曜「ふふ千歌ちゃん、どうして敬語なの?」
千歌「だって」ウルウル…
曜「大丈夫だよ千歌ちゃん、私がいるから」サワサワ…
千歌「う、ん」
曜「――じゃあ、はじめるね」
――
曜「ぐっちゅ……んっ、はっ♡」レロレロ…ジュピッ
曜「ちゅぶ、はっ、ぅ♡……千歌ちゃん、きもひいい?」
千歌「ぅ、う……はっ、よ、うちゃん……♡きも、ち♡♡」ビクッビク…
曜「う、ふふ、よかっは……♡♡」
千歌「あっぁぁ♡よ、うちゃ……も、で、ちゃう、よぉ……♡」
曜「ん……いいよ♡だひて?」
千歌「んっっっ♡ああっっ♡♡♡」ビュックビュッツク
曜「んっ゛んっ゛……♡」
千歌「はっ、はっ……♡」////
曜「……あー……♡」
千歌「ひっ、ぁ……」ガクガク…♡
千歌「――あ、ああっごめんね!!! ティッシュティッシュ!!」
梨子「……!?」
千歌「よ、曜……ちゃんっ♡♡」梨子「……!?」
したらばで書いたものの全体リメイク。
追加パート後日談等々とてもたくさんあります。
生えてる。
◇――――◇
千歌「どうしたの梨子ちゃん?」
梨子「えっ!!」
曜「なんか変だよねー」
梨子「え、あ、えっと……」
梨子(あ、当たり前でしょー!?)
梨子(あ、あれはなんだったんだろう……千歌ちゃんの家、ベランダから見えたふたりのアレは)ポ-…
梨子(き、きけるわけないし……)
梨子(千歌ちゃんの、アレ)
梨子(もしかして、だけど。千歌ちゃんは……男の人のアレが生まれつきある――"要治療指定"の、女の子……?)
梨子(千歌ちゃんに、アレが!?////)
千歌「ねえ曜ちゃん、クレープ食べたくない?」
曜「食べたい食べたい! 沼津行く?」
千歌「んー……行くー!!」
梨子(珍しいけど確かにそういう子達いるって話は聞いてたし……でも、千歌ちゃんが)
曜「今日?」
千歌「今日は厳しいよぉ……」
曜「それはそうだね」
千歌「近くにあったらいいのになぁ」
梨子「……」
千歌「梨子ちゃんもそう思うでしょ?」
梨子「え、そ、そうだね」
千歌「ほら、学校帰りにクレープ食べていこーぜぇって」
梨子「なにそれ……」
梨子「まあ、わからなくも、ないけどね」
梨子(そ、それよりあのことは……)
梨子「ねえ、曜ちゃん。曜ちゃんはどうして朝に千歌ちゃんの家にいくの?」
曜「うん?」
曜「ほらなんか通り道だし、定期だからお金も変わらないし」
梨子「でも……その分一本早いバスでしょ?」
曜「まあ私朝は強いし! ランニングついでにね!」
千歌「ほらー登校するときは友達と一緒の方がいいし」
千歌「まあ、今は梨子ちゃんとは絶対一緒なんだけどねー」
千歌「曜ちゃんとは前からこうしてるし、なんかしっくりくるの」
梨子「そうなんだ」
千歌「あー四限だぁあ……」
梨子(要治療指定の女の子は基本的にはみんな隠してるし……見なかったことにした方がいい、のかな)
◇――――◇
千歌「よーしやるぞー!!」
曜「ちょっと待って千歌ちゃん」
梨子「……」
梨子「やっぱり、気になる……なんだったの? あれは、一体……色々、おかしかった。色々……」
梨子「そ、それとなく誰かに聞いてみよう、かな?」
梨子(そういえば、果南ちゃんは……千歌ちゃんの幼馴染、だよね?)
梨子(お姉ちゃんみたいって言ってたけれど、何か、知ってる……かな?)
果南「ほら千歌、そんなにはしゃいでばかりじゃ練習ができないでしょ」
千歌「えー、でもぉ」
果南「まあそういうところは見習いたいけどね」
千歌「果南ちゃんはいくら騒いでも疲れないでしょ」
果南「体力には自信があるから」
果南「梨子、梨子は結構体力……自信ないみたいだけど、大丈夫?」
梨子「え、私は……」
梨子「うん、ちょっと……」
果南「まあ、練習してれば勝手についてくるとは思うけどね」
梨子「果南ちゃんも、曜ちゃんもこっちの人はいつも運動してるからすごいね……」
果南「運動しかすることがないだけ、だよ」クス
梨子「それもいいこと、だと思うな」
果南「私も、そう思うな」
梨子「果南さんは千歌ちゃんと……ずっと一緒にいたんだよね」
果南「うん、そうだよ。今は曜の方が一緒にいるけど、昔だったら私の方が一緒にいたと思うなー」
果南「曜に取られちゃった」アハハ
梨子「あはは……」
梨子「曜ちゃん、朝は毎回千歌ちゃんの家に行ってるの、知ってる?」
果南「あ、ああ……うん。まあ、通り道だしね」
梨子「そういうの、いいよね。憧れるかも」
果南「梨子も毎日千歌の家に行って、起こしてみれば?」
果南「モーニングコール! なんだかいいよね」
梨子「わ、私が行くなんてだめだよ!!」
果南「へ?」
梨子「だ、だって曜ちゃんが……」
果南「……」
梨子「あのさ、千歌ちゃんて――」
果南「――それより梨子ちゃん、テスト近いけど大丈夫?」
梨子「え、ああ……うん」
千歌「あっちまで競争だあー!!!」
曜「負けないよー!!」
梨子「……」
梨子(なんだかはぐらかされた気がするけど、気のせいだよね)
◇――――◇
梨子「千歌ちゃんは……」
梨子(着替えの時は毎回、どこかで着替えている)
梨子(見られるの、結構恥ずかしいんだって可愛い笑顔を見せてくれたのは……ちょっと印象に残っている)
梨子(私がこっちへ来たときに曜ちゃんと果南ちゃんに聞いた話では、昔かららしい)
梨子(千歌ちゃんそういうところもあって可愛いなって、思ったけど)
梨子(でも、それは、そういうことなのかな)
梨子(……隠して、いる?)
梨子(あれは、なんだったんだろう)
梨子(千歌ちゃんは向こうの教室で着替えているんだっけ)
梨子(……)
梨子「千歌ちゃんてさ、可愛いよね」
花丸「へ?」
花丸「い、いきなりどうしたの?」
花丸「可愛いけど……」
梨子「あ、ううん深い意味はないの」
梨子「千歌ちゃんて着替えの時、毎回どこかで着替えているでしょ?」
梨子「ステージの裏だったり、違う教室だったり、トイレだったり」
花丸「確かにあれってどうしてなの?」
梨子「うーん、恥ずかしいんだってさ」
花丸「あぁー、着替えを見られるのが恥ずかしいっていうのなんだかわかるかも」
梨子「女の子同士だよ?」
花丸「そうだけど、みんな、ほら……鞠莉ちゃんや果南ちゃん、ダイヤちゃんに、梨子ちゃんも、みんな細くて……なんだか引けちゃうっていうのかな」
花丸「マル、ちょっと太ってるから」
梨子「いやいや、全然太ってないよ!」
花丸「そ、そうかなあ?」
花丸「でもでも――何か自分が人と違うって思ったら……あんまり人前では着替えたくないっていうか……」
梨子「……人と、違う」
梨子「千歌ちゃんは……何か違うこと、後ろめたいことでも、あるのかな」
花丸「一体どうしたずら」
梨子「ううん、なんか……気になっちゃって」
千歌「――さーかえろー!!」
曜「千歌ちゃん!!」
千歌「へ」
梨子「?」
花丸「ずら?」
千歌「ま、まだふたりとも、着替えて……たんだね」
梨子「……?」
曜「……」
千歌「ほ、他の人たちはもう行った?」
梨子(ぜんぜん、こっちを見ない……)
曜「うん、外で待ってるって」
梨子「そっか」
千歌「ほら梨子ちゃんも花丸ちゃんも早く着替えてよ! バス遅れるよ!」
梨子「う、うんっ!!」
◇――――◇
夜
梨子「……ちょっとだけ、遊びに行くだけ」
梨子「はい、はい。千歌ちゃんは部屋ですよね」
梨子「……」
梨子(気になる、気になる……)
梨子「……」
梨子「千歌ちゃんの部屋はここ、だよね」
千歌「――――」
梨子「?」
梨子「喋り声……」
梨子「隣の部屋のお姉さんはリビングにいたし……」
梨子「……電話?」
千歌「……やっぱり無理」
梨子「?」
千歌「……曜ちゃん、今から、来てよ」
千歌「うぅ……だよね」
千歌「どうしよ、一人じゃできないよ」
梨子「……? 宿題とか、かな」
千歌「曜ちゃん……曜ちゃぁん……」
梨子(切なそうな、泣きそうな、こえ)
梨子(一体なにが)
千歌「朝? 始発できて、くれるの?」
梨子「……」
千歌「うん、うん……それまで我慢する」
梨子「……今日は帰ろう……」
◇――――◇
梨子「……ん、始発、このくらいの時間だったよね」
梨子「曜ちゃんがくる、はず」
梨子「……来た!!」
梨子「千歌ちゃんの家に入っていった……」
梨子「……千歌ちゃんは、起きてる、みたい……」
梨子「……!! 千歌ちゃんの部屋、網戸、だ」
梨子(昨日、ちょっと暑かったもんね)
曜「――おはよう千歌ちゃん」
梨子「声が聞こえる……」
千歌「……曜ちゃん」
曜「千歌ちゃん、やっぱり我慢できなかった?」
千歌「うん……」
千歌「どうしよ、私……おかしくなっちゃったのかな」
曜「……大丈夫だよ、何かあっても、私がなんとかしてあげるから」
千歌「……うん」
梨子「…………」
曜「じゃあ、しよっか」
千歌「……うん♡」
梨子「……や、やっぱり……」
千歌「よ、うちゃ♡♡」ビクビク
梨子「……」
梨子「……」
梨子「――千歌ちゃん、おはよー!!」
千歌「ふぇ」
曜「!?!?」
千歌「り、梨子ちゃん!?」
千歌「あ、えと、えと……!!」
曜「お、落ち着いて千歌ちゃん」ヒソヒソ
千歌「で、でも!!」
梨子「曜ちゃんの声も聞こえたけど、曜ちゃんもいるの?」
曜「う、うん!」
曜「そっち行くね!」
サッ
梨子「ふたりともおはよう、どうしたのこんな朝早く」
千歌「……ハァ……ハァ」//
梨子「千歌ちゃん?」
曜「……お、おはヨーソロー」
曜(なんとかしなきゃ、なんとか……)
梨子「顔赤いよ、大丈夫?」
千歌「へ、へーきへーき!!」
曜「ほ、ほら宿題を千歌ちゃんがやってなくってさ! ふたりでやろうかなーって!」
梨子「そうなんだ、優しいんだね」
梨子「ねえ、私もそっちへ行っていいかな?」
梨子「宿題なら終わってるし、力になれると思うんだけど」
千歌「あ、えと」
曜「……う、うん。大丈夫だよね?」
千歌「……うん!」
千歌「じゃあ待ってるね!」
梨子「うん」
梨子「……」
梨子(勢いで言ったけど……よかったのかな)
◇――――◇
千歌「よ、曜ちゃんどうしよっ!!」
曜「梨子ちゃん、起きるの早いんだね……」
千歌「ね、ね……梨子ちゃんがくる前に終わらせよ? 続き、してよ」
曜「だ、だめだよ……いま最後までしちゃったら、ほら……匂い、とか……」
千歌「あ、ぅ……じ、じゃあこれ、どうすればっ……!!」ビンビン…
曜「とりあえず、布団で隠して……自然に治るのを待つしかないよ!」
千歌「……そんな」
曜「り、梨子ちゃん来るよっ!」
千歌「う、うん!」
梨子「――おはよう」
曜「おはよー」
千歌「お、おはよう」
千歌「はっ……はっ♡」
梨子「……まだ眠いの?」
千歌「あ、えっと、そうなの!!」
千歌「えへへ」
梨子「……」
梨子(昨日と今日のことが本当なら……千歌ちゃんは、女の子で、何かを感じている、のかもしれない)
梨子(軽く調べたけど、千歌ちゃんみたいな"要治療指定"の女の子は思春期にかけて陰核が男の人の形状に変化する……)
梨子(ホルモン治療によるお薬を飲んでいれば、二十歳前後でその症状はなくなって普通の女性と同じになる……だから隠していることが多い)
梨子(そして要治療指定の女の子は――同性の女の子に興奮することが多いらしい、極めてバイセクシャルの可能性が高い。ということは、千歌ちゃんが、バイ……?)
梨子(千歌ちゃんは――女の子で、興奮する?)
梨子(私だって……高校二年生……華のセブンティーン、だし……)
梨子(くっついてみたりしたら……何か、わかるかな)
ズイッ
梨子「千歌ちゃん、大丈夫?」
千歌「や♡」
千歌(梨子、ちゃん……なんだか、すっごく、いい匂い……)クラッ…
曜「っ……ほ、ほら梨子ちゃん千歌ちゃん暑いってさ」
曜「ね」
千歌「う、うん。暑い……」
梨子「そっか、ごめんね……」
梨子(やっぱりこの反応、露骨に……なにかある)
梨子「暑いなら、布団から出たら?」
千歌「ほらほら、そういうことじゃないっていうか……」
梨子「……」
◇――――◇
バス
梨子「おはようみんな」
ルビィ「おはよう」
花丸「おはようずらー」
善子「リリー聞きなさい! 私はついに昨日、天界との戦争に!!」
梨子「ゲームクリアおめでとう」
善子「そうなの! だからね」キャッキャッ
梨子「……」ジッ
千歌「……」
曜「ほら千歌ちゃんいこ」ギュッ…グイッ
千歌「うん……」トコトコ…
梨子「……」
ルビィ「千歌ちゃん、どうかしたの?」
梨子「ちょっと、体調悪いみたいで」
花丸「大丈夫なのかな……」
千歌「……」コテン…
曜「千歌ちゃん、学校行ったら……ね」ササヤキ
千歌「うん……」
善子「ねえ聞いてる?」ユサユサ
梨子「え、ああ……うん聞いてるよ」
花丸「善子ちゃんは最近ゲームばっかりずら」
善子「ばっかりとはなによばっかりとは!」
梨子(今日はふたりに……張り付いていよう……)
◇――――◇
曜(……やっぱり)
曜(梨子ちゃん、何か勘付いてる、よね?)
曜(あんまり会話に入ってこなくても、どこからでもこっちを見てる)
曜(まるで、私たちの行動を監視しているみたい)
曜(……とりあえず)
千歌「……」//
千歌(胸がざわざわしてアレがすぐおっきく、なっちゃいそ……なんでなんでこんな)
曜(最近、特に酷くなってる、ね)
曜(私が千歌ちゃんのこと、なんとかしなくちゃ)
曜(こうなると女子校っていうのは、最悪の環境だ)
曜(千歌ちゃん、辛そう……)
曜「千歌ちゃん、トイレ、でする?」ササヤキ
千歌「ー!!!」コクコクッ!!
曜「じゃあトイレ行こっか」
梨子(移動した!! こっそりついていこう……!)
曜「……」スタスタ
千歌「……」
曜「大丈夫?」
千歌「……うん」
曜「……じゃあ人が少ないトイレまで行こっか」
梨子「……」スタスタ
梨子「前かがみになって……やっぱり、あれは、本当なの?」
梨子「……」
梨子「こっちは……トイレ?」
梨子「もしかして、トイレで……?」
曜「……」スタスタ
曜「……」キョロキョロ
梨子「様子をうかがってる……」
曜「よし大丈夫、いこ」
千歌「うん」
梨子「……」ソ-ッ…
バタンッ
梨子「同じ……個室に、入った?」
梨子「ごく……」ソ-ッ
千歌「ほ、ほんとに誰もいない? 大丈夫かな?」
曜「大丈夫だよ、誰か来たらわかるって」
千歌「うん……」
曜「じゃあ……脱いで?」
梨子「……」バクバク
千歌「……///」スルルッ…
千歌「は、恥ずかしいよ、曜ちゃん……」
曜「もう何回もしてあげてるでしょ?」
千歌「でも……」
梨子(何回、も……?)
千歌「ぅ、ぁ♡」ビク…♡
曜「ごく……な、なんだかいつもより……おっき、い?」///
千歌「え、そ、そうなの!?」
曜「……が、我慢した、からかな」//
サワッ…
千歌「ひぅ♡///」
曜「辛かったよね、千歌ちゃん」
千歌「ハッハッ……よ、うちゃん♡」
曜「んっ……」シュッシュッ
千歌「あっ♡あぁっ♡♡」
千歌「曜ちゃん……♡曜、ちゃん♡」ハァハァ///
曜「……////」
梨子(なに、この声……一体、なんなの?)
梨子(千歌ちゃんには、本当に……わけが、わからない……)
梨子(こんな千歌ちゃんの声……)
千歌「はっ、やっ♡そこ、ら、め♡♡」ビクビク///
曜「……気持ちいい?」
千歌「う、んっ……♡」
曜(あ、あれ……千歌ちゃん、イカない、ね……)
曜「……」グッチュグチュ…
千歌「ふっ♡ふっぅ♡ぁっ♡」
曜「だめ、声は抑えて……」
千歌「だ、だって……♡」
曜「ね、ねえ千歌ちゃん……まだ出ない? そろそろ、時間が……」
千歌「……」
千歌「曜、ちゃん、お口……がいい」
曜「うぇ……し、仕方ない……ね」
曜(満足出来なくなってきてるのかな……前は手でしてあげてれば最低でも一週間はしてあげなくてもよかったのに、今は)
曜(学校なのに、口でするのかあ……)
曜「く、口の中はだめだからね」
曜(シコシコして出そうになったらトイレットペーパーで受け止めてあげよう……)
千歌「う、うん」
曜「……」スゥ…
曜(さきっぽがっちがちだ……えっちな匂いもすごい……くらくらしちゃいそう)ポワポワ…
曜「あむ……」
千歌「ふ、ぁぁ……♡」
曜「んっちゅ……じゅっぷっ♡」
千歌「あっぁ♡これ……これぇ♡ようちゃ♡」
曜(口の中で、おっきく……)///
千歌「きも……ひぃ♡ようちゃの、おく、ち♡とけ、ちゃぅ♡♡」
曜「ほえ、おさえへ……!」
千歌「あっあぅ♡ひ、ぁ♡♡」
曜(だ、だめだ……千歌ちゃん、声抑えられない、か……。やっぱり要治療指定の女の子は快楽度合いが普通と違いすぎる、から)
曜(なら早く、出させてあげないと……)
曜「んは♡れろ……ちゅっ……はぁぅ♡♡」ジュピレロレロ…
千歌「ん――んっ♡♡♡♡」
千歌「あああっっ!!!」ビュックビュッビュルルルルッ!!!!
曜「んんんんんっ!?!?」
千歌「あっ……あっ……はぁっ♡♡」ビュ……ビュ……グラ…
千歌「はぁ……はぁ♡」トロ-ン……♡
曜「ん゛んーっ!!」
千歌「あっ、ご、ごめん!!!」
曜「げほっ……げほっ……おえ……」ダラダラ……
曜(こんな生臭くて、匂い強いの、ひさしぶり……やっぱり千歌ちゃんのせーえき、ドンドン濃くなってる)
曜「はぁ、はぁ……も、う……出さないでって……」
千歌「大丈夫曜ちゃん!? 私、あの、夢中になっちゃってて!!」
曜「うぅ、制服と髪の毛にもついちゃったよ……」
千歌「ごめん……」
千歌(うぅ、変な匂い……)
曜「まあ拭けばいいけどさ……」
梨子(い、一気になんか、匂いが。これが、ちかちゃんの匂い?)クンクン…
千歌「曜ちゃん、ありがと……」
曜「もう辛くない? スッキリした?」
千歌「うん、なんだか解放されたっていうか」
曜「よかった、また出したくなったら……私に言ってくれていいから」
千歌「うん……曜、ちゃんがいないと、私」
曜「……//」
曜「じゃあ行こっか千歌ちゃん」
梨子「!!!」ダッ!!!
バタン
曜(だれか、いた?)
曜「いやまさか……そんなわけ」
千歌「どうしたの?」
曜「ううん、なんでも……」
◇――――◇
梨子(やっぱり、千歌ちゃん達、すごいことを隠してる……一体どういうこと? 私が知らないところで一体なにが起こっているの!?)
タッタッタッ!!
鞠莉「――うわっ」
鞠莉「梨子?」
果南「走っていった、ね?」
鞠莉「……まあ確かに二年生の教室まではちょっと距離があるけれど」
鞠莉「わかった、ランチ食べていないのね!」
果南「それは急ぐね」
鞠莉「でしょでしょ!」
果南「梨子が走ってるのなんだか珍しい気がする」
ガチャッ
千歌「でねでねー!」
曜「私は……チーズケーキの方が好きかな」
鞠莉「あら千歌たちも」
果南「……」
鞠莉「――なんの話なんの話!?」
曜「鞠莉さん」
鞠莉「私はコーヒーケーキがいいな!!」
曜「聞いてたんだ……」
果南「……」
果南(曜と千歌がトイレから出てきて……それとは別に、梨子が……)
千歌「果南ちゃん?」
果南「……ううん」
果南「曜」
曜「な、なに?」
果南「……やっぱりなんでもない。いこ、鞠莉」
鞠莉「え、ちょっと果南!」
鞠莉「あー、また放課後ね!
◇――――◇
千歌「りーこちゃん! どうしたのさそんな元気なさそうにー!」
梨子「え、ああ……」
梨子(あ、あんなの聴かされたら、そりゃ)
梨子(千歌ちゃん、いつも通りに戻ってる)
梨子(トイレで、そういうことをしたから、だよね?)
梨子(……要治療指定の女の子は、普通の男の人と違って精液を溜めすぎると思考能力や身体機能が極端に弱くなって日常生活もままならなくなる)
梨子(だから定期的に出してあげないといけないらしくて、千歌ちゃんは曜ちゃんに頼んでるってことかもしれない……)
梨子「千歌ちゃん、元気になったね」
千歌「私は元から元気だよ、風邪だってひかないもん!」
千歌「体育だ体育ー!」
千歌「今日は球技だねえ、がんばろう!」
曜「おんなじチームだといいね!」
千歌「うんっ!」
千歌「着替えてくるー!!!」
曜「いってらっしゃい」
梨子「千歌ちゃんが元気になってよかったね」
曜「そうだよね、よかったよかった」
梨子「風邪とか?」
曜「いやなんか怠かったみたいだよ」
梨子「ふぅん」
梨子「そういえばさっき、どこへ行っていたの? ちょっと探したんだけど」
曜「トイレ行ってた!」
梨子「あ、なるほど」
梨子「……」
梨子「ねえ曜ちゃん、制服とか髪の毛になにかついてるよ」
曜「え?」
カピカピ…
曜(やば、こ、これ千歌ちゃん、の……)
梨子「――なに? それ……」
梨子「しかも、制服になんか……染みができてる」
梨子「――どうか、したの?」
曜「いや、えっと……」
曜「ほ、ほら髪の毛は……ワックス、だよ……。私そういうの興味ないけど友達がくれたから……。でもつ、付け方わからないしどんな感じになるのかわからなくて、一部分で試してみようと」
梨子「朝はそんなになってなかったよね、さっきもらったの?」
曜「そ、そうだよ!」
曜「制服の染みも……えっと、炭酸が吹き出しちゃって」
梨子「だからちょっと黄色いのかな」
曜「そ、そうなんだよー!!」
曜「いやーまったく、今日だけで悪いことがあったなー」
梨子「……」
梨子「そっか、災難だったね」
◇――――◇
梨子「……」
梨子(こうなったら、千歌ちゃんのことを知るまで……我慢できない)
梨子(あんな、ありえないものが千歌ちゃんに……いや、ありえなくはないんだけど)
梨子(ごめんね千歌ちゃん……着替え、覗いちゃうよ)
梨子(今日はこっちの方に向かっていってた)
梨子(……いたいた)
梨子(上は下着姿……あ、結構大きい……)
梨子(そ、そんなことより……下は……)
千歌「ふんふんふーん♪」スルスル…
梨子「ごく……」
果南「――なにをしてるの、梨子」
梨子「か、果南さん……」
果南「千歌の着替え? どうかした?」
梨子「ちょっと、用があって」
果南「声かければ?」
梨子「……」
梨子「いやえーと……」
果南「じゃあ私が行くよ?」
梨子「ち、ちょっとまって! だめ!」ガシッ
果南「……」
果南「ねえ、梨子」
梨子「?」
果南「人には、さ……知らなくていいことも、あると思うんだよね」
梨子「……え」
果南「……やめておいたほうがいいよ。どっちも傷つくだけ、だと思うから」
梨子「どういう、こと」
果南「その言葉が本当なら……それでいいよ」
梨子「ちょっとまってよ、果南さんは……何か知ってるの」
果南「……ううん、なんにも知らないよ」
果南「なんのことを言ってるの」
果南「梨子も早く着替えなよ?」
梨子「……うん」
◇――――◇
梨子(間違いない……果南さんは千歌ちゃんのことを知ってる)
梨子(私が知ろうとしたことを阻んだのは、多分意図的なものだよね)
梨子(……傷つく、だけ)
梨子(……もしかして、果南さんの言う通り私はあのまま、なにも知らないフリをしていた方がいいのかな)
梨子(思えば……相手の領域に踏み込んでいくのは、だめだよね……)
梨子(ただでさえ私はよそ者だし……)
梨子(で、でもでも! やっぱりあんなの、おかしいよ)
梨子(一緒にこれからも過ごしていくんだから、私にだって知る権利……あるはず)
梨子(なにより、気になる……)
梨子(じゃあどうしようか、このまま一人で調査してても……意味ないかも)
梨子(これから先も果南さんと曜ちゃんが知られるのを防いでくるなら……このままじゃだめ)
梨子(私も誰かに協力してもらえば……)
ダイヤ「鞠莉さん、やめなさい! あなたがそんなだから私は――」
鞠莉「アングリーダイヤにはもう懲り懲り! そうやっていつもガミガミガミガミ!」
梨子「あの……」
鞠莉「ああっ、助けて梨子!」
鞠莉「ダイヤが私のことをとってもラブだから……強引に!」
ダイヤ「あなたねわたくしだけならともかく梨子さんまで巻き込むのはやめなさい」
鞠莉「じゃあこの手を離して」
ダイヤ「……」
鞠莉「あれれ、手を繋ぎたかったんじゃないの?」
ダイヤ「違うと言ったでしょう」
鞠莉「残念、じゃあ私は梨子ちゃんと一緒になろうかなあ?」ギュッ
鞠莉「ねえ梨子ちゃん? こんな怖いダイヤからは離れちゃおうよ」
梨子「え、え?」
梨子(い、いやー……鞠莉さんいい匂い……)
梨子(や、やっぱり胸おっきい、し……す、すごい。なんであんなにパンパンにメロンみたい……)ジ…
梨子(ん、これって使えるんじゃ……)
ダイヤ「だから鞠莉さん、聞いていましたの? 梨子さんが困っているでしょう」
鞠莉「ジェラシーだよ! 梨子、みたみた?」
梨子「え、えっと……」
鞠莉「?」ギュッ
梨子「あ、あのとりあえず離れて……」//
鞠莉「えー」
梨子(女の私でもドキドキしちゃうくらいには蠱惑的というか……)///
ダイヤ「離れなさいっ」グイッ
梨子「あの……二人に、話したいことが……あるんです」
◇――――◇
生徒会室
ダイヤ「それで……話とは……」
梨子「うん……えっと」
鞠莉「カレー牛丼がどこで食べられるか知りたくなった?」
梨子「いやいや違うから!」
鞠莉「最近はうなぎ牛丼もあるんだって!」
梨子「そうなんだ……」
鞠莉「今から行く?」
梨子「いやいや!」
ダイヤ「話を逸らさない!」
鞠莉「うなぎが食べたい!!」
鞠莉「ダイヤの家、飼ってそうだよね」
鞠莉「別に産地はどうでも良いけど、せっかく日本にいるんだから日本産のものが良いよね。あ、でも聞いた話によると静岡はうなぎが美味しいって!」
ダイヤ「もういいですわ……」
ダイヤ「で、話とは」
梨子「……はい」
梨子「えっと、一応真剣な話のつもり……なんだけど」
ダイヤ「私たちふたりでないと、だめな話なんですの?」
梨子「えーと……多分」
鞠莉「選ばれちゃったのね?」
鞠莉「なにかしら」ワクワク
梨子「千歌ちゃんの、ことなんです」
鞠莉「ちかっち?」
梨子「うん……」
梨子「二人は、千歌ちゃんと一緒にいて……千歌ちゃんが少しおかしいって思ったこと、ない?」
ダイヤ「おかしい? どういうことですの?」
梨子「……」
鞠莉「……大丈夫?」
梨子「あ、あの……全部は、いえない……」
梨子「でも、千歌ちゃんの身体……特殊なのかもしれない」
ダイヤ「……他人の身体的特徴を指摘するのはどうかと……」
梨子「そ、そういうことじゃなくって! わ、私たちも知っておいた方が良いことって、いうか。ここは女子校だし、色々、だめって、いうか……」
鞠莉「何が言いたいの?」
梨子「……えっと」
梨子「千歌ちゃん……本当に、女の子、なのかな?」
ダイヤ「……梨子さん、大丈夫ですか? 熱でもあるのでは」
鞠莉「なあに、千歌ちゃんラブすぎて、同性であることが受け入れられなくなっちゃった?」
梨子「違うの!! 違うの……っ!!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「あなたが真剣なのは、わかりましたわ。でも、今あなたが言ったことだけでは、わたくしたちはどうすることもできません」
鞠莉「ここまで言ってくれて、私たちに何か、してほしいんでしょ? それとも、ただ話を聞いて欲しかっただけ?」
梨子「……」
梨子(話して、いいのかな……話したら……千歌ちゃんを傷つけて、しまうかも……)
梨子「っ」ブンブン
ダイヤ「落ち着いて、梨子さん」
梨子「うん……」
梨子「あの、ね……千歌ちゃん……男の人のモノが……股に……ある」
鞠莉「は?」
ダイヤ「……り、梨子さん本当にあなた……」
梨子「本当なの!!!」
ダイヤ「……もっと詳しく、教えてくださる?」
梨子「……」
梨子「ある朝の日のこと、でした。言ったと思うけれど、私は千歌ちゃんの家の隣でベランダから千歌ちゃんの部屋の音が聞こえて」
梨子「その日の朝は曜ちゃんがいつもみたいに、千歌ちゃんの部屋にいたの。よくあることだから特に気にしてなかったんだけど……」
梨子「聞いちゃったの、窓がたまたま開いてたから」
鞠莉「……?」
梨子「会話の内容から、そ、その……あの。千歌ちゃんについて、た……男の人のモノを……曜ちゃんが……て、手と……口、で」カァァアアアア////
ダイヤ「は、はぁ!?」///
ダイヤ「あ、あなた何を言ってますの!! ほ、本当に!! 破廉恥ですわ!!」
鞠莉「シティガールは言うことも大胆なのね?」//
梨子「本当なんです! 本当なんです……」
梨子「わたし、わけがわからなくって!! 一人で考えても、もっとわけがわからなくなって……!!!」
ダイヤ「……」
ダイヤ「それが、おかしい、ということ?」
梨子「はい……」
鞠莉「男の人のモノがあるって、どういうこと? 曜がて、手と……口でしてたってことは……どういうこと?」
鞠莉「うーん……」
鞠莉「――ちかっちが要治療指定の女の子だってこと?」
ダイヤ「!!」
ダイヤ「"要治療指定""……それは確か、興奮時に男の人の性器と同じような現象がおこるという……聞いたことはありますが、珍しい現象のはずです」
ダイヤ「千歌さんがそうであると?」
鞠莉「割合的には、確か女の子二万人に一人くらい、らしいけど」
梨子「……」
梨子「わたしはあまりそういうことはわからなくって……二人なら、そういう経験とかありそうだし……わかるのかなって」
ダイヤ「そ、そういう経験!?///」
ダイヤ「残念ながら、わたくしは……そのようなことは」フリフリ…
ダイヤ「鞠莉さんなら……」
鞠莉「へ?」カチコチ
鞠莉「ご、ごめんなさい。ちょっと要治療指定の女の子は、想像出来ないからわからないわ」
梨子「そうですよね……。想像できるはず、ないよね」
ダイヤ「……でも、梨子さん。わたくし達はあなたにそのことを言われるまで、気がつかなかった。なら、このままでも問題ないのでは?」
梨子「……」
ダイヤ「千歌さんの秘密、誰にでも秘密はあるというものですわ。そこに土足で踏み込んでいくのは」
鞠莉「ナンセンス、ね」
梨子「……そう、だよね」
梨子「ごめんなさい……私」
鞠莉「でもさダイヤ、ここって女子校よね」
鞠莉「千歌ちゃんがそんなの抱えてるっていうなら……色々ダメだと思うわ」
ダイヤ「……まあ、確かに」
鞠莉「形だけなら問題ないかもしれないけれど、梨子の聞いてた感じでは……機能までおんなじなんでしょう?」
梨子「はい……多分、女の子に興奮……するんだと思う」
鞠莉「私も実際はよく知らないけど」
ダイヤ「そうね……これを機会に私も調べて見ますわね」
鞠莉「でも調べるだけじゃねえ」
鞠莉「ダイヤ、ちゃんと確かめなくちゃならないと、思わない?」
ダイヤ「……しかし」
鞠莉「もしかしたら、さ……ルビィちゃんが、危ないかもよ?」
ダイヤ「そ、それはどういう!!!」
鞠莉「だって……千歌のは多分……最後まで出来るってことよね? それで女の子で興奮するなら……ルビィちゃんだって」
ダイヤ「そ、そんなの認められませんわ!! ルビィには早すぎます!!」
鞠莉「そうよね、じゃあ私たちで調べてみましょ」
ダイヤ「……わかりました」
ダイヤ「他にこのことを知っている人はいませんの?」
梨子「さっきも言ったけど、曜ちゃん。と……多分、果南さん」
鞠莉「果南?」
梨子「はい、私が一人で調べてる時果南さんな何か知ってるみたいでした」
ダイヤ「曜さんと果南さんは千歌さんと長い間一緒にいたようですからね……深いところまで知っていても無理はありませんわ」
鞠莉「じゃあ果南にきいてみる?」
鞠莉「いや、だめね……果南は簡単に話してくれるような人じゃないわね。ここまで隠していたんだから隠したい気持ちが強いんだと思う」
梨子「やっぱり、本人で確かめるしかないよ」
ダイヤ「直接聞くのは、少し……」
鞠莉「否定されて終わりよね。梨子ちゃんが曜ちゃんとのことを見たっていえば、いけるんじゃない?」
梨子「なるほど……」
梨子「でもそれだと、やっぱり否定されたら……」
梨子「現行犯、というか……直接"そうなった"時じゃないと、だめだと思う」
鞠莉「えーじゃあどうするのよ」
梨子「――鞠莉さん、鞠莉さんて……本当にスタイルが良いですよね」
鞠莉「へ?」
◇――――◇
鞠莉「ハニートラップね」
鞠莉「できるかしら……」
鞠莉「果南と曜は二人が引きつけてくれてるみたいだし……」
鞠莉「私も早く千歌にハニートラップをかけなきゃいけないってわけね」
鞠莉「ちかっちは……一人でまだ部室に……よーし! レディゴー!」
ガチャ
鞠莉「チャオーちかっち」
千歌「あ、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「今日もお疲れ様」
千歌「鞠莉ちゃんもね!!」
鞠莉「んー、早くお風呂に入りたいわねー」
千歌「千歌もー! えへへ」
鞠莉「ウチに来て一緒にはいるー? あ、でも千歌ちゃんのところは温泉があるのよね」
鞠莉「今度一緒に入らせて!!」
千歌「い、一緒にはダメだよ!!」
鞠莉「えーどうして?」
千歌「は、は……恥ずかしいもん」///
鞠莉「そっかあ、着替えも見られたくないんだもんねちかっちはうぶねー」ツンツン
千歌「あ、あはは」
鞠莉「大丈夫だよもっとオープンに行こうよ!」
千歌「む、無理だよお」
鞠莉「まあ無理はしなくていいけど」
千歌「うん……」
鞠莉「よし、私も早く着替えなきゃ」ヌギッ
千歌「ちょ、ちょぉ!!」
鞠莉「?」
千歌「わ、私あっち行ってるね」////
鞠莉「待って!」ガシッ
千歌「ぅ、な、なに?」
千歌(ふぁぁ……む、胸……おっきい……ぶらじゃーの中から溢れちゃいそうなくらいハリがあって、真っ白で、絶対触ったら弾力すごく、て/////)カァァアアアアッ
鞠莉(千歌ちゃん、顔真っ赤……梨子の言ってたことは本当かもしれないわね?)
鞠莉「千歌、ちょっと相談があるの。せっかく二人きりだし、この機会に」
千歌「そ、そう、だん?」
鞠莉「うん」
千歌「……///」ジッ
鞠莉(すごい、見られてる気がするわね……)
鞠莉「千歌は私のことを鞠莉ちゃんて呼んでくれてるわよね」
千歌「あ、失礼……だったかな」
鞠莉「ううん、そんなことない。嬉しいのよ」
鞠莉「梨子と曜の二人は違うでしょう? 時々敬語も混じるし、さん付けだし」
鞠莉「どうすればちかっちみたいに、二人も近づいて来てくれるかなって」
千歌「ふたりは……鞠莉ちゃんのことを尊敬してるんだよきっと! 距離置いてるとか、そういうことじゃないと、思う!!」
千歌「敬語の有無とか関係ないよ! だから大丈夫、心配ない!!」
鞠莉「そんな風に自信満々で言われると、そう感じるわね」
鞠莉「日本だと敬語を使われると、はっきり区別されてるようなそんな気がしちゃって」
千歌「そうなのかなあ? 気にしなくていいと思うっ」
鞠莉「ありがとね千歌、なんか気にならなくなった」
千歌「えへへ、よかった!!」
千歌「!?」
千歌(し、下着姿でかがんだら……た、たにま……ぁ、みえそ…////)
鞠莉「はい」
千歌「あ、ありがと! えへへ……」///
鞠莉「……」キュンッ
鞠莉「うーんっ……!」
鞠莉「ちかっち、本当に抱きしめたくなっちゃう!!」ギュッゥ
千歌「ま、鞠莉ちゃん!?」
ムニュゥムニュツ
千歌「あ……ぁぅ、ま、鞠莉ちゃん……」ドキドキッッ
鞠莉「どうしたの?」ナデナデ
千歌「あ、ぁぅ……」ムクムク…
千歌「だ、だ、め……♡」ハァハァ//
コツンッ
千歌「ひゃぁ♡♡」ビク//
鞠莉「!?」
鞠莉(い、いま……スカートの上から、堅いものが、あたった?)スッ…
鞠莉「千歌、大丈夫? 嫌だった? 顔真っ赤よ?」
千歌「そ、そうじゃなくって……ごめん、ちょっと、お腹痛く……トイレ行ってくる!!」タッ
鞠莉「……さっきのは。梨子が言ってた……こと。慌てて私から離れようとして、前かがみになってトイレに……」
鞠莉「これは、いよいよ、本当みたいね……」
ガチャッ
曜「あれ、まだ着替え中だったんだ」
梨子「千歌ちゃんは?」
鞠莉「さっきトイレに行ったわ」
梨子「そっか」
ガチャッ
ダイヤ「果南さんありがとうございました」
果南「いいっていいって! ダイヤ大変そうだし」
ダイヤ「また厳しくなったら、頼ってもいいですか?」
果南「もちろん!」
鞠莉「お仕事は終わった?」
ダイヤ「ええ、ばっちりですわ」
鞠莉「梨子、ダイヤ……多分こっちもばっちりよ!」
ダイヤ「……」
曜「なんのこと?」
梨子「う、ううんなんでもない!」
曜「?」
果南「千歌はもう帰った?」
梨子「トイレに行ってるって、待っていようよ」
果南「……」
果南「わたし、職員室に用があるんだった。戻らなかったら先帰ってて!」
梨子「あ、うん」
◇――――◇
千歌「ど、どうしよぉ……戻らない、よ……」
千歌「鞠莉ちゃんの、すごかった、な……はぁ、はぁ……♡」
千歌「はぁはぁ……今日、曜ちゃんにしてもらった、のに……もう。このままじゃ、帰れない……よ。ぅぅ、しゃせー、したい……しゃせー、したいよぉ……」
千歌「曜ちゃん、助けて……曜ちゃん……」グズグズ…
千歌「そうだ、バスまで少しだけ時間あるし……曜ちゃんに連絡して」
ポチポチ
千歌「曜ちゃん……」
ガチャッ
千歌(え、も、もう来たの!?)
果南「――千歌、いるの?」
千歌「か、果南、ちゃん?」
千歌「ど、どうしたの?」
果南「……調子はどう?」
千歌「えっ、と……そ、そんなに変わったことは、ないよ」
果南「そっか」
果南「じゃあ、なんにも問題はないんだね」
千歌「……うん」
果南「千歌、正直に言って欲しい」
果南「曜と――まだ続けてるの?」
千歌「っ……」
果南「……大丈夫、痛くない?」
千歌「今は、痛くない、よ」
果南「一人で"射出"までさせられるようになった?」
ガチャッ!!
曜「千歌ちゃん!!!」
曜「――果南、ちゃん……」
果南「どうしたの曜、曜もトイレ?」
曜「……」
果南「……違うよね」
ガチャ…
千歌「……」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「だ、大丈夫だから……ごめんね、呼んじゃって」
曜「ううん、大丈夫なら、それで……」
千歌「体調ちょっと悪かったけど直ったし、元気に帰りましょー!!」
千歌「……」モンモン…
果南「……」
果南「曜、わたしは……やめたほうがいいって、言ったはず。ちゃんと病院で、毎回適切な射精処理を受ける方がよかったのに」
曜「……」
果南「……やっぱり、続けてたんだね」
曜「……果南ちゃんには、わからないよ」ボソ…
果南「…………」
曜「……」
◇――――◇
ダイヤ「やはり本当だと?」
鞠莉「直接見たわけじゃないけれど、多分ね」
鞠莉「ちかっちみたいな子達は、女の人に興奮するっていうのも、あながち間違ってはいないと思う」
ダイヤ「どんなことをしましたの?」
鞠莉「下着姿で、ぎゅーって!」
ダイヤ「……」
鞠莉「顔真っ赤だった!」
ダイヤ「他に方法はなかったんですの……」
鞠莉「なに、ダイヤならもっと上手くハニートラップ出来たっていう話?」
ダイヤ「そういうことではなくって、もっとさりげなく……」
鞠莉「私ならそれが一番さりげないと思って」
梨子「確かにそうかも……」
ダイヤ「梨子さんの話は本当だった。で、どうしますの?」
鞠莉「うーん……」
梨子「……えっと」
梨子「もうちょっと様子を見てみようよ」
鞠莉「そうだよ、何かあった時、知ってるだけでも違うよ」
ダイヤ「わかりましたわ、引き続き、様子を見ましょう」
◇――――◇
ルビィ「話って、なに?」
ダイヤ「そこに座って」
ルビィ「え……」
ルビィ(お、怒られるのかな……)
ダイヤ「ルビィ」
ルビィ「は、はい」
ダイヤ「千歌さんの前で……肌を出すのはやめなさい」
ルビィ「え?」
ルビィ「あの、よくわからないんだけど……」
ダイヤ「そのままの意味ですわ」
ルビィ「ど、どうして?」
ダイヤ「それは言えません、でも……お願い」
ルビィ「う、うん……わかった」
ダイヤ「じゃあ部屋に戻っていいですわ」
ルビィ「うん……おやすみ」
ダイヤ「おやすみなさい」
ルビィ(どういう意味……)
◇――――◇
次の日
曜「千歌ちゃんごめんね! 寝坊しちゃって……」
千歌「だ、大丈夫だよー1日くらい」
曜「……そうだよね、昨日したばかりだもんね」
千歌「うんっ、あはは……」
鞠莉「――チャオー!!!」
千歌「相変わらずのハイトーンボイス……」
曜「どうしたんですか?」
鞠莉「ちかっち、ちょっと来て! 理事長室ね!」
千歌「え、私?」
鞠莉「待ってるから!」
曜「……なんだろう?」
梨子「……鞠莉さん?」
◇――――◇
千歌「失礼します……」
鞠莉「……よく来てくれました♡」
千歌「理事長、なんですか……?」
鞠莉「ここでは理事長ですか、礼儀がなってますね」
鞠莉「でも、マリーでいいよ」
千歌「じゃあ、鞠莉ちゃん……」
鞠莉「こっちへ来て?」スッ
千歌「……なあに?」
鞠莉「千歌ちゃん、あなた、重大なことを隠している……違う?」
千歌「え!?」
鞠莉「……千歌、私があなたのことをラブって言ったら……どう?」ギュッ
千歌「ふぇ」///
千歌(う、うしろから……//)
鞠莉「ねえ、どう?」ササヤキ
千歌「え、あ、いや……どういう意味?」
ムニュッ…
千歌(だめだめだめ!! なんにも考えちゃだめ!!)
鞠莉「……♡」クス…
千歌「ぅ……う」ムク…ムク
鞠莉「ちかっち、可愛い。今、どんなことを考えているの?」
千歌「な、なん、にも……」
千歌(いい匂いだし、柔らかいし……あ、あぁ……♡)
鞠莉「こうされて抵抗してこないってことは……私を受け入れてくれるのかしら」
千歌「そ、そういうわけじゃ!! ま、鞠莉ちゃん本気なの!?」
鞠莉「どう思う?」
千歌「……」
鞠莉「……♡」ゾクゾク
鞠莉「くす、もー、冗談よちかっち!」スッ
千歌「え」
鞠莉「ちかっちが可愛かったから、ちょっとからかってみただけ。第一、私達は異性じゃないし」
鞠莉「――そうよね? 千歌」
千歌「……うん」
ビンビン…
鞠莉「千歌、その膨らみは、なに?」
千歌「え!! こ、これは!!」
千歌「なんでもないよっ、ほ、本当になんでもないの!!」
千歌「用はないの? それならわたし、もう行くから!!」タッッ
鞠莉「ちょっと!」
バタン
鞠莉「逃げられちゃった」
鞠莉「……アレがどうなってるのか、見てみたい」
◇――――◇
千歌「ハッ……ハッ……♡」
千歌「どうしよう、どうしよぉ……っ」
千歌「曜ちゃん……」
善子「――千歌さん……?」
千歌「え」
善子「どうしたの?」
千歌「な、なんでもないよっ!」
善子「わかった……今、魔界とのアクセスを図っているのね!」
善子「水くさいじゃない、そんなことを私に相談してくれないだなんて!」
千歌「い、いや……」
善子「来なさい、このヨハネが占ってあげる♡」グイッ
千歌「え、えー!?」
◇――――◇
善子「ふ……ふ」
千歌「……?」
善子「あなたによくないことが起こるわ」
千歌「え?」
千歌「それを改善するのはどうしたらいいの?」
善子「この、ヨハネの言うことをしっかり聞きなさい?」
善子「……」
善子「どうしようもないわ」
千歌「冗談、だよね?」
善子「なるようになるってことね」
千歌「そんなあ……」
善子「さあさあこれでヨハネの魔界占いは終了よ♡」
千歌「全然参考にならないよ……」
◇――――◇
曜「千歌ちゃん、なんだった?」
千歌「特に、なんでもなかったよ。雑談しただけ」
曜「なんだ遅かったからなにかあったかと」
千歌「途中で善子ちゃんの占いに捕まっちゃって」
曜「占い……」
千歌「あのさ曜ちゃん……」
千歌「――シテ、ほしい」
曜「え、もう我慢出来なくなったの?」
千歌「……うん」
曜(だめだ……梨子ちゃんはもう勘付いてる、下手に動けない……)
曜「だめ……今日はできない」
千歌「なんで」
曜「千歌ちゃんのソレに、勘付いてる人がいる」
千歌「え、な、なんで!?」
曜「だから学校ですることは……だめ」
千歌「じゃあ家に……」
曜「梨子ちゃんの家が近いから……平日はだめ。やっぱり朝しかないよ」
曜「それか一人で触ってみて、勝手に出てくる射出を促すか……多分痛いけど」
千歌「……ぅ、ぅ」
◇――――◇
鞠莉(次はどうしちゃおうかしら……♡)
ダイヤ「なんだか随分楽しそうですわね」
鞠莉「うん♡」
果南「なにかあったの?」
鞠莉「残念ながら果南には言えないなあ」
果南「なんで?」
鞠莉「それも、秘密♡」
果南「……?」
鞠莉(梨子のところへ行こう)
鞠莉「じゃっ!」
ダイヤ「……」
果南「なんなんだろう」
ダイヤ「さあ……」
◇――――◇
鞠莉「そう、つまりちかっちを我慢させたいの」
鞠莉「わたしが昨日同様ハニートラップを繰り返すから……梨子は曜が出来ないように、見張ってほしい」
梨子「見張る……」
鞠莉「そ、梨子ちゃんは千歌ちゃんと家が近いから見張れるでしょ?」
鞠莉「平日の終わりに曜が千歌の家に行こうとすれば、一緒に行けばいい」
鞠莉「泊まるなら、一緒に泊まればいい」
梨子「……いいのかな、迷惑がられないかな」
鞠莉「少しの期間よ、大丈夫」
鞠莉「家を見張れれれば、学校で見張るのは簡単なはずよ。梨子以外にも目があるんだから、そう簡単にちかっちを発散させることは、出来ない」
ダイヤ「あれから少し調べたんだけれど、要治療指定の女の子は、自らマスターベーション等で発散することは出来ないようですわね」
梨子「ま、ますっ」///
鞠莉「くす梨子ったらうぶなんだから♡」
ダイヤ「義務教育内で習う正当な行為よ、そこまで恥ずかしがることないでしょう?」
梨子「///」
ダイヤ「男性器のように変化する部分は快楽神経の塊の、陰核の部分。つまり快楽神経の塊の中を、ドロドロの精液がひっかかりながら出てくることで連続の絶頂が起こるという構造らしいの」
鞠莉「ふぅん……」
ダイヤ「つまり男性同様の射精時の快楽が引き起こると同時に、女性としての絶頂が何回も引き起こされながら射精にいたるということね」
鞠莉「純粋な男の人はもちろん、純粋な女の人より遥かに強い快楽が降り注ぐって認識でいい?」
ダイヤ「ええ……。その強すぎる快楽のあまり、脳が危険だと判断するようで、自らの手では絶頂まで至れないよう身体がストッパーがかけられているな ようね」
鞠莉「ほんと面倒な機能ね、人間の身体は」
梨子「……強すぎる快楽」
ダイヤ「ええ……連続でしすぎるとテクノブレイクに至ることもあるようですわ」
梨子「て、テクノブレイク!?」
梨子(――気持ちよすぎて脳の神経がおかしくなる……? 本当にそんなことが。千歌ちゃん……)
ダイヤ「興奮させると……例の如く勃起状態になりますが、興奮させすぎると血液が集まりすぎて激しい痛みを伴うようです」
鞠莉「激しい痛み?」
ダイヤ「ええ、だから溜まりすぎる前に定期的に他人の手で処理を行わなければならなくて、加えて」
梨子「溜めている状態だと身体的精神的に追い詰められた状態になって、日常生活に支障が出る、ですか?」
ダイヤ「……ええ」
ダイヤ「他人の手以外でするとなると自然に勃起して、自然に出るという"射出"を待つしかありませんの」
ダイヤ「……これも強い快楽と同時に激しい痛みを伴疎いいます」
梨子「痛み……」
ダイヤ「男性の精液と違って体内で吸収されることが無いようなので、かならず体外に排出しなければならないようですわね。慢性的な射精不足に陥ると、"精排期間"と言って、自分の意思と反して勃起が収まらず、精液が溢れてくることもあるようです」
ダイヤ「第2の月経と考えるといいかもしれませんわね」
鞠莉「うわぁ……想像するだけでやばそうな気がする」
ダイヤ「その期間は身体機能が著しく落ちるようなので、そうなってしまったらスクールアイドルどころではなくなります。追い詰めるのもほどほどにしましょう」
鞠莉「まあとりあえずちかっち達みたいな女の子のことはわかったけど……もう少しだけ、追い詰めてみましょ♡」
梨子「そう、ですね」
鞠莉「じゃあそういうことで、よろしく♡」
梨子「……」
梨子(さすがに休日までは無理だよねえ)
◇――――◇
2日後 休日
千歌「曜ちゃん、待ってた」ギュッ
曜「うん、ごめんね……練習あって、遅くなっちゃった」ナデナデ…
千歌「練習疲れた? 大丈夫?」
曜「平気」
千歌「曜ちゃん、すごい」
曜「すごくないよ」
曜「――そんなことより、大丈夫じゃないんでしょ?」
千歌「う、うん……」
曜「千歌ちゃん、ちょっとおかしいよ。前までは、こんなに……」
千歌「えと……最近鞠莉ちゃんのスキンシップが……激しくて……」
曜「鞠莉さんの?」
千歌「抱きつかれると、胸あたるし女の子同士だし普通なんだけど、でも」
曜「確かに、最近そうかもしれないね」
曜(千歌ちゃん、最近全然我慢出来なくなってる……練習中もおかしいし)
曜(どうしよう、どうすれば)
曜「とりあえず早くしよっか」
ドタドタ
千歌「みと姉だ……」
千歌「どうしよ部屋が隣だから、声……」
曜「……やめとく?」
千歌「む、無理だよ……もう我慢できないっ」ギュッ
千歌「ハァ……♡ハァ……ん、曜ちゃん、はやく//」
曜(これは我慢できなそう、だね……)
曜「布団に入ろう、それでなんとか声を」
千歌「うん……」モゾモゾ
曜「口じゃなくて、いい?」
千歌「な、なんでもいいから……」
曜「……ん」サワサワ…
千歌「あ、ぅ♡」ビク
曜「……//」シュコシュコ…
千歌「あぁっぅ、よ、うちゃ♡」
曜「こえ、だめだよ」
千歌「ら、らって……ふ、ぅ」
千歌「曜ちゃん……ご、ごめん、ね? 千歌が、こんなのだから、ぁぁっ♡」
曜「ううん、大丈夫だよ。友達だもん、困ってるんだから千歌ちゃんが」
千歌「あ、りがと……ふぁ、そこ、きもち……♡」
曜「……トロトロだ」グチャ…
曜(千歌ちゃんのここ……すごい匂い……これ、えっちな匂いって言うのかな)ムワン…♡
曜「ここ、気持ちいいよね? もっと気持ちいいところある?」グッチャグチャ
千歌「はっぁ、そこ、そこが、いいっ♡♡///」ハァハァ…♡
曜「千歌ちゃん声……」
千歌「あっぁ♡♡」
曜(聞こえてない……)
千歌「でちゃぅ、でちゃうでちゃう……っ♡♡」
曜「っ――ちゅっぅ」
千歌「んんん――っっ」ビュッビュッビュルルルッ
曜「ちゅ……んっ、千歌ちゃん……」
千歌「んっ……んっ……ふっぅ」ピュ…ピュ
千歌「ふぅ……んっ……ちゅっ、んむ」
曜「ぷは……」
千歌「き、キス……わ、わたしたち女の子同士なのに///」
曜「ごめんね! 仕方なかったっていうか、あのままだとお姉さんに」
千歌「うん、わかってる」
千歌「でもちょっと恥ずかしい///」
曜「わたしも」///
千歌「で、でも……曜ちゃんなら、いい、かな? えへへ……」
曜「///」ドキン
フキフキ
曜「いっぱい出たね、疲れた?」
千歌「うん……」ウトウト…
千歌「でもでも……もっと曜ちゃんとお話ししたい、から……ねむくなんか、ないよ」
千歌「んにゅ……ほんと、だよ」
曜「眠そうだよ、我慢しなくていいから」
曜「私も一緒に眠るから」モゾモゾ
千歌「えへへ、それなら……」
千歌「曜ちゃん……こういうの、続けてていいのかな。私、おかしく、なってないかな」
曜「果南ちゃんに、何か言われた?」
曜「大丈夫、千歌ちゃんは千歌ちゃんだよ」
曜「私がいるから安心して?」
千歌「うん……」ギュッ
曜(こうなっちゃった千歌ちゃんには私がいないとダメなんだ……私が、ついててあげないと)
千歌「……すぅ、すう」
曜「千歌ちゃん……」ナデナデ
◇――――◇
鞠莉『見た見た? 今日のちかっち、何回もトイレ行ってたよね』
梨子「そうだね、あれは全部興奮して……ってこと?」
鞠莉『そうだよ、よくスカートの部分ルッキンしてみて。膨らんでるから』
梨子「まだ続けるの?」
鞠莉『顔真っ赤にする千歌ちゃん、可愛いと思わない?』
梨子「……思う」
鞠莉『でしょ、だからもう少ししてみる!』
鞠莉『じゃ、また月曜日!』
プチ
梨子「……」
千歌『ハッ……ハッ♡』
梨子「千歌ちゃんて、あんな顔するんだもんね……///」
梨子「でも千歌ちゃん、大丈夫かな。我慢するのも、やっとって感じだけど」
梨子「平日の朝は、私が千歌ちゃんの家に行くから曜ちゃんはできないし、学校ではする気配はないし……」
梨子「……」
◇――――◇
4日後
梨子「……」
あれから、鞠莉さんのスキンシップは加速しているようだった。千歌ちゃんはそのたびに顔を真っ赤にして……収まるまで人目がないところへ行く。
何回も繰り返しているけれど、千歌ちゃんは鞠莉さんの攻撃に慣れることはないみたい。まあ、わからなくも、ないけれど。
それどころか、鞠莉さんの顔を見るだけで……最近は面白い反応をしている。鞠莉さんを見るだけで、他のことも連想してしまうのかな。
曜ちゃんと果南さんも段々鞠莉さんの動きに気がついたみたいで、特に曜ちゃんは昨日から落ち着かない表情を見せている。
でも私が見張りをしているせいで、曜ちゃんは千歌ちゃんのことを発散させることはできない。千歌ちゃんは溜まっていく一方だけど……一体鞠莉さんは何を考えているんだろう。
◇――――◇
理事長室
果南「鞠莉、話があるの」
鞠莉「んー?」
果南「さっきまでここに千歌がいた、そうだよね?」
果南「今日だけじゃない、ここ最近何回も。一体なにをしているの?」
鞠莉「あれれ、果南ついにジェラシーを感じてくれたの? 私嬉しい!」
果南「ふざけないで」
鞠莉「ふざけてないよ、私は真剣」
果南「……千歌になにをしてる?」
鞠莉「あなたこそ、千歌の、何を知ってる?」
果南「……」
果南「――鞠莉、どこで知ったの?」
鞠莉「なんのこと?」クス…
果南「答えて」
鞠莉「私にばっかり訊いて、あなたは何も言わないのは卑怯よね」
果南「……」
果南「これだけは言っておくけれど、千歌で遊ぶのは、やめて」
果南「これ以上、苦しめないで」
鞠莉「……」
果南「じゃあ」
バタン
鞠莉「言いたいことだけ言ってさ」
鞠莉「ダメって言われたら、余計――遊びたくなるじゃない」クス…
◇――――◇
部室
千歌「はぁ、はぁ……鞠莉ちゃん……なんで、あんな♡」
千歌「あんなの、反則だよ////」ビンビン///
千歌「週末まで、まだまだ……でも」
千歌「我慢できないよ……」グズグズ
千歌「とりあえず休憩……」
千歌「はぁぁ……」
千歌「私が一人でできれば、な……曜ちゃんに迷惑かけなくて済むのに」
千歌「でも一人でしても……痛くなるだけだし」
千歌「あ……」
千歌「これ……」
千歌「梨子ちゃんのタオル」
千歌「結構、湿ってる……確かに意外と汗掻いてるもんね。あんなにお淑やかで女の子らしいのに、汗いっぱい、書いて……」
千歌「その梨子ちゃんの汗……全部ここに……」
ムラムラ…
千歌「ごく……」
千歌「な、なに考えてるんだろ私」
千歌「……」
千歌「ちょっとなら、いい、かな……」スッ
千歌「ん……湿ってる……」
千歌「――すん……すん」
千歌「はぁぁ……な、なんか♡汗の匂い……♡」
千歌「はぁ……はぁ♡♡……変な気分//」
千歌「こ、これじゃ変態だよ……//」
千歌「すんすん…………すご、はぁぁ……///」キュンキュン…
千歌「ば、バレないうちに、もどろう……」
◇――――◇
千歌(梨子ちゃん、すごい汗……)
千歌(タオルでも、あんなに梨子ちゃんの匂いしたんだから……あの練習着なら……)ムラムラ
千歌「うーだめだめ!!!」
梨子「どうしたの?」
千歌「なんでもないっ!! 私は走る!!」
梨子「……大丈夫?」
◇――――◇
練習後
梨子「曜ちゃんなら、善子ちゃんが引っ張っていったよ」
千歌「また占いでもするのかな……」
梨子「どうだろう、当たるのかな」
千歌「あたったら困る……」
梨子「え?」
千歌「ううん、なんでも」
梨子「じゃあトイレ行ってくるから、外で待ってて?」
千歌「はーい」
バタン
千歌「よし、帰ろうー」
千歌「ん……梨子ちゃんの、練習着が……はみ出てる」
千歌「……だ、だめだよ。カバンの中に入ってるんだよ、いくらはみ出てたって……」
千歌「さっきみたいな置いてあるものとは、違うんだよ……」
千歌「……」
千歌「ど、どんな……どんな感じなの、かな」
千歌「ごく……少しだけ、だから。ごめん、梨子ちゃん……」スッ
千歌「……すん、すん」
千歌「練習したばっかり……だから、すごい」////
千歌「ん♡梨子ちゃんの、匂い……汗の匂い♡梨子ちゃん、あんなにお淑やかで女の子らしいのに、ちゃんと人と同じように、汗くさい、んだ」ハァハァ…♡
千歌「梨子ちゃん……はぁ、脇のとこ、すご……♡///」キュンキュン
ガチャッ
千歌「ひっ」ガサゴソ!
梨子(……いま、何かしまった?)
梨子「まだ外へ出てなかったんだ」
千歌「う、うん。待ってようと思って!」
梨子「そっか、ありがとう」
千歌「じ、じゃあ帰ろうか!」
千歌(どうしよう、咄嗟に私のカバンに……しまっちゃった……)
◇――――◇
バスの中
曜(千歌ちゃん、大丈夫かな……)
千歌「……」
千歌(どうしようどうしよどうしようどうしようっ)
千歌(そうだ、明日間違っていれちゃったって言えば……)
千歌(だ、だめだ……カバンの中に入ってたものを間違うなんてありえない……)
千歌(嫌われる……梨子ちゃんに嫌われちゃう)ウルッ…
梨子「明日の宿題、教科書いるんだよ。聞いてる?」
千歌「え、うん」
梨子「終わってないんでしょう? 私は学校で終わらせてきたから、教科書貸してあげる」
梨子「だって千歌ちゃん、教科書も学校に置いてるでしょ」ガサゴソ
梨子「――え」
梨子「わたし、練習着……忘れてきちゃった、かな?」
梨子「あれ、カバンに入れたと思うんだけど……」
千歌(……っ、そ、そうだ)
千歌(もうこのまま、家に持ち帰って、捨てちゃえば……バレない、よね。無くしたってことにすれば、バレないよね)
梨子「あ、もうついちゃった。行こ千歌ちゃん」
千歌「うん」
梨子「みんなまたね」
千歌「ばいばーい」
梨子「……あれ、やっぱりない……」
千歌(大丈夫、大丈夫……バレない)ギリリ
梨子「……千歌ちゃん、何か知らない?」
千歌「え……」
千歌(あ、ぁ……ごめんなさい……ごめんなさいっ……)
梨子「知ってるわけないよねえ……落としちゃったかな」
千歌「ぅ……うぅ……」
梨子「え!? どうしたの、大丈夫!?」
千歌「ごめんなさい……ごめんなさい梨子ちゃん……っひっぐ……っ」
梨子「どういう、こと?」
千歌「わだし……わたし……っっ」
梨子「落ち着いて? ゆっくり、息をして?」
千歌「はーっ……はー……」
梨子「……そう、ゆっくりね」
梨子「そうね、とりあえず、うちに来る?」
千歌「……」コクッ…
◇――――◇
梨子「暑くなってきたね、千歌ちゃんはジュースの方が好きだよね」
千歌「……」
梨子「はいどうぞ」
千歌「……」
千歌「なにも、きかないの?」
梨子「……話したくないなら、話さなくてもいいよ」
千歌「……ごめんね、梨子ちゃん……私、梨子ちゃんの練習着を……」
千歌「――私、変、なんだ……」
千歌「今年に入って、から……変になっちゃって」グズグス
梨子「うん」
梨子「身体の、こと?」
千歌「!!」
千歌「梨子ちゃん、知ってるの……?」
梨子「……うん。治療指定、受けてるんでしょ?」
千歌「な、なんで」
梨子「曜ちゃんにしてもらっているところ、何回か聞いてたから」
千歌「!?」///
千歌「……は、はは。なんだ知ってたんだ」
千歌「――ごめん、帰る。気持ち悪いでしょ」
梨子「ちょっとまって!」ガシッ
千歌「……」
梨子「人にはみんな事情があるし……気持ち悪いだなんて、思わないよ」
千歌「ぐす……嘘だ……梨子ちゃん、もう、千歌のこと、嫌いでしょ……こんな千歌のこと嫌いでしょ気持ち悪いでしょ近づきたくないでしょ!?」
梨子「嫌いじゃないよ」
千歌「なんでっ……」
梨子「千歌ちゃんは千歌ちゃんだよ、だから……大丈夫」
千歌「大丈夫じゃないよっ!! だって、だって千歌、こんな身体で……ぐす、女の子じゃないもん……最近酷くなってて」
千歌「大丈夫、千歌ちゃんは千歌ちゃんなの女の子だよ?」
千歌「でも」
梨子「でもなんてないよ。千歌ちゃんは千歌ちゃん」
千歌「う、ん……ぐす」
梨子「うん、曜ちゃんだって千歌ちゃんのことを気持ち悪がっていないでしょ? それと、一緒」
千歌「……」
梨子「で、でも……わたしの練習着なんか、なにに使うつもりだったの?」
千歌「ぁ、えと……」
千歌「違うの、私……ごめんなさい、ごめんなさい……っ」ジワ…
梨子「ごめん……大丈夫だよ」ギュッ
千歌「梨子ちゃん……」グスグス
梨子「千歌ちゃんの気持ち、わかってあげられないけど……わかってあげたい」
千歌「ん……♡」
千歌(梨子ちゃんの、匂い……///)ムクムク
千歌「だ、だめっ」
梨子「大丈夫、気にしなくて、いいから」
千歌「で、も……わた、し」ビンビン…
千歌「ぁ、ぅ」
千歌(収まって、収まってよぉ……)
梨子(硬いの、あたってる/// こ、これが千歌ちゃん、の……)
梨子「千歌ちゃん、我慢……してたでしょ」
梨子「鞠莉さんが、ワザと千歌ちゃんを興奮させようとしてたから」
千歌「え、そうなの?」
梨子「うん、曜ちゃんが千歌ちゃんを発散させないように、私が見張りもしてたの」
梨子「だから、抑えきれなくなって練習着を盗んだことも、今こうやって……お、大きくしてるのも……私の責任でも、あるの」
梨子「ごめんね、弄ぶようなことして。真実が知りたくて、あなたのことをもっと知りたくて」
梨子「大丈夫だよ、千歌ちゃんは、悪くない。悪くないの」ナデナデ
千歌「梨子、ちゃん……」
梨子「だから……///」サワワ…
千歌「ぁっ♡♡」ガクッ…
千歌「――梨子、ちゃんだめだよぉっ」
梨子「……」
梨子「……嫌? だってこんなに、なっちゃってるよ。私、曜ちゃんのこと見張り続けるよ。朝だって学校でだって、夜だって。出来るのは、休日だけ」
梨子「休日までまだ日にちはある。その間も、鞠莉さんが千歌ちゃんを誘惑、し続ける」
梨子(私……何言って……)
梨子「耐えられる、の? こんな状況のままだったら、いつか、みんなにバレるよ。私にバレちゃって、鞠莉さんにバレちゃって……次は――」
千歌「や、やだ……そんなの、やだぁ!」
梨子「そうだよね。なら私、どうしたら、いい……?」
千歌「どうって」
千歌「ち、千歌の、コレ――なんとか、して……欲しい///」ウルウル
梨子「……♡」ゾクゾクッ
梨子「そう、だね……私も千歌ちゃんの力になりたいと、思っていたところなの」
サワッサワサワ…
千歌「ん、ぅぅっ♡」
千歌(スカートの上からなのに、いつもより、きもち、いい♡♡)ハァハァ///
梨子(ち、千歌ちゃんすごい顔……♡と、蕩けちゃってる///)
梨子「見てもいい?」
千歌「ほんとに、本当に嫌いにならない?」
梨子「うん、大丈夫だから」
千歌「///」ウルウル…
梨子「……!!」スッッ
千歌「/////」ビンビンッ
梨子「――す、すごい……本当に……」
千歌「ん……梨子、ちゃん///」ドク…ドグ
梨子「わ、皮のさきっぽから……」グチャッ…
千歌「ふぁぁ……ッ♡♡」
梨子「じ、じゃあこれ、剥くね……?」ニュル…
梨子(ごく……先っぽ真っ赤……どくどく透明なのが出てて、ぴくぴく手の中で震えてる)
梨子「これで、気持ちいい、の?」グチュグチユ
千歌「ふっ、ぅ……んっ♡♡」
梨子「どんどん溢れてくる、ね……///」
千歌「っ……っ」
梨子「千歌ちゃん、今ウチ誰もいないから……声抑えなくても、いいよ?」
千歌「でもっ……は、はずかし……んっぁっ!!♡♡」
梨子(そっか、このくびれてるところがいいんだ……透明なの、溢れてきてるし……♡)
千歌「はっっはっぁ♡うっぅぁ♡♡♡」ビクビク////
梨子「これでいいんだね?」シュコシュコ…
千歌「ああっ♡あっぅ♡ぴりぴり、す、る♡♡♡」
梨子「千歌ちゃん、いいよ声も全部我慢しなくていいから」
千歌「あっ♡あっぁ♡ああっ♡♡」
千歌「で、ちゃう……♡梨子、ちゃん、わ、たしっ♡♡」
梨子(さ、さきっぽパンパンになってきてる……///)
梨子「うん、いいよ」ササヤキ
千歌「あああぁッッ♡♡♡////」ビュルルルッッッ!!
梨子「きゃっ////」
千歌「はーッ♡ハ-ッッあっ……♡///」ビク…ビク
千歌「あっ……ぅ♡♡」グッタリ…
梨子「大丈夫……?」
千歌「う、ん」
梨子「えっと、いっぱい出る……んだね?」グチャァ…
梨子(すっっごい匂い……こんな生臭くてえっちなの、千歌ちゃんの身体から出る、んだ)クラ…
梨子(すごい量なにこれ……男の人の何倍も……)
千歌「……は、恥ずかしい、よ///」
梨子(すごい匂い……♡)
梨子「くす、可愛かったよ千歌ちゃん」
千歌「そうやってすぐからかうー!」//
梨子「からかってないよ、本当にそう思っただけ」
梨子「千歌ちゃんの秘密……知れてよかった」フキフキ
千歌「千歌も……梨子ちゃんに知ってもらえて……ちょっと安心した」
千歌「梨子ちゃんが優しくてよかった」ギュッ
梨子「――ねえ千歌ちゃん、私の練習着でどうするつもりだったの?」
千歌「ぅ……」
梨子「使って、一人でシようと思ったの?」
千歌「……」コク
千歌「私、一人でしても……全然収まらなくて……射出とかどうすればいいかわからなくて。我慢出来なくなって」
梨子「そっか……曜ちゃんの処理が間に合わなくなってたんだね」
千歌「うん……」
梨子「なら――私がすれば、いい?」
千歌「へ?」
梨子「お家も隣だし……私の家なら声を出しても大丈夫なことが多いよ」
千歌「ごく……」
梨子「曜ちゃんとは違って……シたいときに、シてあげられる、よ?」ギュッ
千歌「り、梨子、ちゃん……」ドキドキ
梨子「千歌ちゃんの力になりたいの」
梨子「だめ、かな? やっぱり曜ちゃんが、いい?」
千歌「えと……」
千歌「り……梨子ちゃんにも……シて貰いたい///
梨子「……うん、わかった」
◇――――◇
曜「千歌ちゃん……辛そうだった」
プルルルルルッ
曜「……でない、か」
曜「大丈夫かな、我慢できるかな」
曜「私がシてあげないと、千歌ちゃんは……」
曜「私が……」
曜「……」
曜「明日朝行くってメールしておこう」
◇――――◇
梨子「もうっ、もう一回シて欲しいだなんて」
千歌「だって、ずっと我慢してて……一回だけじゃ」ハァハァ…
梨子「正直だね、千歌ちゃんは」クスッ
千歌「梨子ちゃんシてくれるっていうから……」
千歌「ごめんね、迷惑だったかな……」
梨子「大丈夫、千歌ちゃんこれからは我慢しなくていいんだよ?」
千歌「う、うん♡」ギュッ
梨子(もう見張りはしなくていいかな?)
梨子(でも、鞠莉さんにはなんて言おう……)
梨子(鞠莉さんに言ったら……)
梨子(言わない方がいいのかな?)
千歌「ねえ梨子ちゃん、今日このままお泊りしていい?」
梨子「え、いいけど……?」
千歌「やった♡なんだか……もっと仲良くなれたような気がして」エヘヘ…
梨子「くす……じゃあ今日は私がお料理しようかな?」
千歌「本当!?」
梨子「うん、ちょっと久しぶりだから不安だけど」
千歌「全然大丈夫だよ! 梨子ちゃん大好き!!」
曜『千歌ちゃん大丈夫? 明日の朝始発で行くね?』
◇――――◇
曜「……来ちゃったけど、千歌ちゃんから返信がない」
曜「どうしよう、お家の人を起こすわけには行かないし」
曜「……」
ガチャ
曜「千歌ちゃ――」
志満「あら曜ちゃん、どうしたの?」
曜「志満さん。あの、千歌ちゃんまだ寝てますか?」
志満「え、千歌? 千歌なら、梨子ちゃんの家に泊まりに行ってるはずだけど」
曜「え?」
志満「もう、あの子言ってなかったのね? ごめんなさい……これだから」
曜「いえ、いいんです! 私が勝手に来ちゃった、んで!」
志満「学校の準備で戻ってくるとは思うから、とりあえずウチに上がって?」
曜「はい、ありがとうございます!」
曜(……梨子ちゃんの家に……?)
◇――――◇
千歌「んっぅ……梨子ちゃん……」
梨子「ふふっ、寝顔かわいい」
千歌「すぅっすう」
梨子「起こさないでいてあげたいけれど……」
梨子「千歌ちゃん起きて、朝だよ」
千歌「……ふぇ、あしゃ?」
千歌「あ、おはよーえへへ……」
梨子「よく眠れた?」
千歌「うんっ梨子ちゃんが一緒だったから!」
梨子「それは良かった。お母さんが朝ごはん作ってくれたから、食べたら準備に戻ったら?」
千歌「うん、そうする!」
◇――――◇
千歌「ただいまー」
志満「おかえり、千歌……曜ちゃんが来てるわよ?」
千歌「え?」
志満「まったく、せっかく来てくれてるのに。朝いないならいないって言わないと」
千歌「でも……」
千歌「あ、メール、来てた……」
千歌「あ、ありがと志満姉!」
ドタドタ
千歌「――ご、ごめん曜ちゃん!! メール気がつかなくって!!」
曜「梨子ちゃんち行ってたの?」
千歌「そうなの、ごめんね?」
曜「ううん大丈夫だよ」
千歌「ねえねえ聞いて、昨日の夕ご飯ね、梨子ちゃんが作ってくれたんだよー!」
曜「梨子ちゃんが?」
千歌「うんっ、すっっごく美味しかった!!」エヘヘ…
曜「へえ……」
曜「羨ましいよ」
千歌「でしょでしょー今度曜ちゃんも一緒に食べさせてもらおーね!」
曜「うん、そうだね」
千歌「あ、でもお……私だって料理出来るんだから! お礼に千歌スペシャルを振舞っちゃうのだー!!」ニコニコ
曜「なんか……楽しそう、だね」
千歌「え? うんっ」
曜「そんなことよりさ――シなくて、いいの?」
千歌「へ? あ……」
曜「千歌ちゃん、だって辛いでしょう? 昨日の帰り際我慢出来ないって顔してたよ」
千歌「あ、いや」
曜「今しないとまた学校で我慢出来なくなるから」
曜「ほら、早くしよ。口でシてあげる、学校までまだ時間あるから」ガシッ
千歌「ちょ、ちょ」
曜「脱がせるね」
千歌「――や、やめてっ!!!」
曜「え……」
千歌「あ、いや……」
曜「……」
曜「ご、ごめんね……そんな嫌だとは、思わなくって……」
曜「千歌ちゃん辛そうだった、から」
千歌「うん……あのちょっとびっくりしただけ……」
曜「じゃあ」
千歌「で、でもね! 私なんかそういう気分じゃないって、いうか……」
千歌「そう! なんか今は全然大丈夫なの! えへへ、なんでかな!」
曜「本当?」
千歌「うん、全然へーき!! 曜ちゃんにも迷惑かけないですむね」
曜「……そっか、それならそれでいいんだけど」
千歌「うん、わざわざ来てくれてありがとね?」
曜「うん」
千歌「よし、学校の準備をしなくちゃー!」
◇――――◇
千歌「梨子ちゃんおはよー!」
梨子「おはよう千歌ちゃん」
曜「おはよ」
梨子「おはよう、来てたんだ」
曜「うんっ」
千歌「おはよー」
梨子「さっき言ったでしょ、というか、さっきのも、泊まってたんだから二回目でしょ」
千歌「そうだったー」
千歌「あ、宿題……」
梨子「あ」
千歌「なんで教えてくれなかったのー!」
梨子「わ、忘れてて……」
梨子「というかそれは千歌ちゃんが忘れちゃいけないことでしょう!?」
千歌「もー! 学校行ったらしなきゃ」
梨子「教えてあげるから……」
千歌「ぅーありがと!!」ギュッ
梨子「ふふっ」ナデ
曜「あ、れ……?」
◇――――◇
梨子「違うよ、そこは……」
千歌「んー、これ?」
梨子「そうそう、千歌ちゃんやればできるじゃない」
千歌「でしょでしょー!」
曜「……」
鞠莉『高海千歌さん、高海千歌さん。1人で、至急理事長室まで、来てください」
鞠莉『繰り返しまーす』
千歌「鞠莉ちゃん……」
千歌(梨子ちゃんの言ってた通り、また誘惑かな……)
曜「1人で……?」
梨子「……」
千歌「とりあえず、行ってくる」
◇――――◇
鞠莉『ねえダイヤ、私がどうしてちかっちにハニートラップを仕掛けていたか、わかる?』
ダイヤ『お、面白いからでは、ないんですの?』
鞠莉『相変わらずダイヤはにぶちんだねぇ』
ダイヤ『なんですって?』
鞠莉『ほらほら、ノットアングリー♡」
ダイヤ『はやく言ってくださる?』イライラ
鞠莉『私はね、千歌ちゃんが追い詰められていったらどういう行動を取るのか見ていたのデース』
ダイヤ『?』
鞠莉『梨子ちゃんが言っていた通り、千歌は女の子で興奮してしまう。ダイヤと梨子が見張ってくれていたおかげで、千歌が発散が出来ない状態を作り出すことが、出来ました』
鞠莉『そこに私のハニートラップで、千歌のグリードは溜まっていく一方! 溜め込んで溜め込んで……その後は、どうするか……見てみたかったの」
ダイヤ『……鞠莉さん、話が長いですわ』
鞠莉『そうやってすぐ急かすの、よくないよ。もっと私とトークを楽しみましょう?』
ダイヤ『……』イラ…
鞠莉『じゃあせっかちなダイヤのために、結果からいいます』
鞠莉『千歌、欲求を抑えきれなくなって、梨子の練習着を盗んだんだよ』
ダイヤ『!?』
鞠莉『つまり、あのまま放っておいたら……なにをするかわからないってことね』
ダイヤ『それは、本当なんですの?』
鞠莉『もちろん』
ダイヤ『でも、練習着なんてなんのために』
鞠莉『あら……わからないの?』
ダイヤ『?』
鞠莉『きっとちかっちは、女の子の汗の匂いが好きなのかも♡それを使って……1人で♡』
ダイヤ『は、破廉恥ね』
ダイヤ『……それより、どうするんですの』
鞠莉『そうねえ。ダイヤはちかっちが無害だと、信じてた、そうね?』
ダイヤ『ええ……』
鞠莉『――でも、違った。千歌は自分の欲求を抑えられず、行動に、移してしまった。つまり!』
鞠莉『酷言い方をすれば――有害って、ことよね?』
ダイヤ『……しかし』
鞠莉『今回のものが、梨子のものでよかったね。……ルビィちゃんだったかも』
ダイヤ『そ、そんなの! そんなことをしたら、わたくしが許しませんわ!!』
鞠莉『知ってる、だから予防しなくちゃいけない』
ダイヤ『どうしますの……』
鞠莉『ダイヤは続けて、果南を見張ってて』
鞠莉『――ちかっちには、おしおきが必要みたいなの……♡』クスッ…
◇――――◇
千歌「呼び出しまでして、どうしたの?」
鞠莉(……あれれ、なんか警戒してる?)
鞠莉(今まではどれだけ呼び出しても、ケロッとした感じだったのに、どういうこと?)
鞠莉「今日は雑多なトークをしにちかっちを呼び出したんじゃないのよ」
千歌「?」
鞠莉「千歌はさ……女の子のことが好き?」
千歌「へ!? い、いきなりどうしたんですか?」
鞠莉「答えて」
千歌「え、えっと……あんまり、わかんない、かな?」
鞠莉「そういう時は、すぐに男の人が好きって答えなくちゃだめよ? ちかっちのことが好きな女の子が寄ってきちゃうから♡」
千歌「そ、そんなわけないよー!」
鞠莉「そうね……もう一個」
鞠莉「――女の子の汗の匂いが、好きなの?」
千歌「……」
千歌「え?」
鞠莉「……」ニコニコ…
千歌「ど、どういうことですか!?」
千歌(な、なに!? なんで、こんな質問? も、もしかして……梨子ちゃんの練習着のこと……)サ-ッ
鞠莉「どうなの?」
千歌「あ、い、いや、わたしはその、えと……あの、あの」ダラダラ
鞠莉「夏だものね、汗もでるわよね」クスクス
千歌「そう、ですね……」
鞠莉「そういえば――梨子は結構汗っかきよね。清楚な雰囲気との、ギャップがたまらないわよねえ」
千歌「……」ダラダラッ
千歌(ば、ばれ……てる!? そんななんでなんで!?)
鞠莉「顔が青いわよ、千歌」
千歌「ぁ……えと」
鞠莉「どうしたの? 質問に答えて?」
千歌「……」
鞠莉「サイレントしてても、わからないわよ?」
鞠莉「……そうね、なら、質問を変えましょう」
鞠莉「――梨子の練習着を盗んだのは、どうして?」
千歌「!?!?」
鞠莉「……」ニッ…
千歌「な、なんで、知って」
鞠莉「部室、とってもサンシャインが差し込んできて……綺麗よね」
千歌「っ……」
千歌(窓から……っ)
千歌(どうしよう)ウルッ…
千歌「あ、あの私、そんなつもり、なくって……本人にも、謝って……」
鞠莉(謝った……? なんだ、もう謝罪済みなのね……)
千歌「あの、本当に……ごめんなさい。わたし、わたし」ウルウル
鞠莉「――泣けば済むって、思ってる?」
千歌「え」
鞠莉「自体はそんなに簡単なことじゃないのよ、千歌?」
千歌「泣けば済むなんて、思って……ぐす、ません……」
鞠莉「……そう。あなたのしたことはれっきとした犯罪です。本来ならば、しかるべき対処をしなければ、なりません」
鞠莉「ここの理事長として、あなたを見過ごすわけには、いきません」
千歌「……はい、ぐす……」
鞠莉「親にも知らせなければ、なりません。……残念ですが、他の生徒にも噂として、知れ渡るかもしれません」
鞠莉「――ここに、居られなくなるかもしれません」
千歌「え……、や、やだ。そんなの、やだ!!」
千歌「せっかくみんなでスクールアイドル始めたのに、やっと、始められたのに……っ」
千歌「お願いします、許して……ください……っ」
鞠莉「……」ゾクゾク
鞠莉(千歌ちゃんの泣き顔……本当にギルティ、ね♡)
鞠莉「私は理事長ですが、あなたのフレンドであり、仲間でもあるわ。あなたのこと、穏便に済ませたい」
鞠莉「だから……今日の夜ウチに来れる?」
千歌「……鞠莉ちゃん、ち?」
鞠莉「そう、淡島ホテルよ」
千歌「な、なんでですか?」
鞠莉「それは来てからのお楽しみ……」
千歌「……はい」
鞠莉「ほら、涙を拭いて。キュートな顔が台無しよ」
千歌「うん……」フキフキ
鞠莉「これで用は終わりです。行っていいわよ」
鞠莉「あと、このことは口外しないように。いいわね?」
千歌「っ、はい……失礼しました」
鞠莉「……今から楽しみになってきちゃったわ♡」
◇――――◇
千歌「失礼、しました――」
ルビィ「――ピギっ」
千歌「え、ルビィちゃ」
ルビィ「し、失礼します!!!」
千歌「……?」
◇――――◇
千歌「はぁぁ」
曜「千歌ちゃん、理事長でなにかあった?」
千歌「なんでもない」
曜(目が……)
千歌「……」
梨子「千歌ちゃん、私たちに話してくれない?」
千歌「なんでも、ないってば」
曜「千歌ちゃん……」
◇――――◇
鞠莉「だーかーら、本当になんでもないの」
果南「そんなわけない、理事長の名前を使って、1生徒を呼び出してもおいてなんでもないだなんてありえないよ」
果南「千歌と、何を話したの」
鞠莉「……今はだめ、もう少ししたら教えてあげる」
果南「……」
ダイヤ「果南さん、わたくしからもお願いします。もう少し、待って?」
果南「……ダイヤがそう言うなら」
鞠莉「よーしじゃあハグをしましょー」
果南「話してくれたらね」
鞠莉「いいじゃない! 減るもんでもないし!」
果南「減るの」
鞠莉「減らない!」
ダイヤ「もう勝手にしていてください……」
◇――――◇
曜「千歌ちゃん、ずっと元気ないよ」
梨子「どうしたのかな……」
梨子(鞠莉さん、一体なにを……)
果南「――やっぱり、元気ないよね」
梨子「果南さん」
曜「そうなの……」
果南「鞠莉、何を言ったんだか……」
果南「私が話を聞いてくるよ」
スタスタ
果南「千歌、お疲れ様」
千歌「果南ちゃん」
果南「こっちとこっち、どっちのスポーツドリンクがいい?」
千歌「くれるの?」
果南「うん」
千歌「じゃあ、こっち!!」
果南「そっちの方が甘いよね」
千歌「甘い方がいいもん」
果南「そっちの方が、砂糖いっぱい入ってるんだよ。太っちゃう」
千歌「え」
千歌「やめとく……交換しよ?」
果南「はいはい、どうぞ」
千歌「ありがと、果南ちゃんは太らないもんね」
果南「動いてるだけだよ、千歌も一緒に走る?」
千歌「果南ちゃんにはついていけないよ……」
果南「そんなことないって、すぐに慣れるよ」
千歌「……果南ちゃん」
千歌「わたし、やっぱりおかしいのかな」
果南「どうしたの、急に」
千歌「……ううん」
果南「何があったかは、わからないけれどさ……千歌は、千歌だよ。なんにも、おかしくなってない」
千歌「果南ちゃん……」
果南「ほーら笑って笑って、どうする2人でダイビングしよっか。今ならサービス、ボンベもタダでいいよ」
千歌「免許、持ってません……」
千歌「いじわる……」
果南「ふふ、じゃあ素潜り、しよっか」
千歌「ありがと……でも今はそんな気分じゃない。ごめん……」
果南「そっか、うん。待ってるからね」
千歌「……ありがとう」
スタスタ
果南「……」フリフリ
曜「そっかあ……」
曜「どうしちゃったんだろう」
◇――――◇
夜 淡島ホテルロビー
千歌「……あ、梨子ちゃん」
梨子『もしもし、どうしたの千歌ちゃん』
梨子『もしかして、シてほしくなった?』
千歌「う、ううんそういうことじゃなくて//」
梨子『そっか//ごめん、なんだか昨日のことが印象に残ってて……』
千歌「や、やめて恥ずかしいから///』
梨子『くす……で、どうしたの?』
千歌『梨子ちゃん、わたし、学校にいられなくなるかもしれない』
梨子『え!? なんで!?』
千歌「鞠莉ちゃんに……梨子ちゃんの練習着をね、カバンに入れてるところ、見られてた」
梨子『うそ……』
千歌「鞠莉ちゃん、理事長だから……見逃せないって」
千歌「いま、話し合いで、淡島ホテルに来てるの」
梨子「……きっと、大丈夫だよ。鞠莉さん、そんなに酷いことはしないはずだよ」
千歌「……ひっぐ、梨子ちゃん……やだ。わたし、わたし……」
梨子『……千歌ちゃん』
梨子『あの――』
千歌「ごめん切るねっ」
プチ……
鞠莉「あら、このマリーを差し置いて電話? ジェラシー、感じちゃうわね」
千歌「こんばんは……」ビクビク……
鞠莉「ふふ……」
鞠莉「――ようこそ、高海千歌さん! 淡島ホテルへ!」
◇――――◇
果南「……はぁ、疲れたー」
果南「学校終わってから店手伝ってると、アルバイトしてるみたいだね。アルバイトしてる子は大変だなあ」
果南「――ん?」
果南「千歌……?」
果南「間違いない、千歌だ」
果南「あっちは、鞠莉の家……」
果南「……」
果南「鞠莉、一体なにを……」
◇――――◇
鞠莉「ようこそ、私の部屋に」
千歌「ほえ、本当にホテルだ……」
千歌「な、なんか落ち着かないね」
鞠莉「そう? 見て、海も見えるの」
千歌「うわー……」
鞠莉「夜の海も、綺麗でしょう?」
千歌「うん、静かで……」
鞠莉「ね」
千歌「で、鞠莉ちゃん……」
千歌「私、学校に居られなくなる、んですか」ビクビク
鞠莉「んもう! そんな暗い顔はしないで! 大丈夫、なんとかするわ」
千歌「へ……?」
鞠莉「とりあえずちかっち、お風呂にしましょう?」
鞠莉「こっちに来て」
千歌「ちょっ」
鞠莉「あ、ご飯がいい?」
千歌「ご飯は食べてきたよ」
鞠莉「それなら……ワ・タ・シ?」ササヤキ
千歌「なっ……////」
鞠莉「これ、日本の定番なんだってね!」
千歌「……」モヤモヤ
鞠莉「はい、ではここがお風呂でーす!」ド-ン
千歌「――うわ……ここからも、海が……綺麗」
鞠莉「でしょでしょ、気に入った?」
千歌「うん……すごいや」
千歌(ここで、普段鞠莉ちゃんが……///)
鞠莉「よし、じゃあ」スルスル
千歌「え、ちょっ、いきなり脱がないでよぉ!!」///
鞠莉「……なんで? これからお風呂入るのよ?」
千歌「だったらあっちにいるからっ、そう言ってよっ」
鞠莉「ちかっち、何を言ってるの?」
鞠莉「――一緒に入るのよ?♡」ササヤキ
千歌「は、はぁ!?」
鞠莉「そう約束したじゃない」
千歌「してないよっ、あれは鞠莉ちゃんが勝手に!」
スルスル
千歌「あ、あ……」
千歌(鞠莉ちゃんの、下着、姿……////)
鞠莉「わかったわ、ちかっちは着替えをするのも恥ずかしいくらいの恥ずかしがり屋さんだものね。これ、使って入っていいから」
千歌「バスタオル……」
鞠莉「日本の銭湯じゃタブーなのよ? でもマリー銭湯は平気! グローバルでしょう?」
千歌「……」
鞠莉「……一緒に入ってくれないと、梨子の練習着のこと……口が滑っちゃうかも」
千歌「っ」ウツムキ
クルッ スルスル///
千歌「!?」
千歌(せ、背中……き、きれー……み、みちゃだめだっっ///)
千歌(でもいつの間にバスタオルに……で、でもバスタオルの上からでも、あ、あん……なに)ドキドキ///
鞠莉「くす……じゃあ、着替えたら来てね?」
千歌「ぅ……」ドキドキムクムク
千歌「ど、しよ……」
千歌「バスタオル巻いて、ちょっと前かがみになれば、大丈夫かな……」
千歌「よしっ」
ガララッ
鞠莉「ちゃんと入ってきてくれたね」
千歌(鞠莉ちゃんの身体のライン、が///)
千歌「う……」
鞠莉「どうしたのー?」
千歌「な、なんでもないよ」
鞠莉(ちょっと前かがみなの、隠せてないよちかっち♡)
鞠莉(このまま追求してもいいけれど、もう少し……そのためには)
パチッ
千歌「え、なんで電気……」
鞠莉「ちかっちが恥ずかしがって進まないからよ?」
鞠莉「ほら、月の明かりが差し込んで綺麗だし、なんだかこっちの方が自然でいいと思わない?」
千歌「うん、きれー……」
鞠莉「……さ、入りましょ?」チャプン
千歌「うん……」
チャプン……
鞠莉「落ち着くのよね、暗くして、月の光を浴びながらお風呂に入るの」
千歌「確かに、これは……いいかも」
鞠莉「でしょー?」
千歌「……///」
鞠莉「どうしたの?」クスッ
千歌「うぅ」
鞠莉「ちかっちは本当恥ずかしがりやなのね、わかった、荒療治が必要なのよ!」
グイッ…ギュ…ムニュゥ
千歌「ま、まりひゃ……////」
鞠莉「スキンシップは友情を深める! 大切よね、友情」
千歌「ふっ……ぅ」ビンビンッ///
千歌(メロンみたいに大きいぷるぷるしてる///)
鞠莉「ちかっち、もしかして結構大きい? ダイヤよりは、ありそうね」ジッ
千歌「もう、どこ見てるのっ//」バッ
千歌「へんたい」
鞠莉「えー酷い、せっかく2人きりで友情を深めてるのにそんな言い草!! 大体、千歌ちゃんだって見てるの、気づいてるんだから」ホロリ…
千歌「あ」
鞠莉「あら……」
千歌「あ、あ……ぁ////」プシュゥゥ
鞠莉「まあまあそんなに気にしなくても平気よ、タオルなんかなくたって、ね?」
千歌(からだ、きれー……きれー)ハァハァ//
千歌「ハッ……ハッ……♡」
鞠莉「ちかっち大丈夫? ちょっと息がハードすぎない?」
千歌「だ、だって……」
鞠莉「……ちょっとおかしいわよね? あ、わたしの裸を見て興奮してるとかっ」
千歌「な///」
鞠莉「そんなわけないわよね? だって、女の子同士だし」
千歌「……っっ」
鞠莉「ねえちかっち、どうしてずっと前のめりなの?」
鞠莉「――なにか、あるの?」
千歌「ま、前のめりになんて」
鞠莉「なってるよー、――もしかして……梨子の練習着を使っていまの状態を収めようとしたのね?」
千歌「……っ」
千歌「いつ、知ったの」
鞠莉「あら、認めるのがはやい?」
千歌「梨子ちゃんから聞いてた……誘惑してきた話も」
鞠莉「なんだーつまんないの」
鞠莉「でも、私も梨子ちゃんから聞いたの。あなたの秘密を……ね?」
千歌「り、梨子ちゃんから……?」
千歌「……そんな」
鞠莉「私たちが無理やり聞き出したんだけどね、あなた、変だったし」
千歌「……」
鞠莉「わざわざ口実を作って私の部屋に呼び出したの。ソレ、見たい! 要治療指定の女の子なんて貴重だもの!」
千歌「う、うええ……」
鞠莉「ね、見せて見せて!」
千歌「だ、だめですよ……私、変なんだよっ!?」
鞠莉「――あーもー! うじうじしてないで、見せろー!!」ガバッッ!!
千歌「きゃぁっ!」
鞠莉「……っ」
千歌「……ぅ///」ビンビン//
鞠莉「……」カチ…コチ
鞠莉「あ、えと///」サ-ッ…
鞠莉「コレが、男の人のモノ……なの、よね……///」カァァアアアアッ
千歌「……」コクン…//
千歌「も、もういいですか!?」
鞠莉「待って! ……さ、触ってもいい?」
千歌「で、でも」
鞠莉「……」ソ-ッ
サワッ
千歌「ふっぅ♡」ビクンッ//
鞠莉「――い、いまびくんてしたわよ!? なにこれ、私変なことしたの!?」
千歌(あ、あれ……?)
鞠莉「射精? もう射精したってこと?」
鞠莉「あれでも、なんにも出てないし……」カチコチ…
千歌「あの、鞠莉さん……もしかして、なんにも……わからないんです、か?」
鞠莉「な、なんにもわからないだなんて失礼よ! 出来るに決まってます、もう三年生なのよっ」
カチコチ…
鞠莉「……」
千歌「あ、あの///」ビンビン…
鞠莉「え、と……」
鞠莉(なにあれびくびくしてるおっきいへんなのうえむいてるはやくしなきゃどうやってあれわたしわかんな……)カチコチ
鞠莉「……ひ、とりでシなさいっ!」
千歌「へ……?」
鞠莉「聞こえてなかったの? 今わたしの眼の前で、1人でシてみせて?」
千歌「そ、そんなっ!!」
鞠莉「ひとりでも出来ない人はなんにもできません!!」
千歌「そんなひとりじゃできなくて」
鞠莉「はやく」
千歌「……」
鞠莉「はやくっー」グイッ
千歌「え……ぅ、わかっ、た」///
千歌「……ふっ、ぅ」ビク
鞠莉(優しく握る、のね?)フムフム…
千歌「……ふぅぁ♡あっ♡」シコシコ…
鞠莉(じ、上下に……これが気持ちいいのかしら)ジッ///
千歌(な、なんか鞠莉さんずっと見てる恥ずかしい、よ)トロトロ…
鞠莉「なんか出てきたわよ千歌!!」
千歌「こ、これは……気持ち、よくなってくると……」
鞠莉「へえ……」
鞠莉「よーしわかった!」
鞠莉「やっぱり私がする!」
千歌「!?」
鞠莉「えい」
ギュッ
千歌「あ、ぅ♡♡」
鞠莉「……熱い」
千歌(鞠莉ちゃんの細い指、が……ぁぁ////)ハァハァ
鞠莉「えと……」ダラダラ
千歌「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「――ごめん、なさい……やり方、わからない……」
千歌「え……む、無理にしなくっても」
鞠莉「嫌よ! するために呼んだの!」
千歌「……」
千歌「そのまま……」
鞠莉「こうね……ん、熱い」カチコチ…ギュッ
千歌(鞠莉ちゃん、ぎこちなすぎ……)
千歌「ふぅぁ……その、まま上下、に……♡」
鞠莉「こう?」シコ…シコッ
千歌「んっ、ぁ……ハァハァ……///」
鞠莉「……すごい」ジッ
千歌(鞠莉ちゃんの身体……すご、すぎて……////)
千歌(やば、私……興奮してる……すぐ、でちゃ……)フルフル
シコッシュコッ…
千歌「あっ、あ……鞠莉、ちゃ……でる……っぅ」ビクビク///
鞠莉「え」
千歌「っっぅ――~~~っぁ////」ビュッビュッビュッルルルルルッ!!!!
鞠莉「きゃっ」
千歌「んっ、はぁ……はぁっ」////
鞠莉「すっごいいっぱい、ネバネバしてて……。これが射精?」
千歌「うん、そうだよ」
鞠莉「ぅ、にが……美味しくはないのね」
千歌(鞠莉ちゃん……色々知ってるのかと思ってた……)
鞠莉「胸にかかっちゃったわね……」ベチャァァ
千歌「///」
千歌「すみません、こんな、こと」
鞠莉「……面白い」
千歌「え?」
鞠莉「とっても、ワンダフルでエキサイティング、ね? すっごく面白いわ!」
千歌「なに、が?」
鞠莉「コレ! ねえ、これからもさっきみたいなことしたい!!」
千歌「は、はあ!?」
鞠莉「あ、ちっちゃくなったわ」
千歌「ぅ、と、とにかくこれで終わりですっ//」
鞠莉「やだよ、なんで!? こんなのを曜は独り占めしてたんだズルいズルい! こんなに面白いものを………」
千歌(お、おもちゃみたいな考えしてるよぉ//)
鞠莉「いいよねちかっち!」
千歌「そ、それより梨子ちゃんの件は」
鞠莉「そんなのどーでもいいよ! 私がコレをシたいときにさせてくれるなら、これ以上誰にも言わないからっ!」
千歌「……これ以上?」
鞠莉「あ」
千歌「だ、誰かに言ったの!?」
鞠莉「いやー……ほら、ダイヤに協力してもらうために、ね?」
鞠莉「仕方なかったの! 大丈夫、ダイヤの口はダイヤモンドの堅さなのよ!」
千歌「さいあく……さいあくっ」
鞠莉「まあまあいいじゃない、なるようになるわよ♡」
鞠莉「では、お背中お流ししまーす♡」
◇――――◇
千歌「ベッドふかふかー……」フニャフニャ
鞠莉「いいわよね、お泊り♡」
鞠莉「ほらちかっちもっとくっついて?」
千歌「うん///」
鞠莉「ねえ聞いていい?」
千歌「なあに?」
鞠莉「果南は、千歌のソレ知ってるのよね?」
千歌「……うん」
鞠莉「どうして? なにかあったの?」
千歌「……」
鞠莉「果南に聞いても、教えてくれないの。あの頑固マン」
千歌「あはは……そんなに、難しいことじゃないよ。千歌のコレ……今年に入ってからおかしくなったんだ」
千歌「前は興奮なんかしなかったし」
千歌「おかしくなり始めたくらいの時……最初に鞠莉ちゃんみたいにシてくれたのが、果南ちゃんだったの」
鞠莉「果南が」
千歌「うん、何回かしてくれたんだけど……突然やめるって、言って。そこからは、曜ちゃんで……」
鞠莉「なるほど、果南も何か考えがあるのね。どーせ、言わないんでしょうけど」ムス-ッ
千歌「あはは……そうだね」
鞠莉「でも私は千歌のソレ嫌いじゃないけどねー♡びっくりしっぱなしだったけど」
千歌「鞠莉ちゃん顔ひきつってたし、動きガチガチだった」
鞠莉「か、肝心なときに出来ないって思ったわね? そんなことないんだからっ」
千歌「お、思ってないよ//鞠莉ちゃんの裸が刺激的すぎて……覚えて、ない///」
ムクムク
千歌「ぁ……」
鞠莉「あら」
鞠莉「ま、また?」
千歌「だ、だいじょぶ、これくらいっ」
鞠莉「……いいじゃない、肝心なときにも出来るところ、見せてあげる♡」
◇――――◇
ルビィ「お姉ちゃん……」ウルウル
ダイヤ「どうしましたの!?」
ダイヤ「ルビィ、大丈夫? お腹がいたい? どうしたの?」
ルビィ「千歌さんが、千歌さんが……いなくなっ、ちゃうっ」
ダイヤ「え……?」
◇――――◇
鞠莉「おはよーかなん」ギュッー
果南「ち、ちょっと……はぁおはよう」
鞠莉「減った? なにか減った?」
果南「体力が減りました」
鞠莉「減るわけないじゃん果南の体力が」
千歌「おはよー、果南ちゃん」
果南「千歌……おはよう」
果南「昨日鞠莉の家に向かう姿が見えたからましかしたらと思ったけど、泊まってたんだね」
千歌「うんっ、初めて鞠莉ちゃんち行った!」
果南「どうして急に?」
鞠莉「友情を深めるためだよっ当たり前でしょ?」
果南「ほんとにそれだけ?」
鞠莉「うん、それだけ」
果南「そっか……」
千歌「ねね、船で登校って、いいね!」
果南「あはは、でも結局いつものバスだよ」
千歌「でもでもっもうちょっとで夏休みだし、さいこーだねーっ!!」
◇――――◇
曜「おはよう、千歌ちゃん」
千歌「おはよーっ!!」
曜「どうして果南ちゃんたちと?」
千歌「鞠莉ちゃんち、泊まったんだ!」
曜(今度は鞠莉さん……)
曜「なにか、あったの?」
千歌「とくになにもないよー? お部屋綺麗なんだよーっ」
曜「へ、へえ」
梨子「――それより千歌ちゃん、大丈夫だったの!?」
曜(……なんのことだろう)
千歌「ばっちり! これからも問題ありませんっ!!」
曜(なんか、聞きにくいし、いっか……)
◇――――◇
鞠莉「梨子ちゃんが1人でくるだなんて珍しいことね」
梨子「昨日千歌ちゃんから聞きました、鞠莉さん……何をしたんですか?」
鞠莉「なにって」
果南「――私も、聞きたいな」
鞠莉「もう、次は果南……?」
果南「淡島ホテルに向かう姿を見たから」
果南「どうして千歌を部屋に連れ込んだの?」
鞠莉「友情を深め合ってたってことじゃ、だめ?」
梨子「鞠莉さん!」
鞠莉「わかった、わかったから」
鞠莉「私が友達とお泊りしただけなのに、果南はなにを考えたのかな?」クスクス
鞠莉「ハレンチね、果南は」
果南「鞠莉!」
鞠莉「はいはい、でもその前に……梨子ちゃんどうだった? 練習着を盗まれた感想は?」
梨子「……べつに、返してもらったし。恥ずかしかった、けど」
果南「――どういうこと?」
梨子「……」
鞠莉「ちかっちね、欲が抑えられなくなって梨子ちゃんの練習着を盗んじゃったのよ♡」
果南「!?」
梨子「わたしたちも、追い込んだ責任はあるんですけど……」
果南「千歌が、そんなことを……」
鞠莉「私の部屋に来てもらうのに、良い口実になったのよ。ありがたかった」
梨子「……千歌ちゃん、本気で悩んでたのに」
果南「そうだよ、酷いよ」
鞠莉「まあまあ、終わったことだし!」
梨子「で、なにをしたの」
鞠莉「そうねえ……梨子ちゃんと果南と同じこと、かしら」
梨子「っ……////」
果南「な……鞠莉」
梨子「え、果南さんも」
鞠莉「そうだよー? 果南のやつね、だめだめーって言っておきながら、真っ先にちかっちのアレを満足させてあげたんだって♡」
果南「……」
果南「もうしてないし、する気もない」
果南「梨子も、してたんだ。やめてあげて」
梨子「……でも、すぐ辛そうに」
果南「だからだよ。前はそんな高い頻度でしなくても良かった。でも今はしないとダメ、なんでしょ」
果南「私が甘やかして何回かしちゃったせい、回数が重なるごとに……千歌は我慢できなくなっていった」
果南「そりゃ気持ち良さそうにするよ、今までの千歌の顔とは明らかに違う。……千歌のアレは男の人のとは少し違う」
果南「男の人がみんなああだったら、今頃秩序なんてなくなってる。多分千歌のは、快感の度合いとか中毒度合いとか、どこか、おかしいんだと思う。千歌の反応見てればわかる」
果南「でも、我慢させ続けたら……きっとそれが基準になっ…結果今より楽になるはず。そのほうが本人にとっても良い」
鞠莉「――でも我慢してたから、盗んだ。我慢し続けたら、なにするかわからないよ? 果南が責任とれるの?」
果南「それは……」
鞠莉「とりあえず、私はやめないから」
果南「だめ、やめて。千歌がかわいそう……」
鞠莉「……教室戻るから」
バタン
梨子「果南さん……」
果南「わかった、もう梨子のことも止めない……自分で、考えてみて」
果南「じゃあね」
梨子「……」
◇――――◇
千歌「梨子ちゃんあーんしてー!」
梨子「はいどうぞ」
千歌「あむ、えへへー美味しい♡」
梨子「……ふふ」
梨子(自分で考えろ、か)
梨子(千歌ちゃん、我慢してる時、全然笑わないもんね。辛そうに、抑え込んで……)
梨子(わたしはやっぱり、笑ってる千歌ちゃんが好き)
梨子(そうだ、私が、ずっとしてあげればいいんだ……それなら、千歌ちゃんに辛い思いさせなくていいし、気持ちいい思いも、してもらえる)
曜「……」パクパク…
曜(やっぱり急に仲良くなってる……今日全然話しかけてくれないし……)
曜「はぁ……」
◇――――◇
理事長室
トコトコ…
千歌「ぅ……」
千歌「……今日は梨子ちゃん忙しいし、鞠莉ちゃんしか頼れる人が」
コンコン…
千歌「失礼しまーす……」
鞠莉「ん、あらちかっち!!」
千歌「あの」
鞠莉「どうかしたの?」スッ
鞠莉「相変わらずキュートなんだからぁ♡」ギュッナデナデ…
千歌(ぁ、いい匂い……///)
鞠莉(とろんてした表情しちゃって♡幼い顔つきなのにそんなかお、とってもGuiltyよ?)
鞠莉「今日は何の用かしら?」
千歌「わ、わかってるでしょ!?」
鞠莉「ちゃんと言って、行動で示してくれないとわからないわね?」
千歌「な、なんでっ」
鞠莉「はやく、私も暇じゃないの」
千歌「っ」
千歌「――うぅ……今日も千歌の"コレ"お願いします」ウルウル…ピラ…
◇――――◇
梨子の家
梨子「千歌ちゃん、気持ちいい?」
千歌「う、ん……♡」ビクビク
梨子「鞠莉さんに負けないようにがんばる、からね?」
梨子「じゅぶ……んむ……あ、む……♡」
千歌「うっ、ぅ」///
◇――――◇
ダイヤ「……千歌さんはいなくなりません」
ルビィ「本当!?」
ダイヤ「ええ、あれは鞠莉さんが千歌さんを驚かすためにしていただけのことです」
ルビィ「なんだ、よかった……」
ルビィ「でも、どうして千歌ちゃんは梨子ちゃんの練習着を?」
ダイヤ「……そのことは、忘れなさい」
ルビィ「え?」
ダイヤ「いつか、然るべき時が来たら、話しますわ。それまで、忘れなさい。いいですね?」
ルビィ「……わかった」
ダイヤ「いい子ね」
◇――――◇
数日後
私が千歌ちゃんのアレを知ってから、何日かが経った。相変わらず、ほとんど毎日千歌ちゃんがウチに来て、吐き出す日々が続いている。
千歌ちゃんはなんだか、だんだん満足出来なくなっている、みたいだ。出すまでの時間は明らかに長くなったし、口でしてあげても、以前のような甲高い声は聞こえて来ない。
私以外にも、鞠莉さんがホテルへ連れ込んだり……理事長室で事を済ませているらしい。いちいち聞かないけれど、この前鞠莉さんがついに胸でしたんだよと、得意気に話してきたことをよく覚えている。どうせ私はそんなにありませんよ。
でも、初めて胸でした、ということは、まだ、最後までしてないみたいだよね?
最後まで、それ以前に私は……まだ色々終わってないんだけど。
見る限り曜ちゃんには、ほとんど頼んでいないみたい。私と鞠莉さんが千歌ちゃんのをほとんど空っぽにしちゃうから、曜ちゃんにまで回す余裕がないんだろう。ただでさえ曜ちゃんはお家が遠いし、衣装やら水泳やらで忙しいから時間が足りていない。
それじゃあ、今の千歌ちゃんを発散させるなんて、無理だよ。曜ちゃん1人でしていた時ならば、まだ……大丈夫だったんだろうけど。
梨子「――私の胸でいいなら……さ、触って、みる?」
千歌「い、いいの?」
触っていい? って、いつだったか言われた。その時は、びっくりして……断っちゃった、けど……。
梨子「うん」
千歌「ごく……」ドキドキ
千歌「脱がせるね……?」
スルスル…
梨子「……は、恥ずかしいね////」
千歌「……きれい」スゥ…
モニュッ…
梨子「……ん♡」
千歌「梨子ちゃんの……千歌のより、弾力? ある……」
梨子「そう、なのかな。なら千歌ちゃんのも、触らせてよ」
千歌「わ、わたしのはそんな触らせるようなのじゃ////」
梨子「いいから」スルスルッ
千歌「うぅ///」
梨子「着替えとか向こうでするからまともに見たことなかったけれど……千歌ちゃんてけ、結構大きい、よね」
サワ…モニュゥ
千歌「あっ♡」ビク
梨子「下と……連動してるの?」
千歌「……うん」
梨子「なんでもっとはやく言ってくれなかったの? もっと気持ちいい思い出来たのに」
千歌「だって……」
モニュモニュ
千歌「ぅ、私も梨子ちゃんのさわるっ」モニュモニュッ
梨子「ん♡もう」
梨子(今までは、千歌ちゃんのアレしか触って来なかったけど……今こうして触りあってると、へんな気分。本当に……女の子とえっちしてる、みたい)
モニュモニュ
梨子「ん……♡」
千歌「んんっ♡」
コリッ
梨子「――ひゃぁっ♡」
千歌「かわいいこえ……」
梨子「~~~もう、いきなりは卑怯でしょ?///」
千歌「だって、触ってないのに上向いて、つーんて……触ってほしそうにしてたから……」
梨子「そんなこと言うなら、千歌ちゃんのだって、そうなってるから!」
クリックリ
千歌「ん、ぁぁ♡♡」
梨子「上も下も、硬くなってる」クリックリッ
千歌「ふっ、ぁ、い、や♡♡」
千歌「くっ」クリッピンピン
梨子「ぅ、ん♡はぁっ♡千歌ちゃ、あっんう♡♡」
千歌「気持ち、ん、ぁ……♡いい?」
梨子「え、ええ……ハッ……はぁ♡」ビクビク///
千歌「……」キュンキュンッ//
スッ…
梨子「な、なんかへんな気分だよね……こんな、こと」
千歌「そう、かな」
梨子「え?」
千歌「――もっと、シたい……」
ガバッッ
梨子「ち、千歌ちゃん!?」
千歌「梨子ちゃん、わたしもう、我慢出来ないよ……っ。ね、千歌のコレ、女の子の中に挿れられる、んでしょ? 千歌、知ってるよ」ハァハァ…
千歌「口とか手とか胸とかでするより、ずっとずっと、気持ちいいんでしょ!?」
千歌「最後まですると、すごく満足、できて……頻度もさがるって」ハァハァ…
梨子「……」
千歌「それ、シたいっ、シてみたい、よ……」
梨子(最後、まで……)
梨子(いいの? 初めての相手、千歌ちゃんて、ことになるよ……?)
梨子(……)
千歌「だ、だめ……?」
梨子「――うん、いいよ」
梨子(笑ってる千歌ちゃんが好きって、そう決めたじゃない)
千歌「ほんと!」パアッ
千歌「ちゅ……ん♡」
梨子「!?」
梨子「ち、千歌ちゃん//」
千歌「えっちの時は、キスするんでしょ///」
梨子「どこで覚えたの」
千歌「ひ……秘密……っ///」
梨子(キス……初めてじゃなさそうだね。鞠莉さんかな、曜ちゃんかな)
梨子(どっちでも、いいか)
千歌「はっ、んぅ、あむ♡」
梨子「ん……♡ねえ千歌ちゃん、大人のキス、知ってる?」
千歌「大人のキス?」
梨子「そう、したこと、ないけど……やってみない?」
千歌「する! どうやるの?」
梨子「舌、だして?」
千歌「べー」
梨子「かわいい……」
千歌「はやくひてよ!」
梨子「大人のキスはね……わたひの舌と…千歌ひゃんのを……」
梨子「れろ……ちゅっ……」
千歌「んっ、んんっ!?♡」
梨子「じゅっ、んっ……ちゅぶ、はっ、ぅ……」
千歌「うっ♡はっぅ♡ちゅるるっ、んっぁ♡」
千歌(なにこれ、舌からぴりぴりしてきて……)トロ-ン
梨子(こ、これが……キス……///)
千歌「ぷは……はぁはぁ……これが、大人の、キス?」
梨子「そう……私もびっくり、してる」
千歌「すっごく、気持ちいい、ね? ぴりぴりして……きゅんきゅん、する」ギュッ
梨子「うん、そうだね……」
千歌「もいっかい、しよ」
梨子「ん……」
千歌「ちゅっ♡んんっ♡」
◇――――◇
15分後
梨子「ね、ねえ千歌ちゃん」
千歌「ふぇ? もっと、しよ?」
梨子「ち、違うことしない? キスだけでずっとは」
梨子(千歌ちゃんキスのことしか考えてなかったよね)
千歌「わすれてた……」
梨子「忘れちゃだめでしょ!」
梨子「もっと、気持ちいいことするんでしょう?」
千歌「う、うん//」
千歌「じゃあ――んっちゅ……んちゅ、じゅっる♡」
梨子(またキス、千歌ちゃんほんとに好きなんだ)
梨子「んんんっ♡////」ビク
千歌「んっむ、あっ♡」クリックリモニュモニュ
ガサッ
梨子「んっんっ♡ちかちゃ♡」クネクネ…
梨子(千歌ちゃんに覆いかぶされらて、こんなこと、されると……ほんとにわたし……)キュンキュン///
千歌「梨子ちゃん、かわいい」
梨子「あ、あんまりみないでよ……///」
千歌「ね、下……脱がせていい?」
梨子「す、するって言ったんだから……聞かないでよ//」
千歌「ご、ごめん……でも、したことないから……」
梨子「わたしも……」
千歌「ほんとにやだったら、言ってね?」
梨子「うん、大丈夫」
千歌「……」ドキドキ
スルスル…
梨子「///」
千歌「うわあ……////」
千歌「他の人の見るの、初めて……」
梨子(みられ、てる……)カァァアアアッ
梨子「~~~//」トロ…
千歌「すごい、濡れてる……」
梨子「口にださないでっ///」
千歌「ご、ごめん」
スッ…
クチ……クチュ
梨子「んぁ♡んんっぁ♡///」
千歌(梨子ちゃん……♡)ドキドキ
クリックリ…♡
梨子「ち、ちかちゃ……ら、め///」
千歌「ハァハァ……梨子ちゃん、かわいい♡」
千歌「この硬いところ、きもちいいの?」
梨子「んっ……んんっ♡♡♡」ビク///
梨子「きも、ち……い」ボソ…
千歌「////」ビンビンッッ
千歌「梨子ちゃん、もう、いい? ちか我慢、出来ないよぉ……」ウルウルッ
梨子「うん……いいよ、来て?」
スルッ…
梨子(ぱ、パンパン……//)
梨子(アレが、わたしの中に……痛いのかな、大丈夫……かな)
千歌「……」
ヌリュ…
梨子「んんむっ♡」
千歌「あっ♡あっ、たかい……」
ヌリュッヌリュ
梨子「あっぅ、ま、まだ挿入らない、の? なんで、焦らすの」ハァハァ///
千歌「そ、うじゃなくて……む、難しい、よ//」
梨子「もっと、し、した///」
千歌「は、ひ……ご、ごめん」ヌリュッ……ヌリユ
梨子(千歌ちゃん腰くだけちゃってるよぉ///大丈夫かな)
ヌププ……
千歌「あ……♡ぁぁ……はいっ、た♡」フルフル…
梨子「っ……っ、ん」
梨子(いたい……いた、い)ギリリッ
千歌「はぁ、はぁ……梨子ちゃん、大丈夫? 痛い?」//
梨子「大丈夫だから、うご、いて?」ニコ…
千歌「んっぁ♡おかしく、なりそ……ぅ」キュンッ
千歌「ふーっっ♡ふーーっっっ///」
梨子「う、うごけない?」
千歌「だいじょ、ぶだいじょ、ぶだよ……」ハァハァ…♡
千歌「あっ♡あっ♡♡」ズチュ…ズチュッ
梨子「んっ、んっ」
千歌「きもち……なにこれぇ♡やばい、りこ、ひゃん……♡」ズチュズチ
梨子(また、千歌ちゃんのこの声、甲高くなって、ほんとに気持ちよくなってくれてる、んだね)
梨子「んっ、ぁっ、ちか、ちゃん」//
千歌「ん、うまく、うごかせ、ないな……♡」ハァハァ
梨子「大丈夫、そのままでいいよ? 千歌ちゃんが気持ちいいように動いて、いいから」
千歌「っはっ、ぁ身体ちからぬけて、うごけない、よ」キュンキュン///
梨子(そっか千歌ちゃんのは、男の人と違って、快楽が強すぎて……上で動いたりするのがかなりキツイんだ……)
梨子「だい、じょぶ? 上になろっか?」
千歌「だい、じょぶ……ごめんね、へた、で」
千歌「あっあっ♡梨子ちゃん、りこ、ひゃん///」パンパンッッ
梨子「~~///」
梨子(千歌ちゃん、よだれ垂れちゃってる……かわいい♡)
千歌「でちゃう、わたひ、あっおかしくなっ、ちゃうっ♡お゛ぁ゛んっ゛」
梨子(すごい顔……♡)
千歌「ちゅー、ちゅーしよ♡りこちゃん、もいっかい♡」
梨子「うん♡ちゅ……んっ」
千歌「んっ♡あっむ♡ちゅるっじゅっ♡はぁはぁ♡」
千歌「んく……いく♡」ウルウル
梨子「あむ、ちゅっぅ♡ふーっぅ♡んむっ♡」ビクビク
千歌「んんんっっっ――~~~~////」ビュッビュッビュッルルルルルッ
梨子「!?!?」///
梨子(なかで、びくびく跳ねてる……)
千歌「ふーっ……ふーっ……」ピュ…ピュ//
千歌「……ぁ」クラ…グッタリ
梨子「はーっ♡ぅ……お疲れさま、きもち、よかった?」ナデナデ
千歌「うん……//」
千歌「気持ちよすぎて……とけちゃうかと思った」
梨子「ふふっ、よだれ垂らして、ふかないと」ペロ
千歌「//」
千歌「大好き梨子ちゃん、梨子ちゃんがこっち来てくれてほんとに嬉しい」
梨子「わたしも、千歌ちゃんと会えてよかったよ」
梨子「その……びっくりしちゃったけど、初めてが千歌ちゃんで、よかったと思ってる」
千歌「本当?」
梨子「うん」
千歌「……あ」
梨子「どうしたの?」
千歌「っっ」ヌプッ
ドロ…
千歌「膣内で、だしちゃっ、た」
梨子「……」
千歌「に、妊娠とかしちゃうのかな!?」
梨子「さ、流石にないんじゃない? だって千歌ちゃん……、睾丸ないし……」
千歌「こーがん?」
梨子「精液とは別の、精子が作られるところだよ、でもそれがないし……多分千歌ちゃんが出す液体の中には、ないと思うけど……」
千歌「本当!?」
梨子「多分……でも、妊娠したらどうしよう」
千歌「め、面倒みる!!」
梨子「む、無理に決まってるよ!」
千歌「……どうしよ」
梨子「大丈夫だよ……」
梨子「あの聞いていいかな」
千歌「?」
梨子「曜ちゃんとか、鞠莉さんとこういうことしようと思わないの?」
千歌「鞠莉さんとは……済し崩しで、しちゃうかも……すっごい積極的だし」
梨子「そうだよね……曜ちゃんは?」
千歌「曜ちゃんは……なんか、最近疲れているみたいで」
梨子「疲れてる?」
千歌「水泳部に、高跳びに、Aqoursに、期末テストに……」
千歌「休みの日はAqoursに来て、水泳部行って、高跳びの練習するためにプールに行って……家帰ったら衣装のデザインまとめて……」
梨子「……」
千歌「迷惑、かけられないよ。前まではして貰ってたけど、絶対負担になってた……」
梨子「そっか……確かにそうかも。曜ちゃんに迷惑かけないためにも、私と、シようね?」
千歌「うんっありがとっ♡♡」
梨子「――もうすぐ夏休みだね」
千歌「うんっ、期末テストもなんとか乗り越えたし……なにしよっかなー」
千歌「バーベキューしたいな、もいっかい東京にも行きたい……練習ももっとしたいし、あ、でも……お金がぁ……」
梨子「くすくす、楽しみだね」
千歌「うんっ♡」
千歌「え、鞠莉ちゃん旅行?」
鞠莉「旅行っていうか、帰省? グランドマザーのお家♡」
ルビィ「そっか、鞠莉さんの実家は海外にも……」
鞠莉「そう、パパの方のね♡」
善子「ヨハネの張った結界の外にでるだなんて、命知らずも良いところね」
鞠莉「お土産買ってくるから期待しててね? ヨハネちゃん、あっちは悪魔の本場よー?」
善子「悪魔!!」
花丸「あっちのおっきなハンバーガーがお腹いっぱい食べてみたいずら」
善子「やめときなさい、確実に太るから……」
善子「というか持ち込めないわよ!」
ダイヤ「気をつけるんですのよ」
鞠莉「大丈夫大丈夫」
千歌「鞠莉ちゃんは、帰省で一週間不在、と」
千歌「――梨子ちゃんは、旅行だっけ」
梨子「そうなの……お父さんの有給が続けて取れたから……お盆とかズラしていこうって」
曜「いいなー沖縄」
果南「泳ぎたいね」
曜「ね!! ここよりもっっと青くて、綺麗なんだろうなー」
果南「魚たちもたくさんいて、カラフルで……」
梨子「あはは……」
ダイヤ「でも、沖縄だけで一週間も?」
梨子「ううん、飛行機で東京に帰ってきたら、私もおばあちゃんちで2日くらいいようかなって、もうちょっと伸びるかもしれないけど」
ダイヤ「なるほど、梨子さんも気をつけて」
梨子「うん、お土産買ってくるからね」
千歌「サータアンダギー!!」
梨子「はいはい」クスッ
果南「じゃあ夏休み最初の一週間は7人でなんだね」
鞠莉「私たちがいない間もがんばってね」
果南「任せて」
千歌「あれ……」
果南「千歌?」
千歌(梨子ちゃんと鞠莉ちゃんがいないなら……)
千歌(私のコレ……どうやって)
こうして、待ちに待った夏休みが、始まった。
◇――――◇
千歌「はぁっ♡はぁ……♡」
千歌「……痛くなかった?」
梨子「うん、もうほとんど痛くないよ。4回目だもん」
梨子「そ、それより最近、は……気持ちいい、の方が……」カァァアア
千歌「~~~///」キュンキュン//
千歌「……明日から行っちゃうんだよね」
梨子「うん」
梨子「えっと、千歌ちゃん……我慢できそう?」
千歌「えっと」
梨子「まだ明日は鞠莉さんいるみたいだけれど、その次は」
千歌「……」
梨子「また曜ちゃんに頼んでみれば?」
千歌「でも、大会も近いって……」
千歌「曜ちゃんのこと大好きだし……迷惑は、かけたくない」
梨子「そっか……そうよね」
千歌「ご、ごめんね……梨子ちゃんを巻き込んで。こんなこと、本当は気にしなくていいはずなのに」
梨子「ううん、いいの。千歌ちゃんこそ、迷惑かけてるだなんて、思わなくていいから」
千歌「……うん、ありがとう」
梨子「……1人で、がんばる?」
千歌「がんばる……最悪、曜ちゃんに頼んで、みる……」
梨子「うん、そうした方がいいと思う」
千歌「梨子ちゃんは私のことなんて気にしないで、楽しんできてねっ!! 沖縄のお土産話待ってるからっ!!」
梨子「うん、わかった」
梨子「何買ってくればいいんだっけ?」
千歌「サーターアンダギー!!」
千歌「……言わせたいだけだ」ジト
梨子「そんなことないよ」ナデナデ
◇――――◇
鞠莉「梨子ちゃんは旅立っちゃったかー」
果南「鞠莉もでしょ、というか理事長の仕事放ったらかしでいいの?」
鞠莉「そこはなんとかする! 今は情報化社会、どこにいたって仕事ができるのよ」
果南「ふぅん……」
鞠莉「それより、ちかっちのことなんだけど」
鞠莉「梨子がいなくなったでしょ、私もでしょ。そしたらちかっちのことを発散させてあげられる人が、曜しかいないのよ」
果南「……だから、なに?」
鞠莉「――果南がしてあげてっ!」
果南「……私はしないって、言ったはず」
鞠莉「もう頑固なんだからっ、そもそも最初にちかっちに快楽を植え込んだのは、果南じゃない! その責任くらいとりなよ!」
果南「……私は、だからみんなを止めようとした」
鞠莉「……」
果南「私がしなくたって、自分達だけでできるって思ったから、続けたんでしょ、そう決めたんでしょ」
鞠莉「むー……もういいよ! 果南なんて知らないっ!」
果南「……とにかく、私はしないから」
バタン…
鞠莉「はぁ、じゃあ曜しかいないじゃない」
ガチャッ
曜「――ヨーソロー、渡辺曜、ただいま参りました!」
鞠莉「んー、曜ちゃん。待ってたわよ♡」
曜「話って、なんですか?」
鞠莉「ちかっちのことなんだけど」
鞠莉「ほら、梨子は沖縄に行ったじゃない。私も明日から向こうに行くから――ちかっちのこと、発散させられないの」
曜「……え?」
鞠莉「だから、曜にちかっちのこと頼みたいんだけど」
曜「ち、ちょっと待って!!」
鞠莉「?」
曜「――千歌ちゃんのこと、知ってた、んですか?」
鞠莉「え、言ってなかったかしら。それか梨子が言ってものだとばかり」
曜「し、知りませんよ!!」
曜(勘付いてたとは、思ってたけど、もう完全に……?)
鞠莉「じゃあ私と梨子がちかっちのことを発散させてあげてたってのも、知らない?」
曜「!?!?」
曜(千歌ちゃん、ひとりで……射出までできるようになったんじゃ)
曜「あの、どういうことか全部説明してください」
鞠莉「全部……? うーん、まず梨子が、曜と千歌が致しているところを聞きました」
曜「!?」
鞠莉「それで私とダイヤに協力を仰いで、千歌が溜まるように、曜が千歌のことを発散させないように、追い詰めていきました」
曜(だから、梨子ちゃん急に朝千歌ちゃんの家に来るように……)
鞠莉「ちかっちは曜ちゃんの発散がなくなって、抑えられなくなりました。その結果――梨子ちゃんの汗がどっぷり染み込んだ練習着を盗んでしまいました」
鞠莉「それで私はちかっちを追い込んで、梨子もそれをきっかけに、ちかっちの秘密を真相解明って、そういうわけね?」
曜「……結構、シてたんですか」
鞠莉「うーん、結構したかも」
鞠莉「手でしょ、口でしょ、胸でしょ、これくらいかな」
曜(……千歌ちゃん、なんで言ってくれなかったの。梨子ちゃん、なんで秘密にしてたの)
曜(急に仲良くなったと思ったら、裏で、そんなことしてたなんて)
曜(千歌ちゃん、大丈夫かなって心配してた私が、馬鹿みたいじゃん)
曜(私だけ、仲間はずれ、か……)
曜(なんで、どうして……っ)ギリリ
鞠莉「そういうわけで、曜――」
曜「ごめんなさい、なんか――気分悪くなっちゃいました……保健室行ってきます」
鞠莉「ちょっと」
バタン
鞠莉「うーん、なにかまずかったかな?」
鞠莉「さ、曜も果南も帰ったし、あとは本命が来るのを待つだけね♡」
鞠莉「まだかなまだかなー」
千歌「――おじゃましまーす……」
鞠莉「ちかっち、いらっしゃい♡」
千歌「今日は、鞠莉ちゃんシテくれる、の? 明日の準備とか平気なの?」
鞠莉「大丈夫よ、ほらこっちに来て♡」
千歌「う、うん///」
鞠莉「私がいる間に、ちゃんと処理しておかなくちゃね」ササヤキ
千歌「///」
鞠莉「今日はどうしようかしら……」
鞠莉「そうだ、アレしてみたかったの」
千歌「アレ?」
鞠莉「いいから、任せて。ほら脱いで脱いで」
スルスル
鞠莉「ぺろ……ちゅ♡」
千歌「んっっぁ♡」ムクムクッ
鞠莉「ちかっちのここは本当に元気ね♡マリーが責任持って処理するから、安心してね♡」
鞠莉「もう血管が浮き出てきてる」フ-ッ…♡
千歌「ふっ、ぅ♡」
鞠莉「ぺろ……れろ……ちゅっ……ん♡」
鞠莉「にがい……もうカウパー、いっぱい出さないで」
千歌「だ、だって//」
鞠莉「トロトロ、ね……そろそろいいかしら」
千歌「なにするの?」
鞠莉「みてください、これを持ってきましたー」
千歌「……ローション?」
鞠莉「そう、これをね……」プチプチ…プルンッ…
千歌(おっき……♡)
鞠莉「胸にたくさんたらして……♡ほぐすの」ヌチャ…ヌチャ
千歌「////」
鞠莉「胸の谷間が、ぬちゃぬちゃしてるでしょ――ここで、ちかっちのを気持ちよくするの」
鞠莉「どう、私頭いいでしょ!」ニコニコ
千歌(い、いやらしい……///)ハァハァ
鞠莉「ちかっち、顔真っ赤。我慢できないのよね、わかってる♡」
鞠莉「じゃあ、いくわね」
ズチュッズチュッ
千歌「ふっ、ぁああっ♡♡」
千歌(あ、あったくてにゅるにゅるしてて……膣内に、挿れてる、みたい……//)
鞠莉「ん……♡胸の中で、ビクビクってしてる。気持ちいい、千歌?」ズッチュズチュ
千歌「んっ、くっぅ……鞠莉ちゃん♡」
鞠莉「でも、まだ終わりじゃないの♡」
千歌「……?」ハァハァ///
鞠莉「ちょっとはみ出てるさきっぽを……れろ、れろ♡♡」
千歌「!?」
鞠莉「こうやっへ、胸と、くひ、れ、……どう、ちかっち♡♡」ジュブレロ……♡
千歌「ぁ、ああ……♡♡」ビクビク
鞠莉「ちゅっんっ、んっぁ……はっぅ、ふふっ♡♡」ズリュッズリュッ
千歌「ま、まりちゃ……だ、だめ♡さきっぽ、ばっかり♡♡♡♡」
鞠莉「んー……? ちゅ、れろ……♡」
千歌「んんっ、でちゃ……ぅ♡」
鞠莉「いいよ、だひて?」
千歌「んっっっ、あぁぁっっ」ビュルルルルルッ
鞠莉「んっ!!」
千歌「はぁ、はぁ………」ヨタヨタ…
千歌「……力、抜けちゃった……」ペタン…
鞠莉「もお、胸と顔がぐちゃぐちゃ♡出しすぎ」ヌチャ……♡
千歌「////」
千歌(鞠莉ちゃん、いちいち……いやらしい///)
鞠莉「うえー、にが……おおすぎよ」
千歌「ぅ、おおいの、気にしてる、のに……」
鞠莉「ソーリーソーリー、精液多くたっていいじゃない?」
千歌「やだよ……」
鞠莉「50ミリリットルくらいは出てそうね、男の人の10倍以上♡」フキフキ
千歌「ぅぅ」
鞠莉「うわ、ローション……ふいてもとれないー」
鞠莉「――ねえ、舐めて取ってよ♡」
千歌「ええ!?」
鞠莉「だめ?」
千歌「で、でも///」
鞠莉「ウソウソ、そんなことしたら千歌ちゃんまたシたいって言い出すものね♡」フキフキ
千歌「ぅ///」
鞠莉「うわー、なんかネバネバするわね。早くお風呂入りたくなっちゃった」
鞠莉「じゃあ、私は帰るけど……ちゃんと他の人に頼るのよ」
千歌「……曜ちゃんしかいないけど、曜ちゃん、忙しそうだし……ひとりで射出までがんばってみるそれか……我慢、する」
鞠莉「我慢できるの?」
千歌「……するもん」
鞠莉「最悪、果南に泣きつけば、シてくれると思う。果南だって、そこまで鬼じゃないって」
千歌「……うん」
鞠莉「じゃ、頑張ってね!」
千歌「あ、あの! 曜ちゃんどこ行ったか知らない?」
鞠莉「ん、曜なら保健室行ったって」
千歌「保健室!?」
鞠莉「なんだか気分悪くなったって」
千歌「大変だ! 行かなきゃ!」
◇――――◇
鞠莉「ダイヤ、千歌をよろしくお願い」
ダイヤ「どういうことですの?」
鞠莉「本当に我慢できなくなっちゃったら、なにしでかすか……正直、分からない」
鞠莉「だから見張ってて欲しいの」
ダイヤ「見張る……わかりました、わたくしのできる範囲で、千歌さんの行動を見張っておきます」
鞠莉「なにか起こりそうだったら……そうね、ビンタでもして目を覚まさせてあげて」
ダイヤ「……わかりました」
ダイヤ「わたくしは、手はあげませんけれど」
鞠莉「なにそれ! ……嫌味?」
ダイヤ「いえ、それだけ真剣になれるものがあるのは素晴らしいという意味ですわ」
鞠莉「ほんとかなあ……」
ダイヤ「気をつけるんですのよ、向こうは何が起こるかわかりませんから」
鞠莉「あっちに住んでたんだから、平気平気♡」
ダイヤ「わかりましたわ、楽しんできてくださいね」
◇――――◇
千歌「曜ちゃーんだいじょぶー?」ガララ
曜(千歌ちゃん……!?)
曜「う、うん平気……ちょっと気分悪くなったっていうか」
千歌「ほんとに、ほんとに平気?」ギュッ
曜「うん」//
千歌「よかったぁ……」
千歌「曜ちゃんに何かあったらどうしようかと」
千歌「水泳部の大会と、飛び込みの大会、近いんでしょ、無理しちゃだめだよ……」
曜「……うん」
曜(千歌ちゃん……梨子ちゃんにシてもらってたんだ)
曜(鞠莉さんに、シてもらってたんだ)
曜(私の知らないところで)
千歌「曜ちゃん?」
曜(私なんかには、千歌ちゃんのこと、関係ないってことだよね。だから言ってくれなかったんだよね)
曜(わたし、馬鹿みたい。別にいいじゃん、千歌ちゃんが誰にそういうことされてようと……私には、関係ないん、だもんね……)
曜(勝手に、私がいないとダメだって、私じゃないとダメなんだって、思い込んでた、だけじゃん……)
曜(千歌ちゃんは、誰でも、よかったのに)
千歌「おーい、曜ちゃん?」
曜(新しく出会った人の方が、興奮する? そりゃそうだよね、ずっと一緒にいる人なんかつまんないよね)
曜「……」
千歌「大丈夫?」
曜「――はやく帰らなくていいの」
千歌「え」
曜「梨子ちゃんと電話とか、すれば?」
千歌「ど、どうしたのさ曜ちゃん」
曜「別に、なんでもないよ!」
曜(悪いのは、私だもん)
曜「私、水泳部行ってくる」スッ
千歌「よ、曜ちゃん! 怒ってる、の……?」
曜「……怒ってるよ!!!」
千歌「え」ビク
曜「自分に、ね……」
曜「……」
千歌「ど、どういう――」
バタンッ‼︎
千歌「……」ウルウル
千歌「よう、ちゃん……?」
千歌「どうしよう……よ、ようちゃんに……きらわれた……」グズグズ
千歌「……」
千歌「違う、曜ちゃんが何か悩んでいるなら……私も何か力になってあげなきゃ……」
千歌「き、嫌われてないかも、しれないし……」
千歌「嫌われてても……私、曜ちゃんに何かしてあげたい……」
千歌「よし、私が泣いてなんかいられないっ!!」
千歌「えと……でも曜ちゃん忙しいし……」
千歌「暇そうな時間に電話、かな……」
◇――――◇
曜「つ、疲れた……」
曜「……いろいろ、調子悪かったし……早く寝よ」
曜(全然泳げなくて先生に怒られるし、全然綺麗に飛べなくてコーチに怒られるし……散々……)
曜(千歌ちゃんとも、あんなに、なっちゃうし……)
曜「あーもうっ!!!」ガシガシ
曜「はぁ……眠い」
プルルルルルルル
曜「?」
曜「――千歌ちゃん……」
曜「……」
プツッ
曜「……切っ、ちゃった」
曜「千歌ちゃん、なんで私なんかに電話するのさ。鞠莉さんでも梨子ちゃんでも、そっちに電話すれば、いいのに」
曜「……」
曜「悪いこと、したかな……」
ピロン…
曜「メール……」
千歌『曜ちゃん、もう眠っちゃったかな? ごめんね、時間とか考えないで……。でも、ほら……なんていうか、曜ちゃんと話したかったっていうのかな。……う、上手く言えないけど……』
千歌『あ、そうだ。夏休みの宿題、一緒にしようよ!』
曜「……千歌ちゃんは、悪くないよ。まだ21時だし、普通の女子高生は、眠らないって」
曜「……ごめんね」
◇――――◇
千歌「ん……あさ、か」
千歌「メール返って、きてない……。曜ちゃん、朝起きるのは早いから見てるはずなのに」
千歌「……ぐす」
千歌「……だめだめ、今日も元気に、行くんだ!!!」
――――
千歌「なんか梨子ちゃんと会わないって不思議な気分。前はずっとこうだったのに……それか、曜ちゃんが来てくれてた、けど」
千歌「バス、来た」
スタスタ
千歌「みんなおはよー」
千歌(曜ちゃん、曜ちゃんの隣に……)
善子「わかってないわねー、制服制服って、真面目か!」
曜「違うよ! 制服だからって真面目なんて、時代遅れだよ!」
善子「なんですって?」
曜「善子ちゃんの好きそうなゴスロリチックな制服も――」
千歌(盛り上がってる……)
千歌「おはよ、果南ちゃん」スッ
果南「ん、おはよ。なんか梨子と2人で乗り込んで来ないの、不思議な感じだね」
千歌「果南ちゃんだって、鞠莉ちゃんが隣にいないのなんか不思議」
果南「ふふっ、お互いさまだね」
千歌「……はあ」
果南「……?」
果南「どうしたの、千歌」
千歌「う、ううんなんでもない」
果南(もしかして、もう我慢が……?)
果南「……」
◇――――◇
千歌「あ、あれ……?」
果南「ふぅ……あっついねえ」
花丸「んー、ルビィちゃんマル疲れたあ」ハァハァ
ルビィ「る、ルビィも……」ダラダラ
千歌(な、なんか……)
千歌(なんにも、そういうことじゃないのに……)
千歌(へ、変な気分になって……きちゃった)
千歌(ど、どうして!? 鞠莉ちゃんも、梨子ちゃんもいないのに……)
千歌(い、いつも練習終わりにシテもらってたから……でも今日はシテ貰えないし……)
千歌(そ、そう考えると、余計……)
花丸「――千歌ちゃんどうしたずら、ストレッチ手伝って?」
千歌「え、あ、うん」
花丸「ルビィちゃん疲れすぎてストレッチも出来ないずら」
ルビィ「うゅ……」グッタリ
善子「情けないわねえ、ほら起きなさい」
ルビィ「つ、疲れちゃった……」
果南「ちょっと中に入った方がいいかもしれないね、ここじゃ熱中症になるかもしれないし」
ダイヤ「わたくしが連れて行きますわ、ほらルビィ行きますわよ」
ルビィ「うん……」
千歌「確かに、あっついもんね」
花丸「疲れを残さないためにも、クールダウンは必要! って、曜ちゃんがうるさかったから」
千歌「そんなことも、言ってたね」
グググ
花丸「ん……ぁ……んんっ」
千歌「///」
千歌(な、なん、か……)
花丸「ち、千歌ちゃん……も、ちょっとつよく」
千歌「う、うん」
花丸「んっ、んん……ぁ……くっ」
千歌「……///」ドキドキ
花丸「ちょ、ちょっ!」
千歌「え」
花丸「強すぎずら……千歌ちゃん……」ウル…
千歌「ご、ごめんね? つい」
千歌(や、やば、い……)ムラムラッ
千歌(だめだめだめっ!!!)
千歌「あれ、曜ちゃんは?」
花丸「階段のとこでクールダウンしてるって」
千歌「ありがと」
スタスタ
千歌「あ……」
曜「んっ……んっしょ」
千歌(足のストレッチ、してる)
千歌(曜ちゃんと今日、一回も話してないし……今しかない)
スタスタ
千歌「い、いやー今日も疲れたね」
曜「……千歌ちゃん」
千歌「となり、いいかな……」
曜「うん……」
千歌「……」
曜「……」
千歌「あ、あのさ……暇な日とか、ないかな? たまには、曜ちゃんと遊びたいって、いうか……」
曜「……え?」
千歌「ごめん、忙しい、よね」
千歌「ま、毎日何時くらいに寝てるの? 9時には、もう眠っちゃうよね?」
千歌「曜ちゃんがんばりすぎだと思うから……無理しないで、お願いだから」
曜「あり、がと……」
曜「実は、今日……高跳びと、水泳部の練習、休ませてもらったの」
千歌「え、ほんとに?」
曜「うん……だから、今日なら……暇、だよ」
千歌「――じ、じゃあ久しぶりに沼津に行こうよ!」
曜「宿題は?」
千歌「ぅ……め、メール見てくれてたなら返事してよぉ!」
曜「ごめんごめん、明日話せばいいかなって」
千歌「ね、行こ行こ?」
曜「うん、わかった。練習終わったら、行こっか」
千歌「ウチでシャワー浴びる?」
曜「……うーん、そうだねそうさせてもらおうかな」
千歌「えへへ、やった。でーとだね、でーと!」
曜「あはは……」
曜「……」
千歌「……曜ちゃん?」
千歌(やっぱり、私、嫌われてる、のかな……)
曜(こうやって話してると、千歌ちゃんは、昔と、変わらない……)
曜(じゃあ、なんで)
曜「なんでもない……楽しみだよ」
千歌「う、うん!」
◇――――◇
バスの中
曜「……」コク…コク
千歌(曜ちゃん、眠たそう……やっぱり疲れてるのかな)
千歌(お家で休みたいだろうに……わたしの都合で、遊びに連れ出して、大丈夫かな)
曜「……すぅ、すぅ」コテン…
千歌「……//」
千歌(あ、汗の匂いと制汗剤の匂いが、混じって……////)ムラムラ…
千歌(だ、だめだ。わたしやっぱり、変だ……)
千歌(我慢したいのに、我慢できない……)
曜「ち、かちゃん……すぅすぅ」
千歌「……楽しみだね、曜ちゃん」
◇――――◇
サァアア……
曜「シャワー、きもちいい……」
曜「わたし、無視しちゃった。電話も、メールも」
曜「ちゃんと起きてたのに……」
曜「悪いこと、しちゃった、な……」
曜「……」
曜「あがろう」
ガララッ
千歌「ひゃっ」
曜「え」
千歌「あ……ぁ、ご、ごめん!!!」ダッ‼︎
千歌「ち、違うの覗いてたとかじゃなくって、タオルを置きにきたの!!!」
曜「知ってる、大丈夫だから」
千歌「うん、ごめん……」
曜「第一、千歌ちゃんに見られたって気にしないよ」フキフキ
千歌「そっ、か」ムクムク
千歌(わたし、最低だ……覗こうと、してた……なに、考えてるんだろ)
千歌(こんなこと、したくなかったのにっ……)
千歌(収まって、おさまってよ……)グス…
◇――――◇
バス
千歌(なんとか、おさまったけど)
曜「今日はなにしよっかなー」
千歌「クレープ!!」
曜「ふふっ、食べたいって言ってたね。私も食べたいな」
千歌「何味がいいかなあ、えっとバナナでしょ、マンゴーでしょ、抹茶でしょ」
◇――――◇
千歌「えへへ、おいしそぉ……」
曜「ほんとだね……」
千歌「ねえねえ写真撮ろ」
曜「うん、いいよ」
千歌「えーと」
曜「……もっと、寄った方がいいんじゃないかな」
千歌「う、うん///」
ギュッ…
千歌「じ、じゃあ撮るね」
カシャ
曜「ん、送っておいて」
千歌「はーい」
千歌「ね、早く食べようよ」
曜「うん」
千歌「あむ……んーーーっ、おいしっ」
曜「おいしいっ、久しぶりに甘いもの、いいなあ」
千歌「ねえねえそっちも食べたいっ」
曜「はい、あーん」
千歌「あーん、んむ……えへへ、おいしい」
千歌「曜ちゃんもどーぞ」
曜「あむっ、んんっ、おいしいね」
千歌「ね、ね! 千歌ハイセンスでしょ!」
曜「ふふ、そうだね」
曜「次どうしよっか」
千歌「あっついし……カラオケ行かない?」
曜「いいねカラオケ、久しぶりだ!」
◇――――◇
カラオケ
曜「……」ズズズ
曜(千歌ちゃん、ちょっと歌上手くなったかな)
曜(練習してるもんね)
曜(がんばってる)
千歌「はぁぁ、やっぱりきもちいいねえ、歌うの!」
曜「そうだよね」
千歌「なんか……曜ちゃんとこうするの、久しぶりな気がする」
曜「うん……」
千歌「やっぱり、楽しい」
曜「……///」
千歌「水泳の大会と高飛びの大会、頑張ってね……応援、いくから」
曜「うん……ありがとう」
曜「千歌ちゃん、私たち、友達だよ、ね」
千歌「うん?」
曜「……隠してることとか……ない?」
千歌「隠してる、こと? どうしたの、急に」
曜「……」
千歌「えっと、ない、と思う」
曜「そっ、か」
曜(言って、くれないか)
曜(でも、わかった気がする。変わったのは、千歌ちゃんじゃなくって、私の方だ)
曜(いくら仲がよくたって、隠し事の一つや二つあって当然なはず)
曜(そう、別に不自然なことじゃない。千歌ちゃんのことを他の人に隠してたのも、事実だし)
曜(だって千歌ちゃんは、こんなに気を使って、声かけてくれてるじゃん)
曜(今までのことは……何かの、間違い……。梨子ちゃんとか鞠莉さんが新鮮だっただけ、だよ)
曜(私はいつも通りにしてれば、千歌ちゃんも、前と同じように、なってくれるはず)
曜「ごめんね、千歌ちゃん」
千歌「?」
曜「わたし、色々どうかしてた。追い詰められてたっていうか……余裕がなかったっていうか」
曜「この前は千歌ちゃんに当たっちゃってごめん、ほんとに、ごめん」
千歌「う、ううんわたしは全然いいのっ! その、曜ちゃんが何か悩んでるのかと思って」
曜「わたしは大丈夫」
千歌「じ、じゃあ――千歌のこと、嫌いになってない?」
曜「そ、そんな。なってないよ!」
千歌「ほんと!?」
曜「うん」
千歌「曜ちゃん!!///」ギュッ
曜「……千歌ちゃん」
千歌(あ……よ、曜ちゃんの、胸が……)バッ
曜「?」
千歌「あ、いや」
ムクムク
千歌「なんでもないっ、ほんとにっ!!」
曜「……大丈夫?」
千歌「平気だから!!」
曜(わたしは、千歌ちゃんのために何かしてあげたい。そうすれば、もっと、もっと、仲良くなれるはず、だよね)
曜(だれよりも、もっと――もっと)
◇――――◇
曜「ハンバーグ美味しかったあ」
千歌「千歌も久しぶりに食べた最高っ」
千歌「今日は楽しかったね!」
曜「うんっ!」
千歌「ねえ……曜ちゃんち、お泊まりしたい」
曜「今から?」
千歌「うん、お願い」
曜「わかった、じゃあ来なよ。久しぶりだね」
千歌「うんっ、楽しみ」エヘヘ…
◇――――◇
曜の家
曜「はーお風呂は気持ちいいね」フキフキ
千歌「!!」
千歌(さ、さっきみた裸……が思い出しちゃう///)
曜「……」
曜(顔赤い……)
曜(そっか、今まで梨子ちゃんと鞠莉さんにしてもらってたけど、今日は)
曜「――千歌ちゃん、久しぶりに……する?」
千歌「え///」
曜「顔真っ赤、だよ……我慢できないんでしょ?」
千歌「い、いいよしなくて、大丈夫だからっ」
曜(……また)
曜「いいよシテあげるよ」
千歌「いいってば、大丈夫だからほんとにっ」
曜(なんで……なん、で?)
曜「ほら、いいからシてあげるから」
千歌「い、いいよっ!!」
曜「なんで!!!!」
千歌「曜ちゃん……?」
曜「なんで、わたし、だけ」フルフル…
千歌「え?」
曜「ねえ、前にさ……梨子ちゃんが転校してくるよりも、もっと、前」
千歌「うん」
曜「千歌ちゃん、手と口しか使ってシテあげなかった私に向かって、最後まで、シたいって言ったよね」
千歌「……い、一回だけ」
曜「そう、その一回を私は断った。……嫌なわけじゃ、なかったんだけど」
千歌「どうしたのいきなり、私そんなの気にしてないよ……」
曜「――今、お母さん達……買い物に行ってるんだ。いないんだ」
千歌「……」ドキッ
曜(鞠莉さんの話を聞く限り、最後まではシてないってことだよね……じゃあ、私が、千歌ちゃんに最後までさせてあげれば……)
曜(シたいでしょ、千歌ちゃん、シたいって言ってたよね、私ちゃんと、覚えてたよ……)
曜(千歌ちゃんにシてあげられること、これくらいしか、ないけど……)
千歌「……」
曜「千歌ちゃん……」
千歌「――だめ、だよ」
曜「……え?」
千歌「わたし、曜ちゃんに迷――」
曜「――なんでなのっ!!!!」
千歌「っ……」
曜「なんで、なんで!? なんでわたしばっかり仲間はずれなの!? わたし、千歌ちゃんのために、色々シテきたよ、色々させてあげたじゃん……っ」
曜「なんで、それなのにどうして――私に一言も相談してくれないでずっとずっと梨子ちゃんと鞠莉さんにシてもらってたの!!!」
千歌「!?!?」
曜「ひどいよ……千歌ちゃん」
千歌「どうして……」
曜「鞠莉さんから、きいた」
千歌「ち、ちがうの、アレは」
千歌「曜ちゃんには、言えるタイミングが、なくって……」
曜「タイミングって、なに……。一言くらい相談くらい、してよ……わたし1人で心配してた……千歌ちゃん大丈夫なのかなって、千歌ちゃんが辛い想い、してないのかなって」
曜「でも、そうだよね。私が悪いんだよね、こんなことばっかり、おせっかい、かもしれない……ね」
千歌「そんなことないっ、曜ちゃんがいてくれたから……私普通に生活できてた。果南ちゃんがシテくれなくなって、もう、頼れるのは曜ちゃんしかいなくって」
千歌「でも、ほら……曜ちゃんに迷惑かけたくなかったの。毎日毎日大変そうで、睡眠時間奪ってまで、私のためになんて……」
曜「……梨子ちゃんと鞠莉さんが、私の代わりが、出来たから?」
千歌「ち、ちがうって! 曜ちゃん、おかしいよっ」
曜「っっ」
曜「――そう、おかしい……なんか、わたし、おかしくなっちゃったみたい……ごめん……ごめんね、千歌ちゃんっ……ひっぐ……」ギュッ
千歌「曜ちゃん……」
千歌「私、曜ちゃんのこと、大切だからすっごく、大切だから……」
曜「っ……」
曜「私、千歌ちゃんのために何かしたい。何かしてあげたい」
曜「千歌ちゃん、梨子ちゃんと鞠莉さんがいなくなって辛いでしょ? バレバレ、だよ」
千歌「……ぅ」
曜「さ、さっきも言ったけど……親、いない、んだよね……」///
千歌「……」ドキドキ
曜「わたしのこと、気にしなくて、いいよ……だから」
千歌「でも……」
曜「私、初めてだけど……千歌ちゃんが相手なら嬉しい。ね、千歌ちゃんも初めてでしょ?」
千歌「……え?」
曜「……」
曜「――え?」
曜「初めてじゃ、ない、の?」
千歌「あ、いや……」
曜「へ、え初めてじゃ、ないんだ……」
曜「……果南ちゃんはないよね、鞠莉さんも無いって言ってた――梨子ちゃん、か」
千歌「……」
千歌「よ、曜ちゃんが嫌いとかそういうんじゃないのっ、ほんとだよ!」
曜「わたしのことなんてどうでもいい!!」
曜「そう言ったのに、千歌ちゃん……拒否してた」
千歌「ちがう、ちがうってばっ! 本当は、曜ちゃんとそういうこともシたいし、シてもらいたかったし――」
曜「――なら、シようよ」ガバッ‼︎
千歌「きゃ……っ」
千歌「曜、ちゃん?」
曜「えっちなんて、なんでもないんでしょ、どうせ、一回だけじゃなくて……何回も何回もシたんでしょっ!!」
曜「ほら、いつもみたいにえっちしていいんだよ」
曜「わたしをつかってよ」
曜(わたし、なんで、こんなこと……)
千歌「……」
曜「なに、なにその目……シたくないの、じゃあ……やめる?」
千歌「だめ、曜ちゃんっ……こんなの、やめよ、ね?」
曜「っっ!!!」
曜「――うるさいっ!!」
千歌「っ……」
曜「……」ギュッ…フルフル…
曜「……お願いだから、させてよ……わたし、わたしに何かさせてよぉ……」ポロポロ……
千歌「曜、ちゃん……」ポタ…ポタ
◇――――◇
果南「呼んでくれれば船動かしたのに」
ダイヤ「いえ、構いませんわ」
果南「で、どうしたの急に、これお茶ね」
ダイヤ「ありがとうございます」
ダイヤ「千歌さんのことを聞こうと思ったのです」
果南「っ」
果南「はぁ……鞠莉から、聞いたね?」
ダイヤ「ええ、あなたが最初だと言うことも」
果南「全部聞いちゃったか」
ダイヤ「……それを聞きに来ました」
果南「それ?」
ダイヤ「あなたが最初に、千歌さんのアレを、処理した時のことです」
果南「は?」///
果南「ダイヤ、本気?」
ダイヤ「わたくしは千歌さんのモノを見たことがありません、少しでも状況を把握するために必要だと思って」
果南「……はぁ」
果南「誰にも言わない?」
ダイヤ「誓って」
果南「……わかった、ちょっと破廉恥なお話になるかもしれない」
ダイヤ「か、構いませんわ」
◇――――◇
いつだったかな。ええとごめん、思い出す……。歳じゃないかって、それは酷いよ。まだまだ華の女子高生、これからだって。ダイヤこそ――おっと、横道に逸れちゃうね……。
初めて見たのは、うん、まるで、雪が降ってきそうなくらい寒い日だった。一月の半ばくらい、だったかな。
わたしはその日、ダイビングをしてたんだ。ふふっ、そう驚くでしょ? 自分でも馬鹿だなあって思ったよ。なんたって真冬の海極寒なんてレベルじゃなくて、飛び込んで5秒もしないうちに、あがってきちゃった。
違うの自殺とかじゃなくって、ほら……我慢できなくなったって、いうのかな? とにかく海に潜りたくってたまらなかったの。もうしないって、決めたけどね……。
ダイビングしたのが千歌の家のすぐそばからだった、千歌に止められながら飛び込んだの、よく覚えてる。まあそれですぐにあがってきたけど、私は寒くて震えてた。幸い千歌の家は旅館だから……温泉に入らせてもらえることになったんだ。
千歌の家の温泉てさ、本当に気持ちいいんだよね。芯まで冷えてたけど、すぐにぽっかぽかになれるんだよ。そう、ダイヤも今度入らせてもらお。
うん、うん忘れてないってば。お風呂あがって、すっごく気分よくなったまま千歌の部屋に行ったの。まあそしたら、眠っちゃって……さ。
目を覚まして気がついたら――千歌が私の胸を触ってた。いやーびっくりしたよ、薄目で見てたんだけど、思いっきり興奮してたんだよ、息を荒げて。いやなに、どういうこと!? 千歌は女の子が好きなの!? って。
いや誰でもびっくりするでしょ、鞠莉みたいにしょっちゅう胸触ってくるのとは違うんだよ。目が、本気だったんだよ?
でね、私は千歌の腕を掴んで……理由を聞いてみた。そしたら、真っ赤で、泣きそうな顔で、「私、変になっちゃった」って言ったの。
千歌は生まれつきでね、女の子の陰核って部分が興奮すると男の子のそっくりになるらしいの。……大きくなるようになってきたのは最近のことなんだって。
で、今まではその……大きくなることも、し、射精……したくなることも、なかったらしいんだけど……。ある日突然、起きたら下着がぐちゃぐちゃになってたんだって。それが、私の胸を触る一週間前のことで。
おかしくなってしまってからの一週間、千歌は自分が女の子で興奮してしまうことを気がついてしまった。今まで感じたこともない感情に、戸惑ってたんだと思う。
それで私の胸を触っちゃったんだって。
うん、えと、おっきく、なってたよ。だ、だからそこでシたのが初めて。く、詳しく!? ば、馬鹿じゃないの!?
いいからって……。
え、と……。脱がせてみたら、ね、やっぱり男の人のモノだった、よ。そんなに大きいわけじゃないと思うけど、女の子に生えてるモノとしては、明らかに異常だった。病院行った方がいいんじゃないかって、言ったんだけど――もう昔に行ってたんだって。こうなる可能性もあるかもしれないけれど、なんか重要なとこと繋がっていて、切除ができないって聞かされたって。要治療指定に認定されて、お薬を飲んでるんだけど、20歳前後になるまでは治らないらしくて。
そう、かわいそうだよね……。だから、少しでも力になってあげたかった。なんてったって、私のせいで千歌のアレが大きくなってしまったってことだから。私にも責任は、あるってことでしょ。だから、シてあげた……。
ぐ、具体的にって……は、恥ずかしくないの!? ……ごめん、ダイヤも顔真っ赤だね。そうだね、聞いといた方がいい、かもね……。
まず、私はそういうの全然わからなかったから……でも、なんかいじってれば射精して、ちっちゃくなるっていうのは、なんとなくわかってた。千歌も全然わからなくって、泣きそうな顔で私の名前を、呼んでた。
いつもみたいな元気な千歌じゃなくて、その……なんかいやらしいっていうか、夜の顔っていうか。……蕩けた顔をしてるのが、本当に、びっくりした。
私もなんかドキドキしてきちゃったんだけど、それより先に千歌のをなんとかしなくちゃいけない。余計なことは考えないで、私は千歌のに、触れた。
……うん、とっても硬くて、熱かった。今まで触ったことがない感覚で、握ってる中でびくびくって……跳ねてた。ほ、本当に恥ずかしいんだからね、分かってる!?
ダイヤだから、話すんだよ……お願いだから言わないでよね。
それで、なんとなく上下に動かしてみた。さきっぽからとろとろした透明なのが溢れてきて……。うん、興奮したり気持ちよくなったりすると出るものらしいの、私もその時はよくわからなかったんだけどね。でも千歌の表情がもっと蕩けて、聞いたこともないような声をあげ始めたから、やり方間違ってないんだって分かった。一応どんな感じかも聞いてみたんだよ、そしたら、消えちゃいそうな声で、「気持ちいい」……って。
それ聞いたら、私も変な風になっちゃってさ。千歌が気持ちいいっていうところを調べて、そこを刺激してあげた。あんまり時間はかからなかったと思う、少ししたら……千歌の身体とソコが震えだしたの。「だめっ、だめ……」ってヨダレを垂らしながら……千歌は私の手を止めようとした。でも私もなんか、スイッチが入っちゃってたというか、純粋に気になったんだよね。このまま刺激したら、どうなるんだろうって。
そのまま、千歌が止めるのを気にしないで刺激してたら……千歌が叫ぶと同時に、急にソレから、白いのが顔に飛んできた。
こんなにびくびくってするんだって手の感触が今でも残ってる。でね、その時の千歌の顔、すごかったんだよ。本当に気持ちよさそうで、なんていうか……今思うと、ちょっと怖かった。その当時は気持ちよかったんだくらいにしか思わなくって、またしてあげるね、なんて言ったんだけど……。
うんそれからも一週間に一回くらいのペースでしてあげてた。でも、それが3日に一回くらいになってきた時から、私は今と同じ感情になった。
うん、このままし続けたら……どうなるんだろうって。千歌が我慢できなくなっていったら、どうなってしまうんだろうって。千歌とのことが終わるたび、気持ちよさそうな顔を見るたび、恐くなった。
ダイヤも、みれば、わかるかもね。
その時くらいから、かな。曜にもバレちゃったんだって。曜にも頼み出したっていう話を聞いてからちょうどいいって思った。私がやめて……曜も説得できればって。
曜には頻度を減らすように言ったんだよ、でもね、実際は全然やめてなかった。途中で1人でさせるようにしたっていう、嘘も聞いてたからね……。
うん、これが、全部。
ダイヤ「な、なるほど……確かに刺激的といいますか……そ、その破廉恥な話といっても……いい内容でしたわね」
果南「あはは、でしょ……」
ダイヤ「わかりました、とても参考になりましたわ。やはり、わたくしも千歌さんの行動を見張る必要があるようです」
果南「うん……私も協力するよ」
ダイヤ「ありがとうございます、何かが、起きてからでは遅いですからね」
果南「うん」
果南「今日はもう帰るの?」
ダイヤ「そうですわね、そろそろ遅いですし」
果南「泊まってく?」
ダイヤ「いえ、大丈夫ですわ。では、また明日……」
◇――――◇
曜「……っ」ポタポタ…
千歌「……曜ちゃん」
千歌「あのっ」
曜「――できるからっ!!」
曜「えっちくらい、出来る……別になんとも、ない、から」ブルブル…
曜「動かないで、お願いだからこのまま動かないで」グググッッ
千歌「いた……っ、よ、曜ちゃん離して……」
ビンビン
千歌「……ハッハッ///」
曜「私の裸で……こんなにシてるのに、離して? なんでそんなこと言うのっ」
曜「……」
曜(こわくない、こわくなんかない……梨子ちゃんにだって、できたんだわたしにも……っ)
モゾモゾ
千歌「んっ……♡」
ヌリュ…グクッ
曜「っっ……挿れる、よ……」
曜「千歌ちゃんの、私のに、当たってる……♡見える?」
千歌「よ、曜ちゃんだめ……こんなのだめだよっ!! そ、そんなことしたら――前戯とかぅ」
曜「!!!!」
ズンッッッ
曜「あ゛あ゛っっ!!」
千歌「ひ、ぅぁぁっ♡♡」
曜「……ぅっ」ブルブル…
曜「――い、たぃ……ぅ、う」ウル…
曜(痛い痛い、いたい、よっっ……)
千歌「よ、曜ちゃ……あ゛ひ、ぃ……♡」ガクガク
千歌(なにこれす、すっごい、締め付け……こ、こんなの……/////)
千歌(きもち、いい……♡♡♡♡)アヘ…
曜「ふっぅ、ふっぅ……ち、かちゃん……ほら、挿入った、よ……きもち、いい?」
千歌「あ……ち、血……」
曜「はじめて、だもん……私、千歌ちゃんで、よかった」
千歌「っ……んっぁ♡らめ、らめ♡」
曜「ごめ、んね、今、うごくから……」ギリリッッ…
曜「ぁっっ……いたっ」
千歌「曜ちゃんっ」
曜「動かないでっ!!!」
千歌「……」
曜「ご、ごめんウソ……痛くないし……きもちいい、よ……?」ニコ…
曜「ほ、ほんとに……こんなの、どうってこと、ないから……」フルフル…
千歌(曜ちゃんの、あんまり濡れてない……このまま続けちゃっ、たら……)
千歌「……やめよ」スッ
曜「え」
曜「な、なに、やめないよ!! もう挿れてるんだよ……千歌ちゃんが気持ちよくなるまで私はやめないからっ!」
千歌「……」
千歌「……」モゾ
曜「――あ゛あ゛っ!! ……く、ぅ……」
千歌「っ!? ほら、痛いんでしょ!! 無理だよ、続けられるわけないっ!!!」
曜「痛くなんかない、続ける、続けるの!!!」
曜「いまできなかったら、わたしは」
千歌「っ!!」ガバッ
曜「きゃ……」
曜「……千歌ちゃんが、動いてくれるの? やっと、してくれる気になった……?」
曜「えへへ……嬉しい」ギュッ
千歌「曜ちゃん……」
千歌(なんとか、体勢逆転でき、た……気持ちよすぎておかしく、なりそ)
千歌「……ごめん」
ヌプ……
曜「え」
千歌「――曜ちゃん、ごめん……続けるなんて、私、出来ないよ」
曜「……な、なんで」ワナワナ
曜「なんで、なんで!! それじゃ私……私は千歌ちゃんになんにもしてあげられないっ、それじゃあだめなの! 梨子ちゃんや、鞠莉さんが、あんなに千歌ちゃんの力になってるのに、私だけなんにも出来ないだなんて、嫌なんだよ!!」
千歌「……」
千歌「自分から傷つきに来ることが……私のため、なの」
曜「……そういうことじゃ。だってシたほうが、千歌ちゃんは気持ちよくなれる、と思う。シたいって、言ってたじゃん!」
千歌「あんなに痛そうにしてる曜ちゃん、みてられるわけないじゃん!!」ギュッ
曜「……千歌、ちゃん」
千歌「ばか……」
千歌「ばか、ばかぁ!!」
千歌「曜ちゃんだけなんにも出来てないだなんて、そんなこと考えないでよ。私のためって言ってくれるのはとっても嬉しいけど、自分を犠牲にするのは、やめて!!」
千歌「ごめんね曜ちゃん、私に付き合わせて、私の変なのに、付き合ってくれて。本当は、ずっと、申し訳なかった。絶対迷惑だってわかってたけど、曜ちゃんにされるのが好きで、気持ちよくって……やめられなかった」
千歌「曜ちゃんは最近すっごく大変そうだよね、眠る時間まで削って、私のに付き合わせたくなかったの……」
曜「……私のことなんて、いいって言ったのに」
千歌「いいわけない……私は曜ちゃんが、一番大切だもん」
曜「……本当?」
千歌「うん、梨子ちゃんと鞠莉さんのこと、一言も言わなくて、ごめんね……。私のことを考えてくれてて、ありがとう……本当に、ありがとう……」
曜「……ひっぐ、わたし……わたし……」
曜「千歌ちゃん……千歌ちゃん……っ」ギュウウウゥッッ
千歌「うん……」
◇――――◇
千歌「落ち着いた?」
曜「なんか、恥ずかしい……」
千歌「恥ずかしくなんかないよ、曜ちゃんも千歌と同じであんなふうに泣くこと、あるんだって思った」
曜「そりゃ、あるよ……」
千歌「うん、そうだね」
曜「ねえ、千歌ちゃん……」
千歌「?」
曜「さっきの続き、しよ……?」
千歌「……」
千歌「ううん、だめ」
曜「どう、して?」
千歌「あんな無理やり挿れたんだよ、中が傷ついちゃってるかもしれないよ」
曜「……」
千歌「だから、今日はだめだよ」
曜「……そう、だよね」
曜「じゃあ……」
千歌「?」
曜「大会終わったら……いい?」
千歌「あの、曜ちゃん、無理してるなら――」
曜「――無理なんかしてないよっ、わたし、千歌ちゃんと最後までちゃんとシたいの!」///
千歌「////」
千歌「わたしも……よ、曜ちゃんと、きちんと、シたい……」///
千歌(あの締め付け……うねうねしてて、すごかった……)
曜「
曜「一個……聞いていい?」
千歌「うん?」
曜「梨子ちゃん、痛そうにしてた?」
千歌「え、えっと……うん、多少は……」
千歌「でもちゃんと準備してたし、曜ちゃんの状況とは」
曜「そっか、そうだよね……」
千歌「曜ちゃんは明日からまた練習ばっかりなんだよね」
曜「そうだね……ごめん大会前日はAqoursの練習行けないかも」
千歌「うん、わかった」
千歌「水泳が3日後で、高飛びが6日後か……」
千歌「梨子ちゃん、応援来れないかもね……」
曜「仕方ないよ……」
曜「ね、千歌ちゃん。口でなら、いいでしょ?」
曜「千歌ちゃんが我慢できなくなったら困るから、ね?」
千歌「……頼んでも、いい?」
曜「うんっ」
曜「だって、全然収まってないもんね」サワワ…
千歌「ふ、ぅ……ぁ♡」
曜「すぐ楽にしてあげるから……。脱がせるね」
スルスフ……
曜「ん……おっきくなってるね」
千歌「ハッ……ハッ♡」
曜「久しぶり、だね……ちゅっ♡」
千歌「んっ……はぁ♡」
曜「んっ……れろ、ちゅぶ……ちゅる、んっ♡」
千歌「あっ♡あぁ♡」
曜「さきっぽとろとろ……気持ちいい?」
千歌「う、ん……♡」
曜「じゃあ親もいないし……前してたやつ、してあげる」
千歌「?」
曜「声抑えなくていいところでしか、できないやつ」
千歌「それ、って」
曜「千歌ちゃん、上も脱いで」
千歌「ごく……」
スルスル
千歌「……///」
曜「きれーだね……」
千歌「そ、そんなことないよ……」
曜「ううん、すっごく綺麗」
モニュッ…
千歌「ん……♡」
曜「しばらく……こうしてよっか」
モニュ…モニュ
◇――――◇
曜「ちゅっ……んっ♡」
千歌「んっっ、んっ♡」///
モニュッモニュッ
ツツツ…
千歌「んんんっ♡♡」
千歌「ぷは……はぁ、はぁ♡よ、ようちゃん……そろそろ、さきっぽ触ってよっ……ま、周りばっかり……///」
曜「千歌ちゃん、乳首とっても敏感でしょ? いきなり刺激したらびっくりしちゃうかなって」
千歌「いつもはシテくれてた……」
曜「ごめんごめん……我慢できないみたいだから……さわるね」ササヤキ…
千歌「///」
クリックリッ…
千歌「ああっぅぅっ♡♡」ビクビク
曜「気持ちいいね、千歌ちゃん」シコッシコッ…
千歌「ふっ、ぁっ、ようちゃ……ぴりぴり、する♡♡」
曜「ちゅっ、ん……あむ♡」
千歌「ひぁっ♡♡♡」///
曜「んっ、ちゅぶ、ちゅぷ」
千歌「ら、らめっらめぇっ♡さきっぽ、そ、そんなふうになめたら……わ、わたひっ……♡♡♡」
曜「んはぁ……千歌ちゃんは乳首が本当に敏感、だね」
千歌「はぁ……はぁ……♡♡」
曜「ねえ、下……すごいのことになっちゃってるね」
千歌「だ、だって……♡」
曜「これ、最後にシタの、いつだったっけ。梨子ちゃんが来るより前だったかな」
曜「ウチも親がいるし、千歌ちゃんちはお姉さんもいる……声出せる状況があんまりなかったもんね」
千歌「……」ドキドキッ
曜「じゃあ仰向けになって」
ゴロン…
千歌「……」ドキドキ…
曜「じゃあ、上から……れろ♡」
千歌「ひっ♡」
曜「れろ……ちゅぷ……♡」
曜(舐めながら……下も一緒に……)
シュコ…シュコッ
千歌「あっ、ああっっ♡」
千歌「よ、曜ちゃん♡曜ちゃんっ♡」ビクビク
曜(上と下両方してあげると、千歌ちゃん、声抑えられなくなっちゃうからね……)
曜「ぺろ……れろ、ちかひゃん……ぐちゅぐちゅ、だね」
シコシコッグチュッ…グチユ
千歌「あっ♡ああっ♡き、きもち、ぃ♡♡♡」
曜「ちゅぅぅ……れろ、んっ♡はっぁ♡」シコシコッ
千歌「よ、ようちゃ……イクっ、でる……でちゃうよ、ぉ……♡♡♡」
曜「いいよ? いっぱい、だして?」
千歌「っあっ♡あっ♡あああっっ♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルッッッッ
曜「んっ」
曜(あったかい……)
千歌「はっぁ、はっんっ」ビュクッビュクッッ
千歌「はーっ♡はーっっ♡♡♡」ガクガク…アヘ…
曜「……いっぱいでたね……気持ちよかった?」ニチャァ…
千歌「はぁはぁ♡♡う、ん……気持ちよかった」
曜「そっか、力になれて嬉しい」
フキフキ…
ゴロンッ
曜「……今日はちょっと早いけど……このまま、眠らない? 千歌ちゃん、明日は部活の準備のために早く帰らなきゃでしょ」
千歌「そう、だね……眠いし」ウトウト
曜「あんなにだしたんだもん、仕方ないよ」
千歌「曜ちゃん……ありがとう」
曜「うん……また、頼ってね」
千歌「大会終わるまでは、頼らない……1人で射出まで出来るように頑張ってみる……」
曜「え?」
千歌「ほんとに、曜ちゃんには頑張って欲しいの、だから……お願い」ギュッ
曜「……千歌ちゃん」
曜(私のこと、そんなに考えてくれてるなんて……)
曜「……大好き」
◇――――◇
曜「おはヨーソロー!! ほら千歌ちゃん、朝だよ!」
千歌「うぇ……んんんっ、もうちょっと……」
曜「だめだめっ、千歌ちゃんち戻ろっ」
千歌「んぅ……うん」ムニャムニャ
ピロン…
曜「?」
梨子『おはよう、朝早くごめんね。千歌ちゃん、調子は大丈夫……?』
曜「……」
曜(梨子ちゃん、やっぱり知ってたんだ)
千歌「ふぁ……よく寝た」
曜「ほーら千歌ちゃん起きて起きて」
千歌「起きてるよお」
曜「さ、今日も元気にいきましょー!」
◇――――◇
千歌『……私は曜ちゃんが、一番大切だもん』
曜(……一番、大切)エヘヘ…
果南「……曜、なんか、大丈夫?」
曜「え、う、うんなんにも問題はありません!!」ビシッ!!!
曜「千歌ちゃんストレッチしよー!!」
千歌「うんっ、しよしよーっっ」
果南「……相変わらず仲が良いねえ」
◇――――◇
千歌「明日は曜ちゃんの水泳大会!! ね、応援いこうよ果南ちゃん!!」
果南「午後だっけ?」
千歌「そう!」
千歌「他の人は、用があるって」
千歌「酷いよ、曜ちゃんより大切な用事ってなにさー!」
果南「あはは……仕方ないよ」
千歌「と、いうことで明日は行こうね」
◇――――◇
千歌「……ん、んん……」
千歌「我慢しなきゃ、我慢しなきゃ……っ」///
千歌「やばい、な、なんで私、こんなに……」
千歌「うぅ、おさまって、よぉ……」
千歌「曜ちゃん……は明日大会だし、やっぱり……高飛びの大会終わるまで待つしかない……」
千歌「……ハッ……ハッ♡♡」ムラムラ
プルルルルツ
千歌「梨子ちゃん……」
千歌「もしもし」
梨子『こんばんは、久しぶりね』
千歌「うんっ、そっちはどう? もう東京?」
梨子『ううん、まだ沖縄。明日東京に帰るの。こっちね、海がすごいの!!」
千歌「こっちよりもすごいの!?」
梨子『そっちも良いけど、こっちもすごいよ、やっぱり』
千歌「いいなぁぁ」
梨子『それより、さ』
千歌『調子は、どう?』
千歌「……」
千歌「なん、とか」
梨子『そっか……曜ちゃんは?』
千歌「だめっ、曜ちゃんは、明日大会だから……」
梨子『そうだね、それは……駄目だね……」
梨子『1人でシテも、だめなんだっけ』
千歌「うん……」
梨子『そっ、か……』
千歌「へ、へーきへーき! 全然大丈夫だから、心配しないでよっ!」
梨子『うん……」
千歌「ねね、それより沖縄のお話を聞かせてよっ!!」
◇――――◇
果南「ここが会場かあ」
千歌「屋内だから日焼けしなくてもいいね!」
果南「うん、ありがたいね」
千歌「人、たくさんいるねー」
果南「負けないように応援、がんばろうね」
千歌「うんっ!!!」
◇――――◇
千歌「は、はじまるね……ごく」
果南「……曜は、アンカー」
千歌「よしっ、浦の星の応援団長としてがんばります!!!」
果南「よしっ」
千歌「あ」
千歌(みんな、水着……)
千歌(あ、あれ……水着なんて、見慣れてるはず、なのに……わたし)ムラムラ
果南「……おーい」
千歌「な、なんでもないっ!!」
千歌「――はじまった!!」
果南「がんばれー!!」
千歌「いけー!!!!」
千歌「ああっ、ぅ、離されちゃってる……」
果南「浦女、強いわけじゃないからね……」
千歌「うぅぅ、まだ曜ちゃんがいるよ!! がんばれー!!!」
果南(正直、この差は……)
果南(三年生にとっては、最後の大会だし……頑張ってほしいけど)
千歌「曜ちゃん……曜ちゃんだ!」
タッタッタッ!!!
果南「ちょ、千歌!!!」
千歌「――曜ちゃん!!! いっけー!!!!!」
曜「!!!」
果南「もう、走って行ったらだめだって」
千歌「曜ちゃんのこと、応援したくて」
千歌「スタートした!!」
果南「……はや」
果南「あれなら、他の高校でもエースクラス、だね……」
千歌「曜ちゃん……曜ちゃんっ」
果南(でもこれだけの差で、ウチと同様にエースを投入するところもあるだろうし……)
千歌「抜いた! もうひとりも!」
果南「うそ……すごい!!」
千歌「また抜いた!! すごい、すごいよ!!!」
果南「会場も盛り上がってるね」
果南「あと1人抜けば、次に、いける……」
千歌「いけっ、いけっ!! 抜いた!!!」
果南「すごすぎ……漫画みたい……!!」
千歌「やったやった!!! そのままいけー!!!」ピョンピョンッッ
果南「……あれ?」
千歌「あ、あれなんか遅くなってない? 一瞬止まったような……」
果南「気のせいじゃない、みたい」
果南「――明らかに遅くなってる」
千歌「な、なんで、もうちょっとなのに!!!」
果南「疲れ……? それとも何かあったか」
千歌「あ、抜かれ……ちゃった。ま、また抜かれた……」
果南「……」
千歌「……」
千歌「――負け、ちゃったね」
果南「……うん」
曜「……!!!!」バシャ-ンッ!!!
千歌「曜ちゃん……腕を水に叩きつけた……」
果南「……悔しいんだよ」
千歌「そうだよね……」
千歌「っ!! 曜ちゃんお疲れさまー!!!!」
千歌「すごかったよー!!!!」
曜「……」
曜「千歌ちゃん……」
曜「……」ウル
曜「すみません……わたし」
曜「はいっ……っ」
千歌「……」
果南「曜が終わるまで、どこか行ってる?」
千歌「ううん……やめとく」
果南「?」
千歌「これ、最後の大会なんでしょ。部活の先輩とか、みんなと過ごさせてあげたい」
果南「……そうだね」
果南(真っ先に声かけてあげたいだろうに……)
果南「相変わらず、曜のことが好きなんだね」
◇――――◇
曜の家
千歌「我慢できませんでした」
果南「だから言ったんだよ」
曜「くす、ううん来てくれて嬉しい」
曜「はい、お茶」
果南「今日は、お疲れ様」
曜「うんっ、みっともないところ、見せちゃった」
果南(目が、腫れてる……)
千歌「そんなことないっ、ほんとに、ほんとにかっこよかった!!!!」
千歌「ほんとだよ!!!」
曜「あ、ありがと……」
曜「泳ぐ前、千歌ちゃんがいるのが見えて……頑張れた。千歌ちゃん達、来るなら言ってよ」
千歌「びっくりさせようと思って!」
千歌「ほんとにすごかったよ、あんなに抜いてさ!」
曜「……」
曜「――でも、抜かれた。負けた」
千歌「っ……」
曜「私のせいで、負けた」
果南「そんなこと、ない」
曜「果南ちゃん」
果南「曜だったからあそこまで健闘出来たんだよ、曜の番が来るまでにかなりの差がついてた」
曜「……」
千歌「そうだよ!」
果南「一瞬、遅くなったよねなにがあったの?」
曜「一瞬足が攣っちゃって、すぐ治ったからよかったけど……」
千歌「がんばりすぎたんだよ……曜ちゃん」
曜「……勝ちたかった」
曜「勝ちたかったよ!!」
千歌「うん……」
曜「……先輩のためにも、みんなの、ためにも」
千歌「うん……」
ギュッ
曜「うっ……うぅ」
曜「私、最近泣いてばっかり……」
千歌「いいんだよ、泣きたい時は、泣けばいいじゃん」
千歌「ね?」
曜「ううっ……千歌ちゃん……うあああああっっ!!」
◇――――◇
果南「曜の泣いてるとこなんて、久しぶりに見たかも」
千歌「……団体戦の終わりにはね、いつも、すっごく悔しそうな顔をしてるんだよ」
千歌「高飛びや、個人戦の時より、ずっと」
果南「……」
千歌「個人戦で負けても、いつも笑ってた。すぐに練習して、次に備えて勝とう勝とうってしてた」
千歌「でも、団体戦の時は次の日もその次の日も、引きずってた……」
千歌「他の人のことになると、曜ちゃんは抱え込みすぎるみたいなの」
果南「そうだったんだ……」
千歌「今日は、特別みたいだったけど」
果南「まあ一年生で部活に入って、一番長く付き合ってた先輩達だろうしね……」
千歌「仲間想いで……他の人のことになると、自分のことなんか、どうでもいいって」
千歌「曜ちゃんは、すごいよ。そんな曜ちゃんの周りには、いっぱい人が集まってくるの」
千歌「私も、そんな曜ちゃんのことが、大好き……」
果南「うん……」
千歌「あ、に、人気者だからとかじゃないよ!? その、なんていうか……」
果南「大丈夫、わかってるから」
果南「私たちも、曜に負けないように……明日からまた、頑張ろうね」
千歌「うんっ!!」
◇――――◇
高飛び込み前日
千歌の家
千歌「んっ……んんっ♡」
千歌「やばい、どうしよっ、う、っ」ビンビンッッッバキバキ…
千歌(ぱんぱんになりすぎて、いたい、いたいよぉ……ぅぅ。この状態でいると自然に射精が引き起こる射出現象が起こるかも、しれないって……はやく、はやくせーえき出てよぉ……)ギリリ…
美渡「もう、あさっぱらからなに呻いてんの、うるさい!」
千歌「みとねえ……んんっぅ」
美渡「……あんた、大丈夫?」
千歌「だ、大丈夫!!」
千歌「き、今日は早いけど学校いこうかな!!」
千歌(このままじゃ……)
千歌(そうだ、果南ちゃん! 果南ちゃんに助けてもらうしか、ない……)
◇――――◇
空き教室
千歌「ハッ……ハッ……////」
千歌「や、ばい……♡」
千歌「わたし、おかしくなっちゃった、のかな……」
千歌「なんだかずっとゾワゾワして、へ、変な気分……」
千歌「なんにもしてないし、なんにも見てないのに……興奮、しちゃってる……」
千歌「ぼっきおさまんないよぉ////」ウルウル…ビンビンッ…
千歌「うぇ!? パンツ、なんか、びしゃびしゃだし……おかしい、なにこれ、なんなのこれぇっっ!!」
千歌「ぅ、う……こんなのじゃ、練習、できないよ……っ」
鞠莉『いざとなったら果南に泣きつけばなんとかなるよ』
千歌「果南ちゃん……果南ちゃん」ハァハァ…
千歌「はやく、来て……」
果南「――千歌、どうしたの?」
千歌「!!!」
果南「え」
ギュッ
千歌「果南、ちゃん……」
千歌(いい匂い……果南、ちゃんの身体柔らかくって、でも引き締まってて……)ギュッゥ
千歌「ハァ……ハァ♡♡」
果南「千歌……一体」
千歌「……ん、果南、ちゃん……♡」トロ-ン…♡
果南「……」ドキッ
果南「千歌、ちゃんとこっち、向いて?」
千歌「かなん、ちゃん……」
果南「……」
果南(これは……)
千歌「――むり、ちか……もう、我慢できない……おねがい、おねがい果南、ちゃん……ちかのコレ、いたい、いたいのぉ……」グズグズ
千歌「いっかい、いっかいだけでいいからぁっ!!!」
ビンビンッ
果南(っ、か、かたくなってる///)
果南「明日の夜になれば、梨子が帰ってくる……それまで、無理……?」
千歌「……ひっぐ、む、り」
果南(……)
果南(こうなるから、わたしは……でも)
果南「千歌」
果南「――我慢しなさい」
千歌「え……」
千歌「な、なんで……お願いっ、わたひ、おかしくなっちゃう、も、もうだめなのっ!!!」
果南「千歌を思ってのことなの、わかって」
千歌「……ぁ、ぅ」
果南「それじゃあ練習出来ないね……ここで、1人でシたら? そうしたら射出するかも」
千歌「こ、ここで!?」
果南「入り口閉めてさ、私が見張ってるから……」
千歌「……」
果南「ティッシュも、はいこれ」
千歌「……1人で、しなきゃ?」
果南「そう、迷惑、かけたくないんでしょ?」
千歌「うん……でも、でない、よ」
果南「じゃあ、がんばろ。私も手伝うから」
千歌「……」
果南「えと」
果南(な、なんかこんなにテンション下げられると、かわいそうになってくるって、いうか)
果南「前我慢できなくなったとき、さ……梨子の練習着を使おうとしたんでしょ?」
千歌「え!?」
果南「鞠莉から、聞いた」
千歌「う、うそ」
果南「……一年生には言ってないはず」
千歌「…………」
果南「もうしちゃだめ、だけど……」
千歌「?」
果南「そういうの使えば、ひとりでできそうなの?」
千歌「できる、かもしれない……」
果南「……」
果南「――よかったら……わたしの、つかう……?」///
千歌「いいの!」
果南「ぎゃ、逆にほんとにいいの?」
千歌「う、うんっ」
果南「梨子のときは練習着だっけ……それは今着てるし……なにが、いいのかな……制服?」
千歌「えっと……」
千歌「じゃあ……キャミソール」
果南「う、うそ///」
千歌「……だめなら、いいけど//」
果南「……わかった、持ってくるからちょっと待ってて」
◇――――◇
果南「……はい、これ」
千歌「……ごく」
果南「なんか変な気分」
果南「小さい頃から一緒にいた友達に、キャミソール渡すことになるなんて」
千歌「……ごめん」
果南「登校してきた時汗掻いたから……その」
千歌「///」
果南「……き、今日だけだからね」
千歌「うん」
果南「じゃあ、見張ってるから」
スタスタ
千歌「……」
バタンッ
果南「はぁ……」
果南「よかったのかな、これで」
千歌『ぁ……あっ////』
果南「……わたしの、せいだあんなに依存しちゃってるの、わたしのせいだ……っ」
果南「このまま、千歌にそういうことをさせないように、みんなに……」
◇――――◇
果南「お疲れさま」
千歌「う、うん」
千歌(せーえきでないどころか、痛すぎて一瞬気を失って……そしたら収まってて……わたし、どうなるんだろう)
果南「ちょっとは声、抑えないと」
千歌「……ごめん」
果南「……ちょっとは楽になった?」
千歌「……」
果南「……」
果南「もう少し落ち着いたら部室に来なよ」
千歌「うん」
スタスタ
バタン
千歌「……」
千歌「ハッ……♡」
千歌「だめ、だ……とりあえず下は収まったけど、なんか、なんか……胸が、なんか、ゾワゾワする」
千歌「わたし、変だよ……おかしいよ」
千歌「……助けて……助けて……」
果南「……」
果南「わたしは……間違って、ない」
◇――――◇
ダイヤ「千歌さん、目に見えて様子がおかしいですわ」
果南「うん」
ダイヤ「……我慢しているということですの?」
果南「そうだよ……」
果南「辛そうだけど……きっとここを乗り越えれば、千歌も段々慣れてくるはずだよ。ひとりですることだって、できるようになるかもしれない」
果南「……梨子と鞠莉と曜と、また話し合いをするつもり」
果南「その時は、ダイヤも加わってくれると嬉しい」
ダイヤ「……」
果南「ダイヤはどう思ってる?」
ダイヤ「わたくしは、果南さんの意見に賛成ですわ」
ダイヤ「鞠莉さんや他の方のように、我慢できないからといって、与えていたのでは甘やかされる一方。厳しくすることも大切ですわ」
ダイヤ「そういえば千歌さんは?」
果南「空き教室でちょっと休んでるよ。校舎に人はいないし、まあ大丈夫でしょ」
ダイヤ「夏休みで助かりましたわね……」
果南「あれ、そいえば一年生は?」
ダイヤ「さきほど下におりていきましたが」
果南「なにしに行ったんだろ」
果南「って、戻ってきた」
花丸「あっついずらぁぁ……」
ルビィ「ぅゆゅ……」
果南「2人とも大丈夫?」
ルビィ「な、なんとか」
ダイヤ「体調が悪くなったらすぐに言うんですわよ」
ルビィ「はい」
果南「……善子ちゃんは?」
ルビィ「トイレに行ってくるって」
果南「ふぅん、そっか……」
ダイヤ「ひょっとすると、千歌さんは今"精排期間"に入っているのかもしれませんわね……」
果南「なんだっけそれ」
ダイヤ「勃起状態が収まらずカウパー液が溢れ出てくる現象です。精神的にも肉体的にも酷く消耗するらしいので……練習どころではありません」
果南「たしかに、そんな感じだったかもしれない……」
ダイヤ「千歌さんに話を聞いてみて、ダメそうなら病院に連れていくか、果南、あなたが処理してあげてください。わたくしからもお願いいたします。病院で抑え込むホルモン治療を受けるのも方法の一つですが……副作用も大きいとききます。最後の手段にしてあげたいの」
果南「……そう、だね。病院に連れてくくらいなら、わたしがするよ」
ダイヤ「……ありがとうございます」
◇――――◇
千歌「はっっぁ♡はっぁ♡♡」
千歌「うぅっ、ぅっ♡」
千歌「……っっ!!」ガンッガンッ!!!!
千歌「いっ、た……ふぅ、ふぅ……どんどん、変になってる。また、また……おっきくなっちゃう、また痛いのくる、ぼーっとするおかしくなる」
千歌(ぁ、どうしよ……これ精排ってやつかな? アレからどくどく液体溢れて、床が……千歌のコレ、おっきくなるのおさまんなくて、ずっとばきばきになってていたぃ……)
千歌(ぅ、やばい、ナプキンみたいな、コレ専用のこんどーむ、買わなきゃ……でも、動けないよぉ////)
千歌(出したい出したい出したい出したい……こんなのやだ、こんなのやだぁぁ……)
千歌「ぅ、っ……」
善子「ち、千歌さん――ど、どうしたの?」
千歌「よ、善子ちゃん……?」
善子「窓に頭なんて叩きつけて……あの、何か、悩み?」
善子(なんか、雰囲気が尋常じゃないってあうか、堕天使とか言ってる場合じゃないっていうか!!)
善子(それに、なに? なんか足元に液体がぽたぽたして……足から伝ってる?)
善子(おもらし、じゃなさそうだし……なんなの?)
千歌「……ハッ……ハッ♡善子ちゃん♡」
千歌(善子ちゃん、練習したばっかりなんだよね、だから汗掻いて……)
千歌 (真っ白な肌が赤くなって……♡)
善子「え、えっと……」アトズサリ…
善子「そ、そうだ占いでもするわよ! 前やった占い! 堕天使占いよ!」
千歌「……」
千歌(善子ちゃん手足細くって、顔もちっちゃくって、なんか、折れちゃいそう)
千歌(――めちゃくちゃにしたら、どうなるかな……)
千歌(だめ、わたし……っ)
善子「?」
千歌「する……また、占い、してよ……」
善子「ふふん、お安い御用よ♡」
◇――――◇
空き教室
千歌「その道具携帯してるんだ……」
善子「当たり前でしょ、じゃなくって、魔界から召喚するのよ」
千歌「へ、へえ」
善子「それにしてもあっついわねえ」パタパタ
千歌(お、お腹みえ……///)
千歌「ハァ……ハッ♡善子ちゃんて、ほんと、細い……ね♡」
善子「美しさに嫉妬してくれてもいいのよ?」
善子「なんたって、天界からも嫉妬されてるんだから♡」
千歌(お腹も真っ白……きっとすべすべで……♡)
善子「じゃあ始めるわね」
千歌(シたい……シたいっ、シたいシたいシたいシたいシたいシっ!!!)
千歌(女の子のなかの、うねうねしてるのに……いれたい)
千歌(善子ちゃんとっても、可愛い……)
千歌(善子ちゃんて、どんな喘ぎ声なのかな)
千歌(梨子ちゃんみたいに控えめな感じかな、鞠莉ちゃんみたいにちょっと大胆な感じかな……♡)
千歌(気になる……♡)
善子「おーいっ、聞いてるの?」
千歌(あぁ……♡)
千歌(鼻高くって、まつげも長くって……♡)
善子「あなた顔が赤いわよ、体調悪いの?」
善子「あ、それともヨハネの地獄の炎に触れちゃったのかしら」
千歌「ハッ……ハッ」////
千歌(我慢できないよ)
千歌(我慢なんて、できない)
善子「あの、さっきから思ってるんだけど……なんかあなたのスカートのシミのとことか、足元とか、その液体って――」
千歌(もう、知らない……どうなっても、いいや……♡♡)
千歌「――善子ちゃんっ!!」ギュッ
善子「!?」
善子(な、なんで私抱きつかれてるのお!?!?)
千歌「……♡♡」
千歌(汗と制汗剤の匂いが混じって、あぁ♡♡でも善子ちゃん、全然汗の匂いしない……なんか甘い匂い♡♡)
善子(なにこれなにこれ……夏休み、人気のない空き教室で、な、なんか部活の先輩に抱きつかれてる……あと、ふたりきり)
善子(なんかこういうの漫画で見たような……せ、青春……)
善子(――リア充!?)
善子(そ、そっか、これがリア充的行為なのね……こういうのを世間の人たちは普通にしてるのね……む、難しいわ)
善子(私はどうすれば)
善子「えと……」
ガバッッ!!!!
善子「きゃっっ」
善子「いっ、た……なにすんのよっ」
千歌「ハァハァ……善子ちゃん、かわいぃ♡」
善子「え、な、なに?」カチコチッ
善子(のしかかられて……こ、これもそうなの?)
千歌「――ちゅっ♡」
善子「んんん!?!?」
千歌「んっ、ちゅっ♡はぁっ♡♡♡♡」
善子「んっ、ん゛ん゛ん゛!!!!」
千歌「ぷは……ぁぁ、キス……きもち……♡」ピリピリ…
善子「な、なにすんのよぉ!!! わたし、キス、初めてだったのにっ!!」
善子「あ、あなた、なに考えてるのっ!!」
千歌(キス、きもちいい……♡)
千歌「ハァハァ♡♡」ニタッ…
善子「ひ……な、なによ……なにする気なの……」
モニュッモニュッ
善子「んっっっ!!!?」
善子「ちょ、や、やめてぇっ!」
千歌(ブラ、邪魔……服の下からじゃないと♡♡)スルスルッ
善子「ん、んぅ……、やめ、て」
善子(なにこれ、わたし、なにされてるの……?)
善子(て、抵抗しないとっ――)
善子「ひ、んっ♡♡」
千歌「あは……さきっぽ、敏感なんだ……うわ、ピンク色で、きれー……」♡♡♡////
クリックリッ
善子「んぁっ……♡♡」
善子(ち、ちからがぬけて……なによ、これ、人に触られるのって、こんなに……)
千歌「ハァハァ♡善子ちゃん硬くなると、結構おっきく、なるんだね♡♡」
千歌「かわいい……♡」ペロ…
善子「ぁ……♡」ビクンッ
善子「や、やめて……やめ、なさいっ」
スルスル
善子(し、したも!?!?)
善子「い、いやっ!!」
千歌「うるさい!!!」
善子「……」ビク
千歌「……じっとしてて」
善子(なにこれ、怖い……何が、起きてるの?)カチコチッ
千歌「上と下どっちも黒の下着なんて、ふふ……大人みたい♡」
千歌「脱がせるよ♡」
スルッ
善子「……い、いや……////」ポロポロ…
千歌「……ハッ///」
千歌(善子ちゃんの、薄くて、ピンク色で――きもちよさそお……♡うねうねしてる、ここに、ここに、いれるんだ、そうすれば、また、アレが……)///
千歌「……もう、いれるね」
善子「な、なに?」
スルスル
善子「!?」
善子「ぁ……ああ……」
千歌「ハッ……ハッ♡♡」ビンビンビンッッッ
千歌(いたいたいたいたいたいっっ、気持ちよくなりたい、善子ちゃんの膣内いれたい)
善子「なによ、それ……なんなのよっ!!!」
善子「わけわかんない……ど、どういう」
善子(夢……? なんで、男の人のが……あんなさきっぽぱんぱんになって!!!)
ガバッッ
善子「やだっ、やだっ!!!」
善子(あ、あれがいれられるってこと!?)
善子「――いやっ、いやぁぁっ!!!」バタバタッッ
千歌「っぅぅ」ググッ
ヌリュッ
善子「ふぁ……♡♡」
善子(あつくて、硬いのが……あたって……)
千歌「きも、ち……はいるよ、いれる、からね♡♡」
ヌリュッグッグッグググッ!!!
善子「あ――あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!」
千歌「あ……ぁぁあ♡♡」ガクガクッッッアヘェ…
千歌「き、きも、ち……ぁ、ぁぁ♡♡」
千歌(いれてるだけなのに、クラクラする、きもちいいきもちいい、あたま、おかしくなる……♡♡♡♡)
善子「ひっぐ……ぅぅっ、いたい……あ゛っっ、いだいいだいだいっっっ!!!!」
千歌「……善子ちゃん♡きもちいいよ、ぉ♡もっと、もっとぉっ♡♡♡」ヌプッヌプッ‼︎‼︎
善子「あ゛あ゛あ゛ぁ゛っっっ!!」
千歌「とけりゅ……♡とけひゃぅ♡」パンパンッパンッ!!!
善子(なにこれ、もう、わけわかんない……いたいし、いみわかんない……も、いいや……)
善子「……っ、ぅ、ぅ」
千歌「あ♡でるっでるっ♡でるでる♡♡♡」ガクガク///
千歌「イクッっ♡あっ♡あっ……ふっぁ♡ぎもちぃ♡あっ゛ぁぁっ♡♡♡♡お゛おっ゛ぉぉ゛゛」ズッチュッズチュュゥッ
千歌「――っあっ……っぁっ♡ひっっ……くっぁ……♡♡♡♡」///ビュッビュルルルルルルルルルッ!!!!!!
千歌(あ、あぁ……♡きもちぃ……♡)アヘ…
千歌「ふっ……ぁ……」ビュッビュッガグガク…♡
千歌「ハッーハッ……♡♡」ビクビク……
善子「……」ポロ……
千歌「……」ピク…
千歌「――ぁ……ああ……」
千歌「ああっ、わたし、わたし……違うの、違うの!!」
千歌「違う、違う違う違う!!!!!」
千歌「はは……ぁぁ――ああああああああっ!!!!!!」
ガララッ!!!
果南「千歌!!」
ダイヤ「千歌さん!!」
果南「――!?!?」
ダイヤ「っ……」
千歌「……ぁ、わ、わたし……」
善子「ひっぐ……ひっぐ……ぐすっ」
千歌「果南ちゃん、わたし……わたし……」ガタガタ…
果南「っっ!!!」
ダイヤ「っ!!!」パシ-ンッ!!!!!!!!
千歌「いっ……っ」
ダイヤ「あなた、なにをしたか……わかっていますの……」
ダイヤ(これは……酷いですわレイプ……)
ダイヤ(千歌さんの股にあるもの、アレが……)
ダイヤ(精排期間のあまりの苦痛からの行動と見ていいようですわね……)
花丸「――そんな走ってどうしたずらー」
ルビィ「お姉ちゃんまって――よ……?」
花丸「な、なにずら……?
千歌「ちがう、ちがうの……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「違うとはなんですの!!! あなた、これがどういうことか!!」スッ…
パシッ
果南「……やめてダイヤ、それで十分」
ダイヤ「っ」
千歌「……ぅ」
ダイヤ「千歌さん泣けばすむと思っているんですの!?」
ダイヤ「あなたがしたことは許されないこういです! それを自覚しているんですの!?」
千歌「……」
ダイヤ「――黙ってないで、答えなさい!!!!!」
千歌「っ……」ビクッ…
果南「……ダイヤ、怒鳴ってもきっと話してくれない」
果南「ダイヤは善子ちゃんのこと保健室に連れていってあげて」
果南「私が話すから」
果南「ルビィちゃんも、花丸ちゃんもダイヤと一緒に行ってあげて。ダイヤ、説明もしてあげて」
ダイヤ「……」コクッ
千歌「……」
果南「……」
果南「千歌……自分が、なにをしちゃったか、わかってる?」
千歌「……」
果南「私は怒らないから、話して欲しい」
千歌「……」
千歌「わかって、る……」
千歌「終わった瞬間、善子ちゃんのぐったりした顔を見た瞬間……わたし」
果南「千歌のしたことは、強姦、レイプ、わかる?」
千歌「……」コクッ…
果南「もう、謝るだけで済むような問題じゃないかもしれない」
千歌「……ぅ」
果南「でも……」
果南「私は、千歌と一緒に、謝りたい」
果南「千歌のしたことは許されることじゃないけれど、私がその一端を担ったのも、事実だと思ってる」
果南「そもそも私が軽い気持ちで千歌を目覚めさせなければ、こうはならなかった。我慢我慢ていって、千歌がそこまで、追い詰められていることにも、気がついてあげられなかった」
千歌「……」
果南「今日は、もう帰りなよ。今日謝るのは、お互い、無理だと思うから」
千歌「……」
果南「千歌」
果南(抜け殻、みたい……)
千歌「う、ん……」
果南「明日の……曜の応援、がんばって」
◇――――◇
善子「っ……」
ダイヤ「これが全てですわ」
花丸「ま、マル達の知らないところで、そんなことが……」
ルビィ「……」
ルビィ「酷いよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「え」
ルビィ「どうしてルビィ達に教えてくれなかったの! 然るべき時って、こんな、事態になってからって、意味だったの!?」
ダイヤ「っ」
ダイヤ「そ、それは……」
ルビィ「善子ちゃん……」
善子「……私は」
善子「べ、別に気にしてないんだから!!」
花丸「え?」
善子「ほ、ほら……なんていうか、流れっていうのもあったんだろうし、ていうか、私もう処女じゃなくなったってことでしょ。第一――高校生にもなって処女なんて恥ずかしいっていうかぁ」
善子「そ、そうよ別になんの問題もないわ! あなた達も早く卒業しちゃったらどう?」
ダイヤ「……善子さん」スッ
善子「――ひっ」
ダイヤ「……」ビク
善子「……」ブルブル
ダイヤ(やはり、相応の傷が、残ったようですわね)
善子「と、とにかく……ちょっと今日は練習できないから……帰っても、いい?」
ダイヤ「……ええ」
ダイヤ「ルビィ、善子さんを送って差し上げて」
ルビィ「わかった」
花丸「マルもいくっ!」
ダイヤ「……わたくしは果南さんのところへ行ってきますわ」
ダイヤ「善子さん」
善子「……」
ダイヤ「私たちがそばにいること、忘れないでください」
善子「……ええ」
◇――――◇
ダイヤ「警察、ですか?」
果南「そ、そんなことしなくていいよ!!」
ダイヤ「しかし……」
果南「善子ちゃんはなんて言ってたの?」
ダイヤ「気にしてない、と」
果南「嘘でしょ……」
ダイヤ「ええ」
ダイヤ「ただ、Aqoursのみんなには今日起きたことを話さねばなりませんわ」
果南「私も、そう思う」
ダイヤ「みんなで、話し合う必要が、あります」
果南「……うん」
ダイヤ「一体、どうするのが一番良いのでしょうか……」
ダイヤ「まさか、こんなことになるだなんて……」
果南「鞠莉ももう少しで帰ってくるし、そうしたら全体会議だね」
果南「それまで千歌と善子ちゃんには練習に来ないで、安静にしててもらおう」
ダイヤ「ええ、ルビィと花丸さんには会議のための考えを、自分の中で纏めてもらいましょう……」
ダイヤ「急に知らされていきなりこんなことは、不憫だとは思いますが……」
果南「仕方ないよ……」
果南「とりあえず、千歌も結構危ないと思うんだ……だから、千歌と善子ちゃんのこと、気にかけておくよ」
果南「ごめん、私のせいだ」
ダイヤ「そんなこと」
果南「いいよ、正直にいいなよ!!! 私が悪いんだ……」
果南「最初に千歌にシたのも私だし、止める止めるって言って結局なにもしなかったのも私!! 我慢させるって言って……中途半端にしてたのも、私……」
ダイヤ「でも果南さんは色々気にかけていましたわ」
果南「――でも、こうなった」
ダイヤ「……」
果南「……ごめんダイヤに当たっちゃって……なんか、気分悪いや……。今日はもう帰る」
ダイヤ「……わかりました。あの果南さん、どうか気に病まずに……」
果南「……」
ダイヤ「っ」
ダイヤ(……わたくしが、なんとか、しなければ……)
◇――――◇
千歌「……」ユラユラ…
志満「おかえり千歌」
志満「早かったわね」
千歌「……うん」
志満「……?」
千歌「ご飯、いらない……」ユラユラ
◇――――◇
千歌「……」
千歌「わたし……」
千歌「どう、しよう……もう、あんなこと、して……」
千歌「だめだ、みんなと一緒になんて……いられるわけ、ない……」
千歌「……」
プルルルルルルルッ
千歌「曜ちゃん……」
千歌「もしもし」
曜「こんちはー、練習の調子はどう?」
千歌「あー……ぼちぼち」
曜「どうしたの? なにかあったの」
千歌「……そんなこと、ないよ」
千歌(曜ちゃんに知られたら、梨子ちゃんに、知られたら……わたしは)
千歌(わたしはみんなと一緒にいられなくなって、もう……なにも、なくなっちゃう……)
曜「明日さ、応援来てくれる、んだよね?」
千歌「うん」
曜「がんばるから!! 絶対優勝するからね!」
千歌「……曜ちゃんのかっこいいところ、みたい」
曜「まっかせてー!! ああごめん、コーチが呼んでる……じゃ、また明日ね!」
千歌「……」
千歌「曜ちゃんはがんばってるのに……わたしは……っっ」
◇――――◇
高飛び込み当日
果南「……私もやっぱり我慢できなくってさ」
果南「応援、したいじゃん」
千歌「……」
果南「ほら、千歌がそんな顔してると曜にもうつっちゃうよ」
千歌「うん……」
果南「……」
果南「――梨子ちゃん達が帰ってきてみんな揃ったら、千歌のソレのことで、善子ちゃんのことでみんなで話し合いをしようと、思う」
千歌「!?」
果南「……そこでどうするか、決めようと思ってる」
果南「千歌には、辛いかもしれない……でも」
果南「私は千歌の味方で、いたいから……」
千歌「うん……」
果南「大丈夫、なんとか……しよう」ポンポン
千歌「……」
果南「ほら、そろそろ曜の番だ」
◇――――◇
彼女はいつもと変わらず、私たちの目の前で、みんなの目の前で、表彰台の真ん中に立ってみせた。彼女は輝いていて、私は、その輝きを、邪魔しているようにしか思えなかった。
自分の欲望に負けて、あんなことをしたと知られれば、彼女は、一体どんな顔をするのだろう。どんな風に思うのだろう。
高飛び込みの演技中にも、そんなことを考えている自分に腹が立った。自分の保身のことしか考えられない、自分が嫌だった。そしてこんな自分が……曜ちゃんの足を引っ張ってしまうのかと思うと、とてつもなく、情けない気持ちになる。
いつものように、応援しなきゃ、彼女の演技を目に焼き付けて、いつもと同じように感動して元気を貰って、明日からがんばろうって……。
結局できなかった。曜ちゃんがとんでいら姿すら、満足に思い出すことができない。傍にいる果南ちゃんが歓声をあげたのだけが、鮮明に覚えている。
果南「……いやー、流石だね。曜様々だね」
千歌「うん……」
眩しかった。彼女が表彰台で振りまく笑顔も、身体に吸い付く水滴も……。表彰台から私に向けてくれる笑顔が、とてつもなく眩しくて、辛かった。
ごめんね、曜ちゃん……わたし。
果南「……」
果南「曜が来るまで待ってよ」
千歌「……うん」
千歌「あ、あの……」
果南「ん?」
千歌「……曜ちゃんには、言わないで……」
果南「……」
私の消え入るような声を受け止めた果南ちゃんは、最後まで何も言わなかった。そんなの当たり前だ、言わないでなんて、馬鹿みたいなことだっていうのもわかってる。わかっているはずなのに……曜ちゃんに嫌われたくなくって、梨子ちゃんに嫌われたくなくって――みんなとまだ、一緒に、いたくて……。
自分のしたことを隠そうとした発言を、またしてしまった時点で、果南ちゃんの信用は、ゼロに近いだろう。きっと、わたしのことなんて……なんとも思っていないんだろう。わけのわからないモノに支配されて、自分を律せなかった、弱い人だなんて、考えているのかもしれない。
そして、そう思われていても仕方なくって……否定できなくて、今まで仲良くしていたことが、頭に浮かんだ。
果南ちゃんは優しくて、今でも味方でいたいとか、そう言ってくれる。でも、そんなのあるわけないじゃん。仲間にひどいことして、保身に走ってしまう、私なんて……。
結局、曜ちゃんが終わるまで、私と果南ちゃんの間に新しい会話が生まれることは、無かった。
◇――――◇
ルビィ「善子ちゃん大丈夫かな……」
ダイヤ「そうですわね……」
ダイヤ「立ち直ってもらうしかありませんが……時間はかかるかもしれません」
ダイヤ「あなたはどう思いますの、ルビィ」
ルビィ「わ、私は……」
ルビィ「……千歌ちゃんが、ちょっと恐い」
ダイヤ「……」
ダイヤ(強姦の相手がルビィじゃなくって、良かっただなんて考えるのは……いけないのとなのでしょうか……)
ルビィ「でも……でも、やっぱり……いなくなるとか、そういうのは、嫌……前みたいに、みんなで、仲良くしたい」
ダイヤ「ルビィ……」
ダイヤ「ルビィは、優しいわね」
ルビィ「おねえちゃん、は?」
ダイヤ「私は……」
ダイヤ「明日、話しますわ」
ダイヤ「今日はもう眠りなさい」
ルビィ「はい……」
◇――――◇
曜「いやー久しぶりに嬉しいなぁ!」
果南「流石だよ」
果南「相変わらず綺麗だねえ」
曜「今日はなんかね、出来そうな気がしたんだ!!」
曜「千歌ちゃん達も見に来てくれてたしね!」
千歌「あはは……」
曜「……どうしたの?」
千歌「……い、いや別に」
果南「……」
果南「あ……鞠莉、明日から練習来れるって」
曜「ほんと?」
曜「梨子ちゃんも今日の夜には帰ってくるんじゃなかったっけ」
千歌「うん、確か……」
果南「みんなに曜が優勝したこと教えてあげなきゃね」
曜「えへへ、照れますねー」
果南「ほら、写真も撮ったよ」
曜「いい感じに撮ってくれた?」
曜「お、流石果南ちゃん」
果南「ふふ、でしょ」
果南「……ねえ、曜」
果南「明日の練習絶対来てね」
曜「なにかあったの?」
千歌「……っ」ビクッッ
果南「その時話すよ……」
曜「そっか」
曜「じゃあ私はここで、ばいばい」
果南「うん、また明日」
千歌「……」
曜「?」
千歌「ばいばい……」
曜「うん」
果南「……」
果南「千歌、明日……ちゃんと来てね」
千歌「……」コクリ…
◇――――◇
夜8時頃、梨子ちゃんからもうすぐで内浦につくよと、連絡があった。やっと、梨子ちゃんが帰ってきてくれる――えっちできる。
千歌「!!!」
真っ先に浮かんだ汚れた感情を打ち消そうと、ベッドに頭を叩きつける。学校の廊下の窓の方が随分と硬く、それでも消えなかった煩悩が、こんなので消えるはずがない。
梨子ちゃんが帰ってくると聞いて、真っ先に浮かんだことが、ソレだなんて……私はもう、ダメなのかもしれない。いや……もう、ダメなんだ。
善子ちゃん、怖かっただろうな、痛かっただろうな……殺したいくらい、憎まれてるん、だろうな……。みんなも、みんなだって、そうに決まってる……。恐い、こわいよ……。
梨子ちゃんの優しい目が、侮蔑の目に変わる瞬間を想像して、声にならない声を、布団に吐きつける。
――もういっそ……梨子ちゃんに何も言わないでえっちだけ……してもらうっていうのも……。
千歌「だめだ……わた、し……」
自分のことが、ここまで嫌いになることがあるんだと……涙が溢れそうになった時だった。
志満「千歌ー、曜ちゃんが来てくれたわよー」
千歌「え」
ガラッと部屋の入り口があけられて、相も変わらず敬礼ポーズで微笑む曜ちゃんが、立っていた。
曜「こんばんわ!」
千歌「ど、どうしたの急に」
曜「……こっちこそ、聞くよ。どうしたの?」
ベッドに座っていた私の隣に座り込み、いきなり、核心をついてくる。曜ちゃんは、わかっているんだ、私が何か隠していて、それが、とても大きなことだということを。
曜「千歌ちゃん、バスの中も全然しゃべらないし、なんか果南ちゃんと険悪だし……応援席にいた時もずっと下向いてた」
曜「突然押しかけてごめんね、でも……気になっちゃって」
千歌「……」
曜「話したくない、か……」
千歌「話したら、嫌われる……ううん、もう友達じゃ、いられなく、なる」
曜「……どういうこと?」
千歌「……ぐす」
曜「……ね、ちょっと外に行こうよ」
◇――――◇
善子『だーかーらー、大丈夫だって』
果南「……」
果南「ごめん、私が悪い……」
果南「私がしっかりしてれば……」
善子『もううるさいわねー大丈夫だから、切るわよ』
果南「……うん」
果南「ごめん……みんな、ごめんなさい……」
果南「私がもっと、しっかりしてれば……っ」
果南「私、間違ってたんだ……鞠莉の時も、いつもいつも……終わってから、気づいてる……」
果南「最悪、だ…………っっ」
◇――――◇
曜「千歌ちゃんさ、私がこの前みたいなことで悩んでるとき、私のこと慰めてくれたね」
曜「それが嬉しくてさ……やっぱり、もっと力になりたいって、そう思ったんだ」
曜「ほんとに私に言いたくないなら、言わなくても、いい……」
曜「だったら、私はいつでも側にいるから」
夜の浜辺で、月明かりの下、そんな風に微笑む彼女は……とても、暖かかった。
だからこそだよ、なんて言えなくて、私はその暖かさに応えることもできなくて……。
曜ちゃんの身体にくっついて、ただ、泣くことしかできなかった。それでも彼女は、私の背中をぽんぽんと叩くだけで、何も、言うことはない。
いつもより、ううん、今までで一番、泣いた気がする。嗚咽が激しくなって、曜ちゃんの服を汚して、私は、それでも叫び続けた。浜に打ち付ける波の音が、私の泣き叫ぶ声を少しだけ小さくしてくれているような気さえした。2人の世界に閉じ込められて、一生を過ごせと言われても、今の私なら喜んで頷くかもしれない。
怖かった、とにかく、怖かった。善子ちゃんがこれより恐い想いをしたかと思うと、その心中を察しようと思うと……恐怖でそれより先へは、思考が進まない。
千歌「ごめんなさい……ごめんなざい……」
曜「……」ギュッ
しばらくのあいだ、私は曜ちゃんの腕の中で、叫んでいた。それも少しだけ落ち着くと……曜ちゃんになら、話せるかもしれない、だなんて思い始める。
ううん、曜ちゃんに話せないのなら、世界中の誰にだって話せない。ここで話さないと、私は……きっと、どこまでもダメになってしまう。曜ちゃんの海のような広い心にいつも私は飛び込んでは、受け止められてきた。そう、昔から何も変わっていないはずなんだ。きっと、きっと曜ちゃんなら、希望的観測の連続の末に、私は泣き腫らした目を、曜ちゃんの青い瞳に向ける。
そして――。
◇――――◇
梨子「外へ出ていったって……どこかなあ」
梨子「せっかくサーターアンダギー、持ってきたのに」
梨子「ん……、あれは」
梨子「千歌ちゃんと、曜ちゃん……」
梨子「泣き声……? 千歌ちゃんの、これは、一体……?」
◇――――◇
曜「……そっか」
私は、また曜ちゃんの腕の中で、泣いていた。安心と恐怖と、ぐちゃぐちゃになった心を曜ちゃんが包み込んで、くれる。
全部、話した。善子ちゃんのこと、自分が嫌になっていること、明日の話し合いのこと……。
曜「――私は千歌ちゃんの側にいるって、言った」
曜「善子ちゃんに、みんなに、謝った方がいいと思う。当然だけど」
千歌「う、ん……」
曜「私も、千歌ちゃんの近くにいるから。辛くなったら、大丈夫、絶対に、守るから」
千歌「曜ちゃん……っ」
曜「話してくれて、ありがとう。怖かったよね、でも、千歌ちゃんは話してくれた……本当に、嬉しい」
曜「大丈夫、千歌ちゃんは弱くなんかないし、おかしくなんてなってないよ」
曜「残念ながら、私は殺されでもしない限り、千歌ちゃんのこと嫌いになんてなってあげないんだから」
曜「ね」
千歌「うぅっ、うううっっ……」
曜「……」
曜「どうなるかな……やっぱり、恐いよね……」
千歌「……ひっぐ」
曜「じゃあ、さ……」
曜「――やめる? Aqours」
千歌「え……?」
どういう、こと?
曜「正直、ぎくしゃくしちゃうのは絶対避けられない。誰が頑張っても、無理やりしちゃったのは事実だから」
千歌「……」
曜「じゃあさ――逃げちゃおうよ」
曜「私とふたりで」
千歌「どういう、こと」
曜「Aqoursもやめてさ、学校も、ずっと一緒にいるの。気持ちいいことも、我慢しなくていい、私がずっと側にいるから」
曜「……高飛びはやめられないけど、水泳部だったらやめたって……いい。千歌ちゃんのためなら、私、できるよ」
千歌「……」
曜「逃げることは、悪いことじゃないよ。誰だって傷つきたくないもん。私と一緒に、ふたりで……好きなことだけをするの……」
曜「明日、練習に出てみんなと話し合って善子ちゃんに謝る? それとも――私と一緒に……」
千歌「私は、私、は……」
逃げる……曜ちゃんと気持ちいいことだけして……曜ちゃんとずっと、一緒に……。
でもAqoursは……。明日ちゃんと話し合いにでて、謝って……。
どう、しよう……。
千歌「……私、みんなを、Aqoursを失いたくないよ」
曜「……」
曜「そっか、そう言うと思った」
曜「よし、明日ちゃんと謝ろ。時間かかるかもしれないけれど、善子ちゃんとも仲直りしよ」
千歌「うん……」
梨子「――ふたりきりで、何を話しているの?」
千歌「え、梨子ちゃん!」
曜「帰ってきたんだ」
梨子「……うん、お土産渡そうとしたんだけど……浜にいるかなって」
千歌「ばれたか」
梨子(目、真っ赤……)
梨子「さっき、千歌ちゃんの泣き声が聞こえたんだけど、なにか、あったの?」
千歌「……っ」
曜「ちょうどいいよ、千歌ちゃん。梨子ちゃんには言っておこう?」
千歌「……」
梨子「ごく……」
千歌「えっと」
◇――――◇
梨子「……そうだったんだ、我慢できなかったんだ……」
千歌「曜ちゃんに頼もうとしたんだよ、でも……大会前だし迷惑かけられなくって」
曜「ごめん、私が少しだけ時間を作ればよかったのに」
梨子「曜ちゃんは悪くないよ……」
梨子「千歌ちゃん、私も、一緒に謝る。ね、だから善子ちゃんと仲直りできるようにがんばろう?」
千歌「うん……ぐす」
千歌「嫌いに、ならないの?」
梨子「……ならないよ。善子ちゃんに謝らないとか言ったら、嫌いになってたかもしれないけど」
千歌「梨子ちゃん……」
梨子「そろそろ戻らない? 曜ちゃんと千歌ちゃん、よかったらウチに来なよ」
曜「いいの?」
千歌「……ありがと」
梨子「千歌ちゃん、誰かといた方が落ち着くでしょ」
千歌「うん」
千歌「……」
◇――――◇
曜「――えっち、したんだってね」
梨子「……」
梨子「うん……」
曜「どうして教えてくれなかったの?」
梨子「なんて言っていいか、わからなくって」
曜「そっか、そうだよね……。私も言わなかったし、お互い様、だね」
曜「……痛かった?」
梨子「え?」
曜「えっち……」
梨子「////」
梨子「ちょっと、だけ……」
梨子「てっきり、曜ちゃんはとっくに千歌ちゃんとシたんだと思ってた」
曜「なんていうか……最後までするのって、やっぱり抵抗あって、嫌っていうか最後の一線というか」
曜「……でも梨子ちゃんとシたって聞いて、私も……なんか、シなきゃって……」
曜「なんだろ、変なとこで負けず嫌いが出ちゃったっていうか」
梨子「……てことは、シたの?」
曜「うん……私から、若干無理やり……」
梨子「だ、大胆だね……」
曜「正直、すっごく痛かった……途中でやめられちゃったし」
梨子「そうなんだ……」
曜「私、ちゃんと最後までできるかな……」
梨子「大丈夫だよ、私にもできたんだもん。曜ちゃんだって出来るよ」
曜「な、なんか……恥ずかしいね//」
梨子「うん///」
曜「でもさ……無理やりされた善子ちゃん……すっごく、怖かったと思う」
梨子「そう、だね……」
曜「すっごく痛かったと思う……」
梨子「……うん」
曜「私たちで何かできるなら、してあげたいね……」
ガチャ
千歌「――大丈夫かな、明日……」
梨子「もう、それしか言ってないよ」
曜「私たちがいるから……それに、果南ちゃんだって味方してくれるんでしょ」
千歌「……本当かな。私、あんなことしたのに」
曜「周りがどうこう言おうが、千歌ちゃんは善子ちゃんに謝る、それだけ考えてた方が、楽だと思う」
梨子「うん、大丈夫私たちがついてるから」
千歌「……うん」
曜「ふぁぁ……私眠くなってきた」
梨子「あはは、早いね……でも私も疲れてるから、もう眠たいかも……」
千歌「千歌も、泣き疲れた……」
千歌「なんで千歌――こんな、身体なんだろう……なんで、みんなと、違うんだろう……なんで、ちか、ばっかり……」
梨子「……」
千歌「ぐす……ごめんなさい……悪いことしたの、私なのに、こんな、こんな」
曜「泣かないで千歌ちゃん」ギュッ…
梨子「そうだよ」ナデナデ
梨子「少し違ったって気にしないよ、私が好きな千歌ちゃんは今目の前にいる千歌ちゃん、それ以外にないよ」
曜「なにがあったってそばにいてあげる、どんな千歌ちゃんだって私は大丈夫」
千歌「……」ウルウル…コク…
梨子「よし……じゃっ、もう眠っちゃおうか」
曜「そうしよ!」
曜「ね?」
千歌「う、ん」
千歌「ありがとう」
◇――――◇
学校
千歌「みんなまだかな……」
梨子「いつもみんなが集まるまでにまだ三十分以上あるよ」
曜「千歌ちゃん、心の準備は出来てる?」
千歌「うん……」
ガチャ
果南「お――早いね」
曜「おはよう、果南ちゃんこそ」
果南「うん、ちょっとね」
千歌「っ……」
果南「……」
果南「梨子ちゃん久しぶり、どうしたのこんな早く来て」
梨子「うん、ちょっと……」
果南「ちょっと、か」
曜「……」
千歌「……果南ちゃん、わたし、2人に話したよ」
果南「!!!」
果南「鞠莉にも、私が話しておいたよ」
千歌「……」
梨子「あの、果南ちゃん」
果南「――やめよ、みんなが来てから話そう」
◇――――◇
ダイヤ「おはようございます」
ルビィ「おはよう」
花丸「おはようみんなー」
千歌「あ……」
千歌「お、おはよう」
ルビィ「っ……」
ルビィ「……おはよう」
千歌「おはよ……」
ダイヤ「……」
梨子(なにこれ……本当に空気が重い……)
曜(私たちがいない時におこったからよくわからないけど……こんなところ、いたくない……)
曜(みんな無言で携帯弄ってるし……)
ダイヤ「……鞠莉さんもすぐにきますわ」
千歌「あのっ……善子ちゃん、は……」
ダイヤ「善子さんもすぐに……」
千歌「はい」
曜「あの、私と梨子ちゃんも、ききました」
ダイヤ「……わかりましたわ」
ガチャッ
鞠莉「――シャイニー!!! みんなチャオー!」
千歌「!」
鞠莉「んー!! ジャパン雰囲気はやっぱりいいわねえ、私大好きなの!」
鞠莉「みんなも久しぶり! あっちでみんなに会いたくってホームシックになっちゃってた!!」
鞠莉「ねね、ダイヤ――」
ダイヤ「鞠莉さん!!!」
鞠莉「っ」ビク
ダイヤ「……今は、そのような雰囲気ではないでしょう」
鞠莉「なにそれ、辛気臭い顔してれば無かったことになるの?」
千歌「っ」
鞠莉「私日本のそういうところ大っ嫌いだけど」
果南「鞠莉! ふざけないで……」
鞠莉「……わかったわよ」
ルビィ「……ぐす」
花丸「る、ルビィちゃん?」
ルビィ「な、なんでもない」
ルビィ(やだ、なんでみんなこんなに、喧嘩するの……)
ダイヤ「で、善子さんは」
鞠莉「そこにいるよ」
鞠莉「ヨハネちゃん、入ってきなよ」
千歌「……」
ガチャッ
善子「――お、おはようみんな」
梨子「おはよう」
善子「……」
千歌「っ」
善子「……っ」
ダイヤ「全員揃いましたわね」
ダイヤ「では……みなさん、もう各々で状況は把握しているかもしれませんが、もう一度確認しておきますわ」
ダイヤ「見たことがない人もいるかもしれませんが、千歌さんの股には、女性にあるはずのないものが存在しているのです。男性の性器、ですわ」
花丸「!」
花丸(ほ、ほんとなのかな……でもこの空気だし……)
ダイヤ「現代医学では千歌さんも飲んでいるホルモン剤等で二十歳前後には治ることから、要治療指定の少女と呼ばれます」
ダイヤ「今回の問題はそのことについてですわ」
ダイヤ「千歌さん」
千歌「は、はい……」
ダイヤ「あなたがなにをしたか、言いなさい」
千歌「……」
千歌「……えと。性欲に負けて……善子ちゃんを、襲って、無理やり……」
善子「……」
ダイヤ「千歌さんは自分の欲望のために、善子さんのことを辱め、傷つけた、それを理解しているんですの?」
千歌「はい……」
ダイヤ「千歌さん、あなた聞いたところによると我慢ということが出来ないようですわね? 今までも曜さんや梨子さん、鞠莉さんや果南さんを巻き込んで、性欲の処理をして貰っていたとか」
花丸「ずらぁ……」//
花丸(性欲の処理……? あわわ……)//
曜「巻き込んで、だなんて!」
ダイヤ「だってそうでしょう? どんな理由があろうとそのようなことは自分で処理すべき、それがダメならきちんと病院に行って処理を受けるべきよ」
曜「でも、千歌ちゃんは!!」
ダイヤ「違うと、そう言いたいの?」
曜「そうです」
曜「千歌ちゃんのは、違うんです……」
曜「千歌ちゃんだけが悪いんじゃなくって、私も悪いんです……」
曜「だって私が千歌ちゃんのこともっと見てあげていれば」
ダイヤ「そういう問題ではありません!」
ダイヤ「曜さんが悪いとか、果南さんが悪いとか自分で言っても善子さんへの行為が、今後他のメンバーに起こる可能性だって、考えられます」
千歌「っ」
梨子「そんな!!」
ダイヤ「無いだなんて考えられますか? 我慢出来ないといって、平気で傷つける人なんですよ」
果南「ダイヤ、それは酷いよ!」
ダイヤ「酷い? どこがですの、事実を言ったまでですわ」
ダイヤ「ルビィや花丸さんのように何も知らない人を上手く言いくるめて、シようとするかもしれません」
ルビィ「……」
ダイヤ「そんな人を――Aqoursに置いておくわけには、いかない」
千歌「……え」
曜「ダイヤさん!!」
ダイヤ「なにか?」
曜「……」
ダイヤ(ルビィのためにも、みんなのためにも……わたくしは、ここでいくら憎まれても……)
ダイヤ「千歌さんは、どう思っていますの?」
ダイヤ「これから、どうしたいんですの?」
千歌「っ」
千歌(みんなと一緒にいたい……でも、ダイヤさんの言う通り、私がいない方が、みんなが安心できる、のかな)
千歌(私がいなければ、また前みたいに楽しく練習して、みんなで仲良くご飯食べに行ったりして……)
千歌(私がいなければみんなにそんな日常が戻ってくるのかな……)
千歌(……)
千歌「――やめます。私、もう、明日から……来ません……」
ダイヤ「っ……」
曜「千歌ちゃん!!!」
千歌「だって!!!」
千歌「ダイヤさんの言う通りだもん!!! そっちの方が、いいに決まってる……」
千歌「そっちの方がみんな、絶対幸せだから……」
梨子「千歌ちゃん……」
善子「……」
千歌「みんな、ごめんね……言い出しっぺがこんなので、迷惑かけて、色々怖い思いさせて、ごめんなさい」
ダイヤ(あなたは……逃げるんですのね)
千歌「善子ちゃん」
善子「っ」
千歌「ほんとに、ごめんなさい……」
千歌「絶対許してもらえないと思うけど……まだ考えてないけど今度何かの形で、絶対償うから……」
善子「……」
ダイヤ「本当に、それでいいんですの?」
曜「いいわけないじゃん!!! ダイヤさん酷いよ!! そんなこと言って千歌ちゃんをやめさせようとして!!!」
曜「千歌ちゃん出て行きたいだなんて嘘だよね!!! だってずっとみんなでスクールアイドルしたいって、そう言ってたじゃん!!」
ダイヤ「曜さん、あなたは――」
曜「うるさい!!! ダイヤさんは黙ってて!!」
ダイヤ「っ……」
曜「ねえ千歌ちゃん、待ってよっそんな、こんなところで終わっていいの!?」
千歌「っ……だっ、て」
梨子「そうだよ千歌ちゃん……」
千歌「だって、だってだって!!!」
千歌「いいよもう、いいんだよ!! 私、私酷いことしたの!! あんなことして、まだみんなと楽しくやりたいだなんて無理に決まってるじゃん!!!」
千歌「離して曜ちゃん!!!」
果南「ちょっとふたりともやめなよっ!!」
曜「千歌ちゃん、千歌ちゃんがそうするなら私だってそうする!! Aqoursやめるから!!」
千歌「な、なんでそうなるの!? 意味わかんないよ!!」
果南「あーもう落ち着いて!」
曜「落ち着け、落ち着けってなに!? 千歌ちゃんが追い出されようとしてるんだよ、落ち着いてなんかいられないよ!」
梨子「曜ちゃん、千歌ちゃん待って! 話し合お、まだ決まったわけじゃないから!」
ルビィ(なに、これ……)
ルビィ「ひっぐ……」
花丸「ルビィちゃん?」
ルビィ「うぅっ……めて――もうやめてよぉ!!!!!」
ピタッ…
ルビィ「ぐす……ぅぅ、喧嘩、しないでよ……」
千歌「……」
ダイヤ「ルビィ……」
曜「ごめん、熱くなった……」
ダイヤ「千歌さん、もう一度、確かめます」
ダイヤ「あなたはAqoursを去る……それで、いいんですのね?」
千歌「っ」
千歌(そしたら、スクールアイドル、やれなくなる……みんなとも、話すことは多分かなり少なくなる……)
千歌「私は……っ」ポロポロ
千歌(泣かないって、決めたのに……いつも泣いてばっかりだからっ……)
善子「――居なさいよ、ここに」
ダイヤ「え?」
善子「知らないけど、なんか、私が原因で去って行かれても迷惑っていうか」
善子「ここに居たいならいればいいじゃない、好きなことなんでしょ。私になにをしたかと、好きなことをしたいっての、関係ないと思うけど」
ダイヤ「善子さん……あなたはそれで……」
善子「もう、なによ私がそう言ったんだから私はそう思ってるの!!」
ダイヤ「……」
鞠莉「当の善子ちゃんがこう言ってるし、どうかしら千歌、残って善子ちゃんに償うっていうのは」
鞠莉「やめるより、ずっと辛いかも、しれないけど」
千歌「……」
梨子「……千歌ちゃん」
梨子「どうしたいの?」
千歌「――みんなと、一緒に、いたい……。まだ辞めたくないよ!!」
ダイヤ「……でも、千歌さんのアレのことはどうしますの? このままだとまた同じ被害が起こってしまいますわよ」
千歌「1人で、なんとかします……今度こそ……」
ダイヤ「なんとか出来ないからああなったのでしょう?」
千歌「っ……病院にもいく」
果南「――なんとかさせるように私たちが頑張るよ」
ダイヤ「え?」
果南「少しずつ間隔を空けて処理していくの。最初は1日ごと、少ししたら2日空けて……一週間、一ヶ月……」
果南「前は毎日毎日シてあげたからそうなった。タバコとかと同じで少しずつ間引いていけば、なんとかなると思う」
果南「間隔が大分空いてきたら1人でさせればいい」
果南「もちろん、私が全部シてもいい。今度はシないとか駄々こねないから。元々は私が蒔いた種でもあるし」
鞠莉「私もする!! 果南だけ楽しいこと独り占めはだめ!」
果南「楽しいことって……」
曜「私も、時間ある限りシてあげられると思う」
曜「今までだって、そうしてきたし」
梨子「私も家が隣だし、いつでも出来るよ」
千歌「みんな……」
果南「ダイヤ、どうかな」
ダイヤ「……」
ダイヤ「善子さん――」
善子「しつこーい!!! いいっていってんでしょー!!」
ダイヤ「……わかりましたわ」
ダイヤ「では千歌さんは今までも通りということで、よろしいですね?」
果南「ダイヤはいいの?」
ダイヤ「わたくしは構いません、皆さんがそれだけの熱意を持っているのなら」
千歌「ダイヤさん……」
ダイヤ「勘違いしないように、決してあなたのしたことが許されたわけではありません。あなたはその罪を一生背負うのよ、今後ルビィや他のみんなに手をだそうものなら、覚悟しなさい」
千歌「うん……ありがとう、ございます……」グズグス…
鞠莉「ちかっちいっつも泣いてるねえ」
千歌「ごめん……ぐす」
ダイヤ「……練習を始めますわよ、ほらみんな、着替えましょう」
千歌「あの……」
千歌「ちょっと、善子ちゃんと話したいんだけど……いいかな?」
善子「っ……」
善子「べつに、いいけど」
ダイヤ「……」
千歌「ちょっと、でよ?」
善子「ええ……」
バタンッ
ダイヤ「だ、大丈夫でしょうか……」ソワソワ…
果南「大丈夫だって」
ダイヤ「しかし」
花丸「善子ちゃん大丈夫かな……あのことがあってから、一回も堕天使モード入ってないずら……」
曜「あ……やっぱり気にしてる、んだよね……」
ダイヤ「当然ですわ」
梨子「……大丈夫かな、色々……」
◇――――◇
千歌「ここ、座ろっか……」
善子「……」
千歌「……」
千歌「木の下だから、ちょっと涼しいね……あはは」
千歌「……ごめん」
千歌「本当に、ごめんね」
千歌「善子ちゃん、あんなこと言ってくれて嬉しかった……」
千歌「おかげで私、まだ続けられる……本当にありがとう」
善子「言ったでしょ……私が原因で好きなことやめられても困るって」
善子「私はあなたのおかげで好きなことやめなくて、済んだんだから。感謝してるつもり……」
千歌「善子ちゃん……」
善子「――それに……責任取りなさいよ」
千歌「……っ」
善子「……怖かったんだから」
千歌「……ごめん」
千歌「……」
善子「……」
善子「ああもう! だから、わかったわよ! あなた、私のリトルデーモンになりなさい!!」
千歌「へ?」
善子「いい、わかった!? 拒否権なんてないの!」
千歌「え、えと……はい」
善子「契約成立、いいわね!?」
千歌「う、ん……」
千歌「りとるでーもんて、なにするの?」
善子「え、えっと……考えておくわ!」
千歌「うん……」
善子「リトルデーモン第一号として、自覚を持ちなさいよ!!」
千歌「は、はい……?」
◇――――◇
曜「リトルデーモン?」
千歌「うん……第1号なんだって」
曜「……悪魔的な儀式の生贄にされるんじゃ」
千歌「そ、そうなのかな……でも善子ちゃんがなれっていうし、うん」
曜「まあ拒否は出来ないよねえ」
果南「善子ちゃんなりの近付き方なんだよ、ほら千歌、善子ちゃんの方がよっぽど大人だよ」
千歌「……反省します」
梨子「まあまあ、とりあえずは落ち着いたんだし、ね?」
梨子「あ、お土産買ってきたからみんなに渡すね」
曜「サーターアンダギーはねえ、水と一緒じゃないと食べちゃだめだよ!」
千歌「そうなの!!」
果南「へえ、もそもそ?」
千歌「もそもそ!」
鞠莉「――私もお土産買ってきたよ! アメリカのハンバーガー!」
梨子「うそ……」
鞠莉「うそ!!」
梨子「もう……」
鞠莉「って、それ言ってたのマルちゃんだっけ」
梨子「確か……」
鞠莉「ちゃんと普通のお土産買ってきたから、安心して!」
曜「なになに!?」
鞠莉「あとのお楽しみ♡」
果南「どうせ変なのだよ」
鞠莉「なにそれ! 変じゃないよ!」
果南「はいはい」
鞠莉「あ、そういえばさ――」
果南「?」
鞠莉「――今日ちかっちのこと発散させなくっていいの?」
果南「あ」
果南「……千歌、最後にしたのいつ?」
千歌「……善子ちゃんの時」
果南「2日前か……」
果南「なら結構来てるでしょ」
千歌「う、うん……」
曜「そっか、そうだね……」
梨子「じゃあ今日から開始ってことで、まずは1日おきに……」
果南「うん、そうしよう。じゃあ――」
「「「「――私がやるよ!」」」」
千歌「へ……?」
曜「ち、ちょっと私がするからいいよ?」
鞠莉「えーまた独り占め? 私面白いことは我慢しないタイプなのっ!」
曜「でも私ずっとシてきたし……」
果南「まあまあ、私のせいであんなことになったんだし、私にさせてよ……ほら、時間も使っちゃうだろうし」
梨子「でも、千歌ちゃんの都合もあるし……やっぱり家が近いからいつでも出来る私がした方が……」
バチバチメラメラ…
鞠莉「もう! じゃあじゃあ、ちかっちに決めてもらうしかないよね!」
千歌「え……?」
鞠莉「さあちかっち、誰に処理して貰いたいか、決めてくださーい」
千歌「あ、えっと……私は」
千歌(そういえば大会終わったら、曜ちゃんと……)
千歌「……」チラッ
曜「……//」ドキッ
鞠莉「む……」
鞠莉「――なあんだ、私じゃないのかあ」
千歌「え//」
鞠莉「じゃあ曜、ちかっちのことよろしくね」
果南「よろしく」
曜「ち、ちょっと!?」
千歌「えー私何も言ってないよ!」
鞠莉「目が訴えてたもの」
千歌「そ、そうなのかな……」
梨子「まあ、曜ちゃんなら……」
曜「じゃあ私ってことでいい?」
千歌「う、うん……よろしくね」
鞠莉「ちかっちー次は私ねー?」
千歌「あはは……」
◇――――◇
曜「じゃあさ、えーと……夕方になったらウチに来て? 今日は水泳部早く終わるんだ」
曜「高飛びは今日は休みだし……」
千歌「夜じゃだめなの?」
曜「……」
曜「――ほら、親が帰ってくるから……」
千歌「……」
千歌「///」
曜「え、えと変な意味じゃ……。へ、変な意味なんだけど、さ……」
曜「うぅ、と、とにかくそういうことで!!」
千歌「す、水泳部がんばって!!」
千歌「……」
梨子「千歌ちゃんかえろ」
千歌「う、うん」
◇――――◇
バスの中
千歌(わたし……本当にこのままいて良かったのかな)
善子「すぅ……すぅ」
千歌(眠ってる……)
千歌(相変わらず可愛いなぁ……)
善子『あ――あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁっ!!!っ!!!!!』
千歌「っ……」
千歌(今思い返すと、すごい、悲鳴だった……)
千歌(あんなに暴れて、それを押さえつけて……っ)
梨子「千歌ちゃん?」
千歌(なんで、許してくれたの……)
千歌(こんなこと言ったら贅沢だけど、本人が怒ってくれたほうが、楽だよ……)
花丸「むむむ」
ルビィ「?」
ルビィ「どうしたのずっとなにか考えてる」
花丸「ずらぁ……」
花丸(女の子の股に、男の人の、モノ?)
花丸(考えれば考えるほどわからなくなってきたずら)
花丸(治療指定、話には聞いたことがあるけど)
花丸(――妖怪?)
花丸(ルビィちゃんは気にならないのかな……)
花丸(一体どうなってるんだろ。顔と身体も普通に女の子なのに……)
ルビィ「おーい」
花丸(気になる……)
花丸「もしかして、未来……」
花丸(未来では今の千歌ちゃんの形がスタンダードになるずら!?)
花丸(そ、そうだ……子供も産めて、さらに進化したら子供も孕ませることが出来て……性別の概念がなくなった人類はさらに爆発的な人口になって)
花丸(食料危機、増える難民、貧困……)
花丸(これは……危険、ずら……)
ルビィ「未来? パソコンのこと?」
花丸「ずらぁ……」
梨子「――じゃ、みんなまた明日」
千歌「じゃあねー」
善子「ん……ふぁぁ……」
千歌「ぁ」
梨子「千歌ちゃん?」
千歌「善子ちゃん!」
善子「っ」ビクッ‼︎
千歌「またね……」
善子「……」
善子「ええ」
梨子「……」
ガララ
千歌「はぁ……」
梨子「……時間、かかっちゃうかもね」
千歌「うん……」
千歌「今思い出しても……許してくれただけ、ううん、許してくれたフリかもしれないけど、そうなっただけいいことだよ……」
千歌「これからどうすればいいんだろう……」
梨子「……」
梨子「いつも通りにしているしかないよ、あんまり意識しすぎるのも……」
千歌「そうだよね……」
梨子「じゃあ千歌ちゃんまた明日」
梨子「今度は力に、ならせてね?」
千歌「う、うん……//」
◇――――◇
曜の部屋
千歌「あ゛あ゛ー、涼しいー」
曜「ほんとに外はあついね」
千歌「ねー」
曜「あはは、それにしても……なんかあれだね。ごめんね、私と無理やりみたいな感じになっちゃって」
千歌「え、そんなことないよ?」
千歌「鞠莉ちゃんに言われなくっても、曜ちゃんにシてもらいたかった……し」
曜「……本当?」///
千歌「う、うん//」
スッ…
曜「……約束、覚えててくれたんだ」
千歌「ごく……」
千歌(曜ちゃん、シャワー浴びたばっかりなのかな……なんかいい匂い……)ポ-ッ//
千歌「う、うん……」ドキドキ//
曜「え、ええと……親が帰ってくるまでそんなに時間があるわけじゃないし、そろそろは、はじめる?」///
千歌「そ、そうだね!!」
千歌「あはは……」
曜(い、いつもシてたのに今日は、なんか……頭が回らないっていうか……私、緊張、してるね……)
曜「あーもうごめん、なんでこんな緊張しちゃうかな……」モシャモシャ
千歌「いいよ曜ちゃん……私がするから」ギュッ
曜「え……///」
千歌「し、シて……いいんだよね?」
曜「……うん」
バサッ…
曜「///」ドキドキ
千歌「ハッ……ハッ///」
千歌「ちゅ……ん♡」
曜「んんっ♡」
千歌「はぁ……うぅ、私もなんか、緊張してきた……」
曜「だ、だよね……ど、どうしてかな」
千歌「曜ちゃん耳真っ赤」
曜「そういうこと言わないで//!」
千歌「ふふっ」
千歌「ん……ちゅ♡れろ……」
曜「んっ♡んんっ♡♡」
曜(わたし、本当に……千歌ちゃんとするんだ……なんか、変な感じ)モニュッ…モニュ
曜「んっ♡♡」
千歌「あれ?」
曜「……ほ、ほらこっちの方がはやくすむかなって……」
千歌「だからブラしてないの……?」
曜「……うん」
千歌「なんか、やらしいね?」
曜「うぅ///」
千歌「じゃあ脱がせるよ、ばんざいして」
曜「なんでそんな恥ずかしいことしなくちゃいけないのさ……するけどさ」
スルスル
曜(やば、想像以上に恥ずかしいんだけど///)
千歌「……///」
曜「うぅ」
千歌「隠さないでよ、きれーだよ」
曜「ほ、ほんとに?」
千歌「ほんと♡」
サワワ……
曜「んっ……ぁ♡」
モニュッ…モニユ…
クリッッ
曜「ぁっ……♡」
千歌「ここ、気持ちいい?」
曜「た、多少は……でも私、多分そんなに敏感な方じゃないっていうか……」
千歌「……そうなの?」
曜「わかんないけどさ、千歌ちゃんの反応とか見てると……」
千歌「うぇぇ、私、そんなかな……」
曜「うん」
千歌「即答かいっ」
千歌「……」
千歌「じゃあ――こっちは?」サワッ…
曜「ひっ……」ビク
千歌「もう脱がせて、いい?♡」
曜「……」コクッ…///
千歌「ハッ……ハッ♡♡」
スルスル…
曜「~~////」
千歌(……きれー♡)
千歌(ちゃんと整えてるんだ……水着しょっちゅう着るもんね)
曜「そんな見ないでよっ!」///
千歌「ご、ごめん……」
クチュ…
曜「っぁ……♡♡」ビク
千歌(いま、びくってした……)
千歌(こっちの方はやっぱり敏感なんだ……)
曜(うぅ……な、なにこれ自分の身体じゃないみたい……人から触られるの初めてだからなぁ……うぅ)
クチ…クチクリッ
曜「んぁ♡ち、かちゃ♡や、そこ、や……♡♡」キュンキュンッ///
千歌「ハァハァ……きもちい?♡////」
ヌププ…
曜「っ……」
千歌「ここは? なかはあんまり?」
曜「う、うん外の方がきもちい、かな?」
千歌「そっか、どっちもやってみるね?」
グチュグチュ…クリクリッ
曜「あぁっ♡ふっ、ぅ♡ちか、ちゃん♡///」
千歌(曜ちゃん、すごい顔♡♡)
曜「ぁっ♡あぁ」トロ-ン…♡
曜(ひとりでする時より……きもちい、かも)
曜(疲れるから二回くらいしかしたことないけど……)
曜「んっ♡は、はずかしいよ……//」
千歌(……こんなに恥ずかしがるなんて)
千歌「……前は無理してたんだね」
千歌「ごめんね、わたしのせいで」
曜「そんなことないよ……私が暴走してただけだよ」
曜「……千歌ちゃんも服脱いでよ、私だけなんてずるい」
千歌「ぁ、ごめんね……いま脱ぐから」ヌギヌギ
曜「その膨らんでる下着も!」
ズッ
千歌「あぅ」
千歌「……///」ビンビンッ
曜「じゃあ次は私がするね」
ツンツン
千歌「ああっ♡♡」
曜「相変わらず敏感だね、千歌ちゃんは」
千歌「うぅ、だって」
ニギッシュコシュコ
曜「全然触ってないのに、もうこんなにドロドロ……」
曜「興奮してるってことだよね?」ニチャッニチャッ
千歌「んっぁ♡んむ♡そ、そうだよ♡曜ちゃんが、かわいぃ、から……ふぁ♡♡」ビクッッ
曜「え////」
曜「や、やめてよそんなこというの」カァァアアアッ///
千歌「うそ、ついてないもん」
千歌「曜ちゃん、可愛いのに、かっこよくって、ずっと憧れてる……いまも」
千歌「だから、曜ちゃんの近くにいていいのかなって、こんなこと、していいのかなって……よく思う」
曜「……」
曜「そんなこと思ってたの、気にしなくっていいのに……」
曜「私千歌ちゃんと友達になれて、本当に良かったって思ってるよ? こうやって、なんだか変な形になっちゃったけど、初めてが千歌ちゃんてのも……う、嬉しいかなーって……///」
曜「だからそんなこと、そんなことって言うの、失礼かもしれないけど。思わないで欲しいな……私、千歌ちゃんのこと大好きだからさ」ギュッ…
千歌「……うん、ありがと……////」
千歌「……あの、そろそろ我慢できないって、いうか……」
曜「うん」
バサッ
千歌「ハァハァ……♡いれる、ね?」
曜「……うん///」
ニュルッニュル
曜「ふっっぅ♡♡」ビク
千歌「ハァハァ……♡」
千歌(曜ちゃんの、なか……曜ちゃんのなか……♡♡♡)
グググッッ
曜「――いっっ」
千歌「え……」
善子『あ――あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!』
千歌「……」ダラダラ……
曜「ち、千歌ちゃん? ……どうした、の?」
千歌「ハッ……ハッ」ダラダラ
曜「だ、大丈夫……?」
千歌(善子ちゃんのあれが、よぎって……)
千歌「だ、大丈夫だよなんでもない……」
グググッ
曜「んっ……くっぅ」
千歌「ぜ、ぜんぶ、はいったよ……」
千歌(ぁ、なにこれ、梨子ちゃんのよりもっと締まってて……///)
曜「……ち、ちょっと痛い、かも……」
千歌「っ……ち、ちから抜いて?」
曜「う、ん……」
千歌「ちゅっ……んっ、ふぁ♡」
曜「じゅぶ♡れろ……んっ、ふっ♡」
千歌「大丈夫、痛くないから……」
千歌(お願い、痛がらないで……)
曜「う、うん……なんか楽になってきたかも……」
千歌「ゆっくり動くね?」
曜「うん」
ズチュッ…ズチュ
千歌「ぁ、ああぁっ♡♡」
千歌(や、やばい気持ちよすぎ、て♡またなんにも見えなく……♡)フワッ…
千歌(だめ、曜ちゃんのこと考えないと……っ)
曜「ん……っ、んっ」
千歌「痛く、ない?」ヌチュ…ヌチュ
曜「ん、最初だけだった、かも♡」
曜「なんか、変な感じ///」
曜「千歌ちゃんの気持ちいいように、動いていいよ?」
千歌「じゃあもうちょっと早く、するね?」
ズチュッズチュッ
曜「あ♡あっぁ♡」
千歌「よ、ようちゃん♡曜ちゃん♡♡♡」
曜(わたし、千歌ちゃんとひとつになってる……♡)
曜(千歌ちゃん、きもちよさそお♡本当に気持ちいい時の、声だ……♡)
曜「ち、ちかちゃん……♡♡」キュンキュン
曜(私、千歌ちゃんの力になれてる……気持ちよくさせてあげられてる……♡嬉しい……♡)
千歌「んぁ♡きもち♡やばっ、曜ちゃんの♡すご♡あぁっしめつけっ……あっぁ♡♡♡」パンパンッ
曜「あっ、ぅぅ♡」///
千歌(曜ちゃんのなかすごい♡♡すぐ、でちゃう♡♡)
千歌「ちゅっ♡んっちゅるるむ♡」
曜「あむ♡ふぅ♡んっ♡ちかひゃん♡♡」///
千歌「れろっじゅぴ♡あっ、んっ♡ぷは……でちゃう、でちゃぅ♡♡♡」ガクガク///
曜「いいよ♡千歌ちゃん♡いっぱい♡いっぱいだして!?」///
千歌「ぁ♡あっ♡ああっ♡よう、ちゃっ♡――んっ♡あっぁぁぁぁっっ」/////ビュクッビュクッッビュルルルルルッ!!!!!!
曜「あ……なかで……♡♡」
千歌「は……♡はっ……っ♡♡♡」ガクガク…
曜(す、すごいいつもより全身が痙攣、して……)
千歌(あ、あたままっしろ、に……♡♡♡)
千歌「ぁ……ぁぁ」ガクッ…グッタリ…
曜「……お疲れ様」ナデナデ
千歌「やばい……なんか……いつもより♡♡」
千歌(曜ちゃん、痛がらなくって良かった……ちょっとでも痛がられてたら……)
曜「気持ちよくなれたなら、よかった」
千歌「うん……ありがと」ギュッ
曜(……なんか、すっごく幸せな気分……)
ヌプ…
ドロ…
千歌「あ//」
曜「?」
千歌「て、ていうかタオル敷くの忘れてた……」
曜「う、うわ……ベッド汚れた……」
曜「あーもう……やっちゃったよ」
千歌「ごめん……」
曜「ううん、私の準備が悪かっただけだよ」
曜「千歌ちゃんさ」
千歌「?」
曜「いれる直前さ、なに、考えてた?」
千歌「え……」
曜「千歌ちゃん、普通じゃなかったよ」
千歌「……」
千歌「曜ちゃんが痛がった時……善子ちゃんのことが、頭によぎった……悲鳴が、聞こえた、きがして」
曜「……そっか」
曜(もし私が痛がってたら、あの様子だと……)
千歌「……」
千歌「だ、大丈夫だから気にしないで?」
曜「本当に大丈夫?」
千歌「う、うん。気にしなくって、いいよ」
プルルルルルルッ
千歌「?」
千歌「――え」
曜「誰から?」
千歌「……」
千歌「善子ちゃん、から……」
曜「なんで?」
千歌「わ、わかんない……」
曜「とりあえず……出た方がいいんじゃない?」
プルルルルルルッ
千歌「……」
曜「千歌ちゃん」
千歌「わ、わかってるよ!」
千歌「もしもしっ!!」
善子『も……もしもし、リトルデーモン第一号……』
千歌「うん……」
善子『……』
千歌「……」
「あのっ」
善子『な、なによ! そっちから言いなさいよ!』
千歌「い、いやいやっ……だって善子ちゃんから電話かけて来たんだし……」
千歌「なにか、用……?」
千歌(一体、なんだろう……)
善子『……映画』
千歌「?」
善子『映画が見たいの』
千歌「う、うん?」
善子『だーかーらー、映画が見たいって言ってるの!』
千歌「は、はいっ」
善子『あしたの練習終わり暇?』
千歌「ひ、ひまだけど……」
善子『じゃあ、練習終わったらそのまま沼津の映画館よ』
千歌「え、私が?」
善子『他にだれがいるのよ』
千歌「あ、ルビィちゃんとか花丸ちゃんとかが一緒って、こと?」
善子『はあ?』
千歌「……あの、いまいちどういうことか」
善子『私が映画を見たいからあなたを誘った、それじゃだめだって言うの? 不満!?』
千歌「ふ、不満じゃないです!!!」
善子『……最初からそう言ってよ』
千歌「ちょっと、待って。もしかして2人きり?」
善子『っ……』
善子『え、ええ……』
千歌(ふええ? い、意味わかんないよぉ……)
善子『じゃあ明日ちゃんと予定空けといてよ、明日の練習中に話すから』
千歌「うん……」
善子『じゃあね』
プツッ…
千歌「……」
曜「なん、だったの?」
千歌「……誘われた」
曜「なにに?」
千歌「……映画」
曜「映画?」
千歌「しかも、ふたりきり、だって」
曜「え、ど、どういうこと!?」
千歌「し、知らないよう!! どうしよ、なんか、気まずい……」
曜「そ、それはそうだよね……2日前無理やりシタ相手と2人で沼津って……」
曜「どういうことだろう」
千歌「――駿河湾に、沈められるのかな……」
曜「あ……」
千歌「納得しないでよ!」
曜「ありえるかも」
千歌「ありえる、のかな……」
曜「さあ……」
千歌「……私、どうしよう」
◇――――◇
千歌の家
千歌「どうしよう……」
千歌「どうしようしか言ってない」
千歌「どうしよう……」
プルルルルルルッ
千歌「ま、また善子ちゃん……?」
千歌「え、今度は――ダイヤさん……」
千歌「なにこれまた叱られるのかな……うぅ」
千歌「もしもし……」
ダイヤ「もしもし、こんばんは」
千歌「こんばんは……」
ダイヤ「突然の御電話でしたが、大丈夫ですか?」
千歌「うん……大丈夫」
ダイヤ「そうでしたか、今日は少しお話を、と思いまして」
千歌「なに?」
ダイヤ「千歌さん、あなたのソレ――少し見せて頂けないでしょうか?」
千歌「へ?」
ダイヤ「勿論邪な理由でこのようなことを頼んだのではありません……今まで果南さんから話を聞いていて……」
ダイヤ「善子さんの時に見えたのですが……いまいち夢物語といいますか、実感が湧かないのですわ」
ダイヤ「あなたはみんなの意により、Aqoursに残ることが出来た。しかし善子さんにしたことが消えるわけではありませんわ。言った通り、他のメンバーに手を出すことだってありえなくは、ない」
千歌「……」
ダイヤ「今回のことはわたくしが千歌さんのことを把握し切れていないことも原因のひとつだと思いますの」
ダイヤ「みんなのためにも、妹のためにも……わたくしはあなたのことをより知らなくてはいけないと、そう考えましたの」
千歌「……」
ダイヤ「協力、して頂けますね?」
千歌「あ、えっと」
ダイヤ「――して、頂けますね?」
千歌「……はい」
ダイヤ「わかりました、また後日このお話はさせて頂きます」
ダイヤ「――良かったですわね、Aqoursに残れて……」
千歌「うん……」
ダイヤ「では、また明日。おやすみなさい」
プツッ
千歌「――待ってよ、いよいよ、色々わけわかんないよお!!!!!」
美渡「うるさい!!!」
千歌「ふぁい……」シュン…
◇――――◇
練習
ダイヤ「――千歌さん」
ダイヤ「昨日の話は覚えていて?」
千歌「うん……」
ダイヤ「では昨日話した通りわたくしに協力してください」
ダイヤ「都合のいい日はいつですの?」
千歌「うーんと」
ダイヤ「明日の午後はいかが?」
千歌「あしたは、うん大丈夫だけど」
ダイヤ「だけど?」
千歌「多分明日の午後は誰かに処理して貰うと思う……」
ダイヤ「……なるほど。ならそれが終わってからでも、どうですか?」
千歌「終わってから?」
ダイヤ「その方が冷静になれると思うのですわ」
千歌(冷静……)
千歌「じゃあ、明日処理して貰ったあと……」
ダイヤ「わたくしの家にいらして、住所も送っておきますわ」
千歌「あ、はい……」
千歌(ダイヤさんの家か……)
果南「ふたりともなにしてるのー! 休憩終わるよ!」
ダイヤ「ではまた明日」
◇――――◇
千歌「善子ちゃん!」
善子「っ……」ビク!!
善子「な、なに……?」
千歌「……」
千歌「き、今日だよね、楽しみにしてるよ」
善子「……」
善子「ええ」
千歌(……なんか、ヨソヨソしい……)
千歌(一体、なんなの……?)
千歌「な、なんの映画見るのかな!?は」
善子「……」
善子「迷ってる」
千歌「へ、へえ何と何で?」
善子「まあ決めておくから大丈夫よ」
千歌「そ、そっか」
千歌「……」
善子「……」
善子「――ちょっとずら丸! あんた昨日言ったことまた忘れて!」
タッタッッ
千歌「……」
千歌(善子ちゃん私といるときは全然堕天使モード入らないし、口数も少ないし……やっぱり嫌われてる……)
千歌(でも映画なんて、なんで……)
梨子「千歌ちゃん」
千歌「?」
梨子「そんなに落ち込まないで、よっちゃんもきっとなにか考えがあると思うの」
千歌「……」
千歌(……よっちゃん?)
梨子「だから何かお願いされたら、素直についていってあげたらどうかな、きっと悪いようにはされないよ」
千歌「実は……今日ね善子ちゃんから、映画に誘われてて……」
梨子「映画……?」
千歌「うん、電話がかかってきて……それも2人きりでだって」
千歌「大丈夫かな……」
梨子「いいね、変に気を遣わないで楽しんできたら?」
千歌「うん……でも善子ちゃん私のこと避けてるのに……」
梨子「避けてるんじゃなくって……」
梨子「ううん、なんでもない」
梨子「とにかく、楽しんでねせっかく誘われたんだから」
千歌「……うん」
◇――――◇
曜「なんかここまで千歌ちゃんがいるのってちょっと変な感じだね」
千歌「えへへ、確かに」
曜「ね善子ちゃん」
善子「そうね」
曜「いいねー映画、私も最近見てないなあ」
曜「あ、私はここで! じゃ楽しんでね!」
千歌「ばいばーい」
善子「じゃあね」
千歌「……」
善子「……」
千歌「隣いいかな?」
善子「……ええ」
善子「私、映画を他の人と見るの初めてなの」
千歌「あ、そうなの?」
千歌「えへへ、私も映画なんて久しぶりなんだ楽しみだね」
善子「……うん」
千歌「……」
千歌「あ、お腹減らない? どこか食べに行こうよ」
善子「そうね、どこがいいかな」
千歌「なにがいい?」
善子「私はなんでもいいけど、あなたの好きなものでいいわよ」
千歌「そうだなー、善子ちゃんの方が沼津は詳しいもんねえ」
千歌「……ハンバーガーがいいなあ、最近ジャンクなの食べてない!」
千歌「鞠莉ちゃんと花丸ちゃんがアメリカのハンバーガーについて語ってくるんだよー」
善子「花丸はお寺の人だからあんまりジャンクフードとか食べられないんだって、前に連れていった時どんだけ食べたと思う?」
千歌「え、そんなに食べたの?」
善子「もう馬鹿なんじゃないかって思うくらい、美味しい美味しいって」
善子「あれじゃそのうちブクブクね」
千歌「えー大丈夫だよきっとー」
千歌「まあ……確かにいつも何か食べてるけど」
善子「どうするブク丸になっちゃったら」
千歌「えー……太りすぎはビジュアル的にも……」
善子「痩せさせる?」
千歌「そしたら花丸ちゃんだけの特別メニューだね」
善子「食べないと干からびるわよ、花丸は」
千歌「花丸ちゃんのことよく知ってるんだね」
善子「そ、そんなんじゃないわよ//」
千歌「善子ちゃんはさ――痩せててスタイルよくって羨ましいな」
善子「え」
善子(スタイル、いい……)
ゾワワ…
千歌「?」
善子「……」ダラダラ
善子(私の身体、全部、知られてる……)
善子(も、もしかして……また、興奮、して……)ダラダラ
善子(またあんなふうに? いたくて、怖くて……つらいことされる、の?)
千歌「おーい?」ポンポン
善子「――ひぃっ!!」
千歌「え……?」
善子「あ……」
千歌「善子、ちゃん?」
善子「な、なんでもないわ」ブルブルッ
千歌(怖がって、る……?)
善子「そ、そういえば私もハンバーガーは久しぶりなの! えっとどこにしようかしらっ……」
千歌「……」
◇――――◇
ハンバーガー屋
千歌(あの時の善子ちゃん、怖がってた……)
千歌(やっぱり私、避けられてるんだ……じゃあどうして今日は)
善子「なにがいいかな」
千歌「あ、善子ちゃん……奢ろっか?」
善子「いいわよそんなことしなくって」
千歌「い、いいよご馳走するよ!」
善子「……いいから、変な気使わないで……私は大丈夫だから」
千歌「……ごめん」
善子「じゃあ私はこれと、これ」
千歌「私は……」
◇――――◇
千歌「あむ……きまっはの?」モクモグ
善子「食べながら話さないで!」
千歌「ごめん」
善子「そうねえ、うん、一応決まってる」
千歌「なに?」
善子「……これ」
千歌「あ、最近みんな見たって言ってるアニメのやつ!!!」
千歌「私もこれ見たかったの!!」
善子「ほ、ほんと?」
千歌「うんっ」
善子「そ、それならよかったわ」
千歌「何時からなの?」
善子「んー、これ食べ終わってちょっとしたらいけばちょうどいいくらいね」
千歌「そっか、ねえねえそっちも食べたい! 一口交換しよ」
善子「ん、いいけど」
千歌「やった! はいあーん」
善子「え////」
千歌「あーん」
善子「え、えと……」
善子(な、なにこれカップルがよくするやつ……そ、それに次は映画とか……自分で誘っておきながら、なんか、リア充……?)
善子(いやいやでも相手は女の子だし……)
千歌「いらないの?」
善子「いるっ! あむっ」
千歌「どお?」
善子「……美味しい」
千歌「えへへ、だよね!」
千歌「そっちもちょーだい! あーん」
善子「ふええ……」
千歌「あーん」
善子「は、はい……」スッ
千歌「あむ……んーっ、おいしーね!」
善子「……そっか、よかった」
善子(大丈夫……怖くなんかない、こんなに優しいじゃない……)
◇――――◇
映画館
千歌「楽しみ楽しみ!」
善子「あんまりはしゃがないでよ恥ずかしいでしょ」
千歌「善子ちゃんは楽しみじゃないの?」
善子「た、楽しみよずっと見たかったんだから」
善子「1人で行こうと思ったけど……いい機会だし」
千歌「誘ってくれてありがとね」
善子「……ええ」
千歌「あ、暗くなった」
善子「は、はじまるわね」
◇――――◇
千歌「善子ちゃん泣いてた」
善子「な、泣いてなんかないわよ!!」
千歌(横顔をちらっと見たとき……すって涙が溢れる感じ……善子ちゃん本当に綺麗っていうか、画になるよね。羨ましいな)
千歌「えー私は泣いたよ?」
千歌「感動したし、見れてよかった」
善子「そ、そりゃ私も感動したけど」
千歌「泣いてたもんねー」
善子「泣いてないっ!! なんでそんなことでからかうのよ!」
千歌「善子ちゃん面白いんだもーん、ふふ」
善子「もうっ」
善子「あと、最後のところが――」
◇――――◇
善子「別に送ってもらわなくってもよかったのに」
千歌「いーよいーよ、映画のこともっと話したいし、でもバスの時間は迫ってる、じゃあ善子ちゃんの家まで送りながら話せばいいじゃん!」
善子「まあ……」
千歌「いやー今思い出しても泣きそうだよー」
善子「ヨハネ――……わ、私は別に」
千歌「……」
千歌「なんでそんなに意地はるのさー、あんなに泣いてたのにー」
善子「泣いてないっ! リトルデーモンのくせに!」
千歌「リトルデーモンだから、善子ちゃんのことよく見てまーす」
善子「///」
千歌「あ、もうちょっとでつくね」
善子「うん」
善子(人と映画見るのって、いいわね。終わったあと感想いい合えるし……)
善子(もっと前から誘えばよかった)
善子(大丈夫……もう、怖くなんてない……この人は怖い人なんかじゃない。あれは何かの間違いで……)
善子「……ねえ」
千歌「?」
スッ…
善子「家まで――手、繋いでよ……」///
千歌「え///」
善子「な、なに!? リトルデーモンでしょ、私のお願い聞いてくれるんでしょ」
千歌「あ、えっと」
善子「そ、そんなに嫌ならいい、けど……」ウル…
千歌「い、嫌じゃないよ!」ガシッ!!!
善子「っ……」ビク
善子(あ……あ、強く手掴まれて……)
善子(は、離せない……)
千歌「善子ちゃん?」
善子(わたしこのまま、おしたおされて、また、またアレ、されて……!!!)ゾワワ…
善子「いや……」フルフル…
千歌「ど、どうしたの? 顔青いよ?」ギュッ
善子「いや……いや――いやぁ!!!!」ブンッ!!!!
千歌「きゃ……っ」
千歌「よ、善子ちゃん……?」
善子「はっ……あ、あれ私……」
善子(強引に、振り払っちゃった……)ダラダラ
千歌(どう、したの? 顔が青くて、汗もふきだして……)
善子「ご、ごめんなさい……わたし、そんなつもりじゃ……っ」
善子「違うの、本当にそんなつもりじゃなくって!!」
千歌「わかってるよ、大丈夫だから落ち着いて?」
善子「ち――近づかないでっ!!!」
千歌「……え?」
善子「ふっ……ふっ……。だめ……ごめんなさい」
善子「今日はここで大丈夫だから、もう、帰って?」
千歌「でも……」
善子「お願いっ……!」
千歌「……うん」
千歌「あの、ごめんね……映画誘ってくれて嬉しかったし、楽しかった……また遊ぼうね?」
善子「ええ、また、明日……」フリフリ
千歌「うん……」ニコ…
スタスタ…
善子「……」
善子「わたし、さいってい……」
善子「なによ、こっちから誘っておいて……失礼なことばっかりっ……ぐす」
善子「リリー……」
プルルルルルルッ
梨子『もしもしよっちゃん……?』
善子「リリー……わたし」
梨子『……どうしたの、大丈夫?』
善子「うん……」
梨子『どう、千歌ちゃんのこと怖くなくなった?』
善子「……」
善子「怖くなんてないって、そう思ってたけど、でも……」
善子「――やっぱり、怖い……」
梨子『……』
梨子『大丈夫、ね、少しずつでいいんだよ、焦らないで?』
善子「うん……」
梨子『よくがんばったね』
善子「……ぐす」
梨子「映画、楽しかった?」
善子「ええ」
梨子『結構泣ける、んだってね。よっちゃんは泣いちゃった?』
善子「こ、この私がな、泣くわけないでしょーが!!」
梨子『そうだね、よっちゃんは悪魔だもんね』
善子「そ、そうよわかってるじゃない」
善子「あ、あとねハンバーガーを――」
◇――――◇
梨子「お帰りなさい、千歌ちゃん」
千歌「あ……梨子ちゃん」
梨子「映画、楽しかった?」
千歌「……うん」
梨子「……ちょっと、千歌ちゃんちに行ってもいいかな?」
千歌「え?」
梨子「話があるの」
――
千歌「善子ちゃんの相談に、乗ってあげてたの?」
梨子「そう……明らかに様子が変でしょ?」
梨子「でもほら、あの子ちょっと意地っ張りなところがあるでしょ? だから……同学年の子には話しにくいのかなって」
梨子「だから声かけたんだけど……そうしたら、話してくれて……」
千歌「そうだったんだ……」
梨子「素直で、いい子だよ……千歌ちゃんのことを怖がっているのも……本人は嫌なんだよ」
千歌「……」
梨子「だからわざわざふたりっきりになって、慣れようとした……手を繋ごうとしたのも、そういうこと」
千歌「言ってくれれば」
梨子「言ったでしょ、素直だけどちょっと意地っ張りだって。本当は私の口から千歌ちゃんに教えるのも良くなかったと思うんだけど」
梨子「だから千歌ちゃんは何も聞かなかったフリをして……今日と同じようによっちゃんに接してあげて?」
梨子「……あの子はがんばろうと、してる。多分千歌ちゃんに作ってもらった居場所が好きで、感謝してるんだよ。よっちゃんだって、千歌ちゃんと同じように失いたく、ないの。よっちゃんのペースで、させてあげて?」
千歌「……」
千歌「わかった……」
千歌「……わたし、なんで、あんなことしたんだろうっ……本当に、なんで」
梨子「それ以上自分を責めたって何も変わらないよ、壊れてしまった関係を……戻すように頑張ることを、考えるべきだよ」
千歌「うん……」
梨子「大丈夫、2人が歩み寄れば、きっと、前みたいに戻れるからね」
千歌「……うんっ」
◇――――◇
千歌「お、おはよう善子ちゃん!」
善子「っ! お、おはよう」
千歌「き、昨日は楽しかったね!」
善子「ええ、また見たいくらい」
千歌(いつも通り、いつも通り……)
善子(怖くない……怖く、ない)
善子「あの、昨日はごめんなさい……私」
千歌「ううん全然大丈夫!! それより楽しかったから」
善子「///」
善子「――また……付き合って、くれる?」
千歌「!! う、うん喜んで!!」
善子「じゃ、また声かけるから」スタスタ
千歌(……よかった)
梨子「……大丈夫だったみたいだね」
千歌「うん……」
千歌「わたしも、がんばる……」
梨子「うん、何かあったら相談してね」
果南「――おはよおふたりさん」
鞠莉「ちゃおー!」
千歌「おはよー!」
鞠莉「――さあさあ、ちかっち、今宵もこの時間がやって、まいりました!!!」
千歌「?」
鞠莉「あれ、曜は?」
梨子「あ、呼んでくるよ」スッ
千歌「この時間……あ///」
鞠莉「今日こそ選んでもらうんだからー!」
梨子「呼んできたよ」
曜「おはヨーソローみんな!」
果南「おはよ」
曜「また決めるんだ」
鞠莉「そう! でも、曜はこの前シたし……ちょっとは遠慮しても良いんじゃない?」
曜「あーそうだね、私は別に大丈夫だよ」
花丸「……むむ」
花丸「あれが処理を決める人ずらか」
花丸「あれに選ばれれば、千歌ちゃんのアレを見ることができるって寸法だね?」
花丸「……じ、人類の未来を……奪わせるわけには、いかないずら……っ」
花丸「た、たのもー!!!」
鞠莉「マルちゃん?」
花丸「ま、マルも、その処理の抽選に参加させて欲しいずら!!!」
千歌「え!?」
果南「ま、マル? 自分が何を言ってるかわかってるの?」
花丸「当たり前ずら! みんなこそわかってるの!? 千歌ちゃんのソレを間近でみる機会がありながら……」
梨子「ありながら……?」
花丸「な、なんでもない……とにかくマルもそれに参加するずら!」
果南「わかった、わかったから落ち着いて?」
鞠莉「じゃあちかっち、決めてもらいましょー!」
千歌(な、なんで花丸ちゃんが?)
千歌(シてくれるの? いやいやどういうこと?)
千歌(でも花丸ちゃん以外の人はシたことあるし……)
千歌(い、いやいやでもなんか花丸ちゃんにシてもらうのって、いい、のかな……?)
鞠莉「……はぁ」
曜「梨子ちゃん行こ」
梨子「そうだね」
果南「マル、だめだったらだめって言うんだよ」
花丸「え、え? マル選ばれたずら?」
千歌「ちょっとまだなんにも言ってなーい!!!」
果南「マル、本当に平気? 一体どうして急に」
花丸(……本当の理由なんてこの人たちには言えないずら)
花丸「マルも千歌ちゃんの力になりたくって……あはは」
果南「……うーん」
千歌「本当にいいの?」
花丸「うんっ!」
千歌「じゃあ、お願いします……」
花丸(他の人は事態を全然捉えられていないずら、結局マル1人でやるしかないんだ)
果南「じゃ、任せたよ。千歌、無理やりしちゃだめだよ」
千歌「わ、わかってる!」
花丸(千歌ちゃんのアレは人類の平和のために、犠牲になってもらうずら)
花丸「じゃあどこですればいいの?」
千歌「じゃあうちに来る?」
花丸「じゃあ、そうさせてもらうね」
千歌「練習終わりでいい?」
花丸「うんっ」
花丸「……枝切りばさみ、あったかな」
千歌「何か言った?」
花丸「一回家に寄ってからでいいかな?」
千歌「うん、それでもいいよ、じゃあ待ってるからね」
花丸「はーい」
花丸(――ちょん切ってやる、ずら)
◇――――◇
千歌「いらっしゃーい」
花丸「お邪魔しまーす」
千歌「はい、冷たいお茶です」
花丸「ありがと」
千歌「ありがとね来てもらっちゃって」
花丸「ううんマルから言い出したことだから」
花丸「聞きたいんだけど、それは生まれつきのものなの?」
千歌「うん……普段は女の子のよりちょっと大きいくらい、なんだけど……」
花丸「興奮すると?」
千歌「……うん、男の人のに、なる」
花丸(やっぱりわけがわからないずら……)
花丸「じゃあさっそく……始める?」
千歌「そ、そうだね……」
花丸「ええと、マル……どうすれば。とりあえず千歌ちゃんが興奮しないとだめで……」
花丸「あ、マルが脱げばいいんだ」
千歌「え!?」
ヌキヌギ…プルンッ
千歌「////」
千歌(い、いくら下着だからって躊躇なさすぎっ。ま、まあ花丸ちゃんにとっては同性だし、当然か……む、胸がぷるんって……///)
花丸「……まだ足りないずら?」
千歌「い、いや十分……だよ」//
ジッ…
花丸(ぅ、うう……いくら下着姿とはいえ千歌ちゃん見過ぎずら……)
千歌「も、もうちょっと前かがみに……」
花丸「こ、こう?」プルッ
千歌(た、谷間すごい……///なんか、実際のサイズよりも全然おっきく見えるって、いうか……//)
ムクムクッ
花丸「……膨らんでる、ずら」
花丸「マルで興奮したって、こと? 本当だったんだ」
千歌「///」
花丸「じゃあさっそく見せて欲しいずら」
千歌「じゃあ、脱ぐね……」スルスル
ボロンッ
千歌「……//」ビンビン
花丸「ふ、ふぁぁっ!!!」
花丸(ほ、ほ……本当に男の人のずら!!!)
花丸(びんびんで、ぐ、ぐろてすく……あ、あぁ)
花丸「妖怪、妖怪ずらぁぁ!!」
千歌「え、えっ」
花丸(こ、これが未来の人類の姿ずら!? 人類はみんなこうなって、こ、こんなのだめずら!!!)
花丸「み、未来……ずらっ! 未来ずらぁああああああ!!!!」
千歌「未来!?」
花丸「こ、こんなの認められないずら、マルが、マルがするしかないんだ!!!」スッ!!!!
千歌「へ!?」
千歌(はさ、み!?)
花丸(枝切りばさみは大きくて携帯できなかったけど、切れ味が一番いいのを持ってきたずら! これで、これでぇ!!)
花丸「お覚悟ー!!!!」ジョキンッ!!!!
千歌「きゃっ!!!」サッ!!
千歌(い、いま本気でコレを切ろうとした!?)
千歌「花丸ちゃん!? どうしたの!?」
花丸「ふーっ、ふーっ。未来を、人類の未来を守るのはマルしかいないんだよ! みんな狂っちゃってるずら!」
千歌「ちょ、ちょっと落ち着いて! お願いだから話をしよっ!?」
花丸「……千歌ちゃんも、人類のためには必要な犠牲、ずら……」
千歌「犠牲!? 犠牲ってなに!?」
花丸「千歌ちゃんのソレはきっと、人類の未来の姿ずら。いずれソレは進化して、ヒトの性別っていうものがあやふやになっていく……」
花丸「過剰な性欲にまみれ、人間に秩序が消えていく。争いが生まれ、食料はなくなり……難民が生まれ、人類は、滅びる……っ!!」
千歌「そんな……」
千歌(ん?)
花丸「だからいまここで、ソレを切るんだよ!!」
千歌「ちょっと待って! これを切って、どうするの!? 私はこれじゃ子供は作れない! でも私が子供を授かることができる!」
花丸「なにがいいたいの?」
千歌「たとえ今、花丸ちゃんがここでコレを切っても、私のコレは遺伝的なものだから、なんの意味もないよっ!!」
花丸「……」
千歌「花丸ちゃんがそうなるのを阻止したいなら……私の子宮を壊すか……私を[ピーーー]しかないの!!!」
花丸「はっ……!!」
千歌「いいよ、花丸ちゃん……花丸ちゃんがどうしてもそうしたいっていうなら止めない」
千歌「私のお腹にそのハサミを突き刺すか、この首を裂くか、どっちかしかないんだよ!!!!」
花丸「……」
花丸「どっちにしても、千歌ちゃんを……」
千歌「そう……」
花丸「マルは、マルは……っ」
千歌「いいよ、花丸ちゃん……花丸ちゃんになら、いいよ……」ニコ…
花丸「くっ……」プルプル……
花丸(いま、やらなきゃ……いましか、ないんだ!!)
花丸「あああああああっ!!!!!」グッッ!!
千歌「……」
ピタッ…
花丸「ぐす……マルには、できない……千歌ちゃんを、[ピーーー]、なんてっ……!」
千歌「うん……花丸ちゃんにそういうことができないってことくらい、知ってた……」ギュッ
花丸「千歌ちゃん、千歌ちゃぁんっ!!!」ギュッ
千歌「ごめんね、私が……ダメな子で、花丸ちゃんを悩ませて……」
花丸「うぁぁっ……っ!!」
千歌「……」
千歌(……なに、これ……)
◇――――◇
千歌「えと、うん花丸ちゃんの思うような未来にはならないと思うけど……」
花丸「本当……?」
花丸「ごめんなさい……マル」
千歌「か、勘違いもあると思うし、ね?」
花丸「……」
花丸(でも、千歌ちゃんあんなのついててかわいそう……あ、ちっちゃくなってる……女の子のとあんまり変わらない……)
花丸(あ、そっか……これを消すいい方法を思いついたずら)
サワッ
千歌「ああっ♡ちょっ♡♡」
花丸(なんか女の子のを触った感じがして生々しいずら……)
千歌「い、いきなり触らないでよお」ムクムクッ
花丸「またおっきくなったね、マルねいいことを考えたの」
千歌「?」
花丸「とりあえず処理を始めるね?」
千歌「や、やり方とか」
花丸「やり方は大丈夫ずら、本を見てそういうことの知識はあるつもり」
千歌「ど、どんな本を読んだの……」
花丸「き、きかないで欲しい……」////
千歌「花丸ちゃんて……意外と、えっちなの?」
花丸「え、えっちとはなにずらぁ!!?? ち、違うよこれは! なんていうのかな、ほら、知識だよ知識が欲しかったからっ」
千歌「ふうん?」ニヤニヤ…
花丸「る、ルビィちゃんには……みんなには言わないで」ウルウル
花丸「マル、えっちじゃないずら……いやらしくなんて、ないずら……」
千歌(あわわわ、泣いちゃうよ……っ)
千歌「ご、ごめんね大丈夫だよ!? そういうことに興味が出ちゃう年頃だもんね!? 私だって気になっちゃうことはあるもん!」
花丸「うん……出来心で、止まらなく、なって」
千歌「大丈夫だよ」ナデナデ
花丸「じゃあシても、いい?」
千歌「うん、お願い」
花丸「れろ……っ」
千歌「んっ♡はっぁ♡♡」
千歌(いきなり、舐めるんだ♡花丸ちゃん、ほんと、えっちじゃん……♡)
花丸「れれ♡ちゅっん♡これでいい?」チロチロ…
千歌「ちょ♡ちょっ、さきっぽ、ばっか♡んぁぁ♡♡」
千歌(な、なんか上手い、んだけど♡♡)
千歌「ほんとに初めて?」
花丸「うん、こんなことする機会ないよ」
千歌「そう、だよね」
花丸「じゅぶ……んぐっ」
千歌「はぁあぁ♡♡♡」ビクビク///
花丸(くちいっぱいに、千歌ちゃんのが♡)
花丸(歯を当てないように……)
花丸「んぐっ、んぐっ……♡♡」
千歌「あっ♡あっぁ♡んっ、ひ、ぅ♡花丸ちゃ……きも、ちぃ♡♡♡」
花丸(くちのなかでさきっぽを舌で……)
千歌「あっ♡ぁぁっ♡♡♡ぁ」ガクガク///
千歌「まって、花丸ちゃん、も、出る……きも、ち……ふっぁ♡♡」
花丸「んぐっ♡ぐっぽ♡ぐっぽ♡んっ♡」
千歌「はっぁ♡でる♡でる、でる♡♡♡」
千歌(な、なんで初めてなのに、曜ちゃん鞠莉ちゃん梨子ちゃん果南ちゃん……誰よりもうまいっ、の……♡♡)ビクッ
千歌「んぁぁっ!!!」ビュッビュッビュルルルルルッ!!!!!
花丸「んっ♡♡♡」
千歌「は……♡は♡♡」
花丸「んぐ……んぐ……」
千歌「ご、ごめんっ!!」
花丸「あー……♡」
千歌「///」
花丸「ごくっん♡♡」
花丸「にがいずらぁ……でも、こういうの、お寺で色々苦いの飲んだりするから、慣れてる、かも」
千歌「ええ!? なんで飲んだのさー!」
花丸「こうした方が喜ぶって……」
千歌「そ、そりゃそうかもしれないけど……」
花丸(……千歌ちゃんの縮んでいくずら)
花丸(一回出したら縮む、縮んでる期間にチャージしてるってこと? なら――連続ですれば、もっと小さくなって消えるんじゃ……)
サワッ
千歌「ひんっっ♡♡♡♡/////」
千歌「な、や、やめてっ♡出したばっかりは、敏感だから、ほんとにぃっ♡♡♡」ガクガク♡♡
シコッシコッ
花丸「あ、またおっきくなってきたずら。マルの唾液と精液で、ドロドロだから、よく滑るね?」
千歌「やっ、やっ♡ほんと♡らめっらめっ♡♡」ガクガク///
千歌「あっ♡ああっ♡♡♡」
花丸「もう一回イクの?」グッチュグッチュッ
千歌「だめ、だめだめっ、ほんと、また、またいっちゃう♡♡」
花丸「いいよ、空っぽの空っぽになるまで、思いっきりだしちゃうずら♡♡」
千歌「あっ♡ああっ♡あああっっ!!!!!」ビュッビュッビュッルルルルルルルッ!!!!!!
花丸「きゃっ♡♡ま、またこんなに出るんだ」
千歌「はーっ♡はーっ……♡」ピュ…ピュ
花丸(千歌ちゃんほんとに気持ちよさそうずら……♡)
花丸(よし……)
花丸「あむっ……♡」
千歌「は、花丸、ちゃん!?!?」
千歌「やめ、てっ、だめ……ほんと、なに♡んぁぁ♡かんがえ、てっ!!♡♡♡」////
花丸「んぐっ♡んぐっ♡♡♡」
千歌「あっ♡♡」
花丸「きもひいい?」グッポグッポ
千歌「あっ……ぁぁ♡♡」
千歌(あ、あたまおかしく、なる♡♡)
花丸「びくびくって、してるずら♡」レロ-ッ…♡
千歌「はっ……♡はっ♡」
花丸「……さすがにでないのかな、でも」
花丸(まだおっきいし)
花丸(興奮が足りないのかな……)
花丸(マルが、もっとがんばれば)
ヌギヌギツ
プルルンッ
花丸「……これで、まだがんばれるずら……?」モジモジ
千歌「っ!?♡♡♡♡」
千歌(な、なんか幼い顔なのに胸はおっきあから、へ、へんな感じ……おっきい♡♡♡)
千歌「はっ……んぐ♡」
花丸「れろ……♡じゅぴ……♡」
千歌「あっ♡あっぁ♡♡」
花丸(このまま――搾り取るずら)
◇――――◇
千歌「あっ♡ああっ♡」
千歌「むり♡むりむりむりぃ!!!♡♡♡」ガクガク
花丸「千歌ちゃんまだ、3回目ずら……♡がんばって♡」
花丸「胸でするのこれであってるのかな?」ヌッチャッヌッチャッ
花丸「……飛び出てきたさきっぽを、舐めて刺激すると良いって、みたずら♡♡」
千歌「や、やめてほんとにっ、しぬ、しんじゃうよぉ!!!」ウルウル
花丸「ちろちろ……んっれろ♡♡」
千歌「あっ♡あっ♡らめ♡まってまってぇ!!!♡ほんとに、なんかへんなの、へんな感じだからやめてぇ!!!」ガクガクガクッ!!!
花丸(なんかへんな感じだけど、気持ちよすぎておかしくなっちゃったずら?)レロレロ…グッチュグチュ
千歌「あっ――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁあっ!!!!!」プシュゥウッッ!!!!!
花丸「な、なにこれえ!?」
花丸(すごい勢いで吹き出してきたずら!? これ、さらさらしてて、精液じゃ、ない?)
千歌「あ゛……あ゛ぁぁ……」ピク…ピクッ
千歌「」
花丸「え、え!?」
花丸「千歌ちゃん、千歌ちゃん! どうしよ、気絶してる!?」
花丸「あわわ」
花丸「そっか、普通の男の人と違って快楽度合いが強すぎて……脳みそがショートして」
花丸「あ、あれ……千歌ちゃん、大丈夫?」
花丸(なんか、まずいかも……)
千歌「んえ?」ハッ
花丸「大丈夫!?」
千歌「あ、えっとと……はっ……ぁ、むり……も、ゆるじて……♡♡」
花丸「ご、ごめんなさい……マル、千歌ちゃんの精液を空っぽにしちゃえば、無くなるんじゃないかって……」
千歌「な、なくなるわけ、ないじゃん……!」
花丸「ご、ごめんなさい……」
千歌「はぁはぁ……いまの、なに……?」
花丸「多分、潮吹きって現象ずら……」
千歌「潮吹き……? わ、わかんないけど、も、やだ……しんじゃうよぉ……」
千歌「はぁぁ……もう終わりでいい、よね」
花丸「う、うん」
千歌「死んじゃうかと思ったけど、今日はありがと……しばらくなにもしなくていいかも……」
花丸「一応力に、なれたのかな?」
千歌「うん……大丈夫だよ、上手くてびっくりした……」
花丸「……///」
花丸(人類の未来は……まあ、いいのかな……?)
花丸「ほ、本当に他の人にいわないでね!!!」
千歌(あ、そういえばこの後ダイヤさんのとこいかなきゃなんだ……疲れたから、お昼寝したい……)
千歌(でも花丸ちゃん帰ったらすぐ向かわないとなあ……)
◇――――◇
ダイヤ「……お待ちしておりましたわ」
千歌「お、お邪魔しまーす……」
千歌「ダイヤさんのお家相変わらず大きい、ですね……」
ダイヤ「まあ、そうかもしれませんわね」
ダイヤ「こちらへどうぞ」
千歌「失礼します……」
ルビィ「失礼します……」
千歌「あ、ルビィちゃん」
ルビィ「お茶です、どうぞ」
千歌「ありがとう」
ダイヤ「ルビィ、自分の部屋へ行ってなさい」
ルビィ「ルビィ、邪魔……?」
ダイヤ「そうじゃなくって……その、ルビィには少し刺激が強いんですの、邪魔とか、そのようなことではないから……ね?」
ルビィ「うん……わかった」
千歌「また、今度ね!」
ルビィ「うんっ」
ダイヤ「で……本日はわざわざ足を運んでくださって、感謝しておりますわ」
ダイヤ「さっそく、本題に入ろうと思います」
千歌「……ごく」
ダイヤ「……わたくしの部屋に、移りましょうか」
千歌「は、はい」ドキドキ
千歌(な、なんでドキドキしてるのさっ)
スタスタ
千歌「ここがダイヤさんの部屋……」
千歌「き、綺麗ですね!」
ダイヤ「モノがないだけですわ」
千歌「スクールアイドル関連のものは?」
ダイヤ「全部ルビィの部屋にあるんですの」
千歌(なんかダイヤさんの部屋いい匂い……)
ダイヤ「では……わたくしに協力、してください」
ダイヤ「今日は勃起から射精まで、わたくしの前でしていただこうと考えていますわ」
千歌「ぼ、ぼっ///」
ダイヤ「な、、なにか文句でも!? 正式名称を言っただけですわ!!///」
千歌「い、いえなんでも、でも、みるだけって!」
ダイヤ「みんなのためだと言ったでしょう、果南さんから聞いた、手淫時と射精時の千歌さんの反応も見なければいけません」
千歌「うぅ//」
ダイヤ「……服と、下着を、脱いで」
千歌「……うん」ドキドキ
スルスル
ダイヤ「……」チラッ
ダイヤ「///」
ダイヤ(なんだか変なことをしている気分ですわ……)
ダイヤ(これもAqoursのため、そうAqoursのためですわ)
千歌「……ぬ、脱ぎました」///
ダイヤ「か、隠していては見えませんわ……」
千歌「は、はい」///
ダイヤ「ああもうっ、なんでそんな……っ」
千歌「?」
ダイヤ「なんでもありません!!」
千歌「……じゃあ」スッ…
千歌「あ、あんまり見ないでくださいっ///」
ダイヤ「……!!」///
ダイヤ「じ、女性の性器しか……ありませんわね」
ダイヤ「ど、どういう?」
ダイヤ(じ、女性のをマジマジとみるのが、これほど気まずい、とは//)カァアアアアアッ
ダイヤ(き、綺麗ですわね……って、ほんなことはどうでもよくって!!)
ダイヤ「わたくしを騙したんですの!?」
千歌「ち、違うよ!! こ、ここが……おっきくなるの……興奮、すると」///
ダイヤ「な、なるほど陰核、が……言われてみれば少し大きいような……」
千歌「……っ」カァアアアアアアッ////
ダイヤ「では早く興奮してください」
千歌「む、むりだよそんないきなり」
ダイヤ「なんでですの?」
千歌「だって、興奮するにはなにかがないと」
ダイヤ「なに、か?」
千歌「えと……裸、とか……下着とか……お、おかずって、言うらしい、んだけど///」
ダイヤ「な……なっ、破廉恥ですわ!!!」
千歌「破廉恥って言われたってしょうがないじゃん!!///」
ダイヤ「そ、そうですけれど、でも……」
千歌「ダイヤさんの下着姿みれば……おっきく、なるかも……」ボソッ…
ダイヤ「な……なっ///」
ダイヤ「黒澤の長女がそのようなこと、、できるわけがないでしょう!?」カッ
千歌「ご、ごめんなさいっ……」
ダイヤ「……な、ならあなたが自分で刺激して、勃起させれば良いですわ」
千歌「じ、自分で!?」
ダイヤ「わたくしにしろと?」ギロッ
千歌「い、いえ……」
千歌(う、うぅ、やっぱり恥ずかしいよ……)
千歌「……」サワッ
クリックリッ
千歌「ぁ……♡」
ダイヤ「////」
ダイヤ(な、なんですのこの気分は//まるで、わたくしが女の子に1人でさせてるようではありませんかっ!!)
ダイヤ(こんなところをルビィに見られたら)
ルビィ(お姉ちゃんと千歌ちゃん、なにしてるんだろう……)
ルビィ(ちょっとくらい……覗いてもいいよね?)ソ-ッ
千歌「んっ♡んっ♡♡」クチックチッ
ダイヤ「……」チラッ…チラッ
ルビィ「!?!?」
ルビィ(なに、あれ……)
千歌「んっぁ♡」
千歌(ど、どうしよ……全然おっきくならないよぉ♡ こ、これじゃあ女の子のひとりえっち見せてる、だけじゃん♡///)カァアアアアア
ダイヤ「////」
千歌「だ、ダイヤさん……だめみたいです」
ダイヤ「どういうことですの?」
千歌「ちょっと今日処理してもらったときに……色々あって、調子悪くなっちゃったっていうか」
ダイヤ「もう……」
千歌「……すみません」
千歌「やっぱり興奮しないから……緊張も、あるし」
ダイヤ「緊張するとだめなんですの?」
千歌「……多分」
千歌「だから緊張より興奮が高まれば……」
ダイヤ「し、しかしわたくしは、黒澤家の……肌を見せるだなんてっ」
千歌「でも……そうしないと……みんなのためって、ダイヤさん言ったから」
ダイヤ「……っ」
ダイヤ「わ、わかりましたわ……す、すこしですわよ……ほんとに」
千歌「う、うん」
ダイヤ「……///」
ブチプチ……
ダイヤ「こ、これで……どう?」////
ダイヤ(く、黒澤家の長女が人の前で……下着姿で谷間を見せることに、、なるだなんてっ……///)
千歌「////」
ルビィ(お、おねえちゃん……?)
千歌(だ、ダイヤさんいつもあんなにしっかりしてるから、そ、そのギャップが♡♡)
ダイヤ「わ、わたくしがここまでしているのにどうして女性器のままなんですの! 納得がいきませんわ、おかしいですわ!!」
千歌「やっぱり……調子悪いみたいです……今日は、ちょっと」
ダイヤ「わ、わたくしが、わるいというの!?」
千歌「違うよ!! ほんとに、今日は……」
ダイヤ「先に処理をしたから?」
千歌「はい……」
ダイヤ「……わかりましたわ」
千歌「?」
ダイヤ「今度、わたくしも……千歌さんの処理を担当させていただきますわ」
千歌「へ!?」
ルビィ(し、処理……おねえちゃん、が?///)
ダイヤ「ふ、不満なんですの!?」グイッ!!
千歌「ふ、不満じゃないです嬉しいです全然!!!」
ダイヤ「……よろしい」
ダイヤ「では服を着て」
千歌「うん……」
ダイヤ「……まだ時間はありますか?」
千歌「あるけど、どうかした?」
ダイヤ「……勉強会ですわ」
千歌「え?」
ダイヤ「あなた! µ’sµ’sと、µ’sのことだけでなく他のスクールアイドルについても勉強をするべきですわ!!」
ダイヤ「他のスクールアイドルも独自の色があり……そうですわね、前にできなかったラブライブの優勝者を順に見ていきましょうか」
千歌「あ、えっと」
ダイヤ「さあ千歌さんっ、あ、その前にルビィを呼んで来ませんと」
ルビィ「ぴぎ……っ」スタスタ
ダイヤ「ここで待っていて千歌さん」
千歌「は、はい……」
◇――――◇
千歌の家
千歌「うぅ、熱量がすごすぎて、ついていくのがやっと、だよ」グッタリ
千歌「はーつかれたぁ……」
プルルルルルルッ
千歌「ん……善子ちゃんから、か」
千歌「もしもーし」
善子『あ、もしもし』
千歌「どうしたのー?」
善子『ねえあなたゲーム機、持ってる?』
千歌「うーん、昔の携帯ゲームしか持ってないよ」
善子『じゃあ最近のは持ってないって、ことね?』
千歌「うん、どうかした?」
善子『明日、ゲーム機とゲーム持ってくわ』
千歌「どういうこと?」
善子『ゲーム機とゲーム貸すから、ちょっと練習してよ」
千歌「練習? なんで?」
善子『あ、あなたとゲームしたいの!! いいでしょ?』
千歌「あーなるほどぉ、それは構わないけど……千歌ゲーム苦手かも」
善子『大丈夫よ、すっごく簡単で有名なのだから。普段はそういうのじゃなくって、銃で打つやつばっかりしてるんだけど……みんなで出来るかなって、最近買ったの』
善子『――だ、だからあなたは実験台!!!』
善子『わたしばっかり勝ってもつまんないから、練習して』
千歌「なるほど、うん、上手く出来るかわかんないけどやってみるよ!!」
善子『じ、じゃあ明日持っていくわね!!!』
善子『ふふっ、そうだ聞いてよまーた花丸のやつがね――』
◇――――◇
千歌「あ、これだねありがとう」
善子「大切にしてよね」
千歌「もちろん!」
善子「まあでも正直練習なんていらないんだけど……まあ一応ね、お姉さんかリリーとでも練習してて」
千歌「うん!」
千歌「いつ善子ちゃんとしよっか!」
善子「そうね……まあ明後日くらいでどう?」
千歌「明後日、ね、うん大丈夫だよ!」
鞠莉「ちかっちー!!」
千歌「?」
鞠莉「アレ決めるから、早くきてー!!」
千歌「え!?」
千歌(アレって……今日じゃないはずなんだけど)
千歌「いまいくっ!!」タッタッタッ!
善子「……」
善子「結局私とあんただけになったわねルビィ」
ルビィ「うん……」
善子「まさかお姉さんまで行くなんて、なにがあったの?」
ルビィ「ちょっと色々あったみたいで……」
善子「……ふぅん」
千歌「ちょっと今日は違うはずじゃ?」
鞠莉「私達考えたの、当日に決めるより前日に決めた方がいいでしょ?」
千歌「……ごもっともです」
鞠莉「じゃあ今回はニューカマー、ダイヤちゃんが加わりましたー、やったねちかっち」
ダイヤ「わたくしは調査のため、ですわ」
鞠莉「えーそんなこといって、ちゃんとちかっちのこと気持ちよぉくしてあげないとダメなんだよ? ダイヤにできるの?」
ダイヤ「調査、ですわ!!」
鞠莉「相変わらずハードなんだから」
果南「マルも普通にできたんだ?」
花丸「一応……ずら」
千歌(誰よりもうまかったくせに……)
梨子「ねえねえ千歌ちゃん……たまには、頼ってくれても……」
梨子(千歌ちゃんとするの……気持ちよかった、し……)
千歌「///」
ダイヤ「千歌さん、約束、覚えていますね?」
千歌「ぅ……」
鞠莉「そうやって圧力かけないっ! じゃあ次は誰にする?」
千歌「じゃあ、ダイヤさんで……」
ダイヤ「じゃあとはなんですの!」
千歌「ダイヤさんがいい!!!」
ダイヤ「ふふっ、わかりましたわ」
鞠莉「なにそれつまんなーいっ、最初から決まってたみたいに」
梨子(はぁ……また選んでもらえなかった……)
梨子(私とのえっち、気持ちよくなかったのかな……)
梨子「はぁ……」
曜(……?)
曜「ね、梨子ちゃん」
曜「ちょっと、あっち行こう?」コソコソ
梨子「え……?」
曜「ね?」
梨子「う、うん」
鞠莉「もういいよーだ、いこ果南、こんなドスケベダイヤさんなんて置いて」
ダイヤ「ど、どういう意味ですの!?」
鞠莉「どういうってそのままの意味だよーっだ」
ダイヤ「あなたね!!」
ダイヤ「では千歌さん、明日はよろしくお願いいたしますわ」
千歌「う、うん」
ダイヤ「ちょっと鞠莉さん待ちなさい!!!」
千歌「あれ、曜ちゃんと梨子ちゃんは?」
千歌「善子ちゃんのゲームしよって誘おうと思ったのに」キョロキョロ
◇――――◇
梨子「もう、どうしたのいきなり」
曜「いやーなんとなく、ね?」
梨子「なんとなく?」
曜「……」
曜「千歌ちゃん、次はダイヤさんにシテもらうんだね」
梨子「っ……」
曜「……梨子ちゃん今、なにを、考えてる?」
梨子「別に、なんでもないよ……」
曜「――むぎゅっー!!」
梨子「んんん!? な、なにする、の!」
曜「いやー、なんか私ばっかり本当のこと言ってずるいなって思ったの」
曜「か、勝手に言ったのは、私なんだけどさ……」
梨子「……」
曜「私、ちょっと悔しかったの。千歌ちゃんは梨子ちゃんといるときが一番楽しそうだし、私といる時も梨子ちゃんの話ばかりするし……千歌ちゃんとの秘密も知られて、結局――えっちだって梨子ちゃんの方が先だった」
梨子「……」
曜「あ、ああ……もう、また言っちゃった……」
曜「なんか、千歌ちゃんが梨子ちゃんに色んな話するのも、わかる気がする……うん」
梨子「……千歌ちゃんは、私といるときはいつも曜ちゃんの話、してるよ、本当だよ?」
梨子「それに、千歌ちゃんと曜ちゃんが楽しそうに話してるの見ると羨ましいなって、思うの。私じゃわからない話も、あったりするし……」
曜「あ、ごめん……梨子ちゃんのこと考えて、なかったね……」
梨子「ううん、いいの! 昔の話で盛り上がるのを、邪魔したくはないし」
梨子「それに、もっと2人のこと知りたいからね」
曜「梨子ちゃん……」
曜「梨子ちゃんの話ももっと聞かせて欲しい」
梨子「えー私の話なんて聞いてもつまらないよ」
曜「もうっ、そーやっていつも話してくれないんだもんっ!」
梨子「ほ、本当につまらないから……うん」
曜「――今回の悩みも?」
梨子「……っ」
曜「梨子ちゃんが考えてたことと、似たようなことを、私も考えてたと思う」
梨子「……」
曜「私はね、本人に言えたよ。怖かったけど、でも……言えたよ。そっちの方がスッキリするし、絶対いいんだよ!」
梨子「な、悩んでるって言っても、私、変な理由だし……」
曜「変じゃないよ、悩んでることに変とか絶対ないよ! だってその人にとっては重要だから悩んでるんだもん」
梨子「……」
曜「じゃあ、当ててあげよっか……」
梨子「あ、当てなくっていいよ、わかった……話すよ」
曜「……うん」
梨子「わ、笑ったりしないでね……?」
梨子「私ね、千歌ちゃんとえっち、したんだけど……善子ちゃんに無理やりしてから、千歌ちゃんが選ぶ形になったでしょ?」
曜「うん」
梨子「でも、私……選ばれてないから」
梨子「曜ちゃん以外の他の子とはえっちしてないみたいだし……私、千歌ちゃんのこと満足させてあげられてなかったのかなって」
梨子「私じゃ、だめなのかなって……っ」
曜「梨子ちゃん……」
梨子「さっきも言ったでしょ、私……曜ちゃんが羨ましかった!!」
梨子「千歌ちゃんに選んでもらえて、それって、信頼されてるってことでしょ」
梨子「私は千歌ちゃんと何回かシたけど、大体は私から……最初だけ、だったかな」
梨子「私は……ただ、する相手がいなかったから、されてただけなのかなって……」
梨子「でも曜ちゃんは、違う気がするの。千歌ちゃんに求められて満足させてあげられたんだろうなって……だから、私じゃ、だめなのかなって……」
曜「梨子ちゃん……うん、話してくれて、ありがとう」
梨子「変でしょ、私……力になりたいって思ってただけのはずなのに、今は求めて欲しいだなんて、自分勝手だよ……」
曜「……私もね、ずっと千歌ちゃんの力になりたくて、力になれなくて、暴走しちゃった。でも、それって結局は私の勘違いっていうか」
曜「私の場合は千歌ちゃんなりの気遣いだった、それを無視して千歌ちゃんの力になりたいって思ってた私は、ただの……自分勝手だった」
梨子「……私達、一緒、だね……」
曜「うん……馬鹿みたい、だね」
曜「……で、つまり梨子ちゃんは……また千歌ちゃんとえっちがしたいって、こと?」
梨子「そ、そうは言ってないでしょう!?」/////
梨子「ち、ちょっと……寂しいかなって、くらいで……」////
曜(わたしも、また千歌ちゃんと……)
曜「……力に、なろっか?」
梨子「え?」
曜「梨子ちゃんと千歌ちゃんが、えっちできるように」
梨子「い、いいってばっ!! わ、わたしはっ////」
曜「でもそれじゃあ千歌ちゃんはずっと梨子ちゃんのことを選んでくれないかも」
梨子「……千歌ちゃんが、そう思ってるなら……仕方ない、よ……」
曜「それで、いいの? 私の経験上、それじゃあ、だめだよ。梨子ちゃん、意外に頑固だね」
梨子「……」
梨子「前は千歌ちゃんに遠慮なく言えたかもしれない、でもそれは千歌ちゃんが我慢出来なくなってて、私の願望では、ないってことになってたから」
梨子「だからお願いなんてしたら、嫌われちゃうよ……気持ち悪いって……千歌ちゃんに、嫌われちゃう……」
曜「そんなことで嫌われちゃってたら、私はもう絶交、してるね?」フフッ
曜「千歌ちゃんはそんなことで嫌いにならないよ、わ、私が千歌ちゃんとシたの、全面的にわたしから、だし……」///
曜「ほんとは梨子ちゃんに全部任せちゃおっかなって思ったんだけど……やっぱり、私もって……思っちゃったの」
梨子「私は……」
千歌「――あーもう、どこにいるかと思ったじゃん!!!」
梨子「千歌ちゃん……」
曜「ごめんごめん、すぐに戻るね」
千歌「あ、ねね曜ちゃん今日暇?」
曜「え? 夕方からなら……」
千歌「よしっ、ね、梨子ちゃん曜ちゃん、ゲームしようよっ!」
梨子「ゲーム?」
千歌「善子ちゃんがね、貸してくれたんだ今度みんなでしたいから練習しとけーって!」
千歌「コントローラーもあるし、三人であそぼっ!!」
曜「いいねっ!」
梨子「ゲームかあ、うんいいよ」
千歌「やったー!!」
千歌「じゃあ曜ちゃん、夕方梨子ちゃんちで待ってるね?」
梨子「わたしの家!?」
千歌「うんっ、梨子ちゃんの部屋の方が好きだから! 女の子っぽいしっ」
曜「わかるっ、私も梨子ちゃんの部屋好きだよー、なんかいい匂いする」
千歌「だよねだよねっ!!」
千歌「じゃあ決定で!! お泊りだねゲームパーティだ!」
梨子「ちょ、ちょっと待ってなんにも言ってないよね!?」
千歌「……だ、だめかなふたりとも」
曜「私はオッケーだけど、梨子ちゃんは?」
梨子「もう……掃除しておきます」
千歌「やたー!!」
曜「梨子ちゃんチャンスだね、私、途中で帰ろうか?」
梨子「いいってば!」////
千歌「?」
梨子「なんでもないっ!!」
梨子(て、いうか……今日は千歌ちゃん、禁止の日だし)
◇――――◇
ダイヤの家
ルビィ「……明日はお姉ちゃんが千歌ちゃんの処理をするって……鞠莉さんが言ってた」
ルビィ「し、処理ってなんだろう……」
ルビィ「ルビィのパソコンと携帯じゃ、そういう、えっちなの、見れないし……でも、ルビィだけなんにも知らないだなんて嫌だよ」
ルビィ「花丸ちゃんも、処理できるのに……ルビィだけ、なんにも……」
ルビィ「そうだ、おねえちゃんのパソコンで、こっそり……」
ルビィ「大丈夫、お客様との会食に行っててしばらく帰ってこない」
ルビィ「よしっ」
スタスタ
ルビィ「お邪魔します……パソコン、あった」
ルビィ「パスワードは教えてもらってるし」
ルビィ「起動!」
ルビィ「インターネットで……」
ルビィ「えっと、なにを検索すればいいんだろうっ……」
ルビィ「お、おねえちゃんは普段なにを検索してるんだろう……履歴、と」
ルビィ「」
ルビィ「え、えっと……いつもスクールアイドルのことを調べてるから……」
ルビィ「下の方はいつも通りで、上の方、は……昨日調べたもの、かな? 千歌ちゃんがかえったあとに」
ルビィ「……だん、せいき///」
ルビィ「とりあえずこの履歴を調べて」カチッ
ルビィ「」
ルビィ「――ぴぎ……ぴぎぃぃやぁああああああ!!!!!」
ルビィ「うゅゅ……な、なにこれ……これがだんせーき? うぅ、なにこれぇ……おねえちゃん、こんなサイトみてる、の?」
ルビィ「でも、見なきゃルビィは子供じゃないってこと、を、おねえちゃんに証明、するんだ!!」
ルビィ「う、うぅ……」クリック クリック
ルビィ「ひっぐ、これが、しゃせー……これが、ぼっき……ぐす、ぅぅ」クリック クリック
ルビィ「ううぅぅっ……」
◇――――◇
曜「ヨーソロー! 梨子ちゃんお邪魔しますっ!」
千歌「お邪魔しまーすっ!!」
梨子「あわてて掃除したよ」
千歌「いつも綺麗じゃん」
梨子「そんなことありません」
梨子「……曜ちゃんそれどうしたの?」
曜「よくぞ聞いてくれました! これ、お泊り用に、お菓子とジュースであります!」
梨子「わぁ、わざわざ買ってきてくれたの!? ありがとう……お金を」
曜「いいっていいって、気にしないで泊まらせてもらうんだもん、宿代ってことで!!」
千歌「うぅ、曜ちゃん私なんにもしてないのに……」
曜「もう、本当に平気だから、ね?」
千歌「ありがと……」
千歌「あ、曜ちゃんご飯食べてないでしょ? 何か持ってこようか?」
梨子「あ、そのことなんだけど……」
梨子「私が、料理を作ろうかなって……」
曜「本当!?」
千歌「またご馳走してくれるの!?」
梨子「う、うんよかったら……曜ちゃんみたいに、上手くは、作れないかもしれないけど」
曜「ううん! 私梨子ちゃんが作る料理食べたいって思ってたの!!」
梨子「ほ、ほんと?」
千歌「曜ちゃん言ってたよね!」
曜「うんっ、じゃあお願いしても……いいかな?」
梨子「うん、任せて」
千歌「ねえねえ曜ちゃん、エナジードリンク、なんで6本もあるの?」
曜「ん? あ、えっとほら、ちょっと夜更かししちゃおっかなって。私はすぐ眠くなるから、一応みんなの分も!」
梨子「こういうのって一本そこそこするんじゃ……」
曜「ほんと、大丈夫だって! その分楽しいんだし!」
曜「今夜は寝かせないぞー!」
◇――――◇
千歌「あーもうっ、なんで私ばっかりビリなのー!?」
曜「ふふっ、サイコロに見放されてるね」
梨子「ミニゲームもだね」
千歌「私ゲームできないのかぁぁ……」ガックリ
千歌「ごく……ぅ、このエナジードリンク面白い味するね、それに量も多いし」
曜「ほんとに効くかはわからないけど、病は気からっていうしね」
曜「それにしても、梨子ちゃん料理うまいね、すごいよ」
梨子「曜ちゃんの方が上手いって」
曜「いやいやそんなことないよ」
梨子「私は曜ちゃんみたいに売りに出せるような料理は作れないもん」
曜「でも梨子ちゃんの料理女の子らしくって、私が男の子だったらすぐ好きになっちゃうーって感じだよ」
千歌「わかるーっ、なんか女の子っぽい!」
梨子「///」
曜「私のはパパ直伝の男料理! って感じだから……」
梨子「それでも曜ちゃんの方が上手いよ」
曜「いやいや! 梨子ちゃんのほうが!」
千歌「どっちも美味しいじゃ、だめなの?」
千歌「わたし、ふたりの料理どっちも大好きだよ! わたしにはできないし……えへへ、ふたりとも毎日作りに来てくれたらいいのに」
曜「千歌ちゃん///」
梨子「そ、そうだね比べる必要は、ないね」
梨子「千歌ちゃんはお料理とかできるの?」
千歌「……お弁当作るくらいしか」
梨子「へぇ、すごいね」
千歌「あ、今度ふたりに作ってあげる!! それで今日のお返しってことで!!」
曜「いいねそれ! 楽しみだね!」
梨子「ふふっ、うん」
千歌「……善子ちゃんにも、作ってあげよう」
梨子「うん、そうしよ……」
曜「うんっ!」
曜「あ、このお菓子買ってきたけど、美味しい……新しいやつだったから買ったんだけど」
梨子「どれどれ?」
曜「これ、梨子ちゃんあーん」
梨子「うぇぇ/// あーん……んむ、ん……本当だ」
曜「クセになっちゃいそうだね」
梨子「そうだね」モグモグ
千歌「ずるーいっ、曜ちゃんわたしにもあーん」
曜「ふふ、はいはいあーん」
千歌「あむ、んーっ、美味しいっ!! えへへ……」
千歌「もういっこ!!!」
曜「はい、あーん」
千歌「んぅぅ、幸せ」
梨子「太るよ?」
千歌「運動してるから平気だもーん」
梨子「ふふ、どうかな」
曜「よっし、じゃあもう一回ゲームやろうよ!」
梨子「次は負けないよ」
曜「もう一回勝っちゃうもんねー」
千歌「ちょっと! ふたりともわたしはー!?」
◇――――◇
曜「んー、もう12時か、あんまり眠くないや」
千歌「普段なら曜ちゃんは意識ないのにね」
曜「仕方ないでしょ」
曜「ごめんね梨子ちゃん……楽しくって、タイミング見て帰るのわすれちゃった」コソコソ
梨子「いいよ、そんなの///」
曜「よーし、持ってきたパジャマに着替えよー!」スルスルッ
千歌「きゃっ……曜ちゃん///」
曜「あ……」
曜「ごめ、ん」
千歌「う、ううん」
千歌(よ、曜ちゃんとのえっち、気持ちよかったな……)
曜(やば、なんかスイッチ入っちゃった感じ?)
千歌(……ど、どうしよ)ムクムクッ
千歌(昨日花丸ちゃんにあんなにされたのにっ……うぅ、トイレに行って、なんとか、収めないと……で、でも今立ったらバレちゃう)
梨子「……千歌ちゃんもしかして」
千歌「ぅ……」
千歌「だ、だって曜ちゃんがっっ!!」///
千歌「な、なんでもない……わたしの、せいだから……」
曜「何か想像しちゃったの?」
千歌「……////」
曜「……」
曜「見せて、すぐ処理するから」
梨子「曜ちゃん!?」
千歌「なに言ってるの!?」
曜「だって、収めないと……ゲームの続きできないし、おしゃべりも、できないよ」
千歌「……うぅ」
梨子「でも曜ちゃん、今日は処理の日じゃないし、明日はダイヤさんが」
曜「――もう、"今日"じゃないよ」
梨子「え? あ、12時……」
曜「処理の日だったら、仕方ないって思わない?」
梨子「で、でも……」
ギュッムニュゥ
千歌「よ、曜ちゃんだめだよっ……♡こ、興奮、しちゃう、から……っ///」
千歌「きゃっ曜ちゃん、脱がせない、でよっ」ズルッボロンッ
梨子(だ、大胆すぎ……///)
千歌「ぅ、う」////ビンビンッ
曜「ほら――もう興奮、シてるでしょ」
梨子「///」
曜「千歌ちゃんこうなったら収まらないの、自分で知ってるよね? このまま私達に見られたまま、辛い気持ちで夜を、すごす?」
千歌「ぅ、うぅ」
曜「……ほら、梨子ちゃんも……2人で、力になってあげよ?」
梨子「……ふ、ふたりで!?」
千歌「は、恥ずかしいよっ」
曜「わたしだって恥ずかしいよっ!///」
梨子(でも、果南さんが決めた約束が……。でも、一応処理の日だし……っ)
千歌「ハッ……ハッ……梨子ちゃん……み、ないで///」
梨子「っ」ドキンッ
梨子(少しくらい……いい、よね?)
梨子(でも、曜ちゃんと……は、恥ずかしい、ね……)
曜「ほら、梨子ちゃんも服を脱いで?」
梨子「え、えっと」
千歌「ぅ……」////
梨子「わかった……」スルスルッ
曜「千歌ちゃん梨子ちゃんも力になってくれるって」
千歌「///」
曜「梨子ちゃん、毎回思うけどスタイルいいね」
梨子「そんなことないよ……恥ずかしい、な」
曜「梨子ちゃんは一体どういうので、千歌ちゃんのコレの扱いかたを勉強したんだろ」
曜「私はインターネットだけど」
梨子「わ、わたしも、だよ」
曜「あ、もしかしてえっちな本とか?」
梨子「へ!?」
曜「ベッドの下とかにー」ガサゴソ
梨子「や、やめてっ!!!」
曜「――なに、これ……」
梨子「あ……あっ、それ、は」
千歌「――なあに、それ……女の子と女の子が裸で……」
曜「これ、同人誌ってやつ?」
梨子「ぅ、うぅ……」
千歌「な、なんかすごいの見つけちゃったね」
曜「……梨子ちゃん女の子のことが好きなの?」パラパラ
千歌「え!?」
梨子「えっ、と」
梨子「す、すきって言うか、女の子同士を見るのがすきって言うか」
曜「梨子ちゃん自身ではないんだ?」
梨子「恋愛とかは、多分ないけど……」
曜「ふぅん、梨子ちゃんの新しい趣味を発掘しちゃったのか……あの、そんなつもりじゃなかったというか」
曜「な、なんかごめん」
千歌「うん……いいと、思う」
梨子「……ひ、人の部屋を漁っておいてそんな顔をする普通!?」
曜「うわぁぁ、ごめんなさいっ!」
曜「女の子同士を見るのがすきっていうのは、現実でも!?」
梨子「そ、それが、なに!? 悪かったね、変態でっ!!」カッウルウルッ
千歌「大丈夫だよ泣かないで?」
曜「そうだよ! ね、それって――私と千歌ちゃんでも、いいの?」
梨子「え……あ」
梨子「や、やってみてくれたら、わかる、かも……」
曜「千歌ちゃんこれ以上梨子ちゃん怒らせたら追い出される」コソコソ
千歌「曜ちゃんがシたんじゃん」コソコソ
梨子「それがなに!?」
曜「ひいっ、やります、やるから見てて!?」
梨子「え」
クイッ
曜「……千歌ちゃん、千歌ちゃんて、本当に可愛いよね……好きになっちゃうかも」
千歌「え、曜ちゃん……?///」
曜(は、恥ずかしいけど元からしようとしてたし、えいっ)
曜「んっ……ちゅ」
千歌「んんっ///」
梨子「!?!?」//////
梨子(あ、顎クイからの、幼馴染が告白して、強引に唇を奪うなんて/////)カァァアアアアアッ
千歌「……梨子ちゃん見てるよ曜ちゃん///」
曜「気にしないでよ、私だけを見て」イケボッ
梨子「~~~♡♡♡」バタバタッ
曜「これで、よかった……?」
梨子「う、うん……あの、お腹いっぱい……」
曜「よ、よかったね千歌ちゃん!」
千歌「うんっ……」
曜「じゃあ梨子ちゃんこっちへ来て? 千歌ちゃんの、処理してあげよ?」
梨子「……うん」
曜「千歌ちゃんはベッドに座って」
千歌「こう?」
曜「うん」
曜「で、どうしようか……」
梨子「ふ、ふたりで舐めればいいんじゃない、かな?」
曜「そ、そうしよっ!」
千歌「ほ、ほんとにふたりで――ああっ♡♡」
曜「れろ……ちゅっ」
梨子「わ、わたしも……んっ、ちゅぴ……れろっ」
千歌「っふっぁ♡♡♡♡」キュンキュン
千歌(2人が下着姿で、私のを……やばいっ、恥ずかしいけど、興奮、する)ビンビンッ///
曜(梨子ちゃんは、こんなふうにするんだ……や、やっぱり恥ずかしい///)
梨子(曜ちゃんのいやらしい顔初めてみた……可愛いけど、は、恥ずかしい///)
梨子「千歌ちゃん、気持ちいい?」レロッ
千歌「う、ん♡や、ばい」ガクガク
曜「びくびくさせすぎ、だよ」
千歌「ぅぅ……らっ、て♡♡」
千歌(もっと、もっと……)
千歌「ね、ねえ……ふたりの、胸、みたい……////」
曜「ええ!?」
梨子「いくら女の子同士とはいえ、曜ちゃんに見られるの、ちょっと恥ずかしい、かも」
曜「だ、だよね」
千歌「そっか、ごめん」シュンッ
梨子「……」
曜「じ、じゃあ梨子ちゃん……もっと仲良くなる証として……えと、脱がせてあげる」
梨子「ええ!?///」
曜「だから私の脱がせて?///」
梨子「……千歌ちゃんのため、だよ?」
曜「うん」
スッ
曜(や、やば……ほんとにいけないことしてる気分……)
梨子(うぅ、曜ちゃんは正真正銘の女の子……こんなことするのいけない気が……あ、曜ちゃんの手が、ホックに……///)
プルン
千歌「///」
曜「き、綺麗だね梨子ちゃん//」
梨子「曜ちゃんも……お、おっきいね?」///
曜「そう、かな……」///プルンッ
梨子「……隠しちゃだめ、自分から言いだしたんでしょ?」
曜「う、うん……」
梨子(サイズよりおっきくみえる……)
梨子「それに、運動してるからか健康的……」
曜「へ、変なふうに筋肉ついてるだけだよ///」
曜「私も梨子ちゃんみたいにスレンダーになりたいよ」
梨子「太りにくいってだけ、曜ちゃんみたいな方が魅力的だよ」
曜「そ、そんなことな――」
千歌「――あーもうっ、そうやって延々と褒め合い続けるの!?」
千歌「どっちもいいでいいじゃんっ!」
梨子「ぅ……そ、そうしよっか」
曜「うん……」
曜「や、やっぱり想像以上に恥ずかしいんだけど」
梨子「そう、だよね///」モジモジ
千歌「♡♡」キュンキュンッ
曜「じゃあ、続きしよっか」
梨子「じゃあ曜ちゃんがそのまま下で、私は……千歌ちゃんのこっちを、責めちゃおうかな?」
梨子「わたしたちばかり脱いで、自分は脱がないだなんて不公平だよね?」
プチップチッ プルンッ
千歌「うぅ///」
曜「千歌ちゃんが上も好きなの知ってるんだね」
梨子「一回くらいしかしたこと、ないけれどね? じゃあ寝転がって」
千歌「うん//」ゴロンッ
曜「あ、梨子ちゃん……」
梨子「?」
曜「千歌ちゃんは胸と下一緒にすると、えっちと同じで声抑えられなくなる、から……」
梨子「そっか……」
千歌「ごめんなさい……」
曜「梨子ちゃんの唇で、塞げばいいんだよ」
梨子「な、なるほど」
千歌「大丈夫なの?///」
梨子「とにかくやってみよ?」
梨子「ちゅ……っ♡」サワッ…モニュモニュゥ
千歌「んんっ♡♡」
曜「れろ……ちゅぴっ……んぐっ♡んぐっ♡♡」ジュブジュブ
梨子「ちかちゃ……♡んっぅ♡♡」クリックリッ
千歌「んんっ♡んんっぅ♡♡」ビクビク
曜(全身が痙攣してきてる♡気持ちいいんだね♡)
千歌(な、なにこれ♡梨子ちゃんの両手で胸を刺激されて、曜ちゃんの口で下、それで梨子ちゃんにキスされて……ぜ、全身が気持ちよくて、おかしく、なっちゃぅ♡♡♡)
梨子「ぷは……ふふっ、さきっぽつーんって上向いちゃってる、かわいい♡」
千歌「ああ♡――んっっぅ♡♡」
梨子(声は、禁止♡♡)チュッゥ
曜「千歌ちゃん、こっちもさきっぽからトロトロなのいっぱい出てきちゃってるね。れろ……んっにがい♡♡」
千歌「んーっ♡んーっ♡♡♡」ガクガク///
千歌「んっ♡♡んっ♡♡んんんんっ!!!」フルフルッ!!
梨子(涙目になっちゃって、かわいい……♡そろそろ出ちゃうかな?)
曜「んっ♡くひのなかで、ぱんぱんに……出ちゃうんらね?」グチュッグッポグッポレロレロ…♡
千歌「んっ♡んーっっ♡♡♡――~~~~っっ!?!?」ビュッビュッ!!!!ビュルッルルルルルッ!!!!!!
曜「んっんんっ!!!!」/////
千歌「ふーっ……ふーっ♡♡♡」
梨子「ぷは……千歌ちゃんたくさんだせたね♡」
千歌「はぁはぁ♡きも、ち……ぃ♡」トロ-ン…
曜「あー……♡♡」
梨子「だ、だしすぎ////曜ちゃんお口の中いっぱいだよ///」
曜「んぐ……んぐ……っ」
千歌「ま、また飲んじゃったの//」
曜「千歌ちゃんのだもん、平気だよ」
千歌「///」
曜「あれ」
梨子「あ」
梨子「――ま、まだ元気、だね……?」
千歌「あ、いやえっと……//// ふたりにされるのが、新鮮で……私」
曜「そっか新鮮なことだとやっぱり興奮しやすいんだね」
曜「梨子ちゃん、今ならえっち出来るんじゃない? 私シャワーでも浴びてくるよ?」コソコソ
梨子「む、むりだよ///」
曜「隠していたらだめ、思ってること、伝えなきゃ」
梨子「……」
千歌「なんのはなし?」
曜「……大丈夫」
梨子「……」
梨子「あ、あのね千歌ちゃん……」
千歌「うん」
梨子「――わ、私とのえっち……気持ちよくなかった、かな……? あんまり、力になれてなかった、かな?」
千歌「え? どうしたの梨子ちゃん」
梨子「……」
千歌「もしかして、千歌が梨子ちゃんのこと選ばなかった、から?」
梨子「っっ」
梨子「わ、わかってるの。曜ちゃんや、他の人の方が魅力的だし、そっちを選びたくなるのも」
梨子「でも私、千歌ちゃんとするの好き、だったの。こんなこと言うと気持ち悪いって、思うかもしれない、けれど……気持ちよかった、から……」カァァアア
千歌(き、気持ちよかった///梨子ちゃんがこんなこと言うなんて///)
千歌「そ、そんなことないっ! わたし梨子ちゃんとするの大好きだし/// シたいとも思ってたけど……曜ちゃんと約束してたし、花丸ちゃんはどんななんだろうって思っちゃって、ダイヤさんは押されて……」
千歌「だ、だからね、梨子ちゃんが悪いとかそういうのはないんだよ! ほんとにっ、私とするのが好きなんて……う、嬉しすぎる、し……」////
梨子「千歌ちゃん……」
梨子「――じゃあ、さ……今から私達と、えっち……出来る……?」
千歌「へ!?」
梨子「もう一度したいって言ったら……迷惑、かな?」ウワメッ
曜(……ちゃんと言えたね、梨子ちゃん)
千歌「し、シたいっ! 大丈夫、できるよっ」
梨子「千歌ちゃん……」
曜「じゃあわたし、ちょっとシャワー、浴びてくるね」
梨子「――まって」ガシッ
曜「ど、どうしたの? これからふたりで……」
梨子「私、私達とって言ったよ」
曜「へ?」
梨子「曜ちゃん、そうやって私が言いたいことを千歌ちゃんに言わせて、自分が思ってること、言わないんだもん」
梨子「すぐに一歩引いてさ、曜ちゃんはそういう人なんじゃないかって、なんとなくわかってきた気が、するの」
曜「わ、わたしはべつに……梨子ちゃんがシたいっていうの、サポートしたかっただけだし……」
梨子「うそ」
梨子「曜ちゃんだってシたいはずなのに、私に譲ろうとして、自分の気持ち、隠してる」
千歌「そ、そうなの……?」
曜「……」
梨子「曜ちゃんの気持ちが、知りたい」
曜「……」
千歌「曜ちゃん……?」
曜「そう、だよ……」
曜「私だって、千歌ちゃんと毎回シたいけど、でも……独占なんて出来ないし、みんなにも悪いしっ……」
梨子「曜ちゃんも、私とおんなじで千歌ちゃんと少しでも多く触れあっていたい……違う?」
曜「……ちがく、ない」
梨子「もう、頑固なのはどっちなんだろう」
曜「し、仕方ないじゃん///」
梨子「じゃあ決まりね、千歌ちゃん、本番をあと2回、出来そう?」
千歌「に、2回……が、がんばる……!」//
曜「そ、その前に口をゆすいで来てもいいですか!」
梨子「一旦休憩しようか、行ってきて曜ちゃん」
曜「うん」
梨子「じゃあ私も曜ちゃんが買ってきたエナジードリンクのんじゃおっかな、千歌ちゃんはもう一本飲んでみたら?」
千歌「大丈夫なのかな……」
梨子「んぐ……きっと大丈夫だよ――夜は長いからね」
千歌「///」
梨子「///」
千歌「曜ちゃん、まだあんなこと思ってたんだ……」
梨子「まだ?」
千歌「前に曜ちゃん、ちょっと暴走しちゃったことがあってね、その時は……多分さっきみたいなことが溜まりに溜まっちゃった結果なんだと思う、私が気づいてあげられなかったから、なんだけど……」
梨子(曜ちゃんが言ってた……無理やりシたっていう……)
梨子「曜ちゃん、誰よりも空気が読めちゃって、繊細だから……自分のことを後回しにしちゃうんだよ、でもそれに耐えきれなくなっちゃうことも、ある。曜ちゃんだって、1人の女の子なんだから」
梨子「曜ちゃんは強いかもしれないけれどけど、強すぎるわけじゃない……私はそう思うの、そこは千歌ちゃんの方が知ってるんじゃないかな」
千歌「……私も、そう思う」
梨子「……今回ね私がため息ついただけで曜ちゃんはすぐに声をかけてくれたの、私達も何かあったら、すぐに声をかけてあげようね」
千歌「うんっ」
梨子「とは言っても、隠すのも誰よりも上手いから……難しいこと、このうえないんだけどね」
千歌「ほんっとにね……すぐ言えーっ! って言おうかな?」
梨子「強引じゃだめだよ。……でもさあんな子と長い間いられて、羨ましいな」
千歌「えへへーでしょでしょ、自慢だもん!!」
梨子「うんっ」
曜「――はいはいただいま戻りましたー」
曜「……?」
梨子「ううんなんでもない」
梨子「ほら曜ちゃんもこれ飲んで、まだ夜は長いでしょ?」
曜「ふぁ、ファイト一発ってわけだね」ゴクリ…
曜「あ、あれでも……いまからふたりはえっちするんだよね? わ、わたしは?」
梨子「あ……」
梨子「――えーと、三人でする、とか……?」
千歌「さんにんで?////」
梨子「いわゆる3Pって、やつ……だよね」
曜「わたし、うまくできるかわかんないよ」//
梨子「いいじゃない、誰だって初めてよみんなですれば怖くないよ」
曜「うぅ、り、梨子ちゃん大胆だね……?」
梨子「ひ、引いてる?」
曜「そんなことないけど――ま、まって……梨子ちゃんの前で裸になって、千歌ちゃんに挿れられるところを見られるってことでしょ!? だめだよ、恥ずかしすぎるよっ////」
梨子「あ/// わたしも、恥ずかしい……」
曜「だよね、見せられる顔してる自信ないよ……」
千歌「曜ちゃんも梨子ちゃんも……かわいいよ?」
梨子「うぅ」
千歌「ね、私……三人でシてみたいよ」
曜「ち、千歌ちゃんはいいよ私達は千歌ちゃんが気持ちよくなってるところを知ってるもん」
梨子「でも私たちは……ね?」
千歌「むぅ……大丈夫だよ、しようよ、ね? 梨子ちゃん、私と曜ちゃんがえっちするところ見るときっと興奮するでしょ?」
梨子「な///ひ、否定は出来ないかもしれない、けど」
梨子(曜ちゃんと千歌ちゃんのえっち、どんな感じなんだろう……見てみたい……///)
曜「……む、むりだよ」モジモジ
梨子「わ、わたしもしたい、かも……」
曜「うええ?」
梨子「ね、曜ちゃん……恥ずかしいけれど、一回シてみよ? 恥ずかしいのもお互いさまだから」
曜「う、うう」
曜(わたしの変なところ梨子ちゃんに見られるの? 死んじゃうよぉ、海の向こうへ行きたくなるくらいっ……)
曜(でもふたりはする気満々だし、千歌ちゃんともしたいし……)
曜「……じゃあ梨子ちゃんが先に、千歌ちゃんとシて? わたしは、ふたりが気持ちよくなれるようにサポート、すればいいのかな?」
梨子「じゃあそうしよっか」
千歌「ごく……」
梨子「千歌ちゃん……まずは私とだね」ギュッ
千歌(これから、ふたりとえっち///)
梨子「今日は私が上で動いてもいい、かな? 千歌ちゃん疲れちゃうもんね、横になっていいよ」ギュッ
千歌「うん」ゴロンッ
曜(梨子ちゃんが上///)
梨子「元気だね千歌ちゃん」サワッ
千歌「う、ん……♡♡」ビンビンッ
梨子「あの、ね……わたしね、千歌ちゃんとキスしてたときからね準備、出来てたの……だからもう、いい?」
千歌「う、うん//」
梨子「よ、曜ちゃんあんまりみないでね///」
スル……グチュ…ツ-ッ…
曜(梨子ちゃんの下着、あんなに透明な糸引いて///)
曜(梨子ちゃんの裸、きれーすぎ……)
梨子(ふ、ふたりに見られてる///恥ずかしい///)
梨子「はぁはぁ……挿れる、ね? じっとしてて?」
ヌリュッヌリュム
梨子「ん、はぁ♡♡」
梨子(あたっただけなのに、もう気持ちいい……また、千歌ちゃんのが、わたしの、なかに♡♡)
曜(梨子ちゃんの表情やらしすぎ、女の顔って、感じ///)
ヌリュッグググッズンッ
梨子「――んぁぁっ♡」
千歌「んんんっっ♡♡」
梨子「はいっ、た」
千歌「梨子ちゃん、きもちぃよ」
曜「ふ、ふたりとも、こえっ」
梨子「はぁはぁ曜ちゃん、千歌ちゃんの声塞いであげて? わたし、集中したいの」トロ-ン…
曜「わ、わかったっ」
曜「千歌ちゃん声、だめだからね?」
曜「ちゅっ……んっ♡♡」
千歌「んんっ♡♡」
梨子「うごくわね」
ズチュッズチュッ
梨子「っ……んんっ」
梨子(おく、きもちいい……♡)
梨子(曜ちゃんと千歌ちゃん、、あんなに深いキスしてる、ふたりともかわいいっ///)キュンキュンッ
千歌「んんんっ♡♡」
千歌(あぁ♡いきなり、なか、うねうねって///)
曜「んっはっ♡千歌ちゃん、布団噛んでて?」
千歌「う、うん、あむ」
梨子「曜ちゃん……?」ハァハァ///
曜「梨子ちゃんのことも、サポートしてあげたくって」クリックリッ
梨子「んんんっ♡♡♡」
曜「ほら梨子ちゃん、腰を動かして? 胸は私が気持ちよくしてあげるから」
梨子「んっ♡んっ♡♡あぁ♡っ……」クネクネグチュッグチュッ////
曜「梨子ちゃん、必死に声、抑えてるの? そんなに気持ちいいの?」
曜(気持ちよくなりたくって、必死に腰動かして、口の端っこから唾液でちゃってる……普段の梨子ちゃんとちがいすぎて/////)
梨子「曜ちゃん……♡きもちいぃ、おく、おく……ぅ♡♡」クネクネッ
千歌「梨子ちゃぁん///」ガクガクッ
曜(ふたりがいやらしすぎて、わたしまで興奮してきちゃった、よ)キュンキュン///
曜「梨子ちゃん、よだれでてるよ、ぺろ……♡」
梨子「!?///」
曜「り、梨子ちゃん……私とキス……してみない?」
梨子「曜ちゃんと///」
梨子(完全に女の子とのキス///)
梨子「う、うんいいよ♡」
曜「ちゅ……ちゅん……はぁっ、わたひ……なんか、おかひいよ」
梨子「曜ちゃん……わたしもへんだよ♡ 曜ちゃんの胸も、触ってあげる」クリックリッ
曜「んっ♡んんっ♡♡」クリックリッ
梨子「はぁん♡んっぅ♡ちゅっ♡」グッチュグッチュ
千歌「んんっぁ、梨子ちゃ……そ、そんな激しくっ///」
梨子(千歌ちゃんのがなかに擦れて、曜ちゃんの舌にかき回されて、気持ちいい、気持ちいい……っ♡ おかしくなっちゃう)
曜「んっんっ♡♡」
千歌(千歌の上で曜ちゃんと梨子ちゃんがキスしあって、絡み合って……えっちすぎるよぉ♡♡)キュンキュンッ
曜(わたし、なんかおかしい♡あんまり恥ずかしくない♡それより、梨子ちゃん……キスうまくて……きもちいい♡♡)ビクビク
梨子「れろ……んっ、曜ちゃんもお顔蕩けちゃってる、そんな顔するんだね♡♡」ハァハァ///
梨子「――んぁぁ……ち、千歌ちゃんいきなりっ」
千歌「も、限界……だしたいっりこちゃん♡♡」
梨子「千歌ちゃん、わ、わたしも限界……♡♡」
グチュッヌチュッヌチャ
曜「す、すご♡」
曜(結合部分に白い泡が……///)
梨子「んっ♡んっ♡曜ちゃ……ん、私、いっちゃう……んっ♡♡」
梨子「手、握って……?」
曜「う、うん」
千歌「ハァハァ///千歌も、千歌もげんかいっ……曜ちゃん、手……♡」
曜(ふ、ふたりともすごいかお♡♡)ギュッ
梨子「千歌ちゃん、キス、しよ?」グチュッグチュッ
千歌「うんっ、んっちゅ……じゅるるっ、ん♡りこひゃん♡♡んっぁ♡♡」ズンッズンッ
梨子「んっ♡んんんうっ♡♡んんっ♡♡」ビクビククネクネッ
曜「……」ギュッ
梨子「んっんっ……イッちゃ……っぅ――~~~~~♡♡♡」///////」ガクガクガクガク////
千歌(な、なにこれいきなりなかがうねうねってっ♡♡♡)
千歌「――あっ……っっっ!!!」ビュッビュルルルルルルッ!!!!!!
梨子「んっんっ♡んんっぅ♡」ビク……ビク
梨子「ぷは……はぁ、はぁ」グッタリ…
千歌「んっ……梨子ちゃん♡」
梨子「あはは……わたしついに、イッちゃった……頭真っ白……」
曜(こ、これが女の子がイクってこと……///)
曜(ふたりできもちよくなれて……羨ましい……わたしも、きもちよくなれればいいのに……)
梨子「ありがとう千歌ちゃん、曜ちゃん……」
曜「う、ううん私は」
曜「女の子がイクっていうの、あんな感じなんだね///」
梨子「私も千歌ちゃんとシてイッちゃったのは初めてだよ……恥ずかしいところ、見られちゃったね……。曜ちゃんは、経験したことないの?」
曜「わたしは……ない、かな」
梨子「ひとりでも?」
曜「と、途中で満足しちゃって……」
梨子「そっか……」
梨子「ねえ千歌ちゃん、連続は流石に無理だよね?」
千歌「ちょっと、休ませて……」ハァハァ
ヌプ…フニャ
梨子「流石にそうだよね、ちょっと休んでて?」
梨子「ね、曜ちゃん」ギュッ
曜「な///」
梨子「女の子の絶頂……経験、してみよっか?」ササヤキ…
曜「で、でも私は」
梨子「私がサポートしてあげるから」
曜「……恥ずかしいよ」
梨子「私だって死んじゃうくらい恥ずかしかったんだよ?」
梨子「それにイクって、きもちいいんだよ? 千歌ちゃんが我慢できなくなる気持ちも、わかるかもしれない」
曜「///」
梨子「全身がふわって浮き上がってピリピリってして、気がついたら気持ちよくって声が自然にでちゃうの……とっても幸せな気分になるの」ササヤキ
曜(気持ちいい……さっきの梨子ちゃん、すっごく気持ちよさそうで、幸せそうな顔してた……)
曜「わ、私も梨子ちゃんみたいに、千歌ちゃんと一緒に気持ちよく、なれるかな……」
梨子「うん、やってみよ? 私に任せて?」
曜「お願い、します……なにをするの?」
梨子「じゃあまず外でイッたこともないんだよね?」
曜「うん……」
梨子「じゃあそっちから、染みになっちゃってる下着、脱いでくれる?」
曜「ぅ///」グチュッ…
梨子「曜ちゃんも興奮してたんだね、準備はオッケーみたいね」
曜「……は、恥ずかしいこといいすぎ」スルスルッ
梨子「……きれー、整えてるんだ」
曜「水着、着るから……///」
梨子「さっそく、曜ちゃんの一番気持ちいいところは外?」
曜「……うん」
梨子「胸と中は?」
曜「実は、あんまり……」
梨子「わかった、なら曜ちゃんの場合他に性感帯があるのかもしれないね」
曜「他に……?」
梨子「うん、ちょっと色んなところを触ってみようか、それをきっかけに気持ちよくなれるかもしれない」
梨子「ほら、千歌ちゃんも手伝って?」
千歌「は、はいっ」
サワサワサワサワ
曜「うぅ、なんか全身触られると、変な気分」
梨子「どこだろうね、太もも?」
千歌「お腹」
梨子「脇腹」
千歌「おっぱい、は違うんだよね」
梨子「鎖骨」
千歌「のど」
梨子「首周り」
千歌「お口」
梨子「――耳」
曜「ふぁぁ♡♡♡♡」
千歌「……」
曜(耳たぶ触られたらし、自然に声が)
梨子「当たりみたいだね」
梨子「今みたいに気分が高まってる時に性感帯を触られると目覚めることも、あるみたいだからね、今までは眠っちゃってたのかもしれないね」
曜「……そうなの?」
千歌「すごい声だったよー?」
曜「///」
梨子「じゃあ千歌ちゃんはそっちの耳と胸を口で、私はこっちで耳たぶと、下も一緒に刺激してみるね?」
曜「……」///
曜(穴にはいりたいっ///)
千歌「おっけー、ふーっ」
梨子「ふーっ」
曜「んんんっ♡♡」
千歌「ちろ……はむ」
梨子「ちゅ……んむ……あむ♡」クチュクチュ
曜「んっ♡ぁぁ……っ♡♡♡」ビクビク
曜「まって、なんかおかしいの……なにかが身体の中を……」
梨子「そう、それが曜ちゃんの気持ちいい、だよ?」
梨子「それが膨らんでいくとね、すっごく幸せな気分になるの」
曜「……?」トロ-ン…
梨子(曜ちゃん、耳が弱いんだね……ふふ、スイッチ入っちゃってる)
梨子「あむ……」クチュクチュ
千歌「えへへ、曜ちゃんきもちいい?」レロレロ
曜「ぁ……ら、らめ、やだ……んんっ♡♡♡」
曜(きもち、いい……♡♡)ビクビク
梨子「ほら、曜ちゃんのネバネバになってきた……♡ふたりに耳を攻められてきもちよくなってる♡曜ちゃんは、変態、だね♡」
曜「ち、ちがうっぅ♡」ガクガク
梨子「どう、そろそろ変な感じ?」ササヤキ
曜「んっ♡……なんか、なんかっ……やだ、やだっ♡♡」
梨子「大丈夫だよ曜ちゃん……私たちがついてるから、我慢しないで?」
曜「あぁ……ハッハッ♡♡」
梨子「千歌ちゃんキス、してあげて?」
千歌「う、うん」
千歌「曜ちゃん、気にしないできもちよくなって、いいんだよ?」
曜「ち、かちゃん♡」ビクビク
曜(目の前が、白く……ぁぁ)
曜「んっ、んんっ♡ちかちゃんっちかちゃんっ♡♡」
曜「んっんんっぁ♡♡」
千歌「んむっ、ふっ♡♡」
梨子(そろそろかな?)クリクリックチュクチュ
曜(あ♡あっ♡なんにも、みえなく♡♡♡)
曜「んっ♡ぁぅ♡♡――~~~♡♡♡/////」ビクビクガクガク♡♡♡
千歌「ん……♡ふぅ♡」
曜「はーっ♡はーっ♡♡♡」ビク…ビク
梨子「……どう、曜ちゃん」
曜「んっ……ぁ……きもちよすぎて、わけ、わかんない」
曜「梨子ちゃんはこんな感じだったんだね」
梨子「――残念」
曜「え?」
梨子「私が経験したのは、中で達すること、曜ちゃんは外だね」
曜「……違う、の?」
梨子「中のほうが、もっと♡もぉっと、きもちいいんだよ?♡♡」ササヤキ
曜「///もっと!?」
梨子「うん、経験して、みたい?」
曜「……」コク…
梨子「千歌ちゃん」
千歌「はいっ」
梨子「もう準備できてるみたいだね?」
千歌「う、うん」ビンビン
梨子「曜ちゃんもオッケーみたいだから……よろしく」
曜「挿れる、の?」
梨子「千歌ちゃんに気持ちよくしてもらお? 私もサポートするよ」
曜「うぅ///」
千歌「曜ちゃん……挿れる、ね?」ハァハァ///
千歌(曜ちゃん、いつもよりとろーんてしてて、、かわいい///)
梨子「千歌ちゃんゆっくり動いてあげて、まだ自分の気持ちいい、に慣れてないみたいだから」
千歌「お、おっけー」ヌリュッズズッグッッ
曜「――んぁぁっ……むぐっ」
梨子「曜ちゃん気持ちよくって我慢できないよね」
千歌「ハァハァ……きもちぃ」
梨子「千歌ちゃん曜ちゃんの声抑えてあげて」
曜「ぁ、ぁ」
曜(なにこれ、なにこれ前より全然気持ちいい、千歌ちゃんのがなかで跳ねるたび、全身に電流が流れたみたいにっ……えっちって、こんなにきもちいいの? 前は痛かっただけなのに)
千歌「ハァハァ、曜ちゃん……だいすき……んぐっ……ちゅっ」ズチュ…ズチュ
曜「んんんんっ♡♡♡♡」
曜「ちかひゃん♡わたひ♡わたひっ♡♡♡」
千歌(曜ちゃんのっ、梨子ちゃんのより締め付け激しいから、ゆっくり動かしてるだけなのに、すぐっ……)
千歌(曜ちゃんのこと、気持ちよくさせてあげたいのにっ……)
曜「ハッ……ハッ♡♡」
梨子(なんか曜ちゃん反応が出るのが早い、ね……スイッチがはいっちゃえば実は敏感だったのかな)
スチュズチュゥッ
千歌「ごめん、曜ちゃん……わたし、イッちゃう……ちゅむんっ♡♡」
千歌(曜ちゃんのなか、せまいっ……♡)
梨子「も、もう!?」
梨子(なんでさっきより早いのっ)ハムハム…
曜「あっあっ……梨子ちゃん、み、み……♡♡んむ、ちかひゃん……わたし、んむっんむ♡へ、んっ♡だよぉ♡♡♡」
千歌(かわいいっ♡♡)
パンパンパンッッ
曜「んくっ……♡あっ♡あっっぁ♡♡♡」
曜(も、なんにも、みえな……い♡♡)
千歌「はっはっ、だすよ、全部だすよ♡♡」
曜「だひて……ぜんぶ♡♡」
千歌「うっぅ……ちゅっぅ――~~~♡♡♡♡」ビュルルルルッビュッビュッ!!!!
曜「ッ……んんんんっっ♡♡♡♡」ビクビクガクガクガクガク///
曜「ふっ……ん」アヘ…♡
曜(きもち、いい……♡幸せ……♡こんなきもちいい、の、クセに、なっちゃうよ……♡)ハァハァ///
梨子「ふたりともお疲れ様……」
千歌「うん……はぁ、はぁ」ヌプ
梨子「曜ちゃん平気? どうだった?」ナデナデ
曜「あの……きもちよすぎて……本当に、壊れちゃうかと思った……」ウルウル…
梨子「ね、クセになっちゃいそうでしょ」
曜「……うん」
梨子「よだれ溢れてるよ……ぺろ」
曜「///」
梨子「こんなに乱れる曜ちゃんが見れて嬉しいな」
曜「は、恥ずかしいよぉ!!」
千歌「えへへ、可愛かったよ」
曜「もうっ」バッ
梨子「もーなんで布団で顔隠すのー」
曜「恥ずかしいんだもんっ、り、梨子ちゃんはなんで平気なの!?」///
梨子「恥ずかしさより、ふたりと、もっと仲良くなれた気がして嬉しさの方が勝ってるかな」
曜「むぅ」
梨子「それにしても千歌ちゃん、曜ちゃんの時はなんであんなに早かったの?」
千歌「あ……そのなんか、タイプっていうか」
梨子「?」
千歌「梨子ちゃんはね、ふわふわーでトロトロで……動かさなくってもすっごく心地よくってずっと挿れてたくなるっていうか」
梨子「よ、曜ちゃんは?///」
千歌「運動してるから、なのかな……すっごく締まってて抵抗があって、ちょっと動かすだけで出ちゃいそうに……搾り取られる感じっていうか」
曜「そ、そうなの?///」
梨子「なるほど、曜ちゃんのは狭くって、千歌ちゃんのが入ってくるのに抵抗がすごい、ってことは曜ちゃんが感じる快感も強くなるってことだね」
梨子「だから曜ちゃんは、はやくイッちゃったのかな」
曜「へんな解説しないでぇ!」
梨子「ふふっ、恥ずかしがってる曜ちゃんはかわいいよ、ね?」
千歌「うんっ、えっちな本見られて動揺してる梨子ちゃんも、かわいいけど!」
梨子「はぁ!? なんで、むしかえすのよぉ!!」///
曜「顎をクイってやつ?」
梨子「やめてぇ、お願いだから……」
曜「せめてもっと違うところにしまおうよ、梨子ちゃん」
梨子「うぅ///」
千歌「ねえねえもう2時半だよぉ、私、疲れちゃって」ウトウト
曜「そうだよね……私たちのためにがんばってくれたもんね」
千歌「そんなことない、ふたりと出来て最高だった♡」
梨子「ちかちゃんも可愛かったよ♡」
千歌「かわいくないよ///」
梨子「かわいかった」
千歌「ぅ」
曜「うん、可愛かったと思う♡」
千歌「やめ、て///かわいくなんか、ないもん」
曜「なんでそんなこと言うの? ほんとに可愛かったのに」ギュッ
梨子「そうだよ、千歌ちゃんは自分が思っているより可愛いよ」ササヤキ…
千歌「あ、ぅ////」トロン…
千歌「も、もー!! ねーねー、梨子ちゃんのベッドで、三人で眠ろうよ」
梨子「ええ? 狭いよ絶対」
千歌「いいでしょ、ふたりとも、ごろーん!」
曜「うわっ……もう、これじゃあぎゅうぎゅうだよ千歌ちゃん」
千歌「えへへいいでしょ」
梨子「わかった、わかったから、とりあえず服を着よう?」
千歌「あ……う、うん、早く寝ないと、練習おくれちゃうもんねっ!」
◇――――◇
少し前
ダイヤ「ん、明日の千歌さんとのために復習をしておきましょう」
ダイヤ「とりあえず昨日見たサイトを一巡して」
ダイヤ「ん……? 検索履歴がおかしいですわ、わたくし、このような項目は……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「履歴は」
ダイヤ「!?」
ダイヤ「な、な、なぜこんなにアダルトサイトを!? わたくし、こんなに見たんですの、いつの間に!?」
ダイヤ「い、いえ……これはわたくし以外の誰かがアクセスして、検索を」
ダイヤ「わたくしのパスワードを知っている人間は……ルビィ、だけ」
ダイヤ「ま、まさかルビィが、これを!? そ、そうですわそれしか可能性がありませんわ」
ダイヤ「し、しかしこれがルビィが調べたなんて、う、うそですわ。こんなのこんなの、ぐ、グレてしまったのですか!?」
ダイヤ「わ、わたくしが一体何をしたというんですの? いくら思春期で興味があると言っても、うぅ、ルビィの教育にこのようなのとは必要ないというのに」
ダイヤ「このような過激な、サイトばかり、動画まで……」
ダイヤ「ルビィ……ああルビィ……おねえちゃんは、どうすれば……」
ダイヤ「怒鳴るのは、いけませんわ……お母様に報告も、いけません……ルビィが傷ついてしまいます。やはりわたくしが、優しく……」
ダイヤ「あああっっ、無理ですわ、どう接していいのかわかりませんわっ!」
ダイヤ「我が妹だというのに、不覚、ですわ……」
◇――――◇
ダイヤ「……」ズゥゥン…
ルビィ「……」ギラギラ
千歌「ふぁぁ……んぅ」
梨子「ねむい、ね」
曜「あはは……」
果南「なーんかおかしい」
鞠莉「どーしたのー?」
果南「うーん」
花丸「……ルビィちゃんどうしたずら?」
ルビィ「ちょっと、眠れなくって」ギラギラ
花丸「……大丈夫?」
ルビィ「うん、平気」
ルビィ(眠ろうと思っても、パソコンでみた、すごい世界が瞼の裏に張り付いているみたい)
ダイヤ「……」ズゥゥンッ
果南「で、こっちはなに?」
ダイヤ「ルビィが、ルビィがグレてしまいましたわ……わたくしのなにがいけなかったんですのぉ……」
鞠莉「……なに言ってるの?」
ダイヤ「冷静すぎやしませんか、あなた方」
果南「そりゃあね」
ダイヤ「ルビィが、ルビィがっ!!」
果南「ルビィちゃんがどうしたの」
ダイヤ「い、言えませんわ、ぷ、プライバシーに関わりますから」
鞠莉「面倒くさいなぁ……」
ダイヤ「声に出てますわよ」
鞠莉「あら、そう? もう私ダイヤの悩み聞いてあげたかったのにぃ」
ダイヤ「もういいですわ」
鞠莉「また怒ったー」
ダイヤ「怒っていませんわ!」
果南(大したことないみたいだね……)
梨子「昨日のお菓子ってどこで買ったの?」
曜「あああれ? スーパーだよ」
梨子「美味しかったね、私も買いにいこうかな」
梨子「コンビニにも売ってるかな」
曜「あーどうかなあ」
千歌(昨日はふたりともあんなに乱れてた、気持ち良さそうな声たくさん出して、がくがく震えて……うぅ)
千歌(なんか顔見るだけで想像しちゃうからちょっと離れとこ……)
曜「……?」
千歌「よーしこちゃん、なにしてるの?」
善子「この見渡す限りの世界が――……た、ただ景色を見てただけよ」
千歌「……そっか」
千歌「あ、昨日ね曜ちゃんと梨子ちゃんと善子ちゃんから借りたゲームやってみたよ!」
善子「どうだった?」
千歌「面白くってずっとやってたよ! 私はビリばっかりだったけど」
善子「ばっかりだなんてありえる? すごろくじゃない」
千歌「ミニゲームとかが下手で……あはは」
善子「情けないわねえ、私が鍛えてあげるわ! 明日ね、おぼえてる?」
千歌「うん、おぼえてるよっ、よろしくねっ」
ルビィ「あの千歌ちゃん……ちょっといいかな?」
千歌「え?」
ルビィ「あの、お話が、あります」
千歌「……」
◇――――◇
千歌「る、ルビィちゃんもしたい!?!?」
ルビィ「うん」コクコクッ
千歌「だ、だめだよぉ、ルビィちゃんにそういうのはできないって」
ルビィ「ぅゅ……千歌ちゃんまで」
ルビィ「花丸ちゃんだってシたのに、他のみんなは千歌ちゃんの現状がどういうことなのかわかっているのに、ルビィだけよくわからないままだなんて、イヤ」
千歌「……気持ちはわかるけど……そんなことしちゃったら、私がダイヤさんになにされちゃうかわかんないよ……駿河湾に沈められるよ……」
ルビィ「だって、ルビィが言ってもおねえちゃんはさせてくれるわけないし」
ルビィ「今日はおねえちゃんとするんだよね、おねえちゃんね、夕方にならないと帰ってこないの。親戚に挨拶に行くって」
千歌「……」
ルビィ「だから、練習終わったら……うちに来て欲しい、な」
千歌「な、なにをするつもり、なの……?」
ルビィ「ルビィにも、教えてください……っ」
千歌「だ、だめだよっ!! ルビィちゃんには早いってば!」
ルビィ「……」
千歌「それに、善子ちゃんのこと、ダイヤさんから聞いてるでしょ? ……一歩間違えたら、危険なんだよ、ね?」
ルビィ「……危険なのは、みんな一緒のはずです」
千歌「……」
ルビィ「ルビィだから? ルビィがなんにもできないから?」ウルウル
ルビィ「だからルビィだけ、させて貰えないの?」
ルビィ「みんなルビィのこと、腫れもの扱い……ルビィにはその話題を全く出さないようにして、遠ざけて」
ルビィ「なんで、ルビィばっ、かり……ぐす……うぅ」グスグス
千歌「る、ルビィちゃん落ち着いて!?」
千歌(こ、こんなところ見られたらダイヤさんに何されるさ、わかんない……)
千歌「わかった、わかったからね? とりあえず練習終わったらルビィちゃんの家にいくからっ!」
ルビィ「ほんと!?」
千歌「う、うん」
千歌(とりあえずはぐらかそう……)
ルビィ「じゃあまた連絡、するね?」
千歌(一体どうしてこんなことを……)
◇――――◇
ダイヤ「前と同じで夕方頃来ていただけますか?」
千歌「うんおっけー!」
千歌(それまでには行ってるけど……)
ダイヤ「あと……ひとつ相談したいことがありますの」
千歌「?」
ダイヤ「ルビィのことなんですが……あとで話します、ではまた夕方」
ルビィ「いらっしゃいっ!」4
千歌「お邪魔、します」
ルビィ「ルビィの部屋にあがって」
千歌「じゃあそうするね」
千歌「ルビィちゃんの部屋かーどんなかな」
ルビィ「一応掃除はしました!」
千歌「気にしないよ」
ルビィ「どうぞ」
千歌「綺麗だね、あ、これラブライブ決勝のBDだね!」
ルビィ「そうなのっ、おねえちゃんと買ってるんだ」
千歌「へえ、ダイヤさんも」
千歌(これなら……)
千歌「い、一緒に見ない? 私が見たことないのもいっぱいあるし」
ルビィ「じゃあまた今度見よう!」
千歌「い、いまじゃだめ、なの?」
ルビィ「今は……おねえちゃんが帰ってくるまで時間がないから」
千歌「ぅ」
千歌「る、ルビィちゃん考え直そう? いまそんなことしたって、なんにもならないよ」
ルビィ「……じゃあずっと仲間はずれに、したいってこと?」
千歌「そうじゃないよ……えと、本当に、ルビィちゃんには関わらせたくないの。私や他の人の想いやりなんだよ」
ルビィ「……ぐす」
ルビィ「っ!!!」スルスルッ!!!
ファサ…ポロッ
千歌「え……」
ルビィ「こ、これなら!! ルビィの貧相な身体でも……興奮、する、の?」
千歌(じ、上半身裸////)
千歌(み、みちゃだめっ、で、でも大丈夫……そ、その、胸も大きくないし……昨日3回もしたし)
千歌「っ……ルビィちゃん服、着て」
ルビィ「……っ」
ルビィ「ルビィじゃ、ルビィじゃだめ……なんだね……ごめんなさい……」
スタスタスタ
千歌「え」
ルビィ「い、家にはだれも――」
ダイヤ「――ルビィ、だれか来ているの?」
ガララッ
ルビィ「お、おねえちゃん……」
ダイヤ「……千歌、さん」
ダイヤ「あなたっ!!!!」バッ!!!
千歌「ひっ、ち、ちがうんですこれは!!」
ダイヤ「妹を上裸にされておいて見逃す姉がいるとお思いで!?」
ダイヤ「許さない……許さない!!!」スッ…
千歌(ま、また叩かれるっ!!)
ルビィ「やめておねえちゃん!! これは違うのっ!!!!」
ダイヤ「……え?」
ルビィ「本当に違うの、離してあげて」
ダイヤ「……」
ルビィ「おねえちゃん!!」
ダイヤ「……」スッ
千歌「ほ……」
ダイヤ「どういうことですの」
ルビィ「ルビィが、千歌ちゃんのこと呼んで……アレを、見せて貰おうと、したの」
ルビィ「でも千歌ちゃんはダメって言って聞いてくれなかったから、無理やり、ルビィが服を脱いで興奮させようとしたけど……」
ダイヤ「ルビィ……何を考えているんですの、もしかしてわたくしのパソコンで過激な動画を見ていたのもその影響?」
ルビィ(動転してて、履歴消し忘れた……)
ルビィ「ご、ごめんなさい……ひっぐ、だって、だってルビィばっかり仲間はずれ、で」
ダイヤ「違うの、泣かないでルビィ」
千歌「そうだよルビィちゃん、ダイヤさんもルビィちゃんのことをおもって」
ダイヤ「そうですわ、ルビィ、善子さんのように無理やりされる可能性だってあったんですわよ?」
千歌「……」
ルビィ「……そうだね、おねえちゃんがなんにも教えてくれないから、善子ちゃんの代わりに無理やりされてたかもしれないね」
ダイヤ「っ」
ルビィ「ルビィがなんにも知らないから、今日だって無理やりされてたかも、しれない」
ルビィ「おねえちゃんが教えてくれないから、ルビィは自分で知ろうとした! いつまでもルビィを子供扱い、するからっ!!」
ダイヤ「落ち着いてルビィ……ね、子供扱いなんて、しないから」
ルビィ「じゃあルビィにも……させてよ」
ダイヤ「で、でも……」
ルビィ「っ……おねえちゃんなんて、きらい……っ」
ダイヤ「え、ま、待ってルビィ!! おねえちゃんが悪かったわ、た、確かに……ルビィに何も教えなかったこと、どうかと思うの」
ダイヤ「し、しかし……ルビィにさせるというのはあまり気が進まないのですが…」
ルビィ「じゃあ……見てる、おねえちゃんがするの、見てたい」
ダイヤ「え」
ルビィ「それも、だめ?」
ダイヤ「わ、わかりましたわ。これは勉強、勉強なんですわよ?」
ルビィ「うん」
ダイヤ「……話は聞いていましたわね?」
千歌「う、うん」
ダイヤ「今からあなたのソレを処理しなければいけませんわ、ルビィも勉強のために、見ることになります」
ダイヤ「いいですわね?」
千歌「は、はいっ!」
ダイヤ「……ルビィ、服を着て」
ルビィ「……うん」
ダイヤ「うん? 千歌さん、あなた興奮していないんですの?」
千歌「あ、うん」
ダイヤ「ルビィが、上半身を見せたのに!? わざわざ興奮させるためにっ!!」
ルビィ「……ルビィの身体、貧相だし……しかた、ないよ」
ダイヤ「そ、そんなことないですわ、ルビィはとっても魅力的ですわ!」
ダイヤ「千歌さん、は、はやく……勃起させなさいっ! る、ルビィが自信を無くしてしまいますわっ」コソコソ
千歌「で、でも」
千歌(今日の深夜に、2回も、本番しちゃっ、たし……)
千歌(……なんか、ルビィちゃんは興奮より、いけない気持ちになるって、いうか……)
ダイヤ「ああもう、わかりましたわ! どうせわたくしでも下着では足りないとそう言うんでしょう!?」コソコソ
千歌「そ、そんなこと」
ダイヤ「いいですわ、どうせ前回下着は見せましたから」スルスルッ
ダイヤ「し、しっかりと目に焼き付けなさい」///
ルビィ「おねえ、ちゃん?」
ホロリ…プルンッ///
千歌「////」
ダイヤ「……黒澤家の長女の、乳房を見るということが本来どういうことか、きちんと理解してもらいたい、ものですわ」///
千歌(ダイヤさん冷静なフリしようとしてるのかもしれないけど、耳の先まで真っ赤……)///
千歌(ぴんく色で……きれー♡♡)
千歌「ん……」ドクドクムクムク…
ダイヤ「……スカートが膨らんでますわね、ようやく、その気になったということ、ですわね」
千歌「う、うん」
ダイヤ「脱いで見せて」
ダイヤ「ルビィ、今から男性器をみるの、心の準備はできてますの?」
ルビィ「だ、大丈夫……」
千歌「……」スルスル…
ボロン…
ダイヤ「ひっ……」
ルビィ「ぴ、ぴぎ……っ」
ルビィ「くっ……」ギリギリ
千歌(ルビィちゃん叫ぶと思ったのに、意外……過激な動画って言ってたけど、見てたからある程度耐性が出来てたのかな……)
ダイヤ(こ、こここここれが、勃起……な、なんという、おぞましい……)
ダイヤ(ルビィのために、射精まで見せてあげないと)ダラダラ
ダイヤ「る、ルビィ平気? これが勃起――」
ルビィ「知ってる、おねえちゃん早く続けて」
千歌(な、なんかルビィちゃん……表情が変わったような、覚悟決めたって、いうか……ダイヤさんは、汗がダラダラだけど……)
ダイヤ「わ、わかっていますわ……ごく」
ダイヤ「さ、さわります、わよ」
サワッ
千歌「ん……♡」
ダイヤ「ひっ……び、びくんと」
ダイヤ「こ、このまま続けていいんですわよね?」
千歌「どう、ぞ」
千歌(まさか、ずっとこんな調子じゃない、よね? これじゃあイけるわけ、ないし)
サワサワ
ダイヤ「……」
ルビィ「ごく」
千歌(……うぅ、鞠莉ちゃんが初めての時よりぎこちない……ほとんど触れてないじゃん……)
ダイヤ「る、ルビィこうしていると時期に射精が起こるんですわ」
ルビィ「う、うん」
ダイヤ「……ま、まだですの千歌さん」
千歌「えーと」
ルビィ「おねえちゃん、多分もうちょっと強くした方が……」
千歌「うん……」
ダイヤ「へ、わ、わかっていますわ! 今からしようと思っていたんですのっ!」ギュッウ
千歌「いたっっ!!」
ダイヤ「だ、大丈夫!?」
千歌「うぅ、いきなり握らないでよぉ……」
ルビィ「おねえちゃん……」
ダイヤ「……す、少し力加減を間違えだけですわ」
ダイヤ「もっと、弱くですわね、わかっています」
サワサワ
千歌「ん、ぅ……」
ダイヤ「わ、わたくしだっておもてなしの方法くらい、知っています!」
千歌「そ、そっか」
ダイヤ「実践に至るのは、初めてですが……」
ルビィ「おねえちゃん、さきっぽの方がいいらしい、よ?」
ダイヤ「さ、さきっぽ!? こ、この赤くて、ぐ、グロテスク、なところが!?」
ルビィ「う、うゅ……そう書いてあった」
ダイヤ「……」
千歌(ルビィちゃんの方が知ってるの?)
ダイヤ(き、昨日本格的に学ぼうと思ったのに、ルビィのことで動転していて学べませんでしたわ……)
ダイヤ「なんですのこの透明な液体は……」
千歌「あの、興奮すると出てくる、もので」
ダイヤ「ではきちんと興奮しているのですね」
千歌「う、うん」///
ダイヤ「では、さきっぽを……ひゃっ、す、少しやわらいんです、のね……」
千歌「ぅ、ううぅ……♡」ビク…
ダイヤ「……こう?」
千歌「うぅ……」
千歌(きもちいいけど、全然、刺激足りないよ……昨日、あんなすごいこと、してたから……)
千歌(さ、さすがにいれるのは、ダメだろうし……はぁ……)
千歌(ここまで下手だと……口でシテもらっても噛みちぎられそう……)
千歌「あ、あのダイヤさん……」
ダイヤ「な、なんですの! 早く射精してくださいっ!」
千歌「えーと……その」
千歌「興奮と、刺激が、足りない、というか」
ダイヤ「ま、まだ足りないというんですの!?」
ダイヤ「わ、わたくしは絶対に最後までなんてしませんわよ!?」
千歌「わかってます……さ、最後の直前までなら、どう……ですか?」
ルビィ「……最後の、直前?」
ダイヤ「それをすれば、ちゃんと射精まで達することが出来るんですの?」
千歌「おそらく……素股って、いうん、だけど……」
ダイヤ「?」
ルビィ「なにそれ……」
千歌「ほ、本当は挿れる直前……つまり女の子のアレと、千歌のこれをくっつけてこすり合わせること、なんだけど……」
ダイヤ「そんなのできるわけないでしょう!?!?」
千歌「し、しってる! そういうと思って……だから、下着は履いてて、いいから……」
千歌「ダイヤさんはベッドに寝転んで貰って、下着の上から、私が動くから……」
ダイヤ「わ、わたくしの性器に、あ、あてるというんですの!? それ、を!?」/////
千歌「だ、だってそれくらいしか……こっちが動かないと、ダイヤさんじゃ……」
ダイヤ「っぅ」
ルビィ「お、おねえちゃん……」
千歌「いいん、ですか……ルビィちゃんの教育、だよね」
ダイヤ「く、ぅぅ」
千歌「それに、今日は処理の日だから……出さないと、ダメな日で」
ダイヤ「わ、わかりました!! ……やりますわよ! ただし、絶対、絶対下着は脱ぎません……っ」
千歌「うん、それで大丈夫」
ダイヤ「……では、寝転がって……」
千歌「そう、そうやって……足を開いて……」
千歌(スカートだからめくってこのまま……下着に……あ、白……///)
ダイヤ「/////」カァァアアアア
ダイヤ(このような格好……く、屈辱的ですわ)
ルビィ「お、おねえちゃん……ごめん、なさい……ルビィのために」
ダイヤ「ルビィ……気にしないで、その代わりしっかり見ておくんですわよ」
ルビィ「は、はいっ」
ヒラ
千歌(ちょっと、染みてる……////)ビンビンッ
ルビィ(千歌ちゃんの、さっきよりおっきくなってる//ふえぇ、なんかびくびくしてる、し)
ルビィ(おねえちゃん大丈夫かな、お顔真っ赤で、汗も、すごい……)
ダイヤ「……ぅぅ」
千歌「あの、本当に、平気……?」
ダイヤ「お願いが、あるんですの」
千歌「?」
ダイヤ「本当に、下着は……脱がせないで、お願い……」ブルブル
千歌(ふるえ、てる……)
ダイヤ「――貞操を守らないと、わたくしは、結婚まで取っておかなければ……黒澤家長女としての、威厳が、なくなってしまいます、から」
千歌「……うん、そんな酷いことは、しないよ約束する」
ダイヤ「それなら、好きなようにして……構いませんわ」スッ…
ダイヤ「/////」
千歌「ん……♡」スリッ…
ダイヤ「……ぁ♡」ビク
千歌(ダイヤさん、ちょっと……濡れてる……♡)///
ルビィ「おねえちゃん……」ギュッ
ダイヤ(下着越しとはいえ……千歌さんの感触が、伝わってきますわ……なんて熱くて、硬い……///)
ダイヤ「ぅ……うう♡」ビク…ビク///
千歌(もしかして……ダイヤさん……ちょっと、感じて、る?)////
千歌「ハァハァ……ダイヤ、さん……♡」スリスリックチ…クチッ
ダイヤ「////」
ダイヤ(わ、わたくしが……こんな、卑猥な、音……///)
ルビィ(くちゅ、くちゅって……これ、動画でも、こんな音が////)
ダイヤ「ぁ、ぅ……んぅ♡♡」ビク…ビク
千歌「はぁ♡はぁっ♡♡」
千歌「ダイヤさん、きもちいい、んですか?」♡♡
ダイヤ「そ、そんな、ことっ!! く、ぅ……♡♡」
千歌(初めてでこんなに感じるわけ、ないよね……)
千歌(ってことは、ダイヤさんも……ひ、1人で……シたことが////)
千歌(そ、想像したら……だ、だめだめっ///)
ダイヤ(ひとりで、慰める、より……ゾクゾクして、な、なんですの……これは♡♡)
ダイヤ「はぁ……はぁ……♡んっ、まだ、射精しない、んですの……?」トロ-ン…
ルビィ(ち、千歌ちゃんのあれ……ど、ドロドロになってる……///)
千歌「ダイヤ、さん……♡」
千歌(えっち……した、い……///)
千歌「足り、ないです……」
ダイヤ「え……?」
千歌「もっとシないと、最後までいきません」
ダイヤ「や、約束と違いますわっ!! こ、これ以上わたくしに出来ることなんてっ」
千歌「だ、だよね……」
千歌「ごめん……がんばる……」
ルビィ「――ルビィにも、ルビィが力になれることはありますか!?」
ダイヤ「る、ルビィ!!」
ルビィ「ルビィのために、おねえちゃんだけがんばるなんて……や、やっぱりやだ……っ」
ダイヤ「だめですわルビィ……お願いっ」
千歌(ダイヤさんと、ルビィちゃん……)ゴクッ…
千歌(なんでもいいから……きもちよくなりたい……)
千歌「――じゃあルビィちゃん……ダイヤさんの上に、乗って、こっちにお尻向けて、くれる……?」
ルビィ「こ、こう……ですか……?」///グッ
千歌「……そ、そうだよ♡」ゾクゾク…///
ダイヤ「ちょっと千歌さんっ……!!」
ルビィ「大丈夫だよおねえちゃん……下着も脱がないし、最後まで、シないから……」
ダイヤ「そういう問題じゃあありませんわっ……お願い、お願いだからルビィ……おねえちゃんの言うことを聞いて……っ」
千歌「腰もうちょっと落として?」
ルビィ「ん……///」
ルビィ(は、恥ずかしくって、死んじゃう……よぉ)///
ダイヤ「千歌さ――んぁぁ♡♡」
ルビィ「んっ……♡」
千歌「ぁは……♡」
千歌(下着履いたままの状態に擦り付けるだけだけ、ど……ん♡ルビィちゃんとダイヤさんの間に挟まれてるからきもちいい……♡♡)
ルビィ「うぅ……なにこれぇ……」//
ダイヤ「ルビィ、大丈夫!?」
ルビィ「うゅ……」ウルウル…
千歌(わたし、おねえちゃんの前でこんなことされるなんて考えられない、けど……ふたりは本当に仲が良いね……♡♡重なりあって……♡)
千歌「はっ……ぁ♡♡」スリッスリッ
千歌「ダイヤさん濡れてきて、ます♡」
ダイヤ「そ、そんな、わけっ!!♡♡」
ダイヤ(千歌さんのさきっぽがさっきよりも大きく、膨れて……わたくしとルビィの間を……っ♡♡)
ルビィ「あっぅ……にゃんか……しびれりゅ……おねえちゃ……///」ビク
ダイヤ「あっ♡ああっ……♡ルビィ……大丈夫……?」
千歌「んっぁ……♡ふたりとも、きもち、いぃ♡♡」スリッスリックチックチッ…
ダイヤ(千歌さん、すごい表情です、わ……///)
ルビィ「ううぅっ……////」
千歌「あっ♡あっ♡でそう……♡はっぅ♡♡♡」ズンズンッ///
ダイヤ「……っルビィ//」ギュッ
ルビィ「おねえ、ちゃんっ……///」ウルウル
千歌「あっあっ♡♡♡――ぅぅぅ♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルルッ!!!!
ダイヤ「きゃっ……」
ルビィ「わ……お、おねえちゃんのかおに……」
千歌「ん……はぁ♡はぁ……♡」ビク…ビク
ルビィ「千歌ちゃん、これが、せーえき……?」
ダイヤ「はぁ……はぁ。もう、顔と髪の毛に……ドロドロですわ」
千歌「ん……♡」ハァハァ///
ダイヤ(これが……果南さんが言っていた、千歌さんの、絶頂……)
ルビィ(うぅ、変な匂い……)
千歌「はぁ……ありがとう、ございました」
ダイヤ「……」フキフキ
千歌「だ、ダイヤさん……?」
ダイヤ「……あなた、ルビィまで巻き込んだわね?」
千歌「い、いやこれは……」ダラダラ…
ルビィ「お、おねえちゃん千歌ちゃんを責めるのはやめてっ……ルビィがしたいって、言ったんだもん」
ダイヤ「だけどねルビィ……」
ルビィ「怒るなら……ルビィを、怒って」ウルウル…
ダイヤ「もう……」
ダイヤ「ルビィ、さきほどもいいましたがわたくし達はルビィを仲間はずれにしたいんじゃないんですの、それはわかってる?」
ルビィ「うん」
ダイヤ「今回のことでルビィは学んだ、男の人はさらに強引に、無理やりしてくる可能性もありますわ」
ルビィ「……」
ダイヤ「――だから、ここから先は将来、信頼出来ると判断した方に、教えて貰いなさい」
ダイヤ「彼らは狡猾なハンターですわ、ルビィは可愛いから、これから先きっと寄ってくることでしょう。優しい仮面をかぶって、それらを見極めなければなりませんわ」
ダイヤ「今日のように安易に自分の身体を差し出さないこと……いいですわね?」
ルビィ「うん……」モヤモヤ
ダイヤ「えっと、千歌さん……」
千歌「は、はい」
ダイヤ「さきほど無理やりルビィを巻き込んだことには目を瞑りますわ。わたくし達姉妹に付き合ってくださったこと、多少なりとも、感謝していますの」
ダイヤ「おそらくわたくし達が今後千歌さんのソレに触れる機会はないかと思いますが……今回あなたの反応を見ることができて良かったですわ」
ダイヤ「いずれは自身でコントロールすることが出来るようになってください」
ダイヤ「今のあなたは興奮状態に陥ると、正常な判断ができなくなるようですので」
千歌「……はい」
ダイヤ「では今回はこれで……」スルスルッ
千歌「そういえば、ダイヤさんて今日は夕方までいないって」
ダイヤ「ああ……中止になりましたの。だから帰ってきたら……」
千歌「なるほど……」
ダイヤ「……お茶を持ってきますわね少し待っていて」スタスタ
千歌「ありがとう!」
ルビィ「千歌ちゃん、今日はありがとう……」
千歌「ご、ごめんねなんか無理やりしちゃって」
ルビィ「ううん、ああでもしなきゃルビィはなんにもさせて貰えないから」
千歌「……」
ルビィ「あははわかってるんだ、みんながルビィのこと考えてああいうことから避けさせてたの」
千歌「……っ」
ルビィ「今日は本当にありがとう、ルビィのわがままに付き合ってくれて。善子ちゃんにしたことは……なにかの、間違い……なんだよね?」
千歌「………
千歌「間違いじゃ、ないよ……」
千歌「私は……許されないことを、したの」
ルビィ「……」
ルビィ「ラブライブのBD、見ようか……ね、おねえちゃんも一緒に」
千歌「……うん」
ダイヤ「お待たせしましたわ……あら、これは決勝大会の」
ルビィ「今から一緒に見よう?」
ダイヤ「ええ、そうしましょうか」
千歌(ごめんなさい……善子ちゃん……)
◇――――◇
朝5時
千歌「んぅ……あっ……起きれた」
千歌「……作らなきゃ、おべんとー」トコトコ…
千歌「善子ちゃん……みかんは嫌いって言ってたし……でも千歌はデザートとか作れないしなぁ……デザートは諦めよう……」
千歌「ええと……まずは卵焼きでしょ……あ、甘いのとしょっぱいの……どっち派、かな……」
千歌「どっちも作ればいっか!!」
千歌「それとぉ、ウインナーあったかなあ……あった!」
千歌「タコさんウインナー作っちゃうぞお……う、うまく、できるかな……」
志満「――あら千歌、どうしたのこんなに早起きして、お弁当?」
千歌「あ、おはよ早いね。うん、お弁当!」
志満「ふぅん……やっと彼氏でも出来た?」
千歌「ち、違うってばっ!///」
志満「そう……なら、まだ片思いなの?」
千歌「お、男の人じゃないっ!」
志満「あら、そうなの」
千歌「普通に友達だよ……もぉ」
志満「そっか、がんばってね」
千歌「うんっ」
◇――――◇
千歌「お弁当、作ってきたんだ」エヘヘ
梨子「本当? どんなのが入ってるの?」
千歌「えっとね、たまごやきと……って、梨子ちゃんにも学校始まったら作ってあげるから今はひみつー!」
梨子「えー?」
千歌「だめなものはだめー!」
梨子「わかったわかった、楽しみにしてるね」
梨子「善子ちゃん……喜んでくれると、いいね」
千歌「……」
千歌「うんっ……」
千歌「あ、バスきた!」
トコトコ
千歌「曜ちゃんおはよっ!」
曜「おはよー」
千歌「……善子ちゃんおはよっ!」
善子「おはよう」
千歌「隣いいかなっ!」
善子「……」
善子「ええ」
千歌「!! ありがとっ」パアッ
梨子「普段通りに戻れるといいね」
曜「そうだね……」
曜(やっぱりあれから、全然堕天してないし……)
千歌「善子ちゃん楽しみだねっ、えへへ負けないよ」
善子「わたしだって」
千歌「練習終わったらそのまま善子ちゃんち行って平気? ゲームも持ってきたよ!」
善子「じゃあ、そうする?」
千歌「うんっ!!」
善子「な、なんでそんなに嬉しそうなの」
千歌「え? だって楽しみだもん」
善子「そ、そう……」///
◇――――◇
鞠莉「はいはーい、今日も恒例のアレ……」
果南「そのことなんだけどさ、鞠莉」
鞠莉「?」
果南「前までは1日開けて処理だったけど、今回から2日開けよう」
鞠莉「な、なんで?」
果南「いや前に言ったでしょ」
鞠莉「むぅ」
果南「また少し経ったら今度は4日開ける、その次は、一週間」
鞠莉「……ちかっち、本当に我慢できるのかな」
果南「させるの、今度こそ」
鞠莉「私たちに回ってこないよっ!!」
果南「仕方ないでしょ」
鞠莉「むぅ……せっかくお土産……」ボソッ
果南「なにか言った?」
鞠莉「なんでもないわ、わかった、じゃあ明日抽選、ね?」
果南「千歌には言っておくよ」
◇――――◇
練習後 部室
善子「もうなによ、早くかえりましょうよ、みんな帰っちゃったじゃない」
善子「あっつ……い」
千歌「善子ちゃんあんまり汗かかないよね、羨ましい」
善子「いいじゃないあなたみたいに健康的な方が」
千歌「善子ちゃんだってあせっかきだーって思ってるー!」
善子「ええ、いつもダラダラよね」
千歌「ぅ……」
善子「でも――頑張ってるって感じで、いいと思うけど」
千歌「え……あ、ありがと」///
善子「……そ、そんなことよりここで残ってる理由はなに!?」
千歌「ふふふ、よくぞ聞いてくれました!!」
千歌「これ、作ってきちゃった!!」
善子「え……お、お弁当!?」
千歌「うんっ、善子ちゃんと食べたいなって……えへへ」
善子「料理、出来たの?」
千歌「多少なら……」
善子「本当に、私に?」
千歌「そうだよ! 良かったら、一緒に食べようよっ」
善子「え、ええっ……ほ、褒めてあげるわリトルデーモン」
千歌「褒めてくれるの? ……でもまずかったら……」
善子「ちゃ、ちゃんと全部食べるから安心して」
千歌「むり、しなくていいからね?」
善子「……じゃあ、見るわね」
千歌「うん……」ドキドキ
パカ…
善子「わ……」
善子「すごい……お弁当、ね……あ、これ」
千歌「タコさんウインナーだよ、目と口もつけてみたよっ! あと、ツノもっ! ちょっと悪魔みたい、じゃない? どお?」
善子「か、かわいいわね……」
善子(全体的に結構凝ってる……)
善子「これ、いつ作ったの?」
千歌「今日の朝っ!」
善子「2人分も?」
千歌「うんっ、早起きしましたっ!」
善子「わたしの、ために?」
千歌「うんっ、喜ばせたくって!」
善子「……」
善子「ありがと……」
千歌「あとねあとね、卵焼き、しょっぱいのと甘いの、どっちも作ったんだけど、どっちが好きかな?」
善子「これと、これ?」
千歌「うん」
善子「そうねえわたしは――」
◇――――◇
鞠莉「んー……練習終わりのシャワーは最高ねっ♡」
鞠莉「よーしっ、こんどこそちかっちにえらんで貰うんだからっ!」
鞠莉「――せっかくコレ、アメリカから持ち込んだのに」
鞠莉「……本当に効くのかしら」
鞠莉「まるで物語のように、クレイジーに♡♡なーんてね」
鞠莉「……効かなかったら困るし、とりあえず自分で試してみようかしら」
鞠莉「……サンオイルみたいに身体に、塗ってしばらく待つ……」ヌリヌリ
鞠莉「敏感なところに塗ると、効果的……ふぅん」
鞠莉「……胸にも、ちょっと塗ってみる?」ヌリヌリ…
鞠莉「……どうなるのかしら、身体には悪いもの入ってないみたいだけれど」
――――
鞠莉「ん……な、なんか……熱い……」ゾクゾク…クネクネ…
鞠莉「んっ……ぁ♡♡や、やばい、かも……♡」ハァハァ…
鞠莉「くっ……ぅ♡」
鞠莉(さきっぽ……触ってないのに……おっきく、なってる)ゴクッ…
クリックリッ…
鞠莉「――ひゃぁぁっ♡♡♡♡」ビクビクッ
鞠莉「な、なに……これ」ハァハァ…///
◇――――◇
善子の家
千歌「お邪魔しまーすっ!!」
千歌「え……」
善子「?」
千歌「な、なんか……善子ちゃんの部屋……独特、だね!! ゆ、ユニーク?」
千歌(カラスの羽とか水晶玉とか、なんか色々ある……)
善子「そう?」
千歌(あ、わからないんだ……)
千歌(善子ちゃんらしくていいけどさ……まあ綺麗だし……)
善子「よーしっ、さっそくするわよ!! 負けないんだからっ!!」
千歌「いよっし望むところだ!!」
◇――――◇
善子「――なんでほとんど小さい目なのよっ!!!」
善子「2人だけでやって一回も勝てないなんておかしいじゃないっ!!」
千歌「そう言われても……」
善子「なんでよ、コンピュータとやるときはこんなに運悪くなかったのに……」
善子「ほ、本当なんだからね!?」グイッ!
千歌「わかった、わかったから落ち着いて」
善子「もう……はぁ」
千歌「梨子ちゃんや曜ちゃんもやり方知ってるから……今度はみんなで出来るね」
善子「……そうね」
千歌「そしたらもっともっと、楽しそうだよねっ! みんなでお泊まりパーティするのっ!」
善子「パーティ……」ゴク…
千歌「お菓子とか、色々持ち込んで、ね? 楽しそうでしょ?」
善子「そ、そうねいい余興だわ」
善子「……」
善子「ねえ、今日あなたを呼んで……家でふたりきりになった理由、わかる?」
千歌「え?」
善子「……今、親がいないの」
千歌「ど、どういう」
善子「――抱きしめなさいよ、今」
千歌「え、え?」
善子「……二回も言いたくない」
千歌「いや、聞いてたんだけどさ……よく、わかんない……」
善子「なによ、抱きしめるくらい簡単でしょ……最後までシたんだから」
千歌「っ……」
善子「ほら、早く……してよ」ズイッ
千歌(いみ、わかんない……どういうこと?)
善子「はやくっ……!!!」
千歌(よくわかんないけど、は、ハグくらいならっ!)
ギュッ
善子「――……ひっ」ビク
千歌「こ、これでいい?」
善子「ぁ……ああ」ブルブル
千歌「善子、ちゃん?」
善子「いや、いや……いやあああああ!!!!」ドンッ!!!
千歌「きゃっ!!」
善子「ぁ……ち、違うのっ、これは……わたし、わたし……」ポロポロ…
千歌(泣いて、る……)
千歌「善子ちゃん……」
善子「ハッ……ハッ……」
善子「ひっぐ……ぅぅ……。やっぱりわたし、あなたのこと――怖い……」
千歌「っ……」
善子「あなただけじゃない、手を繋ぐのも触れられるのも、誰からだって……怖い……」ブルブルッ
善子「普段は怖くなんてないのっ……あなたは優しいし、良くしてくれてるし……でも他の人やあなたに触れられる度……一気にあのことが思い出しちゃって……」
善子「いつまでも引きずって、馬鹿みたいっ……っ!!」
千歌「……ごめん」
善子「もういい、謝らなくて、いいから……だから、私と……」
善子「――最後までシて」
千歌「な、なに言ってるの!?」
善子「最後までシて、慣れれば……きっとこの恐怖心はなくなるはずよ」
善子「きっと、もう、この恐怖心はソレでしか、無くならないと思う。だから、最後までシて」
千歌「……だめだよ、そんなの」
善子「っ!! ――なんでダメなのよっ!!! 責任取ってよっ!!! 私はこれからどうやって暮らしていけばいいの!?」
善子「私だって初めては好きな人とが良かった、キスも、最後までも!! それをいきなり奪われて、痛くて怖くて、辛い思いしてっ……他人に触れられるのが怖くなってっ……なに? いざそういう時が来たら、その時の相手に面倒見てもらえって? わかるでしょう? 私がいま、すっごく面倒な人だってことくらいっ!!!」
善子「こんなんじゃ……子供だって、作れない……そういうことに対する爆弾を抱えたまま生きろって!? そんなんじゃ、捨てられるのが関の山じゃない!」
千歌「っ……ごめん、なさい」
善子「謝るなら、シてよ……わたしが怖くなくなるまで、シなさいよ……」
千歌「……」
善子「――あなたの考えてることが、わからない」
善子「やめてって言ったら、無理やりして……シてっていっても、シてくれない」
善子「……お互いが入れ替わっちゃえば、あなたの気持ちも、わかるの?」
千歌「多分……無理だよ……」
善子「じゃあ教えて」
千歌「善子ちゃんのこと、傷つけたく、ない」
善子「っ!!」パシ-ンッ!!!!
善子「無責任なこと言わないでよっ!!! わかった、今からあなたを無理やり興奮させて――」
千歌「やめてっ!!!」
千歌「善子ちゃん……もう、やめよ」
善子「っ……なによ、じゃあわたし、どうすればいいのよ!」
千歌「……」
千歌「わかった、する」
善子「え……」
千歌「するよ、善子ちゃん」
善子「ご、く……」
善子「ベッドに横になれば、いい?」
善子(また、アレをする……大丈夫、慣れちゃえば平気……大丈夫よ)ブルブル…
千歌「その代わり今日じゃなくてもいいかな?」
善子「え?」
千歌「準備が出来てないっていうか」
善子「準備って? そんなこと言って、有耶無耶にする気じゃ」
千歌「違うよ、ちゃんと……最後までする、約束する」
千歌「だからお願い、別の日でいい?」
善子「……わかった」
千歌「だから今日は……ここまで」ギュッ
善子「ひっ」
千歌「――大丈夫、なんにもしないっ……しばらくこのまま……」
善子「ふーっ、ふーっ」
千歌「息を浅くしないで、深く、深呼吸して? ね、大丈夫、大丈夫だから……ね?」
善子「はーっ……はーっ……う、ん……うぅ……」バクバクッ…
千歌「っ……」ナデナデ
善子「うぅ……馬鹿……ほんとに、ごめんなさい……っ」
千歌「なに言ってるの善子ちゃん……善子ちゃんは、謝らなくていいんだよ……本当にごめん、ね……」
善子「ううっ……ううぅぅ……」
◇――――◇
千歌「はぁぁ……」
梨子「……どうしたの、千歌ちゃん」
千歌「……あ、そういえば今日って選ぶ日だっけ」
梨子「そうだね」
千歌「……」
鞠莉「はーいはいっ! ちかっちおはようっ!」
千歌「おはよ……」
鞠莉「あれ元気ないね平気?」
千歌「……まあ」
鞠莉「今日は曜が都合悪いみたいだから、私と果南と梨子ちゃんの三人から――」
千歌「梨子ちゃんで」
鞠莉(さすがに私か果南を選ぶわよねっ、果南を選んだら乱入すればいいだけだし)
鞠莉「……え?」
千歌「梨子ちゃんよろしくね」
梨子「あ……う、うん……」//
鞠莉「は、はぁ!? うそうそっ、私か果南じゃないのっ!?」
千歌「う、うん……家近いし……」
果南「まあまあ、梨子ちゃんがしてくれるっていうならそれでいいでしょ」
鞠莉「むむむむっ……わかった、よーくわかったわ!!」
千歌「あ、あれ……」
果南「ちょっと鞠莉!」
◇――――◇
鞠莉「胸だって一番大きいし? くびれだってあると思うし……お尻だって引き締まってると思うしっ」
鞠莉「なにがいけないのよっ!」
鞠莉「マリーは怒ったわ、かんっぜんに怒ったわ」
鞠莉「……」
果南「もう、いじけないで」
鞠莉「……そうだ」
鞠莉「ねえ果南、夏休みもとっくに半分を切ったわね」
果南「そうだね……多分人生最後の夏休みなんだけどなあ、終わっちゃうね」
鞠莉!夏休みと言えば?」
果南「海!」
鞠莉「いつも入ってるじゃない! そうじゃなくって……宿題!!!」
果南「……」
果南「練習してくるね」
ガシッ
鞠莉「ねえ果南、昔の私なら別に見逃すとか、見せてあげるとか色々できたけど今は理事長なの……」
果南「ぅ……」
鞠莉「宿題、やりたくないなんて駄々こねてる暇はない、そう思わないかしら?」
果南「い、いやー宿題くらい全部やらなくっても……」
果南「ね、ね? ほら、練習もしなきゃだし……」
鞠莉「するのっ!! 今度ウチで宿題会ね、わかった!?」
果南「うぇぇ……」
鞠莉「するのっ!!!」
果南「……わ、わかったよ全く……」
果南「はぁぁ……勉強かぁ……苦手なんだよねえ」
鞠莉「知ってる」
果南「できないよ」
鞠莉「知ってる」
果南「ほら、勉強より大切なことがあるって、思わない?」
鞠莉「思うけれど、今は違うわよね」
果南「はぁぁ……わかりました、やります……」
鞠莉「じゃあちょっとこっち来て」
果南「?」
鞠莉「ちかっち!!」
千歌「?」
鞠莉「――突然だけどあなた、夏休みの宿題やってないでしょ?」
千歌「ぅ……な、なんで突然なのにそんな核心めいたことを……っ!!」
鞠莉「なんとなくわかります」
果南「あはは……」
千歌「そういう……ま、鞠莉ちゃんは?」
鞠莉「わたし? 私はほら、理事長だから宿題なんてないのっ!」
千歌「えー!? ずるいよーっ!!!」
鞠莉「ふふっ、ウソウソもう大体終わらせちゃった♡」
千歌「うそ……」
鞠莉「こっちはほんとよ」
千歌(ま、鞠莉ちゃん勉強とかしなそうなのにっ……千歌の仲間だと思ってたのに)
千歌(ああぅ、でもそっかぁ、留学してたんだし海外の大学行くっていうんだから……勉強くらい出来るのかぁ……)
千歌「う、裏切りものー!」
鞠莉「失礼ね! マリーは困ってるあなたのことを助けようと思ってるのよ?」
千歌「ほんと……?」
鞠莉「そう、勉強が大嫌いな果南さんと一緒にマリーの家に来てくださいっ!」
鞠莉「勉強嫌いのふたりのために、一肌ぬぎますっ!!」
千歌「あ、そういえば果南ちゃんも……」
果南「し、仕方ないよ、頭動かすくらいなら身体を動かしたいもん」
果南「ほら、わかんなくない? xがどうとか、あれ混乱させるためにしてるよね」
千歌「……流石に、それは」
果南「え、わかるの?」
千歌「一応」
鞠莉「もう、仕方なくないでしょっ! そうやって」クドクド
千歌(なんかダイヤさんみたい……いつも鞠莉ちゃんが果南ちゃんに色々言われてるから新鮮……)
果南「わかんないものはわかんないもん、ね千歌」
千歌「うんっ!!!」
果南「第一私は進学するつもりもないし……」
鞠莉「ノーッ! そんなこと言ってると果南、練習もできなくなるの!」
果南「うっ」
鞠莉「期末テストの赤点、みんなが回避したはいいけれど、宿題を出さないなんてことがあったら……そこで練習はストップ」
千歌「そんなぁぁ……」
鞠莉「他にもいるかもしれないけど、そっちはダイヤに任せるから、あなた達ふたりはマリーの担当ね♡」
鞠莉「2人とも今日暇?」
千歌「……一応」
果南「手伝いが……」
鞠莉「果南っ」
果南「わ、わかったよ……勉強ね、するよ……」
果南「うぅ、したくない……頭痛薬もってこ」
鞠莉「うんうんっ」
鞠莉「……ふふ♡♡」ニヤ…
鞠莉「じゃあ時間は――」
◇――――◇
千歌「うぅ、なんかここに来ると鞠莉ちゃんにシてもらったこと思い出しちゃうよ……まあ今日は勉強会だし、果南ちゃんもいるし平気だろうけど」
千歌「まあ、そういう気分でもないし……」
千歌「そういえば善子ちゃんは宿題大丈夫なのかな……」
千歌「えっと鞠莉ちゃんの部屋はこの辺り……」
鞠莉「――ん、ちかっちこっちこっち!」
千歌「あ、うんっ!」
千歌「こっちだったかー、お邪魔します」
千歌「あれ果南ちゃんはまだ?」
鞠莉「ん、果南……ああ、ちょっと遅れるってさ」
千歌「そうなんだ」
鞠莉「まあまあ先にやっちゃいましょう」
千歌「うん」
鞠莉「で、今日はどのホームワーク?」
千歌「えっと、ね……これっ」
鞠莉「お、マリーにイングリッシュを教わりたいだなんて、センスが良いのね♡」
千歌「やっぱり鞠莉ちゃんと言えばこれかなあって」
千歌(この英語の課題答えないし……答えあるやつは写せばいいだけだしね……)
鞠莉「ここ座って、それじゃあ見せて」
千歌「はい」
鞠莉「んー?」フワ…
千歌(あ……いい匂い……シャンプーの匂い、かな?)
鞠莉「なるほどなるほど」
千歌(というか、服装薄くない……? 隙間から胸見えそうだし、スカート、も///)
千歌(あーもう……なに考えてるんだろ)
鞠莉「そうねえ、うん、わかった」スタッ
鞠莉「長文は面倒よね、そこの単語は何を指してる?」
千歌「うぇ? ええと……」
鞠莉「……」スッ
千歌「あ……」
千歌(足組み替えた……み、みえそ……////)
鞠莉(ふふ……見てる見てる♡♡ いいよねこの食べたいって思わてれる、視線……///)
鞠莉(ちかっちだからだけど)
鞠莉「千歌、ちゃんと考えてるの?」グッ
千歌「う、うんでもわからなくて」
鞠莉「ふぅん……じゃあマリーの出番、ね?」
鞠莉「教えてあげる♡」スッ
千歌(ち、ちか////)
千歌「あ、あの鞠莉ちゃん……」
鞠莉「ん?」
千歌「近い、よ……////」
鞠莉「あ……いや、だった?」
千歌「そういうことじゃなくて、その」
鞠莉「――興奮、しちゃう?」
千歌「へ!?」
鞠莉「ふふっ、どうなの……?♡」ムニュゥ…サワワ…
千歌「やっ……♡」
千歌(太もも触られると、ゾクゾクして……うぅ、胸も当たって……だ、だめ……っ)ムクムク
鞠莉「……あら♡ちかっちは正直ね、正直な人は大好きよ?」
千歌「や、やめて……今日は、そんなつもりじゃ……それに、果南ちゃんが」
鞠莉「果南の心配ならしないで、どんなに早くても一時間はかかるわ、集合時間を変更したって、言っておいたから♡」
千歌「うぇ!?」
鞠莉「だから、この部屋ではふたりきり……♡」ササヤキ…
千歌「////」
鞠莉「どうしよっか、英語のお勉強もいいけれど、そうね……違うお勉強とか……どうかしら?♡ マリーと個人レッスンよ?」サワサワ
千歌「だ、だめだよっ!!」バッ
鞠莉「む……」
千歌「今日はそういう日じゃないし……」
鞠莉「明日の梨子とのことをしなければよくない?」
千歌「明日もしないつもり、だったし……なんか気分じゃないって、いうか」
鞠莉「ソコをそんなにしてるのに?」
千歌「これは……だって」
鞠莉「……はぁ、もうっいいでしょちょっとくらい」
鞠莉「――説得が、必要みたいね?」
千歌「せっとく――ちょ、なにするの!?」
グッッスルッキュッゥ
千歌「た、タオルで……手が」
鞠莉「動けないでしょ、ちょっとやそっとじゃ、外れないと思うんだけど」
千歌「……な、なにするの?」
鞠莉「服脱がせるわね」
千歌「ちょっ、やめてよぉ!」
鞠莉「いいからっ」
スルスルッスルルッ
千歌「う……うぅ」ビンビン
鞠莉「ふふっ、隠せないわね」
千歌「や、やだ……なに、するの?」
鞠莉「あら、レディの口からそんなこと言わせるの?」スッ
千歌「なに、それ」
鞠莉「なんだと思う? ワックスとか、かしら……こんなパッケージのよくあるわよね」
千歌(英語で書かれてる……なんだろつ)
鞠莉「ん……これを手に伸ばして」キュパ…
鞠莉「――日焼け止めクリームよ、安心して」
千歌「なんでそんなもの……」
鞠莉「いいから♡マリーがアメリカでわざわざ買ってきた特製のお土産デース」
鞠莉「身体に塗っていきまーす♡」ヌリヌリ…
千歌「んー……鞠莉ちゃんなに考えてるの……」
鞠莉「腕もお腹も……胸も……ちゃんとさきっぽまで、ね?」クニクニ
千歌「んっんぁぁ♡♡」
鞠莉「よく塗らないとだめだから、たっぷり、と♡」ヌリヌリ
千歌「そ、そんなところ日焼けしないからぁぁ♡♡」ビク///
鞠莉「だぁめ♡最後は……ココ、よ?」サワッ…
千歌「ひんっ♡♡」
鞠莉「ふふっ、相変わらずキュートな反応だね♡」
鞠莉「ちかっちの敏感で大切な場所が日焼けしちゃったら困るでしょう? だから、たっぷり、とね」ヌリヌリ
千歌「ふっぅ♡い、いみわかん、ない♡♡」
鞠莉「よしこれでおっけー、あ、忘れてた。あーんて口開けて?」
千歌「ふぇ? んぐぐっ!?」
鞠莉「ごめんねちょっと乱暴だけど、口の中にもクリームを……あ、心配しないでこれからだの中に入っても平気だから♡」グニグニ
千歌「おぇ……うぅ……な、なんてことするのさあ!!」
鞠莉「粘膜を保護する効果もあります!」
千歌「ぜったいうそだ……」
千歌「な、なにが目的なの!?」
鞠莉「そのうちわかるわよ♡」
千歌「ハッ……ハッ……♡♡」
鞠莉(そろそろ来始めるみたいね♡ 全身にたっぷり塗りこんだから、効き目はどんなものなのかしら)
千歌「ぅ、うう……ま、鞠莉ちゃん……なんか、暑いよ……クーラー、は?」
鞠莉「ちかっちがそう言うだろうと思って、すでに23度よ?」
千歌「そ、んな……うぅ……水、お水飲みたい……ハァハァ……」
鞠莉「くす……ねえ、どうしてそんなに息が荒いの? 裸で、クーラーの下で、そんなに熱いわけないわよねえ?」
千歌「んっ……♡な、なんか変……♡ま、鞠莉ちゃんさっきのクリーム、って」モジモジ…ビンビンッ
鞠莉「んー、ちかっちは今どんな感じなの? マリーに教えて?」
鞠莉「さっきから触ってないのに、大きくなってるけどずっと興奮しっぱなしなの?」
千歌「し、知らないよっ////」
千歌「ハァハァ……♡」
千歌(う、うう……なんか変……わたし、興奮してる♡触ってもらいたい、なんでこんな気持ち、に///)
鞠莉「……触ってあげようか?」
千歌「え」
鞠莉「……処理しなきゃ果南がきちゃうもの」
千歌「ー!!」コクコク
鞠莉「あら素直ね、じゃあさっそく……」
鞠莉「こっちっ!!」ムニュゥクリクリツ
千歌「ーーっ♡♡ っくは……んっぅぅ♡♡♡」ビクビク
千歌「はーっ♡はーぅ……♡ い、いきなり胸と乳首、や、やめて……っ」///
千歌(い、いまのなに……一瞬気持ちよすぎて、真っ白に///)
千歌(胸の先端があつくて、じんじんして……)
千歌「んっぅ……あぁぁ♡♡」
鞠莉「気持ちいい? いつもより気持ちいいよね?」
千歌「なっぅ♡なに、塗ったの!? あああっ♡♡」ビク
鞠莉「――ちゅっ……ちゅむっ、んっぅ♡♡」
千歌「んんん!? んんっ♡んんんっぅ♡♡」キュンキュンッ///
千歌(き、きすもなんでこんなにきもちいいの……? もっと、もっと♡♡)
千歌「んむっ♡ふっぁ♡♡んっぅ♡♡レロレロジュップ
鞠莉「ぷは……あれ、積極的だね?」
千歌「な、なんか……へ、ん……いつもより、きもち、よくって……♡」ハァハァ
鞠莉「そうみたいね、あなたのフェイスがとろーんって、なってるもん」
鞠莉「仕上がってきたところで説明してあげる、さっきのは媚薬……気持ちいいことをもっと気持ちよくさせちゃう代物よ」
千歌「び、やく……このジンジンして、熱い感覚がさっきのクリームで?」トロ-ン…♡
鞠莉「そう♡いまみたいに、いつもより断然きもちよくなっちゃうの。ちかっちのソレ、触ってないのにとろとろの、出てきちゃってるみたいに♡」
千歌「ぅ、だ、だって……空気に触れてるだけで、ジンジンして♡」ドクドク…
鞠莉「あら、見てあげたら余計出てきちゃったわね、足が汚れてる♡」
千歌「はぁ♡はぁ♡な、なんとか、してよ……ちか、おかしく、なっちゃぅよぉ♡♡」ハァハァ
鞠莉「ちかっちはおっぱいでも気持ちよくなれるみたいだから、そっちだけでもいいのかと思って♡ソーリー、マリーが勉強不足で」
鞠莉「じゃあ……わたしに、かわいくおねだり、してみて?」
千歌「お、おねだり!?」
鞠莉「そう、ちかっちとこういうことする時は大体私から……だから今回はちかっちが私にお願い、してみせて?」♡
千歌「そ、そんな」
千歌「恥ずかしい、よ……///」
鞠莉「ふぅん……本当にいいの?」
千歌「……」
鞠莉「わかりました」スルッスル
千歌「あれ、解いてくれるの?」
鞠莉「ええ、見ててあげるから……最後までシなさい?」
千歌「ひとりで!?」
鞠莉「そう、前シてくれようとしたみたいに、よ」
千歌(シてくれない、んだ……)ハァハァ…///
鞠莉「ほら、早くしないと果南が来ちゃうわ限界になったら触って出させてあげるから♡」
千歌「わ、わかった……」サワッ…グチュ
千歌「ひぁぁ♡♡♡♡」ビクビク…ピュッピュ…
鞠莉「わお」♡
千歌「あ、ぁ……きもち、ぃ……♡」シコッシコ…ピュッ…
鞠莉「ふふっ、ちかっちが擦る度、透明なとろとろなのが吹き出てきちゃってるね♡♡」ササヤキ
千歌「ふっ……♡」ゾクゾク//
鞠莉「気持ちいい? ひとりで、パンパンになったさきっぽをぐちゅ、ぐちゅって、するの?」
千歌「っ……」///
鞠莉「ひとりで手を汚して、ひとりで情けない声をあげて」
鞠莉「……それで、気持ちいい?」
千歌「だって、鞠莉ちゃんが……」
鞠莉「せっかくマリーが目の前にいるのに……」
鞠莉「マリーのお口でも手でも……おっぱいでも……それとも、もっときもちがいい、ところで射精、したい……?」チュ…ササヤキ……♡
鞠莉「きっとその方が、とっても気持ちいい、と思うんだけど♡」
千歌「っ……っ♡♡♡♡」
鞠莉「それとも、勉強をしたいのかしら。このままひとりでするのもやめて、宿題する?」
鞠莉「できるわけない、わよね? そう、だからちかっちは……マリーと保健体育の実習をしなければ、いけまセーン……くすっ♡♡」
千歌「や……♡そ、そんな耳元で……ぅぅ♡♡」
鞠莉「~~♡♡」ゾクゾクッ
鞠莉「ほら、ちかっち……どうして欲しいか……おねだりしてみて?」
千歌(してもらいたい……鞠莉ちゃんに、気持ちよくしてもらい、たい……///)
千歌「ぅ……」カクカク…
鞠莉「ふふっ♡腰が浮き上がっちゃってるぞ? かくかくって……ほら、我慢できないんじゃない。かわいい……♡」チロッ…
千歌「ひっ♡♡」
鞠莉「ローションどこだっけ、あった……」
千歌「?」
鞠莉「前みたいに、これを私の胸に……」トロ-ンッ
千歌「////」
鞠莉「わたし、胸は自信あるんだけどなー?」ニチャニチャ…
千歌「ハッ……♡ハッ……♡」
鞠莉「このぐちゃぐちゃになった谷間の中で、ぐちゅぐちゅってするの。前シてあげたわよね、どうだった?」
千歌「き、きもち……よかった♡」
鞠莉「そう、気持ちよかった。さらに、出てきたさきっぽを舌で、ちろちろ……って気持ちよくしてあげるの♡」
鞠莉「すっごく気持ちいいの、千歌がいましてるみたいに自分の手で必死にシコシコするより……ずっと、ずぅっと……♡」
鞠莉「そうよね?」
千歌「う、ん……っ♡」
鞠莉「じゃあちかっちは、どうすればいいのか、わかるわよね?」
千歌「んっ……ハッ……ぁ♡♡」
千歌「――ち、千歌のこれ……なんとか、シてください……」
鞠莉「んー? ……私は結局どうすればいいの? それじゃわからないわ」
千歌「っ……だから、千歌のコレを……えと、く、口とか胸とかで、ぐちゅ……ぐちゅって……///」
鞠莉「?」
千歌「うぅっ、く、口でシてっ! 胸で挟んで、お口で舐めて……っ。も……わたし、シてもらい、たくて……だめなのっ♡」ウルウル…
鞠莉「ふふっ、ちかっちはお口でシて欲しいんだぁ……もっと違うところでも良かったんだけど……ま、仕方ないわね。わかったわ、よくおねだりできました♡」ナデナデ
千歌「ぁ……」
千歌(気持ちよくしてもらえる♡ぐちゃぐちゃの胸とお口で……///)
鞠莉「じゃあ――また縛るね」
千歌「え?」
鞠莉「さ……はじめるわね」
千歌(な、なんで縛るんだろ。とりあえず早くっ♡鞠莉ちゃんの鞠莉ちゃんの……口で……はやくはやくっ……♡♡)ハァハァ
鞠莉「あー……んっふふ……」スッ
千歌「え?」
鞠莉「――もっと早くおねだりしてくれればなー? 言ったわよね、私は素直な人が好きって」
鞠莉「ちかっちは案外頑固だったからなー?」
千歌「そ、そんなっ、シてくれない、の!?」
鞠莉「ううん、そんな酷いことはマリーしませんよ」
グニッ
千歌「ふぁぁ♡♡」
鞠莉「――足で気持ちよくなれるか、試して見ましょうか♡」
千歌「あひっ♡♡」ビクビク
鞠莉「あーあ♡ぴゅって透明なの……カウパーっていうんだっけ」
鞠莉「なんだ、わざわざ胸と口を使わなくても、これだけで――よさそうねっ!」グニッィ
千歌「ああっっ♡♡」ガクガク
鞠莉「こうやって、踏みつけるみたいにっ♡ふふっ♡これで気持ちいいんでしょ?♡」グニッグニッ
千歌「ひ、ぁ♡やっ♡やだっ♡やだぁぁ♡♡」
鞠莉「なにがいやなの? マリー気持ちよくしてあげられてる、わよね? さっきよりさきっぽ、ぱんぱんだし♡♡」
千歌「ぁ……ぁぁ……♡♡」
鞠莉「じゃあ次は――」
ガチャッ
果南「――お邪魔しまーす」
鞠莉「え」
スタスタ
果南「ちょっと早くついちゃっ…………た?」
千歌「ふぇ……?」トロ-ンッ…
果南「」
果南「なっ……」
鞠莉「あ……」
果南「……」
鞠莉「ち、違うのっ!! ちょ、ちょっとこっちへ来て!?」
カチャッ
鞠莉(こ、こうなったらこれでっ!! ちかっちに使わなくってよかった!!)
果南「……」スタスタ
鞠莉「えいっ!!」
果南「きゃっ」
グイッ
ガチャッ
チャキンッ!!
果南「なっ……て、手錠!?」ガシガシッ
果南(動かない……)
鞠莉「いつか使おうと思ってたの……こんなところで役に立つなんて」
鞠莉「結構かわいいでしょそれ、クッションもあるから外そうとしても痛くないよ」
果南「……鞠莉、一体何をしてるの」
鞠莉「処理だよ、しょーり♡」
千歌「ううぅ♡まりちゃん、はやくぅっ!!♡♡」
果南(なんか、様子が……)
鞠莉「……ま、いいや。どうせ果南と一緒にシようって前まで思ってたんだし」
果南「……な、なに? 宿題は!?」
鞠莉「まぁまぁ……それよりもっと楽しいことがあると思わない?」
果南「え……?」
鞠莉「じゃ、お洋服を脱ぎ脱ぎしましょー!」
果南「はっ!? ちょ、やめっ……っ」
鞠莉「うふふ、相変わらずグッドなスタイルね♡」
果南「い、いや……は、恥ずかしい、から」プルンッ……
千歌「はっ……♡はっ♡かなん、ちゃん♡♡」
鞠莉「あらら、果南が刺激的だったみたいよ?」
千歌「はぁはぁ……んっ♡」ビンビンッッ
果南「う、訴えるよ、本当に……うぅ」
鞠莉「大丈夫大丈夫、これ塗れば……ちかっちの気持ちも理解できるから♡」
ヌリヌリ
果南「んんっ……♡」
果南「今日は処理の日じゃ、ないはずだよ……っ」
鞠莉「明日の梨子とのこと、やめればいいでしょ? ね?」
千歌「ー!!!」コクコクッ!!!!
果南(やっぱり、千歌の様子が変……)
鞠莉「はい、えーと……下も、失礼しますっ!!!」
果南「え!? い、いやっ」バタバタッ
鞠莉「おとなしく、してっ……まだ下着履いてていいからっ!!」
鞠莉「ごめん果南!!」
サワワッ…ヌリヌリッ
果南「んっ……んん♡」
果南(な、なんでわたし、友達に大事なとこ……触られてる、の)
果南(は、恥ずかしいし……変な気分……)
鞠莉(やばー……果南の触るのこんな恥ずかしい、んだ……)///
鞠莉「はいおわり……あ、あの……なんかごめんね」
果南「ぅ……まさか、初めて触られるのが、友達とは……思わなかった」
鞠莉「ま、まぁまあ……ね? 少しおけば良くなるから」
果南(置く……?)
鞠莉「じゃあ、ちかっち……トロトロなのたくさん出しててかわいそうだから……今度こそ始めるわね♡」
千歌「う、うん♡」
鞠莉「足で、だけどね?」グニッッ
千歌「あああっっ♡♡」ピユッ
千歌「ぁ……あぁ♡」
鞠莉「ふふ、足で気持ち良くなるなんて、変態じゃない♡♡」
鞠莉「ほら、果南も見てる……興味深々みたい」
果南「そ、そんなこと」
果南「やめなよ鞠莉っ」
千歌(見られてる……果南ちゃんに、今のわたし……恥ずかしい、よ)ハァハァ
グニグニッ…フミフミッ
鞠莉「あーあ、足が汚れちゃった♡舐めてとって?」
千歌「ふぇ……」トロ-ン…
千歌「んっ……ちゅぴ……ちゅ」
鞠莉「んっ♡ そんなに出したい? 果南の前で射精するの」
果南「////」
果南(あ、あれ……なんか、身体が……あつい?)
果南「ん……まり……これ、は?」トロ-ン…///
鞠莉(効いてきたみたいね♡)
千歌「まり、ちゃん……♡」
果南「んっぅ……ぁ……♡」モジモジッ…
果南「鞠莉……さっき塗ったの……な、なに!?」
鞠莉「一般的には、媚薬ってやつよ♡アメリカから持ってきた特製のお土産♡」
鞠莉「どう? 身体がじんじんしてきて……興奮するでしょ」
果南「はぁ……はぁ♡♡」ジュン…
鞠莉「本当かな……? 下着、すごい染みよ? カーペットが濡れちゃう」
果南「!?!?」
鞠莉「……もしかして果南て、濡れやすい?」
果南「し、しらないっ!!!」
果南「ハッ……はぁ♡」トロ-ン…ジュン…
千歌「はぁはぁ♡かなんちゃん……♡」
千歌(かなんちゃん……いやらしい表情……してる♡)
果南「ぅ……♡」
鞠莉「ねえ果南……ちかっちに気持ち良くしてもらおっか?」
果南「え!?」
スルッ
千歌(解いてくれた……)
鞠莉「ちかっち、果南のこと気持ちよくしてあげれば……最後まで、シてもらえるかもよ?」コソコソ
千歌「さ、さいご、まで////」
千歌「ごく……」ドキドキ
鞠莉「……あとはお好きなように♡」
鞠莉(これ塗られたら、冷静な判断は出来ないわよねえ……)
鞠莉(善子ちゃんの時の、擬似ってところかしら……ま、すぐに襲ってこないんだからまだ理性は働いてるんでしょうけれど)
千歌(……果南ちゃんと、シたい……♡♡)ハァハァ…
果南「……ちか? はぁ……はぁ」♡
千歌「かなんちゃん……辛そう……♡カーペットまでぐちゃぐちゃ……♡」
鞠莉「あーあ♡」
果南「だっ、て……ごめん」ドクドク…
果南(なに、これ……興奮しすぎて、よく、わかんなく、なってきた……ぅぅ恥ずかしいのに、それより……)
果南「わたしの身体、なんとか、して……っ」
鞠莉「……ねえ果南」
果南「?」
鞠莉「今のあなたの状態はちかっちに似てるんじゃないかしら。興奮しすぎて、刺激が欲しくてたまらない、そうね?」
果南「っ////」カァァアアアア
鞠莉「少しは気持ちがわかったんじゃない?」
果南「ハァハァ……そう、かも……つら、い」モジモジ…クネクネ
鞠莉「もう限界みたいね♡」
千歌「果南ちゃん……辛くなくして、あげる……」サワワ…モニュ
果南「んぅっ……♡ぁ♡」ビクビク///
鞠莉(すごい反応……)
千歌「~~♡」ドキドキ
果南「あ……っぅ」カァアアアア///
千歌「遠慮しないで、声、聞かせて?」
鞠莉「そうよ、周りには聞こえないわ」
果南「ぅ……ふぅ」
果南(ああもう、なにこれ……自分の身体が自分のじゃ、ないみたい……もっと、もっと、欲しい……)
果南(千歌も、こんな感じだった、のかな?)ハァハァ///
千歌「下、さわるね……」
クチュ…グチュ
千歌「わ……び、びしょびしょ……///」
果南「んっっ♡や、やだっ♡♡」モジモジ
千歌「……興奮してるんだね」
クチュクチッ…グチュッゥ
果南「――あああっ♡♡♡」プシュプシュ……♡
千歌「わっ……下着から溢れて……///」
果南「ぅ……ハァハァ///やだぁ……///」
果南(なんか、なんか……もう、なにも考えられ、ないっ……♡♡)
千歌「ん、は……♡かなんちゃん……最後まで、していい? ちか、もう……♡♡」
果南「……」
果南(あれ、いれると……きもちいい、のかな……♡)
果南「――うん、いいよ……その代わり、明日の梨子ちゃんとのことは中止にすること」
千歌「わかった……」
果南「約束ね、それなら私も……中途半端はやめるから……」
鞠莉「ごく……っ」
鞠莉(なんか私がいること忘れてない?)
千歌「んっぁ……かなんちゃん……♡♡」クニックニッズリュ
果南「んっ……ぁぁっ♡」
果南「ち、か……♡♡」クネクネ
鞠莉(え、エロすぎ……果南……///)
鞠莉(こ、これがセックス……/// 怖くて挿入までほとんど調べたこと、なかった、けど……つ、ついに///)
千歌「んっ……ぁ……ぁぁぁっ♡♡♡」ヌププ……
果南「んっ……あ、あれ……痛く、ない……」
千歌「え……は、初めて……だった、の?」
果南「う、うん……」
千歌「ご、ごめん……あの、なんて言うか……結構あっさり許してくれたから、てっきり……」
果南「だって、私が男の子と歩いてるところとか……見たことないでしょ?」
千歌「まあ……」
千歌「ごめん……」
果南「いいよ、そんなの気にしないで。ちゃんと確認してくれたでしょ、私はそれに頷いたんだから」ナデナデ
千歌「うん……」
果南「はぁ……はぁ……なんだろこれ……薬のせいかな……んんっ……痛くないから♡好きなように、動いて?♡」
千歌「♡♡」
ズチッズチュッ…
果南「ふ、ぁっ」プシュップシュゥ♡
千歌「すっ、ご……♡」
鞠莉「///」
千歌「あああっ♡♡あっ♡かなん、ちゃ♡♡♡」ビクビク
果南「んっぅ♡あっ♡あっ♡」
パンパンパンッッ
千歌「あっ♡ああああっ♡♡♡」
千歌「かなんちゃんのなか♡すごっ♡ぎもち……ふぅ♡あっ♡んっ♡わたひ、らめっ♡♡♡」
果南「あっ♡あっ……♡んっ……な、にこれ……♡へん、だよ♡」プシュ…プシユ
鞠莉(カーペット、ぐっちゃぐっちゃなんですけど……///)
鞠莉(ちかっち夢中になりすぎだし……こ、こんな感じになるのね……あの薬を塗ると……)
鞠莉(私や果南も何も考えられなくなるのに……それより強い快感を感じてる千歌の脳みそは一体どうなって……)
千歌「あっ♡あっ♡あひっ……ひぁ♡♡」アヘ…ガクガクッ
鞠莉「……///」
鞠莉「ん……♡んっ……」クチックチ…
鞠莉(ふたりとも、あんな激しいことするから……わたしまで、へんな気分、に……♡)ビク…♡)
果南「あっぅ♡ちか……きもちいい?♡♡」
千歌「ぅっ♡あっぁ♡かなんちゃん♡きもち……♡あっ、ちかっ……あ、ぅぅ♡♡♡」ズッチュズチュ
果南「んんんっ♡♡」
千歌「あっ♡いくっ♡でちゃう♡いい?♡♡」///
果南「あっ、ぅ♡いい、よ♡ちか、ぜんぶ、いいよっ♡♡」
千歌「あっ♡♡あっぁ♡♡」
果南「千歌……ハグ、しよ?♡ ん、あぁ♡♡」ビクビクッ
千歌「~~~♡♡」ギュッ…キュンキュン///
千歌「んっぁ♡あ、ひ♡ぅ……っ――~~~~かはっぁ♡♡♡♡」ビュクビュクビュクッッッビュルルルルルルルッ!!!!!!!
果南「んっ……ぁ♡♡」
千歌「ぁ……ぁ……う」ビュ…ビュ
千歌「ふ……ぁ」クラッ……♡
果南「ちょ、大丈夫……?」
ヌプ…ドクドク
鞠莉「ごく……」
鞠莉(こ、これがセックス……なの、ね////)
鞠莉(み、みんな世間の恋人達は隠れてこんなことを、してるっていうの!?)カァァアアアアアッ///
千歌「はぁ……はぁ……かなんちゃん……♡」
果南「ん……満足した?」ナデナデ
千歌「うん……♡」ギュッ//
果南「その……前から私とシたかった、とか?」
千歌「え///……そう、だよ」
果南「そっか……我慢させてたんだね」
千歌「でも、果南ちゃん……初めてだったのに……」
千歌「考え回ってなくて頼んだんだけど……なんかあっさり許してくれたし、彼氏でもいたのかと……」
果南「そんなわけないでしょ」
果南「でも、あんまり痛くなかったし。というかむしろ、少し気持ちよかったって……いうか」
果南「――鞠莉が塗ったあれの影響かな」
果南「ねえ鞠莉」
鞠莉「へ……う、うんそうね!」
果南「聞いてた? まあいいや、そろそろ左手の手錠、解いてくれない?」
鞠莉「……うん」
カチャッ
果南「ふー……」
鞠莉(あれが、セックス……ぬちゃぬちゃって……出し入れ、して……////)
鞠莉(そういえば、ベッドでさせてあげればよかったかな……初めてだったのに)
果南「大分身体の調子が戻ってきた気がする……」
千歌「え?」
千歌「……」
千歌(まだ、熱い……)
千歌「///」ビンビンッ
果南「え」
果南(ま、まだ!? もしかして……塗られた量が千歌の方が)
果南「鞠莉、自分がしたことには責任がつきまとう。……わかるよね?」
鞠莉「へ?」
鞠莉「あ、ああ……うん、どうしよっか……口がいい?」
果南「なんかぼーっとしてるね」
鞠莉「そうかな……」
千歌「……じゃあ、口で」
鞠莉(セックス……)
鞠莉「ね、ねえ千歌……果南」
千歌「?」
果南「どうしたの」
鞠莉「せ……セックスって、そんなに気持ちが、いいの……?」
千歌「え」
果南「あ、いや……その……どうしたの?」
鞠莉「えっと///」モジモジ
鞠莉「わ、わたしもしてみたいかもー! ……なんちゃって……」
千歌「////」キュンッ
果南「あー……まあ、本人が良いなら……もう止めない、けど……千歌は?」
千歌「い、いいの……?」
鞠莉「う、うん……」//
千歌(最初はあんなにノリノリだったのに……恥ずかしがってる、のかな……)
千歌(……なんか、かわいい)//
果南「じゃあわたしは帰ろうか」
鞠莉「なんで!?」
果南「い、いやだってふたりでえっちするんでしょ?」
果南「わたしがいても……嫌でしょ?」
鞠莉「……嫌じゃない」
鞠莉「私だって果南がシてるとこ見たもの、わ、私が見せないと平等じゃないでしょ?」
鞠莉「は、恥ずかしい、けど……」
果南「鞠莉……でも私は薬を塗ってもらってたから……」
鞠莉「あ、そうだ、私もそれを塗ればいいのね」
鞠莉(そ、そうすればこんなに恥ずかしがらなくても……また肝心なところで出来ないって思われたくないしっ)
スルッスルッ
千歌「////」
鞠莉「さ、ふたりとも……コレを塗って?」
果南「本当に、いいの?」
鞠莉「もう、いいって言ってる!」
千歌「……」ジ-…
果南「わかった」
千歌(何回見ても……むね、おっきい///)ハァハァ……///
果南「……千歌も辛そうだから、早めにしようか」
◇――――◇
善子「あーもうわかんなーい」
善子「いいじゃない宿題なんてしなくてもー!!」
梨子「だめだよ、そんなこと言ったら」
善子「わたしの代わりにやって」
梨子「だーめ」
善子「本当は出来ないの?」
梨子「出来ます」
善子「本当?」
梨子「うん」
梨子「そんなことばっかり言ってると、ダイヤさんに電話しちゃうよ」
善子「そ、それはやめてっ!!」
善子「さっき花丸とルビィからメールが……そう、地獄からの、メールだったの」
梨子「なかなか捗ってるみたいだね、あっちの一年生は」
善子「そりゃああの人にガミガミ言われたら……」
梨子「私がガミガミ言ったら?」
善子「リリーはそんなこと言わない、優しいもん」
梨子「はぁ……それ、優しいって言わないかもよ。私がよっちゃんに対して無関心な、だけかもしれない」
善子「え……」
梨子「うーそ」
梨子「ほら、よっちゃんのためにも、やらなきゃだめだよ」
善子「はぁ……わかったわよ」
善子「ふふ……ただいまより、世界の意思……アカシックレコードにアクセスをし、全ての情報をこのヨハネの脳にっ」
梨子「答えを写さない!」
善子「む、いいじゃない別に……」
善子「はあ……」カリカリ…
善子「こんなの終わるわけない」
梨子「少しずつすれば今からでも十分終わるよ」
善子「そうかな……」
善子(そういえば……リリーは、あの人と……ここでシた、のよね……)
善子「……」
梨子「大丈夫? なにか違うこと考えてたでしょ」
善子「ね、ねえ……リリーはここで、シた、のよね」
梨子「……え?」
梨子「どういう、こと?」
善子「……わかるでしょ。リトルデーモン第一号と……」
梨子「……」
梨子「どうしたの、そんなこと急に」
善子「……」
梨子「……私に話してくれる?」
善子「……私、千歌さんと、もう一回することにしたの」
梨子「え!?」
梨子「ま、また無理やり……?」
善子「違う、今度は、私から頼んで……何回もダメって言われたけど、でも、押し切った」
梨子「そ、それはそうだよ……一体どうしたの」
善子「……」
善子「怖いの……千歌さんにされたこと、今でも思い出す」
善子「痛くて、辛くて……。今は人に触れられるのも、怖い……。時間が経てば時期忘れるかもしれないれけど、ふとした拍子にまた……思い出すのも怖い」
善子「か、仮に……結婚とか、したとして……その時に、思い出しちゃったら、私……」
梨子「……」
梨子(トラウマになっちゃった、んだ……)
梨子(気にしてないっていうのも、あんまりそんな態度見せなかったのも、全部…」)
梨子「よっちゃん」
善子「?」
ギュッ
善子「――ひっ……い、いや……やめてっ!!」
梨子「っ……ごめん」スッ…
善子「……ふー……ん」バクバクッ
善子「ほら、変でしょ私……なんにもしてないリリーに抱きつかれただけで、胸が苦しくなって、息をするのも、ちょっと、苦しくなる」
善子「抱きつかれただけ、よ? 最後までってなったら、私……どうなるかわからない……そんな、そんな変なの持ったまま……過ごしていきたくないの……」
梨子「……だから、千歌ちゃんとするの?」
善子「……そう、荒療治ってやつかも」
梨子「……」
梨子「そんなことやめようよ……時間が解決してくれるのを待った方が……」
善子「そんなの嫌!! みんなに、リリーにも気を遣わせる……」
梨子「気なんて使わないよ……」
善子「だとしても、私が、嫌なの」
善子「……責任、取ってもらうの」
梨子「……本当に、するの?」
善子「うん」
梨子「そっか……ごめん、止めてあげたいけれど……他の案が、見つからないの」
善子「そういうことで出来ちゃった歪みは、そういうことでしか解消出来ないの」
梨子「そう、かもしれないね」
梨子「でも……」
善子「大丈夫! 今回は心の準備も、してるから」
梨子「……」
梨子「わかった。私も千歌ちゃんに、言っておくね」
善子「いいけど、変なこと言わないでよ」
梨子「わかってるよ」
善子「ね、ねえ」
梨子「?」
善子「その……」
善子「――本当は、えっちって、気持ちいいもの、なの?」
梨子「な///」
梨子「そんなこと聞かないでよ///」
善子「な、慣れても痛いだけだったら嫌じゃないっ!/// し、知ってた方がいいと思うし……」
梨子「うぅ……」
梨子「私も、最初は痛いだけ……だったよ」
善子「本当?」
梨子「うん……でも、何回かシてたら……3回目か4回目だったかな……それくらいから……」
善子(4回も!?)
善子「……気持ちよくなってきたの?」
梨子「なんで口にだすの///」
善子「だって……」
梨子「……とにかく、初めては痛いだけって人も多いだろうし……曜ちゃんもそう言ってたし」
善子「そう、なの?」
梨子「うん」
善子「じゃあ、二回目からは良くなるかも、しれないってこと? 痛くない、かもしれない?」
梨子「……そうかもしれないね」
善子「リリーはえっちのベテランなのね?」
梨子「や、やめてっ!! 私が変な人みたいだよ……それ」
善子「そういうことじゃないけど……」
善子「えっちのコツ……教えて」
梨子「こ、コツって……////」
善子「……」
善子「痛いの……嫌だし……」
梨子「……」
梨子「とりあえず……身体の力を抜いて……」
善子「力を……?」
梨子「うん、身体が強張っちゃうと……痛いだけだと、思うから」
善子「な、なるほど」
善子「力を抜く、ね。それだけ?」
梨子「ええと……あとは、自分でも練習、するとか」
善子「練習?」
梨子「……」///
善子「ねえどういうこと?」
梨子「だ、だからっ……その///」
梨子「ひ、1人ですること!!」
善子「あ……///」
梨子「わかった……?」
善子「え、ええ……一応……」
梨子「感覚に慣れておかないと、だと思う。いきなりだと、絶対無理だよ」
善子「……リリーはそれで準備してたの?」
梨子「い、いうわけないでしょ!?////」カァァアアアアッ
善子「そ、そうよね……///」
梨子「よ、よっちゃんは……どう、なの?」///
善子「え!? わ、わたしはっ……」
梨子「シたことは、ある……んだよね?」
善子「……ち、ちょっとだけ」
梨子「///」ドキドキ
梨子「な、何を考えて、するの?」
善子「べ、別に何も考えてないっ!! ほんとに、なんにも……」
梨子「そ、そっか……」
梨子「えっと、そう……本番をイメージするために、千歌ちゃんのこと、考える、とか」
善子「ええ!? な……なっ」///
梨子「あぁっ、た、例えばだよ!? その、よっちゃんは……それ、難しいと思うし……」
善子「そ、そうね……ひとりでするのも、難しい、のね……」
梨子「あんまり深く考える必要は、ないと思う……けど」
梨子「あ……あと、ね……一番大事なことがあるんだよ」
善子「なに?」
梨子「――相手を信頼すること」
善子「え……」
梨子「ごめん……一番、難しいかもしれないね。特に……今の、よっちゃんには」
梨子(無理やりされた相手を信用しろっていうのが……厳しい、よね)
善子「……」
梨子「極論は、自分の全部を預けていいって思えれば、それでいいんだけど……怖がってたら、それはできないよ」
善子「……」
善子「わかった……もう、怖がらない。それでいいんでしょ?」
梨子「……無理、しないほうが」
善子「大丈夫……痛いのは、怖いけど……がんばるし」
梨子「……」
善子「あーもうほら、これわかんないって言ったでしょ、教えてよー」
◇――――◇
果南(ほ、本当に見てていい、のかな)
果南(私も見ちゃってたし、おあいこっ、て……見てる方も恥ずかしいんだよ///)
鞠莉「ぁ……んっ♡♡♡」ビク…ビク
果南(鞠莉へのお返しで、薬塗ってみたけど……こ、こんなにいやらしい表情になるんだ……)
果南(私もこんな姿見られてたって思うと……)
鞠莉「はぁ……はぁ♡ちょっ……♡」クネクネ…♡
鞠莉「ぁ……も、う……♡悪趣味、よ……薬塗って、手錠でしばりつけてるだけなんてっ!!」
千歌「悪趣味だなんて……鞠莉ちゃんが言えることじゃ」
鞠莉「ぁ、ぅ……♡ なに、よ……さ、触るなら、触りなさいよっ///」トロ-ン…
千歌「鞠莉ちゃんが悪いんだよ……さっきまでおんなじこと、してたくせに♡」
鞠莉「ぁぅ……うぅ、違うの、これは……お願い……わたし、ほんと……」///
千歌「なに? 千歌は馬鹿だから、ちゃんと言ってくれなきゃわかんないよ」
果南(……千歌も薬の効果がまだまだ残ってるみたいだし……スイッチ入っちゃってるよ……)
果南(……なんかダルい……ちょっとぼーっもする……)
鞠莉「ちゃんとって……」
千歌「ほら、教えてよ……保健体育、教えてくれるって言ったよね」ササヤキ
鞠莉「ぁ……♡」ゾクゾクッ
千歌「ふ、ふ♡」
鞠莉「ぅ――い、いいからはやくっ!! が、我慢出来ないのっ、わかるでしょ!? は、はやく挿れてっ!!♡♡♡♡」
千歌「~~~♡♡」ゾクゾクッ
千歌「で、でも……鞠莉ちゃん、初めてじゃ……」
鞠莉「……破った」
千歌「?」
鞠莉「初めてこの薬を使ってみた時……間違って、自分で破っちゃった……」
千歌「じ、自分で///」
果南(……なにやってるの全く……)
鞠莉「だ、だから……気にしないで、いいよ……?」
鞠莉「ぎ、逆に……これでシたことないっていうのも……恥ずかしい、でしょ?///」
鞠莉「だって、こんなこと言うの……恥ずかしいに決まってるっ……////」
鞠莉「だから、お願い……」
千歌「ごく……♡」
千歌「じゃあ……いいんだね?」
鞠莉「さっきからそう言ってるでしょっ、は、はやくっ……♡」クネクネ…
千歌「じゃあ、手錠解いてあげるね……」カチッ
鞠莉「……」
バサッ
千歌「……♡」
鞠莉「///」
鞠莉「あ、あの……」
千歌「?」
千歌「優しくするから」
鞠莉「//」コクッ
千歌(顔真っ赤で……攻められると弱いのかな……かわいい♡♡///)
ピト
鞠莉「んぁぁ……♡♡ちかっちの、あっ、つ……///」
千歌「ハァハァ……♡んっぁ♡挿れる、よ」ググッ
鞠莉「んんんっ♡」
ヌプ…ズンッ
千歌「あひ……ひぃ、ぁ……♡♡」フルフル……
千歌(き、きもち……い♡♡)
鞠莉「くぅ……はっぁ♡」
千歌「い、いたい?」
鞠莉「だ、大丈夫……痛くない……そ、それより……」///
鞠莉(きもちいい……っ♡)
千歌「うごくね……♡」
ズチッズチュッ
鞠莉「ああぁっ♡♡」
千歌「鞠莉ちゃんのなか、すごい……♡」ズチュッズチュッ
鞠莉「あっぁ♡ああぁっ♡♡」
鞠莉「やっぁ♡ちか♡ちょっ、らめっ♡♡」
千歌「んぁ♡まりちゃ♡ちゅっぅ♡♡」パンパンッッ
鞠莉「んっぅ♡ちゅぶ……れろ♡はぁっ♡♡」
千歌(おかしく……なりそう……♡♡)
千歌「んっぅ♡んっぅぁ♡♡」ジュブジュブッチュパ…
鞠莉「んっ♡んっ♡」ビク…ビク
鞠莉「ぷは……ああっぁ♡や、ぁ♡ちかっ、ち……♡♡」
千歌「きもちいいの?」
鞠莉「やっ♡んっぁ♡そ、そんなのっ、しらな――あああっぁ♡♡♡」
千歌「あっぁ……あひ♡ぁ♡なんか、ちかちか、する♡♡」グッチュクチュ
鞠莉「あ、ぅ♡ちか……わ、わたひ……♡♡」ガクガクッ
千歌「んっ……か、ぁ……♡♡うねうねって♡♡ とけ、ちゃう♡♡///」アヘ…
果南「……」ドキドキ///
果南(ふたりともすごい顔……///)
千歌「――ふぁ♡もうっ♡い、いきそ……♡いい!? いいよね!?」ハァハァ///
鞠莉「うん♡だして……っ♡♡あっ♡あっ♡♡」
千歌「あっ♡ひぃ♡ふぁ♡んっくっ♡ちゅ……んっぅ♡ちゅぷ、ちゅっじゅっ♡♡」
鞠莉「ちゅっ♡んっ♡はっぁ♡れろ……ちゅ、ぴ♡♡」
千歌「ちゅっ♡あっ♡あぁっ♡――あぁっ♡♡」ビュッビュッビュルルルルルルッ!!!!!
鞠莉「ぁ……あっ♡♡♡♡」
千歌「ぁ…………♡♡」ビク……ビク…ピュッ
鞠莉「なかで、あつ、いのが……♡♡」ハァハァ///
千歌「ぁ……ああ……♡」グッタリ…♡
果南「ふたりとも……大丈夫?」
千歌「ぅ……あ、くらくら、する……♡」
ヌプ…
鞠莉「んっ……♡同じく……」
鞠莉「……今日塗ったやつね、使った後すっごく怠くなるの……体力を極端に使っちゃうからだと、思うんだけど……」
千歌「なんかぼーっとする」
果南「私も……副作用みたいなもの?」
鞠莉「そうみたいね……あー、だるい……」
千歌「……大丈夫だった?」
鞠莉「え、ぁ……ええ、ありがと」
鞠莉「////」
果南「照れすぎだよ」
鞠莉「よ、余計なこと言わないでよっ! 一応、初めてだったわけ、だし……//」
千歌「あの、本当によかったの……」
鞠莉「気にしない気にしない、いいのっ」
千歌「……」
千歌(5人も初めてもらっちゃってる、けど……最低だよね……)
果南「今回はこんなことしでかした鞠莉が悪いよ、アレ、私もおかしくなったし」
鞠莉「ねー、可愛かったよかなぁん♡」
果南「……」
果南「さ、説明してもらうよ鞠莉、こんなことをした理由を、ねか
千歌「そ、そうだよ!!」
果南「何があったの?」
千歌「えっと、時間通りに来たら……果南ちゃんは違う時間に来るって」
果南「……仕組んだね?」
鞠莉「あ、いやこれは」
千歌「で、勉強し始めたら、誘惑してきて……そのまま、縛られて……アレをたくさん塗られて」
果南「……」
鞠莉「だ、だってっ! ちかっちが選んでくれないから……今日だって梨子のこと選んでさ」
鞠莉「もっと早く選んでくれてればこんなことしなかったよ! 本当に!」
果南「だからってこんなこと……アメリカからあんなのまで持ってきて……」
鞠莉「シャイニー……」
果南「アレ、私が預かるから」
鞠莉「えー!?」
果南「えーじゃない! 当たり前でしょ、あんな危険なの鞠莉に持たせるわけには行かない。何しでかすかわからないんだからっ」
鞠莉「……自分で使うの?」
果南「な……つ、使わないよっ!」
鞠莉「……あんなに気持ちよさそうな声だしてたのに……? それに、床……」
果南「////」
果南「そ、掃除するからっ!!」///
果南「これは押し入れにしまっておくからね」
鞠莉「はーい……」
千歌「……」ウトウト…
鞠莉「千歌、眠いの?」
千歌「ふぇ、う、うん……」
果南「まあ、二回もしたし……コレのせいでぼーっとするだろうしね」
鞠莉「シャワー浴びたら落ちるから、浴びて来なよ」
鞠莉「果南は私と浴びようね♡」
果南「絶対いや」
鞠莉「そんなことばっかり言ってー」
果南「……こんなんじゃ宿題できないよ、私も眠いし」
鞠莉「じゃあシャワー浴びたらちょっとお昼寝しましょー」
千歌「ね、ねえ……」
果南「?」
千歌「その薬、貸して、欲しい……」
鞠莉「?」
果南「だめに決まってるでしょ……こんなの捨てるべき。千歌、この薬のせいで冷静に考えられてなかったよね。これは刺激が強すぎるから」
鞠莉「んー……まあそうかもね」
鞠莉「私達よりもっともっと気持ちいいんでしょ? 確かに、やめたほうがいいかも」
鞠莉「か、果南何その目は……違うの、一回くらいちかっちにも、試してみたくて……」
果南「はいはい……」
鞠莉「……ごめんなさい」
果南「で、どうしてコレを?」
鞠莉「梨子ちゃんに使おうとしたの? 確かにあの大人しい子がすごい表情するのも――」
果南「鞠莉」
鞠莉「はぁ」
千歌「ち、ちがうの……」
果南「……言えない?」
千歌「えっ、と……」
千歌「善子ちゃんと……」
果南「は!?」
千歌「こ、これは色々あって!!! 善子ちゃんが千歌のこと、そういうこと、怖いっていって……それを解決するには、また最後までするしかないって……聞かなくって……」
千歌「で、でも……また最後までしたって、痛がらせるだけだし……最初くらい、その薬で、痛くないって思わせれば……」
千歌「初めてでも、全然痛くないんでしょ? い、一回だけだから……」
果南「……そんなの、だめに決まってるよ」
千歌「……」
果南「そもそも、また善子ちゃんとするの? あんなに、傷つけたのに?」
千歌「ぅ……」
果南「――ねえ、本当に反省してる?」
千歌「し、してるよっ……でも、じゃあ……どうすればいいのさ」
鞠莉「そうだよ、果南。辛気臭い顔をずっとしてろっていうの?」
果南「そうじゃないけど……」
鞠莉「千歌、本当に善子ちゃんはそう言ってた?」
千歌「うん……」
鞠莉「……じゃあ責任持って、解決しなさい」
果南「でもっ」
鞠莉「他に案があるの? 私たちがいくら優しい言葉をかけたって、善子ちゃんが千歌や、そういうことに対する怖いっていう気持ちが無くなると思う?」
果南「……」
果南「わかった……千歌に、任せる」
果南「だから、ちゃんと考えて行動をして」
千歌「うん……」
果南「こういうの、使ったりしないこと、いいね?」
千歌「わかった……」
果南「うん、じゃあ……」
鞠莉「勉強する?」
果南「それは嫌……ほら、ちょっと眠いし……お昼寝にもいい時間だし……」
果南「ねえ千歌」
千歌「う、うんっ」
鞠莉「いいのそんなこと言うと、ダイヤに面倒見てもらうことになるよ?」
果南「……それは」
果南「と、とにかくっ、シャワー! そうだ、シャワーを浴びてくるよ私!」
鞠莉「ちょっ! 私と浴びるんじゃないの!!」
鞠莉「……もう」
千歌「あはは……」
鞠莉「……あー、えと……ごめんね! 今日は、いろいろ……」
千歌「う、うん///」
千歌「私こそ……ごめんなさい」
鞠莉「まあまあ、お互い気持ちよかったってことで!!」
千歌「///」
鞠莉「……///」
鞠莉「その、無いかもしれないけれど、力になれることがあったら言って!」
千歌「うん……ありがとう。でも、これは私が自分で」
鞠莉「……わかったわ、上手くいくといいね」
千歌「うん」
◇――――◇
次の日
梨子「おはよう千歌ちゃん」
千歌「おはよーございまーす!」
千歌「今日もがんばろっ!」
梨子(今日は千歌ちゃんとする日だ……)
梨子(ま、また……気持ちよく、なれる、かな……///)
梨子(だ、だめだめ……私が気持ちよくなるんじゃなくって、千歌ちゃんの処理が目的、なんだから……)
千歌「?」
梨子「///」
梨子(ほんと……な、なんであんなに気持ちいいんだろ……うぅ)
◇――――◇
梨子(宿題、今日は千歌ちゃんか……)
千歌「昨日は善子ちゃんが来てたんだってね、どうだった」
梨子「聞かないで……やろうとしないんだもの」
千歌「これやらないと練習出来なくなっちゃうんだってね、がんばらなきゃ」
千歌(昨日は結局英語やってないから……)
千歌「英語!」
梨子「うん?」
千歌「これ、わかんないから教えて」
梨子「え、ああ……」
梨子(あ、あれ……普通に宿題、するの?)
梨子(ここは、その……宿題って名目で、えっと……え、えっちなこと、とかじゃ///)
梨子(わ、わたしっ、なに考えてっ///)カァァアアアアッッ
梨子(ち、千歌ちゃんはまず宿題をしてからってことだよね。処理はそのあと、あ、でも……お母さん帰ってきちゃうから、やっぱり早めがいいな……)
梨子(い、言えない/// 変態って、思われる///)
梨子(今日は千歌ちゃんと出来ると、おもったのに……)
千歌「梨子ちゃん?」
梨子「ううん……なんでもない」
◇――――◇
千歌「んー、あとは1人で出来るかもっ」
梨子「そっか」
千歌「ありがとね」
梨子「ううん、全然平気」
梨子「……あ、あのこれから……どうする?」
梨子「///」
千歌「これから?」
千歌「うーん……お家帰ってご飯まで寝るっ! 頭使ったから疲れたっ!」
梨子「そ、そっか……そう、だよね」
千歌「梨子ちゃんどうしたの?」
梨子「い、いや……その」
梨子「――そういえば……今日、処理の日……だったなって」
梨子「どうする、する?」
千歌「あ……」
梨子「……」ドキドキ
千歌「今回はいいやっ! 昨日鞠莉ちゃんと果南ちゃんに無理やりされちゃって……あはは」
梨子「どういう、こと?」
千歌「千歌が鞠莉ちゃんのこと選ばなかったから、怒っちゃって」
千歌「な、なんかねアメリカ製の、よくわからない気持ちよくなる薬、使われて……」
梨子「く、くすり?」
千歌「うん……冷静に考えられなくなって、ほ、ほんとに気絶しちゃうかも、って///」
梨子「///」
千歌「だから、今日の梨子ちゃんとのことは無しって、鞠莉ちゃんと果南ちゃんと約束したの」
梨子「そ、そうだったんだ……」
梨子「なんか、色々おかしい気もするけど……わかったよ」
千歌「もうしないって約束したから、大丈夫!」
梨子「あはは、そっか。じゃあ今日は無しってことで」
梨子「はぁ……」
千歌「……なんで落ち込んでるの?」
梨子「お、落ち込んでなんかないよ!」
千歌「あ、わかった!」
梨子「?」
千歌「もしかしてえっちなことしたかったとか! ふふ、なーんて」
梨子「え……/////」
千歌「……」
千歌「え?」
梨子「あ、い、いや……///」
千歌「そ、そう、なの?」///
梨子「うぅ、だ、だって……前、本当に、気持ちよくって……」///
千歌「///」
千歌(あ、あの時の梨子ちゃん……すごかったもん、ね//)
梨子「あ、ああもう……!! なに言ってるんだろっ……ごめんね、千歌ちゃんの処理が目的なのに、違うこと考えてて……」
千歌「う、ううんっ、千歌も梨子ちゃんとのこと思い出したり、考えたりするし!!」
千歌「梨子ちゃん可愛いし、スタイルいいし……時々、興奮もしちゃうっていうか、あ、でも常にそんなこと考えてるわけじゃないし、時々っていうか、あの、なんていうか!」
梨子「か、可愛くないしスタイルもよくないからっ///」ブンブンッ
千歌「え、そんなことないよだって――」
梨子「も、もうっ/////」
千歌「えへへ、可愛い」
梨子「///」
千歌「あはは……ごめん、な、なに言ってるんだろ」
千歌「……ごめんね、今日はできないけど」
梨子「……ううん、気にしないで」
千歌「でも……梨子ちゃんのこと、気持ちよくしてあげられるかも、しれない」
梨子「?」
ギュッ
梨子「///」
千歌「ち、千歌のこれを使わなければ、いいんでしょ? そ、それなら」
梨子「そ、それはいいよ!///」
千歌「……いいの?」
梨子「処理以外で、その……え、えっちなことしちゃうのは、ちょっと違うと思うの」
千歌「……」
梨子「だから、ちゃんと処理の日にしよう?」
梨子「前は、曜ちゃんと一緒で盛り上がっちゃったからしちゃったけど……これからはそういうことはやめたほうがいいかなって」
梨子「お互いのためにも」
千歌「……そう、だね。ごめん」
梨子「なんで謝るの? 悪いのは変なこと考えていた私だよ」
千歌「でも」
梨子「――そういえば」
千歌「?」
梨子「よっちゃんから聞いたよ……また、するんでしょ」
千歌「!! ……うん」
梨子「本人も言っても聞かないし……私は止めないけど……絶対前みたいにはしないでね」
梨子「そうしたら、本気で怒るからね」
千歌「……わ、わかってます。ちゃんと、考えて行動します……」
梨子「……うん、応援してる」
梨子「善子ちゃんとしそうな日の前の日は、処理しておいた方がいいかもね。ほら、興奮しすぎちゃうと考えられなくなっちゃうでしょ」
千歌「そう、だね」
梨子「これ以上ないってくらい、優しくしてあげてね……きっと、怯えてガチガチになっちゃうから」
千歌「……うまく、リードできるかな……」
梨子「大丈夫、千歌ちゃんなら出来るよ」
千歌「うん……ありがと」
千歌「私ね、考えたの。どうしたら、その……怖くなくなるかなって」
梨子「うん」
千歌「聞いて、くれる……?」
◇――――◇
クニックニッ
善子「ん、ぁ……♡こ、これ……やっぱり、変」
善子「乳首、なら……あんまり怖く、ない……ぁっ……ひ、ぅ」ビク…ビク//
善子「えと、これで……よくなってきたら、下……」スッ…
善子「ひっ……」ゾワワ
善子「ま、前もこんな感じで、触られ、て……」ブルブル
善子「どうしよ……自分でも、怖い……っ」
善子「だ、だめ……怖がってたら、だめよ」
サワッ…クニックリッ…
善子「ふ、ぁ……」ゾクゾク
善子「な、なん、か」
善子「うぅ……」クチッ…クチ
善子「ち、千歌さんのこと、考えるって……怖くなる、だけだし……とりあえずなにも考えないで……」
善子「ぁ……ぅ♡♡」クリクリッ
善子「んっ……ん……ふぅぁ♡」ビク…
善子「あっ♡……ひぁ♡」
善子「はぁ……ここまでは、したこと、あったけど……」
善子「なか……」
善子「濡らしてれば、平気って、書いてあるけど……」
善子「大丈夫、なのかな」
スッ
善子「なんか、あんまり……濡れてない気が……でも、ぜ、前戯? はしたし……まあ、中指、一本なら……」ググッ
善子「――ひっっ!!」バッッ
善子「あ、あの時も……こんな、感じで……無理やり入ってきて……痛くて……ぅぅ」
善子「ハッ……ハッ……」
善子「ひとりでも、でき、ない……」ブルブルッ…
善子「……どう、しよう」
◇――――◇
千歌「……お、おはよ善子ちゃん!」
善子「っ……お、おはよ」
千歌(うー……昨日はほとんど話してないし、この前の気まずい時以来……)
千歌「となりいいかな?」
善子「いいけど」
千歌「ありがと」
千歌「いやー今日も暑いねえ」
千歌「……」
千歌「ねね、今日練習の後時間ある?」
善子「あ、ある、けど」
千歌「またおべんと、作ってきたんだ……一緒に、食べない?」
善子「え、またつくってくれたの?」
千歌「うん、嫌じゃなかったら……」
善子「……わかったわ、また朝早く起きたの?」
千歌「うんっ」
善子「そう……」
◇――――◇
練習後
善子「……おいしい」
千歌「本当? えへへ、よかった」
千歌「そういえば善子ちゃん宿題は終わった?」
善子「え? えーと……リリーにちょっと見てもらったから」
善子「あとは答えを写すだけ」
千歌「千歌も!」
千歌「やっぱり写すよね」
善子「リリーとか、あの生徒会長さんが厳しすぎるのよ」
善子「この前だって、ルビィと花丸と一緒にダイヤさんのところに行けって……」
千歌「あれ、ダイヤさんのところで宿題してたの?」
善子「ううん、ガミガミ言われそうだったからリリーに見てもらったの」
千歌「ああ……」
千歌「私も見てあげれたら良かったんだけど……勉強出来ないから、あはは」
善子「こうやってたまにお弁当作ってくれるなら、嬉しいけど」
千歌「そ、そう?///」
善子「うん」
善子「ごちそうさま」
千歌「喜んでもらえたなら良かったな」
善子「大体の人は喜ぶと思うけど」
善子「ねえ、それより」
千歌「?」
善子「――シないの?」
千歌「////」
善子「準備なら……出来てるから」
千歌「ああ、えっと……そのこと、なんだけどさ」
善子「な、なによ、もしかしてシないとか」
千歌「そうじゃなくって、ええと……なんて言えばいいのかな……」
善子「……?」
善子「それとも、そんなに……嫌?」
千歌「そ、そうじゃなくって!!!」
千歌「えと、あの……うぅ、よしっ!」
千歌「――千歌と付き合ってくださいっ!!!」
善子「……」
善子「は?」
善子(つ、付き合う!? そ、それって、あの……な、なんかこの雰囲気買い物に付き合ってとか、そんな風なやつじゃないっていうか)
善子(え、ど、どういうこと!? つまり、あれ、こ、交際!?)
善子「い、いやいやいやっ!!! 女の子! 私もあなたも、ね、わかるわよね!?」
千歌「知ってる」
善子「ま、待って確認させて……あなたの付き合って欲しいっていうのは、その、お買い物とか?」
千歌「――恋愛!!!」
善子「ぅ……い、意味がわからないんだけど!?!?」
善子「つ、つまりあなたは、私のことを恋愛対象として、す、好きって……こと?」
千歌「そ、そうじゃないの!」
善子「は?」
千歌「あの、恋人ごっこ、しようかなって……」
善子「……あなた、なに言ってるの?」
千歌「えっと、ね。善子ちゃんは千歌が怖くて、他の人に触れられるのも怖くなっちゃって、だから私を克服することが解決に繋がるって思った」
善子「そうだけど……」
千歌「え、えっちってさ……本当は、恋人同士ですることだよね」///
千歌「本当は信頼しあってから、するものだけど、私は善子ちゃんもそうだし、みんなとも色々飛ばして、してきちゃったから……」
善子「……」
千歌「その、恋人っぽいことすれば、少しは雰囲気を出せるかなって……ほら、ムードが大切って、いうし」
善子「あなた、彼氏とかいたことあるの?」
千歌「ない!!」
善子「……私も無いんだけど、それでそんなことが出来るのかしら」
千歌「ぅ……そ、それはがんばる」
千歌「ということで」
善子「ち、ちょっと待ってよ本当にするの!?」
千歌「うんっ! 善子ちゃんと私は今から恋人!」
善子「ええ!? 同性、よ?」
千歌「今は関係ないよ!」
善子「……」
千歌「任せて、善子ちゃんが怖くなくなるまで、色々がんばるから!」
善子「……」
千歌「でも、確かにいきなり恋人なんてびっくりするだろうし、気持ち悪いかも、しれないけど……」
善子「そ、それはちょっとくらいいいけど! ……わかった、任せる」
千歌「えへへ、うんっ」
千歌「大丈夫、私に任せてっ!!!」
善子「う、うん……」
善子(……なにこれ)
千歌「じゃ、さっそく」
千歌「――デートに行きましょうっ!!!」
◇――――◇
善子(恋人って言ったけど……)
千歌「うわーっ、見てみてダンゴムシっ!!」
善子「虫じゃないわよ!」
千歌「虫だよ、海にいる虫!」
千歌「えへへ、かわいい」
善子(普通に遊んでるだけな気がするわ)
善子(恋人っぽいことするって言ってたけど、女の子同士じゃ意識することもないだろうし……)ハァ…
善子(意味あるのかしら、それより早く、最後まで)
千歌「わぁ……見てみてきれーだよ」
善子「……ほんとだ、来たの久しぶりだから、中も変わってる。前はこんなのなかったし」
千歌「へえ……これなんで光ってるんだろう……」
善子「発光魚……ふぅん」
善子「綺麗……」
千歌「……」
千歌「私たちもこんなふうにきらきら輝けると、いいね!」
善子「……そうね」
千歌「ねえ、善子ちゃん……あんまり人……いないね」
善子「平日の昼間だし」
千歌「なんか、ふたりだけの世界みたい、じゃない?」
善子「へっ」
千歌「ほら、全体的に薄暗くて、静かで……海の深くにふたりでいるみたい」
善子「……そうかもね」
千歌「……」
ギュッ
善子「ひっ……」
千歌「大丈夫」
善子「っ……」
千歌「……このまま、手繋いでてもいい……かな?」//
善子「///」キュン…ドキッ
善子「ち、ちょっとくらいなら……なんか慣れてきたかもしれない、し」
千歌「本当!? えへへ、一歩前進だねっ」
千歌「さ、奥に行こうよ」グッ
善子「ちょ……」
善子(……私、さっき確かに……ドキドキした……うぅ、なに考えてるのよ全く……)
善子(なんか引っ張るところは引っ張ってくれるし……千歌さんも、私のために頑張ってくれてるんだ……)
◇――――◇
千歌「お揃いだねっ」
善子「あ、あなたが無理やり買わせたんじゃないっ」
千歌「む、無理やりだなんてひどいよー」
千歌「私、明日からつけちゃおっと」
千歌「あ、ねね、服見よ服! 善子ちゃんお洋服好きでしょ?」
善子「ま、まあ……」
千歌「ほらほら」
――
千歌「いつも黒ばっかり着てるけどさー、たまには違うのもどうかな」
善子「なに言ってるの!? 黒こそ……闇、闇こそ、堕天せしめた天の使いたるこのヨ……」
千歌「うんうん」ニコニコ
善子「な……と、とにかく、黒が好きなの」
千歌(久しぶりに……堕天しそうになったね……もうちょっとなんだけど……)
千歌「じゃあ白とかどうかな、これ」
善子「し、白かあ……」
千歌「善子ちゃん髪の毛すっごく綺麗だから、白に生えると思うんだよね」
千歌「手足も細くて長いから、なんでも似合っちゃいそうなんだけど」
善子「と、当然ね!!」
善子「////」
千歌「じゃあさ、一回着てみようよ!」
善子「ええ……? ま、まあそこまで言うなら……」
千歌「さ、どうぞどうぞ」
善子「……」
千歌「どう?」
善子「まだよ」
千歌「まーだ?」
善子「まだ」
千歌「楽しみっ」
善子「……」スルスルッ
善子「終わったよ」
千歌「開けまーす!」サッ
千歌「お、おおっ……!!」
善子「……なんか変な感じ」
千歌「そんなことないよ! かわいいよっ!」
善子「!! ま、まあなんでも似合っちゃうというか」フフン…
千歌「うんうん、ね、一緒に写真撮ろっ!!」
善子「いいわよ」
千歌「よし、こっち向いてー」
善子「ふっ」シュピッ
カシャッ
千歌「……うんいい感じ!」
千歌「白い善子ちゃんはなんか新鮮だね!」
千歌「堕天使ってより、天使って、言うのかな」
善子「////」
善子「わ、私は別にいいから、次はあなた!」
千歌「ええ、私はいいよっ、服とかあんまり、わかんないし」
善子「だからこそでしょ」
――
千歌「こ、これえ? 黒の……こんな大人っぽいの、似合わないよ……」
善子「大丈夫よきっと似合うから」
千歌「でもでも、私顔も子供っぽいし……善子ちゃんみたいに美人な感じじゃないから……」
善子「関係ないわ、着てみたら似合うかもしれないでしょ」
千歌「う、うーん……」
善子「いいから行った行った」
千歌「わかったよ……」スルッ
スルスルッ
千歌「……うぅ、やっぱり似合わないよっ」
善子「早くあけなさいよー」
千歌「ね、ねえやっぱり見せなくても……」
善子「終わったのね、開けるわよ」
サッ
千歌「ぁ……」
善子「おお……」
千歌「ほ、ほら……私はやっぱり、大人っぽいのとか、似合わないから、もういい、かな」
善子「なんで? 似合ってると思うけど」
善子「でもそんな俯いてたら服が泣いちゃうけど、こっち向いて」
千歌「そ、そうだね」
カシャッ
千歌「へ」
善子「みんなに送るわね」
千歌「や、やめてよっ!!////」
千歌「は、恥ずかしいってば……こんなの着てるって笑われるよ……」
善子「笑わないわよ、そんなこと言ったら私の方がよっぽど笑われてる」
千歌「それは……」
善子「で、自分でも本当に似合わないって思ってる?」
千歌「えっと……まだ、よくわかんないけど……わ、悪くはないかな……?」
善子「自分がそう思うならそれでいいと思うけど、っていうか、そうあなたに言われた気がする」
千歌「……善子ちゃん」
千歌「うん」
千歌「こういうのにも、挑戦してみよう、かな?」
千歌「じゃ、着替えなおすね」
◇――――◇
千歌「いやー今日は楽しかったねっ!」
善子「ま、そうね」
千歌「今度はなにをしようかなあ」
善子「まだ続けるの?」
千歌「うん、まだ始めたばかりじゃん!」
千歌「今日だけで手を繋ぐのなら、平気になったみたいだしっ」
善子「///」
善子(な、なんかもう普通に手、繫がれちゃってるし……)
善子(でも、もう怖くないし、胸も変な風にドキドキしないし……段階を踏んで正解だったのかしら……)
千歌「はい、じゃあ今日はこれでっ」スッ
千歌「ちゃんとよく眠るんだよ!」
善子「あなたは一体だれよ……」
千歌「善子ちゃんの恋人です!!」
善子「……なっ///」
善子「ふ、ふりでしょうがばか!」
千歌「えへへ」
善子「もう……」
善子「……楽しかったよ、また明日」クルッ
千歌「……」
千歌「!!」ダッ
善子「?」
千歌「っ」ギュッ
善子「ひっ……や、やっ……だ」ゾワゾワ…
千歌「落ち着いて……っ」
善子「っ……な、なに、いきなり後ろから、抱きつくなん、て」バクバク
善子(やだ、やだ……)
千歌「……どんな気持ち?」
善子「……へ、変な風にドキドキする……動悸がするっていったほうが、いいかも」ダラダラ…
千歌「でも、振りほどかない」
千歌「こうやって千歌とちゃんとおしゃべりできてる」
善子「はーっ……ハッ……わたし」
千歌「千歌、いつまでも付き合うから……一緒に、がんばろ?」
善子「……うん、ごめんなさい」
千歌「……もう、こっちこそごめん。また、謝らせて」スッ
千歌「……じゃあ、今日は帰るね、また明日練習がんばろうね」
千歌「ばいばいっ!」
善子「あ……」
善子「……なんか、あったかい」
善子「そ、そうだリリーに……」
善子「あ、もしもし……」
梨子『もしもし、千歌ちゃんとのデート終わった?』
善子「は、はあ!? な、なんで知ってるのよ!!」
梨子『あ、いきなりごめんね……聞いてたから』
善子「そ、そうなの……」
善子「なにあの人、なんでこんなこと考えたの? リリーの入れ知恵?」
梨子『ううん、違うよ。一応千歌ちゃんが精一杯考えた結果だよ。私も、びっくりしてるけど……』
善子「そ、そうよね……わけがわからないもの」
梨子『やっぱり……気持ち悪いとか、思っちゃう?』
善子「そ、そんなことない! 千歌さん、私のために、わざわざこんなこと、してくれてるわけだし……」
梨子『……優しいね』
善子「と、当然でしょ?」
善子「だから、しばらくは……ついて行くつもり……私、間違ってないよね?」
梨子『うん……楽しかった?』
善子「まあ……あんまり外で遊ばないし、こうやって連れ出されるのも新鮮で、悪くない、かな」
梨子『そっか……またお話聞かせてね』
善子「うん」
梨子『じゃあまた明日』
善子「ええ、じゃあね」
善子「あ、メール来てる……」
リトルデーモン1号
今日は楽しかったよ! またどこか遊びに行こうね! あ、ストラップもちゃんとつけてね?
◇――――◇
千歌「結局ずっとメールしてた……電話したほうがよかったんじゃないかな……ま、いっか」
千歌「ねえねえ、次はなにしたらいいと思う?」
梨子「わ、わたしに聞かれても……わからないよ」
千歌「うぅん……」
千歌「あ、バスきた!」
千歌「みんなおはよ!」
千歌「善子ちゃんおはよっ!」
善子「おはよう」
千歌「ねね、次はどこいこっか?」
善子「え、ええ? 次?」
千歌「うんっ」
善子「そ、そうね……」
千歌「あ、ストラップ……」
善子「な、なによ……せっかく買ったんだからつけないと損でしょ」
千歌「……うん」
千歌「そうだねっ」ニコニコ
善子「……」//
◇――――◇
図書室
花丸「ず、ずら……///」
花丸「……」ペリ…ペリ
花丸「ま、交わりの、シーンずら//」
花丸「読んでるだけで顔が熱くなって」///
花丸「交わりの時の登場人物は、どの物語でも、幸せそうずら……」
花丸「マルはしたことがないから、わからないけど……」
花丸「……」ドキドキ…
花丸「……んっ」サワワ…
花丸「こ、こんなのいけない、ずら……学校の図書室なのに」
花丸「お、お家にかえって、自分の、へやで……///」サワワ…
花丸「ぁ……激しい、ずら……交わってる、ずら////」スリスリ…クチッ
花丸「////」
花丸「ぁ……ぁ♡」クチクチ…
花丸「だ、だれか来たら……///」
千歌「――おーい」
花丸「ひっ!!!」バタバタッ
千歌「……どうしたの?」
花丸「い、いやなんでもないずら!!!」
千歌「?」
千歌「練習、始まるよ?」
花丸「い、いま行くずらー」
花丸(あ、あぶなかった……)
花丸「ん……? そうだ」
◇――――◇
鞠莉「さ、明日は恒例のあの日。今日は決めてもらいましょー」
善子「それでね」
花丸(……今日は決める日)
善子「花丸?」
ルビィ「どうかした?」
花丸「ちょっと行ってくる!」
善子「え?」
善子「あ……」
善子(……いつもの、処理する人を決めるもの)
善子(……やっぱりまだ、千歌さんにはアレがあって、我慢できなくなってしまうのを防ぐために)
善子(……なんか、信じられない)
善子(わたしのこと、無理やりしたのも……本当にあったことなのよね……)
善子(一体……どっちが本当のあの人なの?)
千歌「今日は曜ちゃんと果南ちゃんがいなくて……」
鞠莉「連続でもいいよ?」
千歌「そもそも本当は前回選んでないのに……」
鞠莉「シャイニー!」
千歌「じゃあ今回は――」
花丸「ずらー!!!!!!」
千歌「へ?」
花丸「き、今日はマルにさせて欲しいずら!」
梨子「花丸ちゃん!?」
花丸「ね、ね? マル、いいこと思いついたの」
千歌(ま、またなにかするの!?)
千歌「……」
千歌(……でも、花丸ちゃんのことリードできれば……善子ちゃんもリードできるかも)
千歌(……)
千歌「わかった、じゃあ頼める、かな?」
花丸「うん!」
梨子(はぁ……また出来ないのかあ……まあ仕方ないよね)
◇――――◇
千歌「あの、ごめんね、梨子ちゃんじゃなくて」
梨子「え、いいよそんなのっ!」
梨子「……花丸ちゃん、きっと初めてだよ。また、初めての人とするの?」
千歌「え……えっ、と」
千歌(するつもりだったけど……確かに、だめ、だよね)
千歌「今回は、シてもらうだけにする……」
梨子「……そっか」
千歌「……」
梨子「大丈夫? 明日まで我慢できそう?」
千歌「う、うん平気……//」
梨子「本当につらくなったら……頼ってね、間違いが起こっちゃう前に」
千歌「……うん」
◇――――◇
千歌「ん……朝か」
千歌「……あぅ」///ビンビンッ
千歌「はぁ……なんで起きた瞬間から、こんな」
千歌「ど、どうしよ…………」
千歌「うぅ、まだ時間あるし……寝よ」
千歌「……こんなので、大丈夫なのかな」
◇――――◇
花丸「おじゃましますずら」
千歌「どうぞー」
花丸「さて早速……」
千歌「……まだお茶も出してないんだけど」
花丸「いいよ」
花丸「それより千歌ちゃん――すっごく我慢してるでしょ?」
千歌「え!?」
花丸「マルでも分かるんだから、他の人はきっと気が付いてるとおもうよ」
千歌「……処理の間隔が普通より、1日空いちゃってて」
花丸「てことは……えっと、3日?」
花丸「3日くらいで満タンになるって、聞くし……」
千歌「///」
花丸「じゃあさっそく始めるずら」
千歌「ち、ちょっと待ってっ! この前言ってた、いいこと、ってなに?」
花丸「……」
花丸「千歌ちゃん、マルでいいなら、マルのこと、好きにしていいよ」
千歌「へ!?」
スルスル…
千歌「ち、ちょっなに脱いでっ///」
花丸「善子ちゃんから、聞いたずら」プチプチ…プルンッ
千歌(お、おっき////)
千歌「なに、を?」
花丸「千歌ちゃん、人と話す時は目を見るずら」
千歌「ぅ……」
千歌(むちゃくちゃ……)ムクムクッ//
花丸(み、みられてる、ずら///)
花丸「……善子ちゃんとするんでしょ、善子ちゃん、時々なにか考え込んでるからおかしいと思ったの。それで、ききだしたら」
千歌「……」
花丸「えっと、マル……知ってるだけでそういうことしたことないけれど……れ、練習にはなるんじゃないかな」
花丸「ほら、慣れてる人とするよりも……ほとんどしたことない人とする方が」
千歌「だ、だめに決まってるよそんなの!」
千歌「は、初めてなんでしょ……千歌、もう、これ以上は……」
花丸「善子ちゃんのためなら、マルはいいずら」ギュッ
千歌「~~~////」
千歌(む、むにゅって、やわらかい////)ビンビン
千歌(だ、だめ……これ以上、初めてもらうなんてっ……ぁ、いい匂い……♡)
花丸「千歌ちゃん、千歌ちゃんがするべきことは……我慢して、しないことじゃないずら」
花丸「興奮しきってるなかでも、冷静に考えて……善子ちゃんに付き合ってあげることだよ」
千歌「んっ……ハァハァ……//」
花丸「出来そう……? 興奮しすぎるのを、抑え込んで……考えるの。どっちみち、善子ちゃんの時も同じことをしなくちゃならないんだよ」
千歌「んっ……くっ♡で、でも♡」
花丸「……マルじゃ、ここまでしても…ここまでしてもだめ、なの?」
千歌「そ、そういうことじゃ……なくって//」
千歌「善子ちゃんの、ため?」
花丸「うん、だから……千歌ちゃんが罪悪感を感じる必要なんて、ないずら」ササヤキ…
千歌「ぁ……///」ゾクゾクッ
千歌(善子ちゃんの、ため……)
ガバッ!!!!
千歌「ハァハァ……ごめ、ん……花丸ちゃん……♡♡」
花丸「やっと、その気になったずら……。千歌ちゃん、不能かと、思っちゃうよ」
千歌「……んっ♡優しく、するから」
千歌(考えて……もっと、よく……)
スッ…
千歌(き、キスは……だめ、だよね)
花丸「……いいよ」
千歌「え」
花丸「キス……でしょ? そっちの方が、よくなれるなら……」
千歌「ごくっ……」
千歌(花丸ちゃんの唇……柔らかそう///ぁ、まつげながい……きれーな顔……///)
花丸「……」
千歌「んっ……♡ちゅ……」
花丸「んっ……」///
千歌「はぁぁ……//」
花丸(こ、これがキス……小説で読んでた、あの……)
千歌「ちゅ……んっ♡」
花丸「んんんっ///」
花丸(舌が、は、入って///)
千歌「んむっぁ♡ちゅっんっ♡れろ……じゅっ♡♡」
花丸「んっ♡んっぅ♡♡」
花丸(な、なんか……///)ゾクゾク
千歌「ぷは……///」
モニュッモニュッ
花丸「ひ、ぅ」
千歌「お、おっきい、ね……///」
花丸「……き、きらい?」
千歌「う、ううんっ……♡」
花丸「よかった……」//
千歌「♡」キュンッ
ムニュゥムニュッ
花丸「んっ……ぁ♡♡」
千歌「ハッ……ハッ」
クニックニッコリコリ…
花丸「ぁ……さ、さきっぽ……///」ビクビク///
千歌「痛くない?」
花丸「ぅ、うん」
花丸「ぁっぅ……んっ♡千歌、ちゃん……♡」
千歌「ハッ……ハッ」
千歌(はやく、挿れたい……♡だ、だめ……まだ、はやい)
千歌「ちゅ……ちゅぅ♡」
花丸「んんんっ!? あっ♡ちょ♡そこ、吸っちゃ……♡」カァァアアアアッッ///
花丸「ううっ♡ぁぅ♡♡」ビクビク
千歌「ぷは……♡」
千歌「下……触るね」
花丸「////」コクッ
スッ…
花丸「ふっ……♡」
サワ…クチッ…
花丸「ひっぅ♡♡♡」
千歌(ぬ、濡れてる///)
花丸「////」
千歌「花丸ちゃんはいやらしいね///」
花丸「なっ/// そ、そんなこと、ないずら……マルは」
千歌「うーそ♡かわいい」
花丸「///」
スリスリッ…クチックチッ…
花丸「んんんっっ♡♡ あ、ぁぅ……///」
花丸(ひ、ひとりで触るより……な、なんかびりびり、して///)
千歌「下着脱がせるから、腰浮かせて?」
花丸「……///」
千歌「……恥ずかしい?」
花丸「だ、大丈夫ずら///」スッ
千歌「……♡」
スルスルッ…ツ-ッ…
千歌(い、糸引いてる///)
花丸「////」
千歌「……きれい」
花丸「い、言わなくていいずらそんなこと////」
千歌「ご、ごめん///」
クチュクチュ…クリックリッ
花丸「んぁぁ♡♡♡」
千歌(かたい//)
花丸「ん、ぁ……ひ、っ♡」
千歌「外の方がいい?」
花丸「んっ……う、うん///」
千歌(中から溢れてきてる//)ハァハァ
千歌「指入れるから……力、抜いて?」
花丸「わ、わかったずら」
千歌「……」クチ…ググッ
千歌(あ……普通に指、入る)
千歌(……ひとりでシてた、とかかな……)
グチュグチッ…//
花丸「んぁ……んっぅ♡」
千歌(感じてる……? これなら……)
千歌「きもちいい?」
花丸「ハッ♡ハッ♡」
千歌「かわいい……ちゅっ……んっ」
花丸「れろ……んっむぅ♡♡」ビクビク
千歌「ぷは……」
千歌「ハァハァ/// そろそろ、いい?」
花丸「……う、うん」
千歌「ハッ……ハッ……♡」ビンビンッ
ヌリュッヌリュッ
花丸「うぅっ♡♡」
ググッ…
千歌「へいき? いたくない?」
花丸「ま、まだ大丈夫、ずら……」//
千歌(ゆっくり……ゆっくり)
ググッ…
花丸「ぅ……」
千歌(あ、あれ、痛がってる……?)
千歌(あの時の、善子ちゃんも……)ゾワワ
花丸「大丈夫っ……痛くない、よ」
千歌「ほ、ほんと?」
グググッズンッ
花丸「んっぅ♡♡」
千歌「ハッ……♡ハッ……き、きもちっ……///」
千歌「ぁ、い、いたい?」
花丸「あ、あんまり痛くない……ずら……♡ハァハァ……んっ、大丈夫」
千歌「じ、じゃあ……動くね?」
グッチュグッチュ
千歌「くっぁ♡♡あっぅ♡や、やばっぅ♡♡」
花丸「ち、ちか、ちゃん♡♡」ビクビク
千歌(ぁ、だめ、もっと、冷静に)
千歌「ハァハァ……へいき?」
花丸「っぅん」コクコク…
千歌(花丸ちゃん……大丈夫、みたいだね)
グチュグチュパンパンッ
千歌「ふぁ♡ふっぁ♡やっぁ♡花丸、ちゃん♡きも、ちぃ♡」ビクビク
花丸「ぁっぁ♡千歌、ちゃんの、おくにっ♡♡」
千歌「ちゅっ……んっぅ♡あっ♡あぅ♡」チュッチュッゥ…レロッレロ
花丸「ふっぅ♡んっぅ♡れろっじゅっぷ…はぁ♡」
花丸(千歌、ちゃんのが……なかで♡♡)
花丸(こ、こんな感じなんだ♡♡)ハァハァ
千歌「ぁぅ……も、でちゃいそ……♡♡」
千歌「いい? あっぅ♡♡」ビクビク
花丸「うんっ、だしてっ♡いいから♡千歌、ちゃんっ♡♡」ガクガク
千歌「ぁ……あっぁ♡♡」
千歌「んっくっ……♡――んぁぁ♡♡♡」ビュッビュッビュゥゥッゥゥ
花丸「ぁ……な、なかで、びくびくって……♡」
千歌「ハァハァ……んっ……♡」ヌプ…
千歌「ハッ……ハッ」
千歌「……大丈夫、だった?」
花丸「うん……こ、こんな感じなんだね」
花丸「昨日読んでた小説でね、こんな風に交わる場面が……」
千歌「?」
花丸「あ……///」
花丸「な、なんでもないずら! 忘れて!」
千歌「……小説?」
千歌「読んでた小説で、えっちなことしてたの?」
花丸「た、たまたまそういう描写が///」
千歌「ふぅん」ニヤニヤ
花丸「その目はなにずら!?」カァァアアアアッ
千歌「ううん、文学少女なんだなあって♡」
花丸「……もう///」
花丸「登場人物がね、交わってる時……とっても幸せそうな描写が、されてたの」
花丸「マルもしてみて……なんとなく、わかった気がするずら」
千歌「……だからこんなことしたの」
花丸「よ、善子ちゃんのためっていうのもほんとずら!」///
花丸「……千歌ちゃんは、優しかったよ……善子ちゃんの時もこんな風に、優しくしてあげてね」
千歌「う、うん」
花丸「あの時の善子ちゃん、とっても辛そうだった。でも、今日はこんなに優しくしてくれた千歌ちゃんが、どうして……あんなに辛そうになることをしちゃったの?」
千歌「それ、は…………」
千歌「善子ちゃん見てたら……我慢出来なく、なって……」
花丸「……」
花丸「今日みたいに、ちゃんと考えて……接してあげてね。すぐ、傷ついちゃうから」
千歌「うん……」
花丸「今日は付き合ってくれてありがとうずら」フキフキ
千歌「こ、こっちこそ……初めてだったのに」
花丸「でも、全然痛くなかったし、大丈夫だよ」
千歌「でも……」
千歌「ううん、わかった……。私、がんばるね」
花丸「うん」
千歌「お茶、持ってくる」
◇――――◇
千歌「よしっ……」
千歌(き、昨日は失礼だけど、花丸ちゃんで予行させてもらったし……今日か明日なら、大丈夫な気がするっ)
千歌「よ、善子ちゃん」
善子「なに?」
千歌「今日の夜……時間あるかな?」
善子「よ、よる!?」
千歌「う、うん」
善子「……」
善子(こ、これって……)
善子「なにか、するの?」
千歌(……警戒されてる気がする)
千歌「あ、えっと……」
千歌「2人でさ、お鍋パーティ、しよ!」
善子「鍋……? この時期に……?」
千歌「ぁ……そ、そういえば、確かに」
善子「……まあ、クーラーの効いた部屋でするのも、いいけど」
千歌「! そ、そうだよ! こたつの中でアイスを食べるのと一緒!」
善子「あなたもこたつでアイス食べるの!?」
千歌「え、う、うん!」
善子「私も! なんか冬に食べるアイスって美味しいのよね」
千歌「それと一緒だよ!」
善子「なるほど……わかったわ。今日の夜ね?」
千歌「いきなりだし……2人きりだけど、いい?」
善子(ふたりきり……)
善子「……構わないわよ」
千歌「じゃあ一式持っていくよっ!」
善子「鍋ならウチにあるわよ」
千歌「そう? じゃあコンロだけ」
千歌「ふたりで買い出しいこーね」
善子「買い出し……え、ええ!」
善子(な、なんかいい響きね、買い出し! リア充っぽい……)
善子(それに……)
善子(わざわざふたりきりで、夜私の部屋にいるんだもの……きっと、そういうことよね)
善子(……か、覚悟決めないと……)
千歌「白菜白菜っ♡」
善子「ねぎは?」
千歌「いるっ」
千歌「善子ちゃんはなにがたべたい?」
善子「そうねえ……」
千歌「あ、早出しみかんだって!」
善子「うえ……」
千歌「たべよー♡善子ちゃんもいる?」
善子「わ、わたしみかん嫌いなの」
千歌「……え?」
千歌「そんな……静岡県に住んでるのに」
善子「だから運が悪いのっ! なにかあるたびみかんみかんって」
千歌「あはは……じゃあ一つだけ」
善子「あっ」
千歌「どうしたの?」
善子「なにこれ」
千歌「んん?」
善子「赤くて、禍々しくて……こ、これは」キラキラ
千歌「どらごんふるーつ……」
善子「ドラゴン!?」
善子「かっこいい……」キラキラ
千歌「買ってみる?」
善子「うん!」
千歌「ねーねー、お菓子もかおーよー」
善子「お菓子もー?」
千歌「あ、アイスも!」
善子「え!?」
善子「……」
善子「まあ、いいけど」
千歌「やった!」
千歌「じゃあっちいこ」ギュッ
善子「///」
◇――――◇
千歌「はいっ、あーん」
善子「自分で食べられるわよ」
千歌「いいから」
善子「……うぅ」//
善子「……あむ」
千歌「えへへ」
千歌「あ、また写真撮ろー」
善子「……」シュピ…
カシャッ
千歌「うん、おっけー」
善子(過程はなんだか色々おかしかったけど、夏休みなのに鍋パーティーってなんだか、リア充よね、完全に楽しんでる女子高生活よねっ)ウキウキ
千歌「今度はみんなでしよーね、ウチが空いてる日はそこでしてもいいし、鞠莉ちゃんなら場所くらい貸してくれそうだし」
善子「いいじゃない!」
千歌「でしょでしょー、この前やったゲームもみんなでするの」
善子「……うんっ」
千歌「楽しみだね」
善子「宴ね!」
善子「私、この魔界の果実を捌いてくるわ!!!」
千歌「うん、あ、ちゃんと切れる?」
善子「邪なる刃はこのヨハネの御心のまま、そこに他の意思が介在することは、ないわ」
千歌「……」
千歌「うんっ」
善子「ちょっと待ってて」
千歌「……」
千歌「善子ちゃんらしく、なってきたかな……」
千歌「でも、まだ……」
千歌「ちゃんと、考えて、最後まで……」
善子「お待たせ」
善子「見てこの果肉!!」
善子「何者もの侵食を受け付けない聖なる地……魔界にありながら天界の加護を受けた贖罪の果肉っ……」
千歌「ふふ、ほんとだ、中は白いんだね」
善子「早くたべましょ!」
千歌「あむ……」
善子「んっ……ん?」
善子「なんか」
千歌「あんまり味、しないね?」
善子「そうね……思ったのと全然違うわ」
千歌「でもでも、ちょっと甘くてさっぱりしてて……自然な甘さだね」
善子「……結構おいしい」
善子「少なくともみかんよりは」
千歌「えーー!? そんなことない! 絶対みかんっ!」
千歌「あ、みかんたべようよ! 食べさせてあげる!」
善子「そ、それはいやっー!!」
◇――――◇
千歌「ふぅ、お腹いっぱい……」
千歌「片付けもしたし……」
千歌「……ねえねえ善子ちゃん、相談があるんだけど」
善子「……バスの話?」
千歌「よくご存知で!」
善子「バスで帰る気なんてなかったんでしょ」
千歌「あはは、ばれてたか……」
善子「泊まってく?」
千歌「……いいですか?」
善子「……」
善子「ええ、構わないわ」
千歌「ありがとう……」
千歌「ねえねえ、さっそくだけどさ」
千歌「シャワー、借りていいかな?」
善子「え、ええ」
善子(シャワー……/// わ、わたし何考えてるのっ、でも、ふたりでお泊まりしてシャワーって、これって……//)ドキドキ
善子「深呼吸……深呼吸するのよ……ふーっ、はーっ」
◇――――◇
サアアアアアッ
千歌「ん……」
千歌「……千歌があがって、善子ちゃんもシャワー浴びたら、そこで……」
千歌「大丈夫、できる……善子ちゃんが怖くなくなるように優しくリードして……」
――
千歌「んー、善子ちゃんが使ってるシャンプー♡」
千歌「髪の毛が善子ちゃんみたいないい匂いがするっ!」
善子「なっ//」
千歌「貸してくれてありがとう――善子ちゃんも浴びてきたら?」
善子「っ……////」
千歌「……ごく」
善子「わ……わかった」ガチゴチ
千歌(……もうあんなに緊張してる……大丈夫かな)
◇――――◇
善子「ふぅ……」フキフキ
千歌「っ……」ドキ
千歌(お、お風呂上りの善子ちゃん……な、なんか大人っぽいというか、色っぽい、というか……//)
千歌(髪の毛が頬に張り付いて、顔が赤くて……あれ髪の毛乾かしてないんだ……)
千歌「ここで乾かすの?」
善子「え、ええ……ほら、髪の毛そこそこ長いから、時間かかるの」
千歌「なら千歌が乾かしてあげる!」
善子「え」
千歌「ドライヤー貸して」
善子「……わかった」
千歌「ほんと、きれーな髪の毛だね」サワッ
善子「ぅ……」ビク
カチッ…ブワアアアァァァ
善子「ん……あっ、ちょっとまって!」
千歌「?」
善子「これ、つけて」
千歌「ああ、トリートメント……」
千歌「毎日こういうことちゃんとしてるんだね……はぁぁ、千歌もしなくちゃなぁ……」
ヌリヌリ
善子「あんまり長くないし、いいんじゃない?」
千歌「やっぱり長いと大変?」
善子「まあ……でも果南さんとか、リリーとか、生徒会長とかは、もっと長いし」
千歌「みんなこんな風にケアしてるのかな」
善子「みんな綺麗な髪の毛だし……きっともっと念入りにやってるんじゃないの」
千歌「うへぇ……私には無理です。乾かすねー」
ブワァアアアアア
善子「ん……伸ばしたこともないの?」
千歌「昔は伸ばしてたんだけどね、ちっちゃい頃!」
善子「そうなの?」
千歌「うん、でも短い方が動きやすいし」
善子「伸ばしてみればいいのに」
千歌「今はいいかなあ? もう少し大人になったら伸ばすかもね」
千歌「うぅ、ごめんなさい……」
千歌「はい、これくらいでいい?」
善子「ええ、ありがと」
千歌「あー……あとは眠るだけだねえ」
千歌「ねね、一緒のベッドで寝ようよっ」ゴロンッ
善子「え、ええ?」
千歌「ちょっと恋人っぽくない?」
善子「……」
千歌「もしかして忘れてた?」
善子「忘れてないけど、でも……」
千歌「……」シュン…
善子「ぁ……べ、べつにいいけど。そこまで、言うなら……」
千歌「やった! ごめんね、図々しくって」
善子「いいわよ」
千歌「じゃ、いらっしゃい♡」
善子(わたしのベッドなんだけどな……)
善子「……」チラッ
スッ…ゴロンッ
善子「……//」
千歌「背中向けないでよー、こっち向いてこっちっ」
善子「ば、ばか……そんなベッド広くないんだから、ち、近くなる」
千歌「なんでなんで」
千歌「えいっ」ツンッ
善子「ひっ、ちょっと!」
善子「っ……」
善子(千歌さんの顔が、目の前に……///)
千歌「ぁ……///」
千歌「えへへ……な、なんか恥ずかしいかもね」
善子「だ、だから言ったのよっ」
ジッ…
善子「な、なによっ///」カァァアアアッ
千歌「やっぱり善子ちゃん、かわいいなって」
善子「なっ、と、当然よっ///」
千歌「うん、だからAqoursに入ってくれてよかった」
善子「……わたしも、Aqoursに入って……よかった」
千歌「……」
善子「友達も、出来たし……毎日、楽しい」
善子「……千歌さんのおかげ」
千歌「そんなことないよ、善子ちゃんが手をとってくれたから」ナデナデ
善子「……ん///」
千歌(……かわいい)
千歌「……」スッ
善子「!?///」
千歌(や、やばっ……普通にキスしようとしてた/// ……かわいかったから、つい……危なかった)
善子「い、いま……」
千歌「あ、いや」
善子「……キス、しようとした?」
千歌「……よ、善子ちゃんがかわいかったから……ご、ごめん」
善子「……」
善子「……そんなに、したいの?」
千歌「え?」
善子「……したいなら、しても、いいよ」
千歌「い、いやいやっ!//」
善子「どうせもう、初めてはあなたに盗られてる……二回目だし平気」
千歌「で、でも……怖くないの?」
善子「……」
善子「じゃあ――怖く、なくしてよ……」///
千歌「っ……」キュン//
善子「め、目……閉じた方がいいのよね……漫画で、見た……」
千歌「う、うん」
スッ
善子「……///」
千歌(かわいい……まつげ長くて……ほんとに、なんか、人形みたい……)
千歌(ほんとにいいのかな……でも、ここまでさせてしないっていうのも、恥さらしにしちゃうだけ、だよね)
千歌(ごめん、善子ちゃん……)スゥッ…
千歌「ちゅ……」
善子「んっ///」
パチ
善子「……////」カァァアアアッ
千歌「顔真っ赤だよ、かわいい」
善子「か、かわいいっていえばいいと思ってるっ」///
千歌「だってかわいいんだもん……」
善子「……怖くなかった」
千歌「ほんとう?」
善子「安心して……任せられた」
千歌「……よかった」
善子「ね、ねえ……キスって、これだけ?」
千歌「どういうこと?」
善子「前は……ほら、舌入れて……いろいろ」
千歌「あ、あれは……大人のキスって言って……えっちなことをする時に……」
善子「じゃあ……次は、それ」
千歌「ふぇ!?」
善子「――だって、このままする、つもりだったんでしょ」
千歌「……っ」
善子「あ……ご、ごめん……もしかして私、今ムード壊しちゃった……?」
千歌「そ、そんなことないけど……」
善子「……」
善子「ごめんなさい……」
千歌「ううん、善子ちゃんがそんなこと気にする必要ないんだよ」
千歌「じゃあしよっか……大人の、キス」
善子「///」
千歌「舌、出して」
善子「ん……目も閉じた方がいい?」
千歌「どっちでもいいよ」
善子「……わかった、こお?」ア-ッ…
千歌「うん……あー……」
善子「!?」
千歌「れろ……んんっ」
善子「ひっ……」ゾワゾワ…
善子「ま、まって!!」バッ
千歌「ぁ……」
善子「……ごめん」
千歌「怖い?」
善子「ちょっと、だけ……」
千歌「……ごめんねまだ、早かったかもしれないね……」
善子「そ、そんなことないわよ! ね、ねえ……私からしてもいい?」
千歌「え」
善子「それなら、出来るかも……」
千歌「……わかった」
善子「えと、舌を絡ませるの?」
千歌「うん、大丈夫そうなら、こっちからするから……」ア-ッ…
善子(し、舌を……)
善子「れろ……っぅ」ゾワゾワ
千歌「ん、ふっ///」
善子(大丈夫、大丈夫よ……このままっ……)
善子「んっぅ、ふっ……ちゅ、れろ……♡」
千歌「んっ……ぁ♡」
善子「んっくっ……ふ、ぁ」ピリピリ…
善子(な、なにこれ……舌がぴりぴりしてなんか、脳みそ……とろけ、そ……///)ビク…ビク
千歌(善子ちゃん、上手くないのは当たり前だけど……必死で、かわいい)キュンキュンッ
善子「ぷは……こ、これでいいの?」
千歌「うん、今は外でしたけど……お互いの口の中で、絡めるの」
善子「え///」
善子「は、恥ずかしい//」
千歌「怖くなかった?」
善子「え、ええ……大丈夫、みたい」
千歌「じゃあ、やってみる?」
善子「……うん」
千歌「千歌がしていい?」
善子「……わ、わかったわ」
千歌「寝転んだままじゃしにくいから、一回起きよっか」ムクッ
善子「ん……」
千歌「怖くなったら、すぐに言ってね」ギュッ…ナデナデ
善子「……///」
善子(あったかい……)
千歌「こうしてるのも、いいかもね……」
善子「///」
千歌「いくよ……」
善子「うん」
千歌「ちゅ……」
善子「んっ……」
千歌「舌、いれるから……ちょっと口開けてね」
千歌「ちゅ……んっ……」
善子「んっ、んんんっ////」
千歌「んっ、ふっ」
千歌「ちゅっぅ、れろ……じゅぶ……れろ」ギュッ…
善子「はっ♡ぅっ♡んんむっ♡」ビクビク
善子(あ、あぁ……なに、これ……キスって、こんな、気持ちいい、の?)
善子(とろけ、ちゃいそう……///)
善子「んむっ……♡んんっ、ちか、さん……♡///」
千歌「ぷは……んん」
善子「はぁ……はぁ」トロ-ン…///
千歌「平気?」
善子「んっ……大丈夫」ハァハァ…
善子「つ、つぎは?」
千歌「つぎは……」
千歌「……電気、消そっか」
善子「///」
千歌「あ、関節照明の方がいっか……これ?」
善子「うん」
パチッ
善子「な、なに、するの?」ビクビク…
千歌「……怖がらなくてもいいよ、大丈夫」
善子「……わかったわ」
スッ
千歌「……私に後ろ向きによりかかって?」
善子「こ、こう?」
ギュッ
善子「///」
善子「な、なんか」
千歌「?」
善子(後ろから抱きしめられると……安心する)
千歌「……こうやって後ろからだから……私は善子ちゃんの表情が見えない」
千歌「――だから、恥ずかしくないでしょ?」
善子「……ぁ」
善子(電気も消して……私のこと、考えて……。でも、なにをするんだろう)
千歌「……むね、触るね」
善子「っ……う、ん」
善子(胸……)
サワワ
善子「ひっ……ぅ」
千歌「……あの」
善子「大丈夫!! 続けてっ……」
千歌「……」サワサワ
善子「う、ぅ……」ゾワゾワ…カチコチッ
千歌「……肩の力抜いて、深呼吸しよ、ほら」
善子「はーっ……はーっ」
千歌(やっぱり、怖がってる……)
千歌「怖くないよ、大丈夫……」サワサワ…
モニュッ
善子「やっ……っ……っ」
千歌(あ、の、ノーブラ……///)
モニュモニュ…
善子「んっ、ぁ……くっぅ」
千歌(触ってるだけですごい、きれーな形ってわかる///)ハァハァ//
ビンビン…
千歌(うぅ、や、やば……当てないように腰引かないと……)
善子「んっぅ……♡」
善子(千歌さんの息が、首筋に当たって、くすぐったい///)クネクネ…
善子(千歌さん、もしかして……興奮してるの……?)
モニュッ…クリッッ
善子「あっぁぅ♡♡」ビク
千歌「ん……」
千歌(硬くなってる)
善子「はっ……はっ」ダラダラ…
千歌「……平気?」
善子「う、ん」
千歌「ここ触られて、気持ちいいって感覚はある?」
善子「……」コク///
千歌「んっ……」
モニュゥモニュッ…クニクニッ
善子「ふ、ぁ♡はっぁ♡♡」
千歌「……気持ちいい?」
善子「んっ……くっ、ぁ♡♡」ビク…ビク
善子「……んっ、ぅ♡」ポロ…ポロ
善子(あ、あれ……なんで、私、泣いてるの……)
スルスルッ
善子(服の中に、手が……)
千歌「ちゅっ……んっ」モニュモニユ
善子「あ、やっ……な、なんで首筋っ……♡」ビク
善子「はっ……♡はっ……ひっ、ぐ♡♡」キュンキュンッ…ポロポロ
善子(なん、で……怖くないのに、なんで、わたしっ……//)
千歌「んっ……ここ、硬くなってる」クリックリッ
善子「んんんっぐっ……ぅ、ぁ……♡」
善子(きも、ちぃ……)
千歌「かわいい……ちゅっぅ」
善子「ふっ、ぅ……♡はっ、ぁ♡千歌さん……♡」
千歌「どうされるのがいい? 優しく?」サワサワ…
善子「ぁ、っぁ♡」
千歌「弾くみたいにする方? 上から押す感じかな」ピンピン…グッグッ
善子「っぅ♡♡」
千歌(ちょっと強くされる方が好きそうだね)
千歌「これ、は?」グニッッ
善子「ひゃぁっぁ♡♡♡」ビク
善子「ハッ……♡ハッぁ……」ポロポロ…
千歌(ちょっと強く摘まれるのが、好きみたい、だね)
グニッグニッ
善子「ぁつ、やっ、♡ぅぅっ、千歌さん、わたひ……♡」ビクビク…
千歌「力抜いて、何も我慢しなくていいんだよ」グニグニッモニュモニュゥ
善子「はっぅ♡やっ、そ、それ、だめっ♡つまむの、だめっ♡♡♡」
千歌「ちゅっ……ぅ♡かわいい♡」
善子「ハッ……ぁっ♡」ビク…クネクネッ…ポロポロ…
千歌(善子ちゃん、自然に腰が浮いちゃってる……このくらいで、いいかな?)
スッッゥ
善子「ひっっ……」ビク
善子(太ももに、手が……あ、ぁぁ……あああっ……)
ゾワゾワッ…
善子「や、やだ……!!」バッ!!!
千歌「え」
善子「あ……う、ぅぅ、ひっぐ……ぅぅ」
千歌「よ、善子ちゃん……?」
善子(ぁ、わたし、なに、やって……)
善子「――ごめん、なさい……わ、わたしっ……今、生理中、だか、 ら」
千歌「……そう、なの?」
善子「う、うん……」
善子(わたし……)
千歌「なら、仕方ない、よね」
善子「先に言わなくて……ごめん」
千歌「ううん、気にしないよ……」ギュッ
善子「ごめんなさい……」
千歌「今日は、ここまでにしよっか」スッ
パチッ
善子「んっ……まぶし」
千歌「え」
千歌(泣い、てる?)
千歌「……善子ちゃん」
善子「ひっぐ……ぅぅ、違うの」
千歌「怖かったら、言ってよかったのに……」
千歌「ううん、ごめん……気がついてあげられなかった……」
善子「違う! これは、私が……」
ギュッ
善子「っ……」
千歌「……ごめんね」
善子「千歌さん、私……わたしっ」
千歌「うん、大丈夫だから、ね?」ナデナデ
善子「ハッ……ぅ、うぅ」
――
千歌「ちょっと落ち着いた?」
善子「うん……」
善子「ほんとに、怖くなんてなかったの」
千歌「じゃあ、どうして?」
善子「わからない……なんか、身体が勝手に……」
千歌「……」
善子「でも、次からは大丈夫だと、思う。ここまで出来たんだし、最後までだって」
千歌「……うん」
千歌「今日はすっごく頑張ったね」
善子「頑張ってなんか、ない……千歌さんが優しかった、から」///
千歌「そんなことないよ、ほんとに大丈夫だった?」
善子「ええ……」
善子「だ、だから……まだ、付き合ってくれる?」
千歌「もちろん、善子ちゃんの気が済むまで、いつまででも」
善子「ありがとう……」
善子「……」
千歌「大丈夫?」
善子「――ね、ねえ、い、挿れるのって……痛い?」
千歌「……ちゃんと準備したら、前よりは絶対痛くないよ」
善子「準備って、ぬ……濡らしたらってことよね?」//
千歌「う、うん」//
善子「あの、私……濡れにくい、のかも」
千歌「え?」
善子「だ、だから……大丈夫なの?」
千歌「えっと……どうしてそんなこと?」
善子「……///」
千歌「ご、ごめん……」
千歌「濡れにくい……そっか、そういう人もいるかもね」
善子「よく、わからないけど……一応言った方がいいかと思って……」
千歌「うん、言ってくれてありがとう」
千歌(……何か準備した方がいいよね……でも、どうしよ)
千歌「じゃあ、今日はもう寝よっか、明日も練習あるし」
善子「そうね」
ビンビン…
善子「……」
千歌「……っ、あ、あかり消すね」
千歌「は、はやく眠ろ?」
善子「うん……」
善子「千歌さん、それ……」
千歌「あー……き、気にしないで? 自然に治まるから」
善子(やっぱり……わたしが、最後までしなかった、から……)
ゴロン
千歌「善子ちゃんもはやく」
善子「え、ええ」
千歌「また、頑張ろうね」
善子「……うん」
千歌「……おやすみ」
善子「おやすみ」
◇――――◇
モゾモゾッ…
千歌「……」ムクッ
千歌「……」
千歌「善子ちゃん……いい匂い……」ムラムラッ…
善子「すぅ、すぅ……」
千歌「かわいい……っ」
千歌「ハァハァ……」
千歌「うぅ、だめだ眠れない……1人で処理しないと……と、トイレ借りよ……」//
スタスタ ガチャッ
善子「……」ムクッ
◇――◇
千歌「ハッ……♡ハッ♡」シュコッシュコッ
千歌「善子ちゃん♡善子、ちゃん♡」
千歌(かわいかった……声出ないように必死で抑えながらもじもじして……♡)ハァハァ
千歌(善子、ちゃんと最後までシたかったな……)
千歌(気持ちいいんだろうな……誰よりも、気持ちよかった、もんね)
千歌(未だにあれ以上気持ちよくなったこと、ない……く、薬は、別として……)
グチッグチツュ
千歌「ぁ……ぁぁっ♡♡」
千歌「ぁ……ハァハァ///」ヘナヘナ…
千歌「あぅ……だせるわけ、ないのに……うぅ、早く眠った方がいいかな……」
千歌「他人の家のトイレで、1人でするなんて……最悪」
千歌「しかも、善子ちゃんのこと考えながら……あんなに酷いことしたのに……最低だ」
千歌「ああもう……なんでこんなことばっかり……」ケンジャモ-ド
千歌「うぅ、こんなの無ければいいのに……」
善子「……」
善子「わたし、千歌さんのこと……苦しめてる……」
スタスタ…
◇――――◇
善子「ほら、朝よ起きなさい」
千歌「んっ……んんっ、もうちょっと」
善子「だーめっ、ほら、朝ごはんお母さんが用意してくれたから」
善子(……昨日夜遅くに、1人でシてたから、疲れたのかしら)
善子(それに、わたしのために気を張って……)
千歌「うぅ、おきるっ……」
善子「……」
◇――――◇
梨子「おはよう」
千歌「おはよー」
善子「おはよ」
梨子(……上手くいった、のかな?)
梨子(あれ、でもよっちゃんの目が……腫れてる?)
◇――――◇
千歌「梨子ちゃん!」
梨子「なあに?」
千歌「あ、明日のアレ……お願い出来ない、かな?」
梨子「……アレ?」
梨子「ぁ//」
千歌「だ、だめ?」
梨子「私はいいけど、どうしたの?」
千歌「……話したいことがあるっていうか」
梨子「……?」
千歌「とにかく、よろしくっ! あ、ほかの人には言っておくからっ!」
梨子「う、うん」
梨子「あのっ」
千歌「……」
梨子「――よっちゃんと、どうだった?」
千歌「……それ、その時に、話すね」
梨子「……うん、わかった」
スタスタ
梨子(あの様子だと、失敗しちゃったのかな。でも……よっちゃんとの関係が悪化してるようには見えなかったし)
梨子(とにかく、明日だね……)
梨子(千歌ちゃん、なんだかムラムラしてたみたい、だし……は、激しくされちゃったりするのかな///)
梨子(ちょっと無理やり……け、けだもの、みたいに///)ムラムラ…
梨子(ぁ、ああ……もうっ、わたし、何考えてるの////)
善子「あの、リリー……」
梨子「うわっ……どうしたの?」
善子「あ、いや……ちょっと話がしたくって」
善子「いい?」
梨子「……わかったよ」
◇――――◇
梨子「そっか……最後まで、出来なかったんだね……」
善子「うん……」
梨子「でも、そこまでしたなら、もう少しだよ。頑張ったね」
善子「私は……」
梨子「痛いことされなかった?」
善子「え、ええ……すごく、優しかった……」
梨子「そっか」
梨子「善子ちゃんがそんな風に落ち込む必要ないんだよ」
善子「でも、私のせいで……最後まで出来なくて……」
善子「千歌さんのこと、中途半端に……」
梨子(千歌ちゃん、だからなんか……シたがってたの、かな)
◇――――◇
梨子(あ、でも……曜ちゃんも誘った方がいい、のかな?)
梨子(でも曜ちゃん忙しそうだし……でもでも、また千歌ちゃんと曜ちゃんがふたりでシてるところ……見れるし///)キュンキュン
梨子「誘おう……」
梨子「ふ、ふたりでした方が捗るから、そ、それだけ///」
スタスタ
梨子「曜ちゃん」
曜「?」
梨子「曜ちゃんてさ、その……千歌ちゃんとするときのこと、お、思い出したり、しない?」
曜「え!?///」
曜「な、なに言ってるのさ!?」
梨子「ど、どうかだけ教えて//」
曜「うぅ、でも私は……最近忙しいから、あんまり……い、一回くらいは、あるけど……」
梨子(い、一回くらい……?)
梨子(曜ちゃん、あんなに気持ちよさそうにしてたのに……あんまりそういうこと考えない、のかな)
梨子(性欲、弱いとか? って……私が強いみたい……え、強い、のかな……)
曜「もしかして、さっき千歌ちゃんが言ってたことと関係ある?」
梨子「あ、もう聞いたんだ」
梨子「……その、良かったら、曜ちゃんも一緒にって思って……」
曜「わ、わたしも!?」////
梨子「ほら、曜ちゃん……この前良さそうに、してたから」
曜「////」
曜「そ、そうかもしれないけど……参ったな……正直もう一回するなんて、あんまり、考えてなかった……」
曜「最近忙しかったから……」
梨子「そ、そうだったんだ」
梨子(ま、毎日考えてた私が馬鹿みたい……ぅぅ/// 急に恥ずかしくなってきた……)
曜「でも、そうだね……出来るなら、もう一回、してみたい……かも」
梨子「じ、じゃあ」
曜「ごめんっ!! ……今日は、練習忙しくて……21時まではしてるし、その後も多分疲れて、え、えっちどころじゃないから……」
梨子「そ、そっか、そうだよね!」
梨子(曜ちゃん忙しそうだな……)
曜「だ、だから……また今度、誘ってくれたら……できる、かも///」
梨子「う、うんっ……じゃあまた今度、ね?」
◇――――◇
鞠莉「ふぅん……」
千歌「お願い、できないかな」
鞠莉「ローションが、欲しいの?」
鞠莉「自分で買うって選択肢は?」
千歌「……いますぐ、とにかく早く欲しい」
鞠莉「急ぎってことね」
鞠莉「理由を話せって、言ったら話してくれる?」
千歌「……」
千歌「話せるけど、本人が恥ずかしいかも……」
鞠莉「……ふぅん、ま、ローションが欲しいなんて真剣な表情で言われたらなんとなくわかっちゃうけど」
鞠莉「わかったわ、貸すんじゃなくってあげる。あなたの方が使う機会は多そうだし」
千歌「わ、わざわざくれなくても//」
鞠莉「まあまあ、せっかくあげるって言ってるんだから受け取っておいて」
鞠莉「無料より高いものは、ないらしいけど」クスクス
千歌「ど、どういう……」
鞠莉「シャイニー!」
鞠莉「ってことで、明日持ってくるから期待してて♡」
◇――――◇
次の日
梨子「はい、ジュース」
千歌「ありがとー」
梨子(千歌ちゃんと、これから……)
梨子(あ、ああもうっ……昨日からこのことしか考えてないっ……)///
千歌「……」チラッ
千歌「……梨子ちゃんさ」
梨子「ん?」
千歌「――昨日から……ひとりで、ずっと、えっちなこと考えてる」
梨子「へ!?」
ガバッッ!!!
梨子「きゃっ」
千歌「――違う?」
梨子「っ……」////キュンッッ
◇――――◇
梨子「あづっ♡ああっっ゛゛!!!///」♡♡
梨子「やっ♡やっぁ♡ちか、ひゃん♡ら、らめっ♡これ以上だめぇっ♡♡」
千歌「ぅっ♡ハッ♡ハッハッんっぅ♡ま、またイクの!? また♡えっちな声出しながら、びくびくぅって、しちゃうの!?」パンパンパンッ!!!
梨子「ち、ちがうのぉ///」ガクガク♡
千歌「なにが♡ちがうのさっ♡ハッ……ぁっぅ♡こんな、白いのいっぱい溢れさせて、さ♡ほら、なんで透明じゃないの!? 梨子ちゃんが、いやらしいことばっかり考えてるから、だよ♡♡」グッチュグッチュパンパンッ!!!!
梨子「ん゛ん゛んっ♡♡♡♡」
梨子「あっ♡わたひ、ちが……そんなんじゃ、ない♡」
梨子「あっ♡まって♡イク……わ、わたひ、また……♡♡」ガクガク…
ピタッ
千歌「んっく……ハァハァ……」
梨子「――え、な、なんで止めるの? 私もうすぐ……い、イキそうだったのに……ね、ねえ早く動いて……?」
千歌「くす……」
梨子「い、いじわるしないでよぉ///」
クネクネ…グチュグチュ
梨子「んっ、んぅ♡♡」
千歌「あぅ♡は、ぅ♡あ、はは……梨子ちゃん自分で腰動かしちゃってる♡やっぱりえっちなこと、大好きなんだね♡」
梨子「ぁ、あぁ♡」
千歌「でもそれじゃ、もどかしいでしょ♡奥まで届かないでしょ♡ ほら、千歌に……もっとおねだり、して」
梨子「くっぅ……う、動いて……ください。私、我慢、できないの……えっちなこと、我慢できないのっ……♡♡♡」
千歌「あは……♡かわい……♡」
ズンッッ
梨子「あひっぃ♡♡♡♡♡」
千歌「ほら♡きもちいい? 梨子ちゃんのベッド、梨子ちゃんのドロドロのでぐっちゃぐちゃになっちゃってるよ♡声我慢しないでいいからって、そんな声出してたら聴かれちゃうかも」ズンズンッ
梨子「ぅっ♡あっ♡やっ♡きも、ちぃ♡♡」
千歌「聴かれて嬉しいの? くす……ハァハァ……変態っ!!」
梨子「っっ♡」ゾクゾクゾクッッ
千歌(あっぅ♡梨子ちゃん、言葉責めすると、なかしまって♡♡)
千歌「ハァハァ……♡梨子ちゃんはドMの、変態さん、だ♡♡」
梨子「やっ♡いやぁ♡♡」
梨子「ぁ♡まって♡わ、わたしっ♡♡♡」
梨子「んっ♡ぁ♡――あっっ……♡♡かっぁ♡♡♡♡」ビクビクッッッッ!!!!!
千歌「……ぁぁっ♡♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルッッ!!!!!
梨子「ぁ……ああ♡♡」キュゥゥ…ガクガク…
千歌(い、いきなりまとわり付いてきて、ぜ、全然我慢できなかった♡)
千歌「ハァハァ……」
梨子「んっ……ハァハァ」
千歌「梨子ちゃん、大丈夫?」
梨子「う、ん……」グッタリ…
千歌「気持ちよさそうだったね」
梨子「千歌ちゃんだって/////」
千歌「う、うん……きもちよかった//」
千歌「だから……連続でシちゃった……」
千歌「梨子ちゃん……何回イッた?」
梨子「よ、四回……かな?」
梨子「なんか……馬鹿になっちゃった、気がする……」
千歌「クセになっちゃった?」
梨子「ぅ///」
梨子(本当に、きもちよかった……♡♡千歌ちゃんと相性いい、のかな……それともこれくらい普通?)
千歌(梨子ちゃん可愛かったなぁ……♡千歌のこれが無かったらあんなに乱れた梨子ちゃんを見ることは出来なかったんだよね。それどころか、本当だったらいつか彼氏が出来て、その人にしか見せない顔で……)
千歌(なんか……他の人に梨子ちゃんのあんな姿みられるの、やだな。今は千歌くらい? 曜ちゃんもか)
千歌(……これがあって、そのことだけはよかった、かな)
千歌(それにしても、梨子ちゃん……いやらしすぎ/// 性欲強いんだ///)
梨子「はぁぁ……恥ずかしい……///シーツぐちゃぐちゃだし……」
フキフキ
千歌「女の子で梨子ちゃんみたいにえっちなことが好きな人って、結構いるのかな?」
梨子「べ、べつに好きってわけじゃ///」
梨子「でも……あんまりきもちいいか、直接的に好きって、人はいないんじゃ」
梨子「わ、私だって、一応そのつもりだよ?」
梨子「えっちがきもちいいのもそうだけど……千歌ちゃんが求めてくれるのが、嬉しい」
千歌「///」
梨子「……承認欲求とか色んなモノが混ざっちゃってると、思うんだけど……」
千歌「――なんでもいいよ! 梨子ちゃんはえっちってことでしょ!」
梨子「や、やめてっ////」
梨子「それは千歌ちゃんが!! ……私がイッて、千歌ちゃんも射精したのに、抜かないでそのまま二回戦始めちゃうからでしょ!! そ、それで私の……いいところ、突かれて……そんなの、お、おかしくなるに決まってるでしょ///」
千歌「だ、だって……きもち、よくて……///ずっとえっちも、したかった、から……乱れてる梨子ちゃんも可愛いし//」
梨子「///」
千歌「……はぁぁ……善子ちゃんの時も、今日みたいに上手くいけばいいのに……」
梨子「……」
梨子「そういえば、話って……?」
千歌「……うん」
千歌「善子ちゃんの、ことなんだけど」
梨子「……最後まで、出来なかったんだよね」
千歌「き、きいたの!?」
梨子「うん……」
千歌「そ、そっか……」
千歌「まだ怖いのかな……」
梨子「ちゃんと優しくしてあげた?」
千歌「うん……そのつもり」
梨子「よっちゃんもそう言ってた」
千歌「え」
梨子「だからね、千歌ちゃんが悪いんじゃないの。よっちゃんが悪いわけでも、ない。よっちゃん、そういうのちゃんとするの初めてだし……感覚に慣れてない、みたいだから……びっくりしちゃったんだよ」
千歌「……そうなのかな」
梨子「うん、だから見守ってあげよう」
千歌「うん……」
千歌「あ、あとさ」
梨子「うん?」
千歌「善子ちゃんといざするってなった時、すっごく……不安なの」
梨子「冷静さを失うかってこと?」
千歌「ううん……そ、その……千歌のコレ、使い物にならなくなるんじゃないかって……」
梨子「え、どういうこと?」
千歌「実は……。善子ちゃんに限らず、他の人に挿れようとする時ね、痛がられるか不安で」
千歌「ちょっとでも痛がられると、あの時のこと、思い出しちゃって……」
千歌「善子ちゃんの悲鳴、思い出しちゃって……」
梨子「……」
千歌「善子ちゃんのあとにシた人はみんな、初めてでも……痛がらなかったから、良かったんだけど……でも」
梨子「それは……練習も、出来ないしね」
梨子「今から私が痛がる演技しようか……?」
千歌「梨子ちゃんはすぐ気持ちいい声出すからだめ」
梨子「なっ///」
梨子「と、とにかく……そうだね、それはぶっつけ本番しか、ないよね」
梨子「がんばってとしか、言えないよ……ごめんね、何もできなくて」
千歌「う、ううんそんなことないよ」
千歌「……」スッ…トロ…
梨子「……ん?」
梨子「待って千歌ちゃん」
千歌「なあに?」
梨子「毎回思ってたんだけど……えっちした後、千歌ちゃんの女の子の部分も……反応してる、よね?」
千歌「ふぇ//」
梨子「今だって、座ってたところトロトロだし……それ、精液じゃない、よね」
千歌「ぅ……///」
梨子「ねえ千歌ちゃん、いいこと考えたの」
◇――――◇
千歌「ほ、ほんとに女の子の部分刺激したら……善子ちゃんの気持ちがわかる、の?」ブルブル…
梨子「うん、そうよ。第一、今までがおかしかったの、女の子の部分でなにもしたことがないのに、女の子の気持ちを知ろうだなんて」
梨子「千歌ちゃんはそれが出来るんだもの、しなきゃ、だよね」
千歌「うん……」
千歌「優しく、してね……//」
梨子(さ、さっきまであんなに押せ押せだったのに、かわいい///)
梨子(でも……)ガバッッ
千歌「きゃっ、り、梨子ちゃん?」
梨子「……っ」ヌプッッ
千歌「ひゃぁっ!!!」
梨子(一本……)
千歌「い、いきなり、やだぁ……あ、ぅ……ちょっと、いたい、よ……」ウルウル…
梨子(千歌ちゃんのなか、狭くてうねうね、してる///)
梨子(ごめんね、千歌ちゃんっ……)
ヌプッッ
千歌「やっ♡やぁぁうっ!!」
梨子(これで2本……やっぱ狭いね……ギリギリかも)
千歌「うっぅ……梨子ちゃんっ、いたい……いたいよぉ……」ポロポロ
千歌「……ひっぐ……ぅぅ」
梨子「っ……」
ヌプッッ!!!
千歌「――ひっ、いたいいたいっっ!!!!」
梨子(これで、3本……)
千歌「ぅっ、ひっぐ……いたい、いたいよぉ……やめてっやめてぇ……」
梨子「……ごめんね」スッ…
千歌「ハッ……ハッ♡」
梨子「痛かったよね、ごめんねっ!!」
千歌「ぅぅ……」
梨子「でも、善子ちゃんはもっと痛かったと思う」
千歌「ぁ……」
梨子「濡れてない状態でもっと太いの挿れられて、やめてって言っても、無理やりされて……」
千歌「……」
千歌「わたし……っ」
梨子「善子ちゃんの辛い気持ち、わかった?」
千歌「うん……ごめんなさいっ……」
千歌(今のでも怖かったのに、善子ちゃんはもっと――)
梨子「……これだと千歌ちゃんまでえっちは怖いだけって思っちゃうね」ナデナデ
梨子「だから、次は……気持ちいいってこと、知ってもらおうかな。それを知れば、善子ちゃんにも、そう感じて欲しいって思うでしょ?」
千歌「そう、なの?」
梨子「うん、指挿れるから……ちから抜いて?」
千歌「い、痛くしないで、ね?」
梨子「うん」
クチッ…ヌプ…
千歌「あ、ぅ……」
梨子「一本なら平気?」
千歌「一本、なら……」ググッッ
梨子「んっ……♡ちゅ……」
千歌「んんんっ♡♡ちゅるっ、んんっ♡♡」
梨子「気持ちいいことに集中して?」
千歌「うん……♡」
千歌(うぅ、梨子ちゃんの指が……なかで♡♡)
梨子「ちゅっ……んっ♡ちゅっ」グチュグチュ
千歌も 「んっ、れろ……ちゅる、はっぁ♡♡」ビクビク…
千歌「梨子ちゃん、なんか、変……♡全身が、ぁぅ♡
梨子「それでいいんだよ、千歌ちゃんのここから出てくる液体白くなってきてる……気持ちいいってこと」
千歌「気持ちいい……? うん、きもち、いい……♡あ、ぅぅっ……」
グチュッグチャッ…
千歌「あっ♡あっ♡……んっぁ♡」
梨子「ここは、どう?」
千歌「――あっ♡~~~♡♡♡」ビクビクッガクガクッキュゥゥッ
梨子(わ……いきなり、締め付けてきて……♡)
千歌「ハッ……♡ハッ♡なに、これぇ♡♡」
梨子「イっちゃった……?」ヌプ…
千歌「ハァハァ……わかん、ない……」
梨子「イっちゃったんだよ、こんな早く達するってことは千歌ちゃん……女の子の部分、感じやすかったんだと思う」
千歌「ぅ……///」
千歌「梨子ちゃんは今の感覚を、さっきは4回も……」
梨子「そ、そうだよ///」
梨子「疲れるんだからね」
千歌「確かに……」
梨子「でも、準備したら痛くないでしょ? これをちゃんと、善子ちゃんに伝えてあげて」
千歌「わかった……」
梨子「じゃあ着替えよっか」
千歌「うんっ!」
◇――――◇
善子「……」
善子「千歌さんに胸触られた時、き、気持ちよかった……//」
善子「な、な……わたしっ」////
善子「千歌さんのこと、考えながら、すれば……胸だけでも……」
プルルルルルッッ
善子「――ひゃ、千歌さんから……」
善子「もしもし……」
千歌『あ、善子ちゃん! ねね、明後日練習終わったら善子ちゃんち、行っていい?』
善子「……っ」
善子「いい、よ……」
善子(今度こそ、最後まで……)
善子「あの――」
千歌『うん?』
善子「えっと、その……」
千歌『どうしたの、なにかあったの?』
善子「わたしっ……この前迷惑かけたでしょ。だ、だから……ひ、ひひ……ひとりで練習しようと思って」
千歌『へ///』
善子「でも、わたし……ひとりでも上手く、出来なくって……」
善子「やり方とか合ってるかわからないし、間違ったらやだし、だ、だから……そのっ……どうすればいいか、教えて」///
千歌『お、教えるって、どうやって//』
善子「……わかんない」
千歌『こ、このまま……するとか』
善子「で、電話したまま!?」
千歌『ご、ごめんっ///馬鹿みたいなこと、言った……』
善子「電話した、まま……」
善子「それなら……顔も見えない、し」
千歌『……善子ちゃん?』
善子「あ、あなたっ私のリトルデーモンでしょっ!! 今からちょっと、時間作ってよ……」
千歌『時間はいいけど、なに考えてっ』
善子「……お風呂、入ってくる」
千歌『へ……////』
善子「また電話するわっ」
千歌『ちょっ』
プツッ
善子「……す、するんだからっ」
◇――――◇
善子「おまたせ」
千歌『……う、うん』
善子「えっと、今から……練習、する。時間大丈夫?」
千歌『やめたほうが……』
善子「平気よっ……このくらい」
善子「そ、そっちが嫌ならそう言ってよ……無理強いはしない、から」
千歌『嫌じゃないよ……嫌じゃないけど、本当にいいの?』
善子「うん///」
千歌『……わかった、付き合うよ』//
千歌『えっと……普段自分でする時ははどうしてる?』
善子「普段は……服の上から胸触って……」
千歌『じゃあ普段通りしてみて?』
善子「う、うん……あ、スピーカーにするね」ドキドキ…
善子(……ほ、ほんとに千歌さんに///)
サワサワ…
善子「はっ……ぅ……♡」
千歌『……』ドキドキ…
善子「はっ……♡はっ」
善子「服……脱ぐ」
千歌『う、うん』
スルスル
千歌『善子ちゃん胸が敏感みたいだから、胸を中心にすると、いいかも……』
善子「……敏感じゃない人もいるの?」
善子(こんなに気持ちいい、のに……)
千歌『うん、見たことある』
善子「そ、そうなんだ」
善子(Aqoursのなかにそういう人がいるってことよね///)
善子「全部脱いだ」
千歌『胸は善子ちゃんの好きなようにしていいよ? 胸は怖くないんだよね、それなら千歌がなにもいわなくても大丈夫……千歌が聞いてるってこと忘れて……集中してみて』
善子「わ、わかった。なにかあったら……聞くから」
千歌「うん」
善子(集中して……千歌さんは、なにも、聞いてない……わたしは、この部屋にひとり)
善子(いつも通り胸を……)
モニュッモニュッ
善子「ぁっ……♡」ゾワワッ…
善子(胸触るだけでぞわぞわする、乳首じゃない、のに……)クネクネ…
善子(乳首触ったら……どうなるんだろう)ハァハァ…♡
千歌(善子ちゃんの息、荒くなってきた///)
クリックリッ…
善子「ぁっ♡あぁぁっ♡……♡♡」
千歌(な、なんだろすごい反応……//)
善子「あっ……さきっ、ぽ……ぅぅ……♡♡」
千歌(さきっぽ刺激してるんだ///)
善子「ぁっ♡やっぅ♡んっ♡ふ、ぁ……♡」ビクビク…
善子(千歌さんの時もこんな、感じで……優しくしてくれた♡)
善子「んっぁ……♡くっぅ♡はっ、ぁ♡――きも、ち……♡♡」ボソッ…クニクニッ
千歌「……」ゾクゾクッ///
善子「ぁぅ……♡ち、ちか、さん……♡」
千歌(いまの呼んだ……? 独り言、かな)
善子(千歌さんの手、もっと気持ちよかった……もっとびりびりして、もっとふわふわして……)
千歌(も、もしかして……千歌のこと考えながら!?////)
千歌(し、しばらく様子を見てみよ)
20分後
善子「はっぁ……♡ぃ……♡ちかさん、やっ……ぅ♡♡」ビクビク…♡
千歌(そろそろ20分くらい経つけど、ずっと乳首弄っちゃってる……♡)
千歌(声も全然抑えられてないし、息も荒いし……://)
千歌(さ、さっきから千歌の名前、呼びながら////)
千歌(善子ちゃんは乳首がすっごく感じるタイプなんだね、いやらしい……////)
千歌(いまどんな感じなんだろう、乳首をこねこねしながら……びくびくって反応しちゃってるのかな///)ハァハァ…
善子「やっぁ♡も、ぁ♡♡ぅ、ひっ……♡」
善子(ちがう、ちがう……もっと、気持ちよかった……っ♡)
千歌(やば、これ……想像以上に興奮する)
ピタッ…
善子「千歌さん……」
千歌『うんどうしたの?』
善子「あの、私のさきっ、ぽ刺激してた時……どんなやり方、してた?」
千歌『え、どういうこと?』
善子「なんか、自分で触っても物足りないっていうか……そうじゃなくって、もっと違う刺激だったって、いうか」
千歌『……今はどうやって触ってたの?』
善子「え……言わなきゃ、だめ?」
千歌『言わなきゃわかんないもん』
善子「うぇ……ぅぅ」
善子「えと、てっぺんと周りを優しく……撫でたり、爪でちょっとさきっぽ、ひ、引っ掛けてくりくりって、し、したり……ぅぅ///」
千歌『そ、そうなんだ///』
千歌(善子ちゃん……え、えっちすぎ///)
千歌『撫でるのと、くりくりってするの……どっちが好き?』
善子「え……どっちもいい、けど……多分、爪でする方……」
千歌『そっちの方がちょっと力入るよね?』
善子「うん……だからどうしたの?」
千歌『思ったんだけどね、多分善子ちゃんは強い刺激が好きなの。優しい刺激よりも』
善子「そう、なの?////」
善子「……わたし、いやらしいって、こと?」
千歌『そ、そうじゃないよっ……好みがあるってだけ。好きな食べ物とおんなじ』
善子「そう、なんだ……よかった」
千歌(い、色々えっちだとは思うけど///)
善子「で、どうすればいいの?」
千歌『うん……善子ちゃん、いま……さきっぽどうなってる? 恥ずかしいと思うけど……教えて?』
善子「ど、どうなってるって///」
千歌『普段と違うところある?』
善子「ふぇ……///」
善子「ち、違うところ……」ジロジロ…
ビンビン…//
善子「///ふ、普段よりなんか、おっきくなってて……上、向いてる///」
千歌『……/////』
千歌(えっちすぎ///)
善子「な、なによっ! ちゃんと言ったわよっ、は、はやくどうするのっ!?」///
千歌『う、うんっ……えっとじゃあ……それをちょっと強くつまんでみて』
善子「ぁ……」
善子(そ、そういえば確か……そんなことされて、た///)
善子「う、うん……」ソ-ッ…
キュッッ
善子「――ふぁぁっ……ッ♡♡♡」///
善子「ハッ……ぁ……こ、これ……ぅぅ♡♡」ガクガク…
千歌『大丈夫……? 自分のペースで続けてみて?』
善子「う、ん……」
善子「ぁっ♡ぅ♡ひっぅ♡♡」キュッキュッゥ///
善子「んぁ♡つ、つまむ、の♡ふぁぁっ♡あ、らめっ♡こ、これっ♡んっぅ♡♡」クリクリッッ…コリコリッ
千歌(こ、こえかわいい///)
◇――――◇
15分後
善子「あっ♡あぁぁ……っ♡♡」
善子「ち、ちか、さん……わ、、わた、しっ♡♡」ビクビク…♡
千歌『ごくっ……///』
千歌(な、なんか、くらくらしてきた)
千歌(善子ちゃんの声耳元で、ずっときいてると、ぅぅ///)ハァハァ……
千歌(ほ、本当にずっと乳首ばっかり……え、えっと、このままだとずっとやり続けるんじゃ……//)
千歌『あ、あの善子――』
「善子ー!」
善子「――ひっっ、ま、ママだっ!!」バッッッ
善子「な、なに!?」ドキドキ…
「あ、やっぱり大丈夫ー!」
善子「わ、わかった!!」
善子「……」
千歌『……大丈夫?』
善子「うぅ……き、今日はこれでやめておく」
千歌『最後まで、いいの?』
善子「……うん、お母さんがまた来たら困るし」
千歌『……わかった』
千歌(さっきので気持ちきれちゃった、かな?)
善子「あ、あの……」
千歌『?』
善子「わたし、変じゃない、よね? 声抑えられなくなって、あんまり考えられなく、なって」
千歌『……うん、本当なら周りを気にしないですることだからね。大丈夫だよ』
善子「……お、思い出すと恥ずかしい」
千歌『……そ、そうかもね///』
善子「……///」
善子「じ、じゃあまた明日学校で」
千歌『うんっ……また明日』
プツッ…
善子「冷静に考えると、わたし……すっごく恥ずかしいことしてたわよね」
善子「冷静に、考えなくても……」///
善子「ど、どうしようっ……千歌さんの名前呼びながら、わたしっ///」
善子「どんな顔して会えばいいの!?」
善子「……練習休みたいくらい」
善子「そ、それはだめよっ、大事な時期だし……」
善子「それにしても……き、きもち、よかった……」
善子「あ、あれだけ胸でしてたし……濡れてるかも……」ソ-ッ
善子「……んー、やっぱり、あんまり……。ちょっと湿ってるくらい……ね」
善子「体質的な問題、なのかな……はぁぁ……」
善子「……でも、なんとかしてくれるって言ってたし、任せてみようかな」
善子「……それより、も、もうちょっと胸で……///」サワワ…
善子「ぁ、ぁぁ……♡」フニャァ…///
◇――――◇
善子「……///」カァァアアアア…
千歌「善子ちゃん平気?」
善子「へ、へいきよっ!」
千歌「顔赤いよ、その黒いローブ着てるからじゃない? 脱いだら?」
善子「こ、これは脱げるわけないでしょっ!」
千歌「そうなの?」
善子「前も言ったけど、これは必須アイテムなのっ」
千歌「ふぅん……」
善子「……な、なんでそんなにジロジロ……」
千歌「い、いやなんでもない//」
千歌(昨日本当に、善子ちゃんが1人で///)
千歌(あんな可愛い声出して……どんな表情だったんだろ///)
善子「な、なによっ////」
千歌「う、ううん//」
◇――――◇
善子の部屋
善子「……お母さんは仕事だし、今日は予定もないし……」
善子「……そ、そう練習よ。胸だけでも……」
サワワ…
善子「ぁ……ぁ♡」
善子「んむ……んっ♡むね、きもちぃ……♡♡」
善子「……千歌、さん……♡」
◇――――◇
善子「……また胸で、しちゃった、うぅ、いいのかしらこんなので」
善子「――きもちよかった、けど」///
善子「誰にもみ、見られてないわよね!?」
善子「2日連続だし、なんか、色々まずい気が……//」
善子「下は……」
善子「えっと、本番で、がんばろ……」
◇――――◇
沼津
千歌「今日はそのまま善子ちゃんち行こっか?」
善子「どこか行く?」
千歌「うーん」
善子「……特に予定なしなら、わたし、良いところ知ってるの」
千歌「いいところ!?」
善子「ふふ、ええ……」
千歌「どこどこ?」
善子「悪魔ショップよっ!!!」
◇――――◇
千歌「うぇ……なに、これ」
善子「ガーゴイルの財布」
千歌「……これは?」
善子「バフォメットのゴブレットよ」
千歌「……」
千歌「これは?」
善子「ヴァンパイアの砂時計」
千歌「……」
善子「ああっ、なにこれかっこいいっ!! これ、ドラゴンの!!」
千歌「時計……?」
善子「うわっ、たか……む、むりね……」
千歌「そ、それにしても裏路地にこんなとのろが」
千歌「善子ちゃんが普段持ってる色々なのはここで買ってるんだね……」
善子「ネットが大半だけどね」
千歌「そっか、あ……これ可愛いっ」
善子「ジャックオーランタンね」
千歌「ハロウィンだ!」
千歌「ちっちゃくって可愛い……あ、千円しないんだ」
善子「見てみると安いのもたくさんあるの、高校生でアルバイトもしてないからそんなに買えないしね」
千歌「そうだよね……」
善子「――ねえ……じ、実際こういうのって……引かれる、のかな」
千歌「え……」
善子「だって、やっぱり……変な人って思われたり……」
千歌「そんなことないよ! 何が好きでもいいじゃんっ! そういうの馬鹿にする人がいたら、そんなのろくでもない人だよっ!」
千歌「善子ちゃんはこういうのがとっても好きなんでしょ、好きなものがあるって幸せだよ、なんにも好きなものがない人よりずっといい!」
善子「……そう、かな」
千歌「そうだよ」
善子「うん……わかったわ」
善子「……ありがと」
千歌「ううん」
善子「じゃあ、そろそろ……帰る?」ウワメ…
千歌「う、うん//」ドキ
千歌「いこっ」ギュッ
善子「ぁ//」キュン…///
善子(わ、わたし、今度こそ……///)
◇――――◇
善子「うぅ……」ドキドキ…
善子(自分の部屋なのに、なんかぞわぞわするっていうかっ……)
善子(千歌さんはシャワー浴びに行ったし……)
ガチャッ
千歌「ふーっ」
善子「っ」ドキ
善子「……あれ?」
千歌「どうしたの?」
善子(ほんとにシャワー浴びたのかな? 頭濡れてない)
千歌「善子ちゃんも浴びてくる?」
善子「……うん」
千歌「行ってらっしゃーい」
◇――――◇
千歌「あ、髪の毛洗ったんだ」
善子「い、一応……変なの?」
千歌「ううん、そんなことない」
千歌「乾かしてあげる」
善子「……うん」
千歌(なんか善子ちゃんしおらしい……可愛いけど)
千歌(緊張してきてるんだよね……)
ブワァァアアアア
善子「ん……」
千歌「はい、おっけー」
善子「ありがとう」
千歌「……」
千歌「となり座って?」
善子「……///」ガチゴチ…
千歌「肩の力抜いて、ね?」
善子「わ、わかってるわよっ!」
善子「そ、その……よろしく……」
千歌「うん」ギュッ…
千歌(かわいい……///)
善子「ん……」
千歌「ちゅ……」
善子「……///」
千歌「かわいい」
善子「ぅぅ……」
千歌「ちゅ……んっぅ」
善子「んっ、んんんっ♡」
善子「ぁ……ぷは」
千歌「もうこれは平気みたいだね?」
善子「え、ええ」
善子「……///」
千歌「じゃあ……胸、さわるね」
善子「ぁ……ま、前みたいに後ろ寄りかかったほうがいい?」
千歌「……正面から触っていい?」
善子「え、でも、それじゃ表情とか……」
千歌「やっぱり恥ずかしい?」
善子「……う、うん」
千歌「じゃあ前みたいにしよっか」
善子「――や、やっぱり……正面からでいい」
千歌「……どうしたの?」
善子「そ、そっちの方がいいんでしょ? なら、それで……いいわよ」
千歌「……わ、わかった」ドキドキ
サワサワ…
善子「ぁ……♡」
千歌「////」
千歌「脱がせるね」
善子「うん///」
スルスルッ
プルン…
千歌「き、きれい♡」
善子「……や」
千歌「隠さないで? すっごく綺麗だよ」
善子「////」
モニュモニュッ
善子「っ………♡ッ♡」ビクビク…♡
千歌(胸だけなのに、びくびくしてる……さきっぽなら♡)
クリクリッ
善子「――あっ♡ふ、ぁ♡♡」
善子「や、まって♡ちか、さ♡んっぁ♡♡」
千歌(かわいい♡かわいいよぉ♡♡)
千歌「ハッ……ハッ♡きもちいい?♡」クニクニッ
善子「し、らない♡」
千歌(善子ちゃんさきっぽが一番好きみたいだし……ゆっくりしよう)
◇――――◇
20分後
善子「あっ♡♡あっぅぅ♡」
善子(優しいのに、と、時々つよくされてっ)
善子(自分でするより、きもちいい♡)
善子「ふっぅ♡♡」クネクネ…♡
善子「……あ、あの千歌さん」
千歌「?」
善子「――まえみたいな……さきっぽを、きゅってつまむの、しない、の?」////
千歌「え///」
善子(ぁ、わたしっ、なに言ってる、のっ……)
千歌「……わかった、してあげる」
千歌(うぅ、梨子ちゃんの時みたいに責めたいけどだめだめっ)
善子「///」
千歌「あ、いいこと思いついた」
善子「?」
ガサゴソ
千歌「これつかお」
善子「?」
千歌「ローションだよ」
善子「ろ、ローションて、あ、あの……すべるやつ?///」
千歌「善子ちゃんは使わないとだめかなって」
善子「///」
千歌「とりあえず、胸に塗ってみよっか」
ヌルッッ
善子「ひゃん♡つ、つめた」
千歌「わ♡初めて使ったけど、ほんとにぬるぬるしてる」
ヌリヌリッ
善子「んっ♡んんんっ♡」
千歌(胸元ぐちゃぐちゃ……♡)ハァハァ♡
千歌「さきっぽにも、塗ろうね」ヌリヌリ
善子「ひゃぁぁ♡」
善子(な、なにこれ♡ぬるぬる、して♡だ、だめ♡)
善子「や♡ま、って♡だめっ♡♡」
千歌「普段よりいい?」
善子「んっ♡ぁっぅ♡♡」ビクビク♡
千歌「じゃあ……」キュッゥ
善子「――ああっっ♡♡」
善子「ら、らめっ♡それ、そ、それぇ♡♡」
千歌「やっぱりちょっと強くされるの好きなんだね♡」
善子「ハッ……♡ハッ♡」
善子(また、あのきゅってする、きもちー、の……♡)ハァハァ…トロ-ン…♡
◇――――◇
20分後
千歌「ちゅっ♡んっぅ♡」クリクリッッ
善子「れろっ♡ふっぅんっ♡♡」
千歌「ちゅっぁ♡よしこ、ちゃん♡♡」キュッキュッッ
善子(キスしながら、胸、さわられて……ぁぁ、あたまくらくらする)ヒクビクッ
善子「ぷは……♡あっぅ♡ひっぅ♡」
善子「あ♡ちかさん♡まって♡な、なんかわたしっ変なの♡」
千歌「ん?」キュゥッ
善子「あっあっぅ♡♡」ビクビク♡
千歌(もしかして、善子ちゃん、胸で……?)ハァハァ♡
善子「待って♡ちか、さ……♡こわい♡や、やだ♡」フワッ…
千歌「大丈夫だからね、身を任せて」キュッゥゥッコリコリッわ
善子「あっ♡らめっ♡あっ♡――あっ…♡か、っはっ~~~ッッ♡♡♡♡」ビクッビクビクビクッッッ!!!!!
善子「ぁ………♡ぁ♡」グッタリ…
千歌「……♡」
千歌(ほ、ほんとに胸でいっちゃった……♡)
善子「ハァハァ……♡な、に、いまの♡」ウルウル…
千歌「えへへ、善子ちゃんかわいかった」
善子「な////」
千歌「とっても良かったでしょ、善子ちゃん頑張ったね」ナデナデ…
善子「……//」
ギュッ
千歌「じゃあ、全部しよっか」
善子「う、ん」
善子「あの、千歌さん」
千歌「――そうだよ!」
善子「?」
千歌「その千歌さんっていうの、やめて!」
善子「え」
千歌「ルビィちゃんと花丸ちゃんはなんて呼ぶ?」
善子「ルビィ、花丸」
千歌「梨子ちゃんは」
善子「リリー……」
千歌「じゃあわたしは?」
善子「……千歌さん」
千歌「ほらあ!」
善子「なんか、呼ぶタイミングなかったっていうか」
千歌「じゃ違う呼び方にしてよ、今は恋人ごっこしてるんだよ」
善子「い、いきなり言われても」
千歌「わたしちかっちって呼ばれることあるよ」
善子「……なんか違う」
善子「じゃあ――千歌ってよぶ」
千歌「うん、じゃあ呼んで?」
善子「うぇぇ……」
善子「ち、千歌……」///
千歌「うん」ギュッ…ゾクゾク
千歌(かわいすぎるよぉ///)
サワ…
善子「ひっ」
善子(太もも付近に、手が……)
千歌(足細……)
千歌「大丈夫?」
善子「う、うん」
サワサワ…
善子「う、ぅ」
スッ…
善子「ぁ……ち、ちょっとまって」
千歌「……」
善子「ごめん、平気よ……お願い」
千歌「うん……」サワ…
善子(ま、またにっ)///
クニックニッ……
善子「ふ、ぅ……」
善子(まえも、こんな感じでっ……)
千歌「大丈夫だよ、ね、力抜いて」クニクニッ
善子「ぁ……やっ♡♡」ビク
千歌(下着の上からでも、コリコリしてるのわかる)///
善子「ぁ、ぅ……んっぅ♡♡」
千歌(気持ちよさそう……大丈夫みたいだね、でも……やっぱりあんまり濡れてないみたい……体質なんだね)
千歌(それを、わたしは……)
千歌「大丈夫? 平気?」
善子(ぴりぴりして、全身が……震えて)
善子(大丈夫、このままできる……っ)
千歌「脱がせるから、腰浮かせて」
善子「あ、あんまり、みないで、よ……お願い」
千歌「だ、大丈夫」ゴクッ…
スルスルッ…
善子「ぁ……」
千歌「んっ……きれー」
善子「や、やだ///」
千歌「かわいい」ギュッ
善子「ふぁ……」///
善子「私は服脱いだんだから、あ、あなたも脱いでよ」
千歌「そ、そうだよね」
スルスル…プルン…
善子「///」
千歌「えと、下も……?」
善子「ど、どうせ最後までするんだから……」
千歌「わかっ、た……」ズルッッボロンッッ
善子「――ひっぃ」
千歌「……//」ビンビンッ…
善子「ぁ、ああぁ……やっ……」
善子(あ、あれで、あんなパンパンに……)
千歌「……善子ちゃん」
善子「っ……へいきっ」
千歌「うん、わかった……」
千歌「続き、しよっか」
善子(ほ、ほんとに女の子にあんなの、が)ダラダラ…
ギュッ
善子「ぅ……」
千歌「///」
善子(あった、かい……)
クチックチ
善子「ぅあ♡あっぅ♡♡♡」ビク
千歌「かわいい♡」ハァハァ…
善子「ふ、ぁ♡やっ♡ぅ、そ、こだめ♡♡」
善子「ち、か……♡んつぅ♡あ、ぅ♡ふぁぁ♡♡」ビクビク///
スッ
千歌「……じゃあ、指でなか、ほぐすね」
善子「う、ん」ハァハァ…トロ-ン…
千歌「ローションちょっとあっためて……」
千歌「……かなり滑りやすくなるから、前よりは絶対痛くないと思うけど……痛かったら言ってね」
善子「……」コクッ…
クチックチッ…ヌプ…
善子「――ぅっ……ゃ……」ギリギリッ
千歌「大丈夫、指入ったよ」
千歌(なにこれ、せ、せま……ていうか、なんかひだひだが……すごい)
善子「ぁ……あぅ」ウルウル…
千歌「ぁ……」
千歌「……動かすね」
ズチュックチックチュッ
善子「んっくっ……はっぅ……」
千歌「痛い?」
善子「だい、じょぶ……ちょっとだけ、だから」
千歌(なにこれなにこれ……きゅうきゅう食いついてきて……やっぱり、他の人のと全然、ちがう……これ、いれたら、絶対きもちいい……♡だ、だめ……暴走しちゃだめだ)
グチッグチッ
善子「んっぁ……な、んか……や、だ」
千歌「ふわふわしてきた?」
善子「へんな、感じ……」ビクッビクッ…
千歌「かわいいよ」
善子「ぁ……♡やっ♡」ビクビク…♡
グチュグチュッッ
千歌(だいぶほぐれた、かな……)
千歌「善子ちゃん、そろそろ……」ヌプ…
善子「……挿れる、の?」
千歌「うん」
千歌「だめそうなら、すぐ言ってね」
善子「……やだ」
千歌「え?」
善子「わたしが、泣いたって叫んだって、どんな反応しても……お願いだから最後までして欲しいの」
千歌「で、も」
善子「お願い」
千歌「……わかった」
善子「千歌のこと、信頼、してるから///」
千歌「////」
ギュッ…
ヌリュッ
善子「んんっぅ……」
千歌「……んっ♡ぁ……♡」
ヌプ…ヌププ…
善子(ぁ、あっ、やだ、やだやだっいたいの……こわいっ)
善子「――あっぁ、んっぅ……っ、い、たい」
千歌「っ」
善子「……ぜ、全部入った!?」
千歌「まだ、さきっぽ……♡んっっ」
善子「え」
グググッ
善子「いっ……っぅ、ちか……い、いた、い……っ……よぉ」ガチゴチ
千歌「うっ……」
千歌(は、はやく全部挿れないと、萎えちゃう……だめっ)
千歌「善子ちゃんちから抜いて? 力入れると、痛いだけだから」
善子「ぐす……で、も」
千歌「――ちゅっ、ん、むっ♡♡」
善子「んんんっ♡♡」
善子「ちゅ……は♡ぅ……ちか♡♡」
千歌「れろ……じゅぶ♡ひっぅ♡」
千歌(このまま乳首も……)キュックリックリ
善子「んっんんんっっぅ♡♡」フニャフニャ…
千歌(あ、なんか緩く……今なら……っ)
ググッズンッッ
善子「――っ!!!」
千歌「っ……大丈夫!?」
善子「ひっぐ……ぅぅ……はっ、はっ……」
千歌「は、ぁぁ♡……ぜ、全部入ったよ」
千歌(きもち、ぃ……♡)トロ-ン…
善子「ほん、と?」
千歌「痛いよね……ごめん」
善子「……変な、感じ……ぐす……」
善子「でも、前より痛くない……平気よ」
善子(さきっぽが一番痛かった……)
千歌「うん……」
千歌「んっぅ……♡」ハァハァ…
善子「千歌?」
千歌「ごめ……善子ちゃんのなか、きもちよ、すぎて……んっうまくうごけな、い♡」
善子「え///」
千歌(う、うごいてないのにっ……すご、い……♡なんだろこれ……なかのひだひだがうねうね、してて……誰のより、も……きもちよすぎ)///
善子(な、なんか余裕ない感じ……?)
千歌(初めてえっちした時みたいな……なんか、抑えられ、ない……はぁぁ)
千歌「ハァハァ……ごめん、多分あんま、もたない、かも」
善子「う、うん……」
千歌「ちょっと慣れてきた?」
善子「ええ、千歌の、好きなように動いていい、から」
千歌「っ……善子ちゃんが気持ちよくならないと」
千歌(今回は無理かもしれないけど……)
善子「///」
千歌「動くね……」
ヌチュッヌチュ…
千歌「んっ……♡はぁぁぁぁ………♡」
千歌(やば、やばい♡♡きもち、いぃ……ひだひだが、からみ、ついてっ……♡♡)
善子「ぅっ」
善子(あれ、さっきより痛くなくなって、る)
千歌「善子ちゃん……♡」
善子(千歌すごい顔……よだれでてる)
ズチュズチュッ
善子「あっぅ……んっぅ」
千歌「大丈夫、そう?」
善子「うん、大丈夫」
ギュッ
千歌「ちょっと、はやくする、ね」
ズチュズチュッ
千歌「あっぁ♡あっっぅ♡きも、ちぃ♡♡」
善子「んっぅ♡あっあっ♡♡」ギュッ
善子(な、なんか、ふわふわしてきた……)
千歌「んっぐっぅ♡はっ♡かわいい♡善子ちゃん♡♡」
善子「ちょっ♡あっ、そ、んな♡////」
善子(奥入ってきて、勢いよく引かれると……なんか魂までもってかれてるような)
善子(力が抜けて、くらくら、して)
千歌「あっ♡んっ♡善子ちゃん♡♡」パンパンッ
善子「あっ♡ぅっ♡はっぁ♡♡ちかっ♡♡」
千歌「ちゅっ♡んっぅ♡ひっぅ♡」
善子「んぁ……ちゅるるっ♡んぅぅ♡♡」
千歌「ぷはっ♡善子ちゃん――好き♡」
善子「へっ////」
千歌「――好きだよ♡ちゅっっ」
善子「あなたっ、な、なに言って――ちゅんんんっ♡♡」
パンパンッ
千歌「ちゅるる♡ひっ♡ぅ♡も、いくっ……♡」ギュッ
善子(ぁ……この力ぬけるのが、きもちいいってこと……?)フニャフニャ…
善子(口と下掻き回されて……ぁ、ぁ♡)
善子(あったかくって、しあわせ……)
善子「――ぁっ♡ああぁっ♡♡」
千歌「んんんっ♡んんっ♡♡――っぁっっ~~ッ♡♡♡」ビュクッビュクッビュルルルルルルッッ
善子「ぁ……なかで、びくびくって……♡」
千歌「んっ……♡んっ」ビュ…ビュ…
千歌「はぁ……はぁ……」ギュッ…グッタリ…
善子「はぁはぁ……」
千歌「……いっちゃった」ハァハァ…
善子(す、すごい表情してた///)
善子「ん、ぐ」
善子「えと、わたし、最後まで出来たってこと……よね」
千歌「うん……」ヌプ…
善子「ん……」トロ-ン…
千歌(なかから溢れて///)
善子「わ……なにこれ///」
千歌「あーっと……多分まだなかにあるから、後から溢れてくるかも……」
善子「うぇぇ……」
善子「……ま、そんなことより……ありがとね」
千歌「全部善子ちゃんが頑張ってくれたおかげだよ」
善子「そんな……」
千歌「怖くなかった?」ナデナデ
善子「……平気よ」
千歌『好きだよ♡』
善子「……////」カァァアアアアッッ…
善子(あ、あれは一体……)
千歌「?」
千歌「ローションでべたべたになっちゃったね……シャワー浴びてきたら」
善子「そうね……」
千歌「千歌も浴びたら、ゲームしよ」
善子「ええ、リトルデーモンのくせに主人に挑むだなんて命知らずね」クス…
千歌「楽しみっ」
善子「うん……」
◇――――◇
後日
梨子「うまく行ったみたいだね」
千歌「もう聞いたの!?」
千歌「善子ちゃん梨子ちゃんへの報告早いよ」
梨子「ふふっ、よかったね」
千歌「……うん、でもしたことが消えるわけじゃないから……」
梨子「そうだよ、忘れちゃだめ、だからね」
千歌「うん……」
千歌「だから千歌はこれからもリトルデーモン第一号として、永久保証だよ!」
梨子(永久保証……それって、どういういみかな?)
千歌「でねでね、千歌いいこと考えたんだ」
梨子「?」
◇――――◇
後日
鞠莉「そういうことなら、マリーに任せなさーいっ」
鞠莉「とびっきりの部屋を用意してもらうわ♡」
千歌「ほ、ほんとにっ!?」
果南「ゲームに、鍋?」
善子「……」
ダイヤ「ゲームなんてわたくしはしたことがありませんわ、それでも大丈夫なんですの?」
千歌「平気だよ!」
曜「まあ誰でも出来るから、大丈夫」
果南「まあ見るだけでも楽しそうだし」
花丸「お鍋は!? 入れる食材どうするずら?」
鞠莉「買い出ししたら飛行機でウチまで飛ばしちゃう?」
ルビィ「う、うそ……」
千歌「いよっし、計画たてよ!」
曜「うんっ!」
千歌「楽しみだね、善子ちゃん」
善子「……ふふ、見えます。天界目次録より、このヨハネに聖杯が輝くとっ……」
千歌「善子ちゃんゲーム弱いじゃん」
善子「なによっ!!」
◇――――◇
鞠莉の家
善子「なーんでまた負けるのよー!!」
鞠莉「やったー!ヨハネちゃんこのゲームの持ち主でしょう?」
曜「何か憑いてるってレベルだね」
千歌「ちょっと休憩しよー」
梨子「そうだね」
ワチャワチャ
千歌「そいえば……ベランダからはなにか見えるのかな?」
スタスタ
善子「?」
千歌「わ……月がきれー……オーシャンビューってやつだ」
千歌「えへへ……」
善子「緋色なら、悪魔が降りてきそうね」
千歌「善子ちゃん」
善子「なにしてるのよ」
千歌「ちょっと休憩」
善子「負けすぎだものね」
千歌「善子ちゃんには言われたくないよ」
善子「なによっ!」
千歌「ふふっ」
千歌「………」
千歌『好きだよ』
善子「っ」ドキドキ
善子(わ、わたしっ……)
善子「ねえ千歌さん」
千歌「千歌」
善子「ぅ……」
善子「ち、千歌……///」
千歌「なあに?」
善子「その……えっと、あの恋人ごっこは……どうなったの?」
千歌「ん? ああ、あれは善子ちゃんがそっちの方が入り込みやすいかなーって……馬鹿だったよね」
善子「そ、そんなこと」
千歌「どうだった? ちょっとは出来てたかな!?」
善子「ま、多少はね」
千歌「そっか、それなら良かった」
千歌「じゃ、恋人ごっこは終わりってことでっ! 変なのに付き合ってくれてありがね」
善子「え」
善子「……おわり?」
千歌「うん」
善子「……そう」
善子「――わたし、あなたのこと許してないから」
千歌「っ………」
善子「いくら優しくして貰ったって、絶対無理やりされたこと、忘れないから」
千歌「……ごめん」
善子「でも、本当に感謝、してる……。あの後私のために色々してくれたのは事実だし……楽しかったし、ほんとに嬉しかった」
善子「だ、だから……そ、その」
千歌「?」
善子「もっと……一緒に、いろいろ……」ボソボソ
千歌「え、えっと?」
善子「だ、だからその……っ、あれは仮契約だったわけでしょ!?」
千歌「う、うん」
善子「お試し期間は終わりってことよね……じ、じゃあ……」
善子「――正式、契約……は?」カァァアアアアアッ///
千歌「え!?///」
千歌「そ、それって……」
善子(わ、わたしなに言って……っ!! 女同士よっ、色々しちゃったけど、あれは間違いっていうかっ!!!)
千歌「千歌と付き合――」
善子「――リトルデーモン一号として、これからもってこと!!!」
千歌「り、リトルデーモン?」
善子「そう……だから、あなたは記念すべきヨハネの第一号のリトルデーモンに正式決定されたのよっ!!」
千歌「う、うん?」
善子「わ、わたしがそれ以外に何かあると思う!?」//
千歌「い、いやてっきり……」//
善子「とにかくっ……これからも、何かあったら誘ったりするからっ、いい!?」
千歌「も、もちろんっ」
善子「そう、それならいいの」
善子(もう私っ、本当に馬鹿みたいなこと言おうとしてたっ……)///
千歌「というか、善子ちゃんに言われなくてもリトルデーモンするつもりだったし!」
善子「え」
千歌「永久保証のサポート付きです!」
善子「え、永久保証……」///
善子「も、物好きねっ……そろそろ中に戻ろ」
千歌「うん」
善子「ねえっ」
千歌「……?」
善子「――千歌……ありがとね」
千歌「……」
千歌「こちらこそっ、本当にありがとう……」
善子「――あ、これからは私もあなたの処理? に参加するから」
千歌「え!?」
善子「当たり前でしょ、一回最後までしたくらいじゃ全然わからない、またいつダメになるかわからないし」
善子「そういう契約、だし?」
千歌「……そうなの?」
千歌(契約内容知りません……)
善子「とにかくあなたは私のリトルデーモン、リリーもいいかもしれないけど私のことたまには選んでよね」
千歌「は、はい」///
ガチャッ
鞠莉「あら、ふたりでハネムーン?」
千歌「月が綺麗だった!」
鞠莉「おーっ、果南私たちも見に行く?」
果南「暑いから離れて」
花丸「また負けたずら……」
善子「相変わらず下手ねーずら丸は」
花丸「まだ善子ちゃんとは戦ってないよ」
善子「目に見えてるわね」
曜「ねえねえこれ食べる?」
千歌「なにこれ?」
梨子「食べさせようとしない」
曜「いやー、千歌ちゃんはいけるかなって」
千歌「?」
ダイヤ「ぅぅ……」
千歌「なにあれ」
曜「鞠莉さんが持ってきたけどアメリカのお菓子だよ、甘すぎてダイヤさんはダウン」
曜「ルビィちゃんは大丈夫みたいだったけど」
ルビィ「おねえちゃん、大丈夫?」
ダイヤ「ねっとりと舌にからみつく人工的な甘み……うぅ」
梨子「私も二度と食べたくない……」
千歌「……やめとく」
鞠莉「――ほーらちかっち、マルちゃんとヨハネちゃんと勝負しないとっ!」
千歌「え?」
鞠莉「これで負けた人は罰ゲームよ♡」
千歌「え……」
曜「なんだろー」
鞠莉「いろんなことカミングアウトしてもらおうかしら」
千歌「そ、それはいやっ」
鞠莉「はいコントローラ持ってー」
善子「ふふ、見えます……地獄の導き手が……」
花丸「……善子ちゃんには負ける気がしないずら」
千歌「わたしも」
善子「なによそれっ!!」
曜「千歌ちゃんがんばってー」
果南「ま、カミングアウトっていうのも聞いてみたいかも」
花丸「ずらぁ……」
千歌「ふふっ……」
千歌「――よしっ、勝負だよ!」
既存部終了
◇――――◇
千歌「うそ……」
善子「ふっ……ふっふっふっ!! 勝った、勝ったわ!!!」
花丸「わぁ……奇跡!!!」
善子「奇跡とは何よっ!!」
鞠莉「そうなんだぁ……へぇちかっちが負けたのね」
千歌「ぅ、なんか悪い顔してる」
善子(良かった勝って……マリーは何言うかわからないから)
曜「すぅ……すぅ」
善子(って、あの人はもう寝てるし)
鞠莉「じゃあちかっちのカミングアウトターイムっ」
千歌「うええ」
鞠莉「ふふふ、じゃあね……ちかっちは当然今は童貞さんじゃないわけよは」
千歌「う、ん」
鞠莉「何人も女の子を鳴かせちゃってるわけだけど……」
ダイヤ「その言い方は……」
ルビィ「鳴かせる……」
鞠莉「ずばり、初めての時はどんな感じだったの!?」
梨子「ちょ、ちょ!?」
千歌「い、言うわけないよ!?」
鞠莉「えー!」
ダイヤ「全く何を聞くのかと思ったら」
果南(鞠莉はほんと興味津々なんだね……)
鞠莉「じゃあじゃあこの中で誰とのセックスが一番気持ちいいの?」
ダイヤ「……」ミミフサギ
ルビィ「ふぇ?」
ダイヤ「ルビィは聞かなくていいの」
千歌「そ、そんなの相手によって違うんだからっ」チラ
千歌(純粋な気持ち良さで言ったらそりゃ、善子ちゃんが圧倒的だけど、それとこれとはっ、ていうか色んな要素があるし)
鞠莉(ふーん……善子ちゃんが気持ちいいんだ……なるほど、やっぱり人によって違うのかしら)
鞠莉「まあまあちかっちは優しいからみんな平等よね♡」
千歌「ほんと、変なこと聞かないでよお……」
ダイヤ「変なことばかり聞いて……夏休みも終わるというのに」
鞠莉「ねー、悲しいよマリーも」
千歌「夏休みが終わる話しないでよー!!」
善子「そ、そうよ!」
ダイヤ「あなた達は当然、夏休み明けのテストも平気なのよね?」
千歌「ぅ、あ、あたりまえ」
善子「ええっ」
ダイヤ「果南さんも」
果南「ぅ……」
善子「お、鬼っ! 夏休みなのにそんな話するなんてっ!」
ダイヤ「鬼とはなんですの鬼とは!」
ワチャワチャ…
曜「すぅ……すぅ……」
梨子「あはは……」
◇――――◇
九月
千歌「はぁぁ、夏休み終わっちゃった」
曜「ほんとだねー」
曜「このけだるい感じー……はーー」
梨子「もう曜ちゃんたら」
曜「ねむいー」
鞠莉「ちかっちー!!」ヒラヒラ
千歌「ん?」
鞠莉「ちょっと来てっ!」
千歌「あ、うん」スタスタ
梨子(また何か考えてそう……)
千歌「どしたの?」
◇――――◇
理事長室
鞠莉「はぁいちかっち座って座って」
千歌「んー……どしたの一体」
鞠莉「ねえねえ、この前聞いたことなんだけど……やっぱり善子ちゃんとが一番気持ちいいの?」
千歌「なっ!?」
千歌「何言ってるの鞠莉ちゃん//」
鞠莉「そういう顔してたわよ?」
千歌「し、してないってば」
鞠莉「えー」
鞠莉「私との時はどうだった?」
千歌「どうだったって……も、もちろん、よかった、けど……///」
鞠莉「けど?」
千歌「いやいや本当に良かったってば」
鞠莉「ふぅん」
鞠莉「ねえ千歌」
鞠莉「あ、あの……私ね、初めてのセックス、だったの」
千歌「ぅ///」
千歌「ご、ごめんなさい」
鞠莉「どうして謝るの?」
千歌「だって、初めては好きな人とが良かったでしょ……私なんかで」
鞠莉「じゃあ――私があなたのこと好きって言ったら、また抱いてくれる?」
千歌「え」ドキ…
鞠莉「――好きよ、千歌」ギュッ…ササヤキ…
千歌「ちょ、ちょ……」////
鞠莉「くす……イッツジョーク、よ」
千歌「もーっ!!!」
鞠莉「そんなに怒らないで」
鞠莉「でも初めてのセックスだったのは本当だし……あんな薬を使った状態だったけど」
千歌「それは鞠莉ちゃんが」
鞠莉「そうなんだけどね」
鞠莉「それって思い返してみるとちょっと切ないと思わない? あの薬の影響か、記憶にモヤがかかってるようなそんな気がして」
千歌「モヤ……確かに、覚えてるんだけど少し霧がかかったような……」
鞠莉「そうでしょそうでしょ」
鞠莉「ねえ……私の初めて、もう一度経験させて? 今度は薬とか無しに……」///
千歌「ごく……ほ、本気?」//
鞠莉「うん……//」ギュッ
千歌「っ……」ドキドキ…
鞠莉「お願い」
千歌(っ、はぁ……鞠莉ちゃん、ほんとにいい匂い……//)
鞠莉「今度の処理で私を選んで?」
千歌「……う、ん」
鞠莉「……」ニタ…
鞠莉(やった、ちかっちゲット……♡♡)
善子「……」ソ-…
善子(な、なにしてるかと思ったら……あんな抱き合って……//)
善子(次の処理はマリーってこと……?)
善子(そっか、そうよね……わたしとはもうする理由なくなったわけだし……)
善子(……)モヤモヤ…
善子(って、私なんで二人の会話盗み聞きなんてしてるのよっ//)
◇――――◇
善子「ち、千歌」
千歌「うん?」
善子「明日はマリーと……するの?」
千歌「え、えっと……一応処理してもらおうかと」
善子「そっか」
善子(私……多分下手だもんね)
善子(処理なんだから上手い方がいいだろうし、マリーはうまそうだし……スタイルもおかしいくらい良いし……)
善子(私としてくれてたのだって、ただの罪滅ぼしみたいなもので……多分今後は選んでくれないわよね……)
善子(レイプした相手となんて、したくないだろうし……無駄な気なんて使わないで気持ち良くなりたいだろうし……)
千歌「どうかしたの?」
善子「ううん」
千歌「?」
善子(私がしてって言えば多分私を選んでくれるけど、でも……それは弱味につけこんでるだけな気がして……)
善子(て、ていうかなによっ! 私が千歌とえ、えっちしたくてたまらないみたいじゃないっ//)ブンブンッ
千歌「じゃあね善子ちゃん、また明日~!」
善子「あ、うん」
善子「……」
◇――――◇
鞠莉「あむ……んーデリシャス」
鞠莉「ちかっちまだかなー」
果南「鞠莉から声かけたの?」
鞠莉「どう思う?」
果南「そう思ってなかったら聞かないよ」
鞠莉「そうよね。何回してもちかっちの表情が可愛いし、ちかっちのアレも可愛いから楽しいんだもの♡」
果南「玩具じゃないんだからさ……」
鞠莉「わかってまーす」
果南「鞠莉は楽しんでるかもしれないけど、千歌はほんとに苦しんできたんだから」
鞠莉「……」
鞠莉(苦しんできた、か)
鞠莉(確かに、あんな身体で……)
果南「その気持ちだけは、弄ばないでね。そしたらいくら鞠莉だって許さないから」
鞠莉「ええ」
鞠莉(私は、間違ってたのかな……思えば自分のことばかり。ちかっちの気持ちなんて考えないで、自分のことばかり……)
鞠莉「あなたは千歌のことが大好きなのね」
果南「当たり前だよ」
鞠莉「そう……妬けちゃうわ」
果南「鞠莉のことも好きだって」
鞠莉「知ってる」
果南「そっか」
千歌「あ、二人ともー」
鞠莉「来た来た」
鞠莉「じゃーちかっち行こっかー?」ギュッ
千歌「う、うん」エヘヘ…///
鞠莉「……」チラ
果南「!」
鞠莉「……」クス…
スタスタ
果南「む……」モヤ
果南「なにさ鞠莉……わざわざ見せつけるような。自分の部屋で待ってればいいのに、わざわざ私のとこまで来て」
果南「千歌も千歌だよ、あんなデレデレして……」
果南「はぁ、何こんな揺さぶられてるんだろ……」
果南「今日は二人、えっちするのかな……」
◇――――◇
ホテルオハラ
鞠莉「ふー……シャワー浴びる? それとも浴びて来た?」
千歌「……あ。浴びてきたよ」
鞠莉「なんか緊張してる?」
千歌「え!? そ、そう、かも。えと……なんか、鞠莉ちゃんの部屋って……ホテルなんだけど、いやホテルなのはいいんだけ、ど……その、なんていうか、今日そういうことしに来てるから、あの」
鞠莉「ラブホテルみたいって言いたいの?」
千歌「っ///」
鞠莉「行ったことある?」
千歌「ない、けど……」
鞠莉「そうなんだ、色んな女の子とえっちしすぎて常連さんなのかと」
千歌「そ、そんなわけないじゃんっ//」
鞠莉「ふふ、そうよね」ズイッ
千歌「//」
鞠莉「じゃあ、始めましょうか」サワ…
千歌「ぅ」ゾクク…
鞠莉(相変わらずいい貌……これだから辞められないのよね♡)
鞠莉「溜まってる? ちかっちの身体の中にドロドロのが溜まってるのよね?」
千歌「……////」カァァアアアア…//
鞠莉「さ、気持ちよく出しちゃいましょ」スッ
千歌「鞠莉ちゃん……それ、なに?」
鞠莉「……はいじっとして」スルスルッッ
千歌「へ!? なんで目隠しっ……」
鞠莉「こうした方が気持ちよくなれるのよ? じっとしてて」サワワ…
千歌「ふ、っぅ……」
鞠莉「そう、リラックスして……」サワ…サワ
千歌「ぅ、ぁ」ムクムク…
鞠莉「うふ、こんな可愛く皮被ってるのに……おっきくなるんだもの不思議よね、早く私に見せて?」チュ…
千歌「ん、ぅ……やっ、まりちゃ……」ハァハァ…
鞠莉「どうされたい? 言ってくれないと分からないわ」
千歌「っ」
鞠莉「言ったわよね私。素直な子が好きなの」サワサワ…
鞠莉(ちかっちの先っぽからもうカウパー……♡興奮してるのね♡)
千歌「しこしこ……して、ください……♡鞠莉ちゃんの手で……♡」ハァハァ…♡
鞠莉「それだけ?」
千歌「胸も、お口も……使って欲しい、の♡……はぁ、はぁ……♡」
鞠莉「……それだけ?」ササヤキ…
千歌「……っぅ♡まりちゃんの、膣内……いれ、たい……えっち、したい……よ」
鞠莉「うふ♡ちかっちは欲張りさんね……大丈夫よ、させてあげるから♡」サワサワ…
千歌「はぁ、はぁ」
千歌(目隠しされると、何されるかわかんなくて、やば、い……)
鞠莉「ちゅ……んっ……じゅぶ」
千歌「ひ、ぅ……」
鞠莉「ほら腰引いて逃げない」
千歌「はっ、はっ」
鞠莉「カウパー多すぎて苦いわ♡」
千歌「ごめ、なさ……♡」
鞠莉「はぁ……♡おっきくなったわね♡ここ、先っぽすごくパンパン……ちかっちのって先っぽがほんとにおっきいわよね」ツンツン
千歌「し、らない」ビクッ
鞠莉「弱点丸わかり……♡あむ……んっちゅ……♡」
千歌「ふっ、ぁ……や、きも、ち……♡」
鞠莉「んぐっ……ちゅっぷじゅる」
鞠莉「ぷは……ふふ」チロ…
鞠莉(柔らかくなったり硬くなったり手の中でびくびく震えたり……ちかっちには悪いけれどほんとにコレ、面白い……♡ずっと弄ってたい♡)サワサワ
千歌「あ、ぅ……で、ちゃう……」
鞠莉「連続で出来そう? 連続はちかっちの身体にかなり負担かかるから出来ればやめなさいってダイヤから言われたんだけど」
千歌「ん、と……やめた方がいい、かも」
鞠莉「……む」
鞠莉「まあいいわ」
スッ
千歌「――!?」
鞠莉「ちょっと目隠しいきなり取らないでよ」
千歌「ま、鞠莉ちゃんいつの間に下着に」///
鞠莉「ん? ふふ」プルン…
千歌「鞠莉ちゃんのって、ほんと、おっきい、よね……」カァァアアアッ///
鞠莉「ありがと♡」
千歌「さ、触っても、いい……?」
鞠莉「へ?」
フニッ
鞠莉「ふぁ……♡」
千歌「あ、ごめ……」
鞠莉「う、ううんっ//」
鞠莉「……」
千歌「……」
千歌「さ、触っていい?」
鞠莉「そんなに、触りたいの?」//
千歌「……」コク…
鞠莉「おっきい方が好き?」
千歌「…………う、ん///」
鞠莉「……そ、それなら///」
千歌「……」ソ-…
フニ…フニ♡
千歌「っ♡」
鞠莉「ふ、ぁ♡ぅ♡」
千歌「はっ、はっ♡すごい、……♡おっ、きい」フニフニッ…
鞠莉「っ……ぅ」ビク…ビク
千歌「はぁ、はぁ♡」
千歌(鞠莉ちゃん……前回もそうだったけど、される方は慣れてない? 顔真っ赤たまし、なんか震えてるし……)
千歌「鞠莉ちゃん」
鞠莉「な、なあに?」
千歌「緊張しなくても平気だよ?」ギュッ…
鞠莉「っ」ドキッ…
鞠莉「き、緊張なんてしてないわよっ」
鞠莉「ただ……ううんなんでもない」
鞠莉「も、もう挿れたいなら挿れてもいいのよ?」
千歌「ん? だめだよ何も前戯とかしてないのに……今したら痛いだけだよ」
鞠莉「あ」
鞠莉(な、なによセックス……な、慣れてるからって///)
千歌「ちゅー……していい?」
鞠莉「///」コク…
千歌「ん……ちゅ……」
鞠莉「ちゅ……んっ、ちか」ビク…
千歌「まり、ひゃ……ちゅっ、んむ♡」
千歌(さっきまであんなに話してたのに、口数減って可愛い……♡)
千歌「ぷは……えへへ」
スルッスル…プルンッ
鞠莉(っ、下着脱がすの自然すぎて)//
千歌「……」サワワサワワ…
鞠莉「ふ、ぁ♡」
千歌「おっぱい敏感?」フニフニ…
鞠莉「知らないっ、てば」
千歌(改めて見るとすっごく綺麗……♡)
千歌「ここは?」クリッ
鞠莉「ひんっ♡」
千歌「先っぽ敏感なんだね」ササヤキ
鞠莉「……」カァァアアアアアアッッ///
モニュモニュ…クリックリッ…
鞠莉「んっ……ぁ、やっ……ま、まって」
千歌「?」
鞠莉(な、なによこんなに、リードされて……//)
千歌「痛かった?」
鞠莉「……」フルフル…
千歌「じゃあ……痛かったら言ってね?」バサッ
鞠莉「っ」キュン…ドキドキ
鞠莉(わたし、なんでこんな//)
サワワ…
鞠莉「ひ、ぅ」
千歌(やっぱりそうだ……鞠莉ちゃんされるの全然慣れてない……♡するときはあんなに上手くてノリノリなのに、される側になるとこんなに、女の子っぽくなって……♡かわいぃ……♡)
クチッ…クチッ…
鞠莉「んっ……あっ♡ちかっ♡」ビクビク
千歌「ここ、すごいね……♡」グチャ…
千歌「鞠莉ちゃんの声聞きたい」クチッグチッ…
鞠莉「ん、ぁっ♡っぅ♡♡♡」キュンキュン///
千歌(外はかなり敏感みたいだけど……膣内はどうなのかな……)
クチッ…ググ
鞠莉「ぁ♡ま、まって」
千歌「?」
鞠莉(ぅ、うう、されっぱなし……)
千歌「大丈夫だよ、怖くないから……ね? 誰だって初めてなことはあるんだから、千歌に任せて?」ニコ…♡
鞠莉「……///」コク…ドキッ…
ググッ
鞠莉「っ、ぅ……♡ぁっやっ♡」
グチッグチュ……♡
鞠莉(なに、これ……♡人にされるの、こんなっ)ビク…♡
千歌(あ、鞠莉ちゃん膣内も敏感なタイプか……♡あの薬使わなくてもこの反応……♡)
グチュグチュッ…
鞠莉「あっ♡だめっ♡だめ……♡」
千歌「ここほんとにすごい……♡」
鞠莉「……っ♡ぅ♡」ハァハァ…♡
ツツ-…
千歌「……♡」
千歌「ね、そろそろいい、かな」ビンビンッ…
鞠莉(っ♡ちかっちのさっきよりもっと先っぽ膨らんで……あんなにおっきく///)
鞠莉「あ、あの……わたし」
千歌「?」
鞠莉「前みたいに――優しく……して//」
千歌「っ////」キュンキュン//
千歌「ハッ……ハッ♡」
千歌(色々、やば、い♡)
千歌「大丈夫だよ鞠莉ちゃん、私に任せて?」
鞠莉「……」コク…///
千歌「んっ……はっぁ♡」ヌリュ…ヌリュ……ヌププ…
鞠莉「うぅぅ……♡♡」
千歌「ん、は……入ったよ?」
鞠莉「っっぅ♡」ビクビク…
千歌「はぁ、はぁ……やば、い」
千歌(前はお薬のせいでわけわかんなくなってたけど、鞠莉ちゃんはふわふわなタイプ、だ……蕩けそぉ……///)
鞠莉「はっ♡ひっ……ぅ」
鞠莉(ちかの、熱いのがわかる♡これ、すごい……♡)
千歌「うごく、ね♡」
ヌプッヌプ…
鞠莉「んっぅ♡♡♡」
千歌「はぁぁ……♡♡」ピタッ
鞠莉「ち、か?」
千歌「ごめ……きもちよく、て」
鞠莉(男の人と違って、気持ちよすぎて動くのも実際は難しいはずなのに……)
千歌「鞠莉ちゃん……♡」
鞠莉「ちゅ……ちゅぅ、ん♡♡」
グチユグチュッヌプッヌプッ
千歌「はぁぁ……♡あっ♡ひっ、きも、ち♡♡」
鞠莉「はっ♡ぁ♡」
千歌(どこが一番いいんだろ……奥?)ヌププ…♡
鞠莉「っっぁ♡」
鞠莉(ちかっちの先っぽの形……わかる♡♡)
千歌(はぁ、ふわふわ♡浅いところは、どうかな?)ググ
鞠莉「――ふぁぁぁあっ♡」
千歌「はぁ♡はぁ……みーつけた♡」
鞠莉(な、なに今の。自然に声が……)
ヌプ…ヌプ
鞠莉「んっぅ♡ちかっ、ぁっ♡ちかぁ♡」
鞠莉(なにこれ、なにこれっ♡)
千歌(鞠莉ちゃんの顔一気に蕩けはじめてる……♡ここ、浅いところきもちーんだ♡♡)
鞠莉「はっ……は♡ち、か♡」
鞠莉(全身が、蕩けちゃいそ……なにこれなにこれっ♡)
千歌(鞠莉ちゃんきもちよくなってくれてる……♡もっと声聞きたい……♡)
鞠莉(ちかっちに抱きしめられてキス、されて……♡これが、せっくす……セックスって、こんなに、きもちいいんだ……♡)
千歌「はっ♡あむ♡んっ♡もう、でちゃ、いそ♡いい? 鞠莉ちゃんの膣内でだしていーい?」ウルッ…ハッハッ…
鞠莉「ええ……♡好きなだけ、だして♡」
千歌「っっ♡」ギュッ…パンパンッギシッギシッ
鞠莉「あっ♡っっぅ♡あっ♡やっ♡ちか、ちかぁっ♡♡」
千歌「あ、で……でる♡で、る」
千歌「――んんっっっぅぁぁ♡♡♡♡」ビュッビュッビュツルルルルルルルルツッ…
千歌「はー……っ♡はーっ♡♡」ピュ…ピュ…
千歌「ん、ぁ」ビクビク…グッタリ…
鞠莉「はぁ……はぁ♡」ギュッ…ナデナデ…
千歌「んっ、鞠莉ちゃ……♡」
千歌(鞠莉ちゃんの胸の中に顔埋めるの……安心する……)
鞠莉「ふふ、お疲れ様ちかっち」ナデナデ
千歌「はっ、はっ♡」
鞠莉(やっぱり射精はかなり負担かかるのね……ぐったりして全然動けなそう……)
鞠莉(赤ちゃんみたいで可愛い……でも、私はさっきまで思い切りリードされて……)
鞠莉「落ち着きそう?」
千歌「ん……も、ちょっと……えへへ、きもちよかったよ」
鞠莉「っ」キュン
鞠莉「ええ、私も」ナデナデ
千歌「……」ギュッ
鞠莉「ね、ねえちかっち……」
千歌「なあに?」
鞠莉「あなた、よく"卑怯"だって言われない?」
千歌「へ? 卑怯?」
鞠莉「誰にでもそんな風に笑うの?」
千歌「うぇぇ、なんのことか」
千歌「わかんないけど、でも……鞠莉ちゃんとこうしてたら自然に幸せな気持ちになるし……普通じゃない、のかな?」
鞠莉「そう……」
鞠莉(そういうところなんだけど)ナデナデ…
ヌプ…
ドロォ…
千歌「……」フキフキ…//
鞠莉「ねえ、ちょっとだけこうしてましょう?」ゴロン…
千歌「うん……」//
千歌(鞠莉ちゃんとハダカでベッドの中って、なんか、すごい、な///)
鞠莉「……ちかっちに聞きたいことがあって」
鞠莉「……あなたの身体を玩具みたいに扱ったこと、どう思ってる?」
千歌「え」
鞠莉「正直今日もそうだったんだけど、あなたのソレが面白くて……ちかっちが可愛い声で鳴くのが面白くて可愛くて……ずっとあんな風にしてたんだけれど」
鞠莉「ほんとに失礼だったかもって、急に……つい昨日までは玩具ゲットなんて思ってたのに」
千歌「鞠莉ちゃん……」
鞠莉「本当のところはどう、思ってるのかなって」
千歌「全然気にしてないよ! 確かに鞠莉ちゃんには色々されたし、遊ばれてたって言われてもそうだったかもって思うけど……それでもこんな風に鞠莉ちゃんと一緒のベッドにいることも私の身体がこんなだからなわけだし」
千歌「もちろん、今でもちゃんとした女の子になりたいけど……どうせコレは消えるんだし、開き直った方がいいなって」
千歌「むしろ、こんな私のことを見捨てないで……今でも私と一緒に居てくれるの、ほんっとーに感謝してるんだよ」
千歌「だからね、ありがとう鞠莉ちゃん」ニッ
鞠莉「っ///」
鞠莉(ほんと、あなたは……)
千歌「どーしたの?」
鞠莉「ううん、ほんと、あなたが男の子だったら絶対好きになってたなって」
千歌「なっ////」
千歌「何言ってるのさ鞠莉ちゃん///」
鞠莉「ふふ、冗談じゃないんだけれど」
千歌「もー……で、でも私が男の子だったら……絶対鞠莉ちゃんのこと気になってる……」
鞠莉「ほんと? 嬉しい」ギュッ…
鞠莉「また私のこと、選んでね?」
◇――――◇
千歌『ねーねー果南ちゃん』
千歌『果南ちゃんてばー!』
千歌『果南ちゃん』
果南「っ!」ムク…
果南「……」
鞠莉「バスの中で眠るなんて珍しい、どうかしたの?」
果南「いや、なんでも」 チラ…
千歌「でね、曜ちゃんがね」
千歌「それで梨子ちゃんがー」
果南「……」
果南(わたし、何考えてるのかなあ……)
果南「この前はどうだった?」
鞠莉「あら、どうして聞きたいの?」
果南「千歌に変なことしてないか確認」
鞠莉「あら酷い」
鞠莉「でもそうね、あまり饒舌に話すとねっとりしすぎちゃうからってのもあるから言えないけど、幸せだったって言えばいい?」
果南「へ、へえ」
鞠莉「あの子は罪な子ねえ……キラキラの笑顔になんでか、引き寄せられちゃうんだもの」
果南「……」
鞠莉「果南もそうなんじゃない?」
果南「そりゃ、そうだよ」
鞠莉「果南はずっとちかっちと一緒に居たのよね?」
果南「……うん」
鞠莉「でもなんでか――あんまりそういう感じしないっていうか」
果南「っっ」
鞠莉「曜は当然として、梨子の方がよっぽど幼馴染みたい。幼馴染をどう定義するかによるとは思うけどね」
果南「そんな話……鞠莉に何の関係があるのさ」
鞠莉「うじうじしてる友達のお尻を叩くのが悪いこと?」
果南「……」
鞠莉(曜といいこの辺り育ちの子はなんでみんなこうなのかしら)
◇――――◇
千歌「今度沼津の方行こうよ」
曜「何か買いたいの?」
千歌「靴が欲しいのー!」
梨子「靴かぁ、確かにまだ暑いけどもう秋靴持ってないとね」
果南「……」
果南(そっか。沼津行くのかな)
果南(昔なら……私に声かけてくれたかな)
果南(だめだ……なんで私は昔のことばかり……。千歌だって成長して、私だって成長して……世界が広がるのは当然で)
果南(千歌ばかり前に進んで、私は)
果南(あのときの私は間違ってたのかな。千歌に我慢させず、たくさん気持ちよくさせてあげた方が良かったのかな。……千歌にとったら我慢させられるのなんて本当に嫌だっただろうし辛かったはず……自分の時間を犠牲にして尽くしてくれた曜達への想いが強くなるのは当然)
果南(……でも私は千歌のことを想って……)
果南(だめだめ、こんなことばかり、考えて)
千歌「果南ちゃん」
千歌「果南ちゃん!」
果南「え!? ど、どうかしたの?」
千歌「今日練習終わったら果南ちゃんち行ってもいーい?」
果南「え、な、なんで?」
千歌「んー? 暇だからっ」
果南「暇だから……」
千歌「え、へ、変かな?」
果南「う、ううん全然……わかった、いいよ」
鞠莉「あらあら」
◇――――◇
千歌「んー……」ポチポチ…
果南「……お茶いる?」
千歌「ありがとー!」
果南(なんか……こうやって千歌が私の部屋にいるの慣れないというか……なんでかな)
果南(昔はずっとこうしてた気がするな)
果南「……」
千歌「果南ちゃんて、秋服持ってる?」
果南「え?」
千歌「千歌全然持ってなくって。お下がりばっかりも嫌だし……今度買いにいこーよ」
果南「で、でも……曜達と一緒に靴を買いに行くんでしょ?」
千歌「一回で決められないよー、靴は今回下見して、お洋服も見たいの」
果南「そ、そっか。なんで、私と?」
千歌「え?」
千歌「……千歌とじゃ嫌?」
果南「そ、そうじゃなくって!」
千歌「……だって、果南ちゃん最近変な気がして」
果南「え」
千歌「千歌が果南ちゃんと一緒に居たいなって思っても、さっきみたいになんで、なんでって……私は果南ちゃんとお話したり遊びに行ったりするのに理由なんて考えないから……だから、だからね、さっきもお洋服買いに行きたいなって理由作ったんだよ」
果南「ちか……」
千歌「洋服見たいってのも本心だけどねっ」ニシシ
果南(……変わったのは、わたし、なのかな……)
果南(勝手に離れていっただなんて感違いして、千歌と一緒にいることに理由ばかり探して……)
果南「うん……じゃあ明日行こっか」
千歌「うんっ!」
千歌「あ、あとね」
果南「うん?」
千歌「明後日の処理……お、お願い、出来ないかな……」///
果南「へ?//」
千歌「い、忙しくなかったらで、いいんだけど! でも……果南ちゃんがいいなって……」ウワメ…
果南「///」
果南「わ、わかった……!! うん、いいよ」
千歌「ほんとお? えへへ」ギュッ…
果南「……」ナデナデ…
◇――――◇
千歌「ばいばーいっ!!」
果南「ばいばい!」
果南「ふぅ……」
鞠莉「随分満足そうな顔ねえ」
果南「鞠莉」
鞠莉「にやけが止まらないって感じ……何かあった?」
果南「べ、別に」
鞠莉「もしかしてちかっちに処理を頼まれたからとか」
果南「なっ///鞠莉が何か言ったの!?」
鞠莉「ううん、何にも」
鞠莉「ただ純粋にちかっちが果南にしてもらいたかった――それだけじゃないの?」
果南「っ」
果南「そうだね……」
鞠莉「ふふっ」
鞠莉(ほんと、嬉しそうなんだから。今にもにやけちゃいそうじゃない)
◇――――◇
沼津
千歌「こっちの方が可愛いよー!」
果南「えー、でも……派手だよ」
千歌「んーそうかなあ……似合うと思うけど」
千歌「でも果南ちゃんてスタイルいいし大人っぽいから、やっぱり大人っぽい服の方が似合うのかな?」
果南「ん……? 善子ちゃんだ」
千歌「へ?」
千歌「ほんとだー! おーい善子ちゃん!」
善子「ふえ!? な、なんであなた達」
千歌「お買い物に来たんだー! 善子ちゃんも?」
善子「え、えっと……そうだけど」
善子「あなた達も?」
千歌「そうなのー!」
善子「そ、そう」
善子(ふたりで……。いや、普通なんだけど……私も千歌と一緒にあんな風にお買い物してたし……)
善子「ご、ごめん私行くところあるから!」
千歌「え!? う、うん」
善子(一人が楽いいって思ってたけど……千歌と二人で見て回るの、楽しかったな……)モヤ…
果南「どこ行くんだろう?」
千歌「うーん?」
千歌「ねね、プリ撮りにいこー!!」
果南「ええ!? ちょ、いきなり」
――
千歌「にーっ!」
果南(やっぱりプリクラ苦手だなあ……)
カシャッカシャ
千歌「えへへどんな感じかなー」
千歌「わーっ、いい感じ! ね!」
果南「やっぱり苦手だよ私は……」
千歌「もースクールアイドルしてるんだから写真苦手なんてだめだよっ」
果南「そ、そうだよね……」
果南「プリなんて久しぶりだったから……」
千歌「そーだね、果南ちゃんとは数も少ないもんね」
千歌「えへへ、いい感じに撮れてるっ!」
果南「ふふ、そうだね」
◇――――◇
千歌「あむ……んーっ」
果南「全部食べられそう? 食べられなかったら食べてあげるからね」
千歌「平気だよーっ」
千歌「果南ちゃんが好きなこの定食屋さん、久しぶりだーっ」
果南「中学生の時はちょくちょくふたりで来てたもんね」
千歌「うん」
果南「ちょっと船着場まで離れてるけど、千歌と一緒ならその間も話しながら歩けるしいいと思ってたんだ」
千歌「海辺をお散歩しながら話すのってなんかいいもんね」
千歌「高校生になっても来てたの?」
果南「時々ね。誘う子もいなかったし一人が多かったけど」
千歌「へえ!」
果南「やっぱりふたりで食べる方が美味しい」
千歌「……うん」
千歌「ふー……ごちそうさまー!」
果南「ふふ、じゃあ行こっか」
――――
スタスタ…
千歌「らんらんらーんっ」
果南「落ちたら危ないよ」
千歌「そうしたら淡島まで泳いで行くよ」
果南「流石だね」
千歌「でしょー」
千歌「今日はどっちの家?」
果南「千歌の家は無理でしょ、私の家で」
千歌「うん……」
千歌「今日楽しかったよっ!」
果南「私も」
千歌「えへへ」
果南「ふふ」
――
淡島
鞠莉「あ、やっと帰ってきた!」
果南「ん、鞠莉」
千歌「どーしたの?」
鞠莉「ねえねえ今日はこれから処理するのよねえ?」
果南「そう、だけど//」
千歌「//」
鞠莉「果南の家で?」
果南「う、ん」
鞠莉「でもそれじゃあ……声とか我慢しなくちゃでしょ? 不自由なのは辛くない?」
果南「だからって……ら、ラブホテルとかは」
鞠莉「ふふ、果南。私たち友達でしょう?」
千歌「え……」
◇――――◇
果南「い、いやー……お部屋用意してくれるとか、ほんと、悪いっていうか……」ゴシゴシ…フキフキ…
千歌「う、うん……」
千歌(果南ちゃんのバスタオル姿……///)
果南「も、もう興奮してる?」
千歌「え、あっ、いや……だって」
果南「シャワー浴びてきな? 逃げないからさ」
千歌「うん……//」
サアアアアアッッ…ワシャワシャ…
千歌(果南ちゃんとえっち……果南ちゃんとえっち……////)
ムクムク…
千歌「あん、もう……何もしてないのに。収まってよ……」
ガララ……
千歌「ふぅ……」ゴシゴシ
果南「ん……髪の毛洗ったの?」
果南「乾かしてあげる」
ブワアアアアアアッ…
千歌「んー……」
果南(気持ちよさそ)クス…
千歌(バスタオル……果南ちゃんのバスタオル//谷間見えて、る)
千歌(なんで千歌とトップサイズはあんまり変わらないはずなのに果南ちゃんの方がおっきく見えるしブラのサイズも全然上なんだろ……)
千歌(やっぱり引き締まってると違うのかな……おっきい……)
果南(千歌の視線が……//胸見てるの丸わかりだよ……ま、まあ千歌ならいいけど……胸好きなのかな……)
果南「はい、終わり」
千歌「うん」
果南「……じゃあしよっか」
千歌「……」コクッ…
果南「千歌……あのね、がっかりさせちゃうかもしれないけど、今日は最後までするつもり、ないの」
千歌「え、あ……ぜ、全然大丈夫だよっ! そんな、最後までしてもらうなんて、悪いしっ」シュン…
果南(わかりやすいなあ……)
果南「私ね……思ってたんだ。ずっと千歌の気持ち考えてなかったのかなって」
千歌「え……」
果南「私……千歌のこと我慢させたでしょ? あんなに泣きついてきて、あんなに辛そうにしてたのに……」
千歌「……」
果南「千歌があんな表情で泣きついてきたのに、私は何もしなかった。だから善子ちゃんがあんなことになって……」
果南「私は千歌を思いやって、もっと耐性をあげさせたほうが良いって思ってて……今も変わらないんだけど……でも千歌は嫌だったよね、辛かったよね」
果南「――ほんとに、ごめんなさい」
千歌「あ、謝らないでよっ! 果南ちゃんは悪くないよ、果南ちゃんが謝ることなんて何にもないんだよっ! あれは全部私が悪いことだから……」
千歌「簡単に私の処理をしなかったのが果南ちゃんなりの思いやりだって、分かってたし、果南ちゃんが嫌がらせでそんなことするはずないでしょ?」
千歌「私は果南ちゃんのこと、信頼してるから……だから謝らないで?」
千歌「ありがとうね、こんな私を見捨てないでくれて……今でも、側にいてくれて……。それだけでほんとにほんとに嬉しいんだよ」ギュッ…
果南「千歌……うん」ウル…
果南「ごめん……だから今日もちょっと千歌にとっては……辛いかもしれない。でも、これが私の思いやりなの……話聞いてくれる、かな」
千歌「うん……」
◇――――◇
千歌「ひ、ひとりえっちするの!? 果南ちゃんの目の前で!?」
果南「うん」
千歌「む、むりだよぉ……だって、ひとりえっちしたって出せないもん……」
果南「千歌は"射出"まで行ったことがないってことでいいんだよね?」
千歌「う、ん」
果南「射出っていうのは要治療指定の女の子が唯一まともに一人で精液を吐き出せる手段だけど……精排はほとんどカウパー液だしね」
千歌「聞いたことある、けど……先っぽとか痛くて……出来なかったよ」
果南「そうなの、長い時間おっきくなってると亀頭付近に血液がとにかく流れてきて……ぱんぱんになりすぎて痛くなる。でもその状態でも刺激を与えていると、刺激による射精じゃなくて勃起現象が続いたことによる射精が起こるんだって」
果南「これは痛みに身体が耐えられなくて、快楽より痛みによる危険信号のせいで、脳がリミッターを外すから自分の手で刺激を与えていても射精するんだって」
果南「簡単に言うと普通のマスターベーションとは本質が全然違うんだって」
千歌「ぅぅ……そんな詳しいの」
果南「ダイヤと話し合ったの。もしもまた何かがあった時、一回くらい射出を経験しておいた方がいいって」
千歌「確かに……」
果南「千歌にとって――ひとりえっちは訓練だよ。だから、多分、かなり痛いと思う」
千歌「う、ん……」
果南「がんばれそう……? 私もサポートするし、ほんとにダメそうなら大丈夫だから」
千歌「分かった……やって、みる……」
千歌(またあんな風にいたいのかな……いたいの、やだ、な……)
果南(私はやっぱり卑怯、だな……千歌にこう言えば断れないのを知ってて。もし無事達成出来たら、ううん達成出来なくても今度は千歌の好きなことをさせてあげたいな……)
果南(一気に不安そうな顔に……支えてあげなきゃ)
千歌(でも、果南ちゃんがそばにいてくれるなら)
果南「さ、脱がすね」スルスル…
千歌「ん……」
千歌「ねえ」
果南「?」
千歌「果南ちゃんて――ひとりえっちとかするの?」
果南「ふぇ!?」////
果南「し、しないよっ!」
千歌「ほんとに?」
果南「ほんとに、ほとんどしたことないよ……」
千歌「そうなんだ……」
千歌(他の子がどんな風にするのかみたい……)
果南(こ、これはダメな流れ//)
果南「ほ、ほらいいからするよ」
果南「おっきくするところまでは私がしてあげる」
果南「後ろ向きに私におっかかって」
千歌「ん……」
千歌(やっぱりこう言う風に後ろから抱きしめられて、身を預けるの安心する……こんな風にして眠ってたっけ)
果南「まずはリラックス……大丈夫、これから気持ちいいことするんだからね?」
果南「私がついてるから」ギュ…サワワ……
千歌「ん、ぅ……♡」
サワサワ…
果南「皮、剥いても平気?」
千歌「う、ん」
ニュル…
千歌「う、ぅはっ」
果南(ピンク色で可愛い先っぽ……)
ムクムク…
果南「くす、被ってるところは本当に敏感なんだね」
千歌「だっ、てぇ///」
果南「ん……おっきくなってきたね。ここからは一人でしてみて。見ててあげるから」
千歌「うぅ……はず、かしい」
果南「顔見えてないよ」
千歌(善子ちゃんもこんな気持ちだったのかな……顔見られてなくたって恥ずかしいものは恥ずかしい……でもとにかく、一人でも出来るようにならなくちゃ)スッ…
シコ…シコ
千歌「ぅ、ぁ♡」
果南「ごく……」
果南(皮を上下に先っぽの方までかぶせたり、して……する、んだ///気持ちいいのかな)
果南「ゆっくりでいいからね」
千歌「う、ん」
千歌「ひんっ」
果南(時々敏感な先っぽに手が当たって……一人で身体が跳ね上がって……)ハァハァ…
果南(千歌がひとりでえっちしてるの、こんなに、なんか……なんか///)
千歌「はっ……はっ」シコシコ…
果南「手のペース早くなってきてるよ、もっと速度一定にして興奮しすぎない状態で刺激を続けながら、勃起状態を維持して?」
千歌「ごめ、なさ」//シコ…シコ
果南(千歌の先っぽ、ほんとおっきいな……///。ぐって先っぽ全体が盛り上がってて……付け根はくびれみたいに大きく凹んで段差になってて……。あれ、赤くなってきてる)
果南(先っぽ以外ももうおっきくなって、どんどん血管が浮き出てきてるね……)
果南(千歌のアレがおっきくなったら、途端にいやらしい匂いしだしたし……あの先っぽから出てきてる液体の匂いかな……? 千歌のアレもそうだけどせーえきもほんとに、えっちな匂い強くて、わかりやすくて)///
千歌「はーっ……はっ」シコ…シコ
千歌(果南ちゃんのおっぱい背中に当たってる……果南ちゃん……果南ちゃん……♡)
千歌「ふぁぅぁ♡」ビク…ヌチ…グチャ
果南「!?」
果南「ち、ちか?」
果南(先っぽの、せーえき出てくる穴の辺り、刺激しはじめた/// それ以外にも、裏筋とか、先っぽばっかりいじって///)ギュッ…
果南(千歌の身体びくんびくんて……先っぽは多分ほんとに敏感だから自分で触れてるだけで声抑えられてないし……気持ち良さそう)
千歌「――果南ちゃ……果南ちゃぁん」
果南「うん、なあに?」
千歌「ふぁ♡ふぁっ♡」ヌチュヌチャ…
果南(私のことを呼んでるわけじゃ、ない? も、もしかして私のこと考えなが、ら?)カァアアアアア///
果南「っはぁ、はぁ」
果南(お腹につくくらい反り上がって……千歌の手が先っぽからでる透明なのでぐちゃぐちゃになって……先っぽ刺激するだけでどんどん出てきてる)//
果南(自分で触ってても気持ちいいし、きっと射精に向かいたい本能が手を早くさせて、でも本能が射精をさせなくて、もどかしくて……)
千歌「はっぁ♡あっ♡あっひっ♡」ビクッビクッ
果南(千歌は先っぽが本当に性感帯なんだ///私まで、変な気分に……ほんと、パンパンだなぁ……///)
千歌「――いっ……」ピタッ…
果南「千歌?」
千歌「はっ、はっ……かなんちゃ」
果南「どうしたの?」
千歌「いた、い……」
果南「! そ、そっか。来たね。先っぽもうパンパンになりすぎてるから……」
千歌「ぅ、いたいよ……なんかなんか」ヒクヒク…
果南(パンパンガチガチに膨れ上がった千歌のはそれでもヒクヒク刺激を求めて……別の人からの刺激を求めてる。きっと私が触ったらすぐに大量の精液が溢れ出るんだろうな……)
果南「この状態で続けなきゃいけないの、やってみよう?」
果南「私が手を添えてあげるから」
千歌「はっ、はっ」コク…
果南「そう……ゆっくり……ゆっくりでいいからね? 私の手に合わせて……自分で手を動かすの。そう……さきっぽのところまで、上……下、上……下」シコ…シコ…
千歌「あっぅ♡いたっ、いたいいたいっっ」
千歌「果南ちゃんっ、いたいよぉっ」
果南「っ……がんばって……ね、大丈夫、私がついてるから」
果南(先っぽが……真っ赤に膨れ上がって、ほんとになんか、いたそう……)
千歌「ぅっ……うぅ」ウルウル…シコッシコッ…
果南「……」
千歌「いたい……ぐす……いたい……ぅぅうううっ」
果南(な、泣いちゃって……いたいんだろうな、ごめんね……ごめんね……千歌)
――
15分後
千歌「あ゛あ゛っっ! やらっ、いだいいだいっっ!!!」バタバタ…
果南「だめっ! もうちょっと、きっともうちょっとだからっ!!!」
千歌「はっはっはっ……」
果南「落ち着いてっ……過呼吸になるから……落ち着いて……深呼吸」
千歌「はー……っ。はーっ……」
果南「もう十分膨らんでるから刺激しなくていいの……そう、このままでいいから……がんばって」ギュッ…
千歌「……っっ」フルフル…ギリリリ…
果南(完全に泣いちゃって……いたそう)
果南(お願い、早く……早く……)
千歌「っ……ふ、ぁ……ぁ――でそ……なんか、なんか……ぁ」
果南「!」
果南(千歌のアレがさっきよりヒクヒク震えて……)
千歌「ぅ、ぅ」
果南「大丈夫、大丈夫だから……それに集中して」ギュッ…
果南「私がいるから、ね?」
千歌「……はーっはーっ……」コク…コク…グスグスッ
千歌「あ、でる……でるっで、る」
果南「……」ギュッ…
千歌「――ふぁぁっ!!!!!」ビュッビュッッビュルルルルルルルルルルルルルッッッ!!!!!!!
果南「わっ」
千歌「んっ゛んっぁ゛っぅ♡」ビュクッビュクッ…♡
千歌「ぁ、ぁ゛っ」ビクンッビクンッッ…
千歌「」
果南「――す、すっごい、量……な、なにこれ」
果南「千歌の顔までかかっちゃってるよ……こんなに飛ぶんだ……」
千歌「」
果南「って、ちか!?」
果南(気失ってる!?)
果南「千歌、千歌!!!」ユサユサ
千歌「――んんっ、え?」
果南「はぁ、良かった……一瞬気絶してたよ」
千歌「あ、わた、ひ……」
果南「ほら、こんなにいっぱいだせたね、いい子だね♡偉い偉い」ニチャア…♡
果南「くす、顔まで飛んじゃってるもん」
千歌「ぁ、ぅ」//
果南(こんなドロドロなせーえきが出たんだから当たり前か……)
果南(ほんとに千歌のは生臭い匂い強くて……えっちな匂い……これが千歌の身体からでるんだもんね///)
千歌「ぅぅ、くさい……ごめんなさい……こんないっぱい、だして……」ウル
果南「気にしなくていいの」
フキフキ…
千歌「ん……千歌、出来た?」
果南「うん、もう大丈夫だね。何かあったら、辛いかもしれないけどこれで一人で出来るね」
千歌「果南ちゃんがいてくれたからだよ……こんな痛いの……」
果南「そんなことないよ、千歌はもう一人でも出来る。でも……痛かったよね、これは本当に追い込まれた時だけにしようね」
千歌「……うん」
千歌「ぐす……痛かったよぉ……ぅぅ」
果南「ごめんね……」ギュッッ…
千歌「うん……だいじょぶ、果南ちゃん居てくれたもん……」
果南「……そっか」
果南「疲れちゃったでしょ? もう寝よっか」
千歌「う、ん」ウトウト…グッタリ…
果南「電気消すね」
パチツ…ゴロン
千歌「果南ちゃん」ギュッ…
果南「ん?」
千歌「呼んだだけ」
果南「そっか。ねえ……千歌、ごめんね本当に」
千歌「ううん果南ちゃんが千歌のこと思ってくれていたの、伝わってるから」
果南「ありがとう……」ギュッ…
千歌「だから今日はこうしてたい」
果南「うん」
果南「ね、ねえ千歌」
果南「もし、もし……私で力になれるなら……処理の時に私に声、かけてね。そしたら、千歌のしたいこと――シていい、から」
千歌「ほ、ほんとう?」///
果南「う、ん」//
千歌「じゃ……今度お願い、したいな?」///
果南「おっけー」
千歌「……」ギュッ…
千歌「おやすみ」
果南「うん、おやすみ」
◇――――◇
鞠莉「ハローお二人ともー! 昨日はお楽しみだった? お楽しみだったの?」
果南「お楽しみじゃありません、訓練してたの」
鞠莉「?」
――
鞠莉「えーつまんない……」
果南「つまらなくてもいいの」
鞠莉「じゃあセックスはしないの?」
鞠莉「ちかっちとのセックス気持ちいいのに……果南にも味わって欲しかったからお部屋貸したのに」
果南「///」
果南「ごめん……次選んでくれたら、って話し合ったんだけど」
鞠莉「へーっ。果南ちゃんも年下の幼馴染に抱かれてセックスする気満々てことでいい?」
果南「言い方っ//」
鞠莉「もーそういうことなら言ってよー! 次もお部屋貸してあげるからっ、ね?」
◇――――◇
曜「んー……それって、千歌ちゃんとまたしてみたいってこと? それとも、遊びに行きたいってこと?」
善子「へ」
梨子「どっちもじゃないかな?」
曜「あー……」
善子「ちょっとあなた達何勝手に想像してるのよっ!///」
曜「いやだって……なんていうか善子ちゃんがちかちゃんの話すると恋する乙女みたいで」
善子「なっ!?」
善子「わ、私はあの人のこと許してないしそんなわけないのっ! リトルデーモンなんだから、遊びに付き合ってくれるのなんてとーぜんよねって話してただけじゃないっ!」
ワ-ワ-ッッ
梨子(ほんと、よっちゃんが良い子で良かったね……)
千歌「――おはよーみんなっ!」
曜「あ、おはよー」
善子「っ」
千歌「善子ちゃんもおはよー」
善子「お、おはよ////」
善子(な、なによ! 二年生二人が変なこと言うからっ///)
千歌「?」
千歌「どーかしたの?」
善子「なんでもないわよっ!!」///
千歌「んん?」
◇――――◇
千歌「なーんか善子ちゃんの様子が変なんだよなー……」
千歌「なにかしちゃったかな……うぅ、やっぱりまだ怒ってるかな」
梨子「多分だけれど……千歌ちゃんがよっちゃんと擬似恋人なんてしちゃったからだよ」
千歌「?」
曜「あー……」
千歌「え、どういうこと?」
梨子「まあ実際はただの友情だとは思うけど……」
千歌「??」
梨子「もういいよ……全く」
曜「あー……なるほどね」ジト…
千歌(な、なんでこんな冷たいの……)
梨子「で、次の処理はどうするの?」
梨子(どうせよっちゃんのこと選ばないんだろうなあ……)
千歌「んー……また――3人とか、だめ?」
曜「へ!?」///
梨子「なっ……//」
千歌「その、すっごく良かったからっ、忘れられなく、て……」
千歌「……」///
梨子(よっちゃんを選ばないどころか、また、3人!?)
梨子「ごく……」
梨子(また、曜ちゃんと……)チラ
曜(また、梨子ちゃんと……)チラ…
梨子「///」
曜「//」
千歌「////」
善子(さ、ささささんにんで!?)
善子(えっと、えっとさんにん……さんにん……)
善子(二年生が何話してるかと思えば、そ、そんなこと///)
善子(毎回毎回あんなこと話してるの……?)
◇――――◇
鞠莉の部屋
鞠莉「んっ……♡ぁ♡」クチッ…クチッ…
鞠莉「はぁ、はぁ……ちかっ、ち……♡」
鞠莉「ん……」
鞠莉「――はぁ……なんかちがう」
鞠莉「一人で気持ちよくなったところ触っても……あの時とちがう……場所は同じはずなのに」
鞠莉「やっぱり千歌としないとだめなのかしら……」
鞠莉「気持ち良かったな……♡またしたいし……ちかっちに声かけちゃいましょっ!!」
◇――――◇
鞠莉「ちかっちー!」ギュッ
千歌「わわっ」
千歌「どーしたの?」//
鞠莉「次の処理、私がしてあげるわよ?」
千歌「え、あ、でも」
鞠莉「ね? また私と――セックスしよお?」ササヤキ
千歌「ふぇ!?」///
鞠莉「ね、ね? また二人で気持ちよくなろうよ!」ムギュ…
千歌「ちょ、ちょっと学校だからっ」ズイッ
鞠莉「んふふ、興奮しちゃう?」
千歌「もうっ……で、でも次の処理は決まってて」
鞠莉「えー……誰?」ムス…
千歌(うぅ、鞠莉ちゃん良くも悪くも素直すぎる、から//てことは私とのエッチが良かったってことなのかな//)
千歌「曜ちゃんと梨子ちゃん……」
鞠莉「?」
鞠莉「3人でするの!? わお」
鞠莉「ねっ、じゃあ今度三人でもいいから混ぜてよっ!」
鞠莉「ね、ね? 気持ち良かったの、ちかっちとするのっ!」エヘヘ
千歌「////」
千歌「うぇぇ……か、考えとく……」
鞠莉「約束なんだからっ!!」
千歌(鞠莉ちゃん、素直すぎるというかなんというか///一番スタイルいいのに、あんなくっついてきたり、えっちな言葉言ったり、心臓に悪いよぉ……)
◇――――◇
善子「……」ポチポチ…
善子「これ、千歌と一緒に遊びに行った時の」
善子「……べ、別に遊びに誘うくらい普通よね?」
花丸「善子ちゃん?」
善子「わーっ!!」
花丸「千歌ちゃんとの写真?」
善子「ち、ちがうってばっ」
花丸「え、でも」
善子「な、なんでもないのーっ!!」ダッ
花丸「……?」
善子「な、なによ……」
千歌「――だーれだ!」
善子「ふぇ///」
善子「ち、千歌」
千歌「あったりー!」
千歌「えへへ、善子ちゃん最近なんか変な気がするけどどうかしたの?」
善子「変……?」
千歌「うん気のせいだったらいいんだけど……何かまた千歌ができることあったらなって」
善子「……」
善子(また変な心配ばかり……べ、別に遊びに誘うくらい普通じゃないっ)
善子「ね、ねえ……週末とか、近いうちに……あ、遊びにいきましょうよ。また……夏休みのときみたいに……」
善子「り、リトルデーモンなんでしょ!! 私にお供しなさ――」
千歌「ごめんっ!!」
善子「え」
千歌「ちょっと……今月は……」
善子「…………ぅ」
善子「あ、あっそ誘った私が馬鹿だったわ」クルッ
千歌「あ、ちょ……」
千歌(今月ピンチだからどこも行けないよぉ……)
善子「…………」ウル…
善子(なによなによ……っ、け、結局私と色々遊んでたのだって、嫌々だったってこと!? あれ以降全然選んでくれないしっ、もういい……っ)
◇――――◇
千歌(なんだったんだろー……千歌、何かしちゃったかな……いや、断ったのがまずかったってことだよね……)
千歌(今度善子ちゃんを誘ってあげないと……せっかく誘ってくれたんだから)
千歌(はぁ、でも今お金ないしなぁ………)
曜「……」コク…コク…
千歌(曜ちゃんまた授業中に寝てる……かわいい)
千歌(あ、そういえば……もうちょっとしたら中間テストか……中間テストの前にも模擬テストみたいなのもあるし……)
千歌(ま、なんとかなるかっ!)
千歌(わたしも寝よーっ!)
千歌「くかー……」
曜「んぅ……」
梨子(また二人して寝てる……大丈夫なのかなあ……)
梨子(そういえば……明日は千歌ちゃんと曜ちゃんと……///)
◇――――◇
鞠莉「ねえ」
果南「なに?」
鞠莉「――ちかっちとセックスしたい」ムス…
果南「ぶっ……な、なに言ってるの!?」
ダイヤ「鞠莉さん?」
鞠莉「だってさー……うーん、選んでくれないかなあ」
ダイヤ「あなたねっ」
鞠莉「ダイヤには分からないからダイヤの話なんて聞きませーんっ」
ダイヤ「む……だとしても、あなたが良くなるためにするのではなくて、千歌さんの処理のためだということを忘れないで」
鞠莉「わかってるってば」
鞠莉「でも――気持ちいいものは気持ちいいって言って何が悪いの?」
ダイヤ「き、きもち……///」
果南「//」
鞠莉「だってそうよ、ダイヤのお父さんとお母さん達だって、気持ちいいことしたからダイヤがいるんだよ? しかもルビィちゃんもいるから最低二回も!」
ダイヤ「そ、そんなことわかっているわ。だからってどこかしこで言っていいことじゃ」
鞠莉「相変わらず硬いんだからー! 果南だって本心じゃ私とおんっなじこと考えてるのに隠してるむっつりなんだよ!!」
果南「か、考えてないからっ///」
ダイヤ「……果南、そうなの?」ジト
果南「や、やめてよ鞠莉っ」
鞠莉「うふふーっ」
◇――――◇
休憩中
梨子「ねえ処理はどこでするの?」
曜「え……前と同じで梨子ちゃんちじゃないの?」
梨子「今日は、私の家無理で……」
曜「そ、そうなの!? 私の家も無理だよ……」
千歌「えー、そしたら……どう、するの?」
千歌「私の家なんか、三人では無理に決まってるよぉ」
曜「お姉さん隣にもいるしね……」
梨子「じゃあ……」
千歌「……」
曜「……」
梨子「どうしようも、ない?」
千歌(鞠莉ちゃんにお部屋借りるのも本当に悪いしなあ……高級ホテルだし)
千歌「あ」
千歌「三人じゃなくて、かわりばんこでいいなら」
千歌「――が、学校で、とか」
曜「へ?」
梨子「なっ…………」
◇――――◇
夕方 学校
梨子「ね、ねえやっぱりやめた方がいいよ…………学校だよ」
千歌「大丈夫だよ、曜ちゃんが見張ってくれてるし……それに土曜日なんだから夕方になれば誰もいないよ」
梨子「うぅ……」
梨子(ほんとに、空き教室、で///)
梨子「……」ドキドキ…
千歌「緊張してる?」
梨子「あ、当たり前だよ」
千歌「んっ……」
梨子「んっ//」
千歌「えへへ、私も」
梨子「絶対緊張なんてしてない……」
千歌「それより梨子ちゃんが可愛いから」
梨子「……ばか」///
梨子(こんなこと平気で言うからよっちゃんが勘違いしそうになるんだよ……//)
千歌「ちゅーしていい?」
梨子「う、ん」
千歌「……んっ、ぁ……ちゅっ、るっ」ギュッ…
梨子「ん、んんっっ」
梨子(舌が……♡)
千歌「あ、ぅ♡んっ、ちゅる……れろ……りこ、ひゃ……♡」
梨子「ん、ふっ……ふっぁ♡♡」
梨子「は……は♡」
千歌「ふふ……♡梨子ちゃんもースイッチ入っちゃったの?」
千歌「ここ空き教室なのに、学校なのに」
梨子「ち、ちが……っ」
千歌「脱がすね」
スルスルッ…
梨子「~~////」
千歌「……えへへ♡」フニ…フニ…
梨子「……っ……ぅ、ぅ」ビク…ビク
千歌「もう先っぽこんなに上向いてる……♡」
梨子「や、やだ……//」
千歌「またいっぱい声聞かせてね」ササヤキ…
◇――――◇
曜「……」ソワソワ…
曜「……はぁもう、少し離れたところで梨子ちゃんと千歌ちゃんがえっちしてるって考えると……」
曜「っていうか……これじゃ三人ではなかったよね? まあ……いっか……」
曜「……ある程度時間必要だろうしなあ」
ルビィ「――曜さん?」
曜「っルビィちゃん!?」
ルビィ「こんなところで何してるの?」
曜「そ、それは……なんでもないよルビィちゃんこそ!!」
ルビィ「私は善子ちゃん達と勉強してて……ほら、模擬テストももう少しだし……ここでも点取れないと本番の定期テストでも点取れないって……」
曜「そ、そっか」
ルビィ「……」
ルビィ「――向こうに何かあるんですか?」
曜「な、ないない断じてっ!!」
ルビィ「……」ジト…
スタ…
曜「だめっ!」
ルビィ「……どうして」
曜「そ、その……」
ルビィ「……梨子ちゃんは帰ったの?」
曜「え」
ルビィ「千歌ちゃんは?」
曜「……」
ルビィ「――二人が奥にいるの、何をしているの?」
曜「……あ、あの」
ルビィ「……誰にも言わないから、見に行ってもいい?」
曜「る、ルビィちゃんにはまだ刺激が強いっ――」
スタ…
曜「ぁ」
ルビィ「また……子供扱い……」
曜「え……?」
ルビィ(ルビィだって、ルビィだって前勉強したんだから――)スッ
ルビィ「!?」
千歌「はっぁ♡へへ♡えへへ♡梨子ちゃん、かわい♡」ヌプッヌプッッ…♡
梨子「ん、んっっ♡♡」
梨子「や、まっ、て……ら、めいっちゃ、いっちゃ……♡♡」
ルビィ「ご、く」
ルビィ(な、に、これ……これ……せっくす?)
ルビィ(机の上に梨子ちゃんを寝かせて、千歌ちゃんが……腰を動かして……ぬぷ、ぬぷって……)
ルビィ(あんな……見たことも無いような顔……ふたり、とも……普段は絶対あんな顔……これ、が?)
曜「あっ、ちゃ……」
千歌「あっ♡またイッちゃったね♡きゅぅきゅぅってしてるよ、梨子ちゃんは学校でこんなにされちゃう変態さんなの」ズッチュズッチュ
梨子「っっ♡はっぁ」ゾクゾクッ…
千歌「ほら、もっと声聞かせて♡もっともっと♡」
梨子「あっ♡あっぁ♡っぁ゛や、っやだ、ら、めっ♡♡♡」ビクビクッ…ギュッ…♡♡♡
千歌「ぁ、いく………♡♡♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルルルルルルルッッッ
梨子「~~~♡♡♡」/////ビクッビク……
千歌「ん、は……ぁぁ♡♡」アヘ……グッタリ…
ルビィ「……」クラ…バタンッ
曜「ちょっ……っ、やば」
曜「ルビィちゃん、ルビィちゃんっ!!!」
梨子「?」
千歌「ほえ……?」
◇――――◇
保健室
ルビィ「ぅ、ゆ……」
千歌「目が覚めた?」
ルビィ「ん」
ルビィ「あれ、わたし」
ルビィ「っ!!」
ルビィ(そうだ、千歌ちゃんと梨子ちゃんの……)///
千歌「あの、ごめんね! 変なところ、見ちゃったんだよね?」
ルビィ「……」コク…
千歌「学校でするつもりなんてなくてっ……でも場所無くて……。ほんとに、ごめん……ルビィちゃんにも変なの見せて」
ルビィ「みんなとあんな風にえっち、してるんですか?」
千歌「う、ん……」
ルビィ「そんなに、良いんですか?」
千歌「えっと」
ルビィ「みんな……ルビィに隠れて。ルビィ、この前千歌ちゃんに教えて貰ったから分かった気でいたのに……いざ本物の行為、みたら」
千歌「刺激、強かったよね……」
ルビィ「でも……ルビィ、もっとそういうこと知ってみたい」
千歌「え」
ルビィ「ずっとずっと思ってたの。ルビィだって、ルビィだって……って。ルビィはもう子供じゃないもん……」
千歌「あ、あのねルビィちゃん……えっちなことすることが大人になることじゃない、と思うの……ダイヤさんも言ってたでしょ? 体は大切にしてって」
ルビィ「お姉ちゃんは関係ないっ! 私がしたいって、もっと知りたいって思ったの」
千歌(ルビィちゃん……ど、どうしたの急にっ)
ルビィ「お願いします、千歌ちゃん……私とさっきみたいなこと、してくださいっ!!!」
千歌「!?」
千歌「そんなのダメに決まってるよっ!!!」
ルビィ「なんでですか!!」
千歌「っ」
千歌(こんな大きい、声)
ルビィ「ルビィとなんて、したく、ないですか……?」ウル…
千歌「違うの……そうじゃなくて」
ガチャ…
曜「あ、目さましたんだ!」
ルビィ「……」ウルウル…
梨子「え……?」
◇――――◇
千歌「はぁ……何があったんだろう……なんかルビィちゃん変だったよねえ……」
梨子「そうだね……」
千歌「全然食い下がってくれないから……今度ダイヤさんに相談にいく……学校でしてたなんて怒られる……」
梨子「流されちゃったけど、怒られて当然だよ……私も……」
梨子「今度からタイミング良い時以外はちゃんと口か手で済ませようね」
千歌「うん……」
◇――――◇
生徒会室
ダイヤ「はぁぁぁ……まっ、たく」
ダイヤ「あなたという人は本当に懲りてないわね」
千歌「……ごめん、なさい」
ダイヤ「わかったの? 二度と校内でそんなことしないようにっ!」
千歌「はい……」
千歌(30分も怒鳴り散らされた……当然だよね……ぁぁ)
ダイヤ「で……ルビィのことですが」
ダイヤ「……正直なところを言うと、あなたと梨子さんの性行為を見なくても、きっと今のようになっていたかもしれません」
千歌「どういうことですか?」
ダイヤ「ルビィは男の人がとにかく苦手でね……話すことは勿論、目を合わせるのも無理で、いつもいつも自分から遠ざかっていくのです」
ダイヤ「少し前なのだけれど……親戚の家族がウチに来てね……千歌さんと同い年の男の子が来ていたの」
ダイヤ「ここは女子校だから……同年代の男の人と話す機会なんて無いと思って……いい機会だし話させようとしていたんだけど……まるっきしダメで……」
ダイヤ「その……わたくしがそのことで、怒ってしまいまして」
千歌「怒って……」
ダイヤ「ええ、最低だったと何度も謝りました……ルビィにはルビィのペースがあったのに。わたくしが余計なことをしたのかもしれません」
ダイヤ「だから……ルビィも焦ってしまっているのだと思いますの。わたくしが怒ってしまったせいで……いえ、それだけじゃなく……日々のことが積み重なった結果、なのかもしれません」
千歌「でも、それと私になんの関係が?」
ダイヤ「あなたには男の人の要素があるでしょう?」
ダイヤ「まあ……短絡的とはいえ、それで男の人の要素に慣れてしまおうと考えたのかもしれませんわ」
千歌「……そんなことしても」
ダイヤ「変わらないと思いますか?」
千歌「はい……」
ダイヤ「気がついているかいないかわからないけれど、きっとあなたは……性行為中は男の本能の面影が見え隠れしているはずよ、それは仕方のないこと」
千歌「っ……」
ダイヤ「だからルビィは、あなたに頼ったのでしょう。私はあの子の気持ちを何も理解してあげられていなかった」
千歌「……」
千歌「私はどう、すれば」
ダイヤ「――わからないんです」
ダイヤ「……ルビィのことを考えたら、あなたに頼むことはしたくありません」
千歌(信用ない……当然か)
ダイヤ「でも……あなたなら、と思ってしまう部分もあるのです……! あなたは善子さんに無理やりしておきながら……それでもきちんと和解して見せた。それは、本当に凄いことだと思っているの。バラバラになりそうだった繋がりを。勿論善子さんの歩み寄りが大きいですが、でも。あなたは、人の心を掴む何かがある、だからルビィもあなたを頼っている」
千歌「……」
ダイヤ「わからないのっ……あの子を黒澤の名前で縛り付けて……自由にさせてあげられていないことが、わたくしが想ってしてきた行動が、正しいのか正しくないのか!」
ダイヤ「……あの子には重い、わたくしだけでいいの」
千歌「……ダイヤさん」
千歌(ダイヤさんは、ルビィちゃんのことを想って……だから、今、わからなくなって)
千歌「一回……話し合いませんか? 三人で」
ダイヤ「……ええ」
ダイヤ「そろそろお昼休みが終わります、戻りましょう」
スタ…ファサ
千歌「?」
千歌(数学の模擬テスト……ダイヤさんの?)
千歌(え、68点!?)
千歌(いや、私からしたら万々歳の点数だけど……ダイヤさん……いつも90点以上って言ってたのに)
ダイヤ「どうかした?」
千歌「い、いえ!」
千歌(見間違いじゃ、ないよね?)
◇――――◇
鞠莉「ちかっちー!!」
千歌「わっ」//
鞠莉「うふふ、驚いた?」
善子(またマリーにでれでれしてる……なによ、スタイルいいからって……)
鞠莉「……?」
鞠莉「ね、次は私の好きにさせてくれるって約束よね? ね?」
千歌「う、ん……」///
鞠莉「よしっ、決まり。じゃあねっ!」タッタ
千歌(嵐みたい……)
善子「ね、ねえ千歌」
千歌「?」
鞠莉「……」ソ-…
善子「……ま、またマリーとするの?」
千歌「え、ぁ……うん///」
善子「そんなにマリーと……いいの?」モヤ…
千歌「いいっていうか、なんていうか……」
鞠莉(うーんっ、なるほどなるほどぉ!!)
鞠莉「ヨハネちゃーんっ」ヒョコッ…
善子「ひゃ、な、なによ急に!?」
鞠莉「話はわかったからっ!」
善子「な、なにが?」
鞠莉「ちかっちとえっち、したいんでしょ?」ササヤキ
善子「なっ!?」
善子「ちょ、ちょっと来てっ!!!」グイッ
千歌「?」
◇――――◇
鞠莉「んもう、痛いよ」
善子「さ、さっきのこと……」
鞠莉「違うの?」
善子「違う……ってば」
鞠莉「ふーん……じゃあ多分あなたはもう二度とちかっちとえっちなんて出来ないね?」
善子「え……」
鞠莉「当たり前じゃない、よっちゃんは頭がいいからそのくらい分かるわよね?」
善子「……」
鞠莉「じゃあ教えてあげる。ちかっちはあなたのことをレイプした。それでその補填のような形で、あなたのトラウマを少しでも解消してあげようと……あなたとセックスすることでそれを実行した」
鞠莉「あなた達の反応を見てる限りでは……あのことは解決した」
善子「で、でも……私はこれからも処理に参加するって言ったし……え、選んでくれたって」
鞠莉「……自分が危害を与えた人間、ましてやその行為をまたしたいだなんて思うかしら、それなら楽しいセックスがしたいに決まってる」
善子「……」
善子(そりゃ……そうよね)
鞠莉「もちろんちかっちだってそんなこと表向きには思っていないでしょうね。思いの大部分は、あなたを傷つけた行為を……処理なんていう名目であなたに押し付けたくないだけ。千歌はあなたがしたいって気持ちを持っているだなんて、思うわけもないよね?」
善子「……っ」
鞠莉「あなたがちかっちになんて言ったのかわからないけど……」
鞠莉「あなたがちかっちに判断を任せている限り、あなたは選ばれない。わかるでしょう?」
鞠莉「どうなの? したいかしたくないか言わないなら、私がいつも通りちかっちを誘うけど」
善子「わ、わたしはっ!!」
鞠莉「うん」
善子「わたしは……」
鞠莉「わからない? それも当然ね」
善子「……」
鞠莉「だから――三人でしましょ!?♡」
善子「へ…………!?」
◇――――◇
千歌「さ、三人で!?」
千歌「え、え!?」
鞠莉「ふふふっ、いいでしょー?」
千歌「い、いや……あの」
善子「……」///カァァアアアアアアッッ…
千歌「いい、の?」
鞠莉「野暮なこと訊かないっ! するのっ、いい!?」
千歌「わ、わかった……」
善子「じゃあ……戻るから」タッタッタッ
千歌「……」
鞠莉「よっちゃんの気持ちも考えてあげないと」
千歌「……わかんないよ」
鞠莉「ほーんと、ギルティ、ね」
千歌「……?」
千歌「あ……っと、ごめん! ちょっと用事がっ」
鞠莉「え?」
◇――――◇
千歌「練習お疲れ様っ!」
ルビィ「あ……千歌ちゃん」
千歌「このジュースどーぞ」
ルビィ「えへへ、ありがと」
千歌「……」
ルビィ「……」
千歌「あの……今日良かったらウチに来ない?」
ルビィ「千歌ちゃんち?」
千歌「うん……お話、しよっ!」
ルビィ「お話」
ルビィ「……わかった、お姉ちゃんに言ってくる」
千歌「うん、行ってらっしゃい」フリフリ
梨子「お話?」
曜「この前のこと……?」
千歌「……うん」
梨子「そっか……ルビィちゃんの気持ち、考えてあげてね」
千歌「……」コクッ…
◇――――◇
千歌「はーいお茶でーす」
ルビィ「ありがとっ」
ルビィ「んぐ……」
千歌「……この前のことなんだけど」
ルビィ「うん――ルビィとしてくれる気になりました、か?」
千歌「あのね――」
バサッッ
千歌「わっ……」
ルビィ「……聞かなくてもわかるよ、してくれないんだよね? 千歌ちゃん」
千歌「……」
千歌「だめだよ……できるわけない」
ルビィ「なんで」
ルビィ「花丸ちゃんともえっちしたんだよね、梨子ちゃんとも、曜ちゃんとも、鞠莉ちゃんとも、果南ちゃんとも、善子ちゃんとも」
千歌「……」
ルビィ「私が……こ、こんな貧相な身体だから? 興奮しないから?」
千歌「ちがっ――」
ルビィ「それとも……わたしが黒澤、だから?」
千歌「……」
ルビィ「ぐす……知ってます、いいんです……」
千歌「ルビィちゃん……」
スッ…
ルビィ「――襲われたのが、私だったら良かったのに」
千歌「っ……そんなこと言わないでよ!」
千歌「善子ちゃんには本当に酷いことしたんだよっ!! ルビィちゃんに、ううん誰にだってそんな想いさせられないの」
千歌「ルビィちゃん……お願いだから、自分の身体を大切にして」
ルビィ「……」
千歌「ね……ルビィちゃんの身体は大切なものなの、宝物なんだよ」
ルビィ「……うん」
千歌(わかってくれた……かな?)
ルビィ「じゃあ、その宝物を受け取ってって言ったら、受け取ってくれる?」
千歌「へ……」
千歌「い、いやいやっ! だから、あの、ね?」
ルビィ「る、ルビィは本気だもん……千歌ちゃんならいいもん」
千歌「ぅ、うう……」
千歌「お願いだから、ね? とにかく、今度ダイヤさんと三人で話そ?」
ルビィ「わかった……」
千歌「……」
千歌(まずいなあ……)
千歌「じゃあ送ってくから、行こっか」
◇――――◇
生徒会室
ダイヤ「……なるほど、そんなことに」
千歌「ごめんなさい……私じゃどうしようもなくて」
ダイヤ「いえ……妹がワガママを言って……ごめんなさい」
鞠莉「ふんふん、なるほどぉなんか面白いことになってきたわね?」
ダイヤ「面白くなんかありません」
鞠莉「いいじゃない、ルビィちゃんの好きなようにさせてあげれば」
ダイヤ「よくありません! 今回はそういうのとは違うでしょう……」
千歌「私も、そう思う……」
鞠莉「うーん……」
ダイヤ「良くないことを止めるのもわたくしの役目」
鞠莉「もしかしたら本気でちかっちのためになりたいって考えているかもしれないのに?」
ダイヤ「それでも……」
ダイヤ「……あの子は結婚するまでそういうことは」
鞠莉「――あー、やっぱりそんな古臭いこと言うんだ」
ダイヤ「古臭いとはなんですの!!」
鞠莉「だってそうじゃない。別にダイヤがそうしたいのは勝手だしいいけど……ルビィちゃんに関してはルビィちゃんの自由じゃない?」
ダイヤ「っ、しかし」
鞠莉「黒澤だから?」
千歌「!!!」
鞠莉「本気でちかっちに捧げたいって健気な想いがあるなら私はいいと思うけどなー、それが一時の気の迷いだってね――そういう想いなんて、得てしてそういうものでしょ?」
千歌(黒澤……)
ダイヤ「……っ」
鞠莉「まあ多分だけど……それは我慢させちゃいけない感情だと、思うのデース」
鞠莉「じゃあ私は教室戻るねっ! あ、ちかっち明日約束だからねー!」
バタンッッ
ダイヤ「もうっ……わたくしはどうすれば」
千歌「ダイヤさん……ごめんなさい、私の、せいで」
ダイヤ「いえ……時間が取れたら、今度うちに来てくださる? 三人で話し合いましょう」
千歌「はい……」
◇――――◇
次の日
千歌「はぁ……」
鞠莉「昨日のことで悩んでるの?」
千歌「うん……」
鞠莉「ダイヤを説得出来ればルビィちゃんとも出来るんだけどねえ」
鞠莉「単純にしたくないなら本人にきちんと言うべきだし」
千歌「そういうわけじゃ、ないんだけど」
鞠莉「知ってる。ちかっちは性欲おばけだもの」
千歌「なっ」
鞠莉「仕方がないことだって言ってるの」
千歌「そっか……」
鞠莉「だから今日はそういうこと忘れて……ちゃんと気持ちよくなって、冷静になれるようにしましょっ!」
鞠莉「ヨハネちゃんはまだかしら」キョロキョロ
鞠莉「あ!」
善子「っ!」トコトコ…
鞠莉「じゃ、うちに行きましょうか!」
千歌「う、うんっ」
チラ…
千歌「……」
善子「……」
鞠莉「もーどうしちゃったの? なんかふたりして固くなって!」
千歌「そんなことないよっ、ね?」
善子「え、ええ……」
鞠莉「じゃ、続きは部屋でたっぷりしてもらうことにするわね♡」
◇――――◇
善子「……」
鞠莉「よっちゃんもシャワー浴びてきたわね」
鞠莉「バスタオルでくれば良かったのに」
善子「そ、それはなんていうか」
鞠莉「ま、そういう人もいるわよね」
善子(マリー普通にバスタオルで……え、胸でっっっか……なによあれ、め、メロン詰めてるの?)
善子(わたしと全然ちがう………)
鞠莉「じゃ、始めよっか。ちかっち」
千歌「う、うん……」ドキドキ…
善子「ど、どうするの」
鞠莉「そうねえ……ヨハネちゃん先にする?」
善子「ふぇ!? む、むりよっ」
鞠莉「――じゃあ私が先にしちゃうわね?」
善子「あ、うん……」
鞠莉「てわけでちかっち、まずは私とっ」グイッ
鞠莉「好きにさせてくれるって約束だったものね?」バサッ…
千歌「ぅ、そうだけど」チラ
善子「っ」ドキ
千歌(は、恥ずかしいよ……)
鞠莉「気にしない気にしないっ、ほーらいつも通り、ね?」サワサワ…
千歌「ん、ぅ……♡」
鞠莉「あら、ほとんど触ってないのにもーおっきくなってきてる。どうして? お利口さんね?」
千歌「鞠莉ちゃんが、そんなかっこ、してる、から」
鞠莉「見ただけで興奮しちゃったのね」クス…サワサワ…
千歌「ふぁ♡ん、ぁ♡」
鞠莉「ほーら、溜まってるの全部出さなきゃだもの、だからもっとここ、硬くして?」サワワ…
千歌「はぁ……はぁ……」ビンビンッ…
鞠莉「うんいい感じっ、じゃ脱がせるわね」スルルッ
善子「っ……」
善子(ま、マリー、こんなに慣れて……わたしと、大違い///)
ボロンッ
鞠莉「ふふ♡皮被ってるところも、可愛い」
善子「~~////」
鞠莉「剥くね」ニュリュ…
千歌「うぅ、ぁ♡♡」ビク…
鞠莉「ふー……♡くす……まださきっぽピンク色だし余裕あるみたいね」シコッ…シコ……
千歌「ぅ、う……ぁ」
鞠莉「興奮が足りないかしら? ――ヨハネちゃん」
善子「ふ、ふぁいっ!!」
鞠莉「くす……。ね、下着になってみて?」
善子「ど、どうして」
鞠莉「ちかっちのこともっと興奮させてあげなくちゃだもの。まだ視覚的刺激が足りないみたい」
善子「わ、わたしは」
善子「そ、その……マリーの方がスタイルいいし、私じゃなくてマリーがタオル脱いだ、方が」
鞠莉「? もー、そんなこと気にしなくていいのに」スッ…
善子「ひゃ……」
鞠莉「ほら、ちかっち、みてて」
千歌「ふぇ……」
プチ…プチ…
善子「ちょ、ちょっと……」
鞠莉「大丈夫よ、よっちゃんはすっごく綺麗なんだから」プチ…
千歌「……///」
スル…
善子「ぅぅ……わたし、むねとかマリーみたいに、おっきく、ないし」プルン
鞠莉「隠さない隠さない、自信もって? こんなに綺麗なのに」
善子「~~////」
千歌「っ」キュンキュン///
千歌「はぁ……ハッ……♡」
千歌(善子ちゃん……♡)ビンビンッッ…
鞠莉「ふふ、ほら見てヨハネちゃんで、あんなにこーふんしちゃってる」ササヤキ…
善子「し、しらないっ///」
善子(わたしで、こー、ふん……)
善子(マリーのより、全然ちっちゃい、のに)
鞠莉「じゃ、早く鎮めなくちゃ……」スッ……ヌチッヌチッ……
千歌「ぁ♡はっ、ひっ♡」
鞠莉「さきっぽ赤くなってきてるよちかっち♡」
千歌「はぁ、はぁ」
鞠莉「善子ちゃんが見てるけど、どうして欲しいの? 言いなさい?」
千歌「んっ、ぁ……」
鞠莉「このまま手でイクの? それでいーの?」
千歌「口……お口……♡」
鞠莉「ふふっ♡あむっ♡」
善子「!?」///
鞠莉「んっ……♡んぷ……ちゅ♡れろ……うふ、きもひい?」
千歌「んぁ♡ひっぁ♡まりひゃ♡まりちゃ♡」
鞠莉「れろぉ……ふふ♡さきっぽほんとに弱いんだから♡」
善子「っ」ドキドキドキドキ
善子(口であんなふうにじゅぼじゅぼ、して……あんなことするの!?///)
善子(千歌……きもちよさそう……私じゃあんなこと、してあげられない……)
鞠莉「……んふ♡」
鞠莉「さ、ちかっち……次は――」
千歌「っ!」ガバッッ
鞠莉「ひゃ……♡」
千歌「はぁ……はぁ……鞠莉ちゃん♡」ムニュムニュ…
鞠莉「ふぁ♡もうっ♡だ、だめよちかっちそんな、いきなり♡」
善子(千歌……む、夢中でマリーの胸を)///
善子(なによあれ、手から溢れてる)
千歌「ちゅ……んっ♡」ムニュムニ
鞠莉「んっぅ♡ひぁ♡ちゅ、んっ♡」
鞠莉「はぁ……はあ」トロン…
千歌「まり、ちゃん……」ビンビンッ…
鞠莉「んんっ……♡ち、か……♡」
善子(マリー……いつもと全然、ちがう。千歌にされた途端あんなに顔蕩けはじめて。千歌のアレもお腹につくくらい反ってる、し//)ハァハァ…♡
善子(わ、わたしまで変な気分に)
鞠莉「も、挿れていいわよ♡?」
千歌「でも、前戯とかなにもっ」クチッ……
善子「!?」
千歌「わ」
千歌(胸触ってただけで、こんなに濡れて)
善子(え……ふ、普通の人はあんな風に濡れる、の……?)シュン…
鞠莉「ちかっちとこの前したのが忘れられなくて……♡さっきからずっと想像しちゃってたの……♡ね、はやくきもちよくなろー?」トロン…
千歌「ご、くっ」ハァハァ…♡
千歌(鞠莉ちゃんが千歌のこと想像してた……鞠莉ちゃんが千歌でえっちな気持ちに、なってた///)
鞠莉「きて……?」ハァハァ…♡
ヌリュ……ヌププ
千歌「んん、ぁぁ……♡」
鞠莉「はぁぁ……♡」
善子「ご、く……」
ズンッッ
千歌「はぁぁっっ♡♡♡」ガクガクッッ♡
鞠莉「ぁっ♡ぁぁ……♡」ギュッ
鞠莉「ほ、らぁ♡もっと♡もっともっと♡奥きてちかっちぃ……♡♡♡」ギュッ……♡
千歌「ん、ぁ♡はっぁ♡」ギュッ
善子「っ♡」////
鞠莉「これ♡これ♡すきなの♡」
千歌「ちか、も♡ひぁっ♡うごいて、い?」
千歌(鞠莉ちゃんの膣内……ふわふわでとろとろな梨子ちゃんみたいな、感じ……♡きもちい……♡)
鞠莉「う、ん♡」
ヌプッ……ヌプッ…
鞠莉「あっぁ♡そ、こ♡そこっ♡浅いとこ――っっぅぁ♡♡♡」ガクガクガクッッッ////
千歌「んんんっぅ♡♡♡」
千歌(き、急に)
鞠莉「ぁ……ぁ♡」
千歌「もしかして、もう、いっちゃった、の?」
鞠莉「……///」コク…
善子(ま、マリーすごい顔、してた)///
鞠莉「はぁ、はぁ……♡」
千歌(浅いとこ、きもちいいんだ……♡)
ヌプ…ググッ
鞠莉「ひゃんっ♡やっ、ちかのさきっぽ、ひっかかって♡やっやっ♡」
千歌「はっぁ♡ひっぁ♡」ヌプァヌプゥツ
鞠莉「ん、ぅ……千歌ぁ……♡きもちい……♡」ギュッ
千歌(鞠莉ちゃんこの前より断然敏感になってる♡かわいい♡鞠莉ちゃん……♡)ギュッ…パンパンッ
善子「……」ドキドキ…スッ
善子(ふたりとも、すごい……これが、えっち///とろけあって、きもちよさそう)
善子(――千歌、すごく楽しそう)クチッ…
善子「ん、ぁ……♡」クチ…クチ…♡
善子(わたし、なに、やって……///)ハァハァ…♡
善子(いいな♡たのしそ、きもちよさ、そう)
鞠莉「あっ♡あっ♡またっ、またぁ♡♡」
千歌「ぁっいく♡でちゃ……♡」
鞠莉「いいよっ♡きて♡ちかっち溜まったドロドロのせーえき♡いっぱいだして?」
千歌「ちゅ……んっ♡んっっ♡」パンパンッ
鞠莉「れろっ♡ちゅぴ……♡んっぅ♡」ガクガクツッ…
善子「ハッ……♡ハッ♡」クチックチッ…ビクンッ//
千歌「んっ♡んんんっっぅ♡♡♡」ビュッビュッッッビュルルルルルルルルルッッッ……♡♡♡
鞠莉「っぅ♡♡」ガクガクッッ////
千歌「んっ……は、ぁ♡んっぅ♡」ビク…ビク…
千歌「ぷは……♡」
鞠莉「は、は……♡」トロン…
千歌(まりちゃんとのえっち……きもちいし、びんかんで反応してくれるし、すっごい――たの、しい……♡♡♡)グッタリ…ハァハァ…
善子(千歌……とっても楽しそう……)
鞠莉「はぁ、はぁ……お疲れ様♡」ナデナデ
千歌「ん……♡」ギュッ…
善子「……♡」ドキドキ
鞠莉「……」チラ…
善子「っ」
鞠莉「はぁぁ……♡きもちよかったよ、ありがとう♡」ササヤキ
千歌「////」
鞠莉「じゃあ、ちかっちが少しやすんだら――ひとりえっちしちゃってた善子ちゃんのことを気持ちよくしてあげよっか?」
善子「ふぇ」
千歌「え」
善子「ち、違うのよっ、これはっ」
鞠莉「いいのいいのっ、手持ち無沙汰だったんだものね?」
善子「っっ////」
鞠莉「私だって目の前でえっち見せられたらそうしちゃうかもしれないし♡」
千歌(善子ちゃん、ひとりでさわってた、んだ///)
――五分後――
鞠莉「まあそう簡単にはちかっちの精力は回復しないし……先に善子ちゃんの準備だけ済ませちゃう?」
善子「え、わ、わたし?」
スッ…
鞠莉「さあ力抜いて? ちかっちに見て興奮してもらわなきゃ」スルッ…
善子「やっ……///」プル…
善子「……っ」フルフルッ…
鞠莉「大丈夫恥ずかしくなんてないわ、隠さないで、こんなに綺麗」
善子「ぅ」
鞠莉「私は後ろであなたの準備を手伝うから、前はちかっちがお願いね」
鞠莉「私よりちかっちが見えてた方がいいでしょう?」ササヤキ…
善子「なっ」
善子「そいう、わけじゃ……」
鞠莉「……♡」フニ…
善子「ふぁ♡」ビク…
鞠莉「よっちゃんの凄い弾力ね……♡」サワ…サワ
善子「っ……っ♡」
善子(マリーから胸、触られて……千歌に、見られ、て)///
千歌「ごく……」
鞠莉「よっちゃんはどこがきもちいいのかしら、きっとちかっちはわかるんだろうけど……自分で見つけた方が嬉しいものね?」サワ…サワ…
鞠莉(反応を見るに胸がかなり、敏感そうね……さきっぽ……触ってないのに、すっごくぴーんって上向いてるし)
鞠莉(ふーん……こんなに乳首って上向くのね、やらし♡)
善子「は……は♡」
鞠莉(よっちゃん――ここが弱点て丸分かりよ♡)クニッ…
善子「ひぁっっ♡♡♡」ビクンッッツ♡
鞠莉「わお♡やっぱりここなのね」クニ…クニッ♡
善子「ふぁ♡ぁっ♡やっ、らめ♡やめへ♡」
鞠莉「ふふっ腰動いちゃってる♡善子ちゃん、さてはかなり好きでしょ、ここ♡」クニックニッ…ピンピンッ
善子「んんんっっぅ♡やだ♡マリー♡だめ、わたしっ、そこはっ、そこだけは、だめ……なのぉっ♡」クネックネ…ハァハァ
千歌(鞠莉ちゃんが善子ちゃんのさきっぽ、きゅっきゅっって……善子ちゃんの顔、もう蕩けちゃってる♡)
鞠莉「気持ち良さそうよ。なにがだめなの? マリーに教えて?」
善子「んっぅ♡ぅっっぁ♡♡」
鞠莉「♡」キュッゥ♡
善子「――っぅぁっ♡♡♡♡♡♡」ビクッビクッッッ♡♡♡♡
鞠莉「え」
善子「はっ♡はーっ♡ひっぁ♡」ビク…ビクッ……♡♡
千歌(また胸で、イッちゃったんだ///よだれ、垂らしちゃって、善子ちゃんはほんとにさきっぽが気持ち良いんだろうな///)
鞠莉「え、え? まさか。い、いっちゃったの? 胸で?」
善子「は……♡はっ♡」ビク…ビク
鞠莉(い、いくらなんでも凄すぎよ……善子ちゃん、完全にさきっぽ開発されちゃってるじゃない。これで経験少ないなんていやらしすぎじゃない?)
鞠莉「胸、感じるんだ?」
善子「……////」コク…
千歌「///」
鞠莉「だってさ。ちかっち、開発したのあなた?」
千歌「え、わたしなの、かな?」
善子「ぅぅ、あ、あなたのせいで私……こんな身体になったんじゃないっ!!///」
千歌「うぇぇ……」
鞠莉「それならちかっちは責任取ってあげなくちゃよね♡ヨハネちゃんもほらっ、ちかっちを受け入れる準備♡」スルルッ
善子「し、したはっ」//
鞠莉「はい隠さない足開いて? 挿れる場所、ちゃーんと、ちかっちに見てもらわなきゃ♡」グッ…
千歌「ご、く……」ジッ…
善子「や、やだっ……やだやだ///」
鞠莉「ほーらよっちゃん力抜いて♡」クパァ…
善子「~~っ///」ウルウルッ…
千歌「んっ……はっ♡」ジ-ッ…
鞠莉(くす……そんなじーって見るなんて♡必[ピーーー]ちかっち♡)
千歌(善子、ちゃんの/// 前は、全然見れてなかったけど……きれー……♡)ハッハッ…
千歌(整えてるのかな……? 薄めだし、鞠莉ちゃんよりはピンクじゃないけど、それでも全体的に綺麗な色で……穴もとにかく、ちっちゃくて♡)
千歌(でもやっぱりあんまり濡れてないみたいだね?)
千歌(ぁ、ひくひくしてる……♡)スゥ…
善子「や、だぁ……」
善子「へ、な、なんでそんな近づいて、やっ
まって――」
千歌「――れろ……♡」
善子「ふぁぁっ♡♡」
鞠莉(だいたーん♡)
千歌「れろ……んっ♡」
善子「な、やめて♡あなたっなんて、とこ舐めて♡だめっ、だってばぁっ!」ウルウル…♡♡
千歌(善子ちゃんのここ……すごくえっちな匂いがする……♡このでっぱってるとこ、コリコリしてて……舐めてるとびくんびくんて……♡)チュピ…ンッ…♡
善子「ぅぁっ♡やっ、やっぁ♡♡」ビクッ…ビクッ
鞠莉(流石の私でも大事なところ舐められるなんて、それは恥ずかしいかなあ?)クス…
善子「やだ、汚い、そこ、そんなとこっ、汚いから……やめ、て……///」
千歌(しょっぱいというかなんというか……内臓そのまま舐めてる感じっていうか、なんか、舌がぴりぴりしてくる……はぁぁ♡かわいい♡♡)ハァハァ…♡
善子「ぅ、っぅぅ……ぐす……ぅ、ちかぁ……」
千歌「――ぁ……ご、ごめ」ピタッ…
千歌(善子ちゃん泣いちゃいそうだった……っ)
鞠莉「?」
千歌「あの、ごめんね善子ちゃん……っ、私、つい」
善子「……」
千歌「あの、本当にごめんねっ、ごめんね………っっ」
鞠莉「……」
鞠莉(なるほどねえ……………)
鞠莉「嫌じゃなかったよね? 善子ちゃん?」
善子「……や、やじゃ……なかったけど。でも……はずかしかった」
千歌「……ごめん」
善子「あーもう……べつに、いいってば」
千歌「うん……」
鞠莉「ちかっちは興奮すると抑えられなくなっちゃうのは相変わらずね♡気をつけないとよ」
鞠莉「じゃあ次はちかっちの準備整えよっか?♡」
◇――――◇
善子「あの、わたし……多分下手だけど」
鞠莉「最初は誰だって下手なんだから、ね?」
善子「え、ええ」
善子「えと……」
善子(さっきマリーがしてた、みたいに……)
善子「れろ……」
千歌「んっ……♡」
善子(これで、いいみたい?)
善子「にが……この透明なの、こんな味するの?」
鞠莉「善子ちゃんが興奮させたから出てきたものなんだから責任持って舐めてあげないと♡」
善子「ぅ」
千歌「や、やだったらいいから……ね?」
善子「べ、べつにっ。出来るってば」
善子「れろ……ちゅ……」
千歌「んっ、はぁぁ♡」
善子(ぁ、千歌……きもちよさそうな顔した♡)
鞠莉「そこのくびれてる部分、そこと、裏側とさきっぽのところ、ちかっちの弱点なの♡」
善子(この段差のとこ……)レロ…♡
千歌「ひ、ぁ」ビクッ…
善子「き、きもひいい?」チュピ…チュピ…
千歌「ん、は……うんっ」ナデナデ…
善子「ちゅ……んっ♡」
善子(先っぽからどんどん苦いの溢れてくる……)
鞠莉「じゃ、そのまま口の中に入れてみて?」
善子「口の中に……ごく。はいる、かな」
鞠莉「へーきへーき、私がしてたみたいに」
千歌「嫌だったら……」
善子「い、嫌じゃないってば」
善子「あむっ……」
千歌「んっ、ぁ♡」
鞠莉「歯を立てないように、動かしながらお口の中でさっきの気持ちいいところ刺激してあげて?」
善子「んっ……んっぅ♡じゅぶ……っはぁ♡」
千歌「っっ♡」
善子「こえへ、ひひの?」
千歌「うんっ♡んぁ……ぁぁ♡」
千歌(善子ちゃんが、千歌のを……上手くないのは当然だけど……でもっ♡♡)
善子「――んんんっ♡♡」ガクッ…
鞠莉「お尻こっちに向けてたら――いじめたくなっちゃうでしょう?」クチッ…クチッ…♡
善子「やっぁ♡まり、なにをっ♡」ビクッ…♡
鞠莉「ほらだめよ♡ちかっちのこと気持ちよくしてあげて」
善子「んっ♡ひっ♡じゅぶ♡んっ♡んんっ♡」チュピッチュパッ…♡ビクッビク
千歌「はぁっ♡ひっぁ♡」ガクッ…♡
千歌(よしこちゃんえっちすぎるよぉ♡♡)
鞠莉「……♡」ヌプ…ヌププ…
善子「~~っっか、はっ♡♡」
鞠莉「え」
善子「ぅ……ぅぅ」
鞠莉(善子ちゃんの膣内、せま……え、なにこれ? ひだひだが……え、え? こんなの――絶対気持ちいいに決まってるじゃない……指にきゅうきゅう吸い付いてきて)ゴク
善子「は……は♡」
ヌプ…
鞠莉「ちかっちの準備はオッケーみたいね♡でも、善子ちゃんのあんまり濡れてなくて……どうしてかしら」
善子「ぁ、わたし」
千歌「善子ちゃんそういう体質みたいでさ、ローション必要なんだよね」
鞠莉「あ、濡れにくいってやつかしら?」
善子「……ごめんなさい」
鞠莉「謝らなくてもいいのっ」
善子「う、ん」
鞠莉(ほんとこういうことになるとしおらしくなっちゃって♡)
千歌「そこに持ってきてあるから」
鞠莉「さすが♡」ゴソゴソ
タラ-ッ…
鞠莉「それならたっぷりつけないとね」ニチャッニチャッ
千歌「つめたっ……」
鞠莉「ふふ、ほらヨハネちゃん見て? ちかっちの、ヨハネちゃんがこんなに興奮させたのよ? お腹につくくらい反り上がって、先っぽも最初と違って真っ赤になって……ここ、すごい段差でしょ?」
善子「っ////」
善子(わたしで、こん、なに)
千歌「ハッ……ハッ」
千歌「善子ちゃん……いい、かな?」
善子「……//」コク…
スッ…
鞠莉(わー……優し。本当に――絹糸に触れる感じ?)クス…
千歌「あの、力抜いてね?」
善子「え、ええ」
ヌリュ…ヌリュ……
千歌「ん、ぁぁ」
千歌(あのきもちーの……また、善子ちゃんの、膣内……♡)ハァハァ…♡
千歌(優しく……優しく……)
ヌプ…ヌププ……
善子「っ……ぅ」
千歌「っ、い、いたい?」
鞠莉(……)
善子「だ、大丈夫だってばっ……」
千歌「う、うん」
ヌプッッ…
千歌「ん、っぁぁぁ……♡♡」ガクガクッッ
善子「く、ぅ……」
千歌「全部、入ったよ……っ」
善子「う、ん」
千歌(きもちいいきもちいいきもちいい……っ)アヘ…
鞠莉(むぅ、全然私と反応違う……そんなに善子ちゃんのはきもちーの?)
千歌「や、ば……く、ぅ……ごめ、多分全然ら保たない」
善子「ん、ぁ……い、ってば……っぅ♡」
善子(千歌のが、おなかの、なかに)
グチュッグチュッッ…
千歌「んっぁ♡善子ちゃ♡」
善子「んっ♡んむっぅ♡♡」
鞠莉「ふたりだけで楽しむのずるいよー?」スッ…
善子「え、ちょっ鞠莉っ――ふぁぁっ♡♡♡」ビクビクッッ♡♡
鞠莉「ちかっち、よっちゃんはこんな敏感な性感帯があるんだから刺激してあげないのはかわいそうだと思わない?」レロ…チュピ…♡
千歌「はっ……んっ」
千歌(鞠莉ちゃんが善子ちゃんの乳首舐めたら……一気に、うねうねって、して……♡こんなの、1分も保たない、よ)
鞠莉「ほら動いて千歌。ちゅ……んっ♡善子ちゃんのここ、れろ……こりこりね♡」
善子「ふぁっはっっぁ♡やら♡まっへ♡まっへまっへ♡♡」
千歌「くっぁぁ♡♡♡♡」ビクッビクッッ♡
千歌「ぁ、膣内、きもち……善子ちゃ……♡」
善子「まり♡やら♡まっへよぉ……♡んっ――くっっぅ♡♡♡♡♡♡」ガクガクガクッッ……♡♡
鞠莉「あは♡また胸でいっちゃった?」
千歌「!?」
千歌(一気にっうねうねって♡♡)
千歌「ふぁぁっっ♡♡♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルルルルルルルッッツ!!!!!!
善子「~~っっっ♡♡」
千歌「は……んは」ピュピュ…グッタリ……
鞠莉「え、ちかっちもういっちゃったの……? 随分はやい、のね?」
鞠莉(3分も経ってないくらい……?)
千歌「善子ちゃんの、が……きもちい、から……」ハァハァ…♡
善子「っ♡」
鞠莉(胸でいっちゃったからそれで膣内の具合が良くなったのかしら?)
千歌「……ん、痛くなかった?」ギュッ…
善子「へーき、だってば」ドキドキ…
千歌「ん……ちゅ……♡」
善子「ん……なっ///」
鞠莉「くす」フキフキ…
千歌「ん……」ウトウト…
鞠莉「ちかっち糸が切れちゃったみたいだし、このまま眠っちゃいましょ?」
善子「え、ええ」
千歌「まだ大丈夫だってえ……」ウトウト…
善子「すっごく疲れるんでしょ……しかも二回もしたん、だし」
善子「だから……その、無理しない方がいいと思うし」
千歌「……そうかも」
千歌「ありがと」
善子「……は、はやく眠りなさいよ」
パチッ
鞠莉「仲良く三人で川の字になって眠りましょーっ」ゴロン
千歌「ん……」ウト
千歌「すぅ……すぅ」
善子「はや」
鞠莉「まあまあ、仕方ないわよ。男の人よりも純粋な女の子よりも、本当に何倍ものすごい体力使うみたいだから」
鞠莉「どんな感じなのか想像も出来ないわよね、こんな身体で……休ませてあげましょ」
善子「……」
鞠莉「どうだった? 三人でしてみた感想!」
善子「どうだったって……は、恥ずかしいに決まってるじゃないっ」
鞠莉「まあまあそう言わずにっ」
鞠莉「あなたに対する態度と、私に対する態度……違ってたのがわかった?」
善子「え?」
鞠莉「善子ちゃんに訊きたいんだけど……あなたは今もちかっちのことが怖い?」
善子「こ、怖くないわよ。……だって、いろいろしてくれたし」
鞠莉「そう……」
鞠莉「あなたは酷いことを千歌からされた。そんなあなたに、こんなことを言いたくはないんだけれど……」
鞠莉「千歌の方もトラウマみたいなの、残ってるんじゃないかしら」
善子「え……?」
鞠莉「無理やししておいてなんて自分勝手なっ!って感じよねっ。でも……そうにしか見えなくて」
善子「どういう……」
鞠莉「善子ちゃんにするとき、優しすぎるなって。過保護すぎるというか、いやそのくらいしてもいいんだけど」
鞠莉「善子ちゃんが痛がったり嫌がったりするのを、極端に怯えてるというか」
善子「…………」
善子「そう、かも……」
善子「マリーとする時、すっごく楽しそうだったのに。私とは……」
鞠莉「……」
善子「わたしのせい」
鞠莉「そうじゃない、全部千歌のせいよ。千歌が最低なことしたんだから」
善子「……」
鞠莉「でも、あなたは良い子だから……罪悪感を感じちゃうかもしれない」
鞠莉「もし、もし……千歌の自分勝手極まりないトラウマを解きほぐしてあげることに協力してもいいなら、協力してあげて欲しいの」
善子「……ええ。でも、どうすれば」
鞠莉「すごく簡単よ」
善子「?」
鞠莉「善子ちゃん、今回とかちかっちとえっちしたかったでしょ?」
善子「へ!? そ、そんな、ことっ」
鞠莉「素直に言ってあげて?」
善子「……」
鞠莉「きっとそれだけでちかっちは安心するし、ちかっちのほんとの気持ち、ぶつけてくれるから」
鞠莉「どうせするなら楽しくて、気持ちいい方がいいでしょう?」
善子「き、きもちいいとかは、ともかく……うん、お互い、楽しい方がいいと思う……」
鞠莉「くす、そうね。じゃあ約束。こんどちかっちに、自分からえっちしたいって伝えることっ」
善子「ふぇっ!!む、むりよそんなのっ!!!!」
鞠莉「無理じゃない無理じゃない♡ちかっちは善子ちゃんとしたくてたまらないはずだから♡」
善子「う、ぅ」
鞠莉「リトルデーモンなんでしょ? 主人が言いたいことも言えないなんて意味あるのかなあ?」
善子「なっ、千歌は私のリトルデーモンなのっ! 言えるわよっ」
鞠莉「そう、それなら良かったわ♡」
善子「いえるんだから……」
◇――――◇
ダイヤの家
千歌「お邪魔しまーす……」
ダイヤ「いらっしゃい」
ダイヤ「こちらへ」
スタスタ
ダイヤ「ほらルビィ、千歌さんが来てくれたわよ」
ルビィ「あっ」
千歌「こんにちはー」
ダイヤ「どうぞ座ってください」
千歌「し、失礼します」
ダイヤ「お茶ですわ」
千歌「うん」
ダイヤ「……」ズズッ…
ダイヤ「では早速ですが……ルビィ、あなたの気持ちを聞かせて」
ルビィ「……」
ダイヤ「いえ、違うわね」
ダイヤ「ごめんなさい。あなたの気持ちを考えず、焦燥感を煽るようなことばかり言ってしまったんだと思ってるわ」
ルビィ「……」
ダイヤ「だから、あなたの気持ちを聞かせて欲しいの。きっと、わたくしはあなたの気持ちを分かっているふりだけを、していたのですわ」
ルビィ「そんなことは、ないよ」
ダイヤ「だとしても、過去のあなただけを見ていた。あなただって他の人と同じように、考えて成長して……」
ダイヤ「だから、今のあなたの考えを聞かせて」
ルビィ「私は……千歌ちゃんのことが好き」
千歌「え!?」
ダイヤ「!?」
ルビィ「あ、いや、そういう話じゃなくて……違う好きで」
千歌「だ、だよね」
ルビィ「私はずっとアイドルとかスクールアイドルとか好きで、やってみたいとか考えてて……でも、そんなこと言えるわけなくて」
ダイヤ「……」
ルビィ「でも、そんな私を千歌ちゃんは見つけてくれたの。こんな、何億人もいる地球から、見つけてくれたのっ!!! アイドルがしてみたいって、気持ちを持ってた私に、声をかけてくれたの……っ!!!」
ルビィ「だからね、そんな千歌ちゃんが苦しんでた時ルビィは何にも力になってあげられなかった。力になってあげたかった」
ルビィ「こうやって、また私は……千歌ちゃんを理由にするけど、私は……男の人が怖くて、でも千歌ちゃんの男の人の部分は、受け入れてみたいの」
ダイヤ「……安直ですわね」
ダイヤ「馬鹿みたいに安直で、馬鹿みたいに素直で、誰でも考えつきそうなことで、あなたは自分の最大の価値を失おうとしている」
千歌「ダイヤさん……」
ルビィ「っ、千歌ちゃんならいいもん!!」
ダイヤ「でも、その気持ちは……羨ましいかもしれないわ」
ダイヤ「あなたがそうしたいと本気で思うなら、わたくしは止めないわ。そのような人に対する想いを、おそらくわたくしは味わったことがありません。だから、あなたが判断したことを、あなただけの世界の物差しではかったものを、わたくしは信じたい」
ルビィ「おねえちゃ……」
ダイヤ「あとは二人で話し合って、千歌さんの気持ちも重要なんだから」
ルビィ「う、うん」
ルビィ「あ、あの……ごめんなさい。こんなことに巻き込んでしまって」
千歌「ううん」
ルビィ「あの、その……」
千歌「……」
ルビィ「る、ルビィのこと――抱いて、くれませんか?」ウル…
千歌「抱、抱く……どこでそんな」
ルビィ「知ってます、これくらい」
千歌「そっ、か」
ルビィ「千歌ちゃんのためとか、卑怯なこと言っておきながら、私の自分勝手だってこと、よーくわかってます」
ルビィ「でも、でも……」
千歌「本当に、いいの? ルビィちゃんの身体はルビィちゃんの宝物なんだよ」
ルビィ「構いません」ジッ…
千歌「……わかった」
ルビィ「ほ、本当ですか!? 嫌じゃ、ないですか?」
千歌「くす……嫌じゃないよ」ナデナデ
千歌「じゃあ、ダイヤさんともふたりで話したいから……席外して貰ってもいい、かな?」
ルビィ「う、うん!!」
タッタッタッ
◇――――◇
ダイヤ「本当にありがとうございます」
千歌「ううん、そんなこと……」
千歌「ルビィちゃんにもきっと怖い思いさせたのに……それでも私と一緒に居てくれて、ましてや力になりたいだなんて、こんな嬉しいことないよ!」
千歌「……申し訳無い気持ちも、強いし」
ダイヤ「……ルビィは、きっとあなたのことを白馬の王子様だなんて考えているかもしれないわね」
千歌「へ」
ダイヤ「あなたがいなければ、あの子はきっと今もわたくしの言うことを忠実に聞くお人形のような子だったかもしれません。この家の名前に縛られ続け、自分の心をどこかにしまいこんでいたのでしょう」
ダイヤ「でも、あなたが見つけてあげた。ルビィを、その運命の渦から引きずり出してあげた」
ダイヤ「きっとあなたは……ルビィの運命を変えたのですわ」
ダイヤ「ありがとう」
千歌「そ、そんな」///
スッ…
ダイヤ「――ルビィをよろしくお願い致します」
千歌「ど、土下座なんてやめてよっ! あの、えと……大丈夫ですからっ」
ダイヤ「妹のことなんです、これくらいはさせてください」
千歌「がんばります……だから顔あげて?」
ダイヤ「ええ……」ウル…
千歌「え」
ダイヤ「あ、いえ……。こんな風に、きっとこれから先もルビィはわたくしの手を離れていってしまうのかと思ったら」
千歌「……ルビィちゃんのこと、大好きなんですね」
ダイヤ「……そうね」
ダイヤ「仮に結婚でもしたら、どうなることやら」
千歌「あはは……」
千歌「安心してください……ね?」
ダイヤ「ええ」
◇――――◇
千歌「次の処理はルビィちゃんてことになるのかな……」
千歌「大丈夫かな……平気だよね?」
鞠莉「ちかっちー!!!」
千歌「わわっ、また」
鞠莉「ね、またしない?」
果南「まーり、最近千歌としすぎだよ」
鞠莉「えー、そんなことないよねえ?」
千歌「あ、や……えーと」
果南「ほら」
鞠莉「果南がしたいだけでしょー! ちかっちに選んで貰えないからってー!」
果南「なっ……そ、そういうわけじゃなくてっ!」
果南(でも確かに……次はえっちするって約束してたんだけどな……。覚えてくれてるかな)
果南(あんな辛い想いさせたんだから、もしかして……もう選びたくなんかないかな)
果南(もう、何ネガティヴなこと考えて……)
千歌「ご、ごめんね果南ちゃんっ! その、果南ちゃんとしたいの!!」
果南「え」//
千歌「でも、ちょっと訳があって次はルビィちゃんと」
果南「……ルビィちゃん?」
◇――――◇
ルビィ「ふたりは、千歌ちゃんとしたことあるんだよね?」
善子「な、なによいきなりっ」
花丸「どうしたの……?」
ルビィ「あ、いや……えと、その」
◇――――◇
後日
善子「ねえ千歌……今日ルビィとするんでしょ」
千歌「うん……」
善子「えと、なんていうか……が、がんばって」
千歌「うん?」
千歌「だ、大丈夫だよっ! 絶対痛くしないからっ」
善子「そう……」
◇――――◇
黒澤家
ダイヤ「今は両親共々留守にしているので、心配ありません。わたくしも今から出かけます」
千歌「ごめんなさいなんか色々……」
ダイヤ「いえ。では……お願いね」
千歌「は、はい」
バタンッ
ルビィ「ぅゆ……」
千歌(これで家にはふたりきり、か……)チラ…
千歌(なんかそう考えたら一段と)//
千歌「ルビィちゃんの部屋、行こっかっ!!」
ルビィ「う、うん」
スタスタ
ルビィ「あの、よろしくお願いします……」
千歌「ふふ、緊張しなくていいからね?」
ルビィ「う、うん」
千歌「……」ギュッ…
ルビィ「……っ」ドキドキッッ
千歌「キス……してもいい?」
ルビィ「ふぇ、き、きす?」
千歌「うん、そっちの方が気分あがるかなって……嫌だったらもちろんいいんだよ?」
ルビィ「えと……だ、大丈夫」
千歌「本当に?」
ルビィ「う、ん」
千歌「じゃあ……」スッ…
ルビィ「ぅ」ドキドキ…
千歌「――んっ……」
ルビィ「ん……」
千歌「はい、終わったよ」
ルビィ「あ……えと」///
ルビィ「幸せな気分、というか……なんというか」ドキドキ
千歌「千歌はすっごく幸せな気分だよ」ニコッ
ルビィ「ぁ、ぅ」//
ルビィ「ルビィも、です」カァァッッ///
ルビィ「今のが、き、す」ポ-…
千歌「もう一回してみる?」
ルビィ「……」コク…
千歌「……んっ」
ルビィ「ちゅ……ふぁ」
千歌「えへへ」
ルビィ「///」
千歌「じゃあ次」
ルビィ「ディープキス?」
千歌「し、しってるの?」
ルビィ「う、ん//」
千歌「じゃあ、それしてみようか。まず舌を絡ませるの」
ルビィ「ん……」ベ-…
千歌「……怖くないから、逃げないでね?」ギュッ…
千歌「れろ……♡」
ルビィ「んんんっっ!?」
千歌「んっ……れろ……れろっ♡」
ルビィ「んっ♡んっぅ♡♡ふぁ♡ちか、ひゃ♡」ビクッビクッ…♡
ルビィ(舌、ぴりぴり、して……♡全身のちからぬけて♡)
千歌「ぷは……大丈夫?」
ルビィ「……ハッ、ん♡なんか、へんなかんじ」ポ-ッ…
千歌(すっごい顔……///こんな蕩けた顔すふんだ、こんな、こんな)
千歌(ルビィちゃん、舌とか絡ませるのが好きなのかな)
千歌「口の中に入れてみるね」
ルビィ「ほえ」
千歌「ちゅ……っぅ♡」
ルビィ「んんんっぅ♡♡♡」
千歌「んはっ♡ちゅるっんっ♡じゅっ……ちゅっ♡はっぁ♡」ギュッ…
ルビィ「んっ♡んっぅぁ♡あぅ♡ちゅっぁ♡♡」
ルビィ(千歌ちゃんの舌が、ルビィのお口のなか、動きまわって♡なにこれ♡きもち、いい?)
ルビィ「んむっ♡ちかひゃ♡まっへ♡」
千歌「ルビィちゃ……♡」ギュッ
ルビィ「――んっんっっぅ♡♡♡♡♡」ビクビクビクッッッ/////
千歌「ぷは……え?」
ルビィ「はぁ、はぁ……んっ」ガクガク…
千歌「ルビィちゃん?」
ルビィ「……ぁ、なん、ですか、いまの」
千歌「ごく……」
千歌(ルビィちゃんは――口の中?)
千歌「へ、平気?」
ルビィ「は、い」ハァハァ…
ルビィ「いまの、な、に?」
千歌「えっ、と……すっごく幸せな状態ってこと、かな」
ルビィ「……そ、なんだ。確かに、すっごく……ふわふわして、幸せ、かも」ポワポワ…
千歌「///」
千歌「じゃ、服脱がせるね」
ルビィ「ふぇ、ぁ///」スルルッッ…
ルビィ(は、はや)
ルビィ「はずかし、よ……」
千歌「いつも普通に着替えてるでしょ? 平気だよ?」
ルビィ「千歌ちゃんは違うところで着替えてるもん」
千歌「そ、そうだけど」///
千歌(ルビィちゃんの下着姿……ぅ、なんか、罪悪感が)
ルビィ「ぅぅ……ルビィの胸、ちっちゃい、から」
千歌「ふふ、気にしないよそんなの。千歌に見せて?」スル…
ルビィ「ぁ、ぅ」プルッ…
千歌「きれい……可愛いよルビィちゃん♡」
ルビィ「ぅぁ……そんなことないです、こんなちっちゃくて」
千歌「可愛いよ、本当だよ? だからあんまり隠さないで?」
ルビィ「う、ん」
千歌「触るね……」フニフニ…♡
ルビィ「ぅ、ぁ♡」
千歌「痛かったりしたら言ってね?」
ルビィ「はい」ゾワゾワ…♡
千歌(確かにちっちゃいけど……でもちゃんと指が沈み込んで、ちゃんと成長したおっぱいで……♡)
千歌(ルビィちゃんの反応もあって、なんか背徳感が、すごくて)///ハァハァ…♡
ルビィ「ぅっ……」
ルビィ(千歌ちゃん、興奮してきてる? ルビィなんかで?)カァァッ//
クリックリッ……
ルビィ「ふぁ……♡」
千歌「きもちいい?」
ルビィ「……」コクッコク…♡
千歌「よかった♡」
千歌「じゃあ下も脱いじゃおっか」
ルビィ「ふぇ……う、うん」
千歌「腰浮かせて」スッスルルッ…ツ-ッッ…♡
ルビィ「~~~////」
千歌「わ♡」
千歌(濡れてる……♡善子ちゃんみたいに濡れにくい体質ではない、みたい?)
千歌(それに、ぜ、全然生えてなくて……こ、こどものやつみたい////)ハァハァ…♡
千歌(や、ば……流石に興奮、してきた、かも///)
ルビィ「ぅ、千歌ちゃん……っ」
千歌「……大丈夫だからね?」ナデナデ…サワワ
ルビィ「ふぁぁ……♡♡」
千歌「ここ、自分で触ったことある?」
ルビィ「ちょっ、とだけっ」ビクッビクッ…♡
千歌(外派かな? ここ、コリコリ、してて……♡)
ルビィ(全身が、ぴりぴりしてきて……すご、い)
千歌「力抜いてね? 気持ちいいことに集中して? 恥ずかしいことじゃないから」クチックチッッ
ルビィ「んっぁ♡んっっぅ♡」ビクッビクッ…♡♡
ルビィ(くちゃくちゃって、変な音、して)///
千歌(ルビィちゃんのここ、結構濡れる、ね♡準備はこれでいいかな)
千歌(千歌の方もこれくらいなら多分挿れられるし、あんまり興奮しすぎてもダメだと思うから……。でもルビィちゃんに触らせたりして慣れさせてあげないとだよね?)
千歌「じゃあルビィちゃん、千歌の……お願いできるかな?」
ルビィ「はっ……はっ♡ぅぅ♡」
ルビィ「千歌ちゃんの……えと、ルビィにできる、かな?」
千歌「大丈夫だよ、怖かったらすぐに言ってくれればやめるから、ね?」
ルビィ「う、うん。千歌ちゃんだし、怖くない、よ?」ウワメ…
ルビィ「だから、だから……今日は」
ルビィ「――一人の女として見てくれ、ますか?」
千歌「っ♡」
千歌「じゃあ、おねがい……」スルッ…ビンビン…
ルビィ「……ごくっ」
ルビィ(大丈夫、見るのだって初めてじゃないんだっ。ルビィだって、できるんだから)
ルビィ「じゃあ、触るね?」ピタッ
千歌「んっぅ♡」
ルビィ「っ、あつい……ぴ、ぴくぴくして」
ルビィ「上下に動かしたりする、んだよね」
千歌(やっぱりルビィちゃん、意外と覚悟してあるっていうか、ちょっと勉強してたんだね)
シコッシコ……
千歌「んはっ♡あっぅ♡」
ルビィ「この裏側のところとか、段差のところとか、気持ちいいって見ました、そうなの?」
千歌「そ、だよ♡うっぁ♡ぁ、そこ……♡」
千歌(ぁ、普通にきもち、ぃ……♡)
千歌(全然、下手ではない、ね♡)ビクッ
ルビィ「ぅっ」
ルビィ(手の中で硬くなってきたよぉ……びくびくしてて、血管浮き出てきて……こ、これが)
千歌「ルビィちゃん、怖くない?」
ルビィ「こ、怖くないですっ! こんな風に協力してくれて、本当に嬉しいよ」エヘヘ
千歌「///」
千歌(あんまり興奮しすぎても良くないだろうし……そろそろ)バサッ
ルビィ「ひっ」
千歌「そろそろ、挿れてみよっか」
ルビィ「は、はひっ」
千歌「緊張しないで、ってのは無理だと思うけど……千歌に任せて」
ルビィ「千歌ちゃん……」ウル…
千歌「痛くないからね」ナデナデ…
千歌(しっかり濡れてるし……)ピトッ…
ルビィ「ふぁ♡」
ルビィ(先っぽルビィのに当たって、あつい)
クニックニッヌリュヌリュ
千歌「はぁぁ……♡♡」
ルビィ「っ♡っぅ♡」
ルビィ(表面にあついの擦り付けられ、て♡きもちい? きもちい……)ポ-ッ…
千歌(よし、緩んだ……はいる、かな?)ググッッ
ルビィ「ひっぃ――い、いたいたいっ……!!!」
千歌「え、あっ」
ルビィ「あ、ぅ……ご、ごめんなさい……だ、大丈夫だから、続けて?」
善子『あ――あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!』
千歌「……」ダラダラ……ゴクッ
ルビィ「ち、ちかちゃん?」
千歌(やめて……痛がらないで……お願い)グッグッッ
ルビィ「ぅ、っぅ……いっっ」
千歌「ハッ……ハッ」ダラダラ…
千歌「はっ、はっ――あ、あれ」フニャ…
ルビィ「?」
千歌「ご、ごめんちょっと」フニャフニャ…
千歌「すぐおっきくさせるからっ」シコッシコッ
千歌(なんで、なんで勃たないのっ? 早くおっきくなってよっ、なんで、なんでっこんなところでっ)
千歌(早くっ、早く……!)サワサワフニャフニャ…
ルビィ「――ちか、ちゃん……?」
◇――――◇
ルビィ(やっぱりルビィじゃ興奮しなかったのかな)
ダイヤ「ルビィ、あなたのせいではないのよ」
ルビィ「え」
ダイヤ「千歌さんと話しましたが……その、千歌さんにも色々とやっかいな爆弾があったようで」
ルビィ「爆弾?」
ダイヤ「トラウマといえばわかりやすい? 千歌さんは行為の最中にいきなり続行出来なくなるくらい、アレが硬さを失った。そうね?」
ルビィ「う、うん。ほんとに、急に」
ダイヤ「善子さんを襲った時のこと、千歌さんにも、もしかしたら深く深く刻まれてしまっていたのかもしれません」
ルビィ「ぅ、ルビィが痛がったから……っ」
ダイヤ「ルビィのせいでは断じてないとわたくしが保証するわ」
ルビィ「……そ、なのかな」
ダイヤ「むしろ……この問題が表面化したおかげで千歌さんのケアをしてあげられるきっかけになったの。こんなことは言いたくないけれど、ルビィが痛がったおかげよ」
ルビィ「う、ん……千歌ちゃん、どんな状態なの?」
ダイヤ「おそらく……ですが、心因性の勃起不全のようなものですわね」
ダイヤ「――EDといえば分かりやすいかしら」
ルビィ「ED……」
ダイヤ「千歌さんの場合これが厄介なもので……」
ルビィ「?」
ダイヤ「仮に、まだわからないけれど……セックス以外の時にも、口や手でする場合にも勃起しなくなったとしたら……処理が出来なくなる。それなのに変わらず溜まっていくから……毎回痛みの伴う射出に頼るしか無くなるんですの」
ダイヤ「そうなったら……当然病院通いね、処理師に頼むという手もあるけれど。とにかく――スクールアイドルどころじゃなくなる」
ルビィ「ぅえ……そんな」
ルビィ「ど、どうしたらいいのっ!? ルビィは何か力になれる!?」
ダイヤ「そうね……ルビィとの出来事で最終的に症状が出たのだから、最後はルビィに解決してもらうしかないかもしれませんわ」
ダイヤ「そうなったら……千歌さんのことを頼める? きっとルビィしか千歌さんを真に救ってあげられない」
ルビィ「ルビィが……う、うんっ……わたし、千歌ちゃんの力になりたいっ」
ダイヤ「そう、きっと千歌さんも喜びますわ」
ダイヤ「みんなにも情報を共有した方がいいかもしれないわね」
◇――――◇
次の日
千歌「……」
ダイヤ「一年生二年生にはもう話してありますわ」
果南「千歌がそんなことにねえ……」
鞠莉「EDかぁ……」
果南「まあ……自業自得の結果とはいえ……私もその一端を担ったわけだし、最後まで面倒見るつもりだよ、安心して」
千歌「果南ちゃん……」ウル…
ダイヤ「そうですわね……」
鞠莉「善子ちゃんを襲った時のトラウマがルビィちゃんで蘇った……てことは、善子ちゃんとルビィちゃんの協力無しには解消されないってわけ……ふーん」
ダイヤ「とりあえず次の処理で千歌さんの状態を見極める必要がありますわね。その後に善子さんに協力してもらって」
果南「それがいいね、じゃあ次の処理は――」
鞠莉「わたしっ!! わたしがやるわっ!」ギュッ
果南「――だ、だめっ!」
千歌「?」
鞠莉「……どうして?」ニヤ…
果南「や、えっと……」
果南「――わたしが、してあげたいから」//
千歌「///」
鞠莉「へぇぇ」ニヤニヤ…
果南「わ、悪い!?/// 今回だけは千歌のこと鞠莉にも誰にも譲らないよっ」ギュッ
鞠莉「ふーん……」
果南「む……」
バチバチ
ダイヤ「全くふたりとも……」
千歌「あ、あの……果南ちゃん……鞠莉ちゃん、い、いたいよ///」
果南「あ、ごめんっ」
鞠莉「そんな風に言われたら譲らざるを得ないよーっ! じゃあちかっち、果南ちゃんに思いっきり甘えるのよ?」
千歌「な、なにそれ//」
ダイヤ「……では次は果南さんということで、お願いします」
◇――――◇
千歌「昨日はごめんねっ、ルビィちゃん……っ」
ルビィ「ううん、いいの」
千歌「ごめん、初めてだったのに……千歌があんなヘマ、して」
ルビィ「千歌ちゃんはとっても優しかったもん、それだけで十分なんだよ?」
千歌「でも……ごめん」
ルビィ「じゃあ、今度は千歌ちゃんのを完全に治すためにルビィに協力させて?」
千歌「……本当にいいの?」
ルビィ「うん、もちろん」
千歌「ごめんなさい……ありがとうっ」
ルビィ「その為に、他の人にも協力してもらってね」
千歌「うん」
ルビィ「また明日っ」フリフリ
曜「あ、千歌ちゃんっ!」
曜「帰ろーっ」
千歌「あ、うん」
梨子「ルビィちゃんと話していたの?」
千歌「うん」
梨子「あの……千歌ちゃん、焦らなくていいから、ゆっくりでいいから治していこう?」
曜「そうだよ、すぐ治るかもしれないし」
千歌「うん……ありがとう」
梨子「元気出して? 私たちも協力するから、ね?」
曜「そうだよ、大丈夫だって!」
◇――――◇
千歌の家
カコ-ン…
果南「どーしたの、早く入ってきなよ」
千歌「あ、えっと」
千歌「うん」ガララ…
果南「はーっ♡千歌の家の温泉久しぶりー……入らせて貰えるなんて贅沢贅沢」
千歌「確かに、もう半年以上入ってなかったかもね」ザバ-
果南「千歌も早く来なよ」
千歌「うん」チャポン…
千歌「//」
果南「そんなに見なくても逃げないよ」クス…
千歌「そ、そういうわけじゃ」
千歌「……前までお風呂入ってもこんな風に、果南ちゃんとかに気使わせなかったのにな……ごめんね」
果南「千歌……」
果南「もうっ」ワシャワシャッ
果南「千歌は千歌でしょ、なに変なこと気にしてるの?」
千歌「果南ちゃん」
果南「いくら身体のことが変わっても、珍しい体質でも、何が起こったって……私の中の千歌は変わらないよ」
果南「だから、変なことなんて考えないでね」
千歌「……うん」
果南「んー……もう本格的に秋だねえ」
千歌「ね」
果南「もう少し浸かったら、鞠莉のホテル行こっか」
千歌「うん///」
◇――――◇
鞠莉「はいはい今回もマリーがお部屋をご提供デースっ!」
果南「ごめんね、毎回毎回……今回で最後にするから」
鞠莉「いいのいいのっ、気にしないで?」
鞠莉「ちゃんと精力剤買った?」
果南「い、一応……コンビニで」
果南「こういうの効くのかな……」
鞠莉「無いよりマシ程度な気もするわね。ダメならバイアグラでも輸入するわ、それとあの媚薬も併用する」
果南「そ、そこまではいかせたくないな……」
鞠莉「だーかーらっ、果南がいるんでしょう?」
果南「う、うん」
鞠莉「じゃ、お楽しみくださーいっ!」
◇――――◇
ホテルの部屋
果南「はいこれ、一応飲んでみて?」
千歌「これ……。え、なにこれ//」
果南「一応精力剤だって。医療品じゃないし強くはないと思うけれど、病は気からっていうでしょ」
千歌「ぅ、飲んでいいの?」
果南「どーぞ」
千歌「……んっ」ゴクッ…
千歌「うーん……? 意外と美味しいかも」
果南「へえ……ドリンクだし、1時間くらいしたら聞いてくるかもね。それまでテレビでも見てよう?」
千歌「うんっ」
◇――――◇
果南「ふふふっ」
千歌「……」モジモジ…
千歌「あの、かなんちゃ」
果南「ん、どしたの?」
千歌「――なんか、体の奥がじんわり熱い、かも」
果南「……そっか、じゃあ始める?」
千歌「……」コク///
果南「ほーら、なに緊張してるの?」
千歌「あ、いやなんていうか」
千歌「やっぱり果南ちゃんとするのって、ちょっと……変てわけじゃないんだけど――特別って、いうか」
果南「な//」
果南「もう……変なこと言わないでよ」//
果南「でも、ありがとう。嬉しい」
千歌「うん……」
千歌「ち、ちゅー……していい?」///
果南「千歌のしたいことなら、なんでもいいよ」//
千歌「……」キュンッ//
千歌「んっ……ぅ」チュッ…ンッ
果南「んっ、ち、か……」ギュッ…♡
千歌「んっ、ぁ……ちゅ、ん♡」
千歌(わたし、果南ちゃんとちゅーしてる……果南ちゃんと)ポワポワ…♡
果南(ちかと、キス……ちかとキス、してる……///)ギュッ…♡
果南(千歌の舌が、入ってきて……♡なに、これ、千歌うますぎ、でしょ)///
バサッッ
果南「!?」
千歌「んっ、はっぁ♡んっちゅっぅ♡」ギュッモゾモゾ…
千歌「ぷは……えへへ♡」
果南「ふふ……うまいね」
千歌「そ、そう?」
果南「うん、びっくりした」
果南「キスでわかったかもしれないけど、わ、わたし……そういう経験とか、ほとんど無いし……ごめんね?」
千歌「大丈夫だよ」エヘヘ
千歌「脱がせるね?」
果南「うん//」
スルルッ…プルンッ…♡
千歌「おっ、き……//」ハッ…ハッ…♡
果南「ん//」
フニッフニッ…
果南「ん、は……♡」
果南(やっぱり、人から触られるのゾワゾワ、する……)
千歌(すごい弾力……鞠莉ちゃんのは柔らかかったけど、果南ちゃんの、簡単に指が沈み込まなくて、跳ね返されるみたいな)///
千歌(先っぽも、ちょっと茶色めで、ぴーんておっきくなってて……やらしい///)クリックリ…♡
果南「そ、こは」
千歌「きもちーの?」
果南「……」コ…ク……♡
千歌「そーなんだ♡」キュッキュッ…
果南「っぅ……は、っぅ」
千歌(果南ちゃんが私の手できもちよくなってる……♡)
スススッ
果南「ぁ、下は……」
千歌「……だめ?」
果南「だめじゃない、けど……わたし、綺麗じゃないし、あんまりみないで」////
千歌「っ///」スルスル…
果南「っ//」
千歌「わ……♡」
果南「ほ、ほんとにだめっ」///
千歌「だめ……?」
果南「ぅ、だって……ほんと、綺麗じゃ、ないし」
千歌「見て見ないとわかんないよ」
果南「で、も……」
千歌「前に一回見てるよ、それにお風呂とかでだって」
果南「そ、そうだよね。ごめん……なに恥ずかしがってるんだろ……」
千歌(まじまじとなんて全然見えてなかったけど……)
千歌「足開いて?」
千歌(めちゃくちゃ恥ずかしがってる……かおまっか……♡♡)
果南「っ……」スッ…//
千歌「わ……♡」
果南「も、もういいでしょ!?」バッ
千歌「だめ♡」ググッ
果南「ひゃっ、や、やだ……っ」////
果南「っっっ」/////
千歌「はぁ……♡」
果南「ほん、と。綺麗じゃない、よ。きっと、みんなみたいに薄くないし……っ」
千歌(顔隠しちゃってる……♡)
千歌(果南ちゃんのここ……整えてるみたいだけど、他の人よりかなり濃いの分かるし……びらびらも大きめで、クリも、ちょっと大きめで……綺麗っていうより、すっっっごくやらしい………見てるだけで♡)ゴクッ
千歌(ぁ、もうすっごい溢れて来てる……ぬらぬらだ♡)
千歌「ん、は……もう興奮してるの?」
果南「ちが、うよ」
クチッ…グチュ…
千歌「えへへ、かわい♡」
果南「んっぁっ♡っ♡」ビク…ビクッ…
千歌(果南ちゃんのここ、おっきくなってる♡コリコリして……♡)
千歌(それに……すごい量♡ちょっとしか触ってないのに奥から奥から溢れ出して来て)
千歌(きもちいのかな? 外敏感なタイプみたい?)グチッグチュ…♡
果南「――ぁっ♡だ、だめっ♡」
プシュップシュッッ
果南「ぁ、ぅ♡♡」
千歌「わっ」
千歌(外弄ってただけなのに、液体吹き出して、きて)///
千歌(し、潮吹き……? そいえば、確か果南ちゃんてとっても濡れやすくて、ということは)
果南「ち、か」ハァハァ……キュゥキュゥ//
千歌「へ、へいき?」
果南「平気だけど、その――タオル、敷きたい……」
千歌「え……?」
果南「////」
千歌「あ……」ドキンッッ
果南「っご、ごめん私のせいで」
千歌「ううんっ!! 今とって来るねっ!!」
タッタッタッ
千歌(果南ちゃんの、照れたあの顔……ぅぅ……)///
千歌「はいっ、これで」
果南「ありがと」
千歌(うわっさっきので、もうシーツぐっしょり……)
果南「あ、の……ごめんね! 私、多分変な体質みたいで」
果南「……嫌かもしれないけど」
千歌「え、嫌なんてことないよっ! 果南ちゃんの全部が好き!」
果南「そ、そっか」
千歌「さては信用してない?」
果南「いや、だって……嫌でしょ? ……辺りぐしゃぐしゃに汚す人、なんて」
千歌「やじゃないよ! 果南ちゃんが気持ちよくなってくれてるの嬉しいもん。それなら」
千歌「私のことも嫌い? 私もすっごく、量多いでしょ」
果南「千歌のは私と違って仕方ないことで」
千歌「でも果南ちゃんは受け入れてくれるでしょ? 千歌だって、毎回毎回出すときの量が多くて、本気で悩んでたんだよ」
千歌「まあ今も悩んでるけど……」
果南「そんな風に思ってたんだ……ごめん」
千歌「ううんっ、果南ちゃんやみんなは受け入れてくれたから、随分楽になったの。だから、果南ちゃんもそういうの気にしないで欲しい」
果南「う、ん……」
果南「ありがと」
千歌「ううんっ」
果南「じゃあ、準備しよっか」サワ…
千歌「ぁぅ///」ビンビンッッ
果南「って……もう、こんな硬くなって」
果南(これなら心配なさそうだね?)
果南「ふふ、こーふん、したんだ」
千歌「だって//」
千歌「か、果南ちゃんっ」ギュッバサッ
果南「きゃっ」
果南「ど、どうしたの」
千歌「も、挿れたい……準備出来てるから、私……はやく、はやく」ハァハァ…
千歌「かなんちゃんのことほしいの……っ」
果南(千歌、必死だ……かわい♡)
果南「うん、いいよ……きて?」
千歌「ん、くっ……かなん、ちゃ」ギュッ…
ヌリュッヌリュ…
果南「ぅ、ぁ♡」
千歌(果南ちゃんのここ、すっごくぬるぬるしてる……♡きもちーのかな♡)
果南(千歌は、私で興奮して)///
千歌(あ、でも果南ちゃんは実質初めてみたいなものだし……痛くしないように、しないと)
善子『あ――あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!』
千歌「っっ!!」
千歌(ま、また……)
千歌(だめ、ルビィちゃんの時みたいに……だめっ)ダラダラ…フニ…
果南「ちか?」
千歌「ううんっ!」
千歌(はやく、はやくいれないとっ!!)
千歌「挿れるよ」ササヤキ
果南「っ////」キュンッッ
ヌリュッヌリュッ
果南「ぅ、ぁ……」
千歌(あ、あれ、あれ?)
果南「ちか、焦らすの……だ、め」
ヌリュッヌリユッッ
千歌(いれないと、いれないとっ……また、また――失敗しちゃうっ)
フニャッ…
千歌「ぁ……」
果南「……?」
◇――――◇
千歌「ぐす……ぅぅ……」
果南「……」ナデナデ…
千歌「ごめんなさい……ごめんなさい……」
果南「謝らなくていいんだよ、ね?」ナデナデ
果南(ダイヤからも色々聞いたけど、まさかほんとに……)
果南(このまま終わっちゃったら千歌にはまた一つトラウマが出来ちゃう。なんとかして、成功体験させてあげて……失敗したことを忘れさせるようにしないと……)
果南(ルビィちゃんが痛がったからか、善子ちゃんとのことが本気で表面化してきてるのかな。このまま善子ちゃんやルビィちゃんとしようと思っても出来るわけない……)
果南(曜か梨子ちゃん辺りのリラックス出来て信用できる人に任せるしか……)
千歌「……」
果南(――また、人任せ?)
果南(千歌がこんな風に悩んでるのに、また私は何も出来ないの? また、見ているだけ?)
果南(そんなの嫌だ……私だって。責任持って千歌のこと支えるって言ったもん)
果南「ねえ、もう一回してみない?」
千歌「え……? でも、千歌」
果南「きっと千歌は考えすぎなんじゃないかな? 善子ちゃんに無理やりしてから、えっちしてる最中に考えることが増えたのかもしれない」
果南「難しいことは考えないで、千歌は気持ちよくなりたいって思うだけでいいんだよ?」
千歌「でも、でもっ……そんなことしたら」
果南「私のこと、気遣ってくれてるんだよね? 私のことだけじゃない、ルビィちゃんのことも。優しくしてあげようって思ってたんだよね?」ナデナデ
千歌「ぅ……」
果南「偉いね、千歌。その気持ち、きっとルビィちゃんにだって伝わってたし、私にも伝わってる」
果南「でも、その……私がそういう経験たくさんあれば……千歌が色々考えたりしなくてよかったのかもしれない、ね」
千歌「そんなこと、ない。果南ちゃんのせいなわけ、ないよ。続けたらまた果南ちゃんに迷惑、かけちゃうよ」
果南「迷惑なんかじゃないよ。――じゃあ、千歌と繋がりたいって言うのは、私の自己満足」
果南「それでどうかな?」
千歌「……ぅ//」
ギュッ…
果南「私――ち、千歌とえっちがしたい……だめ?」///
千歌「ぅ、ぁ/////」
千歌「う、ん……千歌も、かなんちゃんと、した、ぃ……よ」カァァアアアアッッ…
果南「ふふ、じゃあしよっか……千歌の準備しなくちゃね」スルルッ…サワワ…
千歌「ふ、ぁ」
ムクムクッ…
果南(さっきもそうだったけど……大きくしたりすることに関しては何も問題ないんだよね……。挿れようとすると、多分心因的なもののせいで、硬さを保てなくなる……うーん、どうしようかな)
千歌「はぁ、はぁ……♡」
果南「さっきまであんなにガチガチだったもんね? 千歌だってドロドロがここにかなり溜まってるはずなんだから……もーっとリラックスして……そう、深呼吸、ちゃんといっぱい出しちゃおうね?」サワサワ…♡
千歌「ふー……はー……♡」ビク…
シュコシュコ…
千歌「ぁ、ぅ♡かな、ちゃ♡」
千歌(ふつーに、うまい、し)
果南「動画とかで見ただけだから下手かもだけど……痛かったら言ってね?」グチッグチッ
千歌「んぁぅ♡♡」ビクッ…ビンビンッ…
果南(先っぽから透明なのが……完全におっきくなってるし……)
果南(千歌のってパンパンに膨らむ先っぽが弱点だしわかりやすいから……やりやすいのかも?)
果南「あ、むっ」
千歌「っぁっ♡」
果南「ちゅ……んっ」
果南(すご……こんな味するんだ。千歌の味……えっちな匂いが口から鼻まで抜けていって、ちか……♡)
千歌(果南ちゃんに咥えられて……♡)ハァハァ…♡
果南(先っぽの、段差のとこ……)レロォ…
千歌「ふっ、ぅぅ♡♡」
果南(先っぽの穴の近く……)チュゥゥッ♡
千歌「ひんっ♡♡♡」ガクッ…
果南「んは……おっきくなったね? すっごく硬い……」サワサワ…
千歌「はっ……はっ」
果南(千歌は溜まったの出したくて出したくてたまらないんだよね……そう考えると///)
果南(精力剤の影響もあって、ほんとにガチガチ……はやく楽にしてあげたいな)
ギュッ…バサッ…
千歌「か、かなんちゃん?」
果南「私が上になるね? それなら平気なんじゃないかな?」
果南(千歌のタイミングじゃなくすれば、小さくなる前に挿れられてそのままの刺激で射精まで導けるはず……うまくできるかな)
千歌「でも果南ちゃ――」
ヌプッッッ
千歌「~~~~!?♡♡♡」
果南「ん、はぁ……すご、いね♡♡千歌の入ったよ……」ニコ…♡
千歌「ぁ、ぅぁ♡ふっぅ♡」
果南(お腹のなか、すごい圧迫感……ちかの入ってる……考える間も与えないっていうの上手くいった……あとは、千歌が中折れとかしないように……わたしが、がんばらなくちゃ)
千歌「きも、ちい……♡」
果南「きもちい? ふふ、私も……動くね?」
ヌプ…ヌプ……
果南「っぁ……♡」
果南(やば、いなぁ。これ……♡全然上手く動けな……ぃ♡千歌の先っぽの段差が膣内に、引っかかると、一気に力が抜け――)
果南「ふぁぁ…………♡」プシュプシュュッ♡
千歌「わ♡」
果南「ご、ごめんっ!」
千歌(果南ちゃんので身体も全部びしょびしょ……♡)
果南(あーもう……っ)
果南「はぁ、はぁ……」プルプルッ…
果南(ど、しよ力抜けて……うごけ、ない)ハァハァ…
千歌(かなんちゃん可愛い……♡お顔真っ赤にしてびくびく震えちゃって……♡)
千歌(もっと、もっと気持ちよくなりたい……もっと果南ちゃんと気持ちよくなりたい)ムク…
果南「ち、ちか?」
バサッ…
果南「きゃっ」
千歌「はっ……んっ♡果南ちゃん……やっぱり千歌が上で動くよ♡いい?」
果南「あはは……ごめんね、あんまり上手くなくて」
千歌「ううん……きもちよかった」
千歌「でも、もっと……果南ちゃんのこと欲しい……」ハァハァ…♡
果南「っ」キュン…
果南(いい感じに理性飛んでくれてる、みたい?)
果南「うん……いいよ? 千歌が気持ちよくなってくれると、きっと――私も気持ちいいから」////
千歌「ぁ、ぅ」
果南「ね? だから――2人で気持ちよくなろう?」
千歌「っっ♡♡♡♡♡♡」ギュッ…ヌプッヌブッッ!!!
果南「っぁっ♡♡」
千歌「ん、ッぐ♡かなんちゃ♡かなんちゃ♡♡♡」パンパンッッ
果南「ぁっぅ♡ちか、そんな、いきなり♡♡」
千歌「果南ちゃん好き……♡もっと、もっと、果南ちゃん♡」ズッチュッズチュッッ…ギュッゥゥ
果南「――ふぁぁ♡♡」
千歌「?」
果南「はぁ、はぁ……♡」
千歌「果南ちゃん、背中好きなの?」
果南「わかん、ない……でも」
果南(抱きしめられたら、後ろからぞくぞく……って)
千歌「……」ギュッ…サワサワ
果南「ん、ぁ、ちか」…トロン……
千歌(すご♡背中さすさすすると、果南ちゃんの膣内きゅぅぅって……♡背中とか肩甲骨の辺りが好きなんだ……)
千歌「ちゅっ……んっっ♡」ヌプッヌプッッ
果南「んっっ♡んっぅ♡」ギュッビクビク…♡
千歌「かなん、ちゃ♡かなんちゃん♡」ギュッパンパンッッ
果南「ふぁ♡だ、めっ♡」プシュップシュッゥ…♡
千歌「はっぁ♡果南ちゃん♡かわい♡もっと気持ちよくなろ? 千歌と一緒に気持ちよくなろ?」ギシッギシッッッ♡
果南「~~♡♡」ブンブンッッ…プシュッゥ♡
千歌「とまんないね♡かなんちゃん♡」ヌプッヌプッッ
果南「ちか♡ちかぁっ♡」
果南(わたし、千歌と繋がってる……)
千歌(私、果南ちゃんと、えっちしてる……)
ギュッ…
千歌「ぁ、でちゃう……かなん、ちゃん」ギュッ…ビクビク…
果南「いいよ? 全部出して♡?」
千歌「あっ♡いく……んっ♡んっっ♡♡」
千歌「――っぁぁっつ!!!!!」ビュッビュッビュルルルルルルルルルルルルルッッッ!!!!!!!!
果南「っっ♡♡♡」
千歌「ぁ……あっ」ビュッビュ……ビュ…グッタリ…
果南「はー…はー……」
千歌「んっ……かなん、ちゃん」グッタリ…
果南「はぁ、はぁ……ふふ、お疲れ様」ナデナデ
千歌「う、ん」
果南(やっぱり相当負担大きいか……疲れちゃったね)
果南「最後まで出来たね」ナデナデ…
千歌「果南ちゃんが、千歌のこと受け入れてくれたから……迷惑ばっかりかけてるのに」
果南「仮に迷惑かけてるとしても、私としては遠慮なくかけてくれた方が嬉しい。そっちの方が……なんだか千歌と一緒な気がするでしょ?」
果南「だから……遠慮なくなんでも話して欲しいしなんでも頼って欲しい」
果南「私はいつだって千歌の味方だよ」
千歌「う、ん……あり、がと」
ヌプ…ドロォ…
果南「わ……すっごい、量」
千歌「果南ちゃんだって人のこと言えないもん! みてよシーツ! これ!」グッショリ……
果南「た、タオル……もっと用意した方が良かった、ね?」
千歌「お互い量凄いと……こうなるんだね」
果南「次への反省ってことで……」
千歌「そうだね……」フキフキ
果南「でも私は千歌の嫌いなソレと、このドロドロのせーえき、好きだよ」
果南「これが無かったら私は千歌と繋がってないし、気持ちよくもしてもらってないもん」
果南「だから千歌が嫌いでも、私は好き」
千歌「かなんちゃん……」
果南「……」ナデナデ…
千歌「ん……千歌、ねむい……」
果南「疲れちゃったよね……眠ろっか?」
千歌「でも果南ちゃんともお話したい」
果南「いつも話してるでしょ」
千歌「もっと」
果南「ワガママはだーめ、眠ろ?」ギュッ…
千歌「ん……」ギュッ
千歌「果南ちゃん……私ね」
果南「うん?」
千歌「すっごく、不安だったんだ」
千歌「私の身体おかしくなりはじめて、最初は果南ちゃんに処理して貰ってたでしょ?」
千歌「その時は果南ちゃんだけが頼りで、どうなるかわからなくて怖くて不安で……でも果南ちゃんがしてくれるからきっと平気だって思ってて」
千歌「周りに頼れる人なんて全然いないし、周りにこんな人いないし、どんどん怖くなって」
果南「……」
千歌「果南ちゃんしてくれなくなって……私を思ってしたことだっていうのも分かってたけど……でも、嫌われたんじゃないかって……怖くなって……っ」
果南「ごめん……」
千歌「ううん、謝らないで」
千歌「でも……それで分かったの。果南ちゃん、千歌から離れていかないで……? ずっとずっと近くにいて欲しいよ」ギュッ…
千歌「ワガママだって、分かってるけど……でも、でも」
果南「大丈夫だよ、もう離れてなんか行かないから」ナデナデ
果南「ごめんね、身体がどんどん変わっていくの、怖かったよね。それなのに側にいてあげられなくてごめん……私も千歌のそばに居たい……」
千歌「うん……えへへ」ギュッ
果南「……好きだよ千歌」ギュッ…
千歌「わたしも」
千歌(果南ちゃんに包まれてるみたいで、安心する………)
千歌「ん……」ウトウト
果南「おやすみ、千歌」
千歌「う、ん」
◇――――◇
千歌「……ん」パチッ
果南「あ、おはよ」
千歌「ん、ぅ……おはよ」
果南「よく眠ってたね」
千歌「そうだった?」
千歌「えへへ、果南ちゃんと一緒だったからかな」
果南「そうだと嬉しい」
千歌「んーっ!!」
コンコンッ
鞠莉「2人ともー、起きてたら開けてー」
果南「ん、鞠莉か……はーい」
ガチャ
鞠莉「ハロー」
千歌「って、服まだ着てないよぉ!!!」
果南「あ」
千歌「もーなんで開けちゃうの果南ちゃんっ!」
鞠莉「くすくす、昨日はどうだった?」
チラ…
鞠莉「……あら、随分お楽しみだったみたいね?」
果南「ご、ごめんなさい!!! シーツ汚しちゃって……!」
千歌「ぅ、ごめんなさいっ」
鞠莉「いいのいいの! 楽しめたみたいだし? そうでしょう?」
果南「えっ、と……うん」//
千歌「////」
鞠莉「後でお話聞かせてね♡かなん?」
果南「わ、わかったよ……」
◇――――◇
鞠莉「ふむ……なるほど」
ダイヤ「行為に至る前、前戯の段階等々においては千歌さんになんら問題はないと」
果南「うん」
ダイヤ「ただ、挿入の直前で一気に行為不能状態にまで陥ってしまう……痛がったりしたの?」
果南「いや、挿れる前だったしそういう反応はしなかったはず」
鞠莉「それなのにちかっちがふにゃってなっちゃうのは……完全にルビィちゃんとのことで心因性のEDが本格化したと見てもいいかもねえ」
鞠莉「善子ちゃんを犯した時のトラウマに加えて失敗したらどうしようというルビィちゃんの時に発生したトラウマが合わさってる……」
果南「千歌に考える間も与えないで、本能だけを刺激することが出来たらきっと問題なく出来るはずなの。でも……善子ちゃんに無理やりしちゃったせいで相手のことを過剰に気遣うようになってるみたいで」
鞠莉「それは私も感じたわ。善子ちゃんと3人でした時……ちかっちはまるで怯えているみたいだったもの」
ダイヤ「なるほど……」
鞠莉「まず千歌により今まで以上に強い成功体験をもっと植えつけてあげるのと……。ちかっちが相手の痛みとかを考えてしまうようなことがない相手の方が処理に適任ね」
ダイヤ「勃起現象は副交感神経が強く働いた時、射精現象は交換神経が強く働いた時に起こる現象。千歌さんの場合は勃起現象に問題を抱えているので、より副交換神経を働く相手、つまり、リラックス出来る相手でなくてはならない」
鞠莉「つまり! わたし――」
梨子「――失礼します」
曜「失礼しまーす!」
鞠莉「?」
◇――――◇
梨子「あはは……やっぱり大変なことになっちゃったね。千歌ちゃんがそんな風になるだなんて想像もつかないけど」
曜「そう、だね」
梨子「私達のどちらかが処理するのがいいって言われたけれど、どうしようか?」
曜「あの、梨子ちゃん! 今回は、私に任せてくれないかな?」
梨子「え?」
曜「あ、いや……ほら前回3人でするって言って結局……私はしてなかったし……そのなんていうか」
梨子「くす……うん、いいよ」
梨子「千歌ちゃんのことお願いね? 曜ちゃんならきっと出来るから」
曜「う、うん! でも出来るかなあ……私はそんなに経験もないし……」
梨子「大丈夫だよ、千歌ちゃんだって曜ちゃんならリラックス出来ると思うし」
曜「そう、かな? がんばる!」
曜「あ、じゃあ千歌ちゃんと話してくるね!」
梨子「うん、行ってらっしゃい」
タッタッタッ
善子「次は曜なの?」
梨子「あ、そうみたいだね」
善子「……私がきっかけで、千歌のアレ……使い物にならなくなっちゃったんでしょ?」
梨子(使い物って……)アハハ…
梨子「でも、よっちゃんが気にすることじゃないと思うよ。気にしてあげるのは、優しい証拠」
善子「そ、そんなんじゃないってばっ」
梨子「千歌ちゃんのこと誘わないの?」
善子「……」
梨子「よっちゃんにこんなことを言うのは、どうかなとも思うんだけど……よっちゃんの方から誘ってあげて欲しい」
善子「……そ、したら……あの人治るの?」
梨子「可能性は高くなると思う」
善子「…………わかっ、た。言ってみる」
善子「曜とし終わったら、次誘ってみる……」
善子「で、でも! ……何て言って誘えばいいの?」
梨子「……それは。自分の言葉ならきっとなんだって良いと思うな」
善子「ま、丸投げじゃないっ!」
梨子「本当のことだもん。思ってること伝えられたら、きっと大丈夫だよ」
善子「う、ぅ……わかっ、たわよ」
◇――――◇
曜「千歌ちゃーん!!」
千歌「ん、どーしたの?」
曜「今度の処理のことなんだけど!」
千歌「うぇぇ」
曜「鞠莉ちゃん達と話し合って私ってことに決まったんだけど、どうかな!? 良かったらお願いっ!」
千歌「曜ちゃんがしてくれるの……?」
曜「お任せであります!」
千歌(曜ちゃんと……///)
曜「……//」
千歌(そいえばすっごく、久しぶり……曜ちゃんと、また)
曜「だ、黙らないでよ//」
千歌「ごめんっ! ちょっと……想像しちゃって」
曜「そ、想像って」///
千歌「あああっそ、そういうことじゃなくって!」
曜「ま、まあとにかく! その日はよろしくっ!」
千歌「う、ん」//
◇――――◇
処理日 曜の家
千歌「わー、この写真懐かしー!」
曜「でしょー」
千歌「そう考えると私達成長したよねー……当然なんだけどさ」
曜「ね、こんなにおっきくなってるはずなのに……やっぱり成長した実感とかは無いし」
千歌「なんか不思議だよねー」
千歌「しばらく会ってない状態で、わーおっきくなったねー! ってやつやりたいかも」
曜「あははっ、それもいいけど……でも、変わってくことがわからないくらいずっと一緒に居たって言うのも結構凄いことだと思わない?」
千歌「……そうかも」
曜「ね」フフッ
曜「さーて! ママも出掛けてることだし、始めちゃおっか?」
千歌「う、うん」
曜(今回は、千歌ちゃんが続行不能とかにならないことが最優先。前みたいに普通にえっちして、普通に気持ちよくなって、普通に最後まで出来るようになることが大切)
曜(でも、どうしたらいいんだろう? 前とおんなじ感じでいいのかな。それだと千歌ちゃん私に気を遣いすぎるかな?)
曜(んー……理性をとにかく飛ばすことが大切らしいけど、私には誘惑とか出来ないしなあ)
曜(そうだ……)
曜「あ、あの! 今日は千歌ちゃんがしたいこと、全部していいからっ!! 私に、したいことがあったら、だけど……」///
千歌「し、したいこと全部!?」///
千歌「し、したいことって、言われても///」
曜「そ、そうだよねごめん……こんなこといきなり」
千歌「あ、いや」
千歌(曜ちゃんとしたいこと……曜ちゃんとしたいこと……///)
チラ…
千歌(あ、曜ちゃんの競泳水着……)
千歌(競泳水着……?)
千歌(い、いやいや!! そんなこと、言ったら……ただの、変態だよぉ//)
曜「……千歌ちゃん?」
千歌「あ、いや……えっと」
千歌「引かない……?」
曜「ひ、引かないよ!!」
曜「だから教えて?」
千歌「ぅ、ぅ……あれ」
曜「? 競泳水着?」
千歌「あれ、着て……ほしい」
曜「……」
曜「へ!?」
千歌「ほ、ほらぁ!!」
曜「いやいや! そうじゃなくて! びっくりしたというか、その……あんなのが良いの?」
千歌「わ、わかんない……なんとなく、なんだけどさ。目に入って……」
曜「……こ、これ? これ――競泳水着だよ……全然いやらしくなんかないよ?」
千歌「そ、そうだよね! んと……」モンモン…
曜「えっと、コスプレ……ってこと?」//
千歌「そうなる、のかな?」
曜「――コスプレえっち……?」
千歌「っ!?」///
曜「あぁっ! 今のはその、違くてっ!」
千歌「う、うん……」
曜「……そ、その……したいなら――やって、みる?」///
千歌「っ///え、えと……」チラ…
千歌「う、うん……」コク///
◇――――◇
曜「んと……こんなのがいいの、かな?」ピチピチ…
千歌「ん、ぐ」
曜「こんなの……全然、興奮しないと思うんだけど」
千歌(曜ちゃんの競泳水着……肌にぐいぐい食い込んでて、ぴちぴち、だ///)
曜「どう、かな……」//ピチピチ…
曜(とにかく千歌ちゃんのことを興奮させてあげなくちゃいけなくて、しかも今回私がしなくちゃいけないのは、滞りなく最後まで……は、恥ずかしいけど、これも千歌ちゃんのためっ)
千歌「う、うん……いいと、おもう///」
曜「そ、そっか」
千歌「……」
曜「……」
千歌「このまましても……」
曜「っ///」コク…
ズイッ…
千歌「……んっ」
曜「……ちゅ」///
千歌「……//」
千歌(競泳水着姿の曜ちゃんとキスするって、なんか、なんか……///)
千歌「ちゅ……んっ、んっ♡」
曜「んっ♡ちょ♡ちか、ちゃ♡」
千歌「れろ……ちゅぴ……じゅぶ……♡」
曜「ん、んっ♡」
千歌「ぷは……はぁ、はぁ」
曜「……も、う♡」
曜(スイッチ、入ったみたい)
バサッ
千歌「ん、は……なんか、不思議な気分……すべすべ」サワサワ
曜「ん、っ♡」ビク…
千歌(むね……♡)フニフニ…
曜「は、っ」
千歌(やっぱり競技用だから胸を相当押し潰す作りになってるんだ、くるしそ……♡)
千歌(肩のところから――)
ズルッ…
曜「ひゃっ」プルンッッ…♡
千歌「っは♡えへへ…それは♡」
曜「ぅ……」
曜(普通の下着降ろされるより、恥ずかし//)
フニッフニッ…♡
曜「ぁ」
千歌(曜ちゃんの、誰よりも弾力あって……すごい♡)
千歌(でも曜ちゃんはあんまり胸とかは感じないって言ってたし……また、アレで)スッ…
千歌「かわいい」ササヤキッ…
曜「ぅ」////ゾクゾクゾクッ…
千歌(は、ぁ♡やっぱり曜ちゃん、耳がいいんだ♡囁いただけで目細めてとろーんてなっちゃって)
曜「は、はっ……♡」
千歌「くす……♡」
◇――――◇
善子「……今頃千歌は曜と一緒なのかしら」
善子「それで処理、して……」
善子「上手くいけば、次は……わたしと」
善子「////」
善子「また、あの人と」
スッ…モゾモゾ…
フニッ…
善子「ぁ……♡」
善子「ん、っぁ」フニフニ……
善子「むね、きもち、い……//」
善子(あ、あれ? なんかいつもより、きもち、いい?)
善子(なんで? ――ヒートテックの上から触るの、きもちい……すべすべしてて、きもちーのだけがくる感じで)ビクッビクッ…♡
善子「んっ、んっ……っぁ、さきっ、ぽ……っく、ぅ」ビクッビク…
善子「ぁっ♡あっ♡ぅ♡」クニックニッ…♡
善子「はぁ、はぁ」
善子「ん、あのきゅぅんてなるやつ、こない……」
善子「マリーに触られてる時も良かったけど、でも」
千歌『善子ちゃん』
善子「あ、あの人にされてる、時が一番……」
善子「///」
クニクニ…
善子「ん、は……どんな、感じだったっけ」
善子「そう、こうやって最初は、優しく、くにくに、先っぽさわって……っ、ぁっ♡」クニクニピンピン…♡
善子「んっ、んっっ♡♡」
善子「それでこうやってつよく――ふぁぁっ♡♡」ギュッキュッ…♡
善子「はーっ♡はーっ♡♡」
善子「ち、か♡ちか……♡」ピンピンッキュッゥ♡
善子「ん……すき……っぁ♡」
善子(ちくび、すごくかたくなって♡)
善子(触るたびにきゅんきゅんして♡)
善子(あの人がしてくれた、みたいに)
善子「ぁ♡――また♡あれ、く、る♡んむぅ♡ち、か……ちかぁ♡♡」
善子「――っっっ~~!!!!♡♡♡」ビクッビクッビクッ♡♡
善子「っ……ん、は……んっぅ……はぁ、はぁ……」キュン…キュン…グッタリ…♡
善子「はぁ、はぁ。ち、か……ぁ♡」
善子(おなにー……きもち、ぃ……)フルル…ハァハァ……♡♡
善子(しあわせ……)ハァハァ…
善子「……」
善子「……」スゥ…
善子(きもちいいけど、でもなんか、ちがう……)
善子「って! わ、わたしっ」////
善子「か、完全に今……あの人のこと考え、なが、らひとりで///」
善子「ち、ちがうちがうっ! 今のは……違う、し……///」
善子「……」
善子「し、したも……」
善子「そ、そうよ……私、濡れにくいし……濡らせるようにした方が」
クチ…
善子「んっ♡」
◇――――◇
千歌「ぅ……」
曜(躊躇して……これがEDの……?)
曜「大丈夫だよ千歌ちゃん、ゆっくりでいいから」
千歌「う、ん」
千歌(また、またふにゃったらどうしよう……大丈夫かな、大丈夫かな……)
曜「……」ギュッ…
千歌(あ、ようちゃ、いいにおい……♡)
ヌプ…
曜「っふぁぁ……♡♡」
千歌「ん、くっ……は、あ……ぁぁ♡」
千歌(今回は、ちゃんと、挿れられた……♡)ハァハァ…
千歌(ようちゃんの、なか……相変わらずせま)
曜「ぅ、ちかちゃ……///」
曜「挿れられた、ね♡」
千歌「ようちゃんの、おか、げ」ハァハァ……
千歌(このまま動いてもいい、けど……)
曜「……ど、したの?」ハァ…ハァ…
千歌「――曜ちゃんて、さ……たしかひとりえっちしたこともあるって言ってた、よね?」
曜「へ?」
千歌「満足できなくて、途中で辞めちゃうことはあったって、言ってたよね」
曜「……千歌ちゃん?」
千歌「ね、曜ちゃん……今日は千歌の好きなことしてくれるんだよね?」
曜「え、えっと」ダラリ…
千歌「曜ちゃんの――ひとりえっち、みせて」ササヤキ…♡
曜「!?////」カァァアアアアッッゾクゾクッ
曜「な、なにいってるの!?」
千歌「ね、お願い♡こうやって、んっ♡ちかと繋がったまましてほしいの♡」
千歌「膣内の反応で曜ちゃんがどう感じてるかわかるし、ひとりでもきもちよくなれたらすっごくいいと思わない?」
曜「ぅ、うぅ……」
千歌「お願い」ハムッ…
曜「ふ、ぁぁ……」ハァハァ…
曜「ひとりで、って……どう、すれば」
千歌「いつもやってたみたいに……ね? 触るのは外でしょ?」
曜「……」コク…//
千歌「はやくしてみててあげるから」ササヤキ…
曜「ぅ////」
曜(ひ、ひとりでって……こ、こんな繋がったまま……千歌ちゃんに思い切り全部見られた、まま……///)
曜(でも、引き下がってくれそうに、ない)
曜「……ぅぅ」スルスル
千歌「もっとちゃんと水着横にずらさないと触れないよね♡ずらしてあげる」ズイッ
曜「きゃっ///」
曜「はず、かしいよ……」
千歌「♡」
曜「……ん、ぁっ♡」サワサワ…クチッ…
曜「ぅ、あっ♡」
千歌(曜ちゃんが、ひとりでしてる♡ひとりでクリ、中指でするんだ♡)
千歌「は、っぅ♡曜ちゃんの膣内、うごいて、る♡♡」
曜「や、だぁ///」
曜「はっ……ぅ♡ぅっ♡」クリックリッ…ビクッ…
曜「っ、ぁ♡はぁ♡」
千歌「きもちー?」
曜「しら、ないよ」ビクッ…プイ…
千歌「イクまで終わらないよ?」
曜「ふぇ!? は、恥ずかしすぎてむりだってばっ!」
千歌「無理じゃないよ♡」
曜「っ」
千歌「ほら、梨子ちゃんにされてた時のこと思い出して」ズイッ…ササヤキ…
曜(梨子ちゃんに……///)
千歌「そう、優しく……さわって?」
クリ…クリ…
曜「はぁぁ……♡」
千歌「千歌もサポートしてあげるから……ね? はむ……ちろ……はむっ♡」
曜「み、み……らめぇ」トロン///
千歌「自分で手を動かして? もっと気持ちよくなってるところみたい」ササヤキ
曜「あぅ♡あっ……ちか、ちゃ♡」キュンキュンッ
千歌「はぁぁ……すご、膣内すごいよ」
千歌(私動いてないのに、うねうね締め付けきて……いっちゃう、かも……)
クチックチッ…
曜「んっ♡んんっ♡はぁぁ♡」
千歌(曜ちゃん夢中になってきてる♡スイッチ入ったね♡中指で撫で回すようにクリクリって……これが曜ちゃんのひとりえっち……♡)
千歌(あんなに運動してる時かっこいい曜ちゃんも、ひとりでこんなこと、しちゃうんだよね……♡)ハムハム…
曜「~~っ♡♡」
曜「ち、かちゃ……♡」
千歌「えへへ、もういっちゃいそ? も、曜ちゃんのがぎゅうぎゅう締め付けるから、わかるよ♡」
曜「ぁっ♡ぁ♡く、る……♡ちか、ちゃ♡」
千歌「千歌のこと見て? 目そらしちゃやだ、千歌だけ見て」
曜「~~♡♡」グチッグチッ…キュンキュン…♡
千歌(曜ちゃん♡必死でクリ、弄ってる♡もう指が止まんないんだ……♡)
曜「ちかちゃ♡ぁっ♡あっ♡イっ――っっぅ♡♡♡♡♡♡♡」ビクンッビクンッッッ////
千歌「んっぁ……♡しまっ……くっ♡♡♡」
曜「はーっ♡はーーっっ♡んっ…………♡」グッタリ…
千歌「えへへ、お疲れさま♡」
曜「ぅ、ぁ」
千歌「♡」ギュッ
曜「も、にどと、しないもん」プイ…
千歌「可愛かったよ?」
曜「でも……」
曜(こ、こんな恥ずかしいことさせられてっ……このままえっちして終わりなんて……納得、いかないよっ)
千歌「じゃあ、このまましていーい? ちか、もう……いっちゃいそうで♡」
曜「っ!!」バッ
千歌「ふぇ……?」
曜「――もう普通にえっちできそう、だね? なら、気を使う必要なんてない、よね?」
千歌「よ、曜ちゃん……?」
曜「――仕返し、するから」
ヌプッッッ
千歌「ひんっ♡」
曜「ん、ぁ……っ♡」
千歌「や、やめっ♡」
ズプッズプッッ
曜「っはぁっ♡ほら♡もっと声、私の下で、きかせてよ!」
千歌「ちょ、ちょっ♡まっ……らめ、もうっ、イッ――」
ピタッ…
千歌「はぁ……はぁ♡よう、ちゃ……」トロン…♡
曜「私がなんにも……できないと思ったら大間違いなんだから……♡」
曜「今私の下でイけると思ったでしょ? 騎乗位で射精させられるって思ったでしょ?」
千歌「はぁ……はぁ」
曜「――そんな簡単に射精、させないんだからね?」ニッ…
千歌「……」ゾクッ…
◇――――◇
千歌「ぁぁぅ♡あっぁ゛ぁ゛!!」
ピタッ…
曜「はーっはー……♡」
千歌「んっ……なんで、とめ、るの……ぐす……」
千歌「ぅぅっ」
曜「イクって言わなければ射精できると思った? 千歌ちゃんのすっごく、ぱんぱんになってるから射精直前のぷくーってなるの、わかるんだよ♡」
千歌「はぁ♡ひぁ♡ようちゃん♡いきたいよぉ……ぐすっ……♡」
曜「――やーだ」
曜「さっき、あんな恥ずかしい思いしたんだもん、千歌ちゃんだっ、て!!」ヌプッッヌプッッ
千歌「あああ゛あ゛あ゛!!!!」
曜「あは♡ほら♡抵抗しても良いんだよ? 私のこと! 押し倒してベッドぎしぎし言わせて壊れちゃいそうなくらい腰打ち付けてっ、思いっっっっきり奥の奥でっ、射精してもいいんだよ?」ユッサユッサ♡
曜「でもできないもん、ね! 力は私の方が強いしっ、要治療指定の女の子は……こうやって一度下手に回ったら逆転なんて、できない、んだから!!」ズチッズチッ
千歌「ぁ、ぁ」ガクガクッアヘ…
ピタッ…♡
曜「はー……はー♡イきたかったら、ちゃんと……声に出して、お願いしなきゃでしょ♡わかるよね?」
曜「さっきから何回も何回も焦らされて、ちかちゃんの熱がココに全部集まってるもんね? せーえきがぱんぱんになったお口からでたいでたいって、泣いてるもん♡」
千歌「しゃせー……したい」グズグズ…
曜「……ん?」ハァハァ…
千歌「しゃせー、しゃせー、させて……ようちゃ、ん……♡ちか、もうげんかいだよぉ♡うぅ♡ぅっ♡」
千歌「曜ちゃんの、なかでだしたい、の……おねがい……おねがいじ、まず…………ぐすっ、ぅぅ……」ハァハァ♡♡
千歌「ださせてぇっ、せーえき、せーえきださせてぇっっ!!」グズグズッ…
曜「はぁぁ♡もう……泣かないで、ごめんね?」
千歌「ぐす……ぅぅ、ようちゃ……」
曜「んっ……♡ じゃあ、出させてあげる」
千歌「ほ、ほん、と♡」
曜「その代わり――我慢しないで、全っっ部出してよね♡」
千歌「っ!!!」コクコクッッッフ-ッ…
ヌプッヌプッッッ
千歌「あ゛あ゛っ!!!!」
曜「ん、ぁ♡ちかちゃ、ん♡」ギュッ…ギシギシ…
千歌「ひっ♡あ゛っお゛っ♡かっ、ぁ♡いぐっ、あひっ♡らめ、ぁっぁぁ♡♡♡♡♡♡」
千歌「――っ!!!!」ビュッビュッビュルルルルルルルルルルルルルッッッッ!!!!!!!!
千歌「かっ……ぁっ♡あっ♡」ビュ-ッッ!!!ビュッッ!!
曜「ぅ」
曜(膣内ですっごく跳ねてる……♡ 今私の中に千歌ちゃんのがいっぱい注がれて……♡)
千歌「ふ、ぁ……ぁ」ガクガク…
曜「気持ちよかった?」ハァハァ…
千歌「……」コク…コク…フルルッ…
曜「よかった」ギュッ
曜「疲れちゃったよね?」
千歌「う、ん」
曜「ごめんね、私もなんか……ヒートアップしちゃって」
千歌「う、ん……」
曜「……眠い?」
千歌「力はい、んない……」
曜「そりゃそうか」
ヌプ…ドロォ…
曜(相変わらず出し過ぎだもんなぁ///)
フキフキ
曜「ちゃんと出来たね?」
千歌「う、うん」
曜「これなら問題なさそうな気もするけど……あんなにノリノリならさ」ジト
千歌「ぅ……そ、それは」
千歌「曜ちゃんとだったからだと、思うし」
曜「そ、そっか」///
曜「善子ちゃんとか、ルビィちゃんだと……だめ?」
千歌「わかん、ない」
千歌「ちゃんとしなきゃ……って思っちゃって」
曜「……」
曜「確かにそれも大切だけど……それだけじゃないと思う」
曜「大切に扱われるのは誰だって好きだけど、そんな風に千歌ちゃんが気に病んでまでなんて……やだと思う。ルビィちゃんには酷いことしたわけじゃないんだから、特にね」
曜「善子ちゃんにだって……許されないことはしたけど、善子ちゃんだって今はそう思ってると思う」
千歌「……」
曜「だからもうちょっと力抜いてみて……リラックスしてしてみたらどうかな」
千歌「うん……そうしてみる」
千歌「今日はありがと……曜ちゃんとで良かった」ギュッ…
曜「うん……」//ギュッ
曜(私は何か、力になれたかな……)
◇――――◇
善子「……」ソワソワ…ソワソワ
鞠莉「声かけに行かないの?」
善子「こ、声ってなによっ!?」
鞠莉「ちかっちのこと治してあげるために、今度はよっちゃんがするんでしょう?」
善子「わ、わかってるってば!!」
善子「い、いま話に行こうとしたところなのっ!!」
千歌「あの、今大丈夫……?」
鞠莉「あら、良いところに……じゃ、マリーは失礼するわね~♡」ヒラヒラ
千歌「? まあいっか、あの善子ちゃん……今度のことなんだけど」
善子「///」
千歌「ほ、ほんとうに……いい、の?」
善子「……別に、いいけど」
千歌「そ、そっか」
千歌(ほんとにいいのかな、実は内心嫌だったりしないかな……)
善子「……」
善子「あなた、私のリトルデーモンなんでしょ」
千歌「うん……」
善子「……こ、この前私と今度遊ぶって言った」
善子「お金、へいき?」
千歌「え。うん! お小遣いもらったよ! じゃあどこか行こっか!!」
善子「ふぇ//そ、そうね。付き合ってあげても、いいわよ!」
千歌「じゃあどこ行こうかなっ」
善子(て、私も何か考えないと……また服とか見に行くのもいいけど……)
千歌「あ、そうだ……カラオケとかどうかな! 千歌好きなんだ! 善子ちゃんは?」
善子「カラオケ……。なるほど、いいじゃない」
千歌「やった!」
善子「名案ね! 流石は私のリトルデーモンよ!」
千歌「えへへ――でーとだねでーと♡」
善子「なっ////そ、それは違うでしょっ///」
千歌「にしし」
善子「っっしらないっ」
◇――――◇
善子「……」ソワソワ
善子(ま、まだかしら千歌)
善子(まだ時間じゃないけど……五分前……そろそろかな)
善子(髪の毛、崩れてないかな)
善子(お化粧は……)
鞠莉『まるで、デートするみたい♡』
善子「っっ///」
千歌「――お待たせー!」
善子「ふぇ! あ、お、おはよ!」
千歌「うんおはよー!」
千歌「あ、なんか今日いつもと違う!」
善子「そ、そう?」
千歌「うんっ! 千歌なんてお化粧してないよー」
善子「別にいいと思うけど……ただ時間があったからしただけ、だし」
千歌「そっかあ、えへへ可愛い!」
善子「……あ、あっそ//」
善子「は、早く行くわよ。カラオケ埋まっちゃう」
千歌「うん! 行こっか!」スタ
善子「ぁ」
善子(そ、そっか。手は繋がない、のよね。なんか、そのつもりで)
善子(て、手繋ぐつもりだったってなんなのよっもうっ///)
◇――――◇
カラオケ
千歌「~~♪♪」
善子(千歌、普通に歌上手いわよね……)
善子(カラオケ好きって言ってたけど、確かにそうみたいね)
千歌「ふー……あれ、次入れてないの?」
善子「あ、うん……何歌おうかな」
善子(二人でカラオケなんて……なんか不思議。複数人ならあるけど……)
千歌「どーしたの? あ、この曲がいいよ! 知ってる?」ズイッ
善子「え、ええ」//
千歌「善子ちゃん歌上手いからさー」
善子「と、当然ね」
善子(時間はまだ平気……)
千歌「時間? そうだ、何時に善子ちゃんの家着けばいいの?」
善子「えっ、と……15時に着いてればいいと思う」
千歌「おっけ」
善子「……」
千歌「///」
千歌「な、なんか……ごめん//」
善子「べつに//」
善子「う、歌うわよ」
千歌「うん//」
善子(いきなりその話題を出すなってのぉ……)
◇――――◇
スタスタ
善子(帰ったらちょうど15時くらい、ね)
千歌「カラオケ久しぶりだったから楽しかったー!」
千歌「ね!」
善子「ええ」
善子「あ、家そっちじゃ」ガシ
千歌「ん? そだったっけ?」
善子(や、やば……手//)
千歌「あっち?」
善子「え、ええ……」
善子(ど、どうしよ)ドキ…
善子「こっちだってば全くっ」//グイ
スタスタ
千歌「……」
千歌「えへへ」
善子「な、なに!?」
千歌「ううん」
善子「あ、あっそ」
善子(こ、これはなんというか気分を高めるためにも必要だと思うしさっきみたいに千歌があっちこっちいってはぐれたらアレだし、と、とにかく必要なことなんだから//)ギュッ…スタスタ
◇――――◇
千歌「……」ドキドキ…
ガチャ…
善子「ん……」スッ…
千歌(ふたりとも、シャワーも浴びたし……えと、これで)
善子「え、えと……じゃあ始めるわよ」
千歌「うん」
善子「あの! 今日はあなたの治療というか、あなたのための、行為だから……」
善子「前みたいに私のためじゃない」
千歌「?」
善子「もちろんあなたが私にしたこと、今でも許してないし許すつもりもないけど……自分の中で消化はしたつもりなの」
千歌「ごめん……」
善子「だから、あなたももう、必要以上に気にすることはやめてほしい」
千歌「え」
千歌「必要以上って」
善子「この前……マリーと3人でした時とか、マリーが少し嫌がってもあなたは楽しそうにしてたけど、私が嫌がったら……まるで怯えるみたいに」
千歌「……」
善子「心当たり、ある?」
千歌「……うん」
善子「あなたは私に酷いことしたけど、でも優しい人だっていうのも知ってる。優しいから、ああいう風に過保護に扱ってくれたんだと思うし。でも……もういいから」
善子「そんなの、あなたはつまらないでしょ? マリーとするみたいに、なんていうか、その……私とも、もっと……気兼ねなく、してほしいの」
千歌「……善子ちゃん」
善子「っ///」
善子「わ、わかったでしょ!? だからもう……今日はあなたがしたいことして欲しいし……私もそれが、一番――嬉しい、し」
千歌「私……今でも思い出すの」
善子「え?」
千歌「善子ちゃんに無理やりしたこと。あの時の悲鳴、あの時の感触」
千歌「すごく良かったって思う自分が、嫌で、怖くて……大嫌いでっ」
千歌「ごめん……本当に、ごめんなさい……」
善子「……うん、だからね私で負った心の枷は私でしか解消出来ないはずよ」ギュッ…
善子「私で良かったら、力になるから……あなたの気持ち、もっと聞かせて欲しいの」
千歌「う、ん……」
善子「それで、ちゃんとルビィのこと、みてあげて? お願い」
ガバッ…
千歌「善子ちゃん……」
善子「っ、ヨハネ……///」
千歌「うん」
千歌「……」スゥ…
善子(ぁ、キス、され――)
千歌「ちゅ……ん」
善子「んっ……ぷは」
千歌「//」
善子「~~///」
善子(キス、ぷわぷわする。ふたりきりでキスするの、ぽわーって、する///)
千歌(かわ、い……善子ちゃん)
千歌「ちゅ……っ、んっ……んっ」
善子「んんっ♡あ、む♡んっ♡は、ぁ♡♡」
千歌「れろ……ちゅぴ……ちゅぅ」
善子(舌、はいって、きて///)
善子「ぷは……はぁ、はぁ……」
千歌「……はぁ♡」ツ-ッ…
千歌「善子ちゃんとキスするの、すき」
善子「////」
千歌「脱がせるね」スルル…
善子「ひゃ///」
千歌「ヒートテック……ちょっと寒かったもんね?」
善子「え、ええ」
千歌「あれ――ブラ、して、ない?」
善子「///だ、だって……この部屋に置いてあって」
千歌「そっ、か」
千歌(胸の先っぽがヒートテックの上からでもぴーんてなってるの、わかる///)
フニフニ…
善子「ぅ、あ」
千歌「はっ、はっ」
千歌「ヒートテックの上から触るの、すべすべしてて、いいね♡」ハァハァ…♡
善子「や、だ……ぅ、ぁ♡」
善子(むね、触られてる……むね♡ぁっ♡)
善子(千歌にさわられる、胸のさきっぽくりくりって、される……///)
千歌「善子ちゃんのすっごく敏感なところ、触ってくださいって言ってるみたい♡」
善子「ま、まわりばっか、りっ」クネクネ…
千歌「またつーんって膨らんできたね♡」
千歌「じゃあ、触るね……♡」
善子「っ」ゾクゾクッッ
クリ…クリ♡
善子「――ふぁぁっ♡♡♡♡」
千歌「っっ♡♡」
善子「んっ……はっ、ら、め……ぅ♡」
善子(ちょっと触られただけなのに、こんなに……千歌に触られると、こん、なに……///)
千歌(他の誰よりも反応が違う……そんなにきもちいいんだ♡しかも一気に善子ちゃんスイッチ入って♡」
善子「ぁ、ぅ……」
クニックニッ
善子「はぁぁぁ♡やっ♡や、ら♡ちく、び……だめ、なの♡♡」
千歌(この前よりもっともっと反応すごい♡すごい♡♡)
千歌「ヒートテックの上からされるの好きなの?♡」
善子「し、しらないけど……なんか、いつもと、違う」
善子(すべすべしてるから、刺激がちょうどよく全体に来て、すっごくぴりぴりする……)
千歌「じゃあこのまましちゃおっか♡」
善子「ふぇ」
クニクニ…
善子「ふぁぁ♡うっ♡ぅ♡」
善子「やば、そ、の。くにくにするの、やば……ぃ♡」クネクネ…
千歌「腰が動いちゃってる善子ちゃん♡」
善子「っ」ブンブンッッ
キュゥゥ
善子「あ゛ひっ♡」ビクンッ
善子(ぁ、ぁ……きゅぅってするの、きた……や、ら……やだ)ハァハァ…♡
キュゥッピンピン
千歌「善子ちゃんちょっと強くされるの好きだもんね♡」
善子「~~!!!」
善子「まっ、ていっちゃ、だめっ……ぁ、ぅ♡♡~~~~っっ!!!!!」ビクンッビクンッッッッ
千歌「え」
善子「はーっ♡はーっ♡ぅ、ぅ♡♡」ビク…ビク……ギュゥ…
千歌「えと、いっちゃった?」
善子「……」コクコク…
千歌(すご♡まだ全然してないのに……本当に本当に善子ちゃんは乳首が敏感、なんだ……)
千歌「自分で弄ってたでしょ、じゃなきゃこんなに敏感にならないよ」
善子「ち、ちが」
千歌「しょーじきに」
善子「な、なんでよぉ……ぅ」ウル…
善子「――だって、こういうの慣れた方がいいって……思ったから。前より慣れておこうって」
千歌「……」キュンキュン♡
千歌(善子ちゃんひとりでもちくび弄ってたんだ♡前してたみたいに♡)ハァハァ…♡
千歌「もっと……もっと善子ちゃんがきもちよくなってるとこ、みたい」
善子「へ……?」
千歌「いい、んだよね?」
善子「ちょ」
クニックニッ…
善子「ぁぁあっ!!!!」ガクンッッ////
◇――――◇
千歌「んむっちゅぅぅ……れろ♡」
善子「やっ♡なめ、ないで♡だめっ♡ちかぁっ♡♡♡」
善子(きもちいい♡ちくび、きもちいい、よぉ……///)
千歌「あむっ♡かりっ」
善子「~~!?!?!?」ガクガクッッッ……♡
善子「はぁぁーっ♡はっ、ひっ……ひっ♡♡」
千歌(ちょっと噛んであげると、こんなふうにすぐいっちゃって……すご、い♡)
善子「ぅ、ぅ……も、やだ」
千歌「何回いっちゃった?」
善子「しら、ない!」
千歌「かわいい♡」ギュッ…
善子(なんで、この人にされるとこんなに――きもちいいのよぉ……)
善子「……ん」ギュッ…
千歌「大丈夫?」
善子「へーき、よ」
善子「……今度はあなたの、きもちよくする」
善子「さ、さっきから硬いの思いっきり当たってるんだから」
千歌「ぅ……」
千歌「じゃあ、お願いして、いいかな」
善子「ま、前より上手くなったんだからね。多分……」
スルルッ…ボロンッ
善子「わ……///」
サワワ
千歌「あっ、ぅ♡」
善子「///」
善子「ご、く……えと……ここの、皮、剥いて……」ニュルルッ…ムワァ…
千歌「ひんっ……ぅぅ♡♡」
善子「っ」
善子(すっごい、匂い……千歌の、におい……くらくらするくらい、生き物の匂いってかんじ、する……♡)ポ-…
善子「先っぽからもう透明なのダラダラ出てるじゃない」///
善子「が、がまんじる、っていうのよね……やっぱり我慢してたの?」
千歌「これは……善子ちゃんが可愛かった、から……多分でちゃってるやつで」
善子「か、かわ……ぅ、とうぜん、ね」///
ニチャァ…♡
善子「すっご、熱くて……硬くて……さきっぽだけ、すごい膨らんでる……」
善子(みればみるほど千歌のさきっぽ、すごい、どくどく震えて透明なのでてきて)
千歌「はぁ……はぁ……ん♡」
善子(ぁ♡千歌、すっごい切なそうにこっち、見て……そ、そうよね早くきもちよくしてあげないと)
ニチャッニチャッッ
千歌「ぅぁ♡♡♡」
善子「こうやって、しこしこするのよね? 千歌、きもちいい?」
千歌「う、ん♡」
ニッチッニチュッ
千歌「ふ、ぁ♡」
善子「……」
シコシコッグチュッ
善子「……///」
千歌「ぁ、そ、そこ」
善子「ここ? 裏側いいんだっけ?」
千歌「う、うん」ハァハァ…ビンビンッ
善子(手の中でどんどん反り上がってきて……ぅ、おなかについちゃってるじゃない)
善子(この前してあげたみたいに、口で……)スッ…
善子「れろ……♡」
千歌「ふ、ぁぁ……」
善子(にがい……段差のとこと、裏側……)
善子「れろ……ちゅ……ん、きもちい?」レロォ…シコシコ…
千歌「……」コクコク…♡
善子「そ、そう」
善子(千歌のかお、すごくなってきてる……私、ちかのこときもちよくしてあげてる……)ゾクゾク…
千歌(前よりなんかうまくなってる♡)
千歌「は、ぁ、善子ちゃん、も、ちか……」ウル…
善子「ん……えと、挿れたい、の?」
千歌「そ、その前に……」
善子「?」
千歌「あの、ば、万歳、してみて………?」
善子「は?」
千歌「お願いっ」
善子「?」バンザイ…
千歌「ごく」
千歌(や、やっぱりすごい綺麗……練習の時から、き、気になってたんだけど善子ちゃんの――腋の下)///
善子「?」
千歌「ハッ……ハッ」
善子「なに見てるの……? わ、腋!?」バッ///
千歌「!!!」ガシッッバサッ
善子「ひゃっ、ちょっ……やっ」
善子(む、むりやり腕上げさせ、られて……)
千歌「善子ちゃんの腋の下……すっごい、綺麗だなって、思ってたの」ハァハァ…
善子「ぅ、ぅ、だからって、腋の下で興奮してるわけじゃないわよね!?」
千歌「ぅ」
善子「わ、わけわかんないっっ」
千歌「だって、こんなに綺麗で……」
千歌「この筋の感じ、すっごいえっちっていうか、その」ツツツ……
善子「ふぁぁっ♡ば、ばかぁっ♡なんてとこ、なぞって」ゾクッ…♡
千歌(綺麗……ぷにぷにしてて、ちゃんと整えてて……善子ちゃんの腋の下……善子ちゃんの♡♡)
善子「ばかばか、顔近づけるなぁっ////」
千歌「ふー……」
善子「ん、っ」
スンスン…
千歌「は、ぁ……♡」
千歌(シャワー浴びたばかりだけど、微かに、香ばしいような匂いがして……すっこまい、いやらしい匂い……♡♡善子ちゃんでもやっぱりこういう匂いするんだぁ……♡)
善子「ぅ、ぅ」フルフル…
千歌(はぁぁ……♡すべすべ、だけどたまーに……ほんのちょっと残ってるとこも、あって……)
千歌「れろ……♡」
善子(この人わけわかんないっ、なんでこんなとこっ、腋の下なんて、なんでなんでぇ……)
善子「ふぁっ♡」
千歌「善子ちゃんの、腋……おい、ひ……♡ちゅぴ……んっ♡」
善子「ぅ、ぅぁ♡ば、かぁ……♡」
千歌「……ちゅぴ……んっ、れろぉ……はぁぁ……♡♡♡」
ビンビンッッ……
千歌「ねえ、善子ちゃん……♡」
善子「ぅ、やっと、挿れるの?」
千歌「……ううん」
善子「ふぇ?」
ヌリュッッ
善子「へ、わ、腋!?」
千歌「はぁぁぁ♡♡♡」
善子「ば、ばかばかばかぁぁ!! なに擦りつけなん、のよ♡♡」
千歌「善子ちゃんの、腋、すごいんだもん♡」グチッグチッッ
千歌「練習中も♡それ以外の時も、こんな、こんなえっちなの見せつけて♡そりゃこんなこと、したくなるじゃんっっ♡♡」ヌリュッヌリユッッ
千歌「あっ、きもひ♡善子ちゃんの腋のくぼみ、裏側あたって♡♡」
善子(千歌の、本当にあつい♡あつくてぬりゅぬりゅしてるの、なんでわたし、腋の下に擦り付け、られて♡♡なんで、千歌はこんなに嬉しそうなのよっ♡♡)ハァハァ…♡
千歌「ほら♡はさんで♡腕閉じて千歌のはさんでよ♡」
スッ♡
善子「っ」
千歌「はぁぁ♡ひぁっ♡きもひ、すご♡腋♡腋に挟まれて、動くのほんと♡きもちぃ……♡♡」ヌリュッゥヌリュッゥズチッズチッッ♡♡♡♡
善子「~~~♡♡」
善子(わたしの腋のしたつかって、なんでなんでこんなに……)
善子「や――やめてっっ!!」
千歌「ぅ……」ピタッ…
善子「ぁ……あ、えと……その、嫌ってわけじゃなくて。腋なんて、嫌なんだけどそうじゃなくて……」
善子「多分、あのまましてたら――勝手に一人でイッテた」
千歌「ぁ……そう、かも……」
善子「ひとりで勝手にイクのは、多分、違う……」
千歌「ごめ、ん……」
善子「じゃあ」
千歌「……」コク…//
千歌「――い、いーい?」ハァハァ…♡
善子「……さ、さっき好きなようにしてって、言った……」
千歌「っ」ギュッ…
善子「ぁ♡」
千歌「すき」
善子「なっ」
バサ…
善子「///
千歌「……ん、く」
千歌(善子ちゃんのなか、善子ちゃんのなか……だれのよりもきもちーの……いれられる……♡)ニュル…ニュル…
千歌「あっ、と……ろーしょん」
善子「あ、ローション使わないとか……でき、ない?」
千歌「え?」
善子「だ、だってマリーとはローションなんてつかってなくてそのまましてた……」
千歌「で、でも善子ちゃんは」
善子「……そ、だけど。なんていうか」
千歌「?」
善子「なんか――わ、わたしとちかの間になにか、あるみたいで……なんか、嫌っていうか、えっと……だ、だから」
千歌「……」ゾクゾク…♡
千歌「ごめんね、善子ちゃんがどう思ってても、ローションは使わないとダメ」ギュッ…
善子「……わかった」
千歌「でもそんな風に言ってくれて嬉しい」
善子「あ、あっそ」
千歌「善子ちゃんの個性なんだから気にしないよ」
善子「……うん」
千歌「ローション……」ニチャァ…タラァ…
ニュルッニュルッ…
善子「ふぁ……」
善子(ぬるぬるして、ちかのあついのが擦り付け、られて)
千歌「はっ、はっぁ♡」
千歌(善子ちゃんのクリ、硬い♡)
善子「んっ♡んっぅ……」
千歌「挿れるね?」
グググ…
善子「っっ」
千歌「――っぅ」ゾワ…
善子「!!」
善子「ち、ちか!」
千歌「ど、どしたの?」
善子「わ、わたしっ」
善子(千歌は私とのことで、ダメになりそうになる。私が解決してあげなきゃいけないんだ、私が解決してあげられるんだ、だったら)
善子「わたしっ、あなたと二人で、気持ちよくなりたいの……だから――遠慮とか、しちゃ嫌」//////ジッッ…
千歌「っ」キュンキュン////
ガバッッ
千歌「はっ、はっ……♡」
善子「~~っ」
千歌「――ちゅ……♡」
善子「ふぇ」
ズンッッ
善子「ひゃぁっ♡♡」
千歌「――ふぁ……♡ふぁぁ……きも、ち♡」
善子「ぅ……はいっ、た?」
千歌「えへへ、はいったよ♡善子ちゃん……」ギュッ…
善子「ん、は」
善子(お腹のなか、で)
千歌「ん、ぁ……きもち、ぃ……よ」フルフル…
千歌(またすぐいっちゃうよお……)
ヌプッッヌプッッ
善子「あっ♡……んむっ♡」
善子「ち、かっ」
ギシッギシッ
千歌「ふぁ♡やば、なかすごすぎ、て♡」パンパンッッ
善子「ち、か♡もっと、もっといいから♡」
千歌「~~♡♡」ギュッ
千歌「ちゅ……むっ♡んむっ♡れろ……ちゅるる」ヌチュニチュッ
善子「んっ♡ふっ♡ちゅっん♡♡」ビクビク♡
善子(千歌とのきす、きもちい)
善子(あたま、ぽーっとしてきて)
善子(あ、ちかきもちよさそう、わたしのことみてる……ちか、ちか……)ギュッ…
千歌「あ゛♡いっ――っっっ♡♡♡♡♡♡♡」ビュッビュッビュルルルルルルルルルルルルルッッッッ
善子「っっ♡」
善子(お腹のなかで、跳ねてっ♡)
千歌「ぅ……うっ……はぁぁ……♡♡♡」ピュピュ……ギュッ…グッタリ…
善子「……ちか」
千歌「はぁ……はぁ……」ギュッ…
善子「んっ」ギュッ…
千歌「……ぅ、まだ、できる、もん」
善子「へ? む、むりよあなた。疲れてるじゃな――きゃっ」
ガシッグググッッ
善子(か、壁に押し付けられて、にげられっ)
善子「ちょっと、ねえ! に、にかいするつもりなの!? ね、ねえ」
善子(ぁ、膣内の……かたい)
千歌「は、へへ♡こうするとにげられないよね……♡まだ私、善子ちゃんのこと欲しいもん……♡」
フニフニ…クリックリッ
善子「あぁぁぁ……ら、らめだって、ちく、び……♡」ガクガク…
千歌「んんっ……きゅぅってうねうねして、えへ……ちくびつままれながら挿れられるの好きなんでしょ」ボソボソ
善子「耳元で、ささやくなあっ……」ウル
キュッ
善子「ひんっ♡♡」
千歌「どうなの?」
善子「ぅ」
千歌「言って、善子ちゃん」
善子「は、ぅ」
千歌「――言え」
善子「~~♡♡」ゾクゾクゾクッッ///
善子「うぇ……ぅぅ、わた、ひ、きも、ちい……ちくびつままれながらされるの、きもちい、から……おねがい、ちかぁ……」ウルウル…
千歌「っっ♡♡」ギュッ…パンパンッッッ
善子「あつ♡あっ♡あっぁ♡♡」
千歌「はっ♡ひっっ♡もっと声聞かせてよ、ねえ善子ちゃん……善子ちゃんのかわいいこえ、聴かせて!!!」クリックリッパンパンッッ!!
善子「やっ♡らめらめっ♡――っっっ!!!!」ビクンビクンッッッッ
千歌「あは♡いっちゃった?」
善子「あ、ぅ……ひっぅ」
千歌「はっ♡はっ♡」クリクリッバンパンッッ!!!
善子「やっ♡やっ♡やだまって♡らめ、きもちいの、や、だぁっ♡♡イッた♡いま、いまイッたばっかだからぁぁ♡♡」
善子(壁に押し付けられて、にげられ、あ、また、またちかのが♡)
千歌「――すき」
善子「ふぇ」トロトロ♡
千歌「すきだよ♡善子ちゃん♡はぁ、はぁ」ヌプッヌプッ♡
善子「わ、わけわかんな」
千歌「……ぅぁ、きもちぃ……ぉっ、ぅ♡ひっ、ぁ♡♡」ギュッ
千歌「ん、ぅぅ……すき♡すき♡」パチュパチュッッ
善子「ぅ♡あっ♡な、だめ♡」ポワポワ
千歌「はっ♡あっ♡おく、すご、あ、またいっちゃ、う♡すきだよ、わたし、善子ちゃんのことすき、すき、すき、すき♡だいすき♡」ギュッ
善子「~~♡♡♡」ガクガッットロン
善子「わた、ひも――すきっ♡♡」
千歌「ふぁぁぁ♡♡♡」ビュッビュッッビュルルルルルルルルルルルルッッッッ
善子「ぁ……ぅ」
千歌「……ぅ、ぅ」ビクビク……
善子「はぁ、はぁ……もう、あなたね……っ」
千歌「ん……」ギュッ……
善子「……二回もするからよ」
千歌「はぁっ、はぁっ………だって……善子ちゃんと長くしてたくて」
善子「だ、だからって」
善子「……まあ、もういいけど」
ヌプ…ドロ…
善子「わっ、ティッシュ」
千歌「ど、どうぞ」
フキフキ
善子「だしすぎなんだからもう……」
善子「でも――大丈夫そうね」
千歌「……」
千歌「そう、かも」
善子「私にあんなに激しくするなんて、きっと何かの枷が外れた証だと思うわ」
千歌「うん……痛くなかった?」
善子「痛いようにみえた?」
千歌「ううん……」
善子「じゃあそういうことよ。同意の上なら過保護に扱われるより、ちょっとスリルがある方がお互い良くなれるかもしれないし」
善子「私はあなたより経験ないけど……きっとこういうことは二人でするものでしょ? 身体をつかって一人でするものじゃないはずだし」
千歌「うん」
善子「だから、どうせするならルビィと――楽しんできちゃえばいいのよ」
千歌「た、たの///」
善子「なに?」
千歌「いや……なんていうか、大胆だなー……って! えへへ」
善子「だ、誰のせいでこうなったと思ってるのよ!!」
千歌「わたし!?」
善子「知らない!!」
千歌「まあでもとにかく!!」
千歌「――本当に色々ありがとうね、善子ちゃん」ニコッ
善子「っ////」
千歌「善子ちゃんが浦の星に来てくれて、出会えてよかった。善子ちゃんは嫌だったかもしれないけど、わたしは心底そう思う」
善子「あ、あっそ! べつにわたしも、嫌じゃない、し」
千歌「えへへ、でも私はずっとリトルデーモンだからね」
善子「あ、あたりまえでしょ!」
千歌『すき』
善子「///」
善子(あ、あれはいったい)
善子(き、きいてみたらわかる、かしら)
千歌「……どしたの?」
善子「あの、千歌」
千歌「うん」
善子「え、えと……してる最中の」
千歌「……?」
善子「……その、あの」ボンッッ///
善子「なんでもないー!!! お、お昼寝する! ご飯まで寝るっ」
千歌「えー、どうしたの急に。でも、私も眠いから善子ちゃんの隣で♡」ギュッ
善子「~~っ///」
千歌「おやすみ善子ちゃん、本当に、ありがとう」
善子「……ええ」
善子(私はこの人に酷いことをされた。でも、きっとそれ以上にとても優しくもされた。居場所をくれた、私を肯定してくれた、受け入れてくれた、暗い海の底から釣り出してくれた。……清算とかそういう問題ではないんだろうけど……でも、少しでもこの人が楽しそうな顔をしていると、いいな
◇――――◇
鞠莉「どーだった?」
善子「?」
鞠莉「ちかっちと」
善子「し、しらない」
鞠莉「ちゃんとできたの?」
善子「まあ一応。問題なさそうだったけど」
鞠莉「ワオ♡あんなに過保護だったのも治った?」
善子「……多分」
鞠莉「どんな言葉をかけたのかしら」
善子「教えるわけないでしょ……」
鞠莉「まあそうよね。何を言ったにせよ――きっと心からの声だったから、届いたのかも♡」
善子「っ/////」ボンッッ
鞠莉「くすくす」
善子「も、もー!!! からかってばかり!!」
鞠莉「だって楽しいんだもの♡」
善子「む……」
鞠莉「これで千歌はきっと大丈夫なんでしょう?」
善子「ええ」
鞠莉「じゃあ、きっとそうなのね」
◇――――◇
ダイヤ「そう……」
ダイヤ「もう調子は戻りましたの」
千歌「お、おそらく!」
千歌「だから、またルビィちゃんと……お願いします」
ダイヤ「ルビィと話してあげて」
ダイヤ「わたくしはあなたとルビィに、このことの判断権を委ねたはずです。わたくしから何か言えるのだとしたら……」
ダイヤ「ルビィをよろしくお願い致しますわ」
千歌「……うん」
千歌「あと、一ついいですか?」
ダイヤ「はい?」
千歌「少し前のことなんですけど……ダイヤさん、テストであんまりいい点数取ってません、でしたよね?」
ダイヤ「……」
千歌「中間テストの模擬です」
ダイヤ「……あなたは気にしなくていいの」
千歌「気にします!」
千歌「……大丈夫? 疲れてない?」
ダイヤ「こんなところに置いておくものじゃありませんね」
ダイヤ「まあ……そうね、なんというか時期がちょうどルビィやあなたの問題でごたごたしている時だったから」
千歌「っ……」
千歌(わたしの、せい)
ダイヤ「あなたのせいじゃありませんの、あの子の話を聞いて気持ちを考えてあげられなかったわたくしの過失、それが応報してきただけの話ですわ」
ダイヤ「まあ……わたくしは鞠莉さんのようにほんの少し勉強すれば維持できるタイプでもありませんから」
千歌「……」
ダイヤ「もし悪いと思っているのなら……わたくしの不安を取り除いて。きっとあなたにしか、できないことだから」
千歌「はい」
ダイヤ「わかったならもういきなさい」
千歌「うんっ、あの……絶対」
ダイヤ「ええ」
バタン…
ダイヤ「全く……これで勉強に集中できるといいけれど……」
ダイヤ「わたくしもまだまだね……」
◇――――◇
千歌「るーびーちゃん!」
ルビィ「わっ」
ルビィ「ち、ちかちゃん」
千歌「ちょっとあっちでお話しない?」
ルビィ「え、あ……」
ルビィ「うん……」
スタスタ…スッ…
千歌「んー……涼しくなってきたね」
ルビィ「もう少しで冬だね」
千歌「雪降らないかなあ」
ルビィ「雪……」
千歌「全然降らないし雪合戦したいよー!」
ルビィ「ふふふ、いいね、雪合戦」
ルビィ「でも寒すぎるのは嫌だなあ……」
千歌「それなら千歌がぎゅーって、してあげる!」ギュッ
ルビィ「わわ」///
千歌「なーんて」
ルビィ「あ、あの……千歌ちゃん」
千歌「…………明日、大丈夫らしいんだけど。いい、かな?」
ルビィ「……っ」コクコク…
千歌「よかった」
ルビィ「……じゃあ、ルビィは先に帰ります……っ」スタスタ……
千歌「え、ちょ」
千歌「……やっぱり、やなのかな……」
◇――――◇
千歌「お邪魔しまー……す」
ダイヤ「いらっしゃい」
千歌「あ、ダイヤさん」
ダイヤ「ルビィは部屋にいますわ」
千歌「うん」
ダイヤ「わたくしはこれからすぐ出かけるので、心配なさらず」
千歌「あの、ダイヤさん……」
ダイヤ「?」
千歌「ルビィちゃんが、嫌がってたら……どうすればいい?」
ダイヤ「……そうしたら」
ダイヤ「やめてあげてください」
ダイヤ「本当にお手数おかけしますわ。でも……」
ダイヤ「ルビィを、よろしくお願い致します」
千歌「だ、だから頭下げるのはっ……」
ダイヤ「そうね……じゃあ解決したら、何かご馳走しますわ。その時はよろしくね」
千歌「ご馳走……う、うん!!」
ダイヤ「じゃあ……」
◇――――◇
千歌「……ルビィちゃーん?」
千歌「あれ、この部屋だよね……いない?」
千歌「ルビィちゃーん?」スッ…
千歌「!!」
ルビィ「すぅ……すぅ……」
千歌「なんだ……お昼寝中か……」クス…
千歌「かわい……」ナデ…
ルビィ「ぅゅ……?」
ルビィ「ち、ちかちゃん!?」
ルビィ「あれ、ルビィ、準備してお部屋で待ってて」
千歌「それで、眠っちゃったのかな?」
ルビィ「ぁぅ……」
千歌「きっとダイヤさんもルビィちゃんが気持ちよさそうに寝てるから起こせなかったんだね」
ルビィ「ごめんなさい……」
千歌(随分リラックスしてるみたい……?)
ルビィ「あの、じゃあ……シャワー詫びて、きます」
千歌「あ、うん……」
タッタッタッ
千歌「……やっぱり、このままする、んだよね」
◇――――◇
ルビィ「え、えと……」
千歌(髪の毛ほどいたルビィちゃん……///)
ルビィ「ごめんなさい、千歌ちゃん……私のせいで、その……ED? になっちゃったんだよね? ほんとうに、ほんとうに……」
千歌「ルビィちゃんのせいじゃないよ、千歌が悪いの」
ルビィ「みんな……そう言うの」
千歌「?」
ルビィ「わたし、あれからAqoursのみんなにお話聞いて……でもその度にルビィちゃんは悪くないんだよって、言われて……すごくすごく、気を遣われてる気がして」
ルビィ「本当に悪くないのか、わからなくなっちゃって!!」
ルビィ「千歌ちゃんがあんなになってそのことをずっと考えてるのに、ルビィは……」
千歌「でも、何度だって言うけど……ルビィちゃんは悪くないの。私がしてきたことが、帰ってきただけ。善子ちゃんにしたことがほんの少し帰ってきただけなの」
千歌「みんなに協力してもらって、きっと治ったから……心配いらないよ?」
千歌「だからルビィちゃんは、千歌に任せて?」
ルビィ「――い、いやです!!!」
千歌「え」
ルビィ「任せるの、嫌です……。ふたりで、したい、です……」
千歌「////」ドキッ…
ルビィ「だめ?」
千歌「ううん、じゃあ……」スッ…
千歌「キス、いいんだよね?」
ルビィ「……」コク…
ルビィ「――ちゅっ」
千歌「!?」
ルビィ(わ、わたしからしちゃった)///
千歌「……ルビィちゃん」ギュ…
千歌(ああ、もう……細くて、小さくて……折れちゃうんじゃないかな……)
千歌「……ちゅ……んっ♡」
ルビィ「ふっ♡んっ……んんんっっ♡♡」
千歌「ちゅ……れろ……んっ♡♡」
ルビィ「んっ♡んんんんっっ♡♡♡」ビクンッビクンッ
ルビィ「はぁ、はぁ……♡」
千歌「ルビィ、ちゃん?」
千歌(なんか、すっごい反応……)
千歌(舌絡ませてキスした、だけなのに……こんな、こんな……)
ルビィ「ぅ……」トロ-ン…
ルビィ「ちかちゃんと、ちゅーすると……ルビィ……なんか、おかしく、て……」ウルウル…
千歌「ごく……♡きす、好き?」
ルビィ「う、ん」ポワポワ…
千歌「千歌も好きなんだ……じゃあ、もっとしよっか」
◇――――◇
ルビィ「んっ♡んんっぅ♡んっぁ♡」
千歌「ちゅぷ♡ひっ♡ふっぅ♡♡」
ルビィ「んんんっぅ♡ちかひゃ♡♡」ビクビク…
千歌「……れろ……じゅぶ♡んんんっ」ギュッ…
千歌(歯茎に沿わせて舐めてあげれば)
ルビィ「ふぅぅぅ♡♡」
千歌(舌をねっぷり絡ませて唾液をまぜまぜして、口蓋のひだひだを舐めると――)
ルビィ「んっ、んんんんっっ♡♡♡♡」ビクッツビクッッッッ♡♡♡♡
千歌「ぷは……――え?」
ルビィ「はぁ、はぁ……ぅ、ちかちゃ……」ビクビク……♡
千歌(も、もしかして)
千歌「い、いっちゃった?」
ルビィ「ふぇ……?」
千歌(でも、やっぱり口……)
千歌(善子ちゃんみたいに極端に敏感てことも、あるのかも……)ゴク…
千歌「じゃあ上と下、脱がせるね」スル…スル
ルビィ「ぁ……」///フニャフニャ…
千歌「力抜けちゃったね♡」
ルビィ(ちかちゃんとキスしたら、なんにも、力はいらなくて……ぁ)
フニフニ…クリックリッ
ルビィ「ぁ、むね……ぅっぅぅ♡♡♡」
千歌「んは……♡こりこり、してて……♡ピンクで、きれー……♡」フニッフニッ…ピンピン…
ルビィ「ぁ、ぅ……うぅ♡」
ルビィ「はぁ、はぁ……」
千歌(下の下着も……)スルル…
ツ-ッ…
千歌「わ……///」
ルビィ「ぅ」
千歌(すっご///普通に濡れてくれる……)
ルビィ「み、みないでよぉ……」
千歌「ご、ごめんっ」
スゥ…
クチックチッ……
ルビィ「ぁ、ぁっ♡」
ルビィ「ぅ♡ちか、ちゃ♡」
千歌「んっ♡いたく、ない?」
ルビィ「……」コクッコクッ…
千歌「きもちよかったらおしえて?」クチックチ…
ルビィ「ぁ……ぅ♡ひぁっ♡ちか、ちゃ」
ルビィ「はー……はー……♡」
千歌「ゆび、いれるから……力抜いてね?」
クチクチ…ヌプ…
千歌(あれ、狭いけど、前より入れやすい……?)
ルビィ「んっ……は♡」
千歌(自分でほぐしてた、とか?///)
千歌(ほんと、ルビィちゃんて……こんな、幼いかんじ、なのに……自分でえっちな動画みたり、その……すごいそういうことへの好奇心強くて、えっち、だな///)
ルビィ「あっ///」ビクッッ///
千歌「この浅いとこ?」
ルビィ「っ」コク…
千歌(鞠莉ちゃんとおなじか……♡)
ルビィ「はぁ、はぁ……ちかちゃん……///」
千歌「っ///」ツ-……
千歌(もうぐっちゃぐちゃ……//)
千歌(これなら、はいりそう……)
ルビィ「――る、ルビィね……ちかちゃんのが入らないと困るって思って……ひとりで、その……がんばって」
千歌「ひとりで?」
ルビィ「う、ん……」
千歌「そ、そっか」
千歌(ルビィちゃんが、お、おなにー……してたってこと///)
ルビィ「ルビィのなか、はいり、そう?」カァァアアアアアッッ…ウル…
千歌「た、たぶん……じゃあ、千歌の、してもらっていいかな……?」
ルビィ「う、うん! それも勉強したの」
千歌(待って……ルビィちゃんて……口、きもちいいんだよね)
千歌「……」ゴク…
千歌(いやでも、口でしてもらうなんて……初めてみたいなものだし――)
ルビィ「あ、む♡」
千歌「ひんっ////」
ルビィ「んっぅ♡」
千歌「な、なんでルビィちゃ……だめ、だよそんな汚いの///ふぁ♡ふっぅ♡」
ルビィ「んんんっっぅ♡♡♡」
ルビィ「ちかひゃ……しへ、ほしそーらった、から……♡」チュプ…チュプ…
千歌「な、なんでそんなこと……♡で、でも」
ルビィ「……♡」
千歌「あ、ぅ」
千歌(も、なんで普通にうまい、のさ……くっぅ……♡♡)
ルビィ「ルビィ……べんきょー、したんらよ?」チュピ……チュピ…♡
ルビィ(ちかちゃんの、お口のなかですごくぱんぱんになってる……♡さきっぽからにがいの、すごい……)
千歌「んは……♡んっぅ♡えへへ、はぁ、きもちいよ♡」
ルビィ「!!♡」
ルビィ「ちゅぷ、ちゅっ、ぶっ……じゅる……んっ」
ルビィ「んっ……んん♡♡」
ルビィ(千歌ちゃんの硬くてあついの、ルビィのお口の色んなとこに擦られて……ぷわぷわしてぴりぴりして)ゾクゾク…
千歌(なんて表情して、咥えてるのさ……♡やらしすぎ♡もっと、もっと……ほしいよ……♡)ズンッ♡
ルビィ「んぐっ♡」
千歌「ぁ、ご、ごめんなさいっ」
ルビィ「ん……けほ、けほ……」
ルビィ「……ん♡♡♡」トロ-ン……
千歌「っっ♡♡♡」ドキ
千歌(なんて顔、してるのさ///)
ルビィ「いまの、す、すごかった、です……♡おくちのなか、かきまわす、みたいに……」
千歌「ごく……♡」バクバク…ビンビンッッッ……
ルビィ「……ちかちゃんのこれ、すっごく苦しそう」
ルビィ「さ、さっきみたいに……し、しても、大丈夫ですよ? 千歌さんのしたいようにしてくれるの、ルビィ……嬉しい、から♡」
千歌「でも……」
千歌(う、ううん……ルビィちゃんだって嫌がってない、し……ここでやめるのも、あれだし……)
千歌「お口、あけて」
ルビィ「こー、れすか?」ア-…♡
千歌「嫌だったらいって、ね」
ズンッッッ
ルビィ「んんんぅっ♡♡」
千歌「ふーっふーっ……♡」
ルビィ(ルビィのお口のなか、ちかちゃんで、いっぱいになって♡)
ルビィ「ん……ぅ♡」ビク…ビク……♡
千歌「は♡は……♡ルビィちゃ、すごいかおしてるよ♡」ナデナデ…ゴプゴプ♡
ルビィ「んんんっ♡」
千歌(ルビィちゃんの口蓋のとこ、すごくひだひだあって……下に、挿れてるみたい……♡)
ルビィ「じゅぷ……ちゅ♡ふっぅ♡ちか、ひゃ♡♡」
ルビィ(お口のなかぷわぷわする♡あたまもぷわぷわ、して♡)
ルビィ「んっ♡んんっ♡♡」シコシコッグチュグチュ…♡
ルビィ「ん♡ぁっ♡~~~~♡♡♡♡」ビクビクッッッ♡♡♡
千歌「……はぁぁ♡♡♡」ビクッッ…
ルビィ「んあ……」ハァハァ…♡
千歌「あは……また、いっちゃったの?♡」
ルビィ「わ、かんな……♡」フルフル…♡
ギュッ…バサ…
千歌「じゃあそろそろ――」
ルビィ「っ///」
千歌「だめだったら、言ってね」
ルビィ「う、ん」
千歌「ごく……」
千歌(大丈夫……大丈夫……)
ルビィ「ちかちゃん」
千歌「?」
ルビィ「ルビィのわがままに付き合ってくれて、ありがとね。そのせいでこの前みたいになっちゃったこと、本当にごめん」
千歌「ルビィちゃんのせいじゃ」
ルビィ「……うん、そうなのかもしれないけど……でも、ほんの少しでも協力できるならしたい。さっきの千歌ちゃん、怖い顔、してた」
千歌「っ」
ルビィ「怖い顔してするものなの? ちがう、よね? もっと気負わず……私が言うのも変なんだけど」
ルビィ「ご、ごめんね……ルビィ何もできないくせに……」
千歌「ううん」ギュッ
千歌(初めての子にこんなこと言わせるなんて……だめだめだな……)
千歌「ありがとね、ルビィちゃん」
ルビィ「う、ん//」
千歌「……いくよ」ナデナデ…
ヌリュ…
ルビィ「ぁ♡」
千歌「ふっ、ぅ♡」
千歌(ルビィちゃんの、きれい……♡こどものやつ、みたい……♡)
ギュッ…♡
ヌプ…ヌププ
ルビィ「っっ……」
千歌「ハッ……ハッ……っ、いたい?」
ルビィ「へ、へーきだよ」ニコ…
ルビィ「だから、きて、ほしいな……」
千歌「っ///」
ヌプッッッ……!!
ルビィ「っぅっっ!!!」
千歌「は、ぁ……♡」
千歌「はいっ、たよ……」
ルビィ「……ぅ」コクコク…
千歌(ぁ、血……)ゾワ…
ギュッ……
ルビィ「ちか、ちゃん?」
千歌「ごめん……初めて、もらっちゃって……千歌なんかが、もらって、ごめん……」
ルビィ「ルビィが頼んだこと、だもん……千歌ちゃんはそれに応えてくれた、こうして千歌ちゃんと繋がってて、とっても幸せなんだよ……?」
千歌「……」
千歌「いたい?」
ルビィ「うん、ちょっと……」
千歌「じゃあちょっとの間、こうしてるね?」
ルビィ「うん……」
千歌「はぁ……♡ルビィちゃんの、なか、すごい……」
ルビィ「うぅ、は、はずかしい、よ」
ルビィ(ちかちゃんすごい顔してる/// 動きたくて、仕方ないんだ//)
千歌「ハッ……ハッ……♡」
千歌(締め付け、タイプかぁ……すご、い///)
千歌(はやく、はやくうごきたいよぉ///)
千歌(ぁ、いまうねうねって……♡)
ルビィ「ちか、ちゃ……も、大丈夫だよ? だから、すきなように、うごいて、いい、から……」トロン…
千歌「ぅぇ……いい、の?」
千歌(あーもう、ルビィちゃんに言われてばかりリードしなくちゃなのにっ)
千歌(でも……そんなふうにごちゃごちゃ考えてても楽しくないだろうし……いい、のかな……)
ルビィ「うん……っ♡」
千歌「うごく、よ……」
ヌプッッヌプッッ
千歌「はぁぁ♡」
ルビィ「ぅっ♡ぅっ♡」
ルビィ(おなかのなか、ちかちゃんのがうごき、まわって)
ルビィ(これ、これがえっち♡)
千歌「ルビィちゃ……♡んっっきも、ちぃ……♡」ズチュズチュ…
千歌「いたく、ない?」
ルビィ「っ」コクコクッ
千歌「っ……はぁっはぁ♡」ズチッズチッュ♡
ルビィ「ぁ、かたい……ちか、ちゃんの」
千歌「……ルビィちゃんが、かわいい、からだよっ♡」ギュッ…♡
ルビィ「~~♡♡」
千歌(いたいかな、きっといたいよね……気持ちよくしてあげたい……ルビィちゃんにとって、いい思い出にしてあげたい……♡)
千歌「んっ♡ちゅぅ……♡」
ルビィ「!?」
ルビィ「っぅ……ちゅ♡ちか、ひゃ♡♡♡」
千歌「るび、ちゃ……ちゅぅっ♡れろ……ちゅ♡」////
ルビィ「んっっ♡んんんんっっ♡♡」
千歌「ぷは……♡」グチッグチッ
ルビィ「……んっっっ♡♡」
千歌(きすしてあげたら一気に膣内の具合、よくなって……ルビィちゃん、きもちーんだ♡)
千歌(もっと……♡)
千歌「ちゅぅ♡っぅぅ♡♡♡ん、ぷ♡♡」
ルビィ「ちかひゃ……ちか、ひゃ///」ギュッッ
パンパンパンッッッ
ルビィ「っ♡っっぅ♡♡♡」
ルビィ(おくちのなかぞわぞわして♡あっ♡やら♡おなかのほうもこつこつかたいの、あたって)
ルビィ「んんっっ♡♡♡」ギュッ
千歌「ちゅぅ……♡♡」ヌチッヌチッッッ♡
ルビィ「ぁ、ふぁ――っっっっ♡♡♡♡♡♡」ビクビクビクッッッッ♡♡
千歌「っっ!?!?」ビュッッビュッッッビュルルルルルルルルルルッッッッ♡♡♡
千歌「ひ、は………♡♡♡」アヘ…
千歌「ん、は……ぅ」グッタリ……
ルビィ「はぁ、はぁ……」
ルビィ(なに、いまの? おくちのなかからお腹のとこまで一気にびりびりが繋がったみたいな……すご、い)ポワポワ…
千歌「はぁ、ん♡」
ルビィ「えと、ちかちゃん……射精した、んだよね?」
千歌「う、うん……ルビィちゃんの、一気になんか、よくなった、から」///
ルビィ「ぅゅ////」
ルビィ「ルビィで最後まで、できたってこと、だよね?」
千歌「うん」ナデナデ…
ルビィ「えへへ……」
千歌「お疲れ様」
ルビィ「千歌ちゃんだって、すっごく疲れてる」
千歌「あはは……何度やっても、こればっかりはなれない、んだよね……」ウト…
ヌプ…
フキフキ
ルビィ「じゃあ少し眠ろう?」
千歌「うん……」モゾモゾ
千歌「ルビィちゃん」
ルビィ「?」
千歌「わたし、ルビィちゃんのお願い、聞けてよかったって思ってる」
千歌「もちろん初めてをもらった事、罪悪感はあるけど……でも、ルビィちゃんの気持ちもわかる気がしたから」
ルビィ「ちかちゃん……」
千歌「ほらっ、わたしも末っ子の妹だし……なんでもかんでもおさがりばかりだし、お願いだって聞いてもらえないし」
千歌「――自分の意思で何かやろうとしたって、その行動だってお姉ちゃん達のおさがりなのかも、なんて気すらして」
ルビィ「……」
千歌「だからルビィちゃんの気持ち、わかると思う」
ルビィ「ぅ……あり、がと」
千歌「ルビィちゃんも悔しかったんだよね? お姉ちゃんにもう自分は自分なんだって言いたかっただけなんだもんね?」ギュッ…ナデナデ
ルビィ「う、ん…………おねえちゃん、おこってた、かな……」
千歌「怒ってなかったよ、少し眠ったら話してみて?」
ルビィ「ほんと? うん……話して、みる」
千歌「これでルビィちゃんも一つ大人になったね、おめでとう」
ルビィ「……千歌ちゃん」ギュッ
ルビィ「ルビィ……千歌ちゃんで良かった、よ?」
千歌「ほんとう……?」
ルビィ「うんっ」
千歌「嬉しい、えへへ」
ギュッ…
◇――――◇
ダイヤ「そう……無事終えたのね」ズズズ…
ルビィ「……」
ルビィ「ルビィは、後悔、してない」
ダイヤ「……黒澤の純潔を安易に散らしたこと、その事実がいつかあなたにのしかかるかもしれません」
ルビィ「それでも、いい」
ダイヤ「そう……」
ダイヤ「そこまで言い切れたのなら、わたくしはなにも言うことはありません」
ダイヤ「あなたがそう選択した、それだけでいいでしょう?」
ルビィ「おねえちゃん……」
ダイヤ「ただ、本当にギリギリのラインであったということは忘れないように。ただ、その時はわたくしが全力で止めますから……これからも積極的な姿勢は失わないように」
ルビィ「……うん」
ダイヤ「千歌さんにも改めてお礼をするのですよ」
ルビィ「はい」
ルビィ「じゃあもう遅いから……」
ダイヤ「ええ、おやすみ」
ダイヤ「……一件落着、かしら。これでやっと勉強に集中できますわね。全く……わたくしもまだまだね、本当に」
◇――――◇
鞠莉「あれれっ、ダイヤのテストの点数が!」
ダイヤ「なに?」
鞠莉「97点……普通に、いい」
ダイヤ「でもどうせあなたはもっと上なのでしょう?」
鞠莉「うふふ98でした♡」
果南(なにこのひとたち……)
鞠莉「ダイヤ、ルビィちゃんとちかっちとのことで頭かかえてたみたいだから……テストに集中出来ないのかと思ってたから」
ダイヤ「あら、その程度のことで乱れるわたくしではありませんわ」
鞠莉「でも模擬テストとかなかなか酷かったし」
ダイヤ「っ、もう、みなさんどこでわたくしの点数を……」
果南「生徒会室に置いておいたらそりゃそうなるでしょ」
ダイヤ「でもたった一日だけでしたわ」
果南「だめだめ」
鞠莉「ぶいっ♡」
ダイヤ「はぁぁ、この人は……そうでしたね」
◇――――◇
キョロキョロ
ダイヤ「……あ、千歌さん」
千歌「? どうしたんですか」
ダイヤ「いえ……ルビィとのことで、少しお話がしたいと思いましたの」
ダイヤ「今お時間は」
千歌「大丈夫ですよ!」
ダイヤ「じゃあ、生徒会室まで行きましょうか」
スタスタ…
千歌「いやーすっかり寒くなってきたねっ」
ダイヤ「そうですわね、もうすぐにでも冬が迫っているという感じです」
ガチャ…
ダイヤ「そこに座って」
千歌「うん」
ダイヤ「改めて言わせて頂きますが、ルビィとのこと、本当にありがとうございました」
千歌「も、もー……だから頭は」
ダイヤ「本当に感謝しているんですのよ?」
ダイヤ「あなたがルビィとしたこと、きっとまだ早かったのかもしれません、正しいことでは無かったのかも、しれません」
千歌「……」
ダイヤ「でも、鞠莉さんが言う通りルビィはあなたとのことがあってから何かが吹っ切れたようにも感じます」
ダイヤ「わたくしがいつものように止めていたらおそらく、あのようにはなりませんでしたわ」
ダイヤ「あの子の好きなことをしていられるのも、わたくしがこうしてスクールアイドルをしていられるのも……あなたのおかげ」
千歌「や、やめてよもー//」
ダイヤ「ふふ、本当のことを言っているだけですから」
ダイヤ「あなたが善子さんを襲った時の対応、申し訳ありませんでした」
千歌「ううん……あれがダイヤさんの優しさってわかってるつもり……みんなを守るために、本当はあれがベストだったのかもしれないし」
ダイヤ「でも結果として、あなたはここにいる。私たちと一緒にいる」
ダイヤ「私達はきっと、あなたに救われた。いえ、他の人だって、きっとそう」
千歌「そうなの、かな……私はみんなが居てくれたから……こうして普通にしていられるのに」
ダイヤ「お互いにそう思えているのがわたくしたちの関係なのだとしたら、それが最も良い関係なのかも、しれませんわね」
千歌「……うん」
ダイヤ「とにかく、わたくしの言いたいことは、あなたへの感謝です――本当にありがとう」
千歌「//」
ダイヤ「気になるのなら他の人にも訊いてみたら、いかがですか?」
千歌「……」
ダイヤ「あ、それと……」
千歌「?」
ダイヤ「今度お食事でもいかがでしょう、ルビィと3人で、たまには」
千歌「うんっ! いいねそれっ!」
ダイヤ「ふふ、ではまた」
◇――――◇
屋上
千歌(みんな感謝、してるか……千歌なんか)
千歌「ねえ、果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「果南ちゃんは、私とこうやってスクールアイドルしてみて……あと、処理とかもしてくれて……迷惑じゃ、ないの?」
果南「どしたの、急に」
千歌「いや……」
果南「まあ、そうだねえ……うーん」
果南「何度言わせるのって怒りたくなるけど……私は何回だって迷惑じゃないって言うよ」
果南「千歌の気がすむまで」
千歌「///」
果南「千歌のそれが治るまで、私は責任持って処理でもなんでもするし、させて欲しい。だから、これからももーっと頼ってほしい」
千歌「う、ん」
果南「ちゃんと処理しないと、スクールアイドルどころじゃないもんね。やりたいこと、今しかできないことたくさんしたいでしょう?」ギュッワシャワシャ
千歌「えへへ……うん」
千歌「わたし、果南ちゃんが居てくれてよかったよ、小さいころから今の今まで、そばに居てくれて、よかった」
千歌「だからこれからもきっと、頼っちゃうけど……よろしく、ね?」
果南「うん、任せて」
鞠莉「あら、なにこんなところでぎゅーってしてるの?」
果南「ん、愛情表現?」
鞠莉「グローバルな感じでいいわね」
果南「でしょ」
千歌「あ、鞠莉ちゃん……」
鞠莉「?」
◇――――◇
理事長室
鞠莉「そうねえ…………」
鞠莉「あなたは私の壊れそうでどこかへ失いそうになった夢のピースを繋げ合わせてくれた人」
鞠莉「私が諦めそうになったって、あなたは諦めなかった」
鞠莉「だから今の私達がいる、そうでしょう?」
鞠莉「あなたの身体のこと、最初は本当にびっくりしたわ」
鞠莉「話に聞いたことはあったけれど、まさか身近にいるだなんてって感じだったし」ズズズ
鞠莉「私こそ……あなたのこと、おもちゃみたいにしてしまったでしょう? あなたのことを何も考えずに」
千歌「そんなこと、気にしてないよ」
鞠莉「そう……じゃあおあいこね」
鞠莉「私がここにいる限り、私はあなたのその身体のことを制御する役目がありマス。他の女の子に手を出させない為でもあるし、私があなたとそういうことをするのが好きということでもあります」
千歌「///」
鞠莉「だからちかっち、これからもよろしくっ♡♡」
千歌「こ、こちら、こそ//」
鞠莉「あら、また変なこと考えちゃったの?」クスッ…
千歌「ち、ちがうよぉ!!」//
鞠莉「ふふ、いーのいーの――ありがとね、千歌」
千歌「…………うん、こちらこそ」
◇――――◇
図書館
花丸「ふぁ……んっ」
千歌「はーなまるちゃん」
花丸「わわ」
千歌「眠そうだね?」
花丸「あはは、ちょっと」
千歌「本読んでると眠くなるもんね」
花丸「んー、マルは本読むの好きだから普段そんなことないんだけれど……」
千歌「?」
花丸「運動しているとやっぱり体力使っちゃうからかな?」
千歌「わたし、花丸ちゃんがあんな強引な勧誘で入ってくれたこと本当に嬉しいの」
千歌「ほんと、入ってほしくて強引になっちゃって……申し訳なかったんだけどね」アハハ…
花丸「確かに強引だったずら」
花丸「でも、ルビィちゃんがあんなに楽しそうにしているところ近くで見ていられるなんて無いことだと思ったし……もしマルも一緒にやれていたらもっと楽しいかもって思っただけだから」
花丸「その機会をくれて、ありがとう」
千歌「えへへ……」
千歌「花丸ちゃんは本当に友達想いだね」
花丸「そうでもないずら」
千歌「え?」
花丸「それをダシにして、生きているだけの自分がない人ともとれるよ」
千歌「そ、そんなこと」
花丸「現にマルは、初めてを千歌ちゃんにあげたけれど……善子ちゃんの練習台になるからって理由だったはずだし」
千歌「……」
花丸「本当は……小説とかでそういう描写があったからしてみたかったっていう利己的な理由だって持ってたの」
花丸「友人をダシにして、優しい千歌ちゃんに初めてを奪わせたって言ったらそんなに優しい人だなんて思わないでしょ?」
千歌「んー……それはそうかもしれないけど、でも……花丸ちゃんは自分のことよりも、いつも友達のこと考えてるの、わかるもん」
花丸「//」
千歌「初めて、貰っちゃって、ごめん……」
花丸「ごめんだなんて言わないで? マルは千歌ちゃんで良かったって思ってるし」
花丸「違う世界を見せてくれて、まるで本みたいな景色を見せてくれてありがとうって、思っているずら」
千歌「……そっか、うん、こっちもありがとう……こんなわたしで」
花丸「ふふ、言霊はあるんだから、そんななんて言わないでほしいずら」
千歌「う、うん……えへへ、これからもよろしくね」
◇――――◇
善子「急になによ」
千歌「いや……なんかね、スクールアイドルを一緒にやってくれたこととか、千歌の身体のこととか、色々……どう思ってるか改めて気になって」
善子「……真正面から処女散らされましたって言えばいい?」
千歌「ぅ……」
善子「あーもう、うそうそごめん」
善子「本当にもう気にしてないから……」
善子「前も言った通り、私は奪われたもの以上にあなたから貰ってる。短い人生の中でのターニングポイントって聞かれたら――高海千歌と出会ったことって、言うかもね」
千歌「っ////」
善子「リトルデーモンのくせに主人からこんな言葉を貰えるなんてあなたは幸せものね」クックッ
善子「クック……このヨハネの運命にほんの少しでも干渉できたこと、それがあなたの幸せに違いないわ感謝しなさい」
善子「――感謝、してるから」
千歌「……」
善子「……」
善子「それだけよ」クス…
千歌「……//」コク…
善子「あ……て、ていうか、私からも聞きたいことがあるって、いうか」
千歌「?」
善子「た、た、たまに、その……えっち、してる最中とか、すすすす、すきって言ってたのって、あ、あれなに?」
千歌「……? 言ったっけ?」
善子「は、はあ!?」
善子「言ってたじゃない、何回も、私の耳元でっ」
千歌「ぅぇ……む、夢中だったから、その……」
善子「さいてい……」
千歌「で、でも……私は善子ちゃんのこと――好きだよ」
善子「っっ!?」///
善子「よ、よはね……よ」プシュゥゥ////
千歌「じゃあヨハネちゃんのことも好きっ!」
善子「ぅ……っぅ」カァァァァ……////
善子「そ、そんな口からでまかせ信じないんだから」
千歌「じゃ、じゃあどうしたらいいの?」
善子「そ、そうね…………」
千歌「?」
善子「ま、また……えと――おべんと……作ってよ……」
千歌「う、うん!! それなら全然大丈夫!」
善子「あ、あっそ」
千歌「またふたりでたべよーね!」
善子「……」コク……///
千歌「♪」ニコニコ
善子「……」//
善子「も、もー!!!!!」
千歌「な、なに!?」
善子(ま、いっか……)
◇――――◇
屋上
曜「うー、さむ……」
曜「というか、千歌ちゃんなにしてるの?」
梨子「んー、すぐ戻るって言ってたんだけど」
曜「多分部室にいるよね? ちょっと探してくるよ!」
梨子「あ、私もいくっ!」
タッタッタッ
ガチャ
曜「千歌ちゃんー?」
千歌「え、あ、ふたりとも」
梨子「もう休憩終わりだよ……?」
千歌「え、ごめん!!!」
曜「なにしてたの?」
千歌「いや、ちょっと……携帯で撮った写真見てて」
梨子「写真?」
千歌「その、四月から、いままでの……スクールアイドルはじめてからの」
曜「ちょくちょく写真撮ってたもんね、どうして急に」
千歌「あーいや、なんていうか…………私、なんでここに居られるのかなって。なんでこんなにみんなと笑いながら写真、撮ったり出来てるのかなって」
千歌「みんなが優しいからって言うのはそうなんだけど……やっぱり時々ここに居てもいいのかなって、思っちゃうこともあるというか……」
梨子「なるほどね……」
梨子(不安になるのは当然か……きっと、多分その不安は千歌ちゃんの身体が治らない限り、何度も千歌ちゃんの心を覆うだろうし、私たちと一緒にいる限りずっとつきまとう問題なんだと思うけど)
曜「もー!!」ギュッ
千歌「わわ」
曜「なに言ってるの、千歌ちゃんはここに居てもいいんだよ、私達と一緒で、いいんだよ」
梨子「そうだよ、私が転校してきてから、本当に色々あったけれど……その色んな体験はあなたが居てくれたから、あの時手を伸ばしてくれたから出来たんだよ」
千歌「……うん」
梨子「きっとみんなだって同じ」
曜「そうそう! だから、早く練習行くよ!! 遅刻してるんだから早く早く!!」グイッッ
千歌「わっ」
曜「梨子ちゃんも!」ガシッ
梨子「ちょ」
タッタッタッッッ
曜「急げ急げー!!!」
千歌「もー!!」
梨子「いそぎ、すぎ!」
タッタッタッ
梨子(ふふ……)
ガシャンッッ
千歌(ああ……わたしは、ここに居てもいいんだ)
千歌(これ、何回訊いたかわからないけど、でも、何度言われたって嬉しい。それが私の、答え)
鞠莉「3人してどこへ行っていたの?」
善子「とっくにはじまってるのに」
ダイヤ「少し弛みが見られますわね」
果南「まあまあ」
ルビィ「千歌ちゃん、なんか目が?」
千歌「へ」ウル…
鞠莉「あらあら」
果南「大丈夫?」
千歌「だ、大丈夫だよ! もー、寄ってこなくてへーきだからぁ」
花丸「そういう時もあるずら」ウンウン
梨子「ほら、でしょ」
千歌「?」
曜「私も、そしてみんなみんなみーーーんなっ!!!!」
「――千歌ちゃんのことが、大好きって、ことだよ!」
おわり。
ありがとうございました。
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