志希「やっほ~元気してる?」
モバP(以降P表…無茶振りだよ)「年相応に元気だよ。誰かさんがまたトラブル起こしたりしなきゃな」
志希「にゃっはっは~♪困ったちゃんがいたもんだねぇ」
P「困ったちゃん率高すぎるんだよこの事務所」
志希「まぁまぁ。ほらキャンディどうぞ~」ズボッ
P「もがっ」
志希「どう?美味しい?美味しくなくない?」
P「…普通の飴ちゃんだね」コロッ
志希「ところでさー。偶然2.30代の成人男性を17歳に若返らせるクスリが出来上がったんだけどね?」
P「お前このタイミングで言うかそれ!」
P「ぐぅっ!急に体が熱く…!?」
志希「んっふふー♪成功みたいだねぇ~」
P「フオオオオオオオオッ!!」バリビリビリバリ
志希「おおっ早速変化が見え始めたねぇ」
P「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYーーーッ!!」
志希「ん~これは良いデータが取れそうだにゃ~♪」ツンツン
志希「んにゃ?」
芳乃「はいな」
志希「………ワオ」
芳乃「辞世の句を詠みましてー?」ニコッ
志希「へ、へるぷみー!」
菜々「あれれ?志希ちゃんいないんですかー?」ガチャッ
菜々「もぉー…みんなのおやつ用の飴ちゃん袋ごと持ってっちゃうんですから…。あ、ありましたありました」
菜々「心なしか中身が増えているような……気のせいですかね?」ハムッ
菜々「………あれ、膝の痛みが」
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ちひろ「フンフンフフンフーン♪特賞なんて元から入れてないー♪」テクテク
芳乃「あややー」
ちひろ「あら芳乃ちゃん。どうかしたんですか?」
芳乃「少々困っておりましてー」
P(17)「困ったことになりまして」
ちひろ「……どちら様ですか?」
P「ほぼ毎日嫌でも顔合わせているでしょうが」
ちひろ「えっと…315プロの方でしょうか?」
P「そんなイケメンに見えますか」
ちひろ「いえ別にそれほどでは」
ちひろ「あの、芳乃ちゃんこの男の子は一体…?何となく誰かさんの面影があるんですけど」
芳乃「ご本人でしてー」
P「でしてー」
ちひろ「…」
ちひろ「……」
ちひろ「…ハァ!?」
P「ハハッ、アイドルが若返ったりする事件はありましたけどまさか自分に降りかかるとは」
ちひろ「え、本当に?本当の話なんですか?え、この高校生ぐらいの男の子があの性悪社畜?」
芳乃「でしてー」
P「すぐに信じてもらえないのは当然として凄まじい悪評」
ちひろ「いやだって普通信じませんよ。そんなメルヘンやファンタジーじゃあないんですから」
P「志希に一服盛られました」
ちひろ「把握」
P「まぁそういう事です。さて芳乃。元に戻してくれない?」
芳乃「ほー?」
P「どうして首を傾げるのさ」
ちひろ「それにしても、若返ったプロデューサーさんですか……へぇー」
P「何ですかジロジロと」
ちひろ「いえいえ、人並みに若い頃があったんだなぁ、と思いまして」
P「人をウサミン星人みたいに言わないでください」
P「元に戻してくれない?よしのんパワーなら年齢操作ぐらいパパッと出来るだろ?」
芳乃「えー」
P「えーって」
芳乃「あっ」
芳乃「すみませんー。丁度今ヨシノリウムが枯渇しておりましてー」
P「絶対今思いついただろ」
ちひろ「デスクワークはいつものように終わっていますし営業も外回りも特に予定に無いですし。仕事に影響無さそうなのが幸いですね」
P「アイドル達に知られたら格好のオモチャにされそうですけどね」
芳乃「ほー」
ちひろ「否定できませんねぇ…なら誰かに見つかる前に帰った方がいいかもしれませんね」
文香「ほー」パシャッ
P「そうですね。では今日は早上がりという事で」
ちひろ「仕方ないですね。今日だけ特別ですよ?」
P「助かります」
芳乃「でしてー」
文香「してー」
P「…」
ちひろ「…」
文香「…?」キョトン
P「…いつからいたん?」
文香「志希さんが芳乃ちゃんにグルグル巻きにされるあたりからでしょうか…」
P「ほぼ最初から!」
文香「プロデューサーさん合法化、なう…」ピロリンッ
P「LINEすんなァ!」
文香「す、すみません……Twitterです…」
P「どっちでもええわぁ!」
凛「プロデューサーが合法化したと聞いて」ガチャッ
P「中身オッサンだから違法だよ」
未央「おやおや~?これまた面白そうな事になってるみたいですなぁ」ヒョコッ
P「当事者は全然笑えないよ?」
卯月「祭りの場所はここですか!」ドーン!
P「床から!?」
みく「ほんまにPチャンなの?親戚の甥っ子とかってオチじゃない?」
P「本人だよ」
卯月「実は隠し子というパターンでは!」
P「いたら隠してるよ!」
凛「すんすん…うん、匂いは確かにプロデューサーだね」
P「他に判別方法無いのって近い、近いよ3代目シンデレラガール」
未央「問題です!プロデューサーの出身地は?」
P「情熱と紳士と団地の郁、埼玉」ピンポーン
みく「この前みくがやった仕事の内容は?」
P「逆ドッキリ」ピンポーン
凛「今期のイチオシ作品は?」
P「ハクメイとミコチ」ピンポーン
文香「『今夜はビート・イット』のパロディ「今夜はイート・イット」を歌ったのは?」
P「アル・ヤンコビック」ピンポーン
卯月「ちひろさんのチャームポイントは?」
P「ねぇよそんなもん」
ちひろ「とうっ!」ベキッ
P「顔面にクロスチョップは痛い!」
菜々(17?)「…も、もう1個食べたら腰痛も治りますかね…?」
こずえ「ふわぁ……おやつー…いいなぁー…」フヨフヨ
菜々「あ、こずえちゃん。いやコレはどうやら普通の飴じゃないみたいで…」
こずえ「あむっ」
菜々「あっ」
こずえ(17?)「ほわぁ」ポンッ
菜々「こずえちゃんが突如美幼女から美少女に!」
凛「志希グッジョブ(ふーん、また志希の変な発明なんだ?大変だねプロデューサー)」
未央「アハハハハ!若いプロデューサーって変な感じだね」バシバシ
P「お前ら他人事だと思って言いたい放題だね」
みく「元に戻してあげないの?」
芳乃「えねるぎー不足なのですー」
卯月「絶対嘘ですよね!」
ちひろ「ハァ…案の定大騒ぎになってしまいましたね」
文香「ご安心を…。年少組と大人組にはまだバレていません」ブイッ
ちひろ「小さい子達はとにかく、大人組に知られたらもっと大変なことになりそうですね…」
P「とにかく、こんな姿で事務所にいるのもアレだし帰ろうとしてたとこなんよ」
未央「えー?いいじゃん。どうせお仕事は終わってるんでしょ?」
P「終わらせたけどもさ」
凛「私たちも時間あるしさ。折角だし少し遊ぼうよ」
P「絶対俺「で」遊ぶつもりだろ。おい何で目ぇ逸らす?」
みく「珍しくPチャンが弄ばれてるにゃ。ざまぁ」
凛「ほら、ここじゃちひろさんの邪魔になっちゃうから下のカフェでもいこうか」グイッ
P「ちょっ、助けてチッヒ!」
ちひろ「私のチャームポイントは?」
P「ねぇよそんなもん」
ちひろ「朝帰りでもいいですからねー♪」
P「まってちがう!」
未央「まぁまぁ。別に取って食べたりしないってば」グイグイッ
卯月「食べないとは言ってません!」
P「助けてよしのん!」
みく「芳乃チャンも行こ?抹茶パフェ奢ってあげるにゃ」
芳乃「ほーっ」
P「裏切者ォ!ふ、文香へるぷっ!」
文香「…文香姉さん、と呼んでいただけませんか?」
P「どんなプレイだよ!」
イラッシャイマセー、キャハッ☆ プレーンシュガー ホワァ
P(今日のウサミンやたら動きキレッキレだなぁ…)
未央「プロデューサーが私たちぐらいの歳の時ってこんな感じだったんだねぇ」
P「あんま見ないで欲しいでごぜーますよ」
凛「前に学生時代のアルバムで見たときと同じだね。何だかちょっと変な感じ」
P「俺アルバム見せたことあったっけ…」
みく「ねぇねぇ、Pチャンって学生時代どんな子だったの?」
P「別に普通だよ。成績学年トップで生徒会長で甲子園に導いた立役者で…」
卯月「呼吸をするようにデタラメ言います!」
P「帰らせてくれない?見た目関係者でも無い子供が事務所ウロついてたら他の人たちも気になるだろうし」
芳乃「職場体験という事にしておきましょうー」
P「芳乃が全然助けてくれない!」
凛「うん、そうなるとプロデューサーって呼ぶのはちょっとおかしいね。どうしよう…」
卯月「そなたー!」
芳乃「むーっ!」
未央「んー、無難にP君でいいんじゃない?」
みく「みくはいつも通りで平気だもんね」
凛「決まりだね。えっと…………P…くん?」
P「ノるなら照れるなよ可愛いな畜生」
未央「へいP君!数学の教科書貸して?」ギュッ
P「やめんかクラスメイトキラー!」
卯月「Pくん、私頑張りますね!」
P「何を!?」
みく「Pチャンお昼一緒に食べよ?」
芳乃「そなたーお弁当忘れておりましてー」
P「やめろォォ!惚れてまうやろォ!!」
晴の声が聞こえる鼓膜が実装されましたな…と言う訳でこんなネタですモンハン買わねば。
聴いてみたら本当に晴のイメージそのものでビックリしましたモンハン買わねば。取り合えずオヤスミー
凛「安心してよ。今のプロデューサーは17歳なんだよ?」
P「うん、だから?」
凛「私に手を出しても何や問題は無い、そういう事だよね」
P「見た目は子供でも中身は大人だよ」
卯月「一夜限りの火遊びですね!」
未央「あっはっは。しまむーはおませさんだなぁ」
P「今どきの女子高生怖ぇ」
みく「でも今のPチャンならみく達と付き合ってても違和感無いよね」
P「火にニトロ注ぐような事言わないでくれない?」
凛「安心してよ。花屋の店主も悪くないよ?」
P「プロデューサーとして生きていきたいんですけど」
未央「若返ってもプロデューサーはプロデューサーのまんまだねぇ」
P「人格まで変わる訳じゃないからな」
未央「てやっ!」ギュムッ
P「84のD!」
未央「えへへ。何か新鮮なリアクションだね」
みく「どれどれ」ギュッ
P「逆サイドから85のF!」
みく「おおぅ、確かに珍しい反応にゃ。よし日頃の恨みっ」
卯月「若返ったから思春期に逆戻りしてるんですね!」
凛「なるほど…今のプロデューサーなら押せば倒せる…」
P「くそぅ!両腕をガッチリ掴まれて離したくない柔らかい!」
芳乃「ほー」
P「ジト目するぐらいなら助けて!?」
P「危ない危ない…危うく理性がスクラッシュしてブルァするところだったわ…」
P「取り合えずトイレって言ってそのまま逃げてきたでごぜーますよ」
芳乃「貞操の危機でしたー」
P「そう思うなら元に戻してくれない?」
芳乃「ゲージが貯まっておりませんのでー」
P「格闘ゲームじゃないんだからさ」
P「家に帰って解毒薬もしくは効果が切れるのを待つのがベストだな。このまま帰ろう」
芳乃「その前に何方かに見つかってしまう気がいたしましてー」
P「やめて。そういう事を言うとフラグになる」
奏「あら、フラグって?」
P「ほら見た事か!」
奏「ふふ、話を聞いた時は流石に真偽を疑っていたけれど…」ジーッ
奏「本当に若返ってるのね。へぇ…これが若い頃のプロデューサーさんなのね」
P「奏近い。近い近い色々当たりそう近い」
奏「でも何か違和感があるわね……あぁ、普段の澱んだ目つきがちょっとパッチリしてるからかしら」
P「だから近い近い近い!」
奏「あらごめんなさいね?今日のプロデューサー面白くって」
P「普段からユーモア溢れるPさんだよ」
奏「当然かもしれないけれどスーツも似合ってないわね。服に着られている感じで。なんだか可愛い」クスッ
P「チクショウ絶対こいつ高校生じゃねぇよナイトプール似合いそうだもん」
芳乃「ほー…」
P「お助けよしのんが全然機能してくれない!」
P「あの、奏さん?近いんだけど…」
奏「そう?なら離れればいいんじゃないかしら?Pくん」
P「あのだね、男にこうして軽々しくだね、迫ると色々とだね」
奏「あら、どうなっちゃうのかしら?」クスッ
P「」
P「…こうなるんだよっ!」ガバッ
奏「きゃっ!?」
P「あんまり…男を舐めないほうがいいぞ?」
P「特に今の俺みたいな年頃はみんな狼みたいなもんなんだからな」
奏「そ、そう…。参考になるわ」
芳乃(壁ドン、というものでしてー)
P「まさか、学校の同級生もこんな風にからかってるんじゃないだろうな」
奏「さぁどうかしら?……ね、ねぇ?ちょっと近い気がするのだけれど…」
P「男を甘く見ているとどんな目にあうか、いい機会だから教えてやるよ」
奏「あっ、ちょっと美嘉と約束していたのを思い出したわ」
P「逃げるなよ」ガシッ
奏「ひっ」
P「ほら、こっち向けよ」クイッ
奏「あ、やっ…」
芳乃(顎クイ、でしてー)
奏「あ、あのねPく…ぷ、プロデューサーさん?ごめんなさい悪ふざけがすぎたわ」
奏「ちょっとはしゃぎすぎちゃったみたいね。反省したわごめんなさい」
奏「ほ、本気じゃないわよね…?いつもの冗談なんでしょう?…ねぇ、目が怖いのだけれど」
奏「ち、近いわプロデューサー……ほ、本当に本気で…」
P「奏」
奏「は、はいっ」
P「少し黙ってようか」
奏「」
奏「……っ」
奏「……………!」
奏「~~~~~~~ッ!!」
奏「」プシュー
P「危なかった!危なかったすっげぇ危なかった!ギリッギリの勝利だったわ!!ガンガンガンガンッ
芳乃「そなたそなたっ、壁と頭が割れてしまいますー」
何かPCの調子が悪いのでモンハンもとい寝ますオヤスミー
さて後誰をけしかけ…出そうかな
P「間一髪でアイドルに手を出してしまう御法度野郎になってしまうところだったですよ」ブシュー
芳乃「頭から噴水のように血が出ておりますー」ピロリンッ
P「あ、治った。ありがと芳乃」
芳乃「お任せあれー」
P「年齢も元に戻してくれない?」
芳乃「ほー?」
P「どうしてそこだけ頑なに拒むの」
柚「後ろからドーン!」
P「突如脊椎に走る鈍い衝撃!」
柚「あはは本当にPサンが若い♪」
忍「本当だったんだ…わぁ、1枚撮ってもいいですか?」パシャッ
穂乃香(いつものPさんのほうがぴにゃっぽい…)
あずき「ほんとにウチの事務所って何でもアリだねっ。プロデューサーさん同級生大作戦?」
P「げふっ…おはようフリスク。あと降りなさい柚子」
あずき「私も乗っかってるよ?」
P「降りなさい!」
穂乃香「うーん…」
忍「本当に17歳になっちゃったんだ…クラスの男子みたいなプロデューサーさんって変な感じ」パシャッ
P「撮ってないで助けてくれない?」
柚「まぁまぁ今時これぐらいのスキンシップなんて当たり前だよ?折角若返ったんだから青春エンジョイ♪」
P「お前はいきなり同級生を押し倒したりするんかい!」
あずき「ふっふっふっ…流石に2人で乗っかってたら身動き取れないみたいだね。捕獲作戦大成功?」ツンツン
P「太ももをつつくなぁ!」
忍「はい、目線こっちー」パシャッ
P「あれ忍もそっち側!?た、助けて穂乃香さん!」
穂乃香「もうちょっと目元を……うん、これならぴにゃっぽい」グニィ
P「フリルドスクエアの中に良心はいらっしゃいませんかー!?」
芳乃「わたくしもー」ポムッ
P「女子3人は腰骨がァ!!」
あずき「あははっ、ごめんねプロデューサーさん。ちょっとはしゃいじゃった」
P「こ、腰が…」
忍「もぅ、柚ちゃんもあずきちゃんもやりすぎだよ?」
P「忍も全く止める気無かったよね?」
穂乃香「だ、大丈夫ですか?すみません…つい」
P「何がどうつい、で目元引っ張られたのかわからないけど」
P「あとやたら近い。君たち近い」
柚「いやー、だって柚たちのせいでPサン腰痛めちゃったみたいだしさぁ」ガシッ
あずき「一度に女の子3人がかりは無理させちゃったよね?」ギュッ
P「ハハッ、早苗さんに聞かれたらギルティ必須な言い方」
忍「いつもならこれぐらいのスキンシップじゃ微動だにしないのにどうしたの?今日に限って」ムギュ
P「いや…若がったせいか女子が近いと落ち着かなくてだね……って、ちょ、何今のニヤリって笑みは」
穂乃香「なるほど。つまり今のプロデューサーさんは思春期真っ盛りの健全な男子な訳ですね」ギュムゥ
P「日頃から健全な紳士だよ。ってか益々近い!圧迫感が凄い!いい匂い柔らかい!」
柚「まぁまぁ喜多見どうぞ」ギューッ
P「お気持ちだけで結構です!」
あずき「桃井はいかがですか?」ムギューッ
P「お気持ちだけで!」
穂乃香「あ、綾瀬も、あります…」ピニャー
P「恥ずかしいならノらなくても!」
忍「こらこらみんな。こんなところで騒いだら他の社員さんたちの迷惑だよ?」
P「よかった!やっぱり忍はフリスクの良心だった!」
忍「今の時間なら確かレッスンルーム誰もいない筈だから。行こ?」
P「なんやて工藤!?」
P「た、助けてよしのん!」
芳乃「すけこましー」
P「ジト目するなら助けてってば!!」
いまいちPCのご機嫌が悪いのでとりあえずここまで。ではモンハもといオヤスミー
ぴにゃの着ぐるみに入れば穂乃香に触り放題なのでは…?
芳乃「ご無事でしたかー」
P「偶然全力疾走中の茜が通りかからなかったら危なかったよ」ボロッ
P「跳ね飛ばされたフリスクは願いを叶え終えたドラゴンボールみたいな飛び散り方したけど。後で回収しにいこう」
芳乃「お怪我がなくて何よりですー」
P「あの芳乃さん?どうして今日は助けてくれないんでしょうか」
P「流石に疲れた…そこの休憩室で少し体力回復してから帰ろう」
芳乃「あちらにもどなたか居りますやもー」
P「やめてフラグになるから」ガチャッ
杏「んあ?」
P「ほれ見たことか」
杏「あーなんだプロデューサーかぁ。どしたの?サボり?」
P「人を駄目にするクッションに逆さまに寝そべってゲームしてるアイドルにサボりと言われるとは」
杏「今日はもう何の予定も無いからいいんだよー」ピコピコ
P「帰りなさいな」
杏「あれ、プロデューサー若作りしてる?」
P「物理的に若返ってるんだよ。かくかくしかじか」
芳乃「まるまるもりもりー」
杏「へぇー17歳になっちゃったんだ?ウケる」
P「…」
杏「どしたの?」
P「いや、初めて普段と変わらない接し方をしてくれる娘に会えたなぁ、って…」グスッ
杏「今まで何があったのさ…あぁ聞きたくないから言わなくていいけど」
芳乃「杏殿は実は事務所随一の常識人なのですー」
杏「自分で言うのも何だけど杏みたいなのがマトモな部類って時点で相当アレだからね?」
常務「私だ。…何?アッキーに飴を与えたら1フロア埋め尽くすほどモコモコになった?何を馬鹿な事を言っているんだ。仕事に戻れ」ブツッ
常務「太田…疲れているのか?」
杏「なんだか大変そうだね。飴いる?」
P「いや、今飴はちょっと…」
杏「ま、あげないけど」パクッ
P「ハハハこやつめ」
芳乃「歌舞伎揚げならばありますがー」モソモソ
P「何で袖から出てくるの」
P「しかしオッサンが若がっただけでみんな寄ってたかって弄びやがって…」
杏「年齢差っていう1つのハードルが無くなったから理性が緩んだんじゃないの?」
P「一体俺が何をしたというんだよ…」
杏「んー、この場合何もしてないのが原因なんじゃないかなぁ」
P「身が持たないから勘弁してください」
杏「いつもみたいにトボけたり鈍感ぶってればいいじゃん」
P「理性が緩んでるのはこっちも同じなんだよ。多感な17歳男子を舐めるなよ?」
杏「親にベッドの下を探られたくない年頃だね」
杏「でも杏はちょっと安心したよ。プロデューサーもちゃんと女の子に健全な反応が出来るんだね」
P「俺のことを何だと」
杏「……ホ」
P「最後まで言ったらしばく」
杏「だって梨沙のパパさんとか晴の親父さんとかありすのダディとかとばっかり遊んでるし…」
P「保護者さんと親交深めてるだけだよ!」
P「ところで杏さんや。裾がめくれてお腹見えてるぞ?」
杏「あ、ほんとだ。今のプロデューサー理性緩いんだもんね危ない危ない」イソイソ
P「あはは、流石に色気の欠片もない相手には」
杏「みんなー!プロデューサーここにいるよー!」
P「突然の理不尽な裏切り!?」
モンハ…諸事情で忙しくて書けんかった続きはまた夜に
さてモンハ…昼寝しよう
P「あ、危なかった…体力のある若い体でよかった…!」ゼェゼェ
P「仮眠室のベッドの中には寝ぼけたゆかりが居るわ男性更衣室なのに何故か掃除中の響子はいるわ…」
芳乃「えんかうんと率の高い事務所ですー」
P「玄関口に行くには必ず通らなければならない中庭にはチョップの素振りをしてる智絵里がいるし…」
芳乃「八方塞がり。四面楚歌とはこのような事を言いましてー」
P「お前さんが元に戻してくれたら解決するんだけど?」
芳乃「歳近いそなたを今暫く眺めておりたくてー」
P「とうとう本音言いやがった!」
肇「あの……どうかなさいましたか?」
P「ファッ!?」
芳乃「えんかうんとー」
肇「…あれ?プロデューサーさんでは…ありませんよね」
P「え?」
肇「でもそのスーツはプロデューサーさんのものでは…」
P「いつもお世話になっていますPの甥です学生が事務所でウロウロしていると目立つのでスーツを借りています」
肇「あ、そうだったんですね?てっきりまたおかしなクスリか何かでプロデューサーさんが若返ったりしたのかな、なんて思ってしまいました」
P「ハハッ、そんなファンタジーじゃあるまいし」
肇「社会見学か何かでしょうか?私でよろしければご案内しましょうか?」
P「いえいえ、こちらのマスコッ…依田さんにお願いしているので」
芳乃「ぷくーっ」
肇「そうですか?…あれ、でも確かプロデューサーさんって天涯孤独だって言っていたような…?」
P「き、昨日たまたま生き別れになった甥がいたことが判明しまして!」
肇「そうだったんですね…。すみません、何も知らず複雑なご家庭の事情を…」
P「いえいえ、お気になさらず…」
肇「…」
P「…」
肇「……」
P「……」
肇「……っ」プルプル
P「笑いをこらえきれないならもう茶番やめなさい」
肇「ご、ごめんなさい…だって、ふふっ…!」
P「なぁ、俺の顔に何かついてる?」
芳乃「お目めとお鼻とお口が少々ー」
肇「だ、だって…Pさんは若くなってて…スラスラとまぁデタラメばっかり…」プルプルッ
P「何がそんなツボにハマったんだよ。好きで全盛期の肉体を取り戻した訳じゃないぞ」
肇「志希さんですか?晶葉さんですか?」
P「ハスハス」
肇「納得しました。…ぷふっ」
P「笑いすぎだコンチクショウ」プニーッ
肇「ふぁひゃっ、ひゃ、ひゃふぇふぇふふぁふぁひっ」
P「て言うか肇は文香のアレを見て知ってた訳じゃないのか」
肇「ふぁふぇ?」
P「ちょっと何言ってるのかわかんないんですけど」パッ
肇「はふっ、女の子の頬っぺたを軽々しく触っちゃいけませんよもう…」
肇「ちょうどスマホのバッテリーが切れてしまっていて…充電器を取りに行こうとしたらまるで私と同じくらいの年頃になってしまったPさんをお見掛けしまして」
P「遭遇したのが安全牌の肇でよかったよ」
肇「…よく見たらあちこちボロボロですけど、何かあったんですか?」
P「色々とね…」
芳乃「若さ故の過ちというものでしてー」
肇「過っ…?ま、まさかPさん……」
P「招かれた誤解!」
肇「なるほど。幼くなって同世代になったPさんに対して皆さんからのスキンシップが過剰になってしまった、と」
P「状況確認能力凄ぇな」
肇「…まぁでも、気持ちはわからなくもありませんけどね」
芳乃「わかりますー」
P「ど、どういう事だってばよ…」
肇「ですがいつものように自制心で乗り切ってしまえばいいだけなのでは?」
P「…若い肉体のついでに思春期まで取り戻しちゃったみたいでね?」
P「ただでさえアイドルばっかりなのにみんなやたら近かったり柔らかかったり良い匂いしたりしてだね…」
肇「ああ、これは襲われても仕方ないですね」
P「何故!?」
芳乃「恰好の勝機をみすみす逃す皆々様ではありませんー」
P「今回味方がいない!」
ハクメイとミコチとゆるキャンしたい…オヤスミー
もう1人くらいで〆られたら…気が狂ったら年少組編と大人組編も…別にいいか
P「天井裏を通って翼竜に乗って翠に撃ち落されて通気ダクトを抜けてようやく玄関口に着いたでごぜーますよ…」
芳乃「ちょっとした冒険でしたー」
P「あとは家で引き籠って元に戻るのを待つだけだよ。…多分明日には自然に戻ると思うけど。尺的に」
芳乃「そなたは番組の残り時間でクイズの正誤を判断しますものねー」
芳乃「さてさて、そなたーそなたー」
P「ん?」
芳乃「本日は如何でしたかー?」
P「過ぎ去った青春を謳歌出来たよ。いやホント学生時代クラスにあいつらいたら色々大変だったろうなぁ…」
芳乃「そなたとわたくしがーもしも同窓でしたら、どうなっていたのでしょうー?」
P「え、芳乃って……あぁ16歳なんだっけ。何故か芳乃の年齢と身長はちんまいイメージあるよなぁ」
芳乃「婚姻もできる歳なのですよー?」
P「うん、そう考えると凄いよな」
芳乃「待てましてー?」
P「16歳なら待たなくてもいいのでは」
芳乃「あ、ですが今のそなたは17なのでー1年待たねばなりませぬー」
P「待って。俺このまま17歳から人生リスタートなん?」
芳乃「狡猾さと若さを兼ね備えたそなたはもはや無敵かとー」
P「そんな強くてニューゲームみたいな…って狡猾とか思われてたのが地味にショックなんだけど」
芳乃「はいなっ」パンッ
P「ふもっふ!」ボンッ
P「ゲホッ…!い、いきなり何するん!?」
P「…あれ声が。それに体の動きが若干鈍い…」
芳乃「鏡ですー」
P「え、誰このオッサン。ジョージ・クルーニー?」
P「…」
芳乃「ねー?」
P「……」
P(オッサン)「前触れもなく突然元に戻すの!?」
芳乃「あやー、申し訳ありませんー」パンッ
P(17)「いやだからってやりなおしてほしいという訳では」
芳乃「ほー?」パンッ
P(5)「あ、今分かった。実は芳乃が一番はしゃいでたんだろって戻してこの年齢一番トラウマ!」
芳乃「そいやっ」パパンッ
P(前世)「キュイー!?」
-----------------
ちひろ「あ、ちゃんとオッサンに戻れたんですね」
P「お陰様で。一通り満足した芳乃が元に戻してくれました」
ちひろ「今更ですけど芳乃ちゃんって何者なんですか」
P「芳乃は芳乃ですよ。はしゃぎ疲れたのか今日は家でグッスリ寝てますけどね」
P「いやぁ、それにしてもまさかテンジクネズミにされるとは思いませんでしたよ」
ちひろ「一体何がどうなったらそんな面白愉快なことになるんですか…あ、良かったらこの飴どうぞ」
P「どうも。…うん、でも貴重な体験が出来たと前向きに考えますよ。アイドルたちと同じ年頃になって同じ目線に立つことが出来た訳ですし」ハムッ
P「……」コロッ
P「……ちひろさん」
ちひろ「はい?」
P「この飴どうしたんですか?」
ちひろ「どうです?昨日菜々さんから貰ったんですけど。美味しかったら私も食べようかなーって」
P「いや妙に憶えのある味だなぁ嫌な予感がするなぁってWRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYーーーッ!!」ビリバリバリビリ
ちひろ「わわっ!だ、大丈夫ですか食べなくてよかったぁ!」
ガチャッ
ありす「おはようございます」
晴「はよーっす」
梨沙「おはよっ」
千枝「おはようございます」
P(17)「やぁ」ポンッ
ありす「え」
晴「は?」
梨沙「え?」
千枝「わぁ」
ちひろ「oh…」
まゆ「うわああああああああああああああああああああああああああん!!どうしてまゆだけロケだったんですかぁああ!!」エーン
まゆ「うぐっ、ぐす…えぐっ……あ、終わりです……」スンスン
ハクメイとミコチとゆるキャン△でプケプケ狩りしたいなぁとか考えながらダラダラやってたらこの有様です。いやモンモン買ったらダメですね。生活リズムブレイカーですわ。
もしかしたら持病の発作で年少組編、駄目な大人達編とかやるかもしれませんがあまり気にしないでください。川越の風物詩です。
あ、バレンタインも近いからロシアンチョコという手も…
オツカーレ
このSSまとめへのコメント
こんの埼玉県民はwwwホント最高www