【コンマ】崩壊する世界を旅する14【安価】 (1000)
コンマによる判定と安価による選択で、崩壊する世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。
最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ます。
前作「崩壊する世界を旅する」に準拠した世界観になりますが、初めての方でも入れるようなストーリーにします。
なお、スレ主はスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。
今作wikiと前作wikiは下になります。
ルールや人物説明はこちらを参考にしてください。
今作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91
前作wiki
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518261203
では、再開します。
写真を見せた瞬間、伊賀が固まった。
「……これ……まさか……!?」
「知っているのか?」
青ざめた表情で、伊賀が頷いた。
「知っているも何も……姉さんよ。2つ上の……」
姉だったのか?さすがの俺も驚いた。他の皆も「えっ……??」と絶句している。
確かに、目元は似ていると言えなくもないが……。
「今どうしているんだ?」
伊賀は俯き、軽く首を振った。
「2年前に心を壊して、芸能界を引退したわ。何があったか、姉さんは決して語らなかった。というより語れなかった」
「語れなかった?」
「ええ。……姉さんは、小さな子供みたいになった。私のことも『陽菜』じゃなくて『お姉ちゃん』っていう。
記憶も知能も退行したの。……私も竹下に犯されて、姉さんがどうして心を壊したかは知ったわ。
だから、天宮社長も、あの事務所も許せなかった。死んだって聞いて、『ざまあみろ』って思ったわ。
でも、姉さんをあんな風にした人間だけは、絶対に許せなかった。
……私が竹下やその他の下種野郎に抱かれ続けたのは、逆らって生き延びれる自信がなかっただけじゃない。
いつかは、そいつに辿り着けるかもしれないと思ってたから。……でもまさか、この男なんて……」
伊賀は唇を強く噛んだ。
「ああ。この男、ダニーロ・クエルボはかなり危険な男だ。もちろん、石上や竹下ともつながっている。
君が知らない、もっと危険な奴も背後にいる。N国紛争は覚えていると思うが、あれの比じゃない状況を引き起こしかねない、と見ている」
「そんなのと、どうやって戦うっていうの?日本がアメリカに喧嘩売るなんて、正気なの??」
「残念ながら、本気だ。止めるには奴をまず政治的に失脚させないといけない。あるいは、暗殺かだ。
そして、この写真は奴の政治基盤を揺るがせるものだと思ってる。……ただ、まだ何か足りない。君の姉さんはどこに?」
「葉山。父さんと母さんが、別荘で介護してる。今もいるはずよ」
俺はリナさんの顔を見た。
「どう思います」
「……とても大きな情報だと思う。外出中の蓮太郎さんも驚くでしょうね。
でも、彼女を確保してどうするの?」
60-賢さ(18)×2=24以上で成功
※90…成功
俺は考えた。……嫌な予感がした。
「……マズいかもしれない」
「マズい?」
俺はリナさんに頷いた後、火蓮やマルコたちを見回した。
「如月が何故、天宮専務を殺したか分かった。狙いは、画像データ……というより伊賀の姉だ。
もちろん、画像データはない。だから、如月は天宮専務を消した。
クエルボか、あるいは石上かが考えたことかは分からない。だが、クエルボのアキレス腱が彼女だと読まれている気がする。
あるいは、警察もそれが分かっていて君を狙ったのかもな」
伊賀の顔色がさらに蒼くなった。
「そんな……」
「警察への石上の影響はかなり減じられている。だが、如月だけは『特強』で健在だった。まだ正常化はしてないんだ。
もちろん、俺の読みが外れているかもしれない。それでも、早めに伊賀の姉を確保しないとまずい。
彼女をどうするかは、それからの問題だ」
部屋の空気が一気に張り詰めた。
「じゃあ、今すぐにでも行かないと!」
「待て。……この子をどうするかだ」
マルコの言葉に、俺は伊賀を見た。本人としては、行きたくて仕方がないだろう。
だが、如月という男がどれほどかは分からないが、間違いなく危険だと俺の本能が叫んでいた。
戦力になるかならないか、で言えば多分なる。……どうするか?
1 予定通り伊賀をマエザキに預け、4人で行動
2 伊賀を連れて行動(一時的に5人パーティ、伊賀加入可能性あり、暴走可能性もあり)
3 サイファーに連絡(一度サイファー視点に戻る、状況次第)
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察必要
……やはり彼女を連れて行くのは危険すぎる。
「ナージャ、マエザキ先生の所にゲートを。彼女には浄化処置を受けてもらう」
「どうしてよ!!姉さんを守りたいのに!!」
伊賀が激高する。背中からは、黒い職種がうごめくのが見えた。
「……いや、ダメだ。君のその力は、感情が高ぶるほどに強くなる。そして、君を飲み込みかねない。
今ならまだ間に合う。しっかり治すのが、君のためだ。
それに、君を連れて行くと警察にマークされる可能性がある。如月を出し抜くなら、俺たちだけの方がいい」
60-魅力(20)=40以上で成功
あれ、サイファーの眼差し残ってるっけ?
>>14
そもそもサイファー視点ではなく滝視点です。
※18…失敗
「嫌よ!私だけでも行くわ!」
伊賀がソファから立ち上がり、部屋を出ていこうとする。
45-マルコ賢さ(14)=31以上で説得へ
※34…成功
「待ってくれ。……君、一人で何とかなると思ってるかい」
マルコが伊賀を見た。
「何よ、あんたよりは強い……」
「いや、無理だ。君はタケシタに勝てないと思っていた。そして、キサラギってのは、多分あれよりずっと強い。
タケシタは所詮政治家だ。でも、キサラギは……確か本職の警察って聞いてる。もっと別の何かかもしれないけど、間違いなくプロだ。
そして、これもほぼ間違いないけど……タケシタの持っていたのと同じような銃を持ってる。
君の勝ち目は、悪いけどほぼゼロだ」
マルコの目線は、すっと伊賀のそれへと向けられている。
初めて会った時に比べ、随分な変わりようだ。ほんの数か月前は、頼りないお坊ちゃんだと思ってたが。
「……あなたたちなら倒せるというの??」
「ああ。僕らはタケシタを殺している。キサラギに勝てるとは断言できないけど、多分何とか出来るのは僕たちだけだ」
……
45-魅力(21)=24以上で魅惑の眼差し発動せず
※42…発動せず
伊賀は唇を噛み、顔を赤くした後……背中の触手をどこかにしまった。
そして、大きなため息をついて俯く。
「……分かった。でも、ちゃんと姉さんを守って。あんたたちに任せるわ」
#############
30分後、俺は愛車のアウディA8のキーを回した。
「準備はいいな」
火蓮たちは揃って頷いた。
伊賀は浅間山の研究施設に引き渡した。
プレーンウォークには目を白黒させていたが、マエザキ先生が上手くなだめてくれた。
治療を受けたら、後はほとぼりが冷めるまであそこにいることになる。
あるいは、オルディニウムの影響を考えれば、「天狗の宿」にでも滞在させるのかもしれない。
先生の資産は極めて潤沢だから、主人にとってはいいお得意様と言えるだろう。
葉山までは車を飛ばせば1時間で着く。問題は、如月が先に感付いているかどうかだ。
#############
「ここか」
葉山の別荘地帯の一角に、伊賀の姉がいる家があった。白く、小ぎれいな洋風の建物だ。
伊賀は父親がちょっとした企業の経営者であるらしい。
竹下に経営の首根っこを掴まれていたのも、彼女が逃げ出せなかった一因ではあったようだ。
俺は車を降りる。……
20以下で先客あり
※先客はなし
見た所、先客はいないようだ。だが、如月は恐らくプレーンウォークを使える。
車がないからと言って安心はできない。
俺はチャイムを押した。伊賀の言う通りなら、母親がいるはずだが……
01~25 返事がない
26~35 誰かが動いた気がする
36~99 はい……
……返事がない。俺の頭に警戒信号が鳴る。
鍵は……かかっていない。俺たちはゆっくりと家に入った。
01~30 血の匂いがする
31~60 誰もいない
61~80 誰かいる
81~99 お兄ちゃんたち誰?
強い血の匂いがした。……これはまずい!
部屋の一角を開けて見えたものは……
01~35 若い女性と初老の女性が、血の海に沈んでいる
36~80 初老の女性が血の海に沈んでいる
81~97 初老の女性が崩れ落ち、そして……
98、99 ????????????????????
そこには、初老の女性が血の海に沈んでいた。頸動脈を触る。
01~60 既に息絶えている
61~85 致命傷に近いが、まだ息はある
86~99 かろうじて息はある
※クリティカル
奇数 昇格
偶数 昇格+??????
……脈は弱いが、辛うじて息はある。さっきやられたばかりのようだ。
これなら、今すぐにリナさんに見せれば治してくれるだろう。
その時。
「きゃああああああ!!!」
上で女性の叫び声がした。俺は急いで階段を駆け上がる。……そこには。
01~10 ?????????
11~25 「ゲート」に女性を抱いて消えようとする男がいた
26~70 今まさに危害を女性に加えようとしている男がいた
71~99 今まさに危害を女性に加えようとする3人組がいた
というか、マルコの針金使わないの?
※クリティカル
奇数 不意討ちできる状況
偶数 昇格
>>50
マルコの鉢金を使っていられる余裕がない状況ですね。
VS如月戦前ですが、今日はここまで。
なお、ナージャが戦闘に参加できない(プレーンウォークでリナ宅に一度行く)ため、3対1の戦闘です。
不意討ちになったため、戦闘自体は早めに終わるとは思います(決着はつかない可能性がかなり高いですが)。
再開します。
そこには、紅い銃を女性に突き付ける男がいた。女性はその意味が分からないのか、きょとんと男を見ている。
男の顔は見えない。……つまり、俺に背を向けているということだ。
俺は振り返り、ナージャに小声で「リナさんの所へ」と告げた。
男はまさに引き金を引こうとしている。一刻の猶予もない。
※60-賢さ(18)×2=24以上で火蓮から順に攻撃
※火蓮から攻撃
俺は火蓮に視線をやった。彼女に攻撃を促したのだ。
俺の銃は連射性能に特化している。それは、ベッドで身体を起こしている女性に流れ弾が当たる可能性があるということでもあった。
それは避けねばならない。当たればまず、命はないだろうからだ。
火蓮は頷き、深蒼の銃を構える。
※50-知力(23)=27以上で弱点看破発動(コンマ下)
ダメージ
(コンマ下2、3一桁×6+知力(23)×6+150)×12
※1発クリティカル
ダメージ
(コンマ下一桁×6+知力(23)×6+150)×18
※連射継続
ダメージ
(コンマ下一桁×6+知力(23)×6+150)×18
※バランス調整上火蓮のスキル「連射」は最初の一発のみとします。
ゾロ目クリティカルぶんは大目に見てくれたりしないかな
>>68
もちろん、ゾロ目クリティカルは別です。無条件連射です。
ちょっと思案中です。
……ダメージがインフレしすぎてますねこれ。
現状ダメージ3倍、不意討ち2倍×2、弱点看破×1.5、クリティカル6倍でトータル108倍が2発あります。
ただ、これに則ると7万近いダメージが出ます。
ちょっとやり過ぎ感があるので、クリティカルの処理を基本倍率+x倍と乗算ではなく加算としてみます。
これでも、15000以上削れているので十分なんですが。
限られたタイミングでの一点突破がカレンのコンセプトだし別に良くないとは俺も思うけど
>>74
ちょっともう一回思案してみます。結構不意討ちに持ち込める機会は多いのですよねえ。
……一つ考えがありますが、それで行けるなら従来通りの処理にします。
ゾロ目以外のクリティカル撤廃が一番な気もするけどな
決めました。従来通りの処理といたします。
ただ、如月の設定上……ですが。
>>76
これは悩みどころですね。最初の2発のみ75以上クリティカルは、正直緩いとは思います。
絆効果のプレミア感がなくなってしまうのもありますしね。
……ただし、今回に限ってはどちらにせよクリティカルなのでもうどうしようもないのですが。
とりあえず、火蓮については当面こうします。
・クリティカル発動は基本ゾロ目のみ、ただし絆効果で90以上は一回だけクリティカル
・連射は基本ゾロ目か絆効果によるクリティカルのみ
これでも100倍ダメージが複数出たらどうしようもないということで。
ダメージ 77868
如月残りHP ??????
火蓮の銃が火を噴く。蒼い光の筋が3条、男の上半身を撃ち抜いた。
それは壁に大きな穴を開け……下半身だけとなった男だけがそこに残った。
呆気ないものだと思うと同時に、クリムゾンの恐ろしさも改めて感じた。
火蓮の銃は、クリムゾンをさらにアップグレードしたものではあるらしい。しかし、これほどの威力とは……。
俺は唖然として固まっている女性の元へと歩み寄ろうとした。
……
95以下で追加イベント
※追加イベント
次の瞬間。おぞましい肉の塊が、傷口から急速に生えてきた。それは瞬く間に人の形を取り……そして、俺たちに向き合った。
手には……やはり消し飛ばしたはずのクリムゾンがある。あまりのことに、そこにいる奴以外の全員が言葉を失った。
「……何者かと思えば……アミール様に盾突く連中か。ここがよく分かったな」
男の表情は能面のように乏しい。先ほど撃たれた苦痛も、微塵も感じていないようだった。
「……それはこちらの台詞だ。……如月だな」
「いかにも。アミール様がよもやと思われ、私を戻したのは正解だったな。
こちらの世界との繋がりを断ち切られるのは、さすがのアミール様にとっても痛手なのでね」
……この男、石上に忠誠を誓っていたのではないのか?
訝しく思いながら、俺は奴に銃弾を放つ。
※99か00偶数以外は無効
※無効
銃弾は奴の脳天を撃ち抜いた。……はずだった。
しかし瞬時に傷口は埋まる。……何者だこいつは???
「無駄だ。その程度では、私を傷付けるには足りない。
……ただ、さすがにさっきの一撃は堪えた。……クリムゾン、とはまた違うようだな」
如月が火蓮に目を向ける。無表情のままだが、眼光は鋭い。
「……だから何だっていうの」
「……アミール様の想定外のこともいくつか起きているようだ。……正直、驚かされた。
この女……伊賀朋菜の殺害が任務だったが……予定を変えねばならんようだな」
そういうと、如月は部屋の穴から飛び降りた。俺は後を追おうとしたが、その姿は下には見当たらない。
※60-知力(22)=38以上で成功
※64…成功
……いや、いる。よく注意すると、僅かに周囲と違和感がある箇所があった。
光の屈折率を操作する「光学迷彩服」。開発途上とは聞いていたが、完成していたのか?
俺はもう一度……今度は全力で銃を撃った。もう流れ弾の心配は無用だからだ。
俺の「ホワイトファング」は、オルディニウムの代わりに、比較的安定した同素体を使った銃だ。
威力は「アズーリ」やマルコの「クリムゾン改二」には及ばないが、上手くすれば奴を仕留めることも可能なはずだ。
※95以上で逃走阻止、戦闘へ
ところで適合度高い如月には神器ボーナス乗ってたのでは
これ如月には火蓮とマルコの銃しか効かないのでは…?
※逃走
5発の銃弾は全て奴に当たったはずだった。しかし、効いた様子は一切ない。
如月は光学迷彩を解除し……初めて薄く俺に笑った。
「……流石と褒めておこう、滝一尉。伊達に自衛隊が『作り出した』随一の兵士だ。
私を視認しただけでも、大したものといえる。だが、タイムアップだ」
グニャリ、と如月の目の前の空間が歪んだ。……「ゲート」だ。
「では、また会うこともあるだろう。……その時が、君の最期だ」
俺は生まれてほとんど感じたことのない感情――恐怖を覚えていた。
まさか、異世界における「一族」のような力を、あの如月という男は持っているというのか??
「……逃げられました、ね……でも、彼女は救えた」
マルコは未だ呆然としている女性の方を見た。
「お、お兄ちゃんたち誰なの?」
火蓮は銃を下ろし、微笑みかける。
「大丈夫、あなたの味方よ。……兄さん、一度戻りましょうか。彼女の母親のことも気になりますし」
俺は頷き、リナさんに電話をかけた。
※20以下で追加イベント
※追加イベントなし
『蓮次郎君??そっちの方は終わったの??』
電話に出たリナさんは、動揺を隠さなかった。俺は努めて冷静に答える。
「ええ。一応撃退はしました。……ただ、逃げられましたが。
相手はやはり如月です。プレーンウォークを使っていましたし、明らかに適合者……それも相当進んでいる部類です。ところで、さっきの女性の容態は?」
ふう、と息が聞こえた。
『とりあえず一命はとりとめたわ。今、信頼できる医者を呼んでいる所。まだ公的機関は、信用が置けないから。
それにしても奇妙なのは、如月がなぜ先回りしてたかね。やはり彼女を狙っていた?』
「まず間違いなく。ただ、あそこには車も何もなかった。まずプレーンウォークであそこに飛んだと推測できます。
つまり、あそこに来たことが如月にはあった。大方、石上と一緒にあの場所で彼女の父親に会っていたとか、そういうことなのでしょうが。
むしろ奇妙なのは、彼がアミールによってあそこに遣わされていたらしきことです」
『アミール??どうして……』
「どうでしょうね。サイファーが言うには、彼には未来予知の力があると。とすれば、この事態もあるいは読んでいたのかもしれません。
ただ、100%ではなく『想定外だ、予定を変更する』とも如月は言っていました。
つまり、向こうにとっても焦らねばならない事態がいくつかあるということです。
とりあえず、一度帰ります。この子の処遇も含めて、一度ちゃんと考えたい」
他にも気になることが多数ある。これは、一度サイファーたちを呼び戻してでも話し合わないといけない事態なのではないか?
1 呼び戻す
2 呼び戻さない
安価下5多数決、考察必要
※呼び戻す場合、一度視点が切り替わります。
※現在時刻は1400です。
トリップがありませんでした。失礼。
わざわざ呼び戻さなくても電話で連絡とるだけじゃダメなのか……
>>102
電話でも対応はできなくはないでしょうが、実際に来ないとできない何かがあります。
言い方分かりづらかった。サイファー呼び戻すより、滝達の内の主力を向こうに送るんじゃダメかなと
>>105
ああ、逆ですか。できなくはないでしょうね。問題はその意味です。
1のメリットはあることが可能になること、デメリットは向こうに進行し続けねばならない何かが起きている場合、拒否され得ることです。
2のメリットはサイファーサイドの邪魔をせずにいられる、デメリットは自力で何かしらを解消せねばならないという点です。
じゃあこういうのはダメです?1400まで向こうの視点を進めるとか
>>108
1だとそうなりますね。なお、向こうは深夜0時です。
では1で決定します。明日はサイファー視点から。
少し進めます。
##########
「ボストン」という街に着くと、そこは既に夜だった。トウキョウほどではないが、それでも高層の建物がひしめき合っている。
「トニー、来たはいいが当てはあるのか?」
「まあ、まずは昔の知り合いから当たってみるか。ちょっと待ってろ」
トニーは誰かと電話をしている。
「OK、了解。ダウンタウンの『アムネジア』に行けばいいわけだな。そこで落ち合おう」
「誰と話してたんだ?」
電話を切ったトニーに訊くと、「昔からの腐れ縁だよ」という。ここは彼に頼るしかない。
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「ここだ」
やや古い建物が建ち並ぶ一角で、トニーは立ち止まった。地下に向かう階段を降りると、分厚いドアがあった。それは重々しく、人を遠ざけるような空気を纏っている。
彼がドアを開けると、そこには小さなバーがあった。
「マスター、久し振りだな。奴はもう来てるかい?」
マスターと呼ばれた老人は、無言で奥のテーブルに視線を向けた。そこには……
3の倍数で中年の女性
9の倍数で老齢の女性
それ以外で太った男
やはり休日は更新しにくいですね。
夜に再開。
再開します。
そこにいたのは、眼鏡をかけた太った男だった。スペアリブを片手に、黒ビールを飲んでいる。
「ようトニー。まだ捕まってなかったとはね」
「うるせえなデブが。相変わらず節制してねえようだな」
悪態をついたその男の目が俺たちに向いた。
「るせえんだよ。……そいつらは?ついにロリコンになったか?」
「なわけねえだろ。この男と嬢ちゃんが、話をした異世界人だ。んで、この黒髪の姉ちゃんは日本の警察だな。イシガミの作った組織にいた」
ほう、と男がニヤリと笑った。
「なるほどな。クエルボの野郎をぶっ潰せるネタがあがったってわけか」
「その可能性が出てきた、といったところだな。サイファー、紹介する。こいつが……」
「俺がビル・ゴルドウィンだ。フリーのジャーナリストをやってる。まあ、記者と言えばあんたらにも分かりやすいか。
しっかし、異世界人というからどんなのかと思ったが、存外普通なんだな。ま、ロリ美少女たあ驚いたが」
ビルと名乗る男がトニーを遮って立ち上がった。ノワールを舐め回すように見ているのに気付いたか、彼女の目が険しくなった。
「……トニー、こいつ信用できるの?」
「腕は立つ。情報収集と拡散においちゃ相当なもんだ。……まあ金と食い物と女に汚い、最低の男だが。
ボストンと言ったら、こいつしか思い付かなかった」
苦々しげにトニーが漏らす。ビルはなおニヤニヤ笑っている。
「汚ねえのはお互い様だろ?裏社会に根を張り、手段を選ばず任務を遂行する。何人の女が……」
「黙れ。それ以上言うなら、ここでお前を殺して話はなかったことにするが」
トニーが懐から銃を抜いてビルに突き付けた。ビルは「おーこわ」とおどけている。
「冗談だ。まあ、座れ。ネタを聞こうじゃねえか」
※50以上でノワールが何かしらに気付く
※精神感応発動
30以下で????
31以上だと……
※ビルのクエルボに対する憎悪は本物
ノワールが大きな溜め息をついた。
「……念のため読んでみたけど、裏はないみたいね。とりあえず、話は聞きましょ」
「『読む』って何のことだ?」
ビルが訝しげな表情になる。
1 ノワールの力を明かす
2 明かさない
安価下3多数決、考察不要
上げます。
(若干展開に変動があります)
ちょっとトラブルで更新が難しいかもです。
あららら
>>132
書きにくい状況になった上、Windowsが自動更新してデータが飛びました……
最近はPCで書いてたんか
>>134
休日はPCですね。こっちの方が早いので。基本はスマホです。
R板も少し延びそうですね。
「彼女は人の心をある程度読める。他にも色々できるが、とりあえず嘘は確実に看破されるとだけ言っておく。
それと、彼女をあまり子供扱いしない方がいいぞ。これでも立派な成人だ」
ノワールがビルを睨む。
「正直、あまりこの人と組む気はしないんだけど……まあ仕方ないわ。でも、変な気は起こさないことね」
「……ワオ……分かった。確かにロリ扱いはやめた方が良さそうだな」
ビルがひきつった笑いを浮かべた。額には汗がにじんでいる。
「で、それはさておき、だ。お前の持ってきたネタはなんだ?本当に政権飛ばせるド級のネタなんだろうな?」
トニーが懐から小さな欠片のようなものを出して、テーブルに置いた。ビルはビールを一口飲んだ後、しげしげとそれを眺める。
「この中に入っている。ノートPCはあるな?」
「商売道具だからな。USBメモリか、中に入っているのは?」
「まあ、見りゃわかる」
ビルはそれをノート型のモニターに差し、何か操作した。しばらくすると、彼の顔が紅潮し、興奮したように叫んだ。
「ちょっ……ま……クエルボのベッドイン写真じゃねーか!!しかも相手は……」
「アイドルの卵、らしい。2年前の画像で当時17、言うまでもなく未成年だ」
「……こりゃ確かにド級のネタだ……だが、出元は?」
「売春の元締めだった芸能事務所の首脳が自ら渡した。だから、間違いのないネタだ」
ビルは腕を組んで唸った。……しかし、しばらくすると首を振った。
「……ダメだな。合成と言われたらそこまでだ。これがマジモンであるのを証明しないことには。会見とか開かせねえのか?」
「それはそいつが拒否っちまった。被害者の子と、現役の所属アイドルやタレントへの風評被害を恐れている。それは分からんでもねえからな。だが、こいつは間違いなく本物だ」
「とはいっても、合成で逃げられないようにするにはもっと情報と証拠がいる。それに、普通にリークしても潰されるのが落ちだ。
クエルボは叩けば埃どころじゃねえものが出てくるはずの男だ。それが逃げ切れているのは、金と脅しでTV局や新聞が全て転んでいるからだ。
俺らのようなフリーには実力行使もある。何人か消されたし、俺も……家族を失った」
ビルが唇を噛む。初めて、マトモなこの男の表情を見た。
「クエルボを何とかしたいのは、お前だけじゃない。俺も……似たようなものだからな。
だからこそ、この好機は無駄にしたくない。これを流すあてはあるか?」
01~40 今の段階では思い付かないな
41~75 あそこに流すか……
76~99 ……あてはなくはない
ビルは首を振り、ビールのグラスを煽った。
「今の段階では思い付かねえな……ネットに流すのも考えたんだが。
どうすりゃぐうの音もでないぐらいに叩けるか、そこは難しい。すまんが、これじゃ『まだ』乗れねえな」
「まあ、そうだろうな。……そういやサイファー。ここに送ってくれたリナって子が、何か言ってなかったか?」
そう言えば「ヘルラ」が「本来の歴史なら、私たちはここにいた」と言っていた。……
01~35 確かそれだけだ
36~60 困ったら母校を訪ねてと言っていた
61~99 ?????????
確かそれだけだ。他に情報はない。
さて、行き詰まった。どうするか?
※帰還は選択できません。
※翌朝までの自由安価で決定します。有望なものがなければ恐らくホテルで時間まで待機です。
※手掛かりはほぼないですが、ヘルラの記憶は時間経過でかなり抜け落ちてはいます。
ヘルラが本来の歴史ではボストンのどこにいたかを考えるといいかもしれません。ヘルラの職業と、ボストンという街がどういう性質の街かを考えれば、分からなくはないはずです。
本日はここまで。
NYやLOSではなく、ボストンにしたのにはちゃんと理由があります。さらに言うと、帰還先がダウンタウンである意味も。ヘルラが本来何者かを考えると??
ヒントをあげすぎましたかね……ともかく、少し進めます。
「トニー、電話を貸してくれ。少し話がしたい相手がいる」
「電話?誰にだ」
「マエザキ教授さ。……ヘルラさんが、どこの大学に籍を置いていたかを知りたい」
俺は考えた。どちらの世界のヘルラも、研究員のはずだ。俺たちの世界の「ヘルラ」と、こちらの世界のヘルラは辿る道が異なっている。
それでも、共通するものはあるんじゃなかろうか?
電話をかけると、マエザキが出てきた。
「サイファーです。トニーの電話を借りてお聞きしたいことが。
ヘルラさんの大学、どこか分かりますか?」
『オルドと研究していたのはイギリスのケンブリッジかどこかだったはずだ。その前は……』
※30以上で知っている
※知っている
『確か、MITだったはずだ。そこからケンブリッジに移ってオルドと一緒に研究を始めたと聞いているが』
「エムアイティー、ですか」
『ああ。確か、今ボストンだったな。そこに行くつもりなのか』
「ええ。何か手掛かりがあればと」
※70以上でヘルラがマエザキの近くにいる
※近くにはいない
ふむ、とマエザキが唸った。
『MITと言っても相当大きいからな。闇雲に行っても時間を浪費するだけだろう。後で私からヘルラ君に連絡をとって聞いておこう。今作業中だから、少し待たせるかもしれんが』
すぐには分からないようだ。そこに若干の落胆を感じながらも、俺は感謝の意を示す。
※40以下で天宮の死を告げられる
※天宮の死を告げられる
『ところで……一つ耳に入れておきたい話がある。天宮が死んだ』
「えっ!?」
俺は思わず大声をあげた。昨日の今日じゃないか??皆が不審そうに俺を見る。
「……それは確かなんですか」
『ああ、テレビはそれで持ちきりだ。犯人は伊賀って女じゃないかと言われてる。滝くんたちが、今追っているところじゃないか』
額に冷たいものを感じた。恐れていた事態が現実になったか。
「……なるべく早く、一度戻ります。かなり厄介なことになってしまっている」
『そうだな。とりあえず、そちらはそちらでやってくれ。滝君たちを信じよう』
電話を終え、俺は暫し思案した。言うべきか、言わないべきか。
1 天宮の死を告げる
2 告げない
安価下3多数決、考察必要
※なお、犀川が察してしまう可能性はあります。
再開します。
その前に
※30以下で気付かれる
……いつまでも隠しておけるものではないだろう。俺は顔をあげた。
「天宮が殺されたそうだ。犯人は不明だが……」
サイカワの顔色がサッと変わった。
「……嘘、でしょ……」
「向こうで報じられているらしい。……マエザキ教授が嘘を言うとも思えない」
「……何でよ……『いつかは役を降りて、自分の人生を生きる』って言ってたじゃない……!!
何で、あれからすぐにっ……!!」
サイカワは崩れ落ち、号泣した。嗚咽の声だけが、バーに響く。
……彼女とアマミヤが通じあっていたらしいというのは、何となく分かってはいた。それはまだ恋にはなっていなかったにせよ、アマミヤがサイカワに心を開いていたのは間違いなかった。
ノワールが沈痛な面持ちで、サイカワの側に寄り添う。
……
10以下で??????
※犀川暴走なし
ノワールは無言で彼女の頭を撫でた。……しばらくすると、サイカワは「……もう大丈夫です」と立ち上がる。
「……すみません……心配させてしまって。でも、あの人を殺した犯人は許せない。……伊賀、という少女なんですよね」
「そうと決まった訳じゃない。そっちは滝が追っている、俺たちは俺たちにできることをしよう」
サイカワは俯く。
50-魅力(16)×2=18以上で魅惑の眼差し発動せず
※魅惑の眼差し発動せず
犀川は涙を拭った。
「そう、ですね……」
「よし、じゃあMITの件に戻ろう。今のところ、研究室などの当てはない。夜だし、入れない可能性も高いが。
マエザキのおっさんは、後で連絡すると言ってたんだよな?」
俺は目の前に出された黒ビールを飲んだ。やたらと苦い。
「……確か、モハーベでの視察会はこっちの時間で午前10時だったはずだ。待っていても間に合わない可能性は高い。今日のうちに何か手掛かりがあれば……」
ビルが何やら端末を操作している。
……
01~60 お手上げだな(基本、このまま時間が流れます)
61~80 ここか?
81~99 ふむ……
「お手上げだな。さすがにヒントが少なすぎる」
ビルがおどけたように両手をあげた。……こっちでの収穫は、ほとんどなしか。
############
バーを離れ、俺たちはホテルに向かった。空気が重い。何も得られなかっただけでなく、アマミヤの死の件も影響していた。
ビルは「もう一度当たってみる」とどこかへ消えた。彼の尽力はありがたいが、それが実になる保証もない。俺はため息をついた。
※55以上でヘルラから連絡(コンマ下)
※85以上でビルから連絡(コンマ下2)
※どちらも収穫なし
※このまま0000時まで時間経過、合流します
#########
「……どう思う」
トニーがタバコの煙をくゆらせて言った。ホテルの部屋はさすがに男女別で分かれている。
「どう思う、とは?」
「……明日の件だよ。やな予感がする」
俺は頷き、ウィスキーの水割りを飲んだ。寝るために酔おうとしたが、一向に眠気が来ない。時差ぼけというヤツからなのか、それとも不安からか。
「……確かに、妙と言えば妙だ。視察団が来るわけだから、警戒を解くためにあまり物々しくしないだろうというのは分かる。
だが、イシガミが向こうにいる。あいつは、俺たちがプレーンウォークを使うことは織り込んでいるはずだ。
誘き寄せられている気がしないでもないな」
「そうだ。だからクエルボ失脚の布石を今の段階で打っておきたかった。できれば、視察をキャンセルしてホワイトハウスに飛び戻る程度にはな。
こちらの手を汚さず、失脚させられれば一番よかったんだが……。まあ言っても仕方ねえな」
ふう、と白い煙がトニーの口から漏れた。
その時、俺の電話が鳴った。……タキからだ。
「どうした?」
『すまん、至急こっちに戻ってくれ。……重大事態が起きた』
###########
ボストンに着いた時の場所、「オペラハウス」に行くと、既にナージャが待っていた。
「遅いわね。収穫は?」
「すまんが芳しくない。……何があった?」
「いいニュースと悪いニュースよ。どっちから聞きたい?」
俺は一瞬考え「悪い方から頼む」と言う。ナージャは険しい表情になった。
「……『特強』の最後の一人、キサラギが現れたわ。タキさんたちが交戦したけど、逃げられた。どこに行ったかは分からないわ」
キサラギ……イーリスの地下で会った男か!表情のない、特徴に欠けた顔だと記憶している。しかし、何故ここに??
「本当か?」
「残念ながら。こっちの行動、読まれてたわ。危ないとこだった。
で、いいニュース。クエルボが抱いた女の子、確保したわ。今、リナさんの所にいる。何とイガの姉だって」
犀川が一瞬殺気だった。
「そのイガは?」
「マエザキさんの所に送ったわ。今、治療を受けてる。……マエザキさん、アマミヤのこと伝えたんだって?」
「ああ、殺されたってな。それがどうした」
「犯人はイガじゃないわ。キサラギよ。クエルボに繋がりうるトモナ――イガの姉ね――を消すために、彼女の部屋にいたから間違いない」
犀川が「……それって……」と愕然とした表情になる。キサラギのことも、彼女は知っている。それだからか、その顔は絶望にも似ていた。
だが、クエルボに繋がる人物を保護したのはかなり大きいと言えた。これならば……??
※ビルに電話を
1 する(???のリスクやや高い)
2 しない(リスク低)
※安価下3多数決、考察不要です
「トニー、ビルに電話を。これなら……」
「だな。行けるかもしれん」
トニーが電話を掛けた。
01~35 出ない(ビルにトラブル濃厚、死亡確率大)
36~85 おう、どうした
86~99 こちらから掛けようとしてた
※偶奇判定です
奇数 昇格
偶数 昇格+α(状況が相当好転します)
※昇格(内容は後で判定)
『トニーか?こちらから掛けようとしていた所だ。クエルボの野郎を崩すルート、見つかったぜ。今どこだ?ホテルか?』
「オペラハウス前だ。こっちも朗報がある。大至急来てくれ、日本に行くぞ」
『はぁ??日本に??どうやって行くんだ、こんな時間に?頭が遂にイカれたか??』
「つべこべ言わずにとっとと来い、お前の好きな本場の『アレ』が食えるチャンスだ」
ホッホ!と妙な笑いをビルはあげた。
『オーケー、30分待てや。深夜タクシー飛ばして向かうぜ』
※05以下でトラブル発生
※トラブル発生
「……まだ来ねえな」
苛立ったようにトニーが言う。時間は既に45分を過ぎていた。
「まだなの?いい加減戻りたいんだけど」
ナージャも苛ついている。これは、ビルに何かあったようだ。
……
01~10 ???????
11~30 予知発生(ビル死亡極めて濃厚)
31~60 サイレンの音が近くで聞こえる
61~80 ボロボロのビルが現れた
81~99 タクシーが物凄い勢いで来る!
サイレンの音が近くで聞こえてきた。……嫌な予感がする。
「交通事故か?……まさか」
俺たちは音のする方に走る。
……
01~20 ????????
21~35 車がグシャグシャに壊れている(ビル死亡濃厚)
36~70 車が半壊している(ビル中確率で死亡)
71~90 壊れた車がある
91~99 こっちに来い!
※偶奇判定です
奇数 一段階昇格
偶数 二段階昇格
その時。
「こっちに来いっ!!」
路地から叫ぶ声がする。そこには、右腕を酷く負傷したビルがいた。
「どうした、それはっ」
「タクシーを尾行られてた、すんでのとこでタクシーのドアを開けて逃げたが、車はご覧の通りだ」
ビルの視線の先には、炎をあげて燃え上がる車と、何かを探している警察がいた。
「悪いこた言わねえ、これを渡すからとっとと逃げろ。俺は俺で何とかする」
ビルはトニーに欠片のようなもの――USBメモリーを渡した。
「アホかお前は!その身体でどこまで行ける??嫁さんやガキの仇はどうするんだ!!?」
「……それはお前に託した。それに、可能性がある限り足掻くのが、俺の主義でね」
ビルは銃を見せる。
……
1 見捨てる(ビル退場濃厚)
2 ナージャにゲートを開いてもらう(中確率で戦闘)
安価下3多数決、考察必要
サイファーが瞬間移動で不意打ちしてから畳み掛けたりとかは?
>>197
戦闘になった場合ですね。まだ相手は確定してません。
「ナージャっ!!ゲートを!!今ならビルごと行けるはずだ!!」
「分かったっ」
ナージャがゲートを作るため集中し始めた。できるまでは約1分。それまで見付からなければ、逃げ切れるはずだ!
※60以下で発見される
※逃げ切れる
「開いたっ!!」
ナージャが叫ぶ。空間の歪みが、目の前にできていた。
俺はビルを無理矢理その中に押し込む。そして、段々とうるさくなっていくサイレンを後ろに、俺も飛び込んだ。
############
※日本時間 16:00
※05以下で追加イベント
作中ってサマータイム適用?
※追加イベント
「随分待った……誰だそいつは?」
レンタロウの家に着くと、タキが開口一番叫んだ。
「トニーの協力者だ、襲われて右腕がやられてる。リナは?」
奥から現れたリナは、事態の深刻さに気付いたのか「動かないでっ」とすぐさま治療に当たった。傷はみるみるうちに塞がっていく。
「おいおい、さっきからなんだこりゃ??いきなり突き飛ばされたかと思えば部屋の中、しかも傷が治るってどういうことだ??ジャパニーズ・オタクのファンタジーアニメか何かか?」
ノワールがやれやれと言いたげに首を振る。
「何言ってるか分かんないけど、世の中常識じゃ測れないことは山ほどあるのよ。とりあえず、命拾いしたのは確かね。
……にしても、例の子って……この子?」
ソファには、20ぐらいの女性がちょこんと緑色のワンピースを着て座っていた。
はしゃいで何かを言っている。まるで子供のようだ。
「言葉は……通じないみたいだな。何があった?」
「話せば長くなる。だが、一つ言えるのは、この一件にはアミールの影が濃くなってきたということだ。
如月はアミールの命で動いていた。多分、奴の予知能力で先回りされたんだろう。となると、このまま突っ込めばまず返り討ちだ」
俺はトニーと顔を見合わせた。悪い予感は当たっていたようだ。
「……となると……クエルボの失脚を狙うのが先か」
「そうなるな。幸い、クエルボの被害者である女性は確保できた。問題は、彼女が幼児退行していることだ。公の場に出すにしても、受け答えができない。記憶もない」
「……つまり、記憶を何らかの形で戻せと?」
リナが首を振った。
「時間遡行は少し考えたわ。ただ、巻き戻す時間が長過ぎて無理。私にだって限界はあるのよ」
……さて、どうしたものか?
50-賢さ(18)=32以上で成功
>>206
あ、冬時間でやってたかもですね。失礼しました。
となると、23時にセレモニー開始になります。
……この状況だと、頼れるのはやはり……
「ノワール、彼女を何とかできないか?精神感応を通した治療とか」
彼女はうーんと唸る。
「私はブレイズさんじゃないからなあ……それに、記憶を読むのは不可能じゃないけど、意識的に封印してるかもよ?無理矢理『起こしたら』、完全に壊れちゃうかもしれない。
あと、ひょっとしたらと思うこともなくはないけど、自信はないわ」
「ひょっとしたらって?」
「クエルボが相当汚染が進んだ適合者なら、タケシタからイガって子に伝染したようなことがあるかもしれない。この場合は、精神汚染の結果壊れたことになるわ。
これは対内の魔素の流れを見れば分かるけど……ちょっと頭、いい?」
ノワールがイガの姉という女性の頭に手をかざす。
※75以上ならオルディニウム汚染の帰結
ノワールは首を横に振った。
「……違うわね、魔素はないっぽい。精神的なショックによるものね。サイファー、どうする?」
1 ノワールに託す
2 一度諦めてビルの策に頼る
3 その他自由安価
※0000までの多数決、有効得票3票以上、考察必要
※自由安価歓迎です。
※ある方法なら、かなり成功確率を引き上げられます。ただし、リスクも相応です。
未来予知使うか
3 マエザキの研究所に連れてくのはどうかな?浄化処置の応用で電気ショック療法的な事ができるといいんだけど
>>215
朋菜に使っても、彼女の未来が分かるだけで生かす道は限定的です。(少なくとも筆者の中では)
使い道も併せて書く必要があります。
>>216
電気ショックでは無理でしょうね。ただ、発想は悪くないです。
2かな?
>>220
考察が必要です。
ノワールが記憶を読むだけなら影響ない?
なら記憶読んで替え玉立てるなりしてもいいかも
ノワールが記憶を読むとしたらって前提で未来予知は出来る?読んだ結果ぶっ壊れたら取り返しつかなくなるし相応に慎重になるべき場面だとも思うけど
>>222
記憶を読んでも肝心の所で拒絶される可能性はあります。また、何があったか読めてもその後どうするかですね。
>>223
読んだ結果壊れる確率はゼロではありません。
なお、彼女を正気に戻すかなり可能性の高い方法は存在します。リスク付きですが。
その場合、無害化したオルディニウム使うことになるのかな
>>227
通常時のオルディニウム鉱石が無害化された訳であって、そこから魔素を抽出して使う行為自体には依然リスクがありますね。
(ノワール死亡デッドエンド時がそれです)
(リナの場合、ヘルラの力で強制制御しているからこそ数日間のダウン程度のリスクで済んでいます)
0000になったので、一度リセットし再投票です。
自由安価の内容踏まえ、以下からの選択です。
1 ノワールに託し正気に戻す
2 一旦諦めてビルの策に頼る
3 記憶のみ探る(記憶の使い先は要記述)
4 オルディニウムを使う(単純照射?それ以外の使途があれば記述)
翌朝までの多数決、考察必要、有効得票3票以上
なお、自由安価でも可です。
上げます。
もう一度上げます。
>>233案と>>216をミックスしてマエザキの研究所に移動してオルディニウムを使った精神感応を行う、としたいかな
研究所組の誰かに精神的なケアに関する知恵があればそれに乗っかってもいいし、ノワールの狂気度が上昇してしまった場合即浄化処置という選択肢を選べるようになると思う
上げます。
ビルの情報自体もクリティカルで実質91以上の出目だしそっちの案が実現できるレベルなら、伊賀姉は後にしてブレイズに依頼するなりなんなりしたほうが安全かなって意見で
もう一度上げます。
2から状況に応じて235でいこう
>>241
考察をお願いします。
あと、2と235案が両立できるかは現時点では不明です。(ビルは割と手段は選びません)
2…
基本ローリスク、リターンは不明。235案と両立できるかはビルの出す案次第。回復させないことを前提にした案を出す可能性がある。
235…
かなりの確率で回復、ノワールに負担。狂気度の上昇と覚醒カウンタの上昇があり得るのがネック。回復すると打つ手が広がる。
違いはこんな感じです。
2で決定します。再開です。
俺は考えた。ネーロの時のように、オルディニウム鉱石の力でノワールの魔力を増幅させるべきか?
……いや、リスクが大きすぎる。正直、イガの姉を元に戻すのは一旦諦めた方がいい。となると、まずビルの話からだ。
「ビル、あんたが持ってきたルートって何だ?」
怪我が治ったビルは、ニヤリと笑う。
3の倍数 TV局に強制ハッキング、画像を流す
3の倍数余り1 欧州系メディアに登場させるつてがある
3の倍数余り2 他の案件と抱き合わせる
「トニー、俺が持ってきたUSBメモリーを。……正直胸糞悪いから、覚悟は決めとけよ。
よう、そこの美人の姉ちゃん。ノート端末か何かあるか?」
トニーが欠片のようなものを渡すと、ビルはそれをリナが持ってきた板状の端末に差し込んだ。
「……このフォルダだ」
ビルがそれを操作すると、画面にはシーツで裸を隠した金髪の女の子が現れた。歯を震わせ、何かに酷く怯えている。年齢は15、6といった具合だろうか。
しばらくすると、部屋に全裸の二人組の男が入ってきた。一人は肩に刺青がある大男、もう一人は酷く太った男だ。
二人とも、仮面をすっぽりと被っていて顔は見えない。……しかしこの太った男、どこかで見たような……??
「……竹下だわ……」
サイカワが絶句する。とするともう一人は??
太った男が女の子の側にやって来る。女の子は抵抗しようとするが、無理矢理唇を奪われると、目がトロンと潤み抵抗できなくなった。
そして、刺青の男が女の子の上にのし掛かる。前戯も何もなしだが、女の子はそれを受け入れた。
そして、肩の刺青がハッキリと見えた。星の旗と、鷹の絵だ。
それを見たトニーが叫ぶ。
「……こいつ、クエルボか!!」
「御名答だ。日本で少女を抱いていたんで、こっちでも同じようなことをやってるんじゃねえかと踏んだ。
まあ、足は残さねえだろうと思って児童ポルノのサイトを漁ってたら、クエルボの特徴と近いやつがいたわけだ。
見付かったのはたった一件だが、肩の星条旗と鷹の刺青が決め手になった。お前の画像がなきゃ、分からなかった」
モニターの中の行為は、徐々に過激さを増していく。どんなに乱暴に犯されても、女の子は快感を感じているのか嬌声をあげ続ける。
そして……クエルボと思われる男はナイフを取り出した。細かい傷をあちこちにつけ、身体が血まみれになる度に、彼女は苦痛の悲鳴とも快感の叫びともつかない言葉を発した。
「殺して」、と。
「もうやめて。……これ以上は見たくない」
カレンがモニターから目を背けた。サイカワは吐きそうになっている。
「同感。……酷いわね」
「この辺りでやめとくか。この後、首絞めプレイで逝かせるとこまであるが……本当に逝ったかもしれねえ。
とんでもねえ性癖のガキがいると思ったが、どうも訳ありくせえな」
ビルは動画を消すと、やれやれと首を振った。
「これだけじゃクエルボが未成年相手にド変態プレイをかますfuckin'野郎とは分からない。だが、この写真とセットなら別だ。
これでも合成と言い逃れるつもりかもしれねえが、二つセットならかなり揺らぐ。欧州かどっかのリベラル系メディアに流せば、嬉々として取り上げるだろうな」
カレンも頷く。
「竹下が一緒なのが大きいですね。こいつがいるお蔭で、言い逃れがしにくくなってる」
「そうだな。これをYouTubeか何かに流せば、なお注目されるだろうな。投稿者を匿名にするか、敢えて日本政府にするか、誰にするかは難しい所だが。
ともあれ、ビル。GOOD JOBだ。伊達にデブではねえな」
トニーの言葉に、ふんとビルが鼻をならす。
「最後だけ余分だ。これで、クエルボの尻には火が付くぜ」
……さて。
1 ビルの案の通り欧州メディア中心にに流す
2 匿名でYOUTUBEに流す
3 日本政府として流す
4 235の流れに繋げる
5 その他自由安価
※安価下5多数決、考察必要
1と2、1と3は組み合わせられますが、「どちらを優先」とお考えください。
上げます。
もう一度上げます。
再開は2000ぐらい。
1、2、3の違いがよく解らない
どう結果とかが変わってくるの?
>>252
1…
EU(ドイツ)が圧力をかける展開になります。リーク主体が日本であると明かさないので、米国が二正面作戦を取らざるを得なくなるかもしれません。
ただし、圧力の結果米国が暴発するリスクはあります。
2…
ウィキリークスよろしくネット住民の圧力が米国に圧力をかける形です。低リスクですが、効果はそれほど期待できません(コンマ次第ですが)。
3…
日本が正面から米国に喧嘩を売る形です。世論が先にクエルボ政権を落とせば最良ですが、クエルボが暴発すると全面戦争まであります。
4…
ノワールに負担はかかりますが、さらなる決定打を与える可能性が出ます。
問題解決までかかる速度は3>1>2です。
ただ、クエルボが発狂し、核を撃つなど破滅的行為に出る確率はこの逆です(現状では)。
選択肢以外の外道な手段は思い付きましたが、敢えて選択肢には入れてません。
>>254
失礼、3が最速解決できるという意味です。
なお「基本」被害者には画像加工などされます。
(4経由だとそうでない可能性が出ます)
1が無難かなぁ
>>257
考察が必要です。もう一言お願いします。
3は戦争になったら日本じゃまず無理、2は期待値低すぎってことで
>>259
了解です。
上げます。1930ぐらいから再開です。
1+2って出来る?
マスコミにリークしつつ、頃合を見計らって匿名で動画流してマスコミに興味の無いネット民にも広めて騒動を大きくする。
ネットにまで広がれば迂闊に核を使えないだろうし。
上げます。
もう一度上げます。
俺にこの世界のことは分からない。簡単にレンタロウやマエザキに教えてもらった程度だ。……とすると。
「ビル、そいつの取り扱いは任せていいか?ヨーロッパ、とやらがどれほどの勢力かは分からないが」
ビルはニィと笑う。
「了解だ。まあ、さすがに女の子の身バレだけは避けるようしておく。特に動画の方は、万一生きてたらたまらねえからな。
とりあえずはBBC、ドイツのフランクフルターアルゲマイネ、フランスのフィガロだな。頃合いを見て、匿名で拡散しておく。
EUの連中はアメリカにはらわた煮え繰り返ってるからな。喜んで飛び付くだろう。
ロシアや中国がどう出るかは読めねえが、まずはこれで様子を見るか」
「……で、クエルボ失脚に向けてはこれでいいとして、だ。明日の視察団の件はどうする?まあ、罠だろうが」
トニーが言う。俺は……
1 敢えて攻める
2 様子を見る
安価下3多数決、考察は2のみ不要
※記述に間違いがあったので訂正。多数決の内容は不変
俺にこの世界のことは分からない。簡単にレンタロウやマエザキに教えてもらった程度だ。……とすると。
「ビル、そいつの取り扱いは任せていいか?ヨーロッパ、とやらがどれほどの勢力かは分からないが」
ビルはニィと笑う。
「了解だ。まあ、さすがに女の子の身バレだけは避けるようしておく。特に動画の方は、万一生きてたらたまらねえからな。
とりあえずはBBC、ドイツのフランクフルターアルゲマイネ、フランスのフィガロだな。頃合いを見て、匿名で拡散しておく。
EUの連中はアメリカにはらわた煮え繰り返ってるからな。喜んで飛び付くだろう。
ロシアや中国がどう出るかは読めねえが、まずはこれで様子を見るか。頃合いを見て、ネットにも流すが」
「……で、クエルボ失脚に向けてはこれでいいとして、だ。明日の視察団の件はどうする?まあ、罠だろうが」
トニーが言う。俺は……
1 敢えて攻める
2 様子を見る
安価下3多数決、考察は2のみ不要
「まあ、さすがにな。ボストンのヘルラの研究所の件は、連絡が来たら考えるが……ビルが追われていたのを考えると、ちと怖いな」
「それはおいおい考えるべきだな。とりあえず、後はこのビルという男に任せるしかない。一先ず、ここで一度解散だ。兄貴には俺が言っておく」
タキが紅茶を一口飲んで言う。……小休止、という形か。
その時、カレンの電話が鳴った。
01~15 ??????????
16~70 通常進行
71~99 追加情報あり
「……はい。……マエザキ先生からよ」
カレンは何かマエザキと話している。短く会話をやり取りすると、カレンは電話を切った。
「MITでヘルラさんがいた研究室が分かったそうよ。連絡先も後で送られるみたい」
「なるほどな。まあ、それは後で構わないな。とりあえず、これからどうする?」
タキが俺を見た。
「兄貴待ちだ。状況を見て、また動くことになるな。愛車も回収しなゃいけない」
トニーは肩をすくめる。
「俺はビルの補佐だな。まあ、反響が分かるのは最速深夜、翌朝までには何かしらあるはずだ。それまでは、各自自由行動ってことでいいだろう」
サイカワは……
3の倍数 少し、一人にしてください
4
3の倍数余り1 トニーさんの手伝いをします
3の倍数余り2 サイファーさんについていきます
サイカワは少し俯いて言った。
「……少し……一人にさせて下さい。色々なことがあって、頭を整理できてないので……」
アマミヤの件が尾を引いているのだろう。確かに、そっとしてやった方が良さそうだった。
さて、俺たちはどうするか?
1 マエザキのいる浅間山の研究施設に朋菜と向かう
2 朋菜はリナに一旦任せ、各自東京で自由行動(ランダムイベント)
3 現地朝(日本時間2000ぐらい)メドにボストンへ
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察不要
※現在時刻は1730ぐらいです。
「一度、マエザキ教授の所に戻るか。この子も連れて。彼女は安全な場所にいた方がいいだろうな」
イガの姉は、きょとんとした表情で俺を見た。よく状況が理解できていないらしい。
「どこ行くの?」
「あなたをお世話してた、お姉ちゃんがいるところよ」
カレンの言葉に、イガの姉、トモナの表情が明るくなった。
「うわーい!お姉ちゃん、元気かなあ」
屈託のない笑いに、俺たちは思わず微笑む。……イガの治療が上手くいっているといいが。
###########
「来たかね。結局、モハーベには行かないそうじゃないか」
マエザキが俺たちを出迎えた。トモナはキョロキョロと周りを見回している。
「ここ、どこ?」
「君のお姉さんがいるところだ。……イガはどうしてます?」
……
01~30 あまり改善はないな
26~90 概ね大丈夫だ。ただ、触手を使う力は失われたが
91~95 概ね大丈夫だ。ただ、触手の代わりに……
96~99 概ね大丈夫だ。????????
どのみち変わらないから良いけどコンマ表おかしいな
>>288
あ、失礼しました。31~90ですね。
「概ね大丈夫だ。触手を使う力は失われたが。今、治療室で寝ているよ」
俺は安堵した。この姉妹は、しばらくここで保護していればいい。
「お姉ちゃん、寝てるの?」
「だそうだ。お見舞いに行くか?」
「うん!」
トモナがぴょん、と飛び跳ねた。彼女たちの母親は、トウキョウで入院しているが、近いうちに会わせたいなと俺は思った。
#########
「で、ここに来たのは伊賀君の治療結果を見るためだけじゃあるまい。他にもあるんじゃないのか?」
「ホウトウ」という平たい麺を食べながら、マエザキが言う。俺も麺を啜った。カボチャがスープに染みていて旨い。
「ええ。……」
1 この薬(スターダスト)を見ていただきたいんですが
2 イガの姉の治療をしたいのですが
3 ヘルラさんはいますか?
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察不要
俺は懐から金色の粉末の入った袋を取り出し、マエザキに渡した。
「これを調べて頂きたいのですが」
「ん?何だこれは」
マエザキは袋の中身を少し取り出し、灯りに透かせてみせた。
「『スターダスト』という薬のようです。何なのか、俺にもよく分かりません。
ただ、向こうの世界で俺たちと敵対する勢力が持っていた代物でした。一体何なのか……」
80以上で分かる、ファンブルなし
マエザキが首を捻った。
「私にも分からんな。ちょっと、後で調べてみよう。全て分かるのなら、多分早くても明日になるだろうな」
マエザキといえど、すぐに分かるわけでもないようだ。
……さて。
※この後の行動が指定できます。明朝までアイデア募集
※何もない場合は東京に戻ります
290の選択肢2と3はできない感じですか?
>>299
3はできます。解析に時間がかかることも鑑み採用します。
2は一回切った選択肢ですし、相応のリスクがあります。サイファーも「危険だ」と言っているため、しばらくはペンディングですね。
ヘルラが絡む選択肢ってどっちの世界のヘルラのこと言ってるのか分からなくなる
>>301
区別のために「」付はサイファーの世界としてます。
少し進めます。
「ところで、ヘルラさんはこちらに?確か、何か作業をしているということでしたが」
※50以上でいる
※いない
「いや、子供たちがいる『天狗の宿』に戻ったよ。何か聞きたいことがあったかね?」
「ええ。ボストンでの研究の話を聞きたかったんですが。今から行くと、ちょっと遅いでしょうか」
時間は19時を少し過ぎていた。別に何かの支障があるとも思えないが、家族団らんの場に踏み込むのも少し気が引ける。
※30以上で電話を繋いでくれる
※繋がない
「そうだな、かなり疲れていたようだから、そっとしてやるのがいいだろう。君たちは今日はどうする?ここに泊まるなら、部屋は貸すが」
1 マエザキの所に泊まる
2 東京に戻る
安価下3多数決、考察不要
「いえ、いつもご迷惑をお掛けしているので。スターダストとヘルラさんの件、明日よろしくお願いします」
「そうか。じゃあそちらも気を付けて。如月がまた動くかもしれんからな」
俺は頷いた。……タキは、奴がどこに消えたかは分からないと言った。妙な胸騒ぎがする。
##########
※30以下で追加イベント、80以上でビルの工作に早速効果が
中断します。
再開します。
「お!こっちに戻ってきたか!!凄いことになってきたぞ」
レンタロウの家に着くと、トニーがひどく興奮していた。レンタロウとリナは唖然としている。
奥の部屋ではビルがニヤニヤしながらモニターを操作している。俺たちの存在に気付くと、顔を紅潮させて俺たちを手招きした。
「見ろ、こいつを」
画面では険しい表情で男性が喋っていた。「クエルボ大統領に未成年買春、虐待疑惑」とある。
ビルは画面を別のものに切り替えた。今度は中年の女性が「極めて重大な疑惑です、クエルボ政権に深刻な打撃は必至でしょう」と話している。
「BCC、CNNインターナショナルは朝のトップニュースだ。FT電子版も特報で差し込んできた。黙殺されるかと危惧してたが、想像以上の反響だぜ、これは」
トニーも頷く。
「アメリカメディアは今は黙殺の構えだが、CNNの欧州支局が即動いたから本国も無視できないだろうな。
ビルが今、youtubeに加工画像と動画をアップしてる。当然、多段プロキシを通した上だ。一気に拡散するぞ」
「政権の反応はどうなんだ?」
※65以上で明確な反応あり
「今のところ明確な動きはなしだ。モハーベにも行ってるかもな。だが、かなりガタガタの状況になってる中、いつまで余裕をこいていられるかな」
ビルが狂気すら感じさせる笑みを浮かべた。家族を殺されたことへの怒りもあるのかもしれない。
向こうの部屋から、レンタロウが「日本でもやり始めたぞ」との声が聞こえた。神経質そうな、俺と同年代ぐらいの男がボソボソと何かを喋っている。
「……日本政府としては、どう動くんですかね」
「難しいな。石上がそうだったが、親クエルボ派は相当いる。リベラル系の『Jステーション』の報道じゃ日本の世論も動きにくいだろう。
EUなど、他国政府の出方を見てからになるだろうね。もちろん、アメリカがどうするか次第だけど」
「じゃあ、しばらくは様子見、ですか」
マルコにレンタロウが頷く。
「明日になれば、何かあるだろう。それまで、ホテルでゆっくり休んでくれ」
#############
※15以下で追加イベント、25以下か95以上で???
※追加イベントなし
#########
翌日、ホテルにあった「エイジ新聞」はクエルボの話題一色だった。
「テレビもこの話ばかりみたいですね。女の子の正体はという話も出てます。浅間山に朋菜さんをやったのは、正解でしたね」
カレンがコーヒーを飲んで言う。実際、「テレビ」には俺たちが入手したクエルボの写真が映っていた。顔は巧みに隠されている。
「タケシタが噛んでたことも報じられたみたいね。これで、イシガミについてた連中は何とかなりそう。問題は、向こうかな」
ノワールの言葉に、俺は頷いた。
「このまま動揺が続けばいいんだがな。キサラギの存在といい、まだ何か引っ掛かる」
サイカワはまだホテルに現れていない。9時にこのホテルのロビーで待ち合わせのはずだが。
※25以下で現れない
その時、俺たちのいるカフェテリアから、サイカワの姿が見えた。ノワールが手を振ると、小さくお辞儀をする。
どうやら、ある程度落ち着いたようだ。
「……気持ちの整理はついたか?」
こちらに来たサイカワに言うと、彼女はコクン、と頷いた。
「……ええ。吹っ切れたわけじゃないですけど、まずは彼が守りたかったものを守らなきゃ、って。伊賀姉妹は、どこに?」
「アサマヤマの地下研究施設だ。メディアの目も届かない。窮屈だが、安全なのは間違いないだろうな」
サイカワはテレビに視線を移した。
「……確かに。顔は隠れてますけど、素性が明らかになったら天宮芸能事務所の子たち皆が傷付くかもしれないですね……。あの事務所は潰れても、罪のない女の子は守らないと」
「だな。これから、またレンタロウの家で話し合いだ。多分、総理も噛むそうだ」
報道から半日。クエルボはどう動いているのだろう?
※10以下で追加イベント
※追加イベントあり
ホテルを出てしばらく歩くと、後ろから気配がした。……何か不安になる、そんな気配だ。尾行されている??
しかし、振り返ってもそれらしき人物は誰もいない。……気のせいなのか。
40-マルコ知力(28)=12以上で成功
※80以上で本成功
※本成功
「サイファーさん、待って下さい。……右後ろ、10メドほどの所に……明らかに異常な魔力を持った奴がいます」
マルコは振り向かずに言う。冷や汗が流れるのが見えた。
「……本当だ……何者、こいつ?」
50-賢さ(18)=32以上で???
あ
>>331
※絆効果により再判定
ちょっと休憩。
ノワールの言葉に俺は考えた。このまま行けば、間違いなくレンタロウの家がどこにあるかはバレる。相手がキサラギと仮定すると、それは致命的だ。ならば……
俺は高い塔のある公園に足を向けた。マルコが不安げに訊いてくる。
「えっ、どっち行くんですか?」
「人気のない場所に行く。今の状況なら、数的にこちらが有利だ。万一があっても対応できるはずだ」
武器や防具の類いはカバンの中だ。攻撃はともかく、守りは無力に近い。戦闘になるなら、一般人を巻き添えにしにくい場所の方がいい。
……
01~15 ????????
16~30 尾行者が5人に増える
31~50 尾行者が3人に増える
51~70 尾行者消える
71~90 尾行者がついてくる
91~99 ?????????????
再開します。
公園に入ると、尾行者は俺たちと距離を取った。それでも、異様な雰囲気は隠し通せない。
ちらりと見たところ、その姿は……
01~20 帽子を目深に被った紳士風
21~50 背広を着た男
51~75 サングラスをつけた金髪の女性
76~99 サングラスをつけた金髪の男
尾行者は背広を着た男のようだ。……見覚えはない。
「カレン、後ろの男を見たことは?」
70以上で正体判明
※正体判明せず
カレンは首を振った。
「……如月かと思いましたけど……違う感じもします。どうします?」
1 尾行者に近付く
2 尾行者をまく
3 このまま様子見
安価下3多数決、考察不要
「奴に近付いてみよう。いつでも武器を抜けるようにしてくれ」
皆が頷く。俺も楽器用のバッグを僅かに開け、中の刀を取り出しやすいようにした。銃には対応しきれないが、それでも何とか戦える状況にはなるはずだ。
踵を返し、男の方に歩いていく。
……
01~25 男が攻撃
26~50 どこかに逃げようとする
51~99 立ち止まったまま待っている
男はその場に立ち止まった。まるで、俺たちが来るのを待っていたかのように。
「何者だ?」
01~20 ??????
21~80 男は……
81~97 男は静かに笑う
98、99 ???????????
男は静かに笑ったかと思うと、両手で顔を覆った。……次の瞬間。
01~85 金髪の青年
86~95 黒髪の女
96~99 ????????????
そこには、微笑みを湛えた金髪の青年がいた。穏和だが、どこか超然としたものを感じさせる。
「……やっぱり気付かれますね。上手く化けたつもりだったんですが」
その声には聞き覚えがある。右手には少し大きめの指輪。……こいつは!!?
「アミールかっ!!」
「そうです。貴方が、サイファー・コットですね?こうして面と向かって会うのは初めてですね」
アミールが右手を差し出してきた。
1 握る
2 握らない
安価下3多数決、考察不要
俺は僅かに考えた。目の前のアミールは微笑みを湛えたままだ。……罠かもしれないが、この場で戦って勝てる相手だろうか?
俺は躊躇いながら、奴の右手を握った。
※20以下で追加イベント、95以上で?????
とうりゃ
偶奇判定です。
奇数 ダメージ
偶数 狂気度上昇
※ダメージ
01~20 400
21~50 300
51~75 200
76~99 100
※300以上は気絶判定あり、狂気度も上がります
※サイファー残りHP 184
※気絶判定、及び後遺症判定
50以下で気絶、15以下で恒久的に全パラメーター-1(コンマ下)
※狂気度
コンマ下2一桁×3上昇
※気絶なし
※狂気度 27
※狂気度25突破のため、追加判定
27以下で暴走、アミールに攻撃
すみません、一つ設定忘れがあったので>>359からやり直します。
サイファーの危機時にノワールの予知発生を忘れていました。
コンマ下25以上ならやりなおします。不手際、申し訳ありません。
25未満ならそのままとします。
はい
>>373を採用(372は10秒未満)
「待ってサイファー!それ握っちゃダメ!!」
ノワールの叫びを聞いて、俺は手を引っ込めた。
アミールは目を閉じて、ゆっくりと首を振る。
「……勘が鋭いですね。流石はオルランドゥ家の末裔、ですか。それとも、貴女も『同類』になり始めているのでしょうかね」
「……何よ、その『同類』っての。オルディニウムの影響を受けてるってこと?」
フフフ、とアミールが笑う。
「そう理解してもらえれば。まあ、ここで貴殿方を始末できるとは思ってませんがね。
僕が来たのは、警告のためです」
「……警告?」
「ええ。貴殿方はよくやってくれたようですね。……石上さんを失脚させ、フレールを寝返らせた。ある程度まで読めてましたが、僕の想像以上にやられましたよ。
クエルボさんはまだ健在ですけど、さあどこまでもつか。こちらの世界の技術力を導入するのには、いささか限界があるようです」
言葉とは裏腹に、アミールの笑顔は消えない。俺はそのことに恐怖を覚えながら、聞き返す。
「……随分と余裕だな」
「とんでもない!僕も僕で必死なんですよ。だから、ここに来たんです……さて、警告です」
50未満で警告A
50以上で警告B
一応言い訳すると俺は>>370から10秒以上を狙ったとだけ
※警告B
「……悪いことは言いません。クエルボさんをこれ以上刺激するのは、やめた方がいい」
「どういう意味だ」
戸惑いながら、俺は訊いた。アミールの目が鋭くなる。
「おおよその予想はついているでしょうが、彼はオルディニウムの『感染者』です。――こちらでは適合者と言うらしいですね。ここまで言えば、見当は付くのでは?」
「……暴走か」
アミールは満面の笑みを浮かべた。
「御名答です。貴方なら、多分知っているでしょう?オルディニウムによる暴走の条件を。クエルボさんは酷い人で、実に容易くオルディニウムに適合しました。
そして、酷く短気だ。……つまり」
「今回の報道による怒りで、暴走すると?」
「ええ。暴走は困るのですよ。この世界が滅べば、僕の狙いも台無しだ。
ですから、報道を止めさせて頂きたい。どうせ、あれは貴殿方の誰かの安い知恵なのでしょう?
あれは全てデマだった、と言えば、多分間に合います。クエルボさんを消したいと思うのは勝手ですが、その危険性もお分かりになってほしいと」
俺は……
1 お断りだな
2 分かった(無条件)
3 分かった(嘘)
4 条件がある
安価下5多数決、考察必要
※4の場合は条件も
>>376
失礼しました。その通りですね。
まあ結果は変わりませんが。
4日どうかは微妙だが、クエルボを使って何がしたいのかを問う。
目的達成後には世界滅んでもOKとか思ってそうだし
>>380
お前の予測など俺達が超えてやるとでも言ってみるか?
アミールの予測を超えた被害を与えた事を突き付けて、そのままマルコの口車に乗せて追い返そう。
阻止しようとする=自分の予測に自信が無いと誘導出来ればなお良し。
バッサリ切り捨てるよりはその前に聞けそうなこと聞きたさあるんだけど……選択肢の中きら選ぶ他ないのだろうか?
>>385
自由安価可とします。
前に>>1が未来が変わってるかもと言ってたけど、それを問いただしてみたい。予想以上のことが起きたこと自体は理解してるのなら未来も変わってるんじゃないのか?と
>>390で決定します。
「……確か、未来を読めるのだったな。俺たちの世界は、このまま行くと滅びると」
アミールは穏やかに頷いた。
「ええ。実際、そうなっています。『穴』からの魔素量は、貴方たちがこうしている間にも増え続けています。恐らく、『彼』が目覚めるのでしょう。
だから、僕が止めるのです。世界を一つにして」
その言葉には、一切の淀みも疑いもない。電話で話した時も思ったが、アミールのこういう自分に酔った物言いは、いやに嫺にさわる。
「オルドのことだな。見当は付いている。だが、未来は変わるものだ。お前ですら、読めない事態がいくつもあっただろう?
既に、未来は変わっているんじゃないのか?」
※90以上でアミールやや動揺
※アミール動揺せず
「いえ、僕が見る未来は、依然変わってません。このままだと、世界は滅びる。オルドに対抗できるのは僕だけです。
貴方たちも、そろそろお分かりになられては?」
ノワールが一歩前に出た。
「……待って。あなたが未来を見れるというなら、私が見たものは一体何なの?
私もあなた同様に、未来が見える。そこでは、ここにいる少なくとも二人が、この後何年も生きて幸せな家庭を作っていた。この矛盾は何なの?」
01~20 やはり貴女は邪魔ですね
21~95 ふふふ
96~99 ??????
「……え?」
初めてアミールから笑顔が消えた。しばらくの無言の後、再び奴は微笑む。
「……ハッタリですね。そんなはずは……」
※05以上なら???
※動揺を看破
「ハッタリをかけているのはあなたよ。内心、動揺してるんじゃない?『こんなはずでは』って」
再びアミールから笑みが消えた。
……
※70以下で追加イベント
※追加イベントあり
「やはり貴女は邪魔ですね。……消えてください」
アミールの手が金色に光った。それはノワールに向けられている。……これは!?
※無敵化を使いますか?
安価下3多数決
※アミールの攻撃が直撃するとキャラロストです
こいつはまずい!!俺は身体に全力を込める。
ノワールは殺させないっ!!!
※50-器用さ(19)×2=12以上で成功
※防御成功
※50-耐久力(34)=16以上で狂気度上昇
前提ミスってね
※狂気度上昇なし
俺に魔力の奔流が叩きつけられる。5秒、10秒……どのぐらいたっただろうか?
俺は小さなノワールの身体を抱き締めた。俺がどうなっても構わない、だが、こいつだけはっ……!!
永遠とも思える時間が過ぎた後、光の奔流は止まった。アミールが唖然とした表情で俺を見る。
「……え?」
そう言いたいのは、俺も同じだった。俺の身体は……無事だ。しかも、金色にうっすらと発光している。……どういうことだ?
※75以上で反撃、ファンブルなし
>>418
本当ですね。やり直します。
※防御成功
※50-耐久力(34)=16以下で狂気度上昇
これに伴い420は無効です。
※狂気度上昇なし(狂気度上昇の場合カウンター不可だったため、やり直します)
俺に魔力の奔流が叩きつけられる。5秒、10秒……どのぐらいたっただろうか?
俺は小さなノワールの身体を抱き締めた。俺がどうなっても構わない、だが、こいつだけはっ……!!
永遠とも思える時間が過ぎた後、光の奔流は止まった。アミールが唖然とした表情で俺を見る。
「……え?」
そう言いたいのは、俺も同じだった。俺の身体は……無事だ。しかも、金色にうっすらと発光している。……どういうことだ?
※75以上で反撃、ファンブルなし
※アミールに反撃
奴は固まったままだ。今が好機!
俺はバッグから「村正」の鞘を取り出すと、即座に抜刀した。
無防備なアミールに、一撃を食らわせる!
※戦闘入りしていないため、ダメージ判定ではなくコンマ判定とします。
01~75 そこまでです
76~97 アミールの右腕が宙に舞った
98、99 ??????????
その時。
「そこまでです」
急に現れた男によって、俺の一撃は止められた。……今のを、掌だけで??
そこにいたのは……
※偶奇判定
奇数 ?????
偶数 ????????
そこにいたのは、見覚えがある老紳士だった。……俺の背筋が固まる。何故ここに??
「……ドワーキン……!?」
老紳士はニコリと笑った。
「覚えてくださり恐縮ですな。さて……困りましたな。『調整』をやり直さねばならぬかもしれぬ。
アミール様をここまでにするとは、少々驚きましたぞ」
俺を含め、皆身動きが取れなかった。根拠はない。だが、「動けばやられる」という点だけ、皆が共有していた。
ドワーキンが俺の方を向く。
「その様子では、貴方も『覚醒』に近付いている様子。厄介ではありますな」
※25以下で?????
※ドワーキン攻撃
「計画には邪魔ですな。……ここで消えて頂きたい」
ドワーキンが何時の間に剣を抜く。
※50-器用さ(19)=31以上で回避
(コンマ下3まで)
※一発でも食らうと死亡判定へ(3発で強制デッドエンド)
※最後のみ偶奇判定です。
奇数 死亡確率大幅アップ
偶数 カウンター
コンマ下3
00に00はすこしみたかったかもしれん
※全て回避、カウンター
ドワーキンの剣はとてつもなく迅い。……しかし、一度見た剣筋だ、交わせる!!
俺は最初の二撃を僅かに後ろに下がって交わす。そして、最後の一撃と合わせて刀を擦り上げ、その勢いのままドワーキンに叩きつける!!
01~40 ドワーキン軽傷、撤退
41~75 ドワーキン軽傷、撤退(アイテムあり)
76~95 ドワーキン重傷、撤退(アイテムあり)
96~99 ?????????
※ファンブルなし
※偶奇判定です。
奇数 アイテムが貴重アイテム
偶数 昇格
た
ちょっと休憩。
>>459
00だと色々大変でした。現状でも割と大変ですけど。
再開します。なお、>>468が対象です。
俺の一撃は、ドワーキンの剣を持っていた腕を斬り飛ばした。超然としていたドワーキンに、初めて驚きの表情が浮かぶ。
「……何っ!?」
カランと、剣が地面に落ちる音が響いた。ドワーキンは、血が吹き出る右腕を押さえる。
「邪魔なのは貴様だ。ここで終わらせる」
俺は意識を集中し、ドワーキンの真後ろに「転移」した。しかしその時既に、ドワーキンはアミールを抱えて5メドほど後方に移っていた。
「……何をした!?」
「観客に手品の種を明かす奇術師などおらんよ。……しかし、私をここまで傷付けるとは……想定外だな。シデ級の人物と、考えを改めねばならぬようだ」
ドワーキンは暗い瞳で俺を見つめる。憎しみや怒りではない……もっと名伏しがたい何かがその奥にあった。
「ドワーキン??何故ここに」
アミールが正気に戻った。ドワーキンは彼を見て首を振る。
「……仕切り直しだ。戻るぞ」
その言葉からは、余裕は既になくなっていた。
そして次の瞬間、彼らの輪郭はぼやけ、どこかへと消えていった。
俺はその場に崩れ落ちた。全身から汗が止まらない。……危ないところだった。
「サイファー!大丈夫?」
ノワールが俺に駆け寄ってくる。
「……腰が抜けたよ。心底、死ぬかと思った……」
視線の先には、ドワーキンの右腕が転がっている。そこには剣と……
01~50 籠手があった
51~90 指輪があった
91~99 両方
※クリティカル、全て神器
そこには剣と、籠手をはめた右腕が転がっていた。指には指輪もある。
「こいつは……??」
「ちょっと待ってください。これ、とんでもないものかも」
マルコもそれらに気付いたようだ。そして……
「そんな馬鹿な」
ナージャの宝石から、声が漏れた。ジュリアンが何かに気付いたようだった。
「ジュリアンさん、何か?」
「いや、目の錯覚じゃなければ……あれは、ダナが持っていた『ヴォーパルブレード』だ。海の底深く、封印したはずだったが……」
※籠手(コンマ下)
奇数 フィンゴルの手甲
偶数 源氏の籠手
※指輪(コンマ下2)
奇数 ヴィルヤ
偶数 ネンヤ
もう少し続けるつもりでしたが、今日はここまで。想定外過ぎです、さすがに。
最後に少し判定を。
50以上でサイファーの覚醒カウンタ+1
源氏の籠手かぁ。あれって二刀流になれる武器じゃなくて、二刀流ができる前提でそのペナルティを打ち消す効果にすぎないからなぁ…腐りそうだ
※覚醒カウンタはそのまま
これで二刀流確定ですが、その場合盾は外れます。ご了承ください。
また、抜刀術の関係上、村正オンリーの局面はそれなりにあります。
というか、ドワーキンがケインと同じ目に遭うとは……。筆者も笑うしかないですね。こんなはずじゃなかったです。
31以上全て回避で00偶数だけでもアレでしたが、その後のクリティカルラッシュは一体……
>>495
元ネタに忠実にすると、二刀流が使えなくてもペナルティ大幅軽減になりますね。
まあ持ち帰ってヴォーパルか村正をヘカテルにあげればとても喜ぶでしょうが。
なお、コンマ軽減上限は55までですので、全てサイファー装備だとそこは腐ります。
どうでもいいけど籠手は片方しかないんだよな……?
少し進めます。
>>504
その通りです。二刀流軽減効果は出ますが、能力は前作のよりやや落ちます。
ジュリアンは呆れたように続けた。
「それに、この籠手は『源氏の籠手』。ダナが以前身に付けていたものに相違ない。指輪は『ネンヤ』、これもシデが持っていたものだ。
アミールがシデとダナの子孫であることを考えると分からなくもないが……」
シデやダナという伝説上の名が次々と出てくる。唖然とするしかない。
「そんなに凄いものなんですか?」
事情を知らないであろうカレンが訊く。ナージャが興奮からか、顔を真っ赤にした。
「凄いなんてもんじゃないよ!あたしら武具職人にとっては、どれも名前だけしか聞いたことがない代物だよ?
国宝、いやそれ以上かもしれない。それが三品あるなんて……」
ふと視線を上げると、周りに人が集まり始めていた。派手に立ち回りすぎたか。
サイカワが何やら言うと、野次馬が訝しげに去っていく。
「ひとまず、ドラマの撮影ということで誤魔化しました。ただ、あんまり長居しない方がいいですね。とりあえず、滝議員の家に向かいましょう」
※15以下で……???
※滝夫婦らへの襲撃はなし
############
「……そんなことがあったとは……」
レンタロウの家に着いて一通り説明すると、リナは大きな息を吐いた。
「ああ、アミールとドワーキンは、何処かへと消えた。ドワーキンは相当な深手だし、アミールは『調整が必要』らしい。多分、控えめに言ってもしばらくは現れないだろう。恐らくは、俺たちの世界に戻ったと思う」
「……『調整』、ね。未来の矛盾を突き付けたら動揺し、ノワールちゃんを殺そうとしたわけよね。ドワーキンが一枚噛んでるのかしら」
リナの言葉に、彼女の宝石の中にいる「ヘルラ」が反応した。
「恐らくは。ドワーキンはオルドのクローンよ。多分、アミールに見せる未来をある程度操作できたはず。
アミールはそこをあなたに突かれたわけだし、ドワーキンもそうなることは読んでたのかもね」
「とすると、アミールすらドワーキンの木偶に過ぎない?」
リナが唸った。
「……どうかしら。あの人の独善性は昔からだった。指輪を手にして多少過激になったにせよ、フレールのように完全に操られているとも思えないわ。
説得できるとは、私はまだ思えない」
「とはいえ、当のドワーキンには片腕がない。『一族』特有の回復能力とやらはあっても、武器は奪えた」
俺は視線を奪った剣に移した。鞘がないので、かなり危なっかしく見える。ジュリアンが、俺の言葉に続けた。
「封印した『ヴォーパル』があるなんてね。だが、あれをドワーキンから奪えたのはとても大きい。
あれがあるってことは、『死の復讐者』もあるんだろうけど。それでも、二刀流でやられるよりは大分ましだ」
「じゃあ、戦況は大分こちらに有利になったと?」
「今、元の世界に戻ったなら、ね。ただ、あの『みらい』とやらが動くには確かあと3日ぐらい必要だったはずだ。
たった3日でどこまで立て直せるかは分からないけど、動くなら今叩くべきだろうね」
奥の部屋からトニーがやってきた。
「何か深刻そうな顔してんな。何があった?」
「アミールが俺たちに接触した。その裏にいる黒幕的な何かとも交戦したが、どうするべきかを考えてる。
……それと、アミールは『警告』とか言っていたな。これ以上クエルボを刺激するな、と」
01~60 トニーが渋い表情になった
61~85 トニーが考え始めた
86~99 どうだろうな
トニーが考え始めた。
「……確かに、アミールって奴の言うことに一理はある。クエルボはクソ短気で、すぐに部下を首にするのでも有名だったからな。
ただ、今日になって例の報道の効果がさらに効いてきてるのも確かだ。クエルボ不在のホワイトハウスでは、与党民主党の重鎮らが騒ぎ始めてる。
戻ってどうなるかは分からねえが、政権内で燻ってた不満が爆発するかもしれん。
奴一人が暴走したとしても、核のボタンは押せないんじゃねえか?多分、これから起きる可能性のうち一番高そうなのは、内戦だな」
「内戦、か。しかし、クエルボ派にも相当の戦力があるんじゃ?」
俺の言葉に、マルコが唸った。
「ちょっと読めないかもですね。キサラギという男はイシガミではなくアミールに忠誠を誓ってたみたいでした。
アミールとドワーキンがああなった以上、多分行動を共にするはずです。意外と、もう残りは少ないのかも」
「とはいえ、イシガミは依然薄気味悪いな。モハーベで襲撃する機会を逃した以上、機をしばらく窺うしかないか」
俺は腕を組んだ。レンタロウとタキは、揃って公務で不在だ。さて、これからどう動くか。
1 アミールの忠告通り、クエルボへの報道を止めさせる
2 一度ボストンに飛んで情報収集
3 日本に待機して様子見
4 その他自由安価
※1230ぐらいまでの多数決、考察必要
※鹵獲した装備を誰が使うかは後程
上げます。
もう一度上げます。
2で決定します。もう少し進めます。
「もう一度、ボストンに飛ぼう。こちらの世界のヘルラが何を研究していたのか、調べておく必要があるな。
……『ヘルラ』さん、その辺りの記憶は?」
※90以上で記憶あり
>>519は一度取り下げます。
「もう一度、ボストンに飛ぼう。こちらの世界のヘルラが何を研究していたのか次第では、何か突破口が見付かるかもしれない。あとで連絡を入れてみるか。
もちろん、クエルボをやれる機会があれば狙う。ここが正念場だな」
皆が頷いた。トニーが手を上げる。
「だが、こんなに大人数で行ってもかえって目立つぜ。ある程度絞った方がいいかもな」
「確かに。せいぜい4、5人か」
「もっと少なくてもいい。クエルボをどうこうする段になったら、総力を結集すりゃいいわけだからな。
あくまで目的は、クエルボをさらに揺さぶるための情報収集だ」
ビルが奥の部屋から出てきた。
「何か楽しそうなこと話してるな。情報収集なら、俺の出番だが」
「お前は狙われたばかりだから却下だ。代わりに、どこかしら当てになりそうな奴を紹介してくれ。俺も自分のコネを使うが」
01~30 地元のホームレス
31~75 ITベンチャーの社長
76~99 元軍人
※クリティカル、ギ○ス的な人物登場
夜に更新します。
再開します。
その前に一応。
朦朧攻撃と二刀流はバーターです。二刀流の方が安定感はあるかと思います。
瞬間移動→一刀両断のコンボで3発全てが防御無視になるため、クリティカルが出ると強烈です。
反面、最初の25%さえ通れば朦朧攻撃の方が爆発力はありますね。
参考までに、各装備品の詳細を。
神器「ヴォーパルブレード」
HP+80、全ステータス+4、ダメージ修正120、コンマ修正25、クリティカルが90以上で発動
遠距離攻撃「飯綱」可能(命中判定知力、アイテム始動扱い)、攻撃ダメージは筋力と知力両方を参照
常時2回攻撃
神器「源氏の籠手」 (片腕)
HP+20、腕力、器用さ、賢さ+3、ダメージ修正20、ダメージ軽減30
二刀流ペナルティ無視
神器「力の指輪ネンヤ」
HP+50、全パラメータ+2、ダメージ修正50、ダメージ軽減20、コンマ修正20
クリティカル倍率+1
1日1回限定で「不幸の宝珠」と同等の効果
>>531
自己レス。……源氏の籠手、弱いですね。少し上方修正します。少しですが。
神器「源氏の籠手」
HP+25、腕力、器用さ、賢さ+4、ダメージ修正25、ダメージ軽減35
二刀流ペナルティ無視
剣は滝なら使えると思います。マルコも使えますが、彼にはクリムゾンの方が強いでしょうね。
後はヘカテルに渡すか、カミュに渡すかぐらいでしょうか。
ビルがニヤリと笑う。
「任せてくれ。向こうに、取っておきの奴がいる。元海兵隊の気難しい爺だが、腕は確かだ。頭もすこぶるキレる、一匹狼の『掃除屋』だ。
名前は聞いたことがあるだろ、『ジェス・ギッグス』」
「……あの男か!俺も一度、対峙したことがあるが……どうしてそいつと?」
「なあに、ある事件から腐れ縁でな。俺が情報屋役をしたこともあるし、依頼人になったこともある。……だが、クエルボまでは辿り着けなかった。
話があれば喜んで手を貸すだろうな。どうだい、悪くないだろ?」
ふむ、とトニーが呟いた。
「確かに悪くない。暗殺を仕掛けるなら、十分な協力者だ。
とりあえず、お前はしばらく東京にいろ。念願の本場の『ジロウ』が食い放題だぜ」
ワオ!とビルが叫んだ。……あれはここの国だけの食い物ではないのか。
「ありがてえ!ボストンで『TALK ABOUT DREAM 』に3時間並ぶのは苦痛だったんだ、とりあえず案内役を置いてくれねえか」
俺ははしゃぐビルを横目に、カレンの電話からヘルラに電話をかける。
※05以下で??????
※???なし
「すみません、サイファーですが」
『あら、あなたね。昨日はごめんなさい、かなり難しいミッションに関わってて』
「ミッション?」
『ええ、あなたが連れてきた、長髪の人――ローマンだったかしら。彼の発案で、浄化装置を携帯化できないか模索してるの。
開発できれば、向こうの世界でも使えるかも、って言ってるわ」
浄化装置の小型化?何に使うつもりだろうか。それはともかく。
「ところで、エムアイティーという所では、何を研究していたんですか?」
『原子物理学。平たく言えば、オルディニウムに関する研究ね。そこで私はオルドと出会い、イギリスに移ったわ。
高温核融合とか常温核融合とかを研究してたけど……それがどうかした?』
「いえ、何か俺たちに役立つ何かがないか、と。精神汚染の仕組みとか、肉体汚染の防止とか」
01~20 基礎研究だからね……
21~60 精神汚染の仕組み
61~90 肉体汚染の仕組み
91~99 両方
『その両方を研究していたわ。『覚醒』などの発生条件が分かったのも、そのお蔭。
ただ、クエルボがガッツリ管理している事項でもあるわ。迂闊に近付けないようになってしまってる。……』
※35以上で?????登場
(>>536の結果出やすくなっています)
ちょい休憩。
再開します。
『……その代わり、私の親族が二人、そこにいるわ。飛び級でマスターになった子たちで、研究内容もちゃんと理解してる。
外出制限は恐らくかかってるでしょうし、監視もついてると思う。でも、彼女たちの住所は分かるから、あとでこの電話に送っておくわ』
「彼女たちから、研究成果を聞くということですね」
『あるいは、内部に入って盗み出すか。クエルボにとって最大級の機密でしょうから、簡単にはいかないと思うけど。ただ、政権が混乱している今がチャンスなのも確かね』
会話が終わると、電話が震えた。俺はそれをカレンに手渡す。
「メールですね。住所と地図が同封されてます。『ディアドラ・フランクリン、フローレンス・フランクリン』とありますが」
「……どこか聞き覚えのある名前ね。まさか大おばあ様だったりして」
ノワールが首を傾げる。
※60以上で???、ファンブルなし
※「ヘルラ」に記憶あり
「……それ、昔のあの子たちの名前よ。長い年月で、私もあの子たちも忘れていたけど……。聞いて思い出したわ」
リナの宝石の中にいる「ヘルラ」が驚いたように言った。ノワールも「嘘……」と絶句している。
「もちろん、私がさっきサイファーと話していた『私』とは違うように、彼女たちもデアドラやフローラじゃないわ。でも、何か縁があるものなのね……」
フローラはともかく、デアドラはいまだ行方不明のはずだ。ディアドラに会った所で、俺たちの世界に影響が出るとは思えないが、ノワールは何か感慨深そうだった。
「とにかく。ボストンに着いたらやるべきことは2つ。1つはエムアイティーという所に行って、ディアドラとフローレンスと接触する。
もう1つはギッグスという男に会って、クエルボを何とかする算段を練る。こんな辺りか」
「それなら、2グループに分かれて別行動するのも悪くねえな。もちろん、互いに連絡は取り合うのが前提だが。どうするね?」
トニーが提案してきた。……さて。
※部隊を2つに分けてください。
(ビル警護に一人回すのもありです。バッドイベントが確実に回避されます)
※双子(ディアドラ、フローレンス)に行く場合、戦闘が高確率で発生します。潜入調査も要ります。
※ギッグスサイドは戦闘があるとすれば相応の相手です。魅力が高い方がいいかもしれません。
※気が熟したタイミングで合流、VSクエルボになります。なお、アミールの発言上政治的失脚だけでは済まず、何かしらの武力衝突が不可避です。
これは多数決?
※部隊分けは0000までを期限とします。考察必要
※これと平行して、装備品の振り分けも行って頂けると助かります。敢えて使わず、誰かしらに渡すのもありです。
>>545
0000までの多数決です。最大公約数的に決めます。
そういえばRにはいつ立てるん?
装備の処遇決めて戦力が確定してからにしたかったなぁ
>>548
明日か明後日メドですね。
>>549
では先にそうしましょう。
装備品を振り分けて下さい。
安価下5まで多数決、考察必要
サイファーって指輪何つけてたっけ
>>553
・工芸師フィオナの指輪
コンマ修整10、HP+20、ダメージ修整15、ダメージ軽減15、全パラメーター+1
・指輪『ヴィルヤ・レプリカ』
HP+20、コンマ修正5、ダメージ修正10、ダメージ軽減10、知力、魅力+2
どちらでも戦力は上がります。
指輪って何個までつけられるん?10個?だとメリケンサックみたくなりそう…
>>556
2個までです。
フィオナの指輪外してネンヤは確定かな
ただ外した指輪を誰かに譲るとカミュと拗れそうだから日本にいる間限定でノワールに渡すとかはあり?
>>558
できます。
Wikiみる限りノワールもフィオナの指輪を装備してるけど、同じ指輪って装備出来る?
>>560
できなくはないですね。
上げます。ヴォーパルと源氏の籠手の処遇についてもお願いします。
剣が使えるプレイアブルは滝とマルコしかいない状況ではありますが。
そもそも籠手は誰が装備出来るかとかが解らない
籠手はジュリアンに見てもらってもう片方作れたりしないかな。後でもいいし
>>567
ノワール以外なら誰でも可能です。
意見がまとまらないようなので、0000から仕切り直します。とりあえず、以下の選択肢から選んでください。
ヴォーパル
1 サイファー
2 滝
3 マルコ
4 保管
源氏
1 サイファー
2 滝
3 火蓮
4 マルコ
5 トニー
6 犀川
7 ナージャ
8 保管
ネンヤ
1 サイファー
2 滝
3 火蓮
4 マルコ
5 トニー
6 犀川
7 ナージャ
8 ノワール
9 保管
それぞれ3票先取です。
>>568
これはできます。
では、投票開始です。
考察はあればで結構です。
上げます。
では572で決定します。
続いて>>544部隊分けです。最大公約数的に決めます。
部隊って結局動かせるのは全部で何人いるのかよくわからないんですが……
双子の方は、イベント的にも隠密的にもノワール、それに準じてサイファー、潜入得意な犀川
ギッグスの方は、戦闘要員の滝、火蓮、魅力高いマルコ、プレーンウォーク使えて合流楽なナージャ
ビルの警護はトニー
トニーのステータス公開されてたか分からないけど、覚えてないので警護の位置に付けました
>>577
とりあえず確実に、動かせるのは
サイファー
ノワール
火蓮
マルコ
ナージャ
トニー
犀川
滝
です。これを4:4か3:4:1か4:3:1に分けることになります。
留守番役をつけた場合、ビルの暗殺リスクはほぼなくなります。つけないと低確率ですが暗殺され、ネガティブキャンペーンの継続が難しくなります。
MIT組は「双子についている監視を無力化(捕縛でも殺害でも)できること」、「施設侵入の際に有利なスキルがあること」が重要になります。
ギッグス組は「偏屈なギッグスに気に入られること」、「vsクエルボの布石を打つこと」が求められます。
土地勘があるのはトニーです。あとのこちらの世界組はどれも大差なしです。
また、ナージャを置いていくといざという時合流できない可能性があります。
なお、リナも連れていくのはリスキーです。身重になったため、戦闘には基本参加できません。
また蓮太郎がうんと言うかは怪しいでしょう。「ヘルラ」に土地勘がややあるのでメリットなしではありません。
レイラを連れていくのは不可能ではありません。ただ攻撃手段がないので基本は足手まといです。
矢向は、日本から動こうとはしないでしょう。
>>579
トニーのステータスは未公開ですね。ただ、滝より少し弱いぐらいです。魅力は素で19あります。射撃もできますが、朦朧打撃付きの近接格闘もできます。
上げます。
サイファー、ノワール、犀川、ナージャ
双子を連れて逃げる事になるかも知れないしプレーンウォークがあったほうが良いと思った
火蓮、マルコ、トニー
絆効果重視
留守番
滝
リナ連れてくのはリスキーだし無理はさせないでおく
もう一度上げます。
1200ぐらいメドに決めたいと思います。
リナを警護役に付けるのは無理かな?
>>589
戦闘が十分できないので、あまり意味はありません(4:4だと低確率でビル暗殺としている理由です)。
1215まで追加投票がなければ>>585で決めます。
585とします。今日更新があるかは微妙です。
R板にスレ立てました。
R18SSは初めてですが、よろしければ。
【コンマ】崩壊した世界を旅する・外伝【安価】
【コンマ】崩壊した世界を旅する・外伝【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1518871096/)
少し進めます。
「俺とノワール、サイカワとナージャの4人でエムアイティーに行こう。いざという時、逃げれる手段が必要なのはこっちみたいだからな。
トニーとマルコ、カレンはそのギッグスという奴に会ってくれないか。トニーがいた方が、色々話は進みやすそうだしな。まだ来ていないが、タキにはビルの警護をしてもらおう」
「まあ無難なところだな。今の時間は……12時少し前か。今から行くと向こうは夜だが、どうする?」
1 今すぐ行く
2 向こうの朝ぐらいの時間(日本時間午後10時)に移動
安価下3多数決、考察不要
「今行った方がいいだろうな。ディアドラとフローレンスの住所は割れているし、動くには問題ない。
それに、アミールとクエルボが繋がっていた以上、アミールを恐らくは失ったクエルボが何をするか分かったもんじゃない。畳み掛けるなら、一気にやる方がいいと思う」
トニーは頷いた。
「OK、ならそれで行こう。リナ、だっけな。ミスター・タキに来てもらって、ここの警護を頼んでおいてくれ」
「分かったわ。それと……サイファーが持ってきた剣とかはどうするの?」
俺は少し考え、答えた。
「剣はここに置いていく。今の俺じゃ、どうも持て余しそうだ。
籠手は片方しかないから、とりあえずナージャが持ってくれないか?暇なときに、もう片方をジュリアンさんと作ってもらうってことで。指輪は俺が使う」
「分かった。……無事と幸運を祈るわ」
リナが「ゲート」を開いた。
###########
※どちらから始めますか?
視点は双子ルートがサイファー、ギッグスルートは自由に選べます。
※安価下、多数決ではありません。考察も不要
※時間設定間違えました。11時過ぎでお願いします。
※日付が変わる辺りで視点を切り替えます。
#########
「……大分夜も更けてるね」
「まあ、時差を考えると夜の10時過ぎですから……多分、今日は下見で終わると思いますよ」
ノワールの言葉に、サイカワが軽い溜め息をついた。確かに、少し焦りすぎたかもしれない。「時差」 というのが、これほど面倒とは思わなかった。
「とはいえ、ここから住所の場所まではそう遠くもないな。車を捕まえて行こうか」
「タクシー」を捕まえて、俺たちはディアドラとフローレンスの双子が住む家に向かう。ノワールはどこか緊張ぎみだ。
「あなたの先祖とは違う人物なんでしょ?そこまで緊張しなくても……」
「ナージャ、言ってることは分かるけど、それでも気は張るのよ。……ほとんど、大おばあ様の記憶なんてないんだし……」
※10以下で追加イベント、35未満で交通規制。95以上だと……
※交通規制あり
「すまねえな、どうもここまでらしい」
突然車は止まり、運転手が肩をすくめた。前方には、警察と思われる連中が道を塞いでいる。
「これは……どういうことだ?」
「いや、俺にも正確には分からねえ。今日から急に、ケンブリッジ地区の警戒レベルが跳ね上がりやがった。
住宅区域も、随分物々しい感じになってるな」
「ここから先には行けないと?」
運転手はやれやれと首を横に振った。
「多分許可なしじゃ無理だな。まあ、ここで降りるか、引き返すかはお客さんに任せるがね」
65-ノワール賢さ(26)×2=13以上で成功、39以上でこの後が複数選択肢に
※複数選択肢に
「サイファー、いくつか思い付いたんだけど、いいかな?一旦降りようよ」
ノワールが口を開いた。警察から少し離れた所に場所を移す。
「いくつか、って何だ?」
「まず、私たちが大学関係者であると誤魔化すことね。でも、私たちにこっちの世界の身分証明書はないから、すぐに疑われそう。説得もまず無理だから、侵入するのが一番早そうね。
手は2つ。一つは、私が隠密魔法を使って、皆で網をすり抜ける。正直に言って自信はないんだけど……。
もう一つは、サイファー一人で潜入するの。最近覚えたっていう、短距離の空間転移で」
そうか、その手があったか。俺はノワールの提案に舌を巻いた。
「……あれは確かに、20メドぐらい先だったら飛べるが……それで警備網をやり過ごすわけか」
「うん。でも、バレたら危ないわ。確実に規制は突破できるとしても、サイファーへの負担もかかるわ。どうする?そこは任せるわよ」
1 諦めて仕切り直す
2 隠密魔法を使う
3 短距離空間転移を使う
4 その他自由安価
とりあえず0000から翌朝までの多数決、考察必要
では、多数決開始です。
上げます。
瞬間移動って何回使えるの
>>613
イメージ的には1戦闘につき2回なので、1.5分に1回ぐらいのイメージです。回数に制限はありませんが、現状見える所しか移動できません。
プレーンウォークって視認した場所じゃなくて言ったことのある場所にしか確か飛べなかったような…?
よくよく考えたら、座標が特定できるならプレーンウォークできるというなら手元に双子の住所と地図はあるから(という事でいいんだよね、メール貰ったのは火蓮だけど地図と住所は犀川の携帯で共有してるだろうし)そこに直で行くという身も蓋もない策を提示できてしまう気がする
現代日本ならPCでどこでも詳細な地図を検索できるしそれで座標の特定という条件は満たせてしまうから、事実上無条件でどこにでも移動できるという事にもなってしまうんじゃなかろうか
元の世界だと文明が後退しててPCがそこまで普及してる感じはなかったからこんな自由にいかないだろうけど
10時過ぎから少し進めます。
>>616
サイファーのはプレーンウォークではありませんので悪しからず。
あくまで「短距離瞬間転移」です。距離に制限がない代わり、発動までのラグがなく、視認範囲なら飛べます。
>>623
この辺り設定が曖昧ですね。失礼しました。
ジュリアンの場合、一種の魔法で空間内部の状況をかなり正確に把握しています。言ってみれば、鉢金なしであの効果を使えているようなものです。
その状況下においては、「認識できる場所」としてプレーンウォークができるわけです。
単に住所だけ分かっているだけではダメで、そこに何があるか、誰がいるかなど相当細かい情報が要ります。必然的にこの場合の移動は近距離になります。
つまり、まずないですが、マルコがプレーンウォークできるなら近いことができるでしょう。
また、目で状況が「はっきりと」把握できる場所ならプレーンウォークはできます。ジュリアン付きナージャならできなくはないです。
選択はとりあえず「見渡せそうな高い場所を探し、可能ならその上に転移」とします。
「一度、見渡せる場所まで行こう。そこから網の隙間を探してみる。そこから先は、行ってからだな」
俺は辺りを見た。行けそうな場所は……
01~25 普通の住居の屋根程度しかない
26~60 警察の警戒線近くの、4階建てアパートの上か
61~90 少し大きめのビルが近くにある。この上なら……
91~99 ????????
行けそうなのは、警察の警戒線近くのアパートか。高さもさほどではない、問題なく飛べる。
俺は意識をアパートの屋上に向けた。周囲の空間が歪んだかと思った次の瞬間、目的の場所に出る。
※30以下で警察と遭遇
※警察はなし
そこには誰もいなかった。警察が警戒しているかと思ったが、さすがに地上だけだったらしい。
見つからないよう、腹這いになって周囲を見る。網に隙間は……
01~45 ない
46~70 川沿いから飛ぶのは不可能ではない
71~90 公園経由は手薄か?
91~99 ん???
……警察は、丁度橋のところで網を張っているようだ。向こう岸に大学などがあるらしい。
逆に言えば、川沿いの警備は薄い。川を警察の船が通って警戒しているが、泳いでくることは警戒していても、まさかプレーンウォークで来るとまでは思ってないだろう。
……問題は川幅だ。向こう岸までは200~300メド相当ある。少なくとも、俺一人でどうなる程度じゃない。
ナージャのプレーンウォークで行けるのかどうか。
俺はノワールたちの元に戻った。
……
※05以下で追加イベント
※追加イベントなし
「……というわけだ。多分、川沿いの公園から向こう岸の緑地に飛べるなら行けると思う。見たところ、そっちの警備体制は甘いからな。
ただ、川幅がかなり広い。俺じゃ無理だ、ナージャは行けるか?」
「見ないと何も。そもそも、夜だし視認できるかどうか。どうなんですか、ジュリアンさん」
ナージャの宝石は暫しの沈黙の後言った。
01~25 無理だな
36~95 言ってみないと
96~99 問題ない
「行ってみないと分からないね。サイファー、候補の所に案内してくれないか?」
俺たちは川沿いの公園に入る。夜も遅いからか、人はほとんどいない。
※30以下で警察なし
※警察なし
見かけるのは僅かな浮浪者程度だ。これなら問題なく川岸まで行ける。
「ここか」
ジュリアンが呟いた。
……
01~25 難しいな
26~40 昼間なら
41~65 行けるか……?
66~99 問題ない
「これなら問題ないな。向こう岸に街灯があって、はっきり見える。後は、着いてからだな」
ナージャが空間に歪みを作り出す。そこに俺たちは足を踏み入れた。
「ゲート」の先は、似たような雰囲気の公園だ。サイカワが地図を広げる。
「目的の住所までは……」
01~30 それなりに歩きますね
31~60 そこそこ歩きますね、30分ぐらいでしょうか
61~90 割と近そうです。15分ぐらいでしょうか
91~99 この近くみたいですよ
「……そこそこ歩きますね。30分ぐらいでしょうか」
ノワールが渋い顔になった。
「うーん……ちょっと遠いね。見つからないよう、隠密魔法をかけて行くけど。
着いたら……日付が変わる少し前かあ、起きてるかな」
「どうかな。連絡は電話も含めて傍受されている可能性があるから、連絡は取れていないと言っていたが。
とにかく、一度行ってみよう。明日朝行くのよりは確実だ」
俺たちは公園を出て、茶色の建物と青い木々が並ぶ通りを歩く。どこか重みというか、洗練された知的さを感じる街だ。
……
※35以下で警察?と遭遇
※警察?と遭遇
暫く歩くと、後ろから車が近付いてくるのを感じた。警察か?隠密魔法をかけてはいるが……
01~20 銃撃
21~35 ???????
36~60 そこの4人、止まりなさい
61~99 通り過ぎる
中断します。
再開します。
車はそのまま通り過ぎた。やはりこの世界での警察の車だったようだ。
「……気付かれないものなのですね」
「少々意外だったが、そこはノワールのおかげ、ってとこだな。先を急ごう」
こちらはニホンと違い、夜はそれなりに涼しい。半袖では少々寒く感じる。そういえば、もう9月になっていたのだった。……長いようで短いもんだな。
俺たちは少し賑やかな通りに出る。……といっても、時間のせいか、それとも警戒体制のせいか、人通りはさほど多くはないのだが。
※40以下で警察?
※警察なし
繁華街を通り抜け、目的の住宅街へと入っていく。茶色の高い建物がいくつか建ち並ぶ。サイカワが、もう一度住所を確認した。
※50以下でマンション
※普通のアパート
「住所は……こっちですね。マンションではなく、アパートか何かみたいです」
サイカワの案内で着いた先は、築50年以上はありそうな、年期の入った煉瓦の建物だった。こういう、俺たちの世界にもありそうな住居があるとは。少し驚きを覚えた。
俺は注意深く辺りを見渡す。……監視役がいる可能性は高い。
※70以下でいる
※監視役なし
……それらしき人物はどこにもいない。夜遅いからか?それとも彼女たちが重要でないと見なされているからか?
何にせよ、これは好機だ。俺たちはアパートに入り、ディアドラ姉妹がいるはずの部屋の前に来る。サイカワがボタンを押した。
ピリリリリリ
※25以上で出る
※出ない
中から反応はない。……寝ているのか??それとも……
嫌な予感がする。
俺はもう一度ボタンを押した。
※75以上で出る、未満なら留守、あるいは……
※留守か……??
ピリリリリリ
やはり出ない。僅かに鼓動が早くなった。
「まずいな。……この時間まで帰ってない何てことがありうるのか?」
「ないとは言えないでしょうけど……私も理系の同級生が夜遅くまで研究していたのは知ってますし。ただ……」
「拉致されてるかもね」
サイカワに街頭がナージャが続けた。そう、その可能性が相当考えられる。とすれば、監視役なんているわけがない。ここにいないのだから。
さて……
1 無理矢理侵入する
2 30分待つ
3 諦めて戻る
4 その他自由安価
安価下3多数決、考察不要
「……ダメ元で、待つだけ待ってみよう。ダメなら、一度仕切り直しだ」
俺たちは、アパートの外で待つことにした。……嫌な予感は、さらに膨れ上がる。
01~30 警察??
31~75 やはり来ない
76~99 二人組が歩いてきた
誰かが近付いて来る気配がする。……二人組ではない。背の高い男だ。
……
01~25 発砲
26~50 雁首並べて来ていたか
51~85 何者だね
86~95 通り過ぎる
96~99 ??????????
男はそのまま通り過ぎた。……どうやら近所の住民だったらしい。
俺は安堵の溜め息をつく。……あと15分だ。
※75以上で登場
※来ない
……30分が過ぎた。時間切れだ。ノワールが溜め息をついた。
「ダメだね、明日もう一度ここに来よう」
「そうだな。だが、拉致されている可能性は、かなり高そうだ。明日はこの辺りにあるはずの、研究施設に行くことも考えないといけないな」
エムアイティーの場所は、この近くだ。……しかし、情報はあまりに不足している。
##########
※視点を変えます。ギッグス側の視点を安価下5で。考察不要です。
火蓮で決定します。
考察ありにすべきでしたね。
ここでカレンは謎だったけど、あとはスナイパーに任せるわ……
>>687
後で理由は聞きたい所ではありますね。交渉型の二人のどちらかが選ばれると思ってました。
#########
サイファーさんたちと別れ、私たちはダウンタウンに向かった。ギッグスという人は、ここの古いアパートにいるという。
ビルさんは、「気難しい男だ」と言った。元軍人、か。
トニーさんが部屋のチャイムを鳴らす。
※30以上で出る
※出る
「……誰だ」
皺の深いタンクトップの老人が出てきた。眼光は鋭い。
「ビル・ゴルドウィンさんの紹介で伺いました。……クエルボ大統領の件でご依頼したいことがあります」
私はできるだけ丁寧に、下手に出た。自衛隊にも、稀にこういう一癖ある人がいる。このタイプには、絶対に上目線で言ってはいけない。
50-魅力(14)=36以上で成功
※クリティカル
「……日本人か?」
僅かに老人の目がつり上がった。私は頷く。
「ええ。日本政府……武藤総理の部下、と言えば察してもらえるかと」
「……ふん、入れ」
ギッグスと思われる老人は、私たちを中に入れた。部屋には古いテーブルと椅子、それに簡易ベッドぐらいしかない。テーブルの上には解体された銃が転がっている。
「座れ。そこの二人は?」
「俺はトニー・フッドだ。多分、一度会ったことがあるな。……敵同士だったが」
「あの時の若僧か。……ブラント暗殺なんて気が進まんかったから、お前に邪魔されたということにしたがな。お蔭で依頼は激減した」
ギッグスは渋い顔になった。
「それはあんたも承知の上だろ。大方、人質でも取られてたんじゃねえか?」
「……口が過ぎるな」
睨まれたトニーさんがおどけたように手を挙げた。
「冗談だよ。……話はそこの姉ちゃんから聞いてくれ。どうも俺が話すより話が早そうだ」
ギッグスさんが私を見つめた。
「……軍人か。その若さで、修羅場も潜っているようだな。横の小さい若僧も。話は聞くだけ聞いてやる」
「ありがとうございます」と、私は会釈した。
「ご存じの通り、日米ともに政権が揺れています。日本では石上副総理が消え、石上派が一掃されました。日本はもう大丈夫です。後はアメリカですが……。
今、クエルボ大統領も未成年者の買春疑惑で批判が一気に出つつあります。今が好機なのは疑いありません」
ギッグスが懐からタバコの箱を取り出した。アメスピのようだ。
「……お前らに何ができる」
50-賢さ(13)=37以上で成功
>>697
さん付けを1ヶ所忘れていますが、補完してください。
※76…成功
「それら全てを、私たちがやった言ったら?」
「……何?」
ギッグスさんが固まった。トニーさんが私の後に続く。
「こいつぁ本当の話だ。まあちゃんと話すと長くなる上、信じられんお伽噺のような話もしなきゃいけないが……。
一つ言えるのは、ここにいない3人と合わせて5人で、日米の権力構造はひっくり返りかかってるってことだ。それだけの連中だよ、こいつらは」
「……お前がそう言うのか」
ギッグスさんはタバコに火をつけた。大きく吸い込み、白煙をあげる。
「……なるほどな。道理で街が騒がしいわけだ。ビルはお前のつてか」
「まあな。腐れ野郎だが、クエルボに家族を殺されたのは同じだ。……あんたもそうなんだろ?」
「……………」
ギッグスさんは外を見た。窓から差し込む街灯の光が、僅かに部屋を照らしている。
「……殺すつもりか、クエルボを」
「ええ。ただ、クエルボはただの人間でないのが分かっています。戦闘力は、恐らく相当のものです。……政治家ではありますが」
01~70 そうなのか?
71~90 新型銃か
91~99 知ってるよ
※ファンブルなし
「……知ってるよ。一度試したことがあるからな。MITでの研究と、関係があるんだろう?」
「オルディニウムについて、知ってたんですか?」
マルコが驚きの声をあげた。ギッグスさんは頷く。
「ブラント暗殺に『失敗』した後、俺は奴に消されかかった。人質にとっていた孫は、暗殺の成否に関わらずもう殺されていたよ。ついでに、邪魔な俺も殺そうとしてきた。
そこで、俺は奴を逆に消そうとした。正直、クエルボは殺れると思ってたよ。
だが、俺の銃弾を脳天に食らっても、奴は生きていた。そこでご丁寧に、色々喋り始めたのさ。オルディニウムのことや、日本で『クリムゾン』と呼ばれている新型銃についてな。
俺は勝てないと悟った。だから、『切り札』を切って、とっとと逃げたのさ。今はこうして、身を潜めてる」
「『切り札』?」
※35以上で明かす(再判定)
やあ
>>703
絆効果により無効、再判定
※切り札の内容は……
01~60 スタングレネード
61~85 特殊アイテムA
86~99 特殊アイテムB
「……こいつを使った。孫が命と引き換えに、俺に託したものだ」
ポケットからスマホのようなものをギッグスさんは取り出した。
「……これは?」
「孫――ルーシアが言うには『転移装置』らしい。クエルボの息子から何とか奪ったということだ。
GPSで位置を登録しておけば、そこに移れるというよくわからん代物だ。俺も起動するまでは半信半疑だった」
「まるでプレーンウォークみたいだ」
マルコがこぼした。確かに、限りなくそれに近い。
「それが何か分からんが、とにかくこいつが俺を救った。充電までまる1日かかるがね」
私はマルコと、トニーさんと顔を見合わせた。……これは??
トニーさんが興奮したように口を開いた。
「ギッグスのじいさん、そいつはすげえぞ!?俺たちは――少なくともこいつらは、クエルボに対抗できる武器を持っている。上手く使えば、奴を殺れるはずだ。
後は、場所と時間だ。どうだ、そこの所は」
01~50 そこはまだ分からん
51~75 場所なら心当たりはある
76~99 調べはつけておいた
今日はここまで。
なお、アイテムBは時間停止でした。(厳しい制限つき)
少し進めます。
「場所なら心当たりがある。……」
01~30 演説会場
31~65 軍事パレード
66~99 スポーツイベント開場
「11月の中間選挙に向けた遊説だ。ボストンには明後日に来る。ニューヨークなら明日だ。
当然、警備は厳しい。針の穴を通すようなものだが……」
「こいつを使うってことか」
ギッグスさんは「転移装置」を見た。
「俺の銃では、正直どうしようもない。だが、お前らなら……あるいは」
「ですが、クエルボは私たちが狙っていることを知っています。……石上は彼の元に逃げ込んでいるはずです。そして、彼もオルディニウム適合者……」
私の言葉にトニーさんが唸った。額に皺を寄せている。
「姉ちゃんの言う通りだ。それと、演説会場でおっ始めたら間違いなく被害は甚大だ。何人巻き込まれて犠牲が出るか分かりゃしねえ。
だから、狙うなら移動途中。もし前泊があるならホテルだ。多少のドンパチは覚悟でな」
「……ところで、クエルボとやりあった、と仰いましたよね。妙な力を使ってませんでしたか?」
※75以上で知っている
※知らない
「いや、奴の銃から凄まじく嫌な予感がした。それだけだ」
竹下のような特殊な力があるかは分からずじまいか。まだ情報が足りない気がする。サイファーさんと、一度連絡をとった方がいいかもしれない。
1 引き上げてサイファーの連絡を待つ
2 明後日の襲撃場所を確認する
3 ギッグスに追加質問(自由安価)
1200まで多数決、考察必要
3
機械の戦力はどれだけ向こうにあるか。針金で感知できないし割と重要な気が
上げます。
再開します。>>726を採用。
……いや、まだ訊くべきことはある。Iタワーで薬師寺が乗っていた、あれだ。
「もう一つ、質問させてください。クエルボ側の戦力は分かりますか?例えば、機械兵とか」
01~40 いや、詳しくは
41~70 多少は。……
71~90 かなりの程度……
91~99 ほぼ分かっている
(41以上は再判定)
※かなりの程度判明
適合者について(コンマ下)
01~60 アミール、石上除いても適合者4人程度(詳細不明)
61~85 アミール、石上除いて適合者2人程度(詳細不明)
86~99 アミール、石上除くと1人(詳細不明)
機械兵の有無(コンマ下2)
01~20 不明(Ω登場確率大)
21~40 Ω?ε型複数
41~75 ε型複数
76~95 ε型、δ型
96~99 ない
「かなりの程度は分かる。正直、正面からやりあうにはかなり分の悪い相手だと思った。
奴のビルに忍び込み様子を見たが、奴と同じような銃を持った奴が4人はいた。もっといたかもしれない。
機械兵が何を指すかは分からん。だが、切り札を持っているらしいことは分かった」
マルコが腕を組んで唸った。
「……これ、かなり厄介だね。クエルボには暴走リスクがある、軍備は十分。一発で仕留められないと……」
「同感だな。今のままじゃ暗殺はまず上手く行かない。これはサイファーの成果を期待するしかないか」
トニーさんも深い溜め息をつく。今日はこれ以上のものは得られなさそうだ。
###########
※サイファー視点に戻ります
##########
雨音で俺は目覚めた。カレンから聞いた情報は、朗報とは到底言えないものだった。
クエルボは、その気になれば武力で全てを鎮圧できる力をまだ持っている。暗殺計画も、正直上手くいく自信は全くない。最悪、一旦引き上げることも検討しなければいけないかもしれない。
そして、ディアドラとフローレンスの双子の行方もまだ分からない。突破口が見つからない状況に、俺は自棄酒をあおりたい気分になった。
※85以上で追加イベント
※追加イベントなし
……さて、特に事態が動いた気配はない。暗殺するなら明日だが……
1 日本に帰る
2 MITに行く
3 ディアドラたちの自宅に行く
4 その他自由安価
安価下5多数決、考察不要
万一ということもある。念のため、もう一度双子の家に向かうか。
それがダメなら、危険を承知で研究施設を探しに行くしかない。
##########
01~30 ????????
31~70 不在
71~80 ?????
81~99 どちら様?
俺たちは再び彼女たちが住むはずのアパートに着いた。ナージャは不満顔だ。
「いないと思うけど……一回仕切り直すのが正解なんじゃない?」
「やってみないと分かりません。……やるだけやりましょうよ」
サイカワがナージャに反発した。チームの雰囲気まで悪くなりはじめている。……何とかしないとマズい。
俺は祈るような気持ちでボタンを押した。
ピリリリリリ
暫く沈黙が続く。……諦めかけたその時、扉が空いた。
「ふあぁあ……何よオフの時に……あ、どちら様?」
欠伸をしながら、シャツ一枚の金髪の少女――いや、女性か――が現れた。
「失礼、君らの従姉妹、ヘルラ・テイタニアさんからの紹介で来た。大変重要な話だ、中に入れてくれないか?」
45-魅力(16)=29以上で魅惑の眼差し消化せず
※コンマ修正は上限55までです
※89…成功
※特殊状況判定
25以下、あるいは95以上で部屋に???がいる
※???がいる、ディアドラ不在確率大
一度中断します。
少し早めに更新に入れそうです。
ラスボスは3~4パターン用意してあります。クエルボ暗殺の成否でかなり左右されそうです。
後は、双子次第ですが……しっかり邪魔が入っています。自由安価次第の展開になりそうですね。
元ネタのラスボス的なのはでるんかしら
再開します。
>>764
用意はしてます。
「ん……いいけど。でも……ケルヴィン、人入れていい?」
「……誰だい?」
若い男の声がする。……ディアドラか、フローレンスの恋人か?
やがて、彫りの深い青年が女の後ろに現れた。
「すまん、今から重要な話をしなきゃいけないんだが。少し外してくれないか?」
男は怪訝そうな顔になる。
……
01~65 帰ってくれ
66~90 帰って……
91~99 何、御客様?
「悪いが、帰って……」
「待って!」
ノワールが叫び、男を睨む。……かなり厳しい表情だ。
「おかしいとは思ったのよ。……だけど、あなたの感情が読めたんで分かった。あなた、監視役ね」
男はおどけたように手を上げる。
「ハハハ、何言ってるんだ?このガキは。……とっとと失せろよ」
俺は……
1 殴る
2 無理矢理中に入る
3 ドアノブを掴みながら会話
※安価下3多数決、考察不要
俺はドアノブを掴む手に力を込めた。
「悪いが、彼女はガキじゃない。それと、人の心が読めるんだよ。だから、あんたがこの子を監視しているというのは確信を持って言える。あんた、政府か誰かから遣わされた奴か?」
男の引っ張る強さはかなりのものだ。本気を出さないと……
45-筋力(27)=18以上で一応の成功
本成功には45以上が必要
サイファーなら窓越しに瞬間移動出来るかもな
※04…失敗
男は、見掛けによらず想像を遥かに超えた強さだ!
バタンっ
力任せにドアを閉められ、すぐに鍵がかけられた。……これはマズい。
一応、背中には「村正」入りのバッグがある。だが、すぐに抜くことは難しい。ノワールに任せるか?それとも……
1 村正でドアを斬る
2 ノワールが魔法で破壊する
3 ナージャがピッキングで開ける
4 諦める
5 その他自由安価
安価下3多数決、考察不要
>>783
多分無理です。
5とりあえず>>782が言ってるようにフローレンスの出方を見るで
ちょっと不安になってきたので考察ありに切り替えます。
もう遅いかね。ヘルラにフローレンスに電話してもらう手は無いだろうか
安価下5に切り替えます。
思ったよりバラけてますね。
>>791
できなくはないですが……
時間の猶予はない可能性があるとだけ言います。
>>786は考察不十分として残り1票です。
決選投票です。1か3、3票先取、考察必要です。
その前にピッキングと村正はどっちが早いですか?
>>803
今までの描写から察してください。
なお、最速は2でした。
上げます。
俺はバッグを急いで開け、刀を取り出した。一刻の猶予もない。
「ハッ!!」
俺は扉を斬りつけた。
……
※20以上で一応中に入れる状況に、40以上で通常成功
※通常成功
刀はドアを両断した。そのままそれは、奥へと倒れる。急いで中に踏み込むと……
01~05 ????????
06~25 いない
26~50 男が銃を女性に突き付けている
51~75 男が銃を向けている
76~97 男が女性を宥めている
98、99 ????????????
※銃は……
01~25 緑色の長銃
26~40 朱色の長銃
41~99 通常の短銃
銃は、緑色の長銃だ。……禍々しい雰囲気がそこにある。
「……適合者、か……」
「よく知ってやがるな。……さて、侍かぶれのおっさん。自己紹介する気はねえんだ。とっとと死ね」
引き金が引かれる!
※50以上で先手を取れる、回避不可(狭い上後ろにノワールたちがいる)
(防護服がないため、ダメージ軽減は効きません)
俺は直感した。……防護服がない今、こいつはまずい。
※無敵化を発動しますか?
安価下3多数決
考察不要です。
※無敵化発動
45-耐久力(35)=11以上で狂気度上昇軽微、45以上で上昇なし
俺は力を集中した。身体が再び、アミールと対峙した時同様に金色に光り始める。
強力な魔力の塊が俺を打ち付けたが、大したことはない。俺は全力でケルヴィンという男に斬りかかる!
45-器用さ(20)=25以上で成功
ん
※93…成功
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+115)×10
※絆効果でクリティカル、朦朧追撃
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+115)×10
※朦朧追撃
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+115)×10
※朦朧追撃
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+115)×10
※朦朧追撃
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+115)×10
(ここで一度ダメージ集計)
失礼しました、>>827が既にクリティカルですね。とりあえず処理はそのままにします。(命中クリティカル初撃なので)
これ知力乗ってないのは魔法が効かないって事?
総ダメージ
10170+3530+7340+3740=24780
ケルヴィン残りHP……
01~20 50000-24780
21~50 30000-24780
51~75 死亡?
76~99 死亡
俺は村正でケルヴィンを斬り刻む!
十分すぎる手応えが5撃。傷口は塞がろうとしているが、両腕を斬り飛ばされた奴には無意味だった。
鮮血が部屋に飛び散り、奴は倒れた。もう起き上がることはあるまい。
……この部屋の主には悪いが。
金髪の女性は恐怖から震えている。俺は刀を鞘に納めた。
「すまないn……」
※85以下で悲鳴をあげられる
「キャアアアアアアア!!!!」
甲高い悲鳴が響いた。これはマズいっ!
65-ノワール賢さ(26)=39以上で?????
えい
>>859
絆効果でファンブル無効、再判定
※悲鳴が続く
女性の悲鳴が辺りに響く!このままでは、騒ぎになるのは時間の問題だ!
「ナージャ、急いでゲートをっ!!サイカワとノワールは、外のケアをしてくれっ!!」
女性はもはや恐慌状態だ。……これでは……
01~30 警察が来る
31~70 住民が来る
71~99 ゲートが間に合う
「どうしたんですかっ!?」
上の階から中年の女性らしき声が聞こえる。ノワールとサイカワが「いえ、ただの喧嘩で……」と宥めているが、そうでないのは一目瞭然だ。
これは誤魔化しきれない……どうするか??
65-ノワール賢さ(26)=39以上で?????(再判定)
※ノワールが機転を利かせる
奇数 ????
偶数 ???????
「サイファー!!これ、どうしようもない!この人も連れていこう!」
「何?本気か??」
「どうあがいてもバレるよ、なら連れていっちゃおう!」
そう言うと、ノワールは……
※コンマ下1か2のどちらかが50以上なら成功
※成功
ノワールは中年の女性の頭部を、黒い球で覆った。これで、彼女の声は漏れなくなるし、彼女が殺害現場を見ることもなくなる。
※20以下で警察登場
※ゲートが間に合う
少し休憩。
少し再開。
「ゲートが開いた!」
ナージャが叫ぶ。俺はまずこの部屋の主を無理矢理歪みに押し込み、サイカワは中年の女性の腕を抱えて一緒に消えた。
残るは俺たち3人だ。死体と銃が転がっている。両方の処理は、多分無理だろう。
さて。
1 銃を斬る
2 銃をサイファーが持っていく
3 銃を刀で引っかけ投げ入れる(中確率で失敗)
4 ノワールに暗黒魔法で死体を腐食させる
5 死体を抱えて投げ入れる
6 その他自由安価
7 無視する
安価下5多数決、考察不要
仮にサイファーが死体と銃を掴みながら歪みに向けて瞬間移動したらどうなる?描写的にサイファーが手にするものも含めて転移してるよね?
>>888
まあできることはできますね。
ただ、ご存じの通り銃を持つこと自体がリスクですし、死体処理の場をホテルに移すのもあるリスクがあります。
問題は、この銃だ。受けた感触からして、間違いなくクリムゾンの亜種だろう。どういうものかは不明だが、ここにあってはまずいものだというのは分かる。
俺は意を決して、その緑色の銃を持った。
※50以下で狂気度上昇
※狂気度上昇なし
###########
「あ……あなた……何したか分かってるの??」
ホテルに着くや否や、女性が震えながら言う。それは恐怖か、それとも怒りからか。
「見りゃ分かっただろう?あの男は尋常じゃなかった。あんたがディアドラかフローレンスのどっちかは知らないが、オルディニウム研究してるなら『適合者』の存在は知ってるはずだ。
あの男が持っていたのは、恐らくはオルディニウム内蔵銃。それを俺に撃てた時点で、あの男は適合者であるのが確定してるんだよ。
そして、あんたの懐に潜り込み、恋人のふりをして研究成果をクエルボに横流しする。同時に監視もする。あのケルヴィンという男は、そういう役割だった可能性が極めて高い」
※45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し発動せず、ただし素直に受け取られるには90以上が必要
82…成功
「……証拠はあるの?」
証拠、か。……あの緑色の銃を解体すれば、オルディニウムが出てくるだろう。だが、それはリスクも伴う。さて……
45-賢さ(19)=26以上で?
※正着を思い付く
「サイカワ、ヘルラさんに電話を。もちろん『こっちの世界』のだ」
これは、従姉妹から話してもらった方が分かりやすいだろう。目を中年の女性に転じると……
01~35 ギャアギャアと騒いでいる
36~95 ノワールが寝かせたようだった
96~99 ???
中年の女性はすうすう寝息を立てている。その傍らにはノワールがいた。
「こっちは大丈夫。適当に家の近くに戻しておけば、夢でも見たのかと思うはずだよ。少なくとも、私たちがすぐ指名手配されることはないと思う。多分」
俺は少しホッとした。女性の電話は、まだ続いている。
……
01~25 やっぱり信頼できない
26~60 ヘルラ姉さんと知り合いなのは嘘じゃないみたいね。……でも
61~99 そういうこと……
寝落ちしてました。再開します。
「……そういうこと……」
電話が終わった女性の目は、どこか虚ろだった。
「ヘルラさんから何を聞いたかは知らないが、ケルヴィンという男があんたを利用していたのは分かっただろう。
多分、俺たちが押し入らなければ、あの男は君を殺してどこかに逃げたはずだ。ある意味、間一髪だったわけだ」
「彼……『愛してるぜ』って何回も言ったのに……全部演技だったってこと??」
ノワールが俺たちに視線を向けた。
「そういうこと。内心じゃ、あなたはただの道具ぐらいにしか思われてなかった。そこは私も確認した」
女性が崩れ落ち、号泣する。
俺は唇を噛んだ。やむを得ないこととはいえ、人を殺めるのは決して気分のいいものじゃない。例え、それが誰であろうと。穏便に済めば、そちらの方がずっといいのだ。
俺は部屋の片隅にある銃を見る。……この世界に、あれはあってはいけないものだ。あと何丁あるのだろうか?
############
15分ほどして、彼女はようやく泣き止んだ。ようやく質問ができる状況になったか。
「……俺たちがやろうと思っているのは、クエルボの抹殺だ。奴が適合者であるのは知っている。政治的失脚では、まず足らない。
そのためには、オルディニウム研究をやっている君……君たちの力が必要だ。
だが、今ここには君しかいない。……姉、あるいは妹はどこだ?」
※90以上で??????(コンマ下)
(居場所判定ではありません)
※85以上に緩和します。
※女性はフローレンス
「ディアドラなら……」
01~10 ????????
11~75 大学のはずよ
76~97 友達と出てるわ
98、99 ?????????????
「ディアドラなら、大学のはずよ。……あいつ、ワーカホリック(仕事中毒)だから」
これは良くない方向に進んでいる。ケルヴィンの死は、確実に伝わったはずだ。フローレンスの誘拐も。
とすれば、確実に報復に出るだろう。拉致か、あるいは……最悪の事態も想定しておくべきかもしれない。
そもそも、研究施設にどう入る?
「今すぐ、ディアドラを迎えに行きたい。彼女の生命にも関わる件だ。何か手段はないか?」
01~30 カードキーは……家だわ
31~75 私がいれば入れる。けど……
76~97 こいつを使えばいいわ
98、99 ??????????????
「私がいれば入れると思う。顔認証システムを使ってるから。でも、ゲストと一緒に入る時は凄まじく面倒な手続きがいるわ。しかも特例除いて2人まで。
だからドアは開いても、強行突破するしかないわよ?あの警備の中を。正気??」
「……まあ、警備が厳しいのは想定の範囲内だ。やるしかないだろう。ディアドラは自分の研究室だな」
フローレンスが頷いた。
「休日出勤だから、人はそんないないはず。でも、大学までどうやって行くのよ?どんな理由があるにせよ、あんたは人殺しなのよ?警察が張ってるに決まって……」
俺はナージャを見た。
「一応、近くまでは飛ばせるわ。そこから先は、運ね。どうせ行くのはサイファーとノワールでしょ?ここまで来たら、あんたらに任せるしかないね。
あたしとサイカワは、ここで待つわ。ドワーキンからぶんどった籠手と、この緑色の銃でも調べてる」
僅かな時間も惜しい。俺は多少目立つのを承知で「DEMO」を着て、その上からジャケットを羽織った。背中に村正入りの長いバッグを背負う。
「君の命は俺が守る。ついてきてくれるか」
※45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し発動せず
※魅惑の眼差し発動せず
「……分かった。絶対よ」
空間の歪みに、俺たち三人は入る。その先には……
01~50 警察と野次馬?(再判定)
51~80 何人か警察
81~99 存外平穏
着いた先の通りには、何人か警察がいるのが見てとれた。ここから徒歩で10分ほどいけば、大学の施設らしい。
ノワールが隠密魔法をかける。まず辿り着かないと話にもならない。
※25以下で職質
※職質なし
大学まではすんなり着いた。……ここからだ。
「あそこよ」
フローレンスは8階建てぐらいの建物を指す。……こいつは難儀だ。
入口には図体のでかい警備員が2人。その奥には関門がある。
フローレンスはカードをそこに通した。俺はノワールを抱えてフローレンスの所まで瞬間転移する。
※25以下で気付かれる
再開します。
警備員は動かない。ここまではいいようだ。エレベーターに乗り込む。
「ここからが問題よ。私たちの研究室は6階。入口には顔認証システムがある。当然、監視カメラもあるわ。
あんたたちの『魔法』とやらがどれ程か知らないけど、姿を消してるわけじゃないんでしょ?確実に引っ掛かるわよ」
「一回だけなら瞬間転移が使えるはずだ。それで何とかする。研究室はどの辺りなんだ?」
01~35 エレベーターとは反対側
36~80 エレベーターからやや距離あり、入ってから視認できない
81~99 視認可能な位置
「入口から見て3部屋目。そんなに遠くないわ」
俺は内心安堵した。これなら、警報が鳴ってもかなり猶予がある。
エレベーターのドアが開く。フローレンスが分厚そうな扉の前に行くと……
※20以下で開かない、98か99なら?
フローレンスが扉の前に行くと、それはすっと開いた。俺はノワールを小脇に抱える。
「行くぞ」
ジリリリリリリリ!!!!
転移の着地と共に、警報音が鳴る!部屋の鍵がかかっているかどうかは問題ではない、速度を重視する!
俺は村正を抜いて扉を斬った。
……
01~05 斬れない
06~35 誰もいない
36~50 ?
51~80 男女二人がいる
81~99 女性がいる
中には男女二人がいる。中を見たフローレンスは……
01~20 姉さん、じゃない……
21~80 姉さんっ??
81~99 姉さん!!
「姉さんっ??」
フローレンスそっくりの女性は。青ざめながら机に向かっている。男は鋭く、冷たい瞳でそれを見ていた。
そして男は、フローレンスの存在を確認するや否や……
01~30 近くにあった緑色の銃を手に取った!
31~50 近くにあった朱色の銃を手に取った!
51~75 懐から短銃を抜いた
76~99 フローレンスに蹴りかかってきた
男は懐から短銃を抜いた!これならばっ!?
俺は男の手首を狙い、斬撃を放つ。
※45-器用さ(20)=25以上で成功
※21…失敗
俺の斬撃は空を切る。……しまった!
同時に、男は銃弾を放つ。二人が危ない!!
※45-器用さ(20)=25以上で成功
※庇うことに成功
※男の銃は……
30以下でダメージ判定がある銃
※偶奇判定
奇数 降格
偶数 そのまま
※降格
ダメージ
(コンマ下一桁×40-耐久力(35)×9)
※貫通型
>>948
間違えました。
ダメージ
(コンマ下一桁×40-耐久力(35)×9+100)
※貫通型
ダメージ 1
俺は辛うじてフローレンスと男の間に入った。銃弾を服の下に隠した盾で弾く。……衝撃が強い??
※40以下で??????
※麻痺
……身体が痺れる!!この銃弾……ただの銃弾じゃないっ……!?
「ケルヴィンがやられたと聞いてたんでね。念には念を入れた効果が出たな。
『ヴェルデュ』を貰って油断したか、あの馬鹿め」
黒い肌の禿げ頭の男が、俺を見下ろす。
そして……
奇数 銃口を俺に向けた
偶数 銃口をフローレンスに向けた
奴は銃口を俺に向けた。……まずい!!
※30以上でノワールの攻撃
※攻撃間に合わず
※瞬間転移を使えるか?
50以上で可能、未満でデッドエンド濃厚に
ん
>>963
ネンヤの効果で無効、再判定
無敵化使えば?
ネンヤって00奇数じゃないの?
>>966
無敵化は一日一度で、既に使っています。
>>970
不幸の宝珠が1日1回発動できる効果なので、ファンブルは無効化されます。
一戦闘一度じゃなかったっけ
その不幸の宝珠が00奇数しか無効化できないんじゃなかったっけと
次スレに移動します。
【コンマ】崩壊する世界を旅する15【安価】
【コンマ】崩壊する世界を旅する15【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519214269/)
過去スレは埋めるかい?
>>980
お願いします。
ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+115)×2
>>1がそういう描写書くの苦手って言ってた
>>988
今回は書いても良かったですね。少し反省してます。
今後は極力書く方向にします。
トニーのSCは何かの略です。
ノワールと常に組みになって行動してることに不満の一つや二つでそうものだけどどうなんだろ。日本じゃそこまで圧倒的火力というわけでもないし庇うことの負担のが上回ってるような
>>997
戦闘面というより隠密や精神感応などそれ以外での貢献が大きいということですね。
交渉の窓口に立ちやすいサイファーとの組み合わせはありだと考えられていると思います。マルコと火蓮は付き合いもそこそこ長いですしね。
ただ、ナージャは不満があるかと思います。研究系を押し付けられてますし、今回も不参加ですし。
好感度の低さもあるので、そろそろ考えた方がいい時期には来てます。早めに帰るのも手ですね。
このSSまとめへのコメント
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