P「あいさんと二人きりで誕生日をお祝いする」 (7)



前作↓の設定を引き継いでいます。これの最終回から少しあとの設定です。

【モバマスSS】市原仁奈物語


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前作↓の設定を引き継いでいます。これの最終回から少しあとの設定です。

【モバマスSS】市原仁奈物語


【リストランテ~アルモニー】

あい「乾杯」

P「乾杯」

ホテルの最上階でシャンパンのグラスをあわせる。・・・一体どうしてこうなったんだろうか

あい「・・・どうしたんだい?表情が固いよ?」

P「・・・あいさんが美人なので緊張してしまって」

あい「お上手だね。君は」

P「い、いえ・・・僕なんかでいいんでしょうか」

あい「せっかくの取り計らいだ。楽しもうじゃないか」

P「・・・ここはお肉料理がおいしいらしいですよ?なにを・・・」

あい「コース予約だって楓さんが言ってたじゃないか」

・・・そうだった。いけない。凄いテンパってるな・・・ことの始まりは昨日に遡る


【前日~事務所~Jルーム】

楓「・・・Pさん。あいちゃん。ちょっといいかしら?」

あい「なんですか?」

P「お仕事の話ですか?」

楓「いえね、実は行ってみたいお店を明日予約してたんですよ」

楓「でもね。私お仕事入っちゃいまして」

・・・そうだったっけ?高垣さんは仕事は課長管理だからあまり知らないのだ。

楓「人数は二人からだったので事務所の誰か付き合ってくれないかなあと思ってまして」

楓「誰か誘おうと思ってたんですが、どうしたものかなーと」

・・・なるほど。じゃあなんで僕らにこの話を?

P「・・・?」

あい「・・・話が見えないんですが」

楓「明日あいちゃん誕生日でしたよね?私からのお祝いということにしてください」

あい「あ、ありがとうございます」

楓「そしてPさん、あいさんをエスコートしてください。よろしくお願いしますね?」

P「・・・え?」

こうして、まさかの二人でディナーになったのであった


【リストランテ~アルモニー】

・・・そして僕は今ぼくはあいさんと食事をしている。

まさかこんなことになるなんてなあ。・・・まるでデートだ、かなり緊張しているのがわかる

あい「・・・君の私服ははじめてみたかもしれないね。なかなかグレーもにあうじゃないか」

P「え、ああ。そうかもしれません。いつもはスーツですし」

普段はネイビーのスーツだが今日の僕はグレーのジャケットである

P「あいさんこそ水色のドレスお似合いですよ」

あい「ありがとう。レストランというから少しめかしこんでしまったよ」

※貫禄のお嬢様 特訓前参照

P「あ、いえ、あの・・・綺麗です。とっても、さ、先にいうべきなのにすいません。」

あい「謝る必要はないよ、褒め方は・・・まあ及第点かな?料理を楽しもうじゃないか、君はイケる口かい?」

P「あまり強くはないです。よくあの三人に潰されています」

あい「なら無理しない程度にしなさい」

P「すいません。お誕生日なのに気を使わせてしまって」

・・・なんだか僕がエスコートされている気分だ。逆だろうに。

あい「なに。気にすることはない。楽しんでいるよ?私は」

・・・とりあえず食事を楽しもう



~~~~~食事中~~~~~~~

P「・・・あの」

あい「なんだい?」

そろそろデザートになってしまう。・・・時間がない。覚悟を決めろ。僕

P「・・・これを。僕からの誕生日プレゼントです」

あい「・・・ないのかもしれないと内心焦っていたんだ。ありがとう。あけてもいいかな?」

P「・・・もちろんです」

チョイスを失敗していないか少し怖い、なんせほぼ初めてなんだこういうのは

あい「・・・ネックレスか、理由を聞いても?」

P「2月7日は勿忘草が誕生花だったと思いまして。似合うものを見繕ってきました。」

あい「・・・夕美くんの入れ知恵かな?」

P「いえ、僕が決めました」

誕生花を調べ、似合うアクセサリーを探した。実物を見に行って選んだ。買う時少し緊張した

あい「・・・存外に気障なことをするね君は。結構張ったんじゃないのかい?まるで恋人への贈り物じゃないか」

P「す、すいません、こういうのに慣れていなくて」

・・・背伸びしすぎたか、頭を下げる

あい「・・・嫌とは言っていないさ。ただ、他のみんなにこのレベルの物を送るおいうのは少し、ね?」

あい「誰かの誕生日のたびに、毎回こんな事していたらね。誰かが勘違いしてしまうかもしれないじゃないか」

・・・仕事仲間だもんな。すいませんおっしゃるとおりです・・・ちょっとへこみそう

P「そ、そうですね」

あい「・・・まあ普通に好みなので私は使うけどね。気をつけてくれよ?」

・・・他の人にはもう少し手軽なものにしよう

あい「ちょっと待っててくれ・・・似合うかな?」

あいさんがネックレスをつけてくれた

P「はい。とっても」

あい「ならこれからもつかってあげよう。感謝し給えよ?」

P「あ、ありがとうございます」

あい「さて、デザートも来た。食べたらさっさと出ようじゃないか。エスコートしてくれよ?」

P「は、はい。喜んで」

・・・うまくいったのかどうかはわからない。・・・いいのだろうかこれで。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【翌日~事務所~Jルーム】

薫「あいお姉ちゃんお誕生日おめでとうございました!」

仁奈「おめでとうございました!」

あい「ありがとう。昨日はいなくてすまなかったね」

ありす「おめでとうございます」

楓「おめでとうございます」

あい「楓さん。ありがとうございました」

楓「いえいえ。楽しんでくれたみたいですね」

P「僕からもありがとうございました」

早苗「あれ?あいちゃん。そのネックレス・・・菫?」

あい「ああ、似合うかい?」

早苗「あら~いいじゃない!P君のプレゼントかな?」

P「え、ええまあ」

楓「これは私達のときも期待が高まるわね!」

薫「ほんとー!?」

仁奈「わーい!」

P「まあ出来る限りのことはしますけど」

夕美「・・・」

友紀「ん?どしたの夕美ちゃん」

夕美「忘れな草の花言葉ってね?【忘れないで】とか【真実】がメジャーなんだけど」

友紀「うんうん」

夕美「【真実の愛】とかもあるんだけど・・・Pさん。意味わかってるのかなあって」

友紀「・・・まあいいんじゃない?細かいことは」

夕美「・・・そうだね!私達もお祝いに混ざろうか!おめでとうございまーす!」

友紀「おめでとー」

あい「・・・これを送った意味が本当になるのはいつのことになるのやら」

P「何か言いました?」

あい「いや、別に」





終わりです 短くてすいません

あいさん誕生日おめでとうございます。 依頼を出してきます

よく見たらまたモバマスッて書くの忘れてますね・・・すいません

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