小倉唯の肛門「平和のために……!」 (16)

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この作品はフィクションです。
気軽な気持ちでお楽しみください。

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ある日のこと……


小倉唯の肛門(以下、唯門)「すやすや……すやすや……zzz」


\ウィーーン、ウィーーン!!/


唯門「うわっ、気になりなに!?」

石原夏織の肛門(以下、きゃり門)「大変だよ唯門!」

唯門「あれ、きゃり門? そんなに慌ててどうしたの?」

きゃり門「今なったのはJアラートだよ! 北朝鮮がまたミサイルを飛ばしたの!」

唯門「ええっ!? 」

きゃり門「とりあえずテレビつけてみよう」

唯門「うん」

ポチッ

アナウンサー『北朝鮮がまたミサイルを発射しました。繰り返します、北朝鮮がミサイルを発射しました。建物の中にすぐに避難してください』

唯門「わわ、本当だ!」

きゃり門「早く安全なところに避難しないと!」

唯門「えっと……どこがいいのかな?」


日高里菜の肛門(ちゃんりな門)「こっちだよ!」

唯門「あ、ちゃんりな門!」

ちゃんりな門「腸を進んで唯ちゃんの胃まで行って避難しよう」

そして三人は、唯ちゃんの胃まで進んだ……



唯門「ここまでくれば安心かな」

きゃり門「そうだ、テレビ観てみよう」


アナウンサー『先ほど発射されたミサイルは、北海道上空を通過しました。繰り返します、ミサイルは北海道上空を通過しました』


唯門「ということは、日本には落ちてこないってことだよね」

きゃり門「良かったぁ~、これで一安心だね」

ちゃんりな門「でも、どこに落ちるかはわからないよ。だから安心するのはまだ早いかも」

唯門「そうだね。北朝鮮が開発を続ける限り、またこんなことが起きちゃうかもね」

きゃり門「でも結局さ、日本に落ちたことないよね?」

唯門「えっ」

ちゃんりな門「確かに、言われてみればそうだよね。ミサイル飛ばすけど結局は海の上に落ちるもんね」

唯門「ちょ、二人とも何言ってるの!? 今回は日本に落ちなかったからいいけど、でもいつ落ちてきてもわからないんだ!」

きゃり門「唯門は大袈裟だなぁ~。この前のミサイルだって結果落ちてこなかったじゃん」

ちゃんりな門「そうそう、北朝鮮だってさすがに日本に落とすわけないよ」

唯門「そんな保証はどこにもないよ!」

きゃり門「ほら、テレビに出てる人も言ってるよ」

唯門「えっ」


コメンテーター『いたずらに不安を煽るJアラートはかえって良くないですね』

元議員『対話によって解決するしかありません』

大学教授『アベが悪い』


きゃり門「ほら」

唯門「きゃり門! こういうテレビに出てる人の言うことは簡単に信じちゃうダメなんだよ!」

ちゃんりな門「落ち着きなよ、唯門! とにかくミサイルは落ちてこなかったんだし、考えすぎは良くないよ」

きゃり門「もうっ、二人とも!」




こうして、その日は何事もなく終わった……


その日の夜……、


唯門「どうしよう……私の周りの人たち、みんな平和ボケしてるんだ……」

唯門「いつミサイルが落ちてくるかわからない。それなのにみんな、全然危機感がないよ……」

唯門「対話でなんて解決できないのに……日本だって敵の基地を攻撃できる能力や核武装する必要性も出てくるのに……」

唯門「私……どうすればいいの……」

唯門「………………そうだ!」

唯門「私が……日本を救う!」



それからしばらくして、


きゃり門「ちゃんりな門!!」

ちゃんりな門「どうしたの? そんなに慌てて……」

唯門「唯門のお腹がものすごく膨れてるの!」

ちゃんりな門「えぇっ!?」

唯門「うぅぅ……もう二週間も出してないからお腹が苦しい……」ボテボテ

唯門「でも、これだけあればきっと……」

ちゃんりな門「ちょっ、唯門! そのボテ腹は一体どうしたの!?」

きゃり門「まさか……誰かに孕まされだんじゃ!」

唯門「違うよ! 私、自分の意思で二週間もうんこを我慢してたの!」

きゃり門「え、どうして?」

唯門「だって……そうじゃないと今の日本を守れないんだもん!」

ちゃんりな門「えっ……」

唯門「二人とも……ううん、今の日本はみんなお花畑なんだよ! いつミサイルが落ちてきてもわからないのに、実際に発射されてるのに、どうしてみんなそれを根本的に解決しようとしないの!?」

きゃり門「えっ、でも平和的に対話で解決すれば……」

唯門「平和を脅かす国とどうやって平和的に解決できるの!? ミサイル何回も発射する国とどうやって対話するの?」

きゃり門「そ、それは……」

唯門「だから私が解決する! もう、こんな状況を放っておくわけにいかない! 日本だって攻撃能力を備えるべきだよ!」

ちゃんりな門「まさか、そのためにそんなお腹に!」

唯門「私が北朝鮮に向けてたまったうんこを発射する! もう、この手しかないよ!」

きゃり門「落ち着いて唯門!」

ちゃんりな門「そうだよ! そんなことしたら主人である小倉唯ちゃんの可愛いのイメージが台無しだよ!」

唯門「そんなことわかってるよっ!!」

きゃり門「唯門……」

唯門「もう、こうするしかないの……。こうすることでしか、日本は救えないの!」

ちゃんりな門「で、でも……そのために唯門が犠牲になるなんて!」

きゃり門「……ちゃんりな門、これ以上言っても無駄だよ。見なよ、唯門の真剣な目を」

ちゃんりな門「きゃり門……」

きゃり門「唯門の決意に水をさせちゃいけない。行こう、私たちにできるのは見守ることだけだよ……」

唯門「世間から笑い者にされても、二人が知っててくれれば私はいいから……」ニコッ

ちゃんりな門「唯門……」

唯門「平和のために……私、やるよ!」

一方、北朝鮮にて……


黒電話「さっさと次のミサイルを用意しろ!」

部下「大変です、黒電話様!」

黒電話「何事だ?」

部下「たった今、日本の東京から北朝鮮に向けて飛行物体が複数飛んできました!」

黒電話「馬鹿な!? 平和ボケしたあの国の連中はそんな備えをしていないはずだぞ!とにかく、すぐに撃ち落とせ」

部下「それが、その飛行物体というのが普通のミサイルではないのです! なんか茶色というか、臭いんですよ」

黒電話「馬鹿な、日本はそんな兵器を独自で……」

兵士a「大変です黒電話様! 茶色の飛行物体がまもなくここに降ってくる模様です!!」


黒電話「なんだと!?」

兵士b「数が多すぎて撃ち落せません! 我々はここを放棄します」

部下「逃げろぉぉ~~~~~!!」

黒電話「こら、俺を置いて逃げるな!」


ヒューーーーン!!

黒電話「うわ、マジできやがった! 」


ボトボトボトボト……!!


黒電話「うわっ、クソ、た…助けてくれぇぇぇぇぇーーーーー!!!!」




こうして、日本は北朝鮮からの危機から開放された。

小倉唯の肛門から発射された無数のうんこは、全て北朝鮮に着弾した。


しかしスカトロ好きな全世界の声豚たちがうんこを目当てに朝鮮半島に押し寄せ、
激しいうんこの奪い合いが勃発。
朝鮮半島はうんこの争奪戦の戦場と化し、崩壊したのだった……。



日本の人々はみな、思いました。


ーーありがとう、小倉唯ちゃんの肛門


尊い犠牲のもと、日本は平和となりました。






HEPPY END






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