【安価】俺が暇だ (19)
困ったことにやることがない
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実家に電話を掛けてみよう
実家滅んでた
友達に電話をしてみよう
アイツ猫だから電話できないの忘れてた
そうだ彼女の家に行こう
彼女は架空の人物だった
まだ24歳なのにボケてるな俺
つまらない人間だ
パー速に呟きを書き込んでいると、電源の入っていない筈の携帯が、突然鳴り出した。
「不思議だなぁ」
「はい、もしもし」
電話を取ると、相手は女性の様な声で、意味不明な言葉を呟いた。
「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場に居るの」
「電話番号間違えてますよ」
電話は急に切れた
暫くすると、また電話が掛かってきた。
「あたしメリーさん。今ゴミ収集車に乗っているの」
(ゴミ収集員の人なのか)
何か言う前に電話は切れてしまった。
「あたしメリーさん。今焼却炉の中に居るの」
「えっ」
メリーさんはひょっとしたら人間では無いのかも知れない。
「あたしメリーさん。今貴方の後ろに居るの」
後ろを振り向くと…
「あたしメリーさん。だったの」
「安心しろ、俺はニャンニャンだ」
一匹の猫とドロドロに溶けた塊が話あっていた。
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