【わたモテ】岡田茜「お、おい!もっと声優について教えろよ!」 (9)


「どう、これが声優の仕事なんだけど……」

智子が遠慮がちに伺う。
だが自分から話を持ちかけた茜は、返事をすることが出来なかった。
色々と文句を言いたかったのだが、ただただ頬を薄紅色に染め、唇を震わせながら俯いているのである。

「こんなこと本当に……はぁ……声優がするのかよぉ……あぁ……」

それでも熱い吐息まじりに茜は、なんとか言葉を紡ぐ。

「でk……岡田さんは演技経験ない素人でしょ?ちょっと強引な教え方になったけど、こういうのも役によってはすると思うよ」

どことなく嬉しそうに口を弧にした智子は、後ろから抱え込むように茜の制服に突っ込んだ手を緩やかに動かし続けた。
触る側の技術によるものか触られる側の感度によるものか、数分もすると互いの呼吸は荒く激しいものへと変わっていった。




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