藍子「寒いです・・・」 (15)

キャラ崩壊注意



P「あつっ。この部屋暖房効きすぎじゃないか?」ピッピッ

藍子「ううっ」ブルルッ

P(!!藍子が寒がっている!俺は何て浅はかなんだ!)

P「すまない、藍子。すぐに元の温度に戻すから」

藍子「いえっ、大丈夫です。私はもうすぐレッスンですし、どうぞ、Pさんの過ごしやすい温度で・・・へくちっ」

P(何て健気な!藍子の気遣いを無駄にはできない!だが、このままでは藍子が・・・)

P(そうだ!)

P「よし、待ってろ藍子!すぐに温めてやるからな!」ダッ

藍子(ま、まさか、Pさん!?)ドキッ

P「仮眠室から持ってきた毛布だ!」バサッ

藍子「あ、はい。ありがとうございます」

藍子(ちょっと残念ですが、ふかふかで暖かいです・・・)クルマリ

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P「・・・」ジッ

藍子「?どうしたんですか、Pさん」

P「可愛い!」

藍子「!?」

P「毛布にくるまって頭だけ出してる藍子可愛い!」

藍子「あ、ありがとうございます・・・?」

P「ちょっと写真撮っていい?」

藍子(写真・・・)

藍子「条件があります」

P「なんなりと」

藍子「まずは、Pさんも一緒に写る、ツーショットでお願いします」

P「是非も無し」

藍子「それから、その写真を私にも送ってください」

P「無論」

藍子「最後に、その写真を待ち受けにしてください」

P「願ったり叶ったり」

藍子「では、私の隣に」パサッ

P「え、俺も毛布に入るの?」

藍子「ツーショットですから」

P「いや、同じソファーに座るだけでいいんじゃない?」

藍子「そうですよね・・・こんなドラム缶と揶揄される私と一緒の毛布に入ったりしても、Pさんは何も楽しくないですもんね・・・」

P「お邪魔しま~す」

P(藍子成分が充満してる毛布内。めっちゃいい匂い)

藍子(Pさんと一緒の毛布・・・えへへ)

P「はい、チーズ」パシャ

P「はい。送って待ち受けにしたぞ」

藍子(携帯までPさんを独占です。お揃いの待ち受け・・・親密なツーショット・・・えへへ、えへへ)

P「さぁて満足。休憩はここら辺にしといて・・・」

藍子「待ってください。もう少しゆっくりしていきませんか?」ピトッ

P「・・・いや、流石にこれ以上はスキャンダル的に・・・」

藍子「未央ちゃんと茜ちゃんが言ってたんです。私の側に居たら癒されるって。Pさんは癒されませんか・・・?」

P「癒されるけど、でもな・・・」

藍子「そうですよね。こんな丸太と揶揄される私の体でPさんを癒せる訳ないですもんね。調子に乗ってすいませんでした・・・」

P「俺ここに住む」

藍子「えへへ、Pさんっ」ギュ

P(いや、でも何かヤバくないか?毛布で密閉されてるから、いい匂いの抜け場が無いというか、伝達率100%っていうか)

藍子「Pさんにくっついてると、私も安心します・・・」ギュ

P(藍子抱きついてくるし、邪魔な物もないから密着率が半端ないし、お互いの心臓の音が聞こえる距離だし、超柔らかいし)

P(っていうか俺も抱き着いちゃうし)ギュウッ

藍子「あ・・・Pさんの強いぎゅう・・・好き、です」

P(頭の中が支配される・・・藍子の事しか考えられなくなる・・・)

P(・・・別にいいか。幸せだし)

藍子「Pさん、頭撫でてください・・・」

P「藍子は髪もゆるふわなんだなぁ」ナデナデ

藍子「えへへぇ・・・」スリスリ

P(髪が撫でられる事により新たな芳香を醸す!そしてすりすり攻撃!この時になってようやく俺は真の危険を知った!)

P(理性をゆるふわされる!)

P「あ、藍子?もう十分癒されたから、俺そろそろ・・・」

藍子「出てっちゃダメです!」ギュウッスリスリ

P(さりげなく体位が帯免罪に!?これ以上は本当にまずい!多少強引にでも・・・!)

P「よいしょっ」

藍子「あっ」

P「あっ」

藍子(毛布に引っ張られて・・・)ドテーン

P(しまった・・・毛布の拘束を忘れていた。しかし、咄嗟に手を付く事で藍子を押し潰す事は回避したぞ。だが、この体制は・・・)

未央「おはよー」ガチャッ

茜「ボンバー!」

未央(Pさんがあーちゃんを押し倒してる!?)

茜(しかも下半身が毛布で見えませんよ!?)

未央「失礼しましたァ!」ダッ

茜「ボ、ボボボ、ボンバー!」ダッ

P「ああっ!これは違っ!?」

藍子「あの、Pさん」

P「!?」

藍子「その、私、初めてなので・・・痛くて泣いちゃいそうな時は、ぎゅーとかなでなでとかしてくださいね・・・?」

P「」プッツン

P(これから俺がした事とは全く関係のない話なのだが、例え裸でも毛布の中で二人で密着して何らかの運動をすれば寒くなかった)



=おしまい=

おまけ 亜里沙「寒い・・・」



凛(良い作戦を思い付いた)

凛(暖房のリモコンを隠す→P「寒い」→私が温めて♀あげる→ハッピーエンド)

凛「我ながら完璧・・・さっそくリモコンを隠して、Pさんの机に隠れておこう」ソソクサ




亜里沙「おはようございます・・・あれ」

亜里沙(まだ誰も事務所に来てないのね)

亜里沙(・・・おかげで暖房も点いてないみたい)ブルルッ

亜里沙「えーと、空調のリモコンは・・・」

亜里沙(見当たらない・・・。誰かが無くしてしまったのかしら。どうしましょう)

亜里沙(そうだ。確か、仮眠室に毛布があったはず。それを持って来ましょう)スタスタ

千枝「おはようございます・・・あれ?千枝が一番?」

亜里沙「あら、千枝ちゃんおはよう」

千枝「あ、亜里沙さん。おはようございます。その毛布どうしたんですか?」

亜里沙「空調のリモコンがどこかに行ってしまったみたいでね?仮眠室から毛布を持ってきたの」

千枝「ううっ。確かに寒いですね・・・へくちっ」

亜里沙「あらあら、大丈夫?この毛布を使って?」

千枝「でも、それだと亜里沙さんが・・・」

亜里沙「なら、一緒に使いましょう」ギュッ

千枝「わぁ・・・暖かいです。ありがとうございます」

亜里沙「うふふ。お姉さんだもの」



みりあ「おはよ・・・さむっ!何で暖房点いてないのー・・・?」

千枝「みりあちゃん、おはよう。みりあちゃんも毛布入る?」

みりあ「あっ、毛布だ。みりあも入っていいの?」

亜里沙「お姉さんもウェルカム!」

みりあ「わーい!」ファサ

ありす「私もよろしいでしょうか」

こずえ「こずえも~」

薫「かおるもいーれてっ!」

桃華「わたくしもお願いしますわ」

仁奈「仁奈も仁奈もーっ!」

楓「私も同行しよう」

亜里沙「あらあらあら」ギュウギュウ

薫「あっごめんウサコ。ぶつかっちゃった」コツッ

ウサコ「大丈夫ウサ!兎は寂しいと死んじゃう分、賑やかだと残機が増えるウサ!」

桃華「本当に賑やかですわね」

こずえ「暖かい・・・」

亜里沙(小さい子がいっぱい・・・幼稚園の先生だった頃を思い出すなぁ)

亜里沙「・・・ん?」

毛布にくるまった文香「嗚呼、一人では寒いです。誰か一緒に毛布に入ってくれる方は・・・」チラッチラッ

毛布にくるまった美優「寒いなぁ・・・誰か元気な子に暖めて欲しいなぁ・・・」チラッチラッ

毛布にくるまった美嘉「☆」チラッチラッ

大吟醸「」

ありす「私・・・行ってきます」

仁奈「仁奈も行ってくるでごぜーます!」

亜里沙(園児を見送る気分・・・)

楓「私をもっと暖めてくれる物があそこに・・・」

みりあ「あ、今なら美嘉ちゃんもこっち入れるよ」

美嘉「☆」



P「おはよーございま寒いっ!毛布・・・は、もう三枚も出払ってる・・・あと一枚ぐらいなかったっけ・・・」

凛「私が毛布になるんだよっ!!」ガバーッ

P「うわー!」



=おしまい=

おまけ 留美「寒いわね・・・」



留美(露出高めで寝たフリしてればPくんが襲ってくれるんじゃないか計画を実行中よ)

留美(しかし・・・こうも露出が高いと寒いわね・・・)ブルルッ

P「」ガタッ

留美「!?」

P「」スタスタ

留美(Pくんがこっちに来てる・・・)

P「」ピタッ

留美(私の前で止まった!?こ、これは・・・!)

P「ほいっと」ファサッ

留美「・・・毛布?」パチッ

P「あれ、起こしちゃいましたか」

留美「これは?」

P「留美さんが寝ながら震えていたので、持ってきました。余計なお世話だったですかね?」

留美「・・・いえ、嬉しいわ。ありがとう」

P「それは良かった」

留美「けど」グイッ

P「うわおっ」ポスン

留美「疲れているでしょう?一緒に仮眠しましょう」ファサッ

P「え、いやそれは・・・」

留美「うるさい。期待させたんだから、ちょっとは応えなさい」

P「・・・?はぁ、分かりました」

留美「後この紙に判を押しなさい」

P「ぐぅ」



=おしまい=

藍子と一日中べったりらぶらぶしたい。

ありがとうございました。

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