウズメはフウを抱き上げて、フウの会わせたい人の元へと向かう

抱き上げたあとのフウは先程ちらっと見せた悲しげな顔から一転、とても明るく騒ぐいつものフウに戻っていた

シブキ「彼が例の」

フウ「あっしのだんな様っすよ!」

シブキ「……え! もう結婚したの?!」

フウ「まだっすよ。あっしらやっと15を超えたばかりだよ?」

シブキ「それは分かっているんだがね。遅れて済まない、私は滝隠れの里の長、シブキだ。フウの親のようなことをやっている」

チョウズメは今、フウの友100人で平和になるという思想の持ち主と会っている

フウの性格の根底にあるのがこの人なのだろう

ヒルゼンや綱手に比べて微妙に情けなさげだが、親しみ安さがあり、この人は好かれている里長なのだろうと簡単によみとれる

チョウズメ「お義父さん?初めまして、フウさんと結婚を前提にお付き合いをさせて頂いているチョウズメです」

シブキ「ああ、うん。堅苦しいのはいいよ。俺は苦手だからねそういうの。君が複数と付き合っていることは知っている。でもフウがいいのならそれでいい」

シブキはごく簡単にチョウズメとフウの関係を認めた

チョウズメ「……あの、フウは人柱力ですよね? 言い方が悪いですが、尾獣の力を借りられる人柱力は戦力としてはとても貴重です」

シブキ「そんなことは分かっているよ」

チョウズメ「それなのに木の葉の忍びと婚姻を結び、木の葉で暮らさせてもいいんですか?」

人柱力とはそんなに簡単にはいどうぞできるほどのものではない

だからこそ暁が狙ったりしているわけで

シブキ「僕が友達を作れってフウに言ったんだ。いつか異性の友達が出来て、その人と恋に落ち、結ばれたいと思う時が来ると覚悟をしていたからね。確かにフウは人柱力だけど、一人の娘でもある。これはしょうがない事さ」

長としては絶対にしてはいけない判断だとチョウズメは思うが、親としてはすごく羨ましいと思ってしまう

シブキ「……っていう思いもあるんだけどね、フウを暁っていうビンゴブックS級の裏の忍びたちから守る戦力が滝にはないんだよ。だから木の葉にいてもらった方が色々と楽なんだ」

フウ「……知ってたっす」

チョウズメ「……えぇ」

シブキ「でもさっきの言葉は本心だからね! ただ人柱力の力を使わないフウと戦っても勝てて、今では人柱力の力を使ったとしても勝てるとフウは手紙に書いてくれていた。詳細は知らないけど、それなら君に任せた方がきっとフウは幸せでいられるし、安全に暮らしていける。まあたまには帰ってきてほしいけどね」

フウ「それは分かってるっすよ。ここはあっしの故郷っすから」


そのあとチョウズメとフウとシブキは共に食事を取り、フウはシブキと今まであった色々な話をして、チョウズメはシブキにいろんな話を教えて貰い、夜が深くなる前に黄泉比良坂で帰った

ゾロ目が出て安全が確定したので滝に挨拶に行ってもらいました
シブキはヘタレシブキとフウの回想でしか見たことない


本日の更新は少ないですがこれまでです
次回からイベント【ペイン襲撃】が進行します


ラストの判定
コンマ
下1
90以上で原作で殺された伝言の蛙がダンゾウに殺されなかった(ナルトの到着が早まる)

まずまだ4体?の人柱力が残ってるのに木の葉を襲う理由とかは次回書きます

ヒアシ様は何故かいませんし、ガイ班は任務ですし、猪鹿蝶は猪鹿蝶で動かない
全てペインは見通していた?

なお木遁使いの彼をどうかしないとナルトが答えを得ない……上手くやらないと

社畜になったがチョウズメの話は続きます




その日はガイ班が木の葉にはおらず、ヒアシとハナビが他流試合のため里から出ていた

チョウズメたちはヒナタも含めて、家で雑談に講じていた

そんなある日



木の葉は地中と上空を含めた球体の結界が張られている

正規ルート以外から里に入ると、侵入者として木の葉にはその存在がバレてしまう結界だ

正規ルートには巡回の忍びがいるので、まず侵入者は正規のルートで入ることが出来ないだろう

ペイン「これより世界に痛みを」

暁の実質的なトップであるペインによる木の葉襲撃が始まった

結界で里を守っている術者はペインの侵入を感知した

術者「目標は一人。西口イのB地点」

だが、その侵入者であるペインは仲間を口寄せすることで、一人から六人に増加していた

ペイン「散!」

天道のペインの声によって、ペインはバラバラに散らばった




コンマ
下1
30以上でペインがチョウズメ、フウ、紅、ヒナタに感知された

コンマ
下2
上が30以上だった場合

90~  地獄道
76~90 地獄道以外の好きなペイン(さらに安価)
61~75 天道
46~60 餓鬼道
31~45 人間道
16~30 畜生道
~15  修羅道

地獄道が死んでたらナルトが長門と対話できなかったという割と危険なコンマでした



安価
下5までの多数決(5まででバラけたらそれ以降で1抜けたペインが犠牲者(確定))

1 天道(斥力)
2 修羅道(からくり)
3 畜生道(口寄せ)
4 人間道(記憶読み取り)
5 餓鬼道(術吸収)

修羅道に決定しました

天道に合流する前の里に入ってすぐの散開した時の修羅道の着地地点がチョウズメたちの近くなので、チョウザはいないです

ペインは六道輪廻の六つの道の力を持ったペインが6体いる

そのうちの一体、修羅道は体がからくりで出来ており、ミサイルやノコギリなどがあり、ロボットと言った方が近いものである

その修羅道はチョウズメの家の近くに着地し、チョウズメの住んでいる家の方へとミサイルを打ち出していた


紅「みんな」

チョウズメ「口寄せの術」

ヒナタ「白眼! 暁の外套を来ている人が近くに……目がうずまき模様?」

フウ「きっと人柱力を求めて来たんすね。あっしじゃないかもしれないっすけど、あっしも存在がバレたら襲われるよね?」

チョウズメ「そんなことはさせない。猿魔、金剛如意。もし攻撃出来るタイミングがあったら動いていいから」

猿魔「わってるよ。変化・金剛如意!」

チョウズメが猿魔を金剛如意にするまでの間に、四人は戦闘服へと着替え終えた

チョウズメ「……皆、特にフウは絶対に離れないように。紅は幻術でサポート。駄目なら忍具や指示をお願いします。ヒナタは白眼で索敵をしながら俺と攻めて。フウは空から強襲」

日向、木の葉一の幻術使い(うちはは除く)、七尾の人柱力、バグ忍者が家の壁をミサイルで壊されたのにキレながら、修羅道を襲撃するべく家を飛び出した

紅「魔幻・樹縛殺……駄目そうね。フウは煙の中でのみ飛ぶこと。ヒナタとチョウズメはフウの攻撃まで接近戦! 氷は最初は様子を見て!」

紅は修羅道を見た時、うちはイタチに感じた嫌な予感がしたが、一応幻術を掛けてみたが、まるで手応えがなかった

そのあとすぐに煙玉を広範囲に投げて、自分は煙玉全域が見える範囲の場所まで後退した

紅は煙を見ながら、周りの一般人を避難させる

ヒナタ「機械の不思議な体に変な杭があるよ」

チョウズメ「先制」

ヒナタ「八卦空掌!」

ヒナタはチョウズメの一言で、煙の中にいる修羅道に向けて遠距離の衝撃波を放った

敵はそれをギリギリで避けたので、その特徴的な目は白眼的な能力はないようだ

チョウズメ「火拳!」

ヒナタよりも更に動きの早いチョウズメはヒナタの攻撃を避けた修羅道の目の前まで来ていた

今までは煙玉の中では知覚できる能力がなく見えなかったが、仙人モードでの知覚能力なら大体わかる

チョウズメは炎を腕に纏わせて、敵を思いっきりアッパーで殴りあげた

フウ「トドメの滝の旋風!!」

フウだけなら煙の中で行動出ないが、重明という尾獣の感知能力は人間の比ではない

フウは重明のいう場所に向けて、煙の中で飛行速度をあげてから、上から落下蹴りをチョウズメによって打ち上げられた修羅道にぶち当てた

チョウズメ「あれ?暁なのに弱い」

煙が晴れると、スクラップになった修羅道が地面に倒れていた

フウも暁が相手だったので本気で蹴りを入れた結果、スクラップにしてしまった

フウ「感知能力がないなら、煙の中でのぼこぼこにされたら普通はこうなるっすけどね」

ヒナタ「木の葉の里のほか何ヶ所かで襲撃が起きてるみたい」

ヒナタは白眼で周りを見ると、ほかの所でも襲撃が行われているのが分かった

チョウズメ「同時襲撃……ヒナタに僕の影分身を付けるから、紅と一緒に住人の避難をしてあげて。白眼が安全なルートを選んで顔岩まで行くこと。多分あそこまで行けば安全なはずだから」

ヒナタ「無理はしないでね?」

ヒナタはチョウズメを一度抱きしめてから、紅の元へとチョウズメの影分身と共に行った

チョウズメ「とりあえずこの死にかけは氷の世界に投げておくかな」

フウ「人様の里に襲撃しかけたんすから死んだらそれはそれでしょうがないっすよ」

チョウズメは黄泉比良坂で空間に穴を開けて、修羅道を氷の世界にぶん投げた

フウ「どうするっすか? どこかの助っ人? 九尾の子は確かに秘境に行ってるんすよね? あっ、火影様も危なくないっすか?」

チョウズメ「確かシズネさんがなにかの解析をしてた気がする」




(神羅天征まで2/2)
安価
下1 どこへ行く?
1 火影である綱手の場所へ
2 解析をしているらしいシズネの場所へ
3 別の戦場へ(更に安価)

チョウズメ「シズネさん!」

シズネ「チョウズメくんにフウさん、どうして!」

シズネがちょうど火影の執務室を出て少し行った場所でチョウズメは合流した

チョウズメ「もしかして今の襲撃者のことについて解析してませんでした? こんな棒がついてる奴なんですけど」

チョウズメは先程倒した修羅道から引き抜いておいた棒を見せる

シズネ「してたわ!」

それからチョウズメはその棒が受信機としての性能があることがわかった

シズネ「これだけじゃ分からないから捉えた敵から情報を取ってるいのいちさんの元へ言っているのよ」

チョウズメ「分かりました。護衛します」

シズネ「それは助かるわ」

チョウズメはシズネと共にいのいちの元へと向かった

シズネ「お邪魔します!」

シズネはチョウズメとフウ、暗部一人に守られながらいのいちの元へ着いた

チョウズメ(こんな時なのに暗部の仮面をつけた人がとっても少ない)

チョウズメは木の葉崩しの時のように暗部が有事なのに少なすぎることが気にかかった


そんな風にチョウズメは考えていると



コンマ
下1
50以上で畜生道と人間道の先制攻撃前に存在に気がつく(原作で口寄せサイが部屋を攻撃する前にチョウズメが動く)

チョウズメは別のことを考えていたが、仙人モードによる拡張された知覚によって、敵が建物の前にいることに気がついた

チョウズメ「土拳、部分倍加の術!!」

土遁による硬化を加えて、怪力を発揮しながら壁に向けて拳を振り抜いた

いの「えええ!?」

気がついていないものからしたら、いきなりチョウズメが壁に向けて腕をでかくして殴りかかったようにしか見えない

だが

チョウズメが壁を壊す瞬間、壁の向こうからサイが突撃してきた




コンマ
下1
80以上でサイの口の中にいる畜生道ごと潰す

ゾロ目以上なら人間道さんまで潰れていました




チョウズメ「くっ!」

チョウズメはサイを後ろに下がらせることは出来たが、そのまま振り抜くには力を貯める時間が足りなかった

畜生道「まさか気が付かれていたとは」

チョウズメ「また同じ目の人?」

畜生道「……貴様は氷遁に仙術木遁使いで角都と飛段を倒したやつか」

チョウズメ「……はぁ?」

シズネ「えええええ!?」

フウ「あああああああ!」

いのいち「木遁!?」

いの「……氷遁? 木遁? チョウズメが? そんなまさか。だってチョウズメは秋道だものね?」

いのは長年の異性の友達が血継限界なわけが無いと思い、チョウズメの方を振り向くと

チョウズメ「……黙っててくださいね?」

そっぽを向いて、白状していた



チョウズメが木の葉で氷遁を割と自由に使えるようになりました(知られたので)
ただし木遁は流石に自重します(危険じゃなければ)

畜生道「作戦を変更する。口寄せの術」

畜生道は口寄せで嘴の大きな鳥を呼び出して、退却していった

チョウズメ「待て! 邪魔しないでよ! 氷遁・絶対零度」

チョウズメは畜生道を追いかけようとしたが、サイがまた突撃してきた

もうバレたのならいいやという気持ちで、サイを部分倍加で大きくした両腕で受け止め、触れているサイ自体を氷漬けにする

綱手に相談した時に開発した周辺や対象を無理やり凍りつかせる術を喰らい続けているサイは腕の接触点から結構な勢いで凍りつき、十秒もすればカチコチのオブジェクトになった





ペインを瞬殺できなかったため、ペインが行動を早めました

神羅天征まで1/2 → 神羅天征まで0/2

逃げ出した畜生道のペインは里の外に出ると、天道以外のペインを口寄せした

天道「痛みを知らぬものに本当の平和はわからん」

綱手と問答をしていた天道はそう告げると、空へと舞い上がって行った


天道は木の葉の里の空に上がり、手を空へと掲げる

天道「ここより世界に痛みを」



その少し前チョウズメはシズネといのいちによるペインの考察を聞いていた

ペインはどうやら死体を黒い棒によって遠隔操作をしている存在らしいというのがわかった所で

仙人モードの危険感知が最大級の警告を鳴らし始めた





チョウズメがカグヤ吸収や忍宗理解した時にゾロ目が出てフラグを手に入れていた

『ゾロ目で最終盤に覚える可能性のある術がピンチの時に唐突に会得する』

のピンチの条件が満たされました

このピンチは仲間や恋人、里や師匠のピンチの時にも適応されます(遠隔地にいる時はさすがに無理)



コンマ
下1
30以上でこの場限りとりあえず覚醒した
90以上でそのやり方をチョウズメは理解した

原作が完全に壊れるところだった
既にもう色々ひどいけど



あとついでに神羅天征による何人かの死傷判定

多分天道と他の奴らにボコボコにされたであろうカカシ、チョウジ、チョウザ(動きが早まったため、チョウザの治療が満足にできていないと仮定)


コンマ下1
50以下でカカシは神羅天征で完全に死んだ

コンマ下2
50以下でチョウザは完全に死んだ

コンマ下3
30以下でチョウジが完全に死んだ

カカシ先生の死因が神羅天征みたいに書いたけど違う死に方になるっぽいけど許して?

少しだけ時間が巻き戻る



天道とカカシが戦っている時、チョウザとチョウジが助太刀に来た

その助太刀が来た時、天道にも地獄道が助太刀にきた

カカシ「また増えたよ」

チョウザ「やつの能力は分かるか?」

カカシ「引力と斥力を操ってるんじゃないかな? インターバルは5秒もないくらい」

チョウザ「それなら俺たちがそれを受けるから、カカシは雷切でトドメを。俺たちなら一度くらいなら行けるはずだ」

カカシ「OK」

カカシは影分身を使い、そいつに土遁・心中斬首の術(地面にもぐり、敵を引きずり込む)の動きを使って、天道のペインに強襲した

天道はそのカカシを斥力で吹き飛ばし、無効化したが、天道がさらに動き出す前に

チョウジ/チョウザ「「肉弾針戦車!」」

二人は左右から天道のペインを押しつぶすために攻撃に移行した

なぜかもう一人の地獄道は少し離れたところで動かないのが少しだけ気がかりだが、チャンスを見逃すわけにはいかない



天道「インターバルが5秒だとなぜバレるように戦っていたかすら考えぬか」

ペインは6体操っていて、その負荷故に弱い斥力引力だとしても、インターバルが5秒発生していた

だが今ペインの地獄道の制御を完全に放棄し、余力を全て天道に回していた


天道のペイン二人分の余力による斥力による攻撃が、チョウジ、チョウザ、そしてチョウザの後ろから追走していてカカシへと襲いかかる

筆が乗ったとかそんなことはない




チョウジはその強烈な斥力による圧を喰らい、街中へと運良く吹き飛ばされた

だが、カカシとチョウザは天道と戦っていた場所の端に吹き飛ばされ、瓦礫の山にぶつかった

天道「連携を始めた途端にはたけカカシは弱くなったな。まあいい」

地獄道「……答えろ。うずまきナルトはどこにいる?」

ギリギリ意識のあるチョウザとカカシの腕が至近距離からの斥力によって、天道に折られた

そのあと地獄道に二人は首を絞められながら問いかけられた

チョウザ「九尾の餓鬼なんて知るかよ!」

カカシ「教えると思うか?」

地獄道「そうか、ならば判決を下す」

二人は地獄道の後ろにへんな顔だけの化け物が見えた

そしてそこに自分の口から何かが出て、その顔だけの化け物の舌に絡め取られた

カカシだけ自分の口から出た何かが引き抜かれ

カカシ「……」

はたけカカシは死んだ

地獄道「こいつは本当に知らないようだ」

天道「邪魔になるから殺しておくぞ」

チョウザ「や、やめ」

地獄道の横に釘を数個持って立ってた天道が、チョウザに釘を向けて、斥力を発動した

ぐしゃっ

釘は高速でチョウザに突き刺さり、突き破り、秋道チョウザは死んだ

そして時は戻り、チョウズメが仙人モードで危険感知が最大級の警鐘を鳴らしていた時に戻る


チョウズメはこのままでは自分やフウだけなら黄泉比良坂で逃げられる

だが目の前にいるいのやシズネ、いのいちやその他の様々な忍び

他にも外にいるであろうチョウズメの友人やこの木の葉がなくなってしまう気がした


チョウズメ(絶対にそんなことはさせない!!)


チョウズメが今よりももっともっと強力な力を求めた

チョウズメの白くなった片目が疼く

チョウズメの白髪の部分が広がるのが感じる

だがこれは力であることをチョウズメは理解した

まだやり方までは理解できないこの力に身を委ねてから(本来なら侵食判定……)、術を発動させた


チョウズメ「天之御中(アメノミナカ)」

チョウズメは自分の周りにいる人達ごと、始球世界に強制移動させた

いの「え、おっとと、チョウズメ?」

チョウズメ「いの大丈夫? フウは大丈夫だよね」

フウ「……なんすかそれ?」

片腕でフウを抱きしめていた所に、強制転移による反動でコケそうになっていたいのをチョウズメは抱きしめて止める

チョウズメ「……僕が中にいた存在の力を完全に解放した姿? 何故かできた。忍祖モード、輝夜モードって名ずけるべきかな?」

チョウズメの片目は白眼になっていて、額には輪廻写輪眼

頭にはあのカグヤのような白い角が生えていて、白いチャクラの着物をチョウズメは上着のように着ている

髪は完全に真っ白になっており、もしカグヤの第三の子供が今のチョウズメを見たらカグヤと見間違えてしまうかもしれない

仙人モード特有の隈取りがなければだが

いの「……」

チョウズメ「いのに見つめられちゃうと困っちゃうな」

いの「そ、そんなことないから!」

いのはまるでおとぎ話に出てくる王子様ではなく、お姫様のような雰囲気を醸し出しているチョウズメをうっとりと見つめてしまった

チョウズメ「シズネさん。さっき分かったことを今から綱手さんに教えてきますね。皆さんはここに居てください。ここは僕の所有している世界ですので。あそこにある家で時間を潰しておいてください。フウ、お願いね」

シズネ「え、まずここはどこなんですか!」

フウ「……本当は行きたいっすけど、ここは安全っすからね、あっしが説明しておくので、いってらっしゃい」

フウは見た目が大幅に変わってしまっているチョウズメに気後れせずに、いってらっしゃいのキスをした

チョウズメ「行ってきます」

チョウズメは黄泉比良坂で木の葉に戻る

チョウズメは里に戻ったあと、このモードから感じる万能感、今なら全ての人間をひれ伏すことが出来るような思いが湧いてくるが、無理やりねじ伏せる

チョウズメ「みんな無事みたいだね。あれ? 綱手さんが死にかけてる」

チョウズメは黄泉比良坂で綱手の元へと飛んだ

綱手「誰だおま、もしかしてチョウズメか?」

チョウズメ「はい。姿については説明が上手くできませんが、今から綱手さんにチャクラを与えます。今の僕のチャクラは本来のチャクラに一番近いので、特に拒絶感とかはないはずですし」

綱手「ちょっと待て、何をする気だ!」

チョウズメ「愛があれば何でもできます。今から綱手さんに愛を渡します」

普段のチョウズメでは絶対にしないような、達観した目で綱手を見ている



コンマ
下1
67~  キスでチャクラを譲渡(なんか色々元気になった綱手)
34~66 ハグをしてチャクラを譲渡(五影会談があれば出れるくらい)
~33  手を握ってチャクラを譲渡(このあと昏睡しないくらいのチャクラ)

フウは一人だけ安全な場所に置いておかれるのが嫌だったので一緒にいましたが、あの場面ならしょうがないので引き下がります


そして覚醒してる状態でゾロ目はまずいな


カグヤの力を持ちながら思考はアシュラの「愛」があればなんでも出来るって感じですので、キス以上の愛? 忍宗を本気で使っていて、相互理解が解禁されている状態で愛





綱手はどうなった?(もし愛が選ばれても、チョウズメがそれを受け入れるかは物語次第です)
安価
下5まで多数決
1 チョウズメを愛した
2 綱手はカグヤチャクラの衣を纏ってやばい
3 綱手は千手、千手は木遁(習得フラグ)
4 綱手は千手、千手は仙術(習得した)

下5までなら同数だけどその下は4が多い


安価
下1
1 事前に決めてなかったんだから1と4にしろ
2 4だけでいいから早く書け

幼女化は紅先生がやってくれるし?




チョウズメは頭の印がなくなり、苦しそうにしている綱手を抱き上げた

綱手「なにを、する」

チョウズメ「チャクラをもっとも効率よく譲渡できる方法です」

綱手「なん、んんっ!? や、んっ!」

チョウズメは綱手に大人なキスをしながら、チャクラをどんどん渡していく

粘膜接触によるこの行為が一番効率がいいかはわからないが、愛を与えるにはこの方法が一番いいことを紅より学んでいる

綱手「……はぁー、はぁー。は?」

綱手はいきなりキスをされたことよりも、自分の知覚や力の強さ、そして根本的に今まで感じたことのなかった力をそこらじゅうから感じる

チョウズメ(あっ、無意識に仙術チャクラにしたのを渡しちゃってた。めちゃくちゃ危なかったけど、綱手さんが仙人モードになってる。柱間がなれたみたいだし、才能があったのかな?)

今のチョウズメは忍宗によって他と極限まで繋がれているので、チョウズメの仙人モードの感覚を綱手が感じたのだろう

綱手「これはなんだ?」

チョウズメ「それが仙人モードですよ」

綱手「これが……これなら、ギリギリの者達を救える! 感謝するチョウズメ! カツユ!私からもっとチャクラを持っていけ! ありったけ持っていっていいぞ!」

いつもよりもう少し若くなった綱手は、先程のキスよりも、力を手に入れたことによって救える命が増えたことに喜び、さっそく動き出した


チョウズメ「これで里の人は大丈夫だね」

チョウズメはこの場所をこんな風にした存在のもとへと黄泉比良坂で飛んだ

天道「貴様はチョウズメ。なんだその姿は! なぜ貴様が輪廻、写輪眼との複合瞳だと?」

チョウズメ「綱手と繋がったからお前の目的は綱手から教えて貰えた。お前のそのやり方は間違っている。まずチャクラで忍術を使っているから貴様らは争ってしまうんだ」

天道越しから見ている長門に直接チョウズメは語りかけている

チョウズメは別にそんなことをしている気は無いが、天道に忍宗というものを理解させるために、忍宗にて教えこもうとした結果、長門とも繋がっていた

天道「チャクラの忍術以外の、他者と理解し合うための利用法だと?」

長門はチョウズメが嘘偽りなく、本当にそれがあり、自分がそれでチョウズメの言っていることを理解しているのだと分かる

だから長門は痛みすら他者に与えず、わかり会えるかもしれない力の持ち主と対話をしようとしたが


トビ「貴様は何者だ!」

突然現れた強烈な憎悪に一瞬意識が眩み、トビの時空間忍術にチョウズメは飲み込まれた

チョウズメが消えてすぐにナルトが現れた

ナルトは仙人モードを会得していて、ペインに有利に戦っていたが

フカサクとシマが一瞬の隙を突かれて殺された


ペインの本体、長門はチョウズメの言葉に動揺していたが、トビの出現により気持ちを持ち直し、甘い考えとの決別のために二人のガマを殺した

そのあとナルトは棒で腕を封じられ、語り合いが始まった

ペイン「……憎しみの連鎖が始まる」

大国だけが平和を謳歌していて、小国はその痛みを押し付けられているのが平和なのか?

正義は倒される悪を生み、そしてその悪が正義を恨み、憎しみの連鎖が続いてしまう

ペイン「人は決して理解し合い事の出来ない生き物だと悟らざるを得ない」

先程のチョウズメとのやり取りを斬り捨てるようにペインは言い切った

そのあとペインはナルトに尋ねた

その憎しみをどうやって取り除くのか

それに対してナルトは「わからない」と答えた

それに対してペインは本当の痛みを知ってもらい、抑止力による恐怖によって平和を求めるという

ペイン「恒久的な平和は無理でも、一時的な平和はそれで確かに生まれる」

ナルトは問答でも負けてしまい、身体中に急所を外して黒い棒を刺された

ペイン「そろそろお前を連れていく」

ペインがナルトを木の葉から連れ去ろうとした、その時、ある人がペインに襲いかかった

ある人、ではなくある人達が正確だろう

ヒナタ「ナルトくんにはもう手を出させない」

チョウジ「そうだ! 今度は僕達が守る!」

シカマル「なんで出てきちゃったかねぇ」

シノ「そんなこと分かりきっているではないか。なぜなら俺たちは友だからだ」

サクラ「ナルトにばっかりもう押し付けられるわけないわ!」

木ノ葉丸「弟子である俺が兄ちゃんを助けるのは当たり前なんだなコレ!」

ペインは複数人の強襲を受け、一度退避したが、取るに足らない増援だと理解する

ナルト「なんでお前ら来ちまったんだよ! 早く逃げろ!お前達じゃ」

サクラ「これは私たちの意思よ! いくらナルトだからって曲げられないのよ」

ヒナタ「私たちは私たちの忍道に従って、ナルトくんを助けに来たの。だって私たち友達だもん」

ナルトの友はペインに向けて襲いかかる

影真似を、螺旋丸を、怪力を、柔拳を、寄壊蟲を、自らの拳を使って、ナルトを守るべく立ち向かう


ペイン「だが、無意味だ」

ペインの斥力に吹き飛ばされ、一人ずつ殺されていく

ナルト「やめろ! やめろおおおおお!!!」

そして最後にサクラが殺された時、ナルトは憎しみに飲み込まれ、

ナルト「ギオオオオオオオ!!」

九尾のチャクラをその身にまとい、怒りのまま襲いかかった

ヒナタはチョウズメがどこかに連れていかれて、そしてナルトが戦っているのを見ていた

チョウズメが本気を出した時と同じように、自分たちでは邪魔になると分かっていたから、ヒナタは見ていたが、ナルトが少しずつ劣勢になっていった時動き出した

ヒナタ「サクラさん! ナルトくんを助けないと!」

サクラ「助けたいわよ……でも、あの戦いには」

ヒナタ「チョウズメくんは言ってた。強くなりすぎるとその人を孤独になるって。でも共にいる、あなたを見ているって教えてあげるだけで、心が暖かくなるって! 私は助けに行くね!」

ヒナタはナルトよりも論外な力の持ち主ととても親しい

人柱力という強大な力を制御できる人とも仲が良い

その人たちが少し前にこぼした強者故の孤独

ヒナタはきっとナルトもそれに陥り、1人だけで解決しないといけないと思っているだろうことが、二人の考えを想像すれば理解出来た

だが一人ではすぐに殺されるだろう

ならばみんなで行けばいい

チョウジ「僕も行くよ。チョウズメの代わりにナルトを助けるんだ!」

シカマル「ちょ、チョウジ本気で言ってるのかよ」

チョウジ「シカマル」

シカマル「はぁ、友達だしな」


そんな風にナルトと親しい人が集まり、ナルトを助けに行った

結果は上記になってしまったが

ナルトは九尾に怒りで飲み込まれ、九尾の封印を解放しそうになった

ナルトの尻尾が8本になり、9本が出現しそうになった時、いきなりナルトは九尾のチャクラを体に戻して安定した


ナルトの精神世界で何があったのかはペインにはわからないが

ペイン「安定している。迷いが消えたか」

仙人モードのナルトがペインを睨んで、相対した



そのあとは天道のペインとナルトによる忍者らしい騙し合いの戦いが行われた

ナルトは影分身で様々なものに変化させておき、わなを仕掛け、最後はど根性でペインを倒した

ナルトはその戦いが終わったあと、一人でペインの本体の元へと行こうとカツユに願い出ていた




オビト「貴様はなんだ! 四行を操り
氷遁を使い、木遁をデメリットなしに使い、仙術を使い、そしてその姿。輪廻写輪眼に白眼! なんなんだそれは!」

チョウズメが時空間忍術で吸い込まれてすぐ、仮面の男、イタチからはマダラと聞いていた人間が声を大にして叫んでいた

チョウズメ「あなたはマダラではない。声が違うから」

オビト「マダラと声が違うだと? 声帯すら変えられているのに声が違うだと! 貴様はそこまで理解している貴様はなんなんだ!」

オビトとチョウズメの戦いも始まろうとしていた

尽く邪魔されているせいでオビトがキレた所で本日はここまでです

ナルトはあとはほとんど一緒なので、その微妙に違う部分を描写したいと思います

もちろんオビトとの対話か戦いも書きます

作品内で書けないのでここで書きますが、ペインが木の葉をナルトやほかの人柱力目当て襲った時、木遁の使い手が邪魔をしてきたらオビトがこんな感じに浚うシナリオでした
ですがその相手がいきなり長門を懐柔し始め、色々邪魔されたストレスでマッハになりキレました

本来なら今も闇落ちするはずなんですけどね

カグヤの侵食意識が死んで忍宗を理解したためほとんど闇落ちはありませんね
彼女たちが死ぬとかしたら闇落ち不可避ですが

チョウズメ「あの輪廻眼とかいう目をした人が僕のこと知ってたんですから、僕のことをあなたも知っていますよね?」

オビト「貴様が秋道の子であり、秋道の名を捨て、飛騨と角都を氷遁と木遁で瞬殺するくらい扱えることなら知っているわ! そういう事じゃない! 貴様はなんだ! マダラがいたのだから、貴様は柱間の継承者か!?」

オビトはチョウズメが淡々と答えることに更に怒りが込み上げる

怒りのあまりマダラのことを言っていたり、自分のトビとしてのキャラも忘れていたり、オビトの素になっているが、それも仕方が無いだろう


オビトはうちは皆殺しの時に写輪眼をストックしようとしたが、イタチに多くの目を燃やされた

そのイタチがチョウズメを気にしていてたが無視をしていたのがいけなかったとオビトは今でも思ってる

木ノ葉崩しの時は確かに守鶴と我愛羅は仲が悪かったようなのに、デイダラとサソリが襲いに行ったら殺された

どうやら綱手によるリークで暁が人柱力を集めているのがバレていて、なぜか守鶴と我愛羅が無傷で殺したのだ

それだけならいいが、次はゾンビコンビが理不尽な木遁に殺された、飛段の重要な体のパーツがないので復活させられない

七尾らしい存在と常にチョウズメは共にいて、滝の人柱力なのに滝に帰らない

長年かけて誘導したサスケとイタチもいつの間にか仲が戻っていた

監視のゼツ曰く、煙玉が晴れたら消えていたと

そんなことをイタチは出来ないし、サスケも出来ないので同行者のチョウズメだけだとオビトは考えていた

しかも鬼鮫は戻ってこないし、ペインは本気で懐柔されそうだった

あまりにも計画が引っ掻き回され、リンとの本当の世界が遠のくのを感じてキレていた

チョウズメ「……? 僕は一応柱間の使ってた木遁は一通り使えますけど、別に継承者ってわけじゃないですし」

オビト「……もういい死ね」

オビトは一周回って頭が冴え渡り、木遁・挿し木の術の長細い枝を作り出し、近くで頭をひねっているチョウズメに投げ刺そうとした

チョウズメ「神羅天征」

オビト「ぐはっ!」

チョウズメ「……やっぱり額にあるのは輪廻眼なのかな? でも写輪眼っぽい感じもするよね?」

カグヤの知識にあった斥力操作の術でオビトを吹き飛ばしたあと、チョウズメは鏡を取り出して額を見始めた

チョウズメ「あの、すみません帰ってもいいですか? あなたは話しているのに、僕と対話をする気は無いですよね?」

チョウズメはあのペインという暁は、里をぐちゃぐちゃにしたので許す気は無いが、でも対話は一応可能かもしれないと思っている

なのでチョウズメは黄泉比良坂で帰ろうとするのだが、

オビト「火遁・豪火球の術!」

チョウズメ「水遁・水龍弾の術!」

黄泉比良坂を発動しようとした時、オビトが豪火球を放ってきたので、チョウズメは対抗の術を放つ

オビト「なぜ貴様は」

オビトはキレているが、今チョウズメを行かせたらペインまで裏切る可能性があり、そうすると輪廻眼の回収が物凄く難易度が上がる

なので先程チョウズメが言っていた対話をして時間を稼ぐことにした

あのチャクラを纏っている姿はオビトにとっても理外後からであることは一当てしてわかった

オビト「なぜ貴様はそんなにも強大な力を持っているのに、この偽りの世界で満足している」

チョウズメ「偽りの世界?」

オビト「そうだ。この世界は真の平和な世界へ行くための踏み台となる世界だ」

チョウズメ「……」

チョウズメはイマイチ何を言っているか分からなかったが、暁が十尾を復活させようとしていることを思い出した

だがこいつらにとってカグヤを復活させるメリットが皆無のはずなので、十尾を使った無限月読の方かと推察を立てた

チョウズメ「もしかして無限月読をしようとしています?」

その言葉に口の部分が消え去った仮面の、口の部分だけでも分かるほど、驚きの表情を表していた

オビト「正直驚きだ。そんな所まで貴様は知っているのか。いや、柱間の継承者ならばマダラの意図を読んでいる可能性はあるか」

チョウズメ「……」

オビトは老いていたがそれでもマダラの強さは認めている

そのマダラを瀕死まで何度も追い込んだ柱間も、マダラの話によって強さを認識している

マダラが立てたこの計画が尽く防がれているのも、マダラがオビトを育てたように、柱間がチョウズメを育てたと思えば少しは納得がいっていた


勝手に柱間の弟子になっているチョウズメは否定をしても無意味であることがわかったので、無視することにした

オビト「ならば分かるだろう。無限月読は人々に永遠の夢の世界に誘いこむことで争いを無くす平和な術だ。その世界ではあらゆる存在が平和に暮らすことが出来る」

チョウズメ「……?なんで? 白き兵へと時間を掛けて変化させる術でしょ? もしくは眠った人達からチャクラを回収する術じゃないの?」

オビト「……は?」

チョウズメ「なにか違いました?」

チョウズメはカグヤを吸収して得た記憶の中に、カグヤがそうやって使っていた記憶がある

だからそれをいったのだが、どうやら理解されていないようだ

出会ってすぐの強烈な憎しみを感じたくないから、チョウズメは忍宗を切っているせいでイマイチオビトを理解しきれていない

オビト「なるほど。だから貴様は必死になって暁を止めるわけだ。柱間も子供が小さい時から洗脳教育をし、自分に都合のいい存在を作り出したと見える」

チョウズメ「違いますから。僕を育てたのは、柱間じゃないですから」

オビト「師でもないのに、木の葉の忍びが初代火影の柱間を呼び捨てにするか?」

チョウズメ「だって僕が柱間だった時の記憶がありますから」

チョウズメは口にして思った

こんなの信じてもらえないわと

だが

オビト「俺がマダラを演じないといけないのと同じように、貴様は柱間を演じねばいけぬのか。可哀想に」

何故か同情を帯びた声が帰ってきた

チョウズメ「別に演じてないですから!」

オビト「洗脳されている人間は皆そう言うことはアカデミーで習っただろ」

チョウズメ「洗脳されてないのに……なんかイタチさんとかサスケみたい」

オビト「やはり貴様があの二人の仲を取り持ったか」

チョウズメ「……悪いですか?」

オビト「当たり前だろ。俺がどれだけ苦労したことか。柱間が蘇ったら確実に殺し尽くしてやる」

チョウズメ「……」

チョウズメは理解した

うちははこういう種族なのだと言うことを

1時間半ほど退席

チョウズメは無視して黄泉比良坂でこの場所から抜けようとした

だが、オビトが時空間忍術の気配を出して邪魔をしてくるのだ

オビト「貴様が先程からこの空間から時空間忍術で逃げ出そうとしていることはわかっている。だが、時空間忍術使いは空間操作が重複した時に飛べないのは俺自身がそうであり、貴様の戸惑いから見ても正解のようだな」

開けた空間の穴に時空間忍術を使われたらどうなるのか分からないからだ

下手したら座標がズレて、地面の中に埋まってしまうかもしれない

それだけならいいが、人間の中に出てしまったら大変なことになる

チョウズメ「邪魔しないでください」

オビト「行かせると思ったか?」

チョウズメ「……」

オビト「時空間忍術を連続発動しようとしているようだが、無駄だ」

チョウズメ「部分倍加の術!」

オビト「そんなもの無意味だ」

チョウズメは白いチャクラの衣を纏ったまま、オビトに殴り掛かるが、オビトを透過してしまう


チョウズメはあらゆる手段を試している時に、簡単に抜けられる方法を思いついた

このオビトが無駄に対話をするくせに意味の無いことばかり言うせいで意識してしまっていたから考えが及ばなかったのだろう

チョウズメ「影分身の術」

今のカグヤモードのチャクラをフル活用して、大量の影分身を作り出した

影分身「「「「「「「「黄泉比良坂!」」」」」」」」

オビトが対応出来ないほどの時空間忍術を発動して、オビトが反応出来なかった空間の穴に飛び込んだ

オビト「……結局あいつは柱間のなんだったんだ?」

オビトが稼ぎたい時間も稼ぎ終わったので、その場で座り込み考え始めた


コンマ下1
20以下でヒナタたちがまだ死んでいる場面を見てしまった

寝おちてた

書いていきます

チョウズメは木の葉に帰ってきた

しかしチョウズメはその光景が理解出来なかった

何故か皆が生き返っていた

ペインの襲撃で結構な数が死んだはずなのに、チョウズメは木の葉でペイン襲撃前にかんじていたくらいの生命の量を検知した

ここまではいい

だが皆がナルトを賞賛しているのだ

オビトの所から逃げ出したことによってチョウズメは忍宗をオンにしていたのも悪かった

「おかえりーー!」「ナルトォーーー!!」「お前は英雄だ!」「ありがとう!」「おかえりーーー!」

人は変わることが出来る

それが人のいいところでもあり、悪いところでもある

チョウズメ(あの八百屋の人はナルトがいると客が入らなくなるって言っていて、最近はナルトが来なくて(変化で買ってたから)せいせいするとか最近まで言っていた)

友が虐げられているのに、それを見過ごすしかなかったチョウズメはその積極的に虐げていた奴らを覚えている

その全てがナルトを賞賛し、笑顔で迎えている

チョウズメ(表面だけは。さほどナルトに対する印象は変わってないけど、友達や仲間が生き返ったから今はそう言っているだけじゃん。なんでそんなに笑顔で笑えるの?)

チョウズメ「うげっ」

チョウズメは黄泉比良坂で木の葉から離れた場所に飛んでから吐いた

チョウズメ「……」

カグヤモードになったことによる感知能力のさらなる拡大も悪い点だったので、すぐさま今の力を無効化した

そして仙人モードもすぐにやめた

猿魔「どうした」

チョウズメ「……そっか、いたんだっけ。なんでもないよ」

猿魔「……そうか。お前の雌を抱いてから今日は寝ろ。その前に始球世界に木の葉の人間を置きっぱなしなのだから、黄泉比良坂で繋げて木の葉に帰らせろよ?」

チョウズメ「うん、ありがとう。もう帰っていいよ」

猿魔「今よりも辛い、メスを抱いても変わらないなら儂を呼べ」

そう言って猿魔は逆口寄せで帰った


そのあと猿魔に言われた通り、いのいちやいの、シズネ、そしてフウを始球世界に迎えに行った

その頃木の葉の重鎮や大名が招集されていた

この戦いで綱手がカツユを大量展開した時点でダンゾウは綱手が無茶をしすぎていることが分かった

ならばきっとまともに動けないババアになると推測を立て、動けない火影を蹴散らすための話の場にするはずだった……のだが


綱手「なぜダンゾウは根の忍びの大半を地下に隠していた! 一大事だったのに、何故だ!」

ダンゾウ「そのような事実はない」

綱手「騙せると思ってるのか? 私は仙術を覚えた。その力で地下にいたヤツらのチャクラも全て覚えているぞ? 全てリスト化して、あの場で各暗部の面を見た者がいるかアンケートを取るか? あ?」

ダンゾウ「……木の葉復旧をしなければならない時に、そのような無駄なことをやるべきではないと思うがな」

綱手「そうだ。だが、あの場で私は木の葉のモノも、そうじゃないモノにも全ての人にカツユを付けた。だが、その中に暗部はほとんどいなかったが、何をしていたんだ? 復旧をする必要はある。それは既に行っているが、まさか襲撃されていたのに自らの身が危ういからと雲隠れしていたのか?」

ダンゾウ「……」

綱手「ダンゾウ、お前は確かに暗部で裏から里を守ってくれている。だがな、これまで一大事に二度も動かない暗部は必要なのか?」

大名「二度とな?」

綱手の隈取りが面白いのか、それを眺めていた大名がうまく合いの手を打ってくれた

綱手「大蛇丸が木ノ葉崩しと称したあの事件。あの時も暗部はほとんど動いていなかったとデータが出ています」

ダンゾウ「言いがかりも甚だしいな」

綱手「証拠はあるが? いいのかこの場で見せても」

ダンゾウ「……」

ダンゾウはなぜ自分が押されているのかがわからなかった

まず綱手の百豪の術の印がなぜ三つもあるのか

暁が襲撃してきて戦っていたと思ったら何故か綱手が仙術を覚え、そしてチャクラ自体の総量も大幅に上がっていた

ダンゾウはもっと暗部を出して綱手に付けて、情報を集めるべきだったかと少し後悔している

大名「綱手よ、質問は良いか?」

綱手「何でしょう」

大名「そなたが木の葉でやった中忍試験で大立ち回りをした男と戦場でまぐあっていたと聞くが、それは本当かえ?」

綱手「ぶっふー! だ、誰が一体!?」

シカク「……」

あの綱手姫がとても弱っている時に戦場のど真ん中で喘ぎながらやり、それが終わると急激に元気になったのだ

そりゃ噂も一気に広まるだろとシカクは思っているが口に出さない

結構な噂になっているのになぜダンゾウが知らないのか?

不確定であり、別段忙しいこの時に報告をしなくていい案件だったので暗部は報告を控えた

そしてダンゾウは噂話をする友人は御意見番しかいないし、その御意見番は他とは噂話をする人がいないので、知らなかった

ダンゾウ「ババアの若者食いの話などどうでも良いわ! うちはサスケが里を抜け、うちはイタチがうちはを皆殺しにした。そして今回の襲撃は自来也、三代目の教えを受けた者共による犯行」

綱手「は? ダンゾウ、私はうちはの皆殺しの事件に関する詳細は既に知っているが、いいのか? 言うぞ?」

大名「おや? あのうちはが死んだのには何かしらの裏があったのかえ?」

綱手「ええ。そうです。うちはイタチは」

綱手がダンゾウを見ながら本気で話始めようとした

ダンゾウは本当に綱手は知っていて、自分の政策から下手したら大蛇丸と繋がっていたことまで言われると思った

ダンゾウ「よい。火影は綱手の娘で。儂はこれより木の葉の復旧に暗部を動かさねばなりません。席を外しますがよろしいですか?」

大名「良い。それでうちはの話は?」

綱手「それはまた今度ということで」

大名「……楽しみは多少取っておいた方が面白いものであるからな。良い、許す。それで綱手が若者とまぐわっていたことについても知り」

綱手「それは結構です」

大名「そうか」

そのあと何事もなく火影は五代目のままで、綱手が続行することになった

そして何故か特例で認められているチョウズメが次は綱手に手を掛けようとしていると噂が広まった

今こそ必要な火影とは? から希代の火影このワシだ!を言わせたかったのにいつもより結構若い綱手が勢いで押し切ってしまった


あのめちゃくちゃ強引な流れが好きだったんだけどな

流石にチョウズメの人妻には手を出しませんよ……出さないよね?(安価で00出て恋愛系にされれば出してしまうが)

サスケ「そうか、兄さん。あと暁にはどれくらいの戦力が残っているんだ?」

イタチ「ペインが死んだ今小南は抜けるだろう。そうすると、ゼツとトビだけだな。だがそのトビはうちはマダラを名乗っている」

木の葉が壊滅して、一夜明けた日の朝、チョウズメは波の国に来ていた

早朝からサスケとイタチは鍛錬をしていて、水月は鬼鮫に扱かれていた

チョウズメ「そのうちはマダラは偽物でしたよ」

鬼鮫「興味深い話をしていますね。チョウズメくんはマダラを見たことがあるんですか?」

チョウズメ「見たことあるし、戦ったこともありますよ。そのおかげ? せい?で木遁を覚えたからね」

鬼鮫「ほほぅ。あのマダラと戦って死ななかったのですか。それは、君と一度でいいから戦ってみたいですねぇ」

チョウズメ「僕も鬼鮫さんと戦ってみたい。鬼鮫さんは戦いあった方が仲良くなれる気がするし」

鬼鮫はチョウズメを見ながら舌なめずりしたが、チョウズメと鬼鮫の間にサスケが入った

サスケ「殺されたいのか?」

鬼鮫「おお、怖い怖い。水月、休憩は終わりです。削りますよ」

水月「ちょっとまじきついから」

香燐「朝飯作ってきてやったぞ! サスケのついでにな!」

こちらは割と平和を謳歌していた




ガチギレトビさんによる八尾討伐
コンマ
下1
70以上でタコ足分身で逃げた
69以下で普通に負けた

八尾『てめぇ、いい策だって言ってみれば、俺の足を何本犠牲にすれば気が済むんだ!?』

ビー「あいつの木遁ちょーやばかったからな。てかあんなに強いのが暁とかヤバすぎるだろ、ばかやろうこのやろう」

八尾『時空間忍術に木遁によるゴリ押し。あんなにつれえものだったとは。なぜか焦っててタコ足の擬態に気が付かなかったが』

ビー「相手がガチギレ超ラッキー、でももう来るなよばかやろうこのやろう」

八尾とビーはいきなり暁の仮面をつけた男、トビに襲撃をされた

トビ「もう貴様ら獣を野放しにしておくわけにはいかん。手始めに蛸牛をぶっ潰す」

神威による転移からの木遁・挿し木の術でいきなりピンチに陥ったビーだったが、尾獣化をして無理やりそのピンチを突破した

相手が更なる奥の手を使いそうだったので、いい感じのところでタコ足擬態分身と代わり、今は湖のそこで沈んでいる

ビー「あれ?もしかして俺様って逃走してもバレない系のヤツ? 八っつぁんに愛に行けるぜウィィィィイ!!」

ある程度時間が経ったあと、ビーは自分は暁に囚われたと思われていると気が付き、演歌忍びの八っつぁんに会いに木葉へと向かった

雷影「何ィ!? ビーが暁に攫われただと!? 許さんぞぉ暁ぃぃぃぃ!! 今すぐ五影会談の招集をしろ! 今すぐだ!」

雲隠れの里では、ちょうどビーが仮面をつけた暁にやられて、誘拐されたことが報告されていた

それを聞いた雷影は即、五影を召集することに決め、即断即決、すぐに部下達を各里へと向かわせた

ゼツ「こう人数が少ないと時間がかかるね」

ゼツ「うるさい、黙って仕事をしろ」

トビ「……」

現在、暁のある拠点に外道魔像を呼び出して、トビが捉えてきた八尾の人柱力を像に封印していた

トビ「お前らが実質的に戦闘ができないから、俺自ら行ってやっているんだ。口を動かさず術行使に力を入れろ」

もう暁はゼツとトビ(オビト)しかいない

そして直接的な戦力になるのはトビのみであるため、先程急いで八尾のもとへ行き、倒してきた

だが

ゼツ「あははは、タコ足だ! オビト間違ってるじゃん!」

ゼツ「笑い事ではない」

ゼツ「でもさ、俺自ら行っているんだキリッ、って言ってたのに」

トビ「あのくそ牛がああああ!! ゼツ、次笑ったら殺すぞ」

トビは今なら怒りで仮面が割れるのではないか?と自分で思った

今輪廻眼もちがいないから魔像召喚出来ないですね

ですから魔像があった場所に戻ってきたということで

コンマ下1
やりまくってるはずだし30以上で

ダンゾウ「はぁ……、ヤマト、ヤマトはいないのか!」

ダンゾウは綱手に押し切られた事に年をかんじていた

そろそろ出来たのでは?と思い、ヤマトを呼んだのだがこない

暗部「隊長なら現在復旧作業を行っており」

ダンゾウ「呼べ」

暗部「はっ」

ヤマトは休憩中に無理やり呼び出された

ダンゾウ「氷遁は増えたか?」

ヤマト「またそれですか。えっとですね、夕日紅が妊娠したそうです」

ダンゾウ「おお!」

ヤマト「そして」



コンマ(フウは人柱力であり、狙われているので避妊)
下1
67~  ヒナタとハナビと次の安価の人が妊娠していた
34~66 ヒナタとハナビ
~33  ヒナタも

ヤマト「日向の長女、日向ヒナタも妊娠が確認が確認出来たそうです」

ダンゾウ「おおおお!! 氷遁が広まる日も近いのう」

ヤマト(……あなたはチョウズメくんのおじいさんか!)

ヤマト「良かったですね」

ダンゾウ「あと二人いたであろう? まだか」

ヤマト「それはまだみたいですね」

ダンゾウ「もっと氷遁を増やすために、あやつを誘惑させて子種を絞った方が良いのではないか? どう思う」

ヤマト「彼は聡いのでやめた方がいいかと」

ダンゾウ「そうか」

ダンゾウがチョウズメに女を差し向けないように監視もしないと綱手に怒られるので、また胃が痛くなる隊長さんだった



ヒナタが妊娠したためイベント発生
(ハナビはまだ正式に付き合っていないため、もし妊娠してたらハナビが寝込みを襲っていたことになってました)

ヒアシ様のコンマ
コンマ下1
70~  前回負けたので
30~69 安価で説得する方法
~29  絶対に許さない

チョウズメはヒナタと共に日向の屋敷の敷居を跨いでいた

ヒナタはあの戦いでチョウズメが消えたあと【少しだけ怪我をした】ため、綱手が一応検査をしてくれたそうだ

本当はほぼ死んでいたのだが、それを言うとチョウズメが何をするかわからないので、火影の名の元に綱手が秘匿とした

その時に妊娠が発覚し、綱手は嫌な予感がしたのでほかの人も(ハナビも含む)見てみたら、紅も懐妊していた

紅はその場で正式に結婚することになり、式などは暁との戦いが終わってからということになった

紅は大人であり、親も催促をする程度だったが、ヒナタは違う

ヒアシ「……」

チョウズメ「……なので、これを機に正式に籍を入れたいと思っております。御許可を頂けないでしょうか」

チョウズメは何度もヒアシの元へと足を運んでいるが、毎回駄目だった

だが前回やっとチョウズメはヒアシに勝ったからか、ヒアシは無言で悩んでいる

チョウズメ(あともう一息かな?)


安価
下1
ヒアシをどうやって説得する?
言葉や行動などでお願いします(他を切り捨てるとかハナビはしないとかはなしで)

チョウズメはなにか策を考えようとしたが、ここは本心で語った方がいい気がする

忍宗という方法を使わずに、ただ思ったことを口にすることにした


チョウズメ「僕は命を懸けて娘さんを、そして子供を守ります。どうか、結婚を許してください! お願いします」

チョウズメはヒアシの前で頭をもう一度下げた

ヒアシ「……」

ヒアシが動かないのにヒナタも焦れたのか、ヒナタも頭を下げた

ヒナタ「お願いしますお父様」

ハナビ「私のこともお願いします」

ハナビがなんか言っていることが違うことで参戦した

ヒアシ「ハナビはまだ子供なのだからなしだ!」

ヒアシはハナビの頭を軽く叩いてからチョウズメの元へ向かう

そしてチョウズメの胸ぐらを掴み、持ち上げてから壁に叩きつけた

チョウズメ「ぐっ」

ヒアシ「いいか! 父親が居なくなるということは子にとって、そして残された者にとって、とても深い傷を残す! ヒナタが欲しいのなら、自分の命を賭けるなど言うな! 生きて守り通せ! いいか!!」

ヒアシは数滴の涙を流しながら、チョウズメに顔を近づけてそう叫んだ

自分のせいでネジは父親を失った

ネジの悲痛の叫びをヒアシは何度も聞いた

あんなことはもう決して起こってはならない

そんな気持ちからヒアシはそう助言していた

チョウズメ「はい! 僕は皆を絶対に守り、そしてヒナタや子供、皆とともに生きていきたいです。どうか娘さんとの結婚をお許しください!」

ヒアシ「……嫌だ!!」

ハナビ「えぇ……」

最後は駄々をこね始めたヒアシをネジが無理やり連れていく

ネジ「ヒアシ様はもうお前を認めてくださっている。書類だって全て書き終えて、書斎に置かれていたのだ。これがその書類だ」

チョウズメ「ありがとうございますネジさん」

ネジ「これからは兄弟になるのだから呼び捨てでいい。だが、本当にハナビ様も娶るのか?」

チョウズメ「ハナビがアカデミーを卒業しても僕を好きでいてくれていたら、僕が告白する」

ネジ「……複雑だ」

ネジは気絶させたヒアシを担いで、どこかへと連れていった

時空間忍術で拉致られたから多少はね?
死んだとしても何がなんでも蘇らせそうですが


コンマ
下1
80以上で小南VSオビトの戦いが変化する

小南は想定していたよりも早いタイミングでマダラ(オビト)に襲われた

もっとオビトは遅くに来ると思ったが、焦っているようだ


策を使い戦うが、オビトの腕を1本持っていくだけで限界だった

だが小南はただオビトを近くで見てきたわけじゃない

オビトの物質すり抜けは5分以上行うことが出来ない

故に

小南「アナタを殺すために用意したこの6千億枚近くの起爆札、10分間起爆し続ける」

小南は起爆札で満たされた谷にオビトを落とし、起爆札を着火した


小南「はぁ、はぁ。これでマダラは確実に」

オビト「死んだかな?」

オビトはストックしておいた写輪眼で真のイザナギを発動し、死をなかったことにすることで攻撃を防いでいた

その事をオビトは自慢げに語りながら、そのあとも六道仙人についても語った

オビト「幻術をかけ終わった時お前は終わる。そして輪廻眼の居場所を吐いてもらう」

オビトは自爆しようとした小南を押さえつけ、写輪眼によって幻術を見せることで情報を引き出した




コンマ
下1
95以上で……

4/6でゾロ目とか怖い
本来なら察知しただけで行動には移しません


チョウズメ「これでヒナタの引越しも完了したね」

ヒナタ「ありがとうチョウズメくん」

チョウズメ「力だけはあるしね僕」

ヒナタ「……力だけ?」

チョウズメ「あははは」

ヒナタとも正式に籍を入れ、ついでとばかりにフウも籍を入れたい

フウは人柱力で狙われているため、しっかり出来ないようにしているため出来ていないが、同じタイミングですることになった

チョウズメが部分倍加の術でヒナタの必要なものを全て運び終えて、リビングで話している時、チョウズメは唐突に何かを感じ取った

チョウズメ「……」

ヒナタ「それでね……どうしたの?」

チョウズメ「……ごめんねヒナタ。少し出る」

ヒナタ「危ないことはしちゃダメだよ?」

チョウズメ「うん」

チョウズメは今さっき、誰かの助けを呼ぶ声が聞こえた

その声は聞いたことがない声だったはずなので、考え込んだところ、ペインと忍宗で繋がった時に流れてきた想いの中にいた人物の声だったような気がする

ペインには大切な二人の人がいて、一人が死んだ時にペインのあの考え方に変わったというのは話している時に感じ取った

流れてきたイメージの中のもう一人の女と、今聞こえた声は何となく印象が似ていた


チョウズメ「愛が砕かれて、それでも助けを呼んでいた気がする。僕がペインとちゃんと話せていたら、もっと変わった気がする……いこう」



コンマ
下1
80~  小南が死ぬ前に到着
30~79 マダラに輪廻眼を持ち去られたあとの墓場に到着
~29  マダラと小南の戦闘があった場所に到着

うちはが絡むと荒ぶるコンマ




オビト「……輪廻眼の居場所を吐かせてからだがな」

小南「……」

オビトは今回は多少損耗させられたが、何とか計画通りに輪廻眼の居場所を小南から吐かせられた

オビト「さて、もう貴様は用済みだ。死ね」

オビトはさっさと用の済んだ小南を殺そうと、心臓を貫こうとした時

チョウズメ「その人はちょっと待って」

オビト「ぐはっ!」

急に現れたチョウズメによって、顔面を殴られて吹き飛ばされた

チョウズメ「ペインとは対話が出来なかったけど、代わりにこの人にペインについて聞こうかな。強い力を持っていたのに、なぜ恐怖による平和なんていう考えに至ったのか。知っておかないとまずい気がするし」

チョウズメは死にかけの小南を空中でキャッチした

オビト「また貴様かああああああ!! チョウズメえぇぇぇぇぇぇ!!」

情報を吐かせたが、知られたくない情報をたくさん知っている小南をまた、チョウズメというイレギュラーによって奪われた

オビトは再び……前回よりも更に過激にブチ切れた

本日はここまでです

なんかオビトが散々な目に合っている気がするけど、主人公のうちはイベントの参加率が高すぎる気がする

六道仙人モードみたいなカグヤモードになると額に輪廻写輪眼が開眼するのでその時は天之御中が使えますね
ですがあのモードにならない限り黄泉比良坂で空間に穴を開けるのが限界です

そしてあのモードは今のところ自分ではなれません

チョウズメがピンチになる事とかほぼないんで、仲間や恋人、木の葉の里などがピンチに陥らない限り今のところはモードにならない=天之御中が使えませんね

臓硯は元々は純粋な願いでしたけど性質が歪んだ
ダンゾウは二代目の都合のいい所だけを真似て覚えているのでダンゾウは自分でもっと考えてどうぞ

コンマ
下1
90以上でオビトは正常な判断ができずチョウズメと戦う(片目は盲目で右腕なくて小南と戦ってチャクラも少なめ)

オビトは頭に血が上り、今の状態を顧みずに襲いかかろうとした

だが、チョウズメは自分なのだ

柱間に洗脳されて無限月読が悪と言われているチョウズメは、マダラに育てられた自分みたいなものである

そしてその自分(チョウズメ)が女の子を抱きしめている

その構図、自分(オビト)が女の子(リン)を抱きしめている光景が一瞬だけ頭をよぎった

オビト「リン、ありがとう」

オビトは怒りながらも冷静さを取り戻した

オビト「……お前は無限月読まで分かっているのだから、小南を連れていかれたとしても、さほど価値はないだろう」

ペインは十尾が完成すれば世界に痛みを与える術が完成すると思っている

ペイン、長門よりもチョウズメの方が真実に近いので、もう小南には価値がないとオビトは判断した

ここで今の状態で木遁や仙術と戦って自分が勝てるか少し怪しいので、無理をする必要も無いだろう

チョウズメ「この人小南って言うんだ」

オビト「ははは。名すら知らないのに助けるか。やはりお前は世界を平和にするこちら側の人間だ」

オビトはだからこそ惜しいと思った

柱間の呪縛を自分が解くことはきっと不可能だろうと思うからだ

チョウズメ「……無限月読は嫌です」

オビト「哀れなり柱間に作られし子よ。俺は行かせてもらうが、戦うか? 戦えば小南は出血多量やその他諸々で死ぬが」

チョウズメはオビトが指さす小南を見てみると、心臓の横から血液が流れ、今すぐにでも治さないと死んでしまうかもしれない

チョウズメ「ペインを理解したいからこの子は生かしたい。あなたはいつでも倒せるから帰ってどうぞ」

オビト「柱間はマダラを倒す存在だ。だが、俺はマダラを名乗るがマダラではない。お前と同じようにな。故に俺はお前には負けないが、今回は引いてやる」

オビトは見た目は割と満身創痍な感じだが、マダラと名乗っている意地か、柱間を名乗るチョウズメに負けないと宣言してから時空間忍術で消えた

チョウズメ「あの人なんで僕のことをそんなに柱間にしたいんだろう?」

チョウズメは少しだけ忍宗でマダラを名乗る者(オビト)と繋がったが、自分を見ているようで、やはり見ていないので意思の疎通自体が出来ていない

なのでまず理解する段階になっていないので、マダラの考えが全然わからなかった

チョウズメは自分の部屋に直接黄泉比良坂で帰った

チョウズメ「紅いますか?」

チョウズメは部屋から階下へと叫ぶと、走る音がしてすぐに紅が来た

紅「……もしかして新しい女?」

血だらけの女をチョウズメが連れてきて、紅が第一に思ったのが、また美人を連れてきただった

チョウズメ「違います」

紅「って、この人暁じゃない!?」

チョウズメ「暁のリーダーになったかもしれないうちはマダラ(を名乗る人)がこの子を殺そうとしてたから助けてきた」

紅「……この人って木の葉の里を襲ったのよ?」

チョウズメ「僕見てないし。この人にはペインについて聞きたいから生かしたです。紅お願い」

紅はため息をついて、自分の旦那、旦那のお願いを聞くことにした

紅「私だけじゃダメだから、綱手様を呼んできて。綱手様が来るまでの維持ならできるわ」

チョウズメ「影分身にもう行かせてるよ。紅がもし襲われたらぶん殴らないと」

ペインを知りたいが、紅が傷つく方が嫌だ

チョウズメの影分身が綱手を連れてきて、仙術によるブーストを受けながらすぐに治した

綱手「お前はなんて時期になんて奴を連れてくるんだ!」

チョウズメ「ごめんなさい。ですが助けを呼ぶ声が聞こえたから行ったら、マダラを名乗る偽物に殺されかけてたので」

綱手「数日前に言っていたな。暁の中でトビと名乗り、イタチにはマダラと名乗っていた奴か」

チョウズメ「はい。なぜか僕は柱間らしいですけど」

綱手「は?」

綱手がアホみたいな顔をしているので、やはり自分は柱間じゃないとチョウズメは再認識した

綱手「……訳分からんことはいいとして、こいつはどうするんだ? 木の葉には流石において置けんぞ。まずなぜ私は木の葉に襲撃をかけてきた相手を生かす前提なのか」

チョウズメ「綱手さんが優しいからですよ。まあそれはいいとして、僕が所有する世界で寝ていてもらいます」

綱手「……そういえばお前は世界を持っているんだったな」

綱手はそれが当たり前であり、特段驚くことではないと思ってしまった自分に驚いた

綱手は元々この場所に来たのは呼ばれたからってのもあるが、もうひとつ用事があったので今それを消化してしまおうと思った

綱手「コホン……チョウズメ、結婚したばかりで悪いが、お前にはA級、下手をしたらS級になる任務を行ってもらう」

チョウズメ「それはいったい?」

綱手「火影の護衛だ」

綱手はチョウズメに雲隠れの人柱力が仮面の暁、トビに襲われ行方を眩ませたらしい

それを受けて雷影は即座に五影会談を開催することを勝手に決定し、侍の国に招集をかけてきたそうだ

チョウズメ「よく人柱力が攫われたのにそれを公表できましたね」

綱手「人柱力抜きでも最強だと思っているんだろ。それはいい。まず今の木の葉の状況は分かるな?」

チョウズメ「復興作業が始まったばかりですね」

チョウズメは既に家が直っている。夜遅くに結界を張って、チョウズメは自分の家や周りの家を木遁で生やした

そして次の日にヤマトのおかげということにした

チョウズメの家の周りは復興が進んでいるが、木の葉全体はまだまだ時間が足りない

綱手「そうだ。今の木の葉には私の意思を体現する奴がいないといけない。今の私の正式な弟子はシズネ、サクラ、紅。それに私よりも事務ができ、一応弟子のチョウズメ。この中で私の代わりができるのはシズネとお前だ」

チョウズメ「そして残すのはシズネさんって事ですか?」

綱手「ああ。シズネも戦闘能力は悪くないが、チョウズメがいれば何かがあればすぐに帰って来れるからな」

戦力は言わずもがな

黄泉比良坂があるので何かがあれば即帰って来れるのもチョウズメを連れていく魅力のひとつだと綱手は語る

チョウズメ「……期間はどうなんですか? フウや皆の近くをできるだけ離れたくないんですけど。下手したら偽物マダラが襲ってくるので」

綱手「移動抜きにすると、大体1週間ほどじゃないか? 流石にいきなり侍の国にチョウズメの時空間忍術で行くのは良くない。だから国境までは飛んだとしてもそこからは歩きになる」

綱手は当たり前のようにチョウズメの黄泉比良坂を念頭に考えているが、チョウズメは別段出し渋る気がないのを知っているからだ

チョウズメ「一週間ですか……それならフウとか紅には始球世界に居てもらってもいいかもですね」

紅「今の私は戦闘自体をしたくないから、あの何も無い場所だけどしょうがないわね……はぁ、お酒飲みたい」

紅は妊娠がわかった時から1番の趣味である晩酌などを全て控えている

ヒナタは今は日向の訓練を休み、柔拳による新術開発を行っている

チョウズメ「暇にならないように、それに護衛としてサスケとイタチさんと鬼鮫さんも始球世界に放り込みますね」

綱手「……どこかの国と戦争でもするのか?」

チョウズメにイタチに鬼鮫、チョウズメ曰く強くなっているサスケ、七尾の人柱力に白眼の使い手

木の葉だってきっと落とすことが出来るだろう

そのあと数日が経ち、チョウズメはフウなどを説得した

サクラ「……えっとご結婚おめでとうございます。三人でしたっけ?」

サクラは特例で最近三人と結婚したらしいチョウズメに祝福?の挨拶をした

チョウズメ「ありがとう。そうだよ」

綱手「それじゃあ行くか!」

シズネ「チョウズメくん。終わったらすぐに帰ってきていいですからね。綱手様が少し遊んだ行きたいとか言っても、容赦なく連れて帰ってきてください」

チョウズメ「はい!」

綱手「お前は私の保護者か! 行くぞ」

シズネに木の葉を一旦預けて、三人は黄泉比良坂で木の葉の国境近くまで飛んだ

始球世界ではハナビも含めたチョウズメの女と、サスケ、イタチ、鬼鮫、蛇の三人が初遭遇していた

すみません
ものごっつう眠いので本日はこれまでにします

明日は五影会談を書きたいです
てか五影会談でまたオビトとチョウズメは会うんですね

赤ツチと黒ツチ、あと5代目水影と交流できる機会は作ります(覚えてたら)
ダンゾウとかいう会談ブレイカーがいないので話せるでしょうし

あと結局赤ツチと書いた人は本当に赤ツチと絡ませたかったのか……この作品1番の謎ですね

若さを維持している忍術は骨格までは本来なら変わらないみたいですので紅は若くなるまで
仙術併用の綱手ならロリになれるのかな?

まず安価で何度か選ぶなりゾロ目なりが必要でしょうけど
綱手の場合交流とかよくしてますから下より早い

赤?黒ツチと五代目水影はどうしようかな

五影会談でなぜあんなに雷影が強気でリーダーになれると思ってたのかがわからない
木の葉同盟締結後にヒナタ攫おうとしたことが周りの里も知ってるっぽいのにそれで信用されるとなぜ思ってたのかが理解できない

木の葉と雲を知ってると木の葉の方がやばいのがわかるけど実際の戦力は大体でしか分かってなかったねそういえば
実際ビーを換算すればトップに食い込めるかもしれないか

たしかに暁出てないのはでかいけど
話の都合上だろうけど暁のメンバーを全員把握してないはずなのになぜあんなことを言えたのかわからん
抜け忍0なのかね

雷影の自業自得ネタは↓このやり取りが一番笑えた
ヒナタ誘拐からの一連のゴネ得展開は意味不明すぎたから、そら五影会談でも突っ込まれるよねっていう

ナルト「強くてニューゲームだってばよ」【安価有】
ナルト「強くてニューゲームだってばよ」【安価有】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463730703/181,183)

まあ、そんな雷影も『サスケ真伝』ではかつて殺し合ったサスケとの会話で度量の大きさを示していて良き指導者になっているんだけど
(良き指導者としての顔を見せながら、見えない所ではTHE LASTの大量破壊兵器を作っていたことは黙っておこう)

これが書き終わったら読んでみます
ラストで大量破壊兵器を作ってる雷影様ほんと笑える

最近はフウとかハナビがあまりかけてなくて悲しい

チョウズメと綱手とサクラは三狼と呼ばれる三つの山からなる国、その山の前に来ていた

気候は寒冷で猛吹雪が激しく、サクラは重装備をしている

サクラ「……綱手様とチョウズメさんはなんで普通の格好なんですか? 凍傷で怪我をしますよ?」

綱手「仙人モードの訓練だ」

チョウズメ「一緒にやれって」

綱手の肩には小さいカツユが乗っていて、チョウズメの背中には金剛如意になっている猿魔を背負っている

猿魔「自然と一体となるのが仙人モードだ。自然に逆らわず、それに身を任せれば寒さなんてなんとでもなる」

カツユ「そうです。綱手様がいきなり仙人モードになって驚きましたが、なれる様になったのですから、修行をしませんと」

カツユは先の戦いで、チョウズメの房中術によるチャクラ回復がなければ綱手は意識不明の重体であったであろうことは簡単に予想がついていた

それでも綱手が皆を守りたいと言ったので、本気で皆を守った

カツユは綱手を気に入っているし、だからこそまたあんな無理をしたとしても、仙人モードで緩和出来るようにするべく、厳しく綱手を教育している

三狼の山の境目に設置されている関所を正規手続きして、三人は鉄の国に入った

サクラ「さ、寒い……」

綱手「止まると動けなくなるぞ! まずチョウズメ。雷影が喧嘩を売ったとしても手を出すなよ?」

チョウズメ「……僕は雷影が嫌いです」

綱手「知っている」

チョウズメがネジを一時的に嫌っていたのを綱手は知っている

日向宗家と分家の色々があり、ヒナタがネジにボコボコにされた

中忍試験で語ったネジの父親が犠牲になったという事件

だがそのネジ以上にチョウズメが何度も嫌いだと言っているのが四代目雷影だ


四代目雷影が白眼を狙って、同盟締結式を利用して、ヒナタを誘拐しようとした事件をチョウズメは知ってしまっている

チョウズメは身内を傷つける人、傷つけた人を絶対に許さないと分かっているからこそ、綱手はヒナタが一度死んだことを隠している

チョウズメがもし絶望して壊れてしまったら、木の葉の里が消えてしまうだろうと綱手は思っている

そんな危険な相手がいるのにチョウズメを連れてきたのは、チョウズメがいれば本当に対話だけで平和への道しるべができるのではないか?と思ったからだ

チョウズメ「でも今回の五影会談は雷影の招集ですし、話し合いをする気があるのなら……相手が何もしない限りは僕は怒ったりしませんよ? ヒナタにも駄目って怒られてますし」

綱手「そうか、ならよかった。チョウズメとサクラを連れてきたのは、こういう大きな場での立ち回りを覚えてもらうためだ。シズネは何だかんだ修羅場をくぐり抜けているが、お前達はこういう交渉による修羅場を体験したことがない」

サクラ「はい」

綱手「チョウズメは出来るかもしれないが、キレたら手が付けられないという欠点がある。それを今回は抑えろ。サクラは単純に経験を積んでほしい」

チョウズメ「分かりました」

サクラ「頑張ります!」

サクラは精一杯頷いたが、風が首を撫で、体をすぐに縮こませた

サクラ(なんで綱手様もチョウズメさんもいつもの格好に一枚外套を羽織ってるだけなのよ。仙人モード……理解できない!)

綱手がいつもの服装で胸元をさらけ出しているのに、寒そうな感じを一切受けない

サクラは医療や人体、科学的、チャクラ的に理解できないことに頭を回していた

三人とも肉体活性を使う忍びであり、驚異的な速度で会談の場となっている鉄の国の首都についた

ミフネ「お待ちしていたでござる火影殿。それがしこの鉄の国の大将、ミフネと申す……そのような格好で寒くはないのですかな?」

綱手「鍛えてますから」

ミフネ「お若くて宜しいですなぁ。私も昔ならそういった格好で走り回っていたのですが」

侍「ミフネ様」

包帯を頭に巻いた髭の長い男がチョウズメたちを迎え入れた

どうやらこの人がこの鉄の国のトップのようだ

ミフネ「そうであったな。既に風影殿、土影殿、水影殿が来ておられる。雷影殿が訪れて、少しの休息の後、会談を始める所存でござる」

綱手「了解した。会談前にほかの影と話すのはいいですか?」

ミフネ「よろしいかと」

綱手「分かりま……会談ではどうせ素になるから敬語はいらんな。助かる」

ミフネは三人を迎え入れ、会談が行われるであろう場所へと続く廊下を歩いていく

この建物の五方向に各里の部屋を用意しているそうだ

各里の部屋へと続く廊下の前には侍が立っていて、もし他の影や忍びに会いに行くのなら一言かけて欲しいとの事

襲撃対策で大部屋を三人で使うことにして、チョウズメは衝立で部屋を区切った

綱手「今から他の影に挨拶に行く。失礼の内容に、だが舐められないようにすること!」

サクラ/チョウズメ「はい!」

綱手たちは部屋を出た



前スレの1000(赤黒ツチ)及び999(水影)は選択しなくてもイベントは発生させます。選ばれたらイベントをさらに進行させます)


(五影会談まで2/2)
コンマ
下1
1 風影のいる部屋へ
2 水影のいる部屋へ
3 土影のいる部屋へ

安価を重視するべきだけど黒を望んでいるみたいですし土が選ばれたあとに安価しますよ



水影たちとの交流。確実に会えるため
コンマ
下1
ゾロ目イベントが来るかどうか(±1のズレならゾロ目に寄せる)

気付いてないだけじゃない?

起きたからノーカン



チョウズメたちは侍に水影への面会を願い出ると、すぐに許可を貰え、その部屋までやってきた

もちろんこの建物に入った時点で、猿魔もカツユも送還している

メイ「初めましてよね? 五代目火影。照美メイよ。以後を見知りおきを」

綱手「ありがとう、五代目水影。私は千手綱手だ。よろしくたのむ」

長い茶髪で右目を隠したセクシーな女性、どうやらスタイルのいいくノ一は胸元を大きく出すのがお約束なのかもしれない

同じく胸筋を開いている綱手が一歩前に出て、メイと握手をした

チョウズメはその後ろにいる二人の男性を確認する

一人は細身でぬぼっとしているが、背中には巨大な何かを背負っている

もう一人は右目を物理的に隠して、いかにも堅物というような人のように感じる

気配からして人柱力や鬼鮫のような論外なチャクラの持ち主ではないこともわかる

チョウズメ「……?」

青「……」

チョウズメは目を隠している男がなんとなく気になる

そのあと影に付き添っている人も交えて自己紹介をした

目を隠しているのが青、見た目通り気弱そうなのが長十郎というらしい

メイ「……」




メイは若い男似合う度に評価をしていた(我愛羅サスケ)
コンマ
下1
64~  素敵な男
34~66 いい男
~33  まあまあね

サスケと同評価


互いに対面するように席に座っていたが、いきなりメイの視線が綱手から離れてチョウズメの方を向く

メイ「あなたいい男ね」

綱手「は?」

綱手は理解した

この女はチョウズメと出会わせたら面倒な類だと

チョウズメ「ありがとうございます。五代目水影様」

メイ「メイでいいわよ」

青「水影様、そのような」

メイ「黙りなさい青。私的な出会いまでお前は邪魔をする気か」

メイは血霧の里の改革に力を注いでいたせいで、婚期を逃していて割と焦っている

だが、青はそこら辺が全く理解出来ていない……霧のブレインなのだが、そこだけは理解出来ていない

青「……」(……これ公的な会談なのですが)

どうやら青はメイに頭が上がらないらしい

チョウズメ「よろしくお願いしますメイさん」

メイ「ええ、よろしくお願いするわ、チョウズメくん」

二人は握手をした

そのあとは綱手とメイが基本的に話していた



血霧と呼ばれてしまっていた時代は終わり、新たに生まれ変わったということをメイや青は遠回しに語っていた

水の国は現在はナルト大橋によって賑わい始めた波の国、そして大半が木の葉と接している

だが今までの血霧の評判があるせいで、木の葉との国交や商人たちの出入りが極端に少ない

いくら里や国が安定し始めたとしても、人の出入りがない限りは発展することは無い

霧の里からしたら自らが足を運び、友好を深めたいのが木の葉だった

綱手「まだ私は霧は昔の霧というイメージを払拭しきれていない。だが、そこまで言うのであれば、いくつかの小隊を送り、昔のような里や国ではないか見てみたいと思うが、よろしいか?水影」

メイ「ええ、お願いするわ。木の葉は影響力が大きいですし、お隣さんですもの」

チョウズメは会話を書記しながら、会話に合わせて契約書を作っていく

一通り話し合いが終わり、解散のムードが流れ出す

綱手「こんな感じか?…………これで間違いは?」

メイ「ないわね。青も確認しなさい」

青「……問題ないです」

綱手「今回の会談はとても有意義だった。五影会談が終わり次第、人を送ろう」

メイ「助かるわ」

綱手とメイは再度握手をした

メイ「それで、あなたとは個人的にも会って話したいと思っているわ。どうかしら?」

綱手「すまない水影。こいつはこんな見た目で年齢だが、所帯持ちだ」



コンマ
下1
50以下でそんなことは知っている

メイ「そんなことは知っているわ」

綱手「知っていて個人的に興味があると言っているということか?」

メイ「ええ。だってその子は重婚出来るのよね?」

綱手「……」

どうやらチョウズメのことに関する噂は結構広まっているようだ

チョウズメは中忍試験で大立ち回りをしてから一気に名が知られ、プロフェッサーの弟子として他里も情報を集める対象になるくらいにはなっていた

そしてチョウズメが少し前に三人と結婚したことは割と木の葉では広まっている

人の口に戸は立てられない

仕事などで木の葉に来て、偶然噂を聞いたり、情報収集をしている時に耳に入る程度には少し騒がれたのかもしれない

メイ「私はあなたに興味があるわ。もし話したいことがあるなら、私の部屋を訪ねてね」

チョウズメ「……は、はい」

初対面からグイグイ来るのはハナビで慣れているはずだったが、なぜかメイからは執念のようなものを感じた

チョウズメは心の中で少しだけ身構えながら頷いた

霧隠れの里の部屋から木の葉に宛てがわれた部屋に戻ってきた

綱手「いいか、行くな」

チョウズメ「はい」

綱手「あんなババアと話がしたいなら、私がしてやる。だから行くな」

チョウズメ「はい、あの痛いです」

綱手はチョウズメの肩を思いっきり握って笑顔で忠告をしていた

綱手は知っている

チョウズメを本気で愛し、それをチョウズメに伝え続ければ、チョウズメもその相手に惚れてしまうというのを

俗に言うチョロ甘である事は、紅やヒナタから聞いているし、ハナビの件を聞けば理解出来る

チョウズメは来る者拒まず、愛してくれる人には相応の愛をという人間であるので、行かせたらズブズブ肉体関係になり、きっと面倒になるとわかる

サクラはこういう時は関わらない方が楽なのを知っているので、黙って休憩している


綱手のお説教?が行われていると、扉がノックされて、侍が伝言を伝えてきた

侍「雷影様が到着しましたので、○○時より五影会談を行います。それまでに先程通りました中央会議室までよろしくお願いします」

サクラ「了解しました」

その侍のおかげでチョウズメは開放された

残念、あと里単位の一交流



綱手「……さて、会談前にもう1箇所ほど行っておくか」

サクラ「既に準備は出来ています」

チョウズメ「……先程の書類は火影の執務室に置いておけばいいんですよね?」

綱手「ああ、それで頼む……よし行くぞ」

チョウズメは水と交わした契約書を全て黄泉比良坂によって木の葉に飛ばした

サクラはもうそういう事で驚かないことにしているので、思考を停止して綱手について行く



(五影会談まで1/2)
コンマ
下1
1 風影のいる部屋へ
3 土影のいる部屋へ

チョウズメが雷影くっそ嫌いなため、綱手は雲の元へ行く選択がないです

コンマ
下1
土影のところでゾロ目以上のイベントがあるかどうか

綱手は次に暁を積極的に利用していると噂の立っている土影の元へ行くことにした

風にも行くべきだが、風とは暁が襲撃をかけてきてから密に連絡を取っているので、後回しにした

オオノキ「何をしに来た綱手の娘っ子」

綱手「今の私は火影なのだから、ある程度は敬ってもらおうか」

オオノキ「ふん、知らんじゃぜ」

オオノキの木の葉への好感度は血霧よりは高いが、基本的に嫌いの部類だ

オオノキはまだ若い頃、マダラにボコボコにされ、しかも奪う程度の命ではないして生きながらえてしまった

その時からオオノキは少し変わった

オオノキ「その娘と餓鬼が火影の連れ添いか。遠足にでもきおったのか?」

オオノキはチョウズメを見た


うちはの絡まった運命
コンマ
下1
60以下でオオノキになぜか嫌われる

いつもの遭遇判定(ハナビが修行で忙しい可能性などのやつ)は影同士での話し合いに同行なので確実に成功
そしてあの遭遇判定は基本的に失敗か成功、それにゾロ目か00なのでゾロ目以上という表記です

あと強制イベントでメイと黒ツチの出会いはやる気だったのですが、普通に選ばれたので、交流イベント時にボーナスを多めにつける予定です
会談終わったあとに個別のいつもの交流をやるので

他里なので木の葉の忍びに比べてボーナスが少し弱いけど他里ですし


そしてオオノキに好かれるかで00とかうーんこの

オオノキ「……」

チョウズメ「……」

チョウズメは忍宗で相手の考えを得るのではなく、相手に自分の考えが伝わりやすい、ようは送信の方の力だけを少しだけ使っていた

そしてたまたまオオノキとの相性がよかったのか、オオノキはチョウズメの考えを話してもいないのに理解出来た



オオノキはこのある意味純粋な少年を見て思った

自分の捨てたものをより強く求めた結果、この目の前の少年がいると

オオノキはマダラに負けてから甘さなどの忍びに不要な自分を捨てた

だがチョウズメと目を合わせ、何故か通じ合い、そしてオオノキはその捨てたものの価値を教えられた


秋道チョウズメ、中忍試験でプロフェッサーの弟子である事が大々的に術構成的に広まり、一気に注目された忍びだ

だがそのあとすぐに数年消息不明になったが、木の葉に出現してすぐに重婚できないはずの木の葉で重婚をした特殊な存在

オオノキは十中八九、チョウズメが血継限界を先祖返りし、それを増やすために重婚を許可されたと推測していた

だが目の前に立ち、見て見ればわかる

この少年には愛が集まるのだろう

自分が捨て去ったそれらをかき集め、それを強さにしているそんな存在だとわかった

オオノキ「……君は確かチョウズメと言ったかな?」

チョウズメ「はい。初めまして土影様」

オオノキの目が先程よりも相当優しくなった

チョウジを見るチョウザ、木ノ葉丸を見るヒルゼンよりも優しげな目になっている

オオノキ「おお、よいよい。オオノキかじじいとでも呼びなさい」

赤ツチ「……どういうことだに!?」

黒ツチ「とうとうボケたかじじい!」

赤ツチも黒ツチもいきなり、ものすごく優しげな声になり、チョウズメにそんなことを言ったオオノキに驚いた

すぐに幻術や催眠術の類かどうかを確認したが、オオノキはそんなものにかかっていない

チョウズメ「えっとオオノキさん?」

オオノキ「オオノキおじいちゃん」

チョウズメ「オオノキおじいちゃん」

チョウズメは釣られるようにそう呼んだ

オオノキ「素直な良いことじゃぜぇ」

オオノキは空を飛び、チョウズメの頭を優しく撫でた

綱手「あっ、やば」

綱手はやっと理解した

チョウズメは女にだけたらしなのではない、人間たらしだということを

よく考えれば弟子を取ることがなくなったヒルゼンが弟子を取り、イタチが危険なはずなのに強さをつけてあげ情報を大量に流していた

サスケの恨みは相当だとカカシが言っていたのに、サスケはもう改心している

チョウズメは天然女たらしなのではなく、天然人間たらしなのだろうと理解した

オオノキ「綱手姫。いや火影。ワシら土は木の葉と今よりも更に強固な同盟を結んでもよいじゃぜぇ」

黒ツチ「……」

赤ツチ「……」

二人は自分たちの知るオオノキではない何かに見えてしまい、動きが止まってしまった

綱手「……何が狙いだ?」

オオノキ「いやいや、そんなものはない。チョウズメくんによって、昔ワシが失くしたものを思い出しただけじゃぜぇ」

本来なら我愛羅によって拾おうとしていたものを、既にオオノキは手に入れていた

綱手「……」

綱手はチョウズメの体を借りて、泣きつき、そのあと慰めてもらったことを思い出す

あれよりも更に重症になっていないか?と綱手ははんば諦めていた

オオノキ「いや、ほしい人はおる。土にチョウズメくんをくれんかのう?」

綱手「断る!!」

オオノキ「そうじゃぜぇ。これで渡してきたら殺していたところじゃぜぇ」

綱手(めんどうくせぇ)

オオノキは椅子にゆっくりと座って、自ら今結んでいる木の葉との同盟よりも更なる友好的な条件を書いていく

オオノキ「ほれ、これでどうじゃ」

綱手「なになに……おい、なんだこれは!」

オオノキ「チョウズメくんは重婚できると聞いているじゃぜぇ。うちの黒ツチと婚約してくれるのであれば、土と木の葉の平和は叶うじゃぜえ」

たしかにオオノキの言う通り、同盟内容は滝や波と結んでいる条件と相当近いものだ

だが最後の一文で待ったがかかる

黒ツチ「……なんでアタイが今日あったばかりの奴と婚約を結ばないといけねえんだよ!」

そこには黒ツチとの婚約が絶対条件になっていた

サクラ(水影様が個人的に仲良くしたいと言っていて、土影様は自分の孫娘を宛てがいたい……チョウズメさんって何者なの?)

サクラは訳が分からなくなっているが、綱手からチョウズメの事については深く考えるなと言われているのでまた思考を放棄した


オオノキ「頼むじゃぜぇ!」

綱手「土影が頭を簡単に下げるな!」

オオノキは痛む腰を気にせず、その場で頭を下げた

綱手は軽く断って逃げようとしたが、土影が頭を下げてしまったので簡単には逃げられなくなった

黒ツチ「……え?まじでアタイは婚約するの? いや、政略結婚は有り得ることは分かってたけど、え?まじなの?」

オオノキ「チョウズメくんはいい子じゃ。土のガキどもよりも何十倍もいい子じゃぜぇ。ワシは彼を気に入った。お前の幸せを祈っているからこそ、彼と婚約をさせたいのじゃぜぇ」

黒ツチ「あったばかりじゃねえかよ!」

オオノキ「ワシは昔、マダラに殺されかけたことがある。あの時一目見てわかった。あやつは闇であると。それと同じじゃ。この子は光であり愛じゃぜぇ」

黒ツチ「愛とかいきなり語ってんじゃねえよ。合理主義者だっただろじじい!」

赤ツチ「仮にその条件で同盟を結んでも、里が許さないだにぃ」

オオノキ「ワシが本気を出せば納得させられるわ!」

オオノキは無駄に迫力を増して凄んだ

そのあとどれだけ言ってもオオノキはその考えを変えなかった

オオノキは特に頑固者で有名だ

それを遺憾なく発揮し、チョウズメは訳が分からず、サクラは思考停止し、綱手は口撃で何とか戦うが、年の功で力及ばず負けた

ミフネ「まさか五影会談が行われる前に、平和への第一歩を歩まれるとは。それがし感動致しましたぞ」

我愛羅「その、大変だなお前も」

チョウズメ「まだ全然知らない人と僕婚約しないといけないの?」

チョウズメにとって結婚とは愛で通じあった人とのみするものであり、まだ愛を抱けるか分からない相手とするものでは無いと思っている

だがもう状況がそれを許してくれない

我愛羅「好きな人と複数結婚したと聞いている。それのツケなのかもしれない」

チョウズメ「……うーん」

黒ツチ「うーん」

チョウズメは黒ツチと隣り合わせで座らされ、雷影以外が部屋に呼ばれている

オオノキが呼び出して、同盟強化と婚約の契約の見届け人として呼んでいた

我愛羅がチョウズメの肩を叩いていたりしている

メイ「同盟強化の条件として……婚約!?」



>>346 97
>>353 34
99-97+50-34=18 +50=68

1000レス(ズレ999)ボーナス-10

メイは名案を閃いた
コンマ
下1
58以上でメイは名案を閃く

式消し忘れた
99と50と0の近い値と計算して切り上げ切り捨てとかして色々やってるんですが気にしないでください

名案は浮かんだけど……



メイ「ほか、」

火影とメイは言おうとした

霧が安定し次第、水影を別のものに継がせて、同盟向上の条件として自らが嫁ごうとした

だが

綱手「絶対に駄目だ!!!」

仙人モードで軽くキレている綱手を自分では説得できそうにないとメイは項垂れた

チョウズメ「あの」

メイ「慰めてちゃうだい」

綱手「お前は離れろ!」

メイは条件による婚約は諦め、チョウズメをたらしこもうとしたが、綱手に阻まれる

これ以上チョウズメ関係で他里と色々あるとその調整やその他もろもろで綱手は過労で死んでしまう(なおその事務処理をするのはチョウズメ本人である)

メイ「火影が人の恋路を邪魔するなんて何様のつもりですか!」

綱手「火影様だ!」

メイ「火影は先程からなぜそんなにも彼との接触を止めるのですか? もしかして……」


さらなるカオス
コンマ
下1
40以上で綱手は色々と思い出してしまう

ゾロ目とか00出るだけで壊れるから個人交流できる全員の好感度高いイベント(他里はそこまで考えてない)は考えているんですけどね猿渡さん




綱手「なんの事だ?」

綱手は年下に泣きついたあと強く慰められたり、ディープな接触を既にしているがそれをおクビに出さずにメイに答えた

チョウズメはこの場で友である我愛羅、なぜかいきなり好かれたオオノキは除いて、ダントツに綱手からの好意を感じている

まあ姉弟子であり、結構な時間をともにしているのだから、高くなくてはチョウズメは凹んでしまうが

その感情を感じながら、チョウズメは黒ツチを見てみるが、やはりまだ何も知らないのでわからない

メイ「ぐぬぬぬぬ」

綱手「なにがぐぬぬぬだ」

メイ「私は諦めませんからね!」

青「お待ちください水影様!」

長十郎「失礼します」

メイはハンカチを口で噛みながら、部屋から出ていった

そのメイを追いかけて水のほか2人も出ていった

ミフネ「このミフネが土と木の葉の同盟条件変更を見届けさせていただきます」

オオノキ「帰ったらお祝いじゃぜぇ。チョウズメくんも土に遊びに来なさい。もてなすぞ」

綱手「……ハアアアアアア」

紅よりも若い見た目にまで若返っているのに、まるでよぼよぼのババアのように綱手はどっと老いが来た気がした



チョウズメに黒ツチと婚約した
チョウズメは黒ツチ、オオノキ、メイ(さっき書き忘れた)と交流ができるようになった
木の葉(チョウズメ)は風、土、(滝)と超友好的な関係を結んでいる
木の葉は水と友好的な関係を結んでいる
雲は先程起きた事から省かれているため、その事を知らない

本日の更新はここまでです

本来ならサスケ+イタチ+オビトとかいう逃れらるぬうちはのカルマがあるのでオオノキに嫌われる事が確定していたはずなのに……

ちなみにあの判定で嫌われるとチョウズメの潜在能力を見抜き、マダラを幻視し、木の葉と仲が良くなりづらくなるはずでした

チョウズメ大好きおじいちゃんになって土との関係が強化され黒ツチが確定嫁入りしましたが

そしてその事を一切知らない雲


裏で決めている精力(無駄ステ)はあれと同じコンマって感じに考えているので66ゾロ目ですね
フウと初めてやった時にフウがめちゃくちゃ疲れていたのはこの数値のせい

いや面白いからいいですけどね
まあエー(雷影)が騒いでも茶番にしかならなくなりましたよねこれ


我愛羅(風影)はチョウズメの言葉によって守鶴と仲良くなれた 友達
メイ(水影)はチョウズメがゴリ押せそうな物件だとわかり策を弄している 好意的
オオノキ(土影)は大好きおじいちゃん
綱手(火影)はチョウズメに元々友好的

ついでに滝も友好的

この状況でエー様はチョウズメが全く関わっていないので、原作とほぼ変わらない動きをする……哀れなり雷影

あと腹上死はないけど、精力(無駄ステ)が低いとチョウズメがそういうことをやったあとに凄く疲れた描写を入れる程度ですから

雷影スキーの方ごめんなさい
多分ごめんなさい

エー(雷影)「……他の影はまだ来ないのかああああ!!」

シー(幻術の奴)「雷影様! 他の影が来る前に会場を壊すのは不味いです!」

エー「ふぅぅぅぅ。まずミフネすら遅れるとは何をやっているんだあああああー!」

エー達雲隠れしか中央会議室に来ていなかった

少し前まで土影と木の葉の同盟強化をミフネと風影に見届けてもらい、そのあともオオノキがオオノキとは思えない感じになっていたため、他の影も遅れていた

見届けから逃げた水影はどうやればうまく同盟条件にごり押せるのか、青を使って考えていたため時間を見逃していた


そして少し遅れて全ての影が揃った

これにて五影会談が始まろうとしていた

ミフネ「五影の笠を前へ……雷影殿の呼び掛けにより、今ここに五影が集まった。この場を預かるミフネと申す。これより五影会談を始める」

ミフネの宣言により五影会談が始まった

半円の席に五影が座り、ミフネはその五人に対面するような席で見守っている

各影の後ろにはその里の名が書かれた垂れ幕があり、その後にチョウズメたちはいた

我愛羅「俺から話す、聞け」

オオノキ「風影殿よ、思ってなくてもこういう場では礼儀を見せるのが里の長じゃぜぇ。次からは気をつけよ」

我愛羅「ああ、すまない。気をつけよう」

エー(オオノキのじじいが助言をした!?)

エーは驚いていた

土影、オオノキとは自国を有利にするためなら暁だって使いまくるほどの合理主義者であり、頑固じじいのはずだ

それなのに他里のトップに助言をする?

エーはオオノキが偽物かもしれないと考えた

寝落ちした
ガチ寝落ちは時間が勿体ねえ

昼くらいから今日は書きます


ナルトはイベント【うちはサスケ】の少し前から原作のような捜索に出ました
そのあとなんの成果も上げられず(カブト接触はあった)妙木山へ

そのあとペイン戦は少し変わったけど同じでそのあと描写しようとしてたけど忘れてた


五影会談に行く前を今少しだけ描写します

チョウズメが小南の助けの声を聞く少し前、ナルトやその同期たち(チョウズメ除く)、あとはカカシなども火影の執務室に呼び出されていた

ナルト「綱手のばあちゃん! サスケの事で新しいことがわかったってなんだってばよ!」

ナルトたちは綱手からそう言われて呼び出された

綱手「焦るな。少し前にサスケ捜索をやってもらったな」

カカシ「ええ。薬師カブトが接触してきたくらいで特に何もありませんでしたが」

綱手「そうだな。まずサスケ捜索はもうやめろ」

ナルト「なんでだよばあちゃん! もしかして!」

ナルトは最悪のことを考えてしまう

綱手「だから焦るなと。サスケに関してはこちらが情報を掴んだ。サスケは無事だ」

ナルト「もっと詳しく教えてくれ!」

サクラ「ナルト落ち着いてって」

ナルト「これが落ち着いてられるか!」

ナルトはやっと見つけたサスケ情報に何がなんでも食らいつく気でいた


チョウズメがナルトたちにサスケの事を秘密にしていたのは、サスケが黙ってろと言っていたからだ

サスケの自尊心よりもナルトたちの心配を緩和させる方が優先だと思ったチョウズメだったが、イタチにも月読で説得()されたため言うのをやめていた

綱手「サスケを木の葉に戻すのには、色々と手続きがいる。サスケも木の葉に帰ることも渋々ながら了承している」

その事に皆が安堵の息、ナルトは少しだけムッとした顔をしている

その中でも木の葉の規律についてよく知っている方なサクラが声を上げる

サクラ「その、サスケくんは抜け忍扱いだと思うんですけど、帰里できるんですか?」

綱手「サスケに関しては……大蛇丸という木ノ葉崩しの元凶の討伐任務ということになっている」

大蛇丸という言葉を発する時に、この場の誰にも気が付かれないように、少しだけ綱手は力が入る

もう三忍も一人になってしまったことを思い出したのだろう

サスケは大蛇丸にあえて攫われた(公的資料)あと、そこで自らのみを危険に晒しながらスパイとして数年潜伏し、先日大蛇丸を殺したということになっている

無駄な殺生を行わず、他里に喧嘩も売らず、暁にも入っていない故にできた荒業だった

シカマル「待ってください火影様。サスケは確か、実の兄への復讐心がありましたよね? それに関しては?」

綱手「もう終わったとだけ伝えておく。詳しいことはサスケが帰ってきてから本人に聞け。私が言っていいことでもないだろう?」

シカマル「了解です」

この中にいる皆が、サスケは実の兄を殺したのだろうと思った

まさか仲良くなっていて、兄さん!と笑顔で呼んでいるとは誰も思っていない

綱手「サスケが抜けたことは他の隠れ里にも広まってしまっている。だからこそ、サスケの真実の公表は五影会談の時にする予定だ。お前達、特にナルトは勝手に捜索に行かないように!」

ナルト「本当に、本当にサスケは帰ってくるんだよな?」

綱手「ああ。ちゃんと帰ってくる」

ナルト「そっかー、そうなのか」

ナルトはなんとも言えない顔をしてから、少しずつ笑顔になっていく

綱手「この事は私自身が公開するまで極秘とする!」

このあとサクラは一人だけ帰らないように言われ、五影会談に連れていくことを告げられた



サイ「……との事です。うちはサスケの殺害はどうしましょう」

チョウズメがいる事によって、我愛羅が守鶴と心を通わせた結果、サクラがサソリと戦わず、その時にカブトとの約束の話が聞けなかった

そしてナルトとサクラとヤマトとサイで行く任務がなかったので、未だサイは暗部側の人間だった

ダンゾウ「手を出すな」

ダンゾウは怒りを隠すことなくサイに命令した

サイ「失礼ですが、その理由を聞いてもよろしいですか?」

ダンゾウ「良い。サスケはイタチを殺してはおらん。綱手曰く、和解したと言っていた。もし本当に和解していた場合、サスケを殺すと木の葉が終わる」

イタチは木の葉の闇に関する様々な情報を持っている

その情報を持っていたからこそ、ダンゾウたちはサスケに手を出すことが出来なかった

そしてもし和解したのなら、サスケにこちらが手を出せば、確実に闇の情報を広められてしまうだろう

サイ「わかりました」

ダンゾウ「うずまきナルトの近くで情報収集を続けよ。おってまた連絡する」

サイ「はい!」

ダンゾウは木の葉の地下でため息をついていた

こんな感じのできごとがありました
描写を忘れてしまっていた

昼を少しすぎた辺りからまた更新を再開します
その時は>>425を再投稿してから続きを書いていきます

大名や御意見番その他の権力者の集まる会議でダンゾウは綱手に釘を刺されています
さらにイタチ兄さんが生きていて、綱手が仙術を取得してしまったので綱手が意識不明とかにならない限り何もできませんね

仙人モードの感知範囲が頭おかしいですからねあれ

2時までには更新始めます

ダンゾウは根のトップとしての弱みを作らないためとかじゃないですかね
火影関係とヒルゼン関係以外なら大抵は木の葉のために動く人ですし

>>425と同じ

ミフネ「五影の笠を前へ……雷影殿の呼び掛けにより、今ここに五影が集まった。この場を預かるミフネと申す。これより五影会談を始める」

ミフネの宣言により五影会談が始まった

半円の席に五影が座り、ミフネはその五人に対面するような席で見守っている

各影の後ろにはその里の名が書かれた垂れ幕があり、その後にチョウズメたちはいた

我愛羅「俺から話す、聞け」

オオノキ「風影殿よ、思ってなくてもこういう場では礼儀を見せるのが里の長じゃぜぇ。次からは気をつけよ」

我愛羅「ああ、すまない。気をつけよう」

エー(オオノキのじじいが助言をした!?)

エーは驚いていた

土影、オオノキとは自国を有利にするためなら暁だって使いまくるほどの合理主義者であり、頑固じじいのはずだ

それなのに他里のトップに助言をする?

エーはオオノキが偽物かもしれないと考えた

我愛羅「俺は最近暁に襲われた。俺がたまたま一尾と心を通わせられていたから撃退できたが、もしただの人柱力であり、ただの風影ならばきっと殺されていただろう」

我愛羅は咳払いをしてから話を続ける

我愛羅「俺は何度も五影に協力を求めたが無視された。現火影以外には」

オオノキ「しょうがないじゃぜぇ。人柱力に宿る尾獣とはその国の強大な軍事力のひとつ。それがないと知られれば、示しがつかぬし、下手をすれば戦争を仕掛けられる。体裁、面目、影とはめんどうなものなのじゃぜぇ」

オオノキは我愛羅という若き忍びに教えるように事情を説明する

我愛羅「俺はそこら辺がまだ疎いからわからない。だが今回のこの会談ならきっと良い結果に繋がると思っている」

我愛羅は変わったらしいオオノキを見ながらそう答えた

だがその変化の理由を全く知らない影が暴力を示す

エー「……貴様は一体誰だあああああ!!」

雷影たるエーが声を荒らげながら、机を思いっきりぶん殴った

その暴挙に各影の護衛が前に出て、エーから守るべく手を向けている

チョウズメは綱手の後ろに立ち、さっきまで瞑想して吸収した自然エネルギーを渡し、綱手がいつでも仙人モードになれるようした

だがしょうがないのだ

オオノキとは暁を使ったり、裏で色々やり土の里を他里に負けないようにどんな手でも使う人間だったはずなのだ




綱手「土影のオオノキだろ?」

メイ「土影のオオノキ様では?」

我愛羅「土影のオオノキ以外の何に見える」

オオノキ「もしや両天秤のオオノキを忘れたか雷影」

ミフネ「雷影殿、この場は話し合いの場でござる。そのような暴力に訴えることはやめて頂きたい」

頑固者のオオノキが変わった事情を知っている綱手

同盟強化の条件として婚約という素敵な方法を示した土影の名を言う水影

初めてあった時は既にチョウズメスキーになっていたため、こういう奴だと思っている我愛羅

雷影の頭を本当に心配するオオノキ

エー「……はぁ?!」

そしてそんな反応が来るとは思っていなかった雷影エーは訳が分からない

エーは訳が分からないが話を続ける

エー「ワシは貴様らを信用していない。暁とはお前らの里の抜け忍によって構成されておる」

オオノキ「たしかにそうじゃぜぇ。だが雲だって抜け忍を出したことが無いわけではあるまい」

エー「ええ、黙れ! その優しげな顔をやめんか!」

オオノキの見たこともない優しい顔を向けられ、エーは気色悪くなり顔を向けないように言う

エー「抜け忍が暁に入ってしまう時点でクソだが、特に土影! 貴様らはどれだけ暁を利用した!?」

オオノキ「割とじゃぜぇ」

我愛羅「暁を利用?」

エー「風影なのにそんなことも知らんのか!」

エーは説明する

暁を戦闘傭兵集団として土影以外も利用していたことを

そして雲はそんなことを一切していないことを

エー「だからワシはお前らを信用しておらん。話し合いすらする気はなかった!」

綱手「自分のとこの人柱力がやられたからっていけしゃあしゃあと呼び出したがな」

エー「大蛇丸にうちはイタチを排出した木の葉もワシは信用していない!」

綱手「……なら話し合いをしなくていいな? 信用されていないのなら、どうせ日向の時と同じことが起こる」

エー「はぁ?」

綱手はこの場で雲だけまだ信用して良いのかが分かっていない

だからこそ少し脅すことにした

綱手「どうやら雷影は我々を欠片も信用する気がないようだ。信用していないのに協力ができるか? そんな状態で手を結んだら、その後に起こるのは同盟締結後の日向拉致事件のような悲惨なものが起きるだろう。今は内輪でもめるわけにはいかない。故に私はこれより四影会談を開催することを宣言する!」

綱手は仙人モードになって、声を張り上げて宣言した

オオノキ「さすがのワシも同盟式に送った忍頭を誘拐に使うことはせんのう。ワシは四影会談開催を支持するじゃぜぇ」

いくら優しくなっても、会談の場で晒しあげを喰らったら優しくする気も失せるというもの

土影は火影の言葉に同意した

メイ「霧は今まで外交をしていないから怪しまれるのも仕方ないことです。現に、先代の四代目水影は何者かに操られていたのではないかという疑いがあります。マイナスイメージを払拭するのには時間がかかります。それでも私は影同士で協力したい。でも全く信用されていない相手とは手を結ぶのもまた違うと思います。私も四影会談を支持します」

メイは綱手にウインクをして、これを借りにする気のようだ

綱手「貸しにはならないぞ」

メイ「いえいえ、里間の親交を深めるためにも」

綱手「駄目だ」

メイ「……一応賛成します」

どうやらそんなに上手くいかないようだ

我愛羅「俺は木の葉を信用している。そして今の土影なら信用出来ると思う。水影は……わからん。例え過去に過ちがあったとしても、人は変わることが出来る…俺のようにな。俺も四影会談を支持する」

暁を利用していたなど許されることではない

だが今のオオノキを見て、それでも信用出来ないかと言われればそんなことは無い

なぜなら昔の我愛羅のように、人は変わることが出来るからだ

ミフネ「……信用し合い、その果てに会談を行うのであれば、それがしはそちらの場を預かろうと思う」

雷影「え?」

そして雷影以外の四影及び、その護衛は部屋から出ていった

雷影「え?」

(四影?会談まで2/2)


サクラ「よかったんですか?」

綱手「雷影はあのまま自分有利の何かを取り付けさせる気だったからな。本当に四影会談になったとしても別にいいだろう。あの場で言ったことは本心だしな」

チョウズメ「同盟締結後にヒナタを攫うとかしてましたからね」

綱手はチョウズメを軽く叩き、一々殺気を出すのを抑えさせる

綱手「これまで暁を利用していないからと言って、私たちを招集している間に暁を利用する可能性はゼロではない。まずあの男は好かん」

サクラ「……それが本心では?」

チョウズメ「同じくあんまり」

サクラ(感情で動きそうな、現に動いてる二人が交渉役で大丈夫なのかな?)

サクラは不安になっていた


一度五影会談が終わり、四影?会談にするために休み時間を取ることになった

綱手「我愛羅は友達だったろ。会ってきたらどうだ? 私はこの部屋で休んでいる」

綱手はそう言ってチョウズメに自由な時間を与えた

チョウズメ「我愛羅以外にも部屋に呼ばれてたりしたよね? 誰のところに行こう」



(四影?会談まで2/2)
安価
下1
1 我愛羅に会いにいく
2 メイに会いにいく
3 青に会いにいく
4 綱手に会いにいく
5 サクラに会いにいく
6 オオノキに会いにいく
7 黒ツチに会いにいく
0 自由安価(この場にいる人(雲以外))

我愛羅と会えない可能性
下1
1未満で我愛羅と会えない(±1の範囲にゾロ目があればゾロ目判定)

会うことは出来ますけど遭遇判定はイベントが変わるので必要ですから

連絡を入れずに席を外してしまいすみませんでした

チョウズメは我愛羅の元に訪れた

チョウズメ「久しぶりだね我愛羅」

我愛羅「ああ。数年ぶりだ。チョウズメは砂の中忍試験に来なかったからな」

チョウズメと我愛羅は握手をした

我愛羅「チョウズメ。昔はお前のことを信じることが出来なかった。だが、今ならきっとできる」

チョウズメ「……わかった」

チョウズメは手を握ったまま、忍宗で我愛羅と繋がり、個と個の境界を弱めていく

すると、チョウズメはそのまま気絶した

我愛羅「やはり入ってこれたか」

守鶴「こいつが例のガキか!」

チョウズメ「……あれ?廊下じゃない」

チョウズメは地面が砂のような場所についた

そこには中忍試験のあとに見た一尾、守鶴がいて、その頭の上には我愛羅がいた

今までは人柱力抜きで他の尾獣に会っていたが、普通はこうなのだろう

守鶴「糞九尾みたいな面倒なことはしねえ! それでお前は結局なんだ?」

守鶴はいきなり周りの砂を操り、チョウズメを砂で拘束した

忍術名を言わなかったが、砂縛柩だろう

我愛羅「やめてくれ守鶴!」

守鶴「……我愛羅は黙ってろ」

守鶴はそのまま少しずつ砂でチョウズメを圧迫していく

チョウズメ「うぐっ、やめてください!」

守鶴「いいや死ね」

チョウズメ「やめ……」

いきなりの守鶴の襲撃により、チョウズメは印すら結べない

我愛羅「守鶴!! やめろ!!」

守鶴「い、や、だ」

そのまま砂縛柩はどんどん力が入り、そのまま潰れた

チョウズメ「いきなり何をするんですか!」

守鶴「……なるほど、お前は六道のじじいかと思ったが、更にその上だったのか。すまねえな。それでお前は結局何者だ?」

我愛羅「チョウズメ……なのか?」

潰れた砂縛柩の横に、チョウズメは天之御中でテレポートして出てきた

そのチョウズメの姿は髪が白くなり、角が生え、額には輪廻写輪眼、片目は白眼

忍祖モード、もしくは輝夜モードになっていた

チョウズメ「僕はチョウズメです。カグヤではありませんよ。そういう事ですよね?」

守鶴「ああ、そういう事だ。他の奴ら、七尾なんかは六道のじじいだと思っていたようだし、糞狐も同じくそうだろう。だが、俺はもうひとつの可能性であるんじゃねえかって思って試した」

チョウズメ「それで?」

守鶴「お前は確かに殺さないといけない存在だったが、既に制御されている。だから済まなかった」

守鶴は暁が十尾を復活させて何をする気なのか考えた

その結果月を破壊する気なのではないか?と思った

十尾は制御できるものでは無いが、十尾が復活したら確実にカグヤからチャクラを取り戻すためにカグヤを狙うからだ

月を破壊して何になるかはわからないが、六道仙人がやっとの事で封印したカグヤを出してはいけないと思った守鶴は無理やり試した

チョウズメのピンチだったので輝夜モードになりました



どうやら守鶴にはチョウズメはカグヤの先兵かカグヤの意思写しか何かだと思われていたようだ

忍宗によってそれが分かり、守鶴が我愛羅が殺されないために先手を打ったのだとわかり、許すことにした

チョウズメ「今後はやめてくださいね? もしそれでもやったら怒りますから」

守鶴「分かってるよ」

チョウズメ「それで我愛羅に説明だけど、この姿は十尾と融合することが出来たカグヤという初めてチャクラを手に入れた女性の力が使える姿かな?」

我愛羅「初めてチャクラを?」

チョウズメの我愛羅への説明だったが

守鶴「……はぁああああ!? 待て待て待て。カグヤは神樹が変化した十尾に言われていただろ!?」

チョウズメ「いえ。息子たちにチャクラという力が渡ってしまったのに嫉妬し、息子たちからチャクラを回収するために十尾を使ったんですよ?」

守鶴「はああああああ!? それならあれか?六道のじじいは間違ったことを知っているってことか? 待て、てことは十尾を復活させるのはかぐやを復活させるためか!?」

守鶴はあの図体でズッコケながら驚いた

六道仙人の言っていた事実とチョウズメの言うことが全然違ったからだ

ならチョウズメを信じないのでは?と思うかもしれないが、守鶴はチョウズメの忍宗を受けている

チョウズメが嘘偽りなく、完璧な真実だということを理解していることを理解出来た

そういえば重明とはこれ関係の話をしていないなとチョウズメは思い出していた

チョウズメ「いえいえ、あんな狂ってしまった人を……あれ?」

チョウズメは見落としを思い出した

確かカグヤが産み落とした第三の存在がいることに

チョウズメ「あの黒いヤツが裏にいるのかな? いやでも暁はマダラの組織だし……」

カグヤは封印される寸前に三人目の子を作り出し、そいつには封印を解くように言い聞かせていた

だがギリギリで生み出し、尚且つ力をあまり与えなかったから、そいつは全然強くないはずだ

マダラとその生み出された黒いヤツを頭の中で比べた

チョウズメ(マダラは仮面を育てたみたいだし、きっと復活とかをするんだよね? それならあの黒いのはマダラには勝てないだろうし、うん、無視でいいや)

能力のわからない黒い三人目をマダラを評価するあまり、軽視してしまった

チョウズメ「暁は無限月読で兵隊を作る気ですから多分違いますよ」

守鶴「……ほんとか?」

チョウズメ「多分。敵の自称マダラが言っていましたから」

我愛羅「マダラだと!……自称?」

チョウズメ「うん。マダラほど強くない写輪眼の人。暁ではトビって言われてるんだったかな?」


そのあとチョウズメは我愛羅と情報を交換し、仮面の戦い方や地面などに同化できるゼツの力を我愛羅は知った

チョウズメは守鶴と腕を合わせ、友好を結んだ




チョウズメは尾獣二匹目と友好を結んだ

(四?影会談まで1/2)


オオノキ「ほれフルハウス」

メイ「同じくフルハウスです」

ミフネ「それがしも同じく」

綱手「ぶ、豚だ」

チョウズメ「綱手さん?」

綱手「ひいいいい!? 違うぞ! これは他の影に誘われたからな?」

チョウズメは我愛羅と会ったあと、一度木の葉の宛てがわれている部屋に戻った

すると、オオノキとメイとミフネと綱手がカードで賭けをして遊んでいた

ミフネ「花札ばかりですからなぁ。それがしもなかなかに楽しませていただいていたでござる」

オオノキ「そうじゃぜぇ。だがワシらはお暇しようかのう」

メイ「そうですね。綱手様、またあとで」

綱手「待ってくれ! 私を置いていくな!」

綱手以外は部屋からすぐに退出していった

決して怒っているチョウズメから逃げた訳では無いはずだ

チョウズメ「未だに僕に賭けで勝てていなかったはずです。そして僕に勝たない限り、お金を掛けたギャンブルはしないと」 

綱手「あははは。これは同盟のための致し方ないものであってだな」

チョウズメ「木の葉の火の意志に誓いましたよね? 例え何があっても破らないと」

綱手「……ギャンブルが、やりたかったんだ」

チョウズメ「あとでシズネさんや御意見番に言いますから」

綱手「頼む! そんなことをしたら私は本当に金を差し押さえられちまう!」

綱手はギャンブルという遊びにハマっていた

そして火影がクソザコナメクジであり、借金をまた遊びで増やすわけには行かず、綱手は禁止されていた

木の葉の決まり事でギャンブルが出来るようになる条件として、何故チョウズメに勝てばできるようになるのか?

チョウズメ(忍宗あり)が強いからだ

チョウズメ「駄目です」

綱手「あぁ……」

綱手は寝込んだ



(四影?会談まで1/2)
安価
下1
2 メイに会いにいく
3 青に会いにいく
4 綱手に会いにいく
5 サクラに会いにいく
6 オオノキに会いにいく
7 黒ツチに会いにいく
0 自由安価(この場にいる人(雲以外))

黒ツチと会えない可能性
下1
1未満で我愛羅と会えない(±1の範囲にゾロ目があればゾロ目判定)

書き換えミスったけど意味は通るし?

黒ツチの性格把握するので少し遅れます

性格把握した(多分)

コンマ
下1
99に近い程しおらしく
1に近いほどやんのかこら!

チョウズメはオオノキに会いに来たのだが

オオノキ「おっとワシと赤ツチには用事があったじゃぜぇ。黒ツチと少し話しているといい! 行くぞ赤ツチ」

赤ツチ「予定なんて」

オオノキ「行くぞ!!」

赤ツチ「はいだに」

黒ツチ「おいじじい待て……」

チョウズメは座ってお茶が出されたあと、オオノキは何かを思い出したような風を装い、黒ツチを置いて部屋から出ていった

チョウズメ「……」

黒ツチ「……」

チョウズメは元来人見知りだ

一度でも話せばフレンドリーになれるが、まずその会話を何をすればいいかわからない

そして黒ツチは頬を引くつかせていた

黒ツチ「……何、勝手にアタイと婚約してんだあ!!」

チョウズメ「げふっ!」

チョウズメはいきなり顔面を殴られ、壁に激突した

ダンゾウ「会談で幻術使うとかさいてー」



チョウズメが起き上がる前に胴に黒ツチが乗り、マウントを取りながら胸ぐらを掴んできた

黒ツチ「てめえがじじいに幻術かなんかを掛けただろ! おかしいだろ! あの頑固ジジイが「今まで迷惑をかけた、すまぬ」とか謝ってきたんだぞ! てめえだけは許さねえ!」

黒ツチと赤ツチはあのあとオオノキに幻術が掛けられた痕跡がないことを調べた

だが自分たちの理解できない幻術があるという方が、オオノキが何かを悟り優しくなるというよりも可能性があると思っていた

チョウズメ「なんもしてません!」

黒ツチ「ほら、アタイにも掛けてみろよ!」

チョウズメ「だからそんな事してないですから!」

チョウズメはしょうがないので忍宗を使って、自分の思いを理解してもらう

黒ツチは何度かチョウズメを殴ったが、すぐにその拳を下げた

黒ツチ「……本当なんだな?」

チョウズメ「本当です」

黒ツチ「ならすまん」

チョウズメ「いいですよ」

殴られてたが途中で仙人モードになったのでさほどダメージはなかった

黒ツチはチョウズメが本当にやってないという思いを理解したので、すぐに退いて謝った

黒ツチ「……」

チョウズメ「……」

そしてまた気まずくなる空気

チョウズメは好きだから嫁が三人いて、ハナビとも特に仲良くしている

だが婚約、好きとか全くわからない相手と家族になる契約を無理やり結ばされた

チョウズメ(わかんない)

チョウズメが悩んでいる時、黒ツチが再び立ち上がった

黒ツチ「お前が暁二人を倒したって言うのはさっき火影から聞いた! だが、アタイはまだアンタを認めていない! いいか、アタイはアタイよりも弱くてデイダラ兄よりも雑魚と結婚したって、指一本だって触らせない! 力を示せ!」

チョウズメ「この場で戦うんですか?」

黒ツチ「なんだ文句があるのか?」

チョウズメ「……いえ。とりあえず戦えばいいんですよね?」

黒ツチが戦えば相手の真意がわかるとか考えているのがチョウズメにはわかった

どうせあの婚約は破棄できないくさいので、それなら仲良くするためにも自分の真意を知ってもらい、戦いの中で仲良くなろうとチョウズメも立った

黒ツチ「殺さない程度には手加減してやる。こい!」

チョウズメ「僕が怪我をしない程度に手加減してあげます。来ていいですよ?」

黒ツチ「アタイを舐めんじゃねえ!」

そうしてチョウズメと黒ツチの戦いが始まっ……


コンマ
力差が圧倒的なので勝利確定
下1
70~  雌顔
50~69 圧倒的な強さに惚れた
20~49 好意的になった
~20  認めてあげた

連取りじゃないと思いますがどっちでも変わらないからまあいいか

黒ツチはオオノキに育てられたことにより、より強くより頑固に育った

だからこそいきなりオオノキがチョウズメを認め、様変わりしたことに怒っていた

何故かわからないがチョウズメが許せず、戦いを挑んだ


黒ツチは土遁や溶遁を用いてチョウズメと戦った

自慢の体術も併用し、土遁の硬度や重量などの操作もして戦った

しかし

チョウズメ「氷遁・絶対零度。氷遁・氷牢の術」

綱手がもうチョウズメは自衛できるから、氷遁から外で使ってもいいとチョウズメは言われていたので使ってみた

部屋全体を一瞬にして凍らされ、溶遁は相手に届く前に凍りつく

土遁は全て氷の柱によって防がれた

体術も全ていなされ、氷牢に閉じ込められた

デイダラにだって多少は通じる自分の力が全く通じない

黒ツチは本気で戦ったにも関わらず、怪我を一切していない

黒ツチ「……アタイの負けだ。いいよ、あんた、チョウズメを認めてやる。さっきはいきなり殴ってごめんな」

黒ツチはとりあえず最初にいきなり殴ったことをもう一度謝った

戦ったあとすぐにチョウズメは氷遁による凍結を解除し、部屋を片付けた

そして黒ツチと少しずつ話しているとオオノキが帰ってきた

オオノキ「なんか濡れておるが何かやった……いやすまん」

オオノキはにやりと意味深に笑った

黒ツチ「そんなんじゃねえ! ジジイ。チョウズメが悪い奴ではないことはわかった。でもアタイはやっぱりまだチョウズメと結婚するなんていうのがイマイチ分からない。だからもう少し見極める」

オオノキ「それが良い。ワシが一瞬でその子を認められたのも、昔に色んな経験をしたからじゃぜぇ……それで子供はいつだ?」

黒ツチ「死ね!」

オオノキはふざけて黒ツチを煽り、黒ツチのゲンコツがオオノキに向かった

そして

オオノキ「こ、腰がああああ」

オオノキは腰を痛めた


本気で腰を痛めたオオノキだったが、チョウズメが連れてきた綱手による医療忍術により結構改善されていた

イベント【がんばれおびとくん】



マダラ(オビト)「俺の名はうちはマダ……ラ? なぜ誰もいない」

オビトは五影会談が行われる情報と、大体の時刻に関する情報を手に入れたので、頃合いを見て神威で飛んできた

なのだが、五影会談が行われているはずの会議室には誰もいなかった

オビト「……ゼツのアホが。情報が間違っているではないか」

オビトはため息をつきながら、再び神威で部屋から出ていった

オビト(これもきっとチョウズメとかいう哀れな餓鬼のせいだな。いや間違いないきっと柱間であるあいつのせいだ)

チョウズメはまた擦り付けられていた

ミフネ「四……コホン、五影の笠を前へ。今ここに五影が集まった。この場を預かるミフネと申す。これより五影会談を始める」

四影会談ではなく、五影会談がまた始まった

綱手「で?なぜ雷影がここにいる。信用しない者達と話し合ったとしても意味が無いだろ?」

エー「……ふん! これからお前達をワシは信用できるか見極めてやる! いいか、今のワシはお前らをミリ以下でしか信用していない。ワシを信じさせよ!」

綱手「と言っているが、他の方々は雷影が会談に出るのに賛成するか?」

綱手の質問に他の三影は了承した

綱手「よし、なら五影での話し合いを始めるぞ。まず他の方々に共有すべき情報がある。それは暁の裏のリーダーはうちはマダラであるという事だ」

オオノキ「あやつはとっくに……裏の?」

綱手「チョウズメ、説明しろ!」

垂れ幕の後ろにいたチョウズメは五影とミフネのいる場所に呼ばれた

チョウズメ「仮面の男、暁ではトビと呼ばれる忍が自らをマダラに育てられたと言っていました。仮面本人もマダラと名乗っていますが、マダラ本人も関わっているはずです。そしてマダラと自称したその男は世界の人全てを支配する気です」

チョウズメはオビトが語ったことをそのまま話した

ついでに無限月読に関することも少し話す

流石に自分が柱間や柱間の弟子だと思われていることは言わなかったが


その言葉を聞いてミフネは今の時勢、そして暁は予想以上に時代を読んでいてことを告げる

そして

ミフネ「世界初の五代隠れ里、忍連合軍を作ってみては?」

ミフネがそう言い、五影や護衛が反応している中、あの男が現れた

オビト「忍連合軍か。その程度でうちはマダラを止められると本当に思っているのか?」

仮面をおニューにしたうちはマダラを名乗る男がその場に現れた

夜飯食べるので1時間ほど退席

会談のあとも交流が何度かあるのでその時に頑張ってください水影様

純粋な六道仙人としての素質があるってことは多分そういうことなんでしょうね
わかるってばよしたあとはその相手も考えが変わっていく訳ですし

チョウズメはまだ垂れ幕の奥に戻っていなかった

戻れと言われていなかったから戻らなかったのだが

チョウズメ「自称うちはマダラが何を言っているんですか?」

チョウズメは空気を読まずに自称マダラを斬り捨てた

オビト「はははは。やはり居たかチョウズメ、いや柱間の弟子!!」

エー「なに!?」

チョウズメ「だから違いますから!」

オビト「木遁を柱間レベルで行使できる存在が弟子以外にいるわけがなかろう」

チョウズメ「……はぁ」

綱手「はぁ……」

チョウズメと綱手は深くため息をついた

ペインも同じように勝手に暴露していた

その事をチョウズメから報告されていたので、綱手はバラされる可能性も考えていたが、こうも予想通りにいくとため息が出る

これはパクリではない、リスペクトである



オビト「お前達にある質問をする。それを理解してもらった上で聞きたいことがある」

オビトはチョウズメに関わるのを一旦辞め、周りの五影に話しかけたのだが

オオノキ「ワシの息子は木遁を使えるのか! 黒ツチから氷遁を使えると聞いたが、お主はやはりすごいじゃぜぇ!」

エー「貴様火影! 木遁使いを連れてくるとは、ワシらにこの場で戦争を仕掛けようとしていたな!」

エーはまた机を叩き割った

ミフネ「ですから力による圧力はやめるでござる」

綱手「私の弟弟子であり、私の弟子だ! 連れてきて何が悪い!」

メイ「……青、やはり私は政略結婚をした方がいいと思うのだけど」

青「長老と真剣に話してみます」

垂れ幕の奥で青は真剣に考えながらそう言う

綱手「駄目に決まっているだろ!」

オオノキ「チョウズメよ、ワシに君の木遁を見せてくれんか?」

我愛羅「あの時君麻呂という敵に勝ったのはその力のおかげだったのか」

チョウズメ「また後で綱手さんに許可をもらってから。君麻呂とは氷遁で戦ったよ」

エー「そんな言い訳が通用するか! くそぅ! 味方がいない!」

メイ「チョウズメくんほどの見た目と才能なら火影様も味見したりしているから、手放したくないだけでは?」

綱手「水影は私を煽っているのか?」

オオノキ「綱手姫にすら手を出すのか! 剛毅なやつよ」

チョウズメ「全く出てないですよ!!」

綱手「いきなりキスをしてきたくせに出してい
ないだと!?」

綱手は強すぎるが故に割りうぶだった

自来也が早く手を出さなかったせいでもある

我愛羅「なぜ自ら言う」

メイ「そこまでしてるのに手を出してないと言うのですか。なら私も挨拶として」

エー「お前らはなぜそんなにも平和ボケしているのだ! そいつは強大な軍事力。人柱力など目ではないのだぞ!」

オオノキ「ただの良い志を持った少し性欲の強そうな男の子じゃぜぇ。複数の嫁なぞ、衝突しそうで出来そうにないのう」

メイ「私の立場を聞いても、強さを教えてもひるまない優良物件ですし?」

我愛羅「友だからな」

綱手「見た目が若くなったから口まで軽くなったか……くそぅ!」

メイ「それでその時の感想は?」

綱手「……」

オオノキ「ほうほう。青春じゃぜぇ……綱手姫はもう50くらいのはずじゃが」

エー「貴様らいい加減に」

エーが皆を黙らせるためにもう一度机を叩こうとした時

オビト「貴様らいい加減にしろよ。火遁・爆風乱舞」

仮面の暁が螺旋状の爆炎を形成し、五影達に向けて放った

チョウズメ/メイ「水遁・水龍弾の術!」

我愛羅「いけ」

オビトの攻撃にチョウズメとメイは同じ術で相殺しようとし、更に我愛羅は五影と護衛の人達に炎が行かないように砂でガードした

オビト「やっと現状を理解したか。俺は貴様らに選択をさせてやりに来た。まずは俺の考えを聞き、そして選択しろ。俺……暁の目的、月の目計画についてだ」

チョウズメ「まずあなたは誰ですか?」

オビト「俺はうちはマダラだ」

チョウズメ「……」

どうやら仮面の男は本当は誰なのか語る気はないようだ

そこからオビトは語り始めた

六道仙人が書いたとされているうちはの石碑について

六道仙人はある化け物から世界を救ったと語る

オビト「最強のチャクラを持つ存在、十尾だ!」

チョウズメ(なんで無限月読は間違ってるのに、十尾=カグヤは知ってるんだろう?)

若干チョウズメとオビトの考えはズレていた

オビトは十尾を復活させ、その力を利用してある術を完成させるという

オビト「月に己の瞳を投影する大幻術。無限月読」

オビトとひとつになる幻術で管理された世界を作るのがオビトの目的だと語る

チョウズメはオビトには向けずに、ここにいる全員の思いを忍宗で感じ取る

そして思った

チョウズメ(自称マダラの考えはわかった。やっぱり無限月読なんてやらせるわけにも行かないし、何よりフウやナルト、我愛羅を狙っているのだから殺すべきだよね)

だが周りの反応が気になる

今、皆は忍連合軍、ここにいる全員が力を合わせるべきではないか?という思いが湧いてきている

チョウズメ(速攻でこの男を殺して、フウ達人柱力が危険な目に会う前に終わらせるか。それとも皆で一致団結する代わりに、多少人柱力の皆が危険に晒されるか。どちらにすべきなんだろう?)




多数決安価
【21時55分】から
下7まで

1 チョウズメはオビトにこの場で戦いを挑む
2 忍連合軍の発足を待つ



1 チョウズメがオビトに本気で戦いを挑み、勝てれば戦争編が終わる。ただし連合軍での戦いがないため、完全な平和にはならない。しかしフウたち人柱力が死ぬ可能性はゼロ

2 チョウズメは黙っている事により、忍び連合軍が発足される。その代わり白ゼツ軍団によるイレギュラーなコンマ判定もある可能性があるので、身内が死ぬかもしれない。しかしボルトのような平和な世界になる

オビト「俺には力がないが……今まで集めた尾獣の力がある。お前達に勝ち目はないぞ」

我愛羅「俺は俺の友を、仲間を守る」

五影側は一尾、七尾、八尾、九尾を差し出す要求を却下した

オビト「いいだろう……第四次忍界大戦、ここに宣戦を布告する」

チョウズメ(強大な悪を敵に皆が力を合わせる。結局悪がなくなったらまた争いの時代に戻っちゃうかもしれないけど、それでも僕は人間を信じたい)

チョウズメは自分の力だけでこの戦いを終わらせることをやめた

そのあとは人柱力を戦いに出すか否かという話し合いが起きた

我愛羅「風影が表に出なければ、砂の忍びはまとまらないだろう。人柱力全体はわからないが、俺は戦争に参加する」

エー「……それはしょうがない。だが、うちのビーは戦場には出さん」

オオノキ「身内可愛さかのう?」

エー「違う! ワシの弟が戦場には出ると……場が混乱する恐れがある」

ダルイ「はは」

シー「はぁ」

雲の三人は三人ともかすれた笑みを浮かべている

綱手「それならナルトもそうだろうな。まずキラービーや風影、七尾の人柱力と違って、ナルトは尾獣の力がコントロール出来ない」

メイ「教えてしまってもいいのですか?」

綱手「この際言ってしまった方がいいだろう。もし、もし戦場に出すのだとしても、扱えるようになってからの方がいいはずだ。そしてうちが預かっている七尾の人柱力は戦場に出さない方がいい」

エー「……木の葉は二人の人柱力がいたのか! まあいい。なぜだ?」

綱手「お前の弟と同じようなものだ」

エー「ならば致し方ない」

綱手は本当は我愛羅も出て欲しくないのだが、我愛羅には我愛羅の立場があるので何も言わなかった

だがナルトとフウに関しては、綱手が何とかできる権限があり、戦いから遠ざけることにした

もしこの二人が死ねば第四次忍界大戦などと言ってられなくなる

綱手はチョウズメを見ながらため息をついた



この場では我愛羅は戦場には出る。他の人柱力三人は戦場に出さないことで決定した

メイ「結局誰が忍連合軍の大権を握るのかしら? 形式でも重要なことよ」

ミフネ「そうですな」

土影は年齢的にフットワークが軽くないので駄目

水影は暁発祥の地の可能性が高いからやめた方がいい

風影は若すぎるし、何より狙われている存在をトップに据えるのは危ない

雷影は感情的な行動が多いが、ビーが死んでいないと分かると、割かし冷静だった

火影はうちはマダラの発祥の地であるが、マダラは数十年離れていて、霧ほどではない


コンマ
下1
50以上で火影
49以下で雷影
ゾロ目などがあればストック

ミフネ「火影殿になって頂くのがよろしいかと」

雷影「ふん、どちらでもいいわ。早くワシはビーを探しに行かねばならん! 解散でいいな!」

綱手「少し待ってくれ。話したいことがある」

綱手は皆を止めて話し始めた

綱手「まずうちのうちはサスケが抜け忍だと皆が思っていることは知っている」

オオノキ「確か木ノ葉崩しを行った大蛇丸を殺した餓鬼じゃぜぇ」

我愛羅「……復讐に取り憑かれた、俺と似た目をしていた奴だ」

我愛羅以外は大蛇丸を殺した男としか認識してなかった

綱手「サスケには極秘裏の任務についてもらうために、一度里を抜けてもらっていた」

メイ「……なるほど、大蛇丸を殺すために」

雷影「うちはサスケはワシらに特段悪影響を及ぼしとらんからどうでもいいわ! もういいか!」

綱手も分かっていた

サスケは別に抜けただけで、大蛇丸と共にどこかの里と争ったわけでもないので受け入れられることを

だが次が問題だ

綱手「まだある。うちはイタチについてだ。チョウズメ!」

チョウズメ「イタチさん、来てください」

イタチ「ああ」

壁の端に本当に小さく開けてあった空間の穴が広がり、そこからうちはイタチが現れた

会談が始まってから、極小の黄泉比良坂による空間の穴を開けて、イタチとサスケと鬼鮫と小南、それに蛇の三人、あとはチョウズメの嫁とハナビが会談の内容を聞いていた

これはイタチが頼んだことだった

イタチ「今の忍界が暁という敵を前にして、協力するか、それとも揉め始めるか確認したい。頼むチョウズメ」

チョウズメは基本イタチの願いは断らないので、綱手に相談した結果、条件付きで了承していた

その条件とは

綱手「暁の全ての情報を開示し、チョウズメが手に入れていた無限月読に関する情報、白いゼツが無限月読による産物であり、その特性。その他暁に関連する全てをお前が言え。そして弟と帰って来れるように足掻け」

綱手はうちは事件をイタチに押し付けた責任を取るべく、イタチも木の葉に足をなんとか踏み入れられるようにしようとした結果だった



エー「貴様はうちはイタチ! 暁が……火影! どういうことだ!」

エーの他にも、火影以外の皆がイタチを警戒している

イタチ「俺が暁に入り、スパイとして情報を集めた。その情報の数々を教えよう。その前に俺がなぜうちはを滅ぼしたのか……綱手様よろしいですか?」

綱手「ああ。いいぞ」

木の葉、特に上位陣に火の粉がかかるのが分かっているが、それでもこの問題は終わらせなければいけない

綱手はイタチにうちは事件の真相を語ることを許可した

それからイタチはうちは事件のこと

先程の仮面の男が関わってきたこと

暁での行動

暁がやろうとしていること

トビ(オビト)に関すること

白ゼツについてのこと

イタチ「まだある。大蛇丸が死んだあと、薬師カブトが大蛇丸の技術を引き継ぎ、穢土転生を得たかもしれない。そしてマダラと手を組むかもしれない」

イタチは暁の時代、そしてサスケと仲直りしたあとにも調べて回ったことなども含めて全てを話した

エー「それで貴様は許しを乞いに来たのか!」

イタチ「貴様達は許す許さないの問題ではないだろう。他里に送ったスパイが、別里の人間をスパイ先で殺すことだってある。それを貴様らは咎めたとしても、有効な手段であることは理解しているはずだ」

イタチはあくまでもスパイとして仕方がなかったということにする気のようだ

実際スパイ工作は全ての里がやっているし、その手段を咎められるものでは無い

イタチ「そして俺がスパイとして潜伏した組織がたまたま暁だったという事だ。ビンゴブックの俺の罪の大半はうちは皆殺しについてだ。それに関しては木の葉による任務」

ミフネ「……忍びに関することはそれがしには分かりかねる。あなたはこの場に何をしに来たのでござるか? 情報を与え、我々に何を求める」

イタチ「俺、鬼鮫、サスケ。それにサスケの仲間たち。これらは暁討伐に協力したい」

平和な世界でサスケが命をかけて戦わなくて住む世界を作るために、イタチはその場で土下座をした


火影は元から知っている
水影は鬼鮫の対応次第だが、ほぼ同罪なので何も言えない
風影は過去の自分の罪に向き合い、そして平和のために動こうとしているイタチを拒否しない
土影は暁を利用した罪があり、そしてここまでしている相手に非道な手段は取れない
雷影は利用価値があることは分かっているが、感情面で拒絶している



コンマ
下1
20以下で拒絶されてしまう

エー「……貴様らの罪はこの大戦が終わるまでは一時保留とする」

メイ「鬼鮫についても大戦後に話が出来るのであれば了承します」

我愛羅「砂はうちはイタチ、干柿鬼鮫による表立った被害はない。うちも問題は無い」

土影「……暁を倒すのに、元暁を使う。ワシは利用してきた身じゃぜぇ、何も言えん」

綱手「……この場の五影の承認により、うちはイタチ、干柿鬼鮫の指名手配は一時的に停止される! ただし、指名手配にされていたため、連合軍内から何かしらの接触があるかもしれない。故に貴様達は軍には加えず、独立遊撃部隊として活用する」

イタチ「寛大な処置、誠にありがとうございます」

イタチは偽ることなく本心から謝礼をした


イタチ、鬼鮫が五影を通せば秘密裏に動かなくても良くなった
サスケが木の葉の忍に戻った

フウ「……」

ヒナタ「……」

紅「……」

ハナビ「……なんでチョウズメさんが政略結婚させられてるの! しかも水影からアピールされてるし!」

鬼鮫「まあまあ、落ち着きなさい」

鬼鮫は宥めるのを放棄して出ていったイタチに貸し一ですよと心の中で呟いた

フウ「目を離すとすぐにこれっすよ! チョウズメはいい人っすから分かりますよ? 素敵っすもん。好きになっちゃうっすよ? でも立った数日別のところで動いたらこれって、あっしは心配っす」

紅「土との同盟条件を見た限り、相当な譲歩がされていたわね。多分それだけ土影様にとってこの婚約は大きいのね……はぁ」

ヒナタ「チョウズメくんとお話したい……」


水月「やばいって、あの四人、今なら僕達を皆殺しにできるくらい鬱憤が溜まってるよ!」

香燐「女の嫉妬はこええからな」

サスケ「チョウズメなら何とかするだろう」

重吾「サスケのチョウズメへの信頼は凄いな。あれを受け止められると本気で思っているのか」

重吾からしたら、まだサスケ4人と戦った方がいいと思えるほどのプレッシャーがあの四人から感じる

サスケ「俺やイタチ兄さんを受け入れられるのなら大丈夫だ」

水月(君たちが面倒くさいってのは理解してるのね)

こんなやり取りがイタチが出ていった時にあった

あれ?レボスケがないからナルトのわかるってばよがなくなったって大丈夫なのか?




綱手「これから少しごたつく。最後に挨拶をしてこい。私はミフネとの話し合いがある」

チョウズメは綱手に個人的に挨拶をする時間をもらった



(この交流で一度木の葉に戻ります)
安価
下1
2 メイに会いにいく
3 青に会いにいく
4 綱手に会いにいく
5 サクラに会いにいく
6 オオノキに会いにいく
0 自由安価(この場にいる人(雲以外))

オオノキおじいちゃんとの交流
コンマ
下1
1未満で会えない

チョウズメは何故か気に入ってくれたオオノキに挨拶へきた

後日なぜ自分のところに来なかったのかと水影に泣き付かれるが、フウがぶん殴っていた

オオノキ「おお、来てくれたじゃぜぇ!」

黒ツチ「お、おう」

赤ツチ「複雑だに」

チョウズメ「折角ですから挨拶に来ました」

チョウズメが部屋を訪れると、赤ツチの背負ってる荷物の上にオオノキがいた

赤ツチは少しだけ気まずそうに挨拶をしてくる

オオノキは赤ツチの背から忍術を使って飛び降りてから、チョウズメに話しかける

オオノキ「チョウズメよ。お主が本当に四行に氷遁、木遁、仙術を扱えるのだとしたら、確実に戦乱の真っ只中に行くことになるじゃぜぇ」

チョウズメ「分かっています」

本当ならその戦乱自体を起こさない選択も出来たが、木の葉の自分、土のオオノキ、風の我愛羅、水のメイ。この四人は里が違えど楽しく話すことが出来た

そのきっかけにするために大戦を自らの意思で止めなかった

チョウズメはもう戦う覚悟は出来ている

オオノキ「ワシは思う。お主はきっと戦いにはあまり向いていない子じゃぜぇ。だが親しき人達のために立ち向かう。そういう目をしておる」

チョウズメ「……」

チョウズメは頷いて話を促す

オオノキ「ワシの自慢の孫娘と敵がいない場所で愛し合いながら平和に暮らしてほしいと思ってるじゃぜぇ」

黒ツチ「じじい!」

オオノキ「慌てるでない。だがそれも出来ぬのが今のご時世じゃ。ワシら忍連合軍はチョウズメの力を存分に使うことになる。すまぬな」

チョウズメ「これは僕も選択したことですから」

オオノキ「そうか……一つ願いがあるんじゃが」

オオノキは赤ツチと黒ツチに聞こえないように耳打ちをする

チョウズメ「……オオノキ爺ちゃんも頑張ってくださいね」

オオノキ「おうさ!」

赤ツチも黒ツチもでれでれ顔のオオノキを見て、溜息をつきながら、部屋を出る準備を進める

オオノキ「これは餞別じゃぜぇ。達者でな」

チョウズメに巻物を押し付けてオオノキは去っていった

チョウズメ「……なんだろう」


コンマ
下1
50以上で軽重岩の術と加重岩の術が書いてあった
49以下で加重岩の術が書いてあった
ゾロ目で……
00とか考えてない

チョウズメは 重量上げ術と重量下げ術を覚えた
チョウズメは飛行できるようになった

ここから結構また読まないといけないので本日の更新はここまでです



多分チョウズメはイタチたちの独立遊撃部隊かナルトの尾獣をコントロール教室のどちらかに行くと思います

サスケが駄々をこねなければフウがいるのでナルトの方かな?


亀島……あれ?鬼鮫が仲間だから位置がバレない
イタチが最初から本気でカブトを捜索するし……これ敵側戦争になるのか?

まだ更新しないですけどちょっと話を練る時に必要になったので判定




コンマ
下1
30以下でカブトが我愛羅にぐちゃってされたデイダラのDNAを手に入れられた

下2
20以下でカブトが我愛羅に粉砕されたサソリのDNAを手に入れられた

デイダラの血肉は砂漠に消えました

サソリのコアに使っていた心臓はカブトがあの砂漠からなんとか探し出したようです

この世界のオビトは作戦だったのは分かるけどなんで宣戦布告しちゃったの?
まずカブトが居なかったら絶対に勝負にならないやん
しかもそのカブトは原作に比べて人材少ないし

ナルトのssで失踪が多いのは戦争編のせい絶対に

本日は更新ないです
明日は小南との対話や家族の話からやります

明日というより月曜、今日の夜ですね

9時までには始めます

チョウズメは木の葉に黄泉比良坂で帰ってきたあと暇をもらっていた

忍連合軍が結成したとはいえ、それは五影の間で決まったことだ

それを各里の上層部や大名に伝え、里の緊急性の高い任務を割り振り、そして部隊編成のために里の忍びを得意な作業ごとに分ける

他にも沢山書類仕事があり、チョウズメの影分身に頼るつもりな綱手だったが、ほか里との連絡役が近くにいるため出来ない

チョウズメ一人ならシズネと大差ないので、大きな戦いが始まる前にチョウズメの残している問題を片付けるように言われた

チョウズメは始球世界に居てもらった嫁や彼女、それにイタチたち、そして小南に会いに来た


コンマ
下1
80以上でサスケが駄々をこねた

サスケ「……本当にダメ?」

イタチ「ああ、チョウズメは俺たちとは別に動いた方が効率がいい」

サスケ「だが危険じゃないか!」

イタチ「チョウズメの今の実力は俺以上だ。心配するのなら俺たちが素早くカブトを捕らえればいい」

あの五影会談の場でイタチたちは暁の拠点の襲撃及び、カブトの捜索を命じられた

暁には元暁をという考えである

カブトに関しては大蛇丸が木ノ葉崩しの時に穢土転生を使っていたのをイタチは見ていたので、カブトがあの術を大戦でも使えるレベルにしていた場合、苦戦は必須である

イタチ自身は穢土転生の術の詳細は知らなかったが、チョウズメが知っていた

穢土転生は一度穢土転生をすると、術者を殺しても止まることは無い

封印するか術者に解除させるしか止める方法はないとイタチはチョウズメとの事前の打ち合わせで知っていたので、カブトを捕らえるという事になった

そしてサスケはチョウズメと班を組んで捜索に出れると思っていたのに、別行動だとわかりイタチに突っかかっていた

イタチ「それに彼のお嫁さんの一人には、七尾の人柱力、それもコントロールの出来ている人柱力がいる。うずまきナルトくんと組ませた方がいいだろう」

サスケ「ナルトか……俺よりも格下のあいつならチョウズメくらい居ないと死んじまうだろうな。俺たちはこれよりチーム名うちはを名乗る。目的は暁の仮面の男の捕縛もしくは殺害。それに薬師カブトの捕縛だ」

まさかナルトも仙人モードになれることを知らないサスケは格下だと断じた

鬼鮫「いいのですか?」

鬼鮫はイタチの方がリーダーに向いているのでは?とイタチに問いかける

イタチ「サスケのリーダー適性を見るいいチャンスだ。鬼鮫も従って欲しい」

鬼鮫「しょうがないですねぇ。いいですよ、イタチさんの頼みですから」

鬼鮫は認めているイタチの頼みなら別段断ることもない

イタチ「水月くん、重吾くん、香燐さん。改めてよろしく頼む。そしてサスケ、捜索に行く前による場所がある。チョウズメくん、頼めるかな?」

チョウズメ「何処にですか?」

イタチ「五代目火影に少し用がある」

そのあとチョウズメはアポを取ってから、イタチとサスケを綱手の個人的に持っている医療所に連れていった

イベント【二人の永遠……】


チョウズメのアポにより、綱手の個人的な医療施設にイタチとサスケは直接黄泉比良坂できていた

イタチの真実は五影会談で語られ、そして連合軍の話と一緒に木の葉で語られた

しかし皆殺しにしたのは木の葉のためなどという事を即座に受け入れられるほど木の葉の忍びたちは柔軟ではない

なので混乱を避けるために直接飛んできた

綱手「……それで木の葉に残るうちはの二人が私になんのようだ?」

イタチ「本来なら万華鏡写輪眼は強すぎる代償に視力が下がる。それなのにも関わらず、うちはマダラは千手柱間と戦えた。なぜだか分かるか?」

綱手「……さあ?」

綱手は何となく分かっているが、素早く進めるためにとぼける

イタチ「うちはマダラは弟のイズナの目を移植した時に、万華鏡写輪眼が永遠のものになったという。永遠の万華鏡写輪眼。写輪眼の最終形態だ」

綱手「それで?」

イタチ「俺の目と、サスケの目を交換してほしい。火影様頼みます」

サスケ「……頼む」

イタチとサスケはこのあとの戦いでの生存率を上げるために、互いの目を移植し合い、互いに永遠の万華鏡写輪眼にしようとしている

綱手はため息をついたあとにすぐに了承した

イタチ「あっさりと了承しましたね。渋られるかと思っていたのですが」

綱手「罪滅ぼしのつまりだからな。木の葉がイタチに押し付けた罪を少しでも返せたらと思っている」

サスケ「……」

イタチ「そういうことですか。できれば今すぐにでもお願いしたいのですが」

綱手「準備する。手順はお前らが教えろ。完璧に移植してやる」

綱手は仙人モードになり、本気で移植作業に挑んだ

イベント【生き延びた小南】



チョウズメ「……何故かわからないのですが、婚約を押し付けられましたごめんなさい」

ハナビ「チョウズメさんはもっとキッパリ断ってもよかったのに!」

紅「土との平和がかかっていたのはわかるけど」

フウ「紅もヒナタもカリカリしちゃ駄目っすよ! お腹に響くから」

ヒナタ「大戦が始まるのに出られないのにみんなに申し訳ないかな」

フウの言葉に紅とヒナタはお腹を軽くさすった

まだ見た目はあまり分からないが、2人の腹には新たな命が宿っている

チョウズメ「僕はみんなには戦いに出て欲しくないけどね」

フウ「駄目っす。チョウズメはあっしたちを宝石箱に入れたいわけじゃないっすよね?」

チョウズメ「……分かってるよ? でもやっぱりね」

チョウズメは正座させられながら、四人の前に座っていた

勝手に嫁が、しかもこの四人はチョウズメを挟まないで交流を豆にしていた

だからこそ何だかんだこの関係を受け入れられているのに、全くの他人がこの間に入ってくることに心配している

小南「……あの」

主に黒ツチがここに入ってくる心配やチョウズメが戦争で無理をしないかなどという話が続いていた

そんな所にやっと動けるようになった小南が声をかけてきた

フウ「……あっ、そうっすよ。チョウズメ、この暁の人が目を覚ましたっすよ」

暁の外套を身に纏わず、フウの服を着ている

ハナビは小さすぎるし、ヒナタや紅の服では胸元がスカスカだったのかもしれない

紅「動けるようになったとはいえ、激しい動きは駄目よ。あと数日は安静にしてなさい」

小南「あ、ありがとうございます」



小南はオビトの戦いのあとに目覚めた時、木の葉の忍びに囲まれていて、しかも裏切ったイタチや鬼鮫が近くにいて、殺されると思って暴れた

だが傷もまだ完全に治ってないし、紙になる前に鬼鮫の鮫肌でチャクラを持っていかれて動けなくなっていた所で説明をされた

暁の天敵、氷遁木遁仙人のチョウズメに助けられたのだと言われた

初めは報復をされるのだろうと思っていたが、フウという人懐っこい人が友達になることをせがんできたので、友になったところいろんなことを教えてくれた

起きた日の夜、やっとオビトに弥彦や長門の墓が暴かれたであろうこと、一人だけ遺されてしまったことを思い出して何日も泣いた

そうして小南は今は少しだけ整理がついている

長門も弥彦もいないので自暴自棄になっているとも言えるだろう

小南「あなたには感謝しています。ですがあの時に殺されてもよかった……もう彼らは居ないのだから」

チョウズメは小南の深すぎる悲しみを忍宗で受け止めていた

あのペインともう一人の大事な人を失くし、自分だけ置いてかれたせいでまだ完全には気持ちが追いついていないのだろう

昔の自分のように悲しみ切れていないとわかる


チョウズメ「……僕は君に死なれると困る。なんで輪廻眼を持っていた彼が暁のリーダーをしていたのか。なんで痛みを与える選択をしたのか……それよりも、ペインの本体の人の名前と、あなたの大切だった仲間のもう一人の名前を教えてよ」

チョウズメはペイン、それに小南から読み取った情報により、もし自分のここにいる大切な人が死んでしまっていたらきっとチョウズメはペインみたいになっていたのかもしれないと思っている

他者を犠牲にして使う死者蘇生の術、穢土転生よりも更に高度な術の開発を他人を犠牲にして行ったり、殺したのが他里だったら一人で戦争しかけ、ビンゴブックに乗っていただろうと思っている

だからこそ、自分が堕ちた先に見えたペインの話を聞きたい

小南「死んだ仲間がいないから悲しんでいるのに、その仲間の話をしろだなんて鬼畜ね。でもいいわ。ペインの本体、長門と弥彦の話をしてあげる」

小南は長門の両親が木の葉の忍びによって殺されたところから話し始めた

自来也に生き方を教えて貰ったこと

それから少しして長門が輪廻眼に目覚めたこと

そして自来也が消えたあと、組織を作り、平和を目指していたこと

そして半蔵とダンゾウによって弥彦が死んだこと

チョウズメ(まーたダンゾウが出てくるのね。うちは事件、それに木ノ葉崩しも疑惑があって、ペイン襲撃の時は暗部を下げて、長門さんが考えを変えたのはダンゾウによるもの。しかもうちはの鬱憤が溜まったのはダンゾウがそう仕向けたこと……暁よりもダンゾウの方が悪じゃないの?)

木の葉のダンゾウの評価は外道であるが、木の葉のためならなんでもする男というものになっている

だがダンゾウがやったことが巡り巡って木の葉を痛めつけている気がしないでもない

チョウズメは一度ダンゾウとサシで話してみたいと思った

そこから暁のことを話し、長門が死に、小南もオビトに殺されたかけたところまで話した

小南「……なによ、私たちは結局大人に振り回されて、暁もマダラに振り回されて……あはは、もう、いや」

小南は一から話したことによって、全てを理解し、涙を零し始めた




(別に通常コンマは恋愛フラグではない)
コンマ
下1
66~  チョウズメ(輪廻眼持ち)に泣きつく
33~65 フウに泣きつく
~32  この木遁の家から出ていく

オビト「\(^o^)/」
カブト「/(^o^)\」

イベントが続きます
小南たちはカカシよりも少し年上くらいなので30前半くらいじゃないですかね
小南の場合紙化がありましたし肉体年齢は低そうですが




小南は涙で溢れた目でチョウズメを見た時、何故かチョウズメの目に輪廻眼が見えた

それを理解した時、小南はチョウズメの肩を抱き、そして長門、弥彦に置いてかれ、本当に孤独になってしまったことに涙を本気で流した

チョウズメ「……」

チョウズメはまだ愛した存在が死ぬということを体験したことは無い(ヒナタのことは知らない)

故に小南のことを真に理解することは出来ないが、肩を貸し、頭を撫でることくらいならできる



小南「……私と長門で木の葉を襲撃したというのに、随分と優しいのね」

小南は一時泣いたあと、目元を抑えて、近くの椅子に座った

チョウズメ「君たちが彼女たちを殺していたら、きっと魂諸共殺していただろうけどね」

小南「……え? あっ、なんでもないです」

小南は確かペインが横にいるヒナタを殺したはずだと思い、ヒナタを見たが、ヒナタは黙っているようにとジェスチャーをしているので黙った

チョウズメ「木の葉で死んだ人も一応長門さんが生き返らせたらしいし、長門さんはナルトに託したんですよね? どうします? 長門さんと弥彦さんの元に行くか、長門さんが信じたナルトがどんな風に世界を変えるのか見てみますか?」

小南は木の葉を襲撃したので、木の葉で暮らすのはきついが、それでもこの世界を生きて、世界がどうなるのかを見ること自体はできる

元暁が仲間に一人増えたところでもうさほど問題ではない

小南「弥彦が託した長門が信じた彼が作り出す世界……」



前判定がチョウズメだったので
補正+20
(通常コンマは恋愛ではない)
コンマ
下1
80~  貴方のそばで世界を見る
50~79 世界を見るためにこの近く生きる
20~49 世界を見るために世界を回る
~20  長門と弥彦の場所にいく

小南「弥彦や長門が求めた世界になるのかを見極めることにする。傷が治ったら出ていきたいのですがいいですか?」

チョウズメ「元暁だから下手したら殺されるかもよ?」

小南「それでもこの足で世界を回って見極めたいので」

チョウズメは小南の決意が固そうなのが手に取るようにわかる

チョウズメはほかの人に目を向けて説得できるか聞くが無理なようだ

チョウズメ「現状のあなたの処遇は捕虜ですから、本来なら勝手に出すのはいけないことになってます。ですがあなたの存在を知っているのは綱手さんだけですので、何とかします」

チョウズメはもし逃げられたとしても、どうせオビトに殺されるか、チョウズメが見つけられると思っているので、特に制限をかけずに解放することにした

もう彼女が過激な暁のような行動をすることは無いと対話した結果理解した

小南はそのあとすぐに布団に入っていった

今回は完璧にオフトゥンに負けてしまった


小南は20以下で墓に二人の遺体があれば死んでました
まあオビトに盗まれてるんですけどね

今日は夜に強制の予定があるのでやれるか分かりません

寝落ちは許してくだせえ

忘れてなければ言います
今日は夜に連絡できるかすらわからんので先に言っておきます


木遁の家を出たら5割で自殺(長門弥彦の遺体がなくても)
フウだと2割で自殺(なお遺体は盗まれているのでしない)
チョウズメだと補正でしません

あと戦争中にコンマで小南が参戦する可能性があります
長門や弥彦の求めていた戦争ではないはずですので

書き始めが11時とかになって確実に寝落ち確定なので本日はないです

次回は家族の描写してカブトオビト描写して亀島かな

チョウズメ「……って言うことがあったの」

フウ「やっぱり土影っすか」

ヒナタ「ハナビもそんな感じだったよね? チョウズメくんへの思い」

ハナビ「そ、そんなことないよ! 私はもっと時間をかけて好きになったもん!」

紅「ほら暴れないの」

ハナビ「ごめんなさい……」

サスケとイタチを綱手のところに連れて行ったり、小南があと数日で木の葉から旅立つ

チョウズメたちはそんなもの関係ないとばかりに、新しく木遁で建てられた木の葉の家で夕食を食べていた

ハナビ「……私はヒナタお姉様や紅さんの代わりに戦争に出たいです」

チョウズメ「だめ」

ヒナタ「まだアカデミー生でしょ?」

紅「そういう気持ちは嬉しいけど、忍者になってからね?」

ハナビはずっと考えていたことを告げたが、すげなく斬り捨てられた

チョウズメはフウやヒナタが戦いに出たいと言ったら止める権利はない

彼女たちが生き生きとしているのが好きなのであって、宝石箱に放り込みたいんわけじゃないからだ

だがハナビはまだ生徒であり忍者ではない

不貞腐れるハナビをチョウズメは膝に乗せて、頭を優しく撫でるとすぐにハナビには笑顔が戻った


戦争がある、大戦があるというのに、狙われているフウも戦いの真っ只中に放り込まれるであろうチョウズメも気負うことなく話している

今回はたまたま紅とヒナタが妊娠しているので、大戦に出ること自体ない

この場で戦うのはチョウズメとフウだけだ

そしてチョウズメやフウ、もしヒナタや紅が戦ったとしても、皆は互いを信じている

故にいつも通りに過ごせている


こんな風に彼女たちも彼女たちで話し合い、仲を深めているからこそ今の関係に落ち着けているのだ

いきなり嫁が1人増えると言われて、チョウズメを土下座させていたのはやはり不安だったのだろう


そのあと何となく皆で風呂に入り、そして未だ付き合っていることにはなっていないハナビまでも寝室に入っていった


チョウズメ「……いや、それは駄目。アカデミーを卒業したらね?」

ハナビ「差別だああ!」

チョウズメ「約束でしょ?」

ハナビ「むぅ」

ハナビはやっぱり少しだけむくれていた

そんな風に日常を謳歌している時、仮面の男、オビトはある存在と対峙していた

オビト「貴様、それをどこで手に入れた!」

カブト「色々とね……安心していい、これは誰にも話していない。まあ五影たちは君があのうちはマダラだとは思ってないかもしれないけど」

カブトがその場で穢土転生体をいくつも見せた

長門、サソリ、大蛇丸、角都

それに遺伝子情報を手に入れられたり、屍鬼封尽によって封印されていない影たち


オビトにとってそれらは別段問題なかった

しかしある一体の穢土転生体を見た時にオビトの反応が変わった

それを穢土転生されて、意識を持たれるとオビトとしても困る人物であり、色々と面倒になるコマであった

オビト「……それを俺に見せているのに交渉と口にするか」

カブトはどう見ても脅しているのだが、それでも交渉と言って続ける

カブト「僕は別に脅しているわけじゃない。でも僕はもっともっと高みへと行かないといけない。大蛇丸様が崇高であり、それを超えなければいけない。高みに行くにはサスケくん、それに突然変異種であるチョウズメの肉体が必要なんだ。それなら君と手を組んだ方がいいだろう?」

オビト「サスケは現状鬼鮫とイタチがついている。そしてチョウズメは柱間だ」

カブト「……柱間、彼は多分柱間細胞に適合しているんだろうね。ヤマト辺りからうまく摂取したんだろう。サスケくんだってイタチと鬼鮫がいるけど、この人達をぶつければ分断くらいできるだろう?」

カブトはチョウズメ=柱間と認識するわけもなく、柱間細胞を会得した存在だと解釈した

オビト「どうだかな」

オビトはイタチの須佐能乎を見たことがないので、どんな力を宿しているのかわからない

そして天照は穢土転生すらも燃やし尽くすだろうと頭の中で考えている

オビト「それよりもその裏切り者、自分の師を穢土転生として使役する気なのか?」

カブト「そうですよ? ぞくぞくするでしょ? 不死身の大蛇丸様を僕が、この僕が使役する!」

オビト「……」

カブトは大蛇丸が復活出来ないのなら魂が封印されたのではないかと思っていたが、一応穢土転生をしてみた

そしてら出来てしまった

今のカブトは大蛇丸に褒め称えられるほどの術者になることしか考えていない



カブトはどこまで頑張った?
コンマ
下1
67~  マダラが強化されている
34~66 上+長門強化
~33  上+全体的に強化されている

カブト「それにただ僕が穢土転生したと思っていないかい?」

オビト「なに?」

カブト「本来ならもっと多くの有能な穢土転生体を増やすはずだった。でもなかなかどうして遺伝子情報物質を集めるのが大変なんだよ」

オビト「それで?」

オビトはまだ厄介なことを増やしてくるのかと嘆息しているが、それを表には決して出さない

カブト「だから特に優秀だと思った穢土転生体は強化しておいたんだ。例えばこれ(マダラ)には色々と細工をした。それにこの長門は元々足が弱いみたいだね。そこを補強し、機動力を確保している」

行動自体を完璧に縛っているようで、動かない長門の外套をカブトはあげた

すると長門は昔に足を燃やしてしまい、素の足はボロボロだった

それなのに露出された足は綺麗であり、とても筋肉質な足をしている

オビト「他には?」

カブト「サソリが操る傀儡の代わりの穢土転生体を無茶な改造をしたり……まあ他にもあるけどネタバレばかりじゃつまらないじゃないか。ただ言っておく。僕の大蛇丸様に変なことをしようとしたら、すぐさまこれを動かして君の作戦を壊す」

オビト「……ならばこちらにも譲歩してもらおう」

カブトとオビトの話し合いはそのあとも何時間も続いていった

ダンゾウ「……ワシの火影になる計画もほぼ頓挫した。コハルやホムラ(御意見番の二人)にも大人しくしろと釘を刺されてしまった」

ダンゾウは一人で考えていた

この忍連合軍は連合軍側が勝つであろうと

まず負けてしまった場合、自分が火影だとか言ってられなくなるので勝ってもらわなければ困る

そして勝てば綱手やその場で活躍するであろうはたけカカシなどが次期火影になることもほぼ確定だろう

ダンゾウ「ワシの評判は控えめに言って最低だろう。そんなワシが連合軍に参加などできるわけがない」

根の忍の仮面を外させ、木の葉の忍びとして戦わせることは出来るが、それをすれば綱手の、表の忍びの功績になってしまう

ダンゾウ「イザナギで……いや、流石に無理じゃ」

自分の都合の良いふうに現実を変えることのできるイザナギだが、それは局所的にしか使えず、今の状況を打開するものでもない

ダンゾウ「別天神による幻術を使ったとしてももう遅い。やるのならばワシが五影会談に出て、決定権のあったであろうミフネを瞳術に嵌めるくらいだろう」

いくら気が付かれることなく瞳術にハメられるとはいえ、ただの瞳術なのだ

連合軍全てに幻術を掛けられる訳では無い

ダンゾウ「……チョウズメはいつの間にか木遁を会得していたという。このワシですら、柱間の細胞は抑え込むのがいっぱいだというのに。流石我が息子だ」

ダンゾウは暗部による報告書に目を通しながらそんなことを言い出した

別にチョウズメとダンゾウは血の繋がった真の家族という訳では無い

ただチョウズメが秋道との縁を切り、秋道の家族の枠から外れた時、ダンゾウが勝手に養子縁組を組んでいた

なので今のチョウズメは公的資料では志村を名乗ることも出来たりする



木の葉では子供の両親が死んで、その代わりに親しい別の家族がその子供を引き取るということが良くある

例えばイルカなんかは16年前の九尾襲撃の時に両親が死んで、親はヒルゼンということになっていた


戦時ではよく使われていた制度だが、このご時世あまり使われていないし、まずその子供の同意が必要なものだ

ならばどうやってその書類を無理やり通したか?

ダンゾウ「別天神!」

ダンゾウは柱間細胞を移植しているため、一日に何度かは別天神が使えるだけのクールタイムに抑えることが出来る

それを駆使して無理やり書類を通したまでのこと


ヒルゼンが気に入っていたからこそ、自分もその子を手に入れたいとか思っていたが故の行動だったが、まさかその子が木遁を使えるとは思わなかった

ダンゾウ「あの時のワシの判断に間違いはなかった」

ダンゾウは思考がそれつつ、自画自賛をしていく

ダンゾウ「無理やり根を使ってかき乱せば、ワシが木の葉のトップになる可能性はある。じゃが、それは連合軍解体後の弱体を意味し、下手をすれば木の葉は潰える」

いくら連合軍と言ったって、共通の敵がいるからこそである

暫定うちはマダラを倒してしまったらきっと少し前の里の関係に戻るとダンゾウは予想している


まさか霧隠れのトップが結婚したいが故にチョウズメと仲良くしようとして、木の葉と国交を結んだこと

チョウズメのある意味純粋な瞳に感化され、昔の自分を思い出し、チョウズメを溺愛していること

そして風影である我愛羅とはまず友好が結ばれており、我愛羅が死ぬまでは関係は安泰であること

波の国は鳴門大橋の件があり非常に友好的

滝隠れはまず滝隠れの人柱力と木の葉の忍びが結婚したことによって、さらなる国交が結ばれていること

これらを半分以下しか理解していないダンゾウには読み切れなかった

ダンゾウ「不安要素はイタチ、そしてイタチの話を聞き、襲撃してくる可能性のあるサスケ。我が息子チョウズメは木ノ葉崩しにワシが関与したことを知れば激怒するであろう。大蛇丸はきっとどこかで復活するときを待っている、あやつに暴露されること。まずあの暁のトップの輪廻眼の小僧がああなったのはワシが関わっていること。綱手が仙人モードで強すぎて辛いこと」

ダンゾウはあらゆる要素を加味して考えついた



コンマ
下1
10以下でレボリューションダンゾウ

ダンゾウ「ワシは稀代の火影になれる器なのは代わりない! だが、そう、ワシには氷遁と木遁の遺伝子を継ぎ、写輪眼を除き木の葉一の幻術使いから生まれる子、その遺伝子を継ぎ日向の血筋を継ぐ最強の子を守らねばならぬ!」

ダンゾウはサイへの命令書を書き換え、サスケ暗殺は取り下げ、表の忍びとして活動をとりあえず続けさせることにした

ダンゾウ「決して日よったわけではない! ただ木の葉の未来のためにワシは時を待つことにしたのだ! それに滝隠れの強きくノ一とも子ができるはずじゃし、あの日向ネジをも上回るほどの才を持つ日向ハナビもチョウズメの子を孕むやもしれぬ」

ダンゾウはこの大戦が終わるまでは木の葉を裏から守り、未来の木の葉の戦力になり得る存在の守護をすることに決めた

そうと決まれば相談だ

ダンゾウ「ヤマト!」

ヤマト「……なんですか?」

ヤマトは暗部に無理やり呼び出され、またダンゾウの前に立っていた

ダンゾウ「やはりチョウズメにはもう少し孕み袋になる女を増やすべきではないか? 木遁じゃぞ!木遁! それに氷遁に仙人の才だ!」

ヤマト「彼がキレるのでやめた方が」

ダンゾウ「しかしだなぁ、土影のように無理やり……待て、土影の孫娘という蟲をどうにかせねば。あやつの子を一人として木の葉から出すわけには行かぬ! ヤマト、調整してこい!」

ヤマト「ふ、ふふ。わ、わかりました」

ヤマトのストレスはさらに溜まり続ける

(亀島前のナルトとの会話イベントまで1/1)


チョウズメ「人柱力、ナルトやフウの護衛ですか?」

綱手「ああ。まず聞いておくが、イタチたちと行動を共にする訳では無いだろう?」

チョウズメ「そうですね。僕がいてもさほど効率が上がらないから来るなって言われました」

綱手はその言葉を聞いてから、ある紙を渡した

綱手「雲隠れの所有する移動島、いや亀の上に島があるんだが、そこにナルトとフウ、ついでにヤマトを連れて行ってこい」

チョウズメ「ここでナルトたちを隠すんですか?」

綱手「いや、どうせナルトやお前はピンチになったら出てきてしまうだろ? その島には人柱力が力を制御する施設があるそうだ。そこでひとまず修行をさせて、戦争の状況を見極めてから、お前達を呼び出す」

チョウズメ「ヤマトさんをつける理由は?」

綱手「ナルトが尾獣チャクラに意識を持っていかれても、それを封じ込める手立てを持っているからだ。チョウズメが行く理由は単純に守るべき存在を最も強い人間に守ってもらうためであり、チョウズメも標的だから、いきなりの奇襲で殺させないためだ」

チョウズメは考える

自分がいればピンチな場面を打開できることは沢山あるだろう

だがそれをしてしまえば柱間と同じであり、それをするなら五影会談の時にオビトを殺せばよかったことになる

親しい人たちを失わせずに、それでいて一致団結し続けなければいけないと思わせないといけない

チョウズメ(それなら一時的に戦場を離れられるこれは都合がいいのかな?)

チョウズメはこんな打算的な考えの結果人が多少なりとも死ぬであろうことに気落ちする

これでは何のために忍宗を会得できたのか分からないではないか

だがまず対話をしようとする気概を皆に持ってもらわなければ、忍宗による平和へはいかない

チョウズメ「分かりました。受けます。出発はいつですか?」

綱手「明日の朝から出発することになっている。短時間なら黄泉比良坂で木の葉にお前の嫁やハナビに会いに来ていいからよろしく頼む」

チョウズメ「はい!」



チョウズメはまた一時的に木の葉を離れることになるので、挨拶をしようと考えた



コンマ
下1
1 紅に会いにいく(判定なし)
2 ナルトに会いにいく(判定なし)
4 ヒナタに会いにいく(判定なし)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(低難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(低難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(低難易度判定)
9 ハナビに会いにいく(判定なし)
10 綱手に会いにいく(低難易度判定)
11 アスマに会いにいく(低難易度判定)
12 フウに会いにいく(低難易度判定)
14 自由安価(人物によってはコンマ判定)

シカマルが忙しくて見つからなかった可能性
コンマ
下1
10以下で会えない

シカマルの99ゾロ目は考えてなかった


本日はここまでにします
シカマルのこのタイミングのゾロ目は全く考えてなかったので多分時間かかりますし


あとなぜ戦争に早く行かないの?と思っている人がいるかもしれませんが、敵が少しは強化されたけどイタチと鬼鮫とチョウズメがいるせいで話にならないから考えているせいです


イタチがガチで攻略するならみたらしアンコたちがカブトを捜索してカブトとオビトが遭遇している場面に近いものがこの作品でもなる
アンコたちから情報を貰うためにイタチ達が行く→その時点で穢土転生終了になるし、逆にアンコに1度も合流しない理由を考えているので遅延してます

別に面白いからいいですけどね
単純に時間がかかるだけですし

オビトにもっと死ぬ気で頑張ってもらわないと……

99ゾロ


チョウズメ「……誰かいないかなー?」

チョウズメは宛もなく歩いていた

アスマなどには連絡を既にしているし、シノにも不在になることを告げている

ちょうど忍具屋からテマリとともに出てきたシカマルと出会った

チョウズメ「シカマルおはよう!」

シカマル「……すまねえ、チョウズメに用があるからまたな」

テマリ「あたしもちょうど帰るところだったから別に。じゃあな」

シカマルとテマリは軽く手を振って別れたが、チョウズメには小さい愛を感じた

チョウズメ「なんか用があったの?」

シカマル「ああ、めんどくせえけどやっておいた方がいいことがな。着いてきてくれ」

チョウズメ「うん」

チョウズメはシカマルのあとをついて行った

シカマルが面倒と言っていた割にホットしていたことが少しだけきになった

チョウズメが連れてこられたところは彼自身一度しか来たことの無い場所だった

シカマルの鹿の森にある、猪鹿蝶が秘密の特訓をするためにあえて森がくり抜かれている場所だった

機密や連携を見られないために猪鹿蝶はここで訓練を昔からしていた

チョウズメは一度だけ尾行をして見に来たことがあったが、チョウザに物凄く怒られてからはここには来ていなかった

チョウズメ「僕がここに入っていいの?」

シカマル「……やっぱりか」

シカマルはチョウズメの言葉に耳を貸さずにため息をついてそのまま進み、岩場に腰をかけた

シカマル「チョウズメ、俺たちはもう大人になったよな」

チョウズメ「まだ20歳にもなってないけどね」

シカマル「大戦の時なら20になれた若者の忍びは圧倒的に少なかったそうだがな」

チョウズメ「アカデミーでそんなこと言ってたね」

チョウズメは黄泉比良坂で空間に穴を開け、煎餅と煮出しておいたお茶をその場に持ってくる

シカマル「……昔から思ってたけど、ハチャメチャな感じがさらに増してるな」

チョウズメ「そうかな?」

シカマル「ああ、お前は昔から全然変わらねえわ……いや、昔は嫁を複数持とうとかは思ってなかったな。ただ友達が欲しいだったか」

チョウズメ「そうだね。今ではたくさんの友達が出来たから嬉しいね」

シカマル「そうだな」

シカマルはお茶を啜って、僅かに聞こえている風の音が止んでから話し始めた

シカマル「チョウズメ、俺たちは大人になった。もう俺とチョウジといので猪鹿蝶だ。親父たちは確かに猪鹿蝶だが、俺たちは既にその名を継いでいる」

チョウズメ「知ってるよ」

シカマル「いいや分かってない。俺達も正直すまねえと思ってたんだ」

チョウズメは謝られることなんてないので頭を傾げる

シカマル「俺たち、親世代も含めてチョウザさんがチョウズメを無視していたことを俺たちは放置していた」

チョウズメ「それはしょうがないよ。チョウズメさんが言ってたんでしょ?」

シカマルはチョウズメが父親をさん付けしている事に顔を歪ませる


チョウズメはもう父親の件は追うのをやめていた

自分が父親になった時に、自分がそんな父親にならず、嫁たちを守らねばならないのに、そんな弱みを持ち続けることを自らよしとしなかったからだ

シカクやいのいちという父親を知った

ヒルゼンというお義父さんを手に入れた

そして娘を必死に守るヒアシを知った

そんな人達に負けない父親になるためにチョウズメは未練を捨てていた

✕ チョウズメ「それはしょうがないよ。チョウズメさんが言ってたんでしょ?」
○ チョウズメ「それはしょうがないよ。チョウザさんが言ってたんでしょ?」

シカマル「言っていたが、それを良しとしないことだって実際はできた。他の家と猪鹿蝶の繋がりは違うから」

チョウズメ「シカマルが自分を責める必要は無い」

シカマル「……やっぱりお前は無駄に強すぎる。昔に聞いたが、チョウズメが秋道の術を覚えたのは認めてもらうため、それにチョウジが羨ましかったからだったよな?」

シカマルはチョウジからチョウズメが三年間の間秘境に行っていた時に聞いていた

父親に認めてもらうこと、それと猪鹿蝶のような親しい人をチョウズメは欲しいと昔は思っていた

今ではちゃんと自分にも繋がりがあるのでそこまで極端に思っていない

チョウズメ「そうだよ。僕はチョウジが羨ましかった」

その言葉に聞くとシカマルは不器用に笑ってから、先程と同じ言葉を並べる

シカマル「俺たちはもう大人になった。猪鹿蝶だって継いでいる」

チョウズメ「うん」

シカマル「俺、いの、チョウジの猪鹿蝶に蝶が二人居てもいいんじゃないかって思っている」

チョウズメ「え?」

チョウズメはシカマルがイタズラを成功させて嬉しそうな顔をアホズラで見ながら疑問符を浮かべる

シカマル「俺たちは元々三人のフォーメーションで訓練をしてきた。だがな、それとは別に、チョウジが影分身をして、ある奴の動きをできるだけ再現した四人フォーメーションでも特訓してきた」

チョウズメは固まる

父親を追わなくなった

だが昔に憧れたそれが手に入りそうになっているのだ

シカマル「チョウズメ、今のお前に俺たちの力が必要かはわかんねえ。だけど俺たちはお前と一緒に戦いたい。猪鹿蝶として、お前をもう一人の蝶として勧誘したい」

チョウズメ「……すー、はー。ダメだよ勝手に決めちゃ」

遥か昔に三人の連携を見たからこそ、チョウズメは親しい人を作ることを望んだ

自分もあんな風に心の底から仲良くし会える人たちを作りたいと

いの「別にシカマルだけじゃないわよ。シカマルも言ってたでしょ? 私たちは三人で猪鹿蝶だけど、私たちの世代は四人でも猪鹿蝶なのよ」

チョウジ「チョウズメの術の再現は出来なかったけど、チョウズメがやりそうな動きの反復練習は僕達やってるんだよ? それにずるいじゃないか! 僕が言うって言ったのに!」

シカマル「めんどくさがり屋の俺が影分身で二人を呼んでやったんだ。ありがたく思えよ? チョウジが遅いのが悪い」

チョウジ「何を!?」

チョウジとシカマルがふざけあおうとしたが、いのが間に立った

いの「そういうのはあとで焼肉屋でやる! ねえ、チョウズメ。昔に私の家に来てあなたはお話をしませんか?って言ってきたわよね? なら今度はわたしが誘ってあげる。猪鹿蝶のもう一人の蝶になってみない?」

チョウジ「ああ!いのまで! チョウズメ、父ちゃんのことは考えなくていいよ。僕は既に秋道を継いでるんだから何をしたって僕が責任を取る!」

シカマル「どうすんだ?」

いのが、チョウジが、そしてシカマルがチョウズメに向けて手を差し出す

シカマルの手の上には三人がしている耳飾りが置かれていた

チョウズメ「いいの?」

チョウズメがサスケと仲良くなれたきっかけはある意味この三人がいたからだ

そんな三人の間に入っていいのかと手を引きそうになるが

チョウジ「もう大丈夫だから!」

チョウジはチョウズメの手を取り、シカマルの手の上には引っ張って置いた

チョウジ「これからは僕達が猪鹿蝶だ!」

いの「チョウザさんが変なことを言ってきたって、この誓いは変わらないわよ」

シカマル「まあ、なんだ? 共に戦うことを強制しているわけじゃない。だけど覚えておいてくれ。俺たちは何があっても仲間だ」

チョウズメ「……あ、ありがとう」

チョウズメは三人の手を強く握りしめた



コンマ
下1
66~  陰の素質が解放された
33~65 蝶チョウジモードが使えるようになった
~32  特に何も無い

99ですしもう今更って感じだからね?

この時点よりチョウズメとチョウジは自由に蝶チョウジモードが使えるようになりました




チョウズメは昼に猪鹿蝶の通過儀礼という事で焼肉Qで奢ることになった

その時初めてチョウズメとチョウジは肉の取り合いをして、店がぶっ壊れ、チョウズメによる建て替えが行われたとか行われなかったとか

チョウズメ「最後の一枚!」

チョウジ「その肉は僕のものだ!」

チョウズメ「チョウジが教えたんだよ? 最後の一枚ほど美味しいものはないって」

チョウジ「授業料として僕に譲るべき!」

チョウズメ「だが、断る」

チョウジ「……」

チョウズメ「……」

チョウズメ/チョウジ「部分倍加の術!」

馬鹿みたいな理由で兄弟喧嘩をしたのもこの時が初めてだった

チョウズメは店に迷惑をかけた結果、ヒナタと紅にめちゃくちゃ怒られた日から次の日

チョウズメ「夜になったら顔を出すから」

ヒナタ「チョウズメくんが里の外に出ても、簡単に会えるから安心だね」

紅「そのいない間に色々とやらかすんだけどね? 無茶はダメよ?」

ハナビ「チョウズメさん! 多分大戦が終わるくらいにアカデミーを卒業出来るの! 約束!」

チョウズメ「無茶はしないよ。みんなを置いて死にたくないし。分かってるよ」

チョウズメはヒナタと紅を優しく抱きしめて、ハナビは強めに抱きしめてから、木の葉をあとにした

ナルト「チョウズメと任務って……あれ?ほとんどやったことない?」

チョウズメ「サスケの時くらいだね」

ナルト「……なあなあ、サスケは本当に帰ってくるんだよな?」

チョウズメ「今はカブトが何かを企ててるってナルトたちが報告したでしょ? だからそのカブトを止めるためにイタチさんとかと動いてるよ」

ナルト「……よっし! 速攻で九尾の力をコントロールして、大戦を終わらせるってばよ!」

チョウズメ「そうだね」

フウ「いやー、九尾の子は元気っすねぇ。相応大変だろうたけど、ナルトくんならきっとできるっすよ」

ナルト「おう!」

チョウズメとフウ、それにナルトとヤマトは雲隠れが操舵する船に乗っていた

そしてナルトにはこれから人柱力を守る戦いが始まること、それを勝利するにはきっと尾獣をコントロールした力が必要なこと

そしてナルトは力をコントロール出来なければこれから行く楽園?から出られないことを初めから説明されていた


本来のナルトならサスケのことで焦って戦争に速攻で出張っただろう

だがサスケが戻ってくる気であり、気が緩んでいたからこそナルトはその条件に渋々承諾した

なによりナルトは仲間を信じている

ナルト(綱手のばあちゃんがいればなんとかなるってばよ)

純粋な仙人モードによる体術戦ではナルトは綱手には勝てない

その強い綱手がいれば、なんとかなるのでは?
と思っていたりしている

あと単純にチョウズメからは逃げられないと分かっているので大人しくしている

ヤマト「なんで鍋にフライパン、その他たくさんの調理器具を持ってきているんだい?」

ヤマトはチョウズメとナルトというストレス源がいるが、ダンゾウというボケ始めたジジイから離れられたおかげで顔の血色が良くなっている

ナルト「料理をするものにとっては全部必需品だってばよ!」

ヤマト「僕達は料理人じゃなくて忍びだけどね」

チョウズメ「僕は時空間忍術で取り出すし当たり前だよね」

フウ「美味しいものを食べて力をつけて、それで本気で特訓する方がやる気も全然違うっすからね」

ナルト「それ!」

ヤマト「いつから忍びには料理が必須スキルになったんだろうか」

ヤマトがボヤきながら、この旅から逃亡したガイに対して恨みつらみを呪詛する

ガイ『もちろんいい……え? 船での移動だと!? 船に入って追走ではダメなのか!?……くそっ! カカシが呼んでいる。ヤマト! 俺は行くが任務を頼んだ!』

ガイは吐きそうな顔になりながら、逃げるようにヤマトから逃げたなんてこともあった

雲隠れ「そういえば言ってなかったんすけど、この海域にはやべえのが一体だけいるんすよね」

ヤマト「やばいのとは?」

雲隠れの男が説明している時、その後から巨大な吸盤のついた足が浮上してきた

ナルト/チョウズメ「イカ(食材)だァ!」

二人の料理忍者の前に巨大な食材がやってきた

普通に捕まって亀島で休暇中ですね
連絡を割と密に取っているのがこの世界の連合軍なので、速攻で見つかりました




ナルトによる仙法大玉螺旋連弾によってダメージを負ったイカは、チョウズメの氷遁によって冷凍保存されることになった

描写? 言葉通りである


ビー「俺のイカした登場は以下(いか)略ってか? ばかやろう!コノヤロウ!」

イカの冷凍保存が終わるとともに、牛顔にタコ足の巨大な化け物、八尾が尾獣化して現れた

フウ「……おお! あっし以外の尾獣化は初めて見たっすよ。挨拶するっすよ重明!」

重明『承知!』

フウ「尾獣化!」

フウはテンションが上がって尾獣化して八尾に突撃した

だが忘れていないだろうか?

元々人柱力とは平気であり、故にビーが攻撃をしてしまったのはしょうがないことだろう

そしてそれが遊びだと思ったフウが応戦してしまったのは仕方がない

チョウズメ「……ナルトの修行に来たの。尾獣化で戦いたいなら僕が相手になるから」

フウ「緊縛はやめるっすよ」

ビー「……痛えじゃねえか、馬鹿野郎コノヤロウ!」

あまり遊んでいる時間が無いので、少し待っても決着のつかなかった遊びの戦いにチョウズメは木龍の術と超部分倍加の術で無理やり終わらせた


尾獣化した二人の戦いが終わったことによって、ここにいるメンバーは亀島に上陸することが出来た

ちなみにナルトが誰かの予言か知らないが、行き先は楽園と言われていたらしいが、実際は死の森も真っ青な場所だった

もっと書きたいけど眠いのでこれまで


次回からやっと本格的に戦争編に入れる
そしてプロットとかもう完全に捨てた
イタチとかいう公式チートは殺さないと駄目ですね 十拳剣とかいうチョウズメ以上のチート

あと予告ですがBORUTO編はやらないです
戦争が無事終わればそのあとの日常を描写して終わる気です
飽きた訳では無い 私がBORUTOに興味がないだけです

これが終わったらシンフォギアかこのすばやるんだ……

ガンダムはガンダムのあの方がやって下さいますし?
書けるレベルがこの二つくらいなので


中忍から上忍には上忍の推薦と実績があればなれる
だけど下忍から中忍は中忍試験通らないといけませんからね
まじであのまま火影になったんですねナルト

木の葉最強のふたりがどちらも下忍(ナルトが下忍ならサスケもきっとそうかな?)とか笑えますね

すみません
飲みではなく色々ゴタゴタしているので更新を始めるとしても遅くから
下手したらこれ以降の宣言なしで今日の更新はないかもしれません

明日の夕方くらいからは確実にできます
家に帰ることが出来るので
今日は同じく不明です

更新出来なくてすみません

葬式などの手伝いを受けるんじゃなかった
土日の方が更新頻度が下がるとかわけわかめ

本日は多分気力的に無理

あらすじ
亀島に着く前のイカをナルトとチョウズメで倒して、冷凍保存
ビーが尾獣化して登場したのにイカは既に死んでいて、そのビーと遊ぶためかフウが尾獣化したがチョウズメが無理やりとめた


チョウズメとナルトが倒したイカは後で食べる分を残して、黄泉比良坂で氷の世界に穴を開けてそこに冷凍保存することになった

ナルトは初めてまじかで空間に穴を開けるというのを見たが、その氷の世界の冷蔵能力に驚いていた

亀島まで連れてきた雲の忍びは顔をひくつかせていたが……



モトイ「お、俺が今回の世話役のモトイだ。宿場に案内する、着いてきてくれ!」

ビー「……俺の登場奪うとかぜってえ許さねえぞばかやろう……」

ビーはイカに突撃という派手な登場を奪われ、尾獣化したフウとの遊び(戦い)を無理やり収められたせいで若干テンションが下がっていた

そんなビーをチラ見してから、モトイという男がチョウズメやフウ、ナルトとヤマト、あとは雲の人達を案内し始めた

ビー「ストップだアリクイちゃん!」

ナルト曰く楽園と言われていたこの亀島は確かに、動物達の楽園だった

様々な巨大な動物がひしめき合い、そのと頂点に位置しているのが八尾の人柱力キラービー

チョウズメ「猿山とこの島、どっちがトップになるのが難しいんだろう?」

ビー「猿山? お前もしかして猿猴王か?」

ビーがラップ調じゃない口調でチョウズメに話しかけてきた

チョウズメ「はい、猿猴王の猿魔から譲っていただきました」

ビー「それならあとでキングちゃん(ゴリラ)に挨拶してやれyoー。俺はキングちゃんから聞いたからな」

ビシッとどこかを指さしたあと、さっさとキラービーは歩き出した

チョウズメがキラービーと少し話していた間、ナルトはモトイからこの島こそ、ビーが尾獣の力をコントロールするために修行した地であることの説明をしていた



チョウズメたちは宿場につくと、ナルトとヤマトは一人部屋、チョウズメとフウは同じ部屋に案内された

どうやらこの2人が夫婦であることは綱手より伝わっていたようだ

綱手「いいか、チョウズメからフウを離そうとするなよ! いいか、絶対だからな!」

フウが暁の手に落ちる=チョウズメが闇落ちだと綱手は確信しているので、絶対にフウをチョウズメから離さないように綱手より厳命されていたりする



ナルトはチョウズメと友達
友達の奥さんでありフウとナルトは友達ではないけど話したりする仲
そしてナルトはフウが尾獣化できることを同中にて聞かされている

コンマ
下1
30以上のフウとチョウズメの元に尾獣のコントロールの指南の手伝いを依頼してくる

習得にブーストが掛からないだけですから



ナルトはチョウズメと友達だ

ナルト「だからこそ、俺はチョウズメには力を借りたくないってばよ!」

闘いで力を借りることだってあるだろうが、修行までも手伝ってもらうのはもうよそうとナルトは思った

結局サスケのこともチョウズメが解決してしまった

風遁修行の時のように、駄目だと思ったら聞きに行くことにして、ナルトはもう一人の尾獣をコントロールしている人柱力、ビーの元へと向かった


チョウズメ「……あれ?」

フウ「どうやら八尾の人、ビーっていう怪しい人の方に行ったっぽいっすね」

チョウズメ「みたいだね。でもあの人見た目だけ怪しいけどそこまでじゃないかな?」

フウ「無理っす。なんかすごい怪しいっすよあの人。きっといきなり」

何故かフウは先程から、ビーが苦手なのか、いつものようにフレンドリーにならず、1歩引いていた

チョウズメ「キングちゃんっていうゴリラに挨拶に行くけどフウも行く?」

フウ「久しぶりのチョウズメ独占っすからね。行く!」

チョウズメは猿魔を呼び出して、金剛如意になってもらい、仙人モードでの感知で敵の襲撃を警戒しつつ、そのゴリラに会いにいく

キングちゃん「グオオオオ!」

チョウズメ「こんにちは!」

キングちゃん「ウホッ、ウホウホ」

チョウズメ「はい、僕が猿魔を倒して猿猴王の名を継いだチョウズメです」

猿魔「そろそろまた奪い返すがな」

キングちゃん「ウホホホホ、ウホッウホウホ」

チョウズメ「勝負ですか? いいですけど、仙人モードは切りたくないんですよね。このままでもいい?」

キングちゃん「ウホッ!」

猿魔「当たり前だよな! 使わなかったら手加減になっちまう」


チョウズメたちはビーに言われたところに行くと、胸に傷のあるゴリラがいた

そのゴリラとチョウズメと猿魔は普通に話している

フウ「……いやいや、猿山で暮らしたけど、猿語は分からないっすから! もしかしてコントロールミスして、猿化してないっすよね!?」

フウも仙人モードになってみるが、やはりゴリラの言っていることはわからなかった

フウは溜息をつきながら、ゴリラとチョウズメの相撲取りを眺めていた


コンマ
下1
50が原作闇ナルトの闇の度合い
多ければ多いほど闇が深く、低ければ低いほど闇が弱い
ゾロ目は……

闇「俺はお前の大切な憎しみだ、闇の部分だ!」

ナルト「!?」

ナルトは真実の滝の前にある小島に座ると、滝から自分が出てきて、そんなことを言い出した

その闇のナルトは語る

自分は九尾に好かれていると

そしてナルトの思ってもいなかった部分をつく

闇「里のヤツら、今まで散々俺たちを除け者に来てきたくせに、お前が長門から里を守ったら英雄扱いだぞ? どれだけ手のひら返しをすれば気が済むんだ?」

ナルト「……そ、それは!」

闇「それにお前はなぜチョウズメやフウの元に行かなかった? 八尾よりも知り合いの方が親身になって教えてくれたはずだ。あの二人はそういう人間だろ?」

ナルト「チョウズメばかりに頼りたくないからってだけだ!」

闇ナルトはその言葉にニヤリと笑う

闇「誤魔化すなよ。俺はお前の憎しみであり闇だって言っただろ? お前はチョウズメが憎いんだ。俺たちとサスケの繋がり、サスケとの戦いを勝手に終わらせてしまった」

ナルト「別にそんなことは、」

闇「思っている。俺たちは仲間を守るため、そしてサスケを連れ戻すために強くなってきた。サスケを取り戻すためだ!」

闇のナルトは影分身を出して、螺旋丸を作り出す

闇「螺旋丸だってサスケに負けないため」

そこから闇のナルトは風遁螺旋手裏剣に派生させる

闇「これもサスケを止めるため!」

闇ナルトは自然チャクラを吸収させておいた影分身を解除して仙人モードになった

闇「仙人モードだってサスケを止めるためだったはずだ!それがどうだ? 兄弟子長門を止めて、サスケを捜索して帰ってきてみればサスケは木の葉に帰ってくる? 俺たちの大切な繋がりを奪ったのはチョウズメだ!」

ナルト「やめろ!」

闇「チョウズメは暁ですらイレギュラーだと言っていた。チョウズメというイレギュラーがいなければ、俺たちがサスケと本気で戦っていたはずなのに!」

ナルト「やめろって言ってんばってばよ!!」

ナルトは闇ナルトに大玉螺旋丸を当てようとするが、闇ナルトも大玉螺旋丸をぶつけてして相殺された


そしてナルトは闇ナルトとの戦いの場から弾き飛ばされた

ナルトは島の端のトゲトゲした岩の上に座っていた

モトイが両親が八尾に殺されていた話を聞き、出番欲しさに近くにいたビーと和解をしていた

その時ビーは言った

ビー「今のお前じゃまだ駄目だ。お前自身もその闇を分かってるってばよ? それを解消すれば俺様自らが出張ってやるぜ」

ビーと拳を合わせたナルトはこんな風に言われた


ナルト「俺は別に……チョウズメを憎んでなんて!」

そのあと、ナルトはなんども闇ナルトの対面し、対話し、対戦した

闇ナルト「今の俺たちなら分かるだろ? 昔のヒナタは俺たちを特別な意味で好いていてくれてた。アカデミーの頃のあのヒナタはおれたちを好きでいてくれてたってばよ。その思いが今は誰に向いてしまったかわかるよな?!」

闇ナルト「長門との戦いで俺たちは本来必要なかったかもな。長門とチョウズメが戦っていたって聞いたよな? チョウズメが戦えば勝つだろ?どうせ。氷遁に木遁に俺たち以上の仙人モードだもんな?」

闇ナルト「火影はどうやってなるか知ってるか? 火影が生きているのなら、現火影や大名、そして功績がものを言う! 綱手のばあちゃんはチョウズメを好んで実務に使ってるのは何故だかわかるか? 次期火影にするためだ! 俺たちはチョウズメがいる限り、火影にはなれない!」

ナルトは何度も否定するために声を張り上げた

だが闇のナルトはそれを言葉によってひねり潰し続けた


ナルト「……くそっ!」

ナルトは少しずつ闇に心を蝕まれ始めた


コンマ
下1
30以下でご招待されてしまう

九尾「……チッ」

九尾はナルトに更なる闇に近づけようとしたが、先日ミナトに再封印されたせいでまともにナルトに干渉できなかった




その日は進展がなく終わり、チョウズメはナルトにある場所に連れてこられた

チョウズメ「あの滝に入ればいいの?」

ナルト「俺が今やってる修行なんだけどさ、結構難しくってよ」

チョウズメ「なにか掴めたらアドバイス出来るかもしれないけど、なんも分からなかったからごめんね?」

ナルト「おう!」

ナルトは確かめることにした

闇ナルトは言う

もしチョウズメが居なければ自分がチョウズメの立場にいたであろうと

そしてチョウズメはなんともない風にこの試練を突破するであろうということも

だからこそ、チョウズメだって自分の闇と対面したらそんなに簡単に行かないとナルトは思いたく、チョウズメに来てもらった

フウはヤマトの隣でチョウズメを見ているが、真実の滝の話を聞いて、あまりチョウズメを行かせたくなかった
だって……

チョウズメ「あそこに座ればいいんだよね?」

ナルト「おう!」

チョウズメはナルトに言われたとおりにその場に座り、瞑想を始めた

闇チョウズメ「……」

チョウズメ「忍宗を使える僕が自分の闇を理解していないわけが無いだろ。僕は好きな人達を誰も殺させない。全てを理解しているのに今更出てきて何になるの?」

チョウズメの目の前に目が黒いチョウズメが現れたと思ったら、その場で煙のように消え去った

カグヤ「……」

チョウズメ「あなたはもう僕の一部です。あなたという人格はもう僕の中にいないはずだ」

チョウズメの前に次に現れたのはカグヤだったが、すぐに光となってチョウズメの中に消えていった

チョウジ「チョウズメ」

チョウズメ「もしチョウジと本当の意味で仲良く出来てなかったら、チョウジは僕の闇になったかもしれない。でも今では僕はチョウジと最後の一枚の焼肉を取り合って、殴り合いの喧嘩までできるくらい理解し合えている」

チョウジ「そうだね」

現れたチョウジは笑顔でチョウズメに手を振って、滝の中に消えていった

チョウザ「お前は生まれた時に殺しておけばよかったと思っている」

チョウズメ「自分で奥さんを愛し合う行為で孕ませて、産んでくれた子を自分の子供として認めないあなたの行動は決して理解できない。忍宗を使ったって、きっとそのことは理解できない。僕はもう父親だ。あなたのようにはならない。あなたのその考えだけは絶対に否定する!」

もしチョウズメが父親になっていなかったら、ここで涙を流したかもしれない

だがもうチョウズメは2児の父親になるのだ

認めて欲しかった父親に一生認めてもらえなくても、自分はそれでも構わない

その代わりに子供たちを守れるのならそんなこだわりはいらないと、チョウザの幻影を倍加の術の拳で吹き飛ばした




チョウズメはそのあとすぐに滝の前から立ち上がった

チョウズメ「ごめんねナルト。多分僕は特殊っぽいからアドバイス出来ないかも」

ナルト「そ、そうか! それじゃあ仕方ないってばよ!」

ナルトはその場で一気にチョウズメの元に駆け出し、チョウズメを思いっきり殴り飛ばした

その瞬間、ナルトとチョウズメは意識を失った

カグヤの侵食イベントは完全にクリアしている(00からのゾロ目)
チョウジとの関係は良好
チョウジとの関係が良好で、チョウズメが愛を理解し、父親になっているのでチョウザとの問題はクリア

そのためチョウズメの闇は好きな人達が殺されたら闇に落ちるだけなのでクリア

本来ならコンマ判定をするつもりだったのですが、既に全てをクリアしているのでそのまま進行しました

本来ならここでカグヤとの問題が表面化して悪化するはずだった

ナルトは座っていないので見えるはずのない闇ナルトが見えていた

闇ナルト「ほら言っただろ。すぐに立ち上がるって」

ナルト「……」

闇ナルト「次はサクラちゃんを取られて、カカシ先生も取られるんじゃないか?」

ナルト「黙ってろ……」

ナルトは闇ナルトを強く睨む

闇ナルト「イルカ先生だって、」

ナルトはイルカという言葉に反応して、一気に闇ナルトに駆け寄り、闇ナルトを殴り飛ばした

ナルト「黙ってろ!」

闇ナルトは殴られる瞬間、ニヤリと笑って、霧散した

ナルトに見えていた闇ナルトの場所にはちょうどチョウズメがいた

未だナルトを闇に引きずり込もうとしている九尾ですが、ナルトへの好感度はどのくらい?


コンマ
下1
50以上のみ適用で高ければ高いほど九尾はナルトを好いている
50はこの時点の原作くらいの好感度
ゾロ目で実は……

80以上の好感度イベント



九尾、正式名称は九喇嘛という

九喇嘛はナルトの人柱力になって一度だけ子供が自分のところに迷い込んできたことがあった

まだ忍宗の力が不安定で、ナルトが心を開いたタイミングで九喇嘛の場所に行ったチョウズメだ

その時にチョウズメは自分が人間に失望してしまったことを見事当てた

そして九喇嘛のことを怖くないとまで言った

そんな六道仙人のようなことをする子供と自分の宿主が友好を深めていたため、色々気になって見ていた


ナルトは闇に落ちたサスケを救うために、仲間を守るために身を粉にして強くなった

その過程を全て見ていた九尾は

九尾「少しだけだ……少しだけ認めてやる」

ネジとの戦いで、九尾は気まぐれにチャクラを貸し与えたりしていたこともあった

九尾はひどい境遇なナルトがそれでも這い上がる姿をずっと見てきた

口では食ってやろうか!などと言ったことがあったが、九尾は知らぬうちにナルトに惹かれていた


だからこそ、今回ナルトの闇を通して、限界までナルトを追い込むことにした

ナルトは自覚していない長門にナルト自身がなり得る可能性と向き合わせることにしたのだ

そして最後の闇の原因であるチョウズメをナルトと共にこの場に呼び出した

チョウズメとナルトは同時に気絶したが、九喇嘛の場所についたのはナルトの方が早かった

というよりも九喇嘛自身がチョウズメを最深部のこの場所によりもだいぶ手前に置いた訳だが

ナルト「なんか目つきが前よりも悪くないきがするってばよ」

九喇嘛「ナルトは目付きが悪くなったな」

ナルト「……」

ナルトは九尾の言葉に押し黙る

九喇嘛「この場所にチョウズメも呼んだ。もしあいつを殺したいのなら、俺が手伝ってやる」

ナルト「お前は黙ってろ」

九喇嘛「俺の力を制御しに来たんだろ? それなら結局はこの封印を外す。俺は機嫌がいい。お前が殺したいと思っているチョウズメを倒すのを手伝ってやる」

ナルト「……」

九喇嘛「お前は闇の一部を理解したようだが、まだ全てを受け入れたわけじゃない。俺がその部分を突かないで、力を貸してやると言っているんだ」

ナルト「……そんな力は、」

九喇嘛「今のお前ではチョウズメには勝てない。あいつは柱間のようなものだぞ……それともサスケの時のように全てを任せるか?」

ナルト「……!!」

ナルトは九尾が本当に騙し討ちをする気がないことが分かる

そしてナルトは冷静になろうとしたが、サスケのことを言われた瞬間、頭に血が登った


コンマ
下1
30以上でナルトは九尾を解放する(解放した方が良い方)

ナルトは光に導かれる虫の如く、九尾の言葉のとおりに腹を出し、封印を解除した

九喇嘛(孤独から救い、料理というナルトの得意分野を教えた存在。だがそれ故に、ナルトにとってサスケと同じくらい重要な人間を闇に唆されたからと言って俺を解放するか。まだやはり子供だな)

九喇嘛「ゴオオオオオオ! 俺のチャクラを貸してやる。チョウズメを殺すぞ!」

九喇嘛はこの戦いによって、この本気の戦いによって何かしらをナルトなら掴んでくれると信じて

そして六道仙人と同等であろうチョウズメならばナルトと自分が本気を出してもなんとかなると信じて

ナルトにチャクラを与えつつ、廊下の先のチョウズメに威嚇をした





チョウズメ本気スイッチ

コンマ
下1
50以上で初めからカグヤモード

えっと本日はここまでです
ゾロ目で終わるってほんと多い気がする


このあといくつかのコンマで低コンマが続いたらナルレボになるはずだった
そしてそれをサスケが止めることになっていた

この場面での最良の結果00を考えておきます

こりゃもう最初からクライマックスやね

ナルト「revolution!」
なら
チョウズメ「this way…」
な展開になりそう

戦争がまともに行えない可能性が出てきました


そして00の判定
コンマ
下1
80~  オワタ
50~79 六道仙人「は?」
20~49 六道仙人「なるほど」
~19  わかるってばよ

ちっおしいおしい

このイベントはフラグは後々に発動します

ゾロ目だったら無限月読と忍宗によるクアンタムバーストが起きていました

九喇嘛はチョウズメをナルトのこの精神世界の入口に出現させたと思っていた

だが実は別の精神世界に行っていたため遅れてしまった

カグヤ「主は……我か」

チョウズメ「またですか」

チョウズメは始球世界に酷似した場所でまたカグヤと……だがよく見ると角も生えておらず、敵意の一切ないカグヤの目の前にチョウズメは現れた

カグヤ「主が我を吸収しておることは目を合わせた時に理解した」

チョウズメ「……全然違いますね。なんか雰囲気からして」

カグヤ「わらわはわらわが愛した男の国を守るためにチャクラの実を食べる前のわらわだ」

チョウズメはカグヤの記憶を思い出す

いつか忘れる記憶は流石にまだ1ヶ月も経っていないため消えていない

その記憶には宇宙から来訪したカグヤがかぐや姫のおとぎ話のごとく、地上に舞い降り、そしておとぎ話のかぐや姫とは違い、地球の男を愛していたことを思い出す

その時に男に貫かれる感覚まで思い出し吐きそうになった

そしてカグヤは客観的に見ても、チャクラに精神を蝕まれ、おかしくなったことも思い出す

チョウズメ「まだ姫であった時のカグヤさんが一体何のようですか?」

カグヤはその言葉を聞くと、地面に跪き、頭を下げた

チョウズメ「ちょっと!」

カグヤ「わらわはお主の中に残った残留思念。だが、わらわの本体、魂の大半は月に封じ込まれておる。どうか、わらわを完全に消滅させてもらえないでしょうか」

カグヤはこうべを垂れた

カグヤは語る

国を守るために力をつけたのに、その力で国を滅ぼし、自らが神のごとく振舞ってしまったことを

たまたま封印されずに漂っていた魂の一部がチョウズメの魂と共鳴し、チョウズメの魂を喰らい、もう一人のカグヤが出来たがったこと

そしてチョウズメが狂ったカグヤの部分だけを吸収し、この姫であった頃のカグヤはまだ吸収されきっていなかったこと

カグヤがこのまま復活してしまったら、きっと世界に迷惑をかけること

自分が愛した世界をまた破滅に導いてしまうと


チョウズメ「僕はカグヤを復活させようとはしません。ですが出てきてしまったら、カグヤさんの願いのとおりにすることを約束します。あなたのおかげで、僕はみんなを守る力を得られたので」

カグヤ「……ありがとう」

カグヤは少しの間頭を地面につけたまま黙りこくり、チョウズメに微笑みながら、光となってチョウズメの中に消えていった

チョウズメ「……成り方がわかる」

最もチャクラの実に近いチャクラを身に纏う形態、カグヤモードをチョウズメは自らの意思で発動できるようになっていた



「ゴオオオオオオ!」

チョウズメはモードになったり解除したりをしていると、本来ならば目覚めたであろう世界から声、九尾の手を貸せという強い意志の篭った雄叫びが聞こえた

チョウズメ「ナルトは隠しているみたいだけど、あんなに辛そうな顔をしていたし、その原因を探るために忍宗を使ったからわかる。ナルトは僕を恨んでいるって。でも今更サスケを闇落ちさせることだって、ヒナタを譲ることだって出来ない。本気でぶつかろう」

チョウズメは空間に穴を開けて、九尾の声が聞こえた場所に飛んだ

オビト:\(^o^)/
マダラ:/(^o^)\
カブト:orz
なかんじ?

ナルト「おお、この力なら!」

ナルトは九喇嘛より授けられた尾獣チャクラによって、九喇嘛モードになっていた

まだ九喇嘛の名前を知らないので、九尾モードとでも言うべきか

本来ならオレンジ色のチャクラの衣を纏うはずのナルトだが、その衣は黒ずんでいた

九喇嘛(やはりまだ闇を克服しきれていない状態でそれをやると、俺の消しきれていない憎悪が侵食するか)

だがその黒ずみにナルトは気が付かない

ナルトの後ろに九喇嘛が着地し、いつでも動けるようにチャクラを練り上げていると、それが現れた

真っ白な月の光を直視しているかのような幻想的な光に包まれているそれ

額には輪廻写輪眼、片目は白眼

髪が伸びて真っ白な髪になり、頭には日本の角が生えたそれ

九喇嘛「今ならわかるぞ! 俺はやはり合っていた。貴様は大筒木カグヤのチャクラを得ているな!」

九喇嘛の言葉にチョウズメはゆっくりと頷く

求道球がないから飛べないはずのチョウズメだが、オオノキに教えて貰った加重や軽重の術によって、既に飛べるようになっていた

オビトはそんな感じですね
ほか二人はどうでしょう

誤字ですね
✕ 日本の角
○ 二本の角

チョウズメ「はい。先程完全に掌握しました。ナルト、僕を殺したいの?」

ナルト「……俺はお前を倒す!」

チョウズメ「僕はサスケの代わりにもなれないし、ヒナタを譲る気もないし、火影だってやる気はないよ? 綱手さんの手伝いをしていたのは、危険がない割にお金が貰えたからだし」

ナルト「九尾! 多重影分身の術!」

ナルトの目が獣の、九尾チャクラを無理やり行使した時のあの目に代わり、九尾に指示を出しながら、辺り一帯に影分身を出現させた

九喇嘛はとりあえず本気で戦わなければナルトには響かないので、初手から尾獣玉をレーザーを撃つためにチャクラを口の前で球体にし始めた


そしてチョウズメは本気で戦うことこそナルトの為になると思い、本気で戦ってしまう

チョウズメ「超部分倍加の術からの八十神空撃」

言葉すら発さずに黄泉比良坂で上空に転移した

手のひらを超巨大化させて、普通の手の大きさで完全須佐能乎すら壊すことの出来るチャクラの拳撃を放った

そこからは酷かった

氷遁と木遁を同時に使った血継淘汰のような土、水、風による術、氷樹を駆使して、氷樹海降誕などでフィールドを作り、ナルトをボコる

雷遁以外の基本属性で龍を作り、氷遁や木遁でも龍を作って九喇嘛を攻撃しながら、チョウズメ自身も倍加で九喇嘛を殴る

ナルトが何とか仙人モードになって仙法風遁螺旋手裏剣を放つも、輪廻眼の餓鬼道でチャクラを吸収し、天道で吹き飛ばされる

無限月読が使えるカグヤの写輪眼は当然月読であり、九喇嘛とナルトを同時に月読に嵌めて、イタチにやられた修行という名の半殺しを【手加減して】再現する


ナルト「くっそ! 九喇嘛!」

九喇嘛「次は俺が補助をする。尾獣チャクラを纏いながら蛙組手でボコれ!」

二人は何度も殺されかけ、その度に立ち上がり、共に強大な敵(チョウズメ)に立ち向かった

そうしていると、いつの間にかナルトは九尾の真名を教えて貰っていた

戦いの中で生まれる友情とでも言うかのように、二人は戦えば戦うほど仲を深めていく

そしてナルトは純粋にチョウズメを倒したいという思いのみで戦い続けているためか、チョウズメへの恨みも忘れている

故に九喇嘛モードの憎悪による黒ずみも消えていた



チョウズメ(いつまで続ければいいの……)

ボコリ続けている側のチョウズメはもう精神的に疲れていた

チョウズメは今持てる全ての力を使って、二人をボコボコにし続けた

ナルト「……もう、動けねえ……てば、よぉ」

九喇嘛「木遁でチャクラを吸われるのが辛すぎる……」

ナルトと九喇嘛は二人並んで地面にぶっ倒れていた

チョウズメ「……やっと、倒れてくれた」

マダラに殺されかけていた時とは違い、やり過ぎて二人を殺してしまうと、どうなるのか分からないので上手く殺さないようにするのに物凄くチョウズメは神経を使った

チョウズメはナルトと対話をするために、ナルトの近くに歩いていく



その時、ナルトの体からいくつもの鎖が現れ、チョウズメの元に向かってきた

チョウズメ「その程度……」

チョウズメはすぐに迎撃しようとしたが、その鎖のチャクラから感じる想いを感知した

ナルトを守る暖かい想い

迎撃の手を止め、そのまま鎖にぐるぐる巻きにされた

それなのに

クシナ「うちの息子を虐めてるんじゃないってばね!」

チョウズメ「な、ぐへっ!」

いきなり現れた綺麗な赤髪の女性にチョウズメは顔面を思いっきりぶん殴られ、ぐるぐる巻きの状態で吹き飛ばされた

母の愛はつよし!

チョウズメは現れた女性が誰なのか一言でわかった

てばねの赤髪の女性とだってばよのオレンジのナルト

チョウズメはぐるぐる巻きのまま抵抗せず、逆にチャクラでのみ存在しているであろう人の生存時間を少しでも上げるために鎖経由でチャクラを譲渡していく

チョウズメの今扱っているチャクラはチャクラの実の元のチャクラなので拒絶もされないだろう

ナルト「……てばね?」

クシナ「あなたと同じ生まれつきの口癖ね。興奮しちゃうと出ちゃうのよ」

ナルト「……」

クシナ「さっきから出られるタイミングを伺っていたから見てたけど、ナルトもだってばよなんていう口癖が出ちゃってるわね。まあ私との繋がりだと思えばいいのかな?」

ナルトは無言でクシナにダイビングして抱きつく

ナルト「ずっと、ずっと会いたかったってばよ母ちゃん」

クシナ「私もよ、ナルト」

ナルトから出ていた鎖はクシナの足元からいつの間にか伸びている

チョウズメはぐるぐる巻きで動けない

ナルトは泣きながらクシナに抱きついている

そして九喇嘛は

九喇嘛「……」

気まずそうにそっぽを向いていた

それから二人は隣合って座りながら、話し始めた

クシナがこの場に現れたのは九尾チャクラをコントロールする時に手助けになるために、封印に組み込まれたこと

クシナ「まあ、ナルトが自力で九尾、九喇嘛だっけ? と仲良くしてて、友達にボコボコにされてるのは流石に笑ったってばね」

ナルトは以前同じような精神世界であったミナトとの馴れ初めをねだった

その他にもナルトが今まで行ってきたことやその他様々な話を時間をかけてゆっくりと話していく

本来ならクシナはそんなに居られないのだが、チョウズメのカグヤのチャクラと九喇嘛の九尾チャクラのおかげで存在する分以上のチャクラを賄えている


クシナ「料理のできる男はいいわね。ミナトはそこら辺てんでダメだったから、いい夫になるわよ」

ナルト「へへっ、そうだよな、そうだよな!」 

クシナ「そうそう。あっ、ちょっと立ちなさいな」

ナルト「なんだってばよ?」

ナルトは笑顔でその場から立ち上がる

同じく立ち上がったクシナは手のひらに力を込める

ナルト「……え?」

クシナ「親友を殺そうとしてんじゃないってばね!!」

ナルト「ぐへっ!!」

ナルトはクシナに頭を叩かれて、そのままチョウズメの近くまで吹き飛んだ

クシナ「君がナルトの話に出てきたチョウズメだってわかるわ。私がここにいるためにチャクラをくれてるのもありがとう。でもね、限度ってものがあるってばね! なんで月読までやるのか! そこまではいらないってわかるわよね?」

チョウズメ「……はい。でも」

クシナ「でももクソもない!」

チョウズメ「えぇ……」

本気を出さないと二人をここまで追い込むことが出来なかったのにこの言い分である

クシナ「それにナルトもそう! なーに親友を殺そうとしてるの! いい? ヒナタって子は多分ナルトの事が好きだった。でもそれに気が付かずにナルトはいたずら坊主をしてたんでしょうが! そこで彼は努力して手に入れたの! あんたがいたずらをしている間に!」

ナルト「で、でもさ」

クシナ「でももクソもない!」

ナルト「痛ってか……へへっ」

言いたいことが沢山あったが、クシナの弱めのお仕置きの拳を受けて、母親のお仕置きの拳を初めて受け、少しだけナルトは嬉しくなっている

クシナ「そして九喇嘛! あんたはナルトを既に認めているのに、なんでこんな戦いをする前から話しかけないの! 昔からそうじゃない! ムスッとしてそれがかっこいいとでも思ってるの!?」

九喇嘛「別にそんなわけじゃ」

クシナ「言い訳はいい!」

九喇嘛「……はぁ」

九喇嘛は口ではこの女性に勝てないと理解し、深くため息をつく

母は本当につよし!

クシナ「ナルトはもうしょうがなかったって割り切れたわよね? この戦いのあいだに」

ナルト「……多分」

クシナ「なら謝りなさい。殺そうとしてごめんなさいって! チョウズメもそうよ!」

チョウズメ「……本気でボコボコにしてごめんなさい?」

ナルト「殺そうとしてごめんってばよ」

クシナは鎖を消してから、ナルトをチョウズメの前に押し出す

そして二人は握手をして互いに謝りあった

チョウズメは頭を傾げながら、ナルトは母親に怒られるという初めてのことに少しだけ頬を緩ませながら

クシナ「……そして私もごめんね九喇嘛。私はアンタのことを腫れ物みたいに扱ってたわ。ナルトみたいに力を合わせることも出来たはずなのに」

九喇嘛「……あの時の俺は荒んでいた。俺もその」

九喇嘛は言いよどむ

クシナ「……その?」

ナルト「その?」

九喇嘛「……くっ! すまなかった」

九喇嘛はそれだけ言うと、明後日の方を向いてしまった

九尾はワシだった気がする
ままええよね?



クシナはそのあと、16年前の真実を話した

だがその話をもっと詳しく知っているチョウズメが補足をした

ナルト「母ちゃんや父ちゃんを殺したのは……」

クシナ「そう。だけど駄目よ。憎しみだけで戦っちゃ。多少キレたっていい。ぶっ殺したくなってもいい。だけどそれだけの為に戦わないで」

ナルト「……母ちゃん、物騒だってばよ」

クシナ「そうかしら?」

チョウズメ「はい」


そのあとチョウズメはクシナに鎖を出させて、チャクラを補充しながら、九喇嘛の元に行き、二人と離れた

九喇嘛「親子二人の時間を作るためか」

チョウズメ「そう。両親が愛してくれているってやっぱりいい事だよね。僕も頑張んないと」

九喇嘛「クシナは当分ナルトの中にいるだろう。俺がクシナを生存に必要なチャクラを譲渡し続ける」

チョウズメ「罪滅ぼし?」

九喇嘛「ナルトに好かれるための小細工だな」

九喇嘛は笑いながらそう呟いた

九喇嘛「……おい、そろそろ外の奴らが心配してお前らを無理やり起こそうとしているぞ。クシナとは当分会えるようにしてやるから、とりあえずお前らは体に戻れ」

チョウズメ「ナルト、また後でね」

ナルト「ごめん……違うな、ありがとうだってばよ! チョウズメ!」

チョウズメ「うん、僕こそありがとう」

ナルトは母親と再開するきっかけを得れたことに対して

チョウズメはカグヤモードを完全会得したことに対してお礼を言った

そしてチョウズメは一足先にこの精神世界からおさらばした

文書書く時はら抜き気をつけてるから許してくだせえ
指摘あざっす 気をつけるわ
てかその友達はワードとかの校正を使わなかったのかね





ナルトとチョウズメが真に友好を深め、ナルト自身は九喇嘛モードを完全に会得した頃


忍連合軍本部では我愛羅が演説をしていた

他里同士で争う忍びたちを結束させるべく、我愛羅は覚悟を謳う

敵がここにはおらず、暁に傷つけられた者は皆ここにいると

この戦いが終わっても砂が許せないなら自分の、我愛羅の首をはねろと

そして自分の若さを詫び、それでも力を貸してほしいと

我愛羅「同意するものは俺に続け!」

オオオオオオオオオ!!

同意の雄叫びが響く中、戦いが突如始まった

マダラ「天碍震星(てんがいしんせい)」

忍び連合の全ての軍がその場に集い、そして喝采をあげている中、成層圏から巨大な隕石が墜落してくる

時間は少し巻き戻る

カブトと手を組むことをほぼ強制されたオビトだった

そのカブトはチョウズメを軽視しているのか、穢土転生の強いヤツらをぶつければ倒せると思っているようだった

オビト(柱間であるあいつがその程度で勝てるわけがない!)

オビトは色々と余念なく調べていた

一尾の人柱力と七尾の人柱力と八尾の人柱力は完全にコントロールができるらしい

そんな奴らがいるのだからナルトもすぐに会得できる可能性が高い

これだけで尾獣が四体敵になったようなものだ

だが調べてみると、ナルト(九尾)とチョウズメとフウ(七尾)は木の葉から出ていったのをゼツが見ていた

尾獣を抑えられるであろうチョウズメに人柱力が二体がどこかの秘境に行くのだ

ゼツが追えば仙人モードに感知される可能性があったのですぐに引かせた



そして忍連合軍とはたしかに巨大な軍事力だ

だがあまりにも数が多すぎるが故に、本部の場所やその他様々な情報を手に入れられる

そしてオビトは覚悟を決めた

オビト(俺がマダラでは無いことはチョウズメ経由で知られているはずだ。それならば、敵が集まっている時に最大火力をぶつける!)

オビトがマダラではないと知られていなければ、マダラを出すことに消極的だっただろう

だがオビトがマダラではないと理解されているのであれば、チョウズメたちがいないうちに敵を減らそうと、マダラを初手から利用する案をカブトに提案していた

オオノキ「見捨てるなんて選択んしたら、きっとあの子に嫌われてしまうじゃけぇ」

我愛羅「守鶴!」

守鶴『全力を出すぞ!』

エー「ええい、ワシは巨大質量に対する術など持ってらんわ! 連合軍の皆の者! 慌てるな! オオノキのジジイや風影がやってくれるわ! お前らは粉砕されるであろう落ちてくる岩の対処の準備をせよ!」

綱手「カツユ、やるぞ!」

カツユ「はい」

メイ「私の術で、本部の索敵部門などの重要な場所の補強をしてきます」

オオノキはその場から飛び出し、落下してくる隕石を受け止めようと、土遁超軽重岩の術を発動する

我愛羅は守鶴にも手伝ってもらって、改めて持ち込んでおいた、本部の周りの砂を全て動かして、忍びを守るために砂の屋根を作る

エーは自分では役に立たないことをすぐに見抜き、忍びたちへと指示を出す

メイも同じく自分のやれることをやる

綱手は仙人モードになり、怪力のブーストさせて、我愛羅の作る足場を飛んでいく


1個目の隕石はオオノキが受け止め、綱手が本気でぶん殴り壊した

マダラ「だが二つ目はどうかな?」

その隕石の上から更に隕石をマダラは降らせた

我愛羅「やるぞ守鶴」

守鶴『狙われている状態でやるべきではないんだがな』

我愛羅「尾獣化!」

そして二つ目の隕石は我愛羅が守鶴に尾獣化して、無理やり受け止めた

だが、更にその上にはある存在がスタンバっている

長門「すまない避けてくれ! 神羅天征!!」

誰にも聞こえていないが、それでもできるだけ声を張り上げて、長門は避難を呼びかけた

そして操られるまま木の葉を潰した時と同等の神羅天征を解き放った



コンマ
下1
コンマが低いほど忍連合軍の被害は大きい
10以下だと木の葉のチョウズメの仲のいい人が死んだ

コンマ
下2
生き延びた天使の放浪
30以上であの女性は戦いに赴く

コンマ
下3
月をも超える愛の少女は愛故にここにいた
70以上でその少女はここにいて、被害を20コンマ分減らす

ゾロ目の判定

コンマ
下1
67~  バグ忍者が何故かいた
34~66 オオノキ、我愛羅、綱手、その他忍びによって被害を食い止めた(オオノキ、我愛羅、守鶴、綱手が少し負傷)
~33  綱手様、チョウズメとヤってから強すぎ(綱手負傷するが、軍はほとんど死者なし)

ま た ぞ ろ 目 か

更に発展

チョウズメ参戦確定
コンマ
下1

67~  下+大蛇丸様サイコー
34~66 下+小南は準備万端で長門を完璧に封殺する
~33 このタイミングの少し前にイタチ達がカブトと戦っていた+サスケはこちらに来ていた

マダラポイッでもいいですけどお話的に
「……えぇ」
になるので流石にね?

99だったらもう話が終わってました

コンマ神「もう少し遊べるドン!」

天使の放浪



長門は神羅天征を使ったあと、敵に追い打ちをかけるように無理やり命令をされているため、追い打ちに行こうした

だが

長門「……紙飛行機!」

長門の目の前を横切った紙飛行機

その意味を正しく理解した長門は、紙飛行機をこちらに寄越した女性を敵として認識して、その女性に追い打ちをかけると体に思い込ませて、そちらへと向かった



長門が向かった場所は少し小高い丘の上だった

そしてそこには

小南「久しぶりね長門。髪の毛の色が戻っているわ」

長門「……ああ、久しぶりだ。でも逃げてくれ。俺は小南と話がしたかったが、今の俺は操られている」

長門は小南を殺すために動き出しそうな体を必死に抑え込む

マダラや本部を囲むようにして配置している穢土転生たちがいるため、カブトはそこまで長門にリソースを傾けていないため、抵抗ができている

小南「知ってるわ。イタチに全てを聞いた。そして今の長門は全力で輪廻眼を使えるってことも」

小南は始球世界で看病を受けていた時、イタチの予想を聞いていた

穢土転生で長門が使われるのなら、自分が止めなければならないと思い、綱手……忍びが連合軍に頼んでいくつものあるポイントを作ってもらっていた

長門「なら!」

小南「何のために私がここにあなたを呼んだのか……わかる?」

小南が足で地面を蹴ると、長門と小南が立っていた小山が一気に解け、大量の紙に変化する

その紙の山の中に長門は落ちていく

小南「長門の足が治っていても、天道を使えない今なら、修羅道も地獄道も畜生道も人間道も餓鬼道も無意味」

畜生道ならば口寄せを召喚できるが、既に長門は小南の紙に体を拘束されている

チャクラを使わないギミックによって、どんどん長門の体に髪が集まっていく

ある程度長門が紙に覆われると、外側の紙をチャクラで操作して長門の封印をさらに強める

大量の紙が長門の体を一度壊し、塵が集まり再生する隙間に紙が入り込む

紙一枚一枚が封印を施すための術式が書いてある

長門「……そうか。他でもない小南に止めてもらえたのは嬉しいよ」

小南「ええ、私も私自身が止められたのは嬉しいわ」

紙の使徒を発動し、紙の翼で紙の山に拘束されている長門を見下ろしながらそう答えた

その見下ろす瞳は悲しげな目をしていて、涙がとめどなく溢れてくる

長門「泣くなって。俺と弥彦は先に行って、小南のことを待ってる……俺は地獄行きかもしれないがな」

小南「それなら私も弥彦も地獄に迎えに行くわ」

長門「それなら閻魔様を輪廻眼で説得して、みんなで天国に行かないとな」

小南「そうよ。おやすみ長門」

長門「おやすみ小南……」

長門は小南と連合軍の事前準備によって、穢土転生での役目をすぐに終わらせた

ハナビはこっそり連合軍に参加していた

本来ならまだアカデミーを卒業していないハナビが来れるわけがない

だが自分たちだけが安全な場所で、チョウズメが全てをやってくれるなんていう甘えたことをしたくなかった

それにチョウズメはこの連合軍の本隊にはいない

もしそのいない時に本隊が襲われ、チョウズメの友達が死んでしまったら、きっとチョウズメは変わってしまう

ハナビはそう確信していたので、今まで使ってこなかった瞳を使って、皆を守る手助けをすることにした

ハナビ「……お父様が昔に言っていた。日向の天忍が使っていた白眼の更に上をの瞳術があるって。多分これがそれ、転生眼」

本来ならその瞳は白眼が最終的にたどり着く、写輪眼でいう輪廻眼のようなもの

その条件は既に失伝しているが、無限の愛を手に入れた時という伝承が残っているとかいないとか


ハナビの両目は煌めきがかかった水色の瞳に万華鏡写輪眼を思わせる模様ができ、中央に瞳孔を思わせる黒い点が浮かんでいた

五影たちは大いに努力し、二つの隕石を退けた

だが、長門の神羅転征までは対応出来なかった

長門の発動したその衝撃波が連合軍を消し飛ばそうとした時、ハナビは空に飛び上がり術を使った

ハナビ「銀輪転生爆!」


ハナビは転生眼を手に入れてから、脳裏に浮かんでいた二つの術のうちひとつを解放する

それは巨大な、とても巨大な竜巻を発生させる術

空気のない空間であっても強制的に風が発生し、九喇嘛モードのナルトすらも退ける圧倒的破壊力の暴風を天道の斥力にぶつけることによって、ほぼ無効化した

マダラ「はははは、まさかあの術の二連に神羅転征すら退けるか。それにその目、もしや転生眼か? いいだろう、その目も頂いてやろう」

チョウズメ「は?」

マダラ「なんだお前」

チョウズメ「吹き飛べ!」

マダラは特殊な瞳術ならば収集しておいた方がいいと思い、ハナビに近づこうとした

だがいつの間にか隣にいた、白いチャクラを纏うチョウズメにぶん殴られていた

話の整理をしないと大変なことになるので本日はここまでです

長門消化
戦場不意打ち対応消化
次はカブト(大蛇丸様サイコー)の描写からですね

そしてまだ亀島の00の処理が終わっていないという ハバネロさんが色々やったのはゾロ目効果でコンマで選ばれた
六道仙人「なるほど」
がまだです

カブトは暁の持ち物ではない秘密基地で穢土転生を操作していた

カブト「……長門が速攻でやられちゃうなんて、暁の表のリーダーもこの程度ですか」

大蛇丸「そんなこと言うのはやめなさい。あなたが言うには、相手は長門のスペックを完全に理解して、封殺できる準備をしていたのでしょう?」

カブト「……そうですね。運が悪かったということにしましょう。それにしても驚きだ。マダラの奇襲でほとんど被害が出ないなんて」

大蛇丸「連合軍は伊達ではないということかしら」

カブト「でも僕が特別に手を加えたマダラ、そして連合軍を囲うように配置している穢土転生たちには勝てない」

大蛇丸は現在、自分の求めていた不死の存在になっている

穢土転生体で他とは違い、完全に意識もあるし自由意志もある

ただカブトに危害を加えないこと、カブトの邪魔をしないこと、そして穢土転生の逆口寄せをしないこと

それだけの命令しか受けていない

カブトはまだまだ大蛇丸を超えたとは思っていない

故に大蛇丸の全てを吸収するために、側につけて補助をしてもらっている

昔の大蛇丸とカブトの逆のたちばになっているかんじだ

カブト「……大蛇丸様」

大蛇丸「来たのね」

カブトは側に置いている感知系の穢土転生体が外に敵が来たことを伝える

それと共に入口を警備させていた穢土転生がいきなり消滅した

鬼鮫「尽きることの無いチャクラですか。鮫肌は不味いから食べたくない様ですが」

イタチ「だから俺がやると言っている」

鬼鮫「弟さんがいないのですから、別にかっこつけなくていいじゃないですか」

既に限界まで大きくなっている鮫肌を担ぐ鬼鮫と、完全体須佐能乎を展開しているイタチが現れた

イタチ「久しぶりです大蛇丸」

大蛇丸「聞いたわ。あなたはダンゾウのせいであんな事をしたのだって。それでわかったわ、あなたは同類ではなかった……いえ、昔の私は同類ではなかったわ」

大蛇丸は昔、イタチが暁に入ってきた時に同類だと言った

だがイタチは同類などではなくヒルゼン側の人間だったのだと思い直していた

そして大蛇丸自身は……

鬼鮫「とうとう本物の不死身になった気分は如何ですか?」

大蛇丸「悪くないわよ。無茶な術の実験もそうだし、チャクラが尽きないのはいい事だわ」

鬼鮫は頬を釣り上げ、鮫肌を向けながら大蛇丸に問いかけた

カブト「……僕を無視しないでくれないかな? 大蛇丸様も」

大蛇丸「あらごめんなさい」

カブトはメガネをくいっとしてから話し始める

カブト「君たちは僕を追い詰めたと思っているだろう。だが違う。僕が君たちを追い詰めたんだ」

みたらしあんこたちが少し前から監視していたのは分かっていた

カブトは大蛇丸の生きていた時のチャクラが欲しかったので、みたらしあんこを捉えようとしたら、その度に下がられていた

きっと自分たちを襲撃する戦力を待っているのだろうと思い、あえて泳がせていた

鬼鮫「大蛇丸の真似事をするだけのメガネ君と、イタチさんに全く適わなかった大蛇丸で何をするのですか?」

カブト「こうするんだよ」

カブトは穢土転生の口寄せをした

すると

二尾、三尾、四尾、五尾、六尾

目立つ忍びはその五人、人柱力五体がその場に現れた

他にも主に雲の雷遁系の忍びと霧や木の葉の水遁系の忍びも呼び出された

カブト「君たちが襲撃してくる可能性も僕は考慮していた。だから君たちの得意な属性のメタ、それに人柱力を僕は手元に置いていたんだよ」

イタチ「……戦争にその戦力を投じるべきだ」

カブト「そちらは問題ないですよ。どうせマダラとそれ以外の全ての戦力は向こうなんですから。君たちが自由戦力として動くことは想定できたけど、うまくハマったよ」

カブトが得意げに話しているのを、大蛇丸は声を出さずにため息をつく

鬼鮫「久しぶりに削りがいのありそうな戦いが出来そうですねぇ。イタチさんはどうします?」

イタチ「即ケリをつけて、サスケやチョウズメくんたちのいる戦場に戻るぞ」

鬼鮫「……あなたのあの剣は強力ですからね」

鬼鮫はぶっちゃけチョウズメに援軍はいるの?と言いたかったが、それを言うとイタチが起こるので言わなかった

カブト「はははは。君たちを倒して、僕が大蛇丸様を超える第一歩の証明にしてあげるよ」

外見が大蛇丸によってしまっているカブトだったが、その感情はたしかにカブトのものであり、カブトの願った願いだ


大蛇丸「……」




コンマ下1
サスケェ!に対する大蛇丸の感情
最低保証60でそれ以上で原作以上の愛がある

コンマ下2
チョウズメへの想い
90~  抱きしめたいなガン、チョウズメ!
60~  ええやん(サスケのコンマを上回るとサスケと同等に逆に何故か好かれる)
34~59 憎いけどその才能を育てたい
11~33 サスケが止めないと殺す
~10  サスケが止めても殺す

大蛇丸は天然()で木遁を習得し、ヒルゼンのような戦い方ができ、氷遁を使い、陽遁の倍加を使いこなし、仙術も使えるチョウズメに興味津々のようです


大蛇丸のアジトできっとサスケがチョウズメの事を得意げに話していたのかも知れません

うちはが興味のあるもの、好きなものを語るってきっと大蛇丸も凄く疲れながら聞いていた可能性

三人とカブトに従う穢土転生が臨戦態勢に入る中、大蛇丸は平然とその間を横切り、カブトの元にいく

カブト「……大蛇丸様もお願いします」

大蛇丸「大体わかったからもういいわ」

カブト「何がですか?」

大蛇丸「あなたならきっと私とは違う視点で、より高みへと歩んでくれるかもしれないと思っていたわ。でもやはりあなたは私を追いかけるだけの子供だったようね」

いきなり大蛇丸が自分に説教のようなものを始めたので、訝しげな顔でカブトは大蛇丸を見る

カブト「僕は既に大蛇丸様を超えつつあります」

大蛇丸「そうかしら?」



大蛇丸がそう口にすると、いつの間にかカブトは大蛇丸が転生を行う異世界にいて、カブトの体は顔以外肉で拘束されていた

カブト「……!? な、なぜ! 大蛇丸様は僕には逆らえないはず!」

大蛇丸「私の術をちょっと改良した程度で、今の穢土転生をほぼ作り上げた私を完全にコントロールできると本当に思っていたの?」

カブトの目には、大蛇丸が昔の人間だったころの大蛇丸、自分が一度も勝ったことのない大蛇丸が見える

実際は穢土転生体でそこにいるのだが、もうカブトは正常な判断ができない

カブト「……僕は大蛇丸様が扱えなかった仙術まで手に入れたんですよ!」

大蛇丸「そう、その点だけは私よりも優秀だったわね。でも蛇化が進んでいるところを見ると、完全なコントロールは出来なかったようだけど」

大蛇丸は顔だけしか露出していないカブトの頬を撫でる

大蛇丸「私は昔、自らが風車を回したいと思った時があったわ。でもね、あなたを見て、サスケくんを育てて、自分の理解できない速度で成長する存在、バグを知って、私はそれらを見守りたいと思うようになったのよ」

カブト「……それではただの停滞ですよ大蛇丸様!」

大蛇丸様「その時はその停滞で風車が止まってしまうかもしれない。でもね、風がそれ以降吹かないことなんてないのよ。きっと誰かがまた風を生み出すの。私はそれを見ていたい」

大蛇丸がカブトの頬に触れると、少しずつその部分から大蛇丸はカブトの中に入っていく

ちょうど蛇化していて、大蛇丸に侵食されている部分を大蛇丸は触れている

カブト「やめてください! 僕なら自ら風を起こし続けることだってできる!」

大蛇丸「大丈夫。あなたは私と共に生き続ける。前の三人とは違って、あなたの意識はちゃんと私と共に生き続けるわ」

カブト「いやだ! やめて!」

大蛇丸「一先ず寝ていなさい」

大蛇丸が完全にカブトの内部に入り込むと、カブトの意識はそのまま落ちていった

イタチ「……何が起きている?」

鬼鮫「蛇がまた面倒なことをしたのは分かりますよ」

大蛇丸がいきなりカブトに近づき、大蛇丸の手がカブトに触れると、2人は動きを止めた

そしてすぐに穢土転生だった大蛇丸は崩れ落ちた

カブト?「ふう、魂や精神で相手の身体を乗っ取ることができることは知っていたけど、初めてのことだとやはり緊張するわね」

鬼鮫「……蛇ですか」

カブト(in大蛇丸)「そうよ。三忍の一人、大蛇丸よ」

イタチ「穢土転生はよっぽどの事がない限り、術者に何も出来ないと聞いていたが」

大蛇丸「扉間の穢土転生の術を改良して、ここまで使いやすくしたのは私よ? 普通は意味の無い術の隙間を作っておいて、いくらでも乗っ取れるようするのなんて基本でしょ? バックドアを仕掛けておいたのよ」

大蛇丸がカブトの体で、あのオネエ言葉で話している

大蛇丸は話しながら、仙術チャクラがどういうものなのかを理解し、それをうまく抑え込む

するとカブトの体にあった蛇の鱗などの制御ができていなかったが故に出ていた症状が綺麗になくなった

大蛇丸の細胞を取り込んでいたので正しくウロボロスみたいに自らの体の末端(カブト)から飲み込んだ感じ




鬼鮫「それであなたは何をするのですか? 我々と戦うと?」

大蛇丸「鬼鮫は昔から野蛮ね。私はもう悪巧みとかそういうのはやめたのよ。ただ成長していく若い子たちを見守りたいのよ」

その言葉にいち早く反応したのはやはりイタチだった

イタチ「サスケか」

大蛇丸「サスケくんもそうだし、昔は殺したいほど恨んでいたチョウズメくんもそうよ」

鬼鮫(……うちはだけじゃなく、この蛇にまで絡まれるのですか。大変ですねぇ)

鬼鮫は苦笑いしながら、チョウズメの胃の心配をしようとしたが、チョウズメは精神がおかしいのを思い出した

大蛇丸「とりあえず子・丑・申・寅・辰・亥、穢土転生 解! これで少しは信じてくれるかしら?」

大蛇丸が印を結ぶと、大蛇丸(カブト)の横にいた感知系も、すぐそばにいた人柱力やその他忍びも全て塵となって消えた

大蛇丸「……まあどうせマダラは逆口寄せで存在を維持しているはずよ。マダラに対抗出来る存在を呼び出すために準備が必要なの。手伝ってくれるかしら?」

鬼鮫「どうします?」

イタチ「サスケとチョウズメくんに悪影響を及ぼすから殺すか殺さないかの話か?」

鬼鮫「手伝うか手伝わないかの話です」

イタチ「その対抗出来る存在とは?」

イタチなりにボケたつもりだったのだが、真顔で鬼鮫に返されたのですぐに言葉を返す

大蛇丸「マダラといったら一人しかいないじゃない。千手柱間よ」

大蛇丸は二人、とりわけイタチなら手伝うと確信しているので、この場を出ていく準備を始める

忍刀七人衆や元影たちは出番もなしにフェードアウトです

これも全てオビトがガチでチョウズメとかいう柱間(オビトが勝手に思い込んでいる)にビビっているせい

チョウズメ「……みんなが危ないと思って来てみれば、なんで本物のマダラがいるのさ」

ハナビ「チョウズメさん!」

ハナビは不思議なチャクラの衣を纏ったチョウズメを見つけて、怯むことなく速攻で飛びついてきた

チョウズメ「よっと……あれ?その目はどうしたの? まずなんでいるの?」

ハナビ「チョウズメさんの代わりにみんなを守ろうと……この目は多分転生眼っていう、白眼の進化した目だよ」

ハナビの頭を撫でながら、チョウズメは記憶をたどる

カグヤの記憶にもそんな目の存在はあったが、詳細はイマイチ分からないようだ

フウ「綺麗な目っすね。それと戦場だからあんまり動きづらい事をしちゃダメだよ?」

ハナビ「……フウさんだけ何年もチョウズメさんを独占してたくせに」

フウ「それとこれは別っすよ」

ビー「今のは時空間忍術かよ、やべえな」

ナルト「チョウズメの事で驚くと心臓がいくつあっても足りないってばよ」

ビーとフウは素の状態、ナルトは九喇嘛モードでチョウズメと共にこの場所に出現した

マダラ「あはははははははは!!」

オビト「何を笑っている……それにしくじりおったなオビトめ」

マダラが大声で笑う中、オビトはそのマダラの隣に立ち、マダラ以外の穢土転生が全て消滅したことを感じ取った



コンマ
下1
90~  オオノキ化
67~89 貴様がチョウズメか!!(話し始める)
34~66 新たな強者よ歓迎するぞ!(会話から)
~33  この気配、柱間か!!(初手から本気を出してくる)

なお30以上で逃れられぬうちはの運命(マダラ)が発生します

00とかその瞬間終わってた



マダラ「新たな強者よ、歓迎するぞ! その額の目はもしや輪廻写輪眼! それに右目は白眼と見える。なるほど、時代を感じるぞ」

オビト「気をつけろマダラ、あいつは柱間だ」

マダラ「……柱間があんなチャクラをまとうわけが無いだろ! 貴様は柱間を侮辱しているのか!」

オビト「いや、確かにあいつは柱間だ! 木遁を操り、仙術を理解し、そして俺たちの計画を全て知っていた!」

マダラ「……」

チョウズメ「違いますから!」


さきほど33以下ではなかったので
コンマ
下1
20以下で柱間かもしれない……?
10以下で柱間ァ!

マダラ「そんなわけがあるか! ただの仙人モードになれて木遁を扱え、どこからか情報が漏れたと考えた方が自然だわ!」

オビト「……そうか」

オビトは納得していないがそう呟いた

マダラ「尾獣はいくつ揃った?」

オビト「五体だ」

マダラ「……貴様、サボっていたな?」

マダラは輪廻眼となった目でそう呟く

オビト「柱間が」

マダラ「あいつは柱間ではない!」

オビト「……人柱力自体に力があるのと、あのチョウズメに暁を崩壊させられた」

マダラ「ほう」

マダラはニヤリと笑いながらチョウズメを見た

チョウズメ(……あっ)

マダラのその目は見たことがある

柱間と戦っている時の、笑いながら戦っていた時のまだらの目だ

マダラ「ならば俺が直々に殺してやろう! 貴様は人柱力を倒せ!」

オビト「油断するな」

マダラ「俺様を誰だと思っている」

マダラはチョウズメのあの特殊なチャクラを見た時から、ある物を連想させていた

そうチョウズメが外道魔像と同質の存在であることをマダラは理解したので、特に強くオビトを叱らなかった

オビトとマダラの会話が行われていた時、サスケがチョウズメたちの元に現れた

サスケ「無事だったかチョウズメ!」

ナルト「サスケ!」

サスケ「……ナルトか。久しぶりだな」

ナルト「本当にサスケなんだな!?」

ナルトは涙が零れそうになる

サスケ「ウスラトンカチが」

サスケは自分が迷惑をかけたことを理解しているので、あまり強く言えないでいた

ナルト「サスケェ!」

ナルトがいきなりサスケに飛びかかり、サスケがそのナルトを受け止めた

その時にチョウズメ後ろにいたチョウズメもぶつかり、三人は刹那の間意識を失い、ある存在と会っていた

本来ならまだこの人と出会うためのフラグが足りていない

だがチョウズメがその者の親が持っていたチャクラを身に纏い、既に一度だけあったことがあるが故に、チャンネルは既に繋がっていた

強くなったインドラとアシュラの転生体がカグヤの力を纏ったチョウズメに触れたことにより、ひと足早く呼び出された


ハゴロモ「よくぞ参った。我は安寧秩序を成すもの、名をハゴロモという」

チョウズメ「……この気配、あっ! 柱間の記憶を読んでた時に無理やり途切れさせた人だ!」

ハゴロモ「さよう。忍宗を忍術を学ぶために使うなどあってはならぬ事」

チョウズメ「忍宗の考えをもっと広めないで、忍術が広まる世の中を作った人が良く言いますね!」

チョウズメとハゴロモは互いの忍宗によって、互いの表面上の事は全て理解出来た

何も言わなくても通じ合うことが出来るが、人間には口があり、言葉を交わした方がいいこともある

ナルトとサスケがいるのに、二人が見つめあっていたら不思議がられてしまう

ハゴロモ「……我の教えよりも、母の使った強大な力に人類は惹かれてしまった。我に出来たのは息子を二人作ることのみ」

ハゴロモは一呼吸置いて、ナルトとサスケを見る

ハゴロモ「そしてその2人、兄インドラはうちはサスケに転生し、弟アシュラはうずまきナルトに転生した」

ナルト「……は?」

サスケ「……」

そこからハゴロモの話が始まった

ハゴロモは説明を始めた

カグヤのこと

そして十尾のこと

ハゴロモが十尾の説明をしている時、間違ったことを言い出したのでチョウズメは待ったをかけた

話し始めてすぐに言葉使いが難しく、ナルトが理解しきれていなかったので今風の話し方に変わっていたりする

チョウズメ「待って。チャクラの実を取られたから神樹が怒ったんじゃないよ。十尾と融合したカグヤが自分から流れてしまったチャクラを取り返すために襲ったんだよ」

ハゴロモ「……え?まじ?、ごほん。まずなぜそのようなことを知っている」

チョウズメはそれを証明するために、カグヤモードになる

チョウズメ「あなたが十尾であるカグヤを封印した時、カグヤは色んな小細工をした。そのうちの一つで、魂を極小分けてたんだよ。その僅かな魂が僕の魂を侵食して、カグヤは僕の体で復活しようとした」

ハゴロモ「……えぇ」

ハゴロモは今まで知らなかった母の裏切りを知り、心底落ち込んでいる

チョウズメ「それでカグヤと意識の取り合いになって、僕が勝ってカグヤの力と記憶を手に入れた」

ハゴロモ「…………確かに母に似た、いや母と同じチャクラを感じるが」

チョウズメ「カグヤと十尾についてはいいから説明を続けて」

ハゴロモ「母が我らを裏切ってたと知って辛いのに扱いが雑すぎぬか?」

チョウズメ「早く」

カグヤはチャクラの実で狂っていたので、わが子にチャクラが流れたことを恐れ、そして二人を殺して力を取り戻そうとしていた

感情的には割と嫌っていたので、それがチョウズメに影響を与えている

そこから息子二人の話になり、アシュラインドラによる長い戦いの話が始まった

そして前回のインドラの転生者であるマダラが行おうとしている無限月読の真相が語られる

やはり平和利用できる術ではなく、月読にかかった存在を生きた奴隷とする術であると

サスケ「……お前の言いたいことはわかった。俺たちはマダラを止めて、カグヤの復活を阻止すればいいんだろ?」

ナルト「みんなを守るためだから、頼まれなくてもやるってばよ」

ハゴロモ「……」

予言では9の獣に愛されし碧眼の少年がというワードがあった

だがナルトはまだほかの尾獣と心を通わせていないし、チョウズメとかいうイレギュラーの方が尾獣と仲良くしている

だが既にカグヤの一部を打ち倒して力としたイレギュラー、予言のバグのような存在がいるので、きっと予言も変わるのだろうと思った

ハゴロモ「貴様ら三人はこの戦いを経て、力を手に入れて、何をしたい? 正直に答えてほしい」

ナルト「仲間を守りたい。それだけだ!」

サスケ「愛した者を守る」

チョウズメ「仲間も守りたいし、愛した人も守りたい」

ハゴロモ「それがお主らの願いか」

ハゴロモは一度目を閉じる

ハゴロモは目を開けて3人を見据える

ハゴロモ「……君は既に母の力を持っているから不要だろう。今度は二人に我の力を授けよう。ナルトとサスケは利き手を出せ」

前回はアシュラの転生者のみに力を与え、そしてインドラの転生者は今敵となっている

それならどちらにも与え、平等にしようと考えた

ナルト「サスケ、この戦いが終わったら色々話したいことがある」

サスケ「……いいだろう。聞いてやる」

ナルト「へへっ。チョウズメも一楽のラーメン再現の勝負だってばよ!」

サスケ「うちは煎餅の復興を手伝え」

チョウズメ「うん」

チョウズメは一歩下がり、ナルトは右手を、サスケは左手をハゴロモに差し出した

ハゴロモ「頼んだ、新たな子達よ」

ナルトとサスケはハゴロモから力を受け取り、この空間から消えていった



ハゴロモ「君も戻そう」

ハゴロモが差し出してくる手をチョウズメは取らずに、まだ図々しく消えていなかった存在に意識を貸す

チョウズメ「ハゴロモ、今までよく頑張りましたね。チャクラで狂ったわらわですが、狂っていなければきっとあなた達をもっと可愛がることも出来たでしょう。長い間ありがとう」

チョウズメは少し前に吸収したチャクラに狂ってないカグヤは意識を何とか残していたようだ

そのカグヤ(体はチョウズメ)はハゴロモを優しく抱きしめてから離れる

カグヤ「今度こそわらわは消えます。チョウズメよ、約束よろしくお願いします」

ハゴロモ「待ってくれ母様! 我ら兄弟は母様を愛しておりました!」

カグヤ「ありがとう。そしてお休みなさい」

意識を預けていたチョウズメには、一瞬だけハゴロモがジジイではなく幼い子供のように見えた

そしてチョウズメも同じくその場をあとにした

本日はここまでです


次回はマダラ(仙人チャクラがないため、六道仙人モードではない)vsチョウズメ(カグヤモード)
とオビト(特殊な力なし)vsナルト(尾獣チャクラは九尾だけだけど六道仙人モード)とサスケ(輪廻写輪眼)の戦いになります


本来なら一尾は守鶴封印の釜、八尾はタコ足分身のチャクラ、九尾は金閣銀閣から徴収で無理やり十尾を起動させる気だったのですが、七尾のチャクラがどこにもないので十尾が起動なしになりました

すみません寝落ちしそうなので今日はないです

明日でまだかかるはずだったのになぜもう終わりそうなのか不思議ですね

それについては物語中に多分言います



ナルトとサスケは数秒早く目を覚まし、チョウズメも遅れて目を覚ました

チョウズメ「二人にはあの仮面をお願いしてもいい?」

ナルト「あっちの方がマダラだって言ってたよな? 一人はやべえってばよ」

ナルトが向いている方には話終わったマダラと仮面を被ったオビトがいる

チョウズメ「フウとハナビがいるし大丈夫」

サスケ「フウとかいうのは人柱力で仙人モードを使えるからわかるが、あの日向の次女がいるのは足でまといだろ」

チョウズメ「写輪眼でいう輪廻眼みたいな目を開眼してるし大丈夫だよ」

サスケ「……本当に大丈夫なんだな?」

チョウズメ「うん」

サスケが少し考え込んでから、チョウズメの言葉に頷いた

サスケは六道仙人モードのナルトと輪廻写輪眼を使える自分が速攻で仮面の男を倒して援軍に行けばいいと考えた

チョウズメ「マダラ!」

マダラ「なんだ小僧」

チョウズメ「その仮面の自称マダラはナルトとサスケが戦う。変に手を出さないよね?」

マダラ「貴様のような柱間以上の化け物の気配を醸し出す敵と戦うのだ。余所見など出来ぬわ」

オビト「チッ」

オビトはどうやらなんか考えていたようだが、それが破綻したのか舌打ちをする

マダラ「……お前は向こうで戦え。もし暇があれば外道魔像を呼んでおけよ。七尾さえ手に入れれば一応は動くのだろう?」

オビト「不完全だがな」

オビトは保険として一応外道魔像に砂の里からパクった守鶴を封印する壺に残っていた守鶴のチャクラ

八尾のタコ足分身の八尾チャクラ

金閣銀閣にバージョン1になってもらい、それで漏れ出る九尾チャクラを封印しておいた

なのであとは外道魔像に七尾のチャクラさえ封印できれば一応起動することが出来る

だが尾獣三体分が残りカスやチャクラの残骸しか入れていないのでどうなるかオビトもマダラも分かっていない

マダラがその場から走り出したのでチョウズメとフウとハナビはついて行く

本当ならチョウズメはハナビもフウも始球世界で待っていて欲しいが、マダラが相手なので少しでも戦力が欲しい

それに二人は戦うと覚悟を決めているようなので、今更何を言っても無駄だろう

マダラ「貴様はなんだ? なぜ外道魔像と同質のチャクラを得ている?」

チョウズメ「答えて欲しければまず僕が知りたいことをいくつか答えてほしいです」

ハナビ「……え?お話するの?」

チョウズメ「うん。柱間が好きだだったみたいだし、ちょっと気になることがあって」

フウ「あの仮面の人よりも話が通じそうっすからね」

ハナビはドン引きし、フウは何だかんだそう切り出すのでは?と思っていた

マダラ「よかろう。質問を言え」


マダラは平和を愛する男であるが故にこの世に絶望した男だ

平和を愛しているが、自らの戦闘狂も自覚し、そして改変されてしまっているうちはの石碑を読み、夢の世界へと思いを馳せている

柱間が次に繋げようとしたのに対し、マダラは自らで全てを行おうとしている

そんなマダラは現代の忍びは弱すぎるが故に、話す意味などないと考えている

だが目の前の存在はあの外道魔像と同質のチャクラを持つ化け物だ

柱間としか満足に戦えなかった自分と違って、この存在が満足に戦える相手が現代にいるとは思えず、マダラは少しだけ不憫に思う

実際はチョウズメのこのキチガイじみた力がたった数年、ちゃんと扱えるようになって1日も経ってないと知ったらマダラはどう思うだろうか

チョウズメ「十尾を復活させて無限月読をやりたいのは分かっています。でも無限月読は平和な夢の世界なんて作れず、チャクラタンクにする為の平和とはかけ離れている術だって分かってますか?」

オビトはマダラの弟子だと言っていた

それなら師匠のマダラがこの計画にオビト以上に関わっていて、オビトが言っていた無限月読は平和のための術というのもマダラの受け売りだと思って質問した

マダラ「……なぜ貴様は無限月読がそのような術だと思う? 貴様のその額の輪廻写輪眼でうちはの石碑を読んだのではないのか?」

チョウズメ「僕は無限月読を使った人間の記憶を引き継いでいるからです。十尾の人柱力、いいえ、十尾と融合したチャクラの祖、大筒木カグヤの記憶からチャクラまで全て」

マダラ「……ふむ」



コンマ
下1
30以下でゼツが聞いていた


コンマ
下2
80以上でマダラは一考の価値ありと認め、考え始める

マダラは色々考えた末、こう結論づけた

マダラ「……貴様を瀕死にし、外道魔像にチャクラを封じれば外道魔像も動くということか」

チョウズメ「……やっぱり駄目か」

今まで九体の尾獣を封印しようとしていたのは、外道魔像を起動させて十尾を復活させるためだ

そして目の前には十尾と同質のチャクラを持っている存在がいる

きっとチョウズメのこのチャクラを外道魔像に食わせれば十尾が復活するだろうと考えた


チョウズメは忍宗でこの人が世界に絶望し、本気で世界を平和にしようとしていることを理解した

やり方は過激過ぎるが、それなら話し合ってなんとかする方法がないか話し合えると思ったが、マダラが予想以上に戦闘狂だったことが敗因だろう

マダラが輪廻眼を目に宿らせ、チョウズメを最初にボコるか、隣の女二人を人質にしてチョウズメを倒すか、他に色々と考えていた時、ある存在がマダラの横に現れた

黒ゼツ「マダラ」

暁で唯一残っている忍び?ゼツ、その黒い方が現れた

マダラ「ゼツか、何の用だ」

黒ゼツ「俺ガ張り付いて、サポートヲしよう」

マダラ「ふむ、いいだろう」

マダラは黒ゼツは陰陽道の術で柱間細胞を使って生み出した、自らの意思を反映させた存在だと思っている

自分の考えをインプットした兵器が裏切るわけがない

マダラは黒ゼツを体の周りに張り付かせて、動きのサポートをさせるべく黒ゼツに手を伸ばした

黒ゼツはマダラの半身を包み込み、そして

黒ゼツ「貴様はもう不要だ。いや、母に敵意を向ける害虫は死ね」

マダラ「ぐああああああ!! ゼツ! なぜだ!」

黒ゼツがマダラの体全身を包み込み、包み込まれているマダラは倒れた

チョウズメ「……母?」

ハナビ「私じゃないよ?」

フウ「あっしもまだ産んでないっすよ? もしかしてチョウズメ?」

チョウズメ「違うから! 僕男だし!」

チョウズメたちは訳が分からずとりあえずボケている

チョウズメも割とパニクっているのだ

あの自分が何千と柱間の時に殺されたマダラが何故か身内に騙し討ちを受けて滅びかけている


黒ゼツ「マダラ、お前は俺を作った、お前の意思そのものだと思っているようだが、俺の意思は母カグヤだ」

ゼツ「カグヤ、あの小僧のことか!?」

黒ゼツ「そうだ。母の封印を解き放つために、何百年以上と暗躍してきた。だが母は自ら封印から出てきてくれた! あのチャクラ! あの角! あの瞳! わが母大筒木カグヤで間違いない!」


ハナビ「……」

フウ「……」

チョウズメ「違うから!」

オビトがチョウズメを柱間と言っていたように、黒ゼツにはチョウズメ(カグヤモード)がカグヤに見えるようだ

黒ゼツに侵食されてマダラは自分の体を動かせなくなった

そして黒ゼツはマダラの体で印を組み始めた

黒ゼツ「子・丑」

マダラ「やめろおおお! 穢土転生を解く気か!」

黒ゼツ「母さん待っててね! 今母さんの敵を消すから!」

黒ゼツは若干幼げな声色でチョウズメに向けて話しかけてくる

チョウズメ(カグヤ出てきてよ! まだ消えてないんでしょ? あなたの息子が僕を母親とか言ってるんですけど!)

チョウズメはハゴロモの時のようにカグヤの意思が自分の中に残っているのではないかと呼びかける

だがあの時息子に会えて満足したチャクラに狂う前のカグヤは完全に消えていた

チャクラに狂ったカグヤはチョウズメが完全に吸収してしまっているのでもういない

黒ゼツ「申・寅・辰・亥! 穢土転生、解!」

マダラ「ふざけるなあああああ!!」

マダラは不意打ちで隕石を降らすだけ降らして、仲間に裏切られて、せっかく逆口寄せして保っていたのにその穢土転生を解除させられた

黒ゼツ「母さん!」

そしてマダラの穢土転生を解除した黒ゼツは真っ黒な人型でチョウズメへ近づいてくる





黒ゼツは全く警戒していないので確実に行うことが出来ます
安価多数決
下3まで

1 氷遁で殺す
2 木遁で殺す
3 殺す
4 …………黒ゼツと対話をする
5 マグマの異世界にボッシュート

一票の優しさに黒ゼツは泣いた



黒ゼツは泣きそうだった

生まれ落とされたのは母親が月に飲み込まれる時

黒ゼツは大した力もなく、孤独と戦いながら母親の復活を今か今かと待ちわびていた

そしてやっと輪廻眼を開眼する人間が現れ、尾獣もいい感じに外道魔像に封印されていっていた時にチョウズメや我愛羅などによって暁がボロボロにされた

だがそのチョウズメ自身がカグヤ本人だったのだ

そう、自分は生き返っているのに、息子が会いに来ないから怒っていたのだと黒ゼツは思った

黒ゼツ「母さんー!」

黒ゼツはチョウズメに向かって抱きつくために飛んだ

チョウズメ「……黄泉比良坂」

チョウズメはボソリと呟いて黒ゼツのダイビングの経路上の空間に穴を開けた

そしてその中に黒ゼツは入った

黒ゼツ「……え? かあさあああああああああぁぁぁ」

遠くでドボンッというドロドロの水に物が落ちる音がした

チョウズメが繋げた世界はいつもの始球世界ではなく、マグマで地面が埋め尽くされている炎と熱の世界に黒ゼツを送ったのだ



チョウズメ「…………マダラに勝った!」

ハナビ「チョウズメさん」

フウ「大丈夫? マダラと戦うことがわかってから、夜うなされてたっすからね」

チョウズメ「……逆になんか辛い。あんなに僕を殺したマダラがあんな……えぇ」

チョウズメは何故か負けた気がした




マダラを撃破した
黒ゼツを殺した
チョウズメは敗北感を味わった

一方その頃うずまき一族秘伝の能面堂


扉間「また貴様か大蛇丸!」

柱間「……はぁ、また戦いなのかのう」

大蛇丸たちはここに来るのに、チョウズメが設置しておいた黄泉比良坂の空間の穴を通ってきた

イタチたちがカブトたちと戦った場所の近くにあるうちはの秘密基地から、木の葉の近くにあるうちはの秘密基地に繋げられていた黄泉比良坂の穴を通ってきたのですぐにこの場所までこれた

そして道中に適当な白ゼツを回収し、白ゼツに大蛇丸のチャクラを渡して、大蛇丸(弱体コピー)に屍鬼封尽・解をやらせて、鬼に封印されていた初代、二代目、三代目、四代目の魂を解き放った

そのあとすぐに白ゼツを使って穢土転生でその四人を呼び出した

ヒルゼン「イタチ、なぜ大蛇丸と共におる!」

イタチ「大蛇丸は改心しました。今は忍連合軍によるマダラとの戦争中です」

柱間「マダラだと!?」

イタチは説明を始めた

チョウズメたちがマダラと戦い?始めた時に時間が戻る

ビー「おいナルト、その姿は一体なんだよー!」

ナルト「六道仙人の力だってばよ」

サスケ「なるほど、こいつが八尾の人柱力か。うざいから黙ってろ」

ビー「……それであいつが暁のボスなんだな?」

サスケとビーは目を合わせた瞬間、互いに馬が合わないとわかり、サスケは牽制をし、ビーはガン無視した

ナルト「自称マダラだってばよ。でもあっちのがマダラだから、マダラの名を語った偽物だ!」

チョウズメと一緒に離れたマダラを指さしてナルトはそう答えた

サスケ「正体なんてどうでもいい。チョウズメならマダラだって殺す。俺が」

ナルト「俺たちが!」

ナルトの言葉にサスケは一呼吸置いて

サスケ「……俺たちがあいつをすぐに倒せばいいだけだ」

そんな風に話していると、サスケたちの背後から人が空から降りてきた

我愛羅「……俺も手伝おう」

ナルト「我愛羅!」

我愛羅「久しいなナルト」

オオノキ「……マダラか。チョウズメが心配じゃぜぇ。あいつを倒して援軍にいくぞ!」

エー「一番槍は頂くぞ!」

オオノキは空を飛びながら、エーは雷遁を纏ってすぐにでも飛び出せるようにクラウチングスタートで待機している

綱手「被害を最小限に抑えられ、サクラが治療に走り回ってくれているから、この戦いのために本気でチャクラを使える!」

仙人モードで綱手は身体中に力を入れる

メイ「それで霧との同盟の内容は確認してくれたかしら?」

綱手「……あいつを通さないで婚約が条件の同盟を結べるか!」

カカシ「……もしかして俺たち要らない?」

ガイ「ええい、そんなわけがあるか!」



オビト(……外道魔像を呼び出す時間なんてないじゃないか!)

忍連合軍がものすごい速さで出来上がってしまい、準備する時間が無く、オビトは輪廻眼であるがペインを作れていない

片目輪廻眼と片目万華鏡写輪眼、それに木遁やうちはの術でオビトは戦わないといけなく、冷や汗をダラダラ垂らしていた

そして既にカブトは敗れたのか穢土転生もいない

オビト(……リンと真の世界で暮らすためにやるんだ!)

オビトの意地
コンマ
下1
10以下でオビトがなんか頑張れた

オビト「ははははははは。この偽りの世界で貴様らがどれだけ一致団結した所でただの悪夢でしかない!」

サスケ「どうでもいいからくたばれ」

サスケは忍界最速の黄色い閃光並の速さでオビトに近づき、千鳥で突いたが

オビト「まずは貴様からだ!」

オビトはサスケを掴んで神威の異世界に取り込もうとしたが

ナルト「サスケ!」

ナルトが惑星螺旋丸で背後からオビトを襲う

オビトはそのまま存在を神威世界に置いたままにして、攻撃をやり過ごす


オビト(そうだ。俺は一人しかいないんだ! これだけの人数が集まっていたとしても、フレンドリーファイアを避けるために攻撃ができる人数は限られている)

オビトは俊敏に動けなさそうなオオノキとメイに向けて、木の枝を投擲する

オビト「木遁・挿し木の術!」

エー「させぬわ!」

綱手「甘い!」

綱手とエーが横合いから殴り飛ばし、その攻撃を無効化する

カカシ「今だ、カム、」

オビト「やめておけ、その術は俺には聞かない」

カカシ「いいや、聞くさ」

カカシは自分の神威との類似点から何となく仮面の男の正体がわかり始めていた

だが今は本気で戦うしかない

カカシはオビトに神威を向けず、オビトが先程消えた時に見えた空間へ向かわせるべく、ガイを神威で消した

オビト「まず、」

我愛羅「砂縛柩……」

戦いのあいだに砂を仕込まれていたのか、オビトは危険を承知で神威で神威空間に飛ぶ

ガイ「やはり我がライバルの読みは正確だな! 木ノ葉剛力旋風!!」

既にその空間にいたガイにオビトは吹き飛ばされた

1ターン経過


オビトは急いでボコボコにされながらも邪魔なガイを外に飛ばし、距離を取って忍びたちと相対する

カカシ「もう勝負はついている。やめるんだ…………オビト!」

ガイ「オビト、だと!?」

綱手「オビト、ミナトの班の子か!」

オビト「……あはははははは」

オビトは名を言われてから高笑いを上げながら、仮面を取ろうとした

ハナビ「八卦空掌!」

オビト「ごふっ!」

オビトが外そうとした仮面は戦い?が終わってこちらにきたハナビの空撃で吹き飛ばされた

そこにはたしかにオビトが大人になった顔で存在していた

オビト「……どういうことだ! なぜマダラがこんなにも早くやられている! やはり柱間、貴様を柱間と認識せず甘く見た結果か!」

チョウズメ「違いますから」

オビト「ならばなぜマダラがこんなにも早く負ける! しかも穢土転生の体なんだぞ!」

チョウズメ「……さあ?」

チョウズメと仙人モードのフウと転生眼のハナビがこの場に現れた

オビト「詰んだ詰んだ」

チョウズメはもうただ一人になった敵、オビトを理解するために忍宗を発動しようとしたが

オビト「そのなんでも理解出来そうな術を使うな! 貴様と俺は相容れぬ存在だ!」

チョウズメは忍宗を使うのをやめた

オビトも言っているのだ

敵として最後まで相対することに決めた

チョウズメ「……もうあなたの負けです」

オビト「俺が十尾を復活させて、十尾の人柱力になればいい!」

チョウズメ「無理です」

オビト「……無理でもやらなければリンと再開できない!」

カカシ「……オビト」

オビトは捕えられれば一発逆転できるチョウズメへと駆ける



コンマ
下1
1以下でオビトはまだ戦える

はい

オビト「死ね柱間!」

チョウズメ「……ハッ!」

オビトはチョウズメの拳をギリギリで神威で避けて、チョウズメを神威で上半身と下半身を分断しようとした

チョウズメならそのくらいでは死なないだろうという信頼から来ていた行動だ

だがチョウズメは最近の戦いではずっと金剛如意を背負っている

そして仙人モードの近接戦闘は異常なリーチが発生する

オビト「げふっ……」

オビトはその攻撃で地面に倒れた

まだ一度殴られただけだ

オビトはまだ立ち上がれるはずなのに、今まで見えていたはずのリンとの未来がオビトにはもう見えなくなっていた


オビト「……殺せ」

チョウズメ「……わかりました」

カカシ「……くっ!」

ガイ「カカシ……」

カカシがもう見てられないのか視線を外す中、チョウズメはオビトと無理やり目を合わせる

いや、正確にいうと額の目と目を合わせさせる

チョウズメ「痛みを感じず、幸せな思いを感じながら死ね。月読」

チョウズメの額の輪廻写輪眼は元々カグヤのものだ

そしてカグヤは無限月読を使うことからわかるが、その写輪眼は月読を宿している

チョウズメはオビトに幸せだった時を数日繰り返すという幻術に掛け、そしてオビトの体を完全に潰した

チョウズメ「……あとは周りに潜んでいる白い奴だけですね」

綱手「仙人モードやその他の強い感知系がいれば、その白い奴の擬態も見破れるだろう」

白ゼツに木遁要素、具体的にいえばヤマトなどを更に投入できれば、ナルトの九喇嘛モードの悪意センサーのようなものがなければ感知できないレベルの擬態が出来ただろう

だがヤマトが捕えられたとかそんなことは無いので、忍連合軍の仕事は残党刈り(白ゼツ)になった

柱間「マダラはどこじゃ!」

そんな中、木龍に乗って初代火影、柱間が現れた

チョウズメ「……」

綱手「じじいか」

柱間「綱ではないか! べっぴんさんになったではないか! それでマダラはどこぞ?」

綱手「チョウズメが倒したさ」

チョウズメ「僕は倒してないんですけどね」

柱間「……え?」

サスケ「もう終戦だ。あとは残党狩りをするのみ。貴様も手伝え」

柱間「え?……」

柱間は仙人モードの探知能力で白ゼツを見分けるためのレーダーとしての仕事を無理やり押し付けられた

そして問題なく残党狩りが終わり、忍界大戦は終戦した

チョウズメ「サイン終わりました」

綱手「よし、次はこれを頼む」

チョウズメ「わかりました」

ヒルゼン「ワシも少しは手伝うぞ」

柱間「綱! 主要施設は図面通りに建てておいたぞ!」

綱手「ならじいさんは次はこれ!」

柱間「……待て、なぜ穢土転生である俺たちが未だに現世にとどまり働かされているんだ?」

綱手「じいさんの親友が起こした事件のせいだが?」

柱間「……すまぬ」

戦争は終わった

だが木の葉はペインによって壊されたし、残党狩りでほんの少しだが死傷者も出た

その処理から連合軍解体、各国との同盟更新などなどなどたくさんの事務処理があった

もちろんチョウズメの事務処理影分身の術は平然と使われている

初代火影も使いっ走りをさせられている

扉間「よいか、わしはたしかに卑怯卑劣しかやっていないように見えたかもしれぬ。だがな、どれも木の葉のためであり、里からは卑劣などとは言われたことは無かったぞ! 貴様は里のためと言いながら、私利私欲を混ぜおって!」

ダンゾウ「……すみません」

扉間「貴様もだ猿! ダンゾウが助長する前に潰さなくてどうする!」

ヒルゼン「……すみません」

ここずっと扉間はダンゾウとヒルゼンに説教をしている

自分が伝えるのが足りなかった火の意志についてを何度も何度も説教している



ミナト「僕達はいいのかな?」

クシナ「運が良かったということでいいんだってばね」

ミナトとクシナも同じく事務処理をしているのが、二人は生身で存在していた


あのあと残党狩りで大量の生贄のストックができたので、大蛇丸が実験をしたいと言い出した

もちろん本来ならダメなのだが、この戦いの功労者であるチョウズメが頭を下げた

その内容がナルトの両親の蘇生だった

もちろん二人は拒否したし、ほかの火影も蘇生を拒否していたのだが、ナルトの涙に負けて蘇生された

蘇生方法はチョウズメが輪廻眼で閻魔を呼び出し、白ゼツに大量のチャクラを流し込み、外道・輪廻天生の術を使わせた

この実験のより、もし万が一嫁が死んだ時に蘇らせる方法が確立した

そしてその行為によって大蛇丸に更に気に入られたのだが、チョウズメは気がついていない


コンマ
下1
90以上でメイがゴリ推した

コンマ神「その願いは私の能力を大きく越えている叶えられない」

本来の歴史に比べて連合軍の協力はなかった

だが、マダラという強大な敵の術を皆で対抗し、残党狩りの時も色々とあった

そして何よりトップ層が皆仲良しなのだ

綱手はもちろん、我愛羅は協調路線だし、オオノキなんかは婿にデレデレ、メイも私情を抜きにしても霧にはもっと国交を交える必要があるため同盟が強化された

エー「ワシを無視するな!」

あまりにも強大なチョウズメやナルト、サスケ。それ以外にもイタチや木の葉所属になった鬼鮫や小南なんかを警戒して、エーが大量破壊兵器を作ろうとしたりもいたが

チョウズメ「……やめてくださいね?」

心を覗ける人がいるため、そんなことをさせるわけがなく、雲も他と似たような同盟を組んだ




一応フラグはあるしメイよりは確率あるかな?
コンマ
下1
80以上で綱手が自重をやめた

コンマ神のけち~!

サスケはイタチと鬼鮫と小南と共にうちはの区画内に家を作った

サスケは開き直ってうちは専用の土地があんなにもあると考えを変えて、今は区画整理に勤しんでいる

あとチョウズメの仕事のひとつにうちは煎餅を焼くという仕事が追加された

サスケはサクラの告白を一時保留にして、彼女という事で付き合いを始めている

そしてそのサクラに対してイタチが無駄にお節介を焼き、鬼鮫が溜息をつき、小南が咎めるというのがいつもの構図になっていたりする


ナルトはあのアパートから出て、親子三人で暮らしている

ミナト「……どうしよう。息子が英雄になっちゃって、逆にお嫁さんがいない」

クシナ「そうね。確かに英雄になったあとに恋愛結婚は難しいわよね。まあ、ナルトならなんとかなるってばね!」

ミナト「少し焦ってるね」

クシナ「うるさい!」

ミナト「ぐへっ!」

六道仙人の力をそのまま持ったナルトも、何だかんだ九喇嘛モードになれるミナトも赤いハバネロには勝てないようだ

チョウズメ「ただいま!」

ハナビ「一緒に帰ってきました!」

ヒナタ「おかえりチョウズメくん」

紅「……はぁ。お腹の子のためだけど、晩酌ができないのは割と辛いわね」

チョウズメ「あと少しですから頑張ってください」

チョウズメは下忍の任務を終わらせて帰ってきたハナビと一緒に家に帰宅した

ハナビが下忍になると共に、チョウズメと結婚をし、チョウズメたちが暮らす家に住み着いた

チョウズメはハナビに任務などに行かせて心配じゃないのか?と思うかもしれないが、ハナビの班の担当上忍は同じ班であり、最近は全然一緒に動けていないシノだ

故にチョウズメは安心してハナビを預けられている

なお遠出をする時は影分身をつけている模様


ヒナタと紅はお腹が目に見えて大きくなり、チョウズメは二人と共に夕食の調理を手伝う

チョウズメが調理に加わると、格段に味が変わり、女性陣からしたら少しだけため息をついてしまう

フウ「ただいまっす!」

黒ツチ「……ただいま帰ったぞ!」

フウと共に黒ツチも帰ってきた

決して黒ゼツではないので見間違えないように

大戦が終わり、オオノキは本当に黒ツチをチョウズメに寄越した

黒ツチも相手が変な相手ではなく英雄なんだし、もう開き直ることにした

今では土の里関係の仕事を木の葉でやっている

フウは今では普通に常識を学んでいるが、未だに友達があまり増えないのが悩みだったりする

チョウズメ「おかえり。夕飯はもう出来てるよ」

フウ「今日は確か綱手様にもらったお肉っすよね!」

ハナビ「フウさん落ち着いて」

フウ「おーにーくー!」

ハナビ「びゃああああ!」

ハナビは割とこの家では小さいが故に玩具にされる

黒ツチ「……じじいが孫はまだかってよ。までやってないわ!」

チョウズメ「そこら辺はオオノキお爺ちゃんもわかってるはずだし」

黒ツチ「それならいいんだけどな」

ヒナタ「出来たから運ぶよ」

チョウズメ「駄目だって! 動いたりするのはいいけど、両手が塞がるようなことは危ないから!」

紅「……過保護だけどこのくらいならいいわね」

ヒナタ「夜が少ないのが」

紅「え?」

ヒナタ「なんでもないです」

チョウズメは料理を運びながら明日の予定を思い出す

チョウジがシカマルが興味のあるらしいテマリとのデートを上手くいかせるために会議をすると言っていた

他にも色んなことが、友や親友と様々な約束がある

チョウズメ「ふふ」

ヒナタ「どうしたの?」

チョウズメ「なんでもないよ。それじゃあ一緒に、頂きます!」

チョウズメは今の幸せを噛み締めながら食事の挨拶を声高らかに発した

これにてNARUTOに異物が紛れ込みましたは終わりとなります


theLASTは?と疑問の方もいると思いますが、今の状況でトネリ来てもリンチで終わりなのでカット

BORUTOは見てないからカットとなりここで終わらせていただきます

なにか質問があれば答えますね
HTMLとかのタイミングがわからん

コンマで予想外の事が起こる中完結おめでとう&お疲れ様です
次回作も楽しみにしています

確か君麻呂のところまでは割と普通だった気がします
木遁で習得しすぎからの猿山行けるフラグが立ち、鍛錬しなくても柱間並に扱えるって事になって色々ぶっ壊れましたね

ナルトは普通に人気ですしサイが改心してませんしいのはありますね
この作品のいのはチョウズメといのとナルトとヒナタで仲良し四人組でしたし

HTMLは数日経ってからしようと思います


あとイッチの次回作なんか興味ねえよって人にはどうでもいいことなのですが
このすば(web)と戦姫絶唱シンフォギアのどちらかならゾロ目連打のシナリオブレイクされても書けるので安価コンマでやろうと思っているのですがどちらの方が受けがいいのだろうか

前にもシンフォギアって方がいたしシンフォギアですかね
あと参考にしていたスレはガンダムのあそこと2年くらい前のエレ子という女オリ主のファフナーの奴でした 帰ってこないかなー

次スレも00>99>ゾロ目>通常判定な安価コンマを建てるのでよろしくお願いします

今のチョウズメの強さを見たヒルゼンと柱間の反応が見たかった

>>910
こんな感じの要望があれば投下します


大戦が終わり、ある程度事後処理のゴタゴタも収まった時、柱間は気になっていたことを解消することにした

曰く、チョウズメは木遁と氷遁と仙術を使い、四行を操り、時空間忍術でいきなり現れ、チャクラはほぼ無限(カグヤモード)

そして何より本人は違うと言っているが、あのマダラを倒したのだ

その事をヒルゼンに聞くと、ヒルゼン自身も生きていた時よりもチョウズメが以上に強くなっていたので気になった

チョウズメ「よろしくお願いします!」

柱間「よろしく頼む」

ヒルゼン「これより初代様とチョウズメによる演習を開始する!」

木の葉の中忍試験本戦をやる会場で、エキシビションマッチをすることになった

チョウズメたちの他にも、ナルトvsサスケやイタチvs鬼鮫、二代目vs四代目なんかの戦いがあるため、物凄い盛り上がりになっている

各国の大名が集まり、各国の忍びがこぞって来て、観客席は増設され、更に戦う場には強力な結界が張られている

ヒルゼン「始め!」

そうして戦いが始まった

チョウズメ/柱間「樹海降誕!」

初手はやはりエリア制圧をするために、二人とも樹海を召喚した

互いの樹海は見た目が同じなのに、木が木を食べ、樹が樹を飲み込んでいく

柱間「初めから本気で行かせてもらおうぞ!」

柱間はその場で少し立ち止まっただけで即仙人モードに入った

チョウズメ「口寄せの術、からのカグヤモード」

猿魔「また面白いことやってんな。変化・金剛如意」

チョウズメも仙人モードとカグヤモードの併用で戦いに挑む


初めは柱間が有利だった

仙人モードをうまく使った立ち回りをしていたのだ

だがチョウズメがそれに慣れると途端にチョウズメ側が有利になり始めた

あまりにも早く柱間に慣れているが、チョウズメ自身柱間として何千回も殺されているので(夢で柱間としてマダラに殺され続けたことがある)柱間相手ならこの程度朝飯前だ

柱間「仙法・木龍の術!」

チョウズメ「影分身の術、仙法・氷樹龍の術!

分身たち「火遁・火龍炎弾! 水遁・水龍弾! 風遁・風龍の術! 土遁・加重土龍の術!」

柱間「は!?」

ヒルゼン「……えぇ。なんであの年で儂をゆうゆうと超えてるの?」

柱間はなんとかチョウズメが普通?の術を使っている間はなんとか対抗していた

だがそれを併用しながら

黄泉比良坂で空間を飛びながら完全体須佐能乎すらも壊す八十神空撃を放ったり、最近少しずつ使えるようになっている求道球なんかを使ったら一気に勝負がついた

この日の前日、ヒアシからもしこの戦いで負けたら娘達を回収するからと脅されていたので、チョウズメは今まで出した中でもまじの本気で戦った

柱間「……こっわ。まだ17の子供があんな力を使うとか怖いわー」

扉間「……しかもあやつはうちはの気質に近いと聞く。猿、よく導いたな」

ヒルゼン「儂もあそこまでとは知りませんでしたよ」

ダンゾウ「ふん、わしは知っておったがな」

扉間「一々噛み付くな!」

ダンゾウ「……すみません」

ダンゾウはあの大戦のあと扉間に説教され、綱手経由で知った木ノ葉崩しの事を扉間に問われた

ダンゾウは扉間には嘘をつけずに白状した

公表はされなかったが、今後は行動を改めるようにと綱手より言われて、扉間も現火影がそう言うならと拳を下ろした

そこからはチョウズメの名義上の親という立場を使い、暗部を使ってチョウズメの嫁たちを守ったり、チョウズメを呼び出して会話をしたり、穢土転生で酷使されているヒルゼンなどと酒を飲んだしていた

ぶっちゃけただの息子好きで孫が生まれるのを楽しみにしている爺になっているが、木の葉の裏での守護は今まで以上にやっている

柱間「……今は蘇生方法があるから良いが、もしない時にチョウズメの嫁が死んだらどうなっておったのだ?」

ヒルゼン「それがもし木の葉の忍びによる犯行であったのなら」

扉間「あったのなら?」

ダンゾウ「……木の葉に対して革命、とりあえず犯行を行ったものは死よりも辛いことをされ、そして木の葉が1部消し飛んだやもしれん」

柱間「暁よりもあやつの方が危なくね?……木の葉大丈夫? 綱とは付き合ってはないがやっている……あっ」

ダンゾウ「それを詳しく!」

柱間のお節介で色々やっていることが判明したりした

サスケ「俺の額に傷をつけられるかなウスラトンカチ」

ナルト「懐かしいってばよ。でも今回は初めから額当てを付けるんだな」

サスケ「俺は木の葉の忍びだからな」

ナルト「へへっ、そうだよな!」

ヒルゼン「これよりうちはサスケvsうずまきナルトの試合を始めます。では、始め!」

チョウズメと柱間が戦ったあと、フィールド整地係りを押し付けられたヤマトがフィールドを整えてから、戦いが始まった



特別観客席には二組のペアがいた

ひと組目はミナトとクシナのナルト両親ペア

もうひと組はイタチと鬼鮫と小南のペアだ

ミナト「ナルトオオオ! 俺が教えた聖十……」

クシナ「負けるんじゃないわよー!」

二人は特別BOX席なので立って応援している

そしてもうひとグループは

イタチ「小南、なぜ俺を紙で縛る」

小南「あなた、サスケがピンチになったらここから援護する気でしょ」

イタチ「少し目に力が入るだけだ」

鬼鮫「月読ですか? それとも天照?」

イタチ「どちらもだ」

小南「……目を塞がれたいと」

イタチ「…………済まない」

イタチが弟スキーを発揮し、テンション爆上がりしていた

この戦いの前のチョウズメがピンチになった時と、飛び出そうとしていたので、小南に今回は初めから拘束されている

久しぶりに寝落ちした
上の続き少ししたら書きます

あと尾獣の話し合いはすまん無理
一尾と七尾と九尾しかわかんない

上の続きとナルトのお嫁さんの話は書きます

ナルトは影分身だけ、サスケは写輪眼と体術だけで戦い始める

クシナ「九喇嘛何サボってんの! ナルトに協力しなさいよ!」

ミナト「あえてならないんじゃないかな?」

昔に比べてナルトは影分身で囲んで殴るだけをするだけじゃない

忍具だってその他の手だって使うが、写輪眼で見切られてしまい攻撃が当たらない

イタチ「……中忍試験の時の戦いか」

鬼鮫「ですねぇ。あの時戦う約束をして、あの滝での戦いだったはずですよ。今約束の戦いをしているんでしょうね」

そう話しているうちにナルトが殴り飛ばされた

ナルト「やっぱりあの時は俺の方が弱いってばよ」

サスケ「螺旋丸で絶望を俺に受け付けたやつがよく言う」

ナルト「え?」

サスケ「なんでもない! 次行くぞ」

ナルト「おう!」

ナルトは立ち上がって九喇嘛に話しかけ、チャクラをもらう

そして九喇嘛モードになった

サスケは両目を万華鏡写輪眼にする

第2ラウンドの開始だ

クシナ「決まったってばね!」

ナルトが瞬身の術で一気にサスケの元に飛び、顔面を殴りつけたように見える

イタチ「……いいや、あれは」

ミナト「須佐能乎ですね。それにしても僕の飛来神にも勝るとも劣らない素早い移動だね」

ナルトの殴るポイントを万華鏡写輪眼で見極め、そしてピンポイントに須佐能乎を展開していた



ナルト「この速さも見極めるのかよ」

サスケ「俺に見通せないものはもうない! あの時の俺とは違うからな!」

サスケはこの姿では黄色い閃光並のナルトを補足することが出来ない

前にリーに言われた、見ることしか出来ない状態だが、うまく須佐能乎や炎遁・加具土命を使ってナルトを退ける

ナルト「惑星螺旋丸!」

サスケ「建御雷神!」

ナルトは小惑星が周りを回る螺旋丸を、サスケは加具土命の黒炎を纏わせた千鳥を相手を殺さないように、相手の術を壊すべくぶつけあった


クシナ「サスケくんがうちの子殺そうとしてるってばね!」

イタチ「お宅のナルトくんもあまり器用に見えませんが、まさかサスケを?」

クシナ「はぁ!?」

イタチ「やるんですか?」

特別席では場外乱闘が起きそうになっていたが、二人とも紙にぐるぐる巻きにされ、そのまま抵抗せずに観戦することになった

ナルト「サスケ!」

サスケ「これは借り物の力だが、それでも俺たちの力だ」

ナルト「おう、なら行くぞ!」

最終ラウンド、ナルトは六道仙人モードになり、サスケは輪廻写輪眼を開眼させ、忍びの常識外の戦いを始めた


クシナ「……うっわ」

ミナト「うん、チョウズメくんと初代様に比べたら普通だね!」

鬼鮫「あの二人は私以上の人外ですよ?」

ナルトは平然と空を飛び、サスケはチョウズメに教えてもらった(めちゃくちゃせがんだ)黄泉比良坂でテレポートを繰り返す

イタチ「二人とも、成長したな」

小南「チョウズメにあの二人が敵って、私よく生き残れたわね……あっ、オビトに殺されかけて無理やり生かされたんだった」

鬼鮫「生きているのは嫌ですか?」

小南「本当はチョウズメに長門や弥彦の考えを教えたあとに死ぬ気だったわ。でも、せっかく長門がナルトに思いを託したのだから、それを見ないで自殺なんてしたら怒られちゃうもの」

それにきっと今は長門が閻魔様と殴り合いの喧嘩をしているだろうしと付け加えた


ナルト「サスケぇぇぇぇ!」

サスケ「ナルトぉぉぉぉぉぉ!!」

ナルト「仙法・超大玉多連風遁螺旋手裏剣!」

サスケ「十尾のインドラの矢!」

ナルトは六道仙人モードで多重影分身をして大玉の風遁螺旋手裏剣を

サスケはチョウズメから借り受けている十尾、カグヤチャクラを使って最強の矢を作り、ナルトに向けて解き放った



コンマ
下1
ゾロ目なし
50以上でサスケの勝ち
49以下でナルトの勝ち

尾獣チャクラ使えないし精神的な成長も少し足りないですよね
戦闘経験はチョウズメとの精神世界バトルがあるのでまあ



ミナト「……今のは俺でも防げないかな」

イタチ「サスケは強くなっていたので安心した」

鬼鮫「……本心は?」

イタチ「許せイタチをやられたら死ぬかもしれない」

小南「……長門が見てなくてよかった」

チョウズメを見慣れていないここのメンバーはみんな割とドン引きしていた


戦いはナルトの術ではインドラの矢の威力を消しきることが出来ず、ナルトが腕を1本持ってかれて、サスケの勝利に終わった

サスケ「すまない。最後は力を抜けなかった」

ナルト「いいってばよ。サスケとの仲直りの証だしな」

チョウズメ「イザナギだ」

ナルトがサスケとの繋がりとして、腕を再生させないで生きていこうとした

だがカグヤモードのチョウズメが腕が壊れたのをなかったことにした

ナルト「……チョウズメ!なんで!?」

チョウズメ「火影が片腕って駄目でしょ。それとも火影は諦めるの?」

サスケ「俺は火影なんて嫌だからな。うちはの復興のために時間を使いたい」

チョウズメ「僕がトップになると木の葉が滅びそうだしやりたくない」

サスケはいっている通りだし、チョウズメがトップになるのは柱間の再現になりそうなので遠慮している

ナルト「……わかったよ」

ナルトは渋々受け入れた

テンテンはテマリに即落ち2レスで負け、移行期の中忍試験で中忍になった時に名前が出た
3レスしか名前が出ていないという



元々いい意味でも悪い意味でも元々人気だったチョウズメ
既に秋道のぽっちゃりはなくなっているのでただの雪一族系美形である

あのうちはの生き残りであり、今回の戦争の功労者……?のサスケ

同じく功労者……?のナルト

このチョウズメは一人だけ特例で結婚制度が違うし、サスケはサクラと外でもイチャついている

サスケの感覚としてはそれはおかしい事なのだが、チョウズメがそれをやっているので普通だと思ってしまっている

そんな中一人だけ未だ相手がいない

クシナ「ナルト! 生野菜のサラダも食べなさい!」

ナルト「少しだけでいいから火を通してくれってば! 生野菜は苦手なんだって!」

クシナ「問答無用!」

ミナト「あははは」

クシナ「ミナトはご飯中に新聞を読まない! もう火影で忙しいからしょうがないなんて言えないってばね!」

ミナト「……ごめんなさい」

ナルトはクシナに怒られているが、その顔はとても笑顔だ

朝起きれば母親の暖かいご飯が食べられる

部屋に温かみがあり、ちょっとうるさいがそれがまたいい

ナルトに女性関係の発展がないのは家族との時間を大切にしたいからだ

皆で席につき、ご飯を食べ終わったあとナルトはそのまま席に着いているように言われた

ナルト「それで話って?」

ミナト「ナルト、お見合いをしないか?」

ナルト「はぁぁぁ!? いやだってばよ」

クシナ「あのねナルト」

クシナは説明を始めた

まず今の影、綱手とエーとオオノキとメイは後処理と引き継ぎが終わったら影を降りることになっている

戦争を知る自分たちがトップに立ち続けるのではなく、あの忍界大戦のみを知り、協力し合える世代に渡そうということになった

我愛羅はもちろん次の世代の人間なのでそのまま続投

オオノキが木の葉で暮らしたいからこんなことを言い出したのだが、割とあっさりと通った


そして次期火影は大名たちによってチョウズメが指名された

チョウズメ「僕がトップになったら多分木の葉は滅びるので嫌です」

あまりにも強すぎるトップだと色んな問題が起きることを柱間で知っている

この事に未だ現世に留まっている扉間やヒルゼンも同調し、案は却下となった


次にうちはサスケかうずまきナルトが候補に上がっただが

サスケ「俺はうちはを兄さんと共に復興させないといけない。どこかの暗部が皆殺しを命じたからな」

ダンゾウ「……本当に申し訳ない」

サスケはダンゾウを絶対に許さないが、扉間に説教をされて、色々と学んだダンゾウに木の葉のために働くのなら殺さないでやると契約を結んだ

サスケがダンゾウと契約を結んだ時に、なぜかチョウズメがうちは煎餅職人になったが、親(ダンゾウ)がやらかしたので義理でも子(チョウズメ)も責任を取るべきだと押し付けられた


そして本人もやる気であり、自来也の弟子であり、四代目の息子のナルトが次期火影になることが今のところは内定している


お見合いの話に戻るが、火影に妻がいないというのはなかなかに格好がつかない

しかもこれからは平和な時代が訪れるので、なおのこと会談の場が設けられる

そして何より大名や他里の忍び、木の葉の金持ちどもがナルトと見合いをしたいとたくさんの申し出が来ている

そんな人達とナルトに結婚して欲しくないので、ミナトは自分のコネで見合いを立てようとしていた

ナルト「嫌だってばよ。母ちゃんや父ちゃんみたいに好きあって結婚したい!」

クシナ「もう、ナルトったら!」

ミナト「げふっ……照れ隠しで叩かないで」

クシナ「……誰か好きな子はいるの?」

ナルト「……うーん?」

ナルトはヒナタを思い浮かべたが、あれは好いていてくれていたからであり、サクラは好きだがサスケに対抗するためでもあったので何か違う

ミナト「知り合いにあってくるといいよ。そういうことを念頭に相手を見たらあっ、好きかもって思える人がいるかもよ?」

ナルト「わかった」

ナルトは父親の助言を聞き、家を出た

喫茶 暁

うちはイタチが店主の甘味処と煎餅屋が一体となった店にナルトはある人達を呼び出していた

この店には個室があり、その個室は小南の紙で防諜されている

うちはイタチと小南、時々鬼鮫がやっているこの店は秘密の会談にはもってこいの場所であり、煎餅や団子がうまいことで客が絶えないほどの人気店となっていた


ナルト「……って父ちゃんに言われたから来てもらったってばよ」

チョウズメ「……」

サスケ「……」

サクラ「私人妻なんだけど!」

会えば好きかどうか分かるという話だったのに、なぜかチョウズメとサスケも呼び出されていた

サスケ「待て、まだ籍は入れていない」

チョウズメ「え? もう入れたでしょ? 僕が処理したよ」

サスケ「……は?」

サクラ「てへ?」

サスケ「説明しろ」

サクラ「サスケくんが寝てる時に幻術を掛けて……」

サスケ「……はぁ」

チョウズメ「サクラさんがどうしてもって言ってたし、どうせ結婚する気だからいいかなって」

サスケ「……はぁ。あとナルト、俺は男色家ではない」

ナルト「そういう意味じゃないってばよ! 相談をしたくて!」

イタチ「団子の盛り合わせとうちは煎餅、ほうじ茶になります」

サスケ「……兄さん」

エプロンをして現れたイタチを見て、サスケが三度目のため息をついた

チョウズメ「それでチョウズメが異性として好きな人を見極めたいんだよね?」

ナルト「そう。でもイマイチわかんなくてさ」

チョウズメ「分かるよ。僕も異性の好きとただの好きの違いがイマイチ分からなかったからね」

サスケ「俺はサクラの押しに負けた形だから、そういうこは分からない……チョウズメ! うちは煎餅にザラメ煎餅はない!」

チョウズメ「イタチさんの注文だよ」

サスケ「兄さん!!」

甘いものがあまり好きではないサスケは、しょっぱいものだと思って食べたらザラメ煎餅でキレた

イタチ「時代は移りゆくように、うちは煎餅も変わりゆくものだ……ただニーズに答えた結果ザラメ煎餅が生まれた」

サスケ「……くっ、これも時代のせいか」


サスケとイタチが漫才をしているのを無視して、サクラはナルトに話しかける

サクラ「まずナルトが親しい異性って誰かいったっけ? 人妻のヒナタは除きなさいよ」

ナルト「いのと……あれ?」

ナルトは思い浮かべてみると、アカデミー時代はチョウズメとヒナタといのとばかりいたため、ほかの人との繋がりがなかった

最近は色々と仲ができたが、それは英雄ナルトだからこそだろう

サクラ「ならいのはどうなのよ」

ナルト「……うーん」



本来は安価を取るのですがナルトの友好関係的にとりあえずいの
コンマ
下1
81~  好きであることを自覚する
61~80 なんか気になる候補の一人
~60  普通に好き(異性への想いかは不明)

ナルト「友達としては好きだけど……異性として。うーん、多分好き?」

サクラ「わからないから聞いてるんだし、そこまで何となくわかればいいわね」

チョウズメ「そういえばあの人とかどうなの?」



ナルトが1度は顔を合わせていそうな人の名前をお願いします
安価
下1
ナルトが好きかもしれない相手の名前

チョウズメ「テンテンは?」

ナルト「……?……ああ! ネジとリーの仲間の!」

サクラ「今は確か忍具屋を開店するために色々やってたわよね?」

チョウズメ「申請来てたね。ネジさんとかは一応同期みたいなものだし、顔見知りでもあるからどうかなって」

ナルト「そうだな」



コンマ
下1
80~  好きであることを自覚する
66~79 なんか気になる
50~65 知り合いとしては好き
~49  別段想い無し

いの「……は?」




ナルト「……」

ナルトはそこまでテンテンと会ったことは無いし、話したのだって数回程度だ

だが考えてわかったのだ

友達のヒナタやいのとは違うこの感覚

ナルト「……行ってくるってばよ!」

ナルトは今の思いを忘れないうちに伝えるために店からかけて行った

サクラ「まさかテンテンさんとはねぇ」

チョウズメ「あとは上手く行けばいいんだけど」

サクラ「意外性ナンバーワンのナルトだし、振られる可能性と充分ありえるわね」

サスケ「……なるとはどこに行った?」

サクラ「チョウズメさん、私たちはデートに行くから」

サスケ「待て、ナルトはどこに?」

チョウズメ「いってらっしゃい」

やっとイタチとの漫才が終わり、こちらを向いたサスケは、サクラに引っ張られてそのまま店を出ていった

チョウズメ「僕は煎餅を焼いてから帰ろうかな」

イタチ「よろしく頼む」

チョウズメは影分身を使わず、自らの手で煎餅を焼くために機材のある場所へと向かった

自分も書いててそんなふうに思い始めたので

ナルトが自ら愛を求めて動い始めたという所で話を終わらせたいと思います

こちらは質問や描写忘れている重要な話以外はとりあえず終わりにしたいと思います

みなさん長い間?ありがとうございます

このスレをHTML申請します
改めてお読みいただきありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom