秋山優花里「あんこうチーム崩壊の危機…?」【安価】 (95)

普通二科C組教室

優花里「おはようございます~…あれ?」


優花里(机の中に何か入ってますね…)



(ペラ)


優花里「!?」


優花里(こ、これは本当なんですか…!?)

優花里(まさか、>>2が3なんて!?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505575237


優花里(私が丸山…?どういう事でしょうか…?)


優花里(丸山…と、いうのはおそらくうさぎさんチームの丸山さんですよね)


優花里(聞き上手でチームメイトからの信頼も厚い子です)


優花里(同じ装填手としてたまにお話を…した事は…)

優花里(…私から、一方的に話していただけ…?)




そして、放課後…


沙織「…」

華「…」

みほ「…」

麻子「…」


優花里(あれ、おかしいですね…会話がないなんて…)

優花里「あの…」

沙織「どしたのゆかりん」

優花里「いえ…今日はあまり話をしないので、私が何かしてしまったのかと」

沙織「あー…うん。ゆかりんは悪くないよ」

優花里「?」



華「実は…」

麻子「五十鈴さん、言わない方がいい」

みほ「麻子さん…うん、そうだね」


優花里「な、何があったんですか…?」

みほ「…優花里さん、ごめんなさい!」

優花里「えっ!?」

華「大切なあんこうチームの仲間を…申し訳ありません」

麻子「すまない…私にも責任はある」

沙織「私たちが悪いの!というか悪ノリしちゃった私が悪いの!」

麻子「そうだな」

華「そうですね」

沙織「なんで私にだけ容赦ないの!?」




優花里「…いや、いきなり謝られても意味わかりませんよ」



「それはこういう理由です!」



優花里「その声は…澤さん!」

みほ「ひうっ」



梓「みてくださいウチの丸山を!」

丸山「…」


優花里「なっ…なんで…」


優花里「なんで私そっくりの髪型になってるんです!?」


沙織「…前にゆかりんが風邪で休んだ日があったでしょ?」

優花里「あ、はい」


みほ「その時にね…」



~戦車道中~


梓「え?紗希をあんこうチームに?」

みほ「うん。今日は欠席者も多いし、少し雰囲気を変えてみたいなって」

梓「…確かにうさぎさんチームも半分病欠ですし」

みほ「再来年には私達もいなくなっちゃうんだし、新しい発見があると良いかなって」


沙織「そんな先のことまで考えるなんて…流石だね、みぽりん」

麻子「沙織も叶わない先のことばかり考えてはいけないぞ」

華「まずは彼氏からです」

沙織「てきびしくない!?」

紗希「…」

華「視線の先に何があるんでしょうか…」

麻子「人には知ってはいけない領域がある…」

沙織「大洗7不思議だね」

みほ「あと6つは…?」


華「広報はダメな人でもなれる」

麻子「風紀委員が存在する」

沙織「私に彼氏が出来ない」


みほ(沙織さんに彼氏が出来ないのは女子校だからじゃないかなぁ)


梓「それでは今日もお願いします」

みほ「打てーっ!」



(ドォン!)


華「丸山さん、スピードを上げてください!」

麻子「ドリフトするぞ、装填手準備!」



紗希「…」



梓「うーん、紗希の調子悪い、ですかね?」

麻子「冷静に考えたらドリフトして装填できる秋山さんがおかしいんじゃないか」


紗希「…」

華「こころなしか、しょんぼりしているようにも見えます」

沙織「上級生に囲まれたら緊張しちゃうもんね」

みほ「確か…」



沙織「…そうだ!」

沙織「ジャーン!出来たよ!」

紗希「…」



みほ「えええ!?」

華「だ、大丈夫なんですか!?」

麻子「秋山さんそっくりの髪型に…」


梓「ちょっと待ってください!」

沙織「わわっ!」



梓「これじゃあ雨の日、大変なことになるじゃないですか!」

沙織「心配するところそこ!?」



紗希「…かわいい」

みほ「えっ?」

梓「えっ、気に入ったの?」



麻子「まさか沙織の策が上手くいくのか…?ありえない…沙織に彼氏が出来るくらいありえない」

沙織「だから朝5時にラインしちゃってゴメンって!」

みほ「前方に敵車両発見!」

華「丸山さん!」


(スッ)


みほ「打てーっ!」




麻子「いくぞ、あんこうチーム奥義、戦車ドリフト!」


(スッ)


(ドォン!)



梓「いやぁ、流石は武部先輩です。紗希がイキイキしてますよ!」

沙織「えっ、そうなの?」


紗希「…いい」



華(…かわいいです)

麻子(秋山さんより静かだったな)

みほ(1年生で優花里さんと同じくらいなら…もっと凄くなるかも)

沙織(女子力を鍛えあげればゆかりんのシェアが…?)

~回想終わり~


梓「…と、言うことなんです」

優花里「あの、何処からツッこめばいいんでしょうか?」

みほ「えっ?」


優花里「まず、どうやって私の髪型にしたんです?」

沙織「雑誌に『あの秋山優花里になれる!簡単ヘアメイク!』ってあったからそれ使ったよ」

優花里「!?」


優花里「え、えーと…それでなんで今日も私の髪型なんですか?」

梓「気に入ったみたいです」

優花里「…」

梓「おかげで紗希は絶好調、私達うさぎさんチームは来年あんこうチームに肩を並べるくらい、とまで評されるようになりました」




優花里「…それで、最後になんであんなギスギスしてたんです?」

麻子「まあ、アレだ…」

華「昨日、最近の丸山さんの話をしていて」

沙織「ゆかりんよりかわいい、とか思っちゃって…」

みほ「チームメイト、ううん友達失格だよ…」



麻子「…そして、私は寝ぼけた沙織から朝5時にラインが来て」

華「それに気を取られた私は朝食を食べ損ね」

みほ「ボコミュージアムは台風の被害しばらくお休みになったよ」


沙織「本当ゴメンなさい」

優花里(最後は関係ないんじゃ…)



優花里「…けど、そこまで私の事を考えて貰えてるだけでも私は嬉しいですよ」

みほ「優花里さん…」





麻子(やはり秋山さんは天使だった)


秋山優花里編 完

ー操縦席ー

麻子(秋山さんは優しすぎるな…沙織くらいグイグイいっても良いんじゃないか?)

みほ「それでは行きましょう!」



麻子(…?なんだ?ハンドルに何か挟まってる…?)

麻子「ちょっと待ってくれ、西住さん」


麻子(大したものじゃないかも知れないが、チェックはしておくか)



麻子(な、なに!?>>15>>17だと!?)

あと三分でこの場所

ローションまみれになる

麻子「西住さん、これを」

みほ「?…えっ?」

沙織「どうしたのみぽりん…えっ」



麻子「…どうする?あと2分しかないぞ?」

優花里「脱出しかありません!」

華「待ってください秋山さん!」

優花里「!?」



華「私はローションまみれの冷泉さんがみたいです!」(ただのイタズラかも知れません!)

麻子「おい」

沙織「ローションって化粧水でしょ?誰かのサービスかも」

優花里「何処の世界に戦車の運転席にローショントラップつける人いるんですか!? 」


みほ「あっ、あと10秒しかない」

優花里「西住殿おおおおお!?」



安価下2
ローションまみれになるのは運転席のみ?それとも戦車内全て?

華「秋山さん!」

優花里「五十鈴殿? ハッ!」


装填手と砲手 いわば戦車内で最もコンビネーションが重視されるポジションである

長年(大嘘)あんこうチームとして戦って来た2人は目を見るだけで全てを理解した


(秋山さんは ローションまみれになった西住さんをお願いします)

(私は、あの2人にやりたい放題します)



みほ「ちなみに開かないみたい…脱出は無理…だね…」

沙織「あっ、でも書いてあるのはこの場所だから運転席だけじゃ…」


(ブシャー!)

先に言っておこう このローションは武部さんがイメージしていた生やさしいものじゃない

みんながイメージしてる、ヌルヌルしたあれだ

あと、何故かネバネバもしていたんだ



みほ「な、なにこれっ!?」///

優花里「西住殿!最高だぜえええ!」



華「冷泉さんが!ローションまみれに!」

沙織「私もだよ!メガネが!私の個性1号が!」

麻子「個性1号!? その割に良くコンタクトにしてるだろ!?」



華「西住さん、空きそうですか?」

みほ「んっ…うん。大丈夫…」


(つるっ)

みほ「あっ」

優花里「危ない!」

(ダキッ)


みほ「わっ…ありがとう、優花里さん」

優花里「いえ、西住殿の為ならこれくらい軽いものです!」


(ヌルっ)

優花里「あっ」



華「さあ、ウェルカムです!」

沙織「何言ってるの!?」


(ツルッ)

華「あら?」

沙織「えっ」

麻子「ちょっ…」




(ゴチーン!)


「「あああああああああ!」」




ミカ「『戦車道』と『ローション』…一見交わるように見えない2つも…意味はあるのさ」


ミカ「本来なら並ばない『西住流』と『島田流』が並ぶようにね」?犯人




そのあとミカはカンテレを真っ二つに割られました

ちなみにお肌はみんなツルツルになったみたいです


冷泉麻子編 完

みほ「ローションまみれになっちゃったから制服が1着しかない…」

優花里「それは…どうしましょう?」

麻子「秋山さんの予備はないのか?」

優花里「私もローションまみれになりましたからね…何着も持つ人いませんし…」


華「生徒会や風紀委員に掛け合って、しばらく私服で登校させて貰うしか無さそうですね」

沙織「みぽりんは制服少ないだろうしね…」


みほ「…あれ?コンビニのレシートに何かついてる」


みほ「…えっ!?>>25>>27なんですか!?」

期間限定クリスタルぼこ

売り切れ間近

みほ「期間限定クリスタルボコ…!?」

優花里「レアものじゃないですか!」

沙織(ボコボコにされて砕け散りそう)

みほ「あまりに脆いために、ボコ道でも邪道とされていたのに…」

華「邪道?」

麻子「ボコはボコられてこそボコだ。だがクリスタルならばボコられる前に一撃で砕け散る…と言うことなのだろう」

華「なるほど…」

みほ「流石はボコ道師範代」

麻子「!?」


みほ「だからこそ、私が保護しないと…!」

優花里「あ、でも売り切れ間近みたいですよ。>>30に行けば売ってるみたいですね >>32しても手に入るみたいですが」

プラウダ

のんなに土下座

優花里「プラウダにまだ在庫があるみたいですね」

みほ「プラウダに…!」

華「移動手段が…」


「「…」」

優花里「…あっ、もう1つ方法があるらしいですよ!」

みほ「本当!?」

優花里「ノンナさんに土下座…ってこれもプラウダ行かないとダメじゃないじゃないですか!」

麻子「しかも土下座って…」

沙織「酷いよね! みぽりん、ここは諦めて…」



みほ「…いいえ、西住流に後退の二文字は多分ありません」

優花里「多分!?」

華「ですが、移動手段は…」

みほ「大丈夫です。 泳いでいきます」

優花里「流石に無茶ですよ!?」

沙織「無茶というか無謀でしょ!?」

みほ「でも、こうしてる間にも世界中のクリスタルボコが砕け散ってるのに…!」

沙織「世界中!?」


麻子「…移動手段ならある」

華「!?」


麻子「>>36>>37を使う…!」

武空術

天狗の抜け穴

華「なるほど…たしかに西住さんは体力に自信がありますし、多少遠いプラウダに行くことも可能ですね…!」

沙織「なんで舞空術使えること前提なの!?」



優花里「あと、天狗の抜け穴と言うのは?」

麻子「キテレツ大百科の道具だ」

優花里「キテレツ大百科…?」

華「ドラえもんのどこでもドアみたいなモノですね」




みほ「…天狗の抜け穴はあっちにもテープを貼らないと行けないんだよね」

麻子「大丈夫だ。すでにカチューシャの自室に貼ってもらっている」

優花里「自室!?」




みほ「…安価下2です」

1.ドギャドキャ作戦(舞空術)
2.ペタペタ作戦(天狗の抜け穴)


みほ「麻子さんに迷惑をかけるわけにはいきません。舞空術を使いましょう」

麻子「すまない西住さん」

みほ「いえ、いいんです」


沙織「ちょっと待って!みぽりんはまだしも私たちは使えないよ!?」

みほ「大丈夫です。これを使います」



華「丸太…?」



優花里「よし、でかした!」

麻子「すげぇ! 流石はみほァ!」

沙織「2人がおかしくなっちゃった!?」


みほ「私が丸太を投げるので、みんなそれに飛び乗ってください」


優花里「了解しました!」

華「はい!」

麻子「お願いする」


沙織「あれ…おかしいなぁ…私の知ってるあんこうチームじゃない…?」

秋田県プラウダ校


みほ「ついたね」

優花里「それでは早速いきましょう!」

華「どこですかね?」

麻子「聞いてみたほうが早い」

沙織「」




優花里「西住殿ー!こっちみたいです!」

みほ「本当!?買い占めないと!」



「いらっしゃいませー…あ」

みほ「あ、あなたは>>43さん!?」


生徒会長

杏「いらっしゃいませー」

みほ「会長!?」

優花里「何故ここに!?」


杏「実はね」



麻子「プラウダに拉致され、洗脳」

華「そして内心あんこうチームに劣等感を覚えてしまった自分を消すためにあえてプラウダの策に乗る…」

優花里「あんこうチームとの悲しい戦いののち、和解しますが…」

みほ「ノンナさんに頭を撃ち抜かれるんですね…」

優花里「許しまじプラウダ…!」



杏「ちょっと待って。勝手に辺な話を作らないでよ。そういう強引さは私の武器でしょ」

みほ「でも、なんでプラウダに?」

杏「実はね」

ー回想ー

杏「プラウダ限定のクリスタルボコがあるみたいだから大洗用に2つキープしてくれる?」

ノンナ「いいですよ」(2つ?)

クラーラ「じゃあ2つ分外しますね」

杏「あ、今日取りに行くよ。天狗の抜け穴使って」

ノンナ「わかりました。どの辺りに貼っておけばいいでしょうか?」

杏「変なところじゃなければどこでもいいよ」




杏「ありがとねー…あれ? 天狗の抜け穴が使えない」

クラーラ「向こう側で外れてしまったとか?」

杏「あー、河嶋が今日掃除するって言ってたかも」

ノンナ「どうします?」

杏「せっかくだし売り子手伝うよ。あの子はやらないみたいだし」

ー回想終わりー

杏「と、言うことなんだよ」

麻子「なるほど」

優花里「災難でしたね~」

華「帰りは丸太に一緒に乗りましょう」

杏「よし、でかした!」



杏「てなわけで、はい。西住ちゃん」

みほ「わぁ~クリスタルボコだぁ~!」



杏「…あれ、武部ちゃんは今日はいないの?」

沙織「」


麻子「丸太で気絶しちゃって」


杏「ま、2個キープした甲斐があったよ」

みほ「へ?」


杏「私の分。お揃いだね」

みほ「か、会長!」///



優花里「許すまじプラウダ…!」


西住みほ編 完

華「最近いろいろな事があって刺激的ですね」

華「あんこうチームの結束も更に強くなってる気がします」

華「ただ、沙織さんが疲れてます」


華「あら?机の上に何か…」


(ピラ)


華「!」

華「そんな…>>48さんが>>50なんですか!?」

もんざ

ボコアンチ

華「左衛門佐さんが、ボコアンチ…!?」

華「これはゆゆしき事態なのでは…?」



華(みほさんがボコ狂信者な以上、判明すれば大洗の戦車道は崩壊は間違いありません…!)


華(ど、どうしましょう!?ローションまみれが生易しく感じる程の危機です!)


華「こ、ここは>>53さんに相談しましょう!」

ありす

華「ここはボコキチ三銃士の1人、島田さんに連絡です!」




愛里寿『はい島田です…』

華『夜分遅くにすいません。大洗の五十鈴です』

愛里寿『あ、どうも…』



華『実は、ご相談したい事が…』

愛里寿『そういう話は苦手なので…』

華『いえ、ボコの話なんです』

愛里寿『詳しく聞かせてください』




愛里寿『それはボコアンチが悪いと思う』

華『やはりそうでしたか…』

愛里寿『…けれどもう1つ作戦がある』

華『!』



愛里寿『>>56>>58とする事』

そいつの目に映るものすべて

ボコにする

華『…えっ?』

愛里寿『確かにボコは見方によっては怖く見える。包帯とか巻いてるし』

華『そうですね』

愛里寿『けれど、見た目で人(?)を判断するのは良くないと思う』

愛里寿『だからね、全てボコにすれば良いんだよ』


華『す、全て…』


愛里寿『大洗は強いチーム。だからこそボコの魅力が分かってもらえると思う』

華『は、はぁ…』



愛里寿『もしダメならみほさんに話してみるといいよ』

華『え、え~…』


愛里寿『それじゃあ頑張ってね』


(ガチャ)


華「全てを…ボコに…」

翌日…


みほ「それでは今日はここまでとします。明日はお休みですので今日の模擬戦のレポートをお願いします」


桃「それでは解散!」



梓「桃ちゃん先輩って『解散!』しか言わないよねー」

桂利奈「西住先輩のセリフいったら何回も噛みそうだし仕方ないよ」




桃「…ぐすん」

杏「仕方ないよ」

柚子「事実だもん」





華(練習後…!ここがチャンスです!)


華「あの、左衛門佐さん、少し良いですか?」

清美「ん?どうしたんだ?」

華「少し重要なお話が…よろしいでしょうか?」

清美「いいけど…そんな話を私に?」

華「はい。大洗の運命を左右する程です」

清美「えっ」

清美「…それで、どういう話?」

華「はい…」


華(よくよく考えたら、あの紙の真偽を確かめないといけませんね…)


華「…率直にいいます。左衛門佐さんは、ボコアンチなんですか?」

清美「ボコ…ああ、あの西住隊長が好きな不気味なぬいぐるみ」

華「はい。もし、苦手ならば…苦手ならば…」



清美「…ボコは、>>62と思っているよ」

滅ぼすべき

清美「ボコは、滅ぼすべきだ」

華「何故…何故そこまで!?」

華「見た目は不気味ですしいつも負けていますし、無駄にバリエーションがありますが、悪い人(?)ではない人です!」


清美「…私は源氏なら、ボコは平家だ」

華「えっ?」



清美「遡る事1000年…」

華「えっ?」



ー壇ノ浦の戦いー


清美の先祖「さあ、平家よ。もう戦いは終わりだ。自ら戦う意思を持つものこそが世界を変えるのだ!」

ボコの先祖「ハッ…世界を変える、だと?バカらしいぜ!」


ボコの先祖「いつか、お前達をやーってやるぜやーってやるぜ!」


(ドボォン!)

清美「なっ…入水自殺!?」



ー回想終わりー


華「…えっ?」

華「…今の話は本当なんですか?」

清美「本当だ。大マジだ」

華「それは…」



清美「一体何を理由に復活したかは分からない…が、西住隊長に近づいた事と、私が戦車道を始めた事。無関係とは思えないんだ」

華「…あの、想像以上にシリアスな話で私、困惑しているんですが」



清美「だが、ボコは日本の…いや、世界の歴史にまるで栞の用に挟まってくる」

華「えっ?」

清美「世界で、何かが変わる、その時にボコは生まれるのだ…」

華「そ、そんなっ…」



清美「なーんて、冗談だ」

華「えっ?」

清美「いや、五十鈴さんが余りに難しい顔をしていたからね。ゴメン」

華「も、もう!信じてしまいましたよ!」


清美「流石にボコが産まれるは盛りすぎたかなー」

華「…えっ?」

華「…これ、私が用意したボコメガネです」

清美「えっ」

華「…」


(スッ)


清美「」


(バタッ)



清美「やーってやるぜやーってやるぜ…」

華「!?」

翌日…

清美「やーってやるぜやーってやるぜ…」

華「左衛門佐さん…」

(スッ)


清美「だいじょうぶだ おれは しょうきに もどった!」

華「それ、戻ってないじゃないですか!?」


清美「…和解すべきなのかもしれないね」

華「え?」



清美「歴史というのは積み重なってきたレンガのようなモノだ」



清美「過去を知ることは楽しい。だからこそ、それを活かしてもっといいレンガを作ってあげる。それが、今を、未来を生きる私達の使命なんだと思うよ」

華「…そうですね。私も、過去に縛られていた1人ですから」

清美「そういえばそうだね。…過去、歴史は素晴らしいものだ。時に未来への足かせになろうとも」

華「左衛門佐さん…」

清美「だからこそ、新しい可能性、西住隊長みたいな可能性に人は惹かれるんだろうね」

華「…はい!」

ー五十鈴華編 完ー

清美「…まあ、ボコはまだ苦手だけど」

華「アンチでなければだいじょうぶですよ」

沙織「はー、今日は疲れちゃった」

沙織「レポートも書いちゃったし今日はもう寝ーよう」


(パチッ)


沙織「zzz…」



ー夢の中ー


神「沙織よ…お主に彼氏ができないのは>>69>>71しているためだ 」

沙織「えっ!?嘘っ!?」

神「マジっす」


お胸

沙織「隠してる!?何を!?」

神「その身長でそのおっぱいはズルい」

沙織「ズルい!?」


神「おっぱいおっぱいさおりんおっぱい!」

沙織「何言ってるの神様!?」



神2「おっぱいおっぱい優花里おっぱい」

神3「おっぱいおっぱい華さんおっぱい!」

神4「おっないおっない麻子ちゃんおっない…」

神5「おっぱいおっぱいみぽりんおっぱい!」


沙織「うっ、うわああああああ!」



(ガバッ!)


沙織「夢…っていうかなんて夢見てんのやだもー…」


沙織「…アレ?メモ?」


神『あなたが隠しているのはおっぱいですか?』

神『ご注文はおっぱいですか?』


沙織「」

沙織(お胸を隠しているから彼氏ができない…?)

沙織(最近、私疲れてるのかな…)


沙織(それとも丸山ちゃんをゆかりんの髪型にしたのがいけなかったのかな…)

沙織(ううう…)


麻子「だ、大丈夫なのか?」

華「沙織さん、お疲れなら保健室に行きますか?」

優花里「無理はしない方がいいですよ」

みほ「…もしかして、何か悩み事でも?」


沙織「…実は…」

麻子「病院行くか」

華「脳ですか?精神ですか?」

優花里「両方じゃないですかね」


沙織「酷いよみんな!」

麻子「お前いきなり>>72を聞かされる身になってみろ!」

華「胸を隠すのは当然ですし」

優花里「それって下手すると一生彼氏出来ないってお告げじゃ…」

沙織「」




みほ「やっぱり…」

優花里「西住殿?」


みほ「沙織さんにも、神様が降りてきたんだね」

沙織「へっ?」

華「どういうことですか?」

みほ「実は、私も話に聞いたことがあるだけなんだけど」


みほ「戦車道の神様が、お告げをしてくれるの」

麻子「な、何言ってるんだ」

優花里「西住殿がそう言うのであれば信じますが…」



みほ「けどね、それにはある条件があるの」

沙織「条件?」


みほ「メンバー全員に固い絆がある事。そして全員高い実力を持つ事」



麻子「…なるほど。100発100中の五十鈴さんに」

華「ドリフト中にも装填できる秋山さん」

優花里「西住殿は言わずもがな」

みほ「みんなをいつも大切にしてくれる、通信士の沙織さんに」

沙織「天賦の才を持つ麻子…ってわけなの?」

みほ「だから、それは間違いじゃないよ」

沙織「みぽりん…!」



麻子「それじゃあ、胸元開けるか」

沙織「えっ」

華「神様のお告げが真実なら、その格好では彼氏は出来ません」

優花里「ちょっと着崩す感じですかね? …このスタイルズルくないですか~?」

麻子「身長は下から2番目なのに、胸は上から2番目…」

華「大丈夫です。私はそれくらいも好きですよ」


沙織「や、やめてー!」




こうして 胸元を少し開けた沙織

そど子とかに注意もされたが やり過ごした



その結果…!

>>77になった!

痴女

沙織「暑い暑い暑いー!」

(ヌギッ)

華「まあまあはしたないですよ」ハァハァ

優花里「結局のところ彼氏出来ないんですね…」

麻子「神様は信用できない。…おっないってなんだよ」

みほ「ううん…おかしいなぁ」



華「…1番の問題は、同年代の男性がいない事ですね」

優花里「西住殿か五十鈴殿に男装してもらいます?」

麻子「根本的なも解決になってないぞ…」




みほ「…もしかして、私の協力が必要なのかも」

沙織「へ?」




みほ「この前言ったけど、沙織さん『も』って…」

沙織「…あっ!そうなの?」


みほ「うん。私も沙織さんが彼氏を作る為には>>79が必要だってお告げがあったの」

沙織「先に言ってよ!?」

みほ「お金が必要だって」

沙織「なんで!?」


麻子「…西住さん。1つ聞いていいか?」

みほ「あ、うん。いいよ」


麻子「…2人だけか?降りてくるの」

優花里「私たちもあるんでしょうか?」

華「沙織さんの力になれるのなら…」



みほ「…わかんない。と言うよりこの話自体が眉唾もの、お姉ちゃんもお母さんも経験はないみたい」



麻子「…よし、やるか」

優花里「ですね。1人だけ彼氏が出来るのは寂しいですが…」

華「沙織さんの夢ですもの…このチャンスを逃すと一生独身です…!」


沙織「みんな…あと華酷い」


麻子のお告げ>>81
優花里のお告げ>>82
華のお告げ>>83

暴力も必要

じゃあついでにSEXも

ぶっちゃけ彼氏はできない(無慈悲)

KBSで草


沙織「…」


麻子「あの、見た目的にも暴力ヒロインもありかなって思いました」

優花里「その、せっ、せっ…SEXしろ、との…」///


華「諦めろって言われました」


沙織「…みぽりんのバカーっ!」



(ダッ!)

みほ「沙織さーん!?」

沙織「はぁ…」


沙織「酷いよ、神様…」


沙織「彼氏を諦めろなんて…」


沙織「うう、どうせみぽりんと華は許嫁がいて、麻子はロリコンに捕まって、ゆかりんは一生みぽりんを追いかけ続けるんだ…」



沙織「私は(36)くらいになって1年生の子にもゼクシィ武部とか言われるんだ…うぅ…」




みほ「沙織さん…」

優花里「地味に私も結婚できないって言われてません?」

麻子「だが、本当にどうするんだ? 実際私が沙織の立場でもかなりショック受けるぞ」

華「私も乱射してたかも知れません」




みほ「…ん?彼氏ができない? お金…胸…隠す…あっ」

みほ「けど、暴力と、せ、せっ…けほっ…うーん?」



優花里「どうかしました?」


みほ「分かったよ!沙織さんが救われる道が!」



沙織「本日はお日柄もよく…」


沙織(みぽりーん、これ大丈夫なのー…?)




麻子「うまくいきそうか?」

優花里「わかりませんね。しかし…彼氏が出来ないならそこを飛ばせばいい。流石です西住殿」

華「お見合いなら、彼氏を作るポイントにはなりませんしね」



みほ「けど、残りの言葉が気になるなぁ…」




相手男「大洗といいますと、戦車道で活躍したところですね」

沙織「は、はい。通信士をやらせてもらって」


男「いえ、戦車道など野蛮な事は即刻やめてもらいたい」


優花里「は?」

華「…」

みほ「…」

麻子「ロクでもない男だな」

男「日本の女性たるもの夫の三歩後ろを歩くものです」


華「…」


男「荒々しい戦車道など論外です」


麻子「…」


男「最近西住流だの島田流など持て囃されていますが、ロクなものではないです」

みほ「…」


男「女が戦車道ショップに行くなど…ありえません」


優花里「…」


沙織「…」



(パシィ!)

男「!?」

みほ「!?」

沙織「さっきから話を聞いていれば…なんなの!?」

沙織「戦車道は確かに戦争じゃない!けど、みんな一生懸命やってるの! 私みたいに彼氏が欲しいから始めた、みたいな軽い子たちだけじゃない!」


沙織「大切なものを取り戻すために戦った子たちもいた! 大切な人たちを守るために戦った人たちもいた!」


沙織「確かにあなたの言うことには一理あるのかも知れない!けど、全否定しなくても良いじゃない!」

男「それは…」

沙織「もう会うこともないよ!サヨナラ!」



沙織「…ついでにもう一発」


(パシィ)

男「グフォ!?」

翌日…

沙織「…はぁ~」

優花里「武部殿…本当にあれで良かったんですか?」

沙織「あー、やっぱり後悔してる」

麻子「選ぶのは沙織だ。…覚悟はしている」


沙織「やっぱり昨日の晩御飯はカレーにすべきだったかなぁ」

華「…え?お見合いではなく?」



沙織「え?そりゃあんなの断るよ?だって、みんなの思いをバカにされたんだよ!? むしろビンタ2発で済んで良かったよ!」

優花里「私なら戦車の的にしてますね」

華「人間は食べても美味しくないですからね…」

麻子「沙織…」

みほ「…」

沙織「あ、みぽりん!…どうしたの?暗い顔して」

みほ「ごめんなさい。私がお見合いを進めたから…」

沙織「え?みぽりんは悪くないよ。悪いのはあっちの男でしょ」

優花里「そうですそうです!」



みほ「みんなぁ…」

麻子「しかし、これでまた彼氏が遠のいたな」

華「大丈夫です。私が男装すれば…」

優花里「流石にそのスタイルで男装は厳しくないですかー?」




沙織(ああ、やだもー)


沙織(彼氏なんかより、みんなといたい)


沙織(こんな楽しい時間、他に割けないよ)



ー武部沙織編 完ー

おまけ

みほ「あれ?校門の辺りにいるのは…」

麻子「ゲッ」


男「…」



優花里「とりあえず打ってみます?」

華「そうですね」


沙織「…話を聞いてみるよ」



優花里「大丈夫ですかね…」

華「恨みで乱暴とかされてしまったら…」

麻子「私たちはか弱い女子高生だ。 戦力を整えて…」

みほ「あれ?帰ってきた」



沙織「ただいまー」

優花里「な、何か変なことされませんでした!?」

華「とりあえず半身不随になってもらいましょうか?」

麻子「海に落とすなら今だぞ?」

沙織「怖いよ!?」

沙織「うん。なんでもあの後ちゃんと戦車道のことを勉強したんだって」

優花里「ふむふむと」

沙織「それで、自分が間違ってたことが分かって謝りにきたんだって」

麻子「ほぉー…」


沙織「で、私のビンタが効いた。またビンタして欲しい、って…やだもー!」

華「…え?ちょっと待ってください!?」


沙織「うん、お付き合い、まではいかなくてもお友達として過ごしたいって」

みほ「ええっ!?」

沙織「あ、もちろん戦車道優先でいいけど、お話とかしたいんだって!」


華「」


麻子「…もしかしたら初めてじゃないか?」

優花里「何がです?」

麻子「ガルパンが始まって5年…初めて沙織に彼氏ができた」

優花里「…いや、流石にそれは…」


みほ「良かった…」

沙織「…結局、神様のお告げ合ってたんだね」

みほ「うん」



華「次は私に来て欲しいですね」

麻子「神様は信じないが、これなら信じてもいいかもな」

優花里「私もまたみたいです!」


おまけ 完

崩壊しないじゃないか!(忿怒)

以上です

やはりあんこうチームは女神の集まり

沙織は女神

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