ばねたけとあんきらとはるちはが同作品に出ていると聞いて
嘘劇場予告PV風のSS
もしも30vs30でチームバトルロイヤルしたらという妄想
先に言っておくけど
こんなSSにマジになっちゃってどーすんの
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521008108
未来「はぁ…はぁ…」
息を切らせながら、目の前の対戦相手を見上げる
全力の一撃も、まるで効いていない様子だ
卯月「…そういえば、【素敵なキセキ】…いい曲ですよね」
唐突にソロ曲を褒められる、それが…このような場所でなければどんなに嬉しかったか
卯月「『笑顔だけは負けないよ』…良い歌詞だと思います」
卯月「…でも」
周りの雰囲気が激変する、これが…笑顔の波動に目覚めし者
未来(卯月ちゃんの力…!!)
卯月「私も、笑顔だけは自信があります!!」
時計の針の音が、聞こえた
志保「…これなら!」
千早「待って、…何か、来る!」
周子「…けほっ、ほんま…ひどい人たちやわぁ」
周子「こんなことされたら、出し惜しみとしてる場合じゃなさそうかな」
周子「…本気でいくわ」
千早「させない!」
千早「熾天覆う七二の円環(ローアイアス)!!」
周子「―――天照(アマテラス)」
美希「こ、こんなの反則なの!?ズルは良くないって思うな!!」バンバンッ
飛鳥「あぁ、ボクもそう思うよ…だから一度しか使えない博打技さ」
飛鳥「どこで誰に使うか、ずっと悩んでいたけど…君になら十分おつりが出る」
飛鳥「これがボクの能力【存在論(オントロジー)】…名前だけでも覚えておいてくれ」
美希「う、うううううううう!!!」
美希「こんな…こんな序盤で、何も活躍せずに落ちちゃうなんて…」
美希「ハニーーーーーーーー!!!」
<カッ
飛鳥「!?」
飛鳥「…そうか、君もまた…世界線を超えられたのか」
飛鳥「…すまない、みんな…ボクは、とんでもないことを…」
飛鳥「……蘭子」
美希?「………」
覚醒美希「アハッ」
――――――――――――――――
<ザワッ
蘭子「………飛鳥?」
みく「ダメにゃ…李衣菜チャンじゃ絶対勝てないにゃ…」
みく「助けに行かないと!」
美波「駄目よ、例え負けることになっても…それだけはダメ」
みく「どうして?」
アナスタシア「…李衣菜、言ってました。自分のロックに誓って、勝つと」
みく「…!」
李衣菜「………」
ジュリア「どうした?もう終わりか?」
李衣菜「…まだ、まだぁ!!!」
やよい「はいターッチ!イェイ!!」
<ドゴォォォォォォオオオ
幸子「ひぃぃ!!だ、誰ですかやよいさんがサポートタイプとか言ってたの!?」
輝子「ぅゎゃょぃっょぃ…フヒ」
「」
小梅「あ、次ここにくるって」
幸子「ヒィィィィィィィ」
<ボゴォォォォォォォォォォォォオオ
海美「…そ、そんな…強すぎる…」
百合子「…」
莉緒「…これが、現シンデレラガールの力…ってことかしら」
楓「ふぅ…これが終わったら、おちょこにちょこっと、飲みたいですね」
翼「…あ、今のダジャレ?」
環「おちょこって何?チョコ?アハハ!チョコをちょこっとだって!!」
楓「…!その発想はありませんでした…一本取られましたね」
百合子「…!」
楓「…これは、そのお礼です」パンッ
亜利沙「むひょー!!どっちもこっちもアイドルだらけのステージ…」
亜利沙「これは他の誰でもなく、亜利沙得ですよ~!!」
亜利沙「…おや?あ、あれはまさか…」
亜利沙「純愛系アイドルの佐久間まゆちゃんじゃありませんか!?」
亜利沙「これは何としてでも撮影しなければ!!」
亜利沙「ありさ、いきまーす!!!」
千鶴「知っていましてよ?あなたの体力は持って一時間…もう限界ではなくって?」
菜々「…確かに、これ以上は腰と肩が限界かもしれません」
菜々「でも!今が試合が始まって何時間か…分かりますか?」
千鶴「ちょうど7時間くらいだったと思いますけど…それがいったい…」
千鶴「…まさか」
菜々「ふっふっふ…教えてあげましょう!」
菜々「菜々の変身は、2回あるということを!!」
菜々「メルヘーン、メタモルフォーーゼ!!」
菜々「ツー!!!!」
<ドンッ
千鶴「これは…!?」
海美「ダメ、百合子!」
百合子「後のことは…お願いします」
(デストルトウヲツカイナサイ…)
莉緒「駄目よ!それだけは絶対に!!」
百合子「勝つためには!誰かが犠牲にならなければいけない時もあるんです!!」
(ツヨクナリタイノダロウ?ツカイナサイ…)
翼「…ぅ、くっ…」
環「う~寒いぞ…」ガタガタ
莉緒「それでも、それだけは…!」
百合子「…う、あああああああああああああああああああ!!!!!」バチバチバチッ
海美「百合子ォ!!」
貴音「…!」
響「ん?どうしたんだ、貴音?」
貴音「…美希の気配を見つけました、ですが…これは」
響「ほんとか?なら合流しちゃえばもう誰にも負けないなー♪」
貴音「…」
亜美真美「いっけーーーーキサラギィイイイイイイイ!!」
キサラギ「くっ」
杏「きらりー杏の分まで頑張ってねー」
きらりんロボ「にゃわーーーーー!!」
<ガキィィィィィィィィイン
未央「…じょ、冗談でしょ?何、これ…」
芳乃「これは…困りましてー」
茜「ううううボンバアアアアア!!!」
<ボンバァァァァァ
覚醒美希「…ん~?」
茜「どうしましょう藍子ちゃん!全然効きません!!」
藍子「どうしよっか…私の空間も通用してないみたいだし…」
未央「2人とも危ない!!」
<ドォォォォッォォン!!!
茜・藍子「「未央ちゃん!!」」
未央「…くっ、よしのん…何とかなりそう?」
芳乃「…出来る限りやってみますが、これはー…」
覚醒美希「あはっ、今度はちょっとは楽しめそうなの」
覚醒美希「簡単に終わらないでね?」グッ
百合子「………………」
<ドサッ
海美「…そん、な」
莉緒「…くっ」
楓「…今のは、少し危なかったですね」
楓「でも…これで」
楓「…!」
<ザッ
莉緒「え?」
「ごめんなさい…遅くなってしまって」
莉緒「…いえ、こちらこそごめんなさい、そして」
莉緒「ありがとう、あずさちゃん」
あずさ「…ここからは、私が相手です!」
楓「…フフッ」
伊織「何、あんな小さな子までいるの?流石にやりにくいんだけど…」
静香「確かに…ちょっと攻撃しずらいですね」
律子「油断しちゃだめよ、あの子のランキングは4位タイ…それに、能力は確か…」
仁奈「おねーさん達、よろしくおねげーします!」
仁奈「いくです!【まぁまぁ…眼鏡どうぞ】でごぜーますよ!!」キラッ
律子「まず!?二人とも見ちゃダメ!!あれは【MMD】…対象を極度の眼鏡好きにする極悪スキルの一つ…」
伊織・静香「「…♡」」
律子「…遅かったか」
仁奈「…あれ?おねーさんは眼鏡好きにならねーですか?」
律子「…残念だけど、私にそのスキルは通らないわ」
律子「ほぼすべてのアイドルの能力が使える能力【みんなのきもち】を所有するアイドル…」
律子「市原仁奈ちゃんね、相手にとって不足なし!全力でいかせて貰うわ!!」
仁奈「えへへ~やってやるです!!」
拓海「…オイオイ、さっきから何だその動きは!?そんなに相方が気になるのか?」
真「…まさか、雪歩は僕より強いんだ。君こそあの子の心配をした方がいいよ」
拓海「なに…?おもしれー、そんなに言うならてめーを倒して相手してやるよ!!」
真「…」バシッ
真(この感覚…まさか)
智絵里「いえ!私の方が本当にダメダメで…」
雪歩「ち、違います!!私の方が本当の本当にダメダメで…」
智絵里「でも、やっぱり私の方が全然全く本当にダメダメダメで…」
雪歩「そんなことないです!絶対私の方がダメダメのダメダメで…」
智絵里・雪歩「「うぅ…」」
瑞樹「…あなた、今動いたわね?」
瑞樹「まさか…あなたも時を」
瑞希「いえ、ちょっと空気を読むのが苦手なだけです」
瑞樹「…そう、ならこんなもの(能力)なんて必要ないわね」
瑞樹「いくわよ、瑞樹の本気…見せちゃうんだから」キャピッ
瑞希「…面白いひとですね」
神谷奈緒「うわぁ…またやばそうなやつらと会っちまったなぁ」
加蓮「奈緒、何か悪いことしたんじゃないの?」
奈緒「してないわ!だいたいそんなことしてたらあたし達合流してるはずが…」
凛「加蓮、奈緒…来るよ」
まつり「ほ?まつり達うわさされてるです?」
麗花「そんなに有名になっちゃったのかな~」
朋花「うふふ、なら…いいところ見せてあげないといけませんね~」トンッ
一つ、心に信仰を忘れないこと
二つ、労働を惜しまないこと
三つ、精神を鍛えること
奈緒「なっ、おいこれって…」
四つ、隣人を労ること
五つ、常に相応しくあること
六つ、聖地を敬うこと
七つ、祝福を受け入れること
加蓮「今日は厄日だねー」
「「「「「「「全ては騎士団の名の下に 」」」」」」」
凛「…固有結界、心情風景の具現化」
朋花「さぁ…」
朋花「始めましょうか?」
凛「…」ブンッ
奈緒「うぅ…こんなの本当に勝てんのか…?」
加蓮「ウチには空想具現化が二人もいるんだから、それに比べたら軽い軽い♪いくよ!」
まつり「わんだほー!な時間にしましょー!!」
麗花「いいですねー♪私も頑張っちゃいますよー」
真「…」タッタッタ
真「…!」
<ズサァァァァ
杏「ちぇっ…外しちゃったか」
真「…悪いけど、急いでるからそこをどいてくれないかな?」
杏「んー…出来れば杏もそうしたいんだけど」
杏「…ここまできて、負ける方が嫌だからさ」
真「…それは、僕たちも一緒だよ!!!」バッ
千早「春香、ここは任せて先に行って!」
春香「千早ちゃん!?」
千早「これ以上誰も失うわけにはいかないわ…だからお願い!」
春香「…分かった、無茶しないでね!」
千早「…それは、約束しかねるわ」
愛梨「あれ~次はあなたが相手ですか?」
千早「…初代シンデレラガール、十時愛梨さんね」
千早(脱げば脱ぐほど強くなる【ストリップ】の能力の持ち主…でも、その能力の本髄は)
愛梨「いきますよ~、えい!」バッ
千早「くっ…!」
琴葉「………ぅ…」
未来「こ、琴葉ちゃん…」
卯月「良い動きでしたけど…あと少し足りませんでしたね」
卯月「…エナンザム」キィィィィン
琴葉「……まだ、終わってません」
琴葉「私は…ここからもう一度…皆と!!!」
琴葉「ブレイズアップ!!」
卯月「…そうですか」
卯月「次はもっと…『頑張って下さい』ね」
覚醒美希「…そろそろ諦めたら?」
覚醒美希「もう勝負は着いてるって思うな」
志希「う~」キュー
美穂「………」ググッ
覚醒美希「…あふ、美希眠くなってきたの」
覚醒美希「そろそろ全部一辺に終わらせて…」
美穂「…熊本の女は」
覚醒美希「え?」
美穂「熊本の女は!我慢強くて強気なんです!!!」
覚醒美希「…」
未央『私がダメでも…きっとみんなが繋いでくれる!!』
未央『だから…どんなにカッコ悪くても、情けなくても…』
未央『最後まで諦めない!!!フルオープン、六ツ星☆☆☆☆★★』
覚醒美希「…」
覚醒美希「美希、その眼嫌いなの…」
覚醒美希「いいよ、もう少し遊んであげる」
美穂「…」
志希「…あはは~隙を見て逃げようかと思ってたけど、やっぱやーめた」
志希「あんまり得意じゃないけど、頑張ってみるよ」
美穂「志希ちゃん…」
美穂「うん!いっしょに頑張ろう!!」
楓「………」
楓「…あら、あなたは?」
???「もうとっくにご存じなんだろう…?」
楓「…いえ、本当に知らないですね」
???「亜美(真美)たちは、亜美でも真美でもない…」
あまみ「お前を倒すものだ!!!」バーン
貴音「…美希、ようやく会えましたね」
覚醒美希「あふ…あっ、貴音に響!」
響「み、美希…どうしたんだその髪?…それに、この辺りの地形どうなってるんだ」
覚醒美希「んー…半分くらいは美希のせいかな」
響「えぇ…どんだけ戦ったんだ」
貴音「それよりも…美希、その姿を解除してください」
覚醒美希「え?なに言ってるの…もう少しで勝てそうなんだよ?」
覚醒美希「残りも美希がぜーんぶ片付けちゃうから、2人とも安心していいの!」
貴音「…いいえ、もうこれ以上は危険です」
貴音「美希、あなたも分かっているはず…その力はあなたのアイドルとしての力を急速に消費していますね」
響「え?」
覚醒美希「…」
貴音「最悪…このまま無理をすれば、二度とアイドルとしていられなくなります」
覚醒美希「…それでもいいよ、勝てるなら何でも」
響「な、なに言ってるんだ!?そんなのダメに決まって…」
覚醒美希「ハニーに約束したの!絶対勝つって!!」
響「…そ、それは…でも!」
貴音「…あの方が犠牲の上の勝利で喜ぶとでも?」
覚醒美希「…ハニーのためだけじゃないの、皆の努力を無駄にしたくないから…」
覚醒美希「だから!」
貴音「…これ以上言葉は無意味ですね」
覚醒美希「…」
貴音「私があなたを止めます」
響「た、貴音!美希!二人とも何やってるんだ!?」
響「仲間同士でこんな…」
覚醒美希「今の美希に勝てるって、本気で思ってるの?」
貴音「さぁ、どうでしょうね」
貴音「…時に、今宵は綺麗な月だとは思いませんか?」
覚醒美希「…何言ってるの?こんな時に…」
覚醒美希「…月?」
貴音「…まこと、月が綺麗ですね」
凛「…!」
奈緒「…どうした、凛?」
凛「…卯月に何かあったみたい」
奈緒「まだ生きてるのか?」
凛「…うん」
加蓮「…行きなよ、ここはアタシ達が何とかするから」
奈緒「…ま、騎士団は何とかなったしな」
奈緒「助けに行きたいんだろ?行ってこい!」
凛「…」
凛「ごめん、任せた!」
響「貴音!美希!」
貴音「………響、美希の様子は?」
響「…戻ってる、元に戻ってるぞ!」
貴音「………そうですか、良かった」
貴音「ひとまず、安全なところへ…美希を連れて行ってくれますか?」
響「分かったぞ!自分に任せろ!」
貴音「…えぇ、頼みましたよ」
響「みんな…美希を守ってやってくれ」
「ジュイ」
「ワン」
響「うん…こっちに来てる」
響(…貴音に託されたんだ、今度は…)
響「バーストアピール…」
響「―――Set」
響(自分が美希を守る番だ!!)
響「Rebellion(リベリオン)!!!」
飛鳥『蘭子…どうかこの言葉が、君に届くことを祈る』
飛鳥『ボクは、大きな失敗をした』
飛鳥『ただ負けるだけじゃなく、触れてはいけない物に触れてしまった』
飛鳥『…すまない、君に謝っても済む問題でないことは理解している』
飛鳥『このようなことを頼める立場でないことも、分かっている』
飛鳥『だけど…どうか』
<ガサッ
蘭子「…!」
<タンッ
響「逃がさない!スタートアップ!!」
蘭子(身体強化…躱せない)
蘭子(なら!)
響「もらった!」
蘭子「 」
響(詠唱破棄!?でも!!)
響「このぉおおおお!!」
凛「…!」
杏奈「…あ、やっと会えた!なかなか会えなくて困ったよ!」
凛「…悪いけど、通させてもらうから」
杏奈「いいよー…でも、できるものならね!」バッ
<ガシッ
杏奈「…あなた、まだ生きてたの!?」
まゆ「…ふふ、まゆにも、負けられない理由があるんです」
凛「まゆ…」
まゆ「行ってください、凛ちゃん…まだ間に合います」
美希「…ん」
美希「………響?」
響「………何だ、やっと起きたのか」
響「美希は本当に良く寝るなぁ、ある意味すごいぞ」
美希「響…」
響「あとで貴音にいっぱい謝るんだぞ?あんな無茶して…ほんとに」
美希「………」
美希「分かったの、いっぱい謝って、いっぱいありがとうって言うの」
響「…うん、それじゃあ」
響「あとは任せた」
蘭子「はぁ…はぁ…」
美希(…あの眼)
美希「…そっか、お互い負けられないんだね」
蘭子「…如何にも、我らは決着をつけなければならない」
蘭子「いざ」
美希「勝負!!」
春香「千早ちゃん!!」
千早「春香…!!」
卯月「………くぅ!?」
卯月(ここまできて…でも…!!)
卯月「負けられない!!!!」
凛「卯月!!」
卯月「…凛ちゃん!!」
凛「静かなる蒼の息吹よ……我が剣に宿りて敵を穿て!」
凛「輝ける菫青よ……我が手に集い浄化の力を成せ!」
千早「二重詠唱!?春香!!」
春香「うん!M@STER…!」
凛「蒼穹の果て!私はここにいる!!!」
卯月(ここしかない…!)
卯月「Power of Smile」
凛「ヴォルト・オブ・ヘヴン!」
【みんなまとめて、トップアイドル】
【どんな世界も、頂点は1つしかない】
相容れぬ思想、互いに譲れないもののため、戦いは終局を迎える
その結末は――――
終わりだよ
転載先載せずにまとめてるやつw
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