モバP「乙倉悠貴に恋をした」 (2)
乙倉悠貴 僕の担当しているアイドルだ
素直で、可愛くなろうとひたむきな彼女を僕は自分の娘のように感じていた…そのはずだった
先日、どんな話の流れだったか…彼女とにらめっこをすることになった
そのときに見た満天の夜空をそのまま映したようなシルバーグレーの瞳に僕は恋をしてしまったみたいだ
それ以来、どうにも僕は彼女と顔を合わせることができない
この歳になって、ようやく思春期がくるとは思わなかった
それも一回りも年の離れた少女に対して
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507987796
愛に年齢は関係がないだなんて詭弁を弄しても、それでもやっぱり僕はこの気持ちに蓋をしなければならない
なにより、彼女はアイドルで
自分はどこにでもいるような冴えない男だ
もし僕が彼女にこの想いを打ち明けても、誰も得をしない結果に終わるだろう
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