モバP「サンドウィッチP」 (21)

・モバマスの海老原菜帆と相原雪乃のSSです。
・サンドウィッチマンは関係ありません。

前作

モバP「膝の上」
モバP「膝の上」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496574215/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507517773

<相合傘>

P「なあ、2人とも」

菜帆「はい?」

雪乃「何でしょう?」

P「今日の降水確率は20%だった。だから傘を持ってなくてもしょうがないと思う」

P「だからって……」

P「俺の折りたたみ傘に3人入るのは無茶だと思うぞ?」

菜帆「え~? そうですか~?」(Pの左に密着)

雪乃「でも、仕方ないと思いますわ」(Pの右に密着)

P「いや、これならコンビニでも入ってビニール傘を買った方が……」

菜帆「そんな、もったいないですよ~」

雪乃「経費削減に努めているちひろさんにも悪いですし」

P「それはそうだけど、どう見ても傘に入りきってないから濡れちゃうだろ」

菜帆「じゃあ、もっと近づきましょうか~」ギュッ

雪乃「雨も強くないですし、ここから事務所までなら大丈夫だと思いますわ」ギュッ

P(くっつきすぎィ!)

P「あ、歩きにくいんだけど……」

雪乃「でも、滑って転ぶと危ないですわ」

菜帆「だから、ゆっくり行きましょ~」

P「こんなやりとり、前もあった気がするなぁ」

P(結局、2人に挟まれながら事務所まで時間をかけて帰った)

<ベンチ>

P「たまにはこうして散歩するのもいいもんだな」

菜帆「プロデューサーさん、最近働きづめですから~」

雪乃「リラックスできる時間をもっと作ってくださいね」

P「・・・・・・まあ、一段落ついたらな」

菜帆「ここです。この公園のベンチで、のんびりするのが好きなんです~。……あら~?」

雪乃「可愛い先客がいらっしゃるようですわ♪」

P(公園に2つあるベンチのうち、1つの上には猫がごろりと横たわっている)

P(こうなると使えるのはもう片方だけだが……)

P「このベンチ1つに、3人はキツイな……。仕方ない、2人で座ってくれ」

菜帆「そんな、ダメですよ~」

雪乃「プロデューサーさんが休めなくては、来た意味がありませんわ」

P「でもなあ」

菜帆「……もしかしてプロデューサーさん、私のお尻が大きいから無理だと思ってます~?」

P「!? い、いや、そんなことはない、決して」

雪乃「なら、一緒に座りましょう?」

菜帆「座りましょ~」

P(半ば強引に、ベンチに座らされることになってしまった。当然のごとく、自分が真ん中で)

菜帆「いい天気ですね~」ムギュッ

雪乃「穏やかで、心地よくて……いつまでもこうしていたいですわ」ムギュッ

P(だから近あぃ!)

雪乃「また3人で、この公園に来ましょう?」

菜帆「今度、通ってる和菓子屋さんで新しいお饅頭が出るみたいなんです。
そしたら、ここで一緒に食べましょ~」

雪乃「いいですわね♪ その時は美味しいお茶も持ってきましょう」

菜帆「楽しみです~♪」

P「……その時は、ベンチが猫に占領されてないことを祈るよ」

<前門と後門>

雪乃「ちひろさん、今よろしいでしょうか?」

ちひろ「あら、雪乃ちゃん、菜帆ちゃん。どうしたの?」

菜帆「最近、プロデューサーさん根を詰めすぎていませんか?」

雪乃「顔にも少し疲れが出ているようで……心配なんですの」

菜帆「でも、私と雪乃さんで尋ねても、何でもないっていうだけで……」

ちひろ「確かに、最近残業が多いですね……」

菜帆「私たち、プロデューサーさんが何を考えているのか知りたいんです」

雪乃「協力して頂けませんか?」

ちひろ「……分かりました。手伝いましょう! ちょっといい方法も思いついちゃいましたから」

雪乃「どんな方法ですの?」

ちひろ「それはですね……」

定時後

ちひろ「プロデューサーさん、今日も残るんですか?」

P「ええ……片付けたい仕事がありますので」

ちひろ「菜帆ちゃんと雪乃ちゃん、仕事のし過ぎだって心配してましたよ。一体どうしたんですか?」

P「……2人には言わないでほしいんですが……」

ちひろ「はい。私から2人には言いません」

P「菜帆も雪乃も、着実に人気は出ています。でも、事務所トップレベルのアイドル達と比べれば、まだまだです」

ちひろ「それは……」

P「2人には、まだまだポテンシャルがあると思ってます。でもそれを、自分が引き出せていないのではないか、と」

P「そんな考えを振り払おうとして、仕事に没頭しようとした……そんなところです」

ちひろ「……」

P「くれぐれも、内緒にしてくださいね。弱音なんて聞かせたくないですから」

ちひろ「ええ、私は何も言いません。喋ったのは、プロデューサーさん自身なんですから」

P「え?」

菜帆「ふぅ~っ、やっぱり狭かったですね~」

雪乃「でも、初めての経験でワクワクしましたわ♪」

P(2人が、ちひろさんの机の下からっ!)

P「そんなところにっ……!? ちひろさん、ハメましたね!」

ちひろ「なんのことでしょう? それでは、私はお先に失礼しますね」

菜帆「お疲れ様です~」

雪乃「ありがとうございました、ちひろさん」

P「お、お疲れ様……」

雪乃「……プロデューサーさん?」

P「ゆきのっ……!?」ムギュッ

P(いつの間にか、雪乃に思い切り抱き付かれていた)

雪乃「どうして、一人で抱え込んでしまいますの?」ギュゥゥゥ

P「い、いや、それは……っ!?」ムギュッ

菜帆「何にも言ってくれなくて、私たち、本当に悲しかったんですよ……」ギュゥゥゥ

P(正面からは雪乃、背後からは菜帆に抱き付かれる形になってしまった)

P「すまなかった。これは、自分で乗り越えるものだと思ってたんだ」

菜帆「それならせめて、悩んでいることがある、ぐらいは言ってほしかったです~」

雪乃「何でもないなんて、嘘をついたことは許せませんわ」

P「本当に、悪かった。だから、いったん離れて……」

雪乃「いけません。プロデューサーさんが反省するまで、このままです」ギュゥゥゥ

菜帆「離してあげませんから~」ギュゥゥゥ

P「……心配かけて、ごめんな」ナデナデ

雪乃「あ……///」

雪乃「もっと撫でてくれたら……許してあげます」

P「ああ、分かった」ナデナデ

菜帆「プロデューサーさん?」

P「分かってる。菜帆も撫でてあげるから」

菜帆「は~い♪」ギュゥゥゥ

P(この後2人の位置が入れ替わり、菜帆もたっぷり撫でてあげて、ようやく許してもらった)

菜帆「私たちには、私たちのペースがあると思うんです~」

雪乃「確かに歩みはゆっくりかもしれませんが、しっかり前に進んでいますわ」

菜帆「だから、一緒に歩いて行きましょ~♪」

雪乃「これからもよろしくお願いします、プロデューサーさん♪」

P「ああ、これからもよろしくな」


終わり

雪乃と菜帆にギューっとされたいだけの人生でした。

(夏が過ぎたけど)雪乃の水着がないやん。どうしてくれんのこれ(憤怒)
雪乃が水着を着るシチュで書きたかったの!何でないの?
わかる?この罪の重さ(哲学)

あ、菜帆の水着は最高でした。

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