ある日、仕事場にて……


ラノベ作家「ふふっ、いよいよ俺が書いたラノベがアニメ化か！」

ラノベ作家「これで俺も売れっ子作家の仲間入りだぜ！」

ラノベ作家「アニメ化するってことは、女の子のキャラクターをアイドル声優が演じるってことだよな？」

ラノベ作家「収録で会うこともあるから仲良くなれるかも………ﾃﾞｭﾌﾌﾌﾌﾌwww」

次の日、


ラノベ作家「さて、今日はキャストの発表がある日だな。どれどれ……」



【キャスト発表】

主人公：大塚明夫
ヒロイン：水瀬いのり
友人Ａ：池田秀一
友人B：中井和哉
友人C：関智一
ライバル：杉田智和
ボス：中尾隆聖
通行人：松岡禎丞



ラノベ作家「ぐへへっ……待っててね、いのりん！」

一方その頃、


水瀬いのり「はぁ……やだなぁ～」

水瀬「この間受けたクソアニメのオーデション、適当に受けたけどなんかヒロイン役になっちゃったし」

水瀬「なんだよこのクソみてぇな内容。冴えない中学生オタクが自分の願望丸出しにしたイタイ感じww」

水瀬「でも、声優はこうやってオーデション受けないとやってけないから仕方がないけどね……」

\ｳｨｰｰｰﾝ/


水瀬「スマホが更新された。何かな？」


『ラノベ作家さんがあなたをフォローしました』


水瀬「うげ、こいつ今度やるクソアニメの原作者じゃん！」

水瀬「うぅぅ……フォローしないとダメだよね」

\ｳｨｰｰｰﾝ/


ラノベ作家「おっ、通知だ。なになに…」


『水瀬いのりさんがあなたをフォローしました』


ラノベ作家「いのりんｷﾀｷﾀｷﾀｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ≡(ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)≡ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!!!!!」


ラノベ作家「やべぇよ！ いのりんが俺のことフォローした……いのりんは俺のことが好きぃぃ！！」


ラノベ作家「リプしちゃおうかなぁ～」ｶﾀｶﾀ