善子「可愛い後輩♪」 (20)
ラブライブサンシャインのようよしSSです
ラブライブサンシャイン初期設定
善子2年、曜1年、ダイヤ2年の設定、他は同じ学年です。
キャラ設定はG`s寄り、少し異なるかも
初投稿なのでよろしくお願いします!!
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浦の星から沼津まで登下校するのはいつも1人
いつも窓から景色を眺めるだけだったけど・・・
あの子にあってからは・・・
曜「あっ!ヨハ姉だ!おはよう!!ヨハ姉!!」
...
私は千歌からの強い誘いがあってスクールアイドルに入った
まぁ、千歌の
千歌「ヨハネちゃんは本当に美人だよね~、オシャレだしキラキラしてるし、ね!お願い!!スクールアイドルやりませんか?」
っていう言葉には悪い気はしなかったし♪
入ってみると意外と楽しく仲良くやれてるし、悪い気はしないんだけど・・・
千歌「じゃあね、ヨハネちゃん♪また明日~」
善子「うん、また明日ね」
いつも最後にバスの中で1人になるのがなんとなく寂しかった
千歌とリリーは同じ所で降りるからなんとなく距離があるような気がして・・・
まぁ、ヨハネは不幸だし♪こんなこと造作もないけど
善子「はぁ~」
内浦から見える景色はいつも綺麗だった
そのせいかどうか分からないけど天界から馬鹿にされているような気がして少しムッとする気分にいつもなっていた
善子「はぁ~、なんか空から従順なリトルデーモンでも降ってこないかしら?」
そんなことを思いながら毎日通学する、特に面白くもなんともない通学が続いてたある日…
千歌「えぇ~!!曜ちゃんスクールアイドルになってくれるの!?」
曜「うん!飛び込みと掛け持ちになるけど、曜もアイドルになってみたいであります!!」
千歌「本当!ありがとう~曜ちゃん~」
梨子「良かったわね♪千歌ちゃん」
1年生の渡辺曜って子が入ってきた
見た感じは明るくて活発って感じの子だけど…
千歌「あっ、知らない人もいるからメンバーに自己紹介して!曜ちゃん!!」
曜「はい!!渡辺曜であります!特技は前逆さ宙返り3回転半抱え込み型です!!皆さんよろしくお願いしますでありますヨーソロー!」
うん、見た感じ通りの子だったわ
練習が終わり今日もバスで下校し千歌たちが降りるバス停前になった
千歌「じゃあね~ヨハネちゃんたち♪また明日~」
梨子「また明日♪」
善子「うん、また明日ね」
善子(はぁ~… 今日も1人でバスに揺られる時間…)
憂鬱な気分になりそうな時、1つの疑問が浮かんだ
善子(ん?ヨハネちゃんたち?)
曜「バイバイ!千歌ちゃん 梨子先輩!!また明日~♪」
千歌「バイバイ曜ちゃん♪あっ、ヨハネちゃん!曜ちゃんをよろしくね~」
善子「えぇっ!!」
この天真爛漫な子が残ると思わず思わず声をあげてしまった
千歌たちを降ろしたバスはいつも退屈だと感じていた道を走っていく
曜が入って私の生活に1つ変化が訪れた
それはバスの登下校でこの子と一緒に帰ることになったことだ
とりあえず千歌に任されたのに声をかけないわけにはいかないので、私は少し会話を試みた
善子「えっと、曜はどこで降りるの?」
曜「沼津ですよ、私いつも沼津からここまでバスで来てるんです! 善子先輩は?」
善子「えっ、私も沼津よ」
しまった、ヨハネって言わなくちゃいけないのにテンパって…まだ言い直せば
曜「えぇ!?本当♪沼津から来る人がいないからいつも1人で行くの退屈だったんだ~ 善子先輩が一緒なのは嬉しいなぁ~」
善子「そう…ありがとう」
曜「ねねっ!善子先輩って本当に美人ですよね~羨ましいな~」
善子「そう…ありがとう」
曜「ねねっ!善子先輩は休日何してるんですか?」
善子「えっ!あ~買い物とか?」
グイグイくる子ね、ヨハネって言いなおすタイミング逃したじゃない!?
それにしても一緒に帰る人がいなくて退屈だった人がいたなんて奇遇ね…
まぁ、私だったら人前で寂しいとか退屈とか言わないけど、この子は言うのね…素直で感心するわ…
曜「ねぇ!?善子先輩!?」
善子「うわっ!?」
気がつけば曜の顔が目の前にあって驚いた、どんだけ馴れ馴れしいのこの子…
曜「買い物では何を買いに行くんですかって聞いてるのに、どうしたんですか?ぼーっとして?」
善子「あっ、そうね…お洋服とか化粧品とか…かな?」
曜「へぇ~善子先輩って本当にオシャレなんですね!私 ちょっとそういうのは疎いと言うか…そうだ!善子先輩!!よかったら私にオシャレを教えてくれませんか?」
善子「えっ!?え~といいわよ…」
曜「やった~!!私もスクールアイドルになるんだから少しは詳しくならないとって思ってたんだ♪善子先生よろしくお願いしますであります!」
しまった~、勢いに負けてオシャレについて教えなくちゃいけない流れになってるじゃない!?というかいつの間に先生になったのよ!
…でもまぁ?オシャレって言われるのは嫌ではないし?というかAqoursの中ではダントツだと思うし?
なかなか見る目あるじゃないこの子~♪多分センスもまぁまぁあるんじゃない?
善子「よし!では曜!私に弟子入りする準備はできとるか?」
曜「はい!準備万端でありますヨーソロー!」
善子「よし!じゃあまずはその水泳でついた塩素の匂いを直しましょうね♪」
曜「えぇ~!?曜はいい匂いだと思うんだけどなぁ」
前言撤回 壊滅的なセンスだったわ
それからというものバスでの登下校は曜とおしゃべりする時間になった
善子「これがマニキュア」
曜「おぉ~!!すごく綺麗!!どうやってやるの!?」
善子「これはね、まず爪を綺麗にして…
善子「こういう服が最近トレンドなのよ」
曜「トレンド???トレンドってどういう意味?」
善子「あんた、トレンドっていう単語を知らないの?」
曜「そんな難しい単語知ってるわけないじゃん!?」
善子「しょうがないわね~トレンドっていうのは…
私の退屈な時間はいつしか可愛い後輩と過ごす楽しい時間となっていた
一人っ子の私にとっては妹ができた気分だった
でも1つだけ許せないことがあって…
曜「これをこうして…」
善子「だぁ~違うわよ!こうするの!?」
曜「おぉ~、ありがとう!!善子先輩!!」
善子「だから!ヨハネって呼びなさいって言ってるでしょ!?」
曜「えぇ~!?だってヨハネ先輩って言い辛いんだもん!恥ずかしいし!!」
善子「曜はヨハネのリトルデーモンなのに言い辛いとかなし!!ほらっ!!」
曜「むぅ~…、あっ!?じゃあヨハ姉は?これだとほらっ!あだ名みたい!?」
善子「ヨハ姉!?うーん…まぁ及第点というか…なんというか…」
まぁ、確かに妹みたいとは思ってるけどそれはセンスというかなんというか…
曜「じゃあ、決まりね!!善子先輩は今日からヨハ姉と呼びます!!」
善子「リトルデーモンが勝手に決めるな!」
曜「あっ!?ヨハ姉この服いい感じじゃない?」
善子「話をそらすな!!あとこの服は全然ダメ!もっとこういう服とかにしないと」
曜「えぇ~!?絶対こっちの方が良いよ~」
まあいいか♪ほぼヨハネみたいなものだし
可愛い私のリトルデーモンがつけてくれたあだ名なら大事にしないとね♪
終わりです!!
短いですがありがとうございました!!
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