一夏「ソレスタルビーング?」 (29)

千冬「そうだ。最近は学園を狙う物が増えてきたからな、訓練に励んでるお前らに練習相手を用意したぞ」

箒「それがソレスタルビーング…」

シャル「僕、聞いたことある。なんでも戦争を武力で根絶するといわれたテロリストだと」

鈴「て、テロリストぉ!?」

シャル「そう。だけど、半年前の三つの勢力の戦争終結の影にはソレスタルビーングが関わってるとうわさだよ」

千冬「その通り。彼らはMS、主にガンダムと呼ばれる機体に乗り、何度も死闘を繰り広げた連中だ。そんな彼らから学ぶことが多いと思い、模擬演習をすることにしたんだ」

セシリア「そんなすごい方々と演習なんて…どうして私たちに演習何てしてくださっなのか不思議ですわ」

千冬「実はソレスタルビーングの指揮官のスメラギとは古くからの知り合いでな。先の戦いが終わって落ち着いた頃に頼んだんだ」

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一夏「千冬ねえどんだけ顔広いんだ……」

ラウラ「まて、ソレスタルビーングが乗る機体は、10メートルを簡単に越えるようなものだぞ。さすがに不公平なのではないのか」

千冬「いいとこに気がついたな。実はこの話が出たときに、たばねから連絡があってソレスタルビーングのMSのデータを元に作ったISを開発したそうだ。これでIS同士の模擬演習ができると言うわけだ」

シャル「なるほど……でも相手はIS初心者なんでしょ?それだとこちらが有利になるのでは」

千冬「ふっ、安心しろ。もし6対6のバトルロワイヤルのルールでやればお前たちは間違いなく完敗するだろう」

一同「……!?」

千冬「そこでスメラギと相談してお前たちが有利になるルールをもうけた6対6のチーム戦を考えた。今から説明しよう」

同刻
トレミー内

スメラギ「まず、場所は今向かっている廃都市があった無人島よ。そこで6対6のチーム戦をしてもらうわ」

アレルヤ「廃都市、地形を上手く使えってことか…」

ロックオン「なるほどな、それで嬢ちゃんと坊やに与えたハンデっていうのは?」

スメラギ「まず、6対6の戦闘にさいして、常に相手の数があなたたちの数より同じか、多くいるようにするわ」

マリー「もし、相手を撃破して私たちの数が多くなった場合はどうなるのですか?」

スメラギ「その時は、とどめをさした人も一緒に退場してもらうわ」

ティエリア「なるほど、相手に撃破されると数で衰えるし、こちらが撃破する場合でもだれがとどめをさすかで流れがかわるかもしれないというわけか」

スメラギ「その通り。そしてもうひとつ、あなたたちだれか一人でも撃破されたら向こうの勝ちとするわ」

一同「!」

刹那「なるほど、戦場では撃破される時点で命を落とすのと同じだからな。そこら辺は向こうと俺たちの撃破の意味の違いにも関わることだな」

ロックオン「おもしろいじゃねぇか。俺たちのチームワークを確かめるいい機会でもあるな」

スメラギ「そう。私もそう思って千冬の頼みを快諾したわ」

マリー「ちょっと待ってください、私をいれてもこちらは5人しかいません、あと一人はどうするのですか?」

スメラギ「あぁ、それなら大丈夫だわ。すでに六人目の助っ人をよんでるから。みんな知ってると思うけどその名も……」

刹那「」フッ

場所を戻して
IS学園

セシリア「そんななめられたルール認めませんわ!」バン

千冬「私の読みではそこまでしてやっとお前たちに勝てる見込みができるぐらいだぞ」

シャル「そんなに僕たちよわいのかなぁ」

千冬「ちがうな、相手が強すぎるのだ。機体の性能は勿論のこと、それを使いこなす奴らはもはや化け物なんだ」

一夏「そんな相手とこれから戦うのか……」

鈴「私たちに勝てるのかなぁ」

千冬「そんな弱気になってるお前たちに朗報だ」フッ
「なんと今回勝利すればソレスタルビーングの母艦トレミーを使った世界一周旅行を向こうが企画してくれたぞ」

一同「世界一周!?」

女子逹(一夏と世界一周///)

一夏「それは燃えてくるな!」

千冬「だが負けた暁には演習の反省文500枚が待っているからな」

一同「え~!!」

千冬「なぁに勝てばいいのだ」フッ

セシリア「そ、そうですわ!勝てばいいのですわ!」

ラウラ「悪くない条件だ」

シャル「私たちの実力がどれだけ強いのか見せてあげようよ!」

鈴「チームワークを試したいしね!」

箒「みんなで力を合わせれば」

一夏「きっとかてるはずだ、みんながんばろう!」

一同「お~!!」

細かいようだけど、ソレスタルビーイングですぞ。

マリー、ティエリアがいるってことはいつくらいだろう。二期終了後も劇場版後もアレだしなぁ。

>>8
ほんまですわ。スペエディで済ませた俺をだれか殴ろう
一応二期後をイメージしてます

この組み合わせは見る人ほぼいなさそうだな
細かいこと設定は気にすんなそれワカチコワカチコ………………寝ます

演習30分前
飛行機内

一夏「……!あれが戦場となる廃都市」

セシリア「なかなか広いしビルがたってますわね」

シャル「どう攻略したらいいものか」

鈴「あっ!?あれがトレミーじゃない?」

千冬「そうだ、まずは相手の指揮官に挨拶しにいこう」

10分後

スメラギ「久しぶりね千冬」

千冬「スメラギ、相変わらず美貌は衰えないな」

スメラギ「それはあなたもでしょう?」フフ
「それでこの子逹が?」

千冬「そうだ、学園のなかでも専用機持ちの奴らをつれてきた。こいつらに、より多くの実戦のような経験をしてほしいのだ」

スメラギ「なるほど、よろしくね」

箒「あ、あのぅ。ソレスタルビーングのみなさんわ?」

スメラギ「彼らならすでに都市の反対側のスタート地点にいるわ、あなたたちはここからスタートね」

千冬「そういうことだ、では各自準備を進めろ!」

一同「「はい!!」」

反対側の都市

ロックオン「これがISか…操る感覚はガンダムそのままだな」

ティエリア「そのように調整してもらったからな」

ハレルヤ「今回はスメラギ指揮官がいないからなぁ」

刹那「俺たちで作戦を考え、実行するしかない」

マリー「今回はだれが指揮するのですか?」

刹那「それは、そこの男が適任だろう」

ロックオン「そうだろうな、指揮官経験もあるしな」

グラハム「では私が指揮させてもらう!」

グラハム「まず、少年と私は前に出て相手の注目になるようにし、相手の前衛機と交戦するのだ」

刹那「了解」

グラハム「そして、ハレルヤ君とマリー君は二人行動で中距離にいてくれ、そして状況を見て前衛と後衛に二人で動いてくれ」

ハレマリ「「わかりました」」

グラハム「他の二人は遠距離から相手の遠距離機を狙ってくれ」

ロックオン「相手の遠距離機?」

ティエリア「刹那逹を援護しなくても大丈夫なのか?」

グラハム「うむ、きっと相手は前衛機を援護する立ち回りで来ると思われる。その援護する遠距離機を狙ってほしいのだ」

刹那「なるほど、その方が前衛機は前衛機、後衛機は後衛機で訓練にもなり、こちらがはさまれる心配もないと言うわけか」

グラハム「その通りだ少年」

ハレルヤ「ですが、相手の機体の性能がわからないのに前衛、後衛の役割を決めてもいいのですか?」

グラハム「そうだ。そこで君とマリー君には最初にある仕事をしてもらいたい」

ハレルヤ「……!わかりました」

グラハム「危険だと思うが頼んだぞ!」

マリー「私が一緒なら大丈夫だわ」

ハレルヤ「そうだねマリー」

ロックオン「あー、やだやだこんなとこに来ても通常営業だなお前ら」

ハレマリ「「/////」」

刹那「そろそろ時間だ。いこうソレスタルビーング」

一同「「「あぁ!!」」」

刹那「そろそろ時間だ。いこうソレスタルビーング」

一同「「「あぁ!!」」」

千冬「それでは両方準備が整ったので、試合を開始する」

ウゥーーー!!

一夏「よしいこうみんな!俺と箒が前で格闘を仕掛けていくから鈴とシャルは援護してくれ」

シャル「任せて!」

鈴「了解!」

一夏「ラウラとセシリアは遠距離から様子をうかがってくれ」

セシリア「わかりましたわ!」

ラウラ「了解した」

ほんまやんハレルヤなってたスミマセン

一夏「箒!予想衝突時間は何分後だ」

箒「私達と同じスピードだと計算すれば、あと3分…………あれは!?」

シャル「敵機接近中!その数一つ…いや、二つだね!」

セシリア「ちょっと早すぎるのでは!?まだ廃都市にも到着してませんのに」

鈴「でも相手はふたりでしょう?やっちゃいましょう」

一夏「そうだな!みんな準備しろ!」

アレルヤ「しっかり捕まっててねマリー」

マリー「うん//」ギュ

アレルヤ「よし、あれが敵部隊だマリー、分析をはじめて」

マリー「わかった」ピピピ

アレルヤ「その間に相手の弾幕を避けなければ」

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