明石「どうですか？」

提督「おお確かに何か目の前に浮かんできたな文字が」

夕張「やたっ成功！」

提督「お前らなぁテストしてないのかよ」

明石「しっしましたよー？」

夕張「バッチリですよー」

提督「こっち向けや……まったくまぁいいか、とりあえず選択肢は？」

　　　どうする？

１　誉める
２　叱る
３　スクリューパイルドライバー

提督「ほぅほぅ……ん？」

提督「あれ？」ｺﾞｼｺﾞｼ

明石「提督？どうかしたんですか？」

提督「いや……疲れてるのかな？何か変な選択肢が見えるんだけど」

夕張「変な選択肢？」

提督「えっとな？三つ浮かんでるんだよ、上からまず誉める」

明石「好感度アップのチャンスですよ提督！」

提督「同時にお前らの発明を促す選択肢だな、んで次が叱る」

夕張「好感度ダウンですね、選んじゃだめですよ」

提督「代わりにお前らの発明を控えさせる選択肢だな、んで最後が」

明石「最後が？」

提督「うん……見間違いでも何でもないな」

夕張「何ですか？」

提督「スクリューパイルドライバー」

明石「……は？」

提督「ただ単に、スクリューパイルドライバーとだけ」

夕張「……えっ？」

提督「どうなってんのこれ？」

明石「いやいやいや！私たちが聞きたいですよ！」

夕張「提督ってザンギ使いですか？」

提督「いやどっちかってーとリュウ、しかも格ゲーは下手で、家では殆どやらない」

明石「え？なのにスクリューパイルドライバー？」

提督「スクリューパイルドライバー」

夕張「スクリューパイルドライバー」

提督「いやスクリューパイルドライバーがゲシュタルト崩壊するわ、これどうすりゃいいの？」

明石「えっととりあえず選ぼうと思ってください」

提督「選ぼうと？あっ矢印が」

１　誉める
２　叱る
３　スクリューパイルドライバー←

夕張「それを動かして選ぶんです」

提督「えっととりあえず」

↓1　１か２か、コンマがゾロ目なら３

提督「まぁとりあえず害はなさそう……か？スクリューパイルドライバーなんて出来ないだろうし」

明石「そうですよ」

提督「ん、とりあえず面白いなこれよくやった、もう少し試してみるか？」ﾎﾟﾁｯ

１　転ぶ
２　跳ぶ
３　スクリューパイルドライバー

提督「意味不明だわ！」

夕張「今度は何ですか？」

提督「転ぶ、跳ぶ、スクリューパイルドライバー」

明石「またスクリューパイルドライバーですか！？」

提督「なにこれ？俺自分で思ってたよりザンギ好きなの？今度から使えって事？」

夕張「他の選択肢も変ですね」

明石「あれじゃない？今は特に何もないときに使ったから」

提督「選択肢が全部変なのに？」

夕張「まぁお遊び選択肢だけって時もあるじゃないですか」

提督「あるけどさぁ、転ぶとか跳ぶとか何？」

明石「まぁまぁ適当に」

提督「じゃあ適当に」

↓1　１か２か、コンマが40以上だと３

提督「あっ」

明石「あって何ですか？あって」

提督「適当に選んだから間違えた」

夕張「えっまさか！」

提督「うおっ体が勝手に！」ｸﾞｵｯ

明石「えっちょっ吸い込まれ」ｸﾞﾝｯ

提督「うおおおおっ！？」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ

明石「きゃうんっ」ﾄﾞｺﾞﾝｹｰｵｰ

夕張「明石ー！」

提督「とっとりあえずドックに入れて」

夕張「何とかなりましたね」

明石「首が……イタタ」

提督「すまんな明石……ん？」

１　謝る
２　謝らない
３　スクリューパイルドライバー

提督「あれ？俺押してないよな？」

夕張「どうしました？」

提督「いや、押してないのに選択肢が、しかも消えないんだけど」

明石「え？ちょっと……あっ」

提督「あって何だあって」

明石「壊れてる……」

提督「さっきのスクリューパイルドライバーでか！？」

夕張「その時にオンになって、そのままって事かしら？」

提督「えっ何？じゃああれ？俺は今勝手に選択肢が出てくる状態？ノーと言えない日本人状態？」

明石「消すには選択肢を選ぶしかないんですけど」

提督「えーなにそれ？ヤバくないか？」

夕張「とっとりあえず直しますから！早急に！」

提督「頼む本当に頼む、俺は執務室になるべく籠る事にするから」

明石「えっとうわぁ酷い状態」

提督「じゃあこれで……ん？」

夕張「どうしたんですか？」

提督「足が動かん」

明石「は？……あの？今出てる選択肢って？」

提督「謝る、謝らない、スクリューパイルドライバー」

夕張「スクリューパイルドライバー自重してください、と言うかそれってつまり」

提督「選択肢を選ぶまで他の場所に行ったりは出来ない……ということか？」

明石「です……かね？」

提督「えーなにそれ？」

夕張「とりあえず選んでみてください！」

提督「分かったよ、えっと」

↓1　１か２か、コンマがゾロ目なら３

提督「悪かったな明石」

明石「あっいえ大丈夫ですよ」

提督「おう、おっ歩ける」

夕張「そこのところも改良しないとダメかなぁ」

提督「頼むわ本当に頼むわ、俺はとりあえず執務室に戻るから」ｽﾀｽﾀ

明石「えっと……どうしよう？これ何か適当にやってたら出来ちゃったから良く分からないのよね」

夕張「深夜テンションて怖いわね……」

明・夕「「……どうしよう？」」



提督「さて誰にも会わずに帰ってこれたな、ん？」

　　執務室に居るのは

１　秘書艦の球磨
２　遊びに来た比叡
３　待ちガイル

提督「天敵！？てか誰がいるかってそんなの」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

提督「あかねぇ……選ばないとダメなの？これ選んだ奴が瞬間移動でもしてくんのかよ？くそとりあえず」

↓1　１か２か、コンマがゾロ目なら３

提督「普通に考えたら球磨がいるはずだが、あえて比叡を選んでみるか」ｶﾞﾁｬ

比叡「あっ司令！お邪魔してまーす」

提督「本当にいた」

比叡「あれ？どうかしました？」

提督「いや何でも、球磨は？」

比叡「開発に行って来るそうです」

提督「そうか」

比叡「司令はどこに行ってたんですか？」

提督「あぁ明石と夕張にちょっとな、ん？球磨は開発に行ったんだよな？」

比叡「はいそうですよ？」

提督（工廠に来なかったよな？あれ？すれ違わなかったし）

比叡「ふんふーん」

提督「まぁいいか、それで？何しに来たんだ？」

比叡「ヒマだったので遊びに来ました！」

提督「本当にかい、まぁいい、ん？」

１　相手をする
２　放置する
３　スクリューパイルドライバー

提督「スクリューパイルドライバー本当に自重しろ」

比叡「はい？何ですか？」

提督「いや何でもない」

提督（さてどうするか、さっきの様子だとこれを選ばないと仕事が出来ないとかかな？……あっ手が何故か動かないや）

比叡「？」

提督（仕方ない、じゃあここは）

↓1　１か２か、コンマがゾロ目なら３

提督「相手をあっ間違えた」

比叡「え？何がってヒエーー？」ｸﾞﾝｯ

提督「すまん！比叡！」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ

比叡「ヒエー！？」ﾄﾞｺﾞﾝ

提督「ああっ比叡！大丈夫か！」

比叡「ヒエーー」ﾋﾟﾖﾋﾟﾖ

提督「おおっピヨってるが耐えたぞ！流石戦艦！」

比叡「あぅぅ酷いです司令！いきなりあんなことするなんて！」

提督「おぅっすまん！比叡！これには訳があるんだ！」

比叡「知りません！司令の！バカー！」ﾌﾞﾝｯ

提督（うおってここで選択肢！？比叡スッゲースローになってる！）

１　かっこいい提督は突如起死回生のアイデアを閃く
２　助けが来る
３　現実は非情なスクリューパイルドライバー

提督（ジョジョ！？ここでジョジョ！？てかそれでもスクリューパイルドライバーなんかい！）

提督（いやそんなこと言ってる場合じゃない！これはあれだ！時間内に選ばないとダメな奴だ！すぐにどれかを選ばんと殴られる！）

↓1　１か２か、コンマが80以上だと間に合わない、ゾロ目なら３

提督（ここは１だ！）

比叡「バカー！」ﾌﾞｵｯ

提督（見えた！とうっ）ｼｭﾊﾞｯ

比叡「ヒエッ！？えっ？えっ？司令！？ちょっ？」ｶｧｧ

提督（って思わず抱きついてしまったが……比叡は？）ﾁﾗｯ

比叡「あの！まだ明るいですからじゃなくて早いと言いますかそうじゃなくて金剛お姉様が」ｱﾀﾌﾀ

提督（……ミッションコンプリート！）

比叡「選択肢……ですか？」

提督「そうだ、あの二人の発明でな、何故か毎回の様にスクリューパイルドライバーが出てくるんだ」

比叡「……信じろって言うんですか？」ｼﾞﾄｰ

提督「事実だ」

比叡「……むぅ」

提督「悪かったって本当に」

比叡「……はぁ、分かりました司令がそんな嘘をつくような人じゃ無いことはよく分かってますから」

提督「おっそうか、そりゃよかった」

比叡（いきなり抱きついたりもしてこないって分かってますから）ｶｧｧ

提督「まぁそんな訳で修理が終わるまでは何とかやり過ごさないといけないんだが」

比叡「いきなりスクリューパイルドライバーはマズイですね」

提督「たよなぁあーどうすりゃいいんだ……あっやべっ」

比叡「司令？」

提督「どうすりゃとか言ったから選択肢出てきた」

比叡「ヒエーー！？またスクリューパイルドライバーですかぁ！ドア開かないし！」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

提督「俺以外にも適用されるのかやはり、選択肢は？」

　　　どうする？

１　誰かを頼る（艦娘自由安価）
２　球磨が戻ってくる
３　愛と哀しみの長谷川スクリューパイルドライバー

提督「愛と哀しみの長谷川スクリューパイルドライバーってなんやねん！」

比叡「ヒエー！もう痛いのやですよぉ！」

提督「落ち着け比叡！慌てると間違えるかもしれん！」

比叡「ひえー」

提督「ここは慎重に……」

↓1　１か２か、コンマがゾロ目なら３

提督「２だ」

球磨「開発終わったクマー」ｶﾞﾁｬ

比叡「ヒエッ」ﾋｮｲ

球磨「クマ？そんな所で何してるクマ？」

比叡「いえちょっと色々ありまして」

球磨「クマ？また喧嘩でもあったクマ？」

提督「ある意味もっと問題だがな」

球磨「クマ？」

比叡「司令どうします？球磨さんにも相談しますか？」

提督「その方がいいだろうな、色々頼りになるし」

球磨「何の話クマ？」

提督「実はな球磨」



球磨「またあの二人はクマ」

比叡「それで司令がところ構わずスクリューパイルドライバーをしちゃうんですよ」

提督「好きでスクリューパイルドライバーしてるんじゃねぇよ、間違えて押した時だけだ」

球磨「その前に何でスクリューパイルドライバーなんて出来るクマ？」

提督「俺が聞きたいよむしろ」

比叡「選択肢は絶対って事なんですかね？」

提督「だろうな……」

球磨「じゃあそれを使えばレ級にも勝てたりするクマ？」

提督「いや流石に無理じゃね？あいつかなり決めないと沈みそうにないぞ？四発とか五発？」

比叡「もっと多そうですね」

球磨「やっと鎮守府が直ったばかりなのに壊されたらたまんないクマ、あいつらには近付かない様にするクマ」

提督「うっかりスクリューパイルドライバーしたらマズイからな」

球磨「とりあえず選択肢が出ない様に気を付けながら執務をするクマ」

提督「だな」

比叡「あっそれじゃあ私はこれで……あれ？」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

球磨「どうしたクマ？」

比叡「あっ開かない？ひっヒエー？」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

提督「あーあれかこれ？大魔王からは逃げられない的な」

球磨「比叡も一緒に居ろって事クマ？」

比叡「ヒエー？」

提督「まぁ大丈夫だろ、落ち着いて選択すればそうそうスクリューパイルドライバーは出ないはずだ」

球磨「諦めるクマ」

比叡「そんなぁ……」

提督「ん？」

球磨「クマ？」

提督「急に選択肢が……何だ？」

１　右
２　左
３　着地際を狙ってスクリューパイルドライバー

提督「何だよ着地際を狙ってスクリューパイルドライバーって！てか何この選択肢！」

球磨「とりあえず選ぶクマ！着地際って事は何かが落ちて来るかもしれんクマ！」

提督「えっと！」

↓1　１か２か、コンマが80以上だと間に合わない、ゾロ目なら３

提督「ひっ左！」ｻｯ

川内「提督ー！夜戦しよー！」ｶﾞﾊﾟｯ

提督「へ？」

川内「あっ」ｽﾞﾑﾝ

提督「グハァッ」ｹｰｵｰ

川内「ごっごめん提督！大丈夫！？」

球磨「完全に踏みつけられたクマ」

比叡「右なら避けてましたね」

川内「提督ー！」ﾕｻﾕｻ

提督「グフッ（……黒……か……）」ｶｸｯ

川内「提督ー！」

提督が気絶したので今日はここまでで、また来ます

一応前回のスレと同じ鎮守府なので深海悽艦も居ます、それでは