千歌 「またみんなで輝きたい...」 (20)
千歌 「でも、もうそう簡単には集まれないよね...」
梨子 「そうでもないんじゃない?」
千歌 「り、梨子ちゃん?!なんでここに?!」
梨子 「そんなに驚く事ないじゃない」クス
千歌 「だ、だって、音楽学校に行ったんじゃないの?」
梨子 「そんなに遠くない場所だから帰ってこようと思えばこれるのよ」
梨子 「それに、またここの景色や音が懐かしくなってね」
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千歌 「でも帰ってくるなら連絡してよぉ~そしたら迎えにも行ったのに!」
梨子 「ありがとう千歌ちゃん。でもそしたらびっくりさせられないなじゃない」
千歌 「そうだけどさぁ~」
梨子 「あっそうだ、お土産買ってきたの」
千歌「本当??」
梨子 「本当よ」
梨子 「はい、どうぞ」
千歌 「やったぁ~!ありがとう梨子ちゃん!」
梨子 「ふふっ」
千歌 「ん?どこか変?」
梨子 「いや、やっぱり千歌ちゃんは変わらず千歌ちゃんだなって」 クス
千歌 「なにそれぇ~」
梨子 「そうだ、千歌ちゃんこの後時間ある?」
千歌 「特に何もないから大丈夫さよぉ」
梨子 「じゃあ一緒にお散歩しにいきましょ?」
千歌 「いくいくぅー!」
梨子 「それじゃ決まり、先に下で待ってるね」
千歌 「うん!すぐ行くから待ってて!」
ドタドタ
梨子 「ふふっ」
梨子 (卒業してもう3年か...)
梨子 「そんなことより早く支度しなきゃ」
--10分後--
千歌 「おまたせぇ~ 待った?」
梨子 「んーん全然、私もさっき来たばかりだから」
千歌 「そっかなら良かった」
梨子 「この場所も懐かしいわねぇ」
千歌 「梨子ちゃんと初めて会ったのはこの浜辺だったよね」
梨子 「そうね、それにここでよくダンス練習もしたわよね」
梨子 「そろそろバス来る頃ね。行きましょ?」
千歌 「うん!」
タッタッタッタ
--バス内--
ブロロロロ
千歌 「ふふん♪」
梨子 「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌 「いやー、こうやって梨子ちゃんとバス乗るの久しぶりだなぁ~って♪」
梨子 「ふふっ、そうね。
ん?」
千歌 「どうしたの?」
梨子 「あれって曜ちゃん?」
千歌 「え?!あ!本当だ!」
千歌 「おーい!曜ちゃーん!」(´∀`*)ノシブンブン
梨子 「ちょっと千歌ちゃん」
ワイノワイノ
曜 「ん?あれって...千歌ちゃんと梨子ちゃん?!」
プシュー ガタン ブロロロロ
曜 「久しぶり!」
千歌 「曜ちゃん久しぶり!」
梨子 「お久しぶり、曜ちゃん」
曜 「梨子ちゃんも帰って来てるなんてびっくりだよぉ」
梨子 「私もびっくりしたよ」
千歌 「そーだよ!曜ちゃんも何で帰って来るって連絡くれなかったの!」
曜 「あははぁ、ちょっと驚かせようかなってぇ..」
千歌 「曜ちゃんも同じこと考えてるとは..」
曜 「[も]って?」
梨子 「私も驚かせようと思って...」
曜 「あははっ同じだったとは」
千歌 「でっだよ、曜ちゃん!」
曜 「は、はい!」
千歌 「曜ちゃんは何で帰って来てるの?」
曜 「今日はちょうど学校が休みだったのとお父さんが帰って来るって聞いて昨日帰って来たんだよ」
千歌 「ふーん」
梨子 「まさか本当に航海士になるために大学に進学するとは思わなかった」
曜 「えへへ、でも昔からの夢だったからね!」
千歌 「そうだ曜ちゃん!」
曜「どうしたの?千歌ちゃん?」
千歌 「ズバリ!この後の予定は!」
曜 「特にはないけど..」
千歌 「じゃあ一緒に思い出巡りしようよ!」
梨子 「お散歩が思い出巡りに...」
曜 「あはは、でもまぁこれが千歌ちゃんだよ!」
梨子 「それもそうね、ふふ」
千歌 「よし!では思い出巡りにしゅっぱーつ!!」
曜&梨『おーー!!』
バタバタバタバタ
鞠莉 「3年ぶぅ~りですねぇ~」
バタバタバタバタ
鞠莉 「よいしょと、送ってくれてありがとう」
運転手A 「いえいえ、ではお気をつけて」
バタバタバタバタ
鞠莉 「ん~~っあ、座ってるだけでも疲れるわねぇ
よし、荷物中に運びましょうか」
タッタッタッタ
--バス停--
千歌 「ん~っやっと着いたぁ」
梨子 「あれ?ここってぇ」
曜 「よっと!あ!あそこの近くだ!」
千歌 「そう!最初はここって決めてたんだ!」
千歌 「では行ってみましょー!」 ダッシュ
梨子 「ちょっと千歌ちゃん?!」
曜 「梨子ちゃんも!ほら!」
梨子 「もぉ~」クス
タッタッタッタ
--淡島神社-階段--
梨子 「はぁはぁはぁ....はぁはぁ」
千歌 「梨子ちゃん疲れすぎぃ」
梨子 「しょ、しょうが..はぁ..ないじゃない...はぁはぁ」
曜 「そうだよね。もう卒業してから2年も経ってればそりゃあ体力も落ちるよ」
梨子 「はぁはぁ...ちょっと休憩..はぁ」
千歌 「もぉ~、しょうがないなぁ」
梨子 「誰のせいだと思ってるのよ!..はぁ」
曜 「あっはははは」
--15分後--
千歌 「そろそろ行こ!」
梨子「一番上まで行く気?!」
千歌 「当たり前だよぉ!」
曜 「じゃないと思い出巡りにならないであります!」 ビシッ!!
千歌 「さっすが曜ちゃん!」
ようちか 『いえーい!』
梨子 「そこまで言うなら仕方ないわねぇ」
千歌 「そうと決まれば早速行こー!」
タッタッタッタ
梨子 「もう無理。歩けない。」
千歌 「梨子ちゃん情けないよ!もうすぐそこに頂上が見えるんだよ!」
曜 「あと少しだよ!全速全シーン!ヨーソロー!」
果南 「ヨーソロー!」
千歌 「果南ちゃん!」
果南 「千歌に曜に梨子、久しぶりだね!」
曜 「びっくりだよ!まさか頂上に居たとは」
果南 「びっくりさせるつもりはなかったんだけどね」
梨子 「でも果南ちゃんはなんでここに?」
果南 「こっちに来てもランニングとかはやっぱりやらないとね」
梨子 「流石果南ちゃんてとこね...」
千歌 「ねぇねぇ!帰って来たって事はもうダイバーのライセンスは取れたの?」
果南 「まだまだ、って言ってももう少ししたら試験受けに行くつもり」
千歌 「そうなんだ!」
曜 「果南ちゃんはライセンス取れたらまたここに帰ってくるの?」
果南 「そんなとこかな」
千歌 「じゃあ帰って来たらまた一緒にやろうよ!」
果南 「お!いいねぇ!」
曜 「あ!私も果南ちゃんと潜りたい!」
梨子 「私も!」
果南 「じゃあ決定だね!日程は千歌と相談して決める感じになるけどいい?」
曜 「問題ないであります!」
梨子 「私も問題ないよ」
千歌 「楽しみぃ~!」
果南 「それはそうと千歌たちはどうしたの?」
千歌「今みんなで思い出巡りしてるんだ♪」
果南「へぇー、面白そうな事してるね」
千歌 「果南ちゃんも一緒にどう?」
果南 「あーごめん、鞠莉に呼ばれてこれから行かなくちゃいけないんだ」
梨子 「鞠莉ちゃんも帰って来てるの?!」
果南 「そうなんだよ」
曜 「こんな偶然もあるんだねぇ」
千歌 「じゃあ、鞠莉ちゃんも誘って後であの場所に集まろうよ!」
梨子 「あの場所?」
千歌 「そう!私たちの始まりの場所!」
曜 「あ!それいいね!」
梨子「?」
果南 「わかった!じゃあまた後でね!」
タッタッタッタ
ようちかりこ 『はぁーい!』
梨子 「じゃあそろそろ私たちも行きましょうか」
曜 「そうだね!千歌ちゃん、次はどこに行くの?」
千歌 「ふっふっふ、それは着いてからのお楽しみだよ!」
梨子 「何よそれぇ~」
千歌 「いいからいいから!全速前進ヨーソロー!だよ!」
曜 「ヨーソロー!ほら!梨子ちゃんも!」
梨子 「よ、ヨーソロー」
千歌 「それじゃ次にいこー!」
果南 「それはそうと千歌たちはどうしたの?」
千歌「今みんなで思い出巡りしてるんだ♪」
果南「へぇー、面白そうな事してるね」
千歌 「果南ちゃんも一緒にどう?」
果南 「あーごめん、鞠莉に呼ばれてこれから行かなくちゃいけないんだ」
梨子 「鞠莉ちゃんも帰って来てるの?!」
果南 「そうなんだよ」
曜 「こんな偶然もあるんだねぇ」
千歌 「じゃあ、鞠莉ちゃんも誘って後であの場所に集まろうよ!」
梨子 「あの場所?」
千歌 「そう!私たちの始まりの場所!」
曜 「あ!それいいね!」
梨子「?」
果南 「わかった!じゃあまた後でね!」
タッタッタッタ
ようちかりこ 『はぁーい!』
梨子 「じゃあそろそろ私たちも行きましょうか」
曜 「そうだね!千歌ちゃん、次はどこに行くの?」
千歌 「ふっふっふ、それは着いてからのお楽しみだよ!」
梨子 「何よそれぇ~」
千歌 「いいからいいから!全速前進ヨーソロー!だよ!」
曜 「ヨーソロー!ほら!梨子ちゃんも!」
梨子 「よ、ヨーソロー」
千歌 「それじゃ次にいこー!」
--展望水門--
千歌 「次はここ!展望水門びゅうお!」
梨子 「なんだかんだ言って中には入った事なかったわね」
曜 「そうだったんだ!」
梨子 「そんな驚く事?」
千歌 「そうだよ!ここに住んでて中に入らないのは損してるよ!」
梨子 「そこまで?」
千歌 「ここから見る景色はね?とっても綺麗なんだよ!」
曜 「ちなみに夕方はもっと綺麗なんだぁ!」
梨子 「そうなんだ、それは損してるわね」
曜 「私はここで鞠莉ちゃんといっぱいお話ししたなぁ」
梨子 「なんの話をしたの?」
曜 「それは内緒♪」
千歌 「え~、曜ちゃん教えてよぉ~」
曜 「ちょっと恥ずかしいから///」
梨子 「まぁだいたい想像出来たわ」
千歌 「なになに!」
梨子「それは追い追いわかるかもよ?ね、曜ちゃん」
曜 「えっ!」
千歌 「むぅ~、じゃあいいよ!」
梨子 「曜ちゃん、ちゃんと言ってあげなきゃダメよ」 コソコソ
曜 「う、うん」
梨子 「それで千歌ちゃん、次はどこに連れてってくれるの?」
千歌 「ん~、じゃあ次は水族館!」
曜 「いいねぇ!」
梨子 「今から?!」
千歌 「そうだよ!」
梨子 「まぁいいけど...」
千歌 「よし!じゃあしゅっぱーつ!」
--小原家--
ピンポーン
鞠莉 「はぁ~い!」
ガチャ
鞠莉 「あ!」
果南 「久しぶり、鞠莉!」 サッ
鞠莉 「果南!」
ハグ
鞠莉 「やっぱり果南のここはおちちつくなぁ♪」
果南 「訴えるよ」
鞠莉 「冗談だよ、久しぶりね。元気にしてた?」
果南 「もちろん!鞠莉こそ元気だった?」
鞠莉「あったりまえじゃない!でもやっぱり寂しかったよ」
果南 「私も」
鞠莉 「きっとダイヤも寂しがってるよ!」
果南 「あははっそうだね!」
果南 「そうそう」
鞠莉 「ん?」
果南「さっきね、千歌と曜と梨子にあったんだ!」
鞠莉 「ワァーオ!じゃあ後で会いに行きましょう?」
果南 「うん、その事でね千歌たちが後であの場所に集まろうって」
鞠莉 「ホワイ?」
果南 「立ち話もなんだから中で話そうよ」
鞠莉 「それもそうね!さ、どうぞどうぞ!」
果南 「お邪魔しまぁ~す!」
ガチャン
--伊豆・三津シーパラダイス--
千歌 「さぁ!シーパラダイスに着きました!」
梨子 「ここも久しぶりねぇ」
曜 「あ!みてみて!うちっちーが居るよ!」
タッタッタッタ
梨子 「本当に曜ちゃんはうちっちーが好きね」 クス
千歌 「じゃあ中に入って色々みて回ろうー!」
梨子 「ふふ、どうね」
千歌 「曜ちゃーん!中行くよー!」
曜 「はーい!」
--シーパラダイス内--
梨子 「はぁ~...やっぱり綺麗ねぇ~」
曜 「ここは何回来ても飽きないよね!」
千歌 「うんうん!」
曜 「あ!私クラゲ見に行きたい!」
梨子 「いいわね!」
千歌 「じゃあ行ってみよぉ~♪」
スタスタ
--クラゲエリア--
曜 「やっぱり綺麗だねぇ~」
梨子 「ねぇ~...ん?」
千歌 「どうしたの?梨子ちゃん」
梨子 「いや、あれってよっちゃんと花丸ちゃんじゃない?」
曜 「あれ?本当だ!」
千歌 「おーい!二人ともぉ~!」
オーイ!
花丸 「ん?」
善子 「げっ千歌に曜にリリー...」
梨子 「げっとは何よ失礼ね」
花丸 「みんな久しぶりずら!」
曜「久しぶり!」
千歌 「花丸ちゃんたちはどうしてここに?」
花丸 「昨日善子ちゃんが明日空いてるなら一緒に出かけようってさそってくれたずらぁ~♪」
梨子 「よっちゃんもなかなかやるじゃない」
善子 「うるさい!//」
曜 「あははは、それじゃ邪魔したら悪いね」
花丸 「まるはそんな事ないけど?」
善子 「私も構わないわよ」
千歌 「でも大丈夫!その代わり後であの場所で集まろう!」
よしまる 『?』
千歌 「詳しい事はまた連絡するからまた後で!」
花丸 「わかったずら!」
善子 「久しぶりにリトルデーモンが集まるのね...」
曜 「あはは、相変わらずだね」
梨子 「じゃ、後でね」
よすまる 『はーい!』
誤字は見逃してくれw
花丸 「びっくりしたねぇ善子ちゃん」
善子 「そうね、でもみんな変わってなくて良かったかも」
花丸 「ね!...善子ちゃん!」
善子 「なによ」
花丸 「おら次ここに行きたいずら!」
善子 「そう、なら行きましょうか!」
花丸 「うん!」
スタスタ
--シーパラダイス入り口--
千歌 「はぁ~、楽しかったぁ~」
梨子 「そうね、それに皆んなでアルバイトした時のこと思い出しちゃった」
曜 「懐かしいね!」
千歌 「ね!」
梨子 「千歌ちゃんそろそろ皆集まる時間じゃない?」
千歌 「もうそんな時間?!」
曜 「時間も忘れるくらい楽しかったからね!」
千歌 「遅れちゃうといけないから急ごう!」
梨子 「そうね!」
曜 「よーし!学校まで走ろぉ~!」
ちかりこ 『おー!』
--校門前--
千歌 「おーい!みんなぁー!」
果南 「お?きたきた! おーい!」
ダイヤ 「遅刻ですわよ千歌さん!」
ようちかりこ『ダイヤちゃん?!』
ダイヤ 「何をそんなに驚いているのです?」
千歌 「だって、東京の大学に行ったんじゃ...」
鞠莉 「せっかくだからダイヤもこっちに読んだよ」
ルビィ「私も居るよ!」
梨子 「ルビィちゃんもいたのね!」
ルビィ 「お久しぶりです!」
梨子 「えぇ、久しぶり!」
マルモウツカレタズラァ
ルビィ「?」
善子 「早くしなさいよ!ずらまる」
花丸 「善子ちゃんが歩くの早いんだよぉ~」
ルビィ 「あ!善子ちゃんに花丸ちゃん!」
花丸 「ルビィちゃん!久しぶりずらねぇ~!」
ルビィ 「そうだね!」
善子 「昨日も連絡とってたじゃない」
花丸 「連絡取るのと会うのは全然違うずら!」
善子 「あらそう」
ルビィ 「善子ちゃんも久しぶり!」
善子 「久しぶりねルビィ」
千歌 「じゃあ全員集合という事で、鞠莉ちゃん!」
鞠莉 「OK!じゃあ開けるわよ!」
ギィー ガラガラガラガラ
ダイヤ 「開けてしまって大丈夫ですの?」
鞠莉 「大丈夫!パパには許可は取ってあるから!」
千歌 「みんなで一斉に入ろう!」
8人 『おー!』
タッ!!
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