リーネ(cv.大泉洋)「当然さ。」 (29)

ストライクウィッチーズ×レイトン教授

途中出てくるナゾは完全オリジナルなので、意味不明でも突っ込まないでください

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リーネ(cv.大泉洋)「英国淑女としてはね。」

宮藤「うわぁ!すごぉい!今日のリーネちゃんはなんかかっこいいね!帽子も似合ってるよ!」

リーネ(cv.大泉洋)「ロンドンで考古学を教えています、リネット?リネトンという者です」キリッ

宮藤「すごいすごーい!かっこいいー!」ピョンピョン

リネトン「ふふっ ありがとう芳佳ちゃん」


第1章 『手紙』


リネトン「さっそくだが芳佳ちゃん」

宮藤「はい!リネトン先生!」

リネトン「これを見てくれ」ピラッ

宮藤「これは...手紙ですか?」

リネトン「あぁ。今朝、郵便受けに入っていた。だが、これがちょっと変なんだ。少し湿っていないかい?」

宮藤「ほんとだ...書いてあることも、意味が分かりません...」

宮藤「先生!これってもしかして、ナゾなんじゃないですか!?」

リネトン「どうやらそのようだね。芳佳ちゃん、君に解けるかな?」



ナゾNo.1 変な手紙 10ピカラット

変わった手紙が届いた。書いてある内容は次の通り

「日が落ち、空のてっぺんに『上弦の月』がかかる。
『右』に目をやると、『人が逆立ち』している。」

これを読めば、今から何をすればよいか分かるという。
君に分かるかな?


ピ-ン ピ-ン ピ-ン テレレレ-ン♪

ナゾ解明!

正解は「DRY」、つまり「乾かす」だ。

『』の中から連想されるアルファベットを並べればよかったんだね。

上弦の月...形がD
右...R
「人」が逆立ち...Y


宮藤「解けましたよ!先生!」

リネトン「いいぞ芳佳ちゃん」

リネトン「さっそく、手紙を乾かしてみよう」




『私 を見つ け出 し 私と 勝 負しろ
さもな くば 宮藤芳佳 を連れ去 る』


リネトン「こ、これは...!」

宮藤「なんて書いてあったんですか?」ヒョイッ

リネトン「あっ...ちょっと待ちなさい芳佳ちゃん!」

宮藤「...」

宮藤「...え...」

リネトン「...」

リネトン「...芳佳ちゃん...これは少し危険かもしれない...このナゾは私が解明するから、君は...」

宮藤「私も一緒に行きます!」

リネトン「しかし...」

宮藤「私だって、先生の一番弟子ですからね!」

リネトン「...」

リネトン「はぁ...」

リネトン「...芳佳ちゃん、調査のときは私から離れないこと。分かったね?」

宮藤「!」パァア

宮藤「はい!」




一方その頃

坂本「ふんっ! ふんっ!」ブンッ ブンッ

ガサ...

坂本「ん?」

坂本「...」

坂本「気のせいか...」

坂本「ふんっ!」ブンッ

???「...」ソロソロ...

???「オラァ!!」ドガッ

坂本「ぐぉっ!?!」グラッ

坂本「うぅぅ...」バタッ

坂本「」

???「...」

???「...」ズルズル...





第2章 消えた坂本


ペリーヌ「宮藤さん、リーネさん」コンコン ガチヤ

宮藤「あっ ペリーヌさん。おはようございます」

ペリーヌ「ミーナ中佐がブリーフィングルームに集合、とのことですわ」

リネトン「ふむ...何かあったのだろうか...行こう芳佳ちゃん」

宮藤「はい!」

ペリーヌ「」

ペリーヌ「...え? リ、リーネさん?」

リネトン「? どうしたんだいペリーヌさん」

ペリーヌ「...え...?え!?(へんてこな帽子を被ったリーネさんが『どうしたんだい』とか言いましたわ...あのリーネさんが...!)」

ペリーヌ「...」

宮藤リーネ「「?」」

ペリーヌ(二人ともキョトンとしてますわ...宮藤さんはリーネさんがおかしいのに気づかないのかしら...それともわたくしがおかしいんですの...?)

宮藤「どうしたの?ペリーヌさん、早く行こう?」

ペリーヌ「え、ええそうですわね...なんだか頭が痛くなってきましたわ...」

宮藤「変なペリーヌさん」

リネトン「芳佳ちゃん、人にそんなことを言うものではないよ。英国淑女としてはね。」


ペリーヌ「...」テクテク

リネトン「...」テクテク

宮藤「~♪」テクテク

ペリーヌ(リーネさんの隣で、宮藤さんはなんだか誇らしげですわ...よくわかりませんが)





シャーリー「ん~ここにもいないか~」

リネトン「ん?あそこにいるのは...」

宮藤「お○ぱいだ!!」(シャーリーさんだ!)

ペリーヌ「その本音と建て前が入れ変わっちゃうの、素でやってるならかなりヤバいと思いますわ」

リネトン「芳佳ちゃん、お○ぱいをシャーリーさん呼ばわりするものではないよ。英国淑女としてはね。」

ペリーヌ「」

宮藤「おーい!シャーリーさーん!」

シャーリー「ん?」

シャーリー「おう!いつもの3人じゃないk...ん!?」

ペリーヌ「! 」(シャーリーさんが異変に気付きましたわ!やっぱりトチ狂ってたのはわたくしじゃなくてリーネさんだったんですわ!)

リネトン「おはようございます、シャーリーさん」

シャーリー「お、おう、おはよう」

シャーリー「...」

リネトン「...」

シャーリー「今日は...その...キマってるな!」

リネトン「身だしなみを整えるのは当然のことです。英国淑女としてはね。」フフン

シャーリー「お、おう、そうか...」

シャーリー「...」チラッ

宮藤「...」ドヤァ...

シャーリー(すごいドヤ顔だな...)

ペリーヌ「朝からずっとこの調子ですわ...」ヒソヒソ

シャーリー「マジかよ...」ヒソヒソ



宮藤「シャーリーさんも早くブリーフィングルームに行きましょう?ミーナ中佐に怒られちゃいますよ?」

シャーリー「分かってるさ。でも、ルッキーニが見つからないんだ。一緒に行こうと思って、あいつの寝てそうなとこいろいろ見て回ったんだけど、どこにもいないんだ」

宮藤「ルッキーニちゃんが?」

宮藤「! 先生!これもナゾですよ!」

リネトン「そのようだね」

ペリーヌ「ナゾ...?」

宮藤「リネトン先生はナゾ解きが得意なんですよ!」

リネトン「一見ランダムな彼女の寝床の場所にも、実は規則があるのかもしれない。何より、私に解けないナゾはない!」

シャーリー「ほう...ルッキーニの居場所が分かるのか?それじゃ、頼んでみようかな」



ナゾNo.2 ルッキーニちゃんの寝床 20ピカラット

ルッキーニちゃんの寝床は、
1.木の上
2.ハンガー
3.シャーリーの胸の間
の3種類である。 ルッキーニちゃんは、その日寝た場所で次の日寝ることはない。寝床の決め方は、サイコロを振り、出た目が奇数か偶数かで2つの寝床を一つに絞るというもの。シャーリーは「おととい、朝起きたらルッキーニが私の胸の間で寝てたんだ!あのときはびっくりしたなぁ」と言っている。これらから、ルッキーニちゃんが今いる確率が最も高い場所を教えてほしい。

ピ-ン ピ-ン ピ-ン テレレレ-ン♪

ナゾ解明!!


正解は3だ。

解説はめんどくさいから省略するよ。英国淑女としてはね。


シャーリー「ルッキーニ!こんなところにいたのか!」

ルッキーニ「ウジュ...」

シャーリー「今日は集まりがあるみたいなんだ。一緒に行くぞ。」

ルッキーニ「ウジュ...」目ゴシゴシ

リネトン「灯台下暗しだね。」

宮藤「さすがです!先生!」

ペリーヌ「さ、早く行きますわよ」


~ブリーフィングルーム


ハルトマン「ね~む~い~!あと40分~!」ジタバタ

バルクホルン「よし、これで全員揃ったな。始めてくれ、ミーナ」ズルズル

エイラ「全員...?」

サーニャ「? あ...」

宮藤「あれ?坂本さんがいませんよ?」

リネトン「...」

ペリーヌ「わたくしはここに来た瞬間気付きましたわ」フフン


ミーナ「ええ、今日みんなに集まってもらったのは、そのことなの」

ルッキーニ「ウジュ?」

リネトン「...」

ペリーヌ「!?!? さ、坂本少佐に何か...!?」

エイラ「ププッ 見ろよリーネのやつ、なに被ってンダ?」

サーニャ「エイラ、話を聞かないと...」

バルクホルン(なんだあの帽子は...妹にしたいな...)


ミーナ「美緒が...失踪しました。」

ペリーヌ「」ブクブク

エイラ「あ、ツンツンメガネが倒れタ」

宮藤「え!?」

シャーリー「しょ、少佐が...!?」

バルクホルン「なぜだ?なぜ失踪したと言い切れる?」

ミーナ「今朝、美緒に用があったの...でも、探してもどこにもいなくて...」

ミーナ「なんだか胸騒ぎがして...基地の整備班全員に、探させたの」

ハルトマン「そしたらほんとにいなくなってたと」

ミーナ「ええ...」

~早朝

ミーナ「美緒ー?」トントントン

しーん...

ミーナ「おかしいわ...部屋にもいないなんて...」



トイレ~

ミーナ「...」トントン

バルクホルン「私だ」

ミーナ「...」



ミーナ「なんだか胸騒ぎがするわ...」

土方「ミーナ中佐、どうされました?」

ミーナ「土方さん...」カクカクシカジカ


土方「自分も今探していたところであります。」

土方「少佐がこの時間どこにもいないのは不自然ですよね」

ミーナ「ええ...」

土方「整備班全員に探させましょう。」

ミーナ「お願いできるかしら?」


20分後

土方「見つかりましたか?」

ミーナ「いいえ...」

土方「...わたしたちもダメでした...」

土方「...」

土方「失礼ですが中佐」

ミーナ「何かしら?」

土方「中佐のお尻の間は確認されましたか?」

ミーナ「ぶち殺すわよ」




宮藤「あ!もしかして今朝の手紙...」

リネトン「しーっ!芳佳ちゃん、今はまだダメだ」コソコソ

宮藤「えっどうしてですか?」

リネトン「みんなを混乱させてしまうに違いない。特にミーナ中佐だ。手紙と、この件はなんらかの関係があるのは確かだが、今は黙っておこう。」

宮藤「はい...」

静夏「...」

ミーナ「ごめんなさい服部さん...隊の見学中にこんな物騒なことが起こってしまって...」

静夏「はい...」

リネトン「...」


ワッショ--イ!!

リネトン「! 今の声は!」

宮藤「行きましょう先生!」

宮藤「こっちから声がします!」


洞窟 ワッショ--イ!! ワッショ--イ!!

リネトン「どうやらこの奥のようだね」

スタスタ

リネトン「!」

シュバッ

リネトン「危ない!芳佳ちゃん!」

シュン!!

宮藤「ひゃ~!」

宮藤「こ、これは、矢?」

...トン

シュバッ

リネトン「ダメだ、足を踏み出すたびに飛んでくる...」

宮藤「ど、どうすれば...」

宮藤「あ!」

リネトン「どうした、芳佳ちゃん」

宮藤「先生!地面に文字が!」

リネトン「これは...」

ナゾ003

踏み間違えるな

「い ろ は」の順に進もう。ただし、最短経路でだ。


いろはいろい
ろいいろいろ
はいろはいろ
いろははろい
ろいはろはいろは→

ナゾ解明!

リネトン「解答は省略さ。英国紳士としてはね。」

宮藤「急ぎましょう!」

坂本「わっしょーい!わっしょーい!」

宮藤「坂本さん!」

??「ふふふ」

リネトン「とうとう見つけたぞ」

??「顔を合わすのは初めてだな...」

バッ

みちコール「リネトン!」

リネトン「みちコール...!」

宮藤「みっちゃん!」

リネトン「この趣味の悪い手紙も君か...!」

みちコール「ふふふ」

リネトン「だが、ウイッチでもないお前がどうやって坂本少佐を...」

宮藤「みっちゃん!早く離してあげてよ!坂本さんは私の大切な...」

みちコール「ふふ、簡単さ」

みちコール「服部静を利用したのさ」

リネトン「ぐっ!」

みちコール「芳佳ちゃんの写真をあげたら二つ返事だ計画に加担した」

リネトン「なんて卑劣な!」

宮藤「みっちゃん!もうやめて!」

リーネ「そうだ!なぜこんなことをする!」

みちコール「なぜ?ふふふ」

みちコール「芳佳ちゃんを連れ戻す為さ!」

宮藤「!」

みちコール「芳佳ちゃんが扶養に帰るたび、私はあらゆる方法で芳佳ちゃんの気を引こうとした!」

みちコール「小鳥の脚を折り、子犬を川に投げ込んだ!」

みちコール「それでもダメだった!」

みちコール「だからこうして、芳佳ちゃんを連れ去った坂本をワイン漬けにしているのだ!」

坂本「わっしょーい!わっしょーい!」

宮藤「そんな...」

リネトン「親友を奪われた腹いせという訳か...」

みちコール「ふん!貴様になにがわかる!」

リネトン「君の計画は完璧だったよみちコール。現に、私たちはここでどうすることもできない。」

みちコール「ふふふ」

みちコール「さぁ芳佳ちゃん、坂本が死ぬ前にこっちに来るんだ!」

みちコール「一緒に扶養へ帰ろう!」

宮藤「...」

リネトン「しかし、君は重要な一要素を欠いている。芳佳ちゃんを連れ戻す上で、重要であるものをね」

みちコール「!何...!」

リネトン「それは...

お ○ ぱ い だ よ !!!!!



みちコール「な、な、なんだと!!」

リネトン「芳佳ちゃんはお○ぱいがなければダメだ。よって君は、なにをしても芳佳ちゃんを連れ戻すことはできない!!」

みちコール「な、なんだ、どういうことだ、芳佳ちゃんを連れもどせない....!?!? そんな...」

みちコール「そんなことが


あ っ て い い
は ず が な い ん だ あ あ!!!!!」



宮藤「っていう夢を見たんだ」

リーネ「頭大丈夫芳佳ちゃん」




おわり

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