懲りずに新IFものに挑戦します
今回は設定が原作とだいぶ違ってきます
3年、まほ、(生徒会、杏、桃、柚子)
2年、ケイ、ダー、カチュ、みほ(Ⅳ号組、沙織、華、優花里、麻子)(自動車部、ナカジマ、ホシノ、スズキ)
1年、(ウサギチーム、梓、あゆみ、優季、紗希、あや、桂利奈)、愛里寿
中一、チョビ、(バレー部、あけび、忍、妙子)
死亡、典子、ツチヤ
一部のキャラは年齢が違います
この世界では大洗は廃校危機はありません。みほは黒森でよろしくやってます
ダージリンは本名わからないしオリキャラっぽくなっちゃうのでダージリンで行きます
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今年から戦車道のルールが一部変わった
試合が技術を競う一対一のシングル戦と戦術を競う五対五の団体戦の二種類になったのである
もともと最大20対20だったが、それでは資金のある高校が有利なのは明白なので公平を期すために五両まで減らした
これは戦車道普及のために敷居を下げたくさんの高校に参加してもらうのが目的である
杏「というわけで戦車道復活したからよろしく~」
優季「つまりどういうこと?」
梓「もう、ちゃんと聞かなかったの?戦車道普及のためっていったじゃない」
あゆみ「敷居を下げて戦車の数を減らしたから、私たちのいるような普通の高校も参加できるようになったんだよね」
桂利奈「個人戦なら一両でいいしね」
あや「面白そうだしやってみようかな~?」
紗希「………」
優花里「戦車道……」キラキラ
-数日後
梓「ええっ、受講したのって私たちだけ?」
優花里「私もいます!」
杏「やっぱりみんな気にはなるけど受講までは踏ん切りがつかなかったみたい」
柚子「怪我とかしそうだし、危険だって思われてるみたい」
桃「安全に配慮されているときちんと説明したというのに、みんないったい何を聞いていたんだ?」
あや「まあ、いくらそう言われてもやっぱりねえ…」
あゆみ「砲弾がバンバン飛び交ってるのに安全って言われてもね…」
桂利奈「そんなことより戦車は何処ですかー?」
ギィィ
M3リー
優季「近くで見るとおっき~」
優花里「M3リーです~!ああ、本物のの戦車をこの目で見られるなんて感激です~」
あゆみ「大砲が二つもある!」
あや「強そ~」
桂利奈「早速動かしてみよー!」
梓「他にはないんですか?」
杏「とりあえず倉庫にあるのはこれだけだったね~」
柚子「ここは昔戦車道をやってた記録があるからもう少し残ってると思ったんだけど…」
梓「じゃあ参加できるのはシングル戦だけですね…」
優花里「この戦車は6人乗りですね…」
梓「ということは、私たち全員で7人だから…」
あや「一人余っちゃうね」
「………」
優花里「わかりました、この戦車は皆さんで乗ってください」
あゆみ「ええっ、でも…」
優花里「どうせ乗るなら中のいいものどうしのほうが息が合うと思いますので」
杏「ごめんね~秋山ちゃん」
優花里「私は整備とかみんなのサポートにまわらせていただきます」
柚子「でも本当によかったの?」
優花里「はいっ、戦車に触れるだけで満足なので」
桂利奈(いい人だ…)ジーン
優花里「さあ、今日の特訓メニューはこれであります!」パシーン!
優季「ひ~死ぬ~」ウエエン
桂利奈「何で戦車の特訓なのに走りこみなんて~」ヒイヒイ
優花里「戦車を動かすには知識だけじゃ駄目です、体力がなければ最後まで戦えません!」
優花里「それに戦車道は武道ですよ体を鍛えないでどうするんですか?」パシーン!
あゆみ「秋山先輩ってこんなにスパルタだったんだ…」
あや「まさか戦車に乗れなかったことを根に持ってるんじゃ…」
優花里「ひゃっほう、さいっこうだぜえぇぇぇl!!」
梓「ハイになってるだけみたい…」
あゆみ「明日はいよいよ地区大会だね」
桂利奈「う~、どきどきする」
あゆみ「大丈夫だってみんないっぱい練習したんだし」
あや「周りも初心者なはずだから大丈夫大丈夫!」
梓「そうだよね、みんな頑張ろう!」
-大会会場
優花里「じゃあ私は応援席のほうに行ってますね」
タタタ ヒャッホウ センシャガイッパイデスー!
杏「秋山ちゃんは相変わらずだね、さ、私たちもいくよ~」
「おー!」
ズラアッ!
梓「うわ~、いっぱい戦車がある…」
桂利奈「これ…みんな参加するの?」
優季「………」ドキドキ
あゆみ「あれって確かタイガーとか言う戦車じゃなかったっけ?」
あや「ティーガーだよ、確かすごく強かったはず…」ハラハラ
ドオオオン!
ビクウッ!
桂利奈優季あゆみあや「」ガタガタ
梓「だ、大丈夫だよ戦車が強くったって相手もきっと初心者なんだから…」
あや「こっちだって初心者だよ?」カチカチ
あゆみ「それに経験者がいないなんて言い切れないし…」
梓「みんな……」
桃「なにいっ、みんな逃げ出したって!?」
梓「私がトイレにいっているうちに…」
杏「参ったね、今から取り消しは出来ないし、かといって一人じゃ何も出来ないね」
柚子「私たちも戦車の操作は練習していないから役に立てないし…」
「あっ会長~!」
「せっかくだから応援に来たわよ!」
「皆さんがどんな戦い方をするか拝見させてもらうわ」
「どうかしたの?」
杏「それがみんなビビッて逃げちゃって…」
「はあっ、何それふざけてるの?本当にやる気あるの!」
「大会の空気にのまれてしまったみたいね」
梓「」ショボン
桃「ええいっ、何とかならんのか?このままではいい恥さらしだぞ」
「………わかったわ」
梓「えっ?」
「今回だけ私たちが出てあげる」ハア
「ちょっと、私たちってどういうこと?」
「私たちのことじゃなくて?」
「ふざけないでよ、何でそんなことしなきゃいけないのよ!」
「でも、大洗が舐められるのはあなたもいやでしょ?」
「そ、そうれはそうだけど…」
「けど、今回だけよ。本来なら私たちはもう試合なんてやる気はないんだから」
-試合後
梓「あっ」
桂利奈優季あゆみあや紗希「あっ梓!」
桃「貴様ら~!」
杏「かーしま!まあ、今回は初めてだし仕方ないって」
柚子「ほらみんな、帰るよ~」
梓「……」
あや「その…ごめん。途中で逃げちゃって」
あゆみ「試合はどうなったの?…やっぱり…」
スッ
優季「これって……え?」
地区大会 優 勝
桂利奈優季あゆみあや紗希「」
桂利奈「優勝ってどういうこと!?」
梓「え、と私は全然駄目だったんだけど、助っ人で入ってくれた人たちがすごくて…」
あや「その人たちは何処に?」
梓「それが、試合が終わったらいつの間にか帰っちゃって」
あゆみ「いったい誰なんだろう?」
ケイ「」
カチューシャ「」
ダージリン「」
ケイ「こうしてまた試合に出るなんて、何の因果かしらね?」
カチューシャ「まったくよ、カチューシャに余計なことさせないでよ」
カチューシャ「もう戦車道なんてやめたんだからさ…」
ケイ「でもさ、なんか必死だったからつい……ね」
ダージリン「……」
ダージリン「やはり私たちの体には戦車道が染み付いているみたいね」
ダージリン「久しぶりなのに体が覚えている……」
ケイ「まあ、よかったんじゃない。戦車道人生最後の戦い」
ケイ「負けたままで終わるよりは勝って終わったほうがいいじゃない?」
カチューシャ「まーね」
ダージリン「これで何の未練も残さず、心置きなく戦車道をやめれるわね」
「………」
ケイ「普通の女の子をEnjoyするわよ!」
「お~!」
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