モバP「ただ!」 比奈「見てみたい!」 菜々「いやいや」 (72)

泰葉「本作品は18歳未満の方は読むことが出来ません」

泰葉「この作品はフィクションです。登場する人物名、団体名、地名、設定等は全て架空のものであり、実在するものとは一切関係ありません」

泰葉「また、作品内に登場する人物は全て18歳以上です」

泰葉「また、本作品には過激な表現が含まれておりますが、犯罪にあたる行為など実際に行われますと刑法により厳重に処罰されますので絶対に真似しないでください」

泰葉「本作品は日本国内向けのものとなります。国外での環境等に関するサポートはしておりません。JAPAN LEVEL ONLY」


泰葉「……はい」

比奈「いやーどうもどうも。もちろん一発OKっスよ。流石でス」

泰葉「はあ、ありがとうございます…。それでこれ、何なんですか?」

比奈「まあまあ、それは置いといて」


※前作 モバP「プレイ内容…」 比奈「っス!」
※読まなくてもいいがアイドルをエロゲヒロインという認識で扱っていることだけ分かっていてほしい
※過激な表現は無いし別に18歳未満でも余裕で読める
※ゆるいエロゲが好き

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1519488755

○荒木家


菜々「あ、歯ブラシも二本」

比奈「いやあ……へへ」

菜々「なんかこう、生々しいですね。いざ目の前にすると」

比奈「と言っても、あたしの家にプロデューサーが来ることはあんまりないんスけどね。正直こっちの家にいる方がレアでスよあたし」

菜々「お熱いようで…。アイドルとプロデューサーがそんながっつり付き合うものなんですねえ…」

比奈「菜々さんもあまり他人のコト言えなくないっスか?」

菜々「ま、まあそれもそうなんですけど…たはは」

菜々「きっかけとかあったんですか? 折角ですし、たまにはそういう話がしてみたいなー、なんて」

菜々「良い感じに若くて青い話が聞けそうだし…いやナナ17ですけど」

比奈「うーん……そうっスねえ……」

比奈「言ってみれば、エロゲが結んだ絆なんでスよねこれって」

菜々「何言ってんですか!?」

比奈「いや、なんか…エロゲの話をしている内に距離が近付いてきたと言うか」

菜々「それこそなんかエロゲにありそうな話ですけど…いやだから何言ってんですか!?」

比奈「お、菜々さんエロゲの話とかイケるクチっスか?」

菜々「はっ!? いっ、いやいやナナは17歳ですし!?」
※作品内に登場する人物は全て18歳以上です

菜々「そしてなんですかこの下に出てるテロップ!? さっきまでこんなの無かったじゃないですか!」
※作品内に登場する人物は全て18歳以上です

比奈「まあまあ。今はあたししかいないんだから正直になったっていいじゃないでスか。たまには人の目なんて気にせずのびのびする時間も必要っスよー」

菜々「比奈ちゃんはもうちょっと気にしてください。ナナ心配になりますから…」
※作品内に登場する人物は全て18歳以上です

比奈「まあそれはプロデューサーにもよく言われてるんで追々…。で、どうなんでス?」

菜々「うぅ…。やってないこたないですけど…。いや、とにかく時間があったのでつい出来心でというか……」
※作品内に登場する人物は全て18歳以上です


菜々「ってしつこいな!! もういいでしょそれ!!」

比奈「プロデューサーもね、よくエロゲやるみたいで色々話すんでスよ。どのアイドルがエロゲにいそうとか、エロゲに出たらどんなプレイをするかとか」

菜々「本当になんて話をしてるんですか!? しかもPさんと一緒に!?」

比奈「いや始めは注意する側でしたよ? いつの間にか二人で盛り上がるようになっただけで」

菜々「えぇ…。今日奈緒ちゃんとかいなくてよかった……」

比奈「奈緒ちゃんは妹ポジションかなって話もしたっスね」

菜々「会話に出たんですね」

比奈「エロゲにツンデレ妹出がち」

菜々「いやまあ…分かりますけど」

比奈「千鶴ちゃんと双璧をなすツンデレ眉毛妹っス。世話焼き委員長タイプと隠れ甘えん坊タイプで住み分けバッチリ」

菜々「ああ、年下に世話焼かれる感じいいですね……。ハッ!? いやいや介護とかそういう話じゃないですよ!?」

比奈「思ってないっスよ。菜々さん最近過敏なんじゃないかと思うんでス」

菜々「イジられ過ぎたらこうなるんですよ……」フッ…

比奈「色々小言言いつつ面倒見てそうでしょ、千鶴ちゃんって」

菜々「ああ、そんな感じ。割とテンプレな子ですよね。ホント二次元みたい」

比奈「夢みたいっスよね。あんな濃い子達の大集合する現場って」

菜々「薄い本が厚くなっちゃいますね」

比奈「…………厚くはしたくないかなあ……」

菜々「…………」


千鶴『もう、兄さんってば。起きて。……うわ、うわなにこれ……おっきぃ』


菜々「とか言いながらガン見してそうですよね。序盤のパートで」

比奈「お、かなり話せるっスね。エロゲ妹は朝に起こしに来るものでスからねえ」

菜々「しかも思ったこと全部言っちゃうんですから。台詞量もすごいと思います」

比奈「ぽーっと眺めながらつらつらと感想を…。うーん、どちらかというとエロゲよりエロ漫画?」

菜々「あー…たしかに。主人公視点だとちょっと難しいですかね」

>>7に画像を忘れていた
https://i.imgur.com/klpnilL.jpg

比奈「まあなんでもいいか。今日はそういう話しちゃいましょう」

菜々「そういう話?」

比奈「エロゲやエロ漫画でありそうなシチュエーションっス!」

菜々「おおう…女二人で話す内容じゃありませんね…」

比奈「だからっスよ。誰の目も気にしなくていいんだから」

菜々「どっちみちプロデューサーさんとも普段から話してるんでしょう?」

比奈「まあそうなんスけど…へへ」

https://i.imgur.com/INvaZ7Y.jpg

菜々「じゃあ流れで奈緒ちゃんで考えてみます?」

比奈「うーん…昼は『兄ちゃん』か『兄貴』かもしくは呼び捨て」

菜々「夜は?」

比奈「『……お兄、ちゃん』」

菜々「なるほど」

比奈「つまり、こう」


奈緒『ちょっとくらい分かってくれたっていいだろ、兄妹なんだから……。……来てよ、お兄ちゃん』


菜々「なるほどなるほど」

比奈「一線さえ越えればあとはもうわりと自ら誘うようになると思うんスよね」

菜々「ああ…普段はイジられる一方で弱いからこそ、なんですね」

比奈「そうそう。夜くらいは頑張って自分からリードしようとする」

菜々「ちなみに血のつながりは?」

比奈「Pさ……プロデューサー曰く、繋がってない方がいいと」

菜々「ああー、そっち派ですか」

菜々「……」

比奈「何スか」

菜々「今一瞬、名前で呼びそうになりましたよね」

比奈「うっ、そこはスルーしてくれたっていいじゃないスか」

菜々「ふうん」ニヨニヨ

比奈「エンディングまで呼ばないようにしてるんスよ…。イジる側になったらイキイキしちゃって」

菜々「いいじゃないですかこれくらい。ナナ、いつも被害者なんですよ?」

菜々「エンディングで言ったらどういうシチュがありますかねえ」

比奈「エンディング…。あ、懐妊ってエロゲならではのネタと思うんスよね」

菜々「ほほう。え、でもラストシーンに子供がいるなんてジャンル問わずそう珍しいことでもないですよね?」

比奈「いえいえ。子作りを描くのはエロゲでしょ。ベタ甘セックスなんてエロゲとかエロ漫画くらいしかやらないっスから」

菜々「ああ…R指定ないと絶対無理ですもんね。その上大人向けとなるとベタ甘はなかなか出せないかあ」

比奈「まあその分デキ婚率も高いんスけどね」

菜々「あはは…避妊なんてなかなかしてないですからね…」

比奈「逆にNTR系の方がゴム使いまスからねアレ。最後の最後までとっておく的な感じで」

比奈「個人的は腹ボテより子供連れてる方がいいスけどね。デキ婚感出ちゃうし。それに見た目も本編からグッと成長した感じの方が『共に歩みました』感出るじゃないスか」

菜々「あー、そうなると浮かんじゃうのはお母さんの似合う感じの子かなあ」

比奈「…………」

菜々「いやなんでそこでナナを見るんですか!」

菜々「ナナはまだ永遠の17歳ですーっ! ってそのテロップはもういい!」
※作品内に登場する人物は全て18歳以上です

菜々「だからそうじゃなくてナナが言いたいのはもっとこう、世話好きでしっかりものの……」

比奈「母性ガチ勢っスかあ。というと……」


https://i.imgur.com/mqHFuAN.jpg


ネネ『ふふっ。そろそろこの子にも妹か弟……いた方がいいと思いませんか?』


比奈「こう」

菜々「そういうことです」

比奈「実妹がいるからこそ言えるネタっって最高っスね」



菜々「もしくはこう」


https://i.imgur.com/4Sz7raY.jpg

海『ええ? もう……これじゃどっちが子供か分かったもんじゃないね』


比奈「ああ……なるほど」

菜々「実際はこう」


https://i.imgur.com/QfmZpw8.jpg

海『飽きさせないよ。約束する』


比奈「え、どういうことっスか」

菜々「これ本当に言ったらしいですからね」

比奈「うわあ…エンディングだあ…」

本日はここまで
毎回特に何も考えてないし今回も思いつくだけやるよ
ぶっちゃけ最初の泰葉のナレーションで半分くらい満足したけど

始まるよ

比奈「でもアレかなあ。海ちゃんは母か姉か難しいラインかなあ」

菜々「まあそこはたしかに。ポニテツリ目世話焼き姉はあくまで姉であってほしい感じはあるかもです」

比奈「姉キャラの究極型みたいな子っスからね。年下でスけど」

菜々「あー…アレで18かあ。すごいなぁ……」

比奈「でもエロゲ姉ならもっと別のパターンいるっスよね。鉄板だと……」


https://i.imgur.com/A5rSipa.jpg


聖來『わぁっ、久しぶり~! 弟くん大きくなったねー!』


比奈「こういう」

菜々「ああ~…。さらにこうですかね」


聖來『あれ、覚えてないかな? 昔よく一緒にお風呂入ったりとかしてたんだけど…。あ、そうだ! また一緒に入ろっか!』


比奈「パーフェクトじゃないスか」

菜々「あ、こういうのはどうでしょう」


https://i.imgur.com/ryHqBSE.jpg


芽衣子『そっかぁ、おじさんおばさんまた二人きりで旅行行っちゃったんだぁ。いつまでもラブラブだね』


比奈「近所の幼馴染みお姉ちゃんっスか」

菜々「まだ終わりじゃないですよ」

比奈「何……!?」


芽衣子『……ね、私達も旅行しちゃおっか。二人きりでデート♡ どうかな?』


比奈「活かしてくるっスねえ」

菜々「このくらいは本人普通にやりますからね」

比奈「でもコレって完全に導入部でスよね」

菜々「旅先で会うでしょうね。旅行サークルの女子大生集団とか」

比奈「負けないかなそれ…。…ま、誰を選ぶかはともかく、確実に童貞だけは先取できるパターンっスね」

菜々「ね。ある意味最強のポジションですよ」

比奈「幼馴染みっスかあ…。あとはやっぱ朋ちゃんとか?」

菜々「軽口たたき合うのが似合うのは間違いないですねえ」

比奈「言っちゃなんスけど……ほら、ぺったんこじゃないスか。でも、それをイジっていい雰囲気ありまスよね」

菜々「まあそうですね。ツッコミ側の子だし」

比奈「と見せかけてかなりアホの子なのがまた最高」

菜々「つまりこうですか」


https://i.imgur.com/LhYHnbx.jpg

朋『こ、こんな感じで揉めばいいのかしら……? は、ひゃぁっ!? 何勝手に部屋に入ってきてんのよぉっ!!』

比奈「何かの雑誌を鵜呑みにしてるっスねこれ」

菜々「この後なんやかんやで揉ませようとしてきます」

比奈「で、あんまり無いなとか言われて怒るまでがワンセット?」

菜々「そのままケンカになって押し倒します」

比奈「一丁あがり」

菜々「そういうことです」

比奈「イジれる貧乳ってとんでもないアドバンテージだと思うんスよね」

菜々「たしかにねえ。控えめな子って全体的に気難しい性格してますし」

菜々「叱ってくれそうな幼馴染みならもう一人いますよね」

比奈「あー…それっぽい子は何人か…」

菜々「ナナ的にはこうですね」


https://i.imgur.com/oAONJEn.jpg

忍『このっ…スケベぇっ!!』


比奈「なるほどなるほど。ハリセン持ってるタイプっスか」

菜々「もしくは100tハンマーですね」

比奈「たしかに振り回されて苦労する感じはあるっスねえ」

菜々「この場合の主人公はもちろん性欲の塊」

比奈「自分にだけあんまり興奮しないからなんか納得いかない、みたいな」

菜々「実は過保護にされてるだけなのにってヤツです」

比奈「過保護なら年下の幼馴染みってパターンもアリかと」

菜々「妹のように思ってる存在ですか。となると年少組…? それはどうなんでしょう……」

比奈「いやまあ、年少組の話も以前したんスけどね」

菜々「したんですね…。でも、妹との線引きが難しくないですか? 血の繋がらない妹がアリなら尚更」

比奈「いや、それがいるんスよ。ついつい過保護気味に甘やかしつつ、日々激しい劣情との葛藤に苦しませるようなベストなラインが」

比奈「こればっかりはあくまで『人の子を預かってる』という責任感が伴わなければ成立しないでス」

菜々「あー、ナナなんとなく分かっちゃいました……」

https://i.imgur.com/Cnq9iNH.jpg

くるみ『あのね、えっと…おにいちゃんなら……いいよ?』


比奈「こういうことっスね」

菜々「適度な罪悪感湧きますねこれ」

比奈「ずっと我慢してきたけど合意ならいいんじゃないか、的なね」

菜々「でも大事にしたいですよね」

比奈「ねえ」

比奈「ちなみにちびっ子だとどういうシチュエーション見たいっスか?」

菜々「対面できる体位以外断固拒否する美玲ちゃんですね」

https://i.imgur.com/lJOfBdi.jpg

比奈「ああ、そんな感じ」

菜々「でも物凄く濃い痕残すし爪立てるからもうちょっと大人しくさせられる体位がいいなあとか思われてます」

比奈「でも断固拒否」

菜々「めちゃくちゃ駄々こねますよ」

比奈「あたし的には麗奈ちゃんっスかね」

菜々「やっぱ強いですね駄々こねそうな子供」

比奈「何より話に絡めやすいっスから。特定のフェチ層に強く訴えかけるもの持ってまスし」

菜々「シチュエーション的には?」

比奈「お仕置きの……そうっスね、ベタなとこだとお尻たたき? らへんに次第にドハマりするっていう」

https://i.imgur.com/RCnwIU4.jpg

菜々「なるほど…初めのうちは暴れて抵抗してたのに」

比奈「次第に大して力の入ってない形だけの抵抗になって」

菜々「お仕置きの効果が出てるんだと思って安心していたけど」

比奈「イタズラの頻度は増すばかり」

菜々「まさかとは思ったけど?」

比奈「どうやらお仕置きされたくてイタズラしてる」

菜々「……」スッ

比奈「……」スッ


パァンッ

比奈「へへへ」

菜々「へへ…」

菜々「いや何のハイタッチですかこれ」

比奈「気が合うなあと思って」

菜々「いやまあ…まさかこんな内容を人と話せる機会があるとは思ってなかったですけど」

比奈「あ、下ネタで盛り上がれる幼馴染みって結構鉄板っスよね」

菜々「…………」

比奈「否定はしないけど黙ってこっちをガン見するのやめてくださいよ」

菜々「実際そうやってくっついたんでしょう?」

比奈「そうなんスよ? そうなんスけど、あの子が良いこの子が良いって話してる途中で急に自分にフられるのはキツいでスって」


ピンポーン


菜々「お、ウワサをすればPさん?」

比奈「流石にそんなうまい話は…。でも他に心当たり無いなあ……」

P「うーっす……って、あれ? 菜々さん?」

比奈「ホントに来た……」

菜々「あ、どうも。お邪魔してまーす」

P「あー…いや、むしろ俺が邪魔したかな。悪い、連絡すればよかったな」

比奈「いえいえ、別にいいんスけど…。あー、菜々さん?」

菜々「あー…そうですね。すいません、そろそろお暇しようかな…」

比奈「いえいえそうじゃなくって! 菜々さん的にはこのままこの話題続けてもセーフなのかなって」

菜々「ちょぉっ!?」

P「?」

比奈「菜々さんね、結構話せるクチでした」

P「話せる? ……あー、もしかして」

菜々「バレる前にと思ったんですが……まあこんな感じならどの道伝わってたんでしょうね」

比奈「でスでス」

菜々「いや、ちょーっと出来心でやってた時期があったって話ですよ?」

P「いやいや、俺は全然気にしないですって! むしろ普段の言動に比べればよっぽど絡みやすいですよ!」

菜々「」

P「すいません、ついポロっと……」

菜々「いえ、いいですけどね……かえって吹っ切れましたし……」

菜々「でも本当にいいんですか? お邪魔じゃないですか?」

比奈「うーん……」チラ

P「……。ま、いいじゃないですか。つまみ多めに買っちゃいましたし」

菜々「いえ、菜々は……いいか。どうせまたテロップ出てくるし」

P「テロップ?」

菜々「いえ、こっちの話です」

P「ちなみにどういう話してたんだ?」

比奈「単純に見たいシチュエーションっスね」

P「……しばらく疎遠になってたけど久しぶりにあったら無防備さそのままで成長しまくってたお姉ちゃん聖來とか」

菜々「それもうやりました」

P「なんですと」

比奈「考えること同じっスね。へへ…」

菜々「うーんこのツーカー」

P「ツーカーで言ったら……泉か泰葉だな」

比奈「ほほう」

菜々「あ、拾うんですねそこ」

P「そういう仲が映えるのは、ドライな性格だった子だと思うんですよね」

比奈「だった、というと」

P「ああ。いざデレると口調はあまり変えないまま尽くすタイプへ転ずる」

菜々「あー、そんな感じありますね。この二人はとくに丁度良いかも」

菜々「一見最初から協力的なようで、よく見るとまるで心を開いてくれていない……というとこの二人ですかね」

P「……」

菜々「え、ナナ変なこといいました? ひ、引かれるのはキツいですよ!?」

P「いえ、めちゃくちゃ話が合うなと思って」

比奈「……」

比奈「……」きゅっ

P「……裾掴まなくたって、別に心変わりはしないよ」

比奈「っ、わざわざ菜々さんの前で言わないでいいでしょ」

菜々「すいません菜々エスプレッソ淹れてきましょうか。泥みたいなやつ」

P「なんかすいません」

菜々「いえいいんですけどね? 本当にナナがここにいていいんですか」

比奈「い、いえいえお構いなく! 今のはたぶんあたしが悪いでスし!」

P「そうですって! 今日はマジで気を遣わなくて大丈夫なんで!」

菜々「いやまあ、ならいいんですけどね……本当に?」

P「ええ、まあ。その……そういう気分の時は俺の家でって決めてるんで」

比奈「でスでス」

菜々「……まあどちらにせよコーヒーは淹れますね」

菜々「じゃあ遠慮なく居させてもらいますけど…」

比奈「あ、泰葉ちゃんと言えば」

P「なんだ、例のやつか?」

菜々「何ですか?」

比奈「えっと、どこから話せばいいのやら……」

P「ざっくり言うと、泰葉と響子とみくの出るエロゲの話です」

菜々「どういうこと!?」

比奈「いや、あの三人は可愛い系のエロゲに出そうだなーって話を少し」

P「シナリオとか個別ルートの方向性まで決まっちゃってるんですよ」

比奈「CVは順に遥そ○、○鳥居夕花、沢○砂羽っスね」

菜々「いやまあ、なんか凄くしっくり来ますけど…来過ぎますけど」

比奈「で、このエロゲならどういうの見たいっスか?」

P「俺ら二人は結構話し込んだんで、何か新しいアイデアないかなー、なんて。菜々さん」

菜々「うぇええっ!? ナナですか?」

菜々「いやあ、その…今はお二人しかいないんで正直に言いますけど、ほら…ナナは子役時代の泰葉ちゃんドンピシャ世代なので」

菜々「芸能界に憧れ続けたナナ的には、尊敬する人だからちょっと…」

比奈「……あ、それプロデューサーもっスよね?」

P「うん」

比奈「っていうかあたしもめちゃくちゃ見てましたよドラマ」

菜々「すごい神経ですね……」

P「別腹だよな?」

比奈「そっスね。あくまで岡崎泰葉(CV遥○ら)なんで。そういうエロゲヒロインでスんで」

P「っていうか何を今更…なあ?」

比奈「この人ね、昔はそっち側だったんスよ。それがこう」

菜々「いやまあ、プロデューサーのPさんがそんな感じならもういいですけど…」

比奈「ちなみに今のところ出てきたアイデアはこんな感じっス」


泰葉『い、いえ違うんですよ! これはただ、あのっそのっ、どうしても我慢できなくって、でも起こしちゃいけないと思ってそれで…!』

みく『しーっ! 声出さないで! 見つかっちゃうってば!』

響子『我慢しないでいいですからねっ! そうそうそのまま…私のこと見つめながら♡』


菜々「一人夜這い未遂してません?」

P「未遂っていうか口までは使ってますね」

菜々「えーっと、そうですね……今ぱっと思いついたのは……」


泰葉『ひゃっ、え、あのっ、そっそこは違う穴ですよ!?』


菜々「とか……ですかね……?」

P「オイ凄い新人来たぞ」

比奈「ウェルカム!」

菜々「いやその反応逆に困るんですけど」

P「ぎこちない挿入でミスったのかそれとも普通に入れられそうになって混乱したのか」

比奈「後者なら事前にほぐすんで違うんじゃないスか」

菜々「そ、そうですね。前者のつもりでした」

P「でもまあ真面目な子だから、後ろ使うとなるとめちゃくちゃ困惑するのは間違いないよな」

菜々「あー、ですね。あそこどう考えてもout専門ですし」

比奈「で、人づてにそういうプレイもあるよと教え込まれた時の反応が見たいっスね」

P「いや、自分で勉強して見つけ出したかもしれんぞ」

比奈「というと?」

菜々「めちゃくちゃ話広げますね」

P「いやほら、泰葉って勉強熱心だし、おまけに負けず嫌いだろ?」

P「リードしようと自分で一生懸命勉強して、あの手この手で攻めてくる可能性が十分にある」

P「それで本とか人の猥談を元にお勉強(保健体育)」

比奈「でも知識だけじゃどうにもならないこともある?」

P「そういうこった。生真面目さを利用して変なプレイ教えてからかわれるパターンもあるだろうし」

菜々「結果グルグル目になって暴走するのもアリですね」

P「あー、グルグル目良いですね」

比奈「似たようなパターンで、響子ちゃんも色々自習するんでスよね」

P「経緯は違うって話じゃなかったか? 個別ルートに入ってからいくつかコンプレックスが明らかになりだして、それで躍起になってる…とかそういう」

菜々「プレイ内容は充実させる方針なんですね」

P「そりゃまあエロゲですから」

比奈「泰葉ちゃんいるんで、シナリオもそれなりにカッチリしたものには仕上がると思うんスけどね」

P「ま、そこは共通ルートの方針だな。個別ルートは脳溶かすくらい甘々で」

菜々「共通ルートはシリアスなんですか?」

P「いや、どうでしょう?」

比奈「泰葉ちゃんが明るい女の子になっていく過程はじっくりやりまスけど、逆に言うとその辺にシリアス成分は凝縮させてるっス」

P「他のメンツ的に暗くなりようがないんですよ。二人に引っ張ってもらう感じになるかなと」

比奈「特にみくちゃんなんかコメディリリーフだし。全体的には元気なラブコメでスかね」

菜々「とことん優しいゲームなんですね」

P「そこはほら、俺のプロデュース理念でもあるんですが、楽しい時間や気持ちいい時間ってのは明るくお送りした方がいいでしょう? 楽しんでやらなきゃ」

菜々「っていうかアレですね。響子ちゃんは全体的に伊○○イフのノリなんですか?」

P「いや、そんなことないですよ。それはどっちかというと……」

比奈「この人っスね」


https://i.imgur.com/ZFUmECb.jpg

茄子『はぁ~い、ぴゅっ♥ ぴゅ♥ ぴゅ~っ♥』


菜々「あー……」

比奈「『頑張れ頑張れぇ♡』でいうとウチってモロにチアガールいまスけどね」

P「あー、あいつはまたちょっと違うな」

比奈「ほうほう」

P「よほど慣れてきたらあるかもしれないが、基本的には純愛指数が高すぎる」

菜々「変な単位出てきたんですけど」

P「純真すぎるんですよ。何て言ったらいいんですかね……こう、ひたすら正常位、みたいな……」

菜々「言わんとしてることはなんとか分かりますけど他に何か言い方あったでしょ」


https://i.imgur.com/bJ2bbqw.jpg

P「マジにひたすら応援大好きなんでたぶん頼めば何でもしてくれますけどね」

菜々「ああ、選択肢次第で変わっていくタイプですか……」

P「例えば……」


智香『こ、これでいいんですか…? 本当に? い、痛くないですか……?』


P「申し訳なさそうに踏みます」

菜々「途中からノリノリ?」

P「そこは好み分かれますよね。俺は事後に謝られたい派です」

菜々「まあキャラ的にそうなりますか」

比奈「あと他には……とりあえずなんとしても腋だけは絶対使うでしょ?」

P「当たり前だろ」

菜々「即答ですか」

P「腋って性器ですよ? その証拠に腋から生まれた聖人がいます」

菜々「その内チベットに命狙われますよ」

比奈「そういえば、純真無防備チアガールと並べて、寡黙銀髪クーデレ巨乳メイドはエロゲにて最強って話もしたんスよね」

菜々「め、メイドと言えばナナ…ああ、いましたね。王道のクラシカルスタイルを完璧に着こなした人が…」


https://i.imgur.com/W2OZCtL.jpg

比奈「どうでしょう、してる最中も真顔なんでスかね?」

菜々「さあ? ああ見えて無表情ではないですからね」

P「慣れが必要ですけどね。結構笑顔も見せてくれます」

比奈「どっちの方がオイシイっスかねえ。夜は鉄仮面が乱れるのか、それともいつだって業務スタイルなのか」

P「間をとって…というか、個人的には若干表情歪んでたりとか、少し息が荒くなってる…ってのが好きなんだが」

菜々「よく見ると…ってやつですね。注視するようになれば必然愛着湧きますし、その方がゲーム的には良さそう」


────────────

菜々「じゃあ、流石にもうお開きですかね」

P「あ、俺送りますよ」

菜々「いえ、そんな! 二人でどうぞごゆっくり……」

比奈「いいんスよ? 気使わなくて。いつも苦労してるみたいでスし。たまには甘えちゃってください」

菜々「うーん、比奈ちゃんまでそう言うのなら…。でも、いいんですか?」

比奈「……あ、じゃあこうしません? 三人で行きましょう」

菜々「え、いいんですかそれで」

比奈「でスでス。流石にこの格好じゃアレなんでちょっと着替えさせて欲しいっスけど」

菜々「じゃあ、ナナはこれで。なんかゆったりしてて楽しかったです」

比奈「へへ、すいませんこんな話ばっかり延々と……」

P「気使わせちゃったみたいですね。次からはちょっと気をつけようと思いますんで、よければまた」

菜々「はい、ぜひ」フリフリ

比奈「――さて、じゃあ行きまスか」

P「俺の家だろ。荷物見て菜々さんもなんとなく察してたぞ」

比奈「はい。どっちみち明日にでもまた泊まるつもりでしたし。見せたいものもあったので」

P「そっか。そんじゃま、寒いしちゃっちゃと行くとしよう」

比奈「っス」

○P宅

比奈「すいません、ちょっとPC借りても…」

P「あいよ。見せたいものってやつか?」

比奈「っスね。ほら、前からちょくちょく話してるじゃないスか。エロゲ作りたいなって」

P「ああ、志保と愛梨と菜帆のやつだっけ? 名前はたしか……」

比奈「それと泰葉ちゃん達のやつもっス。ってなもんでとりあえず……」

比奈「偽サイトっぽい画像を作ってみました」


https://i.imgur.com/Jhm0jCU.jpg

https://i.imgur.com/9s9ElML.jpg


P「何やってんだお前」

P「いよいよ伏せ字すらもやめたなお前」

比奈「ジョークだからもうなんでもいいかなって。どうスか? 事務所のエイプリルフールネタに」

P「出来るかい」

比奈「そっスかあ。じゃあ……」

比奈「あとはやることなんて一つ…っスよね?」

P「……まったく」


~終了~

以上

正直な話注意書きネタとラストの画像上げるためだけに書いた
冗談にしてはやり過ぎたからボツにしようと思ったんだけど一生懸命作ったし貼るしかなかった
マジで何やってんだろうね
サンプルCGとラフ画を調達できなかったのが悔やまれる

つまり、そういうこと

これで最後にするからぶっちゃけるけど何故こんなネタで数本書いちゃったかというと千恋○花のメインヒロインがあまりにも岡崎過ぎたからだよ
その子の音声も貼ろうかと思ったけど流石にやめとくね
ただこれだけは言っておくけど公式の泰葉とまんま同じ台詞が見つかるよ

解散!!

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