フレデリカ「フフフ……ハーッハッハッハ!!」
フレデリカ「こいつはとんだ美少女を捕まえたぜー!」
周子「これは高値で売れるねー」
唯「あはっ♪ チョー怖い思いさせちゃうけどマジゴメンね~♪」
文香「っ……」ギシギシ
奏「……あなた達ね。巷を騒がせてる人攫いと言うのは」ギシギシ
ありす「この縄ほどいてください! 自分が何をやってるか分かってるんですか!?」ギシギシ
唯「やーだ。せっかくチョー可愛くて美味しそーな子を捕まえたのにさあ、逃がすわけないじゃん?」
周子「精々、今のうちに友達と慰めあっておくんだね。うちらのお客さんは結構ハードだからさー」
フレデリカ「アデュー♪」
ありす「待っ……待って!!」
周フレ唯「「「はーっはっはっはー!!!」」」
――――――――――――――――――――
監督「はいカットー! 良かったよクローネの皆ー!」
ありす「あっ、ありがとうございます!」
唯「監督サンもおっつかれ~♪」
奏「唯、敬語つかいなさい」
唯「さまです!」
監督「しばらく休憩取るけど……ありすちゃん達を縛りなおすのには手間がかかるんだけど、そのままで困る事はあるかい?」
周子「んー、トイレが近いとかでもなけりゃ……大丈夫なんじゃないですか?」
フレデリカ「フレちゃん達がしっかりお世話するから大丈夫ダイジョブ!」
文香「わ、私は平気ですが……奏ちゃんと、ありすちゃんは」
奏「私も平気よ」
ありす「……私も大丈夫ですけど……」
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だいたい10ヶ月ぶりの拘束モノです。お久
一応全年齢ですが百合要素があります。
周子「ん? どしたのありすちゃん。何か問題あった?」
ありす「……いえ……」チラ
奏 ← 縛られてる
文香 ← 縛られてる
周子 ← 縛られてない
唯 ← 縛られてない
フ レ デ リ カ ← 縛 ら れ て な い
ありす「……」←縛られてる
ありす「……今の状況に危機感を感じるんですが」
周子「…あー! フレちゃんフレちゃん、君メチャクチャ警戒されてるよ」
フレデリカ「な、なんだってー!?」
フレデリカ「ありすちゃんっ!! 我々は幾たびもの戦場を共に駆け抜けたいわば戦友ではないかっ!!」ガシイ
フレデリカ「そんなフレちゃんを疑うだなんてー!! うえーん!!」ユッサユッサユッサ
ありす「肩を掴んで激しく揺さぶらないでください私縛られてるから抵抗できないんですよ そ う い う と こ ろ で す よ !!!」グワングワン
周子「はーいドクターストップー。医師免許持ってないけど」ピタ
フレデリカ「おっと。ごめんねありすちゃん」パッ
ありす「いいですか!? 私はこれでもこ……小学生ですっ!」
ありす「縛られてることを良い事にフレデリカさん達が何かイタズラするようなら!」
ありす「後で早苗さんかマストレさんに言いつけますからねっ!?」
フレデリカ「えっ」
周子(あっ今一瞬フレちゃんから笑顔が消えた)
周子(恐ろしく短い真顔。しゅーこちゃんじゃなきゃ見逃しちゃうね)
周子「……んー」
周子「まー確かに、縛られてる小学生にあたし達18、19のお姉さんたちが手を出すって言うのはまずいよね」
周子「訴えられたら非常に不利だ……」
唯「じょーれー違反ってヤツ?」
周子「……よし、ちょっと縛られてない組集合。会議するよ、ゴニョゴニョゴニョゴニョ……」
唯「ふんふん……じゃあ、ゴニョゴニョゴニョゴニョ」
フレデリカ「ゴニョゴニョフンフンフレデリカ」
フレデリカ「…よしこれでいこう!」
ありす「何言ってるのか聞こえませんけど、そこまで人を弄りたいんですか……!?」
フレデリカ「のーん、ノンノンノオオオオオンありすちゃーん」フルフル
フレデリカ「フレちゃん達はねー、ありすちゃんの嫌がることはしないよー?」
フレデリカ「縛られてるありすちゃんに私達 か ら 手を出すことはしないよー?」
フレデリカ「ねー?」
周子「シューコチャンウソツカナーイ」
唯「まーまーそんなことよりアメ食べよーぜ?」カサッ
ありす「わざと怪しまれるような言い方しないでください!」
ありす「……ちなみに聞きますけど、唯さんのそれは何味の飴ですか?」
唯「激辛とかじゃないって! ありすちゃんの好きなイチゴ味! ほらほら」
ありす「…なら、信用しますけど……あむ」コロン
ありす「! 美味しい……!」
唯「でしょー? 今日の撮影のために買って来たんだZE!」
唯「ありすちゃんが気に入ってくれてマジ良かったー♪」
ありす「あ、ありがとうございます……」
ありす「……疑って、すみませんでした」
唯「んー! ありすちゃんメッチャ素直ー! いーよいーよ、ありすちゃん嬉しそーだし?」
周子「気に入ってくれて良かった良かった」
フレデリカ「良かった良かったほんとに良かったー……あ~れ~れ~???」
ありす「」ビクッ
ありす(―――来る!?)
フレデリカ「ねー見なよ皆ー、奏ちゃんと文香ちゃんが物欲しそうな目でありすちゃんを見てやんのー」
周子「あーほんとだー、なんて子供っぽいんだろー」
唯「ダメだかんねー、これはありすちゃんのものだからねー!」
ありす「え?」
周子「高校生や大学生にこの飴はあげられないなー」コロコロ
唯「ありすちゃんの許可がないとねー」ペロペロ
フレデリカ「一個しかないもんねー」モッシャモッシャ
ありす「食べてるじゃないですか!!」
フェッハンホホホハハワファンハーイ
周フレ唯「「「えっ何のことだか分かんなーい」」」ゴロンゴロンゴロンゴロン
ありす「露骨に口内で飴を転がしながら喋らないでください!!!」
周子「奏ちゃーん? 文香ちゃんにも言っとくけどさー」
周子「いくら食べたいからって無理矢理ありすちゃんの唇奪っちゃダメだからねー?」
唯「条例違反だからしょーがないよねー?」
フレデリカ「奏ちゃんや文香ちゃん か ら は ダメだからねー!」
フレデリカ「少なくとも あ り す ち ゃ ん か ら 口移ししてくれないとねー!」
周子「そーだそーだー、 あ り す ち ゃ ん か ら キスしてくれるならともかくねー」
唯「 あ り す ち ゃ ん が キスしてくるなら問題ないんだけどなー!!」
文香(あっ)
奏(あー……)
ありす「わっ……私からキ、口移し!?」
ありす「な、なに言ってるんですか! ふざけてないで唯さん達が持ってるのを分けてあげればいいじゃないですか!!」
ありす「そもそも奏さんも文香さんも、飴なんて……」
奏「欲しいに決まってるじゃない」
文香「わっ、私も欲しいです……!」
ありす「」
周子「……せーのっ」
周子「くっちうっつしっ、くっちうっつしっ」
唯「くっちうっつし! くっちうっつし!」
フレデリカ「まっくのっうち! まっくのっうち!」
ありす「こっ……コールとかしないでください!!」
監督「……」
監督「カメラくれ」
スタッフ「既に準備してます」
監督「大変よろしい」
ありす「っ……」チラ
文香「ありすちゃん……」
奏「……ありすちゃん」
奏「お願い、その飴がすごく欲しいの……」
文香「縛られていると……何も出来ないですから……ありすちゃんから、口移しでもらうしかないんです……」
ありす「っあ……!!」
ありす(――右からは奏さんの吐息)
ありす(――左からは文香さんの震える声が頬をなぞります)
ありす(――二人とも、ち、近い……!!)
ありす(――こ、こんな近くから、こんなに潤んだ目で見つめ、られたらっ……!!)
ありす「……っ」
ありす「……わ、分かりました。分かりましたからっ……!」
ありす「…落とさないで、くださいね……!?」
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
周子「――まず橘ありすは、鷺沢文香に飴を与えることにした……食べやすいよう文香の唇の直前で、ありすは目を瞑り羞恥に震えながら待つ」
フレデリカ「――返す文香のそれは、不器用ながらも相手の事を思ったキス……しっかりと己の口でありすの唇を包み、手探り、いや舌探りで少女の口内を撫でる」
唯「はいありすちゃん、飴二コ目ねー」
周子「――一方で奏のそれは、まるで情熱的なキスであり『侵す』と言う言葉の似合う進軍」
フレデリカ「――すする音、激しい舌の愛撫、縛られて尚もがくありすの太腿、肩、二の腕。他に行き場のない快楽は彼女をただ奏の唇へと深く沈める」
唯「わっ……うわっ、わー……///」
周子「――代わり替わりの給餌、しかしありすの口は一つしかなく、片方の口を塞ぐときもう片方はただお預けを喰らう」
フレデリカ「――孤独に耐えられなかったその粘膜は代わりの吸い付く先を見つける。……即ち、首筋」
周子「――置いて行かれた速水奏は、意識を引きずり下ろすかのように首筋を舐める」
フレデリカ「――鷺沢文香の時は、尽くして目を惹かせるかのように鎖骨に舌を這わせる」
周子「――手足を戒められた少女達は、ただひとつ残された口で愛を遺し、舐め取り合う」
フレデリカ「――愛を受け同時に奪われる少女は、逃れることも出来ず襟を乱してただ頬を紅潮させる」
周子「――要するに」
フレデリカ「――超尊い」
唯「あ、あうう……///」プシュー
周子「フレちゃん……」
フレデリカ「しゅーこちゃん……」
しゅーふれ「「唯ちゃん……」」
「「スタッフさん……」」
「―――やったぜ」
~終~
やまなしおちなしいみなし、縛られたかなありふみに口使ってイチャイチャしてほしかっただけのssでした。
鎖骨までなら全年齢で大丈夫のはず。
アーニャちゃん出せなかったけど次あにゃらんで書こうかなと思ってるので許してください。
あとセレクテッドしゅーこちゃんはよ。
偶像喰種外伝も一旦完結したので、就活と学業の合間を縫って気晴らしとして不定期に短いアイドル拘束いちゃいちゃモノを書くと思います。
スレタイでティンと来た時に読んでいただければ幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
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