モバP「芳乃の抱擁」 (61)




これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです





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※キャラ崩壊


※AA初心者によるAA





以上の要素がダメならブラウザバック推奨





前回までのあらすじ

モバP(以下P)はアイドル事務所のプロデューサーをやっている

なんか色々なことがあった








~事務所~





カタカタ.......

P「よーしあともうちょっとだな」


ガチャ......


芳乃「おはようございますー」


P「おはよう、芳乃」


ちひろ「おはようございます、芳乃ちゃん。 今日はお休みじゃありませんでしたか?」


芳乃「そうではありますがー、果たすべきことがありますのでー」


ちひろ「果たすべきこと?」


P「……よしっ! 終わりっと。 まだ時間はあるけど……そろそろ移動の準備をしないとな……」


芳乃「ねーねー、そなたー」クイクイッ


P「どうしたんだ?」


芳乃「いつもの儀式をやりましょうー」


ちひろ「いつもの儀式?」


芳乃が両腕を広げる


芳乃「ではーどうぞー」


P「よーし、いくぞー……」

ギュッ.......


芳乃「……むふー」


P「あー……体が軽くなっていく.....」





ちひろ「もしもし警察ですか? スーツを着た男性が少女を抱きしめて……」


P「ストォーップ!! 通報やめて!!」










ちひろ「いや、そもそも何でさも当然のように芳乃ちゃんと抱き合ってるんですか!?」


P「いやーそのー……毎日やってるし……ねぇ?」なでなで


芳乃「えへー」スンスン....


ちひろ「こっちに同意を求められても困りますよ! というか毎日ってまさか芳乃ちゃんにハグするのが風習だとか信じさせて……」


P「違いますから!! そもそも最初にハグしてきたのは芳乃からですから!!」


ちひろ「嘘ですね」キッパリ


P「ひどいっ!!」

バッ.......



芳乃「あっ......まだ儀式は.......」



ちひろ「じゃあ教えてください! どうして芳乃ちゃんにハグするんですか? 劣情を抱いているとしか思えませんけど」


P「それは……」


芳乃「……そなたー? そろそろ移動したほうがよろしいのではー?」


P「え? ……あっ! そ、そうだな、すいませんちひろさん!! 話はまた後で!」ビューンッ!!

バタンッ..........


ちひろ「あっ、逃げた!」




芳乃「……ちひろさん、あの方と私の抱擁は大切なのです」


ちひろ「芳乃ちゃんは嫌じゃないんですか! このまま続けたらどんどんエスカレートしていくに決まってます!」


芳乃「いえ、私が望んでしていることですからー」


ちひろ「それ本当なんですか?……どうしてそんな身を削るようなことを」


芳乃「……あの方は私たちのために身を削る思いで仕事に励んでいます」


芳乃「そのおかげで様々な経験を得たり、煌びやかな舞台に立たせてもらったりと……感謝し切れません」


ちひろ「まぁ、Pさんとあなた達のおかげで私も稼がせてもらってますけど、それとこれとは」


芳乃「……あの方は負の感情を人一倍溜め込みやすい体質なのですー」


芳乃「そしてぷろでゅーさーという仕事がらなのでしょう……負の感情を溜め込んでしまっているのでしてー」


ちひろ「あのPさんが? 全然そうには見えませんけど?」


芳乃「最近は周りを頼るようになって溜め込みすぎることはなくなりましたがー……それでも多くは発散できてないままでー」


芳乃「それに最近は……あの方の……その……劣情と言いますか、性欲が昂ぶっているようでー……///」


ちひろ「やっぱり劣情じゃないですか!!」バンッ!






ちひろ「実害が出ないうちに隔離しないと……」


芳乃「そこで私があの方の劣情を少しでも緩和すべく、抱擁を交わしているのでしてー」


芳乃「そうすればー周りの皆々に迷惑を被ることはありませぬー」


ちひろ「効果があるかはさて置いて、そんなことしていたら芳乃ちゃんがPさんの毒牙にかかりますよ! それでいいんですか!」


芳乃「あの方が私を求めるならー、喜んでお受けしましょうー」ニコッ


ちひろ「えぇ……」





数日後


~事務所~


芳乃「ねーねーそなたー? 相談があるのですがー」


P「芳乃から相談なんて珍しいな、どうした?」


芳乃「来月に依田の家に戻らなければならないのでー、休みをいただきたいのですがー」


P「分かってるよ、毎年この時期に帰省してるもんな。 スケジュールは元々空けてるから問題ないぞ」


芳乃「そなたー!!」パァァ.....


芳乃「実はもう一つ相談があるのですがー」


P「もう一つ?」


芳乃「そなたも、私の帰省に同伴してほしいのですがー」


P「え、何で俺?」


芳乃「ばば様がそなたに一度会ってみたいとー」


芳乃「そしてそなたに御祓いをしたいと言っておりましてー」


芳乃「御祓い?」


ちひろ「行ってみたらいいんじゃないんですか? 御祓いしてもらえば過剰なスキンシップする癖が治るかもしれませんよ?」


P「いや、だからそれは……」


ちひろ「さっき芳乃ちゃんとハグしてどうでした?」


P「……いい匂いがしました」


ちひろ「もしもし、警s」


P「しょうがないじゃん! 誰でも呼吸するでしょ! そのときに鼻腔に空気が入ってですね!!」







芳乃「あのー……それで、そなたの予定はどうでしょうかー?」


P「そうだった、えーっと……」


P「あー……仕事がびっしりだな。 行けそうにないな、すまん」


ちひろ「(そもそもアイドルの休暇にプロデューサーが着いていくことがおかしいとは思わないんですかね、この男....)」


芳乃「それは残念でしてー.....」シュン


P「ごめんな。 今度芳乃のオフと俺のオフが被ったときに一緒に行こうな?」


芳乃「本当ですか! 約束ですよ?」


P「あぁ、約束な」




○月×日

『こうして俺は芳乃の家に行くことになった。 前から計画していた通り芳乃の部屋で初めてを奪う予定だ。突然初めてを奪われる芳乃の顔を想像しただけで興h』カチャカチャ.....








P「あの、声に出して何書いてるんですか、ちひろさん」


ちひろ「何ってPさんがこれから起こそうとすることを日記にしてるんですよ? 逮捕されたときの証拠に」


P「んなことしねーよ! 今は仕事が忙しくて性欲オールフリーですよ!! そんなこと本当にすると思ってるんですか!」


ちひろ「はい」


P「ひでぇ」


芳乃「そなたに奪われるなら……場所は何処でも...///」


P「しかも芳乃は乗り気だし……そんなに性欲を持て余してるように見えるのか! ちくしょう!!」







芳乃「さて、茶番はここまでにしおいて」


P「なんだ、茶番か……」


芳乃「帰省している間、『芳乃の抱擁』をそなたに出来なくなってしまうのでしてー」


ちひろ「(なんかいつの間にか技名みたくなってる...)」


芳乃「その間、そなたは私の恩恵を受けられなくなります……心配でしてー」


ちひろ「そうですね、今まで芳乃ちゃんが受け止めてくれましたから……性欲の受け皿が無くなったら一体なにが起こるやら」


P「だからそんなことしませんってば!! ……芳乃が心配する理由は分からないけど、心配事なんか忘れて帰省を楽しんでこい!」


芳乃「そなたー……」


P「それに芳乃にハグして性欲を発散しているなんてそんなわけないだろ? 」


P「あと芳乃に本気で性欲魔人だなんて思われてたら泣いてたところだったよ!! あははっ!」


芳乃「あのー言いにくいのですがー」


P「あはははっ!」


芳乃「そなたが淫気で満ち溢れているのは事実なのでしてー」


P「ははは……嘘だろ」


芳乃「それも周りの者が引く程に……私も少しー……」


P「あは……は.....」グスン....


○月×日

『まさか二人に見破られるとは思わなかった。このままでは計画に支障が出てしまうだろう。 やむを得ないので事務所でこの二人を無理やりs』カチャカチャ.....


P「続きを書くのやめろぉっ!!」







さらに数週間後





~駅~


P「今日から芳乃は休みだな」


芳乃「はいー……送迎してくれてありがとうございますー」


P「そりゃ駅まで歩いて行くなんて言うから」


芳乃「そうでした! そなたー これをどうぞー」


P「これは……お守り?」


芳乃「はいー、これは私が作った特別なお守りですー。 これを私だと思って肌身離さず付けてほしいのでしてー」


P「へー、ありがとうな。ところでどんな効果のお守りなんだ?」


芳乃「これは……そなたの心を安定させる……つまり劣情を抑えることが出来るお守りでしてー」


P「れ、劣情……」


P「(……俺を思っての行動は嬉しいんだけど、これを付けてたら自分で自分を変態だと認めるということ......)」


P「そ、そうか……ありがとう。 芳乃も実家でゆっくり休日を過ごしてくれ」


芳乃「はいー、こちらで体験した話をばば様に話すのが楽しみでしてー」


芳乃「時に、最近ちひろさんを見かけませんが、一体どこへ……」


P「ちひろさん? ……ちひろさんは最近は有給とって休んでるんだよ」


芳乃「そうですかー、そろそろ時間でしてー……名残惜しいですが、それではそなた『またね』でしてー」


P「おう、またな。 楽しんでこいよー!!」












P「……そういやちひろさん、まだ昏睡状態なんだよな」







~病院~


ピッ.....ピッ.....ピッ....ピッ....ピッ....ピ......


ちひろ「………」シュコー


看護師「あれから一週間経ちましたが、まだ目を覚ましませんね」

医師「脳波に異常は無し、身体へのダメージも回復しているのに……やはりあとは患者の意識次第か……」





~駅~


P「まぁ、ちひろさんのことは置いといて……自分の力で性欲ぐらいコントロール出来るに決まってるだろ!! 自分で言うのもなんだけどそこまで強くないはず!!」


P「まぁ……確かに芳乃のおかげで色々と気持ちが落ち着いてたのは事実だけど」


P「……いい機会だ、自分の力だけで、そして芳乃のハグ&お守り無しで乗り切って証明してやる! 俺は性欲の塊じゃないってな!!」


P「芳乃のいない三週間……俺は性欲なんかに負けない!!」





               
               
                   _________  __  ___                        ___
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                   │  =  lL  _   リ l       l  ┌l  l l  ヽノ  /  ,,イ  ノ ,===   === l  ┌l   l
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                  W,,,,,,。=,  ┌, ,=-=、 / \ /  ∨ノ\ l ∨ ノ  `''-=''´  ヽ,,,。イ     │ │ \  ハ_ ン
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                       ─芳乃が帰ってくるまで  あと  6時間くらい─












P「…………ムラムラする」カタカタ......









P「(というかちひろさんの分の仕事こなすのキツイ………というか一人でよくやってこれたな俺)」ムラムラ


P「(しかも疲れや眠気よりも……したくてもここ事務所だし……)」ムラムラ


P「(今ならアイドルを見たら押し倒す自信がある! ……いやそんな自信いらないけどな、この時間帯はアイドルが来ないのが救いだな)」ムラムラ


P「あいつらもあいつらだ、スキンシップばっかりしてきやがって……未央は毎日のように抱きついてくるし愛梨は目の前で脱ぎ出す……」カタカタ....


P「悶々としてるのを見越してからかってくるし……からかう側は楽しいんだろうけどこっちは辛いんだよ!!」バンッ!


P「いってぇ!!」


P「……最近じゃ皆の顔を見るだけで……ダメだ……想像しただけで……でもこれを終わらせないと……」ハァ.....ハァ....


P「この仕事は……未央が適任か?」


未央『おっはよー! プロデューサー!! え? 胸が当たってるって? もしかして、意識しちゃってるー? ///』


P「あんなの欲情するに決まってんだろ………あそこまでやるんだから襲っても文句は言われないよな」ボソッ


P「はっ! 煩悩がっ!!」



P「っ.....」ドゴッ!!







P「(危なかった……何考えてるんだ! 無理やりなんてダメだろ!)」


P「無理やりじゃなく……もっと言葉巧みに追い詰めて……『ぷ、プロデューサー? ちょっと……怖いよ....』とか言って怯んだ隙に......」


パシンッ!!


P「(ダメだ……何考えてもそっち方面にしか考えられない、どうすれば……)」


P「そうだ……お守り……お守りを身に付ければ」


P「ない……無い……どこに置いたっけ……」ハァ.....ハァ.....


P「(……気持ちよくなりたい……女を屈服させたい……)」ムラムラ


P「……駄目だ、仕事にならない。 ……そうだ、仮眠室に行こう、寝れば……そうすれば気分を……落ち着けられる」ハァ.....ハァ.......


P「鍵を持っていけば誰も入れない……誰も襲うことはない……発散させれば……大丈夫.......」ハァ.......ハァ.....


ガチャッ......


P「」ビクッ!





夕美「おはようございまーす! あれ? 誰もいないのかな」


藍子「鍵が開いてるんですから誰かいるはずですよ。 誰もいないんですかー?」



P「(迂闊だった……オフのアイドルの行動は読めてなかった.....バレないように.......)」


P「(頼む! 気づかないでくれ!! というか気づく前に仮眠室に!!)」そろーり......


夕美「……」くんくん.....


藍子「夕美さん?」







夕美「……Pさん、隠れても無駄だよ」


P「なっ……」


藍子「どうしてそう思うんですか?」


夕美「えへへー、実はPさんの持ち物に私の香水をこっそりつけてるんだ! だから匂いをかいだら一発で分かるよ♪」


P「(い、いつの間に……あ、本当だ、ハンカチから花の香りがする……というかそれも分からないくらい疲れてるのか……)」






ヒョコッ.......


夕美「やっぱり! いるなら返事してよ! ……どうしたの? 前かがみになって」


P「な、なんでもないよ……大丈夫だから.......」フイッ.....


夕美「本当? 息が荒いけど」グイッ.....


P「な、なんだよ……顔を近づけて」ムラムラ......


夕美「じー......」ジー


藍子「あの……なんで顔を合わせてくれないんですか?」


P「(……あのクチの中に舌を突っ込n)」ドゴッ!


P「ごはっ!」


藍子「Pさん!?」


夕美「え、え?」


P「こ……この通り元気だから……大丈夫だ.......」


夕美「全然大丈夫に見えないよ.....」


藍子「Pさん、もっと自分を大事にしてください! Pさんの体はもうPさんだけのものじゃないんですから!」


P「(藍子……俺のことを……ん? 今違和感が)」

ギュッ.....


藍子「それに、Pさんのこの私たちを引っ張ってくれた手をPさん自身を叩くために使ってほしくありませんから....」


夕美「そうだよ! もし叩くのなら私たちがこの手を握って止めるからね?」

ニギッ.....


P「(なんでこんな時に……しかもなんで恋人つなぎなんだよ......)」ハァ...ハァ....




藍子「Pさんと手をつないでると……心がぽかぽかします……この温もり伝わってますか?」にぎにぎ......


夕美「こうして手をつなぐなんて……なんだか新鮮だね……えへへ....///」にぎにぎ.......


P「(このまま二人を抱き抱えてそのまま仮眠室に連れ込んで縄で縛って……泣いて痛がっても途中から快感にのまれていく姿を)」ハァ....ハァ.....


P「っ!」

ブンッ.....



夕美・藍子「きゃっ!」




夕美「振り払うなんて……そんなに手をつなぐのが嫌だったなら……ごめんね、Pさん………Pさん?」



P「(もう……限界.......ごめん.........夕美.........藍子.......理性が........)」


P「に......げ.....ろ......」


藍子「にげろ? 逃げるって……一体何から.....」


P「」バタンッ......


藍子・夕美「え!?」







夕美「Pさん! 大丈夫!? しっかりして! ねぇっ! Pさん! Pさんっ!!」


藍子「きゅ、救急車! 救急車を!」


ムクリ.......


P「……」


藍子「よかった……大丈夫ですか?」


夕美「心配したんだからね? 急に倒れるのはびっくりするんだから……どうしたの、そんな怖い顔して......」


P「…う…………ねぇ.......」


藍子「Pさん?」






P「もう我慢できねぇ!」


ガシッ.....


夕美「え? あの、Pさん? 顔を近づけて……別にいいけどムードっていうものが……むぐっ!」



藍子「え……」



夕美「れろぉっ……んむっ……ちょっと.....んっ..♡...ぷはっ........ぁ...♡.....」


P「……っ! なんだよいっつもいっつも口を開けて! そんなに突っ込まれたいならやってやるよ!!」


夕美「そ、そんなつもりじゃ……」


P「おらっ!」


ヒョイッ!


夕美「きゃっ!! え、お姫様抱っこ?」


P「なーにがPさんとなら夜の撮影も大丈夫だ! 男を勘違いさせるようなことばっかり言いやがって! あんなこと言えないようにおしおきしてやる!」


夕美「それはPさんになら何されてもいいって遠まわしに……でも、おしおき……うん、いいよ……初めてだから……優しくしてn」







藍子「夕美さん危ないっ!! ヴァルキュリアローキック!!」ビュンッ!!






ドゴッ!


P「足がっ!」グラッ....


夕美「きゃっ!」


藍子「夕美さん! 大丈夫ですか!?」


夕美「う、うん。 大丈夫だよ」


夕美「……もう少しだったのに」ボソッ


藍子「Pさん! いきなりキスだなんて最低です! もっと順序を踏んでいってから……」


P「藍子……お前もだ!!」シュンッ....


藍子「いつの間に……ぁっ…♡…んんっ……そこは……んっ♡」

ガシッ......


P「おくりおおかみとか言っちゃってさぁ……本当は襲われるの待ってたんだろ!」


藍子「そ、そんなつもりは……少しはありましたけど......///」ボソッ


ギュッ.....


藍子「え! Pさん……何してるんですか! これじゃ動けない……」ジタバタ


P「あははっ!! やったぞ! 一度こうしてみたかったんだ!! どうだ、無理やり押さえ込まれるのは!」





ググッ......


藍子「(Pさんに抱きしめられて………あれ? 簡単に抜けられそう……私を痛めないように? それよりはやく抜けださないとっ!)」



藍子「(……でも、抵抗しなければこのまま運ばれてPさんに……///)」


P「どうした? 抜け出そうとしないのか? じゃあ藍子の望みどおり狼になってやるから覚悟しろよ!!」


ヒョイッ.....

藍子「くっ……力が入らない……このままじゃ……夕美さん、私のことはいいから逃げt」




夕美「危ない! ヴァルキュリアタックル!!」


ドゴッ!!


P「ぐっ!!」


ドサッ........


夕美「大丈夫!? 最低だよね! 同意も無しに抱きしめるだなんて! あんな男、藍子ちゃんには相応しくないよ!」


藍子「え、えぇ……ありがとうございます」


藍子「あとちょっとのところで......」ボソッ






藍子「……夕美さん、Pさんは私に任せてください! 私がPさんをなんとかしますから!」


夕美「藍子ちゃんにそんな危ないことさせられないよ! 藍子ちゃんは安全なところに逃げたほうがいいよ!」


二人「「……」」




ガチャッ......


文香「やっぱりあのターンは難しいですね……」


ありす「私も苦手です……何かコツさえあれば」


美波「うーん、こう重心を意識して……あれ? 二人とも何をしているんですか?」


夕美「っ! こっちに来ちゃダメ!」


ありす「……? どうしてですか?」


藍子「今のPさんは本能のままに動いているんです! 逃げないと大変なことになります!」


P「おらっ!!」


夕美「だから気をつけて……あっ♡」


もにゅもにゅ......


夕美「やだっPさん……みんなの前で…♡…そんなところを……あっ♡」


ペタン.....


夕美「あはは……んっ♡……力が入らない……や♡」


美波「Pさん! 夕美ちゃんになんてことするんですか!!」


ヒョイッ!


夕美「みんな! 私がPさんの欲望のはけ口になってメチャクチャにされているうちに早く逃げて! 大丈夫! 私だけで満足させてみせるから!」


P「そんなに元気があるなら向こうでたっぷりしt」


藍子「ヴァルキュリアチョップ!!」ビシッ!


ドサッ......


夕美「Pさんがもっとはやくお持ち帰りしてくれれば……」ボソッ


藍子「さあ! 次は私が相手です!!」


三人「「「……なるほど」」」


三人「「「(つまりPさんに捕まれば……)」」」ティンッ!




美波「私もPさんの暴走を止めます!!」


藍子「美波さん!?」


文香「暴走の原因は検討もつきませんが……止めて見せます」


ありす「私も……もう子供じゃありませんから! Pさんを満足……いえ、止めます!」


夕美「(これじゃ私の計画が!!)」


P「お前ら全員……ガァァァァアアアッ!! ぐっ……」


ピタッ........


夕美「動きが……止まった?」



P「くっ……お前ら……酷いこと言ってすまない……」


文香「さっきまでの威勢はどこへ……」




P「性欲は……なんとか押さえ込めた……っ.....」


美波「まさか自力で性欲を!?」


P「今がチャンスだ……俺の車にあるお守りを持ってきてくれ……!」


ありす「お守り?」


P「あれがを使えば……抑えられるはずだから……」


美波「そんな……それじゃあ破壊しないと……」





P「俺は仮眠室にこもるから……頼む……お前たちが……俺の希望dぐッ!!」ドスッ!!


夕美「……」


P「ゆみ……どうして……」


ガクッ......


藍子「夕美さん!? どうして!」


P「……」むくり.....


P「お前ら全員犯してやる……ガァァァアアッ!!」グォォォオッ


夕美「よしっ!」ガッツポーズ


文香「なるほど……理性を気絶させるとは……」


藍子「そういうことですか、ありがとうございます……でもPさんの初めては譲りませんよ?」


夕美「ふふっ♪ それはこっちの台詞だよ!」




P「グォォォオオオッ! 犯してやる!待ってろ……よ……くっ.......」



P「お前たち……はやくお守りを......」


藍子「……」


文香「……」


ありす「……」



P「……いつまでもつか分からnウグッ!!」ドスッ!!


ドサッ.......





美波「しぶといですね……流石に次は……」


ムクリ.....


夕美「Pさん!! どっからでもかかって来て!! そして私だけを攻めt……ん?」


P「……あれ? やった!! 自分の性欲に勝った!! どうだ芳乃!! これで俺は芳乃の負担を一つ減らせる! 」


文香「……」


夕美「……はぁ.....」ガックリ....


P「ありがとう! 5人のおかげで理性が性欲に勝ったんだ!! さぁ、仕事の続きを……」


ジャキッ......


P「……なんでお前ら武器持ってんの? というかどこから出した」


美波「ダメじゃないですか……理性が性欲に勝っちゃあ! 負けていなきゃあああ!!」


P「なんで!?」


ありす「ヴァルキュリア頭突き!!」シュンッ!!


P「ごふっ! ……なんでだよ! 人として正解だろ!!」


ありす「文香さん! 今です!!」


P「おい! 話を聞け!!」







文香「貴方の運命は……私という名の書に縛られ続ける……『Bright Blue』!!」1chain


P「え、ちょ、文字が体を縛って……動けない!? というか締め付けてきて苦しい……」ギュー


藍子「私の力であなたの笑顔を守れるなら!! 『青空リレーション』!!」2chain


P「あれ? 温かい……心が溶けていく……いや違う!! 理性が! 理性が溶けていくっ!! やめろぉっ! やめてくれっ!」


夕美「次は私!! 華やかに彩るよ!! 『lilac time』!!」3chain


P「いてぇっ!! 何これ! 植物が! ちょやめて! 痛い痛い!!」ペシペシ......


美波「これで終わりです!! 乙女の純潔の力! 今こそ知りなさい!!『リオース・ヴァルハラ+』!!」4chain


P「やめて!! これ以上は無理だから!! というか美波! もう純潔ってキャラじゃギャアアアッ!!」ドカーンッ!!







美波「イキます!!」





                                                                   ハ
  _       ,ャイl                                                       W
  `=二''''''''''''''´  ハ、                         ,。---。ノl                       ∨` 、
    Y l:::「 ̄ ̄`"'=ゝ                     ,ィ'´ ,。=-=、 ハ                        ゙マヽ' 、
     l l":l   _  ,__    _ ._     _      夕 У    `∨l 、。__    ,,,,   ,-、    _、-。。    W `,
     川 L,,,,,,∧, `ヽ │  ││l  l    l  l     / /∥      `' 'l  l   l  l   / ∧   l  l `'l \   川 リ
    ヽ ll::,=====、"l l  l    l l│ │   ││   ││V         」 L,,,,,,,,,」 l  /∧ A  l  ││ ,、\ ∧ ∨
    │ll:::l    `' l  l    l l│ │   ││     W  l.         ヽ  ,====, │ ,' /,,,ヽ A │││ l ∨`´   ,´
     l l l│      W ヽ、___,/ リ │ L___ l  L__ ∀ ∧       ,ヘ l  l   l  l ,' ┌─-, ∧ l  l l  l  ∨  W
    川 l L      `'-=,,,,,=-'  L____」L___」 ヽ  ヽ、,,_____,,イ ノ L,,,」   L,,,」'__/   ヽ,,,ゝL,」 L,,」   \ l
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   l / /                                 `"´
   W l
   ヽ ヽ

    `''"



                          「「「「アブソリュート・ゼロ!!!」」」」



ピキーンッ!!...........パリーンッ!!



P「ひ……ど…ぃ........」



ドサッ.......


夕美「やった!?」


美波「夕美ちゃんそれフラグ!!」







P「……」むくり.......


文香「Pさん?」ゴクリ......




P「ふふふ………アハッアハハハッ!!」



藍子「これは……」


文香「……信じていましたよ、あなたが帰ってくることを」







P「理性は……サヨナラバイバイだぁッ!!」グォォォオオッ!!


夕美「やった!!」



美波「本当の戦いはここからッ!!」





P「はぁっ!!」


シュンッ......


美波「消えたっ!」


藍子「いえ違います! 文香さんに向かってます!」


P「……」ゴゴゴゴゴ.......



文香「あ、あぁ……足がすくんで動けません……皆さん、私は直にPさんに酷いことをされてしまうでしょう(棒)」


美波「くっ……文香さんに抜け駆けはさせません!! でも距離がッ!!」


夕美「このままじゃ文香さんが!!」








ありす「させません!! ヴァルキュリア・エスケープゴート!!」


ガシッ!....


文香「ですから私の犠牲を無駄に……え……ありすちゃん! どうして……」







ありす「私が汚れるのは構いません! でも文香さんは文香さんのままでいてほしいんです!」


文香「ありすちゃん……酷い....」


ありす「Pさん、どんな攻めだって受けます! だから他の皆さんには手を出さないでください!!」


P「……」ウーン......


シュンッ.......バタンッ.........ガチャ......



夕美「まさか今までのことを学習して行動が素早くなった!?」









文香「そんな……ありすちゃんに寝取られるなんて……あぁ.......」



藍子「いや、これ寝取られって言えませんからね?」


ドンドンドンッ!!


美波「そんな! 開かない!? 仮眠室の鍵はどこに!」ガチャガチャ!


夕美「多分Pさんが持ってるよ! ありすちゃん……なんで……Pさんの初めては私のはずだったのに!!」


文香「いえ、それはないです。 Pさんの初めては文学少女と決まって……」


美波「二人とも! そんなこと言い合ってる場合じゃないですよ!!」





ドアの向こう『え、Pさん……どうして縄を……そういうことですか、分かりました亀甲縛りですね。 服を自分で脱ぎますから……え、脱がなくていい?』


ドアの向こう『……これって簀巻きですか? なんで簀巻き……なるほど! 口を使うんですね! 分かりました。 初めてなので……上手くできるかわかりませんが……』


ドアの向こう『……なんですか? 紙をどうして背中に……! あ、そういうプレイですね!』



ガチャ.......



藍子「あれ、開いた……」


スタスタ......


ありす「……」ドキドキ.....


ストン.....


美波「あ、ありすちゃんをソファーに置いた」


スタスタ.......


P「ガァァァァアアアアッ!!!」


ありす「え、なにもしないってどういうことですか!?」


藍子「貼り紙に何か書いてありますよ?」


貼り紙『対象外:理由 まだ早い』ピラッ.....


文香「ありすちゃんにはまだ早かったみたいですね」クスッ...


ありす「そんな!?」ガーン


夕美「よかったねありすちゃん! 酷いことされなくて!」


ありす「Pさん! 本当は理性がありますよね!? ねぇってば!!」


P「ウガァァァアアアアッ!!」


文香「仕切りなおしですね……」


美波「望むところです!」






……10分後



文香「くっ……このまま足の引っ張り合い……じゃなくて囮作戦をしても埒が明きません」


ありす「その前に誰か縄をほどいてくださいよ!!」くねくね.....



美波「こうなったらいっそのこと4人で協力すれば……」


四人「「「「……あれ?」」」」


夕美「いいね!」


藍子「私の番が回ってくるのなら……」


文香「……決定ですね」



P「ウガァァァアアアッ!!」ブンッ!



理性を失っているせいかあらぬ方向に攻撃をするP

もちろんそんな攻撃当たるはずも無いが……



タタタッ.......


美波「きゃあっ! 移動した先に攻撃してくるなんて……くっ……体が動かないッ!!」



運命の悪戯なのか……運悪く美波に当たってしまい戦意を喪失してしまう




夕美「美波さんをよくもーっ!!」


夕美はPに向かって走り出して攻撃を繰り出す


夕美「えーいっ! ヴぁるきゅりあぱーんちっ」


..........ポスッ


夕美「どうして!? 私の攻撃が効かないなんて……きゃあっ!」


バタンッ....


Pのなぎ払い攻撃で大ダメージを受け(るようなフリをし)て膝から崩れ落ちる





文香「どうしましょう……夕美さんと美波さんがやられてしまいました……戦う力なんて……うっ.......」バタンッ.......


藍子「あ、足がすくんで助けを呼ぶこともできない……あぁ、意識が……」バタンッ....






P「……」ぽつーん


この光景を見たPはゲームでわざと攻撃を受けてエロシーンを回収したことを少しだけ思い出していた





P「……まぁいいか」


Pはそんな倒れた(ふりをしている)少女達を二人ずつゆっくり担ぎ仮眠室へ運んでいく


……一人の少女を除いて



ありす「Pさん待ってください! ここに将来、良妻賢母になる少女がいますよ!」くねくね.....


P「……」


ありす「しかも今の体と将来の成長した体で二度楽しめます! どうですか! お得ですよ!」うねうね.....






P「俺は……俺はロリコンじゃねぇッ!!」


バタンッ!!.......ガチャ!



ありす「そんな……誰か! 誰かあの4人を止めてください! 止めないと……事務所の貞操観念と正妻のパワーバランスが!!」



ドアの向こう『きゃー助けてー(棒)』





ありす「うぅ……酷いです……待ってくれれば文香さん……いえ雫さん以上の体に……」










??「……助けてあげましょうか?」






ありす「誰!」



??「助けが欲しいのかを聞いているんです」






ありす「その声は……まさか、うえきちゃん?」


うえきちゃん「はい、そうですが」


ありす「なんで今まであの人達の蛮行を止めなかったんですか!」


うえきちゃん「私は出来る限りは介入しないと……そもそも事務所の皆さんが混乱すると思うのであまり喋らないと言ったはずですが」


ありす「(本当に喋ってなかったから存在すら忘れていました……)」


ドアの向こう『襲われるー♪』


ありす「それよりも!! あの人達を止めてください! というか本当に止められるんですか?」


うえきちゃん「はい、ターゲットのPから溢れる淫気を吸収するだけの簡単なミッションです」


うえきちゃん「恐らく淫気を吸収すればお持ち帰りされた方も正気を取り戻すでしょう」


ありす「(私も含めてあれが平常運転だなんて言えません)」


うえきちゃん「(聞こえてますよ)」

ありす「なっ......!?」


ありす「ってそれより!! うえきちゃん動けませんよね? Pさんの所までどうやって……まさか台車でも持ってきて……って誰も動ける人がいないじゃないですか!」



うえきちゃん「ご心配なく……Pの記憶のトラウマを参考にしたので移動には問題ありません」


ありす「トラウマを?」

うえきちゃん「トラウマの方が印象強いからです」


ありす「いやいや、そのトラウマが何になるって話を」


うえきちゃん「そのトラウマに形を変えて……説明するより見てもらった方がいいでしょう、とりあえず足を変えます」


ありす「え、変える?」



        ヘ _                        _ ヘ_    ズボッ...........
      /:::::::::` ヽ                   /´/´::::::::ヽ
     /::::::::::::::::::::::::::`ヽ              / /´::::::::::::::::丶
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     ヽ:::::::::::::::::::::::::γ   γ⌒ヽ  γ⌒丶   χ::::::::::::::::::::::::::::i
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      ヽ:::::::::::::::::::λ        _         i:::::::::::::::::::::::::ソ         ありす「……なんで埋まってるんですか?」
       ヽ::::::::::::::::::::ゝ       λ         i::::::::::::::::::::::丿
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         ゝ::::::::::::::::::ゝ            ノ:::::::::::::::::::ソ

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            ゝ:::::::::::::::::::::`  ・   ´::::::::::::::::::ノ  
              ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ

               `ゝ::::::::::::::::::::::::::::::: ノ ´

                  ゝ:::::::::::::::::ノ ´  
                    `  ・ ´




下の階『うわー!! 化け物だーッ!!』



        ギャー

             ナンダコレ!

  
   ニャーッ!!

  ウーン.......

 カレーンッ!!

      ナンテコッタ! カレンガタオレタ!!

                         コノヒトデナシ!! ……ヒトナノカ、コレ?






ありす「下のフリースペースから悲鳴が聞こえますけど」


うえきちゃん「登場の仕方は記憶に依存しますので……では行きます」


ニョキンッ!!


ありす「は?」


ニョキッ!!

   ニョキンッ!!

  ニョキッ!!

      ニョキッ!!




ありす「ゆ、床から……ってでかっ!?」





……一方その頃


仮眠室では宙吊りにされ緊縛亀甲縛りされた四人の少女が最後の抵抗を見せていた。




P「毎日毎日勘違いさせやがって!! お前らが悪いんだからな!」


美波「くっ……Pさん正気に戻って!(棒)」ドキドキ


夕美「やめてよ! 無理やりだなんて悲しすぎるよ!(棒)」はぁはぁ.....


文香「やめて……ください……(棒)」ウルウル......


藍子「私で満足してくれたら……嬉しいな……///」


P「え?」


夕美「藍子ちゃん! 違うでしょ?」ボソボソ.....


藍子「こほんっ......は、初めてをこんな形で奪われるなんて……(棒)」グスッ.....


P「ふふふ……あっはっはっはっ!! その言葉が聞きたかったんだ!! 今更謝っても遅いからな! 嬲り尽くしてやる!! 記念すべき最初に犠牲者は……」




ドンドンッ!


P「ふっふっふ……今の俺は誰にも止められねぇ!! 鍵はこっちにあるんだ! 誰も入れやしな……」


ドゴーンッ!!


P「!?」

藍子「扉が!?」

夕美「そんな! 一体誰が!?」

美波「誰ですか! 私たちの邪魔をするのは!!」






P「邪魔するやつはだれ……だ……!?」











                                                  _。-----' ̄`ヽ
                                                 /        ::::∧
                                                ん....┌'''""''=-、:::::::ハ    藍子「な、なんですか……あれ」

                             _                 从  l      い :::l ⅱ
                           ,。イ '=--、              l  リ      ∨  l l
                       ..,。イ'"    __ ンヘ             l  /       ∨ ::l ;

                ..........,。-=''''" __==-─''''" \ ∧            l  リ       ,-'' ∨ ハ\
            ,-=''''""   __=-'''""          \ \      __     从 l       /  ∧ ∧ `''-、
           ,(`ヽ,  ,,,='''"                 \\    ん `ヽ  l  l      /  / ∨ ∧`'''=、`''-、
          夕○イ`´                      \\  l   l  /  l    //    l ハ   `''- 、`''''-、_
         ん  リ                         \ \ l ∧ l l   l   / У     l ハ      "'-、  ''=、
        从  /                          \ \ソ l ∨  リ ,イ  /      l  ハ        `=___ ヽ
        l  ∨                _         てヽゝ__ゝ」  l  ノ ´  /        l   ハ          l ∧
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   l   /                           ( /   ,- __     、ゝ、\        // l :::::::::::l            ∨∧
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   l  心,                             l l イ  У  _, _    \  ヘ      / l l  :::::::::::l             ∨ l
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    l   リ                            ん    ㌧ 川   川 丿    ハ   /   l  :::::l              l ::::::l
    l  Y                            l       ヽ,_    ,,,イ      l イ      l ::::::l              ゝ:::::l
    W l                            l         `"'''"´        リ        l :::::l               l ::l
     ∨ l                            l          ∧、        l        l :::l                l リ
     ヽ l                            W        / \\       l        l :::リ                lソ
       v                            ∀      ,。'    ヽ.ヽ     ソ         l リ                v
                                   ∨  .。-´       \\  ∨         l リ
                                     ヽ ´             "'` ´         v



                                                                文香「ば、化け物……」







ガシッ!


不意をつかれたPはなんか腕みたいなものに掴まれてしまう


P「なんだこれ! 離せっ!!」ジタバタ.......


うえきちゃん「おとなしくしてください。 武装は外してあるので危害はくわえません」



そのままPの頭を花の中に押し込む


P「こ……のっ!!」ジタバタ.......


うえきちゃん「吸収します」


キュィィィィンッ!!


P「ち……から……が……抜けて.........」ガクッ.......

ボトン.......

うえきちゃん「Pに蓄積していた淫気を吸収しました。 作戦終了です」




文香「そんな……」


夕美「チャンスだったのに……」


美波「ひどい……」


藍子「あぁ……」ガクッ


ありす「やりましたね! うえきちゃん! いいですか皆さん!! 私を除け者にした罰ですよ!!」



ありす「というかはやく縄を解いてください!!」うにょうにょ


うえきちゃん「その前に一つ問題が」


ありす「一体なんですか?」




うえきちゃん「吸収した淫気を体内でエネルギーに変換する過程で副産物が発生しました。 強制排出しなければなりません、その副産物というのが」


ありす「副産物? それよりもはやく縄を解いてくd」


うえきちゃん「花粉です」


アインフェリア「「「「「え」」」」」



キュィィィンッ.....ボンッ!!





――――――――――――

――――――――

――――





うえきちゃん「……これが事件の全容です。 満足していただけましたか?」


凛「それで床にめちゃくちゃになっててついでに仮眠室が花粉まみれに……とにかく焦りは禁物だね、もっとじっくりやらないと.......」


卯月「ドアを開けたら花粉まみれでびっくりしましたよ! ところで花粉でも粉塵爆発ってするんですかね?」


未央「しまむーぶっそうなこと思いつかないでよ……じゃなくてっ!! うえきちゃんって喋れたの!?」


うえきちゃん「ちなみに私は私の花粉を吸った生物の感情や記憶を閲覧することが出来ます」


未央「え、なにそれ怖い」




卯月「凄いですね! 私もそんな力を使ってみたいです!」


凛「ふふっ、空での冒険で力を手に入れたばっかりなのに……卯月は欲しがりだね」


卯月「はい! 凛ちゃんくらい強くなりたいです!!」


凛「そうだね、でもまずは剣技を磨かないとダメだよ?」


未央「私たちアイドルだよね? 二人は何になろうとしてるの……?」


うえきちゃん「ということなので私のことは今までどおり普通の植木だと思っていてくれて結構です」


未央「えぇ……普通とは一体……」


卯月「つまり私のことですね! ということは既にエスパーみたいな力が……」ゴゴゴゴゴ.......


裕子「エスパーと聞いてっ!!」にゅっ!


未央「わけがわからないよ」





芳乃「あれほどお守りを身に付けろと言ったのにそなたは……」ガミガミ


P「はい、芳乃様のおっしゃる通りで……」ペコペコ.....


芳乃「自分の力だけで克服しようとする努力は認めますが……」ガミガミ


P「はい……はい……その通りです」ペコペコ......


夕美「Pさんにも困ったもんだよね! あの時私で発散してくれれば問題なんて起きなかったのに」


藍子「そうじゃありません! もっと手順を踏むべきだったんですよ! そうしていれば温かい時間を……いえ、熱い時間を」


文香「そうですね……あの時ありすちゃんが身代わりになって無ければ……今頃は」お腹なでなで


美波「いいですよね……私なんて結局飛びつかれもしませんでしたから……体に結構自信あるのになぁ……」


ありす「全く……反省してませんね! そもそも私がお持ち帰りされたときにPさんがクーリングオフしてなければですね!」


芳乃「そこの5人も正座でしてー」ギロッ.....


アインフェリア「「「「「……はい」」」」」





おしまい






蛇足という名のおまけ



……数分後





~事務所~



芳乃「……なのでー、これからは毎日私の抱擁を受けること、そして接吻も付け加えることにしますのでー」


P「はい、わかりま……ちょっと待て、ハグからかなりハードル上がってないか?」


芳乃「気のせいでしてー、ですからそなたは『はい、芳乃様の仰る通り、身も心も捧げます』と言えば全て解決するのでしょうー」


P「TOKIMEKIどころのエスカレートじゃねぇな!!」


芳乃「むしろ極みくらいのエスカレーションでもわたくしは構いませぬがー......//」


P「人間をやめることになりそうだからやめてくれ……」


芳乃「それではー抱擁とわたくし依田芳乃ふぉーゆーすれば万事解決でしょうー」


P「ん?……あ、抱擁とfor youがかかってるのね。というかこのギャグセンス楓さん仕込みだな! 抱擁要素があんまり無かったからって無理矢理言わなくていいから!!」





夕美「はいはーい! 事務所でキスとかそういうのは風紀が乱れるからよくないと思います!!」ぷらーん...


藍子「キスしていた夕美さんがそれを言うんですか……」ぷらーん....


P「つーかさっさと服着ろよ!一番風紀を乱してるのお前たちだよ! というか宙吊りにされながら正座って器用だな!! どおりで勝てないわけだよ!!」



文香「でしたら……私がPさんの欲望の捌け口になれば問題ないかと……」ぷらーん.....


美波「どうしてそうなるんですか! それなら歩くセッ○スといわれている私が!!」ぷらーん....





ありす「対象となってない私は会話に入れません……あと数年……道はまだ長いです……そうだ! うえきちゃん! なんとかなりませんか!」


うえきちゃん「出来なくはないですが、単に老化スピードを上げるだけなので、すぐに寿命がきてしまいますがよろしいですか?」


ありす「……やっぱりいいです」





藍子「だからどうしてセッ○スしてくれないんですか!」


夕美「そうだよ! 普通の女の子だよ! 性欲だってあるんだから!」


P「お前らがアイドルだからだよ!! あと卑猥な単語を連呼するな!!」


文香「セ○クスですか?」


P「そうだよ! だからそれをやめろって言ってるだろ!!」


美波「○ックス!」


P「やめないかっ!!」


美波「待ってください! セックスとは言ってませんよ!!」ドヤァ......


P「あぁそうだな……って言ってんじゃねぇか!!」





ガヤガヤ


  ガヤガヤ



加蓮「……平和だねー」


奈緒「さっきぶっ倒れてたのによく言うよ、まぁ平和っていうかいつも通りの風景だな」


加蓮「うえきちゃんも?」


奈緒「あれは……びっくりしたけどすぐに慣れるだろ」


加蓮「奈緒はさ……今が楽しい?」


奈緒「どうしたんだ? いきなり」


加蓮「どうなのかなーって思って……賑やかなこの場所とみんなが。 どう思ってるの?」


奈緒「……うーん、この日常が当たり前になってきてるから……無くなったら寂しいって思う……かもな」


加蓮「つまり私達やPさんのことも好きってこと?」


奈緒「……あぁそうだよ! 好きだよ! 何か文句あ」

ピー


奈緒「へ?」





加蓮「へー奈緒はPさんのこと大好きなんだ! 録音したから後で皆に聞かせよーっと♪」


奈緒「な! それは加蓮達も含めて好きってことでっ!! そもそもあの変態のどこを好きになれって言うんだよ!」


加蓮「でもこの前アニメの話で盛り上がってたよね?」


奈緒「それは……たまたま意気投合しただけで! 別にそこに好きって要素は!」


加蓮「ふーん、そうなんだー♪」ニヤニヤ


奈緒「にやにやすんな! あと誤解されるから皆に聞かせるのはやめろーっ!!」バタバタ......







加蓮「……なーんて冗談だよ! 録音なんかしてませんでした♪」テヘッ


奈緒「かーれーんー!!」


加蓮「ごめんごめん! 奈緒をからかうの楽しいからさ♪」


奈緒「お前なー……」


加蓮「……でも楽しいからさ……ついつい考えちゃうんだよね」


奈緒「?」











加蓮「……こんな日常がずっと続けばいいのにって」






~宇宙~





ゴゴゴゴゴゴ.............



                    
                    
                                               ,ィ''"" 、

                                              /    l
                                             /     リ
                                            /      /      ,-=''''ヽ
                                           /      /      /   ハ
                                          /      /     /      l      ☆
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                                     / ,ィ''"l         ヽ      /
                           /´`l      /  /  ノ        _     ∨
                          イ  - l    ,ィ l  l  ,ィ´      ,ィ´  l     l            ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ............
                          l  ─ l   ん l l  `'  __     ,イ  ,イ     l
                          ゝ   ノ   l l l l    ´-'    l  ,ィ      l    ☆
                           l  ヽ    W l l          `''´      リ
                           L,_---ゝ   `∀            ,ィ===-、ノ      _
                                    ヽ、         Y ,ィ===-リ     Y `、
                                     ヽ、        l  l l'"`'''リ   ,--ゝ, /
                                       ` 、__   ゝL L_ノ   /   l
                                            ̄ ̄ ̄       / ヽ  /
                                                      l  ,。ィ'
                                                       ̄



                                                                            つづく?




本当におしまい


余談ですが個人的にヘラクレスオオヨロヒグモよりもアメボウズの方がトラウマです

あとこんなSS最後まで読んでくれてありがとう

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