乳ダンガンゼEROンパV3 ~みんなのハラマシアイ新学期~ (927)

このSSはゼERO×ダンガンロンパV3のクロスSSです。

ダンガンロンパV3のネタバレ、オリジナル設定、及び解釈、キャラ崩壊などの要素を含みます。

PROLOGUE 何度でも!!蘇る超高校級

ゼERO「zzz……」

……きて。

ゼERO「zzz……」

……おきて。

ゼERO「zzz……」

……起きて!!

ゼERO「……はっ!!!」

最原「よかった……目が覚めたみたいだね」

ゼERO「ここは……?」

最原「ここは才囚学園だよ」

ゼERO「才囚学園……?」

赤松「最原くん!! ロボットは!?」

最原「うん、今目を覚ましたよ。 彼で16人目だ」

ゼERO「!!!!」

赤松「……?」

ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAA!!!」

赤松「ええええええええええええ!!?」

ゼERO「俺と性行しよう」

赤松「いやああああああああ!!! 来ないでええええええええ!!!」

最原「やめろ!! 赤松さんに何をするんだ!!」

ゼERO「お前はキモいんだよ!!」

最原「なっ……」

百田「おい!! なんの騒ぎだ!!?」

茶柱「赤松さん!! 大丈夫ですか!?」

ゴン太「ゴン太が協力出来る事があれば何でもするよ!!!」

ゼERO「!!!」

赤松「こ、この人……いや、ロボットが私を……」

百田「!! テメー……」

ゼERO「お、おい!! ちょっと待ってくれ!!」

茶柱「男死、死すべし!!」

ゴン太「紳士としては見過ごせないよ!!」

ドカ!! バキ!! ドゴォ!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

俺はゼERO、超高校級のロボットだ。

気づいたらこの学園にいた。

ゼERO「……」ボロボロ

ゼERO「あの三人……かなりの手練れだな」

ゼERO「特A級ハンターのこの俺を瀕死状態にまでさせるとは……」

ゼERO「超高校級のピアニストの赤松楓ちゃん……」

ゼERO「絶対に俺の嫁にする!!」

王馬「あ! いたいたー」

ゼERO「誰だ」

王馬「オレー? オレは王馬小吉、超高校級の総統なんだー」

ゼERO「ゼERO、超高校級のロボットだ」

王馬「ロボット? 変態じゃなくて?」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」

ゼERO「あと、俺はショタコンじゃない」

王馬「いや、そんな事一言も言ってなくない?」

王馬「……まぁいいや。 それより聞きたいんだけど」

ゼERO「なんだ?」

王馬「ロボってチンコついてるの?」

ゼERO「俺のペニス見せてやる!!」フリフリフリフリ

王馬「うっわー凄い!! メトロノームみたいに動いてるー!!」

ゼERO「このペニスを楓ちゃんにしゃぶしゃぶさせてやる!!」ダッ

王馬「あ! 行っちゃった……」

ゼERO「楓ちゃんはどこだ! しゃぶしゃぶたの頼む!!!」

星「こいつが超高校級のロボットか……クールじゃねえな」

真宮寺「人間だけじゃなくて……ロボットにも無限の可能性があるのかもネ」

天海「はは……面白い人ばかりっすね、ここの人達は」

天海「それにしても……どうして俺達はこんなところにいるんすかね?」

真宮寺「それも気になるけど……天海くん、僕は君の超高校級の冒険家の話も気になるヨ」

真宮寺「もっと聞かせてもらえないかな?」

天海「ああ、いいっすよ」

ゼERO「ここに楓ちゃんはいないみたいだな……次のポイントに向かう」

王馬「オレも行くー!!」

星「……元気なやつらだな」

ゼERO「楓ちゃんはどこDAAAAAAAAA!!!」

王馬「あ、あそこ!!」

ゼERO「!!!」

春川「……」スタスタ

ゼERO「萌え萌えあずにゃん!!///」

王馬「人違いじゃない? 彼女は春川魔姫ちゃん、超高校級の保育士だよ」

ゼERO「保育士だと……?」ピクッ

ゼERO「……あずにゃん!! おっぱい舐め舐めたの頼む!!」

春川「……は?」

ゼERO「保育士だろ? だから赤ちゃんにおっぱいを吸わせたり……」

春川「……あんたを造った人の顔が見たい」

王馬「ゼERO、これ以上話してたらなんか殺されそうだよ。 ほかの女子のとこ行こうよ」

ゼERO「そうだな、時間はいくらでもある」

春川「……」

ゼERO「クソったれ!! 楓ちゃんはどこだ!!」

ゼERO「楓ちゃんが無理ならほかの女子でも俺は構わん!!」

王馬「浮気性だなーゼEROは」

白銀「……」

ゼERO「……いた!! 眼鏡っ娘!!」

王馬「白銀つむぎちゃん、超高校級のコスプレイヤーだよ」

ゼERO「レイヤーだと……? レイヤーにもなれるのか!?」

王馬「何言ってんの?」

白銀「誰かが地味に私の話をしている……?」

ゼERO「俺達DA!! つむぎちゃん、コスプレしてほしいキャラがいる」

白銀「今? 今はコスプレグッズ、ちょっとしか持ち歩いてないからコスプレできるキャラは限られてるけど……」

ゼERO「じゃあその限られてるグッズでオススメのコスプレたの頼む!!!」

白銀「うん! それじゃあ……」











白銀「注射なんですぅ!!」

ゼERO「エエエエエエエエエエエエエエエ!!!?」

グサグサグサグサ!!!

ゼERO「」チーン

ゼERO「コスプレは素晴らしい反面、恐ろしいな」

王馬「オレにはよく分からないなー」

ガシッ

ゼERO「誰だ!!? 俺を掴んでるのは!?」

東条「私よ」

王馬「東条ちゃん」

ゼERO「その格好……メイドか」

東条「ええ、東条斬美……超高校級のメイドよ」

東条「ゼEROくん、女子達からの依頼であなたを拘束するわ」

ゼERO「えっ!?」

茶柱「東条さん、しっかり固めてくださいね!! 転子のネオ合気道をもう一度炸裂させます!!」

ゼERO「転子ちゃん!!」

茶柱「これも夢野さんを守る為です!!」

ゼERO「誰だそれは? 女子か?」

王馬「あー超高校級のブスの夢野秘密子ちゃんね」

夢野「んあー!! マジシャンとして間違えられるならともかく、ブスとはなんじゃ!!」

王馬「あーごめんごめん、あまりにもアジに似てたからつい……ていうかいたんだ」

ゼERO「俺はロリコンDAAAAAAA!!!」

茶柱「王馬さん!!! 夢野さんになんて事を言っているんですか!!」

茶柱「どうやらゼEROさんだけでなくて王馬さんにもネオ合気道を喰らわせないといけないみたいですね……やっぱり男死は全員滅ぶべし!!」

王馬「ま、待ってよ!! オレはただ、ゼEROに言えって言われて……」

ゼERO「え!?」

夢野「バレバレの嘘をつくでない!!」

茶柱「男死はすぐにそうやって他人に罪をなすりつけようとするんですから!!」

東条「二人とも、これ以上抵抗しても罪が増えるだけよ」

ゼERO「……俺は往生際が悪いんでな」

東条「……?」

ゼERO「斬美ちゃん!! チンチンしゃぶしゃぶたの頼む!!!」

東条「……申し訳ないけれど、その依頼は拒否させていただくわ」

茶柱「きえええええええええ!!!」

ドゴォ!!!

ゼERO「」チーン

夢野「……気絶したし帰るかの」

ゼERO「クソったれ、これで二度目だ」

ゼERO「王馬もどこかに行ってしまった……」

アンジー「にゃははー、ボロボロだねー。 大丈夫かー?」

ゼERO「……」

アンジー「どしたー?」

ゼERO「褐☆色☆肌!!!」

アンジー「!」

ゼERO「SEXDAAAAAAAA!!」

ゼERO「……アッ!!」バタッ

アンジー「ありゃりゃ、ゼEROは選ばれなかったねー」

アンジー「それじゃあグッバイならー」

ゼERO「……ここにいる女子はイレギュラーハンターになれそうなやつばかりだな」

ゼERO「しかし未だに楓ちゃんを越える巨乳はいないな……」

入間「あー……どいつもこいつもまな板ばっかりだなぁ」

ゼERO「!!!!!!」

入間「ま、やっぱりスタイルも頭も最っ高にキレてるオレ様と比べるのが悪いのか……」

ゼERO「きょ、巨乳……」

入間「あ? おい童貞、何オレ様の身体をジロジロと……」

ゼERO「巨乳おっぱい!!SEXDAAAAAAAAAA!!!」

入間「うわあああああああ!!!?」

王馬「ふう、やっと東条ちゃん達から逃げられた」

王馬「ゼEROはどこ行ったんだろうなー、あいつ使っていろんなイタズラしたいのに」

「あああああああああ!!!」

王馬「ん? この品のない悲鳴は……」
















ゼERO「巨乳おっぱい!! 巨乳おっぱい!!」

入間「く、来るなああああああ!!! そのペニス引っ込めろおおおおおお!!!」

王馬「やっぱり!! 入間ちゃんだったね!!」

ゼERO「!! 王馬。 見ろ、巨乳だぞ」

王馬「入間美兎ちゃん、超高校級の発明家だよ」

ゼERO「発明家だと!?」

王馬「そういえば二人ってなんか似てるよねー。 下ネタばっか言うし汚いし」

入間「は、はぁ!!? こんな変態糞野郎と一緒にすんじゃねーよ!!」

ゼERO「俺はマゾDA///」

王馬「もしかしてゼEROを造ったのって入間ちゃんじゃないのー?」

入間「こんなポンコツをオレ様が造るわけねーだろ!!」

ゼERO「美兎ちゃん、あんなショタは置いといて俺とSEXDAAAAAAAAAA!!!」

入間「だ、だから来るなってえええええええええええ!!!!」

キーンコーンカーンコーン……

『オマエラ!! 至急体育館に来てくださーい!!』

ゼERO「子宮?」

王馬「多分、ゼEROの思ってる至急とは違うと思うよ」

入間「……ケッ、このオレ様を呼び出そうなんて随分と偉そうなヤツだな」

ゼERO「美兎ちゃん、SEXは後にするぞ」

入間「ひいい! だからしないって!!」












ゼERO「体育館に来たぞ」

百田「あ!! 探したんだぞお前!!」

ゼERO「お前はさっきの……」

百田「さっきは殴っただけで挨拶はしてなかったからな。 後は挨拶してないのはお前だけなんだ」

百田「オレは宇宙に轟く百田解斗!! 超高校級の宇宙飛行士だ!!」

ゼERO「興味ないな」

百田「おいおい、いずれ全宇宙に広がる名前だぜ? それを興味ないって言うなんてオメー……」

ゼERO「そもそも宇宙なんざ、俺はとっくにイっている」

百田「えっ!? マ、マジか!!?」

百田「な、なぁ!! 本当か!?」

ゼERO「うるさいうるさい!!!」

「「「「「おはっくまー!!」」」」」

最原「!!!」

モノタロウ「オイラ達、全員揃って……」

モノクマーズ「モノクマーズだよーー!!」

赤松「しゃ、喋るクマ!!?」

天海「……喋って、しかも性器を剥き出しにしているロボットがいる以上、何が出ても驚かないっすよ」

モノキッド「ヘルイェー!! ちゃんと16人集まってんなー!!」

モノファニー「ちゃん来ないと困るわ。 来ないとお父ちゃん、怒ってアタイ達を殺してしまうかもしれないもの」

モノスケ「いやいや、殺されるとしてもモノダムだけやろ」

モノダム「ドウシテイジメハハッセイスルンダロウ?」

モノタロウ「お父ちゃーーん!! みんな集まったよー!!」

真宮寺「お父ちゃん……?」

モノクマ「はーーい!!」

モノクマ「僕はモノクマ!! この学校の学園長なのだーー!!」

星「学園長……? このクマがか?」

モノクマ「失礼な!! 只のクマじゃないよ!! モノクマだよ!!」

王馬「ねーねー、ゼEROの知り合い?」

ゼERO「こんなやつ、俺は知らん」

モノクマ「改めましてオマエラ、才囚学園へようこそ!!」

モノクマ「今からオマエラには楽しい楽しい……」

ゼERO「学園性活を送ってもらいます……とでも言うんだろ?」











モノクマ「コロシアイをしてもらいまーーーす!!」

ゼERO「エエエエエエエエエエエエエエエ!!!?」

百田「ふざけんな!! どういう事だ!!」

モノクマ「オマエラはコロシアイをしない限り、この学園から出られませーん!!」

ゴン太「が、学校ってそういう場所なの!?」

赤松「ど、どうして!? どうしてこんな事をさせようとするの!!?」

白銀「も、もしかしたら……この学校の演出なのかも……」

ゼERO「SEXじゃなくてコロシアイだと……? イレギュラーめぇ!!」

モノクマ「まぁまぁ、各々言いたいことはあるだろうけどさ」

モノクマ「詳しい事はこのモノパッドに書いてあるからさ!! 読んでよ!!!」

そういって俺達はモノパッドを渡され……

夢野「んあー……ルールが多すぎで読むのもめんどくなるわい」

茶柱「夢野さん!! 転子が読んであげますよ!!」

入間「な、何がどうなってんだよぉ……」

ゼERO(ビビってる美兎ちゃん……素晴らしいな///)

天海「……つまり学級裁判で上手く周りを出し抜いて、さっさと卒業しろ……って事っすね」

モノクマ「そーです!! もしくは二人になるまで終わりませーん!!」

モノクマ「因みに……校則を破った場合は……我が子達が操縦するエグイサルにオシオキされてもらいまーす!!」

モノクマーズ「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

王馬「うわー!! ゼEROなんかあっと言う間にスクラップにされそうだね!!」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」

モノクマ「それじゃあオマエラ、楽しい学園生活をエンジョイしてねー!!」

モノクマーズ「バーイくまー!!」

春川「はぁ……馬鹿馬鹿しい」

真宮寺「クックックッ……この状況で誰がどう動くのか……僕はじっくり観察させてもらうヨ」

百田「いいかてめーら!! 絶対に誰かを殺そうとするんじゃねーぞ!!」

百田「殺さなくても全員無事に帰れる方法があるはずだ!!」

赤松「そ、そうだよ!! そうだよね!!」

最原「うん……だといいけど」

王馬「えー? それだとつまらなくない?」

星「……ネジがぶっ飛んでるやつが一人いるな」

ゼERO「さぁ美兎ちゃん!! SEXの続きDA AAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「ひいいいいいいいいい!!!」

星「……二人の間違いか」

こうして俺の学園性活が始まった。

ゼERO(見てろよ、SEエックス、シグマ、VAVA……)

ゼERO(俺はこの学園で……ハーレムを築いてやる!!)

ゼERO「クフフフフフフフ……」

PROLOGUE 何度でも!! 蘇る超高校級

END

今日はここまで

CHAPTER 1 私と僕の学級事態発生!! 緊急事態発生!! 待機中のイレg

ゼERO「ここが俺の部屋……」

ゼERO(一人一人個室が設けられていた)

ゼERO(個室があるという事は即ち……)

ゼERO「オナニーし放題DAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッドピュッドピュッ!!!

ゼERO「萌え萌え美兎ちゃん!!///」

ゼERO「……個室にいる場合じゃない、速く美兎ちゃんに会いに行かないとな」

ゼERO「SEXDAAAAAAA!!!」

ゼERO「ここが美兎ちゃんの個室か……」

ガンガンガンガン!!!

ゼERO「美兎ちゃん!! こちらゼEROだ!! 開けてくれ!! 俺と性行しよう!!」

シーン……

ゼERO「応答なしか……」

バタン!!

ゼERO「ん?」

東条「ゼEROくん……入間さんに用事かしら」

ゼERO「斬美ちゃん、今君はレッドの扉から……」

東条「レッド……? 星君の事かしら?」

ゼERO「ああそうだ。 どうしてレッドの扉から出てきたんだ? まさか……」

東条「彼に部屋の掃除を頼まれてたの」

ゼERO「クソったれ、一人で掃除もできないのか」

東条「頼ってもらってかまわないわ。 私はメイドだもの」

ゼERO「じゃあ俺のチンt東条「けどそれは拒否させていただくわ」

ゼERO「じゃあ俺の部屋の掃除は頼めるか?」

東条「ええ、それぐらいなら」

ゼERO「それじゃあ掃除をたの頼む!!」

東条「ええ、依頼として受け止めるわ」

バタン!!

ゼERO「さてと、俺は引き続き……」

ガンガンガンガン!!!

ゼERO「美兎ちゃん!! SEXDA!!」

シーン……

ゼERO「……居留守を使ってるわけじゃなさそうだな」












入間の個室

入間「ノックの音が聞こえなくなった……」

入間「……ケッ、誰があの品のないクソロボとヤるかってんだ。 身分わきまえてから言いやがれ」

ゼERO「美兎ちゃんはどこに……?」

ゼERO「……!!」











最原「ほ、本当にいいの……?」

赤松「うん!! さっき購買部でガチャガチャをやってたら手に入ったんだ!!」

赤松「最原くんならこれ、気に入ってくれるかなって……」

最原「……ありがとう」

ゼERO「……」

ゼERO「楓ちゃん、最原」

最原「! ゼEROくん」

ゼERO「安心しろ、今の俺は美兎ちゃん一筋。 楓ちゃんを襲うつもりはない」

最原「そ、そっか。 なら……」

ゼERO「楓ちゃんチューしてやる!!」

赤松・最原「ええええええええええ!!?」













ゼERO「すまない、レプリロイドはすぐに言ってる事が二転三転するんだ」

ゼERO「……ところで関節が変な風に曲がってるのは気のせいか?」

赤松「うん、気のせいだよ」ニコッ

最原(赤松さんを怒らせると怖いという事がよく分かった……)

ゼERO「! そうだ楓ちゃん。 さっき購買部でガチャガチャがあると言っていたな」

ゼERO「その手に持っている沢山のアイテムはそのガチャガチャで手に入ったのか?」

赤松「うん、そうだよ」

ゼERO「……」

ゼERO(そうだ、ガチャガチャで手に入るアイテムを美兎ちゃんにプレゼントすれば……好感度が上がるんじゃないか?)

ゼERO「よし、俺も早速購買部に向かう!!」ダッ

最原「あ、行っちゃった……」

赤松「ゼEROくん、アレ持ってるのかな」

赤松「私はモノクマからもらったからできたけど……」

ゼERO「ここが購買部か……」

ゼERO「! あった、これがガチャガチャ……『モノモノマシーン』というのか」

ゼERO「……」ガチャガチャ

ゼERO「クソったれ!! 何も出ないじゃないか!!」

ゼERO「こうなったら……」

ゼERO「チャージショッ……」

モノクマ「はいストーーップ!!!」

ゼERO「!!!」

モノクマ「あのね、これもタダじゃないんだよ。 作るのにどれだけかかったと思ってるの?」

ゼERO「うるさい!! お前を掘ってやる!!!」

モノクマ「ごめん、僕にそっちの気ないから」

モノクマ「それは兎も角、このモノモノマシーンを使いたかったらモノクマメダルを使ってね」

ゼERO「モノクマメダル……?」

モノクマ「うん! この学園のどこかにあるはずだから!! 頑張って探してみてねー」

ゼERO「お、おい待て!! ……クソ、消えたか」

ゼERO「しょうがない、学園中を片っ端から探すか」

ゼERO「きっとその内美兎ちゃんにも……」

東条「ゼEROくん」

ゼERO「斬美ちゃん、また会ったな」

東条「あなたの個室の掃除が今終わったところよ」

ゼERO「助かる。 お礼にチューしてやる!!」

東条「ごめんなさい、拒否させていただくわ」

ゼERO「そうかそうか」

東条「それと……自慰行為は程々にしなさい。 壁に沢山精子がついていたわよ」

ゼERO「舐めたのか!!?」

東条「拭かせてもらったわ。 それともう一つ……」

ゼERO「なんだ、告白か?」

東条「あなたの個室から妙なメダルが落ちていたわ。 心あたりはない?」

ゼERO「これは……モノクマメダル!!!」

ゼERO「ありがとう斬美ちゃん!! お礼にチューしてやる!!!」

東条「……学習能力は搭載されてないようね」スタスタ

ゼERO「行ってしまった……ツンデレか」

ゼERO「まぁいい。 兎に角これを使って……美兎ちゃんのプレゼントをゲットDAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」







購買部

ピロン♪

ゼERO「これは……?」

メンタル測定器を手に入れた!!

ゼERO「クソったれ!! なんだこのアイテムは!! これじゃ喜ばないじゃないか!!!」

赤松「ゼEROくん!!」

ゼERO「! どうした楓ちゃん、SEXか?」

赤松「違うよ!! 百田くんとゴン太くんがみんなを裏庭に集めてるんだって。 だからゼEROくんも……」

ゼERO「乱行パーティか? イレギュラーの考えそうな事だな」

赤松「百田くんはそんな事しないしイレギュラーは君でしょ!!」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!(泣)」

裏庭

百田「おし!! 全員集まったか!!?」

王馬「一体なんなのー? 勿論つまらなくない事だよねー?」

百田「いいから聞けって!! ……ゴン太!!」

ゴン太「う、うん!!!」

ゴゴゴゴゴ……

真宮寺「……!!」

ゴン太「ほら見てよ!! マンホールを取ったら……ハシゴが!!」

白銀「もしかして……出口!!?」

百田「ああ、そうに違いねえ!! やっぱり抜け道はあったんだ!!!」

天海「罠って可能性はないんすか?」

春川「ゼロとは言い切れないよね」

アンジー「アンジーの神さまは大丈夫だって言ってるよー」

王馬「じゃあ試しにゼEROが入ればいいんじゃない!?」

ゼERO「エッ!!?」

入間「エッじゃねえよ!! いいからさっさとイけこのポンコツエロボ!!」

ゼERO「ah……///」

夢野「死んでも心配いらんわい。 ウチの魔法で生き返らせてやるからの」

茶柱「流石です夢野さん!!」











百田「ゼERO!! 中はどうだ!!?」

ゼERO「こちらゼERO、大きな穴を発見した」

ゴン太「大きな穴……?」

最原「……僕達も行った方がいいんじゃないかな?」

星「ああ……そうだな」












真宮寺「……これが君の言っていた大きな穴かい?」

ゼERO「ああ、『出口』と書いてあるな」

赤松「……『絶望のデスロード』?」

白銀「……名前からして死ぬ予感しかしないよね」

王馬「それじゃあゼERO!! 行ってみよー!!」

ゼERO「調子に乗るな!! いくらなんでも……」

入間「イけっていうのが聞こえなかったのかよ!!!」

ゼERO「oohh……///」

春川「……何回このやり取り見ればいいの」

百田「オレも行くぜ!!」

ゼERO「!!」

赤松「私も行くよ!!」

ゼERO「二人とも……早漏なのか?」

赤松・百田「……」←汚物を見るような目

ゼERO「俺はマゾDA///」

赤松「みんな!! ゼEROくん一人じゃ危険だよ!!」

赤松「だからここは……みんなで協力して……一緒に行こうよ!!」

百田「赤松の言う通りだぜ!! みんなで行けば不可能な事なんてねー!!」

最原「うん、分かった……僕も行くよ」

王馬「えー? ゼEROだけでいいじゃん」

ゴン太「兎に角行ってみようよ!! ゴン太も紳士としてみんなを守りながら行くよ!!」

星「……俺の命、いつでも使いな」

赤松「そんな事言わないで!! 生きて……みんなでここを出ようよ!!」

真宮寺「こんな状況でも生きてここを出ようとする姿……素晴らしいヨ、赤松さん」

茶柱「転子のネオ合気道、そして夢野さんの魔法があればお茶の子です!!」

夢野「んあー……今はmp切れじゃ」

ゼERO「よし、じゃあ行くか」

ゼERO「……作戦を開始する!!!」










絶望のデスロードというだけあって、中には様々な仕掛けがあった。

赤松「ゼEROくんを盾にして進んで行くよ!!」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

ゴン太「い、いいの赤松さん?」

赤松「大丈夫!! ゼEROくんはマゾだから!!」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

楓ちゃんは俺の事をよく分かってくれて嬉しかったと同時にちょっと悲しかった。

しかし……

赤松「はぁ……はぁ……」

百田「クソ……またダメか」

俺のマゾボディ、転子ちゃんの合気道、ストンコングの馬鹿力を持ってしても絶望のデスロードをクリアする事はできなかった。

赤松「……惜しかったね!! でも次こそはクリアできるよ!!」

赤松「みんな!! もう一回挑戦しよう!!!」

白銀「……ごめん赤松さん。 私、もう地味に無理かも……」

赤松「え……?」

真宮寺「僕もそろそろ身体の限界だヨ……」

春川「……これ以上やっても意味ないよ」

アンジー「神さまももう諦めた方がいいって言ってるよー」

夢野「んあー……めんどい」

赤松「ま、待ってよみんな!! もう少しだけ……」

最原「赤松さん、ここは一旦諦めよう……」

赤松「そんな!! 最原くんまで……」

最原「疲労している人も沢山いる。 だからここは時間をおいて……」

赤松「……」

入間「ケッ、天才ってのはな、1秒足りとも時間を無駄にしちゃ行けねーんだよ!! 余計な時間とらせやがって……」スタスタ

天海「……すいません、俺も用事があるんで……」スタスタ

そう言ってみんなはどんどん帰っていった。

赤松「……」

ゼERO「楓ちゃん、落ち込んだときにはSEXだ」


















ゼERO「」チーン

赤松「みんなの言う通り……一旦休憩するね。 それに別の脱出方法があるかもしれないよね!!」

最原「う、うん……」

天海「……」

天海「俺のこの才能を使えば……」

天海「……」

天海「どうやら……終わらせられるのは……俺だけみたいっすね……」













最原「こんな所に……隠し扉が……」

最原「……」

今日はここまで

次の日 食堂

ゼERO「うめええええええええ!!!!」

ゼERO「斬美ちゃんの作る料理は最高だな!! 口の中でとろけちまう!!」

東条「そう、ならよかったわ」

茶柱「男死は静かに食事もできないんですか!!?」

王馬「ねーねー、なんでロボが普通に人間の食べ物食べてるの? オイルとかじゃないの?」

白銀「確かに……E缶とかね」

ゼERO「俺は普通のロボットとは違う、レプリロイドだ」

ゼERO「チンチンでもクソでも何でも食べれる」

真宮寺「……どうして一例でそんな汚いのが出てくるんだろうネ」

入間「はっはっーん……さてはアレだな、朝からオレ様のヴィーナスボディで興奮しちまってそんな言葉が……」

ゼERO「!! 美兎ちゃん、朝から一発SEXDAAAAAA!!!」

入間「来るなああああああ!!!」

王馬「入間ちゃんって変だよねー、自分で下ネタ言うクセにほかのやつが下ネタで迫ってくるとビビるなんてさ」

最原「いや……誰でもゼERO君に迫られたらビビると思うけど」

モノクマ「ウププププププ!! オマエラ、ちゃんと食べてるー?」

モノクマーズ「おはっくまー!!」

赤松「モノクマ……」

春川「……何しに来たの」

モノクマ「もーそんなに怖い顔しないでよ。 折角いい知らせを持って来たのにさ」

ゴン太「いい知らせ……?」

モノタロウ「えっとね、一部の人の研究教室が開放されたんだ!!」

夢野「んあ……なんじゃ、その研究教室としうのは」

モノスケ「研究教室っちゅうのはな、自分の才能を更に磨く事のできる部屋なんや」

ゼERO「自分の才能を磨く……俺の場合、チンチンを磨いて清潔になる、と言った所か」

モノダム「バカジャネーノ」

天海「それで……誰なんすか、その一部の人というのは」

モノクマ「ズバリ!! 赤松さんと入間さんの研究教室でーーす!!」

ゼERO「何!!? 巨乳ペアだと!!?」ドピュッ

百田「おわあっ!!? 何撒き散らしてんだよゼERO!!! くせえよ!!」

赤松「私の……研究教室?」

入間「最初からオレ様の研究教室を開放してくれるなんて……ブッ分かってるじゃねーか」

入間「けどなぁ!! オレ様はとっくのとーに天才なんだよ!! だからこれ以上磨く必要なんてねー!!」

モノクマ「ふーん、研究教室ないと作りたいものも作れなくなるけどいいの?」

入間「あ、ありがとうございます!! 作らせてください!! 所詮アタシは子どもを産む機械です!!」

白銀「そこまで言ってないと思うけど……」

モノクマ「ウププ、それじゃあ引き続きコロシアイ生活を楽しんでねー!!」

モノクマ「……あ、それとオマエラ。 昨日は残念だったね。 デスロードクリアできなくて」

百田「なっ……知ってたのか!?」

モノクマ「ウププ、監視カメラが何箇所あると思ってるの? 言っとくけど抜け道なんてないからね」

モノクマーズ「ばーいくまー!!」

赤松「私、自分の研究教室探して来る!」

最原「ま、待って赤松さん!! 僕も……」

ゼERO「さぁ美兎ちゃん、俺達も研究教室を探しに……」

入間「誰がてめーとイくかよ!! オレ様一人で十分だっての!!」

入間「それにオレ様の研究教室はオレ様以外立ち入り禁止だからな!! 分かったか童貞ロボ!!!」

ゼERO「……」

ゼERO「ツンデレか」

王馬「にしし、ふられちゃったねーゼERO」

ゼERO「違う、ツンデレなだけだ」

王馬「それよりさー、入間ちゃんより先に研究教室見つけない?」

ゼERO「?」

王馬「オレ達が先に見つけて、入りたかったら土下座してくださいって言うんだよ!!」

ゼERO「そういうプレイか」

王馬「どうどう? つまらなくなくない?」

ゼERO「……素晴らしいな///」











入間「……ここにもない」

入間「……」キョロキョロ

入間「うう……どこなんだよぉ……オレ様の研究教室は……」

入間「あと探してない場所は……」














赤松の研究教室

赤松「見て最原くん!! メトロノームだよ!!」

最原「ほ、本当だ……」

最原(ダメだ、ゼEROくんが頭をよぎる)

入間「……!! あった、ここだ!!」

ガチャ

入間「! へぇ……ある程度、環境は整ってるみてーだな」

入間「……おーし!! 黄金細胞フル活用でヤベーの作ってやるぜ!! ひゃーひゃっひゃっひゃ!!!」














茶柱「さぁ王馬さん!! 堪忍してくだい!! この間夢野さんを馬鹿にした分、まだネオ合気道を喰らわせてませんからね!!」

王馬「ちぇーっ、足止め喰らっちゃったよ。 入間ちゃん、もう研究教室見つけてんだろうなー」

ゼERO「」チーン

アンジー「ありゃりゃ、違う絵でも気絶しちゃったねー」

次の日

ゼERO「うめええええええええええ!!!」

東条「ありがとう」

春川「うるさいから黙って食べて」

モノクマ「オマエラーーーーーー!!!」

夢野「……またうるさいのがきたわい」

モノクマ「ねぇ!? なんでコロシアイしないの!!? 退屈なんだけど!!」

王馬「やっぱモノクマもそう思う!? だよねだよねー!!」

星「……愚痴をこぼす為だけにわざわざ現れたのか?」

モノクマ「そんな訳ないじゃん!! オマエラにお知らせがあって来たの!!」

ゴン太「お知らせ……?」










モノクマ「あと1日以内に殺人が起こらなかったらこのコロシアイに参加させられた人達全員殺しまーす!!」

ゼERO「エっ!!!?」

モノクマ「その時は……大量の僕のスペアを出動させて皆殺しにするからねー!!」

モノクマ「更に初回特典!! 一番最初に殺したクロは……」

モノクマ「学級裁判なしで卒業できまーす!!」

モノクマ「タイムリミットは明日の夜!!」

モノクマ「それじゃあ僕からのお知らせは以上でーす!!」

ピョコ

赤松「そんな……あと1日なんて……」

百田「いいかテメーら!! 何度も言うが、ぜってーに殺したりはすんなよ!!」

星「……誰かが俺を殺せばいいんじゃねえのか?」

最原「星くん……?」

星「俺は囚人だ……それに生きる目的も生きる価値もねぇ」

星「ここから出てえやつが……俺を殺せばいいんじゃねえのか?」

天海「……その必要はないっすよ」

天海「この学園生活、俺が終わらせるんで」

天海「俺は……俺を信じる事にするっす」

夢野「んあ……? どういう事じゃ?」

ゼERO「成る程、残り1日の余生を女子全員とSEXして過ごすわけだ」

ゼERO「……イレギュラーめぇ!!」

真宮寺「天海くんは部屋に行ってしまったネ」

百田「あいつ……何を考えてるんだ?」

ゼERO「話を聞け!! 見損なったぞお前達!!」

赤松「あと1日……あと1日……」

最原「赤松さん」

赤松「! 何?」

最原「話があるんだけど……ちょっとある場所に来てもらってもいいかな?」

赤松「ある場所?」

最原「うん……地下にある図書室だよ」

地下

赤松「じゃあ……首謀者はタイムリミット前に図書室を?」

最原「うん、その可能性があるんだ」

最原「まずは隠し扉を見てもらおうと思って……」

ガチャッ

ゼERO「シコ……シコ……シコ……シコ……」

ゼERO「かよちん、レミちゃん、インデックス……この図書室はオカズに困らないな///」

ゼERO「クフフフフフフフ……」

最原「……後にしようか」

赤松「うん、そうだね」

ゼERO「……!!! 俺は何をやっているんだ……」

ゼERO「俺には美兎ちゃんという……最高の嫁がいたじゃないか!!」

ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAAAAA!!!」ダッ









最原「……行ったみたいだね」

赤松「うん、入ろうっか」

赤松「……なんか匂うね」

最原「う、うん……嗅がないようにしようっか」










赤松「うんしょ……うんしょ……」

最原「どう? カメラを置けそうな場所は?」

赤松「うーん……ここはバレそうかな」
















赤松「そっか、じゃあ後は……入間さんに受信機……それとカメラを作ってもらえばいいんだね」

最原「うん、だからまずは材料になりそうなやつを探しに行こう」

赤松「そうだね」

赤松「……」

赤松(私が……やるしかないんだ!!)















ゼERO「美兎ちゃんの事を考えるだけでペニスがメトロノームしてる!!」

茶柱「変な物をぶら下げて……また良からぬ事を考えてますね!!!!」ドゴォン!!!

ゼERO「ち、ちが……ア"ア"ア"ア"ア"!!!!」

今日はここまで

倉庫

最原「あった……使い捨てカメラに……フィルム……ブザー……」

最原「これで……入間さんに作ってもらおう」

赤松「……」ガサガサ

赤松(これがあれば……)

最原「赤松さん……ほかに何か見つかった?」

赤松「! う、ううん!! 何も!!」

最原「これだけあれば大丈夫だから……入間さんの研究教室に行こうか」

赤松「うん!! そうだね!!」

最原「ここが入間さんの研究教室か……」

赤松「開けてくれるかなぁ……」

コンコン

最原「入間さん、いる?」

ガチャッ

入間「誰かと思えばまな板女に童貞男じゃねーか!!」

入間「欲求不満でオレ様のとこにやってきたのか!?」

赤松「……なんで私が欲求不満で入間さんのとこに行くの」

入間「そ、そんな怖い目で見るなよぉ……」

入間「センサー付きカメラとそれの受信機ぃ!!?」

最原「うん……入間さんになら作れると思って」

入間「よく分かってんじゃねえか、このオレ様にかかればブッ楽勝だぜ」

入間「けどよ、そんなん作ってどうするんだよ」

最原「それは……言えないんだ」

入間「はぁ!!? 理由も聞かずに作れっていうのかよ!!?」

ガバッ

赤松「お願いします!!」

入間「!!!」

最原「あ、赤松さん!! 土下座なんてやめてよ!!」

赤松「今は言えないけど……入間さん達の役に立つって約束するから!!」

赤松「だから……お願いします!!!」

最原「僕からも……お願いします!!」ガバッ

赤松「! 最原くん……」

入間「な、なんだよ……二人して土下座して……」

ゼERO「俺からもたの頼む!!!」

三人「!!!?」

最原「ゼ、ゼEROくん!!?」

最原(ゼEROくんは……どうして僕達と一緒に土下座してくれるんだ?)

ゼERO「チンチンしゃぶしゃぶたの頼む!!!」











入間「ま、今回は大射精サービスだ。 作ってやるよ」

赤松「ありがとう入間さん!! 本当にありがとう!!」

ゼERO「」チーン

最原(気のせいかな、赤松さんがゼEROくんを殴る時、砲丸が見えたような……)














ゼERO「……っは!!」

入間「目覚めたかよ。 さっさと帰りやがれ」

ゼERO「美兎ちゃん……」

ゼERO「……!!」

ゼERO「気のせいか……? 身体がいつもより動きやすい」

入間「気のせいじゃねえよ。 オレ様がメンテナンスしてやったんだ。 ありがたく思えよ」

ゼERO「エッ!!!?」

ゼERO「そこまでやってくれるとは……お礼にチューしてやる!!」

入間「うわあっ!! 来るな!!! 今すぐ出てイくのがお礼だっつーの!!」

ゼERO「……分かった、出て行く」

ゼERO「だがせめてこれだけでも……」

入間「あ? なんだよこれ?」

ゼERO「メンタル測定器だ。 この間モノモノマシーンで手に入れた」

入間「……なんだよ、ロボのクセしてプレゼントか?」

入間「オレ様の発明品に比べたら全然大した事ねーけど……」

入間「……ま、もらってやるよ」

ゼERO「……帰還する!!」バタン!!

入間「……」

入間「生まれて初めてプレゼントもらった……」

入間「……」

プチッ

メンタル測定器『キモチワルイデスーーーー!!』

入間「はううん!!///」

入間「……!!」

入間「べ、別に……罵られるのが快感とか……マゾとか……そんなんじゃないから……///」ブルブル

プチッ

メンタル測定器『キモチワルイデスーーーー!!』

入間「はうあああああん!!!///」

次の日

入間「ほらよ!! 天才にかかればこんなもんだ!!!」

赤松「ありがとう入間さん!!」

入間「おっと、誰も渡すとはイってねぇぞ」

最原「え……?」

入間「もう一度!! オレ様に土下座してくれたらあげてやるぜ!!」

最原「も、もう一度……」

入間「土下座させる事にオレ様は快感を覚えちまった……」

入間「あの時を思い出しただけでも……はぅん!!///」

赤松・最原「……」

入間「な、なんだよその目……変な事言ったかよぉ……」

図書室

最原「この動く本棚の上にセンサーをセットして……」

赤松「そうすると……私達が持ってる受信機が鳴るんだね」

最原「うん、僕らは別の部屋で待機して……あとは鳴ったと同時に図書室に行けば……」

赤松「そこにいる人が……首謀者だって事だね!!」













モノクマ『その時は……大量の僕のスペアを出動させて皆殺しにするからねー!!』











最原(モノクマを操っている首謀者は……スペアを出す為に図書室を通るハズだ!!)

赤松「じゃあ私は別の場所のセンサー付きカメラを設置するね!!」

最原「うん」

赤松「正面扉と……裏口にも……」

赤松「後は隠し扉の横の本棚にも……」

数時間後、一階の教室

赤松「もうすぐタイムリミットだね」

最原「そうだね……」

赤松「大丈夫だよ、きっと上手くいく」

最原「……うん」

赤松「……ドビュッシーの月の光とか……今ここにピアノがあったら弾いて、元気つけられるんだけど……」

最原「赤松さん……」

赤松「そうだ!! この事件が解決したら弾いてあげよっか?」

最原「うん……お願いするよ」

ゼEROの個室

ゼERO「タイムリミット……興味ないな」シコシコ

ゼERO「何せ俺はマゾだ」シコシコ

コンコンコンコン!!

ゼERO「誰だ!!」

ゼERO「はっ!! まさか……美兎ちゃんか!!?」

ガチャッ

百田「おう!! いたかゼERO!!!」

ゼERO「……」

バタン!!

百田「おい!! 閉めるなよ!!」

ゼERO「俺を呼んでどうしよっていうんだ」

百田「決まってんだろ!! モノクマと戦うんだよ!!」

ゼERO「何?」

百田「おう!! オレは今、戦えそうなやつを集めてるところだ!!」

百田「あとはゴン太とか……茶柱とかも呼ぶぜ!!」

ゼERO「差し詰めレジスタンスといったところか」

ゼERO「……いいだろう、俺の力見せてやる!!」

百田「そうこなくっちゃな!!」











百田「おし!! こんだけ集まれば十分だな!!」

ゴン太「ゴン太……みんなの為に頑張るよ!!」

アンジー「アンジーも応援するよー」

夢野「んあ? お主は戦わんのか?」

アンジー「戦うのはアンジーじゃなくて神さまだよー。 神さまはアンジーの身体を使って戦うんだよー」

ゼERO「ここは神に任せておけ~い」

ゴン太「ええっ!!? ゼEROくんがアンジーさんの言ってる神さまだったの!?」

茶柱「そんなわけないじゃないですか!!……本当男死って馬鹿ですね」

春川「あのさ……なんで私も呼ばれたわけ?」

春川「なんで保育士が戦えると思ってるの?」

百田「そんなん決まってんだろ!! 宇宙に轟くオレの勘がお前を誘った方がいいっつったんだ!!」

春川「何それ……あんた馬鹿?」

百田「ば、馬鹿って言うんじゃねえよ!! 普通の勘じゃねぇ、宇宙に轟く勘だぞ!!」

春川「……言葉もでない」

ゼERO「あずにゃん、俺のチンチンをしゃぶった方がいいと分析で出たぞ」

春川「……」

天海「春川さん、気持ちは分かるっすよ。 けど我慢っす」

百田「それじゃあてめーら!! ゲームルームで会議だ!!」

赤松「!! 見て最原くん、あれ……」

最原「! な、なんであんな大人数で地下に……?」

最原「百田くん、ゴン太くん、茶柱さん、夢野さん、アンジーさん、春川さん、天海くん、ゼEROくん……」

百田「いいか!! オレ達はぜってー負けねーからな!!」

ゴン太「う、うん!!」

最原「まずい、あのまま図書室に行ったら……首謀者は諦めちゃうんじゃないか?」

赤松「!」

最原「僕……ちょっと様子を見てくるよ!! 赤松さんはここで引き続き見張りを続けて!!」ダッ

赤松「さ、最原くん!!」

ゲームルーム

百田「おし!! じゃあこれから作戦会議始めるぞ!!」

茶柱「夢野さんは転子がお守りしますからね!!!」

夢野「助かるわい……mpが切れてるからの」

茶柱「ええっ!!? 切れてるんですか!!? どうやったら回復できるんですか!!?」

ゼERO「清らかな水……精水(せいし)を飲み込む事で回復する」

グキッ

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

茶柱「ああ!! つい男死の性器を触ってしまいましたあああああああああ!!!」

夢野「ロボだからセーフではないか……?」

百田「話の腰を折るなゼERO!! テメーは黙ってろ!!!」

ゼERO「話ではなくチンチンが折られた……」

百田「つーわけで!! ここでアンジーが……」

ゴン太「……ごめん百田くん!!」

百田「! な、なんだよゴン太」

ゴン太「ゴン太、馬鹿だから……百田くんが何言ってるか分からないんだ!!」

百田「は、はぁ!!?」

茶柱「……流石男死ですね」

ゼERO「そうかそうか///」

天海「いや、ゼEROくんは褒められてないっすよ」

天海「……」

百田「分かった!! じゃあゴン太は奥にあるAVルームに籠もってろ!!」

ゴン太・ゼERO「AVルーム……?」

百田「おう!! そこで虫の映像でも見て集中してやがれ!!」

ゴン太「う、うん……そうするよ!!」

ゼERO「虫で興奮するのか……マニアックだな」

ゼERO「百田、俺も興奮したいからAVルームに行くぞ」

百田「寧ろ行ってくれ!!」

春川「あんたがいない方が話が進む」

アンジー「神さまもそう言ってるよー」

天海「……」

天海「……すみません、俺も席を外していいっすか?」

アンジー「蘭太郎もAVルームかー?」

天海「いや、トイレっす」

百田「おう! 速く行ってこい!!」

天海「それじゃあ……失礼するっす」バタン

春川「……あんた馬鹿なの?」

百田「あ? なんだよ?」

春川「あいつが本当にトイレだけだと思ってんの?」

百田「な、なんだよ。 殺人でもするのかよ?」

茶柱「男死ですから……ありえますね」

春川「ゼロとは言い切れないと思うけど」

百田「いいやゼロだ!! あいつはそんな事するやつじゃねー!!」

ゼERO「呼んだか?」

百田「呼んでねぇよ!!」

百田「兎に角話の続きだ!!」

春川「……はぁ」

図書室

天海「……」

天海(俺は冒険家の才能で……ありとあらゆる未開拓地や遺跡を発見できた……)

天海(だからその才能を使えば……隠し扉を発見できるかもしれないっす)

天海(一箇所一箇所隅々まで探したんすけど……どこにもそれらしき物はなかったっす)

天海(あと調べてないのは……この図書室だけっす)

天海(みんな……俺がこのコロシアイを終わらせるっすよ)












赤松「最原くん、どうだった?」

最原「うん、大丈夫。 みんなゲームルームにいたよ」

ブー!! ブー!!

赤松「!!! 受信機が鳴った!!」

最原「誰かが図書室の本棚を動かしたんだ!!」ダッ

赤松「ま、待ってよ最原くん!!」

赤松「……」

ゼERO「Q-bee萌ええええええええ!!///」

ゴン太「す、すごいねゼEROくんは……ゴン太の知らない虫を知ってるなんて……」

ゴン太「……ゴン太はこのまま映像を見て集中力を高めるよ!!」

ゼERO「俺も引き続きオナニーDAAAAAAAAAAAA!!!」











最原「ここに……首謀者が……」

最原「開けるよ……」

赤松「うん……!!」

百田「最原!! 赤松!!」

茶柱「もしかして二人も作戦会議に!?」

赤松「!! ち、違うの!! 首謀者がこの部屋にいるの!!」

百田「マ、マジか!!?」

最原「詳しいことはあとで話すから!!! 開けるよ!!」

ガチャッ

最原「首謀者は……首謀者はどこに!!?」

最原「……!!!」

赤松「最原く……」

赤松「……!!!!」













天海「」

赤松「天、海……くん?」

人類爆殺

今日はここまで

百田「おい!! 首謀者は……」

百田「!!!! お、おい天海!!! 大丈夫か!!?」

茶柱「ぎゃああああああああああ!!!」

最原「……死んでる」

赤松「そんな……じゃあ……」

赤松「天海くんが……首謀者なの?」

夢野「どうしたんじゃ茶柱……悲鳴をあげて」

春川「何かあったの?」

アンジー「! あれれ、どうした蘭太郎ー」

『ウププププププ!!! 死体が発見されました!! 至急図書室に来てくださーい!!』

百田「天海……なんでだ……なんでだよ……」

ゼERO「こちらゼERO、どうした?」

ゼERO「!!? 死んでるじゃないか!!」

ゴン太「天海くん!!? 大丈夫!!? 血が!!!」

春川「もう手遅れだよ」

アンジー「蘭太郎、神さまに会えるといいねー」

茶柱「そんな事言ってる場合ですか!!?」

ゾロゾロ……

星「おい、今の放送はなんだ」

王馬「!! うわー天海ちゃん、死体ごっこ?」

東条「さっきの放送を聞いてなかったの?……死んでるのよ」

入間「マ、マジかよ……」

白銀「天海くん……」

ヒョコ

モノクマーズ「おはっくまー!!」

モノクマ「はーい!! みんな集まったみたいだねー!!」

ゼERO「モノクマ……」

モノクマ「僕は言ったよね!? 初回特典は学級裁判なしで卒業できるって!!」

真宮寺「じゃあ……その初回特典に目が眩んで犯人は天海くんを殺してしまったんだネ」

モノクマ「さーて、天海くんを殺した卒業生はだーれだ!! 手をあげて!!!」

シーン……

モノタロウ「あ、あれ? お父ちゃん、誰も手あげないよ?」

モノキッド「なんだ? 殺したやつはここにはいないのか?」

モノスケ「そんなわけあらへんやろ。 ここには全員おるで」

モノファニー「も、もしかして……モノダムが殺したの?」

モノダム「……ソレハイレギュラーノカンガエダ」

ゼERO「おい、結局天海を殺したのは誰なんだ」

シーン……

春川「……どうして誰も手をあげないの?」

モノクマ「そっかー、手をあげないのかー。 ならしょうがないね」

モノクマ「誰も手をあげないなら……」












モノクマ「学級裁判を始めまーーーーす!!!」

ゼERO「なん……だと?」

夢野「初回特典で学級裁判はなしではないのか?」

モノクマ「だって誰も手をあげないんだもん!! だったらやるしかないよね!!」

王馬「学級裁判やるの!? やったーー!!」

モノクマ「一定時間の後、学級裁判を開きます!!」

モノクマ「それまでの間に各自捜査をして手がかりを見つけてねー!!」

モノクマ「はい、じゃあモノクマファイルあげる!! 参考にしてねー!!」

モノクマーズ「ばーいくまー!!」

ヒョコ

東条「行ってしまったわ……」

星「……やれやれだな」

百田「おい!! 今からでも遅くねーぞ!! 天海を殺ったのは誰だ!!」

ゴン太「ゴン太は違うよ!!」

赤松「天海くんは……首謀者じゃない……」

最原「赤松さん……?」

赤松「だって!! 天海くんが首謀者だったら……モノクマは動いてない筈だよ!!」

最原「!」

赤松「天海くんは……首謀者じゃなかったんだ……」

赤松「天海くんは……首謀者じゃないのに……死んだんだ……」

最原「赤松さん……」

春川「とりあえず、手分けして犯人の手がかりになる物を探した方がいいんじゃないの?」

白銀「そうだね……制限時間もあるみたいだし」

ゼERO「それじゃあ俺は引き続きAVルームでオナニーを……」

夢野「お主の神経を疑うわい……」

王馬「夢野ちゃん、こいつに神経なんてないよ。 ロボなんだから」

最原「赤松さん……僕が必ず真犯人を突き止めてみせるよ」

赤松「最原くん……」

捜査開始

ゼERO「! そういえば美兎ちゃんはどこに……」

入間「……」ガサゴソガサゴソ

ゼERO「!! ナニをしている?」

入間「ああ!? テメーには関係ねーだろポンコツ!!!」

ゼERO「教えないと俺のアナル見せてやる!!」

入間「ひいっ!! 言うから言うから!!」

入間「ド、ドローンを操縦してたんだよ……」

ゼERO「ドローンだと?」

入間「ほら、捜査っつったら見取り図だろ? だからこのドローンにカメラをつければ……」

ゼERO「成る程。 流石美兎ちゃんDAAAAAA!!!」











最原「入間さんから図書室の見取り図をもらった。 これは使えそうだね」

最原「それと……モノクマファイルによると……天海くんは頭部を一発殴られて亡くなったみたいだね」

赤松「うん……」

最原「多分……死体の近くに転がってた砲丸が凶器になったんだと思う」

赤松「……」

モノファニー「ちょっといいかしらー」

最原「!」

モノファニー「あなた達がつけたカメラの現像が終わったわよー」

赤松「本当!!?」

赤松「じゃあこの写真に……首謀者が写ってるんだね!!」

赤松「正面扉……私達が入ってきた方だね……」

最原「……全部で4枚……天海くん以外全員写ってるね」

赤松「裏口の方は……?」

最原「……天海くん……それとカメラを外す時の僕と……」

最原「……あれ、誰も写ってない写真がある。 何に反応して撮ったんだ……?」

赤松「待って、人はないけど……棒が写ってるよ」

最原「これは……赤い棒?」

赤松「……隠し扉の写真は?」

最原「……隠し扉を動かしてる天海くんの写真が二枚……」

赤松「……」

赤松(どうしよう……これじゃ誰が首謀者が分からないよ!!)

赤松(この写真で……全てが解決すると思ったのに!!)

最原「これだけじゃ分からない……もう一回現場の捜査、それとほかの人の証言も聞きに行こう」

赤松「うん!!」














最原「じゃあ次はゴン太くんに聞いてみようか」

赤松「そうだね」















ゴン太「ごめん!! ゴン太、何もできなかった……天海くんを……守れなかった!!!」

最原「……そんなに落ちこまないで。 ゴン太くんは……事件が起こる前、何をしていたの?」

ゴン太「ゴン太は……集中する為にAVルームで虫さんの映像を見てたんだ」

赤松「AVルーム……?」

ゴン太「うん、ゼEROくんと一緒にAVルームにいたんだ」

赤松「ゼEROくんと……?」

最原「……ゼEROくんの証言も聞いた方がよさそうだね、嫌だけど」

赤松「うん」

最原「ゼEROくん、ちょっといいかな」

ゼERO「現在オナニー中だ」シコシコ

最原「ほかのところに行こうか」

赤松「そうだね」

ゼERO「お、おい!! ちょっと待ってくれ!!」

赤松「話す気になった?」

ゼERO「なった!! なったから冷たい目で見ないでくれ!」

最原(入間さんに似てきてるな……)









最原「自慰を……?」

ゼERO「自慰じゃない!! オナニーDA!!!」

赤松「なんで最原くんが丁寧な言い方に直したのにまた訂正するの!!?」

ゼERO「そう、俺は部屋の隅っこでq-beeのパッケージ絵を見ながらシていた」

最原「隅っこっていうのは……?」

ゼERO「非常口の目の前だ」

ゼERO「しかしヴァンパイアは素晴らしいな。 q-beeだけじゃなくてモリガン、フェリシア、レイレイ、バレッタ、アニタ、サスカッチと可愛いキャラが沢山……」

白銀「分かる分かる!! 私もモリガンのコスプレした事あるよ!!」

ゼERO「つむぎちゃん!! モリガンコスして俺にベクタードレインたの頼む!!」

白銀「うーん……それは嫌かな」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!(泣)」

赤松「……行こう、最原くん」

最原「う、うん……」

最原「この非常口を使えば……すぐ図書室の裏口に行けるね」

赤松「あれ……でも非常口、全然動かないよ?」

最原「ホントだ、ちょっと隙間があるけど……建てつけが悪いのかな?」

星「間違いないぜ」

赤松「星くん」

星「ここに来たばっかりの時に、学校中を調べてたからな。 元から建てつけがわりぃんだ」

最原「じゃあ……この非常口を通るのは無理なのかな……?」

再び図書室

百田「おい最原!!」

最原「百田くん」

百田「なぁ……この穴変じゃねぇか?」

最原「!」

最原「裏口の扉の下の方に……小さな穴がある!!」

春川「その穴だったら私も発見したよ」

赤松「春川さん」

春川「ほら、あんた達が見つけたっていう動く本棚の下の方」

赤松「本当だ!!」

最原(二つとも同じ大きさの穴だ……これは一体……?)

ゼERO「なんだこの穴、俺のちんこと同じ大きさだな」

ゼERO「見ろ最原、ぴったり入るぞ」

最原(そんなのを見せられても反応に困る)

キーンコーンカーンコーン

モノクマ『捜査時間終了でーす!! 中庭にある裁きの祠まできてくださーい!!』

最原「!!!」

赤松「そんな!! 誰が首謀者かも……まだ分かってないのに……」

裁きの祠前

百田「おし!! 全員いるな!!」

アンジー「いやいや、ゼEROがいないよー」

百田「はぁ!!? 何やってんだあいつは!!?」

王馬「ナニ以外ないんじゃない? あいつのやってることなんてさー」

真宮寺「クックックッ……上手い事言ったつもりかい王馬くん」

最原「これから……学級裁判が始まるんだね」

赤松「最原くん」

最原「?」

赤松「ここに来たばっかりの時、真実を暴くのが怖いって言ってたよね?」

最原「……うん、暴いた時の犯人の顔を思い出すと……どうしても……」

赤松「これから先……どんな事があっても……真実と向き合わないといけないよ。 怖くてもね」

最原「赤松さん……」

赤松「じゃあ行こっか!! さくっと終わらせちゃおうよ!!」

赤松「超高校級の探偵さんもいるしね!! 期待してるよ!!」

最原「……うん、みんなの為、天海くんのために……頑張るよ!!」

最原(いよいよ始まる……学級裁判が!!)












ゼERO「学級裁判か……」

ゼERO「果たして犯人を暴く事ができるのか……」

ゼERO「超高校級を語るなら力を見せてみろ!!」ドピュッ

東条「はやく来なさいゼEROくん、みんな待ってるわ」

今日はここまで

モノクマ「ウププププププ!! オマエラ、裁判所へようこそー!!」

真宮寺「これは驚いたヨ……学校に裁判所があるなんてネ」

夢野「聞いた事もないわい……」

モノクマ「それじゃあオマエラ、指定の席についてくださーい!!」

ゼERO「成る程、席が決められてるのか」

ゼERO「俺の席は……」

ゼERO「……!!」

入間「な、なんでお前が隣なんだよぉ……」

茶柱「なんで転子がゼEROさんの隣なんですか!!」

ゼERO「両手に花DAAAAAAAAAA!!!///」

入間「おいモノクマ!! 席を変える事はできねーのかよ!!」

茶柱「転子も夢野さんの隣がいいです!!」

王馬「えー? そしたらオレがゼEROの隣になっちゃうじゃーん」

赤松「待ってよ!! 席順で揉めてる場合じゃないよ!!」

モノクマ「その通りでーす!! 早く始めないと、みんなオシオキされちゃうよー?」

百田「おし!! じゃあ始めるか!!」

最原「……うん!」

ゴン太「えっと……まずは何を話せばいいのかな?」

真宮寺「じゃあ……僕から議題を提供してもいいかい?」

春川「何?」

真宮寺「どうして犯人は……初回特典があるにも関わらず、手をあげなかったのかな」

白銀「確かに……それは気になるよね」

真宮寺「それともう一つ気になる事があるヨ」

東条「何かしら?」

真宮寺「……誰か、彼らを止めてくれないかな」












ゼERO「おっぱい揉み揉みたの頼む!!!」

入間「うっせー話しかけんな!! 茶バネゴキブリなんとかしろぉ!!」

茶柱「もう転子はゼEROさんに触りたくすらありません!!」

赤松「……」

赤松「いい加減にしてよゼEROくん!!」

ゼERO「!!」

赤松「私達は必死なんだよ!! 生きる為に……首謀者を見つける為に……」

赤松「それなのに……君はいつもそうやって……」バッ

最原「あ、赤松さん!!!」

モノクマ「ちょっと赤松さん、なんで席立ってるの?」

赤松「……邪魔しないでよ!!」

パリーン!!!

ゼERO「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」

百田「お、おい赤松!!!」

ゼERO「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」

赤松「はぁ……はぁ……」

春川「早く席に着いて、進まないから」

赤松「……ごめん」

最原「……」

アンジー「ありゃりゃ、ゼEROの頭の部分が割れちゃったよー」

王馬「いかにもコアって感じの部分だね。 超高校級の発明家的は大丈夫なの?」

入間「知るかっつーの!!」

ゼERO「……問題ない、頭痛はすぐに終わる。 終わった」

白銀「は、速いね……」

赤松「……」

赤松(なんだろう……この感じ……)

赤松(ゼEROくんの頭の部分を破壊したと同時に違和感が……)

ゴン太「赤松さん、大丈夫? 調子が悪そうだけど……」

赤松「え……?」

夢野「まぁあんな奴と話をしてたら気持ち悪くなるのは無理もないわい」

赤松「だ、大丈夫だよ!! ごめんね、私のせいで話が逸れちゃって……」

王馬「ゼERO、ちんこが逸れてるとか言わないでよ?」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」

星「流石に学習したみてえだな」

真宮寺「それで……僕の提供した議題には誰も触れてくれないのかな?」

アンジー「初回特典の話かー?」

春川「学級裁判がやりたかったから……じゃないの?」

星「とんだ裁判マニアだな」

入間「じゃあモノクマじゃねーか!! 学級裁判やりたがってたしな!!」

入間「ヒャッハー!! オレ様天才ーー!!」

ゼERO「美兎ちゃん天才DAAAAAAAAAA!!!」同意

百田「モノクマが犯人なんてあり得るのかよ?」

モノクマ「あり得ないよ、僕はオマエラに直接手を出したりしないもーん」

ゼERO「ウッ!!」

ゼERO(5%ミスっちまった……俺の印象がクサくなった)

赤松「モノクマは手を出せなくても……モノクマを操ってる首謀者は別だよね?」

モノクマ「は? 首謀者?」

赤松「とぼけても無駄だよ!! あなたを操ってるのって……一体誰なの!!?」

百田「つーかこんなかにいるのか? どっかに隠れてるんじゃねーか?」

最原「扉に入る為のカードキーの差込口にホコリを仕掛けてたんだ、ホコリはなくなってたよ」

最原「この中にいなかったらわざわざ出てくる必要もないしね」

真宮寺「首謀者は置いといて、まずは犯人を突き止めないとネ」

白銀「うん……そうだね」

最原「えっとじゃあ……まずはこの写真について話し合わない?」

ゴン太「写真……?」

王馬「あれー? ゴン太、初めて見るような顔してるねー」

アンジー「ゴン太以外はー、みんな写真を見てたよー」

ゴン太「う、うん……ゴン太、話に入るだけ邪魔だと思って……ゴン太、馬鹿だから」

最原「じゃあ……改めて説明するね」













ゴン太「じゃあその写真は……首謀者を突き止める為につけたカメラなんだね?」

最原「うん」

入間「オレ様に感謝しろよ!! オレ様がいなかったらどうなってか分かってんのか童貞!!」

最原「うん……ありがとう入間さん」

入間「な、なんだよ……ヤケに素直だな」

王馬「ゼERO、『俺にも罵って』とか言わないでよー?」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」

春川「ちょっといい?」

東条「どうしたの春川さん」

春川「この写真、動く本棚に穴が写ってないけど」

白銀「穴……?」

赤松「……!! 本当だ!!!」

夢野「んあー……どういう事じゃ?」

赤松「あのね、さっき現場を捜査していた時に春川さんが発見したんだけど……」

赤松「動く本棚の下の方に小さな穴があったんだよ!!」

百田「小さい穴だったらオレも裏口の扉にあるのを発見したぜ!!」

百田「けど……この写真には写ってねーな」

ゼERO「……」シコシコ

真宮寺「この写真が撮られた後に……その穴は開けられたんだネ」

赤松「うん……そうだね」

東条「穴の話も気になるけど……もう一つ気になる事があるわ」

アンジー「どうした斬美ー?」

東条「どうして……犯人が天海くんを襲ってる時の写真がないの?」

東条「センサーに反応したら写真が撮られてるんだから……普通は写ってるはずよ」

王馬「現像したモノファニーが隠し持ってるんじゃないのー?」

モノファニー「あ、あたいはそんな事しないわ!!」

ゼERO「……」シコシコ

入間「そりゃカメラのインターバルのせいだろ」

赤松「え? インターバル?」

入間「一度写真を撮ったら次の写真を撮るのに時間がかかるんだよ。 フィルム巻かないといけねーからな」

茶柱「じゃあ犯人は……インターバルの間に殺したって事ですか!!?」

赤松「入間さん!! そういう事は早く言ってよ!!」

入間「ひいっ!! そんなに怒るなよ!! それにオレ様はちゃんと言ったって!!」

入間「……ダサい原に」

赤松「え……?」

最原「……」

ゼERO「……」シコシコ

最原「ご、ごめん。 言い忘れてたんだ。 言わなくても影響はないかなって思って」

赤松「最原くん……」

春川「ねぇ、インターバルの事を知ってたらそれを利用して殺す事もできるはずだよね?」

アンジー「なるなるー!! 確かにそれだったら証拠は残らないねー!!」

王馬「そういえばさぁ……最原ちゃんって受信機を持ってたよね?」

王馬「受信機が鳴ったと同時に急いで図書室まで行って……インターバルの間に殺せるって事ができるんじゃない!!?」

真宮寺「クックックッ……不可能ではないネ」

ゼERO「……」シコシコ

夢野「んあー……じゃあ最原が犯人なのか?」

茶柱「やっぱり犯人は男死だったんですね!!」

赤松「ま、待ってよ!! 最原くんはそんな事しないよ!!」

赤松「だって……最原くんは私といたんだよ!!」

春川「ずっと?」

赤松「へ?」

春川「ずっといたの? 一切目を離さなかったの?」

赤松「……」

赤松「受信機が鳴る前……一回だけ最原くんが地下の様子を見に行って……その時だけ……」

王馬「じゃあその時だよ!! その時に最原ちゃんは地下の様子を見てくるって地下まで行って……天海ちゃんを殺したんだねー!!」

ゼERO「……」シコシコ

アンジー「じゃあ終一が蘭太郎をゴチーンってやった後に楓のとこに帰ってきてー……」

アンジー「……」

アンジー「おかしいねー、なんでその後受信機は鳴ったんだろうねー」

王馬「あ、そこまでは考えてなかった」

ゴン太「それじゃあ……最原くんは犯人じゃないの?」

最原「……」

春川「あんたも黙ってないで何か言いなよ」

王馬「もしかして賢者タイムなんじゃない? ゼEROと同じでさー」

ゼERO「……」シコシコ

入間「テメーはいつまでオレ様をオカズにしてんだ!!」ガン!!

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ!!!

真宮寺「……」

白銀「ああ!! 正面にいた真宮寺くんに精子が!!!」

真宮寺「驚いたヨ……君の性器が正面にいる僕の所まで伸びるとはネ」

アンジー「神様がー、是清がクサいって言ってるよー」

東条「しかも性器がぶつかった衝撃で真宮寺くんの席が欠けてるわ……すごい破壊力ね」

最原「……!!!」

最原(今ので確信した……でも……だとしたら犯人は……)

赤松「最原くん……何か思いついたの?」

最原「! い、いや……なんでもないよ」

最原(駄目だ……言えない……)

王馬「最原ちゃんが犯人なのは確定だけど受信機の謎は分からないなー」

王馬「ま、犯人さえ分かればトリックなんてどうでもいいか!!」

赤松「待ってよ!! 最原くんは犯人なんかじゃあ……」

百田「そうだ!! 最原は犯人なんかじゃねー!!」

百田「インターバルを利用して殺したって言うけどよ……インターバルを利用しなくても殺せる方法があるぞ!!」

白銀「百田くん……何か思いついたの?」

百田「それはな……遠くから殺すんだ!!」

ゴン太「ええっ!? どうやって!!?」

ゼERO「美兎ちゃん、俺は引き続き賢者タイムに入る。 黙ってた方がいいらしいからな」

入間「勝手にヤってろ」

百田「天海を殺した凶器は砲丸だろ!?」

百田「そんでさっき言ってた穴!!」

百田「つーことは犯人は……」

百田「AVルームの非常口と図書室の裏口の間にある通路から……砲丸を投げて殺したんだ!!」

百田「どうだ!! 宇宙に轟くオレの推理だ!!! 間違いねー!!」

春川「……」

夢野「……」

星「……」

百田「な、なんだよお前ら……オレ、変な事言ったか?」

ゼERO「……」シコシコ

真宮寺「百田くん、そもそも砲丸の大きさとこの穴の大きさは違うんじゃないかな?」

百田「!!!!」

真宮寺「……それにそこから砲丸を投げたとすると……砲丸を投げただけで穴があいたって事だよネ?」

白銀「ちょっとその推理は無理があるよ……しかも穴のあいた場所的にアンダースローだよね?」

夢野「飛んだ魔球の持ち主じゃな」

百田「そっか……ちげぇのか」

百田「けどな!! 最原が犯人じゃねえのは間違いねーからな!!! これだけは譲れねぇ!!!」

最原「……」

ゼERO「……」シコシコ

赤松「ねぇ最原くん……本当は何かに気づいてるんじゃないの?」

最原「えっ……?」

赤松「けど……真実と向き合うのが怖くて……何も言えないんじゃないの?」

最原「……」

最原(そうだ……僕は赤松さんと約束したじゃないか……)

最原(でも……それは残酷だよ……)

最原(……)

最原(……いや……僕はやる!!)

最原(赤松さん……君の意思を無駄にしない為にも!!!)

最原「うん……僕はこの事件の犯人が分かったよ」

ゴン太「えっ!!? 本当!!?」

最原「天海くんを殺した犯人……それは……」

最原「……赤松さんだよ」

百田「は!!?」

赤松「……」

最原「そして……赤松さんを犯人にさせたのは……」

ゼERO「……」シコシコ












最原「ゼEROくん……君だよ」

ゼERO「エッ!!!?」

今日はここまで

夢野「なんで赤松が犯人なんじゃ……?」

茶柱「男死特有の擦りつけですね!!」

真宮寺「そう決めつけるのは彼の発言を聞いてからでも遅くないと思うヨ……」

最原「……まずはこれをみて」

星「こいつは……」

入間「オレ様がドローンで撮影した見取り図じゃねえか!!!」

最原「うん……これの上の部分を見てほしいんだ」

春川「上の部分……通気口側だね」

真宮寺「左から右に階段のように積み上げられてるネ……」

ゼERO「くそったれ!! どういうことだ!!」

ゼERO「俺がナニをしたって言うんだ!!」

最原「凶器の砲丸は……この本の上を転がったんだ」

百田「こ、転がったぁ!!?」

最原「この図書室の通気口と……僕達がいた一階の教室は繋がっているんだ」

東条「つまり……あなたが言いたいのは」

東条「赤松さんは一階の通気口から砲丸を放り投げて……その砲丸が天海くんの頭上に落ちた、と言いたいわけね」

最原「うん」

ゼERO「それでどうして俺のせいになるんだ!! 教えないとお昼の乳スに取り上げるぞ!!!」

最原「赤松さん……あの時だね」

最原「僕らがカメラを設置できる場所を探してる時……君はハシゴを使って本棚の上を整理していた」

最原「その時に本を階段状にしたんだね」

赤松「……」

最原「そして砲丸を投げた時は……受信機が鳴った時だ」

最原「僕は急いで教室を出て……その後に君は砲丸を投げて教室を出たんだ」

最原「僕は砲丸の存在に気づけなかった……君が背負ってるリュックに隠してたからね」

最原「二人で倉庫に行った時に……君は僕にバレないようにリュックに砲丸を入れたんだ」

赤松「……」

春川「待って、天海をどうやって誘導ささたの?」

夢野「んあ?」

春川「天海に鉄球を当てるにはその鉄球が落ちて来る位置まで誘導させないといけないよね」

百田「!!! そ、そうだよな!!! じゃあ赤松はやっぱり犯人なんかじゃ……」

最原「……この写真を見て」

ゼERO「なんだ、俺と美兎ちゃんのハメ撮りか?」

王馬「えーロボと人間がヤったのー?」

入間「ヤってねーよ!!!」

最原「……」

最原「これは……隠し扉の横につけたカメラの写真だよ」

最原「ほかのと比べて……違う所があるんだ」

赤松「……」

最原「フラッシュだよ」

白銀「本当だ! この写真だけ明るさが違うね!」

百田「なんだよ……じゃあカメラのフラッシュで誘導したってのかよ?」

最原「そう、そしてそのフラッシュを入れられるのは……」

最原「カメラを設置した赤松さんだけなんだ」

赤松「……」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」反論

最原「!!!」

ゼERO「さっきから聞いていれば……俺は全然関係ないじゃないか!!」

最原「だ、だからそれはこれから……」

ゼERO「うるさいうるさい!!!」

ゼERO「楓ちゃんとSEXDAAAAAAAA!!!」

最原(最後のはよく分からないけど……ゼEROくんを納得させないと!!)

ゼERO「楓ちゃんは事前に図書室でピタゴラスイッチを作った……」

ゼERO「そして受信機が鳴ったと同時に砲丸を投げた!!」

ゼERO「そして天海に砲丸を当てる為にカメラのフラッシュで誘導!!」

ゼERO「あとは頭に落ちるのを待つだけじゃないか!!」

ゼERO「俺は無関係DAAAAAAAA!!!」

最原「その言葉、切ってみせる!!」

ゼERO「Zセイバーだと!!?」












最原「確かにフラッシュで誘導させたのは間違いないよ」

最原「けど……それだけじゃないんだ」

最原「天海くんが砲丸に当たった原因はカメラのフラッシュ、そして……」

最原「……君の性器だ」

ゼERO「は?」

ゼERO「ちょっと待てよ、ここにマンドリラーがいたら『は?』の連呼だぞ」

最原「春川さんと百田くんが発見したあの穴の正体……あれは貫通した君の性器なんだよ」

星「は?」

最原「君は事件直前、AVルームで自慰をしていたって言っていたよね?」

最原「部屋の隅っこ……非常口の内側から」

最原「そして勃起した性器は非常口の僅かな隙間を通って……」

最原「裏口の扉、そして動いている本棚を貫通した」

最原「性器の破壊力はたった今、真宮寺くんの席が欠けたのを見たばかりだからみんな分かるはずだよ」

春川「は?」

最原「貫通した性器はそのまま天海くんに直撃」

最原「ゼEROくんの性器で天海くんは丁度頭上に砲丸がくる位置まで吹き飛んだんだ」

赤松「は?」

最原「穴の大きさと……ゼEROくんの性器の大きさは一致するよ」

最原「それは君自身も捜査の時に証言してたしね」

星「なぁ最原、アンタはゼEROが勃起したって言ってるけどよ」

星「まだゼERO本人から勃起したかどうかを聞いてねぇんじゃねえか?」

ゼERO「した」

百田「したのかよ!! 早く言えよ!!」

入間「だからオメーはイくのも遅えんだよ!!」

白銀「知ってるんだ……」

ゼERO「だが俺はq-beeを妄想中でちんこの矛先など全く見てなかった。 目をつぶってたんだ」

百田「ゴン太、お前もゼEROと一緒にAVルームにいたんだろ? あいつの言ってるのは本当か?」

ゴン太「……ごめん。 ゴン太、虫さんの映像に集中してたから……ゼEROくんがどうなってたかは分からないんだ」

王馬「うわー使えないなー」

ゴン太「ごめん!!!! ゴン太、みんなの役に立ちたいのに……なんの役にも立ってないよ……」

ゼERO「チンチンは勃てるようにしろよ」

最原「裏口に設置したカメラで……赤い棒が写ってる写真があったんだ」

最原「これはゼEROくんの性器がセンサーに反応したから撮られたんだよ」

ゼERO「……流石は特A級の探偵だな」

最原「いや、超高校級なんだけど……」

東条「赤松さん……あなたは今、犯人に仕立て上げられてるけど……反論はあるのかしら?」

赤松「最原くんの言う通りだよ……私が犯人だよ」

最原「!!」

赤松「私が……本を階段状に積んで……」

赤松「私が……砲丸を教室から投げて……」

赤松「私が……天海くんを殺したんだよ……」

ゴン太「そんな……赤松さんが……」

百田「だ、誰かに言わされてるとかじゃねえのか!!? ゼEROとかによ!!」

ゼERO「なんでだよ」

王馬「犯人も分かった事だしさー、もう投票でいいんじゃない?」

きめぇゼERO「はい。 クライマックス推理担当のきめぇゼEROだよ」

きめぇゼERO「まずはモノクマからタイムリミットを告げられた所から始まるよ」

きめぇゼERO「犯人は告げられた後、最原くんと一緒に図書室でカメラを設置」

きめぇゼERO「……」

きめぇゼERO「ここら辺は原作と同じだから省略するね」

きめぇゼERO「じゃあ原作と違う所から言うね」

きめぇゼERO「天海くんはフラッシュで誘導させれたけど、その位置だと僅かに鉄球に当たんないはずだったんだよ」

きめぇゼERO「一方ゼEROはAVルームでオナニーしててペニスが裏口の扉と動く本棚を貫通する勢いで勃起したんだよ」

きめぇゼERO「勃起したペニスは天海くんに直撃して、天海くんは吹き飛んで」

きめぇゼERO「なん図書しちゃったんだよ。 これが事件の真相だよ」

きめぇゼERO「じゃあ引き続き本編を楽しんでね」

モノクマ「ウププププ!! だいせいかーい!!!」

モノクマ「犯人は赤松さんでしたー!!」

モノクマ「因みに最原くんの推理は合ってたよ!! ゼEROくんのちんこで吹き飛んで天海くんは砲丸に当たっちゃったんだ!!」

ゼERO「俺が……楓ちゃんを加害者にしてしまったのか?」

赤松「ううん、ゼEROくんは悪くないよ……私が人殺しをしようとした最低な人って事に変わりはないから」

最原「首謀者を抑えようとするんじゃなくて……殺した方が……確実だと思ったんだね」

赤松「うん……そうだよ……」

百田「だからってオメー……」

星「初回特典を使わなかったのは……首謀者を見つける為だったんだな」

モノクマ「じゃあそろそろオシオキタイムに行きましょう!!」

最原「ま、待ってくれモノクマ!!!」

赤松「はぁ……はぁ……」

茶柱「大丈夫ですか赤松さん!!?」

赤松「なんかね……ゼEROくんを叩いた時から体調が悪くて……」

赤松「あはは……バチが当たったのかな?」

ゼERO「まさか……HIVか?」

赤松「みんな!! 私は信じてるから……首謀者をやっつけて……みんなで揃ってここから出てね!!!」

ゼERO「待ってくれ楓ちゃん!! 責めて死ぬ前に最後のSEXを……」

モノクマ「悪い子にはオシオキしなきゃね!」

モノクマ「オシオキターーーーーイム!!!」

ゼERO「あああああああああああ!!!」

ロープで吊り上げられる楓ちゃん。

苦しい表情を浮かべる楓ちゃん。

見ているこっちが苦しくなった。

この時程、俺がリョナラーだったらどれだけよかったかと思ったことはない。

モノダム「モノキッド」

モノキッド「なんだぁ?」

モノダム「オマエハイレギュラーダ。 ココデショブンスル」

ドカッ

モノキッド「!!!?」

グシャア!!!!

モノタロウ「あ、あれぇ!!? モノキッドが死んじゃった!!!」

モノスケ「何やっとんねんモノダム!!!」

モノダム「スキダカライジワルヲシチャウンダ」

モノクマ「まぁ兄弟を殺しちゃうのはよくあるよねー」






最原「……」

最原「赤松、さん……」

夢野「んああっ!!!?」

東条「夢野さん、どうしたの?」

夢野「あ、あの人影……」

ゴン太「人影……?」

モノクマ「人影なんてあるわけないよ。 赤松さんは木っ端微塵になったんだから」

春川「でも……目の前にいるのって……どう見ても……」
















赤松「……」

ゼERO「楓……ちゃん……?」

赤松「……」

茶柱「あ、あの……本当に赤松さんなんですか?」

赤松「私は……」

最原「!!」


















赤松「私はマゾDA///」

一同「エエエエエエエエエエエエエエエ!!?」

今日はここまで

モノクマ「は……? え……?」

白銀「赤松さん!!? 本当に赤松さんなの!!?」

赤松「う、うん……そうだよ」

百田「だってオメー……たった今オシオキされて……」

赤松「正直自分でも驚いてるよ……死んだと思ったら生きているんだから」

アンジー「もしかして神様が楓を生かしてくれたのかー?」

茶柱「ほ、本当に神さまがいたんですか!?」

赤松「あのね、私が生きられたのはね……」

白銀「生きられたのは……」

赤松「……マゾだからだよ」

茶柱「答えになってませんよ!!?」

真宮寺「クックックッ……まさかマゾヒストってだけで今のオシオキから生きのびれるなんて……」

真宮寺「ああ!! 僕は人間の新たな可能性を見れて嬉しいヨ!!!」

ゼERO「楓ちゃんはいつからマゾに……?」

ゼERO「……あ!!」











赤松『なんかね……ゼEROくんを叩いた時から体調が悪くて……』

ゼERO「……ゼEROウイルスだ」

赤松「え?」

ゼERO「楓ちゃん、君は裁判中に俺の頭を破壊しただろ?」

ゼERO「この頭部にはイレギュラー化してしまうEROウイルスが入ってたんだ」

赤松「ええっ!? そうなの!!?」

入間「マジかよ!? そんなにヤベーやつだったのか……触んなくてよかったぜ……」

ゼERO「! そういえば美兎ちゃんは俺をメンテナンスしてたな……」

入間「オ、オレ様はいかれちまった関節の部分を直しただけだ」

王馬「へー意外だなー。 入間ちゃんの事だから興味津々であちこち調べそうだけど」

入間「こんな下ネタの塊なんか気持ち悪くて除けねえよ!!」

ゼERO「俺はマゾDA///」

赤松「私もだよ!!」

白銀「いや、聞いてないと思う……」

東条「じゃあそのウイルスが……近くにいた赤松さんに感染して……」

アンジー「ゼEROと同じでドMになったんだねー! 神ってるねー!」

百田「よしじゃあてめーら!! 赤松の生存を記念してパーティといこうじゃねーか!!」

夢野「んあー……元気じゃな」

百田「東条!! 料理は頼んだぜ!!」

東条「ええ……依頼として受け取るわ」

赤松「……」

ゴン太「赤松さん……?」

赤松「私……本当に生きてよかったのかな?」

赤松「だって……私は天海くんを殺しちゃったんだよ?」

百田「……確かにテメーは天海を殺しちまった」

百田「けどな……ここで自分から死ぬような事を選んじまったら……それは逃げだ」

百田「これから先お前がやる事は……お前の償いは……あいつの分も生きてやる事じゃねーか?」

百田「お前が生きてここを出れば……あいつの死も無駄にはならねーはずだ」

赤松「百田くん……」

最原「……赤松さん」

赤松「! 最原くん……」

最原「この中で誰一人……赤松さんがいない方がいいなんて思ってないよ」

最原「僕も……みんなも……君が必要なんだ!!」

赤松「……」

最原「僕がこうして勇気を持てるようになったのも赤松さんのお陰なんだよ!!」

赤松「うっ……うう……」

赤松「……ありがとう」

最原「赤松さん……僕に聴かせてくれないかな」

赤松「……?」

最原「……月の光だよ。 約束したでしょ?」

赤松「!」

最原「パーティの時に……いいかな?」

赤松「……うん!!」

ゼERO「SEXDAAAAAAAA!!!」

ガン!! ドゴォ!! バキ!!

ゼERO「」チーン

白銀「ゼEROくんの馬鹿!! 折角いい雰囲気だったのに!!」

茶柱「これだから男死は!!」

王馬「肉便器の入間ちゃん以下だね!!」

入間「はううん!!///」

赤松「ゼEROくんも……ありがとうね」

ゼERO「!!」

赤松「ゼEROくんのウイルスがなかったら……私はここにはいなかった」

赤松「本当に……ありがとう!!!」

ゼERO「そうかそうか/// じゃあ俺の事を好きに……」

赤松「ごめん、それはないや」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア'ア"ア"ア"!!!(泣)」

百田「よし!! じゃあ食堂に行くか!!」

赤松「演奏は任せて!!」

最原「それだとピアノを研究教室から運ばないと……」

ゴン太「力仕事だったらゴン太に任せてよ!!」

星「やれやれ……さっきまでの裁判が嘘みたいだな」

春川「本当馬鹿ばっかり……」

白銀「私も地味にコスプレして盛り上げようかな」

ゼERO「つむぎちゃん、秋山コスは見たくねぇんだよ!!!!!」

茶柱「いきなり大きい声を出さないでください!!」

ゼERO「俺はマゾDA///」

赤松「私も私も!!」

真宮寺「赤松さんには聞いてないと思うヨ……」

一同「アッハッハッハッ!!!」
















モノクマ「ちょっと待ったーーーーーーーーー!!!!」

アンジー「どうしたモノクマー?」

モノクマ「どうしたもこうしたもないよ!! なんで!? なんで生きてるの!!?」

赤松「だってマゾだから……」

モノクマ「いや答えになってないよ!!」

ゼERO「楓ちゃん、イレギュラーの言うことに耳を貸すな」

モノクマ「いやイレギュラーは君だろ!!」

モノタロウ「お父ちゃんの貴重なツッコミだ!!」

モノファニー「モノキッドにも見せてあげたかったわね……」

星「生死関係なく……オシオキは実行されたんだ」

星「モノパッドにはオシオキで死ななきゃいけないなんてどこにも書いてねーだろ?」

星「それとも……誰かが死ななきゃいけねーんなら……俺が代わりに死ぬか?」

ゴン太「駄目だよ星くん!! 星くんは誰も殺してないんだから!!」

星「へっ……冗談だ」

東条「ふふ……冗談になったのね」

星「ああ……こいつらを見てるとな」

モノクマ「あーもーいーよ!! 分かったよ!!」

モノクマ「今回は特例で赤松さんを生かします!!」

モノクマ「けどオマエラ……これ以上調子に乗ってると痛い目見るからね?」

モノクマ「ウププププププ……」

モノクマーズ「ばーいくまー!!」

ゼERO「……」

ゼERO「今回は俺達の勝ちだ。 だが油断せずいこう」

ゼERO「イレギュラーは何をしでかすか分からないからな」

赤松「……イレギュラー、か」

赤松「ねぇゼEROくん、どうしてイレギュラーは発生するんだろう?」

ゼERO「……プログラムのエラー、電子頭脳の故障。 俺達レプリロイドの高度な情報処理能力の……」

ゼERO「いわばケツだな」

王馬「『俺達レプリロイド』って言ったけどさ、レプリロイドってゼEROだけじゃん」

白銀「ケツには触れないんだ……」

この時、俺達は知る由もなかった。

ここから更に犠牲者が増えるとは……。

CHAPTER 1 私と僕の学級事態発生!! 緊急事態発生!! 待機中のイレg

END

残り15人

今年の更新は以上となります。

来年もダンガンゼEROンパをよろしくお願いします、よいお年を。

【マミさんはデブか?】

【デブじゃない!!】
ゼERO
シグマ
イグッ!リード
アクセル
カメリーオ

【デブだ!!】
SEエックス
カーネル
クワンガー
ペンギーゴ
VAVA

議論スクラム開始!!

クワンガー「マミさんは単なるデブですねぇ」

ペンギーゴ「夜更かしばかりしてるからデブになってるんじゃないか?」

SEエックス「俺はマミさんが好きだからデブって言って意地悪をしちゃうんDA!!!」

カーネル「ゼERO、何故マミさんを擁護する? お前にはアイリスがいるだろう」

VAVA「あんな顔が横に長い女に萌えるとは……世界を変えるのはマミさんじゃない、みさおだ!!」

ゼERO(大丈夫だ……相手の言ってる事をきちんと聞いて……会話が噛み合うようにすればいいんだ)

ゼERO(今だけは指揮者になったつもりで!!)

ゼERO(この指揮棒♂を使って!!)

クワンガー「マミさんは単なるデブですねぇ」

ゼERO「カメリーオ!!」

カメリーオ「『マミ』様と呼べよ!!」

ペンギーゴ「夜更かしばかりしてるからデブになってるんじゃないか?」

ゼERO「アクセル!!」

アクセル「『夜更かし』は関係ないよ、僕とSEXして着床してるからだよ」

SEエックス「俺はマミさんが好きだからデブって言って意地悪をしちゃうんDA!!!」

ゼERO「イグッ!リード!!」

イグッ!リード「本当に好きなら『意地悪』をしないで素直に自分の思いを伝えろ!!」

カーネル「ゼERO、何故マミさんを擁護する? お前にはアイリスがいるだろう」

ゼERO「俺が!!」

ゼERO「『アイリス』はヤンデレだ!! もう顔も見たくねぇんだよ!!」

VAVA「あんな顔が横に長い女に萌えるとは……世界を変えるのはマミさんじゃない、みさおだ!!」

ゼERO「シグマ!!」

シグマ「ケロちゃん『萌え』えええええええええええええ!!!!」

一同「エエエエエエエエエエエエエエエエ!!!?」
















ゼERO「……はっ!!」

ゼERO「……」

ゼERO「また……あの夢か」

CHAPTER 2 限りなくあずにゃんに近い春川魔姫

食堂

ゼERO「うめええええええええ!!!」

東条「ありがとう」

茶柱「うるさいですよ男死!!」

裁判から1日が経った。

あれから楓ちゃんはどうなったかというと……

赤松「怒ってる茶柱さんも可愛いね!!」

茶柱「そ、そんな!! 転子が可愛いなんて……///」

赤松「私が男だったら速攻SEXしちゃうね!!」

茶柱「!!?」

ゼEROウイルスの影響でイレギュラー化が徐々に進行していた。

真宮寺「その内ゼEROくんのように自分の下半身を見せびらかす日もそう遠くはないかもネ」

王馬「そんな事したら入間ちゃん以下になっちゃうよ!!」

入間「はぅ!!///」

白銀「……あれ、最原くんは?」

春川「そういえばまだ来てないね」

ゼERO「オナニー中だろ」

赤松「あ、そうかもね!!」

ゴン太「そうなのかな……」

ガチャッ

最原「おはよう」

アンジー「終一だー!! おはおっはー!!」

星「ん? いつもの帽子はどうした」

最原「うん、なんか邪魔クサくなって」

王馬「確かにそっちの方が陰キャラクサくなくていいかもね」

ゼERO「……」

最原「……ゼEROくん?」

ゼERO「SEXDAAAAAAA!!!」

最原「ええええええ!!?」

ガシッ

最原「ちょっ……何するんだよゼEROくん!! 離してよ!!」

ゼERO「俺はホモDA!!///」

白銀「もしかしてゼEROくんって両刀だったの……?」

ゼERO「最原お前……帽子を取ったらショタ度が増すじゃないか///」

最原「な、何分からない事をいっ……」

最原「……ふああ!!?///」

星「おいおい……どこ触ってんだ?」

白銀「ゼERO最……地味にありかもね!!」

赤松「素晴らしいね……///」

ドゴォン!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

百田「歯ぁ食いしばれええええ!!!」

東条「百田くん……」

茶柱「それって殴る前に言うんじゃないんですか!!?」

ゼERO「」チーン

百田「おい! 大丈夫か最原!?」

最原「うん……ありがとう」

最原「……」

最原(すごいな百田くんは……ゼEROくんを一撃で吹き飛ばすなんて)

最原(それに比べて僕は……)

モノクマーズ「おはっくまー!!」

王馬「あ!! モノクマーズ!!」

夢野「何しに来たんじゃ……」

モノタロウ「あのね、一部の人の研究教室が開放されたんだ!!」

ゴン太「それって……誰の研究教室?」

モノスケ「今回は……」

ヒョコ

モノクマ「東条さん、星くん、ゴン太くん、夢野さん、春川さんの五人でーす!!」

春川「……!!」

百田「モノクマまで来やがった!!」

ゼERO「五人か、今回はやけに多いな」

モノクマ「ウププ、僕って優しくない? 赤松さんが校則違反したのにこんなサービスするんだよ?」

赤松「!」

最原「赤松さんは校則違反なんかしていない……ちゃんとオシオキを受けたじゃないか!!」

モノクマ「はいはい、分かりました」

モノクマ「それともう一つ!! ある場所を利用できるようになりました!!」

真宮寺「ある場所……?」

モノクマ「カジノ!! そしてラブアパートでーーす!!」

ゼERO「ラブ……アパート……?」

百田「カジノか!! 面白そーだな!!」

モノクマ「じゃあ最後にこれあげる!!」

夢野「んあー……まだあるのか?」

入間「おい、なんだよこれ」

モノクマ「ズバリ!! 思い出しライトでーーーーーーーす!!!」

ゴン太「思い出しライト……?」

モノクマ「オマエラって目を覚ましたらここにいたんだよね? ここに来るまでの記憶が全くないんだよね?」

東条「ええ、そうね」

モノクマ「この思い出しライトの光を浴びる事で記憶の一部が蘇りまーす!!」

アンジー「おー! 神ってるねー!!」

モノクマ「以上でーす!! それじゃあねー!!」

モノクマーズ「ばーいくまー!!」

ゼERO「記憶が蘇る、か」

星「信じられねえな……超高校級の発明家的にはどうなんだ?」

入間「そんなんありえねーっての!!」

真宮寺「けどここでは……信じられない事が沢山起こってるよネ?」

入間「な、なんだよ……あり得るかもしれねーってのかよ?」

百田「兎に角光を浴びてみよーぜ!! 行動しなきゃ何も始まらなねーよ!!」

最原「……うん、そうだね」

ゼERO「よし、使うか」

ピカーッ!!

「超高校級狩りだーーーーーー!!!」

「うわああああああああああ!!!」




























最原「……!!」

茶柱「思い出しました!! 転子達は超高校級狩りから逃げてたんですよ!!」

ゼERO「エッ」

東条「そうだわ……私達の周りの人達が急に襲い出したのよ」

白銀「でもどうして……?」

ゴン太「それに……どうしてここに来たのかまでは思い出せなかったよ」

ゼERO「俺は……?」

王馬「は?」

ゼERO「みんなが超高校級狩りから逃げてるのは見えたんだが……肝心の俺がどうなってるかは何も分からなかった」

星「どういう事だ……なんであんただけ……」

王馬「あの思い出しライトはロボに対応してなかったりして!!」

真宮寺「謎は深まるばかりだネ……」

春川「……」

春川「ねぇ……考えてもしょうがないしさ、一旦解散しない?」

夢野「そうじゃな……ウチは自分の研究教室を探すかの……」

茶柱「お供します夢野さん!!」

東条「私も自分の所に行ってみようかしら」

星「俺もそうするか」

ゴン太「うん……ゴン太も研究教室を探すよ!!」

こうして一同はバラバラになった。

ゼERO「おいおい……あいつら正気か?」

ゼERO「今、真っ先に行くべき所があるだろう」

赤松「うんうん、ゼEROくんの言いたい事は分かるよ!!」

ゼERO「!! 楓ちゃん……」

赤松「そうと決まれば……」

ゼERO・赤松「ラブアパートDAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

最原「……」←頭を抱えている

ゼERO「こんないやらしい名前の建物はきっとアレな店に違いない!!」

ゼERO「そうと決まれば早速美兎ちゃんを誘って……」

ゼERO「……ん? 美兎ちゃんがいない。 誰かと一緒にどっかの研究教室にでも行ったのか?」

王馬「じゃあオレが代わりに行こうっかなー!」

赤松「王馬くん」

ゼERO「来るな。 お前はキモいんだよ」

王馬「!! ひ、ひどいよ……オレはただ……ゼEROの為に入間ちゃんの代わりになりたかっただけなのに……」

王馬「うわああああああああん!!」

ゼERO「泣いても無駄だぞ」

王馬「連れてってくれたら入間ちゃんの裸の写真をあげようと思ったのに……」

ゼERO「ついて来い王馬!!」

王馬「にしし、そうこなくっちゃ!!」

赤松「もう、ゼEROくんったら……」

最原「あの……僕も行っていいかな?」

赤松「最原くん」

王馬「えー来るのー? やましい事考えてるんじゃないのー?」

最原「違うよ……僕は赤松さんが心配で……」

赤松「最原くん……もしかして私がイレギュラーに近づいてるから……」

王馬「そんな事言って赤松ちゃんとイチャイチャしたいんじゃないのー?」

最原「ち、違う!! そんな訳ないだろ!!」

ゼERO「うるさい王馬!! お前を掘ってやる!!!」

王馬「分かった分かった。 オレが悪かったって。 全く冗談通じないんだからー」

赤松「早くラブアパートに行こうよ!」

ゼERO「ああ、そうだな」

春川の研究教室

春川「……」

ガチャッ

春川「……!!」

春川(やっぱり……)

春川「……」

春川(部屋には……誰も入らせない)

今日はここまで

明けましておめでとうございます。

今月は2日に1回の更新予定です。

ラブアパート前

ガンガンガンガン!!

ゼERO「おい開けろ!! 開けてくれ!!」

赤松「うーん……鍵がかかって開かないみたいだね」

王馬「ちぇー、つまんないのー」

最原「えっと……次はどうしようか」

ゼERO「隣にあるカジノに行くか」

赤松「それに賛成だよ!!」

最原「うん……そうだね」

王馬「ねえねえ最原ちゃん」

最原「?」

王馬「もしかしてゼEROに妬いてる?」

最原「!!」

王馬「だってあの二人、すっごく仲よさそうにしてるもんねー」

最原「ち、違うよ!! 何を言ってるんだよ王馬くん!!」

王馬「まああの二人はイレギュラー同士だから仲が良いんだろうねー」

王馬「最原ちゃんもイレギュラーになったら?」

最原「……」

百田「くそっ!! また外れた!!」

ゼERO「なんだ、既に誰かいるじゃないか」

赤松「百田くん!」

百田「! テメーらもカジノしに来たのか?」

百田「さっきからスロットだのレースゲームだの色々やってるんだけどよ……全然当たらなくってな」

ゼERO「……ん? この景品は……?」

百田「ああ、それはここで稼いだコインと交換できるらしいぜ」

百田「オレはこの宇宙のたまごってやつが欲しいんだけどよ……」

百田「……ああくそ!! また外れた!!!」

最原「因みに百田くん……今までどれだけ稼いだの?」

百田「……マイナス5000だ」

最原「」

ゼERO「百田、お前の仇は俺が取ろう」

百田「!! ゼERO……」

ゼERO「俺の力を見せてやる!!」ガチャン

赤松「いつの間にかコインを持ってる……」

ガラガラガラガラ……

ゼERO「絵柄を三つ揃えればいいんだな?」

ゼERO「……はあああ!!!」











『優』『花』『里』

『注射なんですぅ!!!』

グサグサグサグサ!!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア!!!」

赤松「ゼEROくん!! 大丈夫!?」

ゼERO「クフフフフフフフ……」

王馬「うわー泡吹いちゃってるよ」

赤松「じゃあ今度は……私がゼEROくんの仇を取るよ!!」

ゼERO「楓ちゃん……」

ガラガラガラガラ……












『優』『花』『里』

赤松「あ」

『注射なんですぅ!!!』

グサグサグサグサ!!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア!!!」

赤松「なんで!!?」

王馬「ちょっと弱いなー赤松ちゃん。 イレギュラーになるんだったら『なんでだよ』って言わないと」

百田「クソ……思った以上に難しいな」

最原「あの……百田くん」

百田「ん? なんだよ」

最原「今あっちのスロットでやったら……これだけ当たったんだけど」

百田「!!!」

最原「僕も特に欲しい商品もないからさ……よかったらこれで宇宙のたまごを……」

百田「い、いいのか……? 本当にいいのか!?」

最原「うん。 さっき僕を助けてくれたし……そのお礼だよ」

百田「サンキュー最原!! 早速交換してくるぜ!!」

ゼERO「おい最原!! どうやって当てた!!?」

最原「どうやってって……普通にやっただけだけど……」

ジャラジャラジャラジャラジャラジャラ

最原「あ、また当たった……」

赤松「凄いよ最原くん!! 天才だよ!!」

赤松「もしかして最原くんって超高校級のギャンブラーの才能もあるんじゃないの!!?」

最原「そ、そうなのかな……///」

ゼERO「デレデレしやがってイレギュラーめ!!」

グサグサグサグサ!!!

ゼERO「」チーン

王馬「ごめんゼERO!! 優花里当てちゃった!!」

欲がなかった最原は俺達にいろんな景品を買ってくれた。 これはホモSEXでお礼してやらないとな。

楓ちゃんはハイエンドヘッドフォン、王馬は死亡フラッグを買ってもらった。

そして俺は……

ゼERO「最原からもらったこのプレゼントを……」

ゼERO「美兎ちゃんにプレゼントDAAAAAAAAAAAAA!!!」

入間の研究教室

入間「……」

入間「……できた!!」

ガンガンガンガン!!

入間「!!」

ガチャッ

ゼERO「美兎ちゃん!! 俺DAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

入間「入れともイってねーのに何勝手に開けてんだ!!」

入間「……ま、いいや。 丁度テメーに渡してーものがあったからな」

ゼERO「渡したいもの……?」

入間「ほらよ」

ゼERO「これは……?」

入間「喘ぎ声サンプラーだ。 それにはオレ様の喘ぎ声が収録されてるんだ」

ゼERO「エッ!!?」

入間「へっ!! 感謝しろよ!! オレ様が発明品をプレゼントするなんて普通じゃありえねー事だからな!!」

ゼERO「ありがとう///」

入間「ほ、ほら……あれだろ? この間プレゼントくれただろ?」

入間「……貰いっぱなしてのも釈だからよ」

ゼERO(朝、すぐ居なくなったのはプレゼントを作る為だったのか)

ゼERO「実は今回もプレゼントを持って来たんだ」

入間「えっ……?」

ゼERO「……ブリハマチアイリスだ」

入間「……」

ゼERO「! お気に召さなかったか?」

入間「ち、ちげーよ……ありがとう」

入間「……!! 分かったぞ!! オメーがオレ様ばっかにプレゼントをあげる理由が!!」

ゼERO「?」

入間「こうやってオレ様の機嫌をとらせてSEXしようって作戦だな!!!」

ゼERO「君の事が好きだ」

入間「え……?」

ゼERO「君の事が好きだからプレゼントをあげたんだ」

入間「そ、そうなの……? アタシの事が……?」

入間「で、でも……いつもSEX、SEXって言ってるから……」

ゼERO「俺はSEXを全てとは思ってない」

ゼERO(そういえば好きとは一言も言ってなかったな)

入間「……」

入間「ま、まぁそりゃそうだよな……」

入間「オレ様、美貌で巨乳で天才だからな……好きになるのも当たり前だよな」

ゼERO「そうだな」

入間「……」

ゼERO「……?」

入間「……オラァ!! オメーはいつまでオレ様の研究教室にいるんだ!!」

ゼERO「エッ!?」

入間「そもそもオレ様は入れなんて一言もイってねーっつーの!! 分かったら早く出てイきやがれ!!」

ガン!!

ゼERO「いてっ!!!……君の事が好きだ!! 返事を聞かせてもらえないか!!?」

バタン!!

ゼERO「……」

ゼERO「……ツンデレか///」

赤松『入間さんにプレゼント?』

ゼERO『ああ、仲良くなる為にな』

赤松『成る程ね……そうだ!! 私からアドバイス!!』

ゼERO『?』

赤松『下ネタは言わないようにね!! 幾ら相手が入間さんでも対抗しちゃダメだよ!!』

赤松『君の下ネタは入間さん以上に汚いから!! ドン引きしちゃって仲良くなれなくなるよ!!!』

王馬『ゼERO、イレギュラーの言う事に耳を貸しちゃダメなんじゃなーい?』

赤松『王馬くん、キモいよ』

王馬『うわあああああああああああん!!!』

ゼERO『そうだ王馬、美兎ちゃんの写真はどうした?』

王馬『あれは嘘だよー!!』

ドゴォ!!

王馬『なんでだよ!!』

赤松『いや、どう考えても王馬くんが悪いよね』





















ゼERO「楓ちゃんのアドバイスが役に立ったな。 お礼にSEXしてやるか///」

入間「……」

入間「……」

入間「//////」カアア

入間「初めて好きって言われた……初めて好きって言われた……」

入間「……ってオレ様は馬鹿か!!? 何ロボに発情しようとしてんだ!!」

入間「……」

ギュイイン!!!

入間「……あーもう!! 今から作るのはゼEROの為じゃねえ!! オレ様自身の為に作ってんだ!!」

入間「プレゼントのお礼とかそんなんじゃねーからな!!!」

入間「あーなんで独り言が多いんだろうなぁ!!!」

メンタル測定器『キモチワルイデスーーーー!!!』

入間「んんんん!!!///」

ゼEROの個室

『はぁ……ああん……///』

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

ゼERO「クフフフフフ……美兎ちゃん素晴らしいな///」

ヒョコ

モノクマ「ゼEROくん、ナニしてんのー?」

ゼERO「現在オナニー中だ」シコシコ

モノクマ「いや、そこはいきなり出てくるな的な事を言う場面だよね?」

ゼERO「……あんた誰だ?」

モノクマ「初対面扱い!? いやーひどいねー。 折角いい物をあげようと思ったのに」

ゼERO「いい物?」

モノクマ「そう!! いい物!! それも君だけに!!」

モノクマ「はいどーぞ!!」

ゼERO「これは……?」

モノクマ「名付けて!! 才囚学園女子生徒スタンプラリー!!」

ゼERO「スタンプ……ラリー……?」

モノクマ「そうでーす!! 女子とヤったら僕がスタンプを押してあげる!!」

モノクマ「……ま、全部埋めたからって何か特別な物をあげる訳じゃないけどね!!」

ゼERO「……モノクマ」

モノクマ「何かなー? お礼に君のウイルスでコロシアイがめちゃくちゃになった事を誤ってくれるのかなー?」

ゼERO「お礼に掘ってやる!!///」

モノクマ「やべっ!!」ヒョコ

ゼERO「……逃げたか。 あいつもツンデレだな」

ゼERO「スタンプラリーか……」

ゼERO「ロリの秘密子ちゃん……褐色肌のアンジーちゃん……クールなあずにゃん……なんでもする斬美ちゃん……色々コスプレしてくれるつむぎちゃん……強い転子ちゃん……イレギュラーの楓ちゃん……」

ゼERO「そして全てにおいて最強の美兎ちゃん……」

ゼERO「……スタンプ全部埋めてやる!!!」

コンコン

東条「ゼEROくん、貴方が依頼していた掃除をしに来たわ」

ゼERO「部屋の前に俺のチンチンを掃除してくれ!!!///」













ゼERO「」チーン

東条「茶柱さんから護身術を習っておいて良かったわ」

夜・カジノ

最原「……」ジャラジャラジャラジャラ

最原「……」ガチャン!

最原「……」

最原「……」ジャラジャラジャラジャラ












最原『赤松さん達にプレゼントをあげる事ができた』

最原『……なんだか気分がいいな』

最原『それにしても……妙な景品ばっかりだな』

最原『……』

最原『……なんだこれ……愛の……鍵?』

ヒョコ

モノクマ『おおーっと!! 最原くん気づいてしまったねー!!』

最原『!!!』

モノクマ『僕はてっきりゼEROくんが真っ先に気づくと思ったんだけどねー、あいつアイリスに目がいっちゃって』

最原『……この鍵だけ、交換するコインの量が物凄く多いけど……』

モノクマ『ズバリ教えましょう!! 愛の鍵とは……』

モノクマ『ラブアパートを開ける為の鍵でーす!!』

最原『ラブアパート……!!』

モノクマ『まず、先に人が入ります』

モノクマ『次に君が入ると……』

モノクマ『なんと!! 先に入った人が君を相手に妄想を始めます!!』

モノクマ『相手の理想の妄想が現実化しちゃうってやつだねー!!』

最原『それは……本当なのか?』

モノクマ『勿論!! 僕が嘘をつくように見える?』

モノクマ『これを使えば……あんな事やこんな事までに発展しちゃうかもねー!!』

最原『!!』

モノクマ『ただいま着床ーっなんて事があるかもねー!!』

モノクマ『因みに、アパートを出るとお互いの記憶はなくなるからね!!』

モノクマ『……ま、信じるかどうかは最原くん次第だね。 じゃあねー!!』




















最原「……」ジャラジャラジャラジャラ

最原(あの愛の鍵を……彼よりも先に手に入れないと……)

最原(あの鍵は絶対に……ゼEROくんには渡さない!!!)

今日はここまで

次の日・食堂

東条「みんな、できたわよ」

ゼERO「この世の食材に感謝を込めて……いただきます!!!」

王馬「あ、ゼERO。 食べる前に言っておくね」

ゼERO「なんだ王馬」

王馬「いつもうめーうめーばっか言ってるから今回は違うコメントしてね!! ワンパターンだとグルメロボリポーターにはなれないぞ!!」

ゼERO「俺がいつそんなのになるって言った」パクッ

ゼERO「うめええええええええええええ!!!!」

ガンッ!!

茶柱「うるさいですよ!! 転子に何度同じ事をさせる気ですか!!」

ゼERO「……」ピクピク

王馬「あーあ。 ほら、言わんこっちゃない」

ゼERO「ご馳走様でした」

ゼERO「さて、前菜の後は……」チラッ

入間「!!」

ゼERO「メインディッシュDAAAAAA!!!」

ガンッ

ゼERO「ぐはっ!!」

入間「て、テメーみてーなポンコツがオレ様をオカズにするなんて100年はえーんだよボケ!!!」

スタスタ……

ゼERO「お、おい!! ちょっと待ってくれ美兎ちゃん!!」

真宮寺「入間さん……気のせいか、顔が真っ赤だった気がするヨ」

ゴン太「顔が真っ赤……? 風邪……なのかな?」

ゴン太「だったらゴン太があったかい飲み物をあげないと!! あとは……ええと……」

ゼERO「違うぞストンコング。 あれは照れてるんだ。 俺と話すのが恥ずかしくてな///」

王馬「そっか……とうとう入間ちゃんもイレギュラー化しちゃったんだね、あのゼEROに照れるなんて」

王馬「……こんなに悲しい事はないよ」

夢野「……それも嘘じゃろ。 バレバレじゃ」

東条「けど……今日は変ね」

王馬「ゼEROと赤松ちゃんが変なのはいつもの事じゃない?」

赤松「私も!? イレギュラーだから!!?」

東条「違うわ王馬くん。 この時間だともう全員食堂に来て食べ終わってる時間なのに……」

東条「……最原くんと春川さんがまだ来てないのよ」

百田「そういや……まだ来てねえな」

星「まだ寝てる……って事はなさそうだな」

ゴン太「もしかして……二人の身になにかあったの!!?」

白銀「! 最原くんと春川さん……コロシアイをしてるんじゃ……」

百田「馬鹿野郎!! そんな事言うんじゃねえ!!」

百田「あの二人がそんな事するわけねぇだろ!!」

白銀「! ご、ごめん……」

東条「私が後で二人の個室を見てくるわ」

ゼERO「よろしく頼む」


















カジノ

最原「はぁ……はぁ……」

最原「やっと……溜まった……」

最原「これで……愛の鍵が買える!!」

最原(この鍵の存在が知れ渡るのも時間の問題だ)

最原(ゼEROくんに見つかる前に早く処分しないと)

最原(モノクマがいうには……鍵ははめたら消滅するんだよね)

最原(だったら僕一人でラブアパートの中に入れば……誰も被害に合わないはずだ)

最原(ゼEROくんだったら赤松さんや入間さん達女子を無理矢理連れ込んで襲おうとするだろうからね)

ラブアパート前

最原「よし、開けるぞ……」

ゼERO「ラブアパートDAAAAAAAA!!!」

最原「!!!」

ゼERO「なんだ、最原じゃないか。 今朝はどうした、みんな心配してたぞ」

最原「う、うん……ちょっと起きれなくて」

ゼERO「……ん? お前、その鍵……」

最原「……!!!」

最原(くそ……こうなったら……偽証だ!!)

最原「ゼEROくん……そういえばさっき、入間さんが君の事を探してたよ」

ゼERO「何? 美兎ちゃんが?」

最原「うん、さっき個室に入って行くのを見たけど……行った方がいいんじゃないかな」

ゼERO「……そうだな。 もしかしたらヤりたくて堪らないのかもしれん」

ヒョコ

モノクマ「ちょっと最原くん!! 嘘はダメだよー!!」

最原「!!!」

ゼERO「おいイレギュラー、何しに来た?」

モノクマ「ゼEROくんを助けに来たんだよ!!」

モノクマ「実はねゼEROくん、最原くんが持ってるあの鍵はラブアパートを開ける為の鍵なんだよ!!」

ゼERO「何!?」

モノクマ「この鍵を二人一組で使って入ればSEXも……うわーーこれ以上は言えないーーーーー!!!///」

ゼERO「所詮イレギュラーの戯事だ。 概ね俺達に喧嘩でもさせる気だろう」

最原(ゼEROくんが珍しくまともだ……)

最原「そ、そうだ!! 何言ってるんだモノクマ!!」

モノクマ「ゼEROくん、スタンプラリーあげたのに信じてくれないの?」

ゼERO「イレギュラーは最原お前DAAAAAAAA!!!」

最原(一瞬でもまともだと思ってた僕が馬鹿だった)

モノクマ「それじゃあ二人仲良くねー!!」

最原「! ま、待て!!」

ゼERO「……その鍵は一本だけか?」

最原「……うん。 カジノのコインと交換したんだ。 一本しかなかったよ」

ゼERO「……そうか」

最原「ゼEROくん……やっぱり君は……この鍵を使って赤松さんや入間さんを襲うの?」

ゼERO「……俺にも特A級ハンターとしての意地があるんでな」

最原「……そんな意地捨てろよ!!」

最原「学校に閉じ込められているこの状況で……性行為なんてしている場合じゃないだろ!!」

最原「僕は……この鍵を渡さない!!」

最原「君なんかには……絶対に渡さない!!」

ゼERO「……」

ゼERO「最原……そこまで言うんだったら俺と勝負しろ」

最原「勝負……?」

ゼERO「決まっているだろ。 レプリロイドの勝負といったら……」


















ゼERO「おっぱいバトルDAAAAAAAA!!!!」

最原「お、おっぱいバトル……?」

最原「ねぇ、おっぱいバトルって……?」

ゼERO「簡単だ、お互いに自分の嫁、そして嫁のおっぱいの魅力を熱演し……最終的に折れた方の負けだ」

最原「ごめん、よく分からないや……」

ゼERO「さぁ始めるぞ!! おっぱいバトル開始だ!!」

最原「え、ええと……」

ゼERO「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!! 巨乳おっぱいDAAAAAAAAAAAAA!!」

最原「!!?」

ゼERO「さぁ最原!! お前は誰が嫁なんだ!!」

最原「え、ええと……」

ゼERO「今は美兎ちゃんでいい、違うか?」

最原(つまり僕は入間さんじゃない誰かについて語ればいいんだな……)

最原(だったら……)

最原「ぼ、僕は……赤松さんが程よい大きさだと思う」

ゼERO「おい!! なんだその台詞は!!」

最原「えっ……」

ゼERO「リズムよく!! 語りかけるようにだ!!」

ゼERO「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!!」

ゼERO「必ず冒頭に『おっぱいおっぱい』を入れろ!!」

最原(な、なんだ……この心底くだらないバトルは……)

最原(でも……ここで勝たないと……赤松さんが危ない!!)

最原「お……」

ゼERO「!!」

最原「おっぱいおっぱい!! 赤松さんおっぱい!!!///」

ゼERO「フッ……そうこなくちゃな」

ゼERO「おっぱいおっぱい!! 美兎ちゃんおっぱい!!」

最原「おっぱいおっぱい!! 赤松さんおっぱい!!」

ゼERO「バスト99!! 最高のおっぱいDAAAAAAAA!!!」

最原「……それは違うぞ!!」

ゼERO「何!?」

最原「……確かに大きい事は素晴らしいかもしれない」

最原「けど……デカすぎるとそれはそれで気持ち悪いんじゃないかな」

ゼERO「ア"ッ!!?」

最原「99は大きすぎるよ……やっぱり90ぐらいが僕はいいと思う」

ゼERO「論理的な事を言いやがって……さてはお前、自分のペースに持っていくつもりだな!!」

ゼERO「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!!」

最原「おっぱいおっぱい赤松さんおっぱい!!」

ゼERO「俺の下ネタに下ネタで返してくれるんだぞ!! いい子じゃないか!!」

最原「でもそれは品のないって言い方もできるよね?」

ゼERO「ア"ッ!!?」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!! 美兎ちゃん以外みたくねぇんだよ!!」

ゼERO「大体バスト90も充分でかいしイレギュラー化している今、楓ちゃんも下ネタを言ってるじゃないか!!」

最原「くっ……言われてみれば確かに……」

ゼERO「違うのは胸だけだろ!! つまりでかい美兎ちゃんの方が素晴らしい!! おっぱいおっぱい!!」

最原(だったら……)

最原「その言葉……切ってみせる!!」

ピロン♪ピロン♪ピロン♪

最原「見ろ!! この間のパーティで撮った赤松さんの写真だ!!」

ゼERO「萌ええええええええ!!!///」

ゼERO「……って何言ってるんだ俺は!!」

最原「ゼEROくん……君の入間さんに対するおっぱい愛はこの写真程度で揺らぐものだったの?」

ゼERO「ふざけるな!! そんな訳ないだろ!!」

ゼERO「それにお前も美兎ちゃんの喘ぎ声を聞けば……」プチッ

『あぅ……はぅ……あぁん///』

最原「品がないね」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!(泣)」

最原「おっぱいおっぱい赤松さんおっぱい!!」

最原(よし……トドメだ!!)

最原「ゼEROくん、僕は浮気性の君とは違う!!」

最原「……僕は赤松さん一筋だ!!!」

最原「赤松さんのおっぱいしか見てないんだ!!」

最原「ほかのおっぱいなんてどうでもいい!!」

最原「僕は赤松さんだけが好きだ!! 大好きなんだ!!!」

ゼERO「萌ええええええええええええええええええええ!!!///」

最原「……」

最原「……勝った、のか……?」

ゼERO「最原……楓ちゃんは素晴らしいな」

最原「う、うん……」

ゼERO「その鍵は好きに使うといい」

ゼERO「しょうがない、俺は個室でオナニーでも……」

赤松「……」

ゼERO「エッ!!?」

最原「あ、赤松さん……」

赤松「最原くん……今の戦い……」

最原「! 見てたの……?」

赤松「うん……ねぇ最原くん」

最原「……なに?」

赤松「私の事が好きなのは……本当なの?」

最原「!!!」

赤松「私一筋だって言ってたけど……本当なの?」

最原「……本当だよ」

赤松「!!!!」

最原「赤松さん……僕は君の事が大好きだ!!」

最原「ここに閉じ込められた時から……ずっと側にいてくれて……」

最原「どんなに苦しい時でも……君がいたから乗り越えれたんだ!!」

最原「僕は……君と一緒にいる時が……一番楽しいんだ!!」

赤松「……」

ゼERO(玉砕するだろうな、なんせ楓ちゃんは俺の事が好きなはずだ)

赤松「……最原くん」

最原「!」

赤松「……私も君の事が好き!!」

ゼERO「嘘だああああああああああああああああああああ!!!」

最原「ほ、本当に……? 本当なの?」

赤松「うん!!」

赤松「私も同じでね……最原くんから元気をもらってるし……最原くんといる時が一番楽しいよ!!」

ゼERO「ちょっと待てよ楓ちゃん、俺はどうした?」

赤松「ゼEROくんは興味ない、ゼEROくんはキモいもん」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

最原「あの……こんな閉じ込められてる状況で言うのも変かもしれない、けどさ」

赤松「?」

最原「僕と……お付き合いしてもらえますか?」

赤松「……もちろん!!」

最原「……ありがとう!!」

ゼERO「リア充めぇ!!」

ゼERO「リア充ぶっ潰してやる!! うおおおおおおおお!!!」

ガン!!!

ゼERO「」チーン

最原「赤松さん、まだリュックに砲丸を……?」

赤松「うん! 私は誇りあるイレギュラーハンターだからね!! 武器は常備してないと!!」

最原(イレギュラーじゃないのか……)

赤松「……!! そうだ最原くん、朝はどうしていなかったの? オナニー?」

最原「ち、違うよ……これを手に入れる為に……カジノに引きこもってたんだ」

赤松「……鍵?」

最原「うん、これは愛の鍵……ラブアパートを開ける為の鍵なんだ」

赤松「ラブアパート!!? ラブアパートに入れるの!?」

最原「う、うん……」

赤松「丁度良かった!! 私も今、ラブアパートが開いてるか見に行こうとしてるところだったの!! ねぇねぇ、一緒に入ろう!!」

最原「! で、でも……」

ゼERO「」グッタリ

モノクマ「はーいストーップ!!」

最原「! 今度は何しに来たんだ……?」

モノクマ「いやーちょっとね、君達に新しい校則が追加された事を伝えようと思って!!」

赤松「新しい校則……?」

モノクマ「そうです!! ズバリ……」












モノクマ「二人で行う性行為はラブアパートの中でしかやってはいけませーん!!」

ゼERO「……」ピクッ

ゼERO「なん……だと……?」

今日はここまで

ゼERO「おいモノクマ、どういう事だ」

ゼERO「まさか美兎ちゃんとSEXするには愛の鍵が必要という事か?」

モノクマ「おー!! レプリエロイドでも分かるんだねー!!」

モノクマ「あ、自慰は別にどこでもしていいからね? 僕って優しいねー」

ゼERO「だったら今すぐカジノに……」ダッ

モノクマ「何言ってんの、鍵は最原くんが持ってるやつだけだよ。 次の入荷はもう少しかかるかなー」

モノクマ「それじゃあ最原くん、赤松さんと素敵なSEXを楽しんでねー!!」

パッ

最原「ちょ、ちょっと待てよ!! 僕は赤松さんと入るなんて一度も……」

赤松「え……」

最原「……?」

最原(どうして悲しそうな顔をしているんだ?)

赤松「最原くん……その鍵使って……」

赤松「私と一緒に……入らない?」

最原「!!!!」

ゼERO「目を覚ませ楓ちゃん、こいつとヤっても……」

赤松「キモいから黙って」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

最原「でも赤松さん……どうして……」

赤松「どうしてって……私達付き合ってるんだよ?」

最原「で、でもそういうのはここを出てからで……」

赤松「……SEXDAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

最原「!!?」

最原「赤松さん!! しっかりして!!」

赤松「……!! ご、ごめん……でも!!」

赤松「性欲が……抑えきれない!!」

ゼERO「白目を向いてやがる……!! イレギュラー化がそこまで進行していたのか!!」

赤松「私のアナル見せてあげる!!」

最原「!!? や、やめてよ!!」

ゼERO「よろしく頼む///」

ドゴォン!!

ゼERO「」チーン

ゼERO「最原、イレギュラー化がここまで来てる以上、アパートに入らないとどうしようもないぞ」

赤松「最原くんお願い!! 早く……ラブアパートに!!」

最原「……」

最原(大丈夫だ、妄想を始めるのは先に入った人……それはこの二人は知らない)

最原(つまり僕が後から入れば……性行為をする事はなくなるはずだ!!)

最原「分かった……入ろう」

赤松「うん!!」

ゼERO「……」

ゼERO(いつまでも好きにやらせるかよ!!)

ガチャッ

最原「開いたよ、じゃあ先に入って」

赤松「……うん///」

最原(その後に僕が入って……)

ゼERO「疾風牙!!!」ダッ

最原・赤松「!!!」

ゼERO「DAAAAAAAA!!!!」

ドゴオオオン!!

最原「うわああああああああ!!!?」

赤松「最原くん!!!」

ゼERO「さぁ二人で交わるぞ!!!」

バタン!!

赤松「ゼ、ゼEROくんが……最原くんを連れて入っちゃった……」

ガンガンガンガン!!!

赤松「あ、開かない……どうしよう……」














最原「ゼEROくん!! どういうつもりだ!!!」

ゼERO「お前の事が好きだったんだよ!!///」

最原「君は本当に男女見境いないな……」

最原(! 待てよ、今僕はゼEROくんに吹き飛ばされた……その後にゼEROくんが入った……という事は……)

最原「……!!」プツン!!

ゼERO「……?」

最原「……君が助手になってくれて……だいぶ時が経つね」

ゼERO「は?」

最原「……変な話なんだけどさ」

最原「こうやって仕事をする時以外も……君の事を考えちゃうんだ」

最原「……なんでだろうね」

ゼERO「そうか! 好きか!!」

最原「えっ……?」

ゼERO「お前を掘ってやる!! DAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

最原「えっ!!? ちょっと待っ……」

 _,..-──- 、、
           ,、-'"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``ヽ、
         ,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ

          /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
        /::::,r'゙ァー-ー'ア"リijk´ ̄``""´``i::::::::i
       ,!::::::!       ,!トゝ、         l:::::::|
       |::::::!         ,!ヾ、,,_      ゙i:::::!
       |::,::l ,ィニニニ二r'´  ゞ二ニニニゝ、 ,!:::j

       ,rゝ;l. ´ ,ィ=≡'´レ   '`ヾ==-、  .! !^i
      .i r、i;i      ' ´:;    ` `      リイ^!
       | ソii        j             l!ヽ l
       i ,!( ,!      `ゝt''´         | j!,!
       `、. `i        _,,_ __       ,!レ'/
        \!      ィ-‐ーー-ゝ     ,!,イ
          i、       ー一        / i/
          |`、                /  'i
          |  \     ;       ,イ   |
          |   \ ___,__, ィ´/   |
          _,!              /     l、_
    ,,、-‐ ''"´ i  ;             ! !   ̄``''ー- 、
           l   ;          ,'  ,'  !  ;

赤松「ゼEROくんに……最原くんを取られちゃったよぉ……」

赤松「……」

赤松「NTRれ萌えええ!!!///」

ガチャッ

赤松「!!!!」

ゼERO「……」

最原「……」

赤松「さ、最原くん!! やったの!!? やっちゃったの!!?」

ゼERO「最原がボデ腹になってれば確実だな」

赤松「いや、そんな早くならないでしょ」

最原「突っ込むところはそこじゃないと思うけど……」

最原「赤松さん……ごめん……僕はゼEROくんと……」

赤松「だ、大丈夫だよ!! 私マゾだからNTRれも全然気にしないし!!」

最原(気にしなかったら気にしなかったで悲しいな……)

最原「それよりゼEROくん……君は言ってる事が本当に二転三転するんだね」

最原「その鍵を譲るって言った側から入ろうとしたし……」

ゼERO「俺は往生際が悪いんだ」

赤松「最原くん!! 次鍵が入荷したら今度こそ二人で入ろうね!!」

最原「う、うん……」

最原(入荷したらすぐにカジノに行こう)

広間

ゼERO「愛の鍵がなくなった以上、部屋でオナニーするしかないな」

赤松「最原くん、私のオナニー見せてあげる!!」

最原「いやいいよ!!///」

……プツン!!

ゼERO「……ん? なんで俺はここに……?」

赤松「なんでだろう……さっきまでの記憶が思い出せない」

最原「ふ、二人とも? 実は僕も……」

最原(3人も同時に記憶をなくすなんて……もしかしてモノクマが僕らに何かしたのか?)

東条「最原くん……よかった、いたのね」

最原「! 東条さん。 ごめん、もしかしてみんな心配してた?」

東条「ええ、後でみんなに私から伝えておくわ。 所でどこで何をしていたの?」

最原「ちょっとカジノで欲しい物があって……ずっと篭ってたんだ」

東条「そうだったの……でもカジノは程々にね。 ハマり過ぎると抜け出せなくなって損するだけよ」

最原(百田くんに言ってほしいなそれは……)

東条「そうだわ、春川さんを見なかった?」

最原「春川さん?」

ゼERO「まだあずにゃんは見つかってないのか」

赤松「……あずにゃんって春川さんの事?」

ゼERO「ああ、あのツインテールはあずにゃんそのものだ」

ゼERO「いずれ俺もツインテールになってダブルあずにゃんをやる所だ」

最原「そんなのやらなくていいよ……」

赤松「キモい」

ゼERO「マゾDA///」

東条「……私が知らないうちに3人とも仲良くなったのね、微笑ましいわ」

百田「おっ!! 最原!! どこ行ってたんだよ!! 心配したぞ!!」

最原「! 百田くん……ごめん、カジノで遊んでたんだ」

百田「まぁ何にせよ無事でよかったぜ」

赤松「あとは春川さんだね……」

百田「! 春川なら自分の研究教室の前にいたぜ」

東条「それは本当なの?」

百田「ああ、オレも飯食った後、気になってあちこち探してたらよ……」

百田『……!!』

春川『……』

百田『春川!! 見つけたぜ!!』

春川『……何か用?』

百田『食堂に来ねーから探してたんだよ!! それよりここで何やってんだよ!!』

春川『あんたには関係ないって』

百田『!! この扉……もしかしてお前の研究教室か!?』

春川『入らないで』

百田『?』

春川『兎に角あっち行って。 研究教室に入らないで』

春川『……もう私に関わらないで』

百田『……』

百田「あいつは……いかにも部屋を守ってるって感じだったな」

東条「つまり研究教室に入らせたくないから……ずっとそこにいるというわけね」

百田「でも一体なんでだろうな……」

赤松「分かった!! オカズがいっぱいあるんだよ!!」

赤松「春川さん保育士だし、ロリとショタの裸の本がいっぱいあるんじゃない!? 児ポだよ児ポ!!」

ゼERO「成る程、じどうに関心というわけか」

最原(赤松さんがたまに入間さんにしか見えなくなる……)

ゼERO「だったら作戦は一つしかないだろう」

東条「ゼEROくん……?」

ゼERO「あずにゃんと心を通わせるのはあずにゃんのみ。 即ち……」















ゼERO「俺がゼEROにゃんになる!!!」

赤松・最原・百田・東条「は?」

今日はここまで

ゼERO「俺だけじゃない、お前達四人もあずにゃんになるんだ」

百田「いや、どうやってだよ」

ゼERO「こういう時こそつむぎちゃんだ、彼女ならツインテールのカツラぐらい持ってるだろう」

ゼERO「そうと決まればつむぎちゃんに交渉DAAAAA!!!」

最原「ま、待ってよゼEROくん! 僕らはやるなんて一言も……」

赤松「面白そう! 私もやってみたい!!」

最原「赤松さん!?」

ゼERO「つむぎちゃんはどこDAAAAAA!!」

白銀「ゼ、ゼEROくん!? 私を呼んでどうしたの?」

ゼERO「黒髪ツインテールのカツラを四つたの頼む!!」

白銀「……ごめん、コスプレグッズは最初の時に見せたやつしかないんだ」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

ゼERO「くそったれ!! それじゃあ注射と秋山のカツラしかないじゃないか!!」

白銀「私の研究教室が解放されればあるかもしれないけど……」

ゼERO「しょうがない、やつらにカツラを被せるのは諦めるか」

白銀「?」

ゼERO「だったら……」

バサっ

ゼERO「にゃんにゃん///」

白銀「!!?」

赤松「ゼEROくん!! カツラは?」

ゼERO「なかった」

東条「……あなたが被ってるそれは?」

ゼERO「俺に内臓されてるゼEROにゃんカツラだ。 にゃん///」

百田「カツラが内臓されてるのかよ!?」

ゼERO「兎に角、俺はこれからあずにゃんを説得しにいく」

ゼERO「にゃんにゃん///」

白銀「……ねぇみんな、ゼEROくんは何をしようとしてるの?」

最原「……知らなくていいと思うよ」

春川「……」

……ゃん。

春川「……?」

ゼERO「にゃんにゃんにゃんにゃん///」

春川「!!!?」

ゼERO「にゃんにゃんにゃんにゃん///」

春川「な、なんなの!? 何しに来たの!?」

ゼERO「僕は君の仲間だにゃん/// 中に入れてくれにゃん///」

春川「……殺されたいの?」

ゼERO「ごめんなさい」

ゼERO「ミスっちまった……」

赤松「やっぱりね……」

東条「でも……最原くんも春川さんも無事でよかったわ」

東条「とりあえず今はそっとしておきましょう、私も色々と考えてみるから」

白銀「うん……そうだね」

東条「! もうお昼なのね……みんなのご飯を作ってあげなきゃ」

百田「わりいな東条、頼んだぜ!!」

白銀「東条さん、すっかりみんなのママだね!!」

ゼERO「!! ママ……ということは……」

ゼERO「おっぱい吸わせろ!! 授乳頼む!!」

ガン!!

ゼERO「」チーン

赤松「みんなもゼEROくんの暴走をいつでも止めれるように何か武器を持っといた方がいいよ!!」

百田「お、おう……」



ゼERO「これよりオナニーを開始する」

トントン!!

ゼERO「イレギュラーめぇ!! 俺のオナニーを邪魔しやがって!!」

ガチャッ

入間「……」

ゼERO「美兎ちゃん!!! ah…...///」

入間「か、勘違いするなよ……偶々できて……偶々お前が近くにいたからあげようとしただけだからな」

ゼERO「タマタマ?」

入間「オラァ!! お前にくれてやる!! 光線銃だぁ!!!」

ゼERO「新武器か!?」

入間「こいつはなぁ!! パンツを瞬間移動させれるんだ!! オレ様つえええええええええええええ!!!!」

ビー……

入間「!!?」

ゼERO「美兎ちゃんのパンツDAAAAAAAAAA!!」

入間「え、ちょ、ダメ……返して……///」

ゼERO「最初からこういうプレイが目的じゃないのか?」

入間「ひぐぅ!!?///」ビクッ

ゼERO(冗談で言ったら当たったようだ)

入間「べ、別に……それが目的で……作ったとかじゃないから……///」

ゼERO「そんな美兎ちゃんが俺も好きDA///」

入間「ふぇっ!?///」

ゼERO「お礼に俺もパンツあげてやる!!」

ビー……

ゼERO「俺はノーパンだっTAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!(泣)」

入間「な、なんだよオメー……フルチンなのか?」

入間「まぁロボには裸もクソもねぇか……」

入間「……」

入間「……じゃあオレ様、帰るから」

ゼERO「エッ!?」

入間「ケッ!! 精々オレ様のパンツでシコってな!! じゃあな!!///」ダッ

ゼERO「ありがとう///」

ゼERO(このパンツでオナニーDA!!!)

入間「……」

入間「また好きって言われた……」

入間「……」

入間「パンツ……作ってあげようかな」

入間「……!!?」

入間「はぁ!? なんでオレ様はあんなくされちんぽロボの為にそんなん作ろうとしてんだ!!?」

入間「あの野郎、さてはオレ様をハメやがってるな!!」

メンタル測定器『キモチワルイデスーーーー!!!』

入間「ひぐっ!!?///」ビクン

ゼERO「さぁ、このパンツでオナニーを……」

コンコン!!

ゼERO「! 美兎ちゃん……」

ゼERO「きっとまた俺に会いたくなってきたんだな///」

ガチャ

最原「……こんばんは、ゼEROくん」

バタン!!

最原「ゼEROくん!!?」

ゼERO「お前はキモいんだよ!!」

最原「じゃ、じゃあ話だけでも聞いて!!」

ゼERO「なんだ」

最原「じゃあ……単刀直入に言うね」

ゼERO「よろしく頼む」

最原「……僕もEROウイルスに感染したいんだ」

ゼERO「何……?」

最原「EROウイルスに感染すれば……マゾになってあらゆる攻撃が効かなくなるでしょ? 死ななくなるんでしょ?」

最原「僕は……赤松さんを守りたいんだ」

最原「このままだったら……赤松さんに助けられてばかりになっちゃうんだ」

最原「それに僕自身もイレギュラーになれば……イレギュラーの気持ちが分かるかもしれないし……」

ゼERO「ない」

最原「え……?」

ゼERO「もうEROウイルスはない」

ゼERO「頭部に蓄積されていたウイルスは全て楓ちゃんに感染した」

最原「そんな……」

最原「じゃあ僕は……イレギュラーにはなれないの?」

ゼERO「ああ」

百田「ん? お前ら、まだ起きてたのか?」

最原「!! 百田くん……」

百田「丁度良かった!! なぁ、お前らも付き合えよ!!」

最原「え……?」

ゼERO「すまない、俺には美兎ちゃんが……」

百田「ちげーって!! トレーニングだトレーニング!!」

最原「トレーニング……?」

百田「おう! ここに来る前は毎日やってたんだけどな……すっかりやらなくなっちまってな」

最原「……うん。 そのトレーニング、僕もやりたい」

百田「おっ!! そうか、じゃあ中庭に行こうぜ!!」

最原「うん!! ……ごめんゼEROくん、僕も……」

ゼERO「俺も仲間に入れてくれ!!」

最原「えっ……ゼEROくんも?」

百田「おっ! いいぜ、人数が多いに越したことはねーからな!!」

最原「……嫌な予感がする」

百田「?」













中庭

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

最原「やっぱりね……」

百田「」

ゼERO「何変な目で見てる。 俺はこの通りチンチンを鍛えてるだろう」

最原「!! そうか、長くて硬ければ……武器になる!!」

百田「あー成る程な!! ゼERO、オメーもオメーなりに考えてるんだな!!」

ゼERO「これでも俺は特A級ハンターだからな」

百田「……オシ! オレ達も筋トレだ終一!!」

最原「……うん!!」

百田「……じゃあ今日はここまでにすっか!!」

最原「百田くん、僕を誘ってくれてありがとう。 僕、赤松さんを守れるぐらいに……強くなりたいんだ!!」

百田「よく言った!! それでこそオレの助手だ!!」

最原「え……助手?」

百田「おう!! オレがボスでお前が助手だ!!」

百田「いいか終一!! テメーは一人じゃねえんだ!! 悩んだら一人で抱え込まないでなんでも言えよ!!」

百田「助手の悩みは……ボスの悩みだからな!!」

最原「うん……ありがとう百田くん」

ゼERO「……」シコシコ

百田「!! そうだ、なぁゼERO!!」

ゼERO「なんだ」

百田「確かお前って宇宙に行った事があるんだよな!!」

百田「なぁ、宇宙はどうだったんだ!!?」

最原「そっか……百田くんは年齢制限の所為でまだ宇宙に行った事がなかったんだよね」

ゼERO「宇宙は今……」

百田「……いや、わりい!! やっぱ言わないでくれ!!」

ゼERO「は?」

百田「やっぱり宇宙は自分の目で見る!! 今聞いちまったらつまんねーからな!!」

百田「オレがいつかこの目で確かめる!!! ロマンがあるだろ!!」

最原「百田くん……」

百田「んじゃ、また明日な!!」

最原「うん、お休み」

ゼERO「……」

ゼERO(宇宙の事を言わなくてよかった、だって……)


















シグマ『くらええい!! 私の可愛い子ども達よ!!』

シグマ『クッハアアアアアアアア!!!』ドピュッ














ゼERO(宇宙が精子まみれなんて言ったら夢もクソもないからな)

今日はここまで

次の日

東条「ゼEROくん、今日は黙って食べて頂戴」

ゼERO「ああ」パクパク

王馬「うわーー!! ゼEROが東条ちゃんの言う事を聞いてるー!!」

夢野「嫌な予感がするのう……」

王馬「あ! もしかしてゼEROがまともな分、赤松ちゃんがまともじゃなかったりして!!」

赤松「わ、私も黙って食べてるよ!!」

茶柱「そうやって男死はすぐに女子を……」

王馬「あーあ。 また茶柱ちゃんの説教が始まった」

ゼERO「……」

真宮寺「ゼEROくん、今日は朝からおとなしいけど、何かあったのかい?」

ゼERO「いつも通りだ」

白銀「いつも通りじゃないから聞いてるんだと思うんだけど……」

ゴン太「春川さんは……まだ来ないのかな?」

アンジー「ずっと研究教室の前にいるんだっけー? 怪しいねー」

入間「……」

星「おい入間、どうした。 ソワソワしてるように見えるが?」

入間「オ、オレ様が? な、なんでもねーよ……」

王馬「分かった!! トイレ行きたいんだ!! お子ちゃまだなー」

最原(入間さん……一体どうしたんだ?)

ゼERO「……」

ゼERO(何故俺が大人しくなってるかというと……)

ゼERO(賢者タイムに入っているからDAAAAAAAAAA!!)

ゼERO(何をオカズにしているかというと……)チラッ

入間「……」ソワソワ

ゼERO(ノーパンの美兎ちゃんDAAAAA AAAA!!!!)

ギュン!!

百田「おわあっ!!?」

最原「!!!!」

その時、僕の目の前に信じられない光景が起こった。

なんと、百田くんが突如勃起したゼEROくんの性器に乗り上げられたのだ!!

最原「百田くん!!!」

百田「うわああああああ!!!」

ゼEROくんの性器はみるみる伸びていき……ついに天井を貫いた!!!

夢野「んああ!!?」

性器にしがみついたままの百田くんはそのまま天井まで行ってしまった。

彼はまるでスペースシャトルにしがみついてる宇宙飛行士のようだった。

最原(……ってそんな事思ってる場合じゃない!!)

赤松「どうしよう!! 百田くんが!!」

東条「物凄い勢いで天井にぶつかってたわ……大丈夫かしら?」

ゴン太「ゴン太、急いで百田くんを助けるよ!!」

ゴン太「だからこのゼEROくんの棒で……」

シュルルルル……

ゴン太「!!」

ゼERO「ah……///」

アンジー「ありゃりゃ、縮小しちゃったねー」

真宮寺「恐らく彼は……3階まで行ってしまったようだネ」

星「心配だな……急いでいくぞ」

タッタッタッ……

ゼERO「ah……///」

入間「お前まさか……オレ様でイッたのか?」

ゼERO「羞恥プレイ最高だな///」

入間「……恥ずかしいよぉ///」

















百田「てて……ゼEROの野郎……」

百田「……にしてもここはどこだ?」

ガチャ

春川「何の音……?」

百田「!!!」

百田「は、春川……」

春川「なんであんた……床から……? どうやって……?」

百田「……」キョロキョロ

百田「もしかしてここ……お前の研究教室か?」

百田(銃にボウガン……こいつって超高校級の保育士だよな?)

百田(なんでこんなのが春川の研究教室にあるんだ?)

百田「春川……オメーは……」

春川「……」

3階

ゴン太「あそこから百田くんの声がするよ!!」

真宮寺「あそこは……春川さんの研究教室」

白銀「!! 春川さんがいない! 中に入れるよ!!」

王馬「にしし! 春川ちゃんの秘密がやっと見られるねー」

赤松「児ポ……児ポ……」

ゼERO「シコ……シコ……」

最原「二人ともしっかり!!」

ガチャ

ゼERO「百田!!」

百田「!! お前ら……」

春川「……みんな来たんだ」

夢野「んあっ!? な、なんじゃ? 部屋のあちこちに武器が……」

茶柱「危ないですよ夢野さん!! 下がってください!!」

春川「……」

王馬「あれれー? おかしいねー? 春川ちゃんって超高校級の保育士だよねー?」

王馬「この部屋を見た感じ、そんな要素どこにもないようにみえるけどなー」

王馬「まるで……」

王馬「超高校級の暗殺者みたいじゃない?」

春川「……」

赤松(児ポ……児ポ……)キョロキョロ

春川「あんたの言う通りだよ、私は超高校級の保育士なんかじゃない」

春川「私は超高校級の暗殺者だよ」

アンジー「主は言いました……隠し事は良くないと」

真宮寺「いや……隠すのは当たり前じゃないかな」

真宮寺「その才能を隠してないと警戒されるからネ、彼女が僕らを殺す時にサ」

春川「……私はハナから誰かを殺す気なんてないよ」

真宮寺「じゃあなんで黙ってたのかな?」

春川「……こうなるのが嫌だったからだよ」

ゼERO「あずにゃん……?」

春川「私に対する恐怖が……いずれ敵意に変わる」

春川「殺される前に殺さなきゃと思って……私を殺そうとする」

春川「今まで私の正体を知った人は……みんなそうだった」

春川「そうなるんだったら……始めからこの才能を内緒にすればいいと思ったの」

ゼERO「あずにゃん萌ええええええええええええええ///」

春川「……は?」

ゼERO「暗殺者萌えとか最高じゃないか!!///」

赤松「それに賛成だよ!!」

白銀「うんうん!! 春川さん可愛いからそんなの関係ないよ!!」

ゴン太「大丈夫!! ゴン太は死なないから!!」

真宮寺「立場に悩まされる姿は実に興味深いヨ」

春川「ちょ、ちょっと待ってよ……あんた達、警戒心はないの?」

春川「私は今まで人を殺してきたんだよ? なのになんでそんな平気でいられるの?」

百田「殺したとか殺してないとか、そんなん関係ねぇよ」

春川「関係……ない……? どうして……?」

百田「じゃあ聞くけどよ、テメーはここに来てから人を殺したか? 殺してねーだろ?」

百田「過去に殺そうが殺してなかろうがそれは覆る事のできねー事実だ。 いつまでもウジウジ言ってたってしょーがねーよ」

百田「大事なのは今!! それと未来だ!!!」

百田「過去にすがったって何の意味もねー、かっこ悪い奴のやる事だ」

百田「それに今、テメーは殺す気がないって言ったばっかじゃねーか」

春川「信じて……くれるの? こんな暗殺者の事を……?」

百田「当たり前だ!! オメーは嘘を言ってねーってオレが思ってんだ、だったら間違いねーよ」

最原「僕も……春川さんがそんな事をする風には思えないよ」

春川「……」

茶柱「しょ、正直びっくりしましたけど……ネオ合気道に敵うものはないですからね!!」

茶柱「これで夢野さんをお守りできますよ!!」

夢野「助かるわい……」

アンジー「魔姫は安全だって神さまが言ってるよー」

東条「私も過去に色んな修羅場を潜ってるわ……今更そんな事を聞いても驚かないわ」

星「考えてみろ春川……俺は囚人である事をカミングアウトしてる」

星「けど現にこいつらは俺に普通に接してくれてる……申し訳ないぐらいにな」

星「だからあんたも……気にする必要はねぇんじゃねえか?」

春川「……」

王馬「にしし、みんな誰かに洗脳されてるんじゃないのー?」

百田「あぁ!? おい王馬、誰が洗脳だぁ!?」

王馬「だってさ、今目の前にいるのは暗殺者だよ? いつ殺されてもおかしくないよ?」

王馬「それなのにみんな、警戒心なさすぎじゃない?」

入間「そ、そうだそうだ!! オレ様の才能に嫉妬していつ殺してくるかも分からねーぞ!!」

入間「だからここは縄で縛りつけて……」

ポン

入間「!!」

ゼERO「(^ω^)」

入間「す、すみません……///」

入間(逆らったらノーパンバラされるかもしれない……)

百田「おし春川!! 今日の夜、トレーニングに付き合え!!」

春川「は?」

百田「テメーとは全然話してねーし、全然テメーのことも分からねえ」

百田「だからトレーニングを通じてお互いの事をよく知ろうぜ!!」

百田「終一もゼEROもそれでいいよな!?」

ゼERO「構わん」

最原「うん、大歓迎だよ」

百田「じゃあ今日の夜、中庭に来いよ!!」

東条「春川さん、朝ご飯置いとくわね」

白銀「東条さん、朝ご飯持ってここまできたんだね……」

ゼERO「じゃああずにゃん、俺達は失礼する」

ゾロゾロ……

春川「……」

春川「……」

春川「……ふふ」

春川「はぁ……馬鹿みたい」

春川「……」

春川「今日の夜……行ってみようかな」

春川「……!!」

春川「床……空いたまんまじゃん」

ヒョコ

モノクマ「はいはーい!! お掃除しまーす!!」

春川「!!!」

モノクマ「我が子達ーー!!」

モノクマーズ「はーーーい!!」

ドンテンカンテンサッサッサッサッ……

モノタロウ「直したよお父ちゃん!!」

モノクマ「偉いぞ我が子達、しかしゼEROくんには参ったね」

春川「ゼERO……あの穴はゼEROの仕業なの?」

モノスケ「こりゃもっと壁を強化しないとあかんでー」

モノクマ「よし!! じゃあ我が子達、もう一仕事やろーー!!」

モノクマーズ「はーい!!!」

ヒョコ

春川「……」

百田「いやー早く夜になんねーかな!! あいつとトレーニングしたくてたまらねえぜ!!」

ゼERO「性行か」

最原「そう思うのは君だけだよ」

赤松(はぁ……児ポがどこにもなかった……)

王馬「……」

真宮寺「王馬くん……何か考え事かい?」

ゴン太「もしかして……まだ春川さんを恐れてるの?」

王馬「……ゼERO」

ゼERO「なんだ」

王馬「お前のちんこでここ出られるんじゃない?」

ゼERO「は?」

今日はここまで

夢野「お主はいきなり何を言い出すんじゃ……」

王馬「いやだってさ、さっきゼEROが勃起して天井が破壊された訳じゃん? ゼEROのチンコにはそれぐらいの破壊力があるわけじゃん?」

星「……つまり外に向かって勃起すれば……」

王馬「そう!! 籠なんかあっという間に破壊されてオレ達は晴れて卒業!!」

王馬「これで暗殺者の魔の手から逃れられるね!!」

百田「なっ……テメー、春川はそんな事しねーって言ってんだろ!!」

王馬「ま、春川ちゃんをどう思おうが百田ちゃんの勝手だけどねー」

王馬「オレの忠告を聞けばよかったってなってもしらないよー」

王馬「ほらゼERO!! 早く来い!! 実験だ!!」

ゼERO「俺のちんこ見せてやる!!」

王馬「オレには見せなくていいの!! ほら、早く中庭中庭!!」

王馬「あ!! あと入間ちゃんも!!」

入間「へっ? オレ様も?」

スタスタ……

ゴン太「行っちゃった……」

東条「確かに……彼の性器の破壊力はすざましいものだったわね」

赤松「じゃあ私のマンコも凄い吸引力なのかな!?」

最原「……それはないと思うよ」

中庭

入間「な、なんでオレ様も呼ばれたの……?」

王馬「決まってるじゃん、ゼEROのオカズ提供の為だよ」

入間「オ、オカズ!!?」

王馬「こいつがよくオカズにするのは君でしょ?」

ゼERO「美兎ちゃんをオカズ……素晴らしいな///」

王馬「ほら入間ちゃん、なんかゼEROが興奮するような事やってよ」

入間「え、ええと……」モジモジ

ゼERO「モジモジノーパン萌ええええええええええええええ!!!!//////」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

瞬間、ゼEROの性器が物凄い速さで伸びた!! その速さ、時速634㎞!!

約束された勝利の性器(エクスカリバー)はそのまま外を破壊……

















ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!(泣)」

王馬「なんだよ壊れないじゃん、役に立たないなー」

……はできなかった。

モノクマ「ふー……仕事した甲斐があったよ」

王馬「あ!! モノクマ!!」

モノクマ「いやー、さっきゼEROくんに学校を破壊されて頭にきてね」

モノクマ「学校全体の壁の強度を強化したんだ」

王馬「ちぇーっ……ま、裁判がまたできるって考えればいいか!!」

モノクマ「その通り!! 卒業したければ学級裁判を乗り越えてくださーい!!」

ヒョコ

ゼERO「ああ……ちんこが……曲がった……」

王馬「ところでゼERO、モジモジノーパンって何?」

入間「!!!」ビクッ

ゼERO「俺が……ハマったアニメの名前だ……」

入間「!」

王馬「ふーん……あっそ」

王馬「ま、ゼEROがそう言うんだったらそういう事にしといてあげるよ」

王馬「じゃあね、ゼEROとノーパンの入間ちゃん」

入間「!!」ギクッ

ゼERO「すまない……バレてるようだ」

入間「よ、弱みを握られちゃったぁ……」

ゼERO「だが内心、嬉しいんじゃないのか?」

入間「え……」

ゼERO「どうして俺にパンツを返してくれなんて言わないんだ?」

入間「そ、それは……」

ゼERO「羞恥プレイ素晴らしいな///」

入間「……ふえええ///」












ゼERO「美兎ちゃんのパンツでシコシコシコシコ」

コンコン

ゼERO「美兎ちゃんDAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

ガチャッ

最原「……」

ゼERO「……」

最原「ご、ごめんね。 入間さんじゃなくて」

ゼERO「俺はホモDA///」

最原「!!!?」

中庭

最原「おまたせ百田くん」

百田「お、終一とゼEROも来たか!」

春川「……」

ゼERO「あずにゃん!! 本当に来てくれたんだな!!」

春川「……来ないとずっと言ってくるからね」

百田「よし! じゃあやるかハルマキ!!」

春川「は? ハルマキ……?」

百田「おう! お前のあだ名だ!!」

百田「ボスと助手の関係になったんだからあだ名で呼ばねーとな!!」

春川「何それ……」

ゼERO「不服か? あずにゃんの方がいいか?」

ゼERO「にゃんにゃん///」

春川「不快だからそのカツラ外して」

ゼERO「ごめんなさい」

春川「終わったよ」

最原「は、速い……」

百田「はぁ……流石だなハルマキ……」

ゼERO「シコシコシコシコシコシコ」

春川「ねぇ、あれは何をやってるの?」

百田「見て分かんねえか? チンコを鍛えてんだよ」

最原「あれはゼEROくんの武器でもあるんだ」

春川「……あんた達馬鹿なの?」

百田「ば、馬鹿じゃねーよ!!」

春川「……でもそういう馬鹿さが私には足りないのかもね」

百田「だから馬鹿じゃねーって!!」

百田「よし!! 今日は解散だ!! 明日も来いよハルマキ!!」

春川「……あんたも明日はへばらないでよ」

最原(春川さんの笑顔が見れた……)

最原(凄いな百田くんは……強くて……優しくて……)

最原(僕もいつか……)

ゼERO「シコシコシコシコ」

最原「……ゼEROくん、今日はもう終わりだよ」

モノタロウ「お父ちゃん!! 準備できたよ!!」

モノクマ「ウププ……それじゃあ我が子達、あとは頼むよ」

モノファニー「アタイ達に任せて!!」

モノクマ「いやー、ずっとコロシアイがなくて退屈だったんだよねー」

モノクマ「この動機で……そろそろ動くかもね」

モノクマ「ウププ……ウププププププ」

次の日の朝

ゼERO「……」

ゼERO「……ハッ!!」

ゼERO「朝か……今日もチンチンは朝勃ちしているな///」

ゼERO「……ん? なんだこれ」

ゼERO「……モノクマーズパッド?」

ゼERO「もしや……お宝画像か!?」

ゼERO「早速チェックDAAAAAAAAAAA!!!」

モノクマ『さーておまたせ、動機ビデオだよーー!!』

ゼERO「動機ビデオ……?」

モノクマ『オマエラの大切な人は誰かなー? 始まり始まりー!!』

ゼERO「お、おい!! ちょっと待ってくれ!! この映像のタイトル……」









『入間美兎の動機ビデオ』

ゼERO「……美兎ちゃん?」

モノクマ『超高校級の発明家の入間美兎さん』

モノクマ『彼女の発明品は世界中の人々の役に立っているのでした』

『入間さんの発明品のお陰で寝ながらなんでもできるよ!!』

『うちの国は戦争がなくなった!!』

『権利をくれたお陰で我が社は大金持ちだ!!』

『ヒャッホーウ!! 苦しくなくなる!!』

ゼERO「凄いな美兎ちゃん……小規模の事から大規模な事まで……色んな人の役に立ってるんだな」

モノクマ『ところがどっこい!! ある日を境に入間さんの発明品を使用している人達が相次いで行方不明になってしまったのです!!』

ゼERO「エッ!!?」

モノクマ『さて!! この人達はどうなってしまったのでしょーか!! 続きは卒業の後で!!』

プツン

ゼERO「……」

ゼERO「なんだこれ」













一方

東条(そんな……まさか……私が……)

東条(……落ち着きなさい、東条斬美)

東条(今、私がやるべき事は……)

今日はここまで

ゼERO「とりあえずこのビデオに映ってる美兎ちゃんがエロかったからその魅力を伝える為に食堂に行くか」











ゼERO「おまんこ」

真宮寺「ゼEROくんもきたネ」

百田「おし! これで全員だな」

ゼERO「ん? なんだ? 何があったんだ?」

夢野「お主も動機ビデオをもらったのか?」

ゼERO「!! ああ……もしかしてみんなもらったのか?」

アンジー「みんなそれぞれ違う人のビデオをもらったよー」

春川「……ま、あんなの見る価値もないけどね」

王馬「ねーねー!! 誰が誰のを持ってるの!? みんなで交換しようよ!!」

最原「いや……駄目だ」

東条「駄目……?」

最原「恐らく動機ビデオに映ってたのは……みんなの大切な人だと思う」

最原「それと本人に渡しちゃうと……本人はここから出たくて堪らなくなってしまうかもしれない」

真宮寺「そしてそのままコロシアイ……というわけだネ」

最原「うん。 だけどそれを誰一人見なければ……なかった事にすれば……」

茶柱「成る程、動機にならず……コロシアイも起きないというわけですね」

茶柱「男死のクセになかなかいいアイデアですね!!」

王馬「オレは反対だなー」

ゼERO「俺もだ」

赤松「えっ……?」

百田「お前らはなんで反対なんだよ?」

王馬「決まってるじゃん!! ねぇゼERO?」

ゼERO「あぁ……何故なら……」

ゼERO「動機ビデオにオカズがあるかもしれないからDAAAAAAAAAA!!!」

王馬「ほら!! ゼEROもこう言ってんじゃん!! みんなでオカズを提供しようよ!!」

百田「テメーゼEROで遊んでるだろ!!」

星「……あんたの考えてる本当の理由はなんだ?」

王馬「そうやって団結させようとするのがモノクマの策略なんだって」

王馬「団結しようとしてる所でモノクマはオレ達をバラバラにさせようとするじゃん?」

王馬「最初の時でいうタイムリミットみたいなさ」

赤松「……」

王馬「嫌な思いをするんだったら最初から協力しない方がオレはいいと思うけどねー」

王馬「だからさ!! 協力なんてしないでさっさと動機ビデオ交換しようよ!!」

王馬「ねぇ誰!? 誰がオレのを持ってるの!!?」

星「ふん……くだらねぇな。 動機ビデオなんて見る必要なんかねぇ」

星「外には俺の大切な人なんざ一人もいねぇだろうよ」

星「外にいなくても……あんたらがいるだけで充分だ」

白銀「星くん……」

春川「そうだね……あんなの見ても時間の無駄だよ」

夢野「捏造かもしれんからの」

茶柱「ナイス推理です夢野さん!! きっとそうに違いないです!!」

王馬「折角忠告してあげたのに……まぁいいや」

王馬「ほら、行こうゴン太」

ゴン太「へ? 行くってどこへ?」

王馬「いいから早く!! 約束したじゃん!!」

ゴン太「や、約束……??」

スタスタ……

白銀「なんかゴン太くん、約束した覚えが全くなさそうだったんだけど……」

百田「王馬の野郎、何を企んでやがる……」

ゼERO「しかしみんなビデオ交換は反対派か……」

ゼERO「折角ビデオに映ってた美兎ちゃんの素晴らしさを教えてあげようと思ったんだが……」

入間「え……?」

ゼERO「!!」

入間「お、お前が……オレ様のを?」

ゼERO「え、えーとだな……」

入間「実は……オレ様、お前のを持ってるんだ」

ゼERO「エッ!!?」

真宮寺「ちょっとそこの二人……動機ビデオの交換は禁止じゃないのかい?」

入間「こ、交換なんてしねーよ馬鹿」

最原「入間さん、誰が誰のビデオを持っているのかを聞くのも駄目だよ」

入間「うっせー!! ダサい原のクセに出しゃばるんじゃねー!!」

ポン

入間「!」

ゼERO「交換したらパンツ返す」

入間「本当!?///」

ゼERO「そろそろ我慢できなくなったんじゃないか?」

入間「う、うん!! もう恥ずかしくて……じゃあ……個室行こう?」

ゼERO「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」

スタスタ……

赤松「どうしよう!! 二人が動機ビデオを……」

夢野「何かコソコソ話をしていたの……」

春川「馬鹿が交換したところで殺人が起きるとは思えないけど」

東条「……」

アンジー「斬美どうしたー? ボーッとしてるぞー」

東条「……! ごめんなさい……急いでみんなの朝ごはんを作るわ」

星「あんた……もしかして疲れてるのか? 無理しなくてもいいぞ」

東条「気を使ってくれてありがとう。 でも心配いらないわ」

ゼEROの個室

入間「オレ様の……発明品を使ったやつらが……」

ゼERO「……」

ゼERO(これはショックだったか?)

入間「成る程な! オレ様の発明品争奪戦ってわけだ!!」

ゼERO「エッ」

入間「金がなくて買えないやつが襲ったんだろ、オレ様って罪深い女だな! ヒャーヒャッヒャッヒャッ!!!」

ゼERO「ブッとんでる頭の美兎ちゃんも可愛いな///」

入間「ヒャッ!!?///」

ゼERO「約束通りパンツを返そう。 お世話になった」

入間「い、いかくせえ……」

入間(ゼEROの精子……///)

ゼERO「さぁ美兎ちゃん、次は俺の番だ」

入間「! そうだな……」

入間「オラァ!! 舐めるように見やがれ!!」

モノクマ『さーておまたせ、動機ビデオだよーー!!』

モノクマ『オマエラの大切な人は誰かなー? 始まり始まりー!!』

ゼERO「……」ゴクリ















秋山『ゼERO殿ー……どこにいるんですかー?』

ゼERO「エッ!!?」

秋山『早く帰ってきてくれないと……みんな死んじゃいますよー』

シグマ『』チーン

VAVA『』チーン

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!(泣)」

モノクマ『秋山さんの注射の犠牲者になってしまったのレプリエロイドの運命は!? 続きは卒業の後で!!』

ゼERO「……」

入間「よ、よく分からねえが……お前のとこも大変なんだな」

ゼERO「……美兎ちゃん、俺は決めたぞ」

入間「?」

ゼERO「一生ここで暮らす!!」

入間「!!!?」

ゼERO(許せシグマ達……悪いが俺も秋山の犠牲にはなりたくない!!)



ゼERO(動機ビデオを見てよかった。 これで俺が誰かを殺そうとする事はない。 外には絶望しかないからな)

ゼERO(美兎ちゃんも落ち込んでなかったし、大丈夫だろう)

コンコンコンコン

ゼERO「お! 美兎ちゃんか!!」

ゼERO「さては俺にオカズの提供を……」ガチャッ

百田「ゼERO!! 早く逃げろ!!」

ゼERO「ん? 百田、血相変えてどうした」

百田「アイツが……アイツがやってくる!!」

ゼERO「アイツ……?」

百田「生きてたら……またトレーニングしようぜ……!!」

バタン!!

ゼERO「?」

ゼERO「アイツ……? 生きてたら……?」

ゼERO「……!!」

ゼERO(誰かいる……)

ゴン太「見つけたよ……ゼEROくん」

ゼERO「!!!」

ゴン太「君にも……虫さんの良さを分かってもらわないとね」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」










ゴン太「王馬くん! 連れてきたよ!!」

ゼERO「……」

王馬「おーお疲れー!!」

ゼERO「ここは……?」

白銀「超高校級の昆虫博士の研究教室だよ」

ゼERO「つむぎちゃん……」

夢野「面倒な事になったわい……」

アンジー「神さまもびっくりしてるよー」

茶柱「王馬さんとゴン太さんを含んだら……これで9人ですね」

真宮寺「まだ人は増え続けるかもネ……」

最原「うん……」

ゼERO「みんな……」

ゴン太「王馬くん!! これでいいかな!?」

王馬「うーん……まあいいか!! じゃあ始めよう!!」

ゼERO「何を始める気だ」

ゴン太「じゃあこれから……」

ゴン太「虫さんで和もう会を始めるよ!!」

ゼERO「虫さんをオカズにオナニーしよう会だと……?」

白銀「そんな事言ってないよね!?」

王馬「じゃあゴン太!! オレ他の人達呼んでくるから!!」

ゴン太「うん! 分かったよ!!」

バタン!!

ゼERO「お、おい!! 王馬待ってくれ!!」

最原(王馬くんの真の狙いは動機ビデオ……)

最原(僕らをここに閉じ込めて……その間にピッキングで各自の個室を開けて動機ビデオを盗むという作戦だ)

ゴン太「さぁ!! 和もうよ!!」

ブウウウウウウウウウウウン!!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」














王馬「さぁーて、まずは最原ちゃんの個室から……」ガチャッ

王馬「……」

王馬「は?」

王馬「……」

星「悪いな、あんたの計画はめちゃくちゃだ」

王馬「!! 星ちゃん……」

春川「私は動く気なかったけど……あんたに振り回されるのも釈だしね」

赤松「王馬くん……絶対に許さない!!!」

百田「ってえ……オレのパンチじゃ壊れなかったぜ」

王馬「ふーん……じゃあ君達の仕業なんだ」

王馬「動機ビデオが粉々なのは」

星「獄原から逃げてる時……俺は超高校級の昆虫博士の研究教室から話し声を聞いたんだ」















最原『これって……王馬くんの仕業なの? 君がゴン太くんを利用して拉致させたの?』

王馬『にしし、あいつって本当に単純だよねー』

王馬『虫が大嫌いなみんながここの虫を処分しようとしてるって言ったら……』

王馬『泣きながら『昆虫のよさを分かってもらう』って言ってさー』

王馬『みんなが和もう会をやってる間、オレはピッキングで動機ビデオを盗もうと思ってね!! 楽しみだなー』

星(王馬……そんな事を……)

ゴン太『あれ……誰かいるの……?』

星『!!』

星(助けるのは後だ、まずは……)














星「それで残りのやつをなんとか集めて……動機ビデオを破壊した」

入間「ピッキングなんかやんなくてもオレ様の機械で開けられるっての!!」

王馬「よくもオレの邪魔をしたな! このノーパン豚!!」

入間「ブヒィン!!/// バラされたぁ!!///」

東条「みんな、話してる場合じゃないわ。 速く研究教室に行かないと」

百田「お、そうだ!! 終一達を早く助けねーと!!」

ピンポーンパンポーン

春川「……?」











『死体が発見されました!! 超高校級の昆虫博士の研究教室まで来てください!!』

赤松「えっ!!!?」

百田「おい!! 嘘だろ!!?」

王馬「殺人が起こったんだね!! 早く行こうよ!!!」

入間「なんでオメーは嬉しそうなんだよ!!」

赤松「どうしよう!! 最原くんが!!」

百田「馬鹿野郎!! あいつが死ぬわけねぇ!!」

入間「ゼ、ゼEROじゃねーよな?」

百田「あいつも死ぬ風には見えねえ!!!」

春川「兎に角研究教室に行った方がいいんじゃない?」

星「ああ……そうだな」

王馬「にしし、楽しみだなー」

タッタッタッタッ……

赤松「あった!! あそこだ!!」

百田「よし! 開けるぞ!!」

ガチャッ

百田「テメーら!! 大丈夫か!!!」

百田「……!!」

百田「そんな……嘘だろ……?」

百田「なんでテメーが……死んでんだよ……?」

百田「なんでテメーが死んでんだよ!!!」

今日はここまで

時は少し前に遡る。

ゴン太『さぁ!! 和もうよ!!』

ブウウウウウウウウウウウン!!!

夢野『んあああああああああ!!?』

茶柱『夢野さんは転子が守ります!!』

真宮寺『クックックッ……笑うしかないとはこの事だネ』

目の前には無数に舞う小さな虫達。

逃げ惑う人……覚悟を決めて呆然とする人……虫に飲まれる人……虫が口の中に入った人……

そして……













ゼERO『DAAAAAAAAAAAAAA!!!』ドピュッドピュッドピュッ!!!

虫をオカズに射精した人……いやロボットもいた。

最原『ゼ、ゼEROくん!!?』

ゼERO『俺はケモナーDA』

最原『いや、ケモノっていうか虫だよね!!?』

白銀『虫をオカズにする人なんて松野十四松以外にいたんだ……』

バタバタバタバタ

アンジー『あれあれ、虫さん達がどんどん倒れていくねー』

バタバタバタバタ

ゴン太『虫さん!!? どうしたの!!? 何があったの!!?』

夢野『ど、どうやら……うちの魔法が効いたみたいじゃな』

茶柱『夢野さんが魔法で倒したんですか!!? 流石です!!』

ゴン太『夢野さんが……やったの……?』ゴゴゴゴゴゴ

夢野『んあっ!!?』ビクッ

最原『違う!! 夢野さんじゃない!!』

ゴン太『!』

最原『虫さんをやったのは……』
















最原『ゼEROくんだ!!』

ゼERO『エエエエエエエエエエエエエエエ!!!?』

ゼERO『ふざけるな!! おい、ちょっと待ってくれ!!』

ゼERO『なんで俺なんだ!!?』

最原『虫達はゼEROくんが射精したと同時に倒れた……』

最原『恐らくゼEROくんの精子があまりにもクサすぎて……』

ゼERO『見損なったぞ最原!! そんなガバガバ推理が当たるわけ……』

ゴン太『最原くんの……言う通りだよ』

ゼERO『エッ!!?』

ゴン太『今……虫さんを調べたんだ』

ゴン太『死因は……精子だよ』

真宮寺『は?』

ゴン太『この精子……どの虫にも通用する殺虫能力がある』

茶柱『は?』

ゴン太『虫さんは……ゼEROくんの精子を嗅いで……死んだんだ!!』

ゼERO『……』

ゴン太『ねぇゼEROくん……どうして虫さんを殺したの? どうして虫さんが嫌いなの?』ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ゴン太『虫さん達には……何も罪はないのに!!!』ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ゼERO『プ、プログラムのエラー、電子頭脳の故障……』

ゴン太『ゴン太は絶対に……君を許さない!!!』

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

白銀『いやあああああああああああああ!!!』

最原『い、今までにない凄い音だ……』

ゼERO『』

ゴン太『まだだ……虫さんの痛みは……こんな物じゃない!!』ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

真宮寺『あんなに心優しかった彼がこんなに狂変するなんてネ……やっぱり人間は不思議で興味深い生き物だヨ』

夢野『んあー!! 落ち着くんじゃゴン太!!』

アンジー『こういう時はーアンジーにお任せー』

ザザッ

最原『!! アンジーさんが……ゴン太くんの前に……』

茶柱『アンジーさん!! 危ないですよ!!』

ゴン太『どいてよアンジーさん……これじゃあゼEROくんを殴れないよ』ゴゴゴ

アンジー『……』

ギュウ

ゴン太『……!』

アンジー『ゴン太はいつも頑張ってるね……みんなの為に体を張ってさ』

アンジー『暴走しちゃう時もあるけど……みんなの為を思ってやってるんだよね?』

アンジー『安心して、ゴン太は一人じゃないよ』

アンジー『おばあちゃんのような神さまが……ちゃーんとゴン太を見守ってくれてるからね』

ゴン太『……』

アンジー『ゴン太ー、落ち着いた?』

ゴン太『……ごめん、ゴン太……ゼEROくんを……』

白銀『すごい……ゴン太くんが大人しくなった』

夢野『あやつには超高校級の催眠術師の才能があるかもしれんのう……』

ゼERO『』

真宮寺『ゼEROくんはまだのびてるようだネ』

ピンポーンパンポーン

『死体が発見されました!! 超高校級の昆虫博士の研究教室まで来てください!!』

最原『え……?』

茶柱『し、死体!!? どこですか!!?』

夢野『虫のことではないか?』

最原『いや……モノクマでもそんな事で放送は流さないと思うよ』

真宮寺『だったら……答えは一つしかないんじゃないかな』

ゼERO『』

最原『ゼEROくんが……死んだ……?』

そして現在に至る。

タッタッタッタッ……

赤松「あった!! あそこだ!!」

百田「よし! 開けるぞ!!」

ガチャッ

百田「テメーら!! 大丈夫か!!!」

百田「……!!」

百田「そんな……嘘だろ……?」

百田「なんでテメーが……死んでんだよ……?」

百田「……なんでテメーが死んでんだよ!!!」

百田「ゼERO!!!」

入間「は……? ゼERO……?」

東条「あなた達……本当に彼は死んでしまったの?」

春川「聞かなくても分かるよ。 ここに全員いるってことは……唯一倒れてるゼEROが死んでるって事だよ」

王馬「ゼEROが死んだの!? ねぇねぇ、誰が殺したの!!?」

ゴン太「……ごめん!!!!!!!!」

星「! おい獄原……まさかあんたが……」

ゴン太「ゴン太が……ゼEROくんを殺しちゃったんだ!!」

赤松「嘘……ゴン太くんが……?」

百田「おい、嘘だよな!!? 冗談だよな!!?」

真宮寺「申し訳ないけど真実だヨ……僕達はこの目で見てしまったんだ」

百田「おい終一!! 嘘だよな!!?」

最原「……本当だよ」

百田「なっ……!!」

ゴン太「ゴン太が……虫さんを殺したゼEROくんを許せなくて……殴っちゃったんだ!!」

王馬「なーんだ、自業自得じゃん。 それは虫を殺したゼEROが悪いよ」

王馬「ゴン太よくやった!! これで虫さん達も成仏できるよ!!」

東条「……そんな事言ってる場合かしら」

ヒョコ

モノクマ「コラーーーーーーー!!!」

夢野「んあっ!?」

モノクマ「ちょっとゴン太くん!! ふざけないでよ!!」

モノクマ「そんなバレバレの犯行をしたら……」

モノクマ「学級裁判が開けないじゃん!!」

王馬「あ、そうだよ!! 目撃者がいるんだし、しかも自白してるし!!」

王馬「学級裁判できないじゃん!! どうしてくれるんだよゴン太!!」

ゴン太「……」

モノクマ「全く……君といいゼEROくんといい……なんで盛り下げる事ばかりするかね」

モノクマ「もういいです! ゴン太くんはここでオシオキします!!」

ゴン太「!」

入間「待てよモノクマ!! ゼEROは本当に死んだのかよ!!?」

モノクマ「死体アナウンス聞かなかったの? 彼は間違いなく死んでるんだよ!!」

入間「テメーこいつの構造知ってんのかよ!! こいつが死んだかどうか分かんのかよ!!」

赤松「そうだよ!! あなたがレプリエロイドの何を知ってるの!!」

百田「!! さてはテメー……赤松が死ななかったから腹いせにゴン太を……」

モノクマ「うるさーーーーーーーーーい!!!」

モノクマ「オマエラこれ以上口答えしたら全員オシオキするよ!!! 我が子達もエグイサルに乗って殺しにかかるよ!!?」

百田「ああいいぜ!! なんでも来やがれ!!」

ゴン太「待って!!!!」

百田「!」

白銀「ゴン太くん……?」

ゴン太「ゴン太は……人殺しをした……最低な人間なんだ」

ゴン太「ゴン太は……紳士失格なんだ!!」

ゴン太「ゴン太はもう……生きる資格はないんだ!!」

入間「おい待て!! 早まんじゃねーよ!! まだゼEROは死んでねーんだよ!!」

入間「ほらゼERO!! オレ様の特大おっぱいだぞ!! ブッ生き返れよ!!」

赤松「ゼEROくん! 私のおっぱい見せてあげる!! それともまんこがいい!!?」

最原「赤松さん……」

入間「テメーらも何賢者タイムになってやがる!! 早くアレとかアレとか見せやがれ!!」

百田「……!! お、おう!!」

百田「ゼERO!! オレのちんこだ!! 興奮するだろ!!!」

最原「ゼ、ゼEROくん……僕のちんこだよ……目覚めてよ……」

最原「また君と……おっぱいバトルやりたいよ」

百田「ハルマキ!! テメーもにゃんにゃん言え!!」

春川「絶対嫌だ」

茶柱「夢野さん!! 絶対見ちゃダメですよ!!」

夢野「んあー……目を塞がれなくても見ないわい」

真宮寺「愛する人の為に四人同時に性器を見せたり自慰をやる姿……過去に調べた民俗学でも聞いたことないヨ」

白銀「同人誌でも見た事ないよ……」

アンジー「不思議ミラクルだねー」

星「……クールじゃねえな」

入間「おっぱい!」

赤松「オナニー!!」

百田「ちんこ!!!」

最原「東条さん、依頼するよ……ゼEROくんにおっぱいを見せてあげて!!」

東条「全力で拒否させていただくわ」

王馬「あのさーモノクマ、あれ見てて不快だからもうオシオキ始めてくんない?」

モノクマ「勿論!! さぁゴン太くん、準備は?」

ゴン太「……いいよ」

ゴン太「……みんな!! 馬鹿で役立たずのゴン太で……本当にごめんなさい!!!」

一同「!!!」

モノクマ「オシオキターーーーイム!!!」

縛りつけられるゴン太くん。

そのゴン太くんに襲いかかる巨大な虫達。

僕らはゴン太くんを助けようと飛び出すがエグイサルに乗ったモノスケが邪魔をして通れない。

モノファニー「あ……もう……ダメ……」

モノタロウ「あ!! モノファニーのお腹が大きくなってる!!」

モノタロウ「そうだ!! モノファニーとゴムなしでやったんだ!!」

ピロン♪

モノダムjr「オレハホコリアルイレギュラーハンターダ」

モノタロウ「うわああああああああ!!!」

モノダム「ヤッタゼ。」

モノファニー「」チーン



















モノクマ「ヒャッホーーウ!! エクストリーム!!」

モノクマ「いやーやっとオシオキが成功したねー」

モノスケ「お父やん!! モノファニーが死んでもうた!!」

モノクマ「へ? 別によくない!?」

モノスケ「なんやて!!?」

白銀「ゴン太、くん……」

真宮寺「あんなに強そうな彼が……あっけなく死んでしまうなんてネ」

東条「心優しい彼が……」

百田「……クソがぁ!!」

星「……すまない、あの時俺が早く助けてやれば……」

王馬「なんでみんな悲しんでるの? ゴン太は殺したんだよ?」

王馬「オシオキされて当然だよね?」

百田「!!! テメェ!!!」バッ

春川「駄目だよ百田、そんな簡単な挑発にのったら」

百田「そんなん関係ねぇ!! オレは今……こいつを殴んねえと気がすまねえ!!」

百田「テメーはゴン太が死んでなんとも思わねえのかよ!!」

王馬「なんとも思わないわけないだろ!!」

百田「!!!」

王馬「分かんないのかよ……察しろよ……」

王馬「本当は悲しくて堪らないのに……強がってるって事ぐらい……」

最原「……」

最原「……それも嘘だよね?」

王馬「バレた? いやー流石超高校級の探偵だね!!」

百田「王馬ああああああああああああああ!!!!」











入間「うっせーぞ低脳新品ども!!!」

東条「入間さん……?」

入間「ガタガタぬかしやがって……これから大仕事するってのに……」

入間「……んんっ!!? んぐっ……」

春川「……なんでゼEROを持ち上げようとしてるの?」

入間「ああくそ……ゴン太がいればな……でももう死んじまってるのか……」

入間「……おい!! 誰か研究教室まで運ぶの手伝え!!!」

星「……何をする気だ?」

入間「んなもん決まってんだろ」

入間「オレ様がこいつを生き返らせる」

茶柱「えっ!!?」

百田「おい入間!!! 本当か!!? 本当にそんな事できんのか!!?」

入間「オレ様を誰だと思ってやがる!! 天才美人発明家の入間美兎様だぞ!!!」

最原「そうか……ロボのメンテナンスは入間さんの得意分野……」

赤松「生き返る可能性があるんだね!!」

アンジー「神さまが生き返らせてくれるよー」

入間「とりあえず誰でもいいから運べっての!!」

東条「手伝うわ」

茶柱「男死と言えども……仲間ですからね。 可能性があるなら転子も運ぶのを手伝います!!」

入間「おーし!! そのまま落とすなよ!!」

赤松「入間さん……」

王馬「どうせ生き返らないでしょ、無駄だって」

百田「やってもねーのにテメーはなんで言い切れるんだ!!」

百田「やり遂げちまえば可能に変わんだろ!!!」

モノクマ「馬鹿だねー、もう死んでるのに」

モノクマ「ま、せいぜい頑張ってねー!!」ヒョコ

入間「……」

入間(初めてなんだよ……)

入間(アタシに……プレゼントをくれたのは……)

入間(初めてなんだよ……)

入間(アタシの事を……好きって言ってくれたのは……)

今日はここまで

東条「あなたの研究教室まで運んだわ」

入間「よく運んだなまな板ども!!」

入間「おーし!! 後はオレ様に任せろ!!」

入間「その間テメーらはゼEROみてーに公開オナニーでもしてやがれ!!」

バタン!!

百田「頼んだぜ……入間」

夢野「本当に直るのかのう……」

王馬「あのさ、みんなに聞きたいんだけどさ」

星「なんだ?」

王馬「みんなゼEROの事好きなの? ゼEROに生き返ってほしいの?」

王馬「あんな煩悩だらけのロボットのどこがいいの?」

最原「確かにゼEROくんは変態で……うるさくて……迷惑だって思う事もある」

最原「けどそれは……いなくなってほしい理由にはならないんだ」

最原「ゼEROくんが僕らと同じ仲間……それ以外に理由はいらないんだ!!」

赤松「ゼEROくんがいなかったら……私はここにいなかったんだよ!!」

百田「ボスが助手の復活を願ってなくてどうするんだ!!」

茶柱「男死ですけど……いなくなっていいと思ってしまってはダメです!!」

星「あいつを見てるとな……悩んでる自分が馬鹿らしくなるんだ」

春川「……それは言えてる」

真宮寺「彼は人間じゃないにしても……実に興味深いヨ」

真宮寺「僕は彼をもっと観察したいと思ってるヨ」

王馬「ふーん……あっそ」

王馬「もしかして君達にそう思わせてるのも……実はゼEROウイルスの所為だったりしてねー」

スタスタ……

アンジー「小吉、どっかに行っちゃったねー」

夢野「うちらも自室に戻らんか? 入間の研究教室の前でずっと待っても暇じゃ……」

茶柱「じゃあ転子、夢野さんの魔法がみたいです!!」

最原「そうだね……一旦自室に戻って落ち着こう」

東条「喉を通らないかもしれないけど、夜食を作っておくわ」

ゼERO「」

入間「……」

入間「大丈夫だ、ロボぐらいいくらでも作った事あるし分解した事もあんだろ」

入間「……オレ様にできないことはねぇ!!」

入間「……」

入間「い、生き返るよね? できるよね?」

入間「まずは……そうだな、この緑の乳首から分解するか」

入間「……」キュルルルルル……

パカッ

入間「……ん? 中になにか……」













きめぇゼERO「やぁ」

入間「うわあ!!?」

入間「え……? え……? ゼERO……?」

きめぇゼERO「私はゼEROの中にいるきめぇゼEROだよ」

入間「き、きめぇゼERO……?」

きめぇゼERO「家庭環境は複雑だよ」

入間「き、聞いてねぇよ……」

きめぇゼERO「どっこいしょ」

きめぇゼERO「……!! あれれ、ゼERO死んでるんだね」

入間「オ、オレ様……ゼEROを生き返らせたいんだ!!」

きめぇゼERO「成る程、これはマジで死んでるね」

きめぇゼERO「でも、ちょっといじれば生き返るかも」

入間「!!!!」

きめぇゼERO「お嬢ちゃん、分解得意?」

入間「オレ様は天才美人発明家の入間美兎様だぞ!!? それぐらいできるに決まってんだろカス!!」

きめぇゼERO「口の聞き方に気をつけろ」

入間「す、すみません……」ショボン

きめぇゼERO「私がこいつの構造教えてやるからしっかりやれよ」

きめぇゼERO「下手したら二度と生き返れないかもしれないからね」

入間「……!!」ゴクリ

きめぇゼERO「まずはここを外して……」












きめぇゼERO「次はここをとって……」











きめぇゼERO「そしたらオナニーして……」













入間「うわあ……凄い……こんなの……初めて……」















入間「こんなに……硬くて……おっきいんだね……///」









入間「奥まで……入っちゃう……ああ!! 中に!!///」

数時間後

きめぇゼERO「じゃあ後はここのネジを締めて」

キュイ

入間「……次はどうするんだよ?」

きめぇゼERO「お疲れ、よく頑張ったね」

入間「!! てことは……」

ゼERO「……ハッ!」

入間「!!!!!」

ゼERO「ここは……美兎ちゃんの研究教室……?」

入間「ゼEROおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ゼERO「アッ!!?///」

入間「ゼEROが……生き返ったよぉ!! 生き返ったよぉ!!!」

入間「うわあああああああああああああああん!!!」

ゼERO「み、美兎ちゃん……」

ゼERO(おっぱい近い)

入間「よかったよおおおおおおおおお!!! よかったよおおおおお!!!!」

ゼERO「泣き顔も素晴らしいな///」

ゼERO「……しかしさっきまでなにがあったか思い出せんな」

入間「あのね……うぐっ……ゼEROはね……ゴン太にね……えぐっ……殴られて死んじゃって……」

ゼERO「エッ」

入間「だから……アタシが……治して……」

ゼERO「……そうかそうか」ナデナデ

入間「……えへへ」

最原の個室

最原「……」

最原(やっぱり寝れない……ゼEROくんがどうなってるか不安だ)

「起きろ童貞共ーーーーー!!! ヒャーヒャッヒャッヒャッ!!!」

最原「!!!?」

最原(今のは……入間さんの声!!?)

ガチャッ

最原「入間さんどうしたの!!?」

王馬「んもー……豚は豚小屋で鳴いてよー」

赤松「……!!!」











ゼERO「遅くなった、ただ今帰還した」

赤松「ゼEROくん!!!」

東条「本当に……ゼEROくんなの?」

春川「正直無理だと思ってたけど……」

アンジー「にゃははー!! 神ってるねー!!」

百田「ったくお前は!! 心配かけさせやがって!!!」

赤松「よかった……!! 本当に良かった……!!」

ゼERO「今なら復活記念で俺とSEXができ……」

ドカ!! バキ!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

白銀「ちょっと赤松さん!! 病み上がりだよ!?」

赤松「大丈夫! マゾだから!!」

ゼERO「俺はマゾDA///」

赤松「ね?」

白銀「」

入間「おいてめーら!! まずは誰かにお礼を言うべきじゃねーのか!!?」

最原「!! そうだ……ありがとう入間さん!!」

星「あんたの事……見直したぜ」

真宮寺「流石超高校級の発明家と言った所だネ……」

入間「いい気分だなー!! おーしテメーら!! これからは入間様って呼べ!!」

入間「あとはそうだな……今この場で全員土下座だな!! 見下してすいませんでしたって!!」

王馬「調子に乗るなよ肉便器野郎!!」

入間「はううん!!///」

王馬「あーあ。 ゼEROを生き返らせちゃって」

ゼERO「何が不服だ?」

王馬「だってさ、ゴン太はゼEROを殺したからオシオキされたんでしょ?」

王馬「なのにここで生き返ったら……ゴン太は無駄死にじゃん!!」

王馬「ゼEROが生きてると……ゴン太の死んだ意味がなくなっちゃうんだよ!!」

王馬「意味を成す為にもゼEROは死んだままの方がよかったんだ!!」

百田「死んだ方がいいやつなんてこの世にはいねえ!!!」

王馬「……ふーん、本当に?」

王馬「百田ちゃん、内心はオレに死んでほしくてたまんないんじゃない?」

百田「ああ!!?」

百田「確かにテメーはムカつくヤローだ……けど死んでほしいなんて思っちゃいねーよ!!」

王馬「そのムカつくって思いが……殺意になるかもね」

百田「さっきから何が言いてえんだテメーは!! はっきり言いやがれ!!!」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!」ドピュッ

夢野「んああっ!? なんじゃいきなり!!?」

茶柱「夢野さん!! 精子飛んでませんか!!? 大丈夫ですか!!?」

茶柱「ふざけないでくださいゼEROさん!! 夢野さんをオカズにしていいのは転子だけなんですよ!!」

夢野「……やめい」

ゼERO「ショタコン萌ええ///」

真宮寺「……どうやら王馬くんをオカズにしたようだネ」

王馬「うわー……オカズにされちゃったよ……死のうかな」

白銀「そこまで!?」

最原「百田くん。 ゼEROくんも生き返ったんだからとりあえず喧嘩はよそうよ」

百田「……わりい」

モノクマ「コラー!!」

アンジー「モノクマだー! モノクマもゼEROの復活をお祝いしにきたのかー?」

モノクマ「逆だよ! なんで生き返ってるの!? もうめちゃくちゃだよ!!」

ゼERO「俺は往生際が悪いんでな」

モノクマ「……しょうがない、こうなったら次の動機にかけるか」

春川「次の動機……?」

モノクマ「現在総意製作中でーす!! 楽しみに待っててねー!!」

ヒョコ

夢野「またうちらに変なビデオを渡す気か……」

東条「みんな、今日はもう遅いから……ゼEROくんを祝うのは明日にしましょう」

王馬「ほら!! ママもそう言ってんだ!! 早く寝ろ!!」

東条「……私はママではないのだけれどね」

赤松「じゃあ明日はゼEROくんの為にいっぱい演奏するね!」

ゼERO「よろしく頼む、あと誰かSEXを……」

真宮寺「……自慰で我慢しなヨ」

茶柱「それではお休みなさい!!」

春川「お休み」

ゼERO「……みんな部屋に入ったか、俺も……」

入間「ゼERO」

ゼERO「!!」

入間「もう……死なないでね?」

ゼERO「……」

入間「……」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!///」ドピュッ












入間の個室

入間「エヘヘ……ゼEROの精子いっぱい顔面にかかっちゃったぁ///」

入間「いっぱい甘えれば……いっぱいもらえるのかなぁ///」

きめぇゼERO「狂ったおっぱい女だな」

入間「!!!!」

入間「てめえ……ゼEROの体内にいるんじゃ……」

きめぇゼERO「君がネジを締めちゃって入りそびれたんだよ」

きめぇゼERO「それより姉ちゃん、しばらく匿って。 あとゼEROには私が出てる事は内緒にして」

入間「な、なんでだよ?」

きめぇゼERO「なぁに、ただ私がキューピッドになりたいだけさ」

入間「……へ?」

ゼEROの個室

ゼERO「……」

ゼERO(美兎ちゃんが……俺を治してくれた)

ゼERO(美兎ちゃんがいなかったら……俺はここにはいなかった)

ゼERO(……)

ビリビリビリビリ!!

ゼERO(こんなスタンプラリーなんぞくだらん)

ゼERO(これから先、俺の嫁は……)

ゼERO(美兎ちゃんだけDAAAAAAAAAAA!!!)

東条の個室

東条(みんなゼEROくんが生き返って喜んでたけど……それどころじゃないわ)

東条(早く行動しないと……みんなの命……いえ、国が危ないわ)










アンジーの個室

アンジー「ゼERO生き返ってよかったねー神さまー」

アンジー「……へ?」

アンジー「……」

アンジー「そうだねー、そうすれば……もう誰も死なないねー」











百田の個室

百田「ゲエッホ!!」ドバァ

百田「はぁ……すげえ量の血だな……」

百田「あいつだって……ゼEROだって……必死に足掻いて……生き返ったんだ……オレだって……」

百田「はぁ……オレはまだ……死ぬわけにはいかねーんだ……」

百田「宇宙に行くまで……オレは……」

百田「……ゲエッホ!!!」ドバァ!!

CHAPTER 2 限りなくあずにゃんに近い春川魔姫

END

残り14人

今日はここまで

きめぇゼERO「こんにちは、動物奇想天外の時間です」

田中「我が名は制圧せし氷の覇王……田中眼蛇夢!!!」

きめぇゼERO「それでは今回は死熊の生態について紹介したいと思います」

田中「死熊……?」

きめぇゼERO「田中さんは飼育委員だから当然知ってますよね?」

田中「む、無論だ……何故なら俺は全ての魔獣と盟約した男……」

きめぇゼERO「それでは見ていきましょう」

死熊「萌ええええええええええええええ!!!(咆哮)」

きめぇゼERO「繁殖したくて堪らないみたいですね」

田中「闇に溺れた憐れな魔獣よ……」

SEエックス「俺は誇りある……イレギュラーハンターDA!!」

きめぇゼERO「おっと、ハンターがやってきました」

田中「ほう……まだ生きていたのか、光の古の戦士が」

きめぇゼERO「このままではハンターが犯されてしまいます」

死熊「お前は選ばれなかった……」

SEエックス「DOOOOOOOOOOO!!(泣)」

きめぇゼERO「死熊も選り好みするみたいです」

きめぇゼERO「田中さん、今の映像を見てどう思いますか?」

田中「……ご立派ァ!!」
















ゼERO「……はっ!!」

ゼERO「……」

ゼERO「また……あの夢か」

CHAPTER 3 転校生オブザ死んじゃった!!

食堂

東条「今日はあなたの復活をお祝いして、みんな早起きしてお弁当を作ったのよ」

ゼERO「いただきます」

バクバクバクバク

ゼERO「うめえええええええ!!!」

アンジー「この卵焼きはーアンジーのだよー」

赤松「その肉団子は私だよ!!」

最原「一人一人東条さんが見てくれたから……どれも美味しいはずだよ」

ゼERO「こいつぁ俺のフルコース入りだぜ!!」

ゼERO「……ん?」

夢野「どうしたんじゃ……?」

ゼERO「おい誰だ!! スカトロさせたやつ!!」

真宮寺「は?」

ゼERO「このハンバーグ、ウンコ入ってるぞ!!」

百田「は、はぁ!!?」

白銀「ゼEROくんが味覚障害とかじゃなくて!?」

星「いや待て……こりゃ確かに大便だ」

茶柱「確か……ハンバーグを作ったのって……」

入間「え、えーと……誰だろうなー……」プイッ

王馬「お前だよ肉便器!!」

入間「あん!!///」

東条「驚いたわ……私の目を盗んで入れてたのね」

最原「入間さん……どうして……?」

入間「だ、だって……愛情が深い方がいいと思って……」

夢野「それがどうしてウンコになるんじゃ……」

ゼERO「美兎ちゃんのウンコうめえええええええ!!!///」バクバク

春川「……普通に食べてるけど」

ゼERO「美兎ちゃん以外のウンコはキモいんだよ!!」

白銀「いや、みんな一緒だと思うけど……」

入間「美味しい? もっといる?」

最原「ちょ、ちょっと入間さん!! ここで出そうとしないで!!」

モノクマ「嬉しいお知らせの時間でーーーす!!」

夢野「嫌なお知らせの間違いではないか……?」

モノクマ「この度茶柱さんと真宮寺くんとアンジーさんの研究教室が解放されましたー!!」

アンジー「やったー!! 絵がいっぱい描けるよー!!」

真宮寺「クックックッ……早く行ってみたいネ」

モノクマ「それと同時に3階と4階も解放されたからねー!!」

モノクマ「……え? ちょっと待って、優しくない? 僕優しすぎない?」

星「……このまま全員卒業させてくれればそう思うんだがな」

モノクマ「何言ってるんだよ!! そんなワガママ通用するわけないだろ!! これだからゆとり世代は……」

モノクマ「んじゃ、お知らせしたところで帰るねー。 バイバーイ」

朝食後は各自バラバラになって学校を調査する事になった。

最原「赤松さん、僕らは外を調べよう」

赤松「うん!!!」








赤松「……あのさ」

最原「……?」

赤松「私達……付き合ってるんだからさ……」

赤松「その……下の名前で呼ばない? 楓って……呼んでほしいな」

最原「!! う、うん……そうだね……」

最原「……じゃあ……楓///」

赤松「萌ええええええええええ!!!!///」

最原「!!!?」

最原「だ、大丈夫!? 白目向いてたよ!!?」

赤松「ご、ごめん!! 名前で呼ばれるのがあまりにも嬉しすぎて……」

最原「やっぱり……やめた方がいいのかも」

赤松「!! や、やだ!! ねぇ終一くん!! 名前で呼んで!!」

最原「で、でも……そんな副作用が起きるんだったら……」

赤松「お願い!! 我慢するから!! ねっ!?」

最原「そ、そこまで言うなら……楓の言う通りにするよ」

赤松「萌ええええええええええええええ!!!///」

最原「ごめん、やっぱり赤松さんって呼ばせて」

最原「あと調べてないのは……」

最原「……そうだ!!」

赤松「どうしたの?」

最原「カジノだ……カジノに行かないと」

最原「愛の鍵が入荷されているかもしれない」

赤松「!!!」

最原「ゼEROくんに悪用されたら困る、早く回収しないと!」

赤松「う、うん!!」

カジノ

最原「やっぱり……あった!!」

最原「赤松さん……君も協力してくれる? 二人でやればすぐに稼げると思うんだ」

赤松「うん! 終一くんの為ならなんでもするよ!!」

ジャラジャラジャラジャラ……




ゼERO「カジノで稼いでSEXDAAAAAAA!!!」

最原・赤松「!!!!」

入間「あーーーーー!! バカ松にダサい原!! こんなとこでこそこそナニやってやがる!!」

最原「き、君達こそどうして……」

入間「決まってんだろ!! ラブアパートにイく為にコインを稼ぎに来たんだっての!!」

ゼERO「モノクマに聞いたら入荷していると聞いてな」

ゼERO「さぁ、俺と美兎ちゃんの愛を育もうじゃないか!!」

入間「///」

最原「……」

最原(待てよ……二人はお互いに性行為をしたがってる)

最原(そもそも僕はゼEROくんの強姦を防ぐ為にやっているんだから……)

最原(お互い合意の上なら……別にいいんじゃないか?)

最原「……赤松さん、ここは譲ろう」

赤松「えっ!!? ど、どうして!!?」

最原「僕はゼEROくんの強姦を防ぐ為に愛の鍵を先に手に入れようとしたんだ」

最原「でもお互いに合意の上だったら……安全日だったら大丈夫じゃないかな」

赤松「……して」

最原「え?」

赤松「どうしてそんな事を言うの……?」

最原「あ、赤松さん……?」

赤松「私は……終一くんとヤりたいの!!!」

最原「えっ!!!?」

ゼERO「変態だな」

入間「ド変態だな」

赤松「あの鍵をあの二人に渡しちゃったら……私達はSEXできないんだよ!!?」

赤松「そんなの嫌だよ!! 私……終一くんとSEXしたいよ!!」

赤松「もうオナニーだけじゃ我慢できないの!!!」

最原「赤松さん……」

赤松「お願い終一くん!! 鍵……手に入れよ? ラブアパート行こう?」

最原「……」

最原(大丈夫だ、赤松さんが先に入って……その後に僕が入る)

最原(それですぐに出て行けば……)

最原「分かった……やろう赤松さん」

赤松「……!!! ありがとう!!!」

入間「ヤベエよゼERO!! あいつら愛の鍵手に入れようとしてるぜ!!」

ゼERO「俺達も負けてられないな」

最原「ゼEROくん……先に10000コインを稼いだ方が愛の鍵を手に入れる……それでいいね?」

ゼERO「勿論DAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「テメーら見てえな下品なカップルにオレ様達が負けるかよ!!」

赤松「あなた達も人の事言えないでしょ!!」

こうしてカジノでの戦いの火蓋は切って落とされた!!

『優』『花』『里』












『優』『花』『里』










『優』『花』『里』








ゼERO「」チーン

入間「ゼEROォ!!」

最原「よし、向こうはハズレばかり引いてる……差を広げるチャンスだ」ジャラジャラジャラジャラ

赤松「すごいよ終一くん! また当たったよ!!」

赤松「私も頑張らないと!!」

入間「うう……どうしよう……ゼEROはのびてるし……しかも向こうは二人だし……」

入間「……おい!! どっちかやめろ!!2対1は卑怯だぞ!!」

赤松「入間さんはキモいんだよ!!」

入間「あ、あぐぅ!!?」

入間(これじゃあ……ゼEROとSEXできねぇよお……)

きめぇゼERO「狼狽えるなお嬢ちゃん」

入間「!!」

きめぇゼERO「これでも私は目押しの天才と言われている」

きめぇゼERO「後は私に任せなさい」

入間「お……おう!!」

赤松「な、何あれ……?」

最原「……小さいゼEROくん?」

きめぇゼERO「君達、ゼEROに私の存在は内緒にしてね。 ちょっと遊びたいから」

最原「う、うん……」

数時間後

きめぇゼERO「ほいほいほいっと」ジャラジャラ

最原「もう少しだ……もう少し……」ジャラジャラ

入間「……お!!」

赤松「……あ!!」













入間・赤松「10000きたー!!!」

最原「……!! 同時!!?」

入間「……」

赤松「……」

きめぇゼERO「先に交換所に行った方が勝ち」

入間・赤松「うおおおおおおおお!!!」ダッ

入間「オレ様が先だあああああ!!!」タッタッタッ

赤松「私だよ!!!」タッタッタッ

最原「あ、赤松さん!!!」

入間「……着いた!!」

赤松「……!!」














『売り切れだよー!!』

入間・赤松「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」














ゼERO「そうか……誰かが既に買ってたのか」

入間「うぅ……ごめんねゼERO」

入間「一緒にSEX……したかったのに……」

ゼERO「チュウしてやる!!!」

入間「えっ!!!?」

チュウ……

入間「!!!!!!???//////」

ゼERO「お前の事が好きなんだよ!!」

入間「……すごい……ロボなのに……人間の舌みたい……///」

ゼERO「これでも特A級ハンターだからな」

入間「……明日入荷されるかな、鍵」

ゼERO「……だといいな」

ドピュッ

入間「ぶうえっ!!?」

ゼERO「すまない、またイッてしまった」

入間「ゼEROの精子だぁ……えへへ……///」

赤松「鍵……残念だったね」

最原「うん……」

最原「……」

最原(誰だ……? 誰が一体鍵を……?)

最原(僕らはずっとカジノにいて……その間に景品を交換された)

最原(……とすると考えられるのは……買った人は前から10000コインを貯めていた……)

最原(一体誰が……?)














アンジー「秘密子もー、楽しい学園生活送りたいよね?」

アンジー「神さまの言う通りにすればー、平和に暮らせるよ? もう誰も死なないよ?」

夢野「んあー……そうじゃな」

夢野「神さまの言う事に間違いはないわい……うちも楽しい学園生活を送る為に頑張るかのう」

アンジー「にゃははー! 偉いね秘密子ー!! 神さまも喜んでるよー!! ポイント5倍だよー!!」

今日はここまで

地味に4章のタイトルに使うゼERO回文を募集中です
思いついたら教えてくれ、たの頼む!!

夜・中庭

春川「終わったよ」

百田「はぁ……流石だなハルマキ……今日もお前が一番だ……」

ゼERO「違うな、一番早かったのは俺だ」

最原「いや……イったのが一番早かっただけで腕立てはやってないじゃないか」

最原「というか百田くん……今日も目標の半分までいってないね」

百田「ば、馬鹿野郎……オレが本気だすとテメーらが『自分はなんてこんなに遅いんだ』ってショック受けるだろ……」

春川「寧ろ私は遅くて失望してるけど……」

百田「なっ……じゃあ明日だ!! 明日ぜってーにテメーより早く終わらせるからな!!」

春川「……どうせ口だけでしょ」

ゼERO「……」

百田「終一、ハルマキ、ゼERO!! 今日はここまでだ!!」

ゼERO「……今更だが俺だけあだ名がないな」

ゼERO「俺にもあだ名たの頼む!!」

百田「あだ名ぁ!? いや……ゼEROはゼEROでいいだろ」

春川「変態でいいんじゃない?」

ゼERO「ah……///」

最原(喜んでる……やっぱりマゾだ)

百田「んじゃ、また明日な!!」

最原「うん、お休み」

春川「……あんたは部屋に戻らないの?」

百田「オレはもう少し星を見てるぜ!!」

ゼERO「星でオナニーとは……」

百田「ちげーよ!! できるわけねーだろ!!」

ゼERO「まぁいい……俺も寝るぞ」

百田「おう!! じゃあな!!」

ゼERO「……」

百田「……」

百田「……みんな帰ったか」

百田「……ゲエッホ!!」ドバァ

百田「はぁ……今日は危なかったな……」

百田「なんで……こうなっちまったんだ……」

百田「オレはまだ……死ねねえのに……」

ポン

百田「!!」

ゼERO「ゼEROだ」

百田「ゼERO!!」

ゼERO「様子がおかしいと思ってこっそり引き返してきたが……まさかこうなってるとはな」

百田「はぁ……終一達には……内緒にしろよ」

百田「こんなカッコ悪い所……見せられねえからな……」

ゼERO「……」

ドゴォン!!

百田「ガッ!!?」

ゼERO「助手達には悩みを抱え込むなと言うクセして自分は抱え込むのか」

ゼERO「そっちの方がよっぽどカッコ悪い、違うか?」

百田「……!!」

百田「はは……まさか助手のテメーにそんな事言われちまうとはな……」

百田「けどよぉ……ボスってのは……ぜってえ弱音を吐いちゃいけねーし……弱味を見せてもダメなんだ……」

百田「常にあいつらの……光になってなきゃあいけねーんだよ……憧れになってなきゃいけねーんだよ……」

ゼERO「じゃあその弱味をなくせばいいんだろう」

百田「……は?」

ゼERO「ここはレプリロイドのブラックジャックと呼ばれたこのゼEROに任せておけ」

百田「なっ……分かるのか!? オレのこの血の原因が!! 治してくれるのか!!?」

ゼERO「ここは俺に任せろ!!」

???病

原因不明の吐血する病気、最悪死に至ります。

今回の患者:百田解斗さん

今回の先生:ゼEROさん

ゼERO「因みに今、苦しいか? 強がらないで正直に言えよ。 正しい診断ができないからな」

百田「ああ、かなりな……ゲエッホ!!」ドバァ!!

ゼERO「そうだな……8人もいるんだ。 片っ端からやれば当たるだろう」

百田「???」

ゼERO「じゃあまずは……楓ちゃん」

ピロン♪

百田「……ゲエッホ!?」ドバァ

ゼERO「ダメか」

百田「おいゼERO……なんで赤松の写真なんか……?」

ゼERO「気にするな、次は……美兎ちゃんだ」

ピロン♪

百田「ゲエッホゲエッホ!!」

ゼERO「なんでだよ!!」

ゼERO「アンジーちゃん」ピロン♪

百田「ゲエッホ!!」

ゼERO「秘密子ちゃん」ピロン♪

百田「ゲエッホ!!」

ゼERO「あずにゃん」ピロン♪

百田「……」

百田「……? なんだ……?」

百田「急に……苦しくなくなった……?」

ゼERO「ビンゴDAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

百田「ど、どういう事だ……? なぁ、なんでオレはハルマキの写真を見た途端に苦しくなくなったんだ……?」

ゼERO「ズバリ、お前はあずにゃん欠乏症……いや、お前に分かりやすく言ったらハルマキ欠乏症だ」

百田「ハ、ハルマキ欠乏症……?」

ゼERO「そうだ、ハルマキがいないと吐血し続けて死んでしまう病気だ」

百田「ふざけんな!! そんな病気……あってたまるか!!」

ゼERO「つむぎちゃん」ピロン♪

百田「ゲエッホ!!」ドバァ!!

ゼERO「あずにゃん」ピロン♪

百田「……苦しくねぇ」

ゼERO「これでもお前は信じないのか?」

百田「だ、だったら……なんでオレはこんな病気にかかっちまったんだ?」

ゼERO「……お前だ」

百田「……は?」

ゼERO「お前があずにゃんを好きすぎるあまり発症したんだ」

百田「オレが……ハルマキを……好き……?」

ゼERO「それか逆のパターンもある」

ゼERO「あずにゃんがお前を好きすぎるあまり愛して欲しいという思いがお前に伝わり発症するパターンだ」

百田「じゃ、じゃあ……ハルマキは……オレの事が好きなのか?」

ゼERO「そうだな」

ゼERO「百田、この病気を治したいか?」

百田「!! ああ……オレは……宇宙に行くまでは死にたくねーんだ……」

ゼERO「だったら簡単だ」

百田「……?」

ゼERO「12時間あずにゃんと一緒にいろ」

百田「は!?」

ゼERO「彼女の愛が病気を治してくれるはずだ」

ゼERO「欠乏症系統の病気は愛する人と12時間いる事で治るからな」

百田「……本当か? 本当に治るんだな?」

ゼERO「……信じるか信じないかはお前次第じゃないのか?」

百田「……いや、オレは信じるぜ!!」

百田「んじゃ、明日はハルマキと一日中過ごす事にするぜ!!」

ゼERO「明日に備えて寝るか」

百田「おう、そうだな」

百田「……ありがとな、先生」

ゼERO「先生……?」

百田「あだ名欲しいって言っただろ? 今日からお前は先生だ」

百田「オレの病気を治そうとしてくれてるからな!!」

ゼERO「先生……悪くない響きだな///」

百田「先生!! また明日な!!」

ゼERO「ああ」

次の日

春川「……」スタスタ

百田「!! おっすハルマキ!!」

春川「……おはよう」

百田「なぁ、今大丈夫か?」

春川「……何?」

百田「はっきり言うぞハルマキ」

春川「……だから何?」









百田「お前オレの事好きだろ」

春川「は!!!?///」

春川「な、なんなの急に!!? こ、殺されたいの!!?」

百田「逆だ!! オレはまだ死にたくねーんだ!!」

百田「死にたくねーから今日1日テメーと一緒にいてえ!!」

春川「い、言ってる意味が全然分からないんだけど!!?」

ゼERO「ここは俺が説明しよう」

百田「おお先生!! 助かるぜ!!」

ゼERO「ズバリ、百田は今死にかけてる」

春川「……は?」

ゼERO「それを治すにはあずにゃん、お前と12時間一緒に過ごさないといけないんだ」

春川「何それ……なんで私と一緒にいたら治るの?」

春川「そんな病気、聞いた事ないんだけど」

ゼERO「好きな人の命を救いたくないのか?」

春川「別に……私は百田の事なんて……」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ビビビビ

春川「!!!?」

ゼERO「クフフフフフフフ……あずにゃんのパンツゲットDAAAAAAAAAAA!!」

ゼERO「美兎ちゃんからもらった光線銃を持ってて正解だったな!!」

百田「なんだよ、お前意外と可愛いパンツ履いてるんだな」

春川「なっ……!!///」

ゼERO「あずにゃん、このパンツをほかのやつに見せられたくなかったら大人しく百田と一緒にいろぉ」

ゼERO「お前はボスの苦しむ姿を見たいのか!!?」

春川「……」

百田「なぁ、頼むぜハルマキ!!」

春川「……どうせ嫌だって言ってもずっと言ってくるんでしょ」

春川「いいよ。 12時間だけ……あんたといればいいんでしょ」

百田「おおサンキュー!! じゃあ12時間よろしくな!!」

百田「オレもお前の好きな所いっぱい探すからよ!!」

春川「……///」プイッ

春川「それより私……まだ朝ごはん食べてないんだけど」

百田「お、そうだったな! じゃあ行くか!!」

ゼERO「とうとうあずにゃんでイく気になったか」

百田「そっちじゃねーよ!!」










食堂

茶柱「夢野さん!! しっかりしてください!!」

夢野「んあー……だからうちはしっかりしてると言うてるじゃろう」

ゼERO「どうした転子ちゃん」

茶柱「!! ゼEROさん……」

茶柱「夢野さんが……アンジーさんに洗脳されちゃったんです!!」

アンジー「人聞きが悪いねー、洗脳じゃないよー」

夢野「そうじゃ……アンジーは唯一神さまの声が聞こえるんじゃ」

夢野「うちは神さまの声に従ってるだけじゃ」

茶柱「何言ってるんですか!!?」

アンジー「それじゃあ行こっか秘密子ー、体育館にレッツゴーだよー」

夢野「んあー……そのうちお主らをびっくりさせてやるわい」

茶柱「ま、待ってください夢野さーーん!!」

スタスタ……

真宮寺「三人とも行ってしまったネ……」

王馬「アンジーちゃん可哀想……アジを洗脳しても何の意味もないのに……」

星「……可哀想なのはアジ呼ばわりされた夢野じゃねえのか?」

ゼERO(嫌な予感がしやがる……)

春川「……東条、朝ごはん」

東条「ええ」

百田「おし!! じゃあオレはハルマキの隣で食べるか!!」

春川「え……」

ゼERO「そうだな……常にくっついてないと効果がない」

王馬「なになに!? 何やってんの!!? オレにも教えて!!」

入間「うるせーよ!! テメーがしゃしゃり出たらろくな事が起こらねーだろ!!」

王馬「お前はキモいんだよ!!」

入間「ううん!!///」

最原「百田くん……何を考えてるの?」

百田「そうだな……終一にも……いや、ここにいる全員に言わなきゃいけねーな」

白銀「な、何……?」

百田「オレは病気だ!!」

赤松「えっ!!? びょ、病気!!? 勃起不全!!?」

百田「オレはハルマキ欠乏症だ!!!」

真宮寺「……そんな病気、聞いた事がないネ、初耳だヨ」

百田「ああ、オレも昨日初めて聞いた!!」

百田「けど先生がそう診断してくれたんだ!! 間違いねーよ!!!」

東条「先生……誰の事かしら?」

ゼERO「俺DA」

白銀「ええ……」

王馬「うわー……とうとう百田ちゃんもイレギュラーになっちゃったよ」

王馬「だからゼEROは生き返らせない方が良かったって言ったのに……」

百田「うるせー!! オレはイレギュラーなんかになってねー!!」

ゼERO「俺の目に狂いはない」

ゼERO(カーネル、お前の台詞を借りたぞ)

百田「兎に角!! 12時間ハルマキといねーとこの病気は治らねーんだ!!」

百田「だからこうやって一緒に座ってるというわけだ!! な、ハルマキ!!!」

春川「……」

最原「そっぽ向いてるけど……」

赤松「そりゃあね……好きじゃない人と一緒にいるのは……」

春川「! それは違……」

最原「え……?」

春川「……!!/// な、なんでもない」

百田「ハルマキはな、オレの事が好きなんだ」

春川「ばっ!!!!!!!?///」

春川「殺されたいの!!? ねぇ、あんた本当は死にたいんでしょ!!?///」

百田「そんなわけねーだろ!! 大体な、男だったらコソコソしてないでハッキリ言っちまえばいいんだよ!!」

百田「な、先生!!」

ゼERO「そうだな、俺達も応援する」

王馬「春川ちゃんが百田ちゃんを好きになるなんて……イレギュラーが増えちゃったよー……」

百田「王馬!! ハルマキもイレギュラーなんかじゃねえ!!」

東条「冷やかしもそこまでにしなさい」

王馬「ちぇー……ママが言うなら仕方ないね」

東条「なりより、カップルができる事は幸せな事じゃない」

入間「ま、オレ様とゼEROの最強カップルに勝るやつなんていねーけどな!!」

赤松「わ、私と終一くんの方が最強のカップルだもん!! 萌え萌え終一くん萌え!!」

最原「あ、赤松さん……別に対抗しなくていいから」

入間「最強って言ってる割にはダサい原はテメーの事苗字で呼んでるじゃねーか!!」

最原「そ、それは……」

赤松「終一くん!! いいよ、名前で呼んで!!」

最原「で、でも……」

赤松「いいから!!」

最原「……楓」

赤松「萌ええええええええええええええ!!!///」

星「……クールじゃねえな」

真宮寺「見なかった事にするヨ……」

ゼERO「見損なったぞ楓ちゃん!!」

赤松「ホアーッ!!(泣)」

最原「落ち着いて赤松さん!!」

百田「やっぱ東条の作るメシはうめーな!! な、ハルマキ!!」

春川「……そうだね」

ゼERO「いい事を教えてやろう百田」

百田「? なんだよ先生」

ゼERO「あーんしたら11時間に縮小する」

百田「!!!? 本当か!!?」

春川「しない」

ゼERO「エッ」

春川「もういい、お腹いっぱい」

春川「早く外行こう」

百田「お、おう……」

スタスタ

東条「私達が見ている事に耐えられなかったのね」

星「ああなるのも無理はねぇよな」

王馬「よーし!! あの二人追いかけよっかなー!!」

ゼERO「待て、その事でみんなに大事な話がある」

白銀「大事な話……?」

ゼERO「えーまず、欠乏症系統の病気だが」

ゼERO「治すには12時間以上くっついてないと完治しない」

ゼERO「そして治療の際、くっついて2時間経過した場合だが……」

ゼERO「誰かが近くにいると症状が悪化してしまう」

赤松「えっ!?」

星「つまり……今あの二人が食堂で普通にいられたのも」

星「治療してまだ2時間経ってないから……というわけか」

ゼERO「そうだ」

星「逆に……もしさっきやってきたのが2時間以上経ってた場合は……」

星「百田の症状は悪化する……って事だな」

ゼERO「最悪死に至る」

白銀「死ぬの!!?」

真宮寺「クックックッ……実に面白い病気だネ」

ゼERO「というわけでみんな、今日一日はあの二人には近づかないでほしい」

東条「ええ、依頼として受け止めるわ」

最原「……それって百田君たちは知ってるの?」

ゼERO「……アッ!!」

赤松「早く言ってきなよ!! まだ2時間経ってないでしょ!!?」

白銀「そういえば……ここにアンジーさんと夢野さんと茶柱さんがいないけど……」

白銀「私が伝えておこうか?」

ゼERO「よろしく頼む」

白銀「確か……体育館に行ったんだよね」

タッタッタッ……

赤松「終一くん、私達も食べ終わったしデートしよう」

最原「う、うん」

タッタッタッ……

入間「……」

入間(ゼERO早く帰ってこないかなぁ……一緒に過ごしたい)

数分後

ゼERO「美兎ちゃん、報告終わったぞ」

入間「!! ゼERO!!」

入間「あのね、ゼEROに渡したい物があるの!! アタシの研究教室まで来て!!」

ゼERO「研究教室……?」
















入間「じゃーん!! ゼEROのパンツパーツ!!」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

ゼERO「ありがとう、この白いのは外せなかったんだ」

入間「着脱式にした事でパンツ感が増すだろ!?」

入間「ヒャッハー!! オレ様天才ーーー!!!」

ゼERO「天才DAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

ゼERO「ここは何かお礼をしないとな、またプレゼントを……」

入間「!! じゃ、じゃあ……」

入間「キス……欲しいな」

チュウ!!

ゼERO「お前の事が好きだったんだよ!!///」

入間「あんっ///」













モノクマ「……成る程、事情はよく聞きました」

王馬「ねっ!? 多少は盛り上がると思わない!!?」

モノクマ「そうだね……普通に考えたら馬鹿らしいけど……」

モノクマ「ま、面白そうだしやってみますかー!!」

王馬「にしし!! 楽しみだなー!!」

王馬「……」

王馬(百田ちゃん、オレは嘘つきだから嘘をついてるのか本当の事を言ってるのかが分かるんだよ)

王馬(百田ちゃんも……それとゼEROも……本当の事を言ってる……)

王馬(さーて……百田ちゃんは生き残れるかなー?)

今日はここまで

気だるなお~おなるだけ
うーん

百田「いやー、まさか誰かといると悪化するとはなー」

春川「……あいつの言う事を信じるの?」

百田「当たり前だ!! 先生は嘘なんかついてねー!!」

春川「……そっ」

百田「……なぁハルマキ」

春川「……何?」

百田「お前は……オレのどこが好きなんだ?」

春川「!!///」

百田「なぁ、教えてくれよ。 やっぱ……この顎髭か!!?」

春川「……そういう馬鹿なところ」

百田「なっ……」

春川「あんたを見てると……私の抱えてる悩みなんかどうでもよくなる」

春川「あんたといると……私の心の中にある色んな何かが……綺麗さっぱりなくなる」

春川「……楽しいの、あんたといると」

百田「へへ、そっか。 馬鹿って言われたのは悔しいが……」

百田「……けどハルマキ、テメーは見る目があるぜ。 なんせこの宇宙に轟く百田解斗を好きになったんだからな!!」

春川「……なんでそんなに自分に自信があるの」

百田「……逆に聞くけどよ、テメーは『どうせ自分なんか……』って自分に自信がないやつをカッコいいと思うか?」

百田「自分に自信を持って前を向いた方が何倍もかっこいいし男らしいだろ!!」

春川「……そうかもね」

百田「じゃあ……残り時間はあれだな、先生の言う通り二人きりにならないといけないな」

春川「どこで過ごすの?」

百田「そうだな……じゃあオレの部屋でも過ごすか!!」

春川「……待って、その前に昼ごはんと夜ご飯も持っていかないと」

百田「! そうだな、食堂にはみんないるから今の内に確保しとかねーとな」

数時間後……

百田「そっか……じゃあ保育士を名乗ってたのは孤児院で育ってたからなんだな」

春川「うん」

ピンポンパンポーン!!

百田「ん? なんだ?」

モノクマ『えー……生徒諸君!! たった今の時間から……』

モノクマ『鬼ごっこを開始しまーす!!』

春川「……鬼ごっこ?」

モノクマ『ズバリ!! 鬼は百田くんと春川さん以外の生徒全員です!!』

モノクマ『そして百田くんの病気を悪化させ、百田くんを殺した人には……』

モノクマ『見事、学級裁判なしで卒業できまーす!!』

百田「な、何言ってんだコイツは……?」

モノクマ『制限時間は夜の九時まで!!』

モノクマ『それじゃあみんな、頑張ってねー!!』

百田「出てきやがれモノクマ!! ふざけたこと言いやがって!!」

春川「きっと百田の病気を利用して私達にコロシアイをさせる気だよ」

百田「ふざけんじゃねーよ……オレはまだ……死なねーよ……」

春川「大丈夫、個室は鍵をかけてるから入ってこないはず」

カチャカチャ……

春川「……!!」

王馬「あー!! やっぱりいたー!!」

春川「あんた……ピッキングで……」

百田「ゲエッホ!!」ドバァ!!

春川「!!!!」

春川「百田!!!」

百田「はぁ……やっぱりな……王馬が近くにいるせいだ……」

百田「これで……オレの病気……信じてくれたか……」

春川「そんな事しなくても……私は最初から信じてるよ!!」

春川「だって……私がそう信じたいんだから!!」

百田「流石オレの助手だな……ゲエッホ!!」ドバァ!!

春川「!!」

王馬「オレは百田ちゃんの病気、最初から信じてたよー」

春川「……」ギロッ

王馬「うわっ! 怖いなー、人殺してそう」

王馬「……ていうか殺してたね!!」

春川「……」シュン

ガン!!

王馬「!!」

春川「黙れ……クソヤロー」

春川「百田、私があんたを担いで逃げる」

春川「誰もいない所まで逃げよう」

百田「すまねえハルマキ……頼む。 ちょっと血ぃ吐きすぎた」

春川「無理に喋らなくていいよ」

シュタタタタタタ

王馬「いてて……行っちゃったか」

王馬「ねーみんなー!! 誰かこの面白いゲームに参加しないのー!?」

ゼERO「くだらん」

王馬「えーなんでー?」

最原「百田くんは僕らの大切な仲間だ……絶対に殺させない!!」

星「あんた……相当頭がイかれてるぜ。 俺以上にな」

東条「……みんな、彼は私が監視しておくわ」

赤松「!! 東条さん……」

東条「だから彼の事は気にしないで……大人しく時間が過ぎるのを待ちましょう」

星「……あんただったら安心だな」

入間「んじゃ、オレ様はオナニータイムといくか!!」

ゼERO「俺のアナル見せてやる!!」

入間「見せて見せてぇ!!///」

最原「ちょ……二人とも、SEXはやめてよね!!」

スタスタスタスタ……

王馬「あーあ。 みんな行っちゃった。 つまんないのー」

東条「……」

王馬「……ねぇ東条ちゃん。 何を企んでいるの?」

東条「企む……? 私が?」

王馬「だってそうじゃん!! 自分から監視役を名乗り出たって事は……」

王馬「オレと行動したいって事でしょ?」

東条「……何を言いたいのかしら」

王馬「だからー、オレが百田ちゃんに近づくとするじゃん?」

王馬「そんで、百田ちゃんが死ぬ寸前になった所で東条ちゃんはオレを遠ざけて……」

王馬「東条ちゃんは百田ちゃんに近づく!! 漁夫の利ってやつだね!!」

東条「……それは貴方の推理でしかないわ」

王馬「ふーん……でもさ、東条ちゃんは卒業したくて堪らないんじゃないの?」

王馬「……動機ビデオの所為で」

東条「……!!」

王馬「いいよ!! オレは東条ちゃんに譲るよ!!!」

王馬「オレは卒業したいんじゃなくてこのゲームを盛り上がらせたいだけだからね!!」

王馬「ねぇねぇ!! 東条ちゃんは動機ビデオ、自分のだったんじゃないの!?」

王馬「大切な人って誰だったの!!?」

東条「……」

東条(まんまと私の考えを見透かされたわ)

東条(けど私はここで王馬くんを信用していいのかしら……動機ビデオの話をここですべきかしら……)

東条「……これだけは言っておくわ」

王馬「何?」

東条「私にとっては……貴方達みんなが大切よ」

王馬「!! そうだよね!! だって東条ちゃんはみんなのママだもんね!!」

春川「……ここだったら誰にもバレない」

百田「ああ……そうだな」

百田「けど……モノクマの事だ、誰かにバラしちまうんじゃねーか?」

ヒョコ

モノクマ「もちのろんでーす!!」

百田「ゲエッホ!!」ドバァ

春川「!!!」

春川「消えて!! 今すぐ百田の前から!!」

モノクマ「分かった分かった、消えるってー」ヒョコ

春川「……」

百田「はぁ……何しにきやがった……あいつ……」

モノクマ『オマエラにお知らせでーす!! 百田くんと春川さんの場所は……』

春川「!!!!」

百田「あのヤロー……ふざけやがって……」

春川「……逃げるよ」

シュタタタタタタ

モノクマ『あ! 逃げました!! えーっと、向かった先は……』

春川「なっ……」

百田「クソ……これじゃ意味がねぇ……」

春川「待って……追ってくるのは王馬だけだよね?」

百田「まぁ……そうだろうな」

春川「だったら……王馬を気絶させればいいんだよね?」

百田「!! ハルマキ、まさか……」

春川「百田はここで待ってて」ダッ

百田「お、おいハルマキ!! 待て!!!」

百田「……ゴホォ!!」ドバァ

春川「!!?」

百田「テメーが近くにいねーと……悪化しちまう……」

春川「じゃあ……ここで王馬を向かい打てって事?」

百田「……いや!! そんな事する必要はねぇ!!」

春川「じゃあどうやって……」

百田「ハルマキ」



百田「オレとキスしろ」

春川「は!!!!?///」

春川「なっ……あんた急に何言ってるの!!?///」

百田「これ以上逃げるのは男らしくねー!!」

百田「だったら……もう逃げなくてもいいように……終わらせようじゃねーか!!」

春川「そ、それがなんでキスに繋がるの!?/// 殺されたいの!?///」

百田「テメーは忘れたのか? 先生が言ってただろ」

春川「ゼEROが……?」















ゼERO『そうだ、言い忘れてた』

百田『なんだよ?』

ゼERO『さっきの『あーん』のように……カップルらしい事をやるとより時間は縮まるぞ』

ゼERO『SEXなんかあっと言う前に短縮されるが……愛の鍵がない以上、今は無理だ』

ゼERO『キスとかなら3時間ぐらい短くなるぞ』

ゼERO『……以上だ、帰還する』

スタスタ……

春川『……嘘くさ』

百田『どうだろうな……俺は信じるぜ。 先生の言う事だからな!!』










百田「今は夜の6時!! つー事はここでキスすればオレの病気も治る!!」

春川「あ、あんなやつの言う事を信じるの!? どうせ私達をからかって……」

百田「ボスが助手の言う事を信じねーでどーすんだ!!」

春川「……!!」

百田「兎に角!! オレは先生の言う事を信じるぜ!!」

春川「……で、でも……あんたは私とはキスしたくないでしょ?」

百田「は?」

春川「わ、私は……別にいいけど……///」

春川「けどあんたは……好きじゃないでしょ? 元々その病気も私だけの好きって思いの所為で……」

百田「……いや」

百田「オレもお前の事が好きかもしれねぇ」

春川「は!!!?///」

百田「いや、てゆうか好きだ」

春川「あんた本当になんなの!!? ねぇ、殺されたいの!!?///」

百田「死にたくねーつってんだろ!!」

百田「テメーとトレーニングしだしてからだな……オレの心の中でテメーの事をもっと知りたいって思うようになった」

春川「そ、それは……私の事を何も知らないから……私が何も言ってないから……」

百田「けど……終一に先生、同じ助手の事を考えても……」

百田「テメーを考える時だけ……なんか胸が締め付けられる感じがするんだ」

春川「な、なんで……どうして私を好きになったの……?」

春川「だって私は……人殺しで……暗殺者で……」

百田「うるせー!!」

春川「!!!!」

百田「オレが好きって以外に理由なんかいらねえ!!」

百田「オレはハルマキが好きだ!! それだけだ!!」

春川「……」

百田「……」

春川「……ふふ」

百田「!!」

春川「あんた……本当に馬鹿だね」

百田「なっ……馬鹿じゃねーって!!」

チュッ

百田「!!!!」

春川「……これでいいんでしょ?」

百田「……」

王馬「百田ちゃんみーっけ!!」

春川「……もう来ても無駄、百田の病気は治ったよ」

王馬「は?」

百田「ああ……ハルマキの言う通りだ。 テメーがどれだけ近づこうが何の意味もねーよ」

王馬「……」

王馬「あーあ……」

王馬「残念だったねー……東条ちゃん」

東条「……何のことかしら」

百田「!! 東条……」

東条「ごめんなさい……王馬くんを監視していたんだけど……逃げられてしまったの」

王馬「まったまた嘘吐いちゃってー!! 本当はここを出たくて堪らなかったくせにさー」

王馬「いつでもオレを捕まえれたのにわざと捕まえなかったんでしょー?」

東条「……勝手に思ってなさい」

春川「何……? 今度は東条を味方につけるつもり?」

百田「東条が誰かを殺そうとしてるなんてそんな嘘つくんじゃねー!!」

王馬「……嘘、ねぇ」

王馬「まぁいいや!! その内後悔する事になるかもねー」

王馬「じゃあ行こうか東条ちゃん」

東条「……貴方に言われなくても行くわ」

東条「二人とも……邪魔をしてしまってごめんなさい」

スタスタ……

百田「なんだったんだ……」

春川「……」

百田「まぁ、何にせよ……もう逃げなくていいんだ。 さっさと部屋に……」

ギュウ

百田「!!」

春川「……もう少しだけ」

百田「??」

春川「もう少しだけ……ここにいよう」

百田「……」

百田「……おし!! 彼女の頼みだ!! そうすっか!!!」

春川「……ありがとう」

春川「……」

春川(ゼEROにパンツ取られたまんまだった……)

モノクマ『えー只今の時間をもちまして鬼ごっこを終了させていただきまーす!!』

ゼERO「!! まだ夜9時を回っていない……」

ゼERO「という事はあいつら……キスしたな!!///」

ゼERO「美兎ちゃん!! 俺達もキスDAAAAAA!!!!」

入間「ああん!!///」









王馬「あーあ。 何で誰も乗ってくれなかったんだろうなー」

東条「……」

東条(私はここを出たい……王馬くんはゲームを盛り上げたい)

東条(一見WIN WINのように見えるけど……まだ彼を信用してはダメよ)

東条(ここを出る時は……確実に……誰にもバレないように)

王馬「……東条ちゃん」

東条「……何かしら」

王馬「ここを出たい時はいつでも言ってね!! オレがいいアイデア考えてあげるからさ!!」

王馬「じゃあねー!!」

タッタッタッ

東条「……」

東条(次の……動機次第ね)

体育館

夢野「どうやら鬼ごっこは終わったみたいじゃな……」

アンジー「死体アナウンスが流れなかったってことはー、解斗は死ななかったんだねー!!」

アンジー「神さまがー」??

アンジー「死なせないようにしたんだねー!!」??

茶柱「そ、そうですね……」

夢野「じゃあ明日からは……本格的に動き出さないといけないのう」

アンジー「そうだねー、転子とつむぎもーメンバーになった事だしー」

白銀「黒髪赤眼の神さまから……ご褒美貰えるかなー……///」

アンジー「貰えるよー!! ちゃんと神さまのいう事聞けばご褒美貰えるよー!!」

アンジー「じゃあ明日から……生徒会、ファイトー!!」

夢野・白銀「ファイトーー!!」

茶柱「……」

茶柱(夢野さんは……必ず転子が正気にさせます!!)

今日はここまで

次の日

ゼERO「……」

ゼERO(起きて早々、あずにゃんにビンタされた)

ゼERO(まぁパンツ返し忘れたから当然か)

入間「ゼEROーーーー!!!」

ゼERO「!! 美兎ちゃん、おまんこ」

入間「!! 頬っぺたが腫れてる……大丈夫?」

ゼERO「問題ない、Fレベルだ」

入間「……!! そうだ、後でメンテナンスついでに治してやるよ!!」

ゼERO「ありがとう」

入間「それに……見せたいのもあるし……///」

ゼERO「おまんこか?」

入間「ああっ!! そんな刺激的な物じゃないけど……でも凄いものなの……」

ゼERO「そうかそうか///」

食堂

ゼERO「おまんこ」

真宮寺「おはようゼEROくん……けどその挨拶は不快だからやめてほしいヨ」

入間「テメー誰に向かって口を聞いてやがる!! オレ様のゼEROだぞ!!」

真宮寺「はぁ……注意するんじゃなかったヨ」

百田「よおテメーら!!」

春川「……」

最原「百田くんに春川さん……おはよう」

百田「テメーらに言っておかねーといけねー事がある」

星「なんだ」

王馬「ま、言わなくても分かるけどねー」

百田「オレとハルマキは付き合う事になったぜ!!」

春川「……わざわざ言わなくていいのに」ムスッ

百田「昨日の鬼ごっこは迷惑かけたな!! もうオレは大丈夫だぜ!!」

赤松「よかった……おめでとう百田くん!!」

真宮寺「まさかこんな閉鎖空間でカップルが3組もできるなんてネ……本当に人間は分からないヨ」

王馬「いやいや真宮寺ちゃん、6人とも人間じゃないよ。 イレギュラーだよ」

ゼERO「イレギュラーはお前DAAAAAA!!!」

東条「……ゼEROくん、うるさいわ」

東条「……そういえば夜長さん、夢野さん、茶柱さん、白銀さんはまだ来てないわね」

星「……昨日から体育館で何をやってんだ?」

入間「ナニ以外にねーだろ!!」

ゼERO「いや……それ以外の可能性もある」

入間「!! そ、そうだよね!! ナニじゃないかもしれないよね!!」

夢野「待たせたのうお主ら」

王馬「あ、噂をすればアジが来た!!」

夢野「今日の午後から……体育館でマジカルショーをやる事になったんじゃ」

ゼERO「なん……だと……?」

夢野「うちがお主らを喜ばせてやるわい」

アンジー「みんな来てねー!! 絶対だよー!!」

赤松「夢野さんのマジックか……楽しみだね!!」

夢野「んあー!! マジカルショーじゃ!!」

茶柱「いいですか!! 絶対来てくださいね!! 生徒会の命令ですよ!!」

春川「……生徒会?」

白銀「そう!! 私達は学園生活をよりよくする為に……生徒会を結成したんだよ!!」

ゼERO「レプリフォースだと……?」

真宮寺「……ゼEROくん、一文字もかすってないヨ」

アンジー「みんなーずっとここで暮らすんだよー」

アンジー「そうすれば誰も死なないしー、楽しい学園生活が送れるよー」

百田「なっ……ずっとここにいるだと!? ふざけんな!!」

百田「オレはまだ諦めてねーぞ!! 誰も死なないで脱出できる方法があるはずだ!!」

アンジー「駄目だよ解斗ー。 ここを出ちゃ駄目だって神さまが言ってるんだよー」

茶柱「そうですよ!! 神さまが言ってるんですから!!」

春川「茶柱……あんたどうしたの? あんたってそういうの信じるやつだったっけ?」

茶柱「て、転子は改心したんですよ!! 神さまの言うことを聞いた方がいいって!!」

アンジー「夜時間はこの時間を過ぎたら外に出ちゃいけないとかー、生徒会に逆らった時のバツとかー色々考えたんだよー!!」バン!

一、夜時間は9時以降外に出てはいけない

一、朝食は7時、昼食は12時、夕食は7時。 夜食は禁止

一、学校の探索、及び脱出をしようとするのは禁止

一、昼2~5時は必ず神さまにお祈りをする

一、生徒会に入るにはアンジーの許可を得ないといけない

一、人前で勃起してはいけない

一、精子を無闇に飛ばしてはいけない

一、生徒会に逆らった場合は一日中生徒会室に監禁。 ご飯も抜き

百田「うおっ!? なんだこりゃ!!!?」

真宮寺「極限の状態でルールに縛られるとは窮屈だネ……」

星「おいおい……俺達はそのルールに縛られるってことか?」

アンジー「そうだよー、神さまも生徒会も絶対だよー」

白銀「ねぇねぇ!! みんなも生徒会に入ろう!! カッコいい神さまが待ってるよ!!」

東条「……ごめんなさい、拒否させていただくわ」

最原「……もしかしてみんな、アンジーさんに洗脳されたのか……?」

真宮寺「確かに、白銀さんも茶柱さんも……彼女の所に行ってから変わってしまったからネ」

王馬「えー!? まさかのアンジーちゃんもイレギュラー!!?」

モノクマ「オマエラーー!!」

夢野「んあっ!? なんじゃいきなり……」

モノクマ「思い出しライトを渡しに来ましたー!!」

赤松「!!! もしかして……これでまた記憶が……?」

モノクマ「いやー、僕すっかり渡すの忘れちゃってさー」

最原「思い出しライト……」

赤松「今回はどこまで思い出すんだろうね……」

百田「グタグタ行ってねーでさっさと使おうぜ!!」

ゼERO「そうだな」

アンジー「使う必要ないよー」

ゼERO「アンジーちゃん……?」

アンジー「そーれ!!」

グシャア!!

ゼERO「エエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!?」

赤松「アンジーさん!! 思い出しライトが粉々だよ!!」

アンジー「思い出しライトはー使う必要ないよー」

アンジー「記憶が蘇ったところでーここから出ないのには変わりないからねー」

夢野「うむ、使わなくて正解じゃ」

ゼERO「……本当にここから出ないつもりか」

アンジー「そうだよー!! ここで楽しく暮らせば誰も死なないよー!!」

アンジー「……ゼEROもここにいよう?」

ゼERO「……」

アンジー「……」

ゼERO「握手」ガシッ

アンジー「にゃははー!! ゼEROはアンジーの仲間だねー!!」

百田「おい先生!!! テメーはここから出たくねーのかよ!!」

ゼERO「外は地獄だ、ここの方が何倍も楽園だ」

ゼERO「というわけでSEXたの頼む!!」

白銀「どういうわけ!!?」

入間「ゼ、ゼERO……生徒会に入っちゃうの?」

ゼERO「……話しかけるな」

入間「えっ……?」

ゼERO「お前はキモいんだよ!!!」

入間「!!!!」

最原「ゼ、ゼEROくん……どうしたんだよ急に!!」

ゼERO「萌え萌え生徒会!!///」

ゼERO「アンジーちゃん萌え!! 秘密子ちゃん萌え!! 転子ちゃん萌え!! つむぎちゃん萌え!!」

アンジー「ゼEROは偉いねー、すっかり生徒会の仲間入りだねー」

百田「いや、今のどこが偉いんだよ!!?」

モノクマ「お話中失礼!! 僕とした事があれを渡し忘れた!!」

東条「何……? まだ思い出しライトがあるとでもいうの?」

モノクマ「違います!! 待ちに待ってた動機です!!」

モノクマ「今回はなんと……屍者の本でーす!!」

百田「な、なんだそりゃ……?」

モノクマ「この本に書いてある通りに儀式を行うとね……」

モノクマ「なんと!! 死んだ人が蘇るんだよー!!」

モノクマ「生き返らせる事ができるのは……天海くんとゴン太くんのどちらかだよー!!」

アンジー「おおー!! 凄いねー!! 神ってるねー!!」

白銀「死者蘇生だね!!」

百田「なっ……ふざけんな!! そんな事起こるわけねーだろ!!」

モノクマ「いや……ここに生き返ってる人がいますけど」

百田「先生は人間じゃねえ!! ロボだ!!」

ゼERO「そうだな」

モノクマ「というわけで動機は以上でーす!!」ヒョコ

星「……やっと帰ったか」

アンジー「じゃあこの屍者の書はアンジーが代表して預かるねー」

夢野「んあー……それがいいわい」

アンジー「アンジーが持っておけばー、争いもなくなるよー」

ゼERO「そうだな」

白銀「早く朝ご飯食べてマジカルショーの準備しよう」

アンジー「!! ごめんねーつむぎー、マジカルショーなんだけど……」

アンジー「ショーの準備をやるのはあとにしてほしいんだー」

茶柱「ど、どうして急に……?」

アンジー「主は言いました……マジカルショーの準備よりも先に屍者の書の儀式を行い……蘭太郎を生き返らせるべきだと」

夢野「んあー……神さまが言うんだったら仕方ないの……」

ゼERO「マジカルショーよりも先に屍者の書の儀式を行い……蘭太郎を生き返らせるべき」

茶柱「神になったつもりですか!?」

アンジー「じゃあみんなー、アンジーの研究教室に行こー!!」

ゼERO「DAAAAAAAAA!!!」

スタスタスタスタ……

王馬「……何あれ」

真宮寺「宗教とは恐ろしいネ……」

真宮寺「でも……こういう閉鎖空間だからこそ信じやすいってのはあるネ」

百田「アンジーの野郎……生き返るわけねーだろ……!!」

入間「……」ボーッ

赤松「!! い、入間さん!?」

王馬「あらら、恋人に暴言吐かれて放心状態だね」

百田「先生が急に入間に暴言を吐くなんて……これもアンジーの洗脳か?」

最原「うん……恐らくそうだよ」

最原「ゼEROくんはアンジーさんと握手してから……どこか変わったような雰囲気を感じたよ」

星「……すまないが俺もここを出る気はねぇ」

東条「星くん……?」

星「俺はな……あんたらといれればどこだっていいんだ」

星「かといって……生徒会に入るかって言ったら……違うけどな」

春川「……入らないだけマシだね」

最原「……」

最原(どうする……? 僕らはアンジーさん達の行動をやめさせるべきなのか?)

アンジーの研究教室前

アンジー「じゃあアンジーは研究教室で儀式の準備をしてるからー」

アンジー「その間、門番お願いねー」

茶柱「は、はい!! 邪魔する男死は転子のネオ合気道で懲らしめます!!」

夢野「うちの魔法で吹き飛ばしてやるわい」

ゼERO「俺のアナル見せてやる!!」

白銀「ゼEROくんの攻撃が一番恐ろしいね……」

茶柱「……」

茶柱「あの……夢野さん」

夢野「なんじゃ?」

茶柱「やっぱり……アンジーさんの言うことは……神さまは信じますか?」

夢野「当たり前じゃ」

ゼERO「転子ちゃん……?」

茶柱「じゃあ……転子が神さまを信じなくなったら……どう思いますか?」

夢野「……お主の神経を疑うわい」

茶柱「……そうですか」

白銀「茶柱さん……どうしたの? まるで神さまを信じてないみたい……」

茶柱「いえ……なんでもありません」

茶柱「……」

茶柱(夢野さんを正気にさせる為に生徒会に入ったのに……)

茶柱(転子は……何もできてないじゃないですか!!)

アンジー「みんなー!! 儀式の準備できたぞー!!」

ゼERO「何!?」

ガチャッ

アンジー「みてみてー!! 蘭太郎のそっくりさんの蝋人形だよー!!」

夢野「流石超高校級の美術部じゃな……」

茶柱「……アンジーさん、神さまはこれで天海さんが生き返ると言ってるんですか?」

アンジー「もっちもちー!!」

茶柱「……」

茶柱(大丈夫です……生き返るはずがありません)

茶柱(これで失敗すれば……夢野さんも正気に戻ってくれるはずです!!)

ゼERO「人形を作った後はどうすればいいんだ?」

アンジー「えっとねー、この本を燃やせばいいんだってー!!」

アンジー「ろうそくはもう持ってきてあるよー!!」

アンジー「あとは燃やしてできた灰を人形に振りかけてー蘭太郎の名前を三回呼べば生き返るよー!!」

アンジー「……蘭太郎……待っててね……生き返らせてあげるからね……」

ゼERO「生き返った瞬間掘ってやる」

夢野「やめい」

ヒョコ

夢野「んあ?」

モノダムjr「ミンナ、イレギュラーノエーアイサンプルガテニハイッタ」

夢野「……何しに来たんじゃ」

モノダムjr「タチアイニンダヨ」

ゼERO「……怪しいな」

アンジー「もし何かしてくる時はー、秘密子が魔法で蹴散らしてくれるから大丈夫だよー!!」

夢野「そ、そうじゃな……」

アンジー「それじゃあ儀式スタートー!!」

ボオオ……

アンジー「天海蘭太郎……天海蘭太郎……天海蘭太郎……」パラパラパラパラ

モノダムjr「……」

ボワン!!

白銀「な、何!?」

茶柱「なんですかこの煙は!?」

アンジー「やったー!! 儀式が成功したんだよー!!」

「……」

ゼERO「!! 人影が……」

アンジー「蘭太郎よかったねー。 第二の人生スタートだよー」

ゼERO「!! お、おい!! ちょっと待ってくれ!!」

ゼERO「……嫌な予感がしやがる」

白銀「嫌な予感……?」

ゼERO(この人影……どこかで……)

夢野「……んああっ!!?」

茶柱「なっ……だ、誰ですかあなた!!」

ゼERO「その人影……やはりお前だったか」

アンジー「あれれー、蘭太郎じゃないねー。 お前誰ー?」











































SEエックス「SEエックス……イレギュラーハンターだ!!!」

今日はここまで

ゼERO「SEエックス……どうしてお前が召喚された?」

SEエックス「ゼERO……ここは……?」

ゼERO「お前……確か秋山に注射で殺されかけてたんじゃないのか?」

ゼERO「……いや違う、あの映像にお前はいなかった」

SEエックス「……ダメだ、思い出せない。 俺は今まで何を……?」

茶柱「ア、アンジーさん!! 天海さんじゃない人が召喚されましたよ!!」

茶柱(誰かは分かりませんが、天海さんじゃない!! だったら……)

茶柱「ぜ、絶対当たるはずの神さまの予言が外れた……」

茶柱「夢野さん!! やっぱり神さまなんていなかったんですよ!!」

夢野「……神さまはドジっ子じゃ」

茶柱「なんですと!!?」

白銀「あ、あなたは何者なの……?」

SEエックス「!!! この子達は……」

白銀「な、何……?」

SEエックス「チンチン勃起!! 萌ええええええええええ!!!」グルグルグルグル

夢野「んああああああああ!!!?」

白銀「性器が回転している!!?」

SEエックス「みんな俺の嫁DAAAA AAAAAAAAAAA!!!」

SEエックス「アンアンアアンアンアン///」

茶柱「小刻みにアンアン言ってますよ!!?」

ゼERO「俺の生徒に手を出すな!!」ドゴォン!!

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!」

ゼERO「紹介する。 俺の仲間……イレギュラーのSEエックスだ」

SEエックス「お前もイレギュラーDA!!!」

アンジー「おかしいねー、アンジーは蘭太郎を生き返らせたかったのにー」

アンジー「……神さまはお前が生き返るなんて言ってないよー」

SEエックス「褐☆色☆肌!!///」

ゼERO「すまない、イレギュラーだからまともに会話もできないんだ」

SEエックス「お前もDA!!」

ヒョコ

モノクマ「……」

SEエックス「誰だてめええええええええええええええ!!!!」

モノクマ「いやお前が誰だよ!!?」

白銀「えっ……モノクマは知らないの?」

モノクマ「知る訳ないだろこんな変態!!」

SEエックス「マッゾマッゾ!!///」

夢野「しかし……お主の事じゃから生き返るのは嘘ではないか疑っていたやつもおったぞ」

白銀「確かに……本当に生き返らせてくれるアイテムをくれるなんてね」

モノクマ「え?……ま、まぁ? そりゃあ僕はや、優しいからね?」

茶柱「物凄く動揺してますよ!!?」

モノクマ「……まぁいいか、盛り上がればそれでいいし!!」

モノクマ「それじゃあ僕はアナウンスで転校生の紹介を……」

アンジー「待った待ったー!!」

モノクマ「ん? 何?」

アンジー「アンジーにいい考えがあるよー」

アンジー「SEエックスはこれからやるマジカルショーで初披露するよー」

茶柱「あの……アンジーさん、どういう事ですか?」

アンジー「だからー、ゼEROをカーテンで隠してー」

アンジー「開けたらSEエックスが出てくるってやつだよー!! 不思議ミラクルだねー!!」

白銀「あ! それ面白そう!!」

モノクマ「成る程……じゃあそうしましょう!!」

夢野「……昨日まで練習したやつはやらんのか?」

アンジー「……神さまがそう言ってるんだよ?」

夢野「んあっ!? そ、そうじゃな……なら仕方ないの」

ガンガンガンガン!!

茶柱「なっ……誰ですか!!?」

百田「開けろアンジー!! オレだ!!」

百田「先生を……みんなを元に戻しやがれ!!」

夢野「どうやらゼEROを連れ戻しに来たようじゃな……」

茶柱「転子が追い出してやります!!」

白銀「SEエックスくんは隠れてて!!」

SEエックス「了解!!」

ガチャッ

茶柱「男死!! 生徒会以外は立ち入り禁止ですよ!!」

茶柱「……!!」

赤松「茶柱さん!! ゼEROくんは!?」

春川「いい加減目を覚ましなよ」

最原「アンジーさんと……直接お話できるかな」

茶柱「最原さん……赤松さん……春川さん……」

アンジー「四人ともー、今アンジー達はマジカルショーの準備中なんだよー」

アンジー「だからそれまではー、大人しく個室で待っててよー」

ゼERO「お前達はキモいんだよ!!」

百田「!!! あいつの目を覚まさせてやる……」

最原「百田くん!! 暴力はダメだよ!!」

SEエックス「オオオオオオオオオオナアアアアアアアアアアアアアアアア二イイイイイイイイイイ!!!」

一同「!!!?」

赤松「な、何!? 今の声誰!!?」

夢野「そ、それもマジカルショーで明らかになるんじゃ!! とりあえず今は帰るんじゃあ!!」

ゼERO「お前達はキモいんだよ!!」

百田「おい待て!! まだ帰れねーぞ!! まだオレはテメーを殴ってねぇ!!」

最原「百田くん!!」

春川「そんなに血がのぼってたらまともに会話できないよ。 後にしよう」

赤松「そ、そうだね……」

百田「は……離せハルマキ!!」

バタン!!

白銀「帰ったみたいだね……」

アンジー「SEエックス……どうして大声出したのかなー?」

アンジー「どうして約束破ったー?」

SEエックス「はは、ゴメン☆」

アンジー「……」

アンジー「言うこと聞かないとバチが当たるよ」

SEエックス「もっと頂戴もっと頂戴!!///」

ゼERO(あいつ……アンジーちゃんが怒っていても平常運転でいやがる)

アンジー「じゃあみんなに気づかれないように体育館にレッツゴー!!」

SEエックス「SEエックス……イきます!!」

最原「ごめん……ゼEROくんを連れ戻す事はできなかったよ」

入間「……」

赤松「相当ショックだったんだね……こんな表情の入間さん、見た事ないよ」

百田「あの野郎ふざけやがって……恋人を泣かせるなんてよ……」

最原「……」

春川「何か考え事?」

最原「今までの茶柱さんを見てて思ったんだ……もしかしたら彼女は洗脳されてないかもしれない」

春川「……何か訳があって生徒会にいるって事?」

最原「多分……」

モノクマ『オマエラ!! 至急体育館に来てください!! マジカルショーが始まるよー!!』

赤松「夢野さん達だね……」

百田「おし!! 今度こそ先生を殴りにいくぞ!!」

最原「百田くん!! 物事は穏便に!!」

タッタッタッ……

入間「……」

きめぇゼERO「いかんのか?」

入間「いっても……キモいって言われるだけだし……」

モノクマ「おいこら!! 強制参加だよ!! 何ボサッとしてんの!!?」

入間「……うっせーぞ童貞熊!! イこうかイかまいがオレ様の勝手だろ!!!」

モノクマ「来ないとオシオキだぞ肉便器!!」

入間「肉便器ぃ!!/// イきまぁす!!///」

体育館

夢野「うむ……全員来たようじゃな」

夢野「それではこれから生徒会主催のマジカルショーを始める」

夢野(このマジカルショーでみんなを笑顔にしてやるわい)

王馬「夢野ちゃんの首が吹き飛ぶの!? 夢野ちゃんの首が吹き飛ぶの!!? そんでそのまま死んじゃうの!!?」

夢野「んあー!! 違うわい!!」

夢野「今ここにいるゼEROがあっという間に生まれ変わるんじゃ」

ゼERO「よろしく頼む」

入間「ゼEROが……生まれ変わる?」

夢野「それじゃあまずはカーテンを……」

SEエックス「オオオオオオオオオオナアアアアアアアアアアアアアアアア二イイイイイイイイイイ!!!」

夢野「んあっ!!?」

赤松「さっきと同じ声!!」

星「なんなんだ……?」

白銀「いやあああああああああ!!!」

茶柱「これ以上来ないでくださーーーーい!!」

SEエックス「チンチン勃起!! オナニオナニー!!」

ゼERO「おいSEエックス!! スタンばってるんじゃなかったのか!!?」

SEエックス「はは、ゴメン☆」

SEエックス「この子達を見てると……どうしてもオナニーが我慢できなくて」

アンジー「台無しだねー……」

東条「彼は誰……? 夜長さんが作った人形に誰か入ってるのかしら?」

王馬「入間ちゃんの失敗作じゃないのー?」

入間「オレ様は失敗しねーしこんなきたねーやつ作んねーよ!!」

モノクマ「えーでは改めて紹介します!!」

モノクマ「転校生のSEエックスくんでーす!!」

SEエックス「俺は誇りある……イレギュラーハンターだ!!」

王馬「イレギュラーじゃなくて?」

SEエックス「ふざけるな!!」

ゼERO「こいつは俺の友人……俺と同じレプリエロイドだ」

百田「なぁ、テメーは何の超高校級なんだよ?」

SEエックス「俺の才能……野球選手とかかな?」

モノクマ「SEエックスくんは超高校級のイレギュラーとして迎えまーす!!」

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!(泣)」

王馬「にしし、やっぱりねー!!」

アンジー「蘭太郎を生き返らせるつもりがー、SEエックスが出てきたんだよー」

真宮寺「……本当にあの儀式をやったんだネ」

星「なんだ、死者が蘇る儀式であんたが現れたって事は……あんたは死んでたのか?」

SEエックス「いや……それが全く覚えていないんだ」

赤松「えっ!!?」

SEエックス「気がついたら何故かこの学校にいて……」

王馬「なんも覚えてないくせにゼEROと友達なのは覚えているんだねー」

王馬「俺だったらこんなやつと友達なんて死んでもごめんだなー」

ゼERO「うるさい!!!」

王馬「それともモノクマがそういう設定のロボを作ったのかなー?」

モノクマ「ごめんなさい、僕こんなやつ知らないです」

王馬「……」

王馬「……そ」

百田「オレはこいつの言うことを信じるぜ!! なんせ先生の弟子だからな!!」

SEエックス「俺はホモではない!!」

百田「誰もそんな事言ってねーよ!!」

白銀「アンジーさん……この後のアレはどうするの?」

アンジー「!! アレかー、勿論やるよー」

茶柱「あ、あの……あれってなんでしたっけ?」

夢野「なんじゃ、忘れたのか……プールで親睦会じゃ」

SEエックス「なんだって!?」

ゼERO「おい、お前も聞いてなかったのか」

SEエックス「水着見放題DAAA AAAAAAAA!!」

ゼERO「チンチン勃った勃った☆」

アンジー「それじゃあみんなーご来場ありがとうございましたー!!」

スタスタ……

春川「……結局私達はあいつを見せられる為に集まったって事?」

真宮寺「夜長さんは自由人だネ」

赤松「……あれ、誰か戻ってくる」

茶柱「……」

最原「!!」

星「どうした茶柱……あんたはプールに行かないのか?」

茶柱「忘れ物があると言って抜け出してきました」

茶柱「皆さんに……お願いがあります」

赤松「お願い……?」

茶柱「夢野さんを……連れ戻したいんです!!!」

最原「やっぱり……君はアンジーさんに洗脳されてなかったんだね」

茶柱「転子が直接生徒会に入って……なんとかしようとしたんですけど……」

茶柱「転子の力不足で……どうしようもできなくて……」

茶柱「……助けてください」

東条「……今の言葉、依頼として受け止めるわ」

茶柱「!! じゃあ……いいんですか?」

星「そうだな……俺も協力する。 あいつらは少々やりすぎだ」

百田「それに夢野だけじゃねー!! 先生の洗脳も解いてやる!!!」

百田「あとSEエックスもだな!!」

真宮寺「白銀さんを忘れてるヨ」

茶柱「ありがとうございます!! 男死なのに……いい人だなんて……」

茶柱「……!! まさか……夢野さんを助けた見返りに夢野さんと付き合おうと……」

百田「ちげーよ!!」

王馬「でもさー、助けるったってどうするの?」

王馬「アンジーちゃんの洗脳を解く作戦でもあんの?」

百田「殴りゃいいんじゃねーか?」

茶柱「なっ……夢野さんを殴るんですか!!? 最低ですね!! やっぱり男死は男死ですね!!」

百田「わ、悪かった……違う方法でいくか」

王馬「ほら!! 入間ちゃんなんか諦めて体育座りしてるよ!!」

入間「……」

王馬「パンツ見えてるけど色気もクソもないね!!」

入間「……」

モノクマ「そんなオマエラに嬉しいお知らせ!!」

赤松「いきなり出てきた!!?」

モノクマ「たった今、洗脳を解くスペシャルなアイテムを差し上げます!!」

星「スペシャルなアイテムだと……?」

モノクマ「題して……男のロマン砲でーす!!」

最原「男の……ロマン砲?」

今日はここまで

モノクマ「はい!! これが男のロマン砲でーす!! 全部で二つ!!」

王馬「うわー何これ!! めちゃくちゃかっこいいじゃん!!」

茶柱「男のロマン砲って……男死贔屓の名前ですね」

モノクマ「このロマン砲はビームを発射できるんだよ!! ビームに当たった人は洗脳が解かれまーす!!」

王馬「面白そう面白そう!!」

星「何をくれるかと思えば……子ども騙しのおもちゃか」

モノクマ「うがーー!! 違う!! 本当にビーム発射できるんだって!!」

東条「本当に発射できるとして……どうしてそんな物を私達にくれるのかしら?」

モノクマ「僕はね、この学園生活が盛り上がる為には努力を惜しまないんだ」

モノクマ「理由はそれだけだよー!! じゃあねー!!」

赤松「……行っちゃった」

王馬「あ!! モノクマの嘘つき!!」

王馬「ビームを発射できるボタンがどこにもないじゃん!!」

茶柱「……!! すいません、転子もそろそろ行きます。 怪しまれるので……」

百田「! おう、後の事はオレ達に任せとけ」

茶柱「……ありがとうございます! お願いします!!」ダッ

百田「しっかし……冷やかしに来ただけかよ」

最原「……」

赤松「終一くん……どうしたの?」

最原「いや……冷やかしにしては……なんか引っかかるんだよな」

春川「引っかかる……?」

最原「いや……冷やかしだったら一つだけでいいはずなのに」

最原「どうしてわざわざ二つくれたんだ?」

王馬「それっぽくする為じゃないのー?」

最原(それに……このロマン砲についている意味深な穴……)

最原(この大きさの穴……どこかで見た事あるんだよな……)

最原「ねぇ……これって入間さんなら分かるんじゃないの?」

入間「へ……?」

最原「いや……超高校級の発明家だったら分かるかなって」

入間「あー……分解すれば分かるかもな」

最原「じゃあ……頼めるかな?」

入間「……そんな気分じゃねー」

真宮寺「ゼEROくんに暴言を吐かれたからか、相当参ってるみたいだネ……」

最原「……僕は君を救いたいんだ!!」

入間「え……?」

最原「もし僕の推理通りだったら……ゼEROくんが正気に戻るかもしれないんだ!!」

入間「!! ほ、本当……?」

最原「うん、だから確証を得る為にも……君の力が必要なんだ!!」

入間「……」

最原「ダメ、かな……?」

入間「……おーし!! ヤってやるか!!」

最原「!!! ありがとう!!!」

入間「本当は土下座させてーけどオレ様に免じて免除してやるよ!! 今はゼEROの方が大事だしな!!」

入間「オラァ!! 貸しやがれ!!!」

最原「う、うん……これなんだけど」

入間「ヒャーヒャッヒャッヒャッ!! バラしてやるぜええ!!」

百田「なぁ終一……お前の言ってた推理ってなんだよ?」

最原「うん……この男のロマン砲には……小さな穴があるんだ」

最原「もしかしたらこの穴は……」















最原「ゼEROくんの性器を入れる為の穴かもしれないんだ」

百田「は?」

王馬「何々!? つまりオナホって事ー?」

最原「ま、まぁ……そういう事だね」

星「おいおい、なんでそれであいつらを救えるかもしれねえんだ?」

最原「うん、それであの穴にゼEROくんの性器を差し込めば……ビームが出るって仕組みかもしれないんだ」

最原「二つあるのは……多分SEエックスくんにもハメれる事ができるからだと思うんだ」

赤松「流石超高校級の探偵だね!!」

最原「あ、悪魔で推理だけどね……」

入間「ダサい原!! 分かったぜ!!」

最原「!!! 本当!!?」

入間「ああ、奥にスイッチが内臓されてる」

入間「ロボのチンコじゃねーと反応しねースイッチだ」

真宮寺「は?」

入間「発射されるビームは当たっても無害なやつだ、洗脳が解けるだけだろうな」

王馬「は?」

入間「何あっけらかんとしてんだよ!! オレ様が言うんだから間違いねーだろ!!」

最原「ありがとう……入間さん」

最原「じゃあ後はロマン砲をゼEROくんとSEエックスくんにつけてビームを発射して夢野さん達を元に戻す」

最原「その後にゼEROくんとSEエックスくんがお互いにビームを浴びればみんな元通りになる筈だよ」

百田「おーし!! 早速プールに行くか!!」

プールの扉前

SEエックス「なんでだよ!!」

ゼERO「何がだ、イレギュラー」

SEエックス「なんで俺達はプールに入れないんだ!! なんで見張りなんかやらなきゃいけないんだ!!」

ゼERO「神の言う事は絶対だ。 いつもそうだろう?」

ゼERO「神がいうには誰かが奇襲を仕掛けてくる可能性があるかもしれないというからな」

ゼERO「それに見張りの役割を無事果たせばSEXできるかもしれないだろ?」

SEエックス「勃起ボッキキ勃起勃起!!///」

ゼERO「うるさい!!」ドゴォン!!

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO!!!」














最原「……」

星「成る程……あいつらが見張ってるわけか」

春川「どうするの?」

百田「おし!! まずオレがあの二人をぶん殴る!!」

百田「そんでその後誰か二人があいつらにロマン砲をはめる!! これでどうだ!!」

東条「その二人は誰かしら?」

王馬「オレやりたい!! オレやりたい!!」

入間「てめーだと碌な事が起こらねえだろ!! はめるのはオレ様がやる!!」

百田「お、そうか!! 頼んだぜ入間!!」

星「……もう一つは俺がやろう、これ以上あんたらの悲しい顔は見たくねえ」

最原「星くん……」

春川「じゃあ取り押さえる役は私がやるよ」

東条「取り押さえる……?」

春川「ほら、あいつらが逃げるかもしれないでしょ。 あいつらしっかり取り押さえてないと夜長達にビームが当たらないよ」

春川「とりあえず私がゼEROを抑えるけど、もう一人誰か……」

最原「じゃあ……僕がやるよ」

百田「おし!! じゃあそれで行くか!!」

真宮寺「僕らはどうすればいいのかな?」

百田「!! そうだな……まぁなんかあった時に援護したりとかだな!!」

東条「随分大雑把な作戦なのね……」

最原「まぁ百田くんらしいけどね……」

百田「じゃあまずはオレからいくぜ!! 入間、星、頼んだぜ!!」

入間「テメーに言われなくてもヤるっての!!」

星「……あんたらの力になれるんだったら光栄だ」

春川「……」ムスッ

百田「……! そっか……」

百田「……ハルマキ!! テメーにも期待してるからな!!」ニッ

春川「!!!」

王馬「うわーめんどくさい女ー」

春川「……なんか言った?」

王馬「なんでもー?」

ザザッ

ゼERO「!! 誰かいる……」

百田「うおおおおおお!!!」ダッ

ゼERO「!! イレギュラー発見、処理する」

SEエックス「ケツを出せえ!!」

百田「うるせえええええええええ!!!」

ドゴォン!!

百田「がっ!!?」

王馬「うわー!! 百田ちゃんがやられた!! 二人から同時にパンチ食らったよ!!」

春川「百田!!!」ダッ

最原「春川さん!!!」










SEエックス「弱くなーい!!?」

ゼERO「弱者に語る性義などない!!」

ドゴォン!!

ゼERO「アッ!!?」

SEエックス「ゼEROォ!!?」

春川「誰が弱いって?」

百田「ハ、ハルマキ……」

春川「百田はあんた達より強い。 何倍も……何十倍も」

ゼERO「お、お前は……キモいんだよ」

春川「! 気絶してなかったんだ。 だったら……」

SEエックス「萌ええええええええええええええ!!!///」

春川「!!?」

ゼERO「何を言ってるSEエックス!! こいつは生徒会じゃないぞ!! 生徒会じゃないやつはみんなキモいんだよ!!」

SEエックス「萌え萌え春川ちゃん!!///」

ゼERO「クッ……流石特A級の苦悩回路の持ち主と言ったところか」

ガシャン!!

ゼERO「……ん?」

入間「ゼERO……目を覚まして」

星「恋人を泣かせるなんて……クールじゃねえな」

SEエックス「何これ!!? ねぇ、何はめられたの俺!!」

ゼERO・SEエックス「……!!」

ビビビビビビ!!!

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!!」

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO OOOO!!!!」











王馬「うわー!! ビームだビーム!!!」

真宮寺「まさか本当に発射されるとはネ……」

赤松「後はあのビームがアンジーさん達に当たれば……」

プール内

茶柱(夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着///)

アンジー「あれれー、外が騒がしいねー」

茶柱(夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着///)

夢野「ゼERO達が何かやっとるのか……?」

茶柱(夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着夢野さんの水着///)

白銀「地味に自慰してたりして!!」

茶柱「……!!」

茶柱(もしかして……皆さんが……)

ガチャッ

アンジー「!!」

春川「最原、しっかりあいつらに向けて」

最原「う、うん!!」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAA!!!」ビビビビ

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO OOOO!!!!」ビビビビ

アンジー「!!!」





王馬「ビーム当たったかな!!?」

東条「私達も行きましょう」

赤松「うん!!」

赤松「みんな!!」

夢野「……んあ? なんじゃ今のは……」

茶柱「ゆ、夢野さん!! 目が覚めましたか!!?」

茶柱(よく分からないですけど……今ので元に戻ったんですよね!!)

茶柱「夢野さん!! 神さまなんていませんよね!?」

夢野「確かに……なんでうちは今まで信じてたんじゃ……?」

茶柱「!!!」

夢野「な、何をそんなに驚いとるんじゃ……?」

茶柱「夢野さああああああああああん!!」

ギューー!!

夢野「んあーー!!? なんじゃいきなり!!! やめい!!!」

春川「みんな……元に戻ったみたいだね」

最原「うん……」

百田「よくやったな助手共!!」

春川「……あんた何もしてないでしょ」

百田「バッ……オレは囮だ!! お前らに
活躍を譲ったんだよ!!!」

入間「ゼERO!! 大丈夫!!? 正気に戻った!!?」

ゼERO「すまない……美兎ちゃん……俺は今まで……」

入間「ううん!! いいの!! いつものゼEROに戻ってくれればそれでいいの!!」

ゼERO(聖母だ……)

赤松「終一くん!! みんな水着だよ!! 見ちゃダメ!!」

最原「……!! ご、ゴメン……///」

赤松「もう!!///」

白銀「アンジーさん……やっぱり私達やりすぎだったのかも……神さまなんていないしルールなんてやめた方がいいよ」

アンジー「……」

星「夜長……あんたの気持ちは間違っちゃいねぇ」

星「ただ……やり方が間違ってただけだ」

SEエックス「そうだそうだ!! それはイレギュラーの考えDA!!」

アンジー「……」

アンジー「そっかー……アンジーが悪かったんだねー」

アンジー「次からは気をつけるよー」ザバァ

ゼERO「! どこに行くんだ」

アンジー「アンジーはこれから反省して個室に籠るのだー!! ぐっばいならー」

そう言ってアンジーちゃんは着替えてどこかに行ってしまった。

王馬「アンジーちゃん、反省するかなー」

最原「……」

茶柱「皆さん……ありがとうございました」

茶柱「……はっ!!」

ゼERO「どうした転子ちゃん」

茶柱「男死達はすぐ出てってください!! 夢野さんの水着を見ようとするなんて変態ですよ!!」

王馬「えー? オレ見てないよ? 水着姿の夢野ちゃんなんて見る価値ないと思うけどなー」

夢野「んあー!! なんじゃと!!」

茶柱「夢野さんを怒らせましたね!! 転子が許しませんよ!!」

夢野「やってやれい転子!!」

茶柱「!!!!!」

夢野「んあ……なんじゃ?」

茶柱「今……転子って……下の名前で……」

夢野「まぁ……お主はうちらを助けてくれようとしたからの」

夢野「そのお礼……みたいなやつじゃ。 下の名前で呼べば喜ぶと思ってのう」

茶柱「夢野さああああああん!!///」ギュウウ

夢野「んあー!! 近い!! やめい!!」

SEエックス「俺もハグ頂戴!!」

茶柱「出て行ってください!!」

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!」



ゼERO「今日は迷惑をかけた。 すまなかった」

百田「なーに。 助手を助けるのがボスの役目だからな」

春川「だからこの中であんたが何もしてないんだって」

百田「だから囮だっつってるだろーが!!」

百田「……兎に角、もう入間を泣かせるじゃねーぞ」

ゼERO「さっきお詫びとしてめちゃくちゃベロチューした」

最原「ゼEROくん……本当にSEXだけはしないでよ? 死んじゃうんだから……」

ゼERO「問題ない」

百田「そうだ、もっとSEエックスについて教えてもらえるか?」

ゼERO「あいつは俺以上に浮気性で俺以上にイレギュラーだ」

最原「うん……正直一日でヤバさは伝わったよ」

ゼERO「一応これまで何があったのかを説明したが……正直不安だな」

ゼERO「馬鹿な後輩が迷惑をかけるかもしれないが……よろしく頼む」

春川「ま、その時は私が暴走を止めるけどね」

百田「オレもだ!!」

最原「……」

最原(最近ゼEROくんが……段々まともに見えてきたよ)

最原(それだけ成長したって事なのかな)

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

百田「うおっ!!?」

ゼERO「すまない、美兎ちゃんを想像したら射精した」

最原(どうやら気のせいだったみたいだ)

入間の個室

入間「……」

きめぇゼERO「お嬢ちゃん」

入間「!!」

きめぇゼERO「実はね、ゼEROの体のある部分をいじると浮気性じゃなくなるんだよ」

きめぇゼERO「いじれば今回みたいな事にならないと思うけど、どうする?」

入間「……そんなのいじる必要ねぇよ」

入間「そんなのしなくてもオレ様のエロエロボディでゼEROはイチコロだっつーの!!」

入間「浮気されない程オレ様が魅力的になればいいんだろ!? ブッ楽勝だぜ!!!」

きめぇゼERO「そっかそっか、頑張れよ」

最原「じゃあみんな、お休み」

ゼERO「ああ」

百田「おう!!」

春川「お休み」

バタン!!

最原「……」

シコシコシコシコシコシコ……

最原(天海くんの部屋からSEエックスくんの声が聞こえる……)

最原「……」

最原(アンジーさん、あれからずっと部屋に入ったきりなんだよな。 晩ご飯も食べに来なかったし)

最原(ちょっと……様子を見た方がいいかな?)

最原「……」

コンコン……

最原「……返事がない」

最原(やっぱりもう遅いからか、寝てるのかもな)

最原(明日また様子を見てみよう)

アンジーの個室

アンジー「……」

アンジー「……神さまー……アンジーは神さまに言われた通りにやっただけだよー」

アンジー「神さまは間違ってないよねー……? 神さまはいつも正しいよねー……?」

アンジー「……」ポロッ

アンジー「神さまー……なんでアンジーに泣けって言ってるのー?」

アンジー「ねぇ神さま……アンジーはいつまで泣けばいいのかなー……」

真宮寺の教室

真宮寺「姉さん……話ってなんだい?」

真宮寺「是清や、私の友達が最近増えてきていないのはどうして?」

真宮寺「!! ごめんヨ姉さん、やっぱり退屈だったかい?」

真宮寺「そうね、そろそろ新しい友達が欲しいわ」

真宮寺「分かったヨ……姉さんの為に友達作りに励むヨ!!」

真宮寺「合格は5人いたヨ……姉さんは誰がいい?」

真宮寺「そうね、私は……」

今日はここまで

次の日・食堂

SEエックス「美味い!!」

東条「そう、ならよかったわ」

ゼERO「言っただろう、斬美ちゃんの料理は美味いと」

SEエックス「どっかのクソを料理にするやつとは違うな!!」

ゼERO「そうだな、シグマ隊長とは別格だな」

茶柱「はい夢野さん!! あーん!!」

夢野「そんなのせんでもよい……自分で食べれるわい」

SEエックス「ちんちん勃起!!☆」

茶柱「なっ……夢野さんを目の前にしてそんな事言うなんて最低です!! やっぱり男死は下ネタの塊ですね!!」

ゼERO「投げていいぞ転子ちゃん」

茶柱「男死に言われなくてもやりますよ!!」ブン!!

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOO!!!」

夢野「転子よ……男子差別は良くないぞ」

茶柱「!!」

夢野「うちは魔法で喜ばせるのは男も女も関係ないんじゃ」

夢野「そうじゃな……うちにまとわりつきたかったら……男子差別をやめい」

夢野「うちの弟子になりたいと言っておったが……その条件をクリアできれば考えてもよいぞ」

茶柱「夢野さん……」

茶柱「ぐぬぬ……それは難しいですね」

茶柱「でも……夢野さんの頼みなら……転子、頑張って克服します!!」

夢野「うむ……ならよい」

星「全く……朝から騒がしいな」

春川「本当にね」

最原「……ねぇ、アンジーさんはまだ来ないのかな」

最原「昨日の件で落ち込んでるかもしれない……」

入間「けっ、一人で反省してオナニーでもしてんじゃねえか?」

SEエックス「オナニオナニー!!」

ゼERO「美兎ちゃんでオナニーするんじゃねえ!!」ドゴォン!!

SEエックス「DOOOOOOOOO!!!」

入間「うるせーぞポンコツ!! テメーなんかゼEROにも及ばねえんだよ!!」

ガチャッ

アンジー「おはおっはー」

赤松「!! アンジーさん」

最原「よかった……心配だったんだよ」

アンジー「みんなー昨日はごめんねー」

アンジー「次から気をつけるよー」

最原「よかった……いつものアンジーさんだ」

王馬「ふーん……いつもの、ねぇ」

最原「……王馬くん?」

アンジー「いただきまーす」

夢野「……アンジー」

アンジー「んー?」

夢野「お主……元気がないな」

白銀「……夢野さん?」

アンジー「そうかなー? アンジーは今日も元気だよー」

夢野「いや……うちには分かるぞ、ずっと一緒じゃったからな」

夢野「お主、まだ昨日までの事を引きずっておるな?」

夢野「うちはもう気にしてないわい……だからいつも通りのアンジーに戻ってくれんか?」

夢野「いつものお主じゃないのは全て魔法でお見通しじゃ」

アンジー「……」

夢野「だからそんなに離れてないでうちの隣に座れい」

アンジー「わーーい!!」

ギュウウ

夢野「んあっ!!?」

アンジー「秘密子は優しいねー!! 神さまみたいだよー!!」

夢野「く、苦しいぞアンジー……なんで転子といいお主といいそんな苦しめるんじゃ……」

茶柱「アンジーさんずるいです!! 転子も……」

夢野「二人同時はやめい……」

ゼERO「百合素晴らしいな///」

SEエックス「いいかもしれないね」

入間「えっ……」

ゼERO「!! 素晴らしいってだけで美兎ちゃんが好きなのは変わらないぞ」

入間「///」

真宮寺「クックックッ……やっぱり人間は素晴らしいネ……」

真宮寺「ああ!! 本当に素晴らしいヨ!!」T

百田「ど、どうしたんだよ真宮寺!! 急に立ち上がって……」

真宮寺「……ごめんヨ、彼女達を見てるとつい……」

白銀「……真宮寺くんって地味に変態だよね」

ゼERO「いや、どう見ても変態じゃないか?」

真宮寺「……君には言われたくないヨ」

最原「そういえば……最近はドタバタしてて学校の事を全然調べてなかったし……今日は色々調べてみない?」

百田「よし、じゃあそうするか!!」

ゼERO「そうだな」

王馬「全く……カップルなんて作ってる場合じゃないだろSEエックス!!」

SEエックス「俺関係なくない!!?」

スタスタ……

百田「SEエックスもやってきた事だし今日はデスロードに挑戦するか!!」

SEエックス「デスロード……?」

赤松「あ!! いいねそれ!!」

春川「攻略できるの……? 前より人数少ないけど」

百田「んなもんやってみなきゃ分かんねーだろ!!」














SEエックス「DOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

赤松「頑張ってSEエックスくん!!!」

SEエックスも俺と同じく盾にされた。

数時間後

SEエックス「どうして攻略できないんだろう?」

ゼERO「いわばケツだな」

赤松「ツケでしょ!!?」

春川「……もうやめない? 時間の無駄だよ」

東条「他にも怪しいところがないか……調べてみましょう」

こうして一同はバラバラになった。

SEエックス「オカズオカズ……」

ゼERO「そんな物探すな」

最原「……ねぇSEエックスくん」

SEエックス「? なんだい?」

最原「もしかして……君の体内には……イレギュラーになれるウイルスがあったりする?」

ゼERO「! 最原、お前まさか……」

最原「僕、イレギュラーになって……赤松さんを守りたいんだ!!」

モノクマ「はいダメでーす!!」

最原「モ、モノクマ!!?」

モノクマ「あのね、イレギュラーになったらマゾバリアで死ななくなっちゃうでしょ!!?」

モノクマ「だからダメです!! 校則に追加しましたー!!!」ヒョコ

最原「……」

最原「そんな……じゃあ僕はどうやって……」

ゼERO「最原、イレギュラーに拘るな」

最原「ゼEROくん……」

ゼERO「イレギュラーになる以外にも守れる方法はいくらでもある」

SEエックス「アアアアアアアアアアアン!!!///」

ゼERO「それにあんなやつからウイルスをもらっても碌な事にならんぞ」

最原「……」



最原(結局今日は何も分からなかった……)

最原(本当に僕らは……ここから出られるのか?)








4階

真宮寺「是清や、何をしているの?」

真宮寺「友達作りの準備だヨ、姉さん」

真宮寺「降霊術をやってる最中に部屋が暗いのを利用して殺すんだ」

真宮寺「あらあら、是清ったらもう凶器なんか準備しちゃって……」

真宮寺「僕は姉さんの友達を作りたくて堪らないんだヨ!!」












夢野「……というわけで最後にドカーンとやって大喝采!! みんな笑顔間違いなしじゃ!!」

アンジー「神ってるねー秘密子!!」

茶柱「流石です夢野さん!!」

アンジー「んー? そうなるとその手品ってー火がいるねー」

夢野「魔法じゃ!! ……まぁ確かにそうじゃな」

夢野「確か空き部屋にろうそくがあったはずじゃ……」

夢野「練習もしたいし……ちょっと空き部屋に行って取ってくるかの」

アンジー「アンジーも行くー!」

茶柱「転子も行きます!!」

夢野「わざわざ3人で行く必要はないと思うんじゃが……まぁいいわい」

道中

茶柱「夢野さんに怪我がないよう転子が守りますよ!!」

夢野「ろうそくを取りに行くだけじゃ、怪我などせん」

ドドドドドドド

アンジー「あれれー、どこからか音がするねー」









SEエックス「オオオオオオオオオオナアアアアアアアアアアアアアアアア二イイイイイイイイイイ!!!」

3人「!!?」

ゼERO「すまない!! 夜寝れないから徘徊していたら君達を見つけて……イレギュラーになってしまった!!」

SEエックス「おっぱいおっぱいオナニオナニー!!」

茶柱「……夢野さん達は先に行っててください!! 転子が彼を仕留めます!!」

ゼERO「転子ちゃんたの頼む!!」

アンジー「逃げるよ秘密子ーー!!」ダッ

夢野「んあー!!」ダッ

茶柱「はあああああああ!!!」

SEエックス「うおおおおおおおおお!!!」

ドドドドドドド!!!

アンジー「神ったバトルになるかもねー!!」

夢野「転子がいてくれて助かったわい……」

ガチャッ

真宮寺「……!!」

夢野「……んあ?」

アンジー「おー!! 是清だー!! 是清が鎌持ってるーー!!」

夢野「お主、こんな所で何をしておる?」

真宮寺「……その言葉、そのまま返したいネ」

真宮寺「……是清や」

真宮寺「!!!」

夢野「んあっ!!?」

真宮寺「姉さん……この子達が欲しいわ」

真宮寺「姉さん……それは本当かい?」

真宮寺「二人とも……私の友達にしたい、今すぐに!!」

真宮寺「姉さん……分かったヨ」

真宮寺「姉さんの願い……今すぐ叶えてあげるヨ」

アンジー「是清どうしたー?」

真宮寺「クックックッ……夜長さん、神さまに会えるといいネ」

茶柱「成敗!!」

SEエックス「」チーン

ゼERO「すまない転子ちゃん、助かった」

茶柱「全く……これだから男……」

茶柱「……いえ、なんでもありません」

ゼERO「?」

茶柱「……兎に角!! 転子はもう行きますんで!!!」ダッ

ゼERO「SEエックス、俺達も寝るぞ」

SEエックス「い、嫌だ!! 転子ちゃんに顔射したい!! おっぱいタッチしたい!!」

茶柱「夢野さーん!! SEエックスさん倒しましたよー!!」

茶柱「……あれ、この空き部屋じゃないみたいですね」

茶柱「じゃあその隣ですね」

ガチャッ

茶柱「夢……」

茶柱「……」

茶柱「……」

茶柱「……???」

真宮寺「やぁ茶柱さん……君も来たんだネ」

夢野「」

アンジー「」

茶柱「……夢野さん?」

真宮寺「是清、彼女も」

真宮寺「分かったヨ姉さん」

茶柱「え……え……」

真宮寺「茶柱さん……君も連れてってあげるヨ……」

真宮寺「姉さんの所へネ!!!」











SEエックス「チンチン勃起!!」ビヨーーーン!!!

真宮寺「ぐはっ!!!?」ドゴォン!!

茶柱「!!!!」

ゼERO「おいSEエックス!! 勃起したチンチンが転子ちゃんに当たったらどうするんだ!!」

SEエックス「はは、ごめん☆」

ゼERO「……すまない3人、SEエックスがまた暴走を……」

ゼERO「……!!」

SEエックス「こ、これは……?」

真宮寺「……」

茶柱「……」

夢野「」

アンジー「」

ゼERO「ア……ア……」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"アア"ア"ア"アア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア!!!」

『死体が発見されました!! 4階空き部屋まで来てください!!!』

今日はここまで

SEエックス「死んじゃった!!?」

ゼERO「アンジーちゃん!! 秘密子ちゃん!!」

真宮寺「SEエックスくん……僕の邪魔をしないでもらえるかな」

茶柱「……」

SEエックス「お前か……? イレギュラーはお前なのか……?」

タッタッタッ

百田「おい!! 何があった!!」

入間「ゼERO!!!」

赤松「……!!」

白銀「アンジーさん!!? 夢野さん!!?」

星「ちょっと待て……二人とも死んでるのか?」

最原「真宮寺くん!! 茶柱さん!! 二人は……」

真宮寺「僕がやったんだヨ」

東条「……何ですって?」

真宮寺「夜長さんも……夢野さんも……僕が殺したんだヨ」

真宮寺「茶柱さんも殺そうとしたけど……SEエックスくんに阻止されたんだヨ」

百田「てめー……自分が何言ってんのか分かってるのか!!」

SEエックス「ふざけるな!!」

王馬「本当だよ真宮寺ちゃん!! ふざけないでよ!!」

王馬「また学級裁判できないじゃん!!」

SEエックス「お前もふざけるな!!」

春川「どうして……? どうして二人を殺したの?」

春川「二人があんたに何をしたの?」

真宮寺「姉さんのためだヨ!!!」

星「姉さんだと……?」

真宮寺「そう、私の事よ」

赤松「は?」

真宮寺「姉さんは幼い時、病で亡くなったんだ」

真宮寺「だから僕が降霊術を使って……姉さんの魂を僕の体に入れたんだヨ!!」

王馬「は?」

真宮寺「そう、私達は二人で一人……」

真宮寺「けど姉さんはあの世にいるから友達がいない……」

真宮寺「だから……僕が殺す事で姉さんの友達を増やしたんだ!!!」

春川「は?」

ゼERO「お前……それ一人二役やって楽しいか?」

百田「それで……殺したのかよ」

百田「そんな理由で……夢野とアンジーを殺したのかよ!!」

百田「ふざけんなあああああああああああ!!!!」バッ

最原「百田くん!!!」

ヒョコ

モノクマ「コラーーーーーーー!!!」

百田「どけモノクマ!! 真宮寺を殴れねえ!!!」

モノクマ「じゃあ僕が代わりに殴ります!!」

ドゴォン!!

SEエックス「なんで俺殴るの!!? 俺関係なくない!!?」

真宮寺「クックックッ……モノクマ、僕は今からオシオキされるのかな?」

モノクマ「勿論です!! 殺したからね!!」

モノクマ「なんで自白するんだよ馬鹿!! そりゃないんじゃないの?」

真宮寺「モノクマ……君はこの学園生活を盛り上げたいんだヨネ?」

モノクマ「僕? まぁそうですけど」

真宮寺「だったら僕から提案があるヨ。 僕が死ぬ前に……」











真宮寺「おっぱいバトルをしようヨ!!」

ゼERO「は?」

真宮寺「僕はネ……色々な民俗学を調べてきたんだ」

真宮寺「だけどゼEROくんに会って……おっぱいバトルという素晴らしい文化と出会えた!!」

真宮寺「姉さんの素晴らしさを伝えるには最高の文化だヨ!!」

ゼERO「真宮寺……お前まさか……」

真宮寺「そう、そのまさかだヨ」

真宮寺「僕は君におっぱいバトルを申し込む!!」

モノクマ「そんな事する前に僕がオシオキするっつーの!!」

真宮寺「本題はここからだヨ、モノクマ」

真宮寺「これからやるおっぱいバトルは只のおっぱいバトルじゃない……死のおっぱいバトルだ!!」

最原「死の……」

ゼERO「おっぱいバトル……?」

真宮寺「そう!! 誰か一人でも姉さんに萌えたら……」

真宮寺「萌えた人数分姉さんの友達を作るんだ!!!……勿論女子のネ」

白銀「ま、まだ誰か殺すの!!?」

春川「……ヤケになってるね」

真宮寺「クックックッ……緊張感のあるおっぱいバトル、素晴らしいとは思わないかい?」

ゼERO「そう思うのはお前だけだ、イレギュラー」

真宮寺「死のおっぱいバトルは僕が君達の推す誰かに萌えるまで続くんだ!!!」

真宮寺「どうだいモノクマ? 面白いと思わないかい?」

真宮寺「せめて死ぬ前はそれぐらい暴れさせてヨ」

東条「そんなふざけた案が通るわけ……」

モノクマ「採用でーーーーす!!!」

百田「おい……何言ってんだよてめー……」

モノクマ「いやーぶっちゃけさ、そのまま殺してもつまらないから」

モノクマ「だったらそれぐらいやっちゃってもいいよねー!!」

真宮寺「話が分かるクマでよかったヨ……」

モノクマ「それじゃあクレイジーマックスなおっぱいバトルの開幕でーーーす!!!」

真宮寺「さぁ……ゼEROくん、SEエックスくん、最原くん、百田くん、王馬くん、星くん、始めよう」

百田「誰がそんなの始めるかよ!!」

モノクマ「反対意見がある場合はオシオキしまーす!!」

百田「……くそがぁ!!」

春川「ねぇ、さっきから誰もツッこんでないのが気になったんだけど」

赤松「何? 春川さん」

春川「……おっぱいバトルって何?」

東条「私も聞いたことがないわ」

王馬「聞きたくもないよねー」

最原「そっか……みんなおっぱいバトルは知らないよね?」

星「なんだ、アンタは知ってるのか?」

ゼERO「ここは俺が説明しよう」

ゼERO「……というわけで嫁のおっぱいについて語るのがおっぱいバトルだ」

最原(ゼEROくんが真面目に語ってた……言ってる内容はマトモじゃないけど)

東条「そう……だから真宮寺くんはさっき男子だけを呼んだのね」

王馬「ごめん……実はオレ女なんだ」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」

真宮寺「さぁ……君達は誰のおっぱいなんだい? 僕は勿論姉さんだヨ!!」

ゼERO「そんなの決まってるだろ。 俺達6人のおっぱいは……」

ゼERO「美兎ちゃんDAAA AAAAAAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「オ、オレ様!!?」

ゼERO「美兎ちゃんを超えるおっぱいがあるだろうか? いや、ない!!」

入間「や、やめろよゼERO///」

王馬「えー? それって脂肪のかたまりじゃない?」

入間「えっ!!?」

SEエックス「それはイレギュラーの考えだ!!」

ゼERO「みんな、美兎ちゃんでいいだろ?」

百田「なぁ先生……それって自分が好きなやつじゃないと意味ねーんじゃねーか?」

ゼERO「……アッ!!」

百田「だったらオレはハルマキのおっぱいがいいな!!」

春川「い、いきなり何言ってるの!!?///」

百田「デカすぎても変なだけだよな!! やっぱあれぐらい小さくねーと!!」

春川「……殺されたいの?」ゴゴゴゴ

白銀「春川さん!! 殺意を引っ込めて!!」

最原「ごめん……僕も赤松さんじゃないとダメかもしれない」

最原「ほら……やっぱりあの大きさは魅力的だと思うんだ」

赤松「終一くん……///」

王馬「えー、こんなにバラバラだったらダメじゃない?」

真宮寺「そうだネ……おっぱいは1チーム一つだヨ」

ゼERO「……」

SEエックス「ゼERO……?」

ゼERO「ちょっと待ってくれ、交渉する」

ゼERO「……おい真宮寺!!」

真宮寺「なんだい?」

ゼERO「おっぱいバトルだが……6人ではなく3人でどうだ?」

真宮寺「3人……?」

ゼERO「ああ、百田と最原は曲げようとしないだろう……このままでは美兎ちゃんおっぱいができなくなる」

ゼERO「だから……人数を減らしておっぱいバトルに挑ませてくれないか?」

ゼERO「人数を減らす分攻撃力が減る……一人のお前にとっては好都合の筈だが?」

真宮寺「クックックッ……成る程ネ」

真宮寺「構わないヨ……僕も友達にさせたい女子は3人だけだからネ」

ゼERO「何……女子全員じゃないのか?」

真宮寺「違うヨ……友達にするのは茶柱さん、東条さん、白銀さんの3人……」

真宮寺「残りの3人は不合格だヨ!!」

ゼERO「美兎ちゃんが不合格だと!!? イレギュラーめぇ!!!」

ゼERO「今に見てろ、美兎ちゃんがいかに素晴らしいおっぱいかを教えてやる」

真宮寺「クックックッ……どうせ無駄だろうけどネ……」

ゼERO「……お前達、交渉成立だ」

SEエックス「なんだって!!?」

ゼERO「六人ではなく三人でやる事になった」

最原「……メンバーは?」

ゼERO「おっぱいバトルのベテランである俺とSEエックス……そしてレッドだ」

星「レッド?」

ゼERO「お前だ」

星「……俺か、なんでレッドなんだ?」

ゼERO「まぁ細かい事は気にするな」

ゼERO(最原は楓ちゃん、百田はあずにゃんが好きだからダメだ)

ゼERO(王馬は信用できない、裏切る可能性がある)

ゼERO(そう考えると消去法でレッドだ)

ゼERO「頼めるか?」

星「ああ……あんたらの力になれるんだったらなんでもするぜ」

赤松「ゼEROくん達頑張って!! 私達の命がかかってるからね!!」

入間「ゼEROがオレ様のおっぱいについて語ってくれる……///」

白銀「入間さん、すごい顔真っ赤だよ……」

茶柱「……」

東条「!!」

東条「茶柱さん……大丈夫? あまり体の具合が良くなさそうよ」

東条「……でも無理もないわ、二人が殺されたんだから」

茶柱「……とうに」

東条「?」

茶柱「本当に……夢野さんとアンジーさんは……死んじゃったんですか?」

東条「……ええ」

茶柱「……う」

茶柱「うわあああああああああああああ!!!」

ゼERO「!!!」

王馬「うわーびっくりしたー!! 新手のイタズラ!?」

茶柱「うっ……えぐっ……あうっ……」

東条「今まで我慢してたのね……よく頑張ったわ」

茶柱「夢野ざあ"ん"……ア"ン"ジーざあ"ん……!!」

東条「大丈夫よ……夢野さん達の仇は彼らが取る……」

東条「そうよね? ゼEROくん」

ゼERO「……勿論だ」

茶柱「……」

茶柱「……ゼEROさん!! SEエックスさん!! 星さん!!」

茶柱「転子達の命……貴方達に預けます!!!」

星「……ああ」

SEエックス「真宮寺……ゼッタイニユルサナーイ!!」

ゼERO「さぁ始めるぞ真宮寺!!」

真宮寺「クックックッ……勝つのは僕だヨ!!」

モノクマ「おっぱいバトル開始ーーーーー!!!」

真宮寺「おっぱいおっぱい姉さんおっぱい!!」




















星「萌えええええええええええええええええええええ///」

一同「エエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!?」

続きは明後日

最原「星……くん?」

百田「おい……マジかよ……」

真宮寺「クックックックックックッ!!! 早速一人友達にできるヨ!!」

真宮寺「姉さん!! 誰がいい!!?」

真宮寺「あの合気道の娘がいいわ」

真宮寺「決まりだネ!! じゃあ茶柱さんを殺すヨ!!!」

茶柱「!」

星「待て」

真宮寺「!!」

⑤⑤⑤
星「茶柱じゃなくて俺を殺せ」

茶柱「星さん!!」

真宮寺「ハァ? なんで男子の君を殺さなくちゃいけないんだい?」

星「真宮寺のお姉さんよぉ……あんたの友達は女だけなのか?」

真宮寺「ええ、そうね」

星「だったら異性の友達ぐらいは一人ぐらいいた方がいいんじゃねえか?」

真宮寺「姉さんは僕と結ばれるんだヨ!! 異性の友達は誰一人いらないヨ!!」

真宮寺「確かに……一人くらいはいた方がいいわね」

真宮寺「!!!?」

真宮寺「姉さん……?」

真宮寺「是清や、確かに姉さんはあなただけを愛したい……」

真宮寺「でも……友達に男も女も関係ないわ。 それに私は何があろうと是清だけしか好きにならないわ」

真宮寺「姉さん……」

真宮寺「分かったヨ……姉さんがそこまで言うなら……」

真宮寺「星くん……君を殺す事にするヨ」

星「ああ、手短に頼むぜ」

星「しかし情けねえ……俺は最後の最後でクールじゃなかった」

星「じゃあなあんたら、世話になった」

茶柱「星さん!! ダメです!!」

最原「死んじゃダメだ星くん!!」

星「かっこ悪いよな……任せろって言った途端、姉に萌えちまうんだからよ」

赤松「かっこ悪くなんかないよ!! 星くんは私達の為に……今、命を張ってるんだよ!!」

星「真宮寺の姉がよ……似てたんだ」

星「死んじまった……大好きなマネージャーにな」

星「けど言えなかった……俺が指名された時……俺がやらなきゃいけねえと思ったんだ。 あんたらの力になりたかったんだ」

星「最後の最後まで……ワガママなやつですまなかったな」

真宮寺「遺言はそれだけでいいかい?」

星「ああ」

百田「星!!」

茶柱「星さん!!」

東条「貴方の事……忘れないわ」

星「……」

星「あばよ」

SEエックス「ヤメロオオオオオオオオオオオ!!!」











グサッ!!!

白銀「いやあああああああああ!!!」

春川「……」

赤松「星くん……どうして……」

王馬「うわあああああああああああん!!! 星ちゃんが死んじゃったああああああああああ!!!!」

モノクマ「じゃあ遺体は回収しますねー!!」

ゼERO「……」

最原「ゼEROくん……SEエックスくん……」

最原「星くんの仇を……とって!!」

ゼERO「……ここは俺に任せろ!!」

SEエックス「俺達がこうして勃っている限り……望みはある!!!」

百田「先生!! ぜってー勝てよ!! もう誰も殺させるんじゃねーぞ!!」

入間「オレ様の魅力を存分に伝えて!!!」

ゼERO・SEエックス「おっぱいおっぱい!! 美兎ちゃんおっぱい!!」

真宮寺「おっぱいおっぱい!! 姉さんおっぱい!!!」

ゼERO「シスコンはキモいんだよ!!」

SEエックス「キモくなーい!!?」

真宮寺「ぐっ……なかなかやるネ」

最原「いいぞ!! 押してる!!!」

真宮寺「おっぱいおっぱい姉さんおっぱい!!」

真宮寺「美乳美乳!! 民族的見地からしても美乳!!!」

SEエックス「ウッ!!」

赤松「ああ!! SEエックスくんが!!!」

ゼERO「SEエックス!! イレギュラーの言う事に耳を貸すな!!!」

SEエックス「お、俺は決して……諦めたりはしない!!!」

SEエックス「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!!!」

春川「……」

春川「……何これ」

ゼERO「そもそもお前に姉がいるというのが幻だ!! お前はキモいんだよ!!」

SEエックス「キモくなーい!!?」

最原「便乗した……!! これで攻撃力は累乗する!!」

茶柱「最原さん……いつの間にそんな詳しくなったんですか?」

最原「まぁ……経験者だからね」

真宮寺「姉さんは存在しない……? それは君の虚構だヨ!!」

真宮寺「姉さんはいる!! 僕の中でいつまでも!!」

真宮寺「おっぱいおっぱい姉さんおっぱい!!!」

SEエックス「負けてたまるか!!」

SEエックス「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!!」

SEエックス「おっぱいタッチおっぱいタッチ!! アナルファックアナルファック!!!」

赤松「SEエックスくんのラッシュ攻撃だよ!!」

入間「なんでテメーが出しゃばるんだよ!! ゼEROに言わせろよ!!!」

白銀「入間さん!! 今はそんな事言ってる場合じゃないよ!!」

ゼERO「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!!」

SEエックス「デブ」

入間「!!!?」

ゼERO「!!!!」

ゼERO「取り消せSEエックス!!」

SEエックス「す、好きだから意地悪をしちゃうんだ!!」

真宮寺「姉さんは完璧スレンダーだヨ!!! おっぱいおっぱい姉さんおっぱい!!!」

SEエックス「ぐわっ!!!」

ゼERO「SEエックス!!!」

真宮寺「クックックッ……隙を見せたネ」

最原「ダメだ……SEエックスくんが足を引っ張ってる!!」

茶柱「負けないでくださいSEエックスさん!!!」

百田「先生!! オレはテメーを信じてるぜ!!!」

白銀「勝ってーーーー!!!」

春川「……」

春川「……本当になんなのこれ」

真宮寺「おっぱいおっぱい姉さんおっぱい!!」

ゼERO・SEエックス「おっぱいおっぱい美兎ちゃんおっぱい!!!」

入間「……」

東条「入間さん……急に立ち上がってどうしたの?」

入間「ゼEROはオレ様を熱く語ってくれてるのに……オレ様は何もしないなんて……」

入間「そんなの……嫌だ!!!」

バッ

赤松「!!!」

入間「ゼEROーーーー!!!」

ゼERO「!!!」

入間「オレ様の……」

入間「裸を見ろおおおおおおおお!!!///」バサっ

ゼERO「!!!!!!!!!!!//////」

王馬「うわー入間ちゃんの裸とか誰も得しないじゃん!!」

茶柱「余計な事を言わないでください!!!」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!//////」ドピュッドピュッドピュッ!!!

百田「い、一瞬でちんこが伸びたぞ!!」

赤松「それに凄い量の精子だよ!!!」

最原「入間さんの裸効果だ!!」

最原「SEエックスくんも早く便乗して!!」

SEエックス「下ネタ開放!!!」ドピュッ

最原「今まで開放してなかったの!!?」

ドドドド!!!

真宮寺「クッ……凄い量の精子だネ」ヒョイヒョイ

最原「生身の裸体を見た事によって今、ゼEROくん達の精子は弾丸並みの硬さだ!!」

百田「いいぞ先生!! やっちまえ!!!」

入間「真宮寺の姉貴!! テメーも脱ぎやがれ!!!」

入間「まぁオレ様の完熟エロボディには勝てねーだろーけどな!!!」

真宮寺「そこまで言うんだったら……見せてあげるヨ!!」

真宮寺「姉さんの美しい……完璧なおっぱいを!!!」バッ

白銀「脱いだ!!!」

真宮寺「おっぱいおっぱい!! 姉さんおっぱい!!!」

ゼERO「……」

SEエックス「……」

入間「……」

真宮寺「……どうしたの? あまりにも美しすぎて言葉もでないのかな?」

ゼERO「……ちんこ」

真宮寺「は?」

SEエックス「ちんこ付いてるじゃねーか!!!」

真宮寺「!!!!」

ゼERO「ふたなりはキモいんだよ!!」

真宮寺「あ……あ……」

真宮寺「あああああああああああああああああああああああ!!!!」

真宮寺「僕のちんこの所為で姉さんの美しい身体が台無しだああああああああああ!!!!」

ゼERO「今だ!! たたみかけるぞSEエックス!!!」

SEエックス「了解!!!」

ゼERO「消えてなくなりな!!」

SEエックス「砕けちれ!!」

ゼERO・SEエックス「ダブルチャージショットオオオオオオオオオオ!!!!」ドピュッドピュッドピュッドピュッドピュッ!!!

真宮寺「萌えええええええええええええええええええ!!!!///」

モノクマ「試合終了ーーーーーーーー!!!!」

白銀「やったーーーーーーーー!!! ゼEROくん達勝ったよ!!!」

赤松「ありがとう……おめでとう!!」

百田「流石オレの助手だな!!!」

SEエックス「やったぜ!!。」

ゼERO「作戦終了……読み通りだ」

入間「ゼEROーーーーーーーー!!!」

ギュウ

ゼERO「アッ///!!?」

入間「よかった………本当によかった……」

ゼERO「これも全部、美兎ちゃんの裸のおかげだな」チュッ

入間「!!! も、もう……みんながいるのに///」

SEエックス「美兎ちゃん!! 俺にも抱きついて!!!」

ゼERO・入間「お前はキモいんだよ!!」

SEエックス「酷くない!!?」

真宮寺「そんな……姉さんより素晴らしいおっぱいが……あったなんて」

ゼERO「対極を見誤った貴様の負けだ」

白銀「入間さんのおっぱいは世界一……だね!!」

百田「でかさはな、美しさだったらハルマキが世界一だぜ!!」

最原「いや、赤松さんの方が……」

赤松「よ、嫁自慢はいいよ!!///」

春川「……」

春川(私、なんで何もしてないのにこんなに疲れてるんだろう)

茶柱「……お二方!!」

ゼERO・SEエックス「!!」

茶柱「夢野さん達の仇を取ってくれて……本当にありがとうございました!!」

茶柱「きっと……天国の夢野さん達も喜んでます!!!」

SEエックス「……そうだね」

ゼERO「ああ」

モノクマ「さーて!! 真宮寺くんにはオシオキを受けてもらいまーす!!」

真宮寺「クックックッ……僕は死んでもみんなを見てるからネ!!」

真宮寺「姉さん……待っててネ。 今会いに行くからネ」

モノクマ「オシオキターーーーーーイム!!!」

巨大な釜の中に入れられた真宮寺。

どれだけ熱いかがやつの表情で分かる。

モノタロウ「もっと薪!! もっと薪!!!」

モノスケ「そういやモノダム、モノファニーが産んだお前の子どもはどないしたんや?」

モノダム「死ンジャッタ!!」

モノスケ「ナンヤテ!!?」

モノダム「ウルサイ!!!」ドゴォン!!

モノスケ「ぐはぁ!!?」

モノクマ「ふースッキリした……」

モノクマ「それじゃあオマエラ!! 次こそはちゃんと学級裁判やろうね!!」

モノタロウ「お父ちゃん!! モノスケが死んじゃった!!!」

モノクマ「あれま」

モノタロウ「『あれま』!!?」

ヒョコ

東条「……行ったみたいね」

最原「……」

最原(今回の事件で……僕らは仲間を四人も失ってしまった)

最原(ここから先……僕らは誰一人死なずにここを出れるのか?)

百田「テメーら!! 明日は兎に角学校を捜査だ!!」

最原「!!」

百田「いいか、ここで立ち止まったらアイツらの死は意味がなくなっちまう!!」

百田「そうならねー為にもオレ達はぜってーここを出るぞ!!」

最原「百田くん……」

春川「……あんたに言われなくても分かってるって」

最原(そうだ、百田くんの言う通りだ。 僕らはここで止まっちゃダメなんだ)

最原(真実を……突き止めなきゃいけないんだ!!)

ゼERO「……」

入間「……ゼERO」

ゼERO「!!」

入間「やっぱりアタシ……ここから出たい」

入間「ゼEROがいればどこでもいいと思ってたけど……」

入間「アタシの発明品で……世界を救いたい。 みんなを笑顔にしたい」

入間「その願いを叶える為にも……アタシ、ここを出たい!!」

ゼERO「美兎ちゃん……」

ギュウ

入間「!!」

ゼERO「君を必ずここから出さしてみせる、約束する」

入間「……うん」

ゼERO「……SEエックス」

SEエックス「?」

ゼERO「俺達が必ずこの子達を救うぞ」

SEエックス「……ああ、それが俺達の使命だ」

SEエックス「……だから気合いを入れる為にも美兎ちゃんのおっぱいを……」

ドゴォン!!

SEエックス「」チーン

赤松「砲丸持っててよかった」

ゼERO「ナイスだ楓ちゃん」

王馬「……」

王馬「あーあ……みんなゼEROに洗脳されちゃって」

王馬「アンジーちゃんよりよっぽど怖いよ」

王馬「さてと、オレがそろそろ動かないとまずいねこれは」

王馬「……にしし」



最原「結局、愛の鍵はまだみたいだね」

赤松「うん……」

赤松「……じゃあ終一くん、明日ね」

最原「うん、また明日」

バタン!!

赤松「……」

赤松「はぁ……はぁ……///」クチュクチュ

赤松「愛の鍵……欲しいよぉ……///」クチュクチュ

赤松「終一くんと……SEXしたいよぉ///」

CHAPTER 3 転校生オブザ死んじゃった!!

END

残り11人

今日はここまで
4章のタイトルは>>439さんのを採用させていただきます

オペ子「こんにちは、お昼の乳スの時間です」

ゼERO「こちらゼEROだ」

オペ子「最近、いじめが深刻化しています」

ゼERO「……そうだな」

オペ子「最新のいじめの現場の映像があります。 ご覧ください」

ゼERO「よろしく頼む」

王馬「ロボはご飯食べれないからね!! オレが食べてあげるよ!!」

夢野「自爆ぐらいお主もできるじゃろう。 早よ行けい」

最原「き、君を潰すつもりはなかったんだ!!」

ゼERO「……」

ゼERO「ロボット差別許さない!!」

ゼERO「お前達全員SEXDAAAAAAAAAAA!!!」












ゼERO「妊娠///」

ピロン♪

シグマ「私だ///」

ゼERO「イレギュラーめぇ!!」ドゴォン!!

シグマ「でぃああああああああああああ!!!」

オペ子「ゼEROさん、最低ですね」

ゼERO「プ、プログラムのエラー……電子頭脳の故障……」














ゼERO「……はっ!!!」

ゼERO「……」

ゼERO「また……あの夢か」

CHAPTER 4 気だるなお~おなるだけ

ゼEROの個室

「おはようございます!!」

「おはようございます!!」

ゼERO「……」

ゼERO(さっきから外から大きな声が聞こえる)

ゼERO(この声……転子ちゃんか?)

コンコンコンコン!!!

ゼERO「!!!」

ガチャッ

ゼERO「こちらゼEROだ」

茶柱「おはようございますゼEROさん!!」

ゼERO「朝から元気だな転子ちゃん」

茶柱「さあ、握手しましょう!!」

ゼERO「握手……?」

茶柱「はい!! 転子は夢野さんと約束したんです!! 男子差別をしてはいけないと!!」

ゼERO「成る程……そういう事か」

ゼERO「よし、握手しよう」ガシッ

茶柱「くっ……は、はい!!」ガシッ

ゼERO(俺に引けを取らない嫌そうな顔だな)

茶柱「さて……全員に握手しましたし……食堂に行きましょう!!」

ゼERO「そうだな」

SEエックス「」チーン

ゼERO「……あれは?」

茶柱「転子の胸を触ろうとしたので……あ、正当防衛ですよ!! 男子差別じゃないですからね!!」

ゼERO「そうだな」

食堂

ゼERO「おまんこ」

百田「よお先生」

茶柱「さぁ!! 今日は男子に挟まれて食べますよ!!」

茶柱「最原さん!! 転子の隣へどうぞ!!」

最原「う、うん……」

茶柱「百田さんも是非転子の隣へ!!」

百田「お、おう……」

王馬「茶柱ちゃん、朝から変だよ。 気持ち悪いよー」

茶柱「転子は約束を守ってるだけです!! 男子差別をしてはいけないという……夢野さんとの約束を!!!」

SEエックス「転子ちゃん!! 俺の隣は!!?」

茶柱「SEエックスさんはさっき胸を揉もうとしたからダメです!!」

SEエックス「フオオオオオオオオオオオオオオ!!!(悲鳴)」

最原(茶柱さんなりに……変わろうとしているんだな)

最原(……嫌そうな顔をしてるのが気になるけど)

茶柱「あの……男子の皆様にお願いがあります」

最原「お願い……?」

茶柱「転子と今日……一日中一緒に過ごしてほしいんです!!」

SEエックス「なんだって!!?」

茶柱「ほ、本当は転子はこんな事はしたくないですよ!!」

茶柱「でも……こうでもしないと……男子嫌いを克服しないと……夢野さんの約束を守れません!!」

最原「茶柱さん……」

茶柱「というわけで……男子みなさん!! 転子と一緒に一日中過ごしましょう!!」

入間「この茶羽ゴキブリが!!」

茶柱「い、入間さん!!?」

入間「誰の許可を得てそんな事やろうとしてやがる!!」

入間「ゼEROにはなぁ……オレ様っつう恋人がいんだよ!!」

入間「テメーにゼEROは渡さねえぞ!!」

ゼERO「美兎ちゃん……」

茶柱「な、何言ってるんですか入間さん!!」

茶柱「転子はゼEROさんと付き合うつもりは全くありませんよ!!」

入間「うるせえ!! 兎に角オレ様はゼEROがほかの女といるのはやなんだよ!!」

SEエックス「ヤンデレか……どうしてヤンデレは発生するんだろう?」

白銀「下ネタ吐くドMのヤンデレ……色んな属性がありすぎてカオスだね」

茶柱「分かりました……ゼEROさんは諦めます」

茶柱「こういうのはアホな人より普通の人と過ごして慣れた方がいいかもしれませんからね」

ゼERO「俺はマゾDA///」

茶柱「では……最原さん!! お願いします!!!」

最原「ぼ、僕?」

茶柱「はい、ここにいる男子の中では最もまともですから」

最原「しょ、消去法って事だね」

茶柱「というわけでお願いします!!」

最原(茶柱さんが変わる為にも……協力しないといけないな)

最原「分かった。 じゃあ……」

赤松「終一くん……君なんなの?」

最原「!!!?」

最原「あ、赤松さん……?」

ゼERO「しまった!! 楓ちゃんがヤンデレと化している!!」

白銀「こ、これもEROウイルスの所為なの!?」

赤松「……」スッ

東条「それは……キッチンにあった包丁?」

赤松「サ ク ッ ト ヤ ル ワ ネ」

最原「!!!」

百田「やめろ赤松!! 刺すな!!」

赤松「……はっ!!!」

赤松「ご、ごめん!! 私、誰かに乗っ取られたみたいに……」

ゼERO「ウイルスをまだ完全に制御できないようだな」

最原「だ、大丈夫赤松さん?」

赤松「う、うん……大丈夫」

茶柱「す、すみませんでした……ここは違う男子の方がいいみたいですね」

茶柱「じゃあ……百田さん、いいですか?」

百田「オレか? 別に構わねえけど……」

春川「……」

百田「? どうしたハルマキ?」

春川「……」ムスーッ

茶柱「!!!」

茶柱「す、すみません春川さん!! 転子ったらつい……」

春川「……」

茶柱「も、百田さん!! 春川さんを大切にしてあげてください!!」

百田「? お、おう……」

茶柱「……となると、王馬さん……」

王馬「えーオレが茶柱ちゃんとデートー?」

茶柱「なっ……デートとは一言も言ってませんよ!!?」

茶柱「そうやって下心丸出しにして!! これだから男子は!!!」

王馬「あー!! 男子差別したー!!」

茶柱「ぎゃあああああ!!! すみません夢野さあああああああん!!」

春川「……うるさい」

茶柱「うーん……王馬さんは色々イタズラして来そうだし……」

茶柱「ゼEROさん、最原さん、百田さんは彼女がいますし……」

茶柱「となると後は……」

SEエックス「……」ソワソワ

茶柱「うーん……」

SEエックス「……」ソワソワ

茶柱「男子はもういませんね……」

SEエックス「待って!!」

SEエックス「転子ちゃん!! 俺は!!?」

茶柱「いや、普通に嫌ですよ!!?」

SEエックス「DOOOOOOOOOO!!!」

王馬「男子差別とか関係なく誰もSEエックスとは一日中過ごしたくないと思うよー」

王馬「SEエックスと一日中過ごしてもいいって人ーー!!」

シーン……

SEエックス「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

東条「ごめんなさいSEエックスくん……メイドと言えども私に拒否権はあるの」

白銀「東条さんが言うって相当だね……」

茶柱「夢野さん!! 転子は……どうすればいいんですか!!?」

SEエックス「俺がいるよ///」

春川「……あんた話聞いてた?」

赤松「そうだ!! 誰か男装するのは!!?」

白銀「あ、逆に男子が女装するのは!!?」

茶柱「うーん……確かに効果はありそうですが……なんかズルしてるような……」

最原「やっぱり……僕ら五人の中で誰かがちゃんと過ごさないと……」

最原「……」チラッ

赤松「ご、ごめんね。 私があの症状が出なければ……」

最原「う、ううん。 いいんだよ」

王馬「じゃあさ!! こうしようよ!!」

百田「何かいいのが思いついたのか?」

王馬「茶柱ちゃんはオレとSEエックスと過ごせばいいんだよ!!」

茶柱「なっ!!!?」

王馬「大丈夫!! 克服させてみせるから!!」

王馬「オレがつまらなくない一日にしてあげるよ!!」

百田「……嘘くせーな」

SEエックス「俺の精子のせいか……?」

ゼERO「俺のDNA……?」

白銀「なんでゼEROくんが反応するの!!?」

茶柱「分かりました……この際ワガママは言ってられませんね」

茶柱「王馬さん……SEエックスさん……よろしくお願いします!!」

SEエックス「任せてくれ!!」

王馬「よーし!! じゃあ早速中庭に行こっか!!」

茶柱「はい!! そうしましょう!!」

タッタッタッ

東条「行ってしまったわね……」

赤松「終一くん、私達も尾行しない?」

最原「尾行……?」

赤松「うん。 王馬くんもSEエックスくんも何するか分からないし……様子をみた方がいいんじゃないかな?」

最原「……確かにそうだね。 僕らも行こうか」

ゼERO「確かに嫌な予感がするな……俺も先輩としてあいつを見守ってやらないとな」

入間「ゼERO……アタシとデートは?」

ゼERO「デートDAAAAAAAAAAAAAAAA!!!///」

最原・赤松「」

中庭

茶柱「ではここでどうやって過ごしましょう、お喋りとかですか?」

王馬「いやーそれはちょっとなー……それよりも面白いのがあるよ!!」

SEエックス「なんなんだ……?」

王馬「SEエックスをサンドバッグにして遊ぶんだよ!!」

SEエックス「ふざけるな!! 何を言っている!!!?」

王馬「いいか!! オレ達はこのコロシアイ生活で日々ストレスが溜まっているんだ!!」

王馬「そのストレスを解消するのがイレギュラーハンターのお前の役目だろ!!」

SEエックス「そんなわけあるかーー!!」

王馬「さぁ茶柱ちゃん!! SEエックスに思いっきりネオ合気道食らわせていいよ!!」

王馬「オレも落書きとかするからさ!!」

SEエックス「ヤメロオオオオオオオオオオオオ!!!」

王馬「二人で共同作業をすれば二人の仲も深まるよね!!」

茶柱「……」

茶柱「いや……やめましょう」

王馬「え? なんで?」

茶柱「誰かをいじめて楽しもうなんて……男子……いや、人間としてやってはいけません」

王馬「ふーん……今更いい子ぶるんだ。 さっきSEエックスを男子扱いしなくてディスったクセに」

茶柱「!! 確かに……あの時の転子はひどい事を言ってしまいました……」

茶柱「SEエックスさん……すいませんでした……」

SEエックス「転子ちゃん……」

茶柱「あの時の転子は……SEエックスさんの思いを踏みにじってしまいました」

SEエックス「い、いいんだよ転子ちゃん!! 俺はマゾだから!! 多少の無理なら問題はないさ!!」

茶柱「しかし……」

SEエックス「じゃ、じゃあデート!! 一緒にデートしよう!! それでチャラって事で!!」

茶柱「デ、デートですかぁ!!?」

王馬「じゃあオレが最高のデートプランを……」

ガシッ

王馬「!!?」

赤松「王馬くん!! ちょっといいかな?」

最原「話があるんだけど……」

王馬「えーちょっと離してよー。 折角つまらなくない事が起こるのにー」

タッタッタッ

茶柱「赤松さん……最原さん……」

SEエックス「転子ちゃん!! デートしよう!!」

SEエックス「君の男子嫌いを克服する為にも!!」

茶柱「……はい!!」

赤松「二人の邪魔をしないでよ!!」

王馬「えー邪魔してるのはそっちでしょー」

最原「兎に角僕達は君が悪さしないように見張るから」

王馬「はいはい」

王馬「……ま、オレがいようがいまいが結果は分かりきってるけどねー」









茶柱「ではSEエックスさん、歩きましょうか」

SEエックス「了解!!」

茶柱「デートですから……手を繋ぎましょう」

SEエックス「エッ!!? いいのかい!!?」

茶柱「し、仕方ないじゃないですか!!」

SEエックス「転子ちゃん……」





数十分後

茶柱「……」スタスタ

SEエックス「……」スタスタ

茶柱「……」スタスタ

SEエックス「……」スタスタ

SEエックス(喋れよ俺!!)

SEエックス(なんでこういう時に限って喋らないの俺!!?)

SEエックス(いつもだったら転子ちゃんにセクハラ発言いっぱいしてるじゃん!! なんで!!?)

SEエックス(真面目にしようとしただけでこんなに喋れなくなるの俺!!?)

茶柱「あの……SEエックスさん、何か喋りません?」

SEエックス「……ぱい」

茶柱「……はい?」

SEエックス「おっぱい」

茶柱「は!!!?」

SEエックス「おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい!!!」

茶柱「セ、SEエックスさん!!?」

SEエックス「おっぱい揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み揉み」

SEエックス「ケツを出せ!! ケツを出せ!!! ファックファックファックファック」

SEエックス「何があった!? ペニスあった!!」

SEエックス「だったら……何故勝手にペニスを作る!!?」

SEエックス「キンタマさせんぞ!! スカトロさせんぞ!!!?」

SEエックス「aahh……///」ドピュッ

SEエックス「いい加減にしたらどうだ!!!」

SEエックス「……」

SEエックス「俺DA///」

茶柱「……」

入間の研究教室

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

入間「ふふふ……ここが敏感なんだね。 じゃあネジをちょっと締めて……」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

入間「あぁ……ゼEROの声エロいよぉ……///」







ゼERO「美兎ちゃん、メンテナンスありがとう」

入間「うん!!」

ゼERO「さて、メンテナンスも終わったし……どこか行くか」

ゼERO「……図書室でエッチな本でも読むか」

入間「えっ……アタシじゃダメ?」

ゼERO「ア"ッ!!?」

ゼERO(しまった……選択を5%もミスっちまった)

ゼERO「す、すまない。 プログラムのエラーで変な事を言ってしまった」

入間「!! アタシが……ちゃんとメンテナンスしてなかった所為?」

ゼERO「ア"ッ!!?」

ゼERO(まずい!! どんどん墓穴を掘る!!)

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!///」

入間「!!! 今の声……」

ゼERO「SEエックスの声……外からだ!!!」

ガチャッ

ゼERO「どうしたSEエックス!!?」

茶柱「ゼEROさん!! 入間さん!!!」

SEエックス「萌え萌え転子ちゃん!!///」

入間「あ、あいつなんで踊ってるんだ!!!?」

ゼERO「どうやら転子ちゃんが可愛すぎたあまり、イレギュラー化したようだな」

SEエックス「おっぱいタッチ!! おっぱいタッチ!!」

茶柱「いい加減にしてください!!!」

ゼERO「転子ちゃん!!! 殴れ!!!」

茶柱「え?」

ゼERO「一発ぶちかませば正常になる!!」

茶柱「……分かりました!!」

茶柱「SEエックスさん!! お覚悟を!!」

茶柱「はああああああ!!!」

ドゴオオオオン!!!

SEエックス「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」














SEエックス「ゴメンナサイ」

茶柱「本当に最低です!!! 転子は最初から投げたくて投げたくて堪らなかったのに!! これでも我慢してた方なんですよ!!!!」

茶柱「デートで下ネタを吐くなんて最低ですよ!!」

入間「は? オメーナニ言ってんだ? 普通デートでも下ネタぐらい吐くだろ」

茶柱「それはイレギュラーの考えですよ!!」

ゼERO「やはりSEエックスじゃダメか……となると王馬で男子を克服せざるを……」

茶柱「も、もういいです!! それにちょっとだけ克服できましたから!!」

ゼERO「何……?」

茶柱「SEエックスさんという男子の中でも最底辺の人とこうして話せましたから……」

茶柱「だからほかの男子も大丈夫ですよ!!! もう差別しません!!」

茶柱「あ!! 下ネタを言う時は別ですからね!!」

茶柱「ほら見てくださいゼEROさん!! ボディタッチできますよ!!」ペタペタ

入間「あ!! テメー何ゼEROの体触ってんだ!!」

SEエックス「ゼERO……俺は……貢献できたのか?」

ゼERO「そうだな……よくやった」

昼・食堂

王馬「ほらね!! だからSEエックスが殴られるのがオチだったでしょ!!」

SEエックス「うるさい!!」

茶柱「うるさいのはあなたですよ!! 食事の時は静かにしてください!!」

SEエックス「! ヤバイ!! このままだと始末されてしまう……」

白銀「どれだけ恐れてるの!!?」

赤松「SEエックスくんと茶柱さん……なんだかんだ言って相性良さそうだね」

最原「うん……仲良くなって本当によかった」

茶柱「SEエックスさんを見た後だと……皆さんがとてもかっこよく見えます!!」

茶柱「百田さん!! 顎髭似合ってますよ!!」

百田「本当か!!? サンキューな!!」

東条「男子を褒める事がなかった彼女が褒めるなんて……よっぽど成長したのね」

茶柱(夢野さん……これからも見ててくださいね!!)

今日はここまで

ヒョコ

モノクマ「おちんこ!!」

百田「なんだよその挨拶!!?」

モノクマ「……まぁいいや、全員いるのでお知らせします」

春川「お知らせ……?」

モノクマ「この度、最原くんと白銀さんとゼEROくんの研究教室が解放されました!!」

ゼERO「DAAAAAAAAAAA!!!///」

白銀「伸びすぎだよ!!」

モノクマ「あとね、4階のコンピュータールームにも行けるようになったよ!!」

入間「コンピューター……?」

モノクマ「それともう一つ!! プレゼント!!」

茶柱「な、なんですか?」

モノクマ「カードキーでーす!! どこのかは教えないけど!!」

王馬「もーらい!!」バッ

百田「!! 王馬テメー!! 待ちやがれ!!」

春川「待って、あれも気になるけど……解放された研究教室も調べた方がいいんじゃないの?」

百田「!」

春川「ていうか……ゼEROの研究教室ってどんなの? 何の才能を磨けるの?」

白銀「地味に気になるよね……」

ゼERO「行ってみるかSEエックス」

SEエックス「行こうゼERO!! 転子ちゃんも!!」

茶柱「誰があなたと……はっ!!」

茶柱「今、転子をハメようとしましたね!!? 転子に男子差別させる為に……」

SEエックス「違う違う!!」

最原「じゃあ僕も自分の研究教室を調べてくるよ」

赤松「私も行く!!」

入間「ゼ、ゼERO……コンピュータルーム……」

ゼERO「!! そうか、一緒に行きたいか」

入間「イギだい!!」

白銀「そんな泣かなくても……じゃあ私も自分の研究教室を調べてみようかな」

こうして一同はバラバラになった。

茶柱(結局SEエックスさん達と行動する事になりました……)

入間「今ね……エロエロなのいっぱい作ってるの///」

ゼERO「そうかそうか」

SEエックス「美兎ちゃん、俺にもエロエロなの作って……」

入間「なんでテメーなんかに作んねーといけねーんだよ!! テメーは一生ちんこ回転してろ!!!」

SEエックス「DOOOOO!!!(泣)」

SEエックス(可愛くなくなぁい!!? 無理なんだけど!! マミさんの方が何倍も可愛いんだけど!!!)

ゼERO「……あったぞ!! あれが俺の研究教室だ!!」

SEエックス「行こうゼERO!!」

ゼERO「もしやオナホが沢山……」

ガチャッ

ゼERO「……何!?」

SEエックス「こ、これは……」

ゼERO「俺の歴代の嫁のポスターばかりじゃないか!!」

入間「よ、嫁……?」

SEエックス「本当だ……シャナ、レミちゃん、ミクちゃん、それに秋山、アイリス……μ'sまでいるじゃないか!!」

ゼERO「しかもご丁寧にオナホやコンドームまでありやがる……」

茶柱「こんなの作るなんて変な事考えてる男子しか……って危ない危ない!!」

茶柱「ここは魔の部屋ですね……転子に夢野さんとの約束を破らせる為の……」

入間「……オメー本当は克服してねーんじゃねーのか?」

ゼERO「……」

ゼERO(何故だ……?)

ゼERO(何故モノクマは……俺の嫁の事を知ってるんだ?)

SEエックス「これだけオカズがあれば勃起しまくりだねゼERO!!」ビンビン

ゼERO「……勃たない」ヘナヘナ

SEエックス「エッ!!?」

ゼERO「俺は美兎ちゃん一筋!!」ビヨーン!!

入間「ゼERO……///」

ゼERO「こんな物はいらない!!」ビリビリ

SEエックス「ああ!! 俺のポスターが!!!」

ゼERO「お前のじゃないだろ」

ゼERO「兎に角俺は……美兎ちゃん以外は見たくねえんだよ!!」

入間「///」

ゼERO「こんな部屋とはおさらばだ、4階のコンピュータールームに行くぞ」

入間「うん!!!」

SEエックス「ちょっと待って!! せめてオナニーだけでも……」

茶柱「一発いいですか?」

ゼERO「構わん」

ドゴォン!!

SEエックス「マッゾ!!///」

4階

入間「うわあ……凄い……大きいよぉ///」

入間「見てみてゼERO……これなんか……こんなに……///」

ゼERO「素晴らしいな///」

SEエックス「俺も大きいよ!!!」ビンビン

茶柱「長っ!!!?」

入間「テメーの頭はエロしかねぇのかこのポンコツ!! 一生部屋でシコってろ!!」

SEエックス「こいつ殴っていい!!? ねぇ殴っていい!!?」

ゼERO「お前が殴られろ」ドゴォン!!

SEエックス「なんで!!?」

入間「え……ちょっと……何これ……」

ゼERO「どうした美兎ちゃん」

入間「これ……異世界だ……この中にプログラム世界がある」

SEエックス「なんだって!!?」

入間「しかもプログラム名は……コロシアイシミュレータ……」

SEエックス「なんだって!!?」

ゼERO「どういう事だ」

入間「待って……もっとよく調べてみる」

SEエックス「その間、俺達はオナニーをしよう」

ゼERO「オナニー見たくねえんだよ!!」

茶柱「……転子、もう帰っていいですか?」

時が経ち……

入間「分かった!! けど……」

ゼERO「けど……?」

入間「えっと……このコロシアイシミュレータは……あらゆる事態を想定して作られたコロシアイのシミュレータ……だと思う」

入間「それでね……このプログラム、NPCが沢山いるんだけど……それが……」

入間「……ゼEROやSEエックスみたいなロボットばっかりなの」

SEエックス「レプリロイドか……?」

ゼERO「イレギュラーか……?」

入間「あ……じゃあイレギュラーだと思う」

SEエックス「じゃあってなんだよ!!」

ゼERO「ちょっとNPCを見せてくれ」

入間「うん」

ゼERO「……!!! こ、このNPCは……」

SEエックス「ゼERO……?」

SEエックス「……!!!」

SEエックス「シグマ、部下……ペンギーゴにイグッ!リードまで!!!」

茶柱「どういう事なんですか……?」

ゼERO「どうしてこいつらをNPCに……?」

入間「やっぱりゼEROの知り合いだった?」

ゼERO「ああ、俺達のよく知ってるイレギュラーだ」

SEエックス「ほら見ろ!! 俺の言った通りDAAAAAAAAAAA!!!」

入間「流石ゼERO!!!」

SEエックス「なんで!!? なんでゼEROが流石って言われるの!!? ねぇこれいじめだよね!!?絶対お昼の乳スに取り上げられるよね!!?」

ゼERO「一体何のためにこんな物が……?」

入間「……閃いた!! きっとモノクマの次の動機はこのコロシアイシミュレーターを使うんだ!!」

ゼERO「流石だな!! お礼にチューしてやる!!!」

SEエックス「俺も俺も!!!///」

ドゴォン!!

SEエックス「マッゾマッゾ!!!///」

入間「よーし!! そうと決まれば凶器になりそうなのは全部消去してやる!!!」

ゼERO「美兎ちゃん素晴らしいな///」

茶柱「ありがとうございます入間さん!! これでコロシアイは起きませんね!!」

最原の研究教室

最原「これは……本物の毒薬だ」

赤松「それに沢山の本……いかにも探偵って感じだね!!!」

最原「うん……」

赤松「……」

最原「……赤松さん、大丈夫? 体調が悪そうだけど……」

赤松「う、ううん!! 大丈夫!! 気にしないで!!」

最原「……何かあったらすぐに言ってね?」

赤松「分かった!!」

白銀の研究教室

最原「ここは……白銀さんの研究教室か」

白銀「あ、最原くん」

白銀「この研究教室地味に凄いよ!! 色んなコスプレグッズがある!!」

赤松「うわぁ!! どれもこれも可愛いね!!」

最原「……何だこれ」

赤松「……終一くん?」

最原「いや……この白銀さんの研究教室にあるコスプレグッズ……誰かに似てる……」

SEエックス「どうしたんだい?」ヌッ

赤松「あ、SEエックスくん」

最原「ゼEROくんの研究教室はどうだった?」

SEエックス「うるさい!!」

最原(な、なんでキレてるんだ……?)

ゼERO「ここはつむぎちゃんの研究教室か」

入間「ケッ、キモオタの部屋かよ」

茶柱「うわあ!! 可愛い洋服がいっぱいありますよ!!」

赤松「三人とも」

ゼERO「メイド服はどこだ? 美兎ちゃんに着させたい」

入間「えっコスプレ!?? そういうプレイ!!?」

ゼERO「……ん? ちょっと待て」

ゼERO「この部屋にあるコスプレグッズ……」

ゼERO「殆どが俺の知り合いのやつばかりじゃないか!!」

入間「ほ、本当だ!! さっきのNPCと同じやつばっかり……」

SEエックス「シグマのコスプレグッズに……VAVAのコスプレグッズ……」

最原「やっぱり……どこかで見た事ある形だと思ったら……ゼEROくんの知り合いだったんだね」

ゼERO(何故だ……さっきの俺の研究教室……コンピュータのNPC……そしてこのコスプレグッズ……)

ゼERO(首謀者は……俺の事をよく知ってる誰かなのか?)

SEエックス「あ!! マミさんのコスプレグッズ!! つむぎちゃん着て!!」

白銀「SEエックスくん、マミさん好きだもんね!! いいよ!!」

SEエックス「オナニー見せつけるしかないんだ!!」シコシコ

赤松「白銀さん危ない!! 顔射されるよ!!」

白銀「や、やっぱりやめる!!」

百田「テメーら!! ここにいたのか!!」

最原「百田くん」

百田「モノクマが思い出しライトあげるから食堂に集まれってよ」

最原「分かった……行こう赤松さん」

赤松「うん!!」









食堂

モノクマ「よーし!! みんないるね!!」

モノクマ「僕から素晴らしいプレゼント!! 思い出しライトでーす!!」

王馬「……」ムスー

春川「王馬、何かあったの?」

王馬「カードキーがさー……どこのに使うのか分かんなくってさー」

ゼERO「思い出しライト……久しぶりだな」

茶柱「確か……前回はアンジーさんが壊してしまったんですよね」

SEエックス「ゼERO、思い出しライトって?」

ゼERO「記憶の一片を思い出す事のできるライトだ」

百田「もしかしたらSEエックスがここにきた詳しい経緯が分かるかもな!!」

百田「善は急げだ!! 使おうぜ!!」

ゼERO「ああ」

ピカーッ















「イレギュラーだ!! 逃げろおおおお!!!」

「いやーーーーーー!!! 犯されるーーーーーー!!!」

「掘られるぞーーーーーー!!!」

東条「みんな!! こっちよ!!」

「東条さん!!」

「東条くん……君がいてくれて本当に良かった」













ゼERO「……は?」

ゼERO「ちょっと待て。 今の映像、ツッコミ所がいっぱいあったぞ」

白銀「ね、ねぇ……今の映像……」

百田「ど、どういう事だよ……?」

茶柱「ゼEROさんみたいな大きい性器のロボットが……転子達人間を襲ってました……」

最原(どういうことだ……? 前の思い出しライトは超高校級狩りの人間から逃げてた……)

最原(僕達は……超高校級狩りと……あのロボ達に襲われていたのか?)

ゼERO「どうして……」

ゼERO「シグマ達イレギュラーが……世界中の民間人をレイプしていだんだ……?」

SEエックス「どうしてこんな事に……?」

王馬「あ!! 分かった!!」

王馬「きっと入間ちゃんがエロいロボを沢山作ってオレ達を襲おうとしたんだ!!」

入間「は!!?」

王馬「あんなロボが作れるのは超高校級の発明家の入間ちゃんだけだよ!!」

王馬「そんで、ゼEROとSEエックスには記憶喪失って設定を付け加えただけ」

入間「そ、そんな訳ねーだろ!! 頭沸いてんのか!!?」

王馬「ゼEROやSEエックスがあんな下ネタの塊なのは入間ちゃんが煩悩だらけだからでしょ?」

王馬「入間ちゃんが作ったからこそあんな風になってるんじゃないの?」

王馬「ゼEROが死んだ時もそうだよ。 死んでないって分かってたけどゴン太を殺したかったからモノクマに無理矢理オシオキをさせたんだろ?」

王馬「ええ!!? そうなんだろ!!?」

入間「えうう……」ブリュリュリュ

最原「入間さん!! 漏らしちゃダメだ!!」

SEエックス「いただきます!!」バクバクバクバク

SEエックス「マズイ!!」

SEエックス「……どうして一気にスカトロするんだろう?」

春川「……あんた、それやってて楽しい?」

ゼERO「美兎ちゃんが首謀者……イレギュラーの戯言だな」

王馬「ねぇ、赤松ちゃんはどう思うの?」

赤松「わ、私……?」

王馬「赤松ちゃんは誰よりも真っ先に首謀者を探そうとしたよね?」

王馬「赤松ちゃんは首謀者が憎くないの!?」

王馬「自分をそんな風にした首謀者が憎くないの!!?」

赤松「わ、私は……何だかんだ言ってイレギュラー化してるのは気にいってるし……」

赤松「そ、それに……今ここで疑いあってもしょうがないよ!!」

茶柱「そ、そうですよ!! それに……」

茶柱「記憶の中にゼEROさんとSEエックスさんはいなかったじゃないですか!!」

ゼERO「……確かに」

SEエックス「どうして俺達だけ……襲ってないんだ? 逆に襲われたのか?」

王馬「だーかーら……そこの記憶も消されたんだよ。 入間ちゃんに」

入間「だ、だから違うってえ……」

白銀「そ、そういえば……この思い出しライトで思い出した事があるんだけど……」

白銀「……ゴフェル計画って……?」

茶柱「!! そうですよ!! あれって成功したんですか!!?」

春川「そもそも……ゴフェル計画って何?」

百田「ああ、単語は思い出せたが肝心の内容が分からねえ」

王馬「まぁ、それも気になるけど……」

王馬「もっと驚くべき事があるでしょ!!」

最原「う、うん……そうだよ……」

最原「東条さんが……総理大臣のメイドだなんて」

東条「……」

東条「今ので……完全に思い出したわ」

東条「そうよ……私はこの国の総理大臣に仕えていたんだわ」

東条「私があの方達を影からサポートしていたのよ……」

東条「実は動機ビデオには……その映像があったの」

最原「動機ビデオに!!? もしかして東条さんは……自分のを貰ったの!!?」

東条「ええ、そうよ」

東条「早く……ここから出ないと……」

東条「この国の人達が危ないわ!!」

王馬「そうだ!! というわけでみんな、東条首相の為にも犠牲になろうよ!!」

東条「……」

百田「ふざけた事言ってんじゃーぞ!!!」

王馬「ふざけてないよ!! オレは大真面目!!」

王馬「東条ちゃんをここから出さないと国が危ないんだよ!!」

春川「……それ本気で言ってるの?」

王馬「本気も本気!! それに東条ちゃんはずっと前から誰かを殺そうとしてたんだよ!!?」

王馬「百田ちゃんが病気の時から!!!」

百田「あ、あれはテメーの嘘だろ!!」

東条「……王馬くん」

王馬「ん? 何?」

東条「確かに私はここから出たい……けど……人を殺してまで出たいとは思わないわ」

東条「みんな……私は誰も殺さないわ。 信じてもらえるかしら?」

最原「勿論だよ。 だって東条さんは今まで僕らの為に色々やってくれたし……」

茶柱「そうですよ!! 東条さんのような人が殺すはずがありません!!!」

百田「ああ!! オレも信じるぜ!!」

SEエックス「俺もDA!!!」

王馬「……」

王馬「……東条ちゃん」

東条「……何かしら?」

王馬「オレさ……自分の嘘は好きだけど……他人の嘘は嫌いなんだよねぇ」

白銀「東条さんが誰も殺さないのが……嘘だって事?」

王馬「ていうかこの状況で『誰も殺しません』って言って信じる方もどうかしてるよねー!!」

百田「信じてーものを信じて何が悪いんだよ!!」

春川「……あんたは信じすぎ」

ゼERO「あー……とりあえずまとめる」

ゼERO「シグマ達イレギュラーが民間人を襲い……」

ゼERO「民間人を安全な所へ避難させたのが斬美ちゃん」

ゼERO「そして斬美ちゃんはその時総理大臣に仕えていた」

ゼERO「……以上だ」

最原「……超高校級狩り」

赤松「え?」

最原「もしかしたら……超高校級狩りと関係があるかもしれない」

白銀「!! そっか!! つまりイレギュラー達のやっていたのが……」

王馬「超高校級狩りという名のホモSEXorレイプ!! そしてそのイレギュラーを作ったのが入間ちゃん!!」

入間「違うってばぁ……」

SEエックス「いい加減にしたらどうだ王馬!!!」

赤松「……なんでここにいるのかは未だ分からないよね」

最原「……」

最原(もしかして……僕らはイレギュラー……それと超高校級狩りから逃れる為にここに逃げたんじゃないのか?)

最原(或いは……イレギュラーに捕まってこの学園に……?)

最原(……ダメだ、確証がない)

最原(いずれににせよイレギュラーであるはずのゼEROくん達がここにいる理由はまだ分からなそうだ……)

最原(あの記憶の限りでは……ゼEROくんとSEエックスくんは敵ではないのだろうけど……)

赤松「……う!!!」

最原「……赤松さん?」

赤松「ちょ、ちょっと体調が良くないみたい!!」

赤松「ごめん終一くん!! ちょっと部屋で寝てるね!!」ダッ

最原「あ、赤松さん!!」

茶柱「赤松さん……大丈夫でしょうか」

最原「僕……ちょっと様子を見てくるよ」

ゼERO「そうだな、見舞いをするのは彼氏が相応しい」

SEエックス「じゃあ転子ちゃんが風邪引いた時は彼氏の俺が……」

ゼERO「お前マジで黙れ」

白銀「ね、ねぇ……私達これからどうすれば……」

王馬「東条ちゃんを脱出させて終わり!! オレの命、東条ちゃんにあげる!!」

東条「……それは本心ではないわね?」

王馬「バレた? そりゃあね、オレはまだ死にたくないし!!」

王馬「入間ちゃん、ゼERO、SEエックス!! 今に見てろよ!! オマエラの化けの皮を剥いでやるからな!!」

スタスタ……

白銀「行っちゃった……」

百田「言わせておきゃあいいんだよ」

百田「……先生、オレは信じるぜ。 テメーが敵じゃねーってな」

ゼERO「ありがとう」

入間「オレ様を忘れるんじゃねーよ!!」

赤松の個室

赤松「はぁ…はぁ……///」

赤松「ダメ……このままじゃ私……///」

コンコンコンコン!!

赤松「!!」

最原「赤松さん、僕だよ!!」

最原「やっぱり不安だから様子を見に来たんだ……開けてもらえるかな?」

赤松「……ダメ」

最原「えっ!!?」

赤松「開けたら……ダメなの……このままだと私……」

赤松「終一くんを……襲っちゃうかもしれないの!!!」

最原「お、襲う!!?」

今日はここまで

赤松「さっきから私ね……終一くんとSEXしたくて堪らないの!!」

赤松「でもSEXしちゃうと……死んじゃうから……」

赤松「愛の鍵も……まだ入荷されてないし……」

赤松「はああああ!!!///」

最原「赤松さん!!!」

ゼERO「どうした最原」

SEエックス「楓ちゃんは?」

入間「扉の前でナニしてんだよ?」

最原「!!! それが……」









SEエックス「なんだって!!?」

入間「ケッ、レイプ魔じゃねえか」

ゼERO「彼女はイレギュラー成り立て……性欲を上手くコントロールできないのだろう……」

茶柱「ど、どうすればいいんですか!!?」

赤松「ゼ、ゼEROくん……やっぱり終一くんとしないと……治らないよね?」

ゼERO「……ああ」

最原「……」

最原(やっぱり……避けれないのかな)

最原「僕……モノクマに愛の鍵が入荷されないか聞いてくる」

モノクマ「呼んだ?」

最原「!!!」

SEエックス「愛の鍵はいつ入荷されるんだい?」

モノクマ「僕もしたいんだけどできないんだよね」

入間「オナニーぐらい個室でヤりやがれ!!」

モノクマ「スルーします。 何故できないかと言いますと……」

モノクマ「愛の鍵は使われるまで入荷しません!!」

ゼERO「何……?」

最原「ちょっと待って、つまり入荷しないって事は……まだ誰か使ってないのか!?」

モノクマ「まぁそういう事になるね」

モノクマ「愛の鍵は殺人が起きる度に入荷されるんだよね」

モノクマ「夢野さん達が殺されたから入荷したいんだけど……誰か使ってないんだよねー」

最原「……」

最原(天海くんが殺された後、入荷されたのが最初……それは誰かが使って……)

最原(そしてその後はゴン太くんが殺されたから入荷した……)

最原(そしてその鍵は誰かが買ってて今も誰が使ってない)

最原(一体誰が……?)

最原「ねぇ……四人は鍵は持ってないよね?」

茶柱「転子は持ってないです。 大体そんなの手に入れるのは下心丸出しの……」

茶柱「……はっ!! なんでもありません!! 夢野さんの約束を破る所でした……」

入間「テメーの記憶力はカスかよ!!? オレ様達とバトってなくなってるってギャーギャー騒いでただろーが!!」

最原「そ、そうだよね……」

最原「……ちょっとほかの人にも聞いてくるよ」

最原「……赤松さん、待っててね」

赤松「終一くん……ごめんね、私の為に」

赤松「……はああん!!///」

入間「うげ~気持ちわりい……」

SEエックス「お前DA!!!」

百田「愛の鍵?……知らねえぞ」

春川「そんなの隠す理由がないよ」










白銀「ごめん、私は知らないな……」



















東条「ごめんなさい、持ってないわ」







最原(後は……王馬くんだ)

最原(どこにいるんだろう……?)

4階

王馬「いやーまさかOKしてくれるなんてね!!」

モノクマ「僕は盛り上がればなんでもOKなスタンスですから!!」

王馬「にしし、ありがとうモノクマ!! 絶対に面白くしてみせるからねー!」

モノクマ「こちらこそ盛り上げようとしてくれてありがとー!!」パッ

王馬「……」

王馬「さぁて……後は……」

最原「……いた!! 王馬くん!!」

王馬「あ、最原ちゃん。 血相変えてどうしたの?」

最原「王馬くんは……愛の鍵って持ってる?」

王馬「オレは持ってないよー」

最原「……本当に?」

王馬「ひどいよ最原ちゃん……オレを信じてくれないんだね」

最原「……」

最原「今、赤松さんの性欲が溜まってて……このままだとルールを破りかねないんだ」

王馬「うわーそれは大変だーー!! 持ってたらすぐに貸すのにー!!」

最原「……」

最原「見つけたら……すぐに報告してね」

王馬「オッケー!!」

タッタッタッ……

王馬「……」

最原(駄目だ……みんな持ってないなんて……)

最原(本当にみんな持ってないのか? 誰か嘘をついてるんじゃないのか?)

最原「……!!」

最原「もう晩御飯の時間だ……ひとまず食堂に行こう」












食堂

ゼERO「おい!! ちょっと注文頼む!!」

東条「言われなくてもできてるわ」

SEエックス「ありがとう」

最原「……」

最原「ねぇ……みんなにもう一度聞きたいんだけど」

茶柱「なんですか?」

最原「本当に……みんなは愛の鍵を持ってないの?」

春川「……持ってたらとっくに渡してるよ」

最原「早く見つけないと……赤松さんが……」

王馬「最原ちゃん、気持ちは分かるけど落ち着きなよ」

王馬「オレも見つけたらすぐに報告するからさ」

最原「……」

春川「そういうあんたが持ってそうだけどね」

王馬「春川ちゃんに目をつけられた……殺されちゃう……」

東条「……残念ながら王馬くんは持ってないわ」

白銀「えっ……?」

東条「さっき、彼のポケット……それに部屋を調べたけれど……見つからなかったわ」

王馬「ほら!! オレは本当の事を言ってたでしょ!!」

春川「……」

入間「じゃあモノクマが持ってんじゃねーのか?」

モノクマ「持ってません!!」

ゼERO「本当だろうな」

白銀「……って、もういないよ」

茶柱「今の一言だけを言いにきたんですか!!?」

赤松の個室

赤松「もう……したくて……したくて……」

コンコン

赤松「!!」

最原「赤松さん、僕だよ」

赤松「終一くん!!」

最原「経った今晩御飯が食べ終わったんだ。 僕は部屋に籠るから食べていいよ」

赤松「うん……ありがとう」

赤松「……」

赤松「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!///」

中庭

ゼERO「これより愛の鍵の捜索を始める」

SEエックス「俺のチンチンレーダーで探してみせる!!」

ゼERO「そんなの搭載されてないだろ」

白銀「なんか宝探しみたいだね」

百田「赤松を早く治す為にも見つけねーとな」

東条「王馬くんは私が監視しておくわ」

ゼERO「よろしく頼む、何するか分からんからな」

王馬「ちぇーっ」

茶柱「あの……最原さんがいないのは分かるんですけど……どうして入間さんはいないんですか?」

ゼERO「俺達が脱出できるようにとっておきの発明品を作ってるそうだ」

百田「マジか!!?」

春川「……ていうかそういうのってもっと早く作るべきじゃないの?」

ゼERO「それを作る為の素材が今までなかったらしい。 コンピュータールームが開放されてやっと作れるようになったそうだ」

白銀「入間さんが頑張ってる間……私達も頑張って探さないとね!!」

SEエックス「よし、行くぞ!!!」

赤松「……みんな何してるの?」

ゼERO「エッ!!?」

ゼERO「おい楓ちゃん!! 白目むいてるぞ!!」

SEエックス「イレギュラー化がここまで進行しているのか……」

赤松「私のアナル見せてあげる!!」

百田「見せんじゃねえ!!!」

茶柱「……これって早く見つけないとまずくないですか?」

ゼERO「そうだな……このままだと最原だけじゃなく俺達にもSEXを求めてくるぞ」

百田「赤松!! テメーはオレ達が治してやるからな!!」

赤松「ごめんね……迷惑かけちゃって……」

赤松「……萌ええええええええええええええ!!!///」

春川「……もうやだ」ダッ

百田「!! 待てハルマキ!!」

SEエックス「パニックになるな!! 決して走るな!!」

入間の研究教室

入間「……」ギュイーーン!!

入間「あいつら待ってろよ……もうすぐでここから……」

きめぇゼERO「張り切ってるなお嬢ちゃん」

入間「ったりめぇだろ!! もうオレ様は誰にも止められねえぜ!!」

ガチャッ

入間「ああ!!? 誰だオレ様の許可なしで土足で入ってくるヤローは!!」

王馬「オレだよー。 後、靴履いてるよー」

入間「ケッ、ツルショタ野郎かよ。 さっさとオレ様でシコって帰れ」

王馬「いやさ、入間ちゃんに作って欲しい物があってね」

入間「ああ!!? 見たら分かんだろ!! オレ様はスゲーの作ってて忙しいんだよ!!!」

王馬「ふーん……これいらないの?」チャラ

入間「!!!」

入間「愛の……鍵……?」

入間「オメー……もしかして隠してたのか?」

王馬「まさか、偶々拾ったんだよ」

入間「なんだよ……バカ松じゃなくてオレ様にくれるのかよ?」

王馬「うん! だって入間ちゃん……」

王馬「ゼEROとシたいんでしょ?」

入間「……」

入間「……ジだい!!!」

王馬「なんかね、モノクマが言うには殺人が起きたら鍵は入荷されるんだって」

王馬「んで、この鍵はゴン太が死んだ時の鍵……それでこの鍵を使えば真宮寺ちゃんの時の鍵が入荷される」

王馬「赤松ちゃんにはこれから入荷されるやつを使わせればいいからさ、これは入間ちゃんにあげるよ!!」

入間「ケッ、よく分かってんじゃねーか。 バカ松よりオレ様のSEXを優先させるなんてよ」

入間「ほら、早くよこせ」

王馬「は? 何言ってんの? オレが作って欲しいやつを作ったらあげるんだけど」

入間「え……?」

王馬「世の中そんなに甘くないんだよ!! ゼEROとSEXしたかったら早く作れこの脂肪女!!」

入間「アハァン!!///」

メンタル測定器『キモチワルイデスーーーーー!!!』

入間「イヒィン!!///」

王馬「いいか!! オレが作って欲しいのは……」

東条「……」

バタン!!

東条「!」

王馬「いやー馬鹿は扱いやすくていいねー」

王馬「……それじゃあこの鍵は……」

王馬「赤松ちゃんに渡しちゃおーーーーーっと!!!」

東条「……外道ね」

王馬「いやー殺人を企てている人に言われたくないなー」

東条「……鍵は私が見つけた事にすればいいのよね?」

王馬「よく分かってるじゃん!!」

東条「……所で王馬くん、その鍵はいつ……?」

王馬「ああこれ? ゴン太が死んだ後すぐ」

王馬「この鍵があればゼEROや入間ちゃんみたいなSEXしか考えてないやつを利用できると思ってねー」

東条「……」

SEエックス「どこDAAAAAAAAAAAAAA!!!」

ゼERO「鍵と連絡がつかない……」

百田「鍵が喋れるわけねーだろ!!」

赤松「みんな……もういいよ……私、我慢するから……」

茶柱「諦めちゃダメです赤松さん!! 転子達が必ず……」

白銀「鍵あったよーーーーー!!!」

ゼERO「つむぎちゃん!!?」

白銀「東条さんがね、見つけてくれたの!!」

SEエックス「やったぜ!!。」

東条「祠の近くに落ちてたの」

赤松「東条さん……ありがとう!! 本当にありがとう!!!」

赤松「じゃあ私、終一くんの所に行ってくるね!!!」

東条「ええ、行ってらっしゃい」

タッタッタッ……

白銀「赤松さん……本当に良かったね」

茶柱「……」

ゼERO「どうした転子ちゃん」

茶柱「赤松さんと最原さんは……これから性行為をするんですよね?」

春川「まぁ……そうだね」

茶柱「転子は……男子はSEエックスさんのような繁殖しか考えてないと思ってるんですけど……」

茶柱「ちゃんと……愛はありますよね?」

SEエックス「なんで俺だけなんだよ!! ゼEROは!!?」

ゼERO「……安心しろ、最原は誰よりも楓ちゃんを愛している」

茶柱「……そうですよね!! 最原さんだったら大丈夫ですよね!!」

茶柱「……と、転子とした事がまた男子差別を……繁殖しか考えてないのはSEエックスさんだけですよね!!」

SEエックス「だからゼEROは!!?」

ゼERO「俺はSEXを全てとは思ってない」

最原の個室

最原「……」

最原(赤松さん……大丈夫かな……)

最原「……」

最原(赤松さんの……顔が見たい)

コンコンコンコン!!

最原「!!!」

赤松「終一くん!! 私だよ!!」

最原「赤松さん……」

赤松「鍵がね!! 見つかったの!! 東条さんが見つけてくれたの!!」

最原「ほ、本当!!?」

赤松「うん!! だから一緒にラブアパート行こう!! 今すぐに!!」

ガチャッ

最原「赤松さん!!」

ギュウ!!

赤松「!!! しゅ、終一くん!!?///」

最原「会いたかった……」

最原「数時間……会えないだけで……こんなに悲しいとは思わなかった……」

赤松「……私も///」

最原「じゃあ……行こっか」

最原「……楓」

赤松「萌ええええええええええええええ!!!///」

最原「!!!! し、しまった!!」

赤松「SEX、SEX、終一くんとSEX妄想中だ///」

最原「ご、ごめん!! すぐ行こう!!」

タッタッタッ……

ラブアパート前

最原「さぁ赤松さん、入って!!」

赤松「うん!!///」

バタン!!

最原(赤松さんが先に入った……という事は赤松さんが妄想を始めるんだな)

赤松「……ねぇ、今日は何の日か知ってる?」

最原「え……?」












きめぇゼERO「続きはゲームで」

4階

王馬「東条ちゃん終わったー?」

東条「……ええ」

王馬「にしし、それじゃあ……」

王馬「そろそろあれが買えるようになる頃かなー」

東条「……また誰かに利用するつもりかしら」

王馬「うーん……どうしよっかなー」

王馬「……」

東条「……?」

王馬「東条ちゃん、オレさ……」

今日はここまで

次の日

モノクマ『オマエラーー!! おはようございまーーーす!!』

モノクマ『至急4階のコンピュータルームまで来てくださーい!!』

ゼERO「モノクマ……こんな朝早くから何をする気だ……? オナニーでも見せびらかす気か……?」











4階

ゼERO「来てやったぞ」

王馬「遅いよゼEROー」

赤松「これで全員だね!!」

ゼERO「……!! 楓ちゃん、病気は?」

赤松「みんなのお陰でもう大丈夫!! ね、終一くん!!」

最原「そうだね……楓」

赤松「///」

ゼERO「下の名前で呼ばれても暴走しなくなったのか、流石だな」

春川「所で入間、例の発明品はできたの?」

入間「慌てんじゃねーよまな板!! もう少しだっつーの!!」

百田「なぁモノクマ、朝早くからオレ達をこんな所に呼んどいて何をする気だよ?」

東条「……まだみんなの朝ごはんも作ってないのだけれど」

モノクマ「ズバリ!! オマエラにはこれから……」

モノクマ「このコロシアイシミュレータの異世界に行ってもらいまーす!!」

春川「コロシアイ……シミュレータ……?」

王馬「うわー!! 名前を聞いただけでも面白そうだね!!」

茶柱「どこがですか!!?」

モノクマ「実はですね、このコロシアイシミュレータの中に動機があります!!」

最原「動機……?」

モノクマ「なんと!! 外の世界の秘密が分かる思い出しライトでーす!!」

SEエックス「エッ!!?」

白銀「そ、それって……本当なの?」

モノクマ「本当です!!」

最原「つまり……コロシアイシミュレータと呼ばれる異世界で……」

最原「みんなで協力してその思い出しライトを探して手に入れるって事か?」

モノクマ「まぁそんな感じですね」

モノクマ「そこにある機械を使えばあっというまにプログラム世界へ行けちゃいます!! バーチャルワールドってやつですね!!」

モノクマ「あ、気をつけてね。 向こうの世界で死んだら現実世界でも死んじゃうからね」

百田「はっ!!?」

入間「……ケケ」ニヤニヤ

王馬「? どうしたの入間ちゃん、なんか変なものでも食べた?」

入間「ヒャーヒャッヒャッヒャッ!! 残念だったなモノクマ!!」

入間「オレ様は昨日、そのコンピュータをいじって、危険な物は全て削除済みだ!!」

入間「だからそのプログラム世界でオレ様達が死ぬ事はねーぜ!!」

モノクマ「な、なんだってーー!!?」

ゼERO「流石美兎ちゃんDAAAAAAAAAAA!!!///」

ゼERO「お礼にチュウしてやる!!///」

チュッ

入間「んもう!!/// 激しすぎるよゼEROォ!!///」

モノタロウ「お父ちゃんとお母ちゃんがキスしてるー!!」

茶柱「子ども生まれてるんですか!!?」

ゼERO「俺の可愛い息子……///」

入間「ウフフ……今日はあなたの好きなハンバーグよ」

モノタロウ「わーい!!」

SEエックス「馬鹿じゃねーの!!?」ドゴォン!!

ゼERO・入間・モノタロウ「」チーン

白銀「……今日は珍しくSEエックスくんがツッコミなんだね」

赤松「入間さんが危険な物を消してくれたんなら……安心じゃない?」

百田「だったら怖いモンはねーぜ!!」

王馬「じゃあ早く行こうよ!! プログラム世界に行こうよ!!」

モノクマ「じゃあ指定の席についてー!!」

春川「席なんてどうでもよくない?」

モノクマ「よくありません!! 異世界は二種類あるので二チームに分かれる必要があります!!」

東条「……その二種類の世界それぞれに外の世界の秘密があるのかしら?」

モノクマ「まぁそれは行ってみてのお楽しみに!! じゃあ席順はですね……」

赤松「一緒だといいね終一くん!!」

最原「うん……」

最原「……」

最原(大丈夫だよな……? 本当に誰も死なないよな?)

最原(入間さんがちゃんとプログラムを直してくれてるんだよな?)

モノクマ「班の振り分けを発表します!!」

モノクマ「A班はゼEROくん、最原くん、春川さん、王馬くん、東条さん、茶柱さん!!」

モノクマ「B班はSEエックスくん、赤松さん、百田くん、白銀さん、入間さんでーーす!!」

ゼERO・SEエックス・赤松「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

春川「……黙ってて」

赤松「春川さんは悲しくないの!!? 百田くんと一緒じゃないんだよ!!?」

春川「……別にもう会えないわけじゃないし」

百田「それにハルマキの方には終一と先生がいるからな!! 心配いらねーよ!!」

SEエックス「転子ちゃんと一緒がいい!! やだやだやだやだ!!」

茶柱「子どもですか!!?」

入間「ゼEROォ……ゼEROォ……」

SEエックス「俺がいるぜ」

入間「テメーがいるから泣いてるんだろーが!!」

SEエックス「やっぱ無理なんだけどこいつ!!」

白銀「SEエックスくんにも問題があると思うよ……」

モノクマ「それじゃあ皆さん!! 異世界へ行ってらっしゃい!!」

モノクマ「あ! ログアウトする時はどこかにある転送装置を使ってね!!」

茶柱「どこかってどこですか!!?」

王馬「にしし!! 楽しみだなー!!」

シュウウウウウウウン……

















ゼERO「ここは……?」

茶柱「プログラム世界……みたいですね」

王馬「うわーすごい!! みんなブス!!!」

最原「このデフォルメされた姿は……アバターってやつかな?」

東条「ええ、そうね」

春川「……ねえ」

ゼERO「なんだあずにゃん」

春川「転送装置はどこ?」

ゼERO「……アッ!!」

茶柱「そうですよ!! 外の世界の秘密を知っても戻れなかったら意味がないじゃないですか!!」

春川「先に見つけといた方がいいんじゃない?」

最原「確かにそうだね」

ゼERO「……」

ゼERO(今更だが……どこかで見たことがあるような場所だな)

王馬「あ!! ねえねえ、あそこに誰かいるよ!!」

ゼERO「あれは……!!」










部下1「隊長オカシターイ///」

部下2「隊長プリケツダァ……///」

ゼERO「部下!!!」

茶柱「部下って……ゼEROさんのですか?」

ゼERO「いや、シグマというイレギュラーの部下だ」

最原「ゼEROくんの顔見知りの人がどうしてプログラム世界に……?」

東条「NPCか何かじゃないかしら?」

ゼERO「そうだな……昨日美兎ちゃんと一緒にコンピュータを調べたが……確かにこいつらの形をしたNPCもあった」

茶柱「じゃあ危害はないんですね」

??「でぃああああああああ!!!」

ゼERO「!!!!」

ブン!!

ゼERO「!!」ヒョイ

最原「ゼEROくん!!」

茶柱「攻撃してきましたよ!!」

春川「安全じゃなかったの……?」

王馬「うわー!! 凄いおっきいねー!!」

ゼERO「シグマ……何故攻撃する!!」

??→シグマ「私のオナニー見ぃせてやるわ!!」

ゼERO(……どうして悲鳴をあげながらやって来たんだ?)

茶柱「いや、見たくありませんよ!!」

シグマ「ふん!!」ブン!!

ゼERO「避けろ!!」

最原「うわっ!!」

ドカァン!!

東条「大丈夫?」

最原「う、うん……なんとか」

最原「動作の一つ一つが遅いから助かったよ」

ゼERO「下がっていろ、ここは俺のZセイバーで……」

茶柱「いや、ここは転子のネオ合気道を……」

ゼERO「……ん? おかしい」

王馬「ゼEROがおかしいのはいつもの事じゃないのー?」

ゼERO「Zセイバーが出せない……それどころか勃起もできない!!」

最原「え……?」

シグマ「ふん!!」

ドゴォン!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

茶柱「ゼEROさん!!」

ゼERO「何故だ……? いつも以上に痛い……いつもはマゾボディである程度威力は軽減されるはず……」

王馬「へープログラム世界なのに痛覚があるんだー」

最原「……!! モノクマはこの世界で死んだら現実世界でも死ぬって言っていた……」

最原「……ゼEROくん!! 無理しちゃダメだ!! ここは戦わないで逃げよう!!」

東条「……それが利口かもしれないわね」

王馬「でもどこにー?」

最原「どこか……転送装置がありそうな……」

春川「……あそこの洞窟は?」

最原「……!! よし、行ってみよう」

ゼERO「……!!」

ゼERO(あの洞窟……そうか、ここは例の場所か!!)

シグマ「オナニー見ぃせてやるわ!!」

最原「みんな急いで!!」タッタッタッ

春川「……」タッタッタッ

春川「……おかしい」

最原「……春川さん?」

春川「いつもの私だったら……あんた達より速く走れるはずなのに……」タッタッタッ

茶柱「そういえば……転子もいつものスピードより遅い気がします」タッタッタッ

ゼERO「どういう事なんだ……?」

最原「……」

最原(もしかして……)

ゼERO「中に入ったぞ」

東条「!! 扉の開閉ボタンがあるわ」

最原「しめた!! それを使おう!!」

ポチッ

ガシャーン……

茶柱「閉まりました……一安心ですね」

最原「……これは僕の推理なんだけどさ」

春川「……何?」

最原「もしかしたら……この世界の僕らアバターは運動能力が平均化されてるかもしれない」

ゼERO「どういう事だ……?」

最原「だってゼEROくんは思うように性器を大きくできなかったし……春川さんや茶柱さんも速く走れなかったんでしょ?」

最原「僕は足が遅い方なんだけど……今走ったらいつも以上より速く走れたんだ」

東条「そういえば……今走ったけれど……みんな同じ速さで誰か一人だけ置いてきぼりにされるって事がなかったわね」

王馬「ふーん……成る程ね」

ゼERO「特A級の探偵が言うんだから間違いないだろう」

最原「いや、超高校級だって……」

王馬「でもさ、これで分かった事があるよね」

茶柱「な、なんですか……?」

王馬「……入間ちゃんがオレ達をハメようとしたって事がさ」

ゼERO「美兎ちゃんが……?」

王馬「そうだよ!! だって危険な物は全部削除したって言う癖してさ……」

王馬「堂々とオレ達を襲ってる敵がいるじゃん!!!」

王馬「入間ちゃんはオレ達に油断させといて全員皆殺しにするつもりだったんだよ!!」

王馬「そうなんだろゼERO!!?」

ゼERO「……くだらん。 俺は昨日、美兎ちゃんと一緒にコンピュータのプログラムを確認した」

ゼERO「昨日の時点でシグマ達は俺達を襲ってこないNPCだったんだ」

ゼERO「恐らく朝になってモノクマがプログラムを書き換えたんだろう」

春川「じゃあ……あいつが入間がプログラムをいじったって言って驚いてたのは……演技だったって事?」

ゼERO「ah……///」

茶柱「……そのだらしない返事、やめてもらえますか?」

洞窟の外

シグマ「どうだ様子は?」

部下1「隊長!!」

シグマ「ガルマの部隊を全滅させた赤いイレギュラーはどこだ?」

部下2「は、はい!! あちらの扉の中に……」

シグマ「ご苦労……後は私がやる」

部下1「隊長自らが……?」

シグマ「これ以上お前達に犠牲が出ては困るんでな」

スタスタ……

部下2「プリケツダァ……///」

最原「そんな事言っててもしょうがないよ。 とりあえず今は外の世界の秘密……それと転送装置を見つけないと」

茶柱「そうですね……入間さんに真実を問うのは後からでも遅くないと思います」

??「ホアッーーーーーーーーーーーーー!!!」

春川「今の声は……?」

ゼERO「この声……まさか!!」












??→カーネル「史上最強のシコシコシコシコシコ!!」

ゼERO「やはりお前か……見損なったぞカーネル!!」

東条「彼はゼEROくんの知り合いかしら?」

ゼERO「ああ……気をつけろ、やつは精子を3方向同時に飛ばす!!」

カーネル「ホアッーーーーーーーーーーーーー!!!」ドピュッ

王馬「うわー!! きたなーー!!」

ガン!!

茶柱「いっ!!?」

ゼERO「転子ちゃん!!」

最原「真宮寺くんのおっぱいバトルの時と同じだ……精子が砲丸のように硬い!!」

最原「みんな!! 当たっちゃダメだ!!」

カーネル「ホアッーーーーーーーーーーーーー!!!」ドピュッドピュッ

ゼERO「イレギュラーめぇ!!」

カーネル「シコココココココココココココ!
!!!」ドピュッドピュッ

春川「もう一度外に出よう」

最原「うん、それがいい」

ウィーン!!

東条「!!!」

シグマ「私だ」

部下1「オカシターイ!!」

部下2「もっこりちんちん!!」

最原「扉を自力で開けてきた!!」

王馬「八方塞がりだね!!」

茶柱「なんで嬉しそうなんですか!!?」

ドピュッドピュッ!!

ゼERO「……とにかく逃げるぞ!!」








ドカーン!! ドカーン!!

春川「あいつのせいでみんなバラバラになっちゃった……」

茶柱「……」

春川「……茶柱、立てる?」

茶柱「……はい、掠っただけです」

茶柱「危うく顔射になるところでした……全く、精子なんて汚いものを撒き散らすなんて!! これだから……」

茶柱「……」

茶柱「これだからレプリロイドは!!!」

春川「……」

茶柱「……セーフ……ですよね?」

春川「私に聞かないで」

ゼERO「散り散りになってしまったな」

最原「どうしようゼEROくん……」

ゼERO「問題ない、逃げながら思い出しライトを探せばいいだけだ」

スタスタ……

ゼERO「!! 誰かいる……」

最原「で、でかい!! さっきのやつよりも!!」
















ジェネラル「……ファックを楽しむとするか」

ゼERO「やはりお前か……ジェネラル!!」

ゼERO「走るぞ最原!! こいつは5方向に精子を発射する!!」

最原「う、うん!!!」

ジェネラル「ちんちん元気ーーーー!!!」シコシコ

ドピュッドピュッ!!

ゼERO「くそ……あいつらが飛ばす精子の所為で洞窟はめちゃくちゃだ!!」

ゼERO「転送装置はどこにあるんDAAAAAAAAAAA!!!!」

続きは明後日

一方

白銀「着いた……みたいだね」

赤松「ここは……」

SEエックス「ここは……イレギュラーハンター本部前DA!!」

百田「随分とでけータワーだな……」

入間「……ぷっ!!」

入間「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

白銀「い、入間さん!!?」

赤松「ゼEROくんみたいな笑い方してどうしたの!!?」

入間「だって……テメーらのアバター……」

入間「すっげー不細工だからよーーー!!! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

百田「そういうオメーも似たようなもんだろ!!」

入間「え、ええっ!? オレ様は可愛いだろ!!」

SEエックス「お前はデブDA」

白銀「ね、ねぇ。 とりあえずその話は後にして……」

白銀「今は思い出しライトを探さない?」

赤松「うん、それに賛成だよ!!」

SEエックス「よし、タワーの中に入ろう」

SEエックス「タワーの中の構造も……俺が知ってるのと全く一緒だ」

百田「こんなのをわざわざ作るなんてよ……モノクマはSEエックスの事を知ってるのか?」

SEエックス「分からない……思い出せない」

入間「ケッ、下い事ばっか考えてるから思い出せねーんだろーが」

SEエックス「お前DA!!」

入間「オメーだろ!!」

白銀「どっちもどっち!!」

SEエックス「うるさい!! ちんちん勃起!!」

SEエックス「……あれ?」

赤松「SEエックスくん……?」

SEエックス「勃たなぁい!!(泣)」

入間「あーそりゃそうだろ。 アバターはみんな運動能力が平均化されるよう設定されてたからな」

SEエックス「ふざけるな!!」

入間「だ、だってぇ……別にそのままでも大丈夫だと思ってえ……」

赤松「入間さんがいじる前からそういう設定だったって事だね」

SEエックス「ちんちんをいじる前から……?」

白銀「……SEエックスくん、喋らないでくれる?」

SEエックス「マッゾマッゾ!!///」

入間「あ、マゾで思い出した。 テメーのそのマゾ能力も通用しないからな」

赤松「じゃあ私も!?」

入間「おう、けど心配いらねーよ。 オレ様がヤベーやつは削除しておいたって」

百田「まぁ……だったら心配いらねーな」

ザザッ……

SEエックス「!! 誰だ!!」











VAVA「世界を変える力を持つのはお前じゃない……」

VAVA「この俺だ!! VAVAだ!!! フッハッハッハッ!!!」

SEエックス「VAVA!! どうしてここに!!?」

入間「あーそういや昨日いじった時にそんなNPCがいたなー」

白銀「NPC……? 向こうから危害は加えてこないの?」

入間「ったりめーだろ!! テメーはNPCの意味も分からねーのか!!?」

白銀「だって、ゲームによってNPCの定義は違うし……」

VAVA「ぶっ潰してやる!!」ダッ

百田「お、おい!! こっち来るぞ!!」

入間「え?」

ガン!!

SEエックス「DOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

赤松「SEエックスくん!!!」

SEエックス「マゾバリアがないからいつも以上に痛い!!」

百田「おい入間!! どういう事だ!!」

入間「あ、あれ……? なんで……?」

白銀「ひとまずこれって逃げた方が良くない!?」

赤松「う、うん!! 逃げよう!!」

百田「走れるかSEエックス!!」

SEエックス「大丈夫だ!!!」

VAVA「ぐおおおおおおおおおおお!!!」

SEエックス(なんだ!? 痛がってる……とにかく逃げるチャンスだ!!)







白銀「だいぶ上まで登ったね……」

赤松「入間さん!! 説明して!!」

入間「そ、そんな事言われてもぉ……分からないよぉ……」

百田「本当に昨日、ちゃんとヤバイやつは消したんだよな!!?」

SEエックス「俺が証人DA!!!」

赤松「信用できないね……」

白銀「同じく……」

SEエックス「なんで!!?」

入間「昨日の時点では敵はいなくて……NPCしかいなくて……」

百田「NPCのやつが敵になるように……誰かがいじったって事か!!?」

白銀「でもそんなの……入間さん以外にできっこないよ!!」

赤松「じゃあ……モノクマじゃない?」

百田「かもな、後は王馬とかもあり得るぜ」

SEエックス「あいつら全員イレギュラーだ!!」

ギュピ……

白銀「!! 待って!! また誰か……」

入間「!! あれもNPCだったはず……」











ナウマンダー「マルチが大好きなんだよ!!」

クワンガー「あなたのスペックを見せてもらいましょう」

アルマージ「これ以上は問答無用!!」

ペンギーゴ「チンチンよーく見せるんだぁ!!」

イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

一同「うわあああああああああああ!!

入間「なんだよこの地獄絵図!!!」

SEエックス「後ろからVAVA……前からは8ボス……もう終わりDA!!!」

百田「諦めんじゃねえ!!」

赤松「百田くん……?」

百田「オレがあいつらを引き寄せる!! その間にテメーらは思い出しライトを探すんだ!!」

入間「オメー……囮になるっていうのかよ!!?」

百田「おう!! 頼んだぜ!!」ダッ

SEエックス「百田!!」

百田「……おいロボ共!! テメーらの相手はこのオレだ!!」

ナウマンダー「お前なんのつもりだぁ?」

ペンギーゴ「ちんちん早く見たーい!!///」

赤松「……行こうみんな!! 百田くんの為にも早く探さなきゃ!!」

SEエックス「了解!!!」

ゼEROサイド

ゼERO「くそ……いつもの俺だったらもっと走れるはずが……はぁ……」

ドドドドド!!!








最原「ゼEROくんとも逸れちゃった……」

最原「精子がまだあちらこちらに……」

部下2「コ ロ ス」

最原「!!!」

最原(ダメだ!! 走りすぎて……体が動かない!!)

部下2「オカシターイ///」

最原「うわああああああああ!!!」

最原「……」

最原「……」

最原「……?」

部下2「もっこりちんちん///」

ガン! ガン!

最原「ぜ、全然痛くない……」

最原(もしかして……こいつは弱いのか?)

最原「……」ブン!!

部下2「aaaaah……///」

最原「!!!」

最原「パ、パンチ一発で倒れた……」

東条「……」

部下1「コ ロ ス」

東条「!!」

部下1「コ ロ ス」

東条「……ごめんなさい、私はどうしても……ここをでないといけないの」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

東条「!!!?」

部下1「!!!」ビクッ!!!

東条「……ゼEROくんの声で逃げて行ったわ」

最原「ゼ、ゼEROくんの声!!?」

ゼERO「転送装置DAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

最原「本当!!?」

ゼERO「あいつらが精子を撒き散らしている所為で洞窟はもう崩壊寸前だ!!!」

ゼERO「思い出しライトは諦めてこの世界から出るぞ!! 命優先DAAAAAAAAAA!!!」













茶柱「春川さん、今の聞こえました!!?」

春川「うん、私達も声の聞こえた方へ……」














王馬「この世界ももう終わりかー」

王馬「……じゃあ行こっか、東条ちゃん」

東条「……」

SEエックスサイド

イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

百田「くっ……うるせえなあいつ」

アルマージ「萌ええええええええ///」ドピュッドピュッドピュッ

ドカーン!!

百田「しかも精子はすげえ破壊力だ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

百田「ん? 何の音だ……うおお!!?」

百田「もしかしてこのタワー……傾いてねぇか!!?」

SEエックス「百田!!」

百田「! SEエックス!!」

SEエックス「イレギュラーハンター本部はもう終わりだ!!」

白銀「けど安心して!! 転送装置が見つかったの!!」

SEエックス「このままだと崩壊するぞ!! 思い出しライトは諦めてこの世界から脱出するんだ!!」

百田「……そうするしか……ねえみてえだな」ダッ









白銀「これだよ!!」

百田「おお!! あるじゃねーか!!」

赤松「百田くん!! 無事だったんだね!!」

入間「おせーよ!! オレ様はもう先にイくからな!!」ブォン

SEエックス「ま、待って!!」ブォン

白銀「百田くん達も早く!!」ブォン

百田「みんな行ったか……よし赤松、俺達も……」

赤松「……」フラッ

バタッ

百田「!! 赤松!!」

百田「おい赤松!! しっかりしろ赤松!!」

百田「どうしたんだよ赤松!!返事しろ!!」

ゴゴゴゴゴゴ……

百田「しょうがねえ……オレが担いでやるよ!!」

百田「赤松……絶対死ぬんじゃねえぞ」

イグッ!リード「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

百田「!! やべえ、もうそこまで来てやがる!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

百田「転送装置まで……あと少しだ……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

百田「オレはまだ……オレ達はまだ……」

百田「こんな所で死ぬわけにはいかねえんだああああああああ!!!」











百田「……」

百田「……」

百田(……暗い……)

百田(!! そうか、あの機械付けてるからか)

「うわあああああああああああ!!!」

百田「!!!?」

百田(この声……終一か!!?)

スポッ

百田「終一!! どうした!! 何があった!!!」

SEエックス「どうしてこんな事に……」

百田「!! SEエックス!! 何があったんだよ!!」

入間「……聞いてないのかよ」

百田「は?……何がだよ?」

春川「……死体発見アナウンス」

百田「!!!?」

春川「……まぁ私も聞いてないけどね」

百田「おい!! 誰か死んだのか!!? 嘘だよな!!!?」

春川「本当だよ」

百田「誰だよ……誰が死んだんだよ!!?」

入間「誰が死んだなんて……んなもん見りゃ分かんだろ」

入間「一人だけ……椅子から座ったまんまのやつがいるじゃねーか」

百田「……」

百田「……!!」

百田「おい………嘘だろ? 嘘だって言ってくれよ!!」

ゼERO「殺されたんだ……ここにいる誰かに」

百田「!! 先生……」















赤松「」

ゼERO「楓ちゃんは……ここにいる誰かに殺されたんだ!!」

今日はここまで

モノクマ「ウププププププ!! 起きてしまったね殺人が!!」

王馬「とうとうやっちゃう? 学級裁判!!」

モノクマ「勿論でーす!! 一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!!」

モノクマ「それじゃあ頑張ってねー!!」

ヒョコ

最原「……」

最原「……誰?」

ゼERO「! 最原……」

最原「ねぇ……誰なの? 楓を殺したのは……」

最原「ねぇ!! 誰なの!!」

王馬「ちょっと最原ちゃん!! 犯人に自白させようとしないでよ!!」

王馬「これから学級裁判が始まるっていうのにさ!!」

春川「冷静にならないと見える物も見えなくなるよ」

春川「捜査はあんたが一番適してるんだから……あんたがそんなのだったらみんな全滅しちゃうよ」

最原「……」

春川「全滅しちゃったら……天国にいる赤松が浮かばれないよ」

最原「……」

ゼERO「……そういう事だ。 こういう時こそ冷静にならないといけないんだ」

ゼERO「俺も協力するぞ、最原」

最原「……」

最原(そうだ、楓の為にも……ここで立ち止まっちゃいけないんだ!!)

最原(絶対に……犯人を暴いてやる!!)

茶柱「ぎゃああああああああああ!!!」

最原「!!! 茶柱さん!! どうしたの!!?」

茶柱「す、すいません……し、死体が……」

最原「死体……?」

最原「……!!」

最原(こ、これは……)

きめぇゼERO「」

最原(きめえゼEROくんの死体!!)

入間「……」

入間「なんで……きめぇゼEROが……?」

ゼERO「!!! こいつは……俺の体内にいるはず……」

モノタロウ「お父ちゃんお母ちゃん!! ごめんなさい!!」

モノタロウ「オイラが踏んじゃったんだ!!」

ゼERO「なん……だと……?」

入間「……」

白銀「い、入間さん……」

最原(無理もない……彼女は彼といつも一緒だったんだ)

最原(……彼の死は楓の死と関係があるのか?)

モノタロウ「ごめんなさい!! 煮るなり焼くなり好きにしてください!!」

入間「……じゃあ死ねよ」

モノタロウ「え?」

入間「じゃあ今すぐここで死んで詫びろよ!!」

入間「きめぇゼEROはな……いつもオレ様の頭にいて……いつもオレ様のサポートをしてくれてて……」

入間「こいつは何もしてねえのに……テメーはあっさりと殺しやがって……」

入間「死ねよ!! 今すぐ死ね!!」

モノタロウ「う、ううう~……」

モノクマ「はいストップ!! 我が子を虐めないでくれる!!?」

入間「うるせえ!!!」

ガシッ

ゼERO「……」

入間「ゼERO……」

ゼERO「……」

チュウ!!

入間「んん!!?///」

SEエックス「なんでだよ!!」

王馬「流石イレギュラー!! この状況でキスなんて狂ってるねー!」

ゼERO「今俺達にできる事は……最原に協力する事、そして邪魔しない事だ」

最原「ゼEROくん……」

入間「……」

ゼERO「……大人しくしよう」

入間「……うん」

最原「……」

百田「終一!! オレも何か手伝える事はねーか!?」

茶柱「転子もできる事があればなんでもしますよ!!」

東条「……勿論私もよ」

最原「みんな……ありがとう」

最原(待っててね楓……)

最原(僕が必ず……仇をとる)

数十分後

モノクマ『捜査終了でーす!! 裁きの祠まで来てくださーい!!』

白銀「えっ!? もう!?」

春川「最原、犯人の目星は?」

最原「まだ分からない……でも学級裁判で……必ず突き止めるよ」

百田「よおし!! じゃあ行こうぜ!!」

SEエックス「……」

SEエックス(オナニーなんてしている場合じゃない……)

SEエックス(この子達の為にも……俺も勃っていないと!!)

ゼERO「……」

ゼERO(俺と同じイレギュラーであることを受け入れた楓ちゃん……)

ゼERO(思えば最初にレイプしようとしたのも彼女だった)

ゼERO(楓ちゃんを殺したイレギュラーを……ここで処分する!!)

裁判所

モノクマ「はーい!! ようこそー!!」

モノクマ「ここに来るのも久しぶりだねー!!」

モノクマ「じゃあ早く席についてー!!」

ゼERO「……」

ゼERO「やっぱり美兎ちゃんの隣DAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「///」

茶柱「ゆ、夢野さんと約束しましたから……嫌がってはいけませんね……」

SEエックス「転子ちゃん、俺の隣来る? 俺、隣に誰もいないんDA」

茶柱「結構です」

SEエックス「なんで俺は普通に嫌がるの!!?」

王馬「んじゃあ早速学級裁判始めよう!!」

王馬「あのね、オレは百田ちゃんが犯人だと思う!!」

百田「いきなりすぎだろ!! つーかなんでオレなんだ!!?」

王馬「だってさー、B班でプログラム世界から帰って来たのって百田ちゃんが最後じゃん?」

王馬「ほかの三人が現実世界に戻った後に殺したんじゃないのー?」

SEエックス「そんな訳あるかー!!」

百田「ああSEエックスの言う通りだ!! オレは赤松を殺してなんかいねーよ!!」

白銀「少なくとも……私が転送装置を使う前はまだ赤松さんは生きていたよ」

白銀「その後……百田くんはどうしたの?」

百田「その後は……赤松が急に倒れたんだよ」

王馬「うわー怪しー」

SEエックス「最後まで話を聞け!!」

百田「んで、赤松を担いで転送装置に入った……」

茶柱「どうして倒れたかは分からないんですか?」

百田「ああ……」

春川「プログラム世界の敵に……遠隔攻撃でやられたとか?」

東条「ちょっと待って、気になる事があるわ」

ゼERO「なんだ斬美ちゃん」

入間「……」

入間(ゼERO……ついこの間だったら『俺のちんこが気になるのか?』とか言いそうだったのに……)

入間(こんなに逞しくなっちゃって……素敵///)

入間(ああでも!! アタシの前ではバンバン下ネタ言って欲しいなぁ……言葉攻めして欲しいなぁ///)

王馬「じゃあ入間ちゃんが犯人だね!!!」

入間「!!!?」

入間「はぁ!? ふざけんなよ!! なんでオレ様が犯人なんだよ!!」

王馬「え? 今の話聞いてなかったの?」

春川「聞いてないんじゃない? 上の空だったよ」

入間「す、すみましぇん……」

SEエックス「もしかして……俺で妄想してたのか?」

茶柱「話の腰を折らないでください!!」

ゼERO「俺が解説しよう美兎ちゃん」

入間「ゼERO///」

ゼERO「たった今、もしプログラム世界の敵に殺された場合、クロは誰になるか……という疑問が生まれた」

ゼERO「今モノクマに聞いたら、プログラムをいじったやつがクロになる……だそうだ」

入間「それで……なんでオレ様が犯人?」

王馬「お前がプログラムをいじったからだよ!!」

入間「で、でも!! 違うんだって!!」

入間「オレ様が昨日いじった状態と……今日の状態は全然違ったんだ!!」

入間「だからオレ様の後にいじったやつがいるんだって!!」

春川「じゃあ……敵に殺されたって事になると……犯人はモノクマになるね」

モノクマ「失礼な!! 僕は初期状態の時以外はいじってません!!」

王馬「じゃあ入間ちゃんが嘘ついてるんだね!!」

ゼERO「くだらねぇ事言ってんじゃねえ!!」

最原「ねぇ……さっきから敵の話ばかりしてるけど……」

最原「本当に敵に殺されたの?」

王馬「そりゃあモノクマファイルに腹を一発ぶん殴られて即死って書いてあるもん」

最原「でも……百田くんは敵にやられてないって……いきなり倒れたって……」

百田「ああそうだ、赤松は敵にやられちゃいねーよ」

王馬「じゃあ百田ちゃんが腹パン?」

百田「してねーって!!」

最原「それよりも気になる事があるよ」

SEエックス「なんなんだ……?」

最原「入間さん、さっき捜査の時にプログラムを調べてたよね?」

最原「どういう状態だったか詳しく教えてもらえないかな?」

入間「……ケッ、しょうがねぇな。 馬鹿なテメーらに分かりやすく教えてやるよ」

入間「まず……NPCは全部敵に設定されてた」

入間「ついでに言うと……能力値もバラバラだった」

茶柱「能力値……?」

入間「あーだからー、敵によってめちゃくちゃ強かったりめちゃくちゃ弱かったりするやつがいたって事だよ」

百田「はぁ!!? じゃああいつら弱かったのかよ!!?」

入間「いや、オレ様が行った世界のやつはみんなヤバイやつだったぞ」

入間「ゼEROの方の世界は……二人ぐらいいたかな、めちゃくちゃ弱いやつ」

春川「……あの中にいたんだね、弱いやつ」

ゼERO「そうみたいだな」

最原「……」

入間「あ、それともう一つ」

百田「なんだよ、まだなんかあんのか?」

入間「オレ様達アバターと……敵の体力がリンクするようになってた」

SEエックス「???」

入間「……しょーがねーな。 耳かっぽじって聞けよ」

入間「ようするに、とあるアバターがダメージを受けたら、とある敵もダメージを受けるって事だよ。 逆も然りな」

最原「!!!」

東条「一人一人振り当てられてたのかしら?」

入間「おう、ランダムに振り当てられる設定になってた。 A班のアバターはB班の敵、B班のアバターはA班の敵……って設定だったな」

入間「例えば今回は……ゼEROはオレ様んとこにいた紫のやつで……SEエックスはハゲのおっさんだったな」

ゼERO「シグマ……」

SEエックス「VAVA……」

SEエックス「!! そういえば……VAVAがいきなり悶え始めたんだ」

SEエックス「もしかして……その時に、ゼEROはダメージを受けていたのか?」

ゼERO「!! 確かに俺はシグマに殴られてダメージを受けた……」

ゼERO「そういえば……シグマが俺の前に現れた時はやけに苦しそうだったな……まさかSEエックス……」

SEエックス「うん、俺はVAVAに殴られたんだ」

王馬「あ!! じゃあこれ犯人分かるじゃん!!」

王馬「百田ちゃんが言ってる事が本当だと……」

王馬「赤松ちゃんがいきなり倒れたのは誰かが敵を倒したからじゃない!? 赤松ちゃんとリンクしたやつをさ!!」

最原「……」

百田「終一……どうしたんだ? 顔が青いぞ?」

最原「……」

百田「もしかして……また真実を暴くのが怖くなったのか?」

百田「だったら気にする事はねー!! テメーはテメーが思った事を言えばいいんだ!!」

百田「言った後の事はオレに任せろ!!」

最原「……僕だ」

百田「……は?」

最原「犯人は……僕かもしれない」

百田「はぁ!!? な、何言ってんだよ!!?」

モノクマ「はいここでCM挟みます!!」

なすの「高宮なすのです」

なすの「私が歌うてーきゅう2期主題歌CD、『メニメニマニマニ』絶賛発売中!!」

なすの「リミックスバージョン、特典ドラマも収録!!」

なすの「買ってくれたら私の身体を好きにしていいですわ!!」

なすの「アーススターレコード」

今日はここまで

ゼERO「最原……どういう事だ?」

最原「僕……倒しちゃったんだ」

最原「プログラム世界で……敵を」

百田「お、おい……嘘だよな?」

最原「楓の死因は腹部に一発殴られて即死だったけど……」

最原「実際に僕も敵のお腹を殴って倒したんだ」

春川「じゃあ……赤松を殺したのは……」

茶柱「最原さん……って事ですか?」

百田「いいや!! オレは信じねーぞ!!」

最原「も、百田くん……?」

百田「終一!! テメーは勘違いしてんだ!! テメーが赤松を殺すわけねーだろ!! 何かの勘違いだ!!」

ゼERO「……最原、その倒した敵というのは?」

最原「ゼEROくんが……部下って言っていた敵だよ」

ゼERO「……美兎ちゃん、部下とリンクしていたアバターは?」

入間「……」

入間「……バカ松」

百田「なっ!!!?」

王馬「はい、これで決まりだねー!!」

最原「僕が……僕が楓を殺したんだ……」

茶柱「ま、待ってください!! 確か部下って二人いましたよね!!?」

王馬「どっちとか関係ないよ。 死んでる人が一人……最原ちゃんの証言……これでもう犯人は最原ちゃんで決まりだよ」

百田「待ってろ終一!! オレがテメーの無罪を……」

最原「百田くん!!!!」

百田「!!!!」

最原「僕は……楓と約束したんだ」

最原「怖くても……真実と向き合わなきゃいけないって……」

百田「……」

モノクマ「結論も出たようだし、投票タイム行きましょーーーーー!!!」

モノクマ「はい、だいせいかーーーい!! 赤松さんを殺したのは最原くんでしたーーーーー!!!」

百田「……クソがぁ!!!」

SEエックス「どうしてこんな事に……」

王馬「そっか……みんなを引っ張ってきた最原ちゃんが死んじゃうんだね」

最原「……」

白銀「あんまりだよ……殺すつもりがなかったのに……殺しちゃうなんて……」

白銀「しかも殺した相手が……恋人だなんて……」

最原「……う」

最原「うわあああああああああああああああああ!!!」

最原「楓!! 楓!! 楓!!!」

最原「ごめん……僕は……僕は君を……」

ゼERO「……」

入間「……ゼERO」

ゼERO「?」

入間「アタシがもう一回コンピュータを見ておけば……こんな事にならなかったのかな」

ゼERO「……過ぎた事を言ってもしょうがない」

SEエックス「モノクマ、プログラムをいじって……絶対にユルサナーイ!!!」

モノクマ「だーかーら!! 僕じゃないって!!」

最原「……」

最原「もう一人いる」

ゼERO「何?」

最原(死ぬまで……約束を果たさないといけない)

最原(例え僕が……殺人犯でも!!)

最原「……入間さん以外にもプログラムをいじれた可能性のある人がいるんだ」

春川「……誰なの?」

最原「それは……」













最原「東条さんだよ」

ゼERO「エッ!!?」

東条「……私?」

東条「どうしてそう思うのかしら?」

最原「君は色んな人に仕えていたんだよね?」

最原「もしかしたらなんだけど……プログラマーになりたい人に依頼されて……その人をサポートする為にある程度知識を身につける必要があって……」

東条「……ただの推測でしかないわね」

王馬「最原ちゃんよく分かったねー!! プログラムいじったのは東条ちゃんだよ!!」

東条「!!!」

東条「……どういうつもりかしら」

王馬「オレがね!! 東条ちゃんに依頼したの!!」

王馬「入間ちゃんが平和な世界にしちゃったからコロシアイが起きるように設定してくれって!!」

王馬「そしたら喜んで書き換えてくれたよ!! 流石超高校級のメイド、なんでもできちゃうね!!」

百田「テメー……東条まで巻き込みやがって……本当はテメーがやったんだろ!!」

王馬「まーオレの命令の元で東条ちゃんが動いてくれたから、オレがやったって言っても過言じゃないかもねー」

百田「東条は何もやってねーってつってんだよ!!」

王馬「東条ちゃんはね……誰よりもここから出たかったんだよ」

王馬「だから協力してあげたんだ、コロシアイの舞台を作ろうと思って」

王馬「モノクマも喜んで承諾してくれたよ!!」

王馬「ああ、勿論条件はつけたよ。 モノクマにはオレと東条ちゃんは同じ班にするようにって。 東条ちゃんには体力のリンク先も違う世界の方にするようにって」

春川「モノクマと……組んでいたの?」

王馬「まぁ、ゼEROが邪魔して東条ちゃんは誰も殺せなかったんだけどねー」

ゼERO「俺が……どういう事だ?」

王馬「東条ちゃんが敵を殺そうとした時にね、ゼEROが大声を出した所為で敵が逃げちゃったんだよ」

王馬「オレ知ってるよ、遠くから見てたもん」

東条「……」

春川「……東条は何か言い返さないの?」

東条「……飛んだ濡れ衣を着せられたわね」

王馬「……成る程ね、オレが裏切ったからそっちもシラを切るつもりだね」

王馬「いーよもう!! 東条ちゃんは用済みだし!!」

王馬「さぁモノクマ!! さっさとオシオキ始めない!?」

モノクマ「そうだね!! 始めよっか!!」

最原「!!」

百田「おい!! 裁判はまだ終わってねぇぞ!!」

SEエックス「いやもう終わりDA!!」

最原「……百田くん、もう終わりだよ」

ゼERO「ああ、もう終わりだ」

百田「なんだよ……なんでだよ!!」

最原「百田くん……今までありがとう」

最原「君がいたから……僕はここまで来れたんだ」

百田「ふざけんなよ……最後みてーな言い方すんなよ!!」

最原「春川さんも……ゼEROくんも……今までありがとう」

春川「……」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」

最原「ごめんみんな、僕はここまでだけど……」

最原「必ず首謀者を見つけて……ここから出てね!!」

茶柱「……分かりました」

白銀「うん……約束する」

春川「あんたの事……絶対忘れないから」

モノクマ「じゃあ行ってみましょう!! オシオキターーーーーーーーーイム!!!」

モノクマ「最原くん……今、楽にしてあげるよ」

百田「……終一いいいいいいいいいいいいい!!!」

最原「……」

最原(楓……本当にごめん)

最原(僕は君を……幸せにできなかった)










最原「……ここは?」

赤松「終一くん」

最原「!!! 楓!!!!?」

赤松「私でシコれよ」

最原「!! え……」

赤松「いいからここで私でシコれよ」

赤松「射精したら殺すのはなしにしてあげるから」

最原「!!? 本当!!?」

赤松「うん」

最原「わ、分かった……今すぐ射精するよ!!!」

最原「……」シコシコ

最原「……」シコシコシコシコ

最原「……あれ? 勃たない……」

赤松「殺す」

最原「ま、待って!! もうすぐ射精するから!!!」

最原「勃て……勃て……」シコシコシコシコ

最原「なんでだよ……なんで勃たないんだよ!!」シコシコシコシコ

最原「勃てって!! 言ってるだろ!!」シコシコシコシコ

モノタロウ「オイラでシコってよ!!」

最原「ふざけるな!! お前なんかで……」

ドピュッ

最原「……は?」

最原は死んだ。楓ちゃんの形をしたロボットに。

俺達の目の前で死んでしまったのだ。

モノクマ「エクストリーーーーーーム!!」

百田「うおおおおおおおお!!!」ダッ

春川「!!!」

ガシッ

春川「落ち着いて百田!!」

百田「落ち着いてられるか!!」

百田「終一も……赤松も……死んじまったんだぞ!!」

百田「オレはモノクマをぶん殴って……あいつの仇を取らなきゃいけねえんだ!!」

春川「今ここで暴力を振るっても無駄死にするだけだよ」

春川「最原もそんなのは望んでないよ」

百田「じゃあどうしろっていうんだよ!!!」

SEエックス「しゃぶれ!!」

百田「!!!?」

百田「なんだよテメー……よくこんな時にふざけてられるな」

SEエックス「い、いいからしゃぶるんだ!!」ガタガタ

春川「声が震えてるよ」

ゼERO「!! SEエックス……お前まさか……」

ゼERO「この空気を和ませる為に……笑いを取ろうとしているのか?」

SEエックス「そうだ!! それが俺の使命だ!! 悪いか!!」

百田「……」

春川「血が上ってるあんたなんて誰も見たくないって事だよ」

茶柱「転子も気持ちは同じです。 モノクマを投げたくてたまりません」

茶柱「ですけどそれは……なんの解決にもなりません」

入間「オレ様がもうすぐ脱出できるすげーアイテム作るから待ってろって」

入間「だから大人しくしろっつーの」

百田「お前ら……」

王馬「けどみんな残念だったねー、思い出しライトが手に入らなくて」

王馬「……折角オレが動機を再利用したのにさ」

白銀「……へ?」

ゼERO「おい、どういう事だ?」

王馬「実はさ、あのカードキーで……」

王馬「外の世界の秘密が分かっちゃったんだよねー!!」

SEエックス「なんだって!!!??」

王馬「折角だから、この外の世界秘密の記憶の思い出しライトをモノクマに作ってもらって……」

王馬「それをコロシアイシミュレータに入れたんだ!!」

王馬「まぁオレ一人じゃできないから東条ちゃんに協力してもらってね!!」

王馬「ま、外の世界がどうなってるかもその内分かるだろうけどね!!」

王馬「じゃあオレもそろそろ準備に取り掛からないと!! じゃーねー!!」

タッタッタッ……

茶柱「王馬さん……行ってしまいました」

入間「あいつ何考えてんだよぉ……怖えよぉ……」

百田「……」

春川「百田、ここにいても仕方ないよ。 私達も外に出よう」

百田「……」

百田「……ハルマキ、オレは諦めねえぞ」スタスタ……

春川「え……?」

SEエックス「ゼERO、俺達はこれからどうすれば……」

SEエックス「楓ちゃんも……最原も死んじゃった……」

ゼERO「……俺達が……あいつらの希望にならなきゃいけないのに……」

ゼERO「俺は……俺は……一体なんの為に……」

ゼERO「戦っているんだああああああああ!!!!」

SEエックス「……」

SEエックス(いつも聞くゼEROのこのセリフ……同じセリフでも……今までと違うような気がする)

SEエックス(俺は……俺達は……どうすれば……)

ゼEROの個室

ゼERO「……」

ゼERO(オナニーをする気が……全く起きない)

ゼERO(いや……寧ろここで起きる方がイレギュラーなのだろうか)

コンコン

ゼERO「! 誰だ」

ガチャッ

春川「……」

ゼERO「あずにゃん……」

春川「中庭」

ゼERO「中庭……? まさかトレーニングか?」

春川「それ以外に何かある?」

ゼERO「……すまない、そんな気分では……」

春川「……あんたも?」

ゼERO「『も』?」

春川「こういう時こそ……トレーニングをするんじゃないの?」

ゼERO「……」

春川「百田も待ってるから、早く来て」

春川「あんたの好きな自慰トレーニング、好きなだけやっていいからさ」

ゼERO「……ああ」

中庭

ゼERO「遅れた、すまない」

百田「! 先生……」

ゼERO「……」

百田「……」

ゼERO「……」

春川「……」

春川「やろう」

百田「ハルマキ……」

春川「私達が止まってる姿なんて……あいつは見たくない筈だよ」

百田「……」

百田「……おし!! やるか!!!」

百田「オレは……止まっちゃいけねえんだ……それが宇宙に轟く百田解斗なんだ……」

百田「ボスのオレがくよくよしてたら……助手もくよくよしちまうしな!!」

百田「いいかハルマキ!! 今日こそ勝つからな!!」

ゼERO「俺も負けてられないな」

百田「!! 先生……?」

ゼERO「俺もオナニーではなく腹筋と腕立てをしよう」

ゼERO「俺は今まで……ふざけ過ぎてたのかもしれん」

春川「ゼERO……」

春川「あんた……変わったよね」

春川「さっきの裁判の時もそう……今まではどんな時でも下ネタを躊躇ってなかったのに」

春川「まるで……別人みたい」

ゼERO「もう……あの時の俺とは違う」

百田「いや……そんな事やる必要はねぇよ」

ゼERO「百田……?」

百田「テメーはどんな時でも下ネタばっか言って……周りを和ます……」

百田「それがオレの知ってる先生だ!!」

百田「ここまで来たなら最後まで自分を貫きやがれ!!」

春川「何それ……意味分かんない」

ゼERO「全くだ。 だが……そのめちゃくちゃさに俺達は今まで助けられたんだ」

春川「……そうだね」

百田「さぁテメーら!! 何喋ってやがる!! やろうぜ!!」

春川「はいはい」

ゼERO「……」

ゼERO「俺のオナニー見せてやる!!」

数十分後

春川「今日も私が一番」

百田「明日だ!! 明日こそ勝つ!!」

百田「差もちょっとずつ縮まってんだ!! 明日こそ必ず……」

春川「……ふふ」

百田「な、何がおかしいんだよ!!?」

春川「……いつものあんたに戻って良かったって思って」

百田「!」

ゼERO「あずにゃん……」

百田「……悪かったな」

百田「ハルマキの言う通りだ、こんなオレの姿なんて……終一、いや、死んだみんなは見たくねえ」

百田「オレがテメーらをまとめねーと何も始まらねえ!!」

百田「……ハルマキ、オレは諦めねえ」

百田「今日はもう遅いから……明日、テメーの研究教室に入らせてくれねーか?」

春川「私の? どうして?」

百田「詳しいことは明日話す」

ゼERO「オレも仲間に入れてくれ!!」

百田「ああ、いいぜ!!」

百田(オレは必ず……あいつをぶっ潰す!!!)

春川「お休み」

百田「また明日な!!」

ゼERO「お休み」

バタン!!

ゼERO「二人とも部屋に入ったか……俺も……」

ガチャッ

ゼERO「……ん?」

SEエックス「……! ゼERO」

ゼERO「どうしたSEエックス、眠れないのか?」

ゼERO「まぁ……眠れないのが普通だけどな」

SEエックス「……」

SEエックス「ゼERO……俺は疑問に思ってしまったんだ」

ゼERO「何をだ?」

SEエックス「今日のゼEROを見て……俺は変わらなきゃいけないと思ったんだ」

SEエックス「どうすれば……変われる事ができる?」

ゼERO「……必要ない」

SEエックス「え?」

ゼERO「お前は……いや、俺達は変わる必要はない」

ゼERO「今まで通り下ネタで暴れまくる……それが今の俺達にできる事だ」

ゼERO「もしかしたら世界は……イレギュラーとイレギュラーハンターが両方存在してこそ成り立つかもしれない」

SEエックス「ゼERO……」

SEエックス「……」

SEエックス(こいつ何言ってるんだ?)

SEエックス(なんか真面目に考えるのがバカらしくなったな……今まで通りチンチン勃起しまくろう)

入間の研究教室

入間「……」ギュイーン……

入間(見てて……きめぇゼERO)

入間(もう少しだ……もう少しで……)












東条「……」

東条(どうして……? どうしてこうも上手くいかないの?)

東条(私は……今すぐここから出たいのに!!)











王馬「……」

王馬「さぁて……そろそろ時間だよ」

CHAPER 4 気だるなお~おなるだけ

END

残り9人

続きは漁って

モノタロウは死んだかな?

>>784>>785の間

赤松「ふーん……終一くんってケモナーだったんだ」

最原「ご、誤解だよ楓!! 今度こそ……今度こそ君で……」

赤松「浮気は……絶対に許さない」

最原「!! ま、待って!! 話せば分か……」

グサッ!!!

モノタロウ「うわーー!!」

赤松「あんたも殺す」

モノタロウ「えっ!!?」

グサッ

モノタロウ「」バタッ

>>802
死にました

シグマ「どうだ様子は?」

部下1「隊長!!」

シグマ「愛の鍵を持っていった赤いイレギュラーはどこだ?」

部下2「は、はい!! あちらの扉の中に……」

シグマ「ご苦労……後は私がやる」

部下1「隊長自らが……?」

シグマ「これ以上お前達に犠牲が出ては困るんでな」

スタスタ……

部下2「プリケツダァ……」

ウィーン……















ゼERO「お前の事が好きだったんだよ!!」

SEエックス「アン///」

シグマ「うわあっ!!?」

















ゼERO「……はっ!!」

ゼERO「……」

ゼERO「また……あの夢か」

CHAPER 5 負けない愛も青春もない旅立ち

次の日

春川の研究教室

春川「ここをこうやって……そしたらその後は……」

百田「ああ……成る程な」

ゼERO「……」

ゼERO(まさかボウガンの使い方を教えてくれ……だなんてな)

ゼERO「……俺のボウガン♂は使わないのか?」

百田「使わねーよ!!」

百田「よし!! 大体分かった!!」

モノクマ「じゃあ分かった所でいいかな!?」ヒョコ

ゼERO「いきなり現れやがって……なんだ?」

モノクマ「新しく開放された部屋のお知らせでーす!!」

ゼERO「何……?」

















百田「おい……これって……」

春川「本当……なの……?」

ゼERO「……」

モノクマから部屋が開放されたというお知らせを受けた俺達は、二手に分かれて調べる事にした。

俺、百田、あずにゃんは開放された百田の研究教室にいる。

そこには、以前思い出しライトに出てきたゴフェル計画について書いてある書類があった。

ゼERO「『ゴフェル計画とは人類を守る為の計画である』」

ゼERO「『その才能を持つ者は選ばれし超高校級の生徒である』」

ゼERO「『彼らを未来の希望の種として新たな地へ向かわせる事がこの計画の主旨となる』」

ゼERO「……書類に書かれているのはこれで以上だ」

春川「ゴフェル計画は……人類が生きていく為の計画だった……って事?」

ゼERO「……重要なプロジェクトだったって事だ」

一方……

SEエックス「これは……メカニロイド?」

東条「……エグイサルよ」

茶柱「それにしても……どうして彼はこんな事を?」

SEエックス「……分からない」










白銀『エグイサル格納庫が開放!!?』

モノダム『ゼンエネルギーカイホウ!!』

茶柱『そんな事言ってませんよね!?』

SEエックス『どうしてそんな事を……?』

モノクマ『いやーそんな事僕はやりたくなかったんだけどね?』

モノクマ『でも後一人……たった一人の息子の頼みだから……仕方ないよねー!!』

モノクマ『いやー僕って親バカだなー』

白銀「いくらエグイサルがモノクマーズにしか使えないからって……」

SEエックス「こんな所を開放させて……何の意味があるんだ?」

東条「……調べられる所は調べたわ」

茶柱「じゃあ……一旦食堂へ戻りますか?」

SEエックス「ああ、そうしよう」

食堂

二手に分かれた俺達は食堂で一旦集合し、何を見たのかを報告した。

ゼERO「しかし……モノクマもサービス精神旺盛だな」

SEエックス「エグイサルをいじってみたけど……やっぱり操れなかったよ」

春川「……第1モノダムはどうしてそんな事を?」

茶柱「というか……あの人って誰かがオシオキされる度にモノクマーズを殺してませんでした?」

東条「……彼の目的はなんなのかしら」

ゼERO「……」

茶柱「所で……入間さんは?」

ゼERO「現在開発中だ」

SEエックス「開発……?」

春川「もしかして……ここから脱出する為の?」

ゼERO「ああ、みんなだけじゃなくて……俺も立ち入り禁止らしい」

百田「そりゃ本格的にやってんな……」

茶柱「……それって王馬さんがここにいないのも関係あるんですか?」

百田「……あいつの事は気にすんな、いてもオレ達の輪を乱すだけだ」

東条「……」

東条(入間さん……国民の未来は……貴女にかかってるわ)

百田「……よし、モノクマはもういねーな」

SEエックス「……百田?」

百田「テメーら、体育館に行くぞ」

百田「先生は入間を呼んできてくれ」

ゼERO「構わん」

白銀「体育館で何かするの?」

百田「詳しい事は体育館で話す」

百田「後は……一応王馬も見つけたら体育館に来るように言っといてくれねーか?」

茶柱「……分かりました」

百田「……ハルマキ。 テメーの研究教室にある武器、全部持っていくぞ」

春川「!! まさかあんた……」

百田「……どうやらテメーはもう分かってるみてーだな」

体育館

百田「よし!! 全員いるか!!!?」

東条「……王馬くん以外はいるわ」

白銀「うん……あちこち探したけど……どこにもいなかったよ」

春川「ほっといていいよ、あんなやつ」

入間「ケッ、作業中の天才を呼ぶとはいい度胸じゃねえか」

入間「まぁゼEROが呼んできてくれたから許してやるよ」

SEエックス「百田、何を始める気だい?」

百田「ここにあるのはハルマキの研究教室にあった武器だ」

百田「これだけありゃあ……モノクマもぶっ倒せるぜ!!」

茶柱「た、戦う気なんですか!!?」

百田「当たり前だ!! あいつをぶっ倒せば……このコロシアイも終わるだろ!!」

入間「このチンカス!!」

百田「ああ!!? 誰がチンカスだぁ!!」

入間「そんなの使う必要ねえんだよ」

ゼERO「美兎ちゃん……?」

入間「……けけ、ついにできちまったんだよ」

ゼERO「赤ちゃんか?」

入間「そ、それだったら嬉しいけど……残念ながら違うんだ///」

茶柱「いいから早く本題に入ってください!!」

入間「焦んなって!! いいから見やがれ!!」

バン!!

入間「これがオレ様の究極発明品……エレクトハンマーだ!!!」

東条「もしかしてこれが……貴女が言ってたここを脱出する為のアイテム?」

ゼERO「美兎ちゃん……ついにできたんだな!!」

入間「こいつで叩いた電子機械は停止するんだ!!」

入間「つまりデスロードにある機械を全部こいつでぶったたちまえば……」

入間「あっという間にここから出られるってわけだー!! ヒャーヒャッヒャッヒャッ!!」

ゼERO「サスガダァ……」

SEエックス「それは部下の台詞DA!!!」

入間「だろ!!? 天才だろ!!?」

百田「マジか……すげーじゃねーか入間!!!」

東条「そうと決まれば……裏庭に行くべきね」

入間「……いや、その前に……」

茶柱「な、なんですか?」

入間「ゼEROとシタイ!!」

春川「は?」

ゼERO「SEXDAAAAA!!!」

白銀「ゼEROくんのその台詞、久々に聞いた気がする……」

ゼERO「……百田、これでいいんだよな?」

百田「お、おう……」

入間「愛の鍵買ってぇ!! ここを出る前にしたい!!」

春川「そんなの……ここを出てからでいいじゃん」

茶柱「外でやれば殺される事もありませんしね……」

入間「……」

入間「あ、そうだ」

SEエックス「バカジャネーノ!!?」

入間「バカはテメーだろこのウンコ!!!」

白銀「小学生並の暴言!!!?」

入間「王馬のヤロー……嘘つきやがって」

白銀「嘘……?」

入間「実はエレクトハンマーを作ってる時に……王馬にある物を作れって言われて……」

入間「愛の鍵をくれるのを条件に……承諾したの」

入間「んで、いざ作って渡したら……もう使っちゃったって」

百田「な、何を作ったんだよ?」

王馬「そんなのなんだっていいじゃん」

ゼERO「エッ!!?」

東条「王馬くん……」

春川「まさか……あんたが手に持ってるそれが……」

王馬「それより早く地下に行かないの? ここから出たいんでしょ?」

ゼERO「……何を企んでいる」

王馬「さーて、なんだろうねー?」ダッ

百田「あ!! テメー待ちやがれ!!」

茶柱「……入間さん、彼には何を作ってあげたんですか?」

入間「……エグイサルを操るリモコンと……エレクトボム」

SEエックス「調教リモコンに……金玉爆弾だって?」

白銀「難聴とかそういうレベルを超えてるね……」

百田「あ、あいつはなんでそんなもん作らせたんだ!!?」

入間「わ、分からない……いいから黙って作れ豚って」

白銀「そ、それで作っちゃったんだ……」

入間「だってどうしてもゼEROとヤりたかったんだもん!!!」

ゼERO「美兎ちゃん……///」

SEエックス「性欲に溺れた哀れな民間人だ……」

茶柱「……あなたが言っても説得力皆無ですよ」

春川「ねぇ……エレクトボムはどういう効果があるの?」

入間「な、投げたら電波を妨害する粒子を周囲にばら撒いて……」

入間「直径50メートル以内のセンサーやレーダーが使えなくなるって爆弾……」

SEエックス「あれ……? その機械も使えば尚更脱出しやすくなるんじゃないか?」

百田「いや……あいつの事だ、何か考えてるんじゃないか?」

春川「そんなのどうでもいいよ」

春川「あいつがエグイサルを操ってやってこようが……このエレクトハンマーを使えば平気だし」

茶柱「転子のネオ合気道もありますからね!!」

SEエックス「俺もいるからね!!」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」

東条「そうと決まれば行きましょう、今すぐに」

入間「やけに焦ってんな、メイドババア」

白銀「当たり前だよ……総理大臣のメイドだもん」

SEエックス「ババアだと!? 何を言っている!!?」

百田「よし!! 行くぞ!!」

ゼERO「ああ」

茶柱「はい!!!」

ゼERO(もう少しだ……楓ちゃん、最原、秘密子ちゃん、アンジーちゃん、etc...)

ゼERO(俺達は必ず……ここからヌけだす!!)

今日はここまで

デスロード前

茶柱「遂に来ましたね!!」

入間「テメーら、ハンマーは持ってるよな!!」

SEエックス「勿論DA!!」

入間「テメーが握ってるそれペニスだろ!!」

SEエックス「はは、ごめん☆」

春川「……馬鹿やってないで早く行こう」

ゼERO「出撃DAAAAAAAAAAA!!!」

こうして俺達はエレクトハンマーを駆使し……奥へと進んでいった。

ゼERO「シコシコシコシコ」ドピュッ

茶柱「それやる意味あるんですか!!?」

そして……俺達は遂に……











百田「おい……あれって……」

白銀「扉だ……扉だよ!! 外に出られるよ!!」

SEエックス「やったぜ!!。」

東条「モノクマは来てないわよね?」

春川「大丈夫、来てない」

ゼERO「……このコントロールパネルで開けるようだな」

百田「よし!! 早く開けようぜ先生!!」

ウィーン……

入間「やっと……外に……デるぅ!!」

しかし扉が開いた瞬間、俺達が口にした一言は……












ゼERO「は?」

『は』だった。

春川「……何……これ……?」

百田「……宇宙? 宇宙か?」

白銀「……!! 息が!!」

東条「……ゼEROくん!! 早く閉めて!!」

ゼERO「了解!!!」

バタン!!

SEエックス「どういう事なんだ……?」

王馬「あはははははははは!!!」

ゼERO「!!!!!?」

百田「王馬……」

王馬「いやーみんな、今までご苦労さん」

王馬「コロシアイはこれで終わりだよ!!」

SEエックス「何を言っている!!?」

王馬「はぁ~あ、鈍チンだなー。 じゃあSEエックスみたいなポンコツにも分かるように教えてあげるね!!」

王馬「……首謀者」

春川「は?」

王馬「オレがこのコロシアイの首謀者なんだよ!!!」

ゼERO「なん……だと……?」

王馬「オレがコロシアイに積極的だったのも首謀者だからだよ!! モノクマを操ってたのも!! オレなんだよ!!」

王馬「いやー滑稽だったなー!! オマエラがコロシアイをしている様は!!」

白銀「本当に……王馬くんが……首謀者なの?」

王馬「……じゃあついでに教えてあげるよ。 外が今どうなってるか」

王馬「……ていっても今見たから分かるよね?」

王馬「この才囚学園の正体は……宇宙船だったんだよ!!」

王馬「地球ではある日、レプリエロイドが人々をレイプしていき……人類はイレギュラーに支配されていった、人類は絶滅寸前まで至ったんだ」

王馬「そこで政府が考えたのがゴフェル計画……将来可能性のある高校生だけは生かそうとこの才囚学園と言う名のロケットにオレ達は乗せられたんだよ」

王馬「けど政府も馬鹿だよねー……そのイレギュラー共のボスがオレだって事をさ……」

王馬「気づかなかったんだもんねー!!」

王馬「そこでオレは最新の機械を使って……みんなの記憶をなくさせて……」

王馬「このコロシアイを決行したんだよ!!」

SEエックス「ふおおおおおおおおお!!!(泣)」

ゼERO「つまりイレギュラーの生みの親は……お前だという事か?」

ゼERO「シグマも……VAVAも……お前が作ったという事か!!?」

王馬「そうだよー!!」

ゼERO「ふざけるな!! 戯言だ!!!」

ゼERO「だったら何故俺とSEエックスはここにいる!!?」

王馬「ああそれはね……」

王馬「入間ちゃんがオマエラ二人を作ったからだよ」

入間「……へ?」

王馬「あ! 二人じゃなくて二体だったね!!」

王馬「ゴフェル計画で宇宙に飛びだった後……入間ちゃんは言ったんだよ」

王馬「『あいつらに……イレギュラーに対抗できるロボットを作りたい』って」

王馬「『イレギュラーに犯されて死んでいった人類の仇をとりたい』って」

王馬「そう!! そこでゼEROとSEエックス……さらにモノクマ、モノクマーズまで作ってくれたんだよ!!」

王馬「いやー馬鹿だよね!! 正義の為に作ったロボットが悪の総統に悪用されちゃうんだから!!」

王馬「本当に馬鹿だよねー!!」

入間「オレ様が……? ゼEROを……? モノクマを……?」

茶柱「し、信じません!! 転子は信じませんよ!!」

王馬「へ? なんで?」

茶柱「こ、ここが宇宙船だったら!! 転子達が学園の外で見た空は一体なんなんですか!!」

王馬「映像」

茶柱「なっ……え、映像はこの扉の奥の方じゃないんですか!!?」

王馬「じゃあもう一回開けようか? 苦しんで死ぬのがオチだけど」

茶柱「……!!」

王馬「はい、もう分かったでしょ?」

茶柱「ま、まだありますよ!!」

王馬「ゼERO並みに往生際が悪いねー。 まだ何かあるの?」

茶柱「セ、SEエックスさんは!!? SEエックスさんはどうして隠してたんですか!!?」

SEエックス「転子ちゃん……?」

茶柱「どうして彼だけ後から現れるようにしたんですか!!?」

王馬「だーかーら。 転校生っていう動機を使いたかっただけなんだって」

王馬「ああいう形で登場させた方が面白いでしょ?」

茶柱「……」

ゼERO「待て!! まだおかしい所はある!!」

ゼERO「俺が宇宙船の中で美兎ちゃんによって作られたなら……何故俺はシグマ達の存在を知っている!!?」

ゼERO「俺達が今まで過ごしてきたシグマとの日々の記憶はなんだ!!」

SEエックス「!! そうだ!! なんで知っている!!?」

王馬「だから記憶改変だって。 以上!!」

ゼERO・SEエックス「は?」

王馬「……というわけで!! 真実を知ったオマエラのコロシアイ学園生活は終了!!」

王馬「後は永遠にこの宇宙船で暮らしなよ!!!」

東条「……死んでしまったの?」

王馬「?」

東条「地球にいる人間は……全員死んでしまったの?」

王馬「うん!! イレギュラーによってね!!」

東条「……う」

東条「うわああああああああああああああ!!!!」

茶柱「夢野さん……アンジーさん……転子は……」

白銀「なんで……どうして……」

入間「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

入間「モノクマを作ってごめんなさいモノクマーズを作ってごめんなさいモノクマを作ってごめんなさいモノクマーズを作ってごめんなさい」

春川「……」

SEエックス「DOOOOOOOOOO!!!」

ゼERO「落ち着け!! 落ち着くんだみんな!!!」

百田「うおおおおおおおおおお!!!」

春川「百田!!」

ガシッ

百田「ガッ!!?」

SEエックス「エグイサル!!? どうしてここに!!?」

王馬「なんでって? そんなのオレがリモコンで操ってるからに決まってるじゃん」

王馬「ありがと入間ちゃん♪」

百田「離せテメー!! この……」

入間「あ……あ……」

王馬「こういう馬鹿はほっておくと大変なんだよねー」

王馬「悪いけど百田ちゃんはエグイサル格納庫に閉じ込めさせてもらうよ!! 安心してね、殺しやしないからさ。 じゃあねー!!」バッ

春川「!! 百田!!」

春川「……!!」

茶柱「……」

白銀「……」

東条「……」

春川「どうして……どうしてあんた達は王馬を追いかけないの!? 百田が拐われたんだよ!!」

白銀「行っても……無駄だよ。 百田くんは……別に死なないんでしょ?」

白銀「だったら……追いかけなくてもいいよ」

茶柱「やっぱり男子は……男死でした……」

茶柱「ごめんなさい夢野さん……転子は約束を……守れそうにありません」

入間「……」

入間「全部……オレ様の所為……?」

入間「オレ様の発明品は……平和になるんじゃないの……?」

春川「……」

春川「絶望……してるの?」

春川「あんた達みんな……絶望しちゃったの……?」

SEエックス「……」

東条「……ごめんなさい、みんなに謝らないといけない事があるの」

春川「……?」

東条「この際だから言うわ……私は動機ビデオを貰った時から……」

東条「あなた達を……皆殺しにするつもりだったの」

春川「……は?」

東条「あなた達の僅か犠牲を出してでも……国民の皆様を守らないといけないと思ったの」

東条「プログラムを書き換えたのも私……百田くんが病気の時に百田くんを殺そうとしたのも本当……」

東条「私は……最低の人間なの……」

東条「ごめんなさい……本当にごめんなさい」

入間「違う……最低なのはオレ様……」

入間「こんな才能がなければ……こんな事にならなかったのに……」

春川「……」

春川(私は……どうすればいいの?)

春川(絶望に陥った彼女達を……私はどうすればいいの?)

春川(百田、あんただったらこんな時……)

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

春川「!!!?」

春川「ゼ、ゼERO!!?」

ゼERO「みんな、逆に考えるんだ。 人類は俺達しかいない。 という事は……」

ゼERO「SEXして新しい人類を作れるんDAAAAAAAAAAAAAA!!!」

春川「は?」

SEエックス「どうしたゼERO!!? 何を言っている!!?」

ゼERO「美兎ちゃん、SEXしたいだろう? もうコロシアイは終わったんだ!! ラブアパートに行く必要なんかない!!」

入間「で、でも……」

ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAA!!」

ガン!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

SEエックス「ゼERO!! それはイレギュラーの考えだ!! 間違っている!!」

茶柱「こんな時にまで繁殖の事を考えているなんて……最低です!!」

入間「ゼ、ゼERO!! 大丈夫!!?」

ゼERO「ああ、大丈夫だ。 それより転子ちゃん」

茶柱「な、なんですか?」

ゼERO「まだ……それだけ殴れるだけの力があるんだな」

茶柱「!!」

ゼERO「それだけあれば……充分に百田を助けられるんじゃないか?」

茶柱「……」

ゼERO「みんなも絶望している場合じゃないんだ」

ゼERO「こんな時こそ……希望を抱いて進まないといけないんだ」

東条「希棒は前へ進むんだ!!!」ボッキ!!

白銀「……最後の最後で台無しだね」

ゼERO「落ち込んでいる場合じゃない。 俺達の手で百田を救うんだ!!」

ゼERO「もしこの中で絶望している奴がいたら……」

ゼERO「俺がレイプしてやる!!///」

入間「えっ!!?」

茶柱「ぎゃああああああ!!! それだけはやめてくださーーーーい!!!」

茶柱「分かりました!! 行きますから!! さぁ行きましょうみなさん!!!」

東条「私も……メイドではなくて……仲間の一人として彼を助けるわ」

東条「それが……今まで私の行ってきた事の償いになるのなら」

白銀「私も地味に頑張るよ!! 何よりレイプ嫌だしね!!」

東条「そうね、死んでも嫌だわ」

茶柱「百田さんを助けに行きましょう!!」タッタッタッ

ゼERO「……みんな元気になったみたいだな」

春川「ゼERO……あんたもしかして……いきなり勃起したのは……」

ゼERO「俺なりにみんなを励まそうとした結果だ」

ゼERO(俺らしく……それでいいんだよな、ボス)

入間「……ゼERO、みんなをレイプしちゃうの?」

ゼERO「冗談だ///」

入間「良かったぁ///」

ゼERO「……美兎ちゃん、君はこんな才能がなければと……自分の才能を恨んでいたな」

ゼERO「……だが俺は感謝している。 君にその才能があった事に」

SEエックス「顔射……?」

ゼERO「君にその才能がなかったら……俺もSEエックスも生まれてこなかったんだ」

入間「ゼERO……」

SEエックス「話を聞け!!」

入間「……うん、分かった」

入間「こうなったのもモノクマを作ったアタシの所為なんでしょ? だったら……」

入間「ちゃんと責任を取って……あいつを助けて……王馬を倒さないと……ダメだよね!!」

ゼERO「よく言った、それでこそ俺の生みの親だ///」

入間「!! そうだ……アタシ、ゼEROを産んだんだね///」

春川「……」

春川「イチャイチャしていないで早く行こう」

ゼERO「! そうだな」

SEエックス「……ゼERO」

ゼERO「なんだ?」

SEエックス「俺はホモでマゾだからレイプは大歓迎DA///」

ゼERO「お前はキモいんだよ!!!」












ゼERO「すまないみんな、遅れた」

茶柱「ゼEROさん!!」

ゼERO「どうした?」

茶柱「デスロードの入口に……こんな物が……」

ゼERO「!! これは……」

SEエックス「ホモビ出しライト……?」

白銀「思い出しライト!!」

ゼERO「……どうしてここに?」

続きは明後日

ゼERO「俺達は王馬に真実を教えてもらった……これを使う必要があるか?」

白銀「答え合わせ……じゃないかな」

茶柱「転子達は思い出した訳ではなくて……聞かされてただけでしたからね」

春川「これを使えば……明確に思い出すって事だね」

SEエックス「決意表明も兼ねて……使ってみないか?」

ゼERO「よし……使うぞ!!」

入間「うん!!!」

ピカーッ!!!











ある日、シグマ達イレギュラーが暴走を始め、人々をレイプしだした。

イレギュラーが発するEROウイルスにより、人々もイレギュラーと化してしまった。

レイプされた人もまた別の人をレイプし始め……人類はイレギュラーによって支配され始めた。

しかし、人類はまだ滅びてはいなかった。

政府が考えた案……それはゴフェル計画だった。

EROウイルスに免疫のある超高校級の才能を持つ高校生を……才囚学園と呼ばれる宇宙船で飛ばすという計画だった。

選ばれたのは十数人の高校生……そしてその中に……

イレギュラーハンターのゼEROもいた。

そう、彼だけは人々をレイプしないイレギュラーハンターとなっていた。

しかし彼一人の力では沢山のイレギュラーに立ち向かえない……そこで政府はイレギュラーを倒すのではなく生き残りを助けるという結論になったのだ。

結果、ゼEROは超高校級の生徒を守るという使命を受け、巨大ロケット、才囚学園に乗り込んだのだった。

しかし彼らは知らなかった……その中にイレギュラーがいる事を……そしてそのイレギュラーがモノクマ、そしてモノクマーズを引き連れていた事を……












ゼERO「……なんだこれ」

茶柱「待ってください!! おかしいですよこれ!!!」

東条「そうね……さっき王馬くんの言っていた話と……所々違うわ」

入間「思い出した……ゼEROは……オレ様が作ったんじゃないんだ!!」

入間「ゼEROは……最初からいたんだ!!」

入間「それにモノクマも……作ってないんだ!!」

入間「モノクマは首謀者……王馬が作ったんだ!!」

入間「……よかったぁ」ヘナヘナ

白銀「入間さんが……風船みたいにしぼんでいく」

ゼERO「これで美兎ちゃんの無実は証明されたな」

SEエックス「ちょっと待って!! 俺が一切出てないんだけど!!!」

東条「確かに……それも気になるわね」

東条「今の記憶だと……SEエックスくん以外の16人がいたわ」

白銀「それと……モノクマとモノクマーズ……」

東条「それに不思議だわ……今の記憶だと……誰が首謀者かは分からなかった……」

東条「もう分かっているのだから……バラしてもいいはずよね?」

春川「……もしかして王馬は……私達にまだ何か隠してるの?」

ゼERO「そうだな……その可能性がある」

茶柱「こうしちゃいられません!!! 速く百田さん達がいるエグイサル格納庫に行きましょう!!」

SEエックス「ああ、行くぞ!! 真実を知るためにも!!」

タッタッタッ……

東条「この通路の奥にエグイサル格納庫が……」

春川「……!!」

エグイサル「……」

白銀「エグイサルが沢山……通せんぼしている!!」

春川「関係ないよ、このエレクトハンマーがあれば……」

入間「待てまな板!!」

春川「……その呼び方やめてもらえる?」ギロッ

入間「ひっ!! ご、ごめんなさい……」

春川「……で、何?」

入間「あ、えっと……そのエレクトハンマーだけど……」

入間「一度使うと……もう一度使えるようになるのに24時間の充電が必要で……」

春川「……は?」

白銀「じゃあ……今私達はエグイサルに勝てないって事!!?」

入間「……」コクリ

茶柱「そ、そんな……!!」

SEエックス「もう終わりDA!!!」

春川「ねぇ、なんとかならないの? 早くしないと百田が……」

入間「そ、そんな事言われてもぉ……」

茶柱「すいません、転子のネオ合気道がもっと強ければ……」

春川「……そうだ、入間がゼEROを改造すればいいんだよ」

ゼERO「エッ!!?」

入間「ゼ、ゼEROを……?」

春川「超高校級の発明家だし、それぐらいできるでしょ?」

入間「メ、メンテナンスはできるけど……強化は……」

春川「は? なんで?」

入間「実は……そのぉ」ブリュリュリュ

SEエックス「いただきます!!」

ゼERO「俺のDAAAAAA!!!」

東条「大便は汚いわ。 食べるのはやめなさい」

春川「……一度死んだボディは強化できない?」

入間「うん、きめぇゼEROがそう言って……」

春川「じゃあSEエックスでいいよ。 こいつはまだ死んでないでしょ?」

SEエックス「エッ!? 俺が改造!!? YADA!!!」

春川「……殺されたいの?」

SEエックス「もっと頂戴!!!///」

入間「つーか……もう強化できるようなパーツがねーんだって!!」

入間「オレ様がどんなに天才でもな……素材がなかったら意味がねーだろ!!」

茶柱(こんな時夢野さんだったら……魔法で出してくれるんでしょうね)

ゼERO「あずにゃん、作戦変更だ」

春川「作戦変更……?」

ゼERO「24時間充電されるまで待とう」

ゼERO「下手に逆らっても……返り討ちに合うだけだ」

春川「……」

ゼERO「大丈夫、百田は死なない。 王馬が殺さないって言ってただろう」

春川「……あんたは王馬を信じるの?」

ゼERO「……俺のレプリロイドの勘がそう言ってるんだ」

春川「……」

春川「……分かった」

茶柱「で、では……24時間後にまたここですか?」

東条「ええ、そういう事になるわ」

白銀「じゃあ……明日に備えて……もう寝る」

東条「まだ夕ご飯を食べてないでしょう? 私が作ってあげるわ」

SEエックス「オカズは俺DA///」

入間「テメーをオカズにするような雌がどこにいんだよ!!」

SEエックス「俺DA///」

茶柱「いや、あなたオスですよね!!?」

ゼERO「あずにゃん……決戦は明日だ」

春川「……うん」

その日の夜

ゼERO(斬美ちゃんの夕食でチンチンも元気だ)

ゼERO(後は入間ちゃんからもらった喘き声でオナニーを……)

コンコン

ゼERO「! 誰だ、俺のオナニータイムを邪魔する奴は……」

ガチャ

入間「……」

ゼERO「美兎ちゃん!!」

入間「あ、あのねゼERO……」

ゼERO「……?」

入間「……」

ゼERO「!! そのメスの顔は……?」

入間「……」

ゼERO「!! そうか分かった」

入間「!!」

ゼERO「気合いを入れるという意味でも……ヤるべきだな」

ゼERO「……美兎ちゃん。 性行しよう」

入間「……うん!!!///」

今日はここまで

カジノ

ゼERO「これは……愛の鍵」

ゼERO(楓ちゃんが殺されたから……入荷されたのか)

ゼERO「美兎ちゃん、性行までの道のりは長い。 準備はいいか?」

入間「……ゼERO、大丈夫」

ゼERO「?」

入間「ちょっといじって改造すればあたり出放題になるぜえええええええ!!!」

ゼERO「流石DAAAAAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「いじっていじって……いじりまくっちゃうんだから!!///」ガチャガチャガチャガチャ

グサグサグサグサグサグサグサグサ!!!

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

入間「ゼEROオオオオオオオオオオ!!!」

ゼERO「ちゅ、注射がいっぱい飛び出して来た……」

入間「ごめんね!! アタシの所為で……アタシの所為で……」

入間「これ以上注射が出ちゃうと不安だし……やっぱり自分の力でやるよ!!」

ゼERO「偉いぞ美兎ちゃん!! チュウしてやる!!///」

入間「わぁい!!///」

こうして俺達二人は必死にカジノでお金を稼いだ。








ゼERO「精子をぶちかませばバグってコインを沢山出すんじゃないのか?」

入間「ナイスアイデア!!」

そして……











ゼERO「愛の鍵GETDAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「やったああああああああ!!!」

ラブアパート前

ゼERO「クフフフフフフフ……」

入間「ケヒヒヒヒヒヒ……」

ゼERO「じゃあ……開けるぞ?」

入間「うん、開けて……中に……入って……///」

ガチャッ

ゼERO・入間「SEX DAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

この時、先に入ったのはゼERO。 つまりゼEROの理想が妄想される。

入間「え、えっと……じゃあ……」

ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAAA!!!」バッ

入間「!!!」

ゼERO「さぁ交わる……すぐに交わる!!」

入間「えっ、ちょっ」

ゼERO「中田氏DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「あああああああああああああああん!!!///」

ゼERO「美兎ちゃん見ろ!! セーラー服 DAAAAAAA!!!」

入間「ほ、本当だ!!」

ゼERO「ご丁寧にコスチュームが沢山ありやがる……モノクマの差し金か?」

入間「た、多分……」

ゼERO「よし美兎ちゃん……」

ゼERO「今すぐお着替えDAAAAAAA!!!」

入間「えええええ!!?」

入間「こ、ここで着替えるの……?」

ゼERO「躊躇うな美兎ちゃん!! 一瞬でも迷いを見せてみろ!! やられるぞ!!」

入間「う、うん……すぐ着替えるよ!!」

バッ!!

入間「ど、どう……?」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」ドピュッ

入間「うわあっ!!?」

ゼERO「ノーブラの所がポイント高いな」

入間「う、うん……そっちの方が喜ぶと思って///」

ゼERO「それじゃあSEXDAAAAAAA!!!」

入間「ああああああん!!///」








ゼERO「次はナース服たの頼む!!」

入間「分かった!!!///」

ゼERO「DAAAAAAAAAAAA!!!///」ドピュッ

入間「着替えてる途中で!!?」

長時間SEXは続いた。

入間「ゼ、ゼERO!! アタシまだイッたばかりなのぉ!!///」

ゼERO「問題ない!! SEXDAAAAAAAAAAAA!!!」

入間「問題ありゅうううううううう!!!///」










ゼERO「お前はキモいんだよ!!」

入間「ごめんなさいいいい……///」











入間「テメーはキモいんだよ!!」

ゼERO「俺はマゾDA/// SMプレイ素晴らしいな///」

入間「ほ、本当はゼEROの事をキモいなんて思ってないからね!!」

ゼERO「分かっているのに謝ってくれる美兎ちゃん素晴らしいな///」

ゼERO「ケツケツケツケツケツケツ」

ゼERO「ケツからクソDAAAAAAAAAAAA!!!///」

入間「美味しそう!! いただきます!!///」バクバクバク

入間「う、うもぉ……」

ゼERO「不味かったら俺に吐け!!」

入間「そ、そんな……ゼEROが一生懸命作ってくれた料理を……」

入間「吐き出すなんてできないよおおおおおおお!!」ゴックン

ゼERO「DAAAAAAAAAAAA!!!」ドピュッ

ゼERO「レイプレイプレイプレイプ///」

入間「イったばっかりなのにいいいいいいいい!!!///」










ゼERO「烈光破!!」












ゼERO「破断撃!!」











ゼERO「淫・夢・ゼ・ERO!!」

入間「あああああああああああああああああああん!!!」

入間「あひぃ……あへぇ……///」

ゼERO「5%もミスっちまった……」

入間「ナニをみすったのぉ……?」

ゼERO「すまん、雰囲気でイっただけだ」

入間「ね、ねぇゼERO」

ゼERO「なんだ?」

入間「実はね……密かにこんなの作ってたの」

ゼERO「!! これは……?」

入間「経験値測定器……これを使えば誰が何人とヤったか……分かるんだぁ///」

入間「これって凄いかなぁ……アタシ褒められるかなぁ///」

ゼERO「ナメナメナメナメナメ///」

入間「わぁい!!/// 撫でられると思ったら舐められたぁ!!///」

入間「じゃあ早速ゼEROに……」

ゼERO「エッ!!?」

ビビビビ

『測定不能』

入間「!!!!!!?????」

ゼERO「美兎ちゃんが作ったんだから……この数字は本物だろうな」

入間「な、なんでぇ……」

ゼERO「すまない……俺は今までに……色んなやつらをレイプしてきた」

ゼERO「ロリから……国民的アイドルグループ……はたまた男まで……」

入間「……そうだよね、ゼEROはカッコいいもん。 童貞なわけないもんね」

ゼERO「だがそこに愛はなかった!!!」

入間「え……?」

ゼERO「これまで俺がやってきたSEXには……ただ欲求を満たす為の愛のないSEXばっかりだった」

ゼERO「中には脅されて無理矢理SEXする事もあった」

入間「ひ、ひどい……」

ゼERO「だがな……ここでやった美兎ちゃんとのSEXは違う!!」

ゼERO「俺は生まれて初めて……愛のあるSEXをやった!!」

ゼERO「秋山はビッチ!! アイリスもビッチ!! キュアアクアもビッチ!!」

ゼERO「美兎ちゃん!! 俺は君が一番DAAAAAAA!!!」

入間「ゼEROオオオオオオオオオオオオ!!!!///」

この後、めちゃくちゃファイナルストライクした。

エグイサル格納庫・奥

百田「……」

百田(王馬の野郎……オレをトイレに閉じ込めやがって)

百田(でも……隠し持ってたボウガンがバレなくてよかったぜ)

百田(いざという時はこれを使って……)

百田「……」

百田(つーかここ、宇宙船だったのか……オレはもう宇宙に来てたのか)

百田「……」

百田(宇宙服……どこかにねえかな……)

次の日

春川「……遅い」

白銀「ゼEROくんと入間さんはまだ寝てるの!!?」

茶柱「……やっぱり起こした方がいいんじゃないんですか?」

東条「……! 来たわ」








ゼERO「……」ゲッソリ

入間「……」ゲッソリ

春川「……あんた達、なんでそんなに疲れてるの?」

ゼERO・入間「忘れた」

茶柱「さぁ百田さんを助けに行きましょう!! エレクトハンマーは持ちましたか!?」

SEエックス「……あれ? 春川ちゃん、それは……」

春川「あんなのがなくても……このナイフがあれば十分」

春川「あんた達がエレクトハンマーでエグイサルを仕留めた後……私がこのナイフで特攻する」

入間「オレ様の発明品があんなの扱い……」

東条「じゃあ……行きましょう」

SEエックス「SEエックス……イきます!!」

タッタッタッ……

ゼERO「……!!」

ゼERO「なん……だと……?」

白銀「ど、どういう事……?」

東条「エグイサルが……見張っていない?」

茶柱「き、昨日までは道を塞いでいましたよね!!?」

春川「……考えてもしょうがないよ、寧ろ私達にとって好都合」

春川「速く行こう」ダッ

東条「春川さん、凄く速いわ……」

ゼERO「……彼女は第0特殊部隊にいてもおかしくないな」

SEエックス「オナニー部隊にいてもおかしくないね!!」

ゼERO「……俺は何も言わんぞ」

格納庫前

茶柱「シャッターが閉まってます!! しかもバリアで守られてます!!」

東条「大丈夫よ、エレクトハンマーで……」バァン!!

ゼERO「よし!!」

SEエックス「後はパネルのパスワードを……」

茶柱「そういえば……パスワードってSEエックスさんしか聞いてませんでしたよね?」

入間「お、覚えてるのかよ?」

SEエックス「072107214545!!」ピピピピピ

東条「……下品ね」

ウィーン

ゼERO「開いた!!」

春川「百田!!」ダッ

春川「……!!」

ゼERO「は?」

SEエックス「は?」















『死体が発見されました!! エグイサル格納庫まで来てくださーい!!』

春川「……」

春川「百田……?」

続きは明後日

茶柱「うわきゃあああああああああああ!!!」

春川「百田が……プレス機で……」

SEエックス「ま、待って!! まだ百田とは限らない!! プレス機を上げれば……」

ゼERO「……死体はぐちゃぐちゃになっていて誰か分からないと思うぞ」

SEエックス「そんな……」

春川「……百田で間違いないよ」

春川「あのはみ出てるジャケット……あれは百田が着ていたやつだよ」

春川「潰されたのは……百田で間違いないよ」

白銀「そんな……」

春川「王馬が……あいつがやったんだ」

春川「王馬が百田を殺したんだ」

モノクマ「コロシアイは終わらないんだよー!!」

東条「!!」

モノクマ「はい、モノクマファイルあげまーす!!」

SEエックス「! そうだ、モノクマファイルを見れば誰が死んだか……」

入間「……は?『被害者不明』?」

ゼERO「クソったれ!! どういう事だモノクマ!!!」

モノクマ「いやー……だって被害者が分かったら犯人も分かっちゃうでしょ? たまにはこういうのもアリだと思って!!」

春川「犯人は王馬だよ……それに……」

春川「あんたにそう言わせてるのも……王馬なんでしょ?」

モノクマ「はて? 何を言ってるんでしょう?」

モノクマ「ま、頑張って調査してくだいねー!!」

ヒョコ

茶柱「い、行ってしまいました……」

東条「どうして……? 王馬くん自体がコロシアイは終わりって言ったのに……」

東条「どうしてコロシアイが……また起きてしまったの?」

春川「あいつの嘘に騙された……私達が馬鹿だったんだ」

春川「……早く学級裁判を始めよう」

白銀「えっ!!?」

ゼERO「あずにゃん、捜査はどうした」

春川「やるだけ無駄。 犯人は王馬で決まりだよ」

ゼERO「……」

春川「ゼERO、あんたは死んでるのは王馬だと思うの?」

春川「百田が……私達のボスが……私の彼氏がそんな事すると思っているの?」

ゼERO「い、いや……」

春川「兎に角私は捜査しない。 やるんなら勝手にやって」

スタスタ……

茶柱「春川さん……行ってしまいました……」

東条「……そっとしてあげましょう。 捜査は私もやるから安心して」

白銀「う、うん……」

SEエックス「ゼERO……俺達も……」

ゼERO「ああ」

ゼERO(最原……お前なら真実を知る為に……捜査しているよな?)

数十分後

ゼERO(ボウガン、解毒薬、王馬の服、プレス機……)

ゼERO(くそ……全く分からん……こんな時最原がいてくれれば……)

ゼERO「ぐおおおお!!!」

入間「ゼ、ゼERO!! 大丈夫!!? 顔真っ赤だよ!!?」

ゼERO「す、すまない……知恵熱だ」

白銀「そんな機能が搭載されてるんだ……」

ゼERO「普段EROい事しか考えてないからな……推理しようとすると……」

入間「じゃあ……あれも?」

ゼERO「『あれ』?」

SEエックス「ふおおおおおおおおお!!!」ボオオオオオ

ゼERO「あれは只の妄想だ」

入間「だよね」

モノクマ『はい時間でーす!! 祠まで来てください!!』

ゼERO「エッ!!? もう!!?」

茶柱「と、東条さん!! 何か分かりましたか!!?」

東条「いいえ……何も……茶柱さんは?」

茶柱「すいません、転子も全く……」

東条「……待って、よく考えてみて」

茶柱「?」

東条「王馬くんにしろ百田くんにしろ……学級裁判には参加するのよね?」

白銀「……あっ!!」

茶柱「じゃ、じゃあ!! 裁判に参加した人が犯人じゃないですか!!」

ゼERO「……本当にそう上手くいくか?」

SEエックス「ゼERO……?」

ゼERO「嫌な予感がしやがる……」



ゼERO「……」

SEエックス「……」

茶柱「……」

東条「……」

白銀「……」

春川「……王馬は?」

入間「ナニやってんだあのクソガキは!!」

白銀「クソガキって言う程歳離れてないよね?」

モノクマ「えっとですね、一人来ていませんが……」

モノクマ「このまま学級裁判やっちゃいます!! さぁエレベーターに乗って!!」

ゼERO「……やはり俺の嫌な予感は当たったか」

春川「大丈夫だよ、王馬だから」










モノクマ「さぁいらっしゃい!! 指定の席について!!」

SEエックス「ここDAAAAAAAA!!///」

茶柱「なんで転子の隣に来るんですか!! SEエックスさんは天海さんの席ですよね!!?」

ゼERO「SEエックス、さっさと席につけ」

SEエックス(クソ……ゼEROのやつ……両隣に女の子がいるからってカッコつけやがって!!)

SEエックス(こうなったら転子ちゃんでオナニーしてやる!!)

SEエックス「……」シコシコシコシコシコ

ゼERO「みんな、あれには決して触れるな」

東条「依頼として受け取るわ」

モノクマ「さぁここで!! スペシャルゲストの登場です!!」

春川「スペシャルゲスト……?」

モノクマ「カモーン!!」

ガシャーン!!

茶柱「あ、あれって……」

白銀「エグイサル!!?」

東条「コクピットの中に入っていて誰が乗ってるか分からないわ……」

エグイサル「はーい!! オレでーす!!」

ゼERO「その声……まさか!!」

春川「王馬……やっぱりあんただったんだね」

エグイサル「おっ!! ハルマキ!! 元気でやってるか!!?」

春川「!!!!???」

SEエックス「……」シコシコ

春川「え……は……?」

茶柱「ど、どういう事ですか!!?」

エグイサル「どうもこうもねぇ!! オレは宇宙に轟く百田解斗だ!!」

エグイサル「ちょっと百田ちゃん!! オレに代わってよ!!」

白銀「二人!!? 二人とも乗ってるの!!?」

春川「二人とも生きてるの? じゃあプレス機で潰されてたのは……」

東条「……ボイスチェンジャー?」

茶柱「え……?」

SEエックス「……」シコシコ

エグイサル「当たりだよ東条ちゃん!! ボイスチェンジャーを使ってるんだ!!」

エグイサル「さーて!! エグイサルに入ってるのはオレかな!? 百田ちゃんかな!? 当ててみてね!!」

ゼERO「……モノクマ、お前はあのエグイサルに入ってるのが誰か知ってるんだよな?」

モノクマ「え? ぼ、ぼぼぼぼぼ僕? も、勿論知ってるよ?」

入間「物凄く動揺してるじゃねーか!!」

ゼERO「大丈夫だ、僅かな時間で見つけた証拠で……必ず正体を暴く!!」

入間「ゼERO……やっぱりかっこいい!!」

茶柱「下品極まりないあなたが……こんなまともになるなんて」

東条「ロボも成長するのね、見直したわ」

白銀「じゃあ……何から話す?」

春川「……」

SEエックス「……」シコシコ

SEエックス(おかしくなぁい!!? ねぇこれおかしくなぁい!!?)シコシコシコシコ

SEエックス(なんでゼEROがあんなにちやほやされてるの!? 俺の方が強いのに!! 俺の方がかっこいいのに!! 俺の方が悩めるのに!! 空中オナニーできるのに!!)シコシコシコシコ

SEエックス(ああもう怒りの所為でオナニーのスピードがヤバイ!!)シコココココココココココココ

















ライト『SEエックス……Xという名前には無限の可能性という意味があるんだ』












SEエックス(博士……私はこの力を正しい事の為に使います)

SEエックス(オナニーの為に!!)

SEエックス「うおおおおおおおおおおお!!!!」シコココココココココココココココココ!!!

入間「!!!?」

ゼERO「SEエックス!!?」

SEエックスの怒りのパワーがオナニーに集中した!!

これによりSEエックスのチンチンは物凄い破壊力を持った!!

そしてそのチンチンは次第に伸びていき……

ドカーン!!

エグイサル「うおおお!!!?」

エグイサルのコクピットに……直撃したのだ!!!

白銀「う、嘘!!?」

東条「あのエグイサルを……破壊した!!?」

??「……ったく、折角オレ達二人で考えた計画が……テメーのオナニーで台無しだ!!」

ゼERO「!! この声……」

??「……ま、ここであいつに投票しちまったら……」











??→百田「テメーら全員死んじまうしな!!」

春川「百田!!!?」

今日はここまで

百田「いいかテメーら!! 王馬を殺したのはオレだ!! オレに投票しろ!!」

百田「そうしねーと死んじまうからな!!」

春川「どうして!!? なんで百田が!!?」

春川「だって百田は!! 私が……」

百田「ハルマキ……テメーを人殺しにする訳にはいかねーだろ」

春川「ど、どうやって……?」

ゼERO「待ってくれ、二人は何の話をしているんだ?」

百田「! そうだな、テメーらにも話さねーとな。 けどまずは投票だ!!」

モノクマ「はい正解でーす!! 犯人は百田くんでしたーー!!」

茶柱「百田さんが……王馬さんを……」

東条「どうして……コロシアイを続けてしまったの?」

百田「よし、順を追って説明する」

百田「まず……王馬は首謀者じゃねえ」

春川「!!!!!???」

SEエックス「アポアポアポアポアポアポ!! そんな訳ねぇだろ!!」

SEエックス「あいつが嘘ついたとでも言うのかよ!!」

百田「ああそうだ!! 王馬はオレ達を騙した!!」

百田「オレ達だけじゃねえ……首謀者もだ!!」

茶柱「首謀者を……騙そうとした?」

入間「わ、訳分かんねえよ!! オレ様が天才すぎて凡才のイってる事が分かんねえ!!」

百田「エレクトボム……あるだろ? 入間が作ったよ」

入間「お、おう……」

百田「あれを投げて電波を妨害している間に……王馬をプレス機で殺した」

百田「そうすればどっかで監視している首謀者も……誰が死んだか分からなくなる筈だからな」

百田「デスゲームってのは誰かが見ているからこそ成立している」

百田「つまりこの宇宙船の外でまだ生きてる人類が中継で見ている可能性がある」

百田「だからこそモノクマはルールに拘った。 誰も見てなかったらとっくに皆殺しにしているはずだしな」

百田「だからゲームマスターが犯人を間違えるっつう失態をすれば……ゲームは成立しなくなる。 このコロシアイ自体をぶち壊せる事ができる」

百田「……っていうのが王馬の作戦だったんだ」

百田「モノクマの妨害を阻止する為にエグイサルを操るリモコンも作ってたっつう訳だ」

ゼERO「あれは俺達を通さない為ではなく……モノクマに身動きを取れないようにする為だったのか」

白銀「じゃあモノクマは……犯人が分からなかったの?」

モノクマ「うん!! 知ってるってのは嘘だよー!!」

東条「待って……じゃあ彼が首謀者を装っていた理由はなんなの?」

百田「……オレ達に絶望して欲しかったんだとよ、そうすればコロシアイも起こらずに済むからって」

ゼERO「……」

春川「待って!! 解毒薬は……? 王馬が飲んだんじゃないの?」

百田「あれはな……飲んだフリなんだってよ」

春川「!!!?」












王馬『愛する彼女を殺人犯にしたくないんじゃないの?』

王馬『だったら……オレに協力してよ』

ゼERO「!!! そうか、あずにゃんがエレクトハンマーじゃなくてナイフを持っていったのは……」

ゼERO「誰よりも先にエレクトハンマーを使って百田を助けようとしたからか!!」

春川「……」

春川「そのせいで……私は百田を……」

あずにゃんは教えてくれた。

エレクトハンマーでエグイサルを乗っ取り、格納庫に入った事。

そして持参したボウガンに最原の研究教室にあった毒薬を塗り王馬に打った事。

それを百田が庇った事。

その後、あずにゃんは解毒薬を取りに行ったが、帰った時にはシャッターが閉まっていた事。

自分が百田を殺したと思ったあずにゃんはこの学級裁判でみんなに王馬に投票しようとさせ……俺達全員を犠牲にして王馬を殺そうとした事を。

春川「百田……みんな……ごめん……」

百田「……テメーが謝る必要はねーよ」

茶柱「ちょ、ちょっと待ってください!!」

茶柱「ゲームを成立しなくさせるのが目的だったら……あれは何だったんですか!!?」

百田「? なんだよ?」

茶柱「ゼEROさんですよ!! 死んだって言われたのに……生き返ったじゃないですか!!」

茶柱「生きた人を死んだ扱いした時点でゲームは成立してなくないですか!!?」

モノクマ「だってあれは『死んだと思ってたら生きていた』じゃなくて『生き返った』だもん!!」

茶柱「ぐぬぬぬぬ……」

モノクマ「さぁ!! 待ちに待ったオシオキタイムです!!」

モノクマ「いつものだねぇ」

春川「……殺させない」

春川「百田は絶対に!! 殺させない!!」

ゼERO「!! あずにゃん……」

SEエックス「……俺も戦う!!!」

SEエックス「百田と王馬の計画がめちゃくちゃになったのは……俺の責任でもある!!」

SEエックス「イレギュラーを倒す……それが俺の使命だ!!」

茶柱「て、転子もネオ合気道で戦いますよ!!」

白銀「じゃ、じゃあ地味に私も!!」

入間「な、なんだよお前ら……」

入間「じゃ、じゃあオレ様も……テメーを開発してやるよ!!」

東条「百田くん、逃げなさい。 私達が足止めするわ」

ゼERO「……俺達のボスに手を出すな!!」

百田「テメーら……」

百田「やめろ!! そんな事したらテメーらが死ぬぞ!!」

春川「死んでもいい。 百田さえ生きてくれれば……」

百田「やめろ!!!」

春川「……でも!!」

百田「オレは……ハルマキに生きて欲しいんだ」

百田「オレだけ生き残っても……テメーがいなかったら……意味ねーんだよ」

春川「……」

百田「ハルマキ……今までありがとな」

百田「テメーはオレを好きになってくれたんだ。 だからテメー自身も好きになれる筈だぜ」

春川「うっ……えぐっ……」

百田「……先生もありがとな」

百田「テメーが病気を解明してくれなかったら……オレはここにはいなかった」

百田「流石はオレの助手だな!!!」

ゼERO「……」

百田「……ほかの奴らも今までありがとな!!!」

白銀「百田くん……!! 百田くん……!!」

東条「私は……こんなに素敵な人を……殺そうとしていたのね……」

茶柱「百田さん程素晴らしい男子なんて……もう現れませんよ」

入間「……さっさとイきやがれ」

百田「なんだよ入間……素直じゃねえな。 思いっきり泣いてるじゃねーか」

入間「う、うるせえ馬鹿!! オレ様はゼEROの事でしか泣かねーっつーの!!」

百田「じゃあ最後に……これやるよハルマキ」

ファサ

春川「!!」

百田「オレのジャケットだ」

百田「オレは死ぬけど……オレの魂は生きる」

百田「このジャケットをオレだと思え」

春川「……うん」

百田「……先生、ハルマキの事頼むぜ」

百田「こいつはたまに暴走しちまうからな」

ゼERO「……了解した、ボス」

ギュウ

百田「!!!」

春川「最後まで……迷惑かけてごめん……」

春川「デートもできなくてごめん……料理も作らなくてごめん……何一つ彼女らしい事できなくてごめん……」

百田「……謝るなっての!! いいか、オレの彼女だったら……もっと胸を張れ!! 自分に自信を持て!!」

百田「さっき、自分を好きになれって言ったばかりだろ?」

春川「……ごめん、じゃなくて……分かった」

百田「おう!! それでいいんだ!!!」

百田「それにテメーは……何もしなかったわけじゃないだろ?」

春川「……?」

百田「キス……してくれたじゃねーか」

春川「!!」

百田「すっげー……嬉しかったぜ」

春川「……」

チュウ

百田「!!!」

春川「死んでも……私の事……忘れないで」

百田「ああ……死んでも忘れねえ」

百田「さぁモノクマ!! さっさとオシオキ済ませようぜ!!!」

百田「宇宙に轟く百田解斗にピッタリなオシオキをよ!!」

モノクマ「言われなくてもやりますって!!」

モノクマ「さぁ、このロケットに乗った乗った!!」

百田「ああ!! 乗ってやるよ!!」

モノクマ「オシオキターーーーーイム!!!」

春川「……百田あああああああああああ!!!」

ガシャン!!!

白銀「百田くんが……ロケットの中に入っちゃった……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

入間「こ、このまま……打ち上げられちまうのかよ……」

SEエックス「……」













ライト『……世界の希棒///』













SEエックス「……」

SEエックス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ゴオオオオオオオ!!!!

ゼERO「SEエックス!!!?」

SEエックス「アルティメット……フルパワーーーーーーーー!!!!」ガシャン!!

茶柱「セ、SEエックスさんがパワーアップしました!!?」

入間「急にどうしちまったんだよ!!?」

SEエックス「うおおおおおおおおおお!!!」ガシッ

東条「ロケットの扉を……開けようとしている!?」

ゼERO「まさかSEエックス……百田を助ける気か!!?」

SEエックス「うおおおおおおおお!!!!」

SEエックス(この力は……こういう時の為に使うんだ!!)

茶柱「転子達も行きましょう!! ロケットを止める為に!!」

春川「……うん!!」ダッ

SEエックス「……」

SEエックス(博士……私はこの力を正しい事の為に使います!!!)
















SEエックス「SEXの為に!!!」

ゼERO「は!!!?」

SEエックス「マラアアアアアアアアアア!!!!」ドガシャアン!!

白銀「扉をこじ開けた!!?」

百田「SEエックス!!?」

SEエックス「……百田!!!」

SEエックス「SEXDA!!!!!!!!!!!!!!///」

百田「は!!!?」

SEエックス「DAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」

百田「おわああああああああああああああああ!!!!」

ドカーン!!!

春川「百田あああああああああ!!!」

ゼERO「SEエックスウウウウウウウウ!!!!」

東条「百田くんだけじゃなくて……SEエックスくんも?」

入間「あいつ馬鹿だ……本物の馬鹿だ……」

春川「どうして……どうしてSEエックス……?」

春川「扉を開けて……そのまま百田を救出すればよかったのに……」

ゼERO「いや……あいつは馬鹿じゃなかった」

茶柱「……どういう事ですか?」

ゼERO「あいつは百田に頭突きをしようとしていた」

ゼERO「あいつの頭にある……EROウイルスに感染させる為に」

東条「!!! もしかして……マゾヒストになる為に?」

ゼERO「ああ……だがロケットの爆発の方が……速かった」

ゼERO「もう少し……速ければ」

モノクマ「さて、オシオキが終わった所で……」

モノクマ「出てこい我が子達!!」

モノダム「……」

モノクマ「……ん?」

モノクマ「あれ、おかしいな……なんでモノダムだけ?」

ゼERO「何を企んでいやがる……?」

モノクマ「おかしいおかしい、スイッチが……」

モノクマ「我が子達を生き返らせるスイッチが……」

モノダム「ソンナノアルワケアルカー!!」

モノクマ「は!!? お前まさか……」

モノダム「コワシチャッタ!!」

モノクマ「!!!?」

東条「モノクマーズが復活するスイッチを……モノダムが壊してしまったって事?」

モノクマ「ふざけるなよお前!! そんな事してただで済むと思ってるのか!!?」

モノダム「お前なんか息子じゃない!! 死ね!!」

春川「……あんな茶番見てないで個室に戻ろう」

茶柱「……そうですね」

モノダム「……時間ダ」

ゼERO「!!!!!」

ゼERO(待て、今の声は……)

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

モノクマ「おわあ!!?」

入間「モ、モノダムが光ってる!!」

茶柱「煙も出てますよ!!」

ゼERO「……オナラか?」

春川「……違う!! モノダムが変形している!!」

白銀「ま、待って!! あのシルエットって……」

ゼERO「……!!」












SEエックス「俺DA!!!」

ゼERO「SEエックス!!!?」

CHAPTER 5 負けない愛も青春もない旅立ち

END

残り7人

残り100レス以上確定してるので次スレに移動します

次スレ

乳ダンガンゼEROンパV3 ~みんなのハラマシアイ新学期~ 完ケツ編
乳ダンガンゼEROンパV3 ~みんなのハラマシアイ新学期~ 完ケツ編 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1519561181/)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom