【ミリマス】昴「辛い時には」 (15)

ミリマスSSです。すばるんに優しく慰めて欲しくて衝動的に書きました。超短いですがお許しを。
イメージ的には高校生くらいのすばるん。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1516509235

ーー事務所ーー



昴「プロデューサー!キャッチボールしようぜ!」


昴「あれ?プロデューサー?」


昴「……どうしたんだ?元気ないみたいだけど」


昴「わかるのかって?そりゃわかるよ。プロデューサーの事、ずっと傍で見てきたんだぜ?」


昴「上手く顔に出さないようにしてるから、気付かない子は気付かないかもしれないけど。オレはお見通し!」


昴「何か辛いことでもあったのか?オレでよければ話聞くからさ。言ってみてよ」

昴「年下の女の子に聞いてもらうなんて情けない真似はできない?」


昴「まあまあ。そう言わずにさ。きっと楽になると思うぜ?」


昴「それとも…」







昴「私なんかじゃ、プロデューサーの力には………なれないのかな…?」








昴「………」


昴「……へへっ。ドキッとした?」


昴「ほらほら、大丈夫!誰にも言わないから!」

昴「……」


昴「うん…」


昴「うんうん」


昴「……」


昴「うん…」


昴「ふーん…。そっか」


昴「それは辛かったな…」


昴「でもさ、それってプロデューサーのせいじゃないだろ?」


昴「プロデューサーはプロデューサーのできる事を全てやりきったんだろ?」


昴「それなのに、なんでプロデューサーが落ち込んでるんだ?」

昴「………」


昴「うん」


昴「………」


昴「そっか」


昴「………」


昴「オレにはよくわからないけど、いろんな事情があるんだな…」


昴「………」


昴「………」

昴「…そうだ。プロデューサー。手、出して?」


昴「オレの手とプロデューサーの手を……」


昴「よっと」ギュッ


昴「どうかな?こうやって、手と手を絡めるとさ、安心しない?」


昴「人の温もりっていうかさ。気持ちっていうかさ」


昴「こうすれば、そういうのが伝わると思ったんだ」


昴「………」


昴「どう?オレの気持ち、伝わった?」


昴「………」


昴「……へへっ♪よかった♪」

昴「……」


昴「……」


昴「うーん、でもまだ足りない気がする」


昴「………」


昴「ちょ、ちょっと恥ずかしいけど……。よし」


昴「プロデューサー、目、閉じて?」

昴「………」


昴「……えいっ」ギューッ


昴「……びっくりした?」


昴「大切な人が落ち込んでる時には、ハグがすごく良いんだって。百合子から借りた本に載ってた」


昴「な、なんだよ。プロデューサーはオレの大切な人なんだから問題無いだろ?」


昴「…い、いや!違う!そういう意味じゃないし!」


昴「………」


昴「………」


昴「………ううん。やっぱそういう意味かも」


昴「……うん」

昴「………」


昴「オレの胸の音、聞こえる?」


昴「………」


昴「……うん。プロデューサーのもわかる。すごくドキドキしてる」


昴「………」


昴「元気になった?」


昴「そっか。うん。よかった…」

昴「……?」


昴「ううん。情けないなんて思わない。他の誰かがそう思っても、オレは絶対に思わないから」


昴「………」


昴「オレ、これからもさ。プロデューサーの事、元気にしてあげたいから」


昴「だから、辛いことがあったら」


昴「またこうして、抱きしめてあげる」


昴「……うん。頑張って。プロデューサー」

短いですが以上です。はあーすばるんすばるん…。ありがとうございました。依頼出してきます。

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