橘ありす「陰毛が生えてるってことは、それはもう成人なのでは?」 (25)

モバマスSS
陰毛

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515427841

ありす「ひょっとすると我々はもう成人してるのでは」

仁奈「ちょっとよくわかんねーですね」

ありす「仁奈さんも陰毛、生えてますものね」

仁奈「そーですね」

ありす「成人じゃないですか」

仁奈「まだ一桁ですが」

ありす「二分の一成人式じゃないですか」

仁奈「はあ」

ありす「プロデューサーさんに言って直ぐに振袖を用意してもらいましょう」

仁奈「ありすちゃん頭大丈夫ですか?」

ありす「大丈夫です」

仁奈「ほんとーでごぜーますかね」

ありす「ほんとーでごぜーますよ」

仁奈(ダメそう)

ありす「陰毛が生えてるなら振袖が着れる」

仁奈「生えてなくても着れそうですけど」

ありす「陰毛だからこそですよ」

仁奈「はぁ」

ありす「ファーを陰毛にして……」

仁奈「それ以上はダメです」

ありす「ダメですか」

仁奈「ダメです」

ありす「振袖を着るくらいならいいのでは」

仁奈「着る意味がないので」

ありす「晴れ着」

仁奈「いやあのになたち成人式全然関係ねー立場ですからね」

ありす「陰毛」

仁奈「生えてりゃ成人ってそんなわけあるか」

ありす「ダメなんですかね」

仁奈「ダメですよね」

ありす「廊下を歩いていた奈緒さんをひっ捕まえて連れてきました」

仁奈「奈緒おねーさんかわいそう」

奈緒「珍しい組み合わせだな、何話してたんだ?」

ありす「陰毛です」

奈緒「オウケイ詳しく」

仁奈「あっダメだったこの事務所」

奈緒「陰毛でファーか……かなり面白い発想だけど、量が足りないぞ」

ありす「そこをなんとか」

奈緒「難しいだろうなぁ」

ありす「陰毛で筆を作ったじゃないですか!アレはどうなんですか!」

奈緒「いやあれはわけが違うだろ。まず規模が違う」

仁奈「とんでもなく恐ろしい会話が繰り広げられてやがります」

ありす「我々には陰毛が生えてるんです!成人していると言っても過言ではないはずです!」

奈緒「それはそうかもしれないけどさぁ」

仁奈(ツッコミがいねーんですかこの事務所)

ありす「奈緒さん、陰毛への情熱はどうしてしまったんですか!」

奈緒「情熱と陰毛があっても超えられない壁はある。諦めよう」

ありす「そんな!」

仁奈(とっとと終わんねーですかねこの話題)

奈緒「……方法が無くはない」

ありす「本当ですか!!」

仁奈(帰りたい)

奈緒「まず生えてるメンツの股間をソファの椅子の上に並べるんだ。放射状に。体勢キツイけど」

ありす「ほうほう」

仁奈「仁奈この会話に必要ですか?」

奈緒「で、股間の花畑の真ん中に振袖新成人の首を添える。完璧だ」

仁奈「誰も聞いちゃいねーですね」

ありす「なるほど」

奈緒「あたしたちの分の振袖は別途用意するとして、それでファーの問題は解決だ。どうだ?」

ありす「さすが陰毛の女神、奈緒さんです」

奈緒「褒めんなって。照れる」

ありす「陰毛メンバーは?」

奈緒「大人組には頼れない。多分絶交されるかシバかれる」

仁奈「でしょーね」

奈緒「そこで話のわかるやつにゲザって協力を仰ぐ」

ありす「仁奈さんも協力してくれますよね?」

仁奈「マジで言ってんですか」

奈緒「これはマジで言ってる」

仁奈「頭どーかしちまったんじゃないですか。なんですか振袖のファーに陰毛って。何食ったらそんな発想出てくるんですか」

奈緒「いちごぉ……ですかねぇ……」

仁奈「それ前も聞いたんですが。ありすちゃんから」

奈緒「仁奈は確保したし、あとはあたしのツテでなんとかするよ」

仁奈「決まっちまいやがりましたよ。どーすんですかこれ」

ありす「まあまあ」

奈緒「メンツ揃えたら新成人組を待つぞ」

ありす「承知です」

仁奈「マジでやるつもりだ」

奈緒「仁奈、陰毛はな、守るべきものを守るために生まれてきたんだ」

仁奈「はぁ」

奈緒「あたしにも守るべきものがある。それだけのことだよ」

仁奈「キメ顔のところもーしわけねーんですが全然かっこよくねーです」

ありす「私は奈緒さん、かっこいいと思います」

奈緒「ありがとな。じゃ、集めてくるよ」

奈緒「集まった」

ありす「さすが奈緒さんですね」

仁奈「頭いてー……」

みりあ「おけけでファーをつくるの?おもしろそー!」

こずえ「ふぁー……」

桃華「なんでわたくしまで……」

杏「眠い……」

ありす「つかぬ事を聞きますが色のバランス大丈夫なんですかこれ」

奈緒「大丈夫だ。問題ない。グラデーションでなんとかなる」

仁奈「色も何も実は最初から最後まで問題たっぷりなんですがこの分だと誰も聞いちゃあくれねーですね」

千枝「そろそろ美波さんと文香さんが戻ってくるみたいです!」

奈緒「おし、じゃあ全員配置につけー!」

ありす「文香さんたちの撮影が終わったらつぎは私たちですからね!」

奈緒「わーってるって!」

ガチャ


美波「ただいま戻りまし……た……」

文香「……」


奈緒「ふふん」ドヤァ

ありす「せーの」



「「「「新成人、おめでとうございます!!」」」」



奈緒「美波さん、文香さん!写真、撮れるぞ!」

ありす「思い出に一枚、いかがですか?」

仁奈「逃げて」



美波「帰りましょう、文香ちゃん」

文香「はい」

奈緒「おい!?」

ありす「なんでですか!?」

仁奈「いや当然でしょーが!」



つらい。人間になりたいよ。

参考楽曲
陰毛ポテトの歌/どこかの名もなき青年たち
http://youtu.be/IJI2jlc2xAg

陰毛物を書くならキャラごとの性格、年齢を考えた上で個性を大事にしろってじいちゃんが言ってた

作興楽曲追加
BINGO /アメリカの童謡
http://youtu.be/mcPeKvFNP1Q

>>15
みんな生えててみんないい
私はそういう宇宙で生きていたい

個性は同意です。雑になったので反省します

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom