ユーゴ「...なんだこの部屋は?俺は確か蓮とデュエルしていて...そして意識がなくなって...」
ガチャッ!
リン「まだ寝てるのユーゴ?今日はカードを見に行くって約束だったでしょ?」
ユーゴ「...柚子?」
リン「ゆ...ず?誰のこと?」
ユーゴ「お前の事だろ?...髪型変えたのか?」
リン「寝ぼけてるの?とにかく早く着替えてよね!」
バタン!
ユーゴ「...とりあえず着替えるか」
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リン「着替え終わったのねユーゴ」
ユーゴ「まぁな...(本当に柚子にそっくりだな...この子)」
リン「私の顔をジロジロ見つめてどうしたのよ?」
ユーゴ「本当に柚子じゃないのか?」
リン「まだ寝ぼけてるの...?わたしの名前はリン!あなたの幼馴染でしょ?」
ユーゴ「俺の幼馴染...?」
リン「本当に大丈夫ユーゴ?」
ユーゴ「あ、あぁ!もう大丈夫だリン!(怪しまれないようにしないと...変に思われてしまう...。本当に何が起きてるんだよ!)」
リン「心配させないでよね」
ユーゴ「悪かったよ!...っでカードを見に行くんだよな?」
リン「えぇ!早く行きましょう」
ユーゴはリンに案内されたカードショップでパックを眺めていた。
ユーゴ「...このパック高くないか?」
リン「仕方ないわよ。滅多に入荷しないから 」
ユーゴ「滅多に入荷しない?なんでだよ?」
リン「私達がコモンズだからよ」
ユーゴ「コモンズ?なんだそれ?」
リン「...本当に大丈夫なのユーゴ」
リンはユーゴにコモンズやトップスの事を一から説明した。
ユーゴ「つまりコモンズは負け組でトップスは勝ち組って事か?」
リン「そうよ。でも基本的な事も忘れてるなんて...もしかして昨日のあれが原因?」
ユーゴ「何か知ってんのか!?」
リン「ライディングデュエル中に転倒して...頭を強く打ったからかしら?」
ユーゴ「ははは...違うと思うな」
その夜。
ユーゴ「(リンに聞いた話をまとめると...ここは俺の居た世界じゃないつまりはパラレルワールドか)」
ユーゴ「(この世界の俺と入れ替わってここに居るって事だろうが...一体なぜ...遊矢の中にあるアダムの因子が関係してんのか?)」
リン「(こんなユーゴ初めて見るわ...本当に何があったのかしら?)」
そして同時刻 トップスのエリアでは...
ユーリ「やれやれ...次元移動は慣れませんね」
ユート「そうか?...それよりも早くユーゴと遊矢を探すぞ」
ユーリ「融合次元に僕、エクシーズ次元にユート...シンクロ次元に居るのはユーゴですね」
ユート「あぁ...早く見つけないとな」
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