堀裕子「これが…さいきっくパワー……!!」サイコマン「マグネットパワーです」 (33)

※ 肉比率99%




~フェス当日~


特設Aリング



みく「…………………………」

凛「…………………………」

みく「まさかこんなに早く再戦することになるとは思わなかったにゃ」

凛「こっちとしては願ったり叶ったり。今日はリベンジさせて貰うよ!!」バッ!

みく「にゃはっ♪ かかってこいにゃーーっ!!」






前川みく(無所属)

vs

渋谷凛(Iプロダクション)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518175888

〈さて、フェス第一回戦です! 特設Aリングではみくにゃんこと前川みくと………プ、プリンセ………しぶりんこと渋谷凛が対峙しています!!〉

凛「ちょっ!?」

はぁと「実況者、ナイスすぎる判断だぞ☆」

ガンマン「あの時は不覚を取ったが今度はそうはいかん!! 歯向かう奴は全てぶち殺すぞーーーッ!!」

凛「ねぇちょっと!? 私の事はプリンセスブルーって……!!」

〈………………え~、他のとこでもゴングなってますしそろそろ始めましょうか。実況はわたくし飯屋がお送りします〉

凛「ねぇ! プリンセス…………」

みく「あの時と同じ子にゃ。ますます奇跡だにゃ!」

凛「ねぇ! ちゃんと私の要望書いてあるでしょ!! ねぇ、ねぇってばッ!! コラァーーーッ!!」グワッ!!

ガンマン「シャ、シャバァアアア!?」

〈う、うわっ!? その一つ目の超人を投げようとしないでください!! しぶりん!!やめてっ!!〉

トップバッタ- カワイイボク! イキマス!!

みく「わっすごい」

ゾウサンノキモチニナルデスヨ--!!

はぁと「特訓の成果が出てるな☆」

フギャ-!! バタン

みく(まだゴング鳴ってないしこれは単純な腕力だと思うにゃ……)

ニナノカチデゴゼ-マス!!

凛「リングネーム変えないなら……わかるな☆」

はぁと「感染ってるぞ☆」


カーーンッ!!


〈ラ、ライブバトル開始です!!〉


みく「ふしゃーーーっ!!」ダッ!

凛「えぇーーい煩いッ!!」ブンッ!

ガンマン「シャボッ!?」グルングルン!

みく「えっ……ギャッフーーッ!?」ズッシ-ン!!

〈な、なんとしぶりん! いきなりの凶器攻撃だーーーッ!!〉

凛「そのしぶりんってのをやめて!! 私はプリンセスブルーがいいっ!! 走ってる最中に必死に考えたんだよ!!」

ガンマン「シュ、シュガ~~」

はぁと「呼んだ☆ ってボケてる場合じゃねーな。ほら、とっとと降りろよ☆ って重っ!?」グイッ

ガンマン「お、掟破りのタッグフォーメーションAとは………」ブクブク

みく「うぐぐ……初っ端からこんな凄い攻撃をされるとは………正直度肝を抜いたにゃ」

凛「もう本気であったま来た! この怒りをみくにぶつけるよ!」

みく「八つ当たりもいいところにゃ!?」

凛「たぁっ!!」

〈おっとしぶりん! 先制のジャンピングキック!〉

みく「なんの! キャットテイル・ウィップ!」ヒュン!

凛「ぐっ!」

〈直撃か!? いや、すんでのところで両腕でガードした!〉

みく「にゃにゃにゃにゃっ!!!」ヒュンッ! ビシッ! シャッ!

凛「うっ! くっ! ぐうぅ!!」

〈しぶりん、なんとか両腕でみくにゃんの猛攻を防いでいる!〉

はぁと「でも少しずつ押されてんぞ! ちょっとプロデューサー早く指示を………ゲーーーッ!?」

ガンマン「シャバンシャバ~ン………」

はぁと「ちょおまっ!? 気絶してやがる……おい、しっかりしろってば!!」パシパシッ

みく「にゃふっ!!」ドガッ!

凛「うわっ!」

〈おっとしぶりん、キャットテイル・ウィップに気を取られ過ぎたか!? みくにゃんのハイキックをモロに食らった!!〉

みく「今にゃ!! キャットテイル・フィッシング!」グルンッ!!

凛「ぐっ!? 腕に尻尾が巻きついた!?」

みく「そうりゃーー!!」ブンッ!

凛「きゃっ!!」ガンッ!!

〈あーーっと! しぶりんコーナーポストに思い切り投げられ、崩れるようにダウン!!〉

はぁと「凛ッ!! あーもう、こうなったらはぁとがセコンドにつくしかねぇな!」

みく「にゃっはっは! あの時よりは鍛えて来たみたいだけど、その程度じゃまだまだみくには勝てんにゃ!」

凛「うぐぐ……」

ミラージュマン「ゴバッゴバッ! 我々のライブバトルが終わったから来てみたが、ガンマンたちは苦戦しているようだな」

「そうみたいですね……あら? あれは………心さん?」

ミラージュマン「しかしガンマンの姿が見えないが……どこに行ったのだろうか?」キョロキョロ

「あ、あのミラージュマンさん……あ、あそこで気絶しているツノの生えた人って………」

ミラージュマン「ガ、ガンマン…………!? まさかあのガンマンが気絶だと!?」

「一体なにがあったのでしょうか……心配です………」


はぁと「おい凛ッ! 早く立て!!」

凛「し、心さん」

はぁと「はぁとって呼べ☆ じゃなくて!! 今は取り敢えずはぁとがセコンドについてやっから!」

凛「う、うん!」

〈おっとしぶりん、7カウントで立ち上がった!!〉

みく「キャットテイル・ウィップ!!」ヒュッ!

はぁと「凛ッ躱せ!!」

凛「はいっ!」サッ

みく「にゃにゃにゃにゃ!!」ヒュン! ヒュバッ! ブンッ!

はぁと「あのダンスレッスンを思い出して! 全部受けずに躱してけ!!」

凛「ふんっ! くっ! たぁっ!!」

みく「にゃ! にゃにゃ!! にゃぁっ!!」ヒュヒュヒュヒュ!!

凛「ふん! ふっ! はぁっ!!」ササササッ!

〈なんとしぶりん! みくにゃんの猛攻を華麗なステップを使って、全て紙一重で躱しています!〉

みく「くっ!! それならこれでどうにゃ!! キャットテイル・フィッシング!!」ヒュンッ!

はぁと「今だ凛! 相手に向かっていけ!!」

凛「はいっ!」タタタッ!

みく「にゃ!?」

〈あっとしぶりん! みくにゃんのキャットテイルを避けて向かって行く!!〉

はぁと「そのままハイキック!」

凛「りゃあっ!!」ヒュ!

みく「ぐっ!」スガッ!

はぁと「ガードされても怯むな! そのまま行けーーッ!!」

凛「はぁっ!!」

みく「うにゃ!?」ドボォ!!

〈あっとみくにゃん! ハイキックのガードでむき出しになったお腹にローリングソバットをモロに食らってしまった!!〉

はぁと「そのまま行ったれーーー☆」

凛「ふーーん!!」シュ!

みく「ぎゃふ!!」ズ--ン!!

〈しぶりん、そのままあびせ蹴りだ! みくにゃんたまらずダウーーン!!〉

はぁと「よっしゃ☆」

凛「ふぅ!」

〈しかししぶりん、以前の時とは比較にならないほどの成長です!〉

凛「だーかーらーーーー!! プリンセスブルーって呼べーーー!!」

はぁと「そりゃはぁとがこの時のためにマンツーマンで教えてたんだからな☆」

みく「くぅ……なかなかやるにゃ………でも………」

凛「………ッ!」ゾクッ

凛(雰囲気が変わった!?)

みく「ふっ!!」ヒュン!!

凛「なっ! 早っ!?」

みく「しゃふっ!!」ドスッ!

凛「うっ!!」

〈なんとみくにゃん! 一瞬でしぶりんとの距離を詰め、そのままストレートパンチだ!!〉

はぁと「凛!!」

凛「大丈夫、なんとかガードしたよ!」

みく「凛チャン、謝っておくにゃ。みく、凛ちゃんが素人だからって前回も今回も本気出してなかったにゃ」

凛「なっ!?」

みく「その謝罪の意味も込めて今から本気で凛チャンを叩きのめしてやるにゃ!!」シャキィィン!

凛「爪!?」

みく「シャァアア!!」ヒュ!!

はぁと「凛、正面から来るぞ!!」

凛「うんっ!! たああっ!!」

〈直線的に向かってくるみくにゃんにカウンター気味の後ろ蹴りだ!!〉

みく「」ヒュン!!

凛「なっ……消えた!?」

はぁと「凛ッ後ろだ!! 避けろーーーッ!!」

凛「はッ!?」

みく「キャットネイル・スラッシュ!!」

凛「くっ!!」

みく「キャットテイル・ウィップ!!」ヒュン!

凛「うぐぁ!!」

〈あっとしぶりん! みくにゃんのキャットネイル・スラッシュを躱したが、その隙を突かれキャットテイル・ウィップを食らってしまったーー!!〉

はぁと「倒れるなっ! 体勢を立て直せ!」

凛「ぐっ!」

みく「キャットネイル・スラッシュ!!」

はぁと「爪に気を取られるな! 相手の腕を取れ!!」

凛「ふん!!」

みく「にゃぐっ!!」

はぁと「そのまま投げろ!!」

凛「やぁああ!!」

〈おっとしぶりん、逆転の一本背負い!!〉


続く


う~む、自分でも何を書いているかよく分からん。これはモバマスなのかキン肉マンなのかそれすらも分からん

とりあえず追い風Running master フルコンしてくる

グロロがウルルに聞こえてしまうこともあるからね


みく「」ヒュン!

凛「なっ!?」

みく「そりゃーーー!!」

凛「あがっ!?」

〈な、なんと~~ッ!? みくにゃんがマットに叩きつけられる寸前、急に体勢が入れ替わって逆にしぶりんが一本背負いで投げられた~~ッ!!〉

みく「忘れたのかにゃ? みくに投げ技は通じんのにゃ!! たぁ!!」ガシッ!

〈みくにゃん! しぶりんの脚を取りそのままジャンプ!!〉

みく「キャットネイル!!」ザクッ!

凛「ぐっあっ!!」

〈そのまま上空でしぶりんの背中にキャットネイルを突き刺しそのままマットへと落下だーー!!〉

みく「サーバルハンティング!!」ズドォォン!

凛「ッッッ!!!」

〈そのまましぶりんをマットに叩きつけた!! 衝撃が解説席にまで届いてきたぞーーーッ!〉

はぁと「凛ッ!!」

凛「ぐっ……ガハッ!!」ズウゥン!

〈これは凄い技だ! しぶりんそのままうつ伏せにダウーーン!!〉

みく「この技を出したのは久々にゃ。招き猫落としよりは威力は低いけど、それでも大ダメージのはずにゃ! そのまま気絶するといいにゃ!!」

はぁと「凛! しっかりしろってば!!」バンバンッ!

凛「ぐっ……くうぅ……!」

〈な、なんとしぶりんの手が動いたぞ!!〉

はぁと「よっしゃ☆ そのままロープを掴んで立って!!」

凛「ぐっ……!!」

〈なんと気絶は免れないと思われていたしぶりん!9カウントでギリギリ立ち上がった!!〉

みく「にゃ、にゃんて体力と根性にゃ!?」

凛「わ、私だって……こんな所で足踏みしてる暇なんて無いんだ!! 絶対に負けたく無い!!」

はぁと「凛! よく聞け! 相手は攻撃は激しいけど防御と体力はそこまででも無い! 勝つにはその馬鹿みたいに多い体力で攻めて攻めて攻めまくれーー!!」

凛「はぁあああ!!」

みく「にゃああああっ!!」ヒュン!

〈あっとみくにゃん!また高速移動だ!〉

みく「猫の俊敏性は動物の中でもトップクラスにゃ!! 絶対に捕まらないにゃ!!」

凛「くっ、くそっ! どこを見ればいいのか分からないっ!!」

はぁと「凛、追うな! 動くのを止めろ!!」

凛「えっ、でも!!」

はぁと「猫の俊敏性は確かにトップクラスだ! 凛じゃ勝ち目はない! でも持続力はそんなに無い! 必ず脚を休める時がくる!!」

みく「キャットネイル・スラッシュ!!」

はぁと「凛! 耐えろ!!」

凛「うぐぅっ!!」

〈あっとしぶりん! 腕でガードはしたものの鋭い爪に切り裂かれるーー!!〉

はぁと「今だ!! ぶちかませ!!」

凛「はいっ!!」

みく「にゃ!?」

凛「たぁああ!!」ガツ-ン!

みく「ぎゃふ!!」

〈なんとしぶりん! みくにゃんの一瞬の隙をついて頭を取りそのまま一本足頭突き!!〉

みく「ぐぐっ! こ、こんなもの~~!!」

〈みくにゃん、よろけるもののダウンは意地でもしない!!〉

はぁと「特訓の成果見せてやれ!!」

凛「はいっ!!」ゴワゴワ!

〈な、なんとしぶりんの衣装の一部が変化した!? あ、あれはっ!!〉

凛「キャットマスター!!」ブンッ!

みく「にゃ!? く、首輪!? にゃ、にゃあぁああああ!!」ガチャン!

〈おっと、これはみくにゃんすごい取り乱し様だ!?〉

はぁと「自由な猫は自分を縛る首輪が嫌いだからな☆ よし、凛! 今だ引け!!」

凛「ふーーんっ!!」

みく「にゃぁああ!?」

〈みくにゃん! 首輪を引かれしぶりんの元へと引き寄せられるーー!!〉

凛「すりゃああ!!」

みく「にゃっ!?」

〈なんとそのまま立ちながらの脇固め!!〉

はぁと「うまいぞ☆ それなら体勢を入れ替えられる心配もない!!」

凛「ふーーん!!」

みく「にゃ、にゃぁああ……!!」グキグキ!

〈流石のみくにゃんも苦悶の表情を浮かべているぞ!!〉

凛「みく、早くギブアップして! このままじゃ次のライブバトルに出られなくなるよっ!」

みく「にゃぐぐッ! にゃ、にゃはは……」

凛「みくっ!!」

みく「ふ、ふふふ……相手の心配なんてできる立場じゃ無いずにゃ。凛チャンだってさっきのサーバルハンティングのダメージ、キツイはずにゃ」

凛「うっ……」

みく「凛ちゃん、あまりね、みくのことを……甘くみるんじゃないにゃーーー!!」クルン!

凛「なっ!?」

〈みくにゃん! 前宙で脇固めを外した!!〉

みく「キャットテイル・フィッシングーーッ!!」

凛「しまっ!!」

みく「ふにゃああぁぁ!!」ブンッ!

凛「ぐぅああぁ!!」

〈みくにゃん、しぶりんをキャットテイルで上空高く投げた!! そして自らもジャンプしそれを追うーーッ!〉

はぁと「凛!!」

みく「これでトドメにゃーーッ!!」

凛「こ、この体勢は!? に、逃げなくちゃ!!」

みく「させんにゃーー!!」ヒュン!

凛「ぐっ!!」

〈みくにゃん、しぶりんの両脚をキャットテイルで極めそのまま背中を両足で踏みつけた! こ、この体勢はまさかーーーッ!?〉

みく「これがみくの全力にゃーー!! 行くにゃ!!」ヒュ--!!

凛「う、うぐうぅ!!」

はぁと「凛っ!!」

凛「ぐっ!! 一か八か!! ツインドッグマスター!!」ヒュンヒュン!

みく「無駄にゃ!! そんな小細工でこの技は外さないにゃ!!」

凛「ぐううう!!」

みく「喰らえ!! 前川みく必殺奥義!!」

はぁと「凛ッ!!!」





みく「千客万来・招き猫落としーーーッ!!」ズガアァァンッ!!


〈な、なんと凄い威力でしょうか!! 土煙が舞ってしまい2人の姿が見えないーー!!〉

はぁと「り、凛ッ!!」

ガンマン「シャ、シャバババ……わ、私はどうなっていたのだ?」ムクリ

はぁと「おいてめ☆ 今更起きてんじゃねーっつの!!」

ガンマン「むっ、なんだこの土煙は? 真眼!!」カアァァァ!!

〈おっと、土煙が急に消えて行くぞ! これで2人の姿が確認できる!!〉

はぁと「お、おい……アレ!!」

ガンマン「む?」


凛「ぐはっ……! さ、流石に凄いダメージだけど……ま、まだだよ……ッ!」

みく「にゃ!? な、なんでまだ動けるにゃ!? 完全に決まったはずなのに……にゃ、にゃぁあああぁ!?」

〈な、なんとーーーッ!? 6本のリングロープがクッションになっている!! これは一体!?〉

みく「ま、まさかさっきの首輪は……ッ!!」

凛「そう、あれはみくを狙ったんじゃない。ロープを私の方に引き寄せてクッション代わりにするために放ったの!! そして………ドッグマスターリリース!!」

みく「ふにゃ!?」バウ-ン!!

凛「ぐっ……!!」バウ-ン!!

〈首輪がロープから外れそのままロープが勢いよく戻って行く! その反動で2人が弾き飛ばされた!!〉

みく「ふぎゃ!!」ズゥ--ン!

凛「あぐっ!!」ズゥ--ン!

〈あっとダブルダウーーン!!〉

みく「にゃ……ぐ……」ヨロヨロ

凛「ぐ、ぐうぅ……」ヨロヨロ

はぁと「立った!! けど、もうお互い体力が尽きかけている。この勝負、あと一撃で決まる………!!」

みく「フゥーフゥー………………」

凛「はぁ、はぁ…………」


はぁと「………………」

〈………………〉




凛「たぁあああ!!」ダッ!

みく「にゃぁああああ!!」ダッ!




みく「キャットテイル・ブレイカー!!」ドゴォォ!!

凛「ブルーベル・イニティウム!!」ズガアァ!!



〈こ、これはーーーッ!!〉



はぁと「ど、同士討ち……!」

ガンマン「グ、グムーー!」

〈みくにゃんの硬質化したキャットテイルの一撃と、しぶりんの必殺技の蒼い拳が共に顔面に命中ーーーッ!!〉

凛「………………」ググッ!

みく「………………」ググッ!



凛「ガハッ!!」

みく「にゃぐはぁっ!」


ズウゥーーン!


〈な、なんとまたしてもダブルダウーーン!! カウントが入ります!〉


ワ-ン! ツ-! スリ-!


はぁと「凛ッ! 立って!!」

ガンマン「貴様何をやっておる! 立たんかーーーッ!!」バンバン!

フォ-! ファ-イブ!


みく「にゃ……にゃぐぅ!!」フルフル

〈な、なんとみくにゃん、ロープを手にしたぞーーッ!!〉

ガンマン「お前じゃないーーーッ!!」

凛「………………」

はぁと「凛ッ! 起きて!! 起きろってばーー!!」

みく「ふっ……にゃぁああああっ!!」

〈な、なんとみくにゃん立ったーーーッ!!〉

ナイ-ン! テ--ン!!



みく「にゃぐぁッッ!!」



バターーーンッ!!


〈あっとみくにゃんまたしてもダウーーン!! しかしこれは……?〉

はぁと「……相手がダウンしたのは10カウント後だな。つまり………」

〈ライブバトル終了!! 勝者はみくにゃんだーーーッ!!〉

凛「…………うぅ」

はぁと「凛ッしっかりして!!」ダキッ!

凛「あ、心…さん………わたし、負けちゃったの………?」

はぁと「…………そだな、ライブバトルには負けちゃった」

凛「そ、そう…………なんだ……」

みく「…………でも、みくも勝ったとは言えないにゃ」

凛「えっ……みく、なんで……倒れて………」

みく「10カウントが聞こえた後にそのままぶっ倒れたにゃ…… 正直どうやって立ったのかも覚えてないにゃ」

凛「そう………」

はぁと「2人とも無理すんな☆ ほら、水」

凛「ありがとう、心さん」

みく「ありがとにゃ」

みく「………………なんだろにゃ、みくは今までライブバトルやってきて勝ったことも負けたことも沢山あるけど、今日の勝ちが一番悔しいにゃ」

凛「えっ?」

みく「にゃ、にゃふぅううう………!」ググッ!

はぁと「お、おいおいあんまり無理すんなってば! まだ寝てろって!」

みく「ありがと、でも大丈夫にゃ」フラフラ

凛「みく………」

みく「凛チャン。今日から凛チャンはみくのライバルにゃ! 次こそは絶対に納得のいく勝利をおさめてやるにゃ!!」

凛「うん……わかったよ、みく」グググッ!

はぁと「おっと、肩貸してやるよ☆」

凛「私も、次までには絶対にもっと強くなっておくから。もう二度とみくには負けない! 私はこれからも走り続けるッ!!」

みく「にゃあ、それでこそみくのライバルにゃ…………」フラフラ

はぁと「おい、どこ行く気?」

みく「帰るにゃ。もうみくはライブバトルやる気力が残ってないにゃ………………」

はぁと「そっか☆ また今度よろしく頼むぞ☆」

みく「分かってるにゃ………次はこの二の舞にはならんにゃ」

凛「………………」

はぁと「おぅ、お疲れ様☆ どだった? 実質的にこれがデビュー戦だろ☆」

凛「心さん、ごめんなさい。あんなに頑張って鍛えてくれたのに負けちゃった……」

はぁと「………………はぁとアタック☆」ビシッ

凛「あ痛っ!」

はぁと「全力で頑張ったんだろ? だったら謝ることなんかなんもないの☆ それにほら、周りを見てごらんって☆」

凛「周り?」

ワ--!!

パチパチパチパチ!!

シブリ--ン!!

ヨクヤッタゾ--!!

キョウカラシブリンノファンニナリマ--ス!!


はぁと「ライブバトルではね、勝敗ももちろん大事だけどそれ以上に大事なのは如何にお客さんの心を掴むか、なんだぞ☆」

凛「うん………」

はぁと「凛は頑張った。それを見たお客さんが凛のことを認めてくれて、そしてファンになってくれた。そんなこれ以上ないくらいの成果を出しておいて、何を謝ってんだよ☆」

凛「………………うん、そうだね。でも、これだけは言わして欲しいな」

はぁと「ん?」

凛「私のことをここまで育ててくれて、ありがとうございました」

はぁと「おいおい、これからも、だぞ☆」

凛「ふふっ、よろしくお願いします」

はぁと「おお、任せとーーー」



裕子「さいきっく・テレポーテーション!!」ヒュンッ!



はぁと「け?」


おしまい




もの凄く途中ですけど一旦終わります
1つの中で2回ライブバトル(?)やると、長くなりすぎるので

そしてこの先の展開がコキネリツイスター

朱に交われば朱にあらず、負けたアイドルは首を刎ねなきゃ(使命感)

カレクックには勝ってほしかったんだがな
まさか友情パワー発動させないまま終わるとは

邪道の力とはいえマグネットパワー全開のサイコマンを倒すのにはシルバーマンクラスの超人が必要だったわけだが果たしてしぶりんがユッコに一矢すら報いることができるのか……

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