【けものフレンズ】キタキツネ「げぇむ拾った」 (81)

ゆきやまちほー

キタキツネ「おさんぽしてたらちっこいげぇむ(?)みたいなの拾った」→3DS

キタキツネ「よくわからないけどやってみようかな」


キタキツネが拾ったゲームのジャンル >>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512045173

アクションゲーム

キタキツネ「これ、どうやって使うんだろ?」パカパカ

3DS「やぁこんにちは」パッ

キタキツネ「!?」ビクッ

3DS「ボクの名前は3DSだよ!ヨロシクね!」

キタキツネ「すりーでぃーえす?(箱が喋った…)」ドキドキ

3DS「キミの世界で言うところの"げぇむ"さ」

キタキツネ「げぇむ!?」キラキラ

3DS「どうだい?ボクをヤりたくないかい?」

キタキツネ「や、ヤりたい!」

3DS「それじゃあ、そのボタンを押すんだ!」

キタキツネ「ボタン?これかな?」ポチッ

3DS「ふぁぁぁぁー!!」

キタキツネ「!!」ビクッ

パアアア

キタキツネ「あっ、画面になんか出てきた」

3DS「そ、それはソフトさ…」ハァハァ

キタキツネ「そふと?」

3DS「その中に色々なげぇむが入ってんだよ、さ、好きなのを選んでよ」ハァハァ

キタキツネ「………じゃ、これにしよ」ポチッ

3DS「真・ジャパリ無双だね!」

キタキツネ「真・ジャパリ無双?」

3DS「フレンズになってジャパリパークを一騎当千するアクションげぇむさ!」

キタキツネ「なにそれ!たのしそう」キラキラ

3DS「好きなキャラを選んでね!」

キタキツネ「えと、それじゃあ……」ピッ


ウミャー

すうじかんご

ウミャー!!

キタキツネ「やった…ついに1000フレンズ斬り……」ブツブツ

コンコン

キタキツネ「!」

ギンギツネ「キタキツネー?」ガラッ

キタキツネ「……………」ブツブツ

ギンギツネ「? 箱に向かって何ブツブツ言ってるの?」

ギンギツネ「お風呂の準備できたわよ?一緒に入りましょ」ニコッ

キタキツネ「……………」スクッ

ギンギツネ「?」

キタキツネ「義姉者!」キリッ

ギンギツネ「へ?(義姉者?)」ビクッ

キタキツネ「我ら義姉妹!生まれた月日は違えど、死せる時は同年同月同日を願わん!」キリッ

ギンギツネ「……え?へ?」オドオド

キタキツネ「さぁ、義姉者!ボクと一緒にゆきやまの誓いを!」キリッ

ギンギツネ「>>7

これでいいの?(じゃぱりまんを半分こして食べる)

ギンギツネ「……………」ゴソゴソ

ギンギツネ「これでいいの?」パカッ

キタキツネ「そ、それは誓いのジャパリまん!」

キタキツネ「やっぱりギンギツネはわかってるね!」ニコッ

ギンギツネ「え?う、うん……」

ギンギツネ(よくわからないけど、キタキツネが喜んでるからいいかな)

キタキツネ「義姉者!早速お風呂に行こうよ!」ウキウキ

ギンギツネ「あ、あの……キタキツネ?」

キタキツネ「?」

ギンギツネ「で、できれば…義姉者より"お姉さま"の方がいいかな?ナンチャッテ」テレッ

キタキツネ「武田ライオンはジャパリパークの秘湯巡りが趣味だったとか……ゆきやまの温泉も秘湯に入ってるかな?」ブツブツ

ギンギツネ「…………(無視……)」ガクッ



おんせん

キタキツネ「ふれんずぅ~50ねん~下天のぉ~♪」

ギンギツネ(キタキツネ……やっぱり様子が変……)ジト

キタキツネ「? どうしたのギンギツネ?」

ギンギツネ「い、いや……その唄?なんなのかなって………」

キタキツネ「あつもりだよ!」クワッ

ギンギツネ「そ、そう……」

きたきつねのへや

キタキツネ「ハァ…ギンギツネとの洗いっこは疲れるなぁ…」グダー

3DS「やあ」

キタキツネ「あっ、でぃーえす」

3DS「真・ジャパリ無双はどうだった?」

キタキツネ「とってもたのしかった!」

キタキツネ「ねぇ!ボク、違うげぇむもしたい!」

3DS「キタキツネちゃんはしょうがないなぁ」パアアア

3DS「さ、好きなソフトをクリックしてよ!」

キタキツネ「うんとねー!」ワクワク


キタキツネが選んだゲームのジャンル >>11

恋愛げぇむ

キタキツネ「じゃ、次はこれにしよ」ピッ

3DS「それは"けもなーフレンズ"だね」

キタキツネ「けもなーフレンズ?」

3DS「"けもなーフレンズ"略してけもフレ!恋愛ゲームさ!」

キタキツネ「?? 恋愛げぇむ?」

3DS「ヤってみればわかるよ?」

キタキツネ「ふーん……」ピッ

※これよりゲーム内のセリフは『』で表記します


ボクの名前はキタキツネ。今日から私立ジャパリ学園に入学する一年生だ

キタキツネ『学校…ダルい…休みたい…』ファー

サーバル『おっはよー!キタキツネ!』バンッ

キタキツネ『! サーバル……』

サーバル『今日から私達もジャパリ学園の生徒だね!たっのしみー!』ワーイ

【幼なじみ】サーバル

キタキツネ『……サーバルは朝から元気だね……あーダルっ』

サーバル『だってだってー!これからどんな素敵な出会いや出来事があるかなー?ってたっのしみーじゃない?』

キタキツネ『………別に…めんどくさいだけだよ』ゴシゴシ

サーバル『もう!キタキツネったらー!』

『こらっ!入学式からそんな調子でどうするのよ!』

サーバル『あーっ!』

キタキツネ『ギンギツネ……』

ギンギツネ『今日からは"ギンギツネ"じゃなくて先輩でしょ?』

【昔馴染みのお姉さん】ギンギツネ

サーバル『よろしくねー!ギンギツネ先輩!』

ギンギツネ『サーバルは素直で可愛いわね』ニコッ

サーバル『えへへー』

キタキツネ『…………』

ギンギツネ『さて、こっちの後輩ちゃんはどうかな?』チラッ

キタキツネ『>>17

すみません。安価間違えました
安価下

>>15

キタキツネ『よろしく、ギンギツネ』プイッ

キタキツネ『いこっ、サーバル』スタスタ

サーバル『あっ!待ってよぉー!キタキツネー!』トテトテ

ギンギツネ『まったく、困った子ね…』ヤレヤレ

ピロリロリーン


キタキツネ「今の音なに?」

3DS「今のは好感度が上がった音だね」

キタキツネ「好感度?」

3DS「そうだよ。このゲームはフレンズ達との触れ合いで好感度を上げて、最終的に誰かとつがいになればクリアなんだ」

キタキツネ「ふーん」

3DS「選択肢によっては好感度がグーンと上がったりガクッと下がったりするから気を付けてね!」

キタキツネ「じゃあ、今のはサーバルの好感度が上がった音?」

3DS「違うよ、ギンギツネの好感度が上がったんだよ」

キタキツネ「え?なんでアレでギンギツネの好感度が上がるの?」

3DS「さぁ?普通はあんな態度とったら下がるか変わらないかのハズなんだけどね」

キタキツネ「なんでだろうね」

3DS「なんでだろうね」

キタキツネ「ま、いいや。るーるはだいたいわかったし、げぇむの続きやろ」ピッ

きょうしつ

ザワザワ

サーバル『キタキツネと同じクラスだ!やったね!』

キタキツネ『別に』プイッ

博士『そこ!もうすぐ先生が来るのです!』

助手『私語は慎むのです!我々は級長なので』

サーバル『!』

キタキツネ『いいんちょー…ふくいいんちょー……』

博士(アフリカオオコノハズク)【学級委員長】

助手(ワシミミズク)【副委員長】

ガラッ

ヒグマ『席につけー』

ヒグマ【クラスの担任】

ヒグマ『今日から君たちの担任になるヒグマだ!よろしくな!』ニコッ

ワイワイ キャーカッコイー

キタキツネ『せんせーかっこいーね』ヒソッ

サーバル『………ねぇ、キタキツネ…』

キタキツネ『?』

サーバル『そ、そのね?わ、私と先生どっちがかっこいーかな?』

キタキツネ『え?』

サーバル『べ、別に深い意味は無いんだけど…ね?気になるなーって……////』カァー

キタキツネ『>>21

見た目は先生のがかっこいい
けどサーバルは心がかっこいい

キタキツネ『かっこいーのは先生かな』

サーバル『うみゃー』ガクッ

キタキツネ『……見た目はね』

サーバル『え?』

キタキツネ『でも、中身はサーバルの方がかっこいーかも…』プイッ

サーバル『キタキツネ……』キュルルーン

ピロリロリーン




3DS「やったね!サーバルの好感度が上がったよ!」

キタキツネ「コツを掴めばらくしょーだね」ニヤッ


………その後も

アライグマ『キタキツネせんぱーい!』

フェネック『はいよー』ヒラヒラ

アライグマ【近所の中学生】

フェネック【アライグマの友達】


アルパカ『美味しい紅茶あるよぉ』ニコニコ

アルパカ【購買のお姉さん】


キャラは続々と増えていった

キタキツネ「キャラ、増えてきた…」

キタキツネ「誰をこーりゃくしよーかな?」ワクワク

3DS「あっ、ちょっと待って!その前にアドバイスだよ!」

キタキツネ「あどばいす?」

3DS「このゲームにはキャラによって難易度があるんだよ!」

キタキツネ「難易度?」

3DS「わかりやすく言うと……」

S 無理ゲー
A 難しい
B 普通
C 簡単
D チョロい

3DS「こうなってるよ」

キタキツネ「ふーん」

3DS「ちなみに……キャラごとに当て嵌めると……」

S ヒグマ、フェネック
A アルパカ、博士、助手
B アライグマ
C サーバル
D ギンギツネ

3DS「こんか感じかな」

キタキツネ「ギンギツネ……」

3DS「あくまでキミ視点ではだから……」

3DS「さぁ、誰を攻略する?」

キタキツネ「えーと……」


攻略対象
幼なじみ、昔馴染みのお姉さん、委員長、副委員長、先生、近所の中学生、アライグマの友達、購買のお姉さん
の中から >>25

購買

キタキツネ「……やっぱりげぇむは難易度が高い方が燃えるよね」メラメラ


じゃぱりがくえん

サーバル『ねーねーキタキツネー!帰りに喫茶店でもよってこーよー!』

キタキツネ『ごめんねサーバル、ボク、用事があるから』

サーバル『えー?』ブー


購買

アルパカ『いらっしゃぁい、購買へようこそぉ』ニコニコ

キタキツネ『……ジャパリまんひとつ』

アルパカ『はーい、ありがとねぇ』ニコニコ

キタキツネ『……………』ジー

アルパカ『? どぉしたのぉ?』

キタキツネ『アルパカ、きれい』ボソッ

アルパカ『いやだよぉ、こんな可愛い娘に褒められたらお世辞でも照れちゃうよぉ』

キタキツネ『お世辞なんかじゃない』

アルパカ『………え?』

キタキツネ『ボク、本気だから』キリッ

アルパカ『……………』

キタキツネ『………ねぇ、アルパカ。>>27に行かない?』


>>27 場所

屋上

おくじょう

アルパカ『こ、こんなとこに呼んでぇ…なんの用?』

キタキツネ『………座って』ポンポン

アルパカ『………』スワリ

キタキツネ『はい、ジャパリまんはんぶんこ』パカッ

アルパカ『ありがとねぇ』スッ

キタキツネ『……………』ジー

アルパカ『な、なにぃ?』

キタキツネ『別に?アルパカ可愛いなと思って』ニコッ

アルパカ『/////』カアー

ピロリロリーン


キタキツネ「あ!アルパカの好感度が上がった!」

キタキツネ「これ本当に難易度A?らくしょーだよ」

キタキツネ「それともボクが恋愛げぇむの才能あるのかな?」ニヤニヤ

3DS「…………」

キタキツネ「さて、アルパカはさっさとこーりゃくして次のフレンズを…」ピッ



キタキツネ『アルパカ、食べさせてあげる』スッ

アルパカ『じ、自分で食べられるよぉ///』ドキドキ

ガラッ

キタキツネ、アルパカ『?』

ギンギツネ『………一緒に帰ろうと思って校舎を探してたら……』

ギンギツネ『……こんな所で…そんな女と何やってるのよキタキツネ…』グスッ

キタキツネ「え?え?ええ?な、なんでギンギツネが???」

3DS「イベント発生だね」

キタキツネ「イベント!?」



ギンギツネ『さ、早く帰るわよキタキツネ』グイッ

キタキツネ『い、いたいよギンギツネ!』

アルパカ『…あのぅ……』オソルオソル

ギンギツネ『……………』キッ

ドンッ

アルパカ『うぁっ!』ドサッ

ギンギツネ『私のキタキツネに近寄らないでよこのメスブタ!』ギロッ

ピロリロリーン


キタキツネ「うわぁぁぁぁ!なんで!?ギンギツネの好感度上昇が止まらないよー!」ピッピッ

3DS「ヤンデレモードに突入しちゃったね」

キタキツネ「や、やんでれもーど?」



キタキツネ『アルパカに酷い事しないでよギンギツネ!』

ギンギツネ『………………』

ギンギツネ『ねぇ、キタキツネ?あなた将来私のお嫁さんになるって約束したわよね?』

キタキツネ『…………え?』

キタキツネ『で、でもあれはちっちゃい頃の……』

ギンギツネ『私……ずっと待ってるのに…』グスッ

キタキツネ『………え?』ゾクッ

ギンギツネ『ねえキタキツネ!私とあのメスブタのどっちが大切なの!?』グググ

キタキツネ『ギンギ……ツネ…やめ……くるし……』

アルパカ『キャアァァァァー!!』

ギンギツネ『アイシテルワキタキツネ』グググ

キタキツネ『>>30

落ち着け!(張り手)

キタキツネ『落ち着いてよギンギツネ!』ドンッ

ギンギツネ『きゃっ』ドサッ

ギンギツネ『な、なにするのよキタキツネ!』

キタキツネ『それはこっちのセリフ!ボク、危うくしんじゃうとこだったよ!』

ギンギツネ『だってキタキツネが私を裏切るから……』シュン

キタキツネ『……………』チラッ

アルパカ『ひぃ!』ビクッ

キタキツネ『……そうだね…ギンギツネやアルパカの為にもはっきりさせなきゃ…』グッ

ギンギツネ『キタキツネ……』

アルパカ『ふわぁぁぁ…もう帰してぇ』ビクビク

キタキツネ『……ボクは……』


1、やっぱりギンギツネが好きだ!
2、アルパカを愛してる!
3、(他のフレンズ)が好きだ!
安価下

キタキツネ『ボクが好きなのは……このコだよ!』ビシッ

ボス『セーブポイントデス。セーブヲシマスカ?』ビビビ

アルパカ『こ、校長ぅ(ラッキービースト)?』

ギンギツネ『そんな……キタキツネ…』ガクッ

ボス『セーブシマスカ?』ビビビ

キタキツネ『そういう訳だから二人とも諦めて……』

アルパカ『いやぁ、私は別に最初からぁ……』

ガラッ

トキ『あら?アルパカ、こんなところにいたの?』

キタキツネ『音楽のトキ先生?』

ギンギツネ『キタキツネキタキツネ…』ブツブツ

アルパカ『トキ先生……』

トキ『ほら、早く放課後デートしましょ?』

アルパカ『そうだねぇ』ニコニコ

イチャイチャ

キタキツネ『………………』

キタキツネ『アルパカとトキ先生がそんな関係だったなんて……』ゴクリ

ギンギツネ『キタキツネキタキツネ』ユラッ

キタキツネ『ギンギツネ……』

ギンギツネ『キタキツネキタキツネ』ガシッ

キタキツネ『!? な、なにするの!離してよ!!』

ギンギツネ『………ここは見晴らしがいいわね?』ニコッ

キタキツネ『え?』

ギンギツネ『………一緒にここから飛んで……天国で幸せになりましょ?』

キタキツネ『!?』

キタキツネ『い、いやだー!離してよー!』グググ

ギンギツネ『ウフフ……キタキツネったら…暴れちゃってカワイイ♪』ガシッ

ボス『>>34

flying in the sky
高く羽ばたけ、大空を何処までも

ボス『flying in the sky (高く羽ばたけ、大空を何処までも)』

キタキツネ『そ、そんな……』

ギンギツネ『さぁ逝くわよキタキツネ!誰にも邪魔されないエデンへ!!』ピョン

キタキツネ『うわぁぁぁぁ!!』


ヒュー



グチャ


ビビッ

BAD END

きたきつねのへや

キタキツネ「うわぁぁぁぁ!」ポイッ

3DS「いだっ!」ドサッ

キタキツネ「な、なにこのげぇむ…」ガクガク

3DS「いたた…急に放り投げるなんて酷いじゃないか……」

キタキツネ「だ、だって……ギンギツネがボクと屋上から……」ブルブル

3DS「それはキミが間違った選択肢を選んだせいだよ…仕方ないじゃないか」

キタキツネ「うぅ…だって…」グスッ

キタキツネー

キタキツネ「!」

ガラッ

ギンギツネ「どうしたのキタキツネ!今悲鳴みたいなのが聞こえたけど!?」

キタキツネ「ひっ……ギンギツネ…」ビクッ

ギンギツネ「? どうしたの?震えてるみたいだけど……」

キタキツネ「>>37

キタキツネ「こないでよぉ」グスッ

ギンギツネ「……いったいどうしたのよキタキツネ……」

キタキツネ「……でてって…」

ギンギツネ「………え?」

キタキツネ「でてってよ!」

ギンギツネ「そんな…キタキ……

ピシャリ

ギンギツネ「………………」




3DS「ギンギツネを追い出しちゃって良かったのかい?」

キタキツネ「うん、いい……」グスッ

3DS「………やれやれ…」

3DS「それじゃあ…気分直しにゲームなんてどうだい?」

キタキツネ「……さっきみたいな怖いのはやだよ……」

3DS「へーきさ!今度のはすごく平和的で楽しいゲームだよ?」

キタキツネ「……ほんと?」

3DS「本当さ」

3DS「ポケモノフレンズジャパリサンとジャパリムーンて言うんだけどね?」

……………

………

……

いっしゅうかんご

さばんなちほー

ギンギツネ「……うぅ…キタキツネに嫌われた……しにたい…」グスッ

サーバル「お、落ち着いてよギンギツネー!」

かばん「えーと…その……ギンギツネさん……」

かばん「キタキツネさんとのケンカの原因で何か思い当たる事とかはありませんか?」

ギンギツネ「それがわからないから相談に来てるのよ!」ガタッ

かばん「……ぁ、ごめんなさい…」

サーバル「うみゃー……」

ギンギツネ「キタキツネったら…あれからずっと部屋に引きこもりっぱなしで…」グスッ

ギンギツネ「……私は食事もお風呂もトイレも寝る時も一人……一週間ロクにクチもきいてないわ…」グスッ

ギンギツネ「………もうしにたい…」ガクッ

かばん「ギンギツネさん……」

サーバル「へーきだよギンギツネ!」

ギンギツネ「………え?」

サーバル「かばんちゃんはね!すっごいんだよ!今までだって色んなフレンズの悩みを解決してきたんだから!」

サーバル「だからね!だからね!きっとギンギツネとキタキツネを仲直りさせるすっごい方法も思いついちゃうんだから!」

かばん「ちょ……サーバルちゃん……」

ギンギツネ「ほ、本当!?かばん!」キラキラ

かばん「えーと…その………」

サーバル「かばんちゃん!」

ギンギツネ「かばん!」

かばん「……じゃあとりあえずは……」

かばん「>>41でもしてみたらどうでしょうか」

コッソリいなくなって様子を見る

かばん「逆に暫くキタキツネさんと距離を置いてみるってのはどうですか?」

ギンギツネ「え!?」

かばん「ギンギツネさんがキタキツネさんと暫く距離を置く事でキタキツネさんにギンギツネさんの大切さを再認識させる作戦です」

かばん「押して駄目なら引いてみろってやつですかね?」

サーバル「さっすがかばんちゃん!あったまいー!」パチン

ギンギツネ「い、いやよ!」

かばん「え?」

サーバル「うみゃ?」

ギンギツネ「そ、そんな……キタキツネと離れるなんて絶対にいや!あのコの側には私が……私がついてなきゃ……」ブツブツ

かばん「……えーと………」

サーバル「>>43

でもこのままでいいの?

サーバル「ギンギツネ…このままで本当にいいの?」

ギンギツネ「サーバル……」

サーバル「少しの我慢だよ?ギンギツネが少しだけ我慢すれば、またキタキツネと仲良く一緒にごはん食べたりお風呂入ったりトイレしたり寝たりできるんだよ?」

ギンギツネ「……………」

かばん「サーバルちゃん……」

ギンギツネ「……わかった……私、やってみるわ!」グッ

かばん「キタキツネさん!」

サーバル「やーったね!」パチン


………そして……さらに3日の月日が流れた

みっかご

ギンギツネ(そろそろいいかしら?)ドキドキ

ギンギツネ「き、キタキツネ~?」ガラッ

キタキツネ「チッ、マタクソコタイカヨ」ブツブツ ピッピッ

ギンギツネ「………あ、あの……キタキツネ?」

キタキツネ「………ん?なんだ、ギンギツネか……」

キタキツネ「何か用?ボク、今忙しいんだけど」ピッピッ

ギンギツネ「な、なにしてるのかな?って……」

キタキツネ「ギンギツネには関係ないでしょ」ピッピッ

ギンギツネ「………………」チラッ

ギンギツネ(部屋の中が凄く汚い……ジャパリまんの食べカスとかもそこら中にあるわ……)

ギンギツネ「ね、ねえ…キタキツネ…食事とかはどうしてたの?」

キタキツネ「………ギンギツネがいくら呼んでも来ないからその辺のジャパリまん食べてた」ピッピッ

ギンギツネ(ひょっとして……私がいなかった事にすら気づいてなかったの?)

ギンギツネ「……お風呂は?」

キタキツネ「入ってないよ。めんどくさいから」ピッピッ

ギンギツネ「………ちゃんと寝てるの?」

キタキツネ「………………」ガタッ

キタキツネ「………うるさいなぁ」チッ

ギンギツネ「……え…」

キタキツネ「今孵化厳選で忙しいんだよ!もうでてってよ!」

ギンギツネ「そ、そんな…キタキツネ…」

プーン

ギンギツネ「…………ん?」チラッ

ギンギツネ「………その黄色い液体が入った大量のペットボトルはなに?」

キタキツネ「」ビクッ

ギンギツネ「ねえキタキツネ、この大量のペットボトルに入った黄色い液体はなんなの?」

キタキツネ「そ、それは…その…」アセアセ

ギンギツネ「ん?」ニコッ

キタキツネ「…………れもんてぃー」ボソッ

ギンギツネ「>>48

じゃあ冷蔵庫に入れておくわ

ギンギツネ「……まったく、飲まずにこんなところに置いておいたらもったいないじゃない」ヒョイッ

キタキツネ「や、やめてよ変態!」

ギンギツネ「………?変態?どういう事?だってこれはレモンティーなんでしょ?」

キタキツネ「い、いや…その/////」

ギンギツネ「これは私が冷蔵庫に入れておくから安心して?」ニコッ

キタキツネ「うぅ~~…もぅでてけー!////」




ギンギツネ(……キタキツネにも困ったものね……)キュッキュッ

ギンギツネ(……でも……このまま甘やかすのはキタキツネの為にもならないわ…)ゴクゴク

ギンギツネ(ここは心をセルリアンにしてでも私が………)ゴクゴク

ギンギツネ「私がキタキツネを真っ当なフレンズに更生してみせる!」プハー

よくじつ

ギンギツネ「ゆうえんちに行くわよキタキツネ」バーン

キタキツネ「いやだよ。ボク忙しいし」ピッピッ

キタキツネ「ギンギツネ一人で行ってくればいいでしょ」ピッピッ

ギンギツネ「……駄目よ。今日は博士達の呼び出しで全員参加の集会なの」

キタキツネ「ふーん、あっそ。めんどくさ」ピッピッ

ギンギツネ「…………話をする時くらいはげぇむやめて」

キタキツネ「いや」ピッピッ

ギンギツネ「……………」ヒョイッ

キタキツネ「! あっ!ボクのでぃーえす!」

キタキツネ「ボクのでぃーえす返してよギンギツネ!」

ギンギツネ「キタキツネが今日の集会に参加するまでこれは没収よ!」

キタキツネ「>>51

キタキツネ「わかった!わかったから返して!」ウルウル

ギンギツネ(可愛い////)キュルルン

ギンギツネ(はっ!だ、駄目よ!甘やかしはキタキツネの為にならないわ!)ブンブン

キタキツネ「?」

ギンギツネ「わ、わかればいいのよ!早く準備して!」

キタキツネ「……わかったよ」チェー

ゴソゴソ

ギンギツネ(ふぅ…とりあえずは外に連れ出す事は成功ね……)

ギンギツネ(それにしても……)チラッ

3DS「」

ギンギツネ「こんなのの何がそんなにいいのかしら?」

ゆうえんち

ワイワイ ガヤガヤ

ギンギツネ「もう結構集まってるわねー」

キタキツネ「アーダル」

ギンギツネ「久しぶりの外はどう?キタキツネ?」

キタキツネ「ウワーコンダケイテイロチガイゼロカー」ブツブツ

ギンギツネ「………………」

ギンギツネ「と、ところでキタキツネ…その帽子はどうしたの?」

キタキツネ「さとしだよ」

ギンギツネ「? そ、そう…似合ってるやね…(さとし?)」

ウミャー

ギンギツネ、キタキツネ「!」

サーバル「ギンギツネー!キタキツネと仲直りできたんだねー!」

かばん「良かったですね、ギンギツネさん」

ギンギツネ「ええ、あなた達のお陰よ?」ニコッ

サーバル「キタキツネー!久しぶりー!」

キタキツネ「あろーら、サーバル」

サーバル「あろ?うみゃ?」

かばん「……ま、まあ…元気そうで良かったですよ」ハハ

キタキツネ「>>55

うっ、うん

訂正

>>23
3DS「こんか感じかな」→こんな感じかな

>>54
ギンギツネ「似合ってるやね…」→似合ってるわね…

キタキツネ「う、うん……」ピクッ

キタキツネ「…………ん?」

かばん「?」

ギンギツネ「どうしたの?キタキツネ」

キタキツネ「かばん、今ボクと目があった」

かばん「え?」

キタキツネ「ポケモノトレーナー同士…目があったらそれはバトルの合図……」

かばん「ポケモノトレーナー?」

ギンギツネ「な、何言ってるのよキタキツネ!」

サーバル「うみゃ?」

キタキツネ「あろーらでチャンピオンになったボクの実力をみせてあげる!いけっギンギツネ!」

ギンギツネ「え!?いけってなに!?」

サーバル「狩りごっこだねー!負けないよー!」ガオー

ギンギツネ「ちょっと!」

かばん「サーバルちゃん……」

キタキツネ「ギンギツネ!れいとうびーむ!」

ギンギツネ「え?えっと……おりゃー!」


シーン

サーバル「………うみゃ?」

かばん「>>58

サーバルちゃん、キタキツネに破壊光線

かばん「サーバルちゃん、キタキツネさんにはかいこうせん」

サーバル「はかいこーせんとかよくわかんないけどー………うみゃー!」バッ

ギンギツネ「キタキツネ!」

キタキツネ「わわっ!トレーナーに攻撃するのは反則だよ!」

かばん「そうなんですか。サーバルちゃんストップ」

サーバル「うん」ピタッ

ギンギツネ、キタキツネ「ほっ…」

ワーワー

かばん、サーバル、キタキツネ、ギンギツネ「!」

かばん「あっ、博士達の演説が始まったみたいですね……」


博士「今日はよく集まってくれたのですねポンコツ共」

助手「我々の賢い言葉を聞くのです」

ワーワー

サーバル「よくわかんないけど博士たちすっごい事言ってるんだね!」

かばん「そうだね」

キタキツネ「……………」

キタキツネ「いくよ、ギンギツネ」クイッ

ギンギツネ「へ?」ゴクゴク →おいしいれもんてぃーでHP回復中

博士「かれーは美味しいのです。美味しいものを食べてこその人生……」

ツカツカ

キタキツネ「………………」

博士「ん?」

助手「何なのですかお前たち、博士が演説中なのですよ。さっさと戻るのです」

キタキツネ「……ボク、ゆきやまちほーのキタキツネ。ゆめはポケモノマスターになること」

博士「は?」

キタキツネ「こいつは相棒のギンギツネ」

ギンギツネ「………えと…ども…」

キタキツネ「今日は島クイーンである博士たちに挑戦しにきたよ」

博士「島クイーン?何を言っているのですかお前たちは……」ハァ

助手「ほう?島クイーンである私に挑戦ですか?やりますねぇ」

博士「助手!?」

ギンギツネ「ちょっとキタキツネ…さすがにヤバいんじゃ…」ヒソヒソ

キタキツネ「へーきだよギンギツネ!博士は見たところひこうタイプ…こおり・フェアリータイプのギンギツネが有利だよ」ヒソヒソ

ギンギツネ「ちょっと何言ってるかわからないわ」

キタキツネ「いくよ!ギンギツネ!」

ギンギツネ「え!?いや……その…」

助手「返り討ちにしてあげるのです」ニヤッ

助手「いくのです!博士!」

博士「>>63

シュッ

博士「シュッ!」

ギンギツネ「え?博士が細く……!?」

キタキツネ「ギンギツネ!」

ギンギツネ「はっ……!」

ガラーン

ギンギツネ「博士がいな……」

博士「後ろなのですよ」シュッ

ギンギツネ「!」

助手「我々はフクロウ」

博士「音も無く背後に忍び寄ることなど朝飯前なのです」ギラン

助手「博士、にどげり」

博士「……………」シュシュッ

バキッ

ギンギツネ「きゃっ!」ドサッ

キタキツネ「ギンギツネー!」

ギンギツネ「うぅ……」ヨロッ

博士「助手!やったのです!私を褒めるのです!」キラキラ

助手「やれやれ、出てしまいましたか。博士の甘えん坊な性格」

博士「な、何を言っているのですか///私は甘えん坊では無いのです!」

助手「それはおかしいですね?確か昨晩も……」ウーン

博士「うわぁぁぁ/////」カーッ

助手「これは厳選のやり直しですかねぇ?」ニヤニヤ

博士「うぅぅ/////」プシュー


キタキツネ「ギンギツネ!へーき!?」

ギンギツネ「だ、大丈夫よキタキツネ…」ヨロッ

キタキツネ「ギンギツネ………」ウルッ

ギンギツネ「でも…一応HPを回復しておくわ」キュッキュッ

ギンギツネ「ゴクゴクゴク」→おいしいれもんてぃー

キタキツネ「>>66

レモンティーがもう無くなっちゃったよ

キタキツネ「……何飲んでるの……?」サーッ

ギンギツネ「え?これはキタキツネの部屋にあったレモンティー……って、しまった!」ササッ

キタキツネ「…………へんたい…」ジトッ

ギンギツネ(キタキツネ……)キュン


ギンギツネのこうげきりょくがぐーんと上がった


博士「………よくわからないですが、ちょいちょいっと終わらせてかれーを食べるのです!」

キタキツネ「………仕方ない、いくよギンギツネ」スッ

ギンギツネ「え?なにが?」

助手「! 待つのです!博士!」

博士「?」

助手「………キタキツネが腕につけているあのリングは………」

キタキツネ「さすが助手……島クイーンだけあるね?」ニヤッ

助手「じゃぱリング(手作り)!!」

ギンギツネ、博士(なにそれ)

ギンギツネ(はっ!そんなことより、もうレモンティーが無くなっちゃったわ!)

ギンギツネ(……後で補給しなきゃ)

キタキツネ「ギンギツネ!」

ギンギツネ「え!?な、なに?」ドキッ

キタキツネ「いくよギンギツネ!ボクたちのジェンリョク!」

ギンギツネ「ジェンリョク?」

キタキツネ「ふふふーんふーん」カクカクドンベー

博士「…………なんですかあのマヌケな踊りは……」

ギンギツネ「可愛い」

助手「可愛いのです」

博士「!?」

キタキツネ「とぉー!!」ドンベー

ボス「ギンギツネハJ(ジャパリ)パワーヲミニマトッタヨ」

ギンギツネ「え!?」

助手「来ますよ博士…ギンギツネのJ(ジャパリ)技が……」ゴクリ

博士「なんですかそれは……」

キタキツネ「………必殺!!」



ギンギツネのJ(ジャパリ)技名 安価下

キタキツネ「ボクたちのジェンリョク!!必殺のDONBE!!」

ギンギツネ「もうこうなったらヤケよ!」

ギンギツネ「ふふふーんふーん♪」ツンツン

博士「いたっ!こらっ!やめるのです!」

キタキツネ「ふふふ!こうかはばつぐんだね!」ドヤッ

助手「………ハァ…やれやれ…」

助手「…………博士、メガシンカ(野生解放)」

博士「!」

ギンギツネ、キタキツネ「……………へ?」



ドカーン!!!!

ゆきやまちほー

キタキツネ、ギンギツネ「」ボロッ

キタキツネ「……ハァ…博士たち……さすがは島クイーンだね……」ボロッ

ギンギツネ「………そうね…」ボロッ

キタキツネ「………ボロボロにやられちゃった…やっぱり現実はげぇむみたく上手くはいかないな…」

ギンギツネ「…………そうね」クスッ

ギンギツネ「あ、それはそうとキタキツネ」ゴソゴソ

キタキツネ「?」

ギンギツネ「はいこれ」スッ

3DS「」

キタキツネ「………ボクのでぃーえす…」

ギンギツネ「集会が終わったら返す約束だったでしょ?」

キタキツネ「>>72

ありがと…

キタキツネ「ありがと…」

ギンギツネ「約束は約束だからね?」

ギンギツネ「それと……あんまりげぇむばっかりしちゃ駄目よ?」

キタキツネ「………うん…」

キタキツネ「……ねぇギンギツネ…」

ギンギツネ「ん?」

キタキツネ「げぇむもたのしーけどやっぱり……」

キタキツネ「ボク……ギンギツネと一緒にいる方がたのしーな」ニコッ

ギンギツネ「>>74

私も一緒にいたほうが嬉しい

ギンギツネ「私も…その…」

ギンギツネ「キタキツネと一緒にいれたら嬉しい…////」モジモジ

キタキツネ「あ、ギンギツネてれてる」ジー

ギンギツネ「て、照れてなんかないわよ////」カーッ

キタキツネ「ふふっ、ギンギツネ可愛い」

ギンギツネ「うぅ~////」

キタキツネ「さてと」スクッ

ギンギツネ「? どうしたのキタキツネ?」

キタキツネ「ボク、暫くお風呂入ってないし、ボロボロだからさ」

キタキツネ「一緒にお風呂入ろうよギンギツネ」ニコッ

ギンギツネ「キタキツネ……」

キタキツネ「じゃあ、先にお風呂行ってるね!」

タッタッタ

ギンギツネ「わ、私も早くお風呂に行かな………」

パアア

ギンギツネ「え?」

3DS「」パアア

ギンギツネ「これはキタキツネのやってたげぇむ……何で光ってるの?」ヒョイ

ギンギツネ「きっと電源を切り忘れたのね?キタキツネったら…」パカッ

パアア

3DS「やぁ!」

ギンギツネ「………え?」

ギンギツネ「は、箱が喋っ……」

3DS「どのソフトで遊ぶか選んでね?」

…………………

………

おんせん

キタキツネ「フレンズ~50年~♪」

ガラッ

キタキツネ「!」

ギンギツネ「」ブツブツ

キタキツネ「おそいよぉギンギツネ~」

キタキツネ「ボク、待ちくたびれてのぼせちゃうとこだったよ」プクー

ギンギツネ「オフロイベント……コウカンド……」ブツブツ

キタキツネ「………ギンギツネ?」

ギンギツネ(……今の…私の好感度ならきっと何をしても許される……)ドクンドクン

キタキツネ「?」

ギンギツネ「ご、ごめんねキタキツネ…」ドクンドクン

ギンギツネ「さ、洗いっこしましょ?」ニコッ







おわり

おわりです

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