アニ「エレンに懐かれた…」(209)
ネタバレあるのでアニメ派は注意
アニ(お父さん、私訓練兵になったよ。でも退屈なんだ…友達いないから…)
アニ(ライナーは友達作っていいって言ってた。でもベルトルトに反対された…クソノッポが!)
アニ(でも、ベルトルトは正しいと思うよ。私は友達を殺すなんてこと出来ないから…それもベルトルトには見抜かれてたんだろうね)
対人格闘訓練
アニ(この訓練はサボれるから好きだw)
アニ(適当にウロウロしてやり過ごそっと。ペア組む子も居ないし…)
アニ「!」
アニ(うわっ!ライナーこっち来た!一緒に居ちゃダメなんだろ!?来んなよ!!)
ライナー「教官の頭突きは嫌か?」
アニ「…(嫌に決まってんでしょ…何言ってんのさ)」
ライナー「それ以上身長を縮めたくなかったら真面目にやるんだなw」
アニ「」(あ?それはタブーって知ってるよね?覚悟できてんの?)ゴゴゴゴゴゴ
ライナー「よし!エレン!コイツに兵士の心構えを教えてやれ!」
アニ「?」(コイツは確かエレン・イェーガー…だっけ?)
エレン「え!俺かよ」
エレン「まぁいいや。アニ!やり方は知ってるよな!行くぞ!」ダッ
アニ(私の名前知ってたんだ、意外だ)
スパァァァアン
エレン「!?」
ガクッ!
エレン「???( ゚д゚)…俺…蹴られたのか?…立てねぇ…」
アニ「」(あ!思いっきりやっちゃったよ!いいよね?けしかけたライナーが悪いんだ)スタスタ
ライナー「まだだ、武器を取り上げるまでだ!!」
アニ「」(え!?エレン痛がってるじゃん!もういいじゃん!)
エレン「アニ!…これにはやり方があるんだよ!!」半泣き
アニ「」(ライナーを恨んでよね!私悪くないから!)がしっ
ぐるん!!
エレン「!?」ドシャッ!
アニ「はい」つナイフ
ライナー「」( ゚д゚)
アニ「次はアンタが私を襲う番だね」(覚悟しなよライナー?)
ライナー「イヤ、オレハチョットヨウジガ…」( ゚д゚)
エレン「やれよ」
ライナー「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」
ぐるん!!
ドシャッ!
ライナー「」( ゚д゚)
エレン「すげぇなアニ!その蹴り技誰に教わったんだ!?」わくわく
アニ「え?あ…お父さんに…」(話かけられた…話していいの?ライナーがニヤついてる…なんで?)
ライナー(エレンはいいヤツだ!アニの友達になれる。頑張れアニ!)
エレン「アニの父ちゃんすげぇな!」
アニ「どうでもいいよ…。こんな技は巨人相手に役に立たないじゃん」
エレン「でも俺はこの技があれば子供の時にいじめっ子を1人で追い払えたんだよな…」( ´・ω・`)
アニ「1人じゃないってことは…」
エレン「ミカサだよ。というかアイツ1人でいじめっ子3人痛めつけて土下座させてた…アレ反則だろ」
アニ「あぁ、全力のクリスタを手首から下だけであしらってこっち睨んでるよ…」
アニ「じゃあね…」(もっと話したいけどベルトルトに怒られる)
エレン「待ってくれ!!」
アニ「ん?」
エレン「一緒に訓練しようぜ!!」(`・ω・´ )
アニ「」( ゚д゚)サソワレタ?
アニ「いいよ!かかって来な!」(いいよね。ちょっとくらい)
エレン「行くぞ!!」ダッ
ドシャッ
エレン「」( ゚д゚)ナンデ?
アニ「アンタさぁ…弱いよ…」
エレン「!!!」カチン!
エレン「うおおおおお」( *`ω´)ダッ
ぐるん!!
ドシャッ!
エレン「」( ゚д゚)バカナ
食堂
アニ「」ポツン
アニ「」( ´・ω・`)もぐもぐ
アニ「」(さみしくないもん!!)
エレン「アニ!」
アニ「!!?」( ゚д゚)ガタッ!
エレン「うわっ!びっくりした!」
アニ「あぁ、ゴメンよ….で、何?」
エレン「いや、隣で飯食おうと思って…ダメか?」( ´・ω・`)
アニ「!」パァァァ
アニ「別に♪勝手にしなよ♪」
エレン「おぉ!邪魔するぜ!」ドサッ!
エレン「でよぉ!格闘術の話何だけどよぉ。何で俺勝てないの?」
アニ「アンタは力の入れ方が雑なんだよ。」
エレン「?どゆこと?」
アニ「必要ない力まで使ってる。それなのにホントに必要な力が入りきってない…」
エレン「難しいな…(・_・;」
アニ「バカだもんね」
エレン「何ぃ!?」( *`ω´)
アニ「バカにバカって言っただけだもんね!」( ´ ▽ ` )
エレン「くっそぉぉぉ!!!明日こそ絶対に勝つ!!!!」
アニ「負けないよ!バカには死んでも負けない」
エレン「今に見てろよ!」ガツガツもぐもぐ(`・ω・´ )
アニ「ふっ…」(弟みたい…)
廊下
アニ「~♪」
ベルトルト「アニ!」
アニ「!?……ベルトルト…何?」
ベルトルト「何?じゃない、君は使命を忘れたのかい?」
アニ「忘れてない…でも…友達は欲しい。ライナーはいいって言ったもん!」
ベルトルト「使命を果たすのに支障が無ければって意味だろ?」
アニ「………でも」
ベルトルト「君の性格じゃ無理だよ…壁内で友達作って…使命果たすなんて。意地悪で言ってるんじゃないんだ」
アニ「……わかってる。もう、寝る」( ´・ω・`)
ベルトルト「あぁ、お休み…きつく言い過ぎたよ。ゴメンよ」
アニ「ベルトルトは悪くない」
寝床
アニ「はぁ…」(早く帰りたい…1人は嫌だ…お父さん)
しくしくぐすぐす
ミーナ「」よじよじ
ミーナ「アニ!」
アニ「!」
ミーナ「何か泣いてるみたいだけど大丈夫?」
アニ「あぁ…
君の性格じゃ無理だよ
アニ「別に….」ぷいっ!
ミーナ「?」( ´・ω・`)
ミーナ「」モゾモゾ(`・ω・´ )
アニ「!?」
アニ「アンタ何やってんのさ!!??」(; ・`д・´)
ミーナ「ふふふ!一緒に寝よ!」(´∀` )
アニ「は?」
ミーナ「ホームシックのアニを元気付けます!ミーナ・カロライナ!頑張るお!」(`・ω・´ )b
アニ「」( ゚д゚)へ?
普通のssは疲れる…
今日はこの辺にして
スカトロスレ立てるぞぉぉ!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ミーナ「へへへ♪あったかいね♪」♪( ´▽`)
アニ「うん…あったかい」
ミーナ「」(-_-)zzz
アニ「寝んの早えよ」
アニ(誰かと一緒に寝るのって小さい時にお父さんと寝てた時くらいか…お父さんってイビキうっさいんだよね…)
アニ(ミーナお休み…)(( _ _ ))..zzzZZ
翌朝
アニ「」(-_-)zzz
ミーナ「やめて…アルミン…脱糞なんてバカこと……」むにゃむにゃ
ユミル「こいつら何で一緒に寝てんだ?」(しかもミーナのヤツ…どんな夢見てんだ…背筋が)
クリスタ「早く起こさなきゃ遅刻しちゃうよ!」
ユミル「おら!!起きろアホ!!」げしっ!
ミーナ「トイレがぁ!!( ゚д゚)がばっ!
アニ「…ん?あと五分…」(つД`)
ユミル「おい!公然わいせつ頭!何の夢見てたんだ!!」
ミーナ「ハァハァ…アルミンが怖い夢…」(: ゚д゚)
アニ「」すぅすっ
クリスタ「アニがまだ寝てるよ」
ユミル「こういうヤツは脱がしちまえばいいんだよ」ニヤニヤ
クリスタ「うわぁ悪い顔…でも、ちょっと面白そう/////」
ユミル「何枚脱がせるか賭けようぜ!私は3枚で起きると思う」
クリスタ「二枚かな!」
ミーナ「全部いっちゃおう!!」
アニ「」(-_-)zzz
ユミル「まずズボンだな…」
ミーナ、クリスタ「ごくっ…」
するするっ
ユミル「おぉ…」
ミーナ「アニって足…キレイだね…」
クリスタ「やっぱりやめようよ!(いいぞ、もっとやれ)」
ユミル「次はパーカーだな。こりゃ難しいぞ…」
脱がし脱がし
ユミル「……。」
ミーナ「アニ…おっぱい…おっきい」
クリスタ「ずるい」
アニ「!」ぱちっ
三人「!!!」
アニ「何やってんの?」ムクッ
アニ「…」チラ
アニ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
食堂
アニ「ぐすっぐすっ」。・゜・(ノД`)・゜・。
ユミル「悪かったって!泣くなよ~」
ミーナ「アニが可愛くて。つい…」
クリスタ「だから私は止めたのに…」
アニ「うぇぇぇぇぇん!!!」。・゜・(ノД`)・゜・。
エレン「あれ!?どうした!?何でアニが泣いてるんだ!?」
アニ「こいつらに…服…脱がされた…しくしく」(/ _ ; )
エレン「お前ら…いじめか?」( ゚д゚)
ミーナ「ち、違うよ!!ちょっとふざけるつもりが行き過ぎちゃっただけでイジメじゃないよ!!!」((((;゚Д゚)))))))
クリスタ「そ、そうだよ!私止めたし!!!」((((;゚Д゚)))))))
ユミル「そうだ!!だから、その人殺し見たいな目で睨むな!!!」((((;゚Д゚)))))))
エレン「まぁ、ユミルはともかく。ミーナやクリスタがイジメなんてすると思えないしな」
ユミル「どういうつもりだ?死に急ぎコラ」( ゚д゚)アァ?
ミーナ「いやぁ、まさかアニのパンツが……
アニ「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!/////」
ユミル「ん?そうだなぁまさかアニのパン…
アニ「やめてぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!/////」
エレン「アニのパンツ?」( ゚д゚)
ベルトルト「ライナー…アニが素に戻ってる。まずいよ」
ライナー「別にいいだろ?お前は何をそんなに焦ってんだ?アニも1人はさみしいに決まってる….」
ベルトルト「君がアニにエレンを差し向けたんだろ?」
ライナー「……」
ジャン「悪いが今の話は聞かせてもらったぞ!?」
ライベル「!?」(しまった!!)
ジャン「エレンとアニが仲良くなったら何で困るんだぁ?」ニヤニヤ
コニー「そうだよぉ。言えよベルトルトぉ~」ニヤニヤ
ベルトルト「いや!違っ…そんなんじゃない!!」
コニー「おーい!!お前らぁ!!!!ベルトルトはアニが好きだってよぉぉぉ!!!!」
全員「!!!!!」
アニ「は?」( ゚д゚)ハ?
ざわさわきゃーきやー
ベルトルト「\(^o^)/」
ベルトルト「違うって言ってるだろ!!!」
ジャン「そうだな!違うよな!大好きなんだよな!!」ニヤニヤ
ベルトルト「違う!!!!!」
ライナー「いいんだぜ!?you言っちゃいなよ!」ニヤニヤ
ベルトルト「ライナーまで何言ってるんだ!!!」
コニー「違わねぇだろ?ここ最近アニの方ばっか見てたじゃねぇか!」ニヤニヤ
ベルトルト「いや、それは…」
ミーナ「ベルトルトぉぉ!!アニの今日のパンツは…
アニ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ//////」げしっ!!!!
ミーナ「あべしっ」どんがらがっしゃん
エレン「クリスタ!!教えてくれ!!アニのパンツが何なんだ!?」
クリスタ「え?アニのパンツ縞パンだったよ?」
アニ「!?」
エレン「そ、そうなのか!?(やべっ抜いてこよう…)」
ミカサ「エレン!私も縞パンを履いている!私で抜くべき!」
エレン「は!?何言ってんだ!?意味わかんねぇよ!!!(何で抜くってバレたんだ!!??)」
クリスタ「?…抜くって何?」きょとん
ユミル「クリスタ!抜くってのはな?」ニヤニヤ
クリスタ「うんうん!」
クリスタ「…おちんちん…を?」カァァァァ
ユミル「そうだ!エレンはオチンチンをシコシコしようとしてたんだ」ニヤニヤ
エレン「ばかっ!!誰がそんなことするって言ったんだよ!!」
ミカサ「顔に書いている。何なら私のを見せても構わない」
ジャン「!!?」( ゚д゚)ガタッ
ユミル「アニ~!!エレンがお前でシ○るってよぉ~!!!!」
コニー「ベルトルトもアニでヤルらしいぞーー!!!」
エレン「バカ野郎!!てめぇ!!デカイ声で何言ってやがる!!!/////」
ベルトルト「コニぃぃぃぃ!!!!!」
ミカサ「ユミル!エレンは私でシコる。アニでシコシコするのはベルトルト。人聞きの悪いことを言わないで」
エレベル「だから違うって言ってんだろーがぁぁぁぁぁ!!!!!」
対人格闘訓練
マルコ「よせ!ベルトルト!!コニーとジャンが死んじゃうだろ!!」
ベルトルト「」ゴゴゴゴゴゴゴ
ジャンコニ「」ちーん
ライナー「そうだぞ?八つ当たりか?」ニヤニヤ
ベルトルト「言っとくけど次はライナーの番だよ?」
ライナー「」
エレン「アニ!ペア組もうぜ!!」
アニ「……別にいいけど」
エレン「行くぞ!」ダッ!!
アニ「」ゲシッ!!!!
エレン「ぐぁぁぁぉぁぉぁ!!!!!!」
エレン「やり過ぎだ…立てない…」ガクガク
アニ「ふん!!アンタが悪いのさ/////」ぷいっ
エレン「さっきのことか?」
アニ「他に何があるってのさ!言ったクリスタも悪いけど!アンタのが最悪さ!!」(あぁ、言っちゃった…これで皆と溝ができちゃうね…。でも、これでいいんだ…)
エレン「ごめん…」しょぼん
アニ「!?」
エレン「あの時に顔真っ赤にしてたアニが新鮮で悪ふざけが過ぎちまった…謝るよ。許してくれとは言わないけどさ」
エレン「アニとは仲良くしたいんだ…」
アニ「ふぅ……もういいよ。反省してくれてるみたいだし。これ以上は大人気ないね!私も暴力なんかでやり返して悪かったよ。立てるかい?」
エレン「あぁ!…っ!」がくっ!
アニ「!?大丈夫!?」オロオロ
エレン「中々クリーンヒットしたぜ…へへへへ」苦笑
アニ「ケガさせるつもりは無かったんだ…」
エレン「いやいや、元はといえば俺が悪いじゃん…」
アニ「医務室連れてくよ…肩貸すから」
エレン「すまねぇな。よいしょ!」ヨタヨタ
アニ「悪いね。私チビだからもたれ心地悪いだろ」ヨタヨタ
エレン「そんなことねぇよ!」(アニいい匂いする…)
ミカサ「」ゴゴゴゴゴゴゴ
アルミン「ミ…かさ…ギブ…」ぎゅううううう
医務室
アニ「誰もいないね…」
エレン「ここで待ってれば誰か来るだろ。俺は待ってるから、お前は訓練戻れよ」
アニ「私が処置するよ。いつ人が戻ってくるのかわかんないしね。湿布貼って包帯巻くくらいしかできないけどさ」
エレン「あぁ、助かるよ。ありがとう」
アニ「いいよ、このくらい…」ペタッ…くるくる
エレン「……」(……////)
アニ「終わったよ!」
エレン「…」
アニ「エレン!終わったって!」
エレン「!!すまん!!…訓練に戻るか…」
アニ「うん」
エレン「」(さっきのパンツの話…俺最低だったな…。自分の欲のためにアニのこと…俺はクズだ!)
アニ「…?」
エレン(やっぱり、俺が悪いって。ちゃんと謝るべきだよな。でも、幻滅とかされたらヤダな…)
アニ「さっきから黙りこくって、どうしたんだい?」
エレン「!!!」
エレン「…いや、その…さっきの話なんだけどさ…」オロオロ
アニ「さっきの?」
エレン「食堂での話だよ…」
アニ「その事ならもういいって」
エレン「俺、スケベ心で…
アニ「そっから先は言わなくていいよ」
エレン「!?」
アニ「まぁ、年頃だし…そういうのもあるだろうし////…そんなのは好きじゃないけど……仕方ないとは思ってるよ。理解が無いワケじゃない。気に病む必要はないよ」
エレン「ごめんな…」
アニ「健康な証拠さ…訓練に戻るよ」
エレン(結婚したい)
食堂
エレン(アニは優しいし…可愛いし。何かお姉さんみたいだな…。氷の女なんてアダ名があるけど全然違うよ…)
ミカサ「エレン!何でアニの方見てぼーっとしてるの?」ゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「!」
アニ「!?」
エレン「ばっ!ちげぇよ!!////」
ミカサ「嘘!!」
エレン「違うって言ってんだろ!!ミカサのアホ!!!」ダッ
ミカサ「!!」ガーン
アルミン「ミカサ…大丈夫?」
ミカサ「アホっ言われた…エレンに嫌われた…嫌われた…」ぶつぶつ
アルミン「ミカサ!!しっかりして!!」
アニ(私の方見てたって…さすがにマジマジ見られたらヤダよ…そりゃ男の子は多少はエッチな事考えるんだろうけどさ)
ミーナ「ふ~ん」ニヤァ
クリスタ「?…ミーナどうしたの?」もぐもぐ
ミーナ「クリスタには関係ないよ♪」
クリスタ「むっ!ひどい!!」
ミーナ「ゴメンゴメン!私の思い出し笑いだから気にしないで!」
クリスタ「そっか!じゃあいい!!」もぐもぐ
ユミル(天使)
アルミン「一つだけ良い方法がある!!
いいかいミカサ、今から僕が脱糞するからそれをエレンの顔に塗りつけるんだ‼」
廊下
エレン「あ~あ、アニの事で頭一杯だし…ミカサには八つ当たりしちまうし…酷いザマだな」
ミカサ「…エレン」
エレン「ミカサ!?」
ミカサ「さっきはゴメン。皆の前で茶化すようなことを言った…。悪気は無かったけど。無神経なことを言ってしまった…ごめんなさい」
エレン「いや、ミカサは悪くないよ。アニの方見てたし…指摘されてカッとなっちゃったんだ。八つ当たりだよ。悪かったな…」
ミカサ「アニにどんな気持ちを抱いているかは聞かないでおく…。でも嫌な予感がする…アニには深入りしない方がいいと思う。エレンが傷つくことになる」
エレン「アニはいい子だ!そんなことない!!」
ミカサ「…っ!ごめんなさい。また言ってしまった…」
エレン「あぁ、俺もだ…ゴメン。今は1人にしてくれ…」
ミカサ「わかった」スタスタ
エレン(アニ…)
女子寮
アニ「……」
ミーナ「アーニ!」ひょこっ
アニ「ん?ミーナ?どうしたの?」
ミーナ「ふふふふ、一緒に寝るのだぁ!!」ごそごそ
アニ「まったく、狭くて寝苦しいよ」
ミーナ「そんなこと言わないでよぉ♪」
アニ「はぁ…さっさと寝なよ」
ミーナ「寝る前に話がありまぁす」
アニ「手短に頼むよ。眠いんだ…」
ミーナ「アニは冷たい!!」
アニ「氷の女だからね」
ミーナ「むぅ!!」
アニ「で?話って何?」
ミーナ「むふふふwズバリ。エレンはアニの事が好きでしょー!!」ズバリ!ソーデショー!
アニ「…バカバカしいね」ぷい
ミーナ「待ってよぉ!アニもおかしいと思わなかった!?エレンの食堂に居た時の態度!!」
アニ「」
ミーナ「絶対意識してると思うね!アレは好きだね恋だね!」
アニ「昼に色々あったからね…。そのせいじゃないの?私はもう寝る」ぷい
ミーナ「」(昼に何があったのかめちゃくちゃ気になるんですけど…)
男子寮
エレン「…….っ…….」シコシk
エレン(ダメだ!!何をアニでシコろうとしてんだ!!不潔だ不潔!!アニはあんなに優しいんだ!!こんなことは裏切りだ!!絶対にしない!!)
エレン(あぁ…俺…完璧にアニのこと好きだな…)
エレン(どうしよう……母さんの仇を…巨人を駆逐するまで…色恋に走らないって決めてたのに…)
エレン(くるしい…)
アルミン「エレン…….くるしいんだね」つスッ浣腸
翌朝
エレン(あんまり眠れなかった…。しかもちょっと早いな…あれ?」
ジャン「…ミカサ…縞パン履いてんだな…かけるぞミカサ…」シコシコシコシコシコシコ
エレン(ジャンの野郎…ミカサでシコってやがる…あ!よし、ジャンには悪いけど利用させてもらう!)
ジャン「…ミカサ…ミカサ…」シコシコシコ
エレン「ジャン…」ぼそっ
ジャン「死に急ぎ!?」どぴゅっ
エレン「げっ!!汚ぇ!!しかも俺でイッたみたいじゃねぇか!!やめろよ!!」
ジャン「こっちのセリフだ死に急ぎ!!声かけんなよ!!ボケ!!」フキフキ
エレン「お前立場わかってんのか?」
ジャン「はっ!!!」
ジャン「すいませぇぇぇん」土下座
エレン「うむ!」
ジャン「このことは内密に…特にミカサには…」
エレン「いいぞ、条件は付けるけどな!」
ジャン「条件…?」(嫌な予感が)
エレン「俺は今アニのことが好きなんだ付き合えるように協力してくれ。もちろん俺もお前がミカサと仲良くするのに協力する」
ジャン「よし、条件を飲む」(よかった、中々いいヤツじゃねぇか)
エレン「後、お前は語尾にジャンって付けて喋れ」ニヤァ
ジャン「…」
エレン「返事」
ジャン「はい…」
エレン「あ?」
ジャン「じゃん!」
食堂
エレン「よしお前はミカサとアルミンのとこへ行け。俺はアニのとこで食う」
ジャン「わかった!!」
エレン「ほぉ?」
ジャン「じゃん!!」
エレン「うむ」
ジャン「よぉ!ミカサ!アルミン!」
アルミン「ジャン!おはよう!珍しいね僕達の所に来るって」
ミカサ「おはよう」
ジャン「あぁ、おはよう!たまにはいいじゃねぇか!」
エレン「」チラッ
ジャン「!?」
ジャン「たまにはいいじゃん!!」
ミカサ「どうして言い直したの?」
ジャン「別に深い意味ない…じゃん!そういう気分じゃん」
アルミン「何だか話し方も変だね」
ミカサ「気持ちわるい」
ジャン「ひでぇなぁ…」
エレン「」チラっ
ジャン「!?……ひでぇじゃん」
エレン「アニ!隣いいか?」
アニ「別にいいけど。アンタ最近よく来るね」
ミーナ「ふふふふ」ニヤニヤ
エレン「なぁアニ!聞いてくれよ!!」
アニ「なんだい?」
エレン「さっき朝早く起きたらさジャンがオナってやがったんだよwww」
エレン「んで!今ジャン罰ゲーム中で語尾にジャンって付けて喋らせてんだww」
アニ「」
ミーナ「」(エレン…いくら面白いと思っても女の子に下ネタは)( ゚д゚)
アニ「アンタ昨日ことちゃんと反省してんのかい?」ほっぺたぎゅぅぅぅ
エレン「いべべべべ!!おべ!なんがわるいごどいっだが!!??」ぎゅぅぅぅぅ
アニ「ちゃんと反省するまで口きかないよ」
エレン「……」ガーン
アニ「」スタスタスタ
エレン「」( ゚д゚)
ミーナ「エレン…今のはエレンが悪いよ…」
エレン「俺は…ただ…アニを笑わそうと思って…」
ミーナ「それはアニもわかってるよ。でもジャンが可哀想だし、女の子に下ネタはダメってルールがあるんだよ?」
エレン「そうなのか!?うわぁ!!下ネタダメだったなんて…笑えると思ったのに…」
ミーナ「ジャンも可哀想だよ?」
エレン「原因がわかったよ!俺に足りないのはデリカシーだ!!ミーナありがとうな!!」
ミーナ「いや、ジャンも可哀想…」
エレン「アニに謝ってくるぜ!!うぉぉぉ」ダダダダ
ミーナ(ジャンかわいそう…)
エレン「アニ!!待ってくれ!!」
アニ「?」
エレン「さっきはデリカシー無いこと言って悪かったよ…。アニを笑わせたくて言ったんだ」
アニ「はぁ…アンタ謝ってばっかだね…。まぁでも、ジャンが語尾にジャンってのは笑えるねw」
エレン「だよな!」(アニが笑った可愛い結婚したい)
アニ「でもアンタは女の子との話し方を勉強するべきだと思うね」
エレン「手厳しい…」
アニ「普通だよ」
そのころジャンは
ジャン「このパンおいしいじゃん!!ミカサ!!今日は対人格闘訓練のペア組もうぜじゃん!!」
アルミン「ジャン、さっきからジャンジャンうるさいよ」
ミカサ「その喋り方やめてくれない?」
ジャン「何のことじゃん?」(俺だってやめてぇよ…こんな喋り方…)
対人格闘訓練
ミカサ「」ボキボキボキ!!!
ジャン「じゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
アニ「ついに叫び声までジャンって言ってるね。アイツ」
エレン「ぶっはっはっはっwwしかもミカサのコブラツイストが綺麗に決まってるじゃん!!」
アニ「……じゃん、ぷっw」
エレン(アニが笑ってるキスしたいキスしたいキスしたい)
アニ「油断してていいのかい?」シュッ
エレン「しまった…」
バタ!
アニ「簡単に寝技かけられてんじゃないよ…進歩しない弟子だね…まったく」
エレン「油断してんじゃねぇぞ」ぐわっ
アニ「!!」
むにゅ!
エレン「!?」
アニ「甘いよ!!」ぎゅぅぅ
エレン「ぐぇ……」(やべぇ!胸触っちまった…バレてない!?大丈夫!?バレてない!?)
アニ「私の極め技から逃れようなんて…根性だけは一人前だね」
エレン「それがとりえだ!」(よかった!バレてない!)
エレン「悪い!ちょっと便所行ってくるわ」
アニ「はいよ」
エレン「」(早く抜かねぇと股間が破裂する…)ヨチヨチ
倉庫裏
エレン「アニ…アニ……」シコシコシコシコシコ
ユミル(はぁ…対人格闘なんて真面目にやってられっかよ。倉庫裏でサボってやろっと)
エレン「アニ……イク…」どぴゅっ
ユミル「」( ゚д゚)
エレン「ふぅ………あ…」( ゚д゚)
ユミル「www」ニヤァ
エレン「頼む!!!黙っててくれ!!」土下座!!!
ユミル「え~っ!どぉしよっかなぁ~!www」ニヤニヤ
ユミル(エレン声)「アニ!アニ!どぴゅっ!」
ユミル「wwwwww」
エレン「ぁぁぁぁぁああ!!!」カァァァァ
ユミル「黙っててやってもいいけどぉ?w」
エレン「何すればいいんだ!?」くわっ
ユミル「!!…んー、そうだなぁ」
ユミル「もっかいシコってるトコ見せろw」
エレン「」( ゚д゚)
エレン「……それで、いいのか?」
ユミル「いやw私にしばらくは絶対服従だww」
エレン「わかったよ…」
ユミル「はやくしろ!はやく!」わくわく
エレン「ふぅ………」シコシコシコ
エレン「うぅ……う………」シコシコシコシコシコシコ
ユミル「」(おぉ//////)まじまじ
エレン「……っくぅ…あぅ」シコシコシコシコシコシコ
ユミル「何をオカズにしてんだ?ww」
エレン「うっせぇ……」シコシコシコ
ユミル「絶対服従」
エレン「」
ユミル「言え!命令!」
エレン「アニ…とこの状況と…アニとアニとアニ」
ユミル「どんだけアニ好きなんだよ…てか、この状況とかwお前Mかよw」
エレン「続けるぞ……」
ユミル「……うん/////」
エレン「………はぁ……はぁ」シコシコシコシコシコシコシコシコ
エレン「んぅ…」シコシコシコシコシコシコ
ユミル「イクのか?/////」wwww
エレン「あぁ……イキそ…あっ」どぴゅっ
ユミル「わっ!」ビチャ!
アニ「まったくエレンには女の子との話し方を教えてやらなきゃいけないね」ニチックチッ
プスーーー ニチッ ミチミチミチッ ニチニチニチニチニチ… スーーー ポチュンポチュン ニチニチニチニチニチ…
ミチッ ポチュン ミリミリミリミリミリ ビチビチビチビチビチ ポチュン ポチュン ポチュン
アニ「……」シュッ!カサカサカサカサッ
うらやましいな、>>77。
俺と代われ
ユミル「顔にかけやがって…」ゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「ひぃぃぃぃ」
ユミル「今度は私がシてやるよ」がしっ
エレン「え?」
ユミル「www」シコシコシコシコシコシコ
エレン「やめてぇぇぇぇぇ!!」
ユミル「うるせぇ、黙っててヤられろ!すぐイカせてやんよ!!」(やべっ!何かに目覚めそうだ)シコシコシコ
エレン「うぅ………アニぃ………」
>>79
キース「キルシュタイン…何をしている?死ぬまで走ってこい」
アニ(エレンのヤツ…便所が長いな。倉庫裏でサボってやり過ごすか…ん?)
ユミル「気持ちいか?」ニヤニヤシコシコ
エレン「うぅ…もう出る…」
アニ(エレン!?)
エレン「うぁ…」どぴゅっ
ユミル「いっぱい出たな////」ペロリ
アニ「」( ゚д゚)
エレン「!!?」( ゚д゚)
ユミル「ん?」ペロペロ
ユミル「あっ」( ゚д゚)
アニ「あ…その、すまないね…アンタ達がそういう関係だったとは…私はズラかるよ…じゃね」目逸らしスタスタスタ
エレン「ちがぁぁぁう!!!誤解だぁぁぁぁ!!!!!」号泣
ユミル「wwww」
がしっ
ユミル「!?」
エレン「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
エレン「コロス」( ゚д゚)ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユミル「いやいや待て待て!!誤解を解きゃいいだけじゃねぇか!!」((((;゚Д゚)))))))
エレン「ほぉ!?言い訳はそれで終わりだな!?巨人より先にお前だ」血の涙
ユミル「待ってぇぇぇ!!!誤解全部解くからぁぁぁぁ!!!その拳降ろせってぇぇぇぇ!!!」
エレン「あの決定的シーンを見せて誤解を解くだ!?もはや誤解の域にあるのか俺もわからんぞ!?やっぱりお前はここで死ね!」悪鬼の形相
ユミル「私は今まで口先八丁のペテンで生きてきたんだぞ!?決定的シーンの一つや二つは簡単に誤魔化せる自信があるんだよ!!」
エレン「バカやろぉ…その決定的シーンをアニに見られたのが問題なんだ!!!アニに見られたのが!!!!」
エレン「他のどうでもいいヤツならここで殺して埋めりゃ解決したってのによぉ!!お前やっぱ死ね。埋めてやるよ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユミル「お前やっぱ異端だろ…」(うわぁ怖ぇぇよ。完全にキレてるよ瞳孔開いてるよやべぇよ…)
ユミル「ごめん….なさい…ぐすっ……ぐす」
エレン「!?」
ユミル「こんなことに…なるなんて……思ってなくって…ぐすっ……ほんとう…に…ごめん….なさい…」ぐすぐす
エレン「…………」
ユミル「ごめん….ね?…私……死ぬ…から…ごめん….ね?」がくがくぶるぶる
エレン「だぁぁぁぁ!!わかったよ!!もういいよ!!!誤解解くの手伝えよな!!!!」
ユミル「ごめん….ね」(あっかんべー♪嘘泣きだよぉーん)
エレン「アニは何処だ!?」
ユミル「あっち!あっち!」
エレン「おーい!アニ!!」
アニ「!?」びくっ
アニ「な、なんだい?」
エレン「さっきの事だけどよぉ…」
アニ「私は…なにも見てないからね…うん!見てない!だから何のこと?」苦笑
エレユミ「」( ゚д゚)
エレン(ユミル!早く誤解解け!)
ユミル「あぁ、さっき見られたアレ何だけどさ…。」
アニ「!?」
ユミル「エレンがよぉ!アニ~!アニ~!って気持ち悪い声出してシコシコしてやがってさ!それで黙っててほしかったら…って脅してあの状況なんだよwだからエレンは悪くねぇんだよ!」
エレン「」( ゚д゚)コロサレタインナラハッキリソウイエヨ…
アニ「」( ゚д゚)
アニ「」スタスタスタ
エレン「……」へたっ
ユミル「誤解は解けた…な!じゃ、これで~」スタコラサッサ~
ジャン「じゃぁぁぁぁぁぁん」
ミカサ「」バキバキバキバキ
アルミン「やめて!ミカサ!ジャンの腰はそれ以上曲がらないじゃん!!」
懐くって好きって意味なのか?
>>93
アニ→友達
エレン→恋愛感情
的な感じでアニは好かれてるの気付いてない感じで解釈してくれ
食堂
エレン(気まず過ぎてアニに近寄れない….)
ジャン「何でエレンがここにいるじゃん?」
ミカサ「エレンがここに居るのは当たり前。私から見れば何故ジャンが居るのかわからない」
ジャン「そんなこと言うなじゃん!傷付くじゃん!!」
エレン「つーか、ジャンジャンうっせぇんだよ。何だその喋り方。うぜえからやめろよ」荒んだ顔
ジャン「じゃん!?」
アルミン(エレンがかつてないほど荒んでる…)
女子寮
ミーナ「アニ元気ないよ?どうしたの?」
アニ「別に……なんでもないよ?いつも通りさ」
ミーナ「そう?悩みご相談なら。このミーナ・カロライナまで♪」
アニ「覚えとくよ…お休み」
ミーナ「お休み~」
アニ(エレンは私が好きなのかい?……でもダメだよ…続かないんだからさ……後一年も無いんだから…嫌だよ、皆を攻撃するなんて…殺すなんて…)
アニ(もう……寝よう…)
立体起動訓練
エレン(もう一ヶ月もアニとろくに口聞いてない…気まずいけど。これじゃダメだよな!好きってバレたかな…気持ち悪いって思われてるかな…)
アルミン「エレン!!」
エレン(よし!今日は対人格闘訓練があるから話しかけるんだ!!逃げちゃダメだ!!)
アルミン「エレン!!!!!」
エレン「わっ!?すまん!!アルミン!」
アルミン「エレンが班長だろう!?指揮してくれなきゃ!!それにぼーっとしたら危ないよ!!」
トーマス「ぼーっとしててこんだけ早いんだから頼りになるのは確かだけどな」
ミーナ「エレンは10番以内確定だろうね!いいな~」
エレン「浮ついたことを言うな!!俺とアルミンで索敵する!!残りは討伐に当たれ!!散れ!!」
全員「了解!!」
アルミン(様子が変だ…)
対人格闘訓練
エレン(アニは……ミーナとやってる…な。アニ…やっぱ強えぇな)
ライナー「おい!エレン!」
エレン「何だライナーか」
ライナー「失礼なヤツだな…。アニの方見てたな…」
エレン「見てねぇよ。」
ライナー「男同士じゃねぇか!言っちまえよ!わかりやすいんだよ!お前」
エレン「……」
ライナー「へぇ~、まさかエレンがアニをねぇ~w」
エレン「まさかって顔してねぇぞ。やっぱりなの間違いじゃねぇの?」
ライナー「そう拗ねるなよ!女なんていっぱいいるじゃねぇか?な?」
エレン「!?」
ライナー「どうした?」
エレン「珍しいな…」
ライナー「は?」
エレン「いつもなら、諦めんな的な暑苦しいこと言うのにって思ってよ…」
ライナー「あぁ、まぁたまにはいいじゃねぇか!はははは」(微妙に鋭いな…アニとの仲を応援できねぇんだよ…友達ならいいけどよ)
ライナー「あ、サシャだ!おい!サシャ!!」
サシャ「!?」
サシャ「がるるるるるる!!!」
ライナー「!?なんだ!?」
クリスタ「昨日ライナーとかアルミンに乱暴される夢を見たらしいの…」
サシャ「ライナーは…恐いです!!」
ライナー「わからねぇ…」
エレン「」(アニ…)
兵士「お前達は訓練兵団を無事卒業した!!!これから、お前達には3つの選択肢がある(以下略
エレン「アニ!」
アニ「なに?」
エレン「お前は憲兵団に行くんだよな?」(久々に話した…)
アニ「そのつもりだけど?アンタは調査兵団だったっけ?」
エレン「あぁ、子供の頃からの目標だからな!」
アニ「ホントに根性だけは一人前だね。死ぬんじゃないよ!」
エレン「当たり前だ!!」(アニは優しいな…今まで俺が逃げてただけなんだな…)
ベルトルト「やる事はわかってるね?」
ライナー「あぁ、明日だな…」
アニ「………いや…だ」
ライベル「なっ!?」
ライナー「何言ってんだよ!!今更」(まずいな…)
アニ「嫌だよ……こんなことしたくないよ……やめたい」
ライナー「決めてたことだろ!?やるしか道は無いんだ!!お前が悪いんじゃない!!」
アニ「嫌なものは嫌だ!!私はやらない!!!!」
パチィィィィン!!!!
アニ「ベル…トル…ト」ヒリヒリ
ベルトルト「僕は最初に言ったよね?それがこの結果だ…我儘言うな」
アニ「………ぐすっ……うぅ……」ぽろぽろ
ライナー「アニ……」
ベルトルト「五年前と同じだ…君は巨人共を呼ぶ、僕が外門を壊す、ライナーが内門だ。いいね?」
ライナー「あぁ…わかってる」
ベルトルト「アニも…いいね?」
アニ「……ぐすっぐすっ……うぅ…」
ライナー「ベルトルト…アニには俺から言っておく…」
ベルトルト「あぁ…頼む。僕も冷静じゃない…気持ちは変わらないよ。強いか弱いかの差だよ」スタスタスタ
ライナー「故郷に帰るためだろ?アニ…」
ライナー「今日は休め…アニ」
アニ「………」
アニ(この世界は残酷だ…)
アニは強えぇな!すごい技術だ!!
ホームシックなアニを励ますよ!ミーナ・カロライナ頑張るお!!
この死に急ぎ野郎!なんだと馬面!
もっとやれー!ぎゃはははは
アニ(残酷で…美しい…)
キートン山田「しかし下ネタをかまされた挙句ピンサロ紛いの行為を見せつせられズリネタにされてもなお意識してしまうあたり。彼女もかなりの変人である」
アニ「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
>>108「」orz土下座
トロスト区駐屯兵団本部
小鹿野郎「逃げたら死罪やから!!ちゃんと戦えよ!!!!」
訓練兵団「ハッ!!!!」
モブ「嫌だ…嫌だ…」
ダズ「オロロロロロロ」
アニ(………)
アニ(私のせいで………皆……)オロオロ
ライナー(アニ……)
トロスト区攻防戦後
ミーナらしき遺体「」
アニ「ごめん….なさい…ごめんなさぃ…」(しらなかった……こんなに怖いなんて……しらなかった……こんなに悲しいなんて……私…なんのために?ねぇ、神様…どうして?)
ライナー「アニ…謝っても仕方ない…早く弔ってやるんだ」(これは…ミーナなのか?顔が…くそっ!アニには見せたくなかった…)
ベルトルト「」
ライナー「壁の破壊は一時保留だな」
ベルトルト「エレンを奪取すること…これが優先だ。僕とライナーは調査兵団でエレンを見張る。壁外でエレンを攫うのはアニだ…」
アニ「………」こくっ
ライナー「決まりだな…」(ごめんなアニ…もう少しだ…もう少しで故郷に帰れる)
ベルトルト「…」
アニ(私は戦士…私は戦士であることを選択した…戦士として使命を果たすことが私の贖罪。もう迷わない)
ザシュッ!ズバァン!
アニ(被験体巨人。抹殺)
コニー「立体起動装置の点検か…。俺達訓練兵に巨人を殺すようなメンタル持ったヤツいねぇよ。みんな消沈してる…」
アルミン「今回の被験体殺し犯人の私怨は果たされたかもしれないけど、人類にとっては大きなマイナスだ…」
コニー「今日は兵団を決めなきゃ行けないのにな…。あのジャンが調査兵団になるって言ってる俺はどうすればいいんだ?勇ましく戦いたいけど巨人は怖えよ…見たくもない…」
アニ(……あいつも使命を果たそうとしてるんだろうね。目的意識は変わらないのに、何で私は後ろめたいんだろう…。せめて…同期の皆が憲兵団か駐屯兵団に入ってくれればよかったのに)
コニー「アニ!お前はどう思う?俺は憲兵になった方がいいのか?」
アニ「!?……アンタさ。他人に死ねって言われたら死ぬの?」
コニー「は?死なねぇよ!!」
アニ「じゃあ、自分に従えばいいんじゃないの?」(私の悪い癖だ…。自分に従わないのは…私だ…。素直に言えばいいじゃん。憲兵になってくれって…。アルミンはどうなのかな?)
アニ「アルミン…アンタはどうなの?」
アルミン「僕は…調査兵団にするよ。最初から決めてたしさ。」
アニ「そっか…決めたんだね」
コニー「お前…恐くねぇのか?」
アルミン「恐いし死ぬかもしれないけど…自分で死ぬ意味が理解できたら。そうするしかないんじゃないかって思ったんだ…。」
アニ「アンタは弱いくせに根性あるからね」
アルミン「あ、ありがとう…。アニってさ。実は結構優しいよね?」
アニ「…は?」(やめて…そんなこと言わないで…誰か私を怒ってよ…悪い奴だって。そっちの方が楽なのに…)
アルミン「だって、アニの言い方って僕達に調査兵団に行って欲しくないって感じがするし」
アニ「……私は…ただ、自分が助かりたいだけだよ」
アニ(そう自分が助かりたい…アンタ達が調査兵団に行かなければ…苦しみが減るから…決断を迷わなくて済むから)
アニ(壁の中に生まれたらどんな人間になったのかな…私は…)
兵団勧誘
エルヴィン「ここに残る者は近々ほとんど死ぬだろう(略
エレン(団長…そこまで脅したら人員が……ん?あ、アニだ!)
エレン(アイツは憲兵団に行くんだよな…。しばらく離れ離れになっちまうんだよな……。もし、死んじまったら、もう二度と…)
エレン(いや、決めたことだろ?アニは涼しい顔してんのに何めそめそしてんだ俺!バカか!)
エレン(俺はもう兵士だ!人類の希望、調査兵団の一員なんだ!!)
オルオ「おい、エレンなんで難しい顔してんだ?」
エレン「いや…仲の良い同期を見つけたので、考え事をしていました。」
ペトラ「エレンの恋、応援してるよ♪」
エレン「な!?そんなんじゃ!!」(何でわかるんだよ!!!)
オルオ「おいエレン…俺はモテないんだ…俺の前で女の話はするな。いいな?」イライラ
エレン「き、気をつけます…」
壁外
アニ(ふぅ………。神様が居るなら…どうか、どうか私の通る道に同期生が居ませんように……)
ガリッ
女型巨人「」(エレン、あんたを貰うよ…)ズシンズシンズシンズシン
女型巨人「きぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!」
ネス「シス!!アルレルトの方に行かせるな!!!」パシュ!!
シス「了解!!」パシュ!!
シス「うぉぁぁぁぁ!!!!」ギュゥゥゥゥン
女型巨人「」ぱしっ!!ブチュ!!
ネス「シス!!!」
ぱしっ
ネス「!?」ブォン!!!
ドシャッ!!!!
アルミン「……なんだあれ…殺される」
女型巨人「」ぺしっ
アルミン「ぬわぁぁぁぁ」ずざぁぁ
アルミン「」ビクビク
アルミン「おのれ巨人めっ!糞尿を嗜む高尚な趣味を解せない野蛮な異常性癖のボミット野郎共めっ!必ずこの僕がエレンとミサカを駆使して一匹残らず駆逐してやる‼」
女型巨人「」ペラっ
アルミン「……」ビクビク
女型巨人「」(アルミン?……ライナー…別に殺さなくてもいいよね?……いや、私は戦士だろ?…でも…)
アルミン「はぁ…はぁ…」ガクガク
女型巨人「」ズシンズシンズシンズシンズシンズシン
ジャン「」ぱしゅ!!
女型巨人「!?」(今度は誰!?邪魔をするなら)びしぃ
アルミン「ぐぁぁぁぁぁ」ドシャ!!ズズズズゴロゴロ!!
ジャン「アルミン!!!」
女型巨人「」(ジャン!?もう決めた。私は戦士…アニ・レオンハート!邪魔するヤツは容赦しない!!)
びしゅ!!!
ジャン「!?…コイツ!運動性能が普通のヤツの比じゃねぇ!!ダメだワイヤー掴まれておわる!!!死ぬ…」
アルミン「ジャン!!死に急ぎ野郎の仇をとってくれぇ!!!!」
女型巨人「!」(死に急ぎ…エレンだね。仇?どういうこと?)
ジャン「…?動きが止まった!?まぁいい!助かった」スタッ!!
アルミン「右翼側で死に急いだアイツの仇を討つんだ!!!」
女型巨人「」(私が来たのが右翼側のはず…まさか、間違えて…いや、そんなはず…)
ライナー「」パシュ!!!
ジャン(ライナー!?直接うなじを狙うのか!?)
ライナー「しねぇぇぇぇぇ!!!!」
女型巨人「」(ライナー、作戦変更かい?とりあえず掴むか…)ぱしっ
ジャン「!?…ライナー…お前…」
ズバァァァァァン
ライナー「どぉりゃぁぉぁぁ」
ライナー「逃げるぞ!!時間は稼いだ!!普通の巨人じゃなけりゃ追いかけて来ないだろ!!!」
女型巨人(中央後方…エレンここに居るんだね)ズシンズシンズシンズシン
モブ班長「これでも喰らえ化け物!!!」バン!!!
女型(そんなの当たらないよ!!)スカ!
モブ班長「今だ!!!」
モブA「三ヶ所同時だ!!」
モブB「うなじ!脊椎!腱!何処を狙っても動きは止まるだろ!!」
モブC「ズタズタにしてやる!!」
女型「」ふわっ
モブ「飛んだ!?」
ぐしゃり
どしゃっ
モブA「」
モブB「」
モブC「は、離せぇ!!!」
女型(アンタ達が悪いんだよ?邪魔するから!ホラ!飛びたいんだろ?あははははは)ヒュンヒュンヒュンヒュン
モブ班長「…俺が…俺が報告しないと!!」
女型(アンタだけ逃げようなんて許さない!!!)ズシンズシンズシンズシン
ドカァァァァァ
モブ班長「!!!」
ドシャァ
女型(……あははははは)
女型(邪魔するからだよ!!ざまぁないよ!!あははははは!!!あははははは)
巨大樹の森
モブ「あぁぁぁぁぁ」ビチャ!!!
モブ「離せぇぇぇ」グチャァ!!!
女型(次から次へと虫みたいにぃぃ!!!邪魔なんだよアンタら!!!エレンはすぐそこだっていうのにさ!!!!)
モブ「わぁぁぁぁぁぁ」ベシャ!!!
エレン「また死んだ!!!助けられたかもしれないのに!!!」
グンタ「前を向け!!エレン!!!」
ペトラ「前を向きなさい!!!エレン!!!」
エレン「何故ですか!!??仲間を見殺しにしろって言うんですか!!??」
ペトラ「そうよ!!」
エレン「何故だかわからない!!!それを説明しない理由もわからない!!!」
オルオ「それがわからねぇのは!!お前がヒヨッ子だからだ!!黙ってしたがえ!!!」
わーわーぎゃーぎゃー
女型(エレン…あんたは甘いよ…誰も死なせたくないって考えが間違いなのさ…それができれば誰も苦労しない!!!来て貰うよ!!!)グワッ!!
エレン「ひぃぃぃ」(捕まる……)
リヴァイ「………」
エルヴィン「撃てぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
ドドドドドドォォォォォン!!!!!!!
女型(な、何だこれは!?くそっ!!!動かない!!!!!)ミシミシ
女型(こんな所で捕まるわけには……)ミシミシミシミシ
ハンジ「動けば動くほど関節が締まって動けなくなるよw残念だねw」
リヴァイ「早く出て来てくれないか?こんなとこで時間食ってる余裕はねぇんだよ…」ゴス!!
女型「」
リヴァイ「お前は俺の仲間を殺しまくって楽しかったか?俺は今引きずり出されて殺されるお前を見るのが楽しみだ……お前ならわかってくれるだろう?」ギロッ
女型(楽しい…だって?…楽しいワケないだろ!?ふざけんなよ!!くそっ!!!!)
女型「きぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
全員「!?」
お待たせ*www
じわじわ更新していく。このスレ乗っ取りたい人居たらいつでも言ってくれ譲渡するw
ミケ「エルヴィン!!全方位から巨人多数接近!!先に東からだ!!」
エルヴィン「荷馬車護衛斑!!迎え撃て!!」
巨人共「」ドドドドドドド
調査兵A「行かせるかよぉぉぉ」ブシュゥゥゥ
調査兵B「女型に近づけるなぁぁぁ!!!」チャキッ!!
スカッ
調査兵A「何!?」
調査兵B「無視だと!?」
調査兵C「リヴァイ兵長!!!!」
リヴァイ「てめぇ……何かしただろ…」ゲシッゲシッ
女型(ふふふふ…私が喰われたら困るんだろ?守りなよ刈り上げ野郎…)
リヴァイ「チッ……ふざけやがって」パシュッ
ヒュンヒュンッ!!!
ドシィィィィン!!!
巨人2体「」ちーん
3m級巨人「」がぶっ
エルヴィン「総員戦闘開始!!!女型を死守しろ!!!!」
ズバァァァン!!!
ドシィィィィン!!!!
調査兵「くそっ!!ダメだぁぁ!!」
アニ(ふん、そこで一生巨人共と遊んでな……)パシュッ
アニ(エレンを探さないとね……お父さん……もうすぐ帰れるよ……帰ったら、私を叱ってほしい…)ブシュゥゥゥ!!!
アニ(………信号弾を撃てば向こうも撃つかもね…試すか…)バァァン!!
バァァン!!
アニ(こんなに簡単に引っかかるとはね……)ポイッ
アニ(来たみたいだね……巨人になる体力は残ってるけど…1人だけでも削っとこうか…)チャキッ
アニ(あの先頭の坊主頭が指揮役か?とりあえずアイツを殺る!!)パシュッ!!ギュィィィン!!!
グンタ「ん?リヴァイ兵長か!?……いや、違う!!誰だ!?」
アニ(捉えた!!!)ザンッ!!
リヴァイ斑「!?」
エレン「グンタさん!?」
エレン「……っ!!」
グンタ「」
エレン「そんな……」
オルオ「止まるなエレン!!!」がしっ!!
エレン「でも!!グンタさんが!!」
オルオ「エルド!!どうする!?どこへ向かえばいい!?」
エルド「馬に乗る時間は無い!!このまま全速力で飛べ!!」
ペトラ「クソッ!!かかってこい!!最低でも刺し違えてやる!!」
エレン「今度こそ俺も戦います!!」
アニ(まずい、今の体力で巨人エレンを相手にしながら立体起動の白刃攻撃は受けきれない…)
エルド「ダメだ!!お前はこのまま本部を目指せ!!女型の巨人は俺たち三人で仕留める!!」
エレン「危険過ぎます!!俺も戦います!!!」
オルオ「お前!!まだ俺たち力を疑ってんのか!?あ!?」
ペトラ「そうなの!?そんなに私達が信じられないの!?」
エレン「……くっ」
エレン「我が斑の勝利を信じています!!!」パシュッ!!
エルド「やるぞ!!!」(それでいい!これが最善策だ!)
オルオ「おう!!」(あのガキンチョ……帰ったらお尻ペンペンだ!!)
ペトラ「」(エレン……ありがとう!!)
女型(エレンを先に行かせるのか…助かったよ……この虫ケラ共を瞬殺してから確保する!!)
エルド「うぉぉぉぉ!!!」
女型(まっすぐ突っ込んで来るのかい?握り潰してやるよ!!)グワッ!!
エルド「ふっw」クンッ!!
女型(何!?フェイント!?しまった2人が…)
オルペト「ふん!!!」ズバァァァン
女型(しまった!!目をやられた…これじゃエレンに逃げられる…)
女型(視界が戻るまでうなじだけは…)
ズバンズバンズバン!!!!
女型(肩がやられてる……うなじ狙いか……なるほどね……)
エルド「次は首だぁぁぁ!!!覚悟しろぉぉぉ!!!!」
ばくん
オルオ「!?」
ペトラ「……っ」
エレン「ぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
女型「ぺっ」
ペトラ「そんな……目は見えないはずなのに…どうして……」
女型(こいつらが捕獲現場に居なくてよかったよ……)ギョロッ
ペトラ「片目だけ…?片目だけ優先して回復したっていうの!?そんなこと…」
女型(さっき目をやってくれたお礼だよ!!死にな!!!)ドドドドドドド
オルオ「ペトラァァァ!!!早く体制を直せ!!!」
ペトラ「!!???」
オルオ「ペトラ早くしろぉぉ!!!!!」
ブチュッッ!!!!
女型(…………)
オルオ「お前……死ね…」パシュッ
ガキィィィィン!!!!
オルオ「!?刃が……通らない!?
バキィィィ!!!!
女型(何人殺したのかな……)
女型(エレン……エレンを探さないと!!)
女型(!?)
エレン「お前を殺す!!!!!」ガリッ!!
ドゴォォォォォォォン!!!!
巨人エレン「グォォォォォ!!!!!!!」
女型(しまった……まだ肩と目が完全に回復していない……)
巨人エレン「ウォォォォ!!!!」バキィィィ!!!
女型(うぐぅ………)どしゃぁぁ
巨人エレン「グォォォォォ!!!!」のしっ
女型(マウントをとられた!!くそっ!!)
巨人エレン「」(俺が……判断を間違ったから皆死んだ……けど…お前が悪い!!!殺す!!殺す!!!殺す!!!!!)
巨人エレン「オアエガァァァオアエガァァァ!!!!!!」
女型「」
女型(言葉になってないけど……何て言ってるのか解るよエレン……「お前のせいだっ」って言ってんだろ?エレンに正体を知られたくないよ……エレンの確保に成功しても……私は怖いよ……)
女型(でも!!私にも果たさなきゃいけない約束があるんだよ!!!)くわっ
巨人エレン「!?」ぐらっ
巨人エレン(しまった……)ドシィィィィン!!
女型「」ドドドドドドド
巨人エレン(逃がすかぁぁ!!!!!)ドドドドドドド
女型「」ピタッ
巨人エレン「?」
女型「」すっ
巨人エレン「!?」(え!?…まさか…アn
スパァァァァァン!!!!!!!
巨人エレン「」ドシィィィィン
女型「」(バレたかな…?……どの道バレるのに……何言ってんだろ私)
女型「あ~~っ」ばくん
ミカサ「エレン!!!!!」
女型(ミカサ!?チッ……厄介なのに出くわした……あいつを仕留めるのは骨が折れる…逃げなきゃ!!)
スパァァァァァン!!スパァァァァァン!!
女型「!!?」(足の腱が……)
ミカサ「エレン……待ってて…すぐにその汚い所から出してあげる…その女かっさばいて助けてあげるから!!」チャキッ!!
ミカサ(ここで仕留める!!)パシュッ
ミカサ「殺った!!」ギュィィィ
ガキィィィィン
ミカサ「!?」
ミカサ「何故!?刃が通らない…」
女型「」ドシンドシンドシン
女型(くそっ……もう体力が……全力疾走はできない…)ドシンドシンドシン
ミカサ「待て!!」
リヴァイ「待つのはお前だ、止まれ」がしっ
ミカサ「!」
リヴァイ「この距離を保て!ヤツも疲弊しているのか速力は無い」
女型(あれは……さっきの刈り上げ野郎…なんてこったい!あんな連中相手にできないよ!!)
ミカサ「」ブシュゥゥゥ!!!
女型(来た!2人がかり……くそっ足にミカサが……エレンを口に含んだまま戦うのは……!?)
リヴァイ「」パシュッ!!
女型(本命は刈り上げか!)ブォン
リヴァイ「」スカッ
女型(かわされた…)
ヒュンヒュンヒュンヒュン
リヴァイ「」スパンスパンスパンスパン
女型(腕の筋が!!速過ぎ… ブチュン!!!!!
女型(目がぁぁ!!!なんてヤツ……このままじゃ……)
リヴァイ「」スパンスパンスパンスパン
女型(!?!?何が!?何をされてるんだ!?)ドシィィィィン!!
ミカサ(速い……女型が圧倒されてる。今ならうなじを……)チャキッ
ミカサ(女型に報いを…)パシュッ
女型(ん?うなじを狙ってる!?左から来る!!)ブォン
リヴァイ「よせ!!!」ガンッ!!
ミカサ「!?」
リヴァイ「」(くっ……)ミシミシミシ
リヴァイ「」パシュッ
ズバンズバンズバン
女型(顎の筋肉が!!)かぱっ
女型(しまったエレンが!!…)
リヴァイ「撤退だ!!」つエレン
女型(奪われた!!取り返さないと……身体が…動かない…)
女型(お父さん……私失敗しちゃったよ……まだ帰れそうにない…いつか…いつか帰るから。待っててねお父さん……)ポロポロ
女型(ぐすっ……巨人から出なきゃ…)シュゥゥゥゥゥゥ
アニ(木の上で少し休もう…)パシュッ!!
アニ「」スタッ
アニ(故郷に帰れないのは残念だけど…何故かホッとしてる私がいる…エレンに正体を見られないで済んだから?でもその瞬間はいつか来るのに……)
アニ(目眩が治まったら壁内へ帰ろう…)
アニ「」ブシュゥゥゥ
アニ「!」(あれは……)
アニ「」スタッ
ペトラ「」
オルオ「」
エルド「」
アニ「ぐすっ………」ポロポロポロポロ
アニ「ごめん…なさぃ……ごめんなさい………ごめんなさぃ……」(何てこと……わたし……こんな…ひどい…)ガクガクブルブル
アニ「…ぐすっ」(周りに……巨人いないね……)
アニ「」サクッサクッサクッ
アニ「こんなもんか……ブレードじゃたいした穴掘れない…」
アニ「……」つつエルド どさっ
アニ(せめて…埋葬だけでも……それで何か許されると思ってないけど…)つつペトラ どさっ
アニ(………)つつオルオ どさっ
アニ「土被せなきゃ」ざっざっざっざっ
アニ(最初に殺した人の場所わからない……ごめんなさい……)つ花
アニ「うぅ……ぐすっ………ごめん…なさぃ……ぐすっ」ポロポロ
アニ「ぐすっ……ぐすっ………」(戦士なんて……戦士なんて……いや、戦士なんかじゃない…ただの人殺しだ…私なんか!私なんか!…うぅ)
ウォール・シーナ ストヘス区 女子寮
アニ「」ガチャ…
アニ「」どさっ
アニ(つらい……つらいよ……)ポロポロ
アニ(もしも、私が戦士じゃ…いや、人殺しじゃなかったら。女の子らしくエレンに慰めて貰えたのかな……)
アニ(…………)
アニ「」zzzzz
アニ(エレン…今日はこないのかな?)キョロキョロ
ミカサ「」ぎゅぅぅぅぅぅ
ライナー「あばばばばばば」
エレン「おーーい!!アニーー!!!」
アニ「!」(あ、来た!!)
エレン「相手してくれよ!!」
アニ「ふぅ…いいよ、来な!!」
エレン「今日こそ俺が勝つぞ!!」シュッ
アニ「」(あんたの動きはわかりやすいんだよ…)スカッ
エレン「のわっ!!」
アニ「」バシッ!!
エレン「ぐわっ!!」どてっ!!
エレン「痛てて……。おいアニ!!そんな力いっぱいやらなくても勝てるんだったら手加減してくれよ!!痛ぇよ」
アニ「あ、ごめn…何甘ったれたこと言ってんだい?男の癖にさ」
アニ「だいたい…私は力込めてなんかないよ」
エレン「へ?」
アニ「私はあんたが無駄に込めた力を受け流して利用しただけさ」
エレン「俺の?」きょとん
アニ「そうさ、あんたは必要な所に必要以上に力を入れ過ぎなんだよ。だから相手に利用されるのさ」
エレン「わかんねぇんだけど…」
アニ「バカだからね……」
エレン「( ´・ω・`)」
アニ「私の格闘術ってのはそもそも相手よりも力が劣ってる時に役立つ技術なのさ」
エレン「力が劣ってる?じゃあ何で俺が転んでてお前が立ってんだ?」
アニ「………」(デリカシーも無いのかい……)
アニ「知っといて損はないよ。教えてあげるよ!!」バッ!!
エレン「ちょっ……タンマ…!!わっ!!」どてっ
アニ「」ぎゅぅぅぅぅ
エレン「ぐぇぇ!!ギブ……」ピクピク
アニ「ギブ?…そんなことより学習しなよ…力の使い方と…」ぎゅぅぅぅ
アニ「女の子との話し方を…」ぼそっ
エレン「え?」
ライナー「ぬぉわぁぁぁぁぁぁ」
エレアニ「!?」
ライナー「ぐぉへぇぇぇ!!!」どさっ!!
エレン「ぐぇぇ!!!」
エレン「何でライナーが降ってくるんだよ!!」
ミカサ「アニ……それ、私にも教えて……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アニ「これは人間用だからね……あんたには必要無いと思うよ……ただ、猛獣に通用するのか興味がある…」すっ
ざわざわざわざわざわざわ
ミカサ「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アニ「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アニ「」ぱちっ
アニ「……」(夢か……何であの時の夢を…今頃…)
アニ「あ………寝過ごした」
アニ「ヒッチとかいうヤツは先に行ってるみたいだね……」
アニ「着替えなきゃ……」
ストヘス区 憲兵団支部
ヒッチ「あ、やっと来たww」
アニ「……」スタスタ
ヒッチ「ごめんねぇwwwアンタの寝顔怖くて起こせなかったんだぁwww」
アニ「」(朝っぱらから鬱陶しい女だね……)
マルロ「お前は最近たるみ過ぎだ」
ヒッチ「ねぇwww無視?www」
モブ「ほっといてやれよ。アニはトロスト区から来たんだ。あの地獄を見て傷が癒えないんだろう……」
アニ「」(そんなもんじゃないけどね……)
ヒッチ「へぇ~wwwアンタこの子に気があるんだぁwwwこんなののどこがイイの?www」
アニ「」(あんたに言われたくないよ…)
モブ「ヒッチ。お前みたいなバカでブスの女が憲兵団に入る方法は一つだけだ」
ヒッチ「わかんなぁいww」
ヒッチ「言ってみろよ」
アニ「」(コネだろうね…)
モブ「この際だ、言ってやるよ。コネだろバカ女」
ヒッチ「あ?」
マルロ「お前ら静かにしろ!上官が来た」
全員「」敬礼
上官「いいってそんなの」ヘラヘラ
マルロ「………」
上官「えぇっとぉ……何だっけ?」
マルロ「」
上官「おい、そこのオカッパ!」
マルロ「」(お、オカッパ……?)
ヒッチ「ぶふっwww」
アニ「……」(ぶっwwwwww)
上官「お前敬礼してるし真面目そうだなww任せたぞww」つ書類
マルロ「は?」
上官「今日の業務のことはその書類に全部書いてある」
マルロ「!?!?」
マルロ「その……一つ質問よろしですか?」
上官「ん?」
マルロ「この護送任務は何から護衛するのですか?組織単位で王政に歯向かう者など聞いたことがありません……」
上官「知らね」
マルロ「は?」
上官「そのへんはどーでもいいだろ。俺たち上官は忙しいんだ、お前らだけでやり通してみろ」
ガチャ
上官「ただ……ヘマだけはするなよ?」
上官「おう、次俺の番だったっけ?www」
バタン
マルロ「」
広場
マルロ「くそっ!!新兵に指揮を丸投げだと!?ふざけるな!!!」
ヒッチ「シャレになんないよねぇ~。ここまで腐ってると思ってなかったよ」
モブ「ヒッチ。心配するなお前ならすぐにあんな風になれる」
ヒッチ「アンタさっきからヤケにつっかかるね?」
マルロ「クズめ!!自分の事しか考えられないクズ!!!」
モブ「おいマルロ、ここに来た時点でお前も同類だろ?自分のは違うとでも言うのか?」
マルロ「俺は憲兵団良くする為にここに来たんだ!!お前らとは違う!!!」
ヒッチ「ぶはっwwwアンタ夢見過ぎwwwオカッパの中身はそんなもんが詰まってたんだねwwwごめんねぇwwwつまんないヤツだと思ってたわwww」
モブ「で、どうやって良くするんだ?こんなとこ……」
マルロ「上に立つしかないだろ……俺が上に立ったら不正を正し、汚職犯罪はそれ相応の報いを受けさせる!!」
ヒッチ「ぶっはっはっはっwww上に立つんだってぇwww」
マルロ「ヒッチ。俺が上に立った時の粛清者第一号はお前だ」
ヒッチ「……」
モブ「そりゃ結構な目標だな。せいぜい頑張れや」
アニ「アンタみたいなのが上に立ったらそれこそ終わりだと思うね」
マルロ「!?」
マルロ「お前喋れたのか……」
マルロ「続けてくれ。どうして俺が上に立つ終わりだと思うんだ?」
アニ「アンタは正しい人だと思うよ、正しいことを言うから。大きな流れに逆らう事は勇気が要る事だし、私はアンタみたいな事を言うヤツを知ってる」
アニ「そいつもアンタも普通の人間とは言わない。アンタ達みたいな人間は変わった人間って言われる」
マルロ「だから何だ?現状に甘んじる自分はそこまで悪くないって言いたいのか?」
アニ「いや、悪いと思うしクズだと思うよ。でもそれも普通の人間なんじゃないの?私は流れされる弱い人だけど人間と思われたいだけ」
マルロ「それと不正を正そうとするのと何が関係ある?俺は人をあるべき姿に戻したいだけだ」
ヒッチ「あんたの話長くてつまんない」
マルロ「無駄話が過ぎたな…行くぞ」
アニ「」(100年間……このシステムが続けられてきた世の中でアンタみたいな考えの人間が居なかったと思うかい?違うね、居たけど変えられなかった。暗殺されたり、断念したり流されたり、結末は違っても変えられなかった……)スタスタ
アニ「」(温室暮らしのアンタに憲兵団は変えられない。地獄を見て人間性を捨てた私ですら人一人攫えなかったんだから…)スタスタ
アルミン「アニ」
アニ「!?」
アニ「アルミン!?」
アルミン「もうすっかり憲兵団だね」
アニ「どうしたんだい!?それにその格好は?」
アルミン「荷運び人さ……立体起動を雨具で隠す為にね」
アニ「何の用?」
アルミン「エレンを逃がすのに協力して欲しい」
アニ「!?」
アニ「逃がすって何処に?王政に逆らって…壁の中に逃げ場なんてありゃしないよ」
アルミン「調査兵団の一部による犯行っていう体にするよ。王政に真っ向から歯向かうつもりは無いよ、一時的に身を隠して審議会勢力をひっくり返すだけの材料を集める」
アニ「審議会勢力をひっくり返す?どんな材料だい?」
アルミン「ごめん言えない…」
アニ「話にならないね…黙っててやるから勝手にやんな」(エレンを奪うタイミングを図らなきゃ……巨人化するか?いや無謀だ…)
アルミン「待ってくれ!!!」
アルミン「このままじゃエレンは殺される!!自分の事しか考えられない人間のために人類は自滅の道を行こうとしてる!!!」
アニ「」(なぜここまで食い下がる?アルミンが私任せの他力本願な作戦を立てるとは考えにくい……まさか……)
アニ「アンタさ……私がそんなにいい人に見えるかい?」
アルミン「いい人か……その言い方はあまり好きじゃないんだ…それは自分にとって都合のいい人をそう呼んでるだけの気がするから…」
アルミン「いい人がしてくれたことが自分にとって良かったとしても、その行為が原因で別の人が困るかもしれないから…」
アニ「」(マルロはこれが解ってなかった…私じゃ上手く言葉にできなかったけどね……)
アルミン「もしアニが僕たちに協力してくれなかったら……少なくともアニは僕たちにとって悪い人になるね…」
アニ「わかった……協力するよ。別の誰かの良い人になるより……アンタ達の良い人になった方がいいね」(本当は……アンタ達の良い人でありたいよ……でも、私はアンタ達にとって悪い人だね…)つ指輪 スッ
アルミン「ありがとう……検問を抜けるのに憲兵団の力が必要だったんだ感謝するよ……」
アニ「じゃあ行こうか、案内頼むよ」
アルミン「あぁ、こっちだ!ついて来て」タッタッタッタッ
アニ「」タッタッタッタッ
エレン「流石憲兵団様だな…普段の仕事具合が窺える…」
ミカサ「エレン…無駄口をきかないで」
エレン「ジャンの野郎は大丈夫なのか?あいつと俺は似てねぇからすぐバレるぞ」
アルミン「二人とも悪人面だから大丈夫だよ」
アニ「」(エレンはあんな馬面じゃない)
エレン「俺はあんな馬面じゃねぇよ」
アニ「アンタ達私が協力しなかったらどうするつもりだったんだい?」
アルミン「立体起動を使って強行突破するつもりだったんだ」
アニ「それならウォール・ローゼの段階で脱走した方が良かったんじゃないの?」
アルミン「相手の意表を突きたかったんだ。」
アニ「意表?」
アルミン「直ぐに事を起こすよりも従順に従うのを装った方が混乱を招けると思ったんだよ」
アルミン「憲兵団の認識力じゃ対応しきれないからね、距離とタイミングもストヘス区が絶好の作戦ポイントだと思って」
アニ「そう……納得したよ」(違和感がある……)
アルミン「着いた」
アニ「!」
地下通路
アルミン「過去に地下都市建設計画が立案された時の残骸だよ。ここから入口まで抜けれるはずだよ」
アニ「……」
エレン「おい、アニ!早く行くぞ」
アニ「……ない」
エレン「は?」
アニ「行かない」
エレン「何言ってんだよ。まさか、暗くて狭い場所が怖いなんて言うんじゃねぇだろうな」
アニ「そうさ……怖いんだ…アンタみたいな死に急ぎ野郎にはか弱い乙女の気持ちなんてわからないだろうね…」
エレン「お前の冗談は面白くねぇな…空中で大男を一回転させる乙女はか弱くねぇよ」
アニ「私は行かない。地上を行かないなら協力しない」(やっぱりそうか……こいつら私を…)
エレン「お前ここまできてふざけんな!!さっさと来い!!」
ミカサ「エレン、声を荒げないで」
アニ「大丈夫でしょ。何故かさっきからこの辺に人が居ないから…」
アニ「傷付くよ……アルミン…あんたはいつから…私をそんな風に見るようになったんだい?」
アルミン「僕だって……信じられなかったさ……心の何処かで間違いであってほしいと思ってた…」
アルミン「アニ……どうして立体起動装置を調べる時に…マルコの立体起動装置を出したの?」
アニ「あぁ……あれはね…そう、拾ったの」
アルミン「捕獲された巨人を殺したのはアニなの?」
アニ「さぁね、でも、そう思ってたんなら…どうしてその時行動しなかったの?」
アルミン「アニだって…あの時僕を殺さなかったから…今こんなことになってるんだろ?」
アニ「そう……だね…なんでだろうね……」
エレン「おい!!アニ!!冗談はいいから早くこっち来い!!ここに来れば証明できることがあるんだ!!!」
アニ「私は……兵士にも……戦士にもなり損ねた…」
エレン「つまんねぇって言ってんだろうが!!!!」
ミカサ「もういい!!」
エレン「!?」
ミカサ「不毛……」
ミカサ「もう一度ズタボロに削いでやる……女型の巨人!!!」
エレン「!!!!」
アニ「アルミン……私がアンタの良い人で良かったね……賭けはアンタの勝ちだよ…でも、私が賭けたのはここからだ!!」
アルミン「」バンッ
エレン「アニ!!!」
アニ「エレン…バイバイ…」
エレン「へ…!?」
がしっがしっがしっ
アニ「うっ!!」
エレン「アニ!!!」
アニ「くっ……」すっ
ミカサ「ダメ!!2人とも離れて!!」がしっ
エレアル「!?」
ピシャァァァァァ!!!!ドゴォォォォォォン!!!!!
女型「………」シュゥゥゥゥ…
ミカサ「遅かった!!指輪に刃物が仕込まれてた!!」
アルミン「くそっ!!僕達の作戦はバレてたのか!!」
ミカサ「アルミン指示をちょうだい!!」
アルミン「このまま三班と合流する!!」
エレン「」(アニ……)
三班班員「作戦は失敗したのか!?」
アルミン「はい!!第二作戦に移行してください!!!」
ズドォォォォォォォン!!!!
エレアルミカ「!?」
アルミン「踏み抜いた!?」
ミカサ「あの女…エレンが死んでもいいの!?」
アルミン「違う…アニはエレンが死なない方に賭けて穴を開けたんだ……リスクを恐れずに……こうなると手強い…通常の図りが通用しない…」
エレン「俺がアイツの攻撃を防ぐ!!お前らこっちに来い!!」
ミカサ「うん」
アルミン「頼むよ!エレン!!」
エレン「がりっ」
エレン「……なれない…巨人に……なれない…どうして……」
アルミン「……」
ミカサ「それは……貴方がアニと戦う事を拒んでいるからでは?」
エレン「!?」
エレン「そんなこと……」
ミカサ「貴方がアニに特別な感情を抱いているのは知っている……」
ミカサ「仲間をたくさん殺して、貴方の班員を殺したのはアニ……それは間違いない。この状況を見てまだ違うと思うの?」
エレン「………」
アルミン「エレン……これは僕の持論なんだけど……何も捨てる事ができない人間は何も変える事はできないと思うんだ…」
エレン「!!」
アルミン「アニは人間性と104期の繋がりを捨てて……人類の敵である事を選んだんだ…。目の前の現実から目を背けて何も捨てられないでいるキミには…巨人を駆逐する事はおろか…ウォール・マリアを奪還する事もできないだろうね…」
エレン「………俺は…」
ミカサ「巨人の力を使えない事を嘆いても仕方ない…アルミン!!」
アルミン「大丈夫!!策はある!!僕達2人がフードを被って前後の穴から二手に別れて立体起動で出る。そうするとアニはどちらかに対応する。エレンはアニが居ない方から出てくれ」
エレン「待てよ!!それじゃあお前らどっちかが死んじまうだろうが!!」
アルミン「エレンを守るための小さな犠牲だよ……ミカサ!僕が一歩早く出る。君はその後出てくれ。僕より君の方が兵団にとって貴重だからね」タッタッタッタッ
ミカサ「わかった」タッタッタッタッ
がしっ
エレン「待てよミカサ!!!こんなバカなことはやめろ!!アルミンも!!!」
ミカサ「」ぶん!!
バキィィィ!!!!
どさっ
エレン「痛ってぇ……何しやがる!!」
ミカサ「いい加減にしなさい!!いつまでも子供みたいに!!!」
エレン「!?」
ミカサ「貴方は巨人になれないばかりか弱虫で腰抜けだ……そこで指を咥えて見てればいい……」
エレン「!」
エレン「どうして……どうしてお前らは戦えるんだよ!!どうして!!!」
ミカサ「仕方がない……この世界は残酷……今に始まったことじゃない。アニは貴方に別れを言った……聞こえたでしょう?アニは貴方と決別した…もう貴方には選択肢は無い……」
エレン「そんなこと……わかってる……でも
ミカサ「なら、戦わなきゃダメでしょ?」
エレン「……っ」
アルミン「ミカサ!!行くよ!!!」
ミカサ「了解!!!」
エレン(アニ……お前は……)
何も捨てることのできない人間に、何も変える事はできないよ
世界は残酷だ……
戦わなきゃダメでしょ?
戦え!!戦うんだ!!戦わなきゃ勝てない!!!
駆逐してやる……一匹残らず……
エレン「駆逐……してやる……一匹残らず……この手で…」
エレン「俺の自由の為なら…敵がどんなに強くても……どんなに恐ろしくても……世界がどんなに残酷でも…誰が相手でも……」
エレン「戦う!!アニを倒す!!!」
ピシャァァァァァ!!!!ドゴォォォォォォン!!!!!
ドゴォォォォォォン!!!!!
エレン「グォォォォォォォ!!!!!!!!」
女型「!!!!」
アルミン「エレン……」
ミカサ「エレン……」
ハンジ「女型周辺を完全包囲しろ!!!絶対逃がすな!!!」
エレン「」ズシンズシンズシン
女型「」
エレン「グォォォォォォォ!!!!!!!!」ぶぉん!!!
ズドォォォォォォォン
女型「……っ」ズザァァァァ
エレン「ォォォォオオオ!!!」ぶん!!
女型「」スカッ
バキィィィ!!!
調査兵「俺たちも加わるぞ!!!」
兵団「おおおおお!!!!」
ハンジ「待て!!!」
女型「………」すっ
女型「!?」
エレン「」すっ
女型「」(私と同じ構え……フフ…なるほど…乗ったよ…その勝負!!)
ハンジ「今加勢しても巻き込まれる可能性が高い……女型の退路を塞ぐんだ」
アルミン「あれは……」
ミカサ「次の一撃で決まる…」
アルミン「え!?」
ミカサ「私には解る……アニと手合わせしたことがあるから……」
ミカサ「アニの回し蹴りは私でもかわせなかった…ガードせざるをえなかった…)
女型「」(今から繰り出すのは上段回し蹴り……アイツも同じ…なら……)
エレン「」(どっちが速い蹴りを打てるか……)
ぶぉん!!!!
ズガァァァァァァァン!!!!
ミカサ「!?」
アルミン「!?」
女型「………」ドシャァァァァァァ!!!!
ハンジ「女型が倒れた!!!総員!!拘束しろ!!!!」
兵団「了解!!!!!」
アルミン「ミカサ!!」
ミカサ「うん……エレンが勝った……でも…」
アルミン「え!?」
エレン「」ポロポロポロポロポロポロ
アルミン「巨人化したエレンが……泣いてる……」
ミカサ「今はアニの回収を急ぐ…行こう…」
アルミン「!?…うん…」
エレン「」(俺……アニに勝ったんだな……嬉しいはずなのに……何の涙だろう……)
アニ(私……負けたんだね……私の蹴りが追いつかなかった……悔しいね……ホント……流石私の弟子だよ……)
アニ(でも……私も死ねない!!)
ピキピキピキピキピキピキ
調査兵「何だこりゃぁ!?」
ガキンガキン!!
調査兵「硬い!!刃が通らない…鉄以上の硬度だ…」
調査兵「オラぁ!!こっから出て落とし前つけやがれ!!聞いてんのか人殺しぃぃぃ!!!」
アニ(外から声が聞こえてくる……何て言ってるんだろう……)
アニ(ごめんね……お父さん……私……まだ帰れそうにないや……)
アニ(ごめんね……ライナー、ベルトルト……私……最後まで足引っ張っちゃった……)
アニ(ごめんね……エレン……私を慕ってくれたアンタを裏切って……)
アニ(エレン……もしも……違う出会い方だったら……わた…し…たち……
アニ「」
~~~~~
アニ「……」
エレン「おい!アニ!」
アニ「?」
エレン「今日こそ一本取ってやるからな!!」
アニ「ふっ……頑張んな!!私も負けないけどね!!」
エレン「行くぞ!!!!」ダッ
アニ「来なっ!!!」すっ
終わり
長いこと放置して申し訳ない…
エレン「アニ……アニ……」シコシコシコ
ていうエレアニのヤツ書いたから口直しにどうぞ…
このSSまとめへのコメント
顔文字くっそうぜぇわ
なんで後半は原作に通りなの?
捻ろうや。。。
もうちょっとオリジナルで続けてほしかった。
この話見たらめっちゃ泣けた 最初は楽しい恋の訓練兵団でジャンとかシコシコはうけたけど後編はアニがめちゃ可哀想だったアニメとかはアニの心の言葉とか知らなかったけどこれ見たあとに原作を見ると楽しく泣けてくる とっても楽しく悲しく面白かったです