※ダンガンロンパ・スーパーダンガンロンパ2のキャラが出てきます
※キャラ崩壊注意
※時空は適当です、先輩後輩とかも無しで
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――希望ヶ峰学園・放課後
日向「苗木、ちょっといいか?」
苗木「あ、日向クン。わざわざ78期の教室に来て、どうしたの?」
日向「うん、ちょっと苗木に相談があってな。お前ら、苗木をちょっと借りてもいいか?」
舞園「えー、せっかく今日はお仕事も無くて苗木くんとお話できると思っていたのに、残念です……」
霧切「私たちを差し置いて日向君との用事を優先しようだなんて、苗木君のくせに生意気よ。苗木君が頼られてしまうのは仕方のないことだけれどね」フフン
日向(もうこいつ「苗木君のくせに生意気よ」って言いたいだけなんじゃないか?)
苗木「まぁまぁ、2人ともごめんって。また今度埋め合わせするよ」
日向「悪いな。じゃあ苗木、空き教室にでも行こう」
――空き教室
苗木「それで、どうしたの?」
日向「実は学園長に相談されたことなんだけどな」
苗木「さすが、超高校級の相談窓口だね」
日向「話の腰を折るなよ。……この学園って、普段は登校してこない生徒が多いだろ?」
苗木「確かに、みんなそれぞれの分野で活動してるからね」
日向「せっかく同じ学校に超高校級の才能を持った生徒たちがいるのにそれはもったいないっていうのが学園長の考えらしくてな。それを解消するために『77期生・78期生合同の交流合宿』をやりたいらしいんだ」
苗木「合宿って……学校に泊まり込むってことかな?」
日向「ああ、敷地内に寄宿舎があるだろ。あそこに2週間全員で泊まり込んで、プログラムをやるらしい。そのプログラムの内容はよくわからないんだけど、クマのぬいぐるみ?をみんなで協力して作ることに決まったんだってさ」
苗木「なるほど。それで、相談されたことって?」
日向「学園長曰く『プログラムだけだと生徒間の交流が十分かどうか不安』ってことらしくてな。そこで、合宿中は77期生と78期生の男子は固定したままで、女子をミックスさせて生活してほしいんだってさ」
苗木「……?つまり、『77期生の男子+女子8人』と『78期生の男子+女子8人』の2チームを作るってこと?」
日向「ああ、そういうことだ。その混ぜ方なんだが、いろいろと考えたんだが俺と苗木のドラフトで決めようと思う」
苗木「ドラフト?」
日向「ああ、俺たちがそれぞれ自分の期に来てほしいと思う女子を、期に関係なく選ぶんだ。それが一番公平だろう」
苗木「なるほど……おもしろそうだね!やろうよ!」
日向「そう来ると思ってたよ。さっそくルールを確認しておこう」コクバンカキカキ
【希望ヶ峰学園女子ドラフト会議 ルール】
・苗木、日向がそれぞれ共同生活を送りたい順に女子を指名する
・女子を全員振り分け終えるまで必ず指名する
・もし2人が同順で同じ人を指名した場合、ノンストップ議論で決着をつける
・上述の議論に負けた場合、補填として残りの生徒から1人自由に指名できる
日向「こんなもんか」
苗木「普通のドラフトと違ってくじ引きにはしないんだね」
日向「そうしたらお前の独擅場じゃないか」
苗木「あはは、それもそうだね。自分の才能を忘れてたよ」
日向「念のために指名リストも書いておくぞ」カキカキ
【78期生】
舞園さやか
霧切響子
朝日奈葵
腐川冬子
大神さくら
セレスティア・ルーデンベルク
江ノ島盾子
戦刃むくろ
【77期生】
終里赤音
七海千秋
ソニア・ネヴァーマインド
西園寺日寄子
小泉真昼
罪木蜜柑
澪田唯吹
辺古山ペコ
苗木「あ、不二咲クンは男子扱いなんだね」
日向「迷ったんだけど、今回は人数の都合上そうさせてもらった。じゃあ、さっそく指名開始だ!」
【希望ヶ峰学園女子ドラフト会議 開始!】
◆第1巡選択希望女子
日向「舞園さやか」
苗木「罪木蜜柑」
日向「最初は被らなかったな。舞園は最初に指名してくると思っていたんだけどな」
苗木「いやぁ……舞園さんはたしかにとてもかわいいんだけど、なんて言うか……『安い』んだよね……。そりゃ最初のころは話すたびにドキドキしてたけど、今は休み時間のたびに話しかけてくるし、連絡すればすぐに来てくれるし……」
日向「ものすごく贅沢なこと言ってるなお前」
苗木「贅沢なのは百も承知だよ!だけど、今の舞園さんは僕に言われたことなら、それこそ枕園さんだろうがなんだろうがさせてくれそうだから、今回はわざわざ指名しなくても良いかな。それより罪木さんと同じクラスにいられる日向クンの方が贅沢だよ!」
日向「なんでまた罪木なんだ?」
苗木「決まってるじゃないか!君ならすぐわかるはずだよ!!」
【閃きアナグラム 開始!】
お っ ぱ い
日向「」
苗木「そう、考えるまでもないよね。このデータを見てほしいんだ」カキカキ
名前:トップ-アンダー/カップ数
大神さくら:57.4cm/T(参考記録)
終里赤音:25.8cm/G
江ノ島盾子:22.0cm/F
朝日奈葵:21.8cm/F
罪木蜜柑:21.8cm/F
七海千秋:21.8cm/F
辺古山ペコ:16.4cm/D
舞園さやか:15.8cm/C
霧切響子:14.4cm/C
ソニア・ネヴァーマインド:14.0cm/C
セレスティア・ルーデンベルク:13.0cm/B
戦刃むくろ:12.0cm/B
腐川冬子:12.0cm/B
小泉真昼:9.8cm/A
澪田唯吹:9.0cm/A
西園寺日寄子:3.8cm/AAA
苗木「78期生で巨乳と言えるのは、例外の大神さんを除けば江ノ島さんと朝日奈さんくらいなんだよ。しかも江ノ島さんは性格に難があるし、朝日奈さんは下ネタを振るとすぐに固まっちゃうからせっかくの巨乳を活かし切れていないんだ」
日向「んー本当にそうか?見られるだけでも十分だと思うけどな」
苗木「それは違うよ!日向クンは七海さんや罪木さんと絡む機会が多かったり終里さんに胸枕してもらったりしてるから気付いていないんだろうけど、無意識にぐいぐいおっぱいを押し付けてくる人材は貴重なんだよ!」ロンパァ
日向「確かに……」
苗木「そんな巨乳枠の中でも特にエロイべントに定評があってビッチ感の強い罪木さんを指名させてもらったよ。彼女なら舞園さんや霧切さん、セレスさんに代わってボクのハーレムに参加してくれそうだからね!」
日向「とんでもないことをすごく活き活きと話すなこいつ」
◆第2巡選択希望女子
日向「朝日奈葵」
苗木「辺古山ペコ」
苗木「なんだ、日向クンもおっぱい枠選出してるじゃないか」
日向「それは違うぞ!確かに、舞園だけだとおっぱい成分に欠けると考えたところもある。ただ、共同生活を送るならまともな感性を持った奴を何人か確保しておきたいんだ」ロンパァ
苗木「確かに、77期生はハチャメチャな人が多いからね……」
日向「ああ、修学旅行でも苦労したもんだぜ……」トオイメ
苗木「でも、小泉さんとかは?彼女はかなりしっかりしてると思うけど」
日向「あー、まぁそれもそうなんだが……」チラツ
苗木「今、僕が書いたカップ数リストをチラ見したね?結局おっぱいなんじゃないか!!」
日向「……まぁ、中身が同じような感じならどっちを選ぶかと言われればな」ソノイケンニサンセイダ
苗木「まったく、日向クンはブレブレじゃないか」
日向「苗木はなんで辺古山にしたんだ?」
苗木「決まってるだろ、超高校級の剣道家ならではの引き締まった体、揉み心地の良さそうなおっぱいだよ!竹刀袋を斜めがけにしてるのとか、パイスラを狙ってるとしか思えないじゃないか!」
日向「お前はブレないな、逆に清々しいくらいだ」
――その後もドラフトは続き……
◆第3巡選択希望女子
日向「ソニア・ネヴァーマインド。なんやかんや居ると和むしな。あと太ももがエロい。あと本当に非処女なのか確かめたい」
苗木「あの太ももは、おっぱい派の僕の苗木くんも大木くんになっちゃうレベルだよ」
苗木「戦刃むくろ。残念だけど、言っておけば何でもやってくれるからプログラムをやるとき楽できそう!」
日向「とことんクズだな」
◆第4巡選択希望女子
日向「澪田唯吹。あいつがいるだけで場が明るくなるからな。あと朝日奈に下ネタを振ることを期待したい」
苗木「胸はないけどビジュアル系バンドをやっていただけあって可愛いしね」
苗木「終里赤音。やっぱりあのバストは捨てがたい。それに弐大クンと別のチームになれば、『アレ』を代わりにする人が必要になるよね?ボクがなってみせるよ!」
日向「男の尻尾発言にも期待できるな」
◆第5巡選択希望女子
日向「セレスティア・ルーデンベルク。狛枝と運を競わせて素を見てみたい」
苗木「たえちゃんぺろぺろ。おっぱいさえあればなぁ」
苗木「西園寺日寄子。普段は巨乳物ばかり見てても、ロリ物で抜きたくなるときってたまにあるよね」
日向「守備範囲広いなこいつ」
◆第6巡選択希望女子
日向「小泉真昼。共同生活を送るならまともな感性を持った奴を何人か確保しておきたいからな」
苗木「朝日奈さんと同じ理由なのに、おっぱいの差で朝日奈さんに4順遅れか。哀しいけどこれが現実だね」
苗木「大神さくら。いつも冷静だし、みんなをまとめてくれる人材だから」
日向「いきなり真面目に選ぶなよ」
◆第7巡選択希望女子
日向「江ノ島盾子。こっちは希望厨がいるし、何とか抑え込めるだろ」
苗木「ここまでくると選ぶ理由も消極的だね」
苗木「腐川冬子。余計なことしなさそうだからね、彼女」
日向「お前も人のこと言えない理由だな」
――
日向「ここまで被りもなく来たな」
苗木「今のところのドラフト結果を書いておくよ」カキカキ
【日向】
舞園さやか
朝日奈葵
ソニア・ネヴァーマインド
澪田唯吹
セレスティア・ルーデンベルク
小泉真昼
江ノ島盾子
【苗木】
罪木蜜柑
辺古山ペコ
戦刃むくろ
終里赤音
西園寺日寄子
大神さくら
腐川冬子
苗木「で、残りが霧切さんと七海さんだね」
日向「ああ。途中から暗黙の了解みたいな感じでお互いに指名しなかったけど、最後にその2人が残るのはきれいな終わり方じゃないか?」
苗木「その通りだね。じゃあ、最後の指名をしようか」
◆第8巡選択希望女子
日向「七海千秋」
苗木「七海千秋」
日向「え?」
苗木「え?」
【ノンストップ議論 開始!】
日向「いや、『え?』はこっちのセリフだよ。お互いの相棒は指名しないでおいて、最後にスパッと決めてきれいに終わりにしよう、みたいな空気だったじゃないか」
苗木「それは違うよ!」ロンパァ
日向「お前それ言いたいだけだろ、何も論破できてないぞ」
苗木「僕はさっき改めて自分のチームを見直して思ったんだ……『あ、やっぱりおっぱい枠もう少し欲しいな』って。だから、流れに囚われず純粋に七海さんを選んだんだ」
日向「そうは言っても、霧切だっていいやつじゃないか。この学園生活でのお前の相棒みたいなものだろ?」
苗木「それはそうだし、舞園さんとかに比べて意味不明な言動もしないから好感は持っているよ。でも、彼女には決定的に足りないものがあるんだ」
日向(霧切に決定的に足りないもの……?それは……)
1.おっぱい
2.おっぱい
3.おっぱい
日向「そうか、わかった!このドラフトで見せた苗木の性癖を考えると、おっぱいと考えるのが妥当だ!」
苗木「その通りだよ。僕は自分が最も重視する基準で2人を比べて、七海さんを選んだ。だってたったCカップしかない霧切さんの魅力なんて、七海さんの前では消し飛ぶからね!それに引き換え日向クン、君は何で七海さんを選んだんだい?【七海さんじゃなければいけない理由なんてどこにもないじゃないか!】」
コトダマ<友情>
日向「それは違うぞ!!!!!」BREAK!
日向「苗木、お前はさっきから霧切を性の対象としてしか判断していない。だけど、それ以前に俺たちはそれぞれの学年で友情を培ってきた、希望ヶ峰学園の仲間なんだ!確かに七海のおっぱいは揉みしだきたくなるし、女の子としてとても魅力的だ。だけど俺はそれ以前に、七海を友達として信頼している。あいつと一緒ならどんな試練も乗り越えていけると思ったから指名したんだ!!」
苗木「……ああ、そうか。ボクは、霧切さんと仲良くなりすぎるあまり、友達でいてくれることを当たり前だと思ってしまっていたんだね……だから性の対象としてしか見ないでドラフトに臨んでしまったんだ……。ボクの負けだよ、日向クン。ボクは指名を霧切響子に変更する!」
日向「はは、お前ならきっとわかってくれると信じてたよ」
苗木「日向クン、ありがとう。キミのおかげで過ちに気づくことができたよ」
日向「大袈裟だなぁ。大声出してのども乾いたし、ジュースでも買いに行こうぜ」ガラガラ
苗木・日向「……あ」
霧切「……」ジトー
日向(視線が冷たすぎる……!)ブルブル
苗木「……霧切さん、廊下で何してるの?」
霧切「苗木くんに用事があったから、あなたを探していたのよ。そうしたら、あなたの声で『――霧切さんの魅力なんて、七海さんの前では消し飛ぶからね!』と聞こえてきたから、教室の前まで来てみたの」
苗木(議論がヒートアップしたせいで大声出し過ぎたー!)
霧切「黒板に書いてあることから察するに……」チラッ
苗木・日向「……」ドキドキ
霧切「……」ジトー
苗木・日向「……」ドキドキ
霧切「……」スパァッン!
日向「!おい、大丈夫か苗木!ものすごいビンタだったぞ!」
苗木「きり、ぎりしゃん、ごめんなはい」ピクピク
霧切「せいぜい反省しなさい。それと、日向くん。あなたが七海さんの体について言っていたことも伝えておくから」スタスタ
日向「七海の体について言っていたこと……?」ハッ
日向(『七海のおっぱいは揉みしだきたくなる』のくだりか!余計なこと言うんじゃなかった!!)
日向「待ってくれ霧切!……って、もういなくなってるし……」ガクッ
――
霧切(まったく、私だって牛乳飲んだりナイトブラつけたりしてるのに……)スタスタ
霧切(明日からパッド入れてこようかしら……)スタスタ
霧切「まったく、苗木君のくせに生意気よ」プクー
終里
忘れてました、HTML依頼してきます
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