男「外に出るのは危険だな、戦士を雇うか」 (16)
男「と、言っても小さい農業を営んでるだけで稼ぎは少ないし…どうしたもんか…」
男「とにかく酒屋に行ってみよう、雇い主を探してる戦士の1人や2人いるだろう」
ー酒場ー
男「あのぅ」
男騎士「ん?なんだ?」
男「戦士を探しているのですが」
男戦士「あん?なんだ俺を雇いたいのか?なら1000Gだな」
男「1000Gか…」
男「600Gしかないな」
男戦士「はぁ?それならこの話はなしだ、シッシッ」
男「やっぱこんな金額じゃ無理かな」
エルフ女戦士「おい貴様」
男「あ、はい」
エルフ女戦士「貴様、騎士を探しているのであろう?」
男「まぁ、はい」
エルフ女戦士「ならば私はどうだ?武器の扱いは超一流!それに美人!」
男「は、はぁ…」
男魔法使い「そいつはやめといた方がいいよ」
男「え?」
男魔法使い「ここにもう1年はいるが雇われた回数0、それに実力もない」
エルフ女騎士「うっ、うるさいぞ!男魔法使い!」
男戦士「だっておめぇこの前酒場で暴れてた酔っ払い老人にもビビってただろうが」
エルフ女戦士「あっ、あれは不意打ちというか…なんというか…」
男魔法使い「酔っ払いが暴れ出して真っ先にトイレに行ったもんな」
エルフ女戦士「ちっ!ちがっ!」
男「……」ジー
エルフ女戦士「うぅ…グスン」
男(可哀想になってきた…)
ネタ切れ
エルフ女戦士「あ、アイツらの言うことは冗談だぞ!?確かに雇われた経験はないが…野生動物で戦闘はしている!」
男戦士「野生動物ってウサギじゃねぇか」
男魔法使い「しかもそのウサギも可哀想だって殺さないよね」
エルフ女戦士「ぅ…うぅっ…」グスッ
男「あ、あのー…」
男戦士「マジで顔はいいんだし水商売の方がいいって言ってるんだが…なんで戦士に拘るかねぇ」
男「雇います」
男戦士「え?」
男魔法使い「え?」
エルフ女戦士「へ?」グス
エルフで48歳って人間でいうと12歳ぐらいだぞ
>>13
喜んでいいのか分からんな
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