芳乃「はろうぃんー?」
モバP(以降P表記?それ一理~)「そうハロウィン。芳乃知らないか?」
芳乃「灌仏会のことでして?」
P「ざっくばらんに説明すると外国の魔除け行事だよ」
P「まぁ現代ではすっかりただのお祭りになっちゃってるみたいだけど」
芳乃「ほー」
P「それでまぁ、ウチの事務所も当然世間一般のイベントには乗っかろうとこうして用意してる訳ですわ」
芳乃「なるほどー」
芳乃「このかぼちゃの山はー、はろうぃんーとやらに使うのですねー」
P「せやね。中身くり抜いて飾りやお面作ったりしてな。ああ、もちろん中身もちゃんと有効活用するからな」
芳乃「かぼちゃでお面を作るのですかー」
P「折角だし芳乃も作ってみるか?ほら彫刻刀、手ぇ刺さないように気をつけろよ?」
芳乃「はいー」ズバババババババババ
P「手元が見えねえ」
芳乃「できましたー」
P「早ぇ」
芳乃「如何でしょうー?」
P「うん上手。でもハロウィンにムジュラの仮面ってのは駄目かなぁ」
芳乃「いけませんかー」
P「少なくとも年少組はガン泣きするクオリティだしね」
芳乃「それは残念ですー」カポッ
P「怖い怖い。直視できないから外して」
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P「ほれ、こんな感じで作るんよ」ズガガガガガガッ
芳乃「手元が見えませんー」
P「はい完成っ」
芳乃「早いですー」
P「これが一般的なハロウィンのカボチャ飾りかな。ジャック・オー・ランタンって、芳乃は知らないか」
芳乃「その名でしたら耳にした事がありましてー」
P「お、そうなん?結構有名だもんな」
芳乃「からくりサーカスでー」
P「そっちかい」
P「まぁいいや。ほい芳乃これ着て」ファサッ
芳乃「ほー?」
P「んでもってこれを被せて、っと」カポッ
芳乃「ほほー?」
P「おー、意外と似合う似合う。黒マントとカボチャマスクの芳乃。SSRで出ないかなぁ」
芳乃「かぼちゃを頭に被ったのはー、生まれて初めてなのですー」
P「仮面ライダーだってオレンジやバナナを頭に被るとは夢にも思わなかっただろうな」
P「よし、このままあちこち回ってお菓子貰いにいくか」
芳乃「お菓子が貰えるのでー?」
P「そうだぞ。ハロウィンっていうのは合法的にお菓子を略奪できる日なんだぞ?」
芳乃「それはそれは、恐ろしい日なのではー」
P「お菓子を貰うときはトリックオアトリートって唱えるんだぞ?」
芳乃「とり?」
P「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ。って意味なんよ」
芳乃「なるほどなるほどー」
P「ハロウィンだしみんな何かしらオヤツ持ってるだろ。よし行くか芳乃」
芳乃「そなたーそなたー」クイクイッ
P「ん?」
芳乃「とりっく」ギュム
P「一択」
みく「コンビニのスイーツコーナーがカボチャ一色になると嗚呼、ハロウィンだなぁ…って思うよね」
アナスタシア「ダー、わかります」
のあ「わかるわ」
みく「ウチも何かやるのかにゃ?たまには平穏無事に過ごせるイベントがいいにゃあ」
アナスタシア「ニェート、みくに平穏、似合いませんよ?」
のあ「わかるわ」
みく「え、酷過ぎない?」コンッ
みく「あいたっ、足元に何かあるにゃ」
アナスタシア「カボチャ、落ちてます」
のあ「ハロウィンだものね…誰かの落とし物かしら」
グリッ
みく「っ!?!?」ビクッ
アナスタシア「ヒィッ!カボチャ振り向きました!顔が!顔がありますこのカボチャ!」
のあ「臨兵闘者皆陣列前…」
ズリィ・・・ズリィ・・・
みく「動いたにゃあ!カボチャ動いたにゃあ!!」
アナスタシア「ミナミー!ミナミィィ!!」
のあ「南無大慈大悲救苦救難広大霊感白衣観世音…」ガクガク
トリック・・・オアトリィィトォ・・・・・・
みく「喋ったにゃあああ!!」
アナスタシア「Помогите!!!」
のあ「」ブクブクブクブク
芳乃「お菓子貰えませんでしたー」
P「お菓子じゃなくて命貰いに来たような光景だったんですけど」
芳乃「びっくりさせようと思いましてー」
P「にゃん・にゃん・にゃん揃って白目剥いて失神しちゃったよ…取り合えず廊下に並べておいたけどさ」
芳乃「やりすぎましてー」
P「ハロウィンってもっと和やかなイベントな筈なんだけどなぁ」
芳乃「ではー、次こそはお菓子をー」ズモモモ
P「って言いながら足元にワームホール出すな出すな。また生首カボチャする気満々じゃねーか」
P「普通に仮装してお菓子よこせーって言えばいいんだよ。別にトラウマ植え付けるのが目的じゃないんだからさ」
芳乃「あややー」
P「くそぅ小首を傾げやがって可愛い」
芳乃「では今度こそー」フヨフヨ
P「浮くな浮くな」
こずえ「れっつごぉー」
P「混ざるな混ざるな」
穂乃香「見て見てほらっ!ハロウィン限定ジャック・オー・ぴにゃこらンタン!」
あずき「うわぁカボチャ色のぴにゃだぁ。2Pカラー大作戦?」
忍「と言うか語呂の悪さが凄いね」グサァーッ
柚「アタシの持ちネタ取られた!?」
未央「いやぁ~世間はすっかりハロウィンですなぁ」
茜「そうですね!では走りましょうか!!」
藍子「あはは、事務所の中で走っちゃダメだよ」
未央「うーん、あーちゃんツッコミどころがズレてるぞぉ?」
藍子「え?あ、えーっと……ど、どこがハロウィンやねんー」ペチン
未央「うん、もう可愛いから何でもいいや」
茜「走らないんですか!?」
未央「既に先走ってるじゃん」
芳乃「そいやっ」ピョコッ
藍子「ひゃっ!」
未央「わっ」
茜「ファーーーッ!!!!」
芳乃「とりっくおあとりーとめんとー」
未央「あぁビックリした…ってよしのんじゃん。わぁハロウィン仕様だぁ」
茜「突然何もない空間から出てくるのは心臓に悪いです!!」
藍子「うん、同感だけど茜ちゃんの声も心臓と耳に悪いよ」
茜「ごめんなさい!!」
芳乃「とりっくおあとりーとめんとー、でしてー」
未央「お菓子じゃなくて髪のケア希望なの?」
茜「カボチャのお面可愛いですね!!良い匂いがしますし何だかお腹が空いてきます!!」
藍子「茜ちゃん茜ちゃん、ボリューム」
茜「ごめんなさい!!!」
藍子「」キーンッ
未央「ゴメンね、今オレオしか持ってなくてさ」
芳乃「構いませんー」ツヤツヤ
藍子「ふふ、お菓子沢山貰えるといいですね」ギュウ
茜「お~、私も応援しますね~?」ホワホワ
芳乃「はいなー」
芳乃「…茜殿ー?」
未央「あー、気にしないで。あーちゃんにギュッてされるとゆるふわが感染して誰でも緩~くなっちゃうんだ」
芳乃「ほー」
茜「夕日に向かってお散歩しましょう~」
藍子「うん、お仕事終わったらね?」
芳乃「お菓子貰ってきましたー」トテトテ
P「うん一部始終見てた。…元気いっぱいユニットのポジパの思いもよらない闇を見た気がするけど」
芳乃「ほー?」サクサク
P「早速食べてるし」
芳乃「そなたも食べましてー?」
P「芳乃がお食べ。俺オレオは牛乳と一緒に食べたい派だから」
芳乃「ほほー」ズボッ
P「って言ってるのに躊躇なく人の口に突っ込のはひぁふぇふぇふふぇ」
芳乃「もっともっとお菓子を頂いてきましょうー」ツヤツヤ
P「どうでもいいけどトリートメントされた芳乃の髪めっちゃ良い匂いするんですけど」
芳乃「ふふー」
雨風パないので取り合えず今夜はここまでオヤスミー
まだ寝ないけど
芳乃「そなたーそなたー」
P「ん?」
芳乃「そなたはやらないのですかー?」
P「生憎と今お菓子を持ってないんだよ。ポケットの中モバコインカードしか無くてさ」
芳乃「そうではなくー」
芳乃「そなたもわたくしと一緒にお菓子をもらいにいきませんのでー?」
P「え、俺が仮装して誰に需要が」
芳乃「見たいですー」
P「需要あったよ」
P「んー、でもちんまい芳乃ならともかく、オッサンが被れるサイズのカボチャが無くてなぁ」
芳乃「これなど如何でしょうー?そなたの頭部り大きいかとー」
P「芳乃や、これスイカ。カボチャ違う字数すら合ってない」
芳乃「ほー?」
P「いや小首を傾げられても」
P「んー…でも折角の機会だし、やってみようかな?」
芳乃「是非に是非にー」
P「この際スイカでもいいよな、仕方ない」ズガガガガガガ
芳乃「匠の技で瞬く間にスイカが加工されていきますー」
P「えーっと、マント、マント…駄目だ白い布しかねぇや」ファサッ
P「ま、いいか。この上から中身をくりぬいてビニール敷いたスイカをメットオンして、と」カポッ
芳乃「おおーっ」
P「よし完成。どうだ芳乃?」
芳乃「果汁が若干ー、零れておりますがー」
P「えっ?あ、本当だ布に赤く滲んじゃってるな。…別にいいか」
芳乃「それでは参りましょー。お揃いですー」
P「カボチャの天使とスイカのオッサンってお揃いと言えるの?」
凛「でさ、だから私はつい言っちゃったんだよ。「揚げ出し豆腐と私と、どっちを取るの」って」
奈緒「あー、わかるわかる」
加蓮「思春期の女の子は誰しも一度は通るやり取りだよね」
凛「そうそう。それでさ……って」
芳乃「とりっくおあとるねーどー」トテトテ
奈緒「っ!!?」
加蓮「うわぁ可愛い!…あ、そっかハロウィンかぁ」
凛「あはは、随分可愛いジャック・オー・ランタンだね」
奈緒(持って帰りたい)カシャカシャカシャカシャカシャ
芳乃「とりっくおあとるねーど、でしてー」
加蓮「悪戯か竜巻か、って凄い選択を迫るねこのカボチャさん」
凛「ああお菓子だよね。ちょっと待って確かポケットに何か入ってた筈だから」ゴソゴソ
奈緒「凄ぇ良く出来てるなぁこのお面。一体誰が…って予想つくけど。可愛い」
凛「あれ、こっちのポッケだっけ?さっき買ってきたカントリーマァムがまだあった筈だけど…」ツンツン
凛「あ、ゴメンもうちょっと待ってね。今お菓子あげるから」
P(スイカ)「やぁ」
凛「」
奈緒「」
加蓮「きゅう」パタッ
P(おっと、いかんいかんハロウィンらしく振舞わないとな)
P(首元真っ赤なスイカ)「ヴァァァアアアアアアアハハハハハハハ!!ハッピィーハロウィンゥ!!」
凛「」
奈緒「」
加蓮「」チーン
P(赤いの滴るスイカ)「トリックオアトリィイトォ!!神が恵みを受け取ってやろう!」ブゥンッ
凛「」
奈緒「」
加蓮「」チーン
P「……あれ?」
芳乃「そなたー、皆様気を失っておりますー」フリフリ
芳乃「あやー、加蓮殿は命を失っておりますー」
P「んー、何かちょっと違ったかな?」
芳乃「驚かせすぎてしまったのではー」
P「芳乃がそれ言うのかぁ」
凛「」
奈緒「」
加蓮「」死ーン
P「どないしよ」
芳乃「お菓子、もらえませんでしたー」
P「さっきくり抜いたスイカがあるよ」
P「おっと、その前に気絶(?)しちまったトラプリは廊下に並べておこう」ズリズリ
芳乃「凛殿を真ん中にするのは、拘りでしてー?」
P「うん、やっぱスイカは駄目だ。ハロウィンにスイカは駄目だ」スポッ
芳乃「残念ですー」ムシャムシャ
芳乃「そなたと一緒に、お揃いではろうぃんを楽しみたかったのですがー」
P「その気遣いだけで十分だよ。スイカ食べ終わったら気を取り直して次行こうか。この流れだと今度はピンスクあたりに遭遇しそうだな」
芳乃「ふらぐ、というやつですねー」
P「って言ってると次は時子だったりするんだよなぁ」
響子「ふぅ、最近冷え込んできたね。指が悴んじゃう」
美穂「うん……急に寒くなってくるから…眠く、なる、ね…」ウトウト
響子「わわっ、歩きながら寝ちゃ駄目だよ!美穂ちゃんは寒くなるとすぐ何所ででも眠っちゃうんだから」
もう、
卯月「こんなところで寝たら冬眠じゃなくて永眠ですね!」
響子「満面の笑みで何て事を言うの」
美穂「うにゅ…春になったら起こしてください……」スピィ
響子「寝ちゃ駄目ー!ああもう卯月ちゃん手伝って!私1人じゃ美穂ちゃん持てない」
卯月「はいっ!」ヒョイッ
響子「頭上に担ぎ上げなくても!」
P「本当にピンスクだったよ」
芳乃「卯月殿を倒してー、お菓子をドロップさせれば良いのでしてー?」
P「やめなさい。あの子だってウチの大事なアイドルなんだから」
ご飯とかもろもろで一度ここまで。何かの間違いでまた夜中に再開するかもですけど。ですけど。
P「うん、やっぱスイカは駄目だ。ハロウィンにスイカは駄目だ」スポッ
芳乃「残念ですー」ムシャムシャ
芳乃「そなたと一緒に、お揃いではろうぃんを楽しみたかったのですがー」
P「その気遣いだけで十分だよ。スイカ食べ終わったら気を取り直して次行こうか。この流れだと今度はピンスクあたりに遭遇しそうだな」
芳乃「ふらぐ、というやつですねー」
P「って言ってると次は時子だったりするんだよなぁ」
響子「ふぅ、最近冷え込んできたね。指が悴んじゃう」
美穂「うん……急に寒くなってくるから…眠く、なる、ね…」ウトウト
響子「わわっ、歩きながら寝ちゃ駄目だよ!もう、美穂ちゃんは寒くなるとすぐ何所ででも眠っちゃうんだから」
卯月「こんなところで寝たら冬眠じゃなくて永眠ですね!」
響子「満面の笑みで何て事を言うの」
美穂「うにゅ…春になったら起こしてください……」スピィ
響子「寝ちゃ駄目ー!ああもう卯月ちゃん手伝って!私1人じゃ美穂ちゃん持てない」
卯月「はいっ!」ヒョイッ
響子「頭上に担ぎ上げなくても!」
P「本当にピンスクだったよ」
芳乃「卯月殿を倒してー、お菓子をドロップさせれば良いのでしてー?」
P「やめなさい。あの子だってウチの大事なアイドルなんだから」
寒いので冬眠するっす。明日あたりには完結できればなぁオヤスミー
美穂「はちみつくまさん…」スヤァ
響子「美穂ちゃん本格的に寝ちゃったね」
卯月「ここまで無防備だと何をされても文句言えませんよね!」
響子「野生の理屈を人の世に持ち込まないの」
美穂「ぽんぽこたぬきさん…」ムニャア
芳乃「とりっくおあとらいあどぷりむすー」ヒョコッ
響子「ひゃっ!」
卯月「わっ!」
美穂「きゃん!」ドサッ
芳乃「ほー、美穂殿がー」
卯月「ビックリして落としちゃいました!」
美穂「う゛~…後頭部がズキズキするよぅ…」
芳乃「とりっくおあとらいあどぷりむすー」
響子「ど、どこからツッコめばいいの!?」
美穂「痛た……あれ、芳乃ちゃんその恰好…あぁっハロウィンだっ!」
卯月「お菓子か凛ちゃん達か、斬新な選択で悩みますね!」
響子「普段あんなに仲良しな友達なのにお菓子と天秤にかけて悩んじゃうんだ?」
芳乃「あやー、間違えましたー」
響子「大分違うね。頭の文字しか合ってないし」
芳乃「とりっくおあとときあいりー」
響子「お菓子かお菓子を作る人かになっちゃった!」
卯月「愛梨ちゃんはイタズラし甲斐がありそうですね!色々な意味で」
美穂「わぁ、カボチャ可愛いなぁ。私も被ってみていい?」
響子「ツッコミを一任しないで!?」
美穂「えへへ、私も前にハロウィンやったけどカボチャはやらなかったから一度被ってみたかったんだぁ」カポッ
芳乃「とりっくおあー、お菓子をー」
響子「とうとう諦めちゃったね。ちょっと待ってね今朝作ってきたマドレーヌが…」イソイソ
卯月「トリックでお願いします!」
芳乃「こちょこちょー」
卯月「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
響子「お菓子あるから!ほらお菓子あるからもう!」
芳乃「こちょこちょこちょー」
卯月「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
美穂「あれ、何も見えない…?あ、裏表逆かぁ」スポッ カポッ
芳乃「よいではないかー、よいではないかー」
卯月「うひひひひっ!こ、呼吸が…あははははははははははは!!」
響子「ほら芳乃ちゃんお菓子だよお菓子あるよ!?卯月ちゃん呼吸困難になっちゃうから、ってちょっと喜んでない!?」
美穂「またハロウィンイベントやりたいなぁ。トリックオアくまさんっ。なーんて。えへへっ」
卯月「にゃひゃひゃひゃぜひっ!はひっ!ひゃひゃひゃあひゃひゃひゃ!!」ヒクンビクンッ
芳乃「ここがよいのでー?ここでしてー?」
響子「未央ちゃーん!みくちゃーん!誰か手伝ってぇーー!!」
芳乃「まどれーぬ、頂きましたー」ホクホク
P「そっか、よかったな」
芳乃「はいー」
P「大型犬をあやすムツゴロウさんみたいな光景だったけど、芳乃が楽しかったなら何よりだ」
P「それにしてもピンスクは響子がツッコミになるのか…新たな発見だったな」
芳乃「しっとりとしていて美味しいのでー」モキュモキュ
P「その後も」
芳乃「とりくっおあとーなめんとー」
紗枝「あらま、えらい可愛いお化けはんやなぁ。おやつ……幸子はんでええやろか?」ズイッ
友紀「ビール…はモチロン駄目だよねぇ?あと今持ってるのは柿の種と…あ、幸子ちゃんでいい?」ズイッ
幸子「ちょ」
芳乃「でっどおああらいぶー」
まゆ「唐突に物騒な選択を迫りますねぇ…その恰好から察するに、トリックオアトリートと言いたいんでしょうか?」
輝子「フヒ…?は、ハロウィンか…ボノノちゃんお菓子持ってる?」
乃々「手羽先しか無いんですけど」
P(スイカ)「ヴァァァアアアアアアアハハハハハハハ!!ハッピィハロウィンゥ!!」
飛鳥「わーーーっ!!」
梨沙「パパーッ!!パパァーーッ!!」
心「菜々センパーイ!!」
芳乃「お菓子くださいー」
肇「あ、ハロウィンですね。じゃあ、はい。お煎餅でいいですか?」
楓「カボチャ被っちゃ…………時子ちゃん」
時子「そんな目で見るんじゃ無いわよ。チッ…飴玉ぐらいしか持ってないわよ」
完結させたかったけど冬眠します春まで寝てたい…
ウチはカボチャと言えばいとこ煮ですオヤスミー
芳乃「沢山貰えましたー」
P「4割焼きまんじゅうだけどな。案の定と言うか何と言うか…食べ物常備するのがアイドルのルールではないだろうに」
芳乃「ケーキもこんなにありますー。食べ放題ですー」
P「1ホールをスナック1枚感覚で食べる娘からの成果ですな」
芳乃「ささー、そなたもどうぞどうぞー」グイグイ
P「あのね、せめてカットして欲しいんだけどもがもがもがもが」
千枝「あ、ここにいたんですね」トコトコ
ありす「おはようございま……って、ケーキ1ホール丸齧りとは豪快ですね」
P「もふぁふぁう、もふぁふぁ」
ありす「ちょっと何言ってるのかわからないので飲み込んでからお願いします」
P「んぐっ」
P「もふぁふぁ」
ありす「日本語でお願いします」
芳乃「おおー、お2人とも可愛らしい召物をー」
千枝「えへへ。芳乃さんもカボチャさん可愛いです」
P「ハハッ、やっぱりこういう扮装は年少組に良く似合うよな」
芳乃「わたくしは幼くはありませんがー」
千枝「プロデューサーさんプロデューサーさん」クイクイッ
P「うん?」
千枝「トリックオアトリック♪」
ありす「トリックオアありすと呼んでください」
P「これだけお菓子があるというのにスルーかい」
芳乃「歌舞伎揚げで宜しいのでしょうかー」ゴソゴソ
ありす「あ、いえ。子供の方からお菓子を頂く訳には」
芳乃「年上ですー」
「トリックオアトリー!!」
「トリックオアトリートー♪あ、カニでもいいよ?」
「アーッハッハッハッ!イタズラされたくなければお菓子を…ってケーキ丸ごと!?」
「トリックオアフルボトル!!」
「…いたずら?…お菓子…?」
「トリックオアかまってくだせー!」
「サッカーしねえ?」
「おかしー…よこせー…よこせぇー…」
P「あれだけ集めたオヤツの山があっという間にスッカラカンでごぜーますよ」
芳乃「皆々ー、喜んでおられましたー。良きかな良きかなー」
P「経済ってこうやって循環していくんだなぁ」
P「おっと、そうだそうだ」ゴソゴソ
芳乃「ほー?」
P「ほれ芳乃。トリート」
芳乃「ほーっ」
P「そのカボチャお面作るためにくり抜いた中身で作ってみた。良かったらお食べ」
芳乃「ありがたやー。大事に大事に致しますー」
P「腐らないうちに食べてね?」
芳乃「それではわたくしもお返しをー」
芳乃「そなたーそなたー」クイクイッ
P「うん?」
芳乃「とりっく」ギュムッ
P「一択」
アッキー「終わりだ」
優「わっ!な、なんでみんな廊下に並べられてるの!?」
ハロウィンなんてやったこと無いけどハロウィンSSです。カボチャ?蒸かして潰して漉して砂糖を混ぜて練って餡にして焼きたてカリカリのトーストに塗りますが何か。
何気に響子とか初ですかな、こんなんでスンマセン。最近ようやくブラック勤務から薄目のブラック勤務になってきたのでまた近々ちょっとだけ個性が上乗せされた346プロを書くかもしれませんがご容赦ください。持病です
オツカーレ
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