「>>2の>>3は>>4で>>5」というタイトルでss書く (30)

新しいssを書きたい……が発想が貧弱すぎてアイデアが浮かばないので

他にも何か要望あればどぞ

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「荒唐無稽のTSは天地魔闘の構えで鼻毛真拳する」

始めます

友「そろそろ能力開示じゃん?」

男「あぁ……もうそんな季節か」

友「魔王が倒され約百年!魔力の残滓がもたらす特殊能力!期待せずにはいられないよな」

男「ある意味魔王のおかげかもな、この平和も」

友「かもな。それにしたって、精神が安定するまで能力の内容も使い方も教えないっつーのは、いかがしたもんかね」

男「……ちなみに、能力が選べるとしたら、なにが欲しい?」

友「透視能力」

男「お前みたいなのがいるから能力が制限されんだろーがボケ!」

先生「おーす、HRはじめっぞー」

先生「今週はお前ら念願の能力開示がある。わかっているがと思うが、あまりはしゃぎすぎないように」

先生「能力の無断使用は厳罰。わかってるな?」

先生「よーし、んじゃ今日も頑張ってこー」





男(先生はあー言ってたが、実際皆、能力の話題で持ちきりだ)

男(かくいう俺も、正直興奮している)

女「おーとこくんっ、ナニたそがれてんのよ」

男「おっ、女じゃん。今日は遅刻しなかったんだ」

女「私だって毎日遅刻するわけじゃないわ!……いつもは髪のセットが……」ブツブツ

男「てか、今日もポニテなんだ?前はロングじゃなかったっけ」

女「そ、そういう気分なのよ、今日は」

男「それ、もっと続けてくれよ!俺ポニテ好きだし……眼福眼福!」

女「……知ってるし」ボソ

眼鏡「イヤーお二人さん、朝からお熱いですねぇ」


女「死ね」

眼鏡「あ、あっていきなりそれは……」

女「昨日スカートめくろうとしてた奴に人権はないわ」

男「お前……そんなことしてたのか」

眼鏡「逆に男さんは気にならないんですか?このような眉目麗しゅう乙女がそばにいるのに……そのアヴァロンを!」

眼鏡「パンツ!それは人類の英知!人界の秘宝!神さえも見ることを恐れる禁断の果実!」

眼鏡「乙女のパンツは、我が人生を賭けるに値するのだ!」

男「そんなに見たいなら、俺のを見せてやろうか?」

眼鏡「は?」

男「目がこえぇよ……」ドンビキ


死ぬほど眠い……今日の午後また来ます

===

男「ただいまー」

男母「あら、おかえりなさい」

男「そういや今週、能力開示なんだけどさ」

男「母さんの能力って何?」

男母「あら、もうそんな季節なのね……。母さんのは光系の魔法技術よ」

男「魔法かー、やっぱ「THE・能力」って感じでいいよなぁ」

男母「そうかしら?母さんはやっぱり男の人は身体強化系がいいと思うけど」フンズ

男「そりゃ母さんの趣味の問題でしょ……。魔法技術と、身体強化と……あともう一つは何だっけ?」

男母「血族発現、でしょ」キホンジコウヨ

男「あーそれそれ。血筋の問題だからなぁ、まぁウチには関係ないか」

男母「あら、そうでもないわよ?」


男母「あなた、お父さんの能力知ってる?」

男「そういえば知らない……ってか海外赴任ばっかでまともに話す機会すら少ないし」

男母「お父さんの家系は、代々「竜」の家系なの……お父さんはあまり強く受け継がなかったみたいだけど、弟さんーーー男の叔父にあたる人ねーーーはかなり強い力を貰ったみたい」

男「マジか!ってことは俺も」

男母「期待してもいいんじゃないかしら?能力は遺伝する、っていうものね」

男「おっしゃぁ!」



そして時は過ぎーーー


=能力開示日=

男「」ドキドキ

男(もし「竜」だったら……)

男(少しは男らしさを身につけられるだろうか)

男(もし、もし俺がその能力を制御できるようになれば)

男(俺は、今度こそ女にこくhーーー)

白衣「はい、次の方」

男「ひゃっ、ひゃい!」ビクッ

友「なんだあいつ」



白衣「はい、では服を脱いで背中をこちらに向けて下さい」

男「は、はい」ドキドキ

白衣「では始めます……はっ」ポワー

男(なんだか、背中がムズムズするような……内側から撫でられているような……変な感じだ)

男(でも、もしかしたら、俺も「竜」の能力が……!)

白衣「これは……」

男(何!?その意味深な独り言は何なんだよ!?)

白衣「……」

白衣「……はい、終わりましたよ」

男「な、なんの能力でしょうか」ドキドキ

白衣「男君、だったかな?君、お父さんの能力は何だか知ってるかい?」

男「! 「竜」の家系だと聞いています」

白衣「フム、とするとお母さんのは?」

男「確か……光系の魔法と」

白衣「そうか……」

白衣(だとすると……遺伝、なのか?)

白衣「まぁ、驚かないで聞いてほしいのだがーーー」


友「よう!女ちゃん!どうだった?」

女「私は身体強化、それも「剣技」よ」ハァ

女「どうせなら回復魔法とかが良かったのに……可愛くないわ」

友「いいじゃん、かっこいいじゃんか!ちなみに俺は聖魔法だったぜ」

女「あんたが聖魔法って……何の冗談よ」

眼鏡「友も魔法だったのですねぇ」ヤッホー

友「おっ、お前も開示終わったのか」

眼鏡「ふふ、聞いて驚かないでくださいよ……僕の能力はなんと!魔法と身体強化のハイブリットです!」

女「で?」

眼鏡「でっ、って……少しは驚いて下さいよ」

友「能力名は何だってんだ?」

眼鏡「よくぞ聞いてくれました!その名も『魔眼超光』です!」

友「お、おう……なんか禍々しいな」

眼鏡「それがカッコいいんですよ!迸る光、圧倒的エネルギー!そして破壊力……何をとっても完璧です!」

女「要するに目からビームでしょ」

眼鏡「それ言っちゃだめぇ!」


友「お、男が来たぞ」

眼鏡「男さん、どうでした?」

男「」

女「もしかして……あ、あんまりよくない能力だった?」

友「まあ気になさんな……。なんだ?植物魔法か?それとも土魔法?」

男「絶対笑うなよ」

眼鏡「友達の能力を笑う奴なんていませんよ!」

男「そうか、そうだよな……お前らが友達でよかったぜ」

男「俺の能力はーーー」

女友眼「「「ゴクッ」」」






---魔法少女だ---





今日はここまで
まだまだ続きます


先生「おーし、じゃあはじめっぞー」

先生「お前らは今日が最初の能力演習だったな」

先生「上手く使えるようになるまでそこそこ時間がかかるだろうが、まぁ焦らず頑張ってくれ」

男「……憂鬱だ」

男「あんなに楽しみだった能力演習が、こんなにも屈辱のものとなるとは」

友「よう!魔法少女」

男「ぶち殺すぞクソ魔法使い」

友「いやー、魔法少女って……ダメだ、今思い出しても笑いが」ククク

男「やっぱこいつには言うべきじゃなかった……」

眼鏡「でも実際、魔法少女ってどんな能力なんですかね?」

女「希少能力であることには間違いないわね。学校のデータベースにもほとんど記述がなかったわよ」

友「やっぱアレじゃないか?呪文を唱えて『変身★』!」

眼鏡「いやいや……男くんがそんなことやってたら嘔吐モノですから……」



男(この能力、発現した者が過去の公式記録にないらしく、先生にも詳細がよくわからない能力らしい)

男(魔法少女と言うからには、魔法を使ったりできるのだろうが……)

男(あ、でも最近は肉弾戦もできるのか、魔法少女は)

男(いやまて、そもそも俺男だし……、少女の「し」の字にもかすってないし)

男(やはり、訳の分からない能力なのである)

男「使えない能力、なのか……?」

=後日=

眼鏡「男さん、今日の放課後は暇ですか?」

男「今日?あー、悪い、今日は親父が帰ってくるんで家に居なきゃなんだ」

男(親父にもこの能力のこと、聞いておきたいしな)

眼鏡「あちゃ~、男さん、絶好のチャンスを逃しましたねぇ」

眼鏡「今日はなんと!隣のクラスの美少女ちゃんをお誘いしてるのですよ!」

男「マジ?美少女ちゃんってあんまりこういう付き合いに乗らなそうな気がしてたんだけど」

眼鏡「それがどういう訳か、友さんが連れてきたんですよ……いったいいくら貢いだんですかねぇ」

男(友の評価低すぎないか……?)

眼鏡「まぁ、来れないのでは仕方がありませんね」

眼鏡「我々だけで「楽しんで」きますよ」ニヤリ

間が開いて申し訳ないです

平日に更新してる書き手兄貴達はいつ寝てるんですかね(尊敬)

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