※色々と閲覧注意
2017.09.27
~某所~
岡部「何を言っているのだダルよ」
ダル「何を言っているのだ、じゃないお!!」
ダル「オカリン、何年か前『2017年の9月27日…、ダルの娘である鈴羽が産声をあげるだろう』って言ってたじゃんか!!」
岡部「ぐ、ま、まあ、そんなことも言ったような言わなかったような…」
ダル「言ったお!! だから由季たんとは仲良くしとけ、とも言ったお!!」
岡部「そ、そうだな、うん」
ダル「でも、結局由季たんは僕に目もくれることなくレイヤーをやめ、今はどこかで幸せに暮らしているとまゆ氏が言ってたし…」
岡部「…」
ダル「ぬがああああああああ!!!! 由季たんと(自主規制)したかったおおおおおおお!!!!!!」
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岡部「お、落ち着けダルよ!!」
紅莉栖「ちょっと倫太郎!! 何大声で…って、橋田か。久しぶりね、このラボに来るの」
岡部「すまない紅莉栖、今こいつをなんとかするから……」
紅莉栖「全く。そんな下世話な話を大声でしないでよね」
ダル「その下世話なことをオカリンと毎晩やりまくってる牧瀬氏改め岡部氏に言われたくないおおおお!!!!」
紅莉栖「なっ……!!!////」
岡部「お、おいダル!!!」
ダル「おおおおお!! 僕は諦めないおオカリイイイイイン!!!!!」ドスドスドスドス!!
岡部「だ、ダルっ!?」
紅莉栖「そっちにはタイムマシンの試作機が……、って、橋田あんたまさか!!」
ダル「うおおおおお!!! 飛べよおおおおおおおおおおおお!!!!!」キュイイイイイン
岡部「ダアアアアアアル!!!!!!!!」
キュイイイイイイイン
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2010.08.14
プシュー…
ダル「…ふう……。長い旅だったお」
ダル「今は…、2010年の8月14日か。本当にタイムマシンが完成するなんて思ってもみなかったお。待てよ、つーことは、僕が初めてのタイムトラベラー? パねえ」
ダル「さて…、考えもなしにタイムトラベルしちゃったけど、これからどうしよう?」
ネーネーオカリーン オコラレチャウヨー エエイ,ハナセマユリ
ダル「やば、誰か来た。隠れるお」ササッ
ガチャリ
まゆり(過去)「だめだってオカリン!! 勝手に屋上に上がったら怒られちゃうよー」
岡部(過去)「ええい、そんなことを気にしてどうする!! なぞの人工衛星のようなものが出現するのを俺は見たのだ!!」
まゆり(過去)「ええー!? まゆしぃは、何もなかったと思うのです」
岡部(過去)「そんなはず…あれ?」
ダル(………)
まゆり(過去)「ほらー!! なにもないでしょ? さ、帰ろうよーオカリン! まゆしぃはね、明日のコミマの準備で忙しいのです」
岡部(過去)「う、うむ……。おかしいな、俺は確かに……」
マユシイノイッタトオリナノデス スマンマユリ
ダル「………」
ダル「……ふう。行ったかな?」
ダル「あー、ステルス機能つけといて良かったおー。まさかオカリンたちが見に来るとは」
ダル「しかし、本当に帰ってきたんだな、僕。オカリンたちがまだ半分子供だったお。まあ、この古いラジ館見たときからなんとなく実感はあったけどさ」
ダル「にしてもオカリン、まゆ氏とイチャイチャしやがって……。きっとコミマも見に行ってそこでもイチャイチャするんだお」
ダル「コミマか……。確か、僕が由季たんを初めて見たのがあのコミマだったっけ」
ダル「……ん? まてよ、ということは………」
初めて会ったコミマ
↓
運命的な出会い
↓
運命の赤い糸
↓
えんだあああああああああああああああああ!!!!!
ダル「!!!!!」
ダル「これだ!! これで行くお!!! そうすれば、きっと由季たんも……フヒ、フヒヒ」
ダル「そのためには……、ええと、あれをこうして、これを………」
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~~~~~~~~~~
2010.08.15
~東京ビッグサイト~
ダル「フヒヒ……やってきましたビッグサイト!! コミマ!!」
ダル「僕の作戦はこうだお」
僕、僕(過去)を尾行する
↓
僕(過去)、由季たんの近くに偶然行く
↓
僕、僕(過去)に足を引っかけて転ばせる
↓
優しい由季たんは僕(過去)を助ける
↓
僕(過去)、一目ぼれ
↓
僕(過去)、由季たんに一生萌え萌え☆キュン
↓
えんだあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ダル「オゥフwwwwwwwwww完璧すぎるおwwwwwwwwwwwwコポォwwwwwwwwww」
ダル「そうと決まれば……」キョロキョロ
ダル(過去)「あぢ~~…、溶けるお~~………」ノソノソ
ダル「見つけた!! ここから僕を尾行するお!!」
ダル(過去)「で? まゆ氏はどこにおるん?」
岡部(過去)「うーむ…、それがまゆりのメールが要領を得なくてな」
ダル(過去)「ちょ、じゃあこの会場くまなく歩かなきゃダメってことかよ! ふざくんな!!」
岡部(過去)「俺に怒っても仕方ないだろう! ええと…、犬の隣を左に曲がって、転がってる空き缶の右をまっすぐ……」
ダル(過去)「その目印で本当に大丈夫なん?」
岡部(過去)「大丈夫ではないから迷っているのではないか!」
ダル「……アホな会話してんなあ、僕たち」
ダル「……ん?」
おまえら「フヒヒwwwwこっちに視線お願いしまーすwwwwwwww」
???「はーい! これでいいですかー?」
おまえら「コポオwwwwwwwwwwwwww」パシャパシャ
ダル「あれは……、まさしく!!」
由季「えへっ、こうかな?」
おまえら「フヒヒ、かわい杉ワロタwwwwwwwwwwwwwwww」パシャパシャ
ダル「由季たん!!」
ダル「あああ……、まさしく天使だお……」
ダル「……おっと、いけないいけない。見とれてる場合じゃなかったお。えっと、僕(過去)に先回りして、足を……」
ダル(過去)「いやー、人が多いお……」
岡部(過去)「おい、気をつけろよダル」
ダル(過去)「わかってるって。僕がコミマ何回目だと思ってるん?」
ダル「よし、今だ!!」
ゲシッ
ダル(過去)「わっ!!」ヨロッ
岡部(過去)「ダル!」ガシッ
ズテーン!!!
「いてててて……」
ダル「よし! 成功だお!!」
由季「だ、大丈夫…?」
「あ、ああ……」
ダル「……ん? 僕ってあんな声だったっけ?」
由季「ほら、捕まって…」
「すまない……」
ダル(過去)「お、オカリン!! 大丈夫?」
ダル「…え?」
岡部(過去)「ああ、平気だ。そこのレイヤー、誰かは知らないが、礼を言わせてもらおう」
由季「あ………」ポー
岡部(過去)「……? どうしたのだ?」
由季「い、いえっ! えへへ、怪我がなかったならよかったです」
ダル「ま、まさか」
岡部(過去)「あ、ああ……」
由季「あ、あのっ! わたし、阿万音由季って言うんですけど、よかったら連絡先を教えていただけませんか?」
ダル「wwwwwwwwwwwwwwww???????wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
岡部(過去)「構わんぞ。俺の名は鳳凰院凶真。 フェニックスの鳳凰に、院。そして……、凶悪なる、真実だ。ククク……、フハハハハ……、フゥーハハハハハ!!!!」
由季「凶真さん……」ポー
ダル(過去)「オカリンパねえ。なんていうか、パねえ」
ダル「パねえじゃないおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」ドスドスドスドス!!!
岡部(過去)「…ん? な、なんだ今の人は?」
ダル(過去)「ただの僕みたいな拗らせたキモオタっしょ。オカリン爆発しろ」
~~~~~~
~~~~~~
~ラジオ会館~
ダル「はあ、はあ、はあ……。認めない、こんな過去を僕は認めないお!!!」
ダル「幸いまだ燃料は残ってる……。僕は何度でも抗ってみせるお!!!!」
キュイイイイイン
~~~~~~
~東京ビッグサイト~
ダル「さっきはオカリン対策を忘れてたお。オカリンをあらかじめ何らかの形で引き離してからやればうまくいくはず!」
ダル(過去)「あぢ~~…、溶けるお~~………」ノソノソ
ダル「いた! また尾行を開始するお!!」
~~~~~~~~
~~~~~~~~
ダル「ええっと、今度は後ろからオカリンのズボンを……えいっ」
ズリッ!!
岡部(過去)「ファッ!?」
ダル「あ、ミスってパンツまでずらしちゃったお。まあいいか、そこですかさず僕に足を……、えい!」
ダル(過去)「わっ!!」
ズテーン!!!
ダル「キターーーーーー!! これで僕が転んだお!! ミッションコンプリート!!」
由季「……っ」ポー
ダル「フヒヒ、僕に見とれて……って、あれ?」
まゆり(過去)「ダルくん! 大丈夫!?」
ダル(過去)「いててて……、ありがとうまゆ氏。あれ? オカリンは?」
まゆり(過去)「オカリンなら……あれ? あっ……/////」カアアアア
ダル(過去)「? まゆ氏、なにを……」クルッ
ダル「あれ? なんかオカリンの周りが騒がしいような……」
警備員「困るんだよね、そういうことされると」
岡部(過去)「お、俺は悪くない!! 俺は!! このズボンが勝手に!! ええい、早く上げなくては!!」カチャカチャ
警備員「ほら、早くそれしまって。いつまでもブラブラさせてないでさ。それ終わったら警察行くよ」
まゆり(過去)「は、はわわわわ……、お、オカリンの、オカリンのオカリンがはわわあわわわわ」
ダル(過去)「」
ダル「」
由季「……ステキ…………」ポー
ダル「え!?」
由季「あのレイヤーさんの知り合いみたいだから、後であの人に連絡先教えてもらおうっと」エヘヘ
ダル「ええええ!?」
ダル「ええええええええええええええええ!?」
ダル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!」ドスドスドス!!
~~~~~
~~~~~
それから……
ダル「僕(過去)のズボンをおろすお!!」ズリッ
ダル(過去)「きゃあああ!!!」パオーン
警察「はいはい、こっち来てね」
由季「サイテー」
ダル「むおおおおお!!!!」
~~~~~
ダルは………
ダル「電話をかけてオカリンを立ち止まらせるお!!」
岡部(過去)「ん? 俺だ、要件を……って、うわっ!」ドンッ
由季「きゃっ!!」ドサッ
岡部(過去)「すまない、大丈夫か?」
由季「いたた……、あ………」ポー
ダル「むおおおおおおお!!!!!」
~~~~~
幾千の旅を……
ダル「原点回帰! 僕を再び転ばせるお!!」
ダル(過去)「うわっ!!」ドテッ
由季「大丈夫ですか?」
ダル(過去)「………」シーン
由季「……え? だ、大丈夫ですか!!」
岡部(過去)「きゅ、救急車だ!! 救急車をよべ!!!」
ダル(過去)「」チーン
ダル「むおおおおおおおおお!!!!!!」
~~~~~~
繰り返した………
ダル「もう僕が脱いじゃうおwwwwwww」スポポーン
警察「ちょっと署まで」
岡部(過去)「うわあ………」
まゆり(過去)「まゆしぃは、小さいなって思ってしまうのです」
ダル(過去)「禿同」
ダル「むおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」
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~~~~~~
キュイイイイイイン
ダル「はあ、はあ、はあ………」
ダル「な、なぜ!? なぜうまくいかないんだお!!」
ダル「ぬがあああああああ!!!!!!」ガンガンガン
ダル「………あ、」
ダル「いいこと思いついたお」
ダル「別に恋愛なんてしなくても子供なら作れるんだお」
ダル「フヒ、フヒヒヒヒ、フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
ダル「えーと、9月27日から280日を引いて、と」
ダル「さあって、とりあえず2016年の年末あたりまで行こうかな」
ダル「飛べよおおおおおおおおおお!!!!!!」
キュイイイイイイイン
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2010.7.29
~秋葉原駅前~
鈴羽「あれ? 岡部倫太郎じゃん! ちいーっす!!」
岡部「なんだ、バイト戦士ではないか。いいのか、こんなところでサボっていて?」
鈴羽「まあね。……あたしは父さんを探しにこの街に来たから。これはその調査の一環だよ」
岡部「なに? 父親を……?」
鈴羽「うん。……あたしは、父さんを……必ず見つけて見せる」ギリッ
岡部「鈴羽……」
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2010.8.13
まゆり「えへへ、まゆしぃね、スズさんのお父さんが誰なのか、わかっちゃったのです」
鈴羽「……え?」
岡部「本当か、まゆり!!」
まゆり「えっへへー、えっへん!」
ダル「そ、それで? 阿万音氏の父親っていうのは……」
まゆり「あのねー」
鈴羽「……」ゴクリ
まゆり「スズさんのお父さんはー……」
まゆり「ダルくんなのでーす!」
岡部「………はあ?」
紅莉栖「あははは! まゆり、面白い冗談言うのね」
ダル「ちょ! 牧瀬氏、それはひどいお! まあ、僕も信じられないけど……」
まゆり「違うよー! 冗談じゃないのです」
紅莉栖「大体橋田が、結婚できるわけないじゃない」
鈴羽「………」ギリッ
ダル「ひどいお!!」
岡部「おいまゆり、そんな冗談をバイト戦士の去る日に……」
鈴羽「別にいいよ、岡部倫太郎。……それより椎名まゆり、理由を聞かせてもらおうか」
まゆり「いいよ~☆ あのねー、このバッチはね~………」
~~~~~
岡部「ま、まさかそんな……」
紅莉栖「バレルって……、樽って何よ」
まゆり「でもでも、説明はつくでしょ?」
岡部「う、うむ、確かに……。……じゃあ」
鈴羽「橋田至が……あたしの父さん…?」
紅莉栖「ありえない……。けど、筋は通っちゃったわね……」
ダル「ま……マジなん?」
鈴羽「父さん………」
ダル「あ、あう……」
鈴羽「父さん……っ!!」
ギュッ
鈴羽「あたしね、未来から来たんだよ……?」
ダル「う、うん」
鈴羽「父さんに会うために……」
ダル「うん……」
鈴羽「そして………」
鈴羽「…………」
ダル「………?」
岡部「す、鈴羽?」
紅莉栖「阿万音さん?」
岡部(親子の感動的な再会……、そんなシーンのはずだった。しかし、それは突然起こったのだ)
シュッ
ダル「うわ!」ドタッ
紅莉栖「あ、阿万音さん? 何を……」
岡部「お、おいバイト戦士!! よせ!!」
岡部(目を疑ったのは俺だけではないだろう。なぜなら、鈴羽はダルに向かってその拳を突き上げたからだ。……ダルが偶然よろめかなければ、その拳は間違いなくダルの顎を的確にとらえていただろう)
鈴羽「あたしは……あたしは……!!!」フーッ フーッ
まゆり「す、スズさん!?」
ダル「ひ、ひあああ!!! ひああああああああ!!!」
鈴羽「父さんを見つけて、殺してやるためにこの時代に来たんだ!!!!!」
岡部「い、一体何を」
まゆり「スズさん!! やめてえっ!!!!!!」
ダル「す、すす、鈴羽! お、おちおち、落ち着いて……」
鈴羽「うるさい!!! 気安くあたしの名前を呼ぶな!! この……」
鈴羽「強姦魔!!!!!!!」
ダル「……え?」
岡部「……は?」
紅莉栖「……ん?」
まゆり「……?」
岡部「お、おい、バイト戦士。どういうことだ」
鈴羽「……っ!! こいつは!! こいつは!!」
鈴羽「2016年の12月21日に!! あたしの母さんを強姦したんだ!!」
ダル「えええ!?」
鈴羽「『鈴羽たんのためだよ、フヒヒ』とかいいながら襲いやがって!! そのせいであたしの母さんは精神を病んだままあたしを生んで、訳の分からないままに鈴羽と名付けたんだ!! 全部、全部お前がいけないんだ!!!!」
紅莉栖「うわあ……」
岡部「ダル、お前……」
まゆり「ダルくん……、まゆしぃはとってもとっても、とーっても悲しいのです……」
ダル「ちょ、ま、待ってほしいお! そ、そりゃあ僕だって魔がさすときがあるのかもしれないけど、でも今の僕は何もしてないお! 無実だお!!」
鈴羽「当たり前だ!! 何かされてからで堪るか!! 明後日のコミマで、母さんはお前と初めて出会ったんだ! その前にお前を……!!!」
ダル「そ、そんなのあんまりだお!! ほ、ほら、オカリンたちも何か言ってやってほしいお!!」
まゆり「………」
紅莉栖「………ないわー」
岡部「ダル………」
ダル「え………? みんな……?」
岡部「ダル……、すまない」
ガシッ
ダル「……え?」
紅莉栖「橋田、まだ何もしてないあんたには気の毒だけど、性犯罪を未然に防ぐためにしかたないのよ」
ダル「ちょ!! 今その話聞いたからもう何もしないお!! ていうか、聞かなくても僕そんなことしないお!!」
まゆり「橋田さん……、まゆしぃもね、スズさんを悲しませたくはないのです」
ダル「ま、まゆ氏……橋田さんって」
岡部「ダル……、そういうことだ」
ダル「は、離せ!! 僕は無実だおー!!!」ジタバタ
鈴羽「ありがとう、みんな……」
鈴羽「ここで運命を終わらせる……!!!」
ダル「え、ちょ」
ぎゃあああああああああああ!!!!!……………
~~~~~~~~~~~~
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~~~~~~~~~~~~~
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2017.09.27
ギュウウウウウウウン
岡部「ぐっ……この感覚……、リーディングシュタイナーか……」
岡部「ダルが過去へ飛んだことで世界線が変わった……? でも一体どのように」
紅莉栖「倫太郎ー? どうしたの、顔真っ青よ?」ヒョイッ
岡部「あ、ああ……紅莉栖」
紅莉栖「あによ」
岡部「ダルはどうなったか知らないか?」
紅莉栖「え……?」
岡部「なっ……、ま、まさか、ダルを知らないのか!?」
紅莉栖「それってもしかして、橋田のこと?」
岡部「な、なんだ…。知らないのかと思ってびっくりしたではないか」
紅莉栖「知らないわけないでしょうが、あんなインパクトの強い死に方した奴」
岡部「そうだよな。……ん?」
紅莉栖「?」
岡部「く、紅莉栖、今何と言った?」
紅莉栖「だーかーらー。あんな死に方した奴なんて忘れられないって言っとろーが」
岡部「ま、まさか……。ダルは死んだのか……?」
紅莉栖「……あんたまさか覚えてないの? 橋田なら……。そっか、もう七年になるんだ」
岡部「教えてくれ、紅莉栖。ダルはどうなったんだ」
紅莉栖「橋田なら、七年前にラジ館の屋上で阿万音さんに殺されたじゃない」
岡部「」
紅莉栖「タイムパラドックスのせいで阿万音さんまで消えちゃったけどね。阿万音さんのお母さんになるはずだった、ほら、あの元コスプレイヤーの由季さんを強姦したって、恨まれてたじゃない。本当に忘れたの?」
岡部「あ、あ、あああああ………」
紅莉栖「いやー、あの時は橋田を押さえていいものか迷ったけど、その後阿万音さんも消えちゃったってことは、あの子の言ってたことは本当だったんだろうし……。これでよかったのよね、きっと」
岡部「なん、だよこれ………」
紅莉栖「……倫太郎?」
岡部「なんだよこれええええ!!!!!!!」
紅莉栖「ちょ……、いきなり大声出してどうしたの?」
岡部「俺は……、こんな未来を、認めない!!!」
紅莉栖「ちょっと! そのタイムリープマシンをどうするつもり!? ねえ、りんたr」
岡部「飛べよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」バチバチバチ
―――――――これは
救えなかった世界の
物語―――――――――――
シュタインズ・ゲート ダル
To be continued…
以上になります。
進行上to be continuedにしたけど
続くわけないwww というか続けちゃいけない
今日は鈴羽の誕生日ってんで急きょ用意してみたんだお。
でも鈴羽甘々SSとかもう書き尽くされちゃってネタがないからこんなのになっちゃったお
本物のダルはこんなことしないお
最後に
鈴羽誕生日おめでとう!!!
世界一かわいいお
ちゅっちゅっ
鈴羽は俺の嫁
このSSまとめへのコメント
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