うまる「暇だから安価で一日無視する」 (16)
うまる「とりあえず一日だよっ。翌日には普通に接するけど」
うまる「というわけで、まず無視する人物は>>3にしようかな」
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タイヘイ
うまる「というわけでお兄ちゃんを無視するよ」
翌日
タイヘイ「うまるー、起きろー」
うまる「……」スクッ
タイヘイ「ほら、もうご飯出来てるから…さっさと食べろよ」
うまる「…いただきます」パク
タイヘイ「海老名ちゃんも待ってるんだし、早くしろよ」
うまる「…」
タイヘイ(なんだ?うまるの機嫌が悪いな…。まぁ、いつもの気まぐれだろう)
うまる「…ご馳走様でした」スッ
タイヘイ「コラ、自分の食器くらい自分で片付けろ!」
うまる「…」
タイヘイ「はぁ、全く…。お、もうそろそろか。急げよー」
うまる「…」
タイヘイ「よし、洗い物も済んだし出るか」
ガチャッ
海老名「あっ、おはよううまるちゃん。そ、それとお、お兄さんも…///」
うまる「おはよう海老名ちゃん」ニコッ
タイヘイ「おはよう、海老名ちゃん。今日も一日頑張ってね」
海老名「は、はい…///」
タイヘイ「それじゃあな、うまる」スタスタ
うまる「…」プイッ
海老名「あっ…い、行ってらっしゃい…///」
うまる「よし、じゃあわたしたちも学校行こっか」
海老名「あ、うん」
海老名「あ、そうえいばうまるちゃんさ…」スタスタ
うまる「ん?何ー?」スタスタ
海老名「お兄さんと何かあったの…?全く会話してなかったけど」
うまる「ああ、別に何も無いよ。」
海老名「そう?ならいいんだけど…」
うまる(ふひひ、とりあえず朝は完璧だねっ!学校じゃ殆ど変わらないし問題は帰宅してからかな…)
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
そして放課後の帰り道
うまる「ふぅ、今日も大変だったね」
海老名「うん。また明日学校でね」
うまる「うん、バイバイ」
海老名「さようなら」
うまる「…ふぅ」コツコツ
うまる「…」ガチャッ
うまる「…」ビヨヨヨ…
うまる「うまる…帰還!」スィ-
うまる「さぁーて、お兄ちゃんを無視するのも本番になって来たなー」フヒヒ
うまる「まぁ会話量が圧倒的に増えるけど大丈夫でしょ。さーて、何しようかなー」
うまる「とりあえずきりえちゃんでも待つかな…。確か来てくれるみたいだし」
ピンポーン…
うまる「あっ、来たかな!?」タッタッタ
うまる「…いや、一応お兄ちゃんの可能性もあるし確認しよう。」ガチャッ
きりえ「しっ、師匠!その、お邪魔します。ハイ」
うまる「ホッ、さぁ上がってよ!きりえちゃん!」ニコッ
きりえ「はっ、はい~」
うまる(でも折角来てくれたんだし、きりえちゃんにはお兄ちゃんを無視してること言っちゃおうかな)
うまるの悪魔「いややめときな。きりえちゃんが反対するだろうし」
うまるの天使「それにきりえちゃんまで無視する必要はないしね」
うまる(よし、じゃあきりえちゃんには内緒にしようっと)
うまる「じゃあ今日は何しようかねー、きりえちゃん」
きりえ「それじゃあ映画でも見ましょう」
うまる「おぉー、いいね。じゃあ適当なの探そうか」
きりえ「は、はいっ」
その頃のタイヘイ
タイヘイ「…しかし何故うまるはあんなに無視するんだ…?ボンバに聞いてみるか」ピッピッ
タイヘイ[うまるに朝無視されたんだけど何かやったのかな?]
タイヘイ「…あ、きた」
ボンバ[え?それ普通じゃね?俺なんかたまにきりえと会話出来るくらいだし]
タイヘイ[そ、そうか…]
タイヘイ「…相談するやつ間違えたな。とりあえず帰ってから聞いてみるか」
数時間後
うまる「やっぱり『時を賭ける少女』はおもしろいね、きりえちゃん」
きりえ「はいっ、ラストの主人公が老婆の姿で時を賭けて逆転するところは最高です」
うまる「題材が面白いよ!まさかギャンブル…といっても花札に時間を賭けるなんてね」
きりえ「時間が戻って映画の最初の日常が返ってくるところも考えさせますよね!」
ガチャッ
タイヘイ「ただいまー…って無視されてるのか…」
うまる「ムッ…」
きりえ「あ、お邪魔してます…」
タイヘイ「あぁ、こんばんはきりえちゃん。じゃあちゃっちゃと作るか。」
うまる「…き、きりえちゃん。それじゃあ何か映画観ようか。」
きりえ「あっ、そうですね。お兄さんも時間かかりそうですし…」
うまる「うん…」
タイヘイ「念の為確認しておくか。…うま、こまるー?今日何か食べたいものあるかー?」
うまる「…」
きりえ「………?」
タイヘイ「じゃあオレの好きなものにするぞ」
きりえ「あのおっ、お兄さん!」ガタッ
タイヘイ「え、どうしたのきりえちゃん?」
きりえ「えと、牛丼とかでお願い出来ますか…?」
タイヘイ「い、いいけど…。こまるー、きりえちゃんにお礼言っとけよ」
きりえ「あの、師匠が何も言わないのって…」コソコソ
タイヘイ「さぁ?朝から何故か無視されてるんだ。きりえちゃんからも少し理由聞いといてよ」コソコソ
きりえ「はいっ!任せてください」ボソッ
きりえ「あの、師匠…」
うまる「んー?」
きりえ「お兄さんと何かあったんでしょうか?」
うまる「別に…それより何観ようか、きりえちゃん?」
きりえ「じゃあ…適当なので」
うまる「うん」
きりえ「あの、横から言うのは悪いんですけど…」
きりえ「理由も無いのに無視していると、後々修復に時間がかかりますよ…だから」
うまる「んー、大丈夫だよ。ちょっとワケがあるだけ…」
きりえ「…それって、何ですか?」
うまる「それは…明日ラインで教えてあげる!」
きりえ「えー…」
タイヘイ「出来たぞこまる」
きりえ「じゃ、じゃあ取ってきますね…」
タイヘイ「で、理由聞けたかい?」
きりえ「いえ、明日教えるってはぐらかされました」
タイヘイ「…まぁいいか。とりあえず一旦ご飯にしよう」
きりえ「はい」
うまる(結構つらいなぁ…。まあいいか、きりえちゃんが居るからまだマシかな)
タイヘイ・きりえ「いただきます」
うまる「…いただきます」
きりえ「師匠、何故お兄さんと…」
タイヘイ「うま…こまる、何の理由も無いのに無視は酷いだろ…」
うまる「…」パクパク
タイヘイ「こりゃあかなり時間がかかりそうだな…」
きりえ「ま、まぁ師匠も明日になったら理由を教えてくれるそうなので、嫌いにならないであげてください」
タイヘイ「…いや、そこまではならないけど。オレがこまるを嫌いになるのは…いや、思いつかないな。まあ何とかなるよ」
うまる「…ごちそうさまでした」ガタッ
タイヘイ「こら、きりえちゃんまで無視するな」
きりえ「とりあえず明日また連絡します」
タイヘイ「じゃあね、きりえちゃん」
うまる「きりえちゃん、またね」
きりえ「はい、失礼します」
うまる(さて、きりえちゃんも帰ったし…そろそろやめようかな)
>>10
1.無視をやめる
2.まだ無視をし続ける
1
うまる(ど、どうやら無視しなくてもいいみたいだね…)
タイヘイ「おいうまる…」
うまる「んー何?」
タイヘイ「やっと口を聞いてくれたか。お前なんで今まで無視したんだ?」
うまる「えーっと、それは…」
うまる(なんとなく…とは言えないし、ここは>>14って言おうかな。何か無視するのって思ったよりも大変でうまるも疲れてきたし…)
うるっさいなー、別に理由なんかないよ
うまる「うるっさいなー、別に理由なんかないよ」
タイヘイ「え?」
うまる「なんとなく無視してただけだもん。でもねお兄ちゃん、うまるは今日わかったことがあるんだ」
タイヘイ「わかったこと…?」
うまる「それはね、人を無視するのは大変だってことだよ。理由があるならともかく、理由もないのに無視するのは大変だったよ本当」
タイヘイ「そ、そうか。」
うまる「うん、だからうまるはこれからは理由もなしに無視しないようにするよ。理由があれば無視するけど」
タイヘイ「って理由があったら無視するのかよ!待てうまる!」
うまる「ってことで終わりだよ。思い付きで安価してもらってごめんね。」
タイヘイ「誰に言ってんだ!?」
ピロ-ン
タイヘイ「ん?」
ボンバ[くぅ~疲れましたw これにて完結です!]
タイヘイ「お前が締めるのかよ!」
ーおわりー
ネタが纏まってもいないのに安価したりその他諸々雑ですみませんでした
そしてレスしてくれた方々や(居たのかはわかりませんが)楽しみにしていた方々、そして閲覧してくれた方々に感謝します。ありがとうございました
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