安価とコンマで勇者の冒険 (51)
個人的にやりたくなったもので
王女「よくぞいらしました、勇者殿」
王女「いきなり、勇者と呼ばれ、この城に呼びつけられ、さぞや困惑したと思います」
王女「しかし、無礼をお許しください」
王女「一刻も早く解決しなければならない自体なのです」
王女「これはまだ秘なのですが、魔王が復活しました」
王女「そのため、その討伐を為さなければなりません」
王女「先刻、魔王が蘇ったと聞き、各地に勇者の適性があるものに参集を呼びかけました」
王女「しかし、適正が判明したのは、宣告があったのは貴方一人なのです」
王女「ですので、呼びつける無作法となりましたことをお詫びします」
王女「ですので、貴方の名前と何をしていたかを教えてくださりませんか?」
下1 勇者の名前と職業
勇者→レイア「レイアと申します。王女さま。俺は、ある方の屋敷で料理人をしていました」
王女「まぁ、ですから何処からか良い香りがしていましたのね、私の嫌いな料理でしたら首を跳ねるところですわ」フフ
レイア(どうしよう、笑うところなんだろうけど、笑えない)
王女「それにしてもレイアさんも気の毒に、女性なら、男性の多い厨房では、働くことも一苦労でしょうに」
レイア「いえ、王女さま、俺は・・・」
王女「更にレイアさんは見目麗しく、お若いのに、苦労も多いことでしょう? そして突然勇者に宣告を受けるとは」
レイア「まぁ、それは…」
王女「しかしご安心を。レイアさんは勇者に宣告があり、お気づきにはならないでしょうが、昨晩から能力は飛躍的に上がっております」
レイア(あ、だから今日の朝、酒樽が軽かったのか。旦那様が夜つまみ食いしてた訳じゃなかったのか、旦那様に悪いことしたな)
王女「並みのモンスターには遅れをとらず、その才能も上がっております。魔王を打ち破れると私は信じております」ニコ
レイア(いや、そんなことを言われても…)
王女「それと…あら?いかがされましたか?何かご懸念があります?」
レイア「それなのですが、王女さま、俺はまだ旦那様に事情を説明していないのです。一旦屋敷に戻してくださりませんか?」
王女「それならご安心を。貴女が仕える方には我らが責任を持って伝えます。それと、貴女が魔王討伐に抜けることで生じる損害は、我が一族がそれなりの対価を払うことを約束いたします」
王女「ですから、レイアさんは今すぐにでも魔王退治に出発できます」ニコニコ
レイア「それは、どうも」
王女「レイアさん、しかしいきなり魔王討伐の旅に出るように言われても、困惑していることでしょう、ですから、私からの餞別なのですが、何か希望はありますでしょうか?」
レイア「餞別、ですか?」
王女「はい、普通は支度金と駆け出し冒険者の装備を支給いたしますが、私ができることは揃えましょう。なんでもおっしゃってください」ニコニコ
レイア「では…」
安価 下1
1、料理道具一式
2、移動用の馬車
3、装備(それが何かも記入)
4、自由安価
レイア「料理道具一式を、希望します」
王女「料理道具、ですか?」
レイア「恥ずかしながら、屋敷から何も持ち出せず、いえ、旦那様の持ち物をお借りして料理をしてきましたから、何も持っておりません。ですから、せめて料理道具を揃えたいのです。お金をもらってもすぐに購入費として消えていたでしょう、しかし、なんでもいただけるというなら、どうか、道具を揃えたいのです」
王女「無欲な方でね、王家の宝刀でもよろしかったのに」クス
レイア「それこそ過ぎたるものです」
王女「よろしい、直ぐに用意させましょう、それと銅の剣と支度金も受け取ってください」
レイア「はい、ありがとうございます」ペコ
王女「それから…」
レイア「はい?」
王女「これから話すのは戯言、どうか聞き流してください、いいですね?」
レイア「は、はぁ…」
王女「王家は勇者全力で支えます。世界の存亡がかかっておりますから、しかし、支えながら、その義務を放棄したものには不寛容であり、どこまでも残酷です。そう、勇者であったものが逃げてしまえば、例えば、奴隷の身分から救ってくださった貴族の恩人が勇者にいれば、その貴族を殺すよりも辱めることなど造作もないでしょうね」
レイア「!」
王女「しかし、勇者であるものがいつでも気丈でいることなど不可能です。その時は王族の誰かが貴女を守ります。…まぁ、早い話が無理だと思ったら、私の元に来てくださいね」ニコニコ
レイア「ありがとうございます、王女さま」
王女「武勲をお祈りしております、勇者殿」
・・・
王都
レイア「さて、道具一式と準備金、それと剣をもらったが、どうするかな?」
安価下2
1、仲間集め
2、武器を新調する
3、食材買い出し
4、腕試し、郊外でモンスター退治
レイア「旅と言ったら、仲間が必要だろうけども…」
酒場
マスター『は?魔王討伐の仲間集め?嬢ちゃん、変な本の読みすぎだよここは酒を飲むところだ、冷やかしなら帰んな!!』
冒険ギルド
受付嬢『え!?魔王退治の依頼を一緒にするパーティ募集ですか?会員証はお持ちで?ない?なら、登録料は…次の方ーー!!』
レイア「現実は厳しいなぁ」ハァ
???「ちょっと、よろしくて?」
レイア「は?…ぶべええ!!」フットビ
レイア(絶望に打ちひしがれ、広場で夕日を眺めていたら、突如殴られた。座り込む俺に対し、殴った人物は堂々と構えて、見下ろしている)
???「ーーー」フンス
レイア(金髪の髪をロールさせ、高圧的な態度と雰囲気を纏う女性、でも俺には見覚えがある、なぜなら)
レイア「お、お嬢様!?なぜここに!?」
レイア(俺が仕える屋敷の一人娘のお嬢様だったからだ)
???→お嬢様「どうしたもこうしたもありませんわ! レイが突然いなくなるなんて酷くてはなくて!?王都にいると聞き、早馬で参りましたのよ!」
お嬢様「全く、用事が済んだら直ぐに帰って来なさいな、お父様も心配しておりましたわ。主人を心配させるなど言語道断ですわ。さ、さっきのでチャラにしますから帰りますわよ」
レイア(そう言ってお嬢様は手を差し出す。でも俺は…)
レイア「お嬢様、俺は帰れません」
お嬢様「…帰らないのではなく、帰れない、とはどういうことですの?」
レイア「実は…」
説明中
お嬢様「ーーなるほど、魔王を討伐するまで帰れないのですわね、それと、屋敷にはレイの代わりの料理人が派遣されてる、と」
レイア「そういうことです」
お嬢様「無謀ですわねぇ」ハァ
レイア「いや、無謀って…」
お嬢様「だって、レイは一度も屋敷から出たことないじゃありませんか、それに子供の時から喧嘩だってしたことないのに、いきなり勇者で魔王の首を取ってこいとか、無謀過ぎてわたくしがレイに料理を作って、レイが気絶しないことぐらいありえませんわ」
お嬢様「なら、決めましたわ」
レイア「?何をです?お嬢様?」
お嬢様「レイの旅にわたくしも同行します」
レイア「は?…いやいやいや、お嬢様、無理ですよ!!!」ブンブンブン
お嬢様「無理、とは?」
レイア「お嬢様にはご両親が、旦那様と奥様がおります、心配をかけます!」
お嬢様「今更ですわ。むしろ、いい歳こいて未だに新婚気分が抜けないあの二人はこれ幸いとイチャイチャしますから」
レイア「何日だって野宿したり、お風呂にだって入れませんよ!」
お嬢様「構いませんわ、子供の時から、森の中をかけて時に野宿してましたし、むしろレイがお腹壊したり、木から落ちたりと心配してました」
レイア「その節は、って、違います! それに危険なモンスターとかと殺し合いも…」
お嬢様「領に湧いたモンスター退治をしてるのはわたくしですわ。ドラゴンを狩ってきてステーキにしてくれたじゃありませんの?少なくてもレイより強いですわ」
レイア「それに、あと…俺と一緒ってことですよ!!」
お嬢様「一緒に育てられて今更何を…」
レイア「あれは子供の時の話で、つまり、つまり」ワナワナ
レイア「男と一緒に旅するってことです!!」
お嬢様「構いませんって、お風呂を一緒に入ったり、一緒のベットに寝た仲じゃないですか」
レイア「だからそれは子供の時の話で…あー!もー!」
お嬢様「レイがわたくしにかなうなんて千年経っても不可能ですわ。ほらほら、さっさと認めなさいな」
レイア「…よろしくおねがいします、お嬢様」
お嬢様「はいはい、せいぜい足を引っ張らないでくださいまし、レイ。それと仲間になったからには対等で」
お嬢様「わたくしを名前で呼びなさい」
レイア「いや、それは流石に…」
お嬢様「では、主人として最後のめ・い・れ・い」
自由安価
下1から下3
お嬢様の名前自由安価(これは良さそうなのを>>1が選びます)
お嬢様の胸のサイズ(このレスからコンマが最も近いもの)
お嬢様の武器と戦闘スタイル(このレスからコンマが最も遠いもの)
レイア「…よろしくおねがいします、フィーテさま」
お嬢様→フィーテ「さま?」
レイア「フィーテ、これでいいですか!?」
フィーテ「それと敬語も直しなさい」
レイア「命令が二つになってますよ!?」
フィーテ「これはわたくしからレイに対しての借りにしますから」
レイア「…フィーテ、これでいい?」
フィーテ「ええ、よろしくね、勇者さま」ウフフ
フィーテ「ところで、あと一歩でHカップの爆乳になれた気がしますわ」
レイア「フィーテの断崖絶壁はいつも変わら…痛い痛い!奥様譲りの鞭で殴るのやめて!!」
今日はここまで
お嬢様、幼馴染、勇者より強いは最初から決めてた
二人目以降は安価で決めますから、どうぞよろしくおねがいします
少しコンマ判定
下1 レイアからフィーテへの感情値
下2 フィーテからレイアへの感情値
高いほど異性として、低いほど主従として
ゾロ目で…
レイア→フィーテ 84 主人の娘で幼馴染…でも異性として見てしまい、ずっと恋慕している
フィーテ→レイア 39 幼馴染の料理人。いつも反応が面白くてからかってるが、異性としては微妙。いい弟分
フィーテ「さて、レイ、魔王討伐に行くなら早速やることがありますわ」
レイア「やること?なんですか、そ…なに?フィーテ」
フィーテ「方針です」ズイッ
レイア「方針?」
フィーテ「どうやってお金を稼ぐかですわ」
レイア「…お金?」
フィーテ「不服そうですわね」
レイア「だって、こういう時はどうやってモンスター倒すか、とか、どうやって魔界までいくとかじゃ」
フィーテ「そんな贅沢はまだまだ早いですわよ」ハァ
フィーテ「まずは先立つ物がなければなりません。腕がたっても武装が貧弱なら芽は出ない。情報収集を行うとも、金はある一定の信頼条件ですの」
フィーテ「でもお金は使えば消えるもの、旅をしながらなんてもっと消えてしまう。だから、どうやって稼ぐか方針を決めませんと」
レイア「各地を移動しながら稼ぐ方法…行商、とか?」
フィーテ「商品の知識や目利き、それと運搬方法に知識と初期投資費用がありますの?」
レイア「…ないです」
フィーテ「論外ですわね」ウンウン
レイア「じゃあ、フィーテは何かあるのか?考えは?」
フィーテ「ありますわ。わたくしたちの持っているものを使えばいいのですのよ」
レイア「持っているものって…」
会話内容安価 下1
1、フィーテの胸じゃ、お客さん満足しないし、俺は尻が痛くなるのは嫌だよ
2、料理の腕と戦闘力ってこと?
3、自由安価
選択 2
フィーテ 感情値アップ
レイア「料理の腕と戦闘力ってこと?」
フィーテ「その通りですわ。わたくしの魔術と鞭術、それとレイの料理の才覚と勇者の武力があれば、旅をしながらでもつける職がありますわ」
レイア「…行商(キャラバン)の護衛?」
フィーテ「今日は冴えてますわね、レイ」フフフ
レイア「いや、それほどでも」
フィーテ「それとレイの料理の腕なら何処でも雇ってもらえますし、金払いもいいですからね」
レイア「でも大丈夫?荒くれ者が多いって聞くけど…」
フィーテ「あら?心配してくださってます?」フフ
レイア「まぁ、そりゃ心配といえば心配だけど」ゴニョゴニョ
フィーテ「とりあえず、やってみませんか? 支度金もそれほど多くはないのでしょうし」
レイア「それは…」
フィーテ「とりあえず、今から行商ギルドに向かいませんか?」
レイア「ーー」
会話選択 安価 下1
1、遅いから今日は宿を取ろう
2、善は急げ、今すぐ行こうか
3、自由安価
選択2 変わらず
レイア「善は急げ、今すぐ行こう」
フィーテ「ええ、向かいましょう」
…
昼休み終わりそうなのでここまで。
会話安価はキャラの感情値が少し変化します。互いに百を超えると…
改善の余地はまだまだありそうですね。
そして、初のキャラ安価
商体護衛人か商人を下1から下3まで募集
性別は女性固定
名前
年齢(15から29まで)
護衛人の場合は武器とどのように戦うか。
胸のサイズと外見
3つまで自由に特徴を書いてください。
このレスのコンマに近かった安価を採用
それでは、また
ティセ
16
杖 回復や補助中心の白魔法
E エメラルドグリーンの髪色のメカクレ属性
内気で気弱で引っ込み思案
自分より他人を気にする献身的で自己犠牲な面がある
すみません、今日用事ができたので、今晩なしで
あと同コンマ出たら安価内容が矛盾しない限り二つ採用か、矛盾する時はコンマ判定になります
はい、>>42採用です
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