これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
安部菜々の実年齢については諸説ありますが今回は27歳とします。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518178602
卯月「今日は節分です!」
モバP(以下P)「と、いうことで豆を貰ってきた」
菜々「ありがとうございます!みなさんご存知だと思いますけど、節分は年の数だけ豆を食べるんですよー」
卯月「えへへ、知ってます!それじゃあ私は17個いただきますね」
菜々「私はにじゅ……コホン。わ、私も17個下さい!」
P「おっけーおっけー、15、16、17っと……。よし、間違いないな。間違えたら取り返しの付かないことになるから気を付けないと」
菜々「えっ」
数え年で+1、2されるのでは
卯月「ありがとうございます!早速いただきますね!」ポリポリ
菜々「えっちょっPさんどういうことですか!?今不穏な言葉を聞いたような気がするんですが……」
P「いやいや、不穏というか、むしろ朗報だぞ?実はこの豆、芳乃からもらったものでな。由緒正しき最高の豆なんだそうだ」
卯月「おお!ふぉれはご利益ありほうですね」モグモグ
P「こらこら卯月、もうちょっとゆっくり食べなさい。リスみたいになってるぞ?」
菜々「そ、それで、数を間違えて食べると何かまずいんですか?」
P「ん、この豆には鬼殺しの強力な念が込められていて、きちんと正しい食べ方をしないと力が暴走してうんたらこーたらって言ってた」
菜々「」
P「15、16、17……よし、しっかり17個っと」
菜々「」
P「はい、菜々。これ食べて新年度からも頑張るんだぞ!」ニコッ
菜々(笑顔が眩しい……。すいませんPさん、私のお豆は17個じゃ足りないんです……!)
菜々「そ、それホントに17個なんですか? すいませんPさんじゃ信用できないので自分で数えますね!」
P「わっ豆の入れ物取られた!? ……信用出来ないってひどいなぁ」
菜々(あぅぅ……すみませんPさん。でもこうするしかないんです!こっそり27個豆を取っていっぺんに全部口に突っ込みます!)
卯月「そんなに心配なら、私も一緒に数えますね、菜々ちゃん!」
菜々「」
>>3
そんな決まりあったんですね……。まあ既に始めてしまったのでこのSSの中では数え年云々は考えないとします
卯月「菜々ちゃんのためですからね!島村卯月、頑張ってお豆の数を数えます!」ジーッ
菜々(うう……卯月ちゃん。私が数を間違えないようにまばたきひとつせずにじっと見てます……!)
P「卯月は優しいなあ」
菜々(ど、どうしましょう。優しい卯月ちゃんはきっと全力で豆の数を数えます。この監視の目をくぐり豆を27個食べるのはおそらく不可能……!)マメツカミ
卯月「まず1個ですね!」
菜々(けど、諦めるのはまだ早い…はずです! そう、諦めなければいつか解決の糸口は見えてくるはず……)マメツカミ
卯月「これで2個ですね!」
菜々(そもそも、『豆を17個食べた』という事実が確定する瞬間はいつなのでしょうか?)マメツカミ
卯月「これで3個ですね!」
菜々(そうだ!『節分は年の数だけ豆を食べるんですよー』この言葉を字面通りそのまま受け取るとしたら……!)マメツカミ
卯月「これで10個ですね!」ギンギン
P「菜々。慎重にやりたいのも分かるけど、本気で見すぎて卯月の目が充血し始めたから気持ち早めに頼む」
菜々「あ、そうですね!少し急ぎます!」
菜々(節分が終わるまで、つまり、今日の24時までに27個の豆を食べることさえできれば、それで問題ないのでは……?)マメツカミ
卯月「これで16個ですね!」ギンギン
菜々(いや、その可能性にかけるしかない!これなら今17個だけ豆を食べておいて、後でこっそり残り10個の豆を食べればいいだけ……!)マメツカミ
卯月「これで17個ですね!これで終わりです!」ツーッ
P「ああ!?卯月ついに目から涙が!」
卯月「私、お豆の数を数えるの、頑張りました!!!」ブイッ
P「はいはい、卯月は偉いなぁ」ナデナデ
卯月「えへへ、嬉しいですPさん!」
未央「あーっ!しまむー泣いてんじゃん!Pさんいっけないんだー!」ニヤニヤ
P「あ、未央いつの間に!? いやこれは俺がなにかしたとかじゃなくて!」
凛「未央、悪ノリしない。Pさんが泣かせたわけないじゃん」
未央「ぶー。しぶりんはもっとこうノリとかを大事にしようよ!」
凛「それで卯月はなんで泣いてたわけ?」
未央「無視ですかそーですか」
卯月「私、奈々ちゃんのお豆をじーっと見ていたんです!そしたら目がショボショボしてきちゃって……」
未央「ウサミンのお豆?なんでじーっと見つめてたの?ウサミンのこと好きなの?」
卯月「菜々ちゃんのことは大好きですけど、そうじゃなくて……」
カクカクシカジカ
凛「ふーん、なるほどね。Pさん、私にもその豆くれる?分かってると思うけど、15個だよ?」
未央「未央ちゃんにも15個プリーズ!」
菜々(とりあえず17個食べてみましたが、今のところ何もない……)
凛「……奈々さんは、豆いくつ食べたの?」
菜々「へっ!?な、何言ってるんです?凛ちゃんも知ってるでしょ?ナナはラブリー17歳なんですから、ととっ当然17個です!」
凛「あっ」
未央「あっ」
卯月「?」
凛「……ねえ、Pさん。豆の数を間違えると、具体的に何が起こるの?」
菜々(おおっ!ナイスです凛ちゃん!)
P「間違えた豆の数の分体が年を取ってしまうらしい」
菜々「えっ!!??」サーッ
菜々(ナナは今豆が10個足りない状態……。つまりナナ、このままだと『あべななさんじゅうななさい』になってしまうってことですか!?)
凛(間違えた豆の数だけ歳を取る、ね。いくつか食べれば私もPさんの恋愛対象圏内に……?)
凛(ふーん、まぁ悪くないかな)ニヤ
P「まあ、俺達はしっかり数を確認したから問題ないけどな」
未央「ちょ、ちょっとPさん!ウサミンの豆の数ちゃんと確かめた?じゅ、10個位少なかったかなー……なんて」
卯月「……?私がきちんと確かめたから大丈夫ですよ?まばたきひとつせずに見てましたから。確実に菜々ちゃんのお豆は17個でした!」
未央(やだ、しまむー純粋……。ずっとそのままでいて……)
未央「ちょっとPさんこっちきて」
P「ん?なんだ?」
未央「ちょっとPさん。流石に大人だし気づいてるでしょ?可哀想だからなんとかしてあげてよ?」コソコソ
P「……?なんのことだ……?」
未央「いやほら、ウサミンの年齢!履歴書とか見てるはずだよね!?」
P「何言ってるんだ?確かに奈々の生年月日は27年前、つまり1990年5月15日だけど、永遠の17歳だから豆の数は17個だろ?」
未央「」ゾワッ
未央(なんかよくわかんないけど、卯月の純粋な信じる心とは違って歪んだ何かを感じるんですけど!)
凛「2人で何話してたの、未央」
卯月・菜々「気になります!」
未央「な、なんでもない。なんでもないよ……」
凛「……ふーん。まあ、いいけど」
菜々(なんとかして豆を後10個手に入れなきゃ……)
未央(なんとかしてウサミンの老化を阻止してあげないと……)
凛(なんとかして豆を入手してPさんに……)ニヤリ
卯月(豆を10個食べただけなのにお腹いっぱいです。これってもしかして仙○なんでしょうか?)
P(残りの豆の数は100個か……今日来るみんなに配りきれるかなぁ)
渦巻く陰謀!残りの豆の数は100個!
果たして「あべななさんじゅうななさい化」は阻止できるのか?
渋谷凛はPの恋愛対象圏内に入れるのか?
激遅進行で申し訳ない。今日はもう寝ます。続きは明日で(寝るまでは今日)
早苗「おはようございます!Pくん、みんな!」
佐藤心(以下『心』)「おっはよぉーっ☆朝から元気にスウィーティー♪」
P「おはようございます。これ、芳野にもらった豆で、すごいご利益あるみたいなんですけど、どうです?」
早苗・心「いただきまーす!」
P「えーっと早苗さんが28で心さんが26っと」
菜々(ああっ貴重な豆が一気に54個も!?)
凛(くっこのペースで行ったらすぐに豆がなくなっちゃう!)
未央「Pさん!豆は残りいくつなの!?」
P「あと46個だな。まあ後2人か、多くて3人分ってところだな。」
菜々「ええ!?」
菜々(ま、まずい……この2人が同時に来るなんて……)
未央「ちょ、ちょっとまって!?その豆はそう、危険なんだよ!だからやめとこう!」
P「……?いや、ちゃんと数えれば問題ないだろ?」
早苗「え、その豆なんかあるの?」
カクカクシカジカ
早苗「ふむ、なるほどね。まぁPくんが言ったとおり、ちゃんと数えれば大丈夫でしょ」
菜々「で、でも……お二人が食べたら豆がすぐに無くなっちゃいます!」
早苗「ふーん、それは、私達がバ○ァだって言いたいのかなぁ?」
心「それは流石にひどいぞ☆ 菜々パ☆イ☆セ☆ン!」
早苗・心(菜々ちゃん(パイセン)だけには言われたくない!)
卯月「それは酷いですよ、菜々ちゃん!」
菜々「えっあっち、ちがっそういう意味で言ったわけじゃないです!」
早苗「それに、菜々ちゃんだって私達とたいして変わらないんじゃない?」
菜々「へっ!? そそそ、そんなわけないじゃないですか! 菜々は17歳なんですから!」
早苗(もしかして、菜々ちゃん……)
早苗「Pくん、菜々ちゃんに豆いくつあげたの?」
P「え?菜々は17歳だから当然17個に決まってるだろ?」
早苗・心「あっ」
早苗「……Pくん、私お腹いっぱいで28個もお豆食べられないから、後で余ってたらもらえるかな?」
心「……はぁとも、お腹いっぱいかなー」
P「ん、そうか? そういうことならしょうがないな」
P「お、もうこんな時間か。凛と未央と菜々以外はレッスンだな。ほら、いってこーい」
ミンナイドウ
P「未央はポジパ、凛はTPの皆が揃うまで待機だな。っていうか何でこんなに早く来た?」
未央「いやー、お昼からお仕事だし、朝起きてもやることなくってねー。暇だから来ちゃった!」
凛「まぁ、私も同じようなものだね」
P「菜々は後ちょっとしたら俺と一緒に今度の番組の打ち合わせいくぞー」
菜々「あっはい!」
未央(さっきのさとしんと早苗姉さんの件で分かったことがある……)
未央(それは、意外と年長組が来るのは問題ないということ!)
未央(確かに豆を食べられてしまった場合、なくなる豆の数は多い!)
未央(でも年長組は皆、ウサミンの正体に気づいている!)
未央(だからウサミンが食べた豆の数を聞いただけで空気を読んでくれる!)
未央(…………ウサミンもうちょっと上手く隠そうよ……)
未央(つまり、本当に危険なのはウサミン星人の設定を信じて疑わない年少組!)
未央(年長組ならなんの問題もない!)
三船美優「おはようございます」
未央「アウトオーーーーー!!!!」
美優「えっ?えっ!?」
未央「あっしまった。な、なんでもない、何でもないですよ、みゆみゆは何も悪くない!」
未央(しまった。すっかり失念していた……! そう、みゆみゆは年長組の中で、唯一の『例外』!)
P「あ、美優さん。これ、芳乃にもらった豆で~(略)」
美優「それはご利益ありそう……!ありがたく頂きますね!」
美優「でも、数を間違えてしまったら大変ですね。しっかり数えてくださいね、Pさん?」
P「まぁ間違えたりしませんよ。安心して下さい」
菜々「ああ、お豆が無くなってしまいます~!」
美優「……?菜々ちゃんはもうお豆食べたのよね?」
P「さっきからどうした菜々?菜々はもうしっかり17個食べたじゃないか。」
菜々「あぅ、あうぅ。そ、そうですよね!菜々は17歳ですから!」
未央(そう、みゆみゆは年長組の中で唯一、『ウサミン星人』を信じている!)
未央(26歳と立派な年長組でありながらウサミンを信じられるその心、なんと美しいことか!)
未央(ただ、タイミングが悪いよ!)
P「えーっと、美優さんは26歳だから、26個だな」
凛「ちょっと待った!」
未央(おお、しぶりん!ウサミンを救う手立てを思いついたんだね!)
凛「Pさんが数えるんじゃ信用できない!私が数えるよ!」
P「ええ!? そんなに俺信用出来ないかなぁ……」ドヨーン
美優「い、いやそんなことはないですよ?」ナグサメ
未央「そうだよPさん!Pさんは信用できる男!」
未央(カバーは私達がする!頼んだよしぶりん!)
凛「あっUFO!」ユビサシ
P・美優・菜々「えっ!?」
未央(おお、皆の視線をうまく誘導した!……というか皆してあれに釣られるのか……)
未央(そして、豆の入った袋に手をいれるしぶりん!)
未央(豆を握ってそれをポケットに突っ込んだ!でかしたよしぶりん!)
P「なんだ、UFOなんていないじゃないか、凛」
凛「あ、ごめんね。見間違いだった」
美優「もう、凛ちゃんたらー」
凛「ちょっと私トイレ行ってくるね」ダッシュ
未央「あ、私も」
トイレ内
未央「し、しぶりん! 全力ダッシュしなくても……」
凛「ん?」モグモグ
未央「」
未央「……しぶりん、それ何食べてるの?」
凛「豆だよ」キリッ
未央「そ、そんなクールな感じで言われても!さっきの話聞いてた?その豆余計に食べると老けちゃうんだよ!?」
凛「もちろん聞いてたよ」
未央「じゃあなんで!?」
凛「これを食べればPさんの恋愛対象圏内に入れる……!」モグモグ
未央「そんな理由!?馬鹿じゃないの!? ていうか飲み込んじゃダメ!今すぐ『ペッ』しなさい『ペッ』」
凛「未央、アイドルが口から出して良いのは愛と希望の言葉だけなんだよ」ゴクン
未央「ああっ飲み込んじゃった!? というか全然うまいこと言えてないからねしぶりん!」
未央「ああもう!何がしぶりんをそうさせたのさ!?」
凛「プロデューサーが言ってたんだ。年の差的にストライクゾーンは20歳以上の女性だって」
未央「だからって5個豆を食べたの!?」
凛「うん」キリッ
未央「あ、そう……」
未央「それが渋谷さんの幸せなら私は否定しませんよ……」
凛「ちょっと未央。体は大人になっても私達は友達だよ?敬語は少し寂しいかな」
未央「いやごめん、年齢とかじゃなくてしぶりんの行動にドン引きしたのが少し態度に出ちゃったみたい」
凛「未央も中々遠慮ないね」
未央「まあいいや、それじゃウサミンの分の豆を出してよ」
凛「え?」
未央「え?」
未央「いや、流石にしぶりんは信じてないでしょ?ウサミン星人の設定」
凛「あ」
未央「まさか、忘れてた……とかじゃないよね?」
凛「そのまさかだよ」
未央「しぶりんのバカー!!!」
P「随分と長いトイレだったな、未央、凛」
凛「女の子にそういう事言わない」ジッ
P「はいすみませんでした」ペコリ
未央「あれ、なんかいっぱい居r
年少組「「「「「この豆おいしいねー」」」」」」モグモグ
未央「」
凛「」
P「えーっと、みりあ(11)、仁奈(9)、薫(9)、こずえ(11)、千佳(9)で合計49個だな。残りは25個っと」
年少組「「「「「ちょっと豆食べただけなのにお腹いっぱいだー」」」」」
菜々「」マッサオ
未央(ああああ!!! しぶりんに気を取られてる内に取り返しの付かないことになってるぅ!!!)
凛「私のせいじゃない私のせいじゃない私のせいじゃない」ブツブツ
未央「しぶりん現実逃避しないで!? だいたいしぶりんのせいだよ!」
凛「独力でこの事態を阻止出来なかった奈々さんにも問題があると思う!」
未央「それはウサミンだからしょうがないでしょ!」
凛「ええ……」
未央(というか、残り25個……?嫌な予感するのはなぜだろう)
楓(泥酔)「Pさぁん!おはよぉございまぁす!」
未央(25歳児来たあああああああああ!)
P「楓さん!?さては今日オフだからって朝まで飲んでましたね!?明日は仕事あるのに!」
楓「おつまみください、Pさぁん……」
P「あ、そうだ。丁度25個じゃん!これを食べれば二日酔いは回避できるはず!この豆をどうぞ!」(豆を持って楓に駆け寄る)
楓「そい(soy)つぁ美味しそうな大豆だぁ……」
菜々・未央・凛「ああああああああ、待ってPさんんんんん!」
楓「おいひぃです、Pさん……」モゴモゴ
未央「」
凛「」
菜々「」ゼツボウ
時は経ち、時刻、23:55分
菜々(ついにナナは、『あべななさんじゅうななさい』になってしまうんですね……)
菜々(シンデレラは、12時になると魔法が解けてしまう)
菜々(ならこれは、シンデレラを目指したウサミンというアイドルにとって、悪くない結末なのかもしれませんね……)
菜々(Pさん!みんな!今ままでありがとうございました!)
5分後、無慈悲にも時計の短針と長針が同時に12を指した。
渋谷凛宅
凛「ふふ、私もこれでPさんに……」
ボンッ
凛「おお!?」(鏡の前に立つ)
凛(すごい!視点が高くなった!背が伸びてる!これなら、Pさんの目は釘付け!……え?)
凛「」
凛「胸が育ってない!!!」ガーン
更に時は経ち、朝。
あべななさんじゅうななさい(今日はPさんにお別れを言いに来ました……)
あべななさんじゅうななさい(37歳でアイドルなんて……クビに決まってます)グスン
あべななさんじゅうななさい(長いようで短い、幸せな日々でした……)
ガチャ
P「あれ?事務所の前でどうした、菜々?」
あべななさんじゅうななさい「Pさん、お別れを……え!?」
P「え?」
あべななさんじゅうななさい「な、何かおかしいと思わないんですか?」
P「いや、いつもの菜々だけど……」
あべななさんじゅうななさい?「え!?」
未央「あ、ウサミン!……あれ、全然変わってないじゃん」
あべななさんじゅうななさい?「えっ?えっ!?」
未央「良かった良かった。あの豆に副作用なんてなかったんだよ!」ウンウン
あべななさんじゅうななさい?(いやでも、明らかに腰痛とかひどくなってるし、肌の艶も……)
渋谷凛(20)「おはよう、皆」
未央「しぶりんおはよ……うわあああああああああ!!!!」
P「り、凛!?どうしたんだ?なんか急にでっかくなってるぞ!?」
未央(え!?しぶりんにはしっかり副作用がでてる!?……胸は今の未央ちゃんより小さいけど)
未央(しぶりんだけに効果があった……?いや、そうじゃない、これは……!)
未央(ウサミンは10年後もあの見た目のままなんだ!)
菜々(37)「それじゃあナナは、ナナは……!アイドル、続けて良いんですか?」フルフル
P「え?何言ってるんだ?そんなの当たり前だろ?それより凛!その体どうしたんだ!?」
菜々(37)「ありがどうございまず!Pさん!」ポロポロ
凛(20)「どう、プロデューサー、大人の私」
P「まさか凛! 豆を余分に食べたのか!? バカヤロー!!!」
未央(何このカオス)
未央(豆を余分に食べていた事がバレた凛はPにこっぴどく叱られ、志希にゃんの作った若返り薬で元の姿に戻った)
未央(そして私がしきにゃんにだけ話を通し、10年分の若返り薬を貰った上で、さり気なくウサミンの手に渡るように仕向けた)
未央(かくして無事ウサミンは元の姿に戻った。……私には違いがわからなかったけど)
未央(こうして、有能未央ちゃんの活躍によって全てが丸く収まったのでした!)
これで終わりです。見切り発車激遅進行ですいませんでした。
ウサミンは40代後半くらいまであの姿のままでいそう。内部は衰えてるだろうけど。
高垣さんじゅっさいwww
>>44
よく気づきましたね...絶対にバレないと思っていたんですが...
実は豆の数発覚時100個で、美優さんが食べて-26で残り74個。そこから年少組が合計で-49個で残りは25個...と思いきや
実は凛ちゃんがこっそり5個パクっているのであの時実際には豆は20個しかありませんでした。
その状態でpは豆の数を残り25個だと思い込んで20個の豆を泥酔した楓さんの口に突っ込んでいるので、楓さんの豆は5個足りないのです。
つまり、物語の終了時点で楓さんの肉体年齢は30歳なんです。
ごめんなさい作者が計算ミスしたせいで楓さんが老けてしまいました。
未央ちゃんが後で気付いて楓さんに5歳分の若返り薬をお酒に混ぜて盛ったということにしておいてください。
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